JP2005342732A - ケーブル保持装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プレス機械間のワーク搬送装置における、ケーブル固定部と搬送アームの上端部との間に繋がれたケーブルを保持するケーブル保持装置において、隣接するプレス機械同士の狭い隙間においても、ケーブルを有効に処理することができるとともに、プレス間ピッチを小さく設定可能とする。
【解決手段】搬送アームの上端部に揺動自在に連結され、ケーブルの一部を保持するラックアームと、該ラックアームを揺動自在に連結するとともに、搬送アームの上方域に設けられ、搬送アームの挙動に伴いラックアームを介して上下移動するスライド支持体と、該スライド支持体に一端部が連結され、かつスライド支持体に対してワークの搬送方向と交差する方向に設けられたケーブル固定部に他端部が連結され、ケーブルの一部を保持するとともにスライド支持体の上下移動に追従して変形するケーブルサポートとを具備している。
【選択図】図1

Description

本発明は、隣接するプレス機械の間に設けられた支持部材に支承部を設け、この支承部に搬送アームを揺動自在に支持させ、搬送アームの下端部に設けたワーク保持手段をワーク搬送方向に移動させることで、隣接するプレス機械の間においてワークを搬送するワーク搬送装置におけるケーブル保持装置に関する。
図7に示す如く、複数台のプレス機械を並設して成るタンデムプレスラインにおいては、隣接するプレス機械P1とプレス機械P2との間にワーク搬送装置Aを設け、このワーク搬送装置Aによって前工程のブレス加工位置からワークを搬出するとともに、このワークを次工程のプレス加工位置に搬入するよう構成されている。
上記ワーク搬送装置Aは、ワーク搬送方向に沿って水平方向に延在し、隣接するプレス機械P1とプレス機械P2との間に架設されたビームBと、駆動手段(図示せず)によって上記ビームBの長手方向(ワーク搬送方向)に移動するキャリア(支承部)Cとを具備している。
さらに、上記ワーク搬送装置Aは、下端部にバキュームカップ装置等のワーク保持手段Dを設けた搬送アームEを備えており、この搬送アームEは駆動手段(図示せず)によって上記キャリアCに対して揺動可能かつ自身の軸方向に沿って移動可能に支持されている。
上記ワーク搬送装置Aにおいては、ビームBに沿ってキャリアCを移動させつつ、該キャリアCに対して搬送アームEを揺動かつ自身の軸方向に移動させ、ワーク保持手段Dを矢印Lで示す如く水平に移動させることによって、プレス機械P1とプレス機械P2との間でワークを搬送するよう構成されている。
ここで、ワーク搬送装置Aにおける搬送アームEの上端部からは、該搬送アームEを駆動するための電力線や信号線、さらには上記搬送アームEの下端部に設けられたワーク保持手段Dを動作させるための油圧配管やエアー配管等のケーブルが延びており、これらのケーブルはプレス機械P1、P2に別途配置された電力源やエアコンプレッサー等に接続されている。
一方、上記搬送アームEは、上述した如くワーク保持手段Dを水平移動させるべく複雑な挙動をすることとなり、特に搬送アームEの上端部は極めて大きく移動するために、上述したケーブルが搬送アームEの動作によって振り回されることのないよう処理する必要がある。
このようなケーブルの処理を適切に実施できるものとして、ケーブルの途中部分を保持するとともに可動体の動きに追従し得る機構を備えたケーブル保持装置が提供されている(例えば、特許文献1参照)。
また、図8および図9に示した従来のケーブル保持装置Hは、搬送アームEの上端部Etにピン結合された下方ラックアームIと、搬送アームEの上方に位置するケーブル固定部Fにピン結合された上方ラックアームJとを有し、これら下部ラックアームIおよび上部ラックアームJの自由端に、互いに平行を為す一対の中間ラックアームKa、Kbをピン結合することにより構成されている。
上述した構成のケーブル保持装置Hは、搬送アームEの挙動に伴って図8および図9に示す如く変形するため、搬送アームEの上端部Etから上方に位置するケーブル固定部Fに繋がれたケーブルGを、上記ケーブル保持装置Hに保持させることで、搬送アームEの挙動によって上記ケーブルGが徒らに振り回されることがなく、もってケーブルGの不用意な損傷を未然に防止することができる。
実開平1−118832号公報
ところで、上記構成のケーブル保持装置Hによれば、上述の如く搬送アームEの挙動によってケーブルGが振り回されることを抑え得るものの、図9に示す如くワーク搬送装置Aの搬送アームEが中間位置を通過する際、下方ラックアームIと上方ラックアームJとが互いに離隔する方向に揺動し、中間ラックアームKa、Kbが略水平方向に延びる姿勢となるため、隣接するプレス機械P1とP2との間にケーブル保持装置Hを設置するには、ワークの搬送方向に広いスペースを確保する必要があり、タンデムプレスラインにおけるプレス機械同士の間隔(プレス間ピッチ)を小さくすることが難しい。
一方、昨今のタンデムプレスラインにおいては、プレス機械同士の間隔を可及的に小さくすることが強く要望されており、図10に示すタンデムプレスラインでは、プレス機械P1とプレス機械P2との間に、後述の如きワーク搬送装置Zを設けることで、プレス間ピッチを可及的に小さなものとする試みが為されている。
上記ワーク搬送装置Zは、プレス機械P1とプレス機械P2との間に架設されたビームBに、支承部としての揺動駆動部Cを不動に(ビームBの長手方向に水平移動し得ることなく)設置し、下端部にバキュームカップ装置等のワーク保持手段Dを設けた搬送アームEを、上記揺動駆動部Cによって揺動自在かつ自身の軸方向に沿って移動可能に支持しており、上記揺動駆動部Cによって搬送アームEを揺動/軸方向移動させ、ワーク保持手段Dを水平移動させることでワークを搬送するように構成されている。
上述した如きワーク搬送装置Zを採用することで、並設されるプレス機械のプレス間ピッチを小さく設定し得るものの、隣接するプレス機械同士の隙間も極めて狭いものとなるため、当然、図8および図9に示した従来のケーブル保持装置Hを採用することができず、もって並設されるプレス機械同士のプレス間ピッチを大きく設定せざるを得ない等の問題があった。
本発明の目的は、上記実状に鑑みて、隣接するプレス機械同士の狭い隙間においてもケーブルを有効に処理することができ、もって並設されるプレス機械同士のプレス間ピッチを小さく設定することを可能としたケーブル保持装置の提供にある。
上記目的を達成するべく、請求項1の発明に関わるケーブル保持装置は、隣接するプレス機械の間に設けられた支持部材に支承部を設け、支承部に搬送アームを揺動自在に支持させ、搬送アームの下端部に設けたワーク保持手段をワーク搬送方向に移動させることにより、隣接するプレス機械の間においてワークを搬送するワーク搬送装置を対象とし、プレス機械に設けられたケーブル固定部と搬送アームの上端部とに繋がれたケーブルを、沿わせて保持するケーブル保持装置であって、搬送アームの上端部に揺動自在に連結されケーブルの一部を保持するラックアームと、該ラックアームを揺動自在に連結するとともに搬送アームの上方域に設けられ、搬送アームの挙動に伴いラックアームを介して上下移動するスライド支持体と、該スライド支持体に一端部が連結され、かつスライド支持体に対してワークの搬送方向と交差する方向に設けられたケーブル固定部に他端部が連結され、ケーブルの一部を保持するとともにスライド支持体の上下移動に追従して変形するケーブルサポートとを具備して成ることを特徴としている。
また、請求項2の発明に関わるケーブル保持装置は、請求項1の発明に関わるケーブル保持装置において、ケーブルサポートが、一方端部をスライド支持体に連結され、かつ他方端部をケーブル固定部に連結されたケーブルベアであることを特徴としている。
さらに、請求項3の発明に関わるケーブル保持装置は、請求項1の発明に関わるケーブル保持装置において、ケーブルサポートが、互いに揺動自在に連結された第1ラックアームと第2ラックアームとを備え、第1ラックアームをスライド支持体に揺動自在に連結し、かつ第2ラックアームをケーブル固定部に揺動自在に連結して成ることを特徴としている。
請求項1の発明に関わるケーブル保持装置によれば、ワーク搬送時における搬送アームの挙動に伴って、ケーブルラックがスライド支持体に案内されて上下方向に移動するとともに、上記スライド支持体からワークの搬送方向と交差する方向、換言すれば隣接するプレス機械同士の隙間に沿って設けられたケーブルサポートが、上記スライド支持体の移動に伴って上下方向に挙動するため、搬送アームの姿勢に関わらず、ケーブルを保持しているラックアームおよびケーブルサポートが、ワーク搬送方向に大きく張り出すことがなく、隣接するプレス機械同士の狭い隙間においてもケーブルを有効に処理することができ、もって並設されるプレス機械同士のプレス間ピッチを小さく設定することが可能となる。
請求項2の発明に関わるケーブル保持装置によれば、請求項1の発明に関わるケーブル保持装置と同じく、ワーク搬送時における搬送アームの挙動に伴い、ケーブルラックが上下方向に移動し、かつケーブルベアから構成されたケーブルサポートが上下方向に挙動することで、プレス機械同士の狭い隙間においてもケーブルを有効に処理でき、もってプレス機械同士のプレス間ピッチを小さく設定することが可能となる。
請求項3の発明に関わるケーブル保持装置によれば、請求項1の発明に関わるケーブル保持装置と同じく、ワーク搬送時における搬送アームの挙動に伴い、ケーブルラックが上下方向に移動し、かつ第1ラックアームと第2ラックアームとを互いに揺動自在に連結して成るケーブルサポートが上下方向に挙動することで、プレス機械同士の狭い隙間においてもケーブルを有効に処理でき、もってプレス機械同士のプレス間ピッチを小さく設定することが可能となる。
以下、実施例を示す図面に基づいて、本発明を詳細に説明する。
図1〜図5は、プレス機械を並置して成るタンデムプレスラインにおいて、隣接するプレス機械P1とプレス機械P2との間に設けられ、前工程のブレス加工位置からワークを搬出するとともに、このワークを次工程のプレス加工位置に搬入するためのワーク搬送装置1に、本発明に関わるケーブル保持装置を適用した例を示している。
ここで、上記タンデムプレスラインを構成するプレス機械P1とプレス機械P2とは、プレス間ピッチが小さく(例えば、4200 mm 程度に)設定されており、これによって隣接するプレス機械P1とプレス機械P2との間には、極めて狭い(例えば、660 mm 程度の)隙間しか形成されていない。
上記ワーク搬送装置1の構成は、図10に示した従来のワーク搬送装置Zと基本的に同一であり、ワーク搬送方向(図1、図2、図4中の矢印x−x方向)および水平方向に延在して、隣接するプレス機械P1とプレス機械P2との間に、ブラケット2B、2Bを介して架設されたビーム2と、該ビーム2に設置した揺動駆動部(支承部)3とを具備している。
なお、ビーム2は揺動駆動部3を支える部材であり、プレス機械P1またはプレス機械P2の何れかから片持ち状態で張り出しても良いし、プレス機械間において立設しても良い。
さらに、上記ワーク搬送装置1は、下端部にバキュームカップ装置等のワーク保持手段4を設けた搬送アーム5を備えており、この搬送アーム5は上記揺動駆動手段3により、上記ビーム2の長手方向(ワーク搬送方向)に沿った垂直面内において揺動可能、かつ自身(搬送アーム5)の軸方向に沿って移動可能に支持されている。
上記ワーク搬送装置1においては、揺動駆動手段3の駆動力によって搬送アーム5を揺動かつ、その軸方向への移動によって、ワーク保持手段4を矢印x−xで示す如く水平に移動させることにより、プレス機械P1とプレス機械P2との間においてワークを搬送するよう構成されている。もちろん、制御によってはワーク保持手段4を上下動させることも可能である。
ここで、上記搬送アーム5の上端部からは、該搬送アーム5を駆動するための電力線や信号線、さらには上記搬送アーム5の下端部に設けられたワーク保持手段4を動作させるための油圧配管やエアー配管等のケーブル100が延びており、このケーブル100はプレス機械P1とプレス機械P2との隙間を引き回されて、プレス機械P2に設置された固定ボックス(ケーブル固定部)6に固定され、さらに延在してプレス機械P1、P2に別途配置された図示していない電力源やエアコンプレッサー等に接続されている。
一方、搬送アーム5の上端部と固定ボックス6との間に繋がれたケーブル100を支持するケーブル保持装置10は、後述するラックアーム11、スライダ(スライド支持体)12、およびケーブルベア(ケーブルサポート)13等によって構成されている。
上記ラックアーム11は、一対のサイドプレートを横桟やケーブルブラケットで結合して成る所謂ラダーラックであり、その下端は搬送アーム5における上端部のブラケットに支軸ピンを介して連結され、これによりワーク搬送方向(図2、図4中の紙面左右方向)に沿って揺動自在に支承されている。
一方、搬送アーム5の上方域には、プレス機械P2の壁面に固設されたガイドベース12Gを介して、スライダ12が上下方向に沿って移動自在に設けられており、上記スライダ12の側面(図2、図4において正面)には、上述したラックアーム11の上端が支持ピンを介して連結されている。
このように、上記ラックアーム11は、搬送アーム5の上端とスライダ12の側面に対して、それぞれワーク搬送方向に沿って揺動自在に支承されており、後述する如く搬送アーム5が挙動した際、上記ラックアーム11を介してスライダ12が上下方向に移動させられることとなる。
一方、上記スライダ12に対してワーク搬送方向と交差する方向(図1中の矢印y−y方向)、具体的にはプレス機械P1とプレス機械P2とを左右に見た状態において上記スライダ12に対する奥方域(図3、図5中における左方域)には、プレス機械P2の壁面にブラケット6Bを介して固定ボックス6が設けられている。
上記固定ボックス6とスライダ12との間には、ケーブルサポートとしてのケーブルベア13が掛け渡されており、一端部(図3、図5中の右端部)をスライダ12に連結され、かつ他端部(図3、図5中の左端部)を固定ボックス6に連結されたケーブルベア13は、上記スライダ12の上下移動に追従して、ワーク搬送方向と交差する方向(図1中の矢印y−y方向)に沿った垂直面内で上下に変形することとなる。
ここで、上記ケーブル保持装置10を適用したワーク搬送装置1では、ワーク保持手段4を水平方向に移動させて、プレス機械P1とプレス機械P2との間でワークを搬送する際、図2中の実線、図4中の実線、および図2中の二点差線で示す如く、搬送アーム5を揺動駆動手段3によって揺動かつ上下動させているため、上記搬送アーム5の上端部はループを描いて移動することとなる。
上述した如く、搬送アーム5の姿勢が変化するに伴って、図2および図4(図3および図5)に示す如く、ラックアーム11を介してスライダ12が上下に移動することとなる。言い換えれば、ケーブル100の一部を保持しているラックアーム11が、スライダ12に案内されて上下方向に移動することとなる。
一方、上述の如くスライダ12が上下に移動することにより、スライダ12と固定ボックス6とに掛け渡されたケーブルベア13の一端部が、図3および図5に示す如く、上記スライダ12とともに上下に移動することとなる。
これにより、ケーブル100の一部を保持しているケーブルベア13が、スライダ12の上下移動に伴って、ワーク搬送方向と交差する方向に沿った垂直面内、具体的にはプレス機械P1とプレス機械P2との隙間内において上下方向に変形することとなる。
かくして、上述した構成のケーブル保持装置10では、搬送アーム5の挙動に伴って、ケーブルラック11がスライダ12に案内されて上下方向に移動するとともに、上記スライダ12からワーク搬送方向と交差する方向に設けられたケーブルベア13が、スライダ12の移動に伴って上下方向に変形するため、搬送アーム5の姿勢に関わらず、ケーブル100を保持しているラックアーム11およびケーブルベア13が、ワーク搬送方向に対して大きく張り出すことがない。
この結果、ケーブル保持装置10の設置に関わるスペースが可及的に小さなものとなり、隣接するプレス機械P1とプレス機械P2との間隔が狭いタンデムプレスラインであっても設置が可能となるため、隣接するプレス機械P1とプレス機械P2とのプレス間ピッチを可及的に小さく設定することができ、もってタンデムプレスラインの可及的なコンパクト化を達成することが可能となる。
図6に示したワーク搬送装置1′のケーブル保持装置10′では、固定ボックス6とスライダ12との間に、互いに揺動自在に連結された第1ラックアーム21および第2ラックアーム22を備えたケーブルサポート20が掛け渡されており、第1ラックアーム21の端部をスライダ12に連結され、かつ第2ラックアーム22の端部を固定ボックス6に連結されたケーブルサポート20は、スライダ12の上下移動に追従して、ワーク搬送方向と交差する方向(図6中の矢印y−y方向)に沿った垂直面内で上下方向に屈曲変形することとなる。
なお、上述したワーク搬送装置1′のケーブル保持装置10′は、ケーブルサポート20の構成以外、図1〜図5に示したケーブル保持装置10と基本的に変わるところはないので、ワーク搬送装置1′およびケーブル保持装置10′において、ワーク搬送装置1およびケーブル保持装置10の構成要素と同一の作用を成すものには、図6において図1〜図5と同一の符号を附すことで詳細な説明は省略する。
上記構成のケーブル保持装置10′においても、搬送アーム5の挙動に伴って、ケーブルラック11がスライダ12に案内されて上下方向に移動するとともに、上記スライダ12からワーク搬送方向と交差する方向に設けられたケーブルサポート20が、スライダ12の移動に伴って上下方向に変形するため、搬送アーム5の姿勢に関わらず、ケーブル100を保持しているラックアーム11およびケーブルサポート20が、ワーク搬送方向に対して大きく張り出すことがない。
この結果、ケーブル保持装置10′の設置に関わるスペースが可及的に小さなものとなり、隣接するプレス機械P1とプレス機械P2との間隔が狭いタンデムプレスラインであっても設置が可能となるため、隣接するプレス機械P1とプレス機械P2とのプレス間ピッチを可及的に小さく設定することができ、もってタンデムプレスラインの可及的なコンパクト化を達成することが可能となる。
なお、上述した各実施例においては、ケーブルベアあるいは揺動自在に連結された一対のラックアームによってケーブルサポートを構成しているが、上下移動するスライダ12に追従して変形しつつ、上記スライダと固定ボックスとの間においてケーブル100を保持し得るものであれば、ケーブルサポートとして様々な機構を採用し得ることは言うまでもない。
また、上述した各実施例では、キャリア(支承部)3において搬送アーム5を軸方向に移動自在としたが、ビーム2を上下動自在とするよう構成しても良いし、さらにワーク保持手段4を搬送アーム5の軸方向に沿って移動自在とすることも可能である。
また、上述した各実施例においては、プレス機械を並置して成るタンデムプレスラインのワーク搬送装置に、本発明に関わるケーブル保持装置を適用した例を示したが、順送りプレスラインにおいて隣接する加工ステーション間でワークの搬送を行うワーク搬送装置にも、本発明に関わるケーブル保持装置を適用し得ることは勿論である。
さらに、プレス機器から構築される加工ラインのみならず、様々な作業ラインにおけるワーク搬送装置にも、本発明に関わるケーブル保持装置を有効に適用し得ることは言うまでもない。
本発明に関わるケーブル保持装置の一実施例を示す外観斜視図。 図1に示したケーブル保持装置の動作態様を示す外観正面図。 図1に示したケーブル保持装置の動作態様を示す外観側面図。 図1に示したケーブル保持装置の動作態様を示す外観正面図。 図1に示したケーブル保持装置の動作態様を示す外観側面図。 本発明に関わるケーブル保持装置の他の実施例を示す外観斜視図。 従来のワーク搬送装置を備えたタンデムプレスラインを示す概念図。 従来のケーブル保持装置の動作態様を示す概念図。 従来のケーブル保持装置の動作態様を示す概念図。 従来のワーク搬送装置を備えたタンデムプレスラインを示す概念図。
符号の説明
1、1′…ワーク搬送装置、
2…ビーム(支持部材)、
3…揺動駆動部(支承部)、
4…ワーク保持手段、
5…搬送アーム、
6…固定ボックス(ケーブル固定部)、
10、10′…ケーブル保持装置、
11…ラックアーム、
12…スライダ(スライド支持体)、
13…ケーブルベア(ケーブルサポート)、
20…ケーブルサポート、
21…第1ラックアーム、
22…第2ラックアーム、
100…ケーブル、
P1、P2…プレス機械。

Claims (3)

  1. 隣接するプレス機械の間に設けられた支持部材に支承部を設け、前記支承部に搬送アームを揺動自在に支持させ、前記搬送アームの下端部に設けたワーク保持手段をワーク搬送方向に移動させることにより、隣接するプレス機械の間においてワークを搬送するワーク搬送装置を対象とし、前記プレス機械に設けられたケーブル固定部と前記搬送アームの上端部とに繋がれたケーブルを、沿わせて保持するケーブル保持装置であって、
    前記搬送アームの上端部に揺動自在に連結され、前記ケーブルの一部を保持するラックアームと、
    前記ラックアームを揺動自在に連結するとともに、前記搬送アームの上方域に設けられ、前記搬送アームの挙動に伴い前記ラックアームを介して上下移動するスライド支持体と、
    前記スライド支持体に一端部が連結され、かつ前記スライド支持体に対して前記ワークの搬送方向と交差する方向に設けられたケーブル固定部に他端部が連結され、前記ケーブルの一部を保持するとともに、前記スライド支持体の上下移動に追従して変形するケーブルサポートと、
    を具備して成ることを特徴とするケーブル保持装置。
  2. 前記ケーブルサポートは、一方端部を前記スライド支持体に連結され、かつ他方端部を前記ケーブル固定部に連結されたケーブルベアであることを特徴とする請求項1記載のケーブル保持装置。
  3. 前記ケーブルサポートは、互いに揺動自在に連結された第1ラックアームと第2ラックアームとを備え、第1ラックアームを前記スライド支持体に揺動自在に連結し、かつ第2ラックアームを前記ケーブル固定部に揺動自在に連結して成ることを特徴とする請求項1記載のケーブル保持装置。
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