JP2868390B2 - 吊り下げ手段を備えた出窓ユニット - Google Patents

吊り下げ手段を備えた出窓ユニット

Info

Publication number
JP2868390B2
JP2868390B2 JP15892593A JP15892593A JP2868390B2 JP 2868390 B2 JP2868390 B2 JP 2868390B2 JP 15892593 A JP15892593 A JP 15892593A JP 15892593 A JP15892593 A JP 15892593A JP 2868390 B2 JP2868390 B2 JP 2868390B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bay window
window unit
unit
floor
sling
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP15892593A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0718730A (ja
Inventor
哲郎 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
National House Industrial Co Ltd
Original Assignee
National House Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by National House Industrial Co Ltd filed Critical National House Industrial Co Ltd
Priority to JP15892593A priority Critical patent/JP2868390B2/ja
Publication of JPH0718730A publication Critical patent/JPH0718730A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2868390B2 publication Critical patent/JP2868390B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bay Windows, Entrances, And Structural Adjustments Related Thereto (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、出窓ユニットを吊り下
げ手段を用いて腰壁と垂れ壁との間に吊り下げて固定す
る構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、出窓の施工方法としては、1
階サッシユニット、腰壁ユニット、2階サッシユニッ
ト、2階垂れ壁ユニットの順で積み上げる施工方法が採
用されており、また、出窓ユニット2を腰壁ユニットと
2階垂れ壁ユニットとの間に吊り上げて固定する方法と
して、図に示すように、スリング60を出窓ユニット
2(出窓パネル)の下端部2aに回して出窓ユニット2
全体に巻き付けて吊り上げる方法が採用されている。そ
して、出窓ユニット2を2階サッシユニット上に積み上
げて固定する前に、スリング60を出窓ユニット2から
取外し、その後、出窓ユニット2を2階サッシユニット
に固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のよう
に出窓ユニット2からスリング60を外す場合、スリン
グ60は出窓ユニット2の下端部2aに巻き付けられて
いるため、スリング60が外し難く、施工上問題があ
る。しかも、出窓ユニット2を固定する前に、スリング
60を取外さなければならず、出窓ユニット2が不安定
となって倒れ易くなり、安全性においても問題があっ
た。
【0004】本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、出窓ユニットの吊
り施工を簡単に且つ安全に行なうことができるようにし
た吊り下げ手段を備えた出窓ユニットを提供するにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、腰壁6と垂れ壁8との間に
固定される出窓ユニット2に吊り下げ手段1を設け、上
記吊り下げ手段1は、出窓ユニット2の外側面に設けた
鋼材30に対して下端部1cがボルト32により着脱自
在に固定される複数本のスリング1bから成り、各スリ
ング1bの下端部1cは出窓ユニット2の下端部2aよ
りも上方に位置すると共にスリング1bの上端部側は出
窓ユニット2の上部に設けた枠部50に巻回されて出窓
ユニット2の上方へ導かれて成ることを特徴とする。
【0006】
【作用】しかして、請求項1記載の発明によれば、吊り
下げ手段1となる複数本のスリング1bの下端部1cを
出窓ユニット2の外側面に設けた鋼材30に対して出窓
ユニット2の内側面側からボルト32により固定すると
共に、各スリング1bの上端部側を出窓ユニット2の上
部に設けた枠部50に巻回して出窓ユニット2の上方へ
導くことにより、枠部50の働きによって出窓ユニット
2の倒れを防止しつつ、複数本のスリング1bの上端部
を介して出窓ユニット2を吊り下げることができる。ま
た、スリング1bの下端部1cを出窓ユニット2の下端
部2aよりも上方に配置したことによって、スリング1
bを取付けたままで、出窓ユニット2を2階サッシユニ
ット7上に積み上げて固定でき、その後、ボルト32を
緩めてスリング1bを出窓ユニット2から簡単に且つ安
全に取外すことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本発明の一実施例を図1〜図8に示す。本実施例
では、吊り下げ手段1である左右2本のスリング1bを
用いて出窓ユニット2を吊り下げる構造を例示する。各
スリング1bの下端部1cは、出窓ユニット2の外側面
に設けた鋼材30に対して出窓ユニット2の内側面側か
らボルト32により着脱自在に固定されるものであっ
て、スリング1bの各下端部1cは出窓ユニット2の下
端部2aよりも上方に配置されると共に、スリング1b
の各上端部側は出窓ユニット2の上部に設けた左右一対
の枠部50に夫々巻回されて出窓ユニット2の上方へ導
かれて互いに止着されている。 従って、2本のスリング
1bを出窓ユニット2の枠部50に巻き付けた状態で、
各スリング1bの下端部1cを出窓ユニット2の外側面
に設けた鋼材30に対して出窓ユニット2の内側面側か
らボルト32により夫々固定する。そして、各スリング
1bの上端部を引き上げることにより、枠部50の働き
によって出窓ユニット2の倒れを防止しつつ、スリング
1bの上端部を介して出窓ユニット2を吊り上げること
ができる。また、各スリング1bの下端部1cは出窓ユ
ニット2の下端部2aよりも上方に配置されているの
で、スリング1bを取付けたままで、出窓ユニット2を
2階サッシユニット7上に積み上げて固定でき、その
後、ボルト32を緩めてスリング1bの下端部1cを出
窓ユニット2から取外すことにより、スリング1bの出
窓ユニット2からの取外しを簡単に且つ安全に行なうこ
とができる。外壁ブロックは、図3に示すように、出窓
ユニット基礎部外壁3、1階腰壁5、1階サッシユニッ
ト4、2階腰壁6、2階サッシユニット7、2階垂れ壁
8がこの順に積み上げられて成る。上記2階腰壁6と2
階垂れ壁8との間の2階サッシユニット7には出窓ユニ
ット2(出窓パネル)が固定される。この出窓ユニット
2は、中央側に上下複数本の横アングル41が横架され
ると共に、左右両側に袖部2b,2bを備えた平面視略
コ字型に形成されている。なお、出窓の架構体10は、
図2に示すように、2階ラチス梁11、2階片持梁1
2、2階取付金物13、垂れ壁内フレーム9を備えると
共に、1階ラチス梁14、1階片持梁15、1階取付金
物16、腰壁内フレーム9′を備える。また、出窓ユニ
ット2の1階サッシユニット4は、図6に示すように、
1階床パネル17より上方に突出した1階腰壁6側のサ
ッシ下地材18に固定されている。さらに出窓ユニット
2の2階サッシユニット7は、図7及び図8に示すよう
に、下縁部が2階床パネル19より上方に突出した2階
腰壁6側のサッシ下地材20に固定されると共に、サッ
シユニット7の上縁部は2階垂れ壁8側のサッシ下地材
21に固定される。図8中、22はパラペット、23は
屋根パネル、24天井下地材である。
【0008】
【発明の効果】上述のように請求項1記載の発明は、腰
壁と垂れ壁との間に固定される出窓ユニットに吊り下げ
手段を設け、上記吊り下げ手段は、出窓ユニットの外側
面に設けた鋼材に対して下端部がボルトにより着脱自在
に固定される複数本のスリングから成り、各スリングの
下端部は出窓ユニットの下端部よりも上方に位置すると
共にスリングの上端部側は出窓ユニットの上部に設けた
枠部に巻回されて出窓ユニットの上方へ導かれて成るも
のであるから、スリングを出窓ユニットに着脱させるこ
とができ、スリングを取付けたままで出窓ユニットを固
定できると共に、出窓ユニットの固定後にスリングを取
外すことができ、請求項1と同様に出窓ユニットの吊り
施工を簡単に且つ安全に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の斜視図である。
【図2】同上の出窓の架構体の側面図である。
【図3】同上の出窓の縦断面図である。
【図4】同上の出窓ユニットの平面断面図である。
【図5】同上の垂れ壁内フレーム付近の平面図である。
【図6】同上の1階腰壁付近の縦断面図である。
【図7】同上の2階腰壁付近の縦断面図である。
【図8】同上の2階垂れ壁付近の縦断面図である。
【図9】従来例の側面図である。
【符号の説明】
1 吊り下げ手段 1b スリング1c 下端部 2 出窓ユニット2a 下端部 2階サッシユニット 30 鋼材 32 ボルト 50 枠部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 腰壁と垂れ壁との間に固定される出窓ユ
    ニットに吊り下げ手段を設け、上記吊り下げ手段は、
    窓ユニットの外側面に設けた鋼材に対して下端部がボル
    トにより着脱自在に固定される複数本のスリングから成
    り、各スリングの下端部は出窓ユニットの下端部よりも
    上方に位置すると共にスリングの上端部側は出窓ユニッ
    トの上部に設けた枠部に巻回されて出窓ユニットの上方
    へ導かれて成ることを特徴とする吊り下げ手段を備えた
    出窓ユニット。
JP15892593A 1993-06-29 1993-06-29 吊り下げ手段を備えた出窓ユニット Expired - Fee Related JP2868390B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15892593A JP2868390B2 (ja) 1993-06-29 1993-06-29 吊り下げ手段を備えた出窓ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15892593A JP2868390B2 (ja) 1993-06-29 1993-06-29 吊り下げ手段を備えた出窓ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0718730A JPH0718730A (ja) 1995-01-20
JP2868390B2 true JP2868390B2 (ja) 1999-03-10

Family

ID=15682340

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15892593A Expired - Fee Related JP2868390B2 (ja) 1993-06-29 1993-06-29 吊り下げ手段を備えた出窓ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2868390B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104153462A (zh) * 2014-07-31 2014-11-19 湖北弘毅建设有限公司 错层悬挂式预制飘窗

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0718730A (ja) 1995-01-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2648373B2 (ja) エレベータ牽引ワイヤロープ滑車を懸架するための梁
JP2868390B2 (ja) 吊り下げ手段を備えた出窓ユニット
JP3379813B2 (ja) 吊り足場
JP2694098B2 (ja) 重量物の据え付け方法
JP2948433B2 (ja) 鋼製自立煙突の解体方法
JPS6026054Y2 (ja) エレベ−タ用綱車
JP4109637B2 (ja) 作業用構台解体方法および簡易足場
JP2860313B2 (ja) エスカレータ・トラスの揚重方法
JPH0437168Y2 (ja)
JP4690383B2 (ja) 解体作業用ゴンドラユニット
JPH0736001Y2 (ja) 着脱式揚重装置
JPS6022052Y2 (ja) 鉄筋吊り具
JP3059899B2 (ja) エレベーターの吊上装置
JP2516844Y2 (ja) 長尺材料の吊荷用治具
JPH05246684A (ja) 起重機における吊りワイヤ−垂設用ガイド
JP4951056B2 (ja) 作業用構台解体方法
JP4343525B2 (ja) エレベータ用昇降路ユニット
JP2508939B2 (ja) エレベ―タ―装置の主索架設方法
JPH06117115A (ja) 揚重用篭
JP2869359B2 (ja) ゴンドラ吊金物
JP2507544Y2 (ja) クレ―ン吊り具
JPH11241508A (ja) パネル材の吊具およびパネル材の吊り上げ方法
JPH0833091B2 (ja) はしご装置
JPH0444534Y2 (ja)
JPH04153460A (ja) 建築物の施工方法及びその装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19981208

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees