JPH08303642A - 埋設管吊り下げ具 - Google Patents
埋設管吊り下げ具Info
- Publication number
- JPH08303642A JPH08303642A JP7111774A JP11177495A JPH08303642A JP H08303642 A JPH08303642 A JP H08303642A JP 7111774 A JP7111774 A JP 7111774A JP 11177495 A JP11177495 A JP 11177495A JP H08303642 A JPH08303642 A JP H08303642A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- belt
- buried pipe
- buried
- pipe
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 既設の埋設管を傷つける等の支障を与えるこ
となく、またその外径の大きさに関係なくこれを吊り下
げて元の埋設の高さに保持することである。 【構成】 ベルト2の一端にターンバックル5の一端を
取り付け、そのターンバックル5の他端とベルト2の他
端に介在したチェーン8を埋設溝上に渡した支持梁に掛
け、ベルト2により埋設管を所定の高さに保持するよう
にした埋設管吊り下げ具1において、ベルト2を偏平な
ナイロンスリーブにより形成した。
となく、またその外径の大きさに関係なくこれを吊り下
げて元の埋設の高さに保持することである。 【構成】 ベルト2の一端にターンバックル5の一端を
取り付け、そのターンバックル5の他端とベルト2の他
端に介在したチェーン8を埋設溝上に渡した支持梁に掛
け、ベルト2により埋設管を所定の高さに保持するよう
にした埋設管吊り下げ具1において、ベルト2を偏平な
ナイロンスリーブにより形成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電気、水道、ガス等
の掘削工事において使用される埋設管吊り下げ具に関す
る。
の掘削工事において使用される埋設管吊り下げ具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電気、水道、ガス等の管路の埋設のため
に埋設溝を掘削した際、その埋設溝を横断する既設の埋
設管が現れることがある。この場合、既設の埋設管に支
障を及ぼすことなく掘削しなければならないが、、埋設
管の下側の土を取り除くと自重で彎曲することがある。
このため、埋設溝上に渡した支持梁に埋設管吊り下げ具
を掛け、これに既設の埋設管を吊り下げて変形を防止す
るようにしている。
に埋設溝を掘削した際、その埋設溝を横断する既設の埋
設管が現れることがある。この場合、既設の埋設管に支
障を及ぼすことなく掘削しなければならないが、、埋設
管の下側の土を取り除くと自重で彎曲することがある。
このため、埋設溝上に渡した支持梁に埋設管吊り下げ具
を掛け、これに既設の埋設管を吊り下げて変形を防止す
るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の埋設管
吊り下げ具は、鉄板製のベルトにより形成されていたの
で、埋設管の外径の大きさに応じて予め彎曲させた各種
の鉄板製のベルトを準備しておく必要があった。
吊り下げ具は、鉄板製のベルトにより形成されていたの
で、埋設管の外径の大きさに応じて予め彎曲させた各種
の鉄板製のベルトを準備しておく必要があった。
【0004】また、このような埋設管吊り下げ具を埋設
管に取り付ける際に、鉄板製のベルトにより埋設管、特
に陶管等の埋設管を傷つけないように慎重に作業をしな
ければならず、その取り付けに手間がかかる問題があっ
た。
管に取り付ける際に、鉄板製のベルトにより埋設管、特
に陶管等の埋設管を傷つけないように慎重に作業をしな
ければならず、その取り付けに手間がかかる問題があっ
た。
【0005】また、ワイヤーロープを使用した埋設管吊
り下げ具もあり、この場合は、埋設管の外径の大きさに
応じたものを各種準備する必要はないが、これで直接埋
設管を吊り下げると、埋設管の一部に荷重が集中して傷
を付けてしまうことがある。これを防止するために、ワ
イヤーロープと埋設管の間に緩衝部材を挟んでおく必要
があり、この緩衝部材の取り付け作業に手間がかかる問
題があった。
り下げ具もあり、この場合は、埋設管の外径の大きさに
応じたものを各種準備する必要はないが、これで直接埋
設管を吊り下げると、埋設管の一部に荷重が集中して傷
を付けてしまうことがある。これを防止するために、ワ
イヤーロープと埋設管の間に緩衝部材を挟んでおく必要
があり、この緩衝部材の取り付け作業に手間がかかる問
題があった。
【0006】そこで、この発明の課題は、既設の埋設管
を傷つける等の支障を与えることなく、またその外径の
大きさに関係なくこれを吊り下げて所定の高さに保持で
きるようにした埋設管吊り下げ具を提供することを目的
とする。
を傷つける等の支障を与えることなく、またその外径の
大きさに関係なくこれを吊り下げて所定の高さに保持で
きるようにした埋設管吊り下げ具を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、この発明は、ベルトの一端にターンバックルの一
端を取り付け、そのターンバックルの他端とベルトの他
端に介在したチェーンを埋設溝上に渡した支持梁に掛
け、上記ベルトにより埋設管を所定の高さに保持するよ
うにした埋設管吊り下げ具において、上記ベルトを偏平
なナイロンスリーブにより形成した構成を採用したので
ある。
めに、この発明は、ベルトの一端にターンバックルの一
端を取り付け、そのターンバックルの他端とベルトの他
端に介在したチェーンを埋設溝上に渡した支持梁に掛
け、上記ベルトにより埋設管を所定の高さに保持するよ
うにした埋設管吊り下げ具において、上記ベルトを偏平
なナイロンスリーブにより形成した構成を採用したので
ある。
【0008】
【作用】上記の埋設管吊り下げ具は、埋設溝の堀削中に
露出した埋設管の外周面に上記ベルトを巻き付けるとと
もに、埋設溝上に渡した支持梁に上記ターンバックルの
他端に接続したチェーンを巻き付け、そのチェーンの先
端部を上記ベルトの他端に接続してその支持梁と埋設管
を連結し、埋設管を元の埋設の高さに保持する。
露出した埋設管の外周面に上記ベルトを巻き付けるとと
もに、埋設溝上に渡した支持梁に上記ターンバックルの
他端に接続したチェーンを巻き付け、そのチェーンの先
端部を上記ベルトの他端に接続してその支持梁と埋設管
を連結し、埋設管を元の埋設の高さに保持する。
【0009】この場合、埋設管吊り下げ具のべルトが偏
平なナイロンスリーブにより形成されているため、埋設
管の外周の形状に沿って自在に変形させることができる
とともに、埋設管に傷をつけることがない。
平なナイロンスリーブにより形成されているため、埋設
管の外周の形状に沿って自在に変形させることができる
とともに、埋設管に傷をつけることがない。
【0010】なお、ターンバックルを操作して埋設管の
吊り下げ高さを適宜調整する。
吊り下げ高さを適宜調整する。
【0011】
【実施例】以下、埋設管吊り下げ具の実施例を図1乃至
図3に基づいて説明する。
図3に基づいて説明する。
【0012】実施例の埋設管吊り下げ具1は、図1に示
すように、ベルト2とそのベルト2に接続したターンバ
ックル5及びチェーン8より成る。
すように、ベルト2とそのベルト2に接続したターンバ
ックル5及びチェーン8より成る。
【0013】上記ベルト2は、偏平なナイロンスリーブ
により形成され、その一端部3には、ベルト2の端を折
り返して係止具3aが取り付けられており、ベルト2の
他端部4には、一端部3と同様に係止具4aが取り付け
られている。
により形成され、その一端部3には、ベルト2の端を折
り返して係止具3aが取り付けられており、ベルト2の
他端部4には、一端部3と同様に係止具4aが取り付け
られている。
【0014】上記ターンバックル5の接続ボルト6に環
状部6aが設けられ、接続ボルト7にフック7aが形成
されている。この接続ボルト6、7は、右ネジと左ネジ
にそれぞれ形成されている。
状部6aが設けられ、接続ボルト7にフック7aが形成
されている。この接続ボルト6、7は、右ネジと左ネジ
にそれぞれ形成されている。
【0015】上記ベルト2の係止具3aとターンバック
ル5の接続ボルト6の環状部6aが、図1に示すよう
に、接続されており、接続ボルト7のフック7aとベル
ト2の係止具4aとの間にチェーン8が掛けられてい
る。
ル5の接続ボルト6の環状部6aが、図1に示すよう
に、接続されており、接続ボルト7のフック7aとベル
ト2の係止具4aとの間にチェーン8が掛けられてい
る。
【0016】以上の埋設管吊り下げ具1は、図2乃至図
4に示すように、埋設管11が埋設された道路に堀削溝
13を掘削する場合、その堀削中に露出した埋設管11
の外周面にベルト2を巻き付けるとともに、堀削溝13
上に渡した支持梁12に接続ボルト7のフック7aに接
続したチェーン8を巻き付け、そのチェーン8の先端部
をベルト2の係止具4aに挿通して係止具9により係止
する。
4に示すように、埋設管11が埋設された道路に堀削溝
13を掘削する場合、その堀削中に露出した埋設管11
の外周面にベルト2を巻き付けるとともに、堀削溝13
上に渡した支持梁12に接続ボルト7のフック7aに接
続したチェーン8を巻き付け、そのチェーン8の先端部
をベルト2の係止具4aに挿通して係止具9により係止
する。
【0017】次に、ターンバックル5を操作して埋設管
11の吊り下げの高さを適宜調整して埋設管11を元の
埋設の高さに保持し、その変形を防止する。
11の吊り下げの高さを適宜調整して埋設管11を元の
埋設の高さに保持し、その変形を防止する。
【0018】この場合、埋設管吊り下げ具1のべルト2
が偏平なナイロンスリーブにより形成されているため、
埋設管11の外周の形状に沿って自在に変形させること
ができ、また埋設管11に傷をつけることがない。
が偏平なナイロンスリーブにより形成されているため、
埋設管11の外周の形状に沿って自在に変形させること
ができ、また埋設管11に傷をつけることがない。
【0019】上記のような埋設管11を元の埋設の高さ
に保持する作業を完了した後、堀削溝13の堀削を継続
し、図2及び図3に示すように管路15を布設したの
ち、堀削溝13を埋め戻し、その際に埋設管吊り下げ具
1を取り出す。
に保持する作業を完了した後、堀削溝13の堀削を継続
し、図2及び図3に示すように管路15を布設したの
ち、堀削溝13を埋め戻し、その際に埋設管吊り下げ具
1を取り出す。
【0020】
【効果】以上のように、この発明によれば、埋設管吊り
下げ具のべルトが偏平なナイロンスリーブにより形成さ
れているため、埋設管の外径の大きさに沿って自在に変
形させることができ、また埋設管を傷つけることがな
い。
下げ具のべルトが偏平なナイロンスリーブにより形成さ
れているため、埋設管の外径の大きさに沿って自在に変
形させることができ、また埋設管を傷つけることがな
い。
【0021】これにより、埋設管の外径の大きさに関係
なくそれを吊り下げて保持することができ、かつ、その
埋設管を傷つける等の支障を与えることないので、作業
能率を向上させることができる。
なくそれを吊り下げて保持することができ、かつ、その
埋設管を傷つける等の支障を与えることないので、作業
能率を向上させることができる。
【図1】埋設管吊り下げ具の一例を示す斜視図
【図2】同上の使用状態を示す正面図
【図3】同上の使用状態を示す側面図
【図4】同上の使用状態の概略を示す平面図
1 埋設管吊り下げ具 2 ベルト 3 一端部 3a 係止具 4 他端部 4a 係止具 5 ターンバックル 6 接続ボルト 6a 環状部 7 接続ボルト 7a フック 8 チェーン 9 係止具 11 埋設管 12 支持梁 13 堀削溝 14 地面 15 管路
Claims (1)
- 【請求項1】 ベルトの一端にターンバックルの一端を
取り付け、そのターンバックルの他端とベルトの他端に
介在したチェーンを埋設溝上に渡した支持梁に掛け、上
記ベルトにより埋設管を所定の高さに保持するようにし
た埋設管吊り下げ具において、上記ベルトを偏平なナイ
ロンスリーブにより形成したことを特徴とする埋設管吊
り下げ具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7111774A JPH08303642A (ja) | 1995-05-10 | 1995-05-10 | 埋設管吊り下げ具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7111774A JPH08303642A (ja) | 1995-05-10 | 1995-05-10 | 埋設管吊り下げ具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08303642A true JPH08303642A (ja) | 1996-11-22 |
Family
ID=14569833
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7111774A Pending JPH08303642A (ja) | 1995-05-10 | 1995-05-10 | 埋設管吊り下げ具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08303642A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102689168A (zh) * | 2012-05-29 | 2012-09-26 | 中国海洋石油总公司 | 大型精密设备配合连接工艺 |
CN103030061A (zh) * | 2012-12-28 | 2013-04-10 | 北京空间飞行器总体设计部 | 一种基于卫星承力筒吊装的圆环吊具 |
WO2013143509A1 (en) * | 2012-03-26 | 2013-10-03 | Čvut V Praze, Fakulta Strojní | Method and device for extracting foreign object jammed in narrow gap |
CN103818818A (zh) * | 2014-03-21 | 2014-05-28 | 常熟市碧溪起重吊装设备制造厂 | 一种承重力大的吊装带 |
CN104196833A (zh) * | 2014-07-11 | 2014-12-10 | 常熟市港城船舶附件厂 | 一种新型螺旋扣 |
CN106379806A (zh) * | 2016-12-16 | 2017-02-08 | 芜湖航达网业有限公司 | 一种过滤网用吊运装置 |
CN108146901A (zh) * | 2017-12-23 | 2018-06-12 | 苏州希尔盖森新材料有限公司 | 一种大型装置的把手开拉装置 |
CN110552368A (zh) * | 2019-08-05 | 2019-12-10 | 宁波华讯通信服务有限公司 | 一种钢构件托架的安装方法与钢构件托架 |
-
1995
- 1995-05-10 JP JP7111774A patent/JPH08303642A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013143509A1 (en) * | 2012-03-26 | 2013-10-03 | Čvut V Praze, Fakulta Strojní | Method and device for extracting foreign object jammed in narrow gap |
CN102689168A (zh) * | 2012-05-29 | 2012-09-26 | 中国海洋石油总公司 | 大型精密设备配合连接工艺 |
CN102689168B (zh) * | 2012-05-29 | 2014-02-05 | 中国海洋石油总公司 | 大型精密设备配合连接工艺 |
CN103030061A (zh) * | 2012-12-28 | 2013-04-10 | 北京空间飞行器总体设计部 | 一种基于卫星承力筒吊装的圆环吊具 |
CN103818818A (zh) * | 2014-03-21 | 2014-05-28 | 常熟市碧溪起重吊装设备制造厂 | 一种承重力大的吊装带 |
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CN106379806A (zh) * | 2016-12-16 | 2017-02-08 | 芜湖航达网业有限公司 | 一种过滤网用吊运装置 |
CN108146901A (zh) * | 2017-12-23 | 2018-06-12 | 苏州希尔盖森新材料有限公司 | 一种大型装置的把手开拉装置 |
CN110552368A (zh) * | 2019-08-05 | 2019-12-10 | 宁波华讯通信服务有限公司 | 一种钢构件托架的安装方法与钢构件托架 |
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