JPH05246684A - 起重機における吊りワイヤ−垂設用ガイド - Google Patents

起重機における吊りワイヤ−垂設用ガイド

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JPH05246684A
JPH05246684A JP8645192A JP8645192A JPH05246684A JP H05246684 A JPH05246684 A JP H05246684A JP 8645192 A JP8645192 A JP 8645192A JP 8645192 A JP8645192 A JP 8645192A JP H05246684 A JPH05246684 A JP H05246684A
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Kunihiko Yamamoto
国彦 山本
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーソンの形状に適合した形状に現場で組み
立てることができて、制作日数が少なく、制作費用を低
減でき、吊り上げ吊り下げ時に、安全に作業を行うこと
ができる起重機における吊りワイヤー垂設用ガイドを提
供する。 【構成】 起重機1のクレーン腕2から略垂下される複
数本の吊りワイヤー3でケーソン4等の被吊り材を吊り
上げ吊り下げするときに、このケーソン4等の被吊り材
の上方に配されて、このケーソン4等の被吊り材から吊
りワイヤー3を垂直向きに吊設して、このケーソン4等
の被吊り材における吊り部分の破損を防止する吊りワイ
ヤー垂設用ガイド6であって、上下に貫通する複数個の
ワイヤー挿入ガイド孔71が設けられた複数のガイド板
材7からなるガイド板ユニット7Aで構成され、これら
の複数のガイド板材7をケーソン4等の被吊り材の形状
に合わせて適宜な形状に組み付け構成してなるものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は起重機における吊りワ
イヤー垂設用ガイドに係り、その目的は起重機のクレー
ン腕から略垂下される複数本の吊りワイヤーでケーソ
ン、側溝、鋳造品、共同溝などの地上、海上で被吊り材
を吊り上げ吊り下げするときに、この被吊り材の上方に
配されて、この被吊り材から前記吊りワイヤーを垂直向
きに吊設して、この被吊り材における吊り箇所の破損を
防止する吊りワイヤー垂設用ガイドの提供にある。
【0002】
【従来の技術】一般に、海上で起重機によって、架橋の
基礎等となるケーソンを吊り上げ吊り下げするには、例
えば、図11に示すようにして行っていた。これは、起
重機1のクレーン腕2から略垂下された吊りワイヤー3
の下端に、ケーソン4の上端面より突設した状態で埋設
された吊り具5の上端のリング部51を連結して、この
吊りワイヤー3を上げ下げすることによって、このケー
ソン4を吊り上げ吊り下げしていた。ところが、このケ
ーソン4を直接吊りワイヤー3で吊り上げ吊り下げする
と、このケーソン4に埋設されて突設された吊り具5か
ら吊りワイヤー3が斜め向きに張設されることとなる。
【0003】このように、吊りワイヤー3が斜め向きに
張設されると、ケーソン4における吊り具5が埋設され
ている箇所がケーソン4の重量で破損することがあっ
た。そこで、このケーソン4の破損を防止するために、
このケーソン4の上方に吊りワイヤー3をケーソン4の
吊り具5から垂直向きに吊設するために吊りワイヤー垂
設用ガイド6Aを水平向きに配して、ケーソン4の吊り
具5から垂直向きに吊り力が作用するようにしている。
従来のこの種の吊りワイヤー垂設用ガイド6Aは、複数
の開孔部61が設けられていて、その外側縁や開孔縁に
U字形のワイヤーガイド受け部62が設けられていて、
このU字形のワイヤーガイド受け部62で前記した吊り
ワイヤー3を受けるようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来のワイヤー垂設用ガイド6Aにおいては、次に説明す
る問題があった。すなわち、ケーソン4の形状は、用途
によって多種類のものがあるが、この従来のワイヤー垂
設用ガイド6Aは、一度制作してしまうと、形状が限定
されてしまうので、このような多種類のケーソン4に対
応することができなかった。また、ケーソン4の形状に
よって、ワイヤー垂設用ガイド6Aを設計制作するに
は、ケーソン4が置かれている海岸端等の現場で、この
ワイヤー垂設用ガイド6Aを設計して、一端工場へこの
制作図面を持ち帰って制作した後に、このワイヤー垂設
用ガイド6Aを工場から海岸端等の現場まで運搬してか
ら使用していた。このために、制作に日数が多くかか
り、また、制作費用も大きいものとなっていた。しか
も、海岸端等の現場に置かれているケーソン4の各形状
に合った形状のワイヤー垂設用ガイド6Aを用意しなく
てはならないために、準備用設置場所を大きく必要とす
るといった問題があった。
【0005】更に、前記した従来のワイヤー垂設用ガイ
ド6Aは、吊りワイヤー3を受けるワイヤーガイド受け
部62がU字形のものであるために、吊りワイヤー3に
受け方向と逆の方向に力が働くと、この吊りワイヤー3
がこのワイヤーガイド受け部62から外れてしまう虞が
あるといった問題があった。しかも、ワイヤー垂設用ガ
イド6Aにおけるこのワイヤーガイド受け部62の配設
箇所は固定されているために、吊りワイヤー3の垂設位
置が違うと、このワイヤーガイド受け部62では、吊り
ワイヤー3を受けることができず、もし、受けたとして
も、このワイヤーガイド受け部62からケーソン4の吊
り具5まで吊りワイヤー3が垂直向きにかけられずに斜
め向きにかけられてしまうこととなり、このために、こ
のケーソン4の吊り具5の埋設箇所が破損してしまうこ
とがあるといった問題があった。このことは、このケー
ソン4が同一で起重機1のクレーン腕2から略垂下され
た吊りワイヤー3も同一の場合でも、吊りワイヤー3の
フックの形状や個数が異なると、前の吊りワイヤー3に
受け方向と逆の方向に力が働くことが有り、この吊りワ
イヤー3がこのワイヤーガイド受け部62から外れてし
まう虞があるといった問題もあった。また、ケーソン4
の吊り具5から垂直状態に吊りワイヤー3をかけるため
に、ケーソン4を吊設した状態で、このワイヤー垂設用
ガイド6Aの上に作業者が乗ってこのワイヤー垂設用ガ
イド6Aにおける垂直対応箇所に別に用意したワイヤー
ガイド受け部62を溶着していたが、この作業は海上等
で行われるために、非常に危険な作業を伴っていた。
【0006】この発明の目的は、上記従来の問題を解決
することにある。すなわち、海岸端等のケーソンの置か
れている現場で組み立てて使用することができて便利で
あって、作業能率の向上を図ることができ、しかも、ケ
ーソンの形状に適合した形状に現場で組み立ててユニッ
ト化して使用することができて、多種の形状のものを制
作する必要がないので、制作日数が少なくてすむととも
に制作費用を低減することができ、更に、吊り上げ吊り
下げ時に、吊りワイヤーの垂直状態が崩れることがない
とともにこの吊りワイヤーが外れることがなくて、安全
に作業を行うことができる起重機における吊りワイヤー
垂設用ガイドを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために、起重機のクレーン腕から略垂下される
複数本の吊りワイヤーでケーソン等の被吊り材を吊り上
げ吊り下げするときに、この被吊り材の上方に配され
て、この被吊り材から前記吊りワイヤーを垂直向きに吊
設して、この被吊り材における吊り部分の破損を防止す
る吊りワイヤー垂設用ガイドであって、上下に貫通する
複数個のワイヤー挿入ガイド孔が設けられた複数のガイ
ド板材からなるガイド板ユニットで構成され、これらの
複数のガイド板材を前記被吊り材の形状に合わせて適宜
な形状に組み付け構成してなるものとした。更に、前記
ガイド板材に設けられた複数個のワイヤー挿入ガイド孔
に、ガイド保護筒が嵌入されているものとした。
【0008】
【作用】この発明に係る吊りワイヤー垂設用ガイドを使
用して、ケーソン等の被吊り材を吊りワイヤーで吊り上
げ吊り下げするには、被吊り材の吊り部からこのワイヤ
ー垂設用ガイドにおけるガイド板材のワイヤー挿入ガイ
ド孔に向けて吊りワイヤーを垂直向きにして、このワイ
ヤー挿入ガイド孔に吊りワイヤーを通してから、この吊
りワイヤーを起重機のクレーン腕から略垂下状態に張設
して吊り上げ吊り下げを行う。すると、このワイヤー垂
設用ガイドによって、吊りワイヤーが被吊り材から垂直
向きに吊設されるので、被吊り材の吊り部分が破損する
ことを防止される。また、この吊りワイヤーはワイヤー
垂設用ガイドにおけるガイド板材のワイヤー挿入ガイド
孔に挿入されるので、この吊りワイヤーが外れることが
なくて、安全に作業を行うことができる。
【0009】更に、このワイヤー垂設用ガイドにおける
ガイド板材のワイヤー挿入ガイド孔にガイド保護筒が嵌
入されているものでは、このガイド保護筒によって、こ
のガイド板材のワイヤー挿入ガイド孔が保護されるの
で、吊りワイヤーの被吊り材の重量による張設時に、こ
のワイヤー挿入ガイド孔が欠けたり、破損したりするこ
とがない。
【0010】
【実施例】以下、この発明に係る起重機における吊りワ
イヤー垂設用ガイドの実施例について、図面に基づいて
説明する。図1はこの発明に係る吊りワイヤー垂設用ガ
イドの組み立て完了時の一例を示す平面図、図2は図1
の吊りワイヤー垂設用ガイドを構成するガイド板材の縦
断面図、図3は被吊り材であるケーソンの一例を示す縦
断面図、図4は図3に示すケーソンの上面部に埋設され
る吊り具の一例を示すものであって、(a)はその正面
図、(b)はその側面図、図5は図4に示す吊り具に吊
りワイヤーを連結具を用いて連結した状態を示す縦断面
図、図6は図5における連結具の正面断面図、図7は図
3に示すケーソンの吊り具を取付ける前の状態の平面
図、図8は図7のケーソンの断面図、図9は図2に示す
ガイド板材のワイヤー挿入ガイド孔に吊り補具を嵌入し
た状態の拡大縦断面図、図10は図2に示すガイド板材
のワイヤー挿入ガイド孔に設置脚具を嵌入した状態の拡
大縦断面図である。
【0011】この発明に係る起重機における吊りワイヤ
ー垂設用ガイド6は、起重機1のクレーン腕2から略垂
下される複数本の吊りワイヤー3(図11参照)でケー
ソン4等の被吊り材を吊り上げ吊り下げするときに、こ
のケーソン4等の被吊り材の上方に配されて、このケー
ソン4等の被吊り材から前記した吊りワイヤー3を垂直
向きに吊設して、このケーソン4等の被吊り材における
吊り部分の破損を防止するものであって、上下に貫通す
る複数個のワイヤー挿入ガイド孔71が設けられた複数
のガイド板材7A,7Bからなるガイド板ユニット7で
構成され、これらの複数のガイド板材7A,7Bを前記
したケーソン4等の被吊り材の形状に合わせて適宜な形
状に組み付け構成してなるものである。更に、前記した
ガイド板材7A,7Bに設けられた複数個のワイヤー挿
入ガイド孔71に、ガイド保護筒8が嵌入されている。
このワイヤー挿入ガイド孔71は、隣接する孔71,7
1の中心間の間隔が約750mm程度であるが、すくな
くとも被吊り材から前記した吊りワイヤー3を垂下する
にそのずれが正しい位置から300mm以内であるばよ
い。その理由は、吊りワイヤー3をケーソン4等の被吊
り材の吊り部からこれらのワイヤー挿入ガイド孔71,
71に垂直向きに吊設するときに、このケーソン4等の
被吊り材の吊り部がこの被吊り材の重量による吊りワイ
ヤー3の張設によって破損しない範囲内の傾き程度であ
るからである。
【0012】このガイド保護筒8の上下端には、ガイド
板材7の上下面に表出して輪状体9が固着されている。
輪状体9はワイヤー3の摩擦による破損を防止する。ケ
ーソン4には、図3に示すように、その外周縁42の上
面部42a即ち吊り部分に吊り具5が埋設されていて、
そのリング部51に吊りワイヤー3(図11参照)が取
付けられるようになっている。この吊り具5の下部に
は、図4(a)(b)に示すように、係止用凹凸52が
上下方向に複数列設けられていて、この係止用凹凸52
がケーソン4に埋設されたときに抜け止めの役目をなす
ものである。
【0013】ケーソン4に埋設されたこの吊り具5は、
図5に示す連結具10で吊りワイヤー3に連結される。
この連結具10は筒形状をなしており、、上端部に上端
側になるにつれて狭くなるテーパー形状のワイヤー挿入
係止孔10aが設けられ、下端部に二つ割り形状の連結
補具11をボルト12とナット13で取着するためボル
ト挿入孔10bが設けられている。そして、この連結具
10に取付けられた連結補具11の下端の内側凹部分に
前期した吊り具5のリング部51がボルト14,ナット
15で取付けられるようになっている。ケーソン4とし
ては、例えば、図7,図8に示すものがある。このケー
ソン4は重量軽減用の複数個の孔部43が長手方向に2
列に設けられているものであって、その外周縁42の上
面部42aに吊り具5が埋設される。
【0014】図9は、ガイド板材7に設けられた複数個
のワイヤー挿入ガイド孔71に、吊り補具16を嵌入し
た状態を示しており、この吊り補具16に吊りワイヤー
3の下端を取付けることによって、このガイド板材7の
ユニットからなる吊りワイヤー垂設用ガイド6自身を吊
り上げ吊り下げすることができる。図10はガイド板材
7のワイヤー挿入ガイド孔71に設置脚具17を嵌入し
た状態を示しており、この設置脚具17によって、地上
等にこのガイド板材7のユニットからなる吊りワイヤー
垂設用ガイド6を設置することができる。
【0015】次に、上記構成の吊りワイヤー垂設用ガイ
ド6の作用について説明する。この吊りワイヤー垂設用
ガイド6を使用して、ケーソン4等の被吊り材を吊りワ
イヤー3で吊り上げ吊り下げするには、ケーソン4等の
被吊り材の吊り部からこのワイヤー垂設用ガイド6にお
けるガイド板材7のワイヤー挿入ガイド孔71に向けて
吊りワイヤー3を垂直向きにして、このワイヤー挿入ガ
イド孔71に吊りワイヤー3を通してから、この吊りワ
イヤー3を起重機1のクレーン腕2(図11参照)から
略垂下状態に張設して吊り上げ吊り下げを行う。する
と、このワイヤー垂設用ガイド6によって、吊りワイヤ
ー3がケーソン4等の被吊り材から垂直向きに吊設され
るので、ケーソン4等の被吊り材の吊り部分が破損する
ことを防止される。また、この吊りワイヤー3はワイヤ
ー垂設用ガイド6におけるガイド板材7のワイヤー挿入
ガイド孔71に挿入されるので、この吊りワイヤー3が
外れることがなくて、安全に作業を行うことができる。
【0016】更に、このワイヤー垂設用ガイド6におけ
るガイド板材7のワイヤー挿入ガイド孔71にガイド保
護筒8が嵌入されているものでは、このガイド保護筒8
によって、このガイド板材7のワイヤー挿入ガイド孔7
1が保護されるので、吊りワイヤー3のケーソン4等の
被吊り材の重量による張設時に、このワイヤー挿入ガイ
ド孔71が欠けたり、破損したりすることがない。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、起重
機のクレーン腕から略垂下される複数本の吊りワイヤー
でケーソン等の被吊り材を吊り上げ吊り下げするとき
に、この被吊り材の上方に配されて、この被吊り材から
前記吊りワイヤーを垂直向きに吊設して、この被吊り材
における吊り部分の破損を防止する吊りワイヤー垂設用
ガイドであって、上下に貫通する複数個のワイヤー挿入
ガイド孔が設けられた複数のガイド板材からなるガイド
板ユニットで構成され、これらの複数のガイド板材を前
記被吊り材の形状に合わせて適宜な形状に組み付け構成
してなるものであるから、以下に述べる効果を奏する。
すなわち、海岸端等のケーソンの置かれている現場で組
み立てて使用することができて便利であって、作業能率
の向上を図ることができる。しかも、ケーソンの形状に
適合した形状に現場で組み立ててユニット化して使用す
ることができて、多種の形状のものを制作する必要がな
いので、制作日数が少なくてすむとともに制作費用を低
減することができる。更に、吊り上げ吊り下げ時に、吊
りワイヤーの垂直状態が崩れることがないとともにこの
吊りワイヤーが外れることがなくて、安全に作業を行う
ことができる。
【0018】更に、前記ガイド板材に設けられた複数個
のワイヤー挿入ガイド孔に、ガイド保護筒が嵌入されて
いるものでは、このワイヤー挿入ガイド孔がガイド保護
筒に保護されるので、このワイヤー挿入ガイド孔に挿入
された吊りワイヤーが被吊り材の重量によって張設され
たときに、このワイヤー挿入ガイド孔が欠けたり、破損
したりすることがない。尚、この複数のガイド板材はそ
の単位大きさを車に搭載可能な形、重量とすることがで
きるので、可搬性にすぐれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る吊りワイヤー垂設用ガイドの組
み立て完了時の一例を示す平面図である。
【図2】図1の吊りワイヤー垂設用ガイドを構成するガ
イド板材の縦断面図である。
【図3】被吊り材であるケーソンの一例を示す縦断面図
である。
【図4】図3に示すケーソンの上面部に埋設される吊り
具の一例を示すものであって、(a)はその正面図、
(b)はその側面図である。
【図5】図4に示す吊り具に吊りワイヤーを連結具を用
いて連結した状態を示す縦断面図である。
【図6】図5における連結具の正面断面図である。
【図7】図3に示すケーソンの吊り具を取付ける前の状
態の平面図である。
【図8】図7のケーソンの断面図である。
【図9】図2に示すガイド板材のワイヤー挿入ガイド孔
に吊り補具を嵌入した状態の拡大縦断面図である。
【図10】図2に示すガイド板材のワイヤー挿入ガイド
孔に設置脚具を嵌入した状態の拡大縦断面図である。
【図11】起重機で被吊り材であるケーソンを従来の吊
りワイヤー垂設用ガイドを介して吊りワイヤーで吊り上
げ吊り下げしたときの状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 起重機 2 クレーン腕 3 吊りワイヤー 4 ケーソン 41 吊り箇所 6 ワイヤー垂設用ガイド 7 ガイド板材 71 ワイヤー挿入ガイド孔 7A ガイド板ユニット 8 ガイド保護筒

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 起重機のクレーン腕から略垂下される複
    数本の吊りワイヤーでケーソン等の被吊り材を吊り上げ
    吊り下げするときに、この被吊り材の上方に配されて、
    この被吊り材から前記吊りワイヤーを垂直向きに吊設し
    て、この被吊り材における吊り部分の破損を防止する吊
    りワイヤー垂設用ガイドであって、 上下に貫通する複数個のワイヤー挿入ガイド孔が設けら
    れた複数のガイド板材からなるガイド板ユニットで構成
    され、 これらの複数のガイド板材を前記被吊り材の形状に合わ
    せて適宜な形状に組み付け構成してなることを特徴とす
    る起重機における吊りワイヤー垂設用ガイド。
  2. 【請求項2】 前記ガイド板材に設けられた複数個のワ
    イヤー挿入ガイド孔に、ガイド保護筒が嵌入されている
    請求項1に記載の起重機における吊りワイヤー垂設用ガ
    イド。
JP8645192A 1992-03-09 1992-03-09 起重機における吊りワイヤ−垂設用ガイド Expired - Fee Related JPH0791021B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100830925B1 (ko) * 2007-08-31 2008-05-22 세호엔지니어링 주식회사 모듈식 조금구
JP2015006935A (ja) * 2013-06-25 2015-01-15 日鉄住金物流八幡株式会社 吊り具
JP2018065667A (ja) * 2016-10-20 2018-04-26 東亜建設工業株式会社 起重機船による吊荷の設置方法
CN113879982A (zh) * 2020-07-02 2022-01-04 云南力神重工机械有限公司 多吊点小车

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