JP2018150781A - スラブの構築方法 - Google Patents

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【課題】スラブの一連の構築作業を安全な作業環境の下で効率よく行える、スラブの構築技術を提供すること。【解決手段】組立式の型枠パネル10と、格子フレーム20の下方に大引きを保持可能な複数の懸架装置50とを使用し、懸架装置50を介して格子フレーム20と大引き40とを地組する工程と、地組した大引き40の下面を複数のサポート61の上部間に架け渡す工程と、サポート61及び大引き40で支持された状態で格子フレーム20の上面にパネル本体30を敷設して型枠パネル10を組み立る工程とにより構成する。【選択図】図5

Description

本発明は大引きの架設作業からスラブ用型枠の組立て作業までの一連の作業を安全な作業環境で効率よく行えるスラブの構築方法に関するものである。
コンクリートスラブを構築する一般的な施工方法としては、最初に階下の床上に所定間隔を隔てて複数のサポートを建てながら隣り合うサポートの上部間に端太角と呼ばれる大引きを架け渡す大引架け作業を行った後に、大引きの交差方向へ向けて架け渡した複数の根太(単管又は角材)に型枠となるベニヤ板を敷き込み、ベニヤ板の周囲を囲って型枠を組み立て、型枠内に鉄筋を配筋してコンクリートを打設している。
大引きが重量物であることから、大引架け作業は1組3人以上が互いに声を掛け合って行われている。
特開2002−174031号公報
従来のスラブの構築技術はつぎのような問題点を有する。
<1>一連の作業のなかで大引架け作業が最も危険な作業と言われている。
大引きの架設タイミングが合わないと、大引きの落下やサポートの崩壊を誘発するだけでなく、高所作業員が墜落する危険がある。
<2>大引架け作業が危険なのは、大引きをサポート間に架け渡す作業だけでなく、架け渡した大引きの両端を各種の繋ぎ材を用いて既設の梁や壁に固定する作業も大変危険である。
大引けが不安定な状態で行われるために、作業中に大引けとサポートが崩壊し易い。
<3>大引きの長さが不足するときは大引きの一部を重合させて延長し、その重合部を釘止めしている。
延長した大引きをゆっくりと回転(持上げ時は縦向きで、架設時は横向き)させてサポート間に架け渡す際に、大引きが連結部で中折れし易く、延長した大引きが中折れすると大事故につながる。
<4>大引き架け作業だけでなく、根太の架設作業においては根太の落下事故の危険があり、型枠の敷き込み作業においては単管製の根太が転がって偏倚していることを知らずに作業者が型枠を踏み外して落下する危険がある。
<5>上述したように、スラブの一連の構築作業を安全に行うには、長い経験と技術を習得した熟練作業者が欠かせないが、近時の労働力不足の影響で熟練作業者の確保が深刻な問題となっている。
本発明は以上の点に鑑みて成されたもので、その目的とするところは、スラブの一連の構築作業を安全な作業環境の下で効率よく行える、スラブの構築技術を提供することにある。
本発明は、スラブ用の型枠パネルの下面が複数の大引きにより支持され、前記大引きの下面が複数のサポートに支持され、型枠パネルの周囲が囲繞された型枠内にコンクリートを打設して構築するスラブの構築方法であって、複数の縦リブと複数の横リブとを具備する高剛性の格子フレームと、該格子フレームの上面に着脱自在に取り付けられるパネル本体とからなる組立式の型枠パネルと、前記格子フレームに反力を得て、格子フレームの下方に大引きを保持可能な複数の懸架装置とを使用する。
作業工程としては、前記大引き上に載置された格子フレームと大引きとの間を複数の懸架装置を介して一体に連結する、格子フレームと大引きとの地組工程と、前記地組した格子フレームに一体の大引きを吊り上げて、大引きの下面を複数のサポートの上部間に架け渡す、格子フレームと大引きの吊り込み工程と、前記サポート及び大引きで支持された状態で格子フレームの上面にパネル本体を敷設する、型枠パネルの組み立て工程とにより構成される。
本発明の他の形態において、前記格子フレームが間隔を隔てて並列された複数の縦リブと、間隔を隔てて前記縦リブと交差して並設され、矩形波状を呈する複数の横リブとを具備している。
本発明の他の形態において、前記地組工程において、懸架装置が、大引きを収容可能な横向きの開口を有する鉤板と、該鉤板の上顎に突設したスタッドボルトと、鉤板の下顎に固着した固定ナットに螺合した縦向きの高さ調整ボルトとを具備している。前記スタッドボルトを介して複数の懸架装置を格子フレームに固定しつつ、前記複数の懸架装置の開口内に大引きを収容させて、上顎と高さ調整ボルトの間で大引きを固定する。
本発明の他の形態において、前記型枠パネルの組み立て工程において、前記格子フレーム及びパネル本体が複数組の係脱手段を有していて、該係脱手段を介して格子フレームの上面にパネル本体を組み付ける。
本発明は、懸架装置を使用して格子フレームの下面に大引きを一体に地組できるので、スラブの一連の構築作業を安全な環境下で効率よく行うことができる。
特に重たい複数の大引きをサポートの上部間に安全に架け渡すことができるので、大引きの架設作業に熟練技術を持たない作業者でも作業を行える。
大引きと格子フレームの吊り状態を示す斜視図 型枠パネルの分解組立図 格子フレームとパネル本体の係脱手段の一例の説明図 大引きと格子フレームの懸架手段説明図で、(a)は懸架装置を使用した大引きと格子フレームの取付部の斜視図、(b)は懸架装置の取付後における大引きと格子フレームの取付部の側面図 スラブの構築方法の説明図で、(a)は大引きと格子フレームとを地組する工程の説明図、(b)は一体化した大引きと格子フレームを吊り上げてサポートに横架する工程の説明図、(c)は型枠パネルの組立て工程の説明図
以下に図面を参照しながら本発明に係るスラブの構築方法について詳しく説明する。
<1>施工に使用する主要な資材
図1はスラブの構築方法で使用する組立式の型枠パネル10と、型枠パネルを構成する格子フレーム20の下面に大引き40を取り付けるための懸架装置50とを使用して、格子フレーム20と一体に大引き40を吊りロープ60で吊上げた状態を示している。
以降に施工で使用する型枠パネル10と懸架装置50について説明する。
<2>型枠パネル
型枠パネル10には公知の型枠を使用することができる。
図2を参照して本例で使用する型枠パネル10について説明する。
型枠パネル10は表面31および裏面32を有するパネル本体30と、複数組の係脱手段を介してパネル本体30の裏面32に対して組付け及び組付け解除可能な格子フレーム20とを有する組立式の型枠である。
型枠パネル10が分離可能な組立式であることから、パネル本体20が損傷したパネル本体30のみを交換できて、格子フレーム20を繰り返し転用できる。
さらに、分離した格子フレーム20とパネル本体30とを同種単位で並べて保管できるうえに、格子フレーム20とパネル本体30を個別に搬送できる。
<2.1>パネル本体
パネル本体30は矩形を呈する板体である。本例ではパネル本体30が長方形を呈する形態を示すが、方形や多角形等の形状であってもよい。
<2.2>パネル本体の素材
パネル本体30の素材は、木製、合成樹脂製、金属製等の公知の素材を含み、使途に応じて選択する。
成形面の耐久性を考慮すると、合成樹脂製の基板表面を繊維強化樹脂(GFRP等)又はアルミニウムの被膜で被覆した複合材が好適であり、経済性を考慮すると木製合板が好適である。
<2.3>パネル本体と格子フレームの寸法関係
本例では両部材20,30の縦寸法が同一寸法である形態について示すが、パネル本体30の縦(高さ)寸法が格子フレーム20の縦寸法より僅かに(10〜15cm程度)大きく形成し、パネル本体30を格子フレーム20に一体化したときに寸法差によるパネル本体30に余長部を形成するようにしてもよい。
パネル本体30に余長部を形成した場合は、図外の補助型枠パネルと組合せて使用する。
補助型枠パネルは木製型枠であり、木製パネルと、木製パネルの裏面に木製パネルの片方から突出させた複数の桟木とを具備している。
複数の桟木は型枠パネル10の格子フレーム20に内挿可能な間隔で配置してある。
型枠パネル10単独で高さが不足する場合は、補助型枠パネルを不足分の長さに対応するように鋸等でカットし、複数の桟木を型枠パネル10の格子フレーム20に内挿して一体化することで、型枠パネル10の高さ不足を解消することができる。
<3>格子フレーム
格子フレーム20は間隔隔てて並列した帯状を呈する複数の縦リブ21と、間隔を隔てて縦リブ21の横断方向に向けて並列した帯状を呈する複数の横リブ25とを交差させて一体に形成した高剛性のフレームである。
<3.1>格子フレームの素材
格子フレーム20の素材は、合成樹脂製、アルミニウム等の金属製等の公知の素材を含み、使途に応じて選択する。
格子フレーム20が合成樹脂製の場合は一体成型により製作し、金属製の場合は金属板を打ち抜いた後に折曲加工を行うことで簡単に製作できる。
<3.2>縦リブ
縦リブ21は真直ぐな帯板であり、パネル本体30の裏面32に対して起立状態で配置される。
各縦リブ21の板面には複数の取付孔22が開孔されている。
最外方に位置する縦リブ21の取付孔22は型枠パネル10の組立て時に公知の連結クリップを挿し込んで隣り合う型枠パネル10間の連結に用いられる。
最外方の縦リブ21の間に位置する縦リブ21の取付孔22は懸架装置50の取付けに用いられる。
<3.3>横リブ
横リブ25は帯板を矩形波状に屈曲させた折曲板であり、パネル本体30の裏面に接する接面部26と、パネル本体30の裏面から離隔する離面部27とが交互に形成されている。
<3.4>係脱手段
パネル本体30と格子フレーム20は、格子フレーム20側から操作可能な複数組の係脱手段を介して組付け及び組付け解除(分離)が可能な構造になっている。
係脱手段の形成数は型枠パネル10の寸法等を考慮して適宜選択する。
<3.5>係脱手段の例示
図3はパネル本体30の裏面32に立設した係止ピン34と、格子フレーム20の接面部26にダルマ形又は縦長楕円形に開設した係止穴26aとを組み合せた係脱手段の一例を示す。
係止ピン34は軸部34aと、軸部34aよりの大径の頭部34bを有している。
組付け時は、係止穴26aが係止ピン34の大径頭部34bを挿通するように、格子フレーム20をパネル本体30の裏面32に押し付けて僅かにスライドさせるだけの簡単な操作で、係止ピン34を係止穴26aに係止できる。分離する時は組付け時の逆の操作を行うことで格子フレーム20をパネル本体30から分離できる。
係脱手段は例示した形態に限定されるものではなく、少なくともパネル本体30に対する格子フレーム20のスライド変位による一体組み付け、及びパネル本体30に対する格子フレーム20の逆向きのスライド変位による組付け解除が可能な構造であればよい。
<4>懸架装置
図4を参照して説明すると、懸架装置50は格子フレーム20に反力を得て大引き40を格子フレーム20の下面に固定して垂下するための装置であり、横向きの開口を有し、略コ字形を呈する鉤板51と、鉤板51の上顎52の側面の真横に向けて突設したスタッドボルト53と、鉤板51の下顎54に固着した固定ナット55に螺合した縦向きの高さ調整ボルト56とを具備する。
鉤板51は側方から大引き40を出し入れ可能な開口を有している。
下顎54の端部には上方へ向けて隆起したストッパ57が形成されていて、開口内に収容した大引き40をストッパ57により位置決めし得るようになっている。
[スラブの構築方法]
つぎに図5を参照してスラブの構築方法について説明する。
<1>大引きと格子フレームの地組工程
図5(a)に示すように、間隔を隔てて複数の大引き40を平行に並べ、これら複数の大引き40上に、縦リブ21が大引き40と直交するように複数の格子フレーム20を搭載する。
大引き40と格子フレーム20との間に跨って複数の懸架装置50を取り付けて、格子フレーム20の下方に複数の大引き40を一体に連結する。
図4を参照して懸架装置50の取り付け方法について説明すると、格子フレーム20の下方から縦向き状態にした懸架装置50を差し込み、平行に位置させた上顎52を格子フレーム20の縦リブ21の側面に当接させる。
このとき、懸架装置50の上顎52に突設したスタッドボルト53を格子フレーム20の取付孔22に挿通し、ナット58を螺着して懸架装置50を格子フレーム20に固定する。
側方から懸架装置50の開口内に大引き40を収容して下顎54に載置する。
このように本発明では、懸架装置50を用いた大引き40と格子フレーム20の組付け作業を地組みするので、大引き40や格子フレーム20等の資材の落下事故や作業員の墜落事故を回避しながら安全な作業環境の下で効率よく組立てることができる。
<2>大引きと格子フレームの吊り込み工程
以下に詳述するように、格子フレーム20に懸架させた複数の大引き40を型枠の組立て現場へ吊り込む。
<2.1>大引きと格子フレームの吊上げ
大引き40又は格子フレーム20に吊りロープ60を取り付け、作業のし易い高さまで吊り上げる。吊上げ時における大引き40の重量は懸架装置50を介して高剛性の格子フレーム20で支持される。
作業のし易い高さまで吊り上げたら、大引き40の落下防止のため、図4に示した高さ調整ボルト56を締付けて大引き40を懸架装置50に固定する。
また必要に応じて大引き40の下面にサポート取付用の釘を打ち込んでおく。
<2.2>大引きと格子フレームの移送
図5(b)に示すように、格子フレーム20の下面に一体に懸架した複数の大引き40を型枠の組立て現場まで吊り上げた状態で移送する。
格子フレーム20は閉鎖構造でなく開口構造を呈しているため、例えば突風に晒されても風の影響を受け難い。
<2.3>サポート工
階下の床上には大引き40の配置間隔に対応するように複数のサポート61を所定の間隔で立設しておく。
サポート61はパイプサポートに限定されず公知の支持部材を含む。
<2.4>大引きの架け渡し
これら複数のサポート61の上部間に複数の大引き40を吊り降ろして架け渡す。
吊りロープ70を取り外して、格子フレーム20及び大引き40の自重をサポート61に支持させる。
各大引き40は複数の懸架装置50を介して高剛性の格子フレーム20に移動不能に固定されているので、大引き40の移送中は勿論のこと、サポート61上部へ架け渡す際にもその間隔が不変であり、しかも落下の心配がない。
したがって、複数の大引き40を複数のサポート61の上部間に横架する作業を短時間のうちに安全かつ簡単に行うことができる。
又、格子フレーム20の縦リブ21が横リブ25と協働して大引き40の交差方向に向けた強度部材として機能するため、従来工法のようにパネル本体30の下面に複数の根太(単管又は角材)を配設する必要がない。
前記したように複数の縦リブ21が根太材として機能するが、スラブ厚が厚く格子フレーム20の剛性が不足する場合には、格子フレーム20の下面の空間内に公知の根太を挿入して補強することも可能である。
<3>型枠パネルの組立て工程
図5(c)を参照して説明すると、大引き40の上面には型枠パネル10の構成部材のひとつである格子フレーム20が予め地組して敷設されている。
そのため、現場では各格子フレーム20の上面にパネル本体30を敷き詰めてスラブ型枠の底面を形成する。
格子フレーム20の上面にパネル本体30を敷設する際、既述した係脱手段を介して格子フレーム20に対してパネル本体30を分離不能に組み付ける。
パネル本体30の公知のベニヤ板を使用する場合は、格子フレーム20の凹部に縦リブ21と平行に桟木を寝かせて配置した後にベニヤ板を載せ、ベニヤ板の上面側から釘を打ち込んでベニヤ板を桟木に固定するようにしてもよい。
本発明では高剛性の格子フレーム20上でパネル本体30の敷設作業を行えるので、型枠パネル10を安全な作業環境下で効率よく組立てできる。
<4>スラブコンクリートの打設工程
図5(c)に図示した型枠パネル10の周縁を囲ってスラブ型枠を組み立て、型枠内に鉄筋を配筋してコンクリートを打設してスラブを構築する。
<5>資材の解体撤去工程
コンクリートの養生期間が経過したら、既述した組立工程と逆の順序で作業を行ってサポート61、大引き40、型枠パネル10を解体撤去する。
10・・・・・型枠パネル
20・・・・・格子フレーム
21・・・・・縦リブ
25・・・・・横リブ
26・・・・・接面部
26a・・・・係止穴
27・・・・・離面部
30・・・・・パネル本体
31・・・・・パネル本体の表面
32・・・・・パネル本体の裏面
40・・・・・大引き
50・・・・・懸架装置
51・・・・・鉤板
52・・・・・上顎
53・・・・・スタッドボルト
54・・・・・下顎
55・・・・・固定ナット
56・・・・・高さ調整ナット
57・・・・・ストッパ
61・・・・・サポート

Claims (4)

  1. スラブ用の型枠パネルの下面が複数の大引きにより支持され、前記大引きの下面が複数のサポートに支持され、型枠パネルの周囲が囲繞された型枠内にコンクリートを打設して構築するスラブの構築方法であって、
    複数の縦リブと複数の横リブとを具備する高剛性の格子フレームと、該格子フレームの上面に着脱自在に取り付けられるパネル本体とからなる組立式の型枠パネルと、
    前記格子フレームに反力を得て、格子フレームの下方に大引きを保持可能な複数の懸架装置とを使用し、
    前記大引き上に載置された格子フレームと大引きとの間を複数の懸架装置を介して一体に連結する、格子フレームと大引きとの地組工程と、
    前記地組した格子フレームに一体の大引きを吊り上げて、大引きの下面を複数のサポートの上部間に架け渡す、格子フレームと大引きの吊り込み工程と、
    前記サポート及び大引きで支持された状態で格子フレームの上面にパネル本体を敷設する、型枠パネルの組み立て工程とを具備することを特徴とする、
    スラブの構築方法。
  2. 前記格子フレームが間隔を隔てて並列された複数の縦リブと、間隔を隔てて前記縦リブと交差して並設され、矩形波状を呈する複数の横リブとを具備することを特徴とする、請求項1に記載のスラブの構築方法。
  3. 前記地組工程において、懸架装置が、大引きを収容可能な横向きの開口を有する鉤板と、該鉤板の上顎に突設したスタッドボルトと、鉤板の下顎に固着した固定ナットに螺合した縦向きの高さ調整ボルトとを具備していて、前記スタッドボルトを介して複数の懸架装置を格子フレームに固定しつつ、前記複数の懸架装置の開口内に大引きを収容させて、上顎と高さ調整ボルトの間で大引きを固定することを特徴とする、請求項1に記載のスラブの構築方法。
  4. 前記型枠パネルの組み立て工程において、前記格子フレーム及びパネル本体が複数組の係脱手段を有していて、該係脱手段を介して格子フレームの上面にパネル本体を組み付けることを特徴とする、請求項1に記載のスラブの構築方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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