JP3114465U - 鋼矢板吊り具 - Google Patents

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真伸 中野
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Abstract

【課題】 鋼矢板を確実にかつ簡単に把持することができる、作業性、安全性にすぐれた鋼矢板吊り具を提供することである。
【解決手段】軽量鋼矢板18を吊り上げるための吊り具Aであって、第1面材1と第2面材2とを互いに離隔対向した状態で一体に連結すると共に、両面材1、2は、前記第1面材1近傍で、前記鋼矢板18の一側壁部先端の継手部19に係止する継手係止部材3を回動自在に保持しており、継手係止部材3が継手部19に係止した状態で、第2面材2は下部が継手部19の外面に添うのに充分な長さを有しており、継手係止部材3が鋼矢板18の継手部19に係止して前記鋼矢板18を吊り上げた状態で、継手係止部材3が回動するのを阻止するためのリング材15が設けられ、さらに第1面材1および第2面材2に吊り部材20が取り付けられる。
【選択図】 図4

Description

本考案は、土留壁等の施工に使用する鋼矢板を横向きにした姿勢で吊り上げるための鋼矢板吊り具に関する。
鋼矢板は、港湾、河川、山留、基礎などの各工事分野において、水や土壌の仕切り壁を構成するために用いられている。すなわち、鋼矢板は、複数を相互に継手部で連結した状態で垂直に地中に埋設される場合と、図6に示すように、山間部などにおいて土留壁として、H形鋼100間にU形鋼矢板101を横向きに連結して使用される場合がある。
後者の工事では、図7に示すように、クレーン102でU形鋼矢板101を吊り上げて、施工場所に搬送する必要がある。クレーン102でU形鋼矢板101を吊り上げる際に使用する鋼矢板保持具103としては、一般に図8に示すような形態のものが使用されていた。すなわち、このものは、長手方向を横向きにした鋼矢板101の上部に位置する一側壁部先端の継手部104(耳部)がJ字形に折曲されているのを利用して、該継手部104に吊り具103の係止部105を係止させて、鋼矢板101をクレーン102で吊り上げるようにしている。
しかし、このような保持具103では、小さな係止部105で鋼矢板101を保持しているだけであるため、鋼矢板101やクレーンに衝撃や振動が加わった場合に、鋼矢板101が保持具103から外れて落下するおそれがあり、危険である。
一方、特許文献1には、鋼矢板の継手部分を確実につかむことができる鋼矢板吊り具が記載されている。この吊り具は、コ字形の掴み部における下壁部に上記のような係止部を設けて、この係止部を継手部分に挿入し、かつ上壁部および側壁部に設けた螺着孔を介して縦ボルトおよび横ボルトを螺入して、掴み部を固定した状態で、鋼矢板を吊り上げるようにしている。
特開2003−306290号公報([0034]、[0036]、図5、図9)
特許文献1に記載の吊り具は、図9に示すような係止部105だけの保持では鋼矢板を確実に把持できないため、縦ボルトおよび横ボルトを鋼矢板の継手部分に当接させて、掴み部を固定している。
しかしながら、鋼矢板をクレーンで搬送するたびごとに、縦ボルトおよび横ボルトの締め付け、締め戻しを行なわなければならないため、搬送作業が非常に煩雑である。特に、多数の鋼矢板を施工場所に速やかに搬送しなければならないことを考慮すると、より作業性に優れた鋼矢板吊り具が要望されている。
また、ボルトの締付けは個人差があるため、縦ボルトおよび横ボルトの締付け強さが異なり、作業中の鋼矢板の保持が均一でなく、そのため締付け力が弱いと、搬送中に鋼矢板が吊り具から外れて落下する危険性があり、作業安全上の問題がある。
さらに、鋼矢板は、通常、地面などに複数枚を積み重ねて保管されており、施工時に上から1枚づつ鋼矢板を剥がすように吊り上げる。ところが、鋼矢板は重量物であるため、積載された鋼矢板は相互に強固に圧接されている。従って、図9に示すような、鋼矢板両端の継手部分のうち片側だけを保持して吊り上げる、いわゆる横吊り方法では、積み重ねた鋼矢板を上から1枚づつ引き剥がすのは困難である。そのため、まず、鋼矢板両端の継手部分を保持して水平に吊り上げ(4箇所保持)、一旦、仮置きしたのち、横吊りする(2箇所保持)必要がある。従って、前記したように、縦ボルトおよび横ボルトの締め付け、締め戻しを行なわなければならないことと相まって、搬送作業が非常に煩雑である。
本考案の課題は、鋼矢板を確実にかつ簡単に把持することができ、安全性および作業性にすぐれた鋼矢板吊り具を提供することである。
本考案者らは、上記の課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、従来の吊り具のように単に継手係止部材を鋼矢板の継手部分に挿入し係止させるだけでなく、継手部の外面に面材を添わせることにより、鋼矢板を確実に吊り上げることができ、鋼矢板が誤って落下する危険性がなくなり、しかも継手係止部材を面材に対して回動自在に取り付けることにより、継手係止部材を鋼矢板の継手部に簡単に係止させることができ、鋼矢板を吊り上げる作業効率も向上するという新たな事実を見出し、本考案を完成するに至った。
すなわち、本考案の鋼矢板吊り具は、以下の構成を有する。
(1)鋼矢板を、長手方向を横向きにした姿勢で吊り上げるための吊り具であって、第1面材と第2面材とを互いに離隔対向した状態で一体に連結すると共に、少なくとも第1面材は、該第1面材近傍で、前記鋼矢板の一側壁部先端の継手部に係止する継手係止部材を回動自在に保持しており、前記継手係止部材が鋼矢板の前記継手部に係止した状態で、前記第2面材は下部が前記継手部の外面に添うのに充分な長さを有しており、前記継手係止部材が鋼矢板の前記継手部に係止して前記鋼矢板を吊り上げた状態で、継手係止部材が回動するのを阻止するための回動阻止手段が設けられ、さらに第1面材および/または第2面材に吊り部材を取り付けたことを特徴とする鋼矢板吊り具。
(2)第1面材および第2面材が、前記第1面材近傍で、前記継手係止部材を回動自在に保持している(1)記載の鋼矢板吊り具。
(3)離隔対向した前記第1面材および第2面材には貫通口が形成されており、これらの貫通口に筒体の両端を挿入すると共に、筒体の第1面材近傍に前記継手係止部材が取り付けられている(1)または(2)記載の鋼矢板吊り具。
(4)前記第1面材と対向する第2面材の内面には、前記鋼矢板を吊り上げた状態で、鋼矢板の継手部より上方に位置するピン部材が突設されている(1)〜(3)のいずれかに記載の鋼矢板吊り具。
(5)前記回動阻止手段が、第1面材および第2面材に外挿された外挿材であり、この外挿材が、前記鋼矢板を吊り上げた状態で第1面材および第2面材の外面に沿って下部に落下して継手係止部材の回動を阻止する(1)〜(4)のいずれかに記載の鋼矢板吊り具。
(6)前記第1面材の下端面は、該第1面材の幅方向の少なくとも半分が前記継手係止部材の回転中心軸を中心とする円弧状に形成されており、前記継手係止部材の外面には、前記第1面材の下端面に接触ないし近接するガイド部が突設されており、前記継手係止部材が、前記ガイド部に案内されながら、円弧状に形成された前記第1面材の下端面に沿って、第1面材の側面部から下端面部に至る範囲を回動するように構成されている(1)〜(5)のいずれかに記載の鋼矢板吊り具。
(7)前記鋼矢板が軽量鋼矢板である(1)〜(6)のいずれかに記載の鋼矢板吊り具。
本考案の上記(1)〜(3)によれば、継手係止部材を鋼矢板の継手部分に係止させ、かつ継手部の外面に第2面材を添わせることにより、振動や衝撃で鋼矢板が継手係止部材から外れて落下する危険性がなくなり、鋼矢板を確実にかつ簡単に吊り上げることができ、安全性が向上する。
そして、継手係止部材を鋼矢板の継手部分に係止させ、かつ継手部の外面に第2面材を添わせるために、本考案の上記(1)〜(3)では、継手係止部材を第1、第2面材に対して回動させて、所定位置で鋼矢板の継手部分に係止させ、ついで継手部の外面に第2面材を添うように第1、第2面材を継手係止部材に対して回動させ、しかる後、回動阻止手段で継手係止部材が第1、第2面材に対して回動するのを阻止するように構成しているため、鋼矢板を吊り上げて搬送する作業が簡単になり、作業性が向上するという効果がある。
上記(4)によれば、前記鋼矢板を吊り上げた状態で、鋼矢板の継手部より上方に位置するように、第2面材の内面にピン部材を突設させているので、鋼矢板の保持がより確実になり、安全性が高まる。
上記(5)によれば、回動阻止手段が、第1、第2面材に外挿された外挿材であるので、継手係止部材を鋼矢板の継手部分に係止させ、かつ継手部の外面に第2面材を添わせて、鋼矢板吊り具を上方に持ち上げると、外挿材が自重により第1、第2面材の外面に沿って下部に落下して継手係止部材の回動を阻止することができ、吊り上げ作業が簡単である。
上記(6)によれば、前記継手係止部材を第1面材の下端面部から側面部に向かって回動させていくと、継手係止部材から突設したガイド部が第1面材の側面部に当接するので、それ以上回動せず、第1面材の側面部から下端面部に至る範囲を回動するように構成されているので、作業時の安全性が高くなる。特に、上記(7)のように、該第1面材の幅方向の半分のみを円弧状に形成し、継手係止部材が第1面材の一側面部から下端面部に至る約90度の範囲を回動するようにすると、より安全性が高くなる。
本考案の一実施形態を図1〜図5に示す。図1はこの実施形態にかかる鋼矢板吊り具Aを示す側面図であり、図2(a)は図1に示す吊り具の正面図、図2(b)はその背面図である。
図1に示すように、この吊り具Aは、第1面材1、第2面材2および継手係止部材3を主要構成部材とする。第1面材1と第2面材2とは互いに離隔対向した状態で連結材4によって一体に連結されている。すなわち、連結材4は、後述する吊り部材を取付けるための筒体で構成され、両端が第1、第2面材1、2の上部に形成した貫通口5a,5b内に挿入された状態で、例えば溶接などによって第1、第2面材1、2を一体に連結している(溶接部を符号6で示す)。なお、溶接に代えて、鋳物や圧入などの手段で接合してもよい。
継手係止部材3は、第1、第2面材1,2に、前記第1面材1の近傍で回動自在に保持される。具体的には、離隔対向した第1、第2面材1,2の下部に貫通口8a,8bが形成されており、これらの貫通口8a,8bに筒体7の両端を挿入する。これによって、筒体7は第1、第2面材1,2に対して回動自在に保持される。継手係止部材3は、第1面材1の内面に接触した状態で、筒体7に例えば溶接などによって固定されている(溶接部を符号9で示す)。筒体7内にはボルト10が挿通され、該ボルト10をナット11(袋ナットなど)と螺合させている。これにより、筒体7が第1、第2面材1,2から離脱するのをボルト頭10とナット11とで防止している。なお、筒体7を設けずに、ボルト10とナット11のみであってもよい。この場合は、ボルト10が第1、第2面材1,2に対して回動自在に挿通され、ボルト10に継手係止部材3が取り付けられることになる。
継手係止部材3は、下端部を内側に折曲して、鋼矢板の前記継手部に係止するフック部12が形成されている。また、継手係止部材3の外面には、例えば溶接などによってガイド部13が一体に形成されている。
ガイド部13は、図2(a)に示すように、上端面3aが第1面材1の下端面に接触ないし近接している。一方、第1面材1の下端面の半分は、筒体7の中心軸Cを中心とする円弧状に形成されている。このため、継手係止部材3は、筒体7の中心軸Cを中心にして矢印R方向に第1面材の一側面部から下端面部に至る範囲、すなわち約90度の角度の範囲を回動可能となる。すなわち、ガイド部13が第1面材1の下端面および側面部に当接することによって、それ以上回動するのが阻止されるので、不用意に継手係止部材3が回動することがなく、安全性が高まる。また、ガイド部13が第1面材1の下端面に添って回動するので、継手係止部材3の回動をスムーズに行なうことができ、さらに回動阻止部材であるリング材15の動作も円滑となる。
なお、この実施形態におけるガイド部13は、継手係止部材3の補強も兼ねているが、ガイド部は少なくとも第1面材1の下端面に接触ないし近接するピンのような突起物であってもよい。
また、図1に示すように、第1面材1と対向する第2面材2の内面には、ピン部材14が突設されている。このピン部材14は、例えば第2面材2に設けたねじ溝16にねじ棒の一端を螺合させ、さらにナット17と螺合させている。ピン部材14は、継手係止部材3のフック部12より上方に位置する。
さらに、第1、第2面材1,2にはリング材15が外挿されている。図1では、説明の便宜上、リング材15は第1、第2面材1,2の上部に位置しているが、図1に示す状態では、リング材15は自重により下方に落下して、ボルト頭10aおよびナット11上に止まるように構成されている。リング材15がボルト頭10aおよびナット11上に止まっている状態では、継手係止部材3と第1、第2面材1,2相互の回動がリング材15によって阻止される。
次に、この実施形態にかかる鋼矢板吊り具の動作を図3〜5に基づいて説明する。この実施形態では、吊り上げる鋼矢板として軽量鋼矢板18を使用している。軽量鋼矢板18を吊り上げるには、まず、図3に示すように、軽量鋼矢板18の一側壁部先端の継手部19に継手係止部材3先端のフック部12を係止させる。このとき、リング部材15は第1、第2面材1,2の上方にあり、継手係止部材3は第1面材1の長手方向に対して回動(図3では約90°回動)させた状態にある。
なお、第1、第2面材1,2を連結する筒形の連結材4には、チェーン21の一端が接続した吊り部材20が取り付けられている。
図3に示す状態から、図2(a)に示す筒体7の中心軸Cを中心に第1、第2面材1,2を回動させて、第1、第2面材1,2の長手方向を継手係止部材3の長手方向と一直線上に揃える。ついで、図4に示すように、軽量鋼矢板18を吊り上げるために、チェーン21で吊り部材20を持ち上げると、リング材15が自重で落下して、ボルト頭10aおよびナット11に止まり、継手係止部材3と第1、第2面材1,2との回動を阻止する。
このように継手係止部材3に対して第1、第2面材1,2が回動するので、第2面材2の下部を継手部19の外面に添わせることができる。
図5は、図4の状態を経て軽量鋼矢板18を完全に吊り上げた状態を示している。この状態では、継手係止部材3のフック部12が軽量鋼矢板18の継手部19に継手係止部材3先端のフック部12が係止し軽量鋼矢板18を保持している。そして、継手部19の外面には第2面材2を沿わせているので、軽量鋼矢板18が吊り上げ時の振動や衝撃で継手係止部材3のフック部12から外れて落下する危険性をなくすことができる。
また、吊り上げた軽量鋼矢板18の継手部19の上方には、ピン部材14が突設されているので、軽量鋼矢板18がフック部12から外れるのをより確実に防止することができ、安全性の高いものになる。
さらに、軽量鋼矢板18の荷重は、継手係止部材3を介して筒体7で受ける。この筒体7は両端が第1、第2面材1,2で支持されているので、軽量鋼矢板18の荷重に対して充分な強度を有している。
なお、ピン部材14は必要に応じて省略することができる。また、継手係止部材3が回動するのを阻止するための回動阻止手段として、リング材15に代えて、例えば図示しないピンを第1面材1と継手係止部材3とに形成した孔の差し込んで回動するのを阻止するなどの手段を採用してもよい。さらに、吊り部材20は第1、第2面材1,2のいずれか一方のみに取り付けてもよい。
本考案の一実施形態である鋼矢板吊り具の側面図である。 (a)は図1の吊り具の正面図、(b)はその背面図である。 本考案の一実施形態にかかる吊り具で軽量鋼矢板を吊り上げる直前の動作を示す一部破断斜視図である。 軽量鋼矢板の一側壁部を吊り上げた直後の動作を示す一部破断斜視図である。 軽量鋼矢板を完全に吊り上げた状態を示す一部破断斜視図である。 鋼矢板を用いる通常の土留壁を示す部分斜視図である。 従来の鋼矢板の吊り上げ状態を示す説明図である。 従来の鋼矢板の吊り上げ具を示す一部破断側面図である。
符号の説明
1:第1面材、2:、第2面材、3:継手係止部材、4:連結材、7:筒体、14:ピン部材、15:リング材(外挿材、回動阻止手段)、18:軽量鋼矢板、20:吊り部材、A:鋼矢板吊り具

Claims (7)

  1. 鋼矢板を、長手方向を横向きにした姿勢で吊り上げるための吊り具であって、第1面材と第2面材とを互いに離隔対向した状態で一体に連結すると共に、少なくとも第1面材は、該第1面材近傍で、前記鋼矢板の一側壁部先端の継手部に係止する継手係止部材を回動自在に保持しており、
    前記継手係止部材が鋼矢板の前記継手部に係止した状態で、前記第2面材は下部が前記継手部の外面に添うのに充分な長さを有しており、
    前記継手係止部材が鋼矢板の前記継手部に係止して前記鋼矢板を吊り上げた状態で、継手係止部材が回動するのを阻止するための回動阻止手段が設けられ、
    さらに第1面材および/または第2面材に吊り部材を取り付けたことを特徴とする鋼矢板吊り具。
  2. 第1面材および第2面材が、前記第1面材近傍で、前記継手係止部材を回動自在に保持している請求項1記載の鋼矢板吊り具。
  3. 離隔対向した前記第1面材および第2面材には貫通口が形成されており、これらの貫通口に筒体の両端を挿入すると共に、該筒体の第1面材近傍に前記継手係止部材が取り付けられている請求項1または2記載の鋼矢板吊り具。
  4. 前記第1面材と対向する第2面材の内面には、前記鋼矢板を吊り上げた状態で、前記鋼矢板の継手部より上方に位置するピン部材が突設されている請求項1〜3のいずれかに記載の鋼矢板吊り具。
  5. 前記回動阻止手段が、第1面材および第2面材に外挿された外挿材であり、この外挿材が、前記鋼矢板を吊り上げた状態で第1面材および第2面材の外面に沿って下部に落下して前記継手係止部材の回動を阻止する請求項1〜4のいずれかに記載の鋼矢板吊り具。
  6. 前記第1面材の下端面は、該第1面材の幅方向の少なくとも半分が前記継手係止部材の回転中心軸を中心とする円弧状に形成されており、
    前記継手係止部材の外面には、前記第1面材の下端面に接触ないし近接するガイド部が突設されており、
    前記継手係止部材が、前記ガイド部に案内されながら、円弧状に形成された前記第1面材の下端面に沿って、第1面材の側面部から下端面部に至る範囲を回動するように構成されている請求項1〜5のいずれかに記載の鋼矢板吊り具。
  7. 前記鋼矢板が軽量鋼矢板である請求項1〜6のいずれかに記載の鋼矢板吊り具。
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