JP2010001086A - 吊りクランプのロック装置 - Google Patents

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太一 中山
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初雄 津山
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Abstract

【課題】吊りクランプのロック装置が外力により変形・破損して正規の初期締付力を与えることができなくなることを防止する。
【解決手段】吊りクランプ10のロック装置30は、クランプ本体11に回動自在に連結されるラッチ34と、ラッチに連結されてその張力をカム18に伝えることにより該カムを開口14に突出させる方向に付勢させるように働くロックスプリング31とを備えて構成され、ロックスプリングの張力を作用させることによりカムを開口に突出させて該開口に挿入されたワークに対して初期締付力を与えるロック作動状態と、ロックスプリングの張力がカムに作用しないロック不作動状態とに切り替え操作可能である。ラッチにはラッチストッパーピン41が設けられるので、ロック不作動状態時のラッチが外力を受けたときであってもラッチは同位置に止まり、ロックスプリングの変形・破損を防止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、鋼板や形鋼などのワークにセットした際に初期の締付力を与えるために設けられるロック装置に関する。
鋼板や形鋼などのワークを吊り上げるために用いられる各種の吊りクランプは、カムと受け金(ジョー)で掴んだワークの吊り荷重(負荷)が増えるに従いリンク機構による倍力作用とカム機構を通じて締付力が自動的に増加し、カムがワークに食い込んでワークを掴む構造を有している。このような構造の吊りクランプにおいて、ワークにセットした際に初期の締付力を与えるためにスプリング式のロック装置が設けられている(たとえば下記特許文献1)。
特開2006−347716号公報(図1,図2)
特許文献1の図1,図2に示されるスプリング式ロック装置とほぼ同様のスプリング式ロック装置を備えた縦吊用無傷クランプの一例を図8に示す。この縦吊用無傷クランプ10は、各々下方に延長する脚部12および13の間に略逆U字形の開口14を備えた一対のクランプ本体11,11がスペーサ部材15により所定間隔隔てられて設けられている。脚部12には、開口14に臨んで該開口内に若干突出するように受け金16が設けられている。受け金16は、後述するカム18と協働して開口14にセットされるワークを挟持して吊り上げるためのものであり、脚部12を水平に貫通する受け金ピン17を軸として若干回動可能に設けられている。
本体11,11の間において、吊環20がその下端を吊環ピン19に回動自在に連結され、一端がリンクボルト21に回動自在に連結されると共に他端が吊環ピン19に回動自在に連結されたLリンク22が設けられ、Lリンク22の中間位置にはリンク23の一端が回動自在に連結されている。カム18はカムピン24を中心として回動自在であり、その基端部においてピン25でリンク23の他端と回動自在に連結されている。
このクランプ10にはスプリング式ロック装置30が設けられており、ロックスプリング31の張力を利用して、ワークの質量がクランプ10に作用していない状態においてワークに初期締付力を与える。ロックスプリング31の一端はカム18と連結されたリンク23の基端延長部26に対してスプリングピン32で回動自在に連結されており、その他端は本体11に対してラッチボルト33を中心として回動可能に連結されたラッチ34にスプリングピン35で回動自在に連結されている。
ラッチ34は図9に示すように略U字状に形成され、開放端に対向して形成される一対のボルト穴36,36にラッチボルト33を挿通してクランプ本体11に回動自在に連結される。符号37,37は、ロックスプリング31の他端を係止するスプリングピン35を挿通させるための一対のピン穴である。ラッチ34の閉じられた先端には、チェーン39を連結するための穴38が形成され、このチェーン39を介して丸環40が連結されている。
図8ではロックスプリング31の張力が作用しておらず、ロック装置30が動作しない状態となっている。この状態では、吊環20の動きに連動してリンク機構(Lリンク22,リンク23)を介してカム18が開閉する。したがって、吊環20が自重によって下方位置に止まっているとき(図8)は、カム18は本体11内に埋没しており、開口14にワークを挿入する際に邪魔になることがない。このときカム18は本体11内の補強板27に当たって図8に示す最大開口位置以上に反時計方向の回転ができないように設けられている。
この状態から開口14にワークを挿入した後、丸環40を介してロックスプリング31に抗してラッチ34を引き上げ、ラッチボルト33を中心として時計方向(図8において。以下同じ。)に回転させてロックスプリング31がラッチボルト33を超えた位置になると、ロックスプリング31の張力がカム18に伝達されるので、カム18をカムピン24を軸として時計方向に回転させ、開口部14に挿入したワークに対してロックスプリング31の張力に比例した初期締付力を与えることができ、該ワークを受け金16との間で圧接挟持する。この状態で、吊環20を介した吊り上げ操作を行うと、Lリンク22がリンクボルト21を中心として反時計方向に回転し、これによりリンク23が上昇移動するので、カム18がカムピン24を中心として時計方向に回転して開口部14内に突出し、クランプ10およびワークの負荷に応じた締付力でワークを保持する。
なお、図8および図9において、符号28はクランプ本体11,11間に挿入されたラッチ34のストッパーとなるスプリングピンであり、ロックスプリング31の張力が作用しているロック作動状態においてラッチ34の側面に当接してラッチ34がロック作動状態時の位置以上に時計方向に回転することを阻止している。
このようなロック装置30は、丸環40の操作で動作/解放を行う構造上、図8のロック不作動状態ではラッチ34がクランプ10の本体11から側方に突出した位置にあるため、このラッチ34が外力を受けることがある。たとえば、ワークを吊り上げて運搬作業を終了した後にロック装置30を解除して図8のロック不作動状態としてからワークからクランプ10を外したときに、クランプ10を静かに扱ってラッチ34に外力が作用しないようにすれば良いが、時にはワークから外したクランプを床面に放り投げることがある。また、図8のロック不作動状態でクランプ10のみを(ワークを挟むことなく、またはワークから外した後に)クレーンで吊り上げ・運搬する場合において、鋼材等の他の構造物にクランプをぶつけてしまうこともある。
このような場合に、P方向の外力がラッチ34に作用すると、ロックスプリング31が変形し破損してしまう恐れがある(図10)。前述のようにカム18は本体11内の補強板27に当たって図8に示す最大開口位置以上に反時計方向の回転ができないように設けられているので、P方向の外力がラッチ34に作用したときに、これをカム18の反時計方向回転として吸収することができず、ラッチ34とロックスプリング31だけが移動を余儀なくされ、このために図10に示すようなロックスプリング31の変形が生じてしまうのである。このようなロックスプリングの変形が何回となく繰り返し発生すると、ロックスプリング31に永久歪みの変形が生じ、正規の初期締付力を与えることができない破損状態となってしまう。
したがって、本発明の課題は、吊りクランプのロック装置が外力により変形・破損して正規の初期締付力を与えることができなくなることを防止することにある。
この課題を解決するため、請求項1に係る本発明は、クランプ本体のワーク挿入口に挿入されたワークを、該ワーク挿入口の一側に臨んで設けられる第一の把持部材と他側に該ワーク挿入口に突出可能に設けられる第二の把持部材との間で掴んで吊り上げるように構成された吊りクランプにおいて、クランプ本体に回動自在に連結されるラッチと、該ラッチに連結されてその張力を第二の把持部材に伝えることにより該第二の把持部材をワーク挿入口に突出させる方向に付勢させるように働くロックスプリングとを備えて構成されるロック装置が設けられ、該ロック装置は、ロックスプリングの張力を作用させることにより前記第二の把持部材をワーク挿入口に突出させて該ワーク挿入口に挿入されたワークに対して初期締付力を与えるロック作動状態と、ロックスプリングの張力が前記第二の把持部材に作用しないロック不作動状態とに切り替え操作可能であり、且つ、該ロック装置には、ラッチをロック不作動状態時の位置を超えてさらに回転することを阻止してロックスプリングの変形を防止するラッチストッパー手段が設けられることを特徴とする。
請求項2に係る本発明は、請求項1記載の吊りクランプのロック装置において、前記ラッチストッパー手段が、ラッチがロック不作動状態時の位置からロック作動状態時の位置に移動するときの回転方向と反対方向にラッチを回転させようとする外力が作用したときに該反対方向の回転を阻止するものであることを特徴とする。
請求項3に係る本発明は、請求項1または2記載の吊りクランプのロック装置において、前記第二の把持部材がカムピンを介してクランプ本体に回転自在に設けられたカムであり、ワーク挿入口に突出するときの回転方向と反対方向に回転してクランプ本体内に埋没する最大開口位置を規定するカムストッパー手段が設けられており、ロック不作動状態時のラッチ位置は該カムストッパー手段によるカムの最大開口位置に対応しており、前記ラッチストッパー手段は、カムを最大開口位置以上に回転させる方向の外力がラッチに作用したときにラッチがロック不作動状態時の位置以上に回転しようとすることを阻止するように働くことを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項1ないし3のいずれか記載の吊りクランプのロック装置において、前記ラッチストッパー手段がラッチに設けられたラッチストッパーピンであり、このラッチストッパーピンがクランプ本体に当たることによりラッチのロック不作動状態時の位置以上の回転を阻止することを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1ないし3のいずれか記載の吊りクランプのロック装置において、前記ラッチストッパー手段がクランプ本体に設けられたラッチストッパーピンであり、このラッチストッパーピンにラッチが当たることによりラッチのロック不作動状態時の位置以上の回転を阻止することを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項1ないし5のいずれか記載の吊りクランプのロック装置において、前記ロックスプリングが、第二の把持部材に連結されたリンクとラッチとの間に架け渡されることを特徴とする。
本発明によれば、クランプ本体のワーク挿入口に挿入されたワークを、該ワーク挿入口の一側に臨んで設けられる第一の把持部材と他側に該ワーク挿入口に突出可能に設けられる第二の把持部材との間で掴んで吊り上げるように構成された吊りクランプにおいて、クランプ本体に回動自在に連結されるラッチと、、該ラッチに連結されてその張力を第二の把持部材に伝えることにより該第二の把持部材をワーク挿入口に突出させる方向に付勢させるように働くロックスプリングとを備えて構成されるロック装置が設けられ、該ロック装置は、ロックスプリングの張力を作用させることにより前記第二の把持部材をワーク挿入口に突出させて該ワーク挿入口に挿入されたワークに対して初期締付力を与えるロック作動状態と、ロックスプリングの張力が前記第二の把持部材に作用しないロック不作動状態とに切り替え操作可能であり、且つ、該ロック装置には、ラッチをロック不作動状態時の位置を超えてさらに回転することを阻止してロックスプリングの変形を防止するラッチストッパー手段が設けられる。すなわち、ラッチストッパー手段は、ラッチがロック不作動状態時の位置からロック作動状態時の位置に移動するときの回転方向と反対方向にラッチを回転させようとする外力が作用したときに該反対方向の回転を阻止するように働く。
したがって、ロックスプリングの張力が作用していない状態でクランプを扱うときにロック装置のラッチに対してロックスプリングを常態以上に圧縮させようとする外力が作用した場合であっても、ラッチがロック不作動状態時の位置以上に回転することを阻止するので、ロックスプリングに永久歪みの変形が生じて正規の初期締付力を与えることができない破損状態となることを防止し、クランプの耐用性および安全性を高めることができる。
本発明の実施例について以下に詳述する。
図1〜図3は、本発明の一実施例として、特に平鋼板や型鋼のワークの垂直面部分をその両側からクランプするに適した縦吊用無傷クランプ10を示す。このクランプ10は、ロック装置30に関連する構成を除き、従来技術として図8に示したクランプ10と略同様の構成を有しているので、同一構成要素には同一の符号を付してそれらの説明を省略する。また、ロック装置30についても基本的な構成は図8に示すクランプ10におけるロック装置30と同様であり、その同一構成要素には同一の符号を付してそれらについての説明を省略する。
図1〜図3に加えて図4を併せて参照して、この実施例によるロック装置30のラッチ34には一対のラッチストッパーピン41,41が設けられている。ラッチ34の形状は従来技術のロック装置30におけるラッチ34(図9)と略同様であるが、その開放端のボルト穴36に近接して膨出部42,42が設けられており、この膨出部の外面側にそれぞれラッチストッパーピン41,41が溶接固定されている。特に図1に明りょうに示されるように、ラッチストッパーピン41,41は、ロック装置30がロック不作動状態にあるときにクランプ本体11に当接し、ラッチ34が該ロック不作動状態時の位置以上に反時計方向(図1,図3において。以下同じ。)に回転することを阻止する。したがって、ラッチ34にP方向の外力が作用した場合であってもラッチ34は該位置に止まり、ロックスプリング31の変形・破損を防止する。
図5は、ロック装置30が作動状態にあるときのクランプ10を示す。図1〜図3に示すロック不作動状態からこのロック作動状態へと移行させるには、ラッチ34の先端に連結されている丸環40を引き上げてラッチ34をラッチボルト33を中心として時計方向(図5において。以下同じ。)に回転させ、ロックスプリング31がラッチボルト33を超えた位置まで移動させる。このロック作動状態では、ロックスプリング31の張力により、カム18をカムピン24を中心として時計方向に回転させて開口14に向けて突出させるので、開口14に挿入されたワークWを、ロックスプリング31の張力に応じた初期締付力で受け金16との間で挟んでクランプする。カム18が開口14に向けて突出する方向に回転することにより、これに連結されているリンク機構(リンク23、Lリンク22)および吊り環20もそれぞれ図5に示す位置に移動する。この状態で吊環20を介した吊り上げ操作を行うことにより、従来技術において説明したように、クランプ10およびワークWの負荷に応じた締付力でワークを保持する。このロック作動状態において、ラッチ34の側面がスプリングピン28に当たっていて、ラッチ34がそれ以上時計方向に回転することを阻止して位置規制している。
図6は、本発明の他の実施例として、実施例1の変形例による縦吊用無傷クランプ10を示す。このクランプ10は、実施例1によるクランプと略同様の構成を有しているので、同一構成要素には同一の符号を付してそれらの説明を省略し、実施例1のクランプと異なる構成についてのみ以下に記述する。
この実施例では、ロック装置30におけるラッチ34については従来のラッチ34と同様の形状(図9)のものを使用し、ラッチストッパーピン43,43の軸を一対の本体11,11の対向位置に貫通させて、それらの先端を内方に突出させるようにして溶接固定している(図7)。特に図6に明りょうに示されるように、ロック装置30がロック不作動状態にあるときにラッチ34はラッチストッパーピン43に当接し、該ロック不作動状態時の位置以上に反時計方向(図6において。以下同じ。)に回転することが阻止される。したがって、ラッチ34にP方向の外力が作用した場合であってもラッチ34は該位置に止まり、ロックスプリング31の変形・破損を防止する。
本発明について実施例1,2を挙げて説明したが、本発明はこれら実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内において差様々な形態で実施することができる。本発明は、図示実施例に記載した縦吊用無傷クランプのほか、標準的な山形の歯やローレット歯が形成されたカムを備えた縦吊クランプや横吊クランプのロック装置としても適用可能である。
本発明の実施例1によるロック装置が組み込まれた縦吊用無傷クランプをロック不作動状態で示す正面図である。 このクランプの同状態左側面図である。 このクランプの同状態斜視図である。 このクランプのロック装置に用いられるラッチ形状を示す平面図(a)および側面図(b)である。 このクランプがロック作動状態にあるときの正面図である。 本発明の実施例2によるロック装置が組み込まれた縦吊用無傷クランプをロック作動状態で示す正面図である。 このクランプにおけるラッチストッパーピンの取付態様を示す概略図である。 従来技術によるロック装置が組み込まれた縦吊用無傷クランプをロック不作動状態で示す正面図である。 このクランプのロック装置に用いられるラッチ形状を示す平面図(a)および側面図(b)である。 このクランプがロック不作動状態にあるときにロック装置のラッチが外力を受けた結果ロックスプリングが変形した状態を示す正面図である。
符号の説明
10 縦吊用無傷クランプ
11 クランプ本体
14 開口(ワーク挿入口)
16 受け金(第一の把持部材)
18 カム(第二の把持部材)
20 吊環
22 Lリンク
23 リンク
24 カムピン
26 カムの基端延長部
30 ロック装置
31 ロックスプリング
32 スプリングピン
33 ラッチボルト
34 ラッチ
35 スプリングピン
36 ボルト穴
37 ピン穴
38 穴
39 チェーン
40 丸環
41 ラッチストッパーピン
42 ラッチの膨出部
43 ラッチストッパーピン

Claims (6)

  1. クランプ本体のワーク挿入口に挿入されたワークを、該ワーク挿入口の一側に臨んで設けられる第一の把持部材と他側に該ワーク挿入口に突出可能に設けられる第二の把持部材との間で掴んで吊り上げるように構成された吊りクランプにおいて、クランプ本体に回動自在に連結されるラッチと、該ラッチに連結されてその張力を第二の把持部材に伝えることにより該第二の把持部材をワーク挿入口に突出させる方向に付勢させるように働くロックスプリングとを備えて構成されるロック装置が設けられ、該ロック装置は、ロックスプリングの張力を作用させることにより前記第二の把持部材をワーク挿入口に突出させて該ワーク挿入口に挿入されたワークに対して初期締付力を与えるロック作動状態と、ロックスプリングの張力が前記第二の把持部材に作用しないロック不作動状態とに切り替え操作可能であり、且つ、該ロック装置には、ラッチをロック不作動状態時の位置を超えてさらに回転することを阻止してロックスプリングの変形を防止するラッチストッパー手段が設けられることを特徴とする、吊りクランプのロック装置。
  2. 前記ラッチストッパー手段が、ラッチがロック不作動状態時の位置からロック作動状態時の位置に移動するときの回転方向と反対方向にラッチを回転させようとする外力が作用したときに該反対方向の回転を阻止するものであることを特徴とする、請求項1記載の吊りクランプのロック装置。
  3. 前記第二の把持部材がカムピンを介してクランプ本体に回転自在に設けられたカムであり、ワーク挿入口に突出するときの回転方向と反対方向に回転してクランプ本体内に埋没する最大開口位置を規定するカムストッパー手段が設けられており、ロック不作動状態時のラッチ位置は該カムストッパー手段によるカムの最大開口位置に対応しており、前記ラッチストッパー手段は、カムを最大開口位置以上に回転させる方向の外力がラッチに作用したときにラッチがロック不作動状態時の位置以上に回転しようとすることを阻止するように働くことを特徴とする、請求項1または2記載の吊りクランプのロック装置。
  4. 前記ラッチストッパー手段がラッチに設けられたラッチストッパーピンであり、このラッチストッパーピンがクランプ本体に当たることによりラッチのロック不作動状態時の位置以上の回転を阻止することを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか記載の吊りクランプのロック装置。
  5. 前記ラッチストッパー手段がクランプ本体に設けられたラッチストッパーピンであり、このラッチストッパーピンにラッチが当たることによりラッチのロック不作動状態時の位置以上の回転を阻止することを特徴とする、請求項1ないし3のいずれか記載の吊りクランプのロック装置。
  6. 前記ロックスプリングが、第二の把持部材に連結されたリンクとラッチとの間に架け渡されることを特徴とする、請求項1ないし5のいずれか記載の吊りクランプのロック装置。
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