JP2005334037A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機 Download PDF

Info

Publication number
JP2005334037A
JP2005334037A JP2004153223A JP2004153223A JP2005334037A JP 2005334037 A JP2005334037 A JP 2005334037A JP 2004153223 A JP2004153223 A JP 2004153223A JP 2004153223 A JP2004153223 A JP 2004153223A JP 2005334037 A JP2005334037 A JP 2005334037A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
course
water supply
washing machine
stirring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004153223A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Ito
健二 伊藤
Yoshio Hayashi
美穂 林
Tatsuya Saito
達也 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Consumer Marketing Corp
Toshiba Lifestyle Products and Services Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Consumer Marketing Corp
Toshiba Home Appliances Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Consumer Marketing Corp, Toshiba Home Appliances Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2004153223A priority Critical patent/JP2005334037A/ja
Publication of JP2005334037A publication Critical patent/JP2005334037A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)

Abstract

【課題】 簡単な操作で且つ少ない水量及び短い時間で点検作業を実行することができる洗濯機を提供する。
【解決手段】 制御装置は、点検コーススイッチが操作されると、給水動作、撹拌動作、排水動作、脱水動作を各1回ずつ実行する。給水動作時の水位は、撹拌翼が浸かる程度の低水位に設定されている。また、撹拌動作時間及び脱水動作時間は通常の洗浄コースよりも短く設定されている。従って、制御装置により実行される点検コースの時間は洗浄コースに比べて非常に短くなる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、給水動作、撹拌動作、排水動作、脱水動作を自動的に実行して洗濯物を洗浄する洗浄コースを備えた洗濯機に関する。
例えば賃貸住宅に備え付けられている洗濯機は、入居者の交代により長期間、使用が中断される場合がある。このように、洗濯機の使用が長期間中断されると、前記洗濯機の給水経路や排水経路に残留する水が腐敗して臭気を発する場合がある。また、入居者が入れ替わるときは、次の入居者のために洗濯機の不具合を調べる必要がある。このため、賃貸住宅の管理者は、新規の入居者が入居する前に洗濯機を駆動させて洗濯機の各部の点検をするようにしている。
この場合、洗濯機が備える洗浄コースのうちできるだけ運転時間が短いコースを実行することにより点検作業に要する時間を短縮することができる。
特開昭63−24990号公報
ところが、洗浄コースは洗濯物の洗浄を前提としているため、洗い工程、すすぎ工程、脱水工程の全ての工程を備えている。従って、単なる点検作業のために洗浄コースを実行させると、水を不必要に多く使用してしまうと共に時間がかかるという問題があった。これに対して、管理者が操作キーを操作して洗浄コースの一部の工程のみを実行するように設定することも可能であるが、設定操作が面倒である。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡単な操作で、且つ少ない水量及び短い時間で点検作業を実行することができる洗濯機を提供することである。
本発明の洗濯機は、水槽と、前記水槽内に回転可能に設けられ洗濯物を収容する回転槽と、前記回転槽を回転駆動する駆動手段と、前記水槽内に給水する給水手段と、前記水槽内の水を排出する排水手段と、前記回転槽内の水及び前記洗濯物を撹拌する撹拌手段と、前記駆動手段、前記給水手段、前記排水手段、前記撹拌手段を駆動することにより給水動作、撹拌動作、排水動作、脱水動作を順に一回ずつ行う点検コースを実行する制御手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明の洗濯機は、水槽と、前記水槽内に回転可能に設けられ洗濯物を収容する回転槽と、前記回転槽を回転駆動する駆動手段と、前記水槽内に給水する給水手段と、前記水槽内の水を排出する排水手段と、前記回転槽内の水及び前記洗濯物を撹拌する撹拌手段と、前記給水手段、前記排水手段を駆動することにより給水動作、排水動作を行う点検コースを実行する制御手段と、前記制御手段による点検コースの実行を指示するための指示手段とを備えることを特徴とする。
洗濯機が実行する通常の洗浄コースは、洗い工程、すすぎ工程、脱水工程から構成されており、洗い工程、すすぎ工程では、給水動作、撹拌動作、排水動作、脱水動作がそれぞれ1ないし複数回実行される。つまり、洗浄コース全体では、給水動作や撹拌動作等の各動作が複数回実行されることになる。これに対して本発明では、点検コースを実行しても、給水動作、撹拌動作、排水動作、脱水動作の各動作は多くとも1回実行されるだけである。従って、点検作業に要する時間を短縮できると共に使用水量を削減することができる。また、点検コースの実行を指示する指示手段を設けることにより、点検コースを簡単に実行させることができる。
以下、本発明を縦形の全自動洗濯機に適用した第1の実施例について図1ないし図6を参照して説明する。図1に示すように、本実施例に係る全自動洗濯機は、矩形箱状の外箱1と、前記外箱1内に複数の弾性支持体2を介して弾性支持された水槽3と、前記水槽3内に回転可能に配置され上部に開口4aを有する回転槽4とを備えている。弾性支持体2は、ロッド2aと前記ロッド2aに挿通されたスプリング2bとから構成されている。
前記外箱1の上部には矩形枠状のトップカバー5が固定されている。このトップカバー5の中央部には筒状の投入口6が形成されている。また、前記トップカバー5には前記投入口6を開閉する外蓋7が設けられている。前記トップカバー5内のうち前記投入口6の後部には蛇口41(図3参照)に接続された給水弁8(給水手段に相当)及び給水ケース9が設けられている。
前記水槽3の上部には中央に開口10a及び前記開口10aを開閉する内蓋10bを有する円環状のカバー10が固定されている。また、水槽3の底部には排水弁11(排水手段に相当)を介して排水ホース12が接続されている。更に、前記水槽3の底部の下面には駆動手段としてのモータ13が固定されている。前記モータ13の回転軸(図示せず)は水槽3の底部を貫通して水槽3内に突出している。
一方、前記回転槽4内の底部には撹拌翼14が回転可能に設けられている。前記撹拌翼14の軸15は回転槽4の底部を貫通しており、その下端部に前記モータ13の回転軸が連結されている。また、前記回転槽4の底部下面には中空状の槽軸16が固定されている。前記軸15のうち回転槽4の底部よりも下方に突出する部分は前記槽軸16に挿入されている。前記回転槽4は、洗濯槽、脱水槽として機能するものであり、その周壁部には多数の孔(図示せず)が設けられている。
撹拌軸15と槽軸16との間にはクラッチ(図示せず)が介在されている。前記クラッチは、撹拌軸15と槽軸16とを連結する状態及び撹拌軸15と槽軸16との連結を解除する非連結状態に切換え可能に構成されている。従って、前記撹拌翼14及びモータ13から撹拌手段が構成される。
また、前記トップカバー5の前部上面には操作パネル17が設けられている。図2に示すように、前記操作パネル17には電源オンスイッチ18及び電源オフスイッチ19、スタートスイッチ20、コース選択スイッチ21、工程設定スイッチ22、水位スイッチ23、点検コーススイッチ24(指示手段に相当)、予約スイッチ25が設けられている。
コース選択スイッチ21は洗浄コースを選択するためのものである。工程選択スイッチ22は、洗い工程、すすぎ工程、注水すすぎ工程、脱水工程を単独で実行させるためのものである。水位スイッチ23は、洗浄コース時における水位を設定するためのものである。本実施例では、「高水位(45リットル)」、「中水位(34リットル)」、「低水位(22リットル)」のいずれかに設定することができる。予約スイッチ25は、洗濯機の運転時間を設定するためのものである。点検コーススイッチ24は後述する点検コースの実行を指示するためのものである。
また、図1に示すように、トップカバー5内の前記操作パネル17の下方部には制御手段としての制御装置30が配設されている。前記制御装置30はマイクロコンピュータを主体に構成されたものであり、前記操作パネル17の各種スイッチの操作に応じて前記排水弁11、前記モータ13、前記給水弁8、前記クラッチ等を駆動するようになっている。
尚、図示しないが、上記洗濯機は水槽3内の水位を検出する水位センサを備えている。この水位センサは、水槽3の底部に取付けた図示しないエアトラップからエアチューブを介して水槽3内の水位を空気圧により検知するようになっている。また、前記モータ13にはロータの回転位置を検出するための回転センサが設けられている。前記制御装置30は、前記水位センサの出力に基づいて給水弁8の駆動を制御し、前記回転センサの出力に基づいてモータ13の駆動を制御するようになっている。
ここで、上記洗濯機の一般的な設置状態について図3及び図4を参照しながら説明する。洗濯機は、通常、洗面室等に配置された防水パン31に設置される。防水パン31には、防臭用の排水トラップ32を有する排水口33が設けられており、前記排水口33を覆う目皿34に排水ホース12が差し込まれるようになっている。前記目皿34の下部には前記排水トラップ32内にその下端部が進入する封水筒35が一体的に設けられている。上記構成により、前記排水ホース12からの水は封水筒35の外周を通って排水トラップ32を経由した後、排水管36に向かうようになっている。
次に上記構成の作用について説明する。制御装置30には、マイクロコンピュータが実行する洗濯機の動作全般に関する制御プログラムが格納されている。本実施例に係る洗濯機は、回転槽4内に収容された洗濯物を洗浄するための洗浄コースに加えて、洗濯機の各部を点検するための点検コースを実行可能に備えている。これら洗浄コース及び点検コースは、それぞれ操作パネル17のコース設定スイッチ21及び点検スイッチ24を操作した後、スタートスイッチ20を操作することにより開始されるようになっている。前記洗浄コース及び点検コースを実行するための処理ステップは、いずれも前記制御プログラムに含まれている。
図5の(a)に示すように、標準的な洗浄コースは洗い工程、すすぎ工程、脱水工程から構成されている。洗い工程は、各1回の給水動作、撹拌動作、排水動作、脱水動作から構成されている。すすぎ工程は、2回の給水動作、2回の撹拌動作、及び各1回の排水動作、脱水動作から構成されている。脱水工程は、各1回の排水動作、脱水動作から構成されている。
給水動作では、制御装置30は給水弁を開放させて水槽3内の水位が設定水位(22リットル,34リットル,45リットル)に達するまで給水する。撹拌動作では、制御装置30はクラッチを非連結状態にしてモータ13を低速で(例えば150rpm)駆動し撹拌翼14を正逆回転させる。この場合、制御装置30は、モータ13を1.0秒間駆動した後、0.7秒間の停止期間を経て反転させる動作を設定時間繰り返す。排水動作では、制御装置30は前記排水弁11を開放させて水槽3内の水を排出する。脱水動作では、制御装置30はクラッチを連結状態にしてモータ15を高速で駆動し回転槽4及び撹拌翼14を回転させる。この場合、脱水回転数は800rpmに設定されており、制御装置30は、モータ13の回転数を0rpmから800rpmまで90秒間で上昇させた後、その状態を所定時間維持し、続いて800rpmから0rpmまで15秒間で下降させる。
これに対して、図5の(b)に示すように、点検コースは各1回の給水動作、撹拌動作、排水動作、脱水動作から構成されている。
図6は、制御装置30が実行する制御プログラムのうち主に点検コースに関する部分のフローチャートを示している。図6のフローチャートは電源オンスイッチ18が押圧操作されるとスタートし、ステップS1では、次に操作されたスイッチが点検コースであるか否かが判断される。そして、制御装置30は、操作されたスイッチが点検コーススイッチ24である場合(ステップS1にてYES)は、スタートスイッチ20の押圧操作に基づき点検コースを実行し、点検コースではない場合には(NO)、上述の洗浄コースを実行する(ステップS2)。
点検コースでは、まず、水槽3内に水が残っているか否か判断する(ステップS3)。そして、水槽3内に水が残っていないと判断した場合は(ステップS3にてNO)、給水弁8を開放して給水動作を実行する(ステップS4)。このとき、排水弁11は閉鎖状態にある。給水動作は、水槽3内の水位が洗浄コースにおける最低水位(22リットル)よりも低い水位(例えば12リットル)に達するまで行われる。尚、水槽3内に12リットルの水が供給されたとき、前記撹拌翼14は水に略浸かった状態となる。
そして、水槽3内の水位が設定水位に達すると(ステップS5にてYES)、給水動作を終了して撹拌動作を実行する(ステップS6)。撹拌動作の実行時間は例えば0.5分に設定されており、制御装置30はモータ13を0.7秒間駆動した後、0.7秒間の停止期間を経て反転させる動作を設定時間繰り返す。つまり、点検コースでは、水槽3内の水位が低いため、水槽3内の水が飛び散らないように、洗浄コースよりもモータ13の駆動時間が短く設定されている。
撹拌動作の実行時間が経過すると(ステップS7にてYES)、制御装置30は排水動作を実行する(ステップS8)。排水動作の実行時間は、水槽3内の水を完全に排出することができるに十分な時間、例えば1分に設定されており、この実行時間が経過すると(ステップS9にてYES)、制御装置30は脱水動作を実行する(ステップS10)。脱水動作の実行時間は例えば2.5分に設定されている。また、脱水回転数は上述の洗浄コースの脱水回転数と同じ800rpmに設定されているが、制御装置30は、洗浄コースよりも短い時間例えば80秒間でモータ13の回転数を0rpmから800rpmまで上昇させる。そして、脱水動作の実行時間が経過すると(ステップS11にてYES)、点検コースを終了する。
尚、点検コースでは、洗濯物を洗浄する必要がないため、洗浄コースよりも撹拌動作時間及び脱水動作時間を短くしている。これにより、点検コース全体の実行時間の短縮化を図っている。
また、制御装置30は、給水動作と並行して給水経路の異常検知動作を実行し(ステップS12)、排水動作と並行して排水経路の異常検知動作を実行する(ステップS14)。給水経路及び排水経路の異常検知は、例えば給水動作を開始してから所定時間における水槽3内の水位の上昇量、排水動作を開始してから所定時間における水位の低下量等を検出することにより行われる。
更に、制御装置30は、撹拌動作及び脱水動作と並行して回転センサの異常検知動作を実行する(ステップS13、ステップS15)。回転センサの異常は、撹拌動作或いは脱水動作を開始してから所定時間経過したときのモータ13の回転数に基づき判定される。
更にまた、ステップS2にて水槽内の残水有りと判断されたときは(YES)、制御装置30は排水弁11を開放して排水動作(ステップS15、S16)を実行した後、給水動作(ステップS3)を実行する。
このように本実施例によれば、洗浄コースとは別に点検コースを設け、点検コーススイッチ24及びスタートキーを操作することにより点検コースが自動的に実行されるように構成したので、洗濯機の各部の点検作業を簡単に行うことができる。また、点検コースでは、給水動作、撹拌動作、脱水動作、排水動作が各1回実行されるだけなので、洗浄コースに比べて実行時間が短くなり、点検作業に要する時間を短縮できると共に使用水量を削減することができる。
点検コースの給水動作における水位を、洗浄コースの給水動作時における最低水位よりも低く設定した。このため、洗浄コースに比べて点検コースの給水動作時間を短縮することができると共に給水量の一層の削減を図ることができる。また、撹拌翼14が浸かる程度の水位に設定したことにより、撹拌翼14の動作確認を容易にすることができるという効果も得られる。更に、水位を非常に低くしたため、作業者が洗浄コースと誤って回転槽内に洗濯物を投入してしまうおそれがない。
点検コースでは、脱水動作時における脱水回転数に達するまでの立ち上がり時間を洗浄コースよりも短くした。このことからも、脱水動作時間の短縮化を図ることができる。
図7は本発明の第2の実施例を示すものであり、第1の実施例と異なるところを説明する。尚、第1の実施例と同一部分には同一符号を付している。この第2の実施例では、制御装置30は標準モード及びスピーディモードの点検コースを選択的に実行できるように構成されている。標準モードの点検コースは第1の実施例で示した内容と同様であり、点検コースを1回押圧操作することにより設定される。スピーディモードの点検コースは、標準コースに比べて実行時間が短縮されており、点検コーススイッチ24を2回以上押圧操作することにより設定される。
スピーディモードの点検コースは、主に洗濯機の給水経路及び排水経路並びに排水トラップ32(図4参照)の水を入れ替えることを目的とした点検作業に適している。
具体的には、図7に示すように、制御装置30は、ステップS1にて操作されたスイッチが点検コーススイッチ24であるか否かを判断し、点検コーススイッチ24である場合(YES)は、その押圧回数が1回であるか否か判断する(ステップS21)。そして、押圧回数が1回の場合(YES)は、標準モードの点検コース(ステップS3〜S18、図6参照)を実行し押圧回数が2回以上である場合は(NO)、ステップS22以降のスピーディモードの点検コースを実行する。即ち、給水動作に先立って排水弁11を開放し、排水動作を実行する(ステップS22)。この後、排水弁11を開放させたまま給水弁8を開放して給水動作を実行する(ステップS23)と共に撹拌動作を実行する(ステップS24)。
給水動作は、例えば0.8分間行われる。給水動作の実行時間は、一般家庭の水道の標準的な流量に基づき設定されたもので、水槽3内に約12リットルの水が供給される時間に相当する。また、撹拌動作は例えば0.5分間行われる。排水弁11が開放されているため、給水動作が行われても水槽3内には水は貯留されない。従って、撹拌動作は水槽3内に水が貯留されていない状態で行われる。
撹拌時間が経過し(ステップS25)、給水時間が経過すると(ステップS26)、脱水動作を実行する(ステップS27)。そして、脱水時間が経過すると(ステップS28)、点検コースを終了する。
スピーディモードの脱水動作時間は、例えば2分に設定されている。また、脱水回転数は洗浄コースにおける脱水回転数よりも高い900rpmに設定されている。これは、スピーディモードでは、水槽3内に水が貯留されていないため、脱水回転数を高く設定しても水が飛び散るおそれがないからである。また、脱水回転数を高くしたことにより、標準モードよりも脱水動作時間が短くても回転槽4に付着している水を十分に飛散させることができる。
尚、制御装置30は、撹拌動作及び脱水動作と並行して回転センサの異常検知動作を実行する(ステップS29、ステップS30)。
このようにスピーディモードの点検コースでは、排水動作と給水動作を同時に実行するように構成したので、点検時間を非常に短くすることができる。
図8は本発明の第3の実施例を示すものであり、第1の実施例と異なるところを説明する。尚、第1の実施例と同一部分には同一符号を付している。この第3の実施例は、使用者が、洗浄コースの内容、例えば水位やすすぎの方法(貯めすすぎ或いはシャワーすすぎ)を設定し、その設定内容を記憶させることができる洗濯機に適用される。
尚、設定内容を記憶させる構成は以下の構成により実現できる。例えば操作パネル17に「メモリ」スイッチを設ける。そして、工程設定スイッチ22や水位スイッチ23を操作して洗浄コースの内容を設定した後、前記メモリスイッチを操作する。この結果、設定内容は制御装置30に記憶される。
さて、図8に示すように、電源オンスイッチ18が操作されると、制御装置30は、設定内容を記憶させるための操作の有無を判断する(ステップS41)。そして、設定記憶のための操作があった場合は(YES)、その設定内容を上書きする(ステップS42)。つまり、既に設定内容が記憶されている場合は、その記憶内容を新たな設定内容に書き換える。一方、設定記憶のための操作がなかった場合(NO)は、制御装置30に記憶されている内容を維持する(ステップS43)。
続いて、ステップS44では点検コーススイッチ24が操作されたか否か判断する。そして、点検コーススイッチ24が操作された場合には(YES)、スタートスイッチ20が操作されたことを条件に点検コースを実行する(ステップS45)。そして、点検コースが終了すると、記憶された設定内容をリセットする(ステップS46)。
一方、ステップS44にて点検コーススイッチ24以外のスイッチが操作された場合には(NO)、スタートスイッチ20が操作されたことを条件に洗浄コースを実行する(ステップS47)。この場合は、洗浄コースが終了しても記憶された設定内容をリセットしない。
上記構成は、ウィークリーマンション等の賃貸住宅に設置される洗濯機に好適である。即ち、賃貸住宅では、通常、入居者が入れ替わる際に管理者によって洗濯機の設定内容を初期状態に戻す作業が行われる。従って、上記構成によれば、作業者は、点検作業及び記憶されている設定内容をリセットする作業をまとめて行うことができる。
尚、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような変形が可能である。
第3の実施例においても、点検コーススイッチの押圧回数によって標準モード及びスピーディモードの点検コースが選択的に実行されるように構成しても良い。
点検コースを実行させるための操作スイッチを設けたが、例えば洗浄コース設定スイッチ及び工程設定スイッチを同時に押圧操作することにより点検コースが実行されるように構成しても良い。
点検コースの撹拌動作時間及び脱水動作時間のどちらか一方を洗浄コースよりも短くしても良い。
点検コースは、給水動作と排水動作だけを実行するように構成しても良い。
本発明の第1の実施例を示す全自動洗濯機の全体構成を示す縦断側面図 操作パネルの平面図 洗濯機の設置状態を説明するための図 防水パンの排水口周辺の縦断面図 洗浄コースのタイムテーブル(a)及び点検コースのタイムテーブル(b) 制御装置の制御内容を示すフローチャート 本発明の第2の実施例を示す図6相当図 本発明の第3の実施例を示す図6相当図
符号の説明
図面中、3は水槽、4は回転槽、8は給水弁(給水手段)、11は排水弁(排水手段)、13はモータ(駆動手段、撹拌手段)、14は撹拌翼(撹拌手段)、24は点検コーススイッチ(指示手段)、30は制御装置(制御手段)を示す。

Claims (8)

  1. 水槽と、
    前記水槽内に回転可能に設けられ洗濯物を収容する回転槽と、
    前記回転槽を回転駆動する駆動手段と、
    前記水槽内に給水する給水手段と、
    前記水槽内の水を排出する排水手段と、
    前記回転槽内の水及び前記洗濯物を撹拌する撹拌手段と、
    前記駆動手段、前記給水手段、前記排水手段、前記撹拌手段を駆動することにより給水動作、撹拌動作、排水動作、脱水動作を順に一回ずつ行う点検コースを実行する制御手段とを備えることを特徴とする洗濯機。
  2. 水槽と、
    前記水槽内に回転可能に設けられ洗濯物を収容する回転槽と、
    前記回転槽を回転駆動する駆動手段と、
    前記水槽内に給水する給水手段と、
    前記水槽内の水を排出する排水手段と、
    前記回転槽内の水及び前記洗濯物を撹拌する撹拌手段と、
    前記給水手段、前記排水手段を駆動することにより給水動作、排水動作を行う点検コースを実行する制御手段と、
    前記制御手段による点検コースの実行を指示するための指示手段とを備えることを特徴とする洗濯機。
  3. 制御手段は、駆動手段、給水手段、排水手段、撹拌手段を制御することにより洗濯物を洗浄する洗浄コースを実行可能に構成され、点検コースの給水動作時における給水量は前記洗浄コースの給水動作時における給水量よりも少なく設定されていることを特徴とする請求項1または2記載の洗濯機。
  4. 排水手段は、排水弁を備えて構成され、
    制御手段は、給水手段による給水動作中に前記排水弁を開放させて点検コースを実行することを特徴とする請求項1または2記載の洗濯機。
  5. 制御手段は、駆動手段、給水手段、排水手段、撹拌手段を駆動することにより洗濯物を洗浄する洗浄コースを実行可能に構成され、点検コースにおける撹拌動作及び脱水動作のうちの少なくとも一方の実行時間は、前記洗浄コースにおける撹拌動作及び脱水動作の実行時間よりも短く設定されていることを特徴とする請求項1記載の洗濯機。
  6. 制御手段は、駆動手段、給水手段、排水手段、撹拌手段を駆動することにより洗濯物を洗浄する洗浄コースを実行可能に構成され、点検コースの脱水回転数は、洗浄コースの脱水回転数よりも大きい値に設定されていることを特徴とする請求項1記載の洗濯機。
  7. 点検コースは洗浄コースよりも脱水回転数に達するまでの時間が短いことを特徴とする請求項5記載の洗濯機。
  8. 撹拌手段は、回転槽内に設けられた撹拌翼及び前記撹拌翼を回転させるモータを備えて構成され、
    制御手段は、前記モータをON/OFF駆動して撹拌動作を実行するように構成されていると共に前記モータのON時間は回転槽内の水が飛び散らないように設定されていることを特徴とする請求項5記載の洗濯機。
JP2004153223A 2004-05-24 2004-05-24 洗濯機 Pending JP2005334037A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004153223A JP2005334037A (ja) 2004-05-24 2004-05-24 洗濯機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004153223A JP2005334037A (ja) 2004-05-24 2004-05-24 洗濯機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005334037A true JP2005334037A (ja) 2005-12-08

Family

ID=35488253

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004153223A Pending JP2005334037A (ja) 2004-05-24 2004-05-24 洗濯機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005334037A (ja)

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6284797A (ja) * 1985-10-11 1987-04-18 株式会社東芝 洗濯機
JPH02128788A (ja) * 1988-11-08 1990-05-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd コイン式洗濯機
JPH03131904A (ja) * 1989-10-18 1991-06-05 Hitachi Ltd 電気機器の運転制御検知データ修正方法およびその装置
JPH08889A (ja) * 1994-06-27 1996-01-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 洗濯機
JPH0928652A (ja) * 1995-07-14 1997-02-04 Mitsubishi Electric Corp 食器洗浄乾燥機
JP2002315990A (ja) * 2001-04-20 2002-10-29 Sharp Corp 洗濯機
JP2002346278A (ja) * 2002-05-24 2002-12-03 Sharp Corp 洗濯機
JP2003000942A (ja) * 2001-03-09 2003-01-07 Microsoft Corp ゲームコンソールおよびその方法
JP2004145824A (ja) * 2002-10-28 2004-05-20 Matsushita Electric Works Ltd ガス漏れ警報器

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6284797A (ja) * 1985-10-11 1987-04-18 株式会社東芝 洗濯機
JPH02128788A (ja) * 1988-11-08 1990-05-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd コイン式洗濯機
JPH03131904A (ja) * 1989-10-18 1991-06-05 Hitachi Ltd 電気機器の運転制御検知データ修正方法およびその装置
JPH08889A (ja) * 1994-06-27 1996-01-09 Matsushita Electric Ind Co Ltd 洗濯機
JPH0928652A (ja) * 1995-07-14 1997-02-04 Mitsubishi Electric Corp 食器洗浄乾燥機
JP2003000942A (ja) * 2001-03-09 2003-01-07 Microsoft Corp ゲームコンソールおよびその方法
JP2002315990A (ja) * 2001-04-20 2002-10-29 Sharp Corp 洗濯機
JP2002346278A (ja) * 2002-05-24 2002-12-03 Sharp Corp 洗濯機
JP2004145824A (ja) * 2002-10-28 2004-05-20 Matsushita Electric Works Ltd ガス漏れ警報器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100716336B1 (ko) 드럼식 세탁기
JP2008206964A (ja) 洗濯機及びその洗濯制御方法
JP2008206966A (ja) 洗濯機及びその制御方法
KR101328918B1 (ko) 세탁장치 및 그 운전방법
JP2018000856A (ja) 洗濯機
JP5426243B2 (ja) 洗濯機
JP6366056B2 (ja) 洗濯機
JP2010124940A (ja) ドラム式洗濯機
JP4987829B2 (ja) 洗濯機
JP2005334037A (ja) 洗濯機
JP2001204986A (ja) 洗濯機及び洗濯方法
JPH11226291A (ja) 洗濯機
JP6437704B2 (ja) 洗濯機
KR101079583B1 (ko) 드럼세탁기
JP2005218663A (ja) 電気洗濯機
JP3421647B2 (ja) 洗濯機
JP4922054B2 (ja) 洗濯機
JP2008272437A (ja) 洗濯機
JP2010207311A (ja) ドラム式洗濯機
JPH06218184A (ja) 全自動洗濯機
JP2004313297A (ja) 洗濯機
JP2006020867A (ja) 洗濯機
JP2008200070A (ja) 洗濯機
JP2002028392A (ja) 洗濯機
JP3433176B2 (ja) 洗濯機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070326

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090518

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090526

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090716

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090929