JP2017210353A - シートパイル用クランプ - Google Patents

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【課題】シートパイルの引き起こし・反転作業を安全且つ効率良く行うことができるクランプを提供する。【解決手段】このシートパイル用クランプ20は、一対の本体ピン21a,21とワーク挿入口22を有するクランプ本体23と、ワーク挿入口に出没可能なカム24と、ワーク挿入口を挟んでカムと対向する受け部26と、一対の本体ピンの間に形成された吊環ピン溝27に沿って移動する吊環ピン29を有する吊環28と、吊環ピンの移動をカムに伝えるリンク31とを備え、上向きまたは下向きのシートパイル1の継手部2をワーク挿入口に挿入した状態で吊環を吊り上げたときに、吊環がいずれか一方の本体ピンに当接するように構成されているので、該当接点を支点として吊環ピンが吊環ピン溝内において溝開口方向に移動し、リンクを介してカムをワーク挿入口に突出させて、シートパイルの側面部を受け部との間で確実に把持する。【選択図】図4

Description

本発明は、シートパイル用クランプに関する。
シートパイルは鋼矢板とも呼ばれ、概してハット形ないし字形の断面形状を有すると共にその長手方向両端には継手部が形成され、この継手部を介して上下反転状態などでシートパイル同士を連結させ、これを土中に埋設して護岸や防波堤、岸壁などを作る工事に際して仮設の土留として使用するなどの用途に多用されている。
このようなシートパイルの吊り上げ・運搬作業には、主として、ユーザーが製作した専用のクランプが用いられている。このクランプの一例が図6に示されている。このクランプ10は、先端に曲面状の押さえ部11を有すると共に基端に吊穴12を有する本体13と、本体13の中央にピン14で回転自在に連結されたフック15とを有してなる。そして、同図に示すように、フック15の略U字形開口16に、上向き状態のシートパイル1の継手部2を挿入し、側面部3をフック15の係止脚17の内側面に当接させた状態にして、吊穴12にスリングなどの吊材(図示せず)を通してクレーン(図示せず)で吊り上げると、本体13が矢示方向に回転するので、本体13の押さえ部11とフック15の係止脚17との間でシートパイル側面3を挟んでしっかり保持することができる。このようにして、長尺のシートパイル1の両端の継手部2,2に対して対角線位置でそれぞれクランプ10をセットしてクレーンで吊り上げることにより、シートパイル1を水平吊り(特許文献1の図7参照)することができる。また、図6に示すようにして片側の継手部2にのみクランプ10をセットしてクレーンで吊り上げることにより、上向き状態のシートパイル1を引き起こして、下向き状態へと反転させることも可能である。
実用新案登録第3203965号公報
しかしながら、このクランプ10を、図7に示すように、下向きのシートパイル1を引き起こして上向きの状態に反転させるための作業に用いようとすると、本体13が矢示方向に回転して、シートパイル側面部3を本体13の押さえ部11とフック15の係止脚17との間に挟持するクランプ力が失われてしまい、単に開口16に挿入されただけの状態になるため、安全に引き起こし・反転の作業を行うことができない。また、上向きのシートパイル1を図6の状態から引き起こして下向き状態に反転させる作業の際も、その途中段階において、図7に関して上述したように、シートパイル側面3を本体13の押さえ部11とフック15の係止脚17との間に挟持するクランプ力を失わせる方向に本体13が回転しようとするので、作業中に生ずる構造物への衝突や振動などにより、シートパイル1からクランプ10が外れ、重大事故を招く恐れがあった。
したがって、本発明が解決しようとする課題は、シートパイルの吊り上げ・運搬に好適に用いることができるだけでなく、上向き・下向きいずれの状態からも、シートパイルの引き起こし・反転作業を安全且つ容易に行うことができるシートパイル用クランプを提供することである。
この課題を達成するため、請求項1に係る本発明は、所定間隔を隔てて一対の本体ピンを有すると共にシートパイルの継手部が挿入されるワーク挿入口を有するクランプ本体と、ワーク挿入口に出没可能なカムと、ワーク挿入口を挟んでカムと対向する受け部と、クランプ本体の一対の本体ピンの間に形成された吊環ピン溝に沿って移動する吊環ピンを有する吊環と、吊環ピンの移動をカムに伝えるリンクとを備え、上向きまたは下向きのシートパイルの継手部をワーク挿入口に挿入した状態で吊環を吊り上げたときに吊環が一対の本体ピンのいずれか一方に当接するように構成されてなることを特徴とするシートパイル用クランプである。
請求項2に係る本発明は、請求項1記載のシートパイル用クランプにおいて、カムに初期締付力を与えるロックスプリングが設けられることを特徴とする。
請求項3に係る本発明は、請求項2記載のシートパイル用クランプにおいて、ロックスプリングによる初期締付力が働いている状態でシートパイルを横向きにして吊り上げたときに、吊環ピン溝内の吊環ピンが横向きのシートパイルの重心と略同一鉛直線上に位置することを特徴とする。
請求項1に係る本発明によれば、上向きまたは下向きのシートパイルの継手部をワーク挿入口に挿入した状態で吊環を吊り上げたときに、吊環が一対の本体ピンのいずれか一方に当接するように構成されているので、該当接点を支点として吊環ピンを吊環ピン溝内において溝開口方向に移動させ、これによりリンクを介してカムをワーク挿入口に突出させることにより、シートパイルの側面部を受け部との間で確実に把持する。したがって、上向きまたは下向きのシートパイルの引き起こし・反転作業を安全且つ効率的に行うことができる。
請求項2に係る本発明によれば、ロックスプリングの張力をカムに伝えることにより、ワーク挿入口に挿入したシートパイル側面部に対して初期締付力を与えるので、シートパイルにクランプを確実にセットすることができる。
請求項3に係る本発明によれば、ロックスプリングによる初期締付力が働いた状態でシートパイルを横向きにして吊り上げたときに、吊環ピン溝内の吊環ピンが横向きシートパイルの重心と略同一鉛直線上に位置するので、この状態から上向きまたは下向きのいずれに反転させるときも、反転作業を容易に行うことができる。
本発明の一実施形態によるシートパイル用クランプの無負荷状態斜視図である。 このクランプの無負荷状態正面図である。 このクランプを用いてシートパイルを横向き状態で吊り上げ・運搬するときの状態を示す正面図である。 このクランプを用いて上向きのシートパイルを引き起こして下向きに反転させようとするときの状態を示す正面図である。 このクランプを用いて下向きのシートパイルを引き起こして上向きに反転させようとするときの状態を示す正面図である。 従来のシートパイル用クランプを用いて上向きのシートパイルを吊り上げ・運搬または引き起こして下向きに反転させようとするときの状態を示す正面図である。 この従来のシートパイル用クランプを用いて下向きのシートパイルを引き起こして上向きに反転させようとするときの状態を示す正面図である。
本発明の好適な一実施形態によるシートパイル用クランプ20について、図1および図2を参照して説明すると、このクランプ20は、2枚の本体板がそれらの間に所定間隔を隔てて一対の本体ピン21a,21bで連結固定され、吊り上げなどの作業を行おうとするワーク(シートパイル)1の継手部2が挿入されるワーク挿入口22を有するクランプ本体23を有する。ワーク挿入口22の一方側(図1において上方)には、先端に曲面状の押さえ部24aを有するカム24がカムピン25(クランプ本体23に固定)を中心として回動自在に設けられ、他方側(図1において下方)には、ワーク挿入口22に挿入されたシートパイル側面部3の内面に当接可能な受け部26が設けられている。
クランプ本体23を構成する一対の本体板の各内面には対向する位置において略上下方向(図2において)に延長する吊環ピン溝27が形成され、この吊環ピン溝27に吊環28の下端に設けられた吊環ピン29が移動可能に嵌合収容されることにより、吊環28がクランプ本体23に対して吊環ピン溝27の延長方向に沿って移動可能とされている。吊環ピン溝27は、本体ピン21a,21bの略中間を通って延長し、後述するようにしてロックスプリング36の張力をリンク31を介してカム24に伝えることによりワークに初期締付力を与えている状態で横向きのシートパイル1を吊り上げたとき(図3)に、吊環ピン溝27内の吊環ピン29が、該横向きシートパイル1の重心Gと略同一鉛直線上に位置するように形成されている。また、吊環28の上端にはスリングなどの吊材(図示せず)を通すための吊穴30が形成されている。
上記した吊環28の移動は、リンク31を介して、カム24に伝えられる。すなわち、リンク31は、一端において吊環ピン29に回動自在に連結されると共に、他端においてリンクカシメピン32(クランプ本体23には非固定)でカム24の一端(押さえ部24aと反対側)に回動自在に連結されている。このリンク機構を介して、吊環28を吊環ピン溝27に沿ってクランプ本体23から引き離す方向に移動させると、カム24がカムピン25を中心として図2において反時計方向に回転してワーク挿入口22に向けてせり出す方向に移動し、反対にクランプ本体23に押し込む方向に移動させると、カム24がカムピン25を中心として図2において時計方向に回転してクランプ本体23内に後退する方向に移動する。
また、リンク31はリンクカシメピン32を超えてさらに方向を変えて延長し、その先端に設けたスプリングピン34aと、ロックレバー35に設けたスプリングピン34bとの間にロックスプリング(引きバネ)36が架け渡されている。ロックレバー35は、クランプ本体23の各本体板に固定のロックレバーピン37に回動自在に連結され、図1および図2に示すアンロック位置と、図3〜図5に示すロック位置(ロックレバー35の先端が一方の本体ピン21bに当たることにより、これ以上の反時計方向回転を規制している)との間で、ロックレバー35の先端に連結した丸環38の操作により切替可能である。ロックレバー35が図1・図2に示すアンロック位置にあるときは、ロックスプリング36の張力が働かないので、カム24は実質的にクランプ本体23の内部に埋没する位置に止まるが、ロックレバー35が図3〜図5に示すロック位置にあるときは、ロックスプリング36の張力がリンク31を介してカム24に伝えられ、カム24をワーク挿入口22に突出させてワーク1に初期締付力を与える。
以上の構成を有するクランプ20の作用について説明する。まず、図1・図2に示すように、ロックレバー35がアンロック位置にある状態において、吊環28をクランプ本体23に近付く方向に押し込んで、カム24がワーク挿入口22にせり出さずにクランプ本体23内に実質的に埋没した状態としておく。
このクランプ20を用いてシートパイル1を横向き状態で吊り上げ・運搬するときの用法について、図3を参照して説明すると、図1・図2の準備状態にあるクランプ20をシートパイル側面部3にセットする。このとき、シートパイル継手部2をクランプ20のワーク挿入口22の奥底に突き当たるまで挿入した状態としておくことが好ましい。次いで、丸環38を上方に引き上げて、ロックレバー35をロックレバーピン37を中心として図示反時計方向に回転させ、ロックレバー35の先端が本体ピン21bに突き当たるロック位置に移動させる。ロックレバー35がロック位置に移動すると、ロックスプリング36の張力がリンク31を介してカム24に伝えられ、カム24先端の押さえ部24aがシートパイル側面部3に当接して初期締付力を与えるので、クランプ20がシートパイル側面部3から抜け落ちることなく安定した姿勢で確実にセットされる。このとき、吊環ピン29は吊環ピン溝27の開口端近くまで移動している。
この状態から吊穴30に通したスリングなどの吊具(図示せず)を介して吊環28をクレーンなどで吊り上げると、クランプ20およびワーク(シートパイル1)の荷重を受けて、吊環28が吊環ピン溝27に沿ってさらにクランプ本体23から離れようとする力がリンク31を介してカム24をワーク挿入口22にせり出す方向に回転させる力として伝わり、カム24の押さえ部24aと受け部26との間でシートパイル側面部3を圧接挟持して、シートパイル1の吊り上げを可能にする。図示しないが、長尺のシートパイル1に対してその長さ方向の数箇所に同様にしてクランプ20をセットしてクレーンで吊り上げることにより、シートパイル1を安定した姿勢で安全・確実に吊り上げて所定場所まで運搬することができる。
このクランプ20を用いて上向きのシートパイル1を引き起こすときの用法について、図4を参照して説明すると、図3について上述したと同様にしてロック状態のクランプ20をシートパイル側面部3にセットした後、吊穴30に通したスリングなどの吊具(図示せず)を介して吊環28をクレーンなどで吊り上げる。そうすると、吊環28が吊環ピン29を中心として傾動し、図4に示すように本体ピン21aに当接するので、さらに吊り上げることにより、吊環28と本体ピン21aの当接部位を支点として、梃子の作用で、吊環ピン29が吊環ピン溝27の開口方向(図4においてA矢示方向)に移動し、これに連動して、リンク31を介して、カム24がカムピン25を中心として同図反時計方向に回転する。したがって、カム押さえ部24aと受け部26との間でシートパイル側面部3を確実に保持しながら、引き起こし作業を行うことができる。
このようにしてシートパイル1を引き起こしていくと、図3に示すように横向きに立ち上がった状態になるので、この状態からクレーンを少し巻き下げて、横向きのシートパイル1の下部を接地させた後、倒したい方向(この場合は図3において左方向)にクレーンを動かしながら徐々に巻き下げていくことにより、該接地部位を回転中心としてシートパイル1を回転させながら、下向き状態に反転させることができる。このときも、吊環28が本体ピン21bに当接した状態を維持しながらシートパイル1を倒していくので、梃子の作用によりリンク31を介してカム押さえ部24aがシートパイル側面部3に強く押し付けられて、シートパイル1を確実に保持しながら反転作業を行うことができる。
なお、上記したようにして上向きのシートパイル1を図4の状態から図3の状態を経て下向きに反転させる一連の作業において、図3の状態の前後の過程では、吊環28が本体ピン21a(および本体ピン21b)から離れるので上記梃子の作用によるワーク把持力は発生しないが、このときは、図3に関連して既述したように、クランプ20およびシートパイル1の荷重が作用して該荷重に応じたワーク把持力が発生するので、シートパイル1が外れる危険はない。
次に、このクランプ20を用いて下向きのシートパイル1を引き起こすときの用法について、図5を参照して説明すると、図3について上述したと同様にしてロック状態のクランプ20をシートパイル側面部3にセットした後、吊穴30に通したスリングなどの吊具(図示せず)を介して吊環28をクレーンなどで吊り上げる。そうすると、吊環28が吊環ピン29を中心として傾動し、図5に示すように本体ピン21bに当接するので、さらに吊り上げることにより、吊環28と本体ピン21bの当接部位を支点として、梃子の作用で、吊環ピン29が吊環ピン溝27の開口方向(図5においてB矢示方向)に移動し、これに連動して、リンク31を介して、カム24がカムピン25を中心として同図反時計方向に回転する。したがって、カム押さえ部24aと受け部26との間でシートパイル側面部3を確実に保持しながら、引き起こし作業を行うことができる。
このようにしてシートパイル1を引き起こしていくと、図3に示すように横向きに立ち上がった状態になるので、この状態からクレーンを少し巻き下げて、横向きのシートパイル1の下部を接地させた後、倒したい方向(この場合は図3において右方向)にクレーンを動かしながら徐々に巻き下げていくことにより、該接地部位を回転中心としてシートパイル1を回転させながら、シートパイル1を上向き状態に反転させることができる。このときも、吊環28が本体ピン21aに当接した状態を維持しながらシートパイル1を倒していくので、梃子の作用によりリンク31を介してカム押さえ部24aがシートパイル側面部3に強く押し付けられて、シートパイル1を確実に保持しながら反転作業を行うことができる。
なお、上記したようにして下向きのシートパイル1を図4の状態から図3の状態を経て下向きに反転させる一連の作業において、図3の状態の前後の過程では、吊環28が本体ピン21b(および本体ピン21a)から離れるので上記した梃子の作用によるワーク把持力は発生しないが、このときは、図3に関連して既述したように、クランプ20およびシートパイル1の荷重が作用して該荷重に応じたワーク把持力が発生するので、シートパイル1が外れる危険はない。
図3に示すようにしてシートパイル1を横向きの状態で吊り上げて所定場所まで運搬した後に、これを上向き状態にして降ろすときは、シートパイル1の下部を接地させた後に、吊環28を本体ピン21aに当接させた状態(図4)を維持しながらクレーンを右方向に移動して徐々に巻き下げていけばよい。下向き状態にして降ろすときは、シートパイル1の下部を接地させた後に、吊環28を本体ピン21bに当接させた状態(図5)を維持しながらクレーンを左方向に移動して徐々に巻き下げていけばよい。
既述したように、本体ピン21a,21bの間を通って延長する吊環ピン溝27は、初期締付力を与えている状態で横向きのシートパイル1を吊り上げたとき(図3)に、吊環ピン溝27内の吊環ピン29が、該横向きシートパイル1の重心Gと略同一鉛直線上に位置するように形成されているので、この状態から上向きまたは下向きのいずれにも容易に反転させることができ、反転作業が容易である。
1 シートパイル(鋼矢板)
2 継手部
3 側面部
10 従来のクランプ
11 押さえ部
12 吊穴
13 本体
14 ピン
15 フック
16 開口
17 係止脚
20 シートパイル用クランプ(本発明実施例)
21a,21b 本体ピン
22 ワーク挿入口
23 クランプ本体
24 カム
24a 押さえ部
25 カムピン
26 受け部
27 吊環ピン溝
28 吊環
29 吊環ピン
30 吊穴
31 リンク
32 リンクカシメピン
34a,34b スプリングピン
35 ロックレバー
36 ロックスプリング
37 ロックレバーピン
38 丸環

Claims (3)

  1. 所定間隔を隔てて一対の本体ピンを有すると共にシートパイルの継手部が挿入されるワーク挿入口を有するクランプ本体と、ワーク挿入口に出没可能なカムと、ワーク挿入口を挟んでカムと対向する受け部と、クランプ本体の一対の本体ピンの間に形成された吊環ピン溝に沿って移動する吊環ピンを有する吊環と、吊環ピンの移動をカムに伝えるリンクとを備え、上向きまたは下向きのシートパイルの継手部をワーク挿入口に挿入した状態で吊環を吊り上げたときに吊環が一対の本体ピンのいずれか一方に当接するように構成されてなることを特徴とするシートパイル用クランプ。
  2. カムに初期締付力を与えるロックスプリングが設けられることを特徴とする、請求項1記載のシートパイル用クランプ。
  3. ロックスプリングによる初期締付力が働いている状態でシートパイルを横向きにして吊り上げたときに、吊環ピン溝内の吊環ピンが横向きのシートパイルの重心と略同一鉛直線上に位置することを特徴とする、請求項2記載のシートパイル用クランプ。
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CN109437013A (zh) * 2018-12-25 2019-03-08 永兴特种不锈钢股份有限公司 一种超大砂轮锯片吊具
CN110409844A (zh) * 2019-07-26 2019-11-05 镇江玖润机械科技有限公司 水泥隔墙板安装机
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