JP2005335746A - 梱包用緩衝材 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単かつ迅速に組み立てることができる段ボール製の梱包用緩衝材を提供する。
【解決手段】物品挿入口5を有する頂壁1に一対の側壁2及び底壁3をスリーブ状に連設し、頂壁1のヒンジ線7に連続して側壁2に切目8を入れ、底壁3と両側壁2との稜線に沿った切目9の間に複数本の折目10を有する折込部11を設け、頂壁1のヒンジ線7、側壁2の切目8及び底壁3の折込部11を境界として物品保持部12及び脚部13を形成し、物品保持部12から脚部13を下方へ折り曲げて、折込部11を折り込み、折込部11で物品の移動を抑制すると共に、脚部13で物品保持部12が浮き上がった状態に支持されるようにする。
【選択図】図5
【解決手段】物品挿入口5を有する頂壁1に一対の側壁2及び底壁3をスリーブ状に連設し、頂壁1のヒンジ線7に連続して側壁2に切目8を入れ、底壁3と両側壁2との稜線に沿った切目9の間に複数本の折目10を有する折込部11を設け、頂壁1のヒンジ線7、側壁2の切目8及び底壁3の折込部11を境界として物品保持部12及び脚部13を形成し、物品保持部12から脚部13を下方へ折り曲げて、折込部11を折り込み、折込部11で物品の移動を抑制すると共に、脚部13で物品保持部12が浮き上がった状態に支持されるようにする。
【選択図】図5
Description
この発明は、精密機器等の梱包に使用される段ボール製緩衝材に関するものである。
例えば、カメラ等の精密機器の梱包に際しては、発泡スチロールを成型した緩衝材を使用することが一般的であったが、近年、廃棄時の環境への影響を考慮して、段ボール製の緩衝材への転換が進んでいる。この段ボール製緩衝材としては、トレー状の物品保持部から脚部を下方へ突出させたものなどが使用されている。
しかしながら、上記のような段ボール製緩衝材では、組み立てに手間がかかり、物品梱包作業の効率が悪化するという問題があった。
そこで、この発明は、簡単かつ迅速に組み立てることができる段ボール製の梱包用緩衝材を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、この発明は、物品挿入口を有する頂壁に一対の側壁及び底壁をスリーブ状に連設し、頂壁のヒンジ線に連続して側壁に切目を入れ、底壁と両側壁との稜線に沿った切目間に複数本の折目を有する折込部を設け、頂壁のヒンジ線、側壁の切目及び底壁の折込部を境界として物品保持部及び脚部を形成し、物品保持部から脚部を下方へ折り曲げて、折込部を折り込み、折込部で物品の移動を抑制すると共に、脚部で物品保持部を浮き上がった状態に支持するようにしたのである。
このような緩衝材は、両側壁を一方へ倒して扁平に折り畳んでおくことができるので、輸送や保管に際して嵩張ることがなく、物品の梱包に際しては、両側壁を起立させて角筒状にし、物品保持部から脚部を下方へ折り曲げるだけで組み立てて、物品挿入口に挿入した物品の移動を防止しつつ、緩衝空間を確保することができる。
まず、この発明の第1実施形態を図1乃至図5に基づいて説明する。この緩衝材は、図1に示すように、薄型のデジタルカメラCを平置きした状態で外箱Bに収納する梱包に使用するものである。
この緩衝材の段ボールブランクでは、図2に示すように、頂壁1の一方の長辺に側壁2及び底壁3が、他方の長辺に側壁2及び継代4がそれぞれ順次連設され、頂壁1の中間部には、切り開きに伴い物品挿入口5をなす内折板6が両側壁2との稜部から延びるように形成されている。
頂壁1の両端寄りには、物品挿入口5の端縁から間隔をおいてヒンジ線7が入れられ、側壁2にはヒンジ線7に連続する切目8が入れられている。底壁3及び継代4の両端寄りには、各側壁2との稜線に沿った切目9を入れて、3本の折目10を有する折込部11が形成されている。折込部11はヒンジ線7の内側に位置している。
そして、このブランクにおいては、頂壁1のヒンジ線7、側壁2の切目8並びに底壁3及び継代4の折込部11を境界として、その内側の部分が物品保持部12とされ、外側の部分が脚部13とされている。
また、物品挿入口5をなす一方の内折板6には中間の折目から、他方の内折板6には先端縁から係合突起14がそれぞれ設けられ、底壁3及び継代4には、側壁2との稜線に沿って、係合突起14に対応する係合穴15が設けられている。脚部13の側壁2の部分には、緩衝性を高める折目16が長さ方向に入れられている。
上記ブランクを製造する際には、図3に示すように、一方の側壁2と底壁3の稜線及び他方の側壁2と頂壁1の稜線に沿ってブランクを折り重ね、継代4を底壁3の内面に貼り付けて、扁平なスリーブを形成する。このように両側壁2が一方へ倒れた折畳状態では、輸送や保管に際して嵩張ることがない。
そして、この緩衝材を使用する際には、図4に示すように、両側壁2を起立させてスリーブを角筒状にし、内折板6を内側へ折り曲げて物品挿入口5を開口させ、係合突起14を係合穴15に差し込んで、反発による内折板6の戻りを防止する。
その後、図5に示すように、物品保持部12から脚部13を下方へ折り曲げて、折込部11を折り込み、このように組み立てた緩衝材を、図1に示すように、外箱Bにセットして、物品挿入口5にデジタルカメラCを挿入する。
このように梱包すると、デジタルカメラCの両端方向への移動が折込部11により抑制されると共に、脚部13により物品保持部12が浮き上がった状態に支持され、デジタルカメラCの下方及び周囲に緩衝空間が確保されるので、デジタルカメラCが輸送時の衝撃から保護される。
なお、この緩衝材は、デジタルカメラCと共に外箱Bに収納される充電器等の付属品の大きさや形状に応じて、外箱Bの内部で前後方向に移動させ、任意の位置にセットすることができる。
次に、この発明の第2実施形態を図6乃至図10に基づいて説明する。この緩衝材は、図6に示すように、上下寸法が小さく、奥行は比較的大きいデジタルカメラCを縦置きした状態で外箱Bに収納する梱包に使用するものである。
この緩衝材の段ボールブランクでは、図7に示すように、頂壁1の一方の長辺に側壁2が連設され、他方の長辺に側壁2、底壁3及び継代4が順次連設されている。頂壁1の中間部には、切り開きに伴い物品挿入口5をなす内折板6が一方の側壁2との稜部から延出され、他方の側壁2へ切れ込むように形成されている。
頂壁1の両端寄りには、物品挿入口5の端縁から間隔をおいてヒンジ線7が入れられ、側壁2にはヒンジ線7に連続する切目8が入れられている。底壁3の両端寄りには、側壁2及び継代4との稜線に沿った切目9を入れて、3本の折目10を有する折込部11が形成されている。折込部11はヒンジ線7の外側まで張り出している。
そして、このブランクにおいては、頂壁1のヒンジ線7、側壁2の切目8及び底壁3の折込部11を境界として、その内側の部分が物品保持部12とされ、外側の部分が脚部13とされている。
また、物品挿入口5をなす内折板6の先端縁には係合突起14が設けられ、底壁3の継代4との稜部付近には、係合突起14に対応する係合穴15が設けられている。脚部13の側壁2の部分には、長さ方向の折目16及び脚部13を前後に突出させるための切目が入れられ、継代4にも、側壁2の切目に対応する切目が入れられている。
上記ブランクを製造する際には、図8に示すように、頂壁1と一方の側壁2の稜線及び他方の側壁2と底壁3の稜線に沿ってブランクを折り重ね、継代4を一方の側壁2の内面に貼り付けて、扁平なスリーブを形成する。このように両側壁2が一方へ倒れた折畳状態では、輸送や保管に際して嵩張ることがない。
そして、この緩衝材を使用する際には、図9に示すように、両側壁2を起立させてスリーブを角筒状にし、内折板6を内側へ折り曲げて物品挿入口5を開口させ、係合突起14を係合穴15に差し込んで、反発による内折板6の戻りを防止する。
その後、図10に示すように、脚部13を折目16に沿って押し潰すように折り重ねつつ、物品保持部12から脚部13を下方へ折り曲げて、折込部11を折り込み、このように組み立てた緩衝材を、図6に示すように、外箱Bにセットして、物品挿入口5にデジタルカメラCを挿入する。
このように梱包すると、デジタルカメラCの両端方向への移動が折込部11により抑制されると共に、脚部13により物品保持部12が浮き上がった状態に支持され、脚部13は側壁2から前後に突出し、デジタルカメラCの下方及び周囲に緩衝空間が確保されるので、デジタルカメラCが輸送時の衝撃から保護される。
なお、この緩衝材は、物品保持部12の長さが外箱Bの左右方向の内寸よりも小さくなっており、脚部13の下部が反発により外箱Bの端壁内面に当接し、また、脚部13の前部及び後部が屈曲しつつ外箱Bの前壁及び後壁内面にそれぞれ当接して、外箱B内での物品保持部12の揺動が許容されるので、衝撃を効果的に吸収することができる。
1 頂壁
2 側壁
3 底壁
4 継代
5 物品挿入口
6 内折板
7 ヒンジ線
8,9 切目
10 折目
11 折込部
12 物品保持部
13 脚部
14 係合突起
15 係合穴
16 折目
2 側壁
3 底壁
4 継代
5 物品挿入口
6 内折板
7 ヒンジ線
8,9 切目
10 折目
11 折込部
12 物品保持部
13 脚部
14 係合突起
15 係合穴
16 折目
Claims (1)
- 物品挿入口を有する頂壁に一対の側壁及び底壁をスリーブ状に連設し、頂壁のヒンジ線に連続して側壁に切目を入れ、底壁と両側壁との稜線に沿った切目間に複数本の折目を有する折込部を設け、頂壁のヒンジ線、側壁の切目及び底壁の折込部を境界として物品保持部及び脚部を形成し、物品保持部から脚部を下方へ折り曲げて、折込部を折り込み、折込部で物品の移動を抑制すると共に、脚部で物品保持部を浮き上がった状態に支持するようにした梱包用緩衝材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004156030A JP2005335746A (ja) | 2004-05-26 | 2004-05-26 | 梱包用緩衝材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004156030A JP2005335746A (ja) | 2004-05-26 | 2004-05-26 | 梱包用緩衝材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005335746A true JP2005335746A (ja) | 2005-12-08 |
Family
ID=35489745
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004156030A Pending JP2005335746A (ja) | 2004-05-26 | 2004-05-26 | 梱包用緩衝材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005335746A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009090996A (ja) * | 2007-10-05 | 2009-04-30 | Sharp Corp | 梱包用トレイ |
JP2010083575A (ja) * | 2008-10-03 | 2010-04-15 | Kyocera Mita Corp | 段ボール製緩衝材および包装材 |
-
2004
- 2004-05-26 JP JP2004156030A patent/JP2005335746A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009090996A (ja) * | 2007-10-05 | 2009-04-30 | Sharp Corp | 梱包用トレイ |
JP2010083575A (ja) * | 2008-10-03 | 2010-04-15 | Kyocera Mita Corp | 段ボール製緩衝材および包装材 |
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