JP2620693B2 - スラブ下ば型枠支持材の撤去方法 - Google Patents
スラブ下ば型枠支持材の撤去方法Info
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- JP2620693B2 JP2620693B2 JP26055187A JP26055187A JP2620693B2 JP 2620693 B2 JP2620693 B2 JP 2620693B2 JP 26055187 A JP26055187 A JP 26055187A JP 26055187 A JP26055187 A JP 26055187A JP 2620693 B2 JP2620693 B2 JP 2620693B2
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- concrete
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コンクリート建築物のスラブ下端型枠を支
持する根太及び大引を、安全に撤去する方法に関するも
のである。
持する根太及び大引を、安全に撤去する方法に関するも
のである。
コンクリート建築物のスラブは、一般的には壁型枠設
置後に大引とサポートロッドを設置し、続いて該大引に
直交させる形で根太を配設し、最後に型枠板を根太の上
に被覆する、という順序で形成された型枠にコンクリー
トを打設して得られる。
置後に大引とサポートロッドを設置し、続いて該大引に
直交させる形で根太を配設し、最後に型枠板を根太の上
に被覆する、という順序で形成された型枠にコンクリー
トを打設して得られる。
コンクリート打設後一定時間養生させコンクリートの
強度が得られると、次に上記型枠板及び根太・大引、及
びこれらを支持していたサポートロッド(支柱)を撤去
することになる。
強度が得られると、次に上記型枠板及び根太・大引、及
びこれらを支持していたサポートロッド(支柱)を撤去
することになる。
これら各材の構成は、サポートロッドが大引を支持
し、大引がこれと直交する根太を支持し、根太が型枠板
を支持することによって成り立っている。型枠板の上は
配筋された鉄筋や作業者の存在があるため、相当数のサ
ポートロッド・根太・大引が配されることとなる。そし
て撤去に際しては、サポートロッドから取り除いてゆく
ことが多い。
し、大引がこれと直交する根太を支持し、根太が型枠板
を支持することによって成り立っている。型枠板の上は
配筋された鉄筋や作業者の存在があるため、相当数のサ
ポートロッド・根太・大引が配されることとなる。そし
て撤去に際しては、サポートロッドから取り除いてゆく
ことが多い。
これをサポートロッドに関して述べると、コンクリー
トが打設され強度が得られるまでは、サポートロッドは
根太・大引を介してコンクリート及び作業者等の荷重を
支持しているが、養生後にはサポートロッドは根太と大
引のみを支持することとなる。従って、養生以前は1本
の大引に多数本必要であったサポートロッドであっても
養生後には1,2本程度で充分である。そこで、1本の大
引に多数本のサポートロッドが設置されている場合には
予めその殆どを撤去しておき、2本程度にしておく。そ
してこの2本程度のサポートロッドを除去しこれに支持
されていた大引を慎重に撤去する。このようにして例え
ば、比較的狭い矩形状のスラブであって、大引・根太が
継がれることなく配されている場合であれば、最終的に
は、2本の大引と、4基程度のサポートロッドを残すと
ころまでは安全な除去作業を続けることができる。しか
し、根太に関してはすべてが大引の上にあるので、安全
な撤去作業が行なえず、通常は、サポートロッドを予め
不安定な状態としておき、その下端付近にロープを結わ
えて離れた位置からこれを引っ張って落下させたり、該
サポートロッドの下端付近に重量物を投げつけて倒し根
太・大引を落下させる、或いは状況が許す場合には残っ
たサポートロッドをわずかずつ緩めて根太をうまく抜き
取る、等々の方法が採られている。
トが打設され強度が得られるまでは、サポートロッドは
根太・大引を介してコンクリート及び作業者等の荷重を
支持しているが、養生後にはサポートロッドは根太と大
引のみを支持することとなる。従って、養生以前は1本
の大引に多数本必要であったサポートロッドであっても
養生後には1,2本程度で充分である。そこで、1本の大
引に多数本のサポートロッドが設置されている場合には
予めその殆どを撤去しておき、2本程度にしておく。そ
してこの2本程度のサポートロッドを除去しこれに支持
されていた大引を慎重に撤去する。このようにして例え
ば、比較的狭い矩形状のスラブであって、大引・根太が
継がれることなく配されている場合であれば、最終的に
は、2本の大引と、4基程度のサポートロッドを残すと
ころまでは安全な除去作業を続けることができる。しか
し、根太に関してはすべてが大引の上にあるので、安全
な撤去作業が行なえず、通常は、サポートロッドを予め
不安定な状態としておき、その下端付近にロープを結わ
えて離れた位置からこれを引っ張って落下させたり、該
サポートロッドの下端付近に重量物を投げつけて倒し根
太・大引を落下させる、或いは状況が許す場合には残っ
たサポートロッドをわずかずつ緩めて根太をうまく抜き
取る、等々の方法が採られている。
〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしこうした従来の撤去作業は、極めて問題の多い
作業であった。第一に、いくら遠隔操作によって作業を
行なうといっても危険な区域内で行なわざるを得ず、落
下した鋼材の跳ね返りを受ける等の事故が多い。第二
に、倒れるサポートロッド、落下する根太や大引は、い
ずれも鋼材で重量が大きく、よって自身が変形損傷しや
すいばかりでなく、床面を傷つけることともなる。第三
に、この作業を行なった場合には、型枠板が場合によっ
ては天井面に不安定な状態で接着していることがあり、
床面に折り重なっている鋼材を撤去している時に突然型
枠板が剥離して落下する危険性がある。その他、落下時
に生じる騒音や震動に関する問題、作業開始に際しては
他の作業を行なう近くの作業者が退避しなければならな
いので、全体としての作業が遅延することがあるという
問題、等々があり、撤去作業の安全で効率の良い方法の
出現が長く待たれていた。
作業であった。第一に、いくら遠隔操作によって作業を
行なうといっても危険な区域内で行なわざるを得ず、落
下した鋼材の跳ね返りを受ける等の事故が多い。第二
に、倒れるサポートロッド、落下する根太や大引は、い
ずれも鋼材で重量が大きく、よって自身が変形損傷しや
すいばかりでなく、床面を傷つけることともなる。第三
に、この作業を行なった場合には、型枠板が場合によっ
ては天井面に不安定な状態で接着していることがあり、
床面に折り重なっている鋼材を撤去している時に突然型
枠板が剥離して落下する危険性がある。その他、落下時
に生じる騒音や震動に関する問題、作業開始に際しては
他の作業を行なう近くの作業者が退避しなければならな
いので、全体としての作業が遅延することがあるという
問題、等々があり、撤去作業の安全で効率の良い方法の
出現が長く待たれていた。
そこで本発明者は、このように極めて問題が多かった
スラブ下端型枠支持材の撤去作業の実態に鑑み鋭意研究
の結果、遂に本発明方法を成したものでありその特徴と
するところは、コンクリート養生後のスラブ下ばの型枠
板を支持する根太及び大引を撤去するための方法であっ
て、スラブ用コンクリートの打設前に、スラブ下ば型枠
上方側の適宜箇所に複数基載置したアンカー部材を、各
アンカー部材直下に開けられた孔を通じて下方側より螺
子留めによって固定し、その後コンクリートを打設し、
その打設後或いは打設前に、該各々のアンカー部材に螺
合させた吊持部に一体的又は付加的に設けられた滑車部
材のそれぞれにロープを架けわたしその一端を大引又は
大引の直下に接当させた棒材に固定し、コンクリート養
生後に、該各々のロープに引張力を加えて大引又は該大
引の直下に接当させた棒材を吊持しながら、全てのサポ
ートロッド及び該ロープによって吊持されていない全て
の大引を撤去し、その後各ロープの全てを全部材が概ね
水平を保ったまま降下するように緩めることによって大
引及びその上の根太を降下させる点にある。
スラブ下端型枠支持材の撤去作業の実態に鑑み鋭意研究
の結果、遂に本発明方法を成したものでありその特徴と
するところは、コンクリート養生後のスラブ下ばの型枠
板を支持する根太及び大引を撤去するための方法であっ
て、スラブ用コンクリートの打設前に、スラブ下ば型枠
上方側の適宜箇所に複数基載置したアンカー部材を、各
アンカー部材直下に開けられた孔を通じて下方側より螺
子留めによって固定し、その後コンクリートを打設し、
その打設後或いは打設前に、該各々のアンカー部材に螺
合させた吊持部に一体的又は付加的に設けられた滑車部
材のそれぞれにロープを架けわたしその一端を大引又は
大引の直下に接当させた棒材に固定し、コンクリート養
生後に、該各々のロープに引張力を加えて大引又は該大
引の直下に接当させた棒材を吊持しながら、全てのサポ
ートロッド及び該ロープによって吊持されていない全て
の大引を撤去し、その後各ロープの全てを全部材が概ね
水平を保ったまま降下するように緩めることによって大
引及びその上の根太を降下させる点にある。
ここで「スラブ下ば型枠支持材」とは、根太・大引及
びこれらに付属するスラブ受け部材等を指すものとし、
型枠の実質的な構成物であるスラブ下ば型枠板(通常は
ベニヤ板)は含まないものとする。その型枠板は、格子
状に直交する複数の鋼材によって支持されており、これ
らの鋼材は使用箇所によって、該型枠板に直接接当する
「根太」と、該根太に接当する「大引」という2種類に
分けられる。(但し実際には根太及び大引は同一の鋼材
が使用されることが多い)なお本発明方法においては、
その実施にあたって既存の鋼材である根太及び大引の直
下に、大引と直交する形(根太とは平行となる)で別の
鋼材を配設することもあるので、その場合には上記支持
材の中にこの鋼材を含むこととなる。
びこれらに付属するスラブ受け部材等を指すものとし、
型枠の実質的な構成物であるスラブ下ば型枠板(通常は
ベニヤ板)は含まないものとする。その型枠板は、格子
状に直交する複数の鋼材によって支持されており、これ
らの鋼材は使用箇所によって、該型枠板に直接接当する
「根太」と、該根太に接当する「大引」という2種類に
分けられる。(但し実際には根太及び大引は同一の鋼材
が使用されることが多い)なお本発明方法においては、
その実施にあたって既存の鋼材である根太及び大引の直
下に、大引と直交する形(根太とは平行となる)で別の
鋼材を配設することもあるので、その場合には上記支持
材の中にこの鋼材を含むこととなる。
「アンカー部材」とは、コンクリート養生が成った段
階でその中に閉じ込められ外部からの引張力に対して充
分な支持力を有する部材であり、その下方側より螺子留
めされるという性質上、当然ながら螺子溝を有してい
る。型枠板上に直接載置され、最終的には型枠板を除去
するものであるためその下端面は、スラブ下ばに露呈す
ることとなる。そのためこれを考慮して、アンカー部下
側にキャップを取りつけて作業終了後そこにモルタルを
埋める、アンカー部下端をプラスチック製として作業終
了後螺子孔に蓋をする、等とすることも可能である。な
お、アンカー部材の有している螺子は、本発明者が試作
したものでは雌螺子としたが、雄螺子としても良いもの
とする。
階でその中に閉じ込められ外部からの引張力に対して充
分な支持力を有する部材であり、その下方側より螺子留
めされるという性質上、当然ながら螺子溝を有してい
る。型枠板上に直接載置され、最終的には型枠板を除去
するものであるためその下端面は、スラブ下ばに露呈す
ることとなる。そのためこれを考慮して、アンカー部下
側にキャップを取りつけて作業終了後そこにモルタルを
埋める、アンカー部下端をプラスチック製として作業終
了後螺子孔に蓋をする、等とすることも可能である。な
お、アンカー部材の有している螺子は、本発明者が試作
したものでは雌螺子としたが、雄螺子としても良いもの
とする。
またこのアンカー部材は、支持材全体を降下させるた
め2基以下では不安定すぎるのでスラブ下ば型枠板に3
基以上設置されるが、通常は4基若しくは6基の設置が
望ましい。各アンカー部材の設置箇所は吊持する支持材
の真上付近が好ましいし、また各アンカー部材に掛かる
支持材の重量負荷をできるだけ均一にするのが好ましい
ため、設置については若干の配慮が要求される。
め2基以下では不安定すぎるのでスラブ下ば型枠板に3
基以上設置されるが、通常は4基若しくは6基の設置が
望ましい。各アンカー部材の設置箇所は吊持する支持材
の真上付近が好ましいし、また各アンカー部材に掛かる
支持材の重量負荷をできるだけ均一にするのが好ましい
ため、設置については若干の配慮が要求される。
スラブ下ば型枠板にあけられる「孔」は、アンカー部
材直下に設けられるものであり、アンカー部材の螺子部
が雌螺子の場合には螺子孔と連通するように、雄螺子の
場合にはそれが貫通するようにして設けられる。そし
て、アンカー部材は型枠板下側より、螺子留めされる。
これは、ボルトやナットの如きもので充分であるが、続
いて述べる吊持部と併用することも可能である。但し、
ボルトやナントに比して吊持部(これは同じく次に述べ
る滑車部材をも有した部材)は、単価の高いものであ
り、2〜3週間程度必要とされるコンクリートの養生期
間放置する場合には、建築物の階数やスラブ面積にもよ
るが非常に多量を要することとなるので、撤去作業時に
ボルトやナットと、吊持部とを交換するようにした方が
費用が軽減できる。
材直下に設けられるものであり、アンカー部材の螺子部
が雌螺子の場合には螺子孔と連通するように、雄螺子の
場合にはそれが貫通するようにして設けられる。そし
て、アンカー部材は型枠板下側より、螺子留めされる。
これは、ボルトやナットの如きもので充分であるが、続
いて述べる吊持部と併用することも可能である。但し、
ボルトやナントに比して吊持部(これは同じく次に述べ
る滑車部材をも有した部材)は、単価の高いものであ
り、2〜3週間程度必要とされるコンクリートの養生期
間放置する場合には、建築物の階数やスラブ面積にもよ
るが非常に多量を要することとなるので、撤去作業時に
ボルトやナットと、吊持部とを交換するようにした方が
費用が軽減できる。
「吊持部」は、アンカー部の螺子と螺合する螺子を有
し、且つ滑車部材が取設される部分である。「滑車部
材」は、ロープを架けわたすための滑車若しくはそれに
代わるリング等より構成される部材である。吊持部に
は、滑車部材を作業場で取設するようにしても、又は滑
車部材が一体的に形成されていても良いものとする。
し、且つ滑車部材が取設される部分である。「滑車部
材」は、ロープを架けわたすための滑車若しくはそれに
代わるリング等より構成される部材である。吊持部に
は、滑車部材を作業場で取設するようにしても、又は滑
車部材が一体的に形成されていても良いものとする。
「ロープ」は、最も下方の支持材(通常は大引である
が、必要に応じては大引の直下に接当する棒材)にその
一端が固定された上で、滑車部材に架けわたされる強靭
なワイヤーロープ等である。他端は、ウインチ等の引張
部材に接続されることとなる。このとき、ロープは複数
箇所の滑車部材から直接ウインチに接続した場合には、
引張によってウインチ等に上向きの力が働くこととな
り、またロープの方向が全て異なることとなるので、作
業性が悪いこともなるので、滑車部材とウインチ等との
間に別部材を置き、ロープの方向を揃えるようにすると
好適である。
が、必要に応じては大引の直下に接当する棒材)にその
一端が固定された上で、滑車部材に架けわたされる強靭
なワイヤーロープ等である。他端は、ウインチ等の引張
部材に接続されることとなる。このとき、ロープは複数
箇所の滑車部材から直接ウインチに接続した場合には、
引張によってウインチ等に上向きの力が働くこととな
り、またロープの方向が全て異なることとなるので、作
業性が悪いこともなるので、滑車部材とウインチ等との
間に別部材を置き、ロープの方向を揃えるようにすると
好適である。
「サポートロッド」は、大引下面にその上端面が接当
するものであって複数本設置され天井高さを規制しつつ
鋼材の荷重を受ける部材である。
するものであって複数本設置され天井高さを規制しつつ
鋼材の荷重を受ける部材である。
ロープを降下させるについては、本発明者が試作した
ものは、設置する滑車部材の基数と同数のドラムを有し
た手動式のウインチを使用したが、どのような機構構造
のものを採用しても良いものとする。
ものは、設置する滑車部材の基数と同数のドラムを有し
た手動式のウインチを使用したが、どのような機構構造
のものを採用しても良いものとする。
本発明方法はここまでで終了するが、実際の作業に当
たっては、その後型枠板を撤去することとなる。その場
合、まずロープを除去し、吊持部をその螺子部より外
し、型枠板を撤去することになる。最後に、スラブ下端
面を調整するが、アンカー部材の螺子が雄螺子の場合に
は突出部分を切取り、雌螺子の場合にはモルタル埋めや
専用蓋材のはめ込み等を作業を施す。
たっては、その後型枠板を撤去することとなる。その場
合、まずロープを除去し、吊持部をその螺子部より外
し、型枠板を撤去することになる。最後に、スラブ下端
面を調整するが、アンカー部材の螺子が雄螺子の場合に
は突出部分を切取り、雌螺子の場合にはモルタル埋めや
専用蓋材のはめ込み等を作業を施す。
以下図面に示す実施例に基づいて本発明方法を更に詳
細に説明する。
細に説明する。
第1図は、従来法によって型枠板(1)・根太(2)
・大引(3)・サポートロッド(4)を設置した段階に
おける作業現場の一部を示すものである。根太(2)及
び大引(3)は互いに直交する形で数本ずつ配置されて
いる。サポートロッド(4)は大引の直下に置かれ、こ
れを下方より支持している。
・大引(3)・サポートロッド(4)を設置した段階に
おける作業現場の一部を示すものである。根太(2)及
び大引(3)は互いに直交する形で数本ずつ配置されて
いる。サポートロッド(4)は大引の直下に置かれ、こ
れを下方より支持している。
第2図は、型枠板(1)に孔(5)を開け、その上に
アンカー部材(6)を載置し、下方よりボルト(7)に
よって該アンカー部材(6)を固定した状態を示すもの
である。この孔(5)の位置は、ロープ(後述)で固定
する大引その他の棒材の真上当たりとし、はめ込む螺子
の太さによって大小はあるが、できるだけ小さい孔とす
るのが好ましい。アンカー部材(6)の下端側には、プ
ラスチック製のキャップ(8)が取りつけられており、
アンカー部材(6)の金属部分が型枠板(1)に直接接
当しないように構成されている。
アンカー部材(6)を載置し、下方よりボルト(7)に
よって該アンカー部材(6)を固定した状態を示すもの
である。この孔(5)の位置は、ロープ(後述)で固定
する大引その他の棒材の真上当たりとし、はめ込む螺子
の太さによって大小はあるが、できるだけ小さい孔とす
るのが好ましい。アンカー部材(6)の下端側には、プ
ラスチック製のキャップ(8)が取りつけられており、
アンカー部材(6)の金属部分が型枠板(1)に直接接
当しないように構成されている。
第3図は、コンクリート(C)を打設し2〜3週間程
度の養生期間経過後、ボルト(7)を取り外して、吊持
部(9)を該ボルト(7)と同じ螺子孔に螺合させた状
態を示すものである。吊持部(9)は、螺子部(91)・
吊持リング(92)より構成されている。そしてこの吊持
リング(92)には、滑車部材(93)が取りつけられる。
更にこの滑車部材(93)には、ワイヤーロープ(10)が
架けわたされ、その一端が大引下に接当された棒材(1
1)に固定される。(該ロープ(10)の他端は図示して
いないが全てのロープ(10)は1基のウインチ(13)に
接続される) なお、本実施例で示す棒材(11)は、吊持するものと
型枠板(1)との間隙を大きくすることにより、吊持部
(9)、特に滑車部材(93)の大きさに対する規制を小
さくする点に貢献するものであるが、ロープ(10)を直
接大引(3)に固定するようにしても良いものとする。
(図示略) 第4図は、吊持部(9)の他の実施例を示すものであ
り、本例のものは、滑車部材(93)が吊持部(9)の一
部となっている。この場合には、全体長さを小さくしや
すくなり、ロープ(10)の架設作業などが能率的に行な
い得る。
度の養生期間経過後、ボルト(7)を取り外して、吊持
部(9)を該ボルト(7)と同じ螺子孔に螺合させた状
態を示すものである。吊持部(9)は、螺子部(91)・
吊持リング(92)より構成されている。そしてこの吊持
リング(92)には、滑車部材(93)が取りつけられる。
更にこの滑車部材(93)には、ワイヤーロープ(10)が
架けわたされ、その一端が大引下に接当された棒材(1
1)に固定される。(該ロープ(10)の他端は図示して
いないが全てのロープ(10)は1基のウインチ(13)に
接続される) なお、本実施例で示す棒材(11)は、吊持するものと
型枠板(1)との間隙を大きくすることにより、吊持部
(9)、特に滑車部材(93)の大きさに対する規制を小
さくする点に貢献するものであるが、ロープ(10)を直
接大引(3)に固定するようにしても良いものとする。
(図示略) 第4図は、吊持部(9)の他の実施例を示すものであ
り、本例のものは、滑車部材(93)が吊持部(9)の一
部となっている。この場合には、全体長さを小さくしや
すくなり、ロープ(10)の架設作業などが能率的に行な
い得る。
第5図は、ウインチ(13)によりロープ(10)に引張
力を加え棒材(10)を吊り上げて(この時の吊り上げ距
離は非常に小さい)、根太(2)・大引(3)を支持し
た上で、サポートロッド(4)を除去した状態を示すも
のである。ロープ(10)は、吊持部(9)のあるスラブ
下と、ウインチ(13)のある床上とを連絡するものであ
るため、これに引張力を加えるとウインチ(13)に上向
きの力を与えることになるし、数箇所からウインチに集
中するロープ(10)の方向は全て異なるので、ウインチ
(13)によるロープの巻き取りや巻き戻しが行ないにく
いことともなるので、床上の適当な箇所に図の如きロー
プ整列部材(14)を介在させるようにした。
力を加え棒材(10)を吊り上げて(この時の吊り上げ距
離は非常に小さい)、根太(2)・大引(3)を支持し
た上で、サポートロッド(4)を除去した状態を示すも
のである。ロープ(10)は、吊持部(9)のあるスラブ
下と、ウインチ(13)のある床上とを連絡するものであ
るため、これに引張力を加えるとウインチ(13)に上向
きの力を与えることになるし、数箇所からウインチに集
中するロープ(10)の方向は全て異なるので、ウインチ
(13)によるロープの巻き取りや巻き戻しが行ないにく
いことともなるので、床上の適当な箇所に図の如きロー
プ整列部材(14)を介在させるようにした。
次にロープ(10)を緩め、根太(2)・大引(3)・
棒材(11)を降下させつつある状態を第6図に示す。
棒材(11)を降下させつつある状態を第6図に示す。
この作業は、例えば吊持部(9)を4基設置し、4本
のロープを使用する場合であれば、その4本それぞれ
が、互いに水平を保ったまま降下するように行なう必要
がある。そのためウインチ(13)は、ロープ(10)が4
本の場合であれば4個のドラムを有し、それぞれのドラ
ムにブレーキ機構・クラッチ機構を具備させつつ、全体
のドラムを同回転で回動させることも可能な機構とする
等の構造であることが好ましい。しかし、本発明法にお
いてはウインチの存在をも限定するものではないので、
これに代わるもの、或いは人力によっても良いものとす
る。
のロープを使用する場合であれば、その4本それぞれ
が、互いに水平を保ったまま降下するように行なう必要
がある。そのためウインチ(13)は、ロープ(10)が4
本の場合であれば4個のドラムを有し、それぞれのドラ
ムにブレーキ機構・クラッチ機構を具備させつつ、全体
のドラムを同回転で回動させることも可能な機構とする
等の構造であることが好ましい。しかし、本発明法にお
いてはウインチの存在をも限定するものではないので、
これに代わるもの、或いは人力によっても良いものとす
る。
降下させた各鋼材を撤去した後、ロープ(10)を除去
し、吊持部(9)の螺子留めを解除して、型枠板(1)
を撤去すれば、スラブ下ば型枠板及び型枠支持材の撤去
作業が完了する。(図示略) 吊持部(9)の螺子留めを解除すると、該箇所にはそ
の痕跡が残ることとなる。その場合、第2図で示した如
き形状のアンカー部材(6)(第7図(a))であれ
ば、そのキャップ(8)及びワッシャー(12)を取り除
き第7図(b)の如く凹部(A)にモルタル埋めして痕
跡処理を施す。こうした痕跡処理は、アンカー部材
(6)の形状によって異なるものであり、第8図(a)
の後き雄螺子を有したアンカー部材(6)の場合には、
作業後にスラブ下側に該雄螺子が突出することになるの
で該部分を切除する必要がある。また同図(b)に示す
如き形状、即ちその下端側がプラスチックで被覆され、
また螺子孔が下端部から離れていおりそこに蓋体(15)
を嵌着可能とするものの場合には、吊持部(9)の除去
後該蓋体(15)を嵌めるだけで痕跡処理が終わる。
し、吊持部(9)の螺子留めを解除して、型枠板(1)
を撤去すれば、スラブ下ば型枠板及び型枠支持材の撤去
作業が完了する。(図示略) 吊持部(9)の螺子留めを解除すると、該箇所にはそ
の痕跡が残ることとなる。その場合、第2図で示した如
き形状のアンカー部材(6)(第7図(a))であれ
ば、そのキャップ(8)及びワッシャー(12)を取り除
き第7図(b)の如く凹部(A)にモルタル埋めして痕
跡処理を施す。こうした痕跡処理は、アンカー部材
(6)の形状によって異なるものであり、第8図(a)
の後き雄螺子を有したアンカー部材(6)の場合には、
作業後にスラブ下側に該雄螺子が突出することになるの
で該部分を切除する必要がある。また同図(b)に示す
如き形状、即ちその下端側がプラスチックで被覆され、
また螺子孔が下端部から離れていおりそこに蓋体(15)
を嵌着可能とするものの場合には、吊持部(9)の除去
後該蓋体(15)を嵌めるだけで痕跡処理が終わる。
以上詳細に説明したように本発明方法は、コンクリー
ト養生後のスラブ下ばの型枠板を支持する根太及び大引
を撤去するための方法であって、スラブ用コンクリート
の打設前に、スラブ下ば型枠上方側の適宜箇所に複数基
載置したアンカー部材を、各アンカー部材直下に開けら
れた孔を通じて下方側より螺子留めによって固定し、そ
の後コンクリートを打設し、その打設後或いは打設前
に、該各々のアンカー部材に螺合させた吊持部に一体的
又は付加的に設けられた滑車部材のそれぞれにロープを
架けわたしその一端を大引又は大引の直下に接当させた
棒材に固定し、コンクリート養生後に、該各々のロープ
に引張力を加えて大引又は該大引の直下に接当させた棒
材を吊持しながら、全てのサポートロッド及び該ロープ
によって吊持されていない全ての大引を撤去し、その後
各ロープの全てを全部材が概ね水平を保ったまま降下す
るように緩めることによって大引及びその上の根太を降
下させることを特徴とするスラブ下ば型枠支持材の撤去
方法であって、以下述べる如き種々の降下を有する非常
に有用な発明である。
ト養生後のスラブ下ばの型枠板を支持する根太及び大引
を撤去するための方法であって、スラブ用コンクリート
の打設前に、スラブ下ば型枠上方側の適宜箇所に複数基
載置したアンカー部材を、各アンカー部材直下に開けら
れた孔を通じて下方側より螺子留めによって固定し、そ
の後コンクリートを打設し、その打設後或いは打設前
に、該各々のアンカー部材に螺合させた吊持部に一体的
又は付加的に設けられた滑車部材のそれぞれにロープを
架けわたしその一端を大引又は大引の直下に接当させた
棒材に固定し、コンクリート養生後に、該各々のロープ
に引張力を加えて大引又は該大引の直下に接当させた棒
材を吊持しながら、全てのサポートロッド及び該ロープ
によって吊持されていない全ての大引を撤去し、その後
各ロープの全てを全部材が概ね水平を保ったまま降下す
るように緩めることによって大引及びその上の根太を降
下させることを特徴とするスラブ下ば型枠支持材の撤去
方法であって、以下述べる如き種々の降下を有する非常
に有用な発明である。
養生後のコンクリートに保持されたアンカー部材に
接続された滑車部材を通じたロープで根太及び大引を降
下させるので、落下に頼っていた従来の撤去方法に比し
て安全である。
接続された滑車部材を通じたロープで根太及び大引を降
下させるので、落下に頼っていた従来の撤去方法に比し
て安全である。
撤去は、ウインチ等を使用してゆっくり降下させる
こととなるので、従来のように騒音や震動が発生するこ
とがない。
こととなるので、従来のように騒音や震動が発生するこ
とがない。
落下させないので、鋼材や床面に損傷や変形を与え
ることがない。
ることがない。
吊持部は、根太及び大引の撤去作業が完了するまで
型枠板に取りつけられているので、型枠が剥離して落下
するという危険性がない。
型枠板に取りつけられているので、型枠が剥離して落下
するという危険性がない。
作業については、熟練した技術を要することがなく
簡便に行なえる。
簡便に行なえる。
第1図は本発明法を施す作業現場の一部を示す概略側面
図、第2図は第1図で示したものにアンカー部材及びボ
ルトを固定した状態を示す概略側面図、第3図はコンク
リートの養生後第2図で示したもののボルトを取り外し
これに吊持部・ロープ等を設置した状態を示す概略側面
図、第4図は吊持部の他の実施例を示す斜視図、第5図
はロープに引張力を加えた後サポートロッド等の部材を
撤去した状態を示す概略側面図、第6図はロープを緩め
て支持材を降下させつつある状態を示す概略側面図、そ
して第7図(a)(b)は共に第6図までに示したアン
カー部材の構造を示すものであり同図(a)はその分解
斜視図、同図(b)は本発明に係る作業終了後できる凹
部にモルタル埋めを施した状態を示す概略断面図、そし
て第8図(a)(b)はアンカー部材の構造に関するそ
の他の実施例を示す共に概略斜視図である。 1……型枠板 2……根太 3……大引 4……サポートロッド 5……孔 6……アンカー部材 7……ボルト 8……キャップ 9……吊持部 91……螺子部 92……吊持リング 93……滑車部材 10……ワイヤーロープ 11……棒材 12……ワッシャー 13……ウインチ 14……ロープ整列部材 15……蓋体 C……コンクリート層
図、第2図は第1図で示したものにアンカー部材及びボ
ルトを固定した状態を示す概略側面図、第3図はコンク
リートの養生後第2図で示したもののボルトを取り外し
これに吊持部・ロープ等を設置した状態を示す概略側面
図、第4図は吊持部の他の実施例を示す斜視図、第5図
はロープに引張力を加えた後サポートロッド等の部材を
撤去した状態を示す概略側面図、第6図はロープを緩め
て支持材を降下させつつある状態を示す概略側面図、そ
して第7図(a)(b)は共に第6図までに示したアン
カー部材の構造を示すものであり同図(a)はその分解
斜視図、同図(b)は本発明に係る作業終了後できる凹
部にモルタル埋めを施した状態を示す概略断面図、そし
て第8図(a)(b)はアンカー部材の構造に関するそ
の他の実施例を示す共に概略斜視図である。 1……型枠板 2……根太 3……大引 4……サポートロッド 5……孔 6……アンカー部材 7……ボルト 8……キャップ 9……吊持部 91……螺子部 92……吊持リング 93……滑車部材 10……ワイヤーロープ 11……棒材 12……ワッシャー 13……ウインチ 14……ロープ整列部材 15……蓋体 C……コンクリート層
Claims (4)
- 【請求項1】コンクリート養生後のスラブ下ば型枠板を
支持する根太及び大引を撤去するための方法であって、
スラブ用コンクリートの打設前に、スラブ下ば型枠上方
側の適宜箇所に複数基載置したアンカー部材を、各アン
カー部材直下に開けられた孔を通じて下方側より螺子留
めによって固定し、その後コンクリートを打設し、その
打設後或いは打設前に、該各々のアンカー部材に螺合さ
せた吊持部に一体的又は付加的に設けられた滑車部材の
それぞれにロープを架けわたしその一端を大引又は大引
の直下に接当させた棒材に固定し、コンクリート養生後
に、該各々のロープに引張力を加えて大引又は該大引の
直下に接当させた棒材を吊持しながら、全てのサポート
ロッド及び該ロープによって吊持されていない全ての大
引を撤去し、その後各ロープの全てを全部材が概ね水平
を保ったまま降下するように緩めることによって大引及
びその上の根太を降下させることを特徴とするスラブ下
ば型枠支持材の撤去方法。 - 【請求項2】スラブ用打設前にスラブ下ば型枠板に開け
られた孔よりアンカー部材を固定する螺子留め部材は、
吊持部と同様の螺子溝を有する別部材であり、ロープの
架けわたし前に螺子留め部材を外して吊持部と交換する
ものとする特許請求の範囲第1項記載のスラブ下ば型枠
支持材の撤去方法。 - 【請求項3】スラブ用打設前にスラブ下ば型枠板に開け
られた孔よりアンカー部材を固定する螺子留め部材は、
吊持部そのものである特許請求の範囲第1項記載のスラ
ブ下ば型枠支持材の撤去方法。 - 【請求項4】ロープの引張はウインチによって行なうも
のであって、且つ複数箇所からウインチに送り込まれる
ロープは、ウインチへの送り込み方向を揃えるために別
部材によって予め1箇所に集中させるものとする特許請
求の範囲第1項、第2項または第3項記載のスラブ下ば
型枠支持材の撤去方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26055187A JP2620693B2 (ja) | 1987-10-15 | 1987-10-15 | スラブ下ば型枠支持材の撤去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26055187A JP2620693B2 (ja) | 1987-10-15 | 1987-10-15 | スラブ下ば型枠支持材の撤去方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01102172A JPH01102172A (ja) | 1989-04-19 |
JP2620693B2 true JP2620693B2 (ja) | 1997-06-18 |
Family
ID=17349528
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26055187A Expired - Lifetime JP2620693B2 (ja) | 1987-10-15 | 1987-10-15 | スラブ下ば型枠支持材の撤去方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2620693B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5905636B1 (ja) * | 2015-12-28 | 2016-04-20 | 株式会社Aoi | 落下防止フック |
-
1987
- 1987-10-15 JP JP26055187A patent/JP2620693B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01102172A (ja) | 1989-04-19 |
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