JP2005337142A - 圧縮機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 オイルセパレータを備えた圧縮機において、オイルセパレータの分離能力を高めることができる圧縮機を提供することにある。
【解決手段】 スクロール型の圧縮機は車両用空調システムの冷凍回路に組み込まれており、その内部に冷媒中の潤滑オイルを分離するオイルセパレータ80を含んでいる。このセパレータ80は吐出室58から冷媒が導入される分離室88を有し、この分離室88は分離管90を同心的に収容した囲繞部分88aと、この囲繞部分88aから分離管90の軸線に対して逸脱方向に円弧状に延びる偏向部分88bを有する。
【選択図】 図3
【解決手段】 スクロール型の圧縮機は車両用空調システムの冷凍回路に組み込まれており、その内部に冷媒中の潤滑オイルを分離するオイルセパレータ80を含んでいる。このセパレータ80は吐出室58から冷媒が導入される分離室88を有し、この分離室88は分離管90を同心的に収容した囲繞部分88aと、この囲繞部分88aから分離管90の軸線に対して逸脱方向に円弧状に延びる偏向部分88bを有する。
【選択図】 図3
Description
本発明は圧縮機に係わり、より詳しくは車両の空調システムの冷凍回路に組み込まれる圧縮機に関する。
この種の冷凍回路用の圧縮機はそのハウジング内に圧縮ユニットを備え、この圧縮ユニットは作動流体としての冷媒を吸入して圧縮し、この後、圧縮した冷媒をハウジング内の吐出室に吐出し、そして、吐出室内の冷媒はハウジングの吐出ポートを圧縮機から冷凍回路の凝縮器に向けて送出され、冷凍回路内を循環する。
冷凍回路内の冷媒には通常潤滑オイルが含まれており、この潤滑オイルは圧縮機内の摺動面や軸受等を潤滑し、また、圧縮機内の摺動面のシールにも役立つ。しかしながら、冷媒中の潤滑オイル量が多いと、冷凍回路の冷房能力を低下させる要因となるため、この種の圧縮機には吐出室内にオイルセパレータが組み込まれており、このオイルセパレータは吐出室内の冷媒を導いて、この冷媒から潤滑オイルの一部を分離した後、吐出ポートに向けて冷媒を導出する(特許文献1)。
冷凍回路内の冷媒には通常潤滑オイルが含まれており、この潤滑オイルは圧縮機内の摺動面や軸受等を潤滑し、また、圧縮機内の摺動面のシールにも役立つ。しかしながら、冷媒中の潤滑オイル量が多いと、冷凍回路の冷房能力を低下させる要因となるため、この種の圧縮機には吐出室内にオイルセパレータが組み込まれており、このオイルセパレータは吐出室内の冷媒を導いて、この冷媒から潤滑オイルの一部を分離した後、吐出ポートに向けて冷媒を導出する(特許文献1)。
より詳しくは、特許文献1のオイルセパレータは、吐出室内に区画して設けられ、その外周面に導入口を有した円筒状の分離室を備えており、この分離室内に分離管が同心的に配置されている。吐出室から分離室に導入口を通じて導入された冷媒は分離管の回りを螺旋状に旋回して流れ、この際、冷媒中の潤滑オイルの一部が遠心分離される。分離処理を受けた冷媒は分離管内を通じて吐出ポートに向かい、そして、分離された潤滑オイルは分離室から貯油室に排出され、この貯油室内に蓄えられる。
圧縮機に上述したオイルセパレータが内蔵されていれば、圧縮機は潤滑オイル量が低減した冷媒を冷凍回路内にて循環させることができ、冷凍能力の低下を回避することができる。
特開2001-295767号公報
上述の説明から既に明らかなようにオイルセパレータは、潤滑オイルの分離に遠心分離を利用しているため、潤滑オイルを効果的に分離するには分離管の周囲にて、冷媒を強力に螺旋状に旋回させる必要がある。
しかしながら、圧縮機が低回転域にあるとき、つまり、圧縮機からの冷媒の送出量が少ないときには、吐出室から分離室に導入される冷媒量、即ち、その流速も遅いため、分離管の周囲に強力な冷媒の螺旋状の旋回流を発生させることができない。
しかしながら、圧縮機が低回転域にあるとき、つまり、圧縮機からの冷媒の送出量が少ないときには、吐出室から分離室に導入される冷媒量、即ち、その流速も遅いため、分離管の周囲に強力な冷媒の螺旋状の旋回流を発生させることができない。
このため、上述した圧縮機の運転状況下にあっては、オイルセパレータは冷媒から潤滑オイルを良好に分離できず、冷凍回路の冷房能力を低下させてしまう。
一方、オイルセパレータにて分離された潤滑オイルは、分離室からハウジング内の貯油室に排出され、この貯油室から圧縮ユニットの冷媒の吸入側にオリフィスを通じて戻される。それ故、オイルセパレータでの潤滑オイルの分離能力が小さい圧縮機の低回転域では、貯油室内での潤滑オイル量が減少し、その液面レベルがオリフィスよりも下がってしまい、潤滑オイルによる冷媒のシールが不能になる虞がある。この場合には、吐出室内の冷媒が分離室及び貯油室を通じて圧縮ユニットの吸入側に短絡して流れ、圧縮機の圧縮効率、つまり、冷凍回路の冷房能力を著しく悪化させてしまう。
一方、オイルセパレータにて分離された潤滑オイルは、分離室からハウジング内の貯油室に排出され、この貯油室から圧縮ユニットの冷媒の吸入側にオリフィスを通じて戻される。それ故、オイルセパレータでの潤滑オイルの分離能力が小さい圧縮機の低回転域では、貯油室内での潤滑オイル量が減少し、その液面レベルがオリフィスよりも下がってしまい、潤滑オイルによる冷媒のシールが不能になる虞がある。この場合には、吐出室内の冷媒が分離室及び貯油室を通じて圧縮ユニットの吸入側に短絡して流れ、圧縮機の圧縮効率、つまり、冷凍回路の冷房能力を著しく悪化させてしまう。
本発明は上述の事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、圧縮機の運転状態が低回転域にあっても、作動流体からの潤滑オイルの分離を良好に行うことができる圧縮機を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明は上述したタイプの圧縮機において、そのオイルセパレータが、吐出室内に区画され、吐出室内の作動流体を導入する円筒状の分離室と、分離室内に設けられ、分離室内に導入された作動流体をその外周壁に沿って螺旋状に旋回運動させた後、その内部を通じて前記吐出ポートに向けて導出させる分離管とを含んでおり、そして、分離室が、分離管を囲み、作動流体の導入口を有した囲繞部分と、この囲繞部分から吐出ポートとは反対側に分離管の軸線から逸脱方向に延び、分離した潤滑オイルの排出口を有する偏向部分とを有することに特徴付けられる(請求項1)。
具体的には、分離室は全体として上下方向に延び、偏向部分は円弧形状をなしている(請求項2)。
請求項1,2の圧縮機によれば、圧縮ユニットから吐出室に吐出された作動流体はオイルセパレータの分離室に導入口を通じて導入され、分離室の囲繞部分内にて分離管の周囲を螺旋状に旋回し、遠心分離作用による潤滑オイルの一次分離作用を受ける。
請求項1,2の圧縮機によれば、圧縮ユニットから吐出室に吐出された作動流体はオイルセパレータの分離室に導入口を通じて導入され、分離室の囲繞部分内にて分離管の周囲を螺旋状に旋回し、遠心分離作用による潤滑オイルの一次分離作用を受ける。
分離室の偏向部分は分離管の軸線から逸脱方向に延びているので、一次分離作用を受けた作動流体は、分離管内に直ちに導かれることはなく、その旋回運動を維持しながら偏向部分まで確実に導かれ、この偏向部分内での螺旋状の旋回運動により潤滑オイルの二次分離作用を受ける。
従って、オイルセパレータの分離室に導入された作動流体は潤滑オイルの一次及び二次分離作用を受けた後、分離管内を通じてハウジングの吐出ポートに向けて導出される。
従って、オイルセパレータの分離室に導入された作動流体は潤滑オイルの一次及び二次分離作用を受けた後、分離管内を通じてハウジングの吐出ポートに向けて導出される。
好ましくは、分離室の偏向部分は複数の排出口を有しており(請求項3)、これら排出口は、作動流体から分離された潤滑オイルを分離室から速やかに排出する。
請求項1,2の圧縮機によれば、オイルセパレータの分離室はその偏向部分でも、作動流体からの潤滑オイルの分離作用を発揮するので、圧縮機の運転状態が低回転域にあっても、作動流体からの潤滑オイルの分離を良好に行うことができる。
それ故、本発明の圧縮機が車両用空調システムの冷凍回路に組込まれる場合、冷凍回路の冷房能力を高めることができ、また、圧縮機の低回転域にあっても、その貯油室内の潤滑オイル量を十分に確保でき、吐出室から圧縮ユニットの吸入側に作動流体が短絡して流れることもない。
それ故、本発明の圧縮機が車両用空調システムの冷凍回路に組込まれる場合、冷凍回路の冷房能力を高めることができ、また、圧縮機の低回転域にあっても、その貯油室内の潤滑オイル量を十分に確保でき、吐出室から圧縮ユニットの吸入側に作動流体が短絡して流れることもない。
請求項3の圧縮機によれば、分離した潤滑オイルを分離室から速やかに排出でき、貯油室内の潤滑オイル量をより安定して維持することができる。
図1は車両の空調システムの一部を構成する冷凍回路を示す。
冷凍回路は作動流体としての冷媒の循環経路2を有し、この循環経路2に圧縮機4、凝縮器6、レシーバ8、膨脹弁10及び蒸発器12が順次配置されている。圧縮機4は冷媒を圧縮して凝縮器6に向けて送出し、これにより、冷媒は循環経路2を循環する。冷媒は潤滑オイルを含み、この冷媒中の潤滑オイルは圧縮機内の軸受や種々の摺動面を潤滑するのみならず、摺動面のシールする機能をも発揮する。
冷凍回路は作動流体としての冷媒の循環経路2を有し、この循環経路2に圧縮機4、凝縮器6、レシーバ8、膨脹弁10及び蒸発器12が順次配置されている。圧縮機4は冷媒を圧縮して凝縮器6に向けて送出し、これにより、冷媒は循環経路2を循環する。冷媒は潤滑オイルを含み、この冷媒中の潤滑オイルは圧縮機内の軸受や種々の摺動面を潤滑するのみならず、摺動面のシールする機能をも発揮する。
図1の圧縮機4はいわゆるスクロール型圧縮機として示されている。圧縮機4のハウジング14は駆動ケーシング16及び圧縮ケーシング18から形成され、これらケーシング16,18は複数の連結ボルト20を介して互いにフランジ結合されている。
駆動ケーシング16内には駆動軸22が配置され、この駆動軸22は圧縮ケーシング18側に位置した大径端部24と、駆動ケーシング16から突出した小径軸部26とを有する。大径端部24はニードル軸受28を介して駆動ケーシング16に回転自在に支持され、小径軸部26はボール軸受30を介して駆動ケーシング16に回転自在に支持されている。更に、小径軸部26にはリップシール32が配置されている。このリップシール32はボール軸受30と大径端部24との間に位置付けられ、駆動ケーシング16内を気密に区画する。
駆動ケーシング16内には駆動軸22が配置され、この駆動軸22は圧縮ケーシング18側に位置した大径端部24と、駆動ケーシング16から突出した小径軸部26とを有する。大径端部24はニードル軸受28を介して駆動ケーシング16に回転自在に支持され、小径軸部26はボール軸受30を介して駆動ケーシング16に回転自在に支持されている。更に、小径軸部26にはリップシール32が配置されている。このリップシール32はボール軸受30と大径端部24との間に位置付けられ、駆動ケーシング16内を気密に区画する。
小径軸部26の突出端には電磁クラッチ34を内蔵した駆動プーリ36が取付けられており、この駆動プーリ36は軸受38を介して駆動ケーシング16に回転自在に支持されている。駆動プーリ36には車両のエンジンの動力が駆動ベルト(図示しない)を介して伝達され、そして、駆動プーリ36の回転は電磁クラッチ34を介して駆動軸22に伝達可能である。従って、エンジンの駆動中、電磁クラッチ34がオン作動されると、駆動軸22は駆動プーリ36と一体的に回転する。
一方、圧縮ケーシング18内には圧縮ユニット40が収容されている。この圧縮ユニット40は互いに噛み合う可動スクロール42及び固定スクロール44から構成されている。これらスクロール42,44の噛み合いはその内部に圧力室46を形成し、この圧力室46の容積が固定スクロール44に対する可動スクロール42の旋回運動に伴い増減される。
上述した可動スクロール42に旋回運動を付与するため、可動スクロール42と駆動軸22の大径端部24とは、クランクピン48、偏心ブッシュ50及びニードル軸受52を介して互いに連結され、そして、可動スクロール42の自転は可動スクロール42と駆動ケーシング16との間のボール型の旋回スラストベアリング54により阻止されている。なお、図1中の参照符号56はカウンタウエイトを示し、このカウンタウエイト56は偏心ブッシュ50に取付けられている。
一方、固定スクロール44は圧縮ケーシング18内にて複数の固定ボルト(図示しない)を介して固定され、固定スクロール44と圧縮ケーシング18の端壁18aとの間に空間が確保されている。
より詳しくは、固定スクロール44の背面には凹所60,62が上下に形成され、これら凹所60,62は仕切壁64により区画されている。一方、圧縮ケーシング18の端壁18aからも仕切壁66が固定スクロール44に向けて突設され、この仕切壁66は仕切壁64に突き合わされ、これにより、上述の固定スクロール44と端壁18aとの間の空間は凹所60側の吐出室58と、凹所62側の貯油室102とに区画されている。
より詳しくは、固定スクロール44の背面には凹所60,62が上下に形成され、これら凹所60,62は仕切壁64により区画されている。一方、圧縮ケーシング18の端壁18aからも仕切壁66が固定スクロール44に向けて突設され、この仕切壁66は仕切壁64に突き合わされ、これにより、上述の固定スクロール44と端壁18aとの間の空間は凹所60側の吐出室58と、凹所62側の貯油室102とに区画されている。
固定スクロール44はその中央に、圧力室46と吐出室58を互いに連通させる吐出孔67を有し、この吐出孔67は固定スクロール44の凹所60に開口している。凹所60には吐出孔67を開閉する吐出弁68が配置され、この吐出弁68はリード弁体70と、リード弁体70の開度を規制するストッパプレート72からなる。これらリード弁体70及びストッパプレート72は共に取付けねじ74を介して固定スクロール44に取付けられている。
一方、圧縮ケーシング18の外周壁と圧縮ユニット40との間は吸入室76として確保され、この吸入室76は圧縮ケーシング18の外周面に形成した吸入ポート77(図2参照)を通じて前述した蒸発器12に接続されている。
また、圧縮ケーシング18の外面、即ち、その端壁18aには吐出ポート78が形成され(図2参照)、この吐出ポート78は前述した凝縮器6に接続される一方、オイルセパレータ80を介して吐出室58に接続されている。
また、圧縮ケーシング18の外面、即ち、その端壁18aには吐出ポート78が形成され(図2参照)、この吐出ポート78は前述した凝縮器6に接続される一方、オイルセパレータ80を介して吐出室58に接続されている。
より詳しくは、オイルセパレータ80は、図2から明らかなように圧縮ケーシング18における端壁18aの内面に一体的に形成された中空の膨出部82を有する。図2から明らかなように、膨出部82は圧縮ケーシング18の周壁上部から仕切壁66を越えて貯油室102内まで延出し、その下端は圧縮ケーシング18の周壁下部に達している。
図3に示されるように、膨出部82の上端は圧縮ケーシング18の外周壁にて開口し、この開口端はプラグ86により閉塞されている。また、膨出部82の上部からは前述した吐出ポート78に向けて接続孔96が形成され、この接続孔96は膨出部82と吐出ポート78とを接続している。
図3に示されるように、膨出部82の上端は圧縮ケーシング18の外周壁にて開口し、この開口端はプラグ86により閉塞されている。また、膨出部82の上部からは前述した吐出ポート78に向けて接続孔96が形成され、この接続孔96は膨出部82と吐出ポート78とを接続している。
膨出部82内は接続孔96よりも下側の部位が分離室88として形成され、この分離室88の上部に分離管90が配置されている。この分離管90は上端に大径部を有し、この大径部が分離室88の内周壁に圧入されることで、分離室88内にて固定されている。また、分離管90の上端には止め輪92が配置され、この止め輪92は分離室88からの分離管90の抜けを阻止する。
分離管90の下端部と分離室88の内周面との間には環状空間が確保され、そして、膨出部82には環状空間と吐出室58とを連通させる導入口94が上下に形成され、これら導入口94の軸線は分離管90の外周面に沿うべく傾斜している。即ち、分離室88は分離管90を同心的に囲む囲繞部分88aを有し、この囲繞部分88aにて導入口94が開口している。
分離室88は前記囲繞部分88aよりも下側の部分が偏向部分88bとして形成され、この偏向部分88bは図3から明らかなように、分離管90の軸線に対して逸脱する方向に延びている。具体的には、偏向部分88bは、吐出ポート78とは逆方向に偏向する円弧形状をなしている。
更に、偏向部分88bの下面、即ち、前述した貯油室102に露出した面には、複数個例えば3個の排出口104が備えられており、これら排出口104を通じて、分離室88は貯油室102に接続されている。
更に、偏向部分88bの下面、即ち、前述した貯油室102に露出した面には、複数個例えば3個の排出口104が備えられており、これら排出口104を通じて、分離室88は貯油室102に接続されている。
更に、図1に示されているように、固定スクロール44内には貯油室102の下部と前述した吸入室76を互いに連通するオイルリターン経路としてのオリフィス経路106が確保されている。なお、オリフィス経路106はパイプ部材に形成した小径の貫通孔により形成されている。
上述した圧縮機によれば、駆動軸22の回転に伴い、可動スクロール42はその自転が阻止された状態で旋回運動する。このような旋回運動は、吸入室76から圧力室46内への冷媒の吸入工程や、吸入した冷媒の圧縮/吐出工程をもたらし、この結果、高圧の冷媒が圧力室46から吐出弁68を通じて吐出室58内に吐出される。ここで、冷媒には潤滑オイルが含まれているので、冷媒中の潤滑オイルは駆動ケーシング16内の軸受28,52や、圧縮ユニット40内の摺動面等を潤滑し、また、摺動面即ち圧力室46のシールにも役立つ。
上述した圧縮機によれば、駆動軸22の回転に伴い、可動スクロール42はその自転が阻止された状態で旋回運動する。このような旋回運動は、吸入室76から圧力室46内への冷媒の吸入工程や、吸入した冷媒の圧縮/吐出工程をもたらし、この結果、高圧の冷媒が圧力室46から吐出弁68を通じて吐出室58内に吐出される。ここで、冷媒には潤滑オイルが含まれているので、冷媒中の潤滑オイルは駆動ケーシング16内の軸受28,52や、圧縮ユニット40内の摺動面等を潤滑し、また、摺動面即ち圧力室46のシールにも役立つ。
吐出室58内の圧縮冷媒は導入口94を通じてオイルセパレータ80の分離室88、即ち、囲繞部分88aに流入し、この囲繞部分88a内にて分離管90の周囲を螺旋状に旋回しながら下降する。この過程にて、圧縮冷媒中の潤滑オイルの一部は遠心分離作用を受け、冷媒から一次分離される。ここで、分離された潤滑オイルは囲繞部分88aの内周面に付着する。
また、一次分離処理を受けた冷媒は、囲繞部分88aから偏向部分88bにその螺旋状の旋回運動を維持しながら降下し、この偏向部分88b内でも遠心分離作用を受け、その冷媒から潤滑オイルの一部が分離される。ここで分離された潤滑オイルは偏向部分88bの内周面に付着する。
この点に関して詳述すると、前述の説明から明らかなように、偏向部分88bは、囲繞部分88a、即ち、分離管90の軸線と同軸的に延びておらず、その軸線から逸脱方向に延びる円弧状をなしているので、囲繞部分88a内にて一次分離処理を受けた冷媒は、分離管90内にその下端を通じて直ちに導かれることはなく、囲繞部分88aから偏向部分88bに導かれる。従って、冷媒は偏向部分88b内にて潤滑オイルの二次分離処理を受け、この結果、冷媒中からの潤滑オイルの分離量が大幅に増加する。
この点に関して詳述すると、前述の説明から明らかなように、偏向部分88bは、囲繞部分88a、即ち、分離管90の軸線と同軸的に延びておらず、その軸線から逸脱方向に延びる円弧状をなしているので、囲繞部分88a内にて一次分離処理を受けた冷媒は、分離管90内にその下端を通じて直ちに導かれることはなく、囲繞部分88aから偏向部分88bに導かれる。従って、冷媒は偏向部分88b内にて潤滑オイルの二次分離処理を受け、この結果、冷媒中からの潤滑オイルの分離量が大幅に増加する。
この後、一次及び二次の潤滑オイルの分離処理を受けた冷媒は、分離管90及び接続孔96を通じて吐出ポート78に至り、この吐出ポート78から凝縮器6に向けて送出される。
冷媒から分離された潤滑油は分離室88の内周面を伝って流下し、そして、排出口104を通じて貯油室102に導かれ、この貯油室102に一時的に蓄えられる。貯油室102は分離室88内と常時連通した状態にあるので、その内圧は吸入室76の圧力よりも十分に高い。それ故、貯油室102内の潤滑オイルは貯油室102と吸入室76との間の圧力差に基づき、オリフィス経路106を通じて吸入室76に向けて戻される。この際、潤滑オイルは霧化した状態で吸入室76内に戻され、吸入室76内の冷媒に良好に混入される。この結果、駆動ケーシング16内や圧縮ユニット40内を流れる冷媒中の潤滑油量は多く、圧縮機4内の潤滑やシールは十分に確保される。
冷媒から分離された潤滑油は分離室88の内周面を伝って流下し、そして、排出口104を通じて貯油室102に導かれ、この貯油室102に一時的に蓄えられる。貯油室102は分離室88内と常時連通した状態にあるので、その内圧は吸入室76の圧力よりも十分に高い。それ故、貯油室102内の潤滑オイルは貯油室102と吸入室76との間の圧力差に基づき、オリフィス経路106を通じて吸入室76に向けて戻される。この際、潤滑オイルは霧化した状態で吸入室76内に戻され、吸入室76内の冷媒に良好に混入される。この結果、駆動ケーシング16内や圧縮ユニット40内を流れる冷媒中の潤滑油量は多く、圧縮機4内の潤滑やシールは十分に確保される。
上述したようにオイルセパレータ80は冷媒に対して一次及び二次の潤滑オイルの分離処理を発揮するから、圧縮機の運転が低回転域にあり、オイルセパレータ80の分離室88に導入される冷媒の流速、即ち、分離室88内での冷媒の旋回流速が遅くても、その冷媒中から潤滑オイルを効果的に分離することができる。この結果、圧縮機の低回転域にあっても、圧縮機4から凝縮器6側に供給される冷媒中の潤滑オイル量は少なく、冷凍回路はその冷房能力を十分に発揮することができる。
また、圧縮機の低回転域にあっても、潤滑オイルの分離量は多いので、貯油室102内の潤滑オイル量を十分に確保することができる。それ故、貯油室102内の潤滑オイルの液面レベルがオリフィス経路106よりも低下し、これに起因してオリフィス経路106の潤滑オイルによる冷媒のシールが不能になることはない。この結果、吐出室58内の冷媒が分離室88から貯油室102を経て吸入室76に短絡して流れることもなく、圧縮機の圧縮効率が悪化することもない。
本発明は上述の一実施例に制約されるものではなく、種々の変形が可能である。
一実施例の場合、分離室88の偏向部分88bは円弧形状をなしているが、偏向部分88bは、分離管90の軸線と同軸の直管形状をなしいなければ、螺旋形状やL字形状等の任意の形状を採用することができる。また、偏向部分88bの偏向方向は吐出ポート78側であってもよい。
一実施例の場合、分離室88の偏向部分88bは円弧形状をなしているが、偏向部分88bは、分離管90の軸線と同軸の直管形状をなしいなければ、螺旋形状やL字形状等の任意の形状を採用することができる。また、偏向部分88bの偏向方向は吐出ポート78側であってもよい。
更に、本発明はスクロール型圧縮機に限らず、往復ピストン型圧縮機にも同様に適用できることは言うまでもない。
18 圧縮ケーシング(ハウジング)
58 吐出室
78 吐出ポート
80 オイルセパレータ
82 膨出部
88 分離室
88a 囲繞部分
90 分離管
94 導入口
96 接続孔
102 貯油室
104 排出口
58 吐出室
78 吐出ポート
80 オイルセパレータ
82 膨出部
88 分離室
88a 囲繞部分
90 分離管
94 導入口
96 接続孔
102 貯油室
104 排出口
Claims (3)
- ハウジング内に設けられ、潤滑オイルを含んだ作動流体を吸入して圧縮し、この後、圧縮された作動流体を前記ハウジング内に形成された吐出室に吐出する圧縮ユニットと、
前記吐出室に吐出された作動流体から前記潤滑オイルの一部を分離した後、前記作動流体を前記ハウジングの吐出ポートに向けて送出するオイルセパレータとを備え、
前記オイルセパレータは、
前記吐出室内に区画され、前記吐出室内の作動流体を導入する円筒状の分離室と、
前記分離室内に設けられ、前記分離室内に導入された作動流体をその外周壁に沿って螺旋状に旋回運動させた後、その内部を通じて前記吐出ポートに向けて導出させる分離管と
を含み、
前記分離室は、
前記分離管を囲み、作動流体の導入口を有した囲繞部分と、
前記囲繞部分から前記吐出ポートとは反対側に前記分離管の軸線から逸脱方向に延び、分離した潤滑オイルの排出口を有する偏向部分と
を有することを特徴とする圧縮機。 - 前記分離室は全体として上下方向に延び、
前記偏向部分は円弧形状をなしていることを特徴とする請求項1に記載の圧縮機。 - 前記排出口は複数備えられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の圧縮機。
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