JPH067172Y2 - 型枠建込み用吊り治具 - Google Patents
型枠建込み用吊り治具Info
- Publication number
- JPH067172Y2 JPH067172Y2 JP10615687U JP10615687U JPH067172Y2 JP H067172 Y2 JPH067172 Y2 JP H067172Y2 JP 10615687 U JP10615687 U JP 10615687U JP 10615687 U JP10615687 U JP 10615687U JP H067172 Y2 JPH067172 Y2 JP H067172Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- formwork
- hanging jig
- building formwork
- pipe
- building
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、型枠建込み用吊り治具に係る。
「従来の技術」 建設現場での木製コンクリート型枠の建込みは、通常、
セパレータ用の孔に番線を通して環をつくり、これに玉
掛けロープをかけて、クレーンで吊り上げることにより
行われている。
セパレータ用の孔に番線を通して環をつくり、これに玉
掛けロープをかけて、クレーンで吊り上げることにより
行われている。
「考案が解決しようとする問題点」 しかし、この場合、孔の周辺に負担がかかりすぎて該部
が損傷する欠点があり、また、建込み後、番線を切り外
すこととなるが、これにより番線屑が散乱し、後片付け
が容易でない欠点があった。
が損傷する欠点があり、また、建込み後、番線を切り外
すこととなるが、これにより番線屑が散乱し、後片付け
が容易でない欠点があった。
本考案は、斯る従来の欠点を除去しようとするものであ
る。
る。
「問題点を解決するための手段」 本考案は、横ばた材に抱込ませる適長のパイプを設け、
該パイプにその横ばた材へ係合させる鈎片を装備させて
成る。
該パイプにその横ばた材へ係合させる鈎片を装備させて
成る。
「作用」 如上の構成であり、使用に当たっては、パイプに玉掛け
ロープを連係する。而して、せき板の背後に縦ばた材を
並設し、次いで、横ばた材を並設した木製型枠におい
て、適所の縦ばた材間にて、そのパイプを横ばた材の内
側へ直交方向に挿入して、横ばた材に抱込ませ、かつ、
鈎片を横ばた材に係合させて取付け、上記玉掛けロープ
を以てクレーンで吊り上げて、当該型枠を所要箇所へ建
込む。
ロープを連係する。而して、せき板の背後に縦ばた材を
並設し、次いで、横ばた材を並設した木製型枠におい
て、適所の縦ばた材間にて、そのパイプを横ばた材の内
側へ直交方向に挿入して、横ばた材に抱込ませ、かつ、
鈎片を横ばた材に係合させて取付け、上記玉掛けロープ
を以てクレーンで吊り上げて、当該型枠を所要箇所へ建
込む。
建込み後は、鈎片を横ばた材から離脱させ、パイプを引
き抜けばよい。
き抜けばよい。
「実施例」 図面は、本考案の実施例を示している。
図において、1…は、それぞれ本考案に係る型枠建込み
用吊り治具、2は、この吊り治具を使用する木製型枠で
あり、該型枠は、せき板21の背後に複数の縦ばた材22…
を並設し、次いで、複数の横ばた材23…を並設して成る
既成のものである。
用吊り治具、2は、この吊り治具を使用する木製型枠で
あり、該型枠は、せき板21の背後に複数の縦ばた材22…
を並設し、次いで、複数の横ばた材23…を並設して成る
既成のものである。
型枠建込み用吊り治具1は、横ばた材23,23間隔に適合
する長さと、縦ばた材22よりやや細い太さを有する鋼製
のパイプ11を設け、該パイプの上部に上面を係合面とす
る鈎片12を固定して成る。
する長さと、縦ばた材22よりやや細い太さを有する鋼製
のパイプ11を設け、該パイプの上部に上面を係合面とす
る鈎片12を固定して成る。
斯る型枠建込み用吊り治具1を複数直列に列べて玉掛け
ロープ3を通し、該ロープの下端にシャックル等のスト
ッパ4を連結して抜け止めする。而して、これを左右一
対用意する。
ロープ3を通し、該ロープの下端にシャックル等のスト
ッパ4を連結して抜け止めする。而して、これを左右一
対用意する。
これらの型枠建込み用吊り治具1…は、左右それぞれに
つき、型枠2の適所の縦ばた材22,22間にて、横ばた材2
3…の内側へそれぞれ鈎片12…を倒して縦方向に挿入し
て、それぞれ各横ばた材23…に抱込ませ、次に、それぞ
れの鈎片12…を起して各横ばた材23…に係合させる。
つき、型枠2の適所の縦ばた材22,22間にて、横ばた材2
3…の内側へそれぞれ鈎片12…を倒して縦方向に挿入し
て、それぞれ各横ばた材23…に抱込ませ、次に、それぞ
れの鈎片12…を起して各横ばた材23…に係合させる。
続いて、各玉掛けロープ3,3の上端をクレーンのフック
5にかけて、クレーンにより吊り上げ、型枠2を所要箇
所に建込む。
5にかけて、クレーンにより吊り上げ、型枠2を所要箇
所に建込む。
建込み後は、それぞれの鈎片12…を離脱させて倒し、全
体を引き抜く。
体を引き抜く。
なお、型枠建込み用吊り治具1の使用個数は、建込む型
枠の大きさに基づいて適宜に選定すればよい。
枠の大きさに基づいて適宜に選定すればよい。
「考案の効果」 本考案によれば、強固な横ばた材に抱込ませると共に、
その横ばた材に鈎片を係合させることができて、玉掛け
ロープを以て支障なく安全にかつバランスよく吊り上げ
ることができ、木製型枠の建込みにその型枠を損傷する
ことがなく、また、番線屑が散乱することもなく、しか
も、着脱がきわめて容易に行え、実用上頗る有益であ
る。
その横ばた材に鈎片を係合させることができて、玉掛け
ロープを以て支障なく安全にかつバランスよく吊り上げ
ることができ、木製型枠の建込みにその型枠を損傷する
ことがなく、また、番線屑が散乱することもなく、しか
も、着脱がきわめて容易に行え、実用上頗る有益であ
る。
図面は、本考案の実施例で、第1図は、使用状態におけ
る背面図、第2図は、同截断側面図、第3図は、拡大背
面図、第4図は、同側面図である。 1……型枠建込み用吊り治具 2……木製型枠 3……玉掛けロープ 4……ストッパ 5……フック 11……パイプ 12……鈎片 21……せき板 22……縦ばた材 23……横ばた材
る背面図、第2図は、同截断側面図、第3図は、拡大背
面図、第4図は、同側面図である。 1……型枠建込み用吊り治具 2……木製型枠 3……玉掛けロープ 4……ストッパ 5……フック 11……パイプ 12……鈎片 21……せき板 22……縦ばた材 23……横ばた材
Claims (1)
- 【請求項1】横ばた材に抱込ませる適長のパイプを設
け、該パイプにその横ばた材へ係合させる鈎片を装備さ
せたことを特徴とする型枠建込み用吊り治具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10615687U JPH067172Y2 (ja) | 1987-07-10 | 1987-07-10 | 型枠建込み用吊り治具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10615687U JPH067172Y2 (ja) | 1987-07-10 | 1987-07-10 | 型枠建込み用吊り治具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6411238U JPS6411238U (ja) | 1989-01-20 |
JPH067172Y2 true JPH067172Y2 (ja) | 1994-02-23 |
Family
ID=31339415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10615687U Expired - Lifetime JPH067172Y2 (ja) | 1987-07-10 | 1987-07-10 | 型枠建込み用吊り治具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH067172Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6914813B2 (ja) * | 2017-11-16 | 2021-08-04 | 岡部株式会社 | 型枠吊上げ用金具 |
-
1987
- 1987-07-10 JP JP10615687U patent/JPH067172Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6411238U (ja) | 1989-01-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
DE2501207A1 (de) | Verfahren und vorrichtung fuer die konstruktion eines gebaeudes mit mehreren stockwerken | |
CN106400691B (zh) | 防撞墙模架一体化施工工艺 | |
CN209368686U (zh) | 一种预制梁湿接缝防漏浆快速安拆模体系 | |
JPH067172Y2 (ja) | 型枠建込み用吊り治具 | |
CN206753086U (zh) | 一种小型装配式建筑构件用吊装装置 | |
CN108560842A (zh) | 带有多用途孔洞的预制混凝土楼梯段及其制备和应用 | |
US4043087A (en) | Method and means for supporting an elevated concrete wall panel form | |
CN110344553A (zh) | 一种楼梯吊装施工拼缝后浇带的支模结构及支模工艺 | |
CN205400094U (zh) | 集块模式吊装砌块砌体墙片的卡钩式绑扎装置 | |
CN210418915U (zh) | 大型预制块专用的起吊装置 | |
JP2594833Y2 (ja) | コンクリート製床版 | |
JP2007113193A (ja) | Pc床版の揚重方法およびそれに用いる吊り治具 | |
CN210976551U (zh) | 一种外挂防护架 | |
CN208577351U (zh) | 一种桩帽起吊装置 | |
JP3755935B2 (ja) | 立体ブロック | |
CN212356250U (zh) | 一种适用于大型预制板材吊装的预埋装置 | |
JPH041128B2 (ja) | ||
JPH061581Y2 (ja) | クレーン吊り具 | |
CN210395670U (zh) | 钢筋拉环及预埋钢筋拉环结构 | |
CN214403400U (zh) | Pc构件挂梯防滑移连接装置 | |
CN209778047U (zh) | 大坝翻转模板起吊装置 | |
CN210594932U (zh) | 一种t梁模板吊具 | |
JPH072483A (ja) | コンクリート二次製品用吊り具およびそれを使用したコンクリート製u字溝の反転方法 | |
CN211521358U (zh) | 一种预制空心板吊具 | |
JPH072549Y2 (ja) | クレーン吊り具 |