JPH08889A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

Info

Publication number
JPH08889A
JPH08889A JP6144691A JP14469194A JPH08889A JP H08889 A JPH08889 A JP H08889A JP 6144691 A JP6144691 A JP 6144691A JP 14469194 A JP14469194 A JP 14469194A JP H08889 A JPH08889 A JP H08889A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
cloth
flow rate
washing
rinsing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6144691A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomohito Maeda
智史 前田
Kazutoshi Adachi
一利 足立
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP6144691A priority Critical patent/JPH08889A/ja
Publication of JPH08889A publication Critical patent/JPH08889A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 すすぎ行程で注水すすぎを設定可能な洗濯機
において、注水すすぎ時に、各家庭の水道水の流量に関
係なく、また、すすぎ効果を損なうことなく、床面など
への水の多量滴下を防止する。 【構成】 パルセータを反転駆動し水流を生成するモー
タ5の回転角をエンコーダ15により検知し、エンコー
ダ15の出力により布量を判定する布量判定手段17
と、モータ5を駆動する制御手段18と、洗濯兼脱水槽
内に給水する流量を検知する流量検知手段23とを備
え、制御手段18は、布量判定手段17の判定結果に基
づいて給水水位と水流を決定し、高水位の場合、注水す
すぎ時において、流量検知手段23により検知した流量
に応じて水流を変えるように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、すすぎ行程で注水すす
ぎを設定可能な洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の洗濯機は、注水すすぎ時
の水流は右、右、左、左、右、左の回転を1サイクルと
する反転時限を繰り返し行なっていた。そして、この注
水すすぎ時の水流は、布量によってのみ水流を変更して
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の洗濯
機では、注水すすぎ時の水流は、布量によってのみ水流
を変更しているため、たとえば、6kg容量の洗濯機の
場合、普通の実用衣類は、約5kgの場合が一番水が飛
び散り易く、また、タオルシ−ツ類は、約2.5kgが
水が飛び散り易い。しかし、水道水の流量が家庭により
違うため、流量が多い家庭では、水位上昇が早く、すす
ぎ時の水流が強いため、洗濯槽から水が飛び散り、床面
などに水が滴下してしまうという問題があった。
【0004】本発明は上記課題を解決するもので、注水
すすぎ時に、各家庭の水道水の流量に関係なく、また、
すすぎ効果を損なうことなく、床面などへの水の多量滴
下を防止することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、洗濯兼脱水槽に回転自在に配設したパルセ
ータと、前記パルセ−タを反転駆動し水流を生成するモ
ータと、前記モータの回転角を検知する回転角検知手段
と、前記回転角検知手段の出力により前記洗濯兼脱水槽
内の布量を判定する布量判定手段と、前記モータの駆動
を制御する制御手段と、前記洗濯兼脱水槽内に給水する
流量を検知する流量検知手段とを備え、前記布量判定手
段は、前記制御手段により前記洗濯兼脱水槽に給水前に
前記モータを所定時間T1駆動後所定時間T2休止する動
作を複数回行い、所定時間T2の和による前記回転角検
知手段の出力により布量を判定し、前記制御手段は、前
記布量判定手段の判定結果に基づいて給水水位と水流を
決定し、高水位の場合、注水すすぎ時において、前記流
量検知手段により検知した流量に応じて水流を変えるよ
うにしたことを第1の課題解決手段としている。
【0006】また、上記第1の課題解決手段に加えて、
回転角検知手段の出力により洗濯兼脱水槽内の布質を判
定する布質判定手段を備え、前記布質判定手段は、布量
を判定した後、含水しにくい衣類と含水しやすい衣類と
を判定し、制御手段は、判定した布質が含水しやすい衣
類の場合、注水すすぎ時において、水流を変えるように
したことを第2の課題解決手段としている。
【0007】また、上記第2の課題解決手段の制御手段
は、布量判定手段の判定結果に基づいて決定した水位が
高水位以外で、布質判定手段により判定した布質が含水
しやすい衣類の場合、注水すすぎ時において、高水位に
なったとき水流を変えるようにしたことを第3の課題解
決手段としている。
【0008】また、制御手段は、布量判定手段の判定結
果に基づいて給水水位と水流を決定し、高水位の場合、
注水すすぎ時において、給水流量を可変可能としたこと
を第4の課題解決手段としている。
【0009】また、上記第4の課題解決手段に加えて、
回転角検知手段の出力により洗濯兼脱水槽内の布質を判
定する布質判定手段を備え、前記布質判定手段は、布量
を判定した後、含水しにくい衣類と含水しやすい衣類と
を判定し、制御手段は、判定した布質が含水しやすい衣
類の場合、注水すすぎ時において、給水流量を可変可能
としたことを第5の課題解決手段としている。
【0010】さらに、上記第5の課題解決手段の制御手
段は、布量判定手段の判定手段の判定結果に基づいて決
定した水位が高水位以外で、布質判定手段により判定し
た布質が含水しやすい衣類の場合、注水すすぎ時におい
て、高水位になったとき給水流量を可変可能としたこと
を第6の課題解決手段としている。
【0011】
【作用】本発明は上記した第1の課題解決手段により、
注水すすぎ時において、水道水の流量を検知し、水道水
の流量が多い場合は水流を弱くすることにより、洗濯機
の外に水が飛び散るのを防止することができる。
【0012】また、第2の課題解決手段により、タオル
シーツなどの含水しやすい衣類の場合、注水すすぎ時に
おいて、水流を弱くすることにより、洗濯機の外に水が
飛び散るのを防止することができる。
【0013】また、第3の課題解決手段により、決定し
た水位が高水位以外で、判定した布質が含水しやすい衣
類の場合、注水すすぎ時において、高水位になったと
き、流量はそのままで、水流を弱くすることにより、洗
濯機の外に水が飛び散るのを防止することができる。
【0014】また、第4の課題解決手段により、注水す
すぎ時において、水流は同じにして、給水流量を少なく
することにより、洗濯機の外に水が飛び散るのを防止す
ることができる。
【0015】また、第5の課題解決手段により、タオル
シーツなどの含水しやすい衣類の場合、注水すすぎ時に
おいて、水流は同じにして、給水流量を少なくすること
により、洗濯機の外に水が飛び散るのを防止することが
できる。
【0016】また、第6の課題解決手段により、決定し
た水位が高水位以外で、判定した布質が含水しやすい衣
類の場合、注水すすぎ時において、高水位になったと
き、水流は同じにして、給水流量を少なくすることによ
り、洗濯機の外に水が飛び散るのを防止することができ
る。
【0017】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例を図1および図
2を参照しながら説明する。
【0018】図2に示すように、洗濯兼脱水槽1は中央
底部にパルセータ2を回転自在に配設している。水槽3
は洗濯兼脱水槽1を内包し、外底部に基板4を固着して
モータ5、排水弁6、洗濯兼脱水切替機構7などを配設
している。基板4の外縁部は防振装置8、吊り棒9を介
して外枠10の上部角隅より垂下支持されている。外枠
10の上部には上部カバー11を設け、給水弁12、電
源スイッチ13、制御装置14などを配設している。エ
ンコーダ(回転角検知手段)15はモータ5の回転角を
検知するもので、モータ5の1回転ごとに6個のパルス
を出力し、その出力を制御装置14に入力している。
【0019】制御装置14は、エンコーダ15の出力パ
ルス数をカウントするパルスカウンタ16と、このパル
スカウンタ16の出力により布量を判定する布量判定手
段17と、マイクロコンピュータよりなる制御手段18
と、制御手段18からの信号によりモータ5、排水弁
6、給水弁12などを制御するパワースイッチング手段
19と、操作パネル20内に配設したキースイッチおよ
び表示装置などからなる操作表示手段20と、制御手段
18により洗濯、すすぎ、脱水の一連の行程を制御する
に必要なデータを記憶している記憶手段21とを備えて
いる。
【0020】水位検知手段22は、洗濯兼脱水槽1内の
水位を検知するものであり、流量検知手段23は、給水
弁12の入り口側に配置し、給水水量を検知するもの
で、これらの出力を制御手段18に入力している。汚れ
検知手段24は、洗濯兼脱水槽1内の洗濯水の汚れによ
り衣類の汚れを検知するものである。なお、25は交流
電源、26はモータ5の進相コンデンサで、27はVベ
ルトである。
【0021】布量判定手段17は、制御手段18により
洗濯兼脱水槽1に給水前にモータ5を所定時間T1駆動
後所定時間T2休止する動作を複数回行い、所定時間T2
の和によるエンコーダ15の出力により布量を判定する
ようにしている。
【0022】制御手段18は、洗濯、すすぎ、脱水の一
連の行程を逐次制御し、すすぎ行程で注水すすぎが設定
できるようにしており、布量判定手段17の判定結果に
基づいて、(表1)に示すように、洗濯兼脱水槽1への
給水水位と洗濯、すすぎ行程における水流を決定する。
【0023】
【表1】
【0024】そして、高水位の場合、注水すすぎを設定
したとき、流量検知手段23により検知した流量に応じ
て、(表2)に示すように、注水すすぎ水流を変えるよ
うにしている。
【0025】
【表2】
【0026】上記構成において図3および図4を参照し
ながらすすぎ行程で注水すすぎを設定したときの動作を
説明すると、まず、図3のステップ31で洗濯兼脱水槽
1に実用衣類やタオルケットなどの洗濯物を入れ、電源
スイッチ13を押し、ステップ32でスタートスイッチ
(図示せず)を押すとステップ32へ進み、モータ5を
図4(a)に示すように、たとえば、右方向に0.15秒
(所定時間T1)駆動し、0.5秒(所定時間T2)休止
した後、左方向に0.15秒(所定時間T1)駆動し、そ
の後、0.5秒(所定時間T2)休止する。この動作を複
数回繰り返す。
【0027】ここで、所定時間T1はたとえば、0.3秒
(所定時間T1)駆動すると、モータ5の回転数は上昇
する。このとき、モータ5の回転数の立ち上がりは電源
電圧、洗濯物の量などによって異なる。ステップ34へ
進み、モ−タ5通電停止時である、たとえば、0.5秒
(所定時間T2)までのエンコーダ15の出力パルス数
をパルスカウンタ16でカウントし、ステップ35で布
量判定手段17により布量(洗濯物の量)を判定する。
すなわち、パルスカウンタ16の検知パルス数は、図4
(b)に示すように、布量によって異なり、布量が多い場
合は点線で示すようになり、布量が少ない場合は実線で
示すようになるため、この検知パルス数により布量を判
定することができる。
【0028】つぎに、ステップ36へ進み、布量判定手
段17の判定結果に基づいて給水水位と水流を決定し、
さらに、給水水位に応じた洗剤量を決定し、操作表示手
段20に布量に応じた洗剤量と水位を表示して使用者に
知らせ、ステップ37で布量に応じた所定水位まで給水
し、ステップ38で、そのときの流量を流量検知手段2
3により測定する。そして、ステップ39で洗濯を開始
する。洗濯終了後に排水を行った後、布量判定手段17
の判定結果に基づいて検定した水位が高水位の場合は、
ステップ40で流量により注水すすぎ時の水流を決定
し、次行程(注水すすぎ)を行う。
【0029】このように本実施例によれば、布量判定手
段17の判定結果に基づいて決定した水位が高水位の場
合、注水すすぎ時において、流量検知手段23により検
知した流量に応じて水流を変えるようにしたので、注水
すすぎ時において、水道水の流量が多い場合は水流を弱
くすることにより、洗濯機の外に水が飛び散るのを防止
することができる。
【0030】つぎに、本発明の第2の実施例を図5を参
照しながら説明する。なお、上記第1の実施例と同じ構
成のものは同一符号を付して説明を省略する。
【0031】図に示すように、布質判定手段28は、エ
ンコーダ15の出力により洗濯兼脱水槽1内の布質を判
定するもので、この布質判定手段は、布量判定手段17
により布量を判定した後、洗濯兼脱水槽1に所定水位ま
で給水し、含水しにくい衣類と含水しやすい衣類とを判
定し、その出力を制御手段29に入力する。制御手段2
9は、判定した布質が含水しやすい衣類の場合、注水す
すぎ時において、水流を(表3)に示すように、変える
ようにしている。
【0032】
【表3】
【0033】上記構成において図6および図7を参照し
ながらすすぎ行程で注水すすぎを設定したときの動作を
説明する。なお、図6にステップ31からステップ38
までは上記第1の実施例の動作と同じであるので説明を
省略する。
【0034】ステップ41で洗濯兼脱水槽1内に衣類が
入った状態で所定水位まで給水した中で、(表3)に示
した布質検知水流により攪拌を開始し、ステップ42
で、ステップ34で行ったのと同じ休止期間パルス数を
パルスカウンタ16でカウントし、ステップ43で布質
判定手段28により布質(洗濯物の質)を判定する。す
なわち、図7(a)に示すように、布量検知パルス数が同
じであっても、ステップ43の布質判定においては、パ
ルスカウンタ16の検知パルス数は、含水しやすいタオ
ルシ−ツなどの衣類の場合は図7(b)イのようになり、
含水しにくい実用衣類などの場合は、図7(b)ロのよう
になって布質を検知でき、判定した布質が含水しやすい
衣類の場合、注水すすぎ時において、水流を(表3)に
示すように変える。
【0035】図8は、高水位において、曲線群aで示し
た含水しやすいタオルシ−ツなどの衣類の場合と、曲線
群bで示した含水しにくい実用衣類などの場合で、水道
水の流量を25リッター/分とした場合に、水流の反転
時限に対する洗濯機の外への水の飛び散り量の関係をグ
ラフ化したものである。たとえば、6kg容量の洗濯機
の場合、含水しにくい実用衣類等の場合では、約5kg
の場合が一番水が飛び散り易いし、含水しやすいタオル
シ−ツ類は、約2.5kgの場合が一番水が飛び散り易
い。したがって、水が飛び散りを抑えるために水道水の
流量を25リッター/分とした場合に、水が飛び散りを
抑えるために水流反転時限を1.6秒オン、1秒オフか
ら、1.4秒オン、1秒オフに変更することにより、注
水すすぎ時の水の飛び散りを抑えることができる。
【0036】このように本実施例によれば、制御手段2
9は、判定した布質が含水しやすい衣類の場合、注水す
すぎ時において、水流を変えるようにしたので、タオル
シーツなどの含水しやすい衣類の場合、注水すすぎ時に
おいて、水流を弱くすることにより、洗濯機の外に水が
飛び散るのを防止することができる。
【0037】なお、布量判定手段17の判定結果に基づ
いて決定した水位が高水位以外の中水位、低水位などの
場合で、布質判定手段により判定した布質が含水しやす
い衣類の場合、注水すすぎ時において、(表4)に示す
ように、高水位になったとき水流を変えることにより、
洗濯機の外に水が飛び散るのを防止することができる。
【0038】
【表4】
【0039】つぎに、本発明の第3の実施例について説
明する。図1における制御手段18は、布量判定手段1
7の判定結果に基づいて給水水位と水流を決定し、高水
位の場合、注水すすぎ時において、給水流量を可変可能
とし、また、図5における制御手段29は、判定した布
質が含水しやすい衣類の場合、注水すすぎ時において、
給水流量を可変可能としている。他の構成は上記第1ま
たは第2の実施例と同じである。
【0040】上記構成において図9を参照しながら動作
を説明すると、図9は、高水位において、曲線群aで示
した含水しやすいタオルシ−ツなどの衣類の場合と、曲
線群bで示した含水しにくい実用衣類などの場合で、た
とえば、水流を1.6秒オン、1秒オフとした場合に、
水道水の流量に対する洗濯機の外への水の飛び散り量の
関係をグラフ化したものである。
【0041】たとえば、6kg容量の洗濯機の場合、含
水しにくい実用衣類などの場合では、約5kgの場合が
一番水が飛び散り易いし、含水しやすいタオルシ−ツ類
は、約2.5kgの場合が一番水が飛び散り易い。した
がって、水が飛び散りを抑えるために、水流反転時限
1.6秒オン、1秒オフはそのままで、流量が35リッ
ター/分の場合は水道水の流量を30リッター/分に絞
り、流量が30リッター/分の場合は25リッター/分
に絞り、流量が25リッター/分の場合は20リッター
/分に絞り、流量が20リッター/分の場合は15リッ
ター/分に絞り、15リッター/分以下の場合は、その
ままの流量で給水することにより注水すすぎ時の水の飛
び散りを抑えることができる。
【0042】なお、水道水の流量を絞るには、流量検知
手段23により検知した流量より、給水弁12の通電を
オン、オフする時間を算出し、この算出したオン、オフ
時間により給水弁12の動作を制御することにより容易
にできる。
【0043】また、布量判定手段17の判定結果に基づ
いて決定した水位が高水位以外の中水位、低水位などの
場合で、布質判定手段28により判定した布質が含水し
やすい衣類の場合、注水すすぎ時において高水位になっ
たとき、上述のように、給水流量を変えることにより、
洗濯機の外に水が飛び散るのを防止することができる。
【0044】
【発明の効果】以上のように本発明は、洗濯兼脱水槽に
回転自在に配設したパルセータと、前記パルセ−タを反
転駆動し水流を生成するモータと、前記モータの回転角
を検知する回転角検知手段と、前記回転角検知手段の出
力により前記洗濯兼脱水槽内の布量を判定する布量判定
手段と、前記モータの駆動を制御する制御手段と、前記
洗濯兼脱水槽内に給水する流量を検知する流量検知手段
とを備え、前記布量判定手段は、前記制御手段により前
記洗濯兼脱水槽に給水前に前記モータを所定時間T1駆
動後所定時間T2休止する動作を複数回行い、所定時間
T2の和による前記回転角検知手段の出力により布量を
判定し、前記制御手段は、前記布量判定手段の判定結果
に基づいて給水水位と水流を決定し、高水位の場合、注
水すすぎ時において、前記流量検知手段により検知した
流量に応じて水流を変えるようにしたから、注水すすぎ
時において、水道水の流量を検知し、水道水の流量が多
い場合は水流を弱くすることにより、各家庭の水道水の
流量に関係なく、また、すすぎ効果を損なうことなく、
床面など洗濯機の外に水が飛び散るのを防止することが
でき、さらに、布傷みや布がらみをよくすることができ
る。
【0045】また、回転角検知手段の出力により洗濯兼
脱水槽内の布質を判定する布質判定手段を備え、前記布
質判定手段は、布量を判定した後、含水しにくい衣類と
含水しやすい衣類とを判定し、制御手段は、判定した布
質が含水しやすい衣類の場合、注水すすぎ時において、
水流を変えるようにしたから、タオルシーツなどの含水
しやすい衣類の場合、注水すすぎ時において、水流を弱
くすることにより、洗濯機の外に水が飛び散るのを防止
することができる。
【0046】また、制御手段は、布量判定手段の判定結
果に基づいて決定した水位が高水位以外で、布質判定手
段により判定した布質が含水しやすい衣類の場合、注水
すすぎ時において、高水位になったとき水流を変えるよ
うにしたから、高水位になったとき、流量はそのまま
で、水流を弱くすることにより、洗濯機の外に水が飛び
散るのを防止することができる。
【0047】また、制御手段は、布量判定手段の判定結
果に基づいて給水水位と水流を決定し、高水位の場合、
注水すすぎ時において、給水流量を可変可能としたか
ら、注水すすぎ時において、水流は同じにして、給水流
量を少なくすることにより、洗濯機の外に水が飛び散る
のを防止することができる。
【0048】また、回転角検知手段の出力により洗濯兼
脱水槽内の布質を判定する布質判定手段を備え、前記布
質判定手段は、布量を判定した後、含水しにくい衣類と
含水しやすい衣類とを判定し、制御手段は、判定した布
質が含水しやすい衣類の場合、注水すすぎ時において、
給水流量を可変可能としたから、タオルシーツなどの含
水しやすい衣類の場合、注水すすぎ時において、水流は
同じにして、給水流量を少なくすることにより、洗濯機
の外に水が飛び散るのを防止することができる。
【0049】さらに、制御手段は、布量判定手段の判定
手段の判定結果に基づいて決定した水位が高水位以外
で、布質判定手段により判定した布質が含水しやすい衣
類の場合、注水すすぎ時において、高水位になったとき
給水流量を可変可能としたから、注水すすぎ時におい
て、高水位になったとき、水流は同じにして、給水流量
を少なくすることにより、洗濯機の外に水が飛び散るの
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の洗濯機のブロック回路
【図2】同洗濯機の縦断面図
【図3】同洗濯機の要部動作フロ−チャ−ト
【図4】同洗濯機の布量検知時の動作タイムチャ−ト
【図5】本発明の第2の実施例の洗濯機のブロック回路
【図6】同洗濯機の要部動作フロ−チャ−ト
【図7】同洗濯機の布質検知時の動作タイムチャ−ト
【図8】同洗濯機の給水流量を一定としたとき水流反転
時限の変化に対する注水すすぎ時の水の飛び散り量の関
係図
【図9】同洗濯機の水流反転時限を一定としたとき給水
流量の変化に対する注水すすぎ時の水の飛び散り量の関
係図
【符号の説明】
1 洗濯兼脱水槽 2 パルセーター 5 モータ 15 エンコーダ(回転角検知手段) 17 布量判定手段 18 制御手段 23 流量検知手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗濯兼脱水槽に回転自在に配設したパル
    セータと、前記パルセ−タを反転駆動し水流を生成する
    モータと、前記モータの回転角を検知する回転角検知手
    段と、前記回転角検知手段の出力により前記洗濯兼脱水
    槽内の布量を判定する布量判定手段と、前記モータの駆
    動を制御する制御手段と、前記洗濯兼脱水槽内に給水す
    る流量を検知する流量検知手段とを備え、前記布量判定
    手段は、前記制御手段により前記洗濯兼脱水槽に給水前
    に前記モータを所定時間T1駆動後所定時間T2休止する
    動作を複数回行い、所定時間T2の和による前記回転角
    検知手段の出力により布量を判定し、前記制御手段は、
    前記布量判定手段の判定結果に基づいて給水水位と水流
    を決定し、高水位の場合、注水すすぎ時において、前記
    流量検知手段により検知した流量に応じて水流を変える
    ようにした洗濯機。
  2. 【請求項2】 回転角検知手段の出力により洗濯兼脱水
    槽内の布質を判定する布質判定手段を備え、前記布質判
    定手段は、布量を判定した後、含水しにくい衣類と含水
    しやすい衣類とを判定し、制御手段は、判定した布質が
    含水しやすい衣類の場合、注水すすぎ時において、水流
    を変えるようにした請求項1記載の洗濯機。
  3. 【請求項3】 制御手段は、布量判定手段の判定結果に
    基づいて決定した水位が高水位以外で、布質判定手段に
    より判定した布質が含水しやすい衣類の場合、注水すす
    ぎ時において、高水位になったとき水流を変えるように
    した請求項2記載の洗濯機。
  4. 【請求項4】 洗濯兼脱水槽に回転自在に配設したパル
    セータと、前記パルセ−タを反転駆動し水流を生成する
    モータと、前記モータの回転角を検知する回転角検知手
    段と、前記回転角検知手段の出力により前記洗濯兼脱水
    槽内の布量を判定する布量判定手段と、前記モータの駆
    動を制御する制御手段と、前記洗濯兼脱水槽内に給水す
    る流量を検知する流量検知手段とを備え、前記布量判定
    手段は、前記制御手段により前記洗濯兼脱水槽に給水前
    に前記モータを所定時間T1駆動後所定時間T2休止する
    動作を複数回行い、所定時間T2の和による前記回転角
    検知手段の出力により布量を判定し、前記制御手段は、
    前記布量判定手段の判定結果に基づいて給水水位と水流
    を決定し、高水位の場合、注水すすぎ時において、給水
    流量を可変可能とした洗濯機。
  5. 【請求項5】 回転角検知手段の出力により洗濯兼脱水
    槽内の布質を判定する布質判定手段を備え、前記布質判
    定手段は、布量を判定した後、含水しにくい衣類と含水
    しやすい衣類とを判定し、制御手段は、判定した布質が
    含水しやすい衣類の場合、注水すすぎ時において、給水
    流量を可変可能とした請求項4記載の洗濯機。
  6. 【請求項6】 制御手段は、布量判定手段の判定結果に
    基づいて決定した水位が高水位以外で、布質判定手段に
    より判定した布質が含水しやすい衣類の場合、注水すす
    ぎ時において、高水位になったとき給水流量を可変可能
    とした請求項5記載の洗濯機。
JP6144691A 1994-06-27 1994-06-27 洗濯機 Pending JPH08889A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6144691A JPH08889A (ja) 1994-06-27 1994-06-27 洗濯機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6144691A JPH08889A (ja) 1994-06-27 1994-06-27 洗濯機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08889A true JPH08889A (ja) 1996-01-09

Family

ID=15368027

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6144691A Pending JPH08889A (ja) 1994-06-27 1994-06-27 洗濯機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08889A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005334037A (ja) * 2004-05-24 2005-12-08 Toshiba Corp 洗濯機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005334037A (ja) * 2004-05-24 2005-12-08 Toshiba Corp 洗濯機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2892749B2 (ja) 洗濯機の制御方法
JPH03297491A (ja) 洗濯機の洗濯制御装置
JPH08889A (ja) 洗濯機
JP3186222B2 (ja) 洗濯機の制御装置
JP3125371B2 (ja) 全自動洗濯機
JP2817351B2 (ja) 全自動洗濯機
JP3141455B2 (ja) 全自動洗濯機
JPH0420385A (ja) 全自動洗濯機
JPH0671082A (ja) 全自動洗濯機
JP2884760B2 (ja) 洗濯機
JPH0663282A (ja) 全自動洗濯機
JP3538898B2 (ja) 全自動洗濯機
JP3125362B2 (ja) 全自動洗濯機
JP2907889B2 (ja) 全自動洗濯機の運転制御方法
JP2876772B2 (ja) 洗濯機
JP3239392B2 (ja) 全自動洗濯機
JP3125361B2 (ja) 全自動洗濯機
JPH07185186A (ja) 洗濯機
JPH08881A (ja) 全自動洗濯機
JPH06154466A (ja) 電気洗濯機
JP3158452B2 (ja) 洗濯機
JPH05115671A (ja) 洗濯機
JP3227799B2 (ja) 洗濯機の制御装置
JPH07289776A (ja) 全自動洗濯機
JP3355808B2 (ja) 洗濯機の制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20031125

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20031208

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040302