JPS6022052Y2 - 鉄筋吊り具 - Google Patents

鉄筋吊り具

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Publication number
JPS6022052Y2
JPS6022052Y2 JP14823181U JP14823181U JPS6022052Y2 JP S6022052 Y2 JPS6022052 Y2 JP S6022052Y2 JP 14823181 U JP14823181 U JP 14823181U JP 14823181 U JP14823181 U JP 14823181U JP S6022052 Y2 JPS6022052 Y2 JP S6022052Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pedestal
slide plate
plate
notches
sliding
Prior art date
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Expired
Application number
JP14823181U
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English (en)
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JPS5853776U (ja
Inventor
彰 松井
正 松下
一宇 三松
省三 清田
侑昌 珍田
Original Assignee
鹿島建設株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 鹿島建設株式会社 filed Critical 鹿島建設株式会社
Priority to JP14823181U priority Critical patent/JPS6022052Y2/ja
Publication of JPS5853776U publication Critical patent/JPS5853776U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は建設工事において鉄筋の吊り込み及び配筋に使
用する鉄筋吊り具に関するものである。
鉄筋は周知のごとく長尺で断面円形状であり、従来これ
を吊り上げるための特定の器具は存在しなかった。
鉄筋が細径の場合は多数本束ねてワイヤー掛けすること
ができるが、例えば原子炉の建屋で使用する径が40R
以上の太径鉄筋では一本の荷重が相当大きく取扱いがき
わめて面倒で安全を考慮した特殊の吊り込み方法が必要
である。
本考案の目的はかかる鉄筋の吊り込みに際し、大径鉄筋
でも安全かつ確実に吊り上げることができ、しかも配筋
の手順まで遠戚できるので工程数を減少し、作業能率を
上げることが可能な鉄筋吊り具を提供することにある。
しかしてこの目的は本考案によれば、細長平板の片側縁
に斜め下方に切込んだ切欠きを適宜の間隔で複数個形威
し、また前面に突出するバンドを適宜数固設した台座A
と、上記バンド内を貫通して、この台座Aに摺動自在に
重ね合せられ、該台座Aの上記切欠きに対応する位置に
斜め上方に切込んだ切欠きを複数個形威したスライド板
Bとの組合せからなり、台座Aにスライド板Bの摺動係
止装置をまたスライド板Bには摺動用の取手を設け、か
つ台座A又はスライド板Bのいずれかに吊り下げ用のフ
ックを取付けることにより遠戚される。
以下、図面について本考案の実施例を詳細に説明する。
第1図は本考案の吊り具の正面図でイは台座Aを口はス
ライド板Bを示し、また第2図は両者の結合状態を示す
側面図、第3図は第2図のX−X断面図である。
第1図に示すように、鋼製の細長平板1からなる台座A
の片側縁に下方に切込んだ切欠き2を適宜の間隔で複数
個形威し、一方鋼製細長平板3からなるスライド板Bの
片側縁にも上記台座Aの切欠き2に対応する位置に上方
に切込だ切欠き4を形成する。
なお、これら切欠き2,4は鉄筋挿入部をなすもので入
口開口は鉄筋径よりも多少長い程度、最深部は鉄筋の断
面形成に合致する円形形状であることが望ましいが必ず
しもこれに限定されるものではない。
また、切欠き2と切欠き4の入口開口の幅はほぼ同程度
のものとする。
台座Aの正面には前面に突出し、中にスライド板Bの厚
さ程度の隙間を有するバンド5を適度の間隔で固設し、
また同台座Aの頭部側面には吊り下げ用のフック6を取
付ける。
一方、スライド板Bの頭部正面にコ字形の摺動用の取手
7を固設する。
かかる構成の台座Aとスライド板Bとを準備腰第2図及
び第3図が示すようにスライド板Bを上記バンド5内に
貫通させて台座Aに摺動自在に重ね合せる。
また、部分拡大図である第4図、第5図が示すように、
台座Aの上端前方に形成した突出部8とその下方のネジ
穴9、上記突出部8下端とスライド板Bの上端との間に
置かれ横長ルーズ孔10を有する係止板11、及びこの
ルーズ孔10を貫通し上記ネジ穴9に先端を螺合挿入す
る曲りボルト12と係止板11を台座A上に固定するナ
ツト13の組合せでスライド板Bの摺動係止装置14を
構成する。
次に使用法について説明する。
まず、係止装置14の係止板11、ボルト12及びナツ
ト13は台座Aから取外しておき、台座Aの切欠き2と
スライド板Bの切欠き4の相互の入口開口部は第6図に
示すように合致させておく。
このような状態で本考案の吊り具を第8図に示すように
2組間隔を取って立設し、水平にした鉄筋15を切欠き
2,4の開口部から挿入する。
次いで取手7を持ってスライド板Bを下方に摺動ずれば
、第7図に示すように切欠き2,4は相互にずれて各々
の開口縁間隔が挟まり、鉄筋15はこの切欠き2,4か
ら抜は出なくなる。
また、係止装置14の係止板11をスライド板Bの上端
に配し、係止板11のルーズ孔10を貫通してボルト1
2の先端を台座Aのネジ穴9に螺合し、ナツト13を締
付ければ係止板11は台座Aに固定され、その結果スラ
イド板Bも動かなくなる。
このようにして本考案の吊り具に平行に鉄筋15を間隔
をとって多数本固定し、フック6にワイヤーを掛けてク
レーン等で吊り上げる。
一方、吊り込んだ鉄筋15を吊り具から外すには係止装
置14を解除して、スライド板を上方に摺動して元の位
置に戻せばよいが、各切欠き2゜4の相互間隔を横筋の
配筋間隔に合せておけば、本考案の吊り具を配筋の治具
として用いることができ、配筋作業の手数を簡略化する
ことができる。
なお、上記実施例は横筋を水平にして吊り上げて配筋す
る場合について説明したが、吊り下げ用のフックを台座
Aに直角に取付け、水平にした本考案の吊り具で縦筋用
の鉄筋を垂直に吊り下げかつ配筋することも可能である
以上述べたように本考案の鉄筋吊り具は、合板及びこれ
に重ね合せるスライド板の切欠きて鉄筋を挾み込むよう
にして固定して吊り上げるので、太径鉄筋でも容易かつ
確実にしかも安全に吊り上げることができ、また切欠き
間隔を配筋間隔に合せることにより配筋作業の工程数を
減少し、作業能率を上げることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の鉄筋吊り具の実施例を示す正面図、第
2図は台座とスライド板を組合せた状態の側面図、第3
図は第2図のX−X断面図、第4図は台座とスライド板
の組合せの部分拡大正面図、第5図は同上側面図、第6
図、第7図は切欠き部分の拡大正面図、第8図は本考案
の吊り具の使用状態を示す正面図である。 A・・・・・・台板、B・・・・・・スライド板、1,
3・・・・・・細長平板、2,4・・・・・・切欠き、
5・・・・・・バンド、6・・・・・・フック、7・・
・・・・取手、8・・・・・・突出部、9・・・・・・
ネジ穴、10・・・・・・ルーズ孔、11・・・・・・
ナツト、12・・・・・・曲りボルト、13・・・・・
・ナツト、14・・・・・・摺動係止装置、15・・・
・・・鉄筋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 細長平板の片側縁に斜め下方に切込んだ切欠きを適宜の
    間隔で複数個形威し、また前面に突出するバンドを適宜
    数固設した台座Aと、上記バンド内を貫通して、この台
    座Aに摺動自在に重ね合せられ、該台座Aの上記切欠き
    に対応する位置に斜め上方に切込んだ切欠きを複数個形
    威したスライド板Bとの組合せからなり、台座Aにはス
    ライド板Bの摺動係止装置をまたバンドには摺動用の取
    手を設け、かつ台座A又はスライド板Bのいずれかに吊
    り下げ用のフックを取付けたことを特徴とした鉄筋吊り
    具。
JP14823181U 1981-10-07 1981-10-07 鉄筋吊り具 Expired JPS6022052Y2 (ja)

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JP14823181U JPS6022052Y2 (ja) 1981-10-07 1981-10-07 鉄筋吊り具

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JP14823181U JPS6022052Y2 (ja) 1981-10-07 1981-10-07 鉄筋吊り具

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Publication Number Publication Date
JPS5853776U JPS5853776U (ja) 1983-04-12
JPS6022052Y2 true JPS6022052Y2 (ja) 1985-07-01

Family

ID=29941055

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JP14823181U Expired JPS6022052Y2 (ja) 1981-10-07 1981-10-07 鉄筋吊り具

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Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2511005Y2 (ja) * 1992-10-27 1996-09-18 株式会社横内工業 フ―プ帯筋吊り下げ具

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Publication number Publication date
JPS5853776U (ja) 1983-04-12

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