JPH0928652A - 食器洗浄乾燥機 - Google Patents

食器洗浄乾燥機

Info

Publication number
JPH0928652A
JPH0928652A JP17875495A JP17875495A JPH0928652A JP H0928652 A JPH0928652 A JP H0928652A JP 17875495 A JP17875495 A JP 17875495A JP 17875495 A JP17875495 A JP 17875495A JP H0928652 A JPH0928652 A JP H0928652A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
control circuit
pump
output
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17875495A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Sato
隆志 佐藤
Hiroshi Ootsuka
洋俟 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd, Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Priority to JP17875495A priority Critical patent/JPH0928652A/ja
Publication of JPH0928652A publication Critical patent/JPH0928652A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 長寿命、操作簡単、衛生的で、検査工程の効
率を向上させる。 【解決手段】 洗浄スイッチ13のオン信号に基づきマ
イコン25が給水弁制御回路29に弁開放信号、水位セ
ンサ23の検知信号に基づき給水弁制御回路に弁開閉信
号を出力して給水工程を制御し、給水工程終了後マイコ
ンがポンプ制御回路28にポンプ駆動信号、ヒータ制御
回路31に加熱信号、ポンプ制御回路28にポンプ停止
信号、ヒータ制御回路31に加熱停止信号を出力して洗
浄工程を制御し、洗浄工程終了後マイコンが排水弁制御
回路30に弁開放信号、ポンプ制御回路28に低電圧の
ポンプ駆動信号、ヒータ制御回路31に加熱信号、排水
弁制御回路30に弁開放信号、ポンプ制御回路28にポ
ンプ停止信号、ヒータ制御回路31に加熱停止信号を出
力して乾燥工程を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は食器等を洗浄して乾
燥する食器洗浄乾燥機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は従来の食器洗浄乾燥機の基本構造
を示す断面図、図10は同食器洗浄乾燥機のコントロー
ルパネルを示す正面図、図11は同食器洗浄乾燥機のポ
ンプ制御の回転数と負荷トルクの関係を示すグラフであ
る。図において、1は洗浄槽、2は洗浄槽1の下部に設
けられたポンプ、3は洗浄槽1の洗浄水を排水させるた
めの排水電磁弁、4は洗浄槽1に洗浄水を給水させるた
めの給水電磁弁、5は洗浄槽1に設けられたラック6に
設置された食器8に洗浄水を噴きつける噴射ノズル5、
7は洗浄槽1に設けられた扉、9は噴射ノズル5の下方
に設けられたヒータである。10は洗浄槽1の下部に形
成された洗浄水を循環させる循環径路で、その途中にポ
ンプ2が設けられており、ポンプ2は循環径路10を介
して噴射ノズル5と接続されている。11は一端が循環
径路10と接続され、他端が外部と連通する排出管で、
その途中に排水電磁弁3が設けられている。
【0003】12は食器洗浄乾燥機のコントロールパネ
ルで、それには各種のスイッチと表示灯が設けられてい
る。13は洗浄スイッチ、14はしっかり洗浄スイッ
チ、15は乾燥スイッチ、16はスタート/一時停止ス
イッチで、最初に押圧操作したときはスタートオン信号
が出力され、次に押圧操作したときは一時停止信号が出
力され、さらに押圧操作すればスタート信号が出力され
るものである。17は洗浄工程に入ったことを示す洗浄
表示灯、18はしっかり洗浄工程に入ったことを示すし
っかり洗浄表示灯、19は乾燥工程に入ったことを示す
乾燥表示灯である。
【0004】従来の食器洗浄乾燥機は上記のように構成
され、例えば洗浄スイッチ13を押圧操作すると、給水
電磁弁4が開かれて所定量の洗浄水が洗浄槽1に供給さ
れる。次に、スタート/一時停止スイッチ16を押圧操
作すると、洗浄工程が開始され、洗浄槽1内の洗浄水は
循環径路10を経てポンプ2に至り、ポンプ2により洗
浄水が加圧され、噴射ノズル5から洗浄水がラック6に
設置された食器8に洗浄水が噴きつけられる。そして、
下方に落ちた洗浄水が循環径路10を経て再びポンプ2
により加圧され、洗噴射ノズル5から食器8に水が噴き
つけられる。このように洗浄水が循環して食器8を一定
時間洗浄し、ついで一定時間経過後にポンプ2の運転が
停止させられると共に排水電磁弁3が開いて洗浄槽1内
の汚れた洗浄水は排出管11より機外に排水された後、
排水電磁弁3が閉じて洗浄工程が終了する。なお、始め
に洗浄スイッチ13ではなく、しっかり洗浄スイッチ1
4を押圧操作すれば、上記洗浄工程より長時間洗浄す
る。
【0005】そして、洗浄工程が終了したのち、乾燥ス
イッチ15が押圧操作されると、ヒーター10に通電さ
れて洗浄槽1内が加熱され、ポンプ2の空駆動により加
熱された洗浄槽1内の空気をポンプ2中を通過させ、噴
射ノズル5の噴射口から洗浄槽1内に送風して食器を乾
燥していた。かかる上記洗浄工程、乾燥工程については
運転プログラムが作成されており、各工程のプログラム
は各スイッチの押圧操作によって起動し、各工程はプロ
グラムによって自動的に制御される仕組みとなってい
る。なお、洗浄及び乾燥工程の動作中の一時停止は、ス
タート/一時停止スイッチ14の一時停止の押圧操作を
するか、扉7を開くことによって一時的に動作が停止さ
せられ、扉7を閉じてスタート/一時停止スイッチ14
の再スタートの押圧操作することにより動作を再開させ
ていた。
【0006】図11はポンプの回転数と負荷トルクの関
係を示すもので、ポンプに洗浄工程時と乾燥工程時に商
用電源の電圧が印加される場合、洗浄工程時は負荷が水
であるため回転数約3000rpm、負荷トルク約6k
g・Cmである。これに対して乾燥工程時は回転数約4
500rpm、負荷トルク約2kg・Cmとなり、回転
数が1.5倍も上昇してしまうものであった。また、特
開平6−17851号に示すように異常時には発音報知
する報知手段が用いられていた。さらに、工場検査時に
は実際に洗浄槽へ給水して洗浄工程の検査を実施してい
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の食器洗浄乾燥機
は、乾燥工程時にはポンプ2の空駆動により回転数が大
幅に上昇するため、ポンプの寿命が短かかったという問
題点があった。また、乾燥工程中には排水電磁弁3が閉
止しているため、外部の新鮮な空気を取り込めず食器8
の乾燥が十分でなく、長時間を要するという問題点もあ
った。さらに、洗浄工程中に一時停止をしてスタート/
一時停止スイッチ14を押圧操作せずに放置すると、洗
浄槽1内には残滓と汚濁の水が残り、腐敗やカビ等の発
生原因となるという問題点もあった。さらにまた、工場
の検査時には実際に洗浄槽1内に給水して検査していた
ため、検査時間が長く、水を完全排出するために空気圧
送での排出作業が必要等効率が悪い等の課題があった。
【0008】本発明はかかる問題点を解決するためにな
されたもので、寿命が長く、操作が簡単で、衛生的であ
り、検査工程の効率のよい食器洗浄乾燥機を得ることを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1記
載の食器洗浄乾燥機は、開閉自在な扉と外部と連通する
排出管を有する洗浄槽と、上記洗浄槽内に設けられた食
器設置用のラックと、上記ラックに洗浄水を噴射する噴
射ノズルと、上記洗浄槽内を加熱するヒータと、上記噴
射ノズルと接続され、上記洗浄槽に形成された洗浄水の
循環径路の途中に設けられたポンプと、弁開時に上記洗
浄槽に給水する給水弁と、弁開時に上記洗浄槽を上記排
出管を介して外部と連通させる排水弁と、上記ポンプの
駆動出力を制御するポンプ制御手段と、上記ヒータを加
熱制御する加熱制御手段と、上記給水弁を開閉制御する
給水弁制御手段と、上記排水弁を開閉制御する排水弁制
御手段と、上記洗浄槽内の洗浄水が所定の水位にあるこ
とを検知する水位センサと、給水から洗浄を経て乾燥に
至る工程をスタートさせるための洗浄スイッチと、上記
洗浄スイッチのオン信号に基づき動作し、上記給水弁制
御回路に弁開放信号を出力し、上記水位センサの検知信
号に基づき上記給水弁制御回路に弁閉止信号を出力する
と共に上記排水弁制御手段に弁閉止信号を出力し、所定
時間後に弁閉止信号を出力して給水工程を制御し、給水
工程の終了後に上記ポンプ制御回路に商用電源の電圧の
ポンプ駆動信号を出力すると共に上記ヒータ制御回路に
加熱信号を出力し、所定時間経過後に上記ポンプ制御回
路にポンプ停止信号を出力すると共に上記ヒータ制御回
路に加熱停止信号を出力して洗浄工程を制御し、洗浄工
程の終了後に所定時間の間は上記排水弁制御回路に弁開
放信号を出力し、上記ポンプ制御回路に商用電源の電圧
より低電圧のポンプ駆動信号を出力すると共に上記ヒー
タ制御回路に加熱信号を出力し、所定時間経過後上記ポ
ンプ制御回路にポンプ停止信号を出力すると共に上記ヒ
ータ制御回路に加熱停止信号を出力して乾燥工程を制御
する洗浄・乾燥制御手段とを備えてなるものである。
【0010】本発明に係る請求項1記載の食器洗浄乾燥
機においては、洗浄スイッチの押圧操作により動作する
洗浄・乾燥制御手段が洗浄工程の場合にはポンプ制御回
路に商用電源の電圧のポンプ駆動信号を出力し、乾燥工
程の場合には商用電源の電圧より低電圧のポンプ駆動信
号を出力するから、乾燥工程におけるポンプの空駆動時
にポンプの回転数が下がり、ポンプの寿命が向上する。
また、乾燥工程の場合には洗浄・乾燥制御手段が排水弁
制御回路に弁開放信号を出力し、排水弁を開放している
から、外部空気を洗浄槽内に取り込むことができ、乾燥
効率がよく、短時間で乾燥でき、洗浄槽内の腐敗やカビ
の発生が防止できる。
【0011】本発明に係る請求項2記載の食器洗浄乾燥
機は、乾燥工程のみをスタートさせるための乾燥スイッ
チと、上記乾燥スイッチのオン信号に基づき動作し、所
定時間の間は上記排水弁制御回路に弁開放信号を出力
し、上記ポンプ制御回路に商用電源の電圧より低電圧の
ポンプ駆動信号を出力すると共に上記ヒータ制御回路に
加熱信号を出力し、所定時間経過後に上記ポンプ制御回
路にポンプ停止信号を出力すると共に上記ヒータ制御回
路に加熱停止信号を出力して乾燥工程を制御する乾燥制
御手段とを備えてなる。
【0012】本発明に係る請求項2記載の食器洗浄乾燥
機においては、乾燥スイッチの押圧操作により動作する
乾燥制御手段が乾燥工程で商用電源の電圧より低電圧の
ポンプ駆動信号を出力するから、ポンプの空駆動時にポ
ンプの回転数は下がったものであり、ポンプの寿命が向
上する。また、乾燥工程で乾燥制御手段が排水弁制御回
路に弁開放信号を出力し、排水弁を開放しているから、
外部空気を洗浄槽内に取り込むことができ、乾燥効率が
よく、短時間で乾燥でき、洗浄槽内の腐敗やカビの発生
が防止できる。
【0013】本発明に係る請求項3記載の食器洗浄乾燥
機は、上記排水弁が常時弁開の電磁弁である。本発明に
係る請求項3記載の食器洗浄乾燥機においては、排水弁
は常時弁開の電磁弁であるから、洗浄工程以外は常に排
水弁は開放状態にあり、外部空気が洗浄槽内で対流し、
洗浄槽内の腐敗やカビの発生が防止できる。
【0014】本発明に係る請求項4記載の食器洗浄乾燥
機は、上記扉の開閉で動作する扉スイッチを備え、上記
洗浄・乾燥制御手段は上記給水工程中に上記扉スイッチ
の扉開放信号に基づき上記給水弁制御回路に弁閉止信号
を出力し、上記扉スイッチの扉閉止信号に基づき上記給
水弁制御回路に弁開放信号を出力し、上記洗浄工程中又
は上記乾燥工程中に上記扉スイッチの扉開放信号に基づ
き上記ポンプ制御回路にポンプ停止信号を出力すると共
に上記ヒータ制御回路に加熱停止信号を出力し、その後
の上記扉スイッチの扉閉止信号に基づき上記ポンプ制御
回路にポンプ駆動信号を出力すると共に上記ヒータ制御
回路に加熱信号を出力する。
【0015】本発明に係る請求項4記載の食器洗浄乾燥
機においては、扉の開閉で動作する扉スイッチを備え、
洗浄・乾燥制御手段は、吸水工程中に扉スイッチの扉開
放信号に基づき給水弁制御回路に弁閉止信号を出力し、
扉スイッチの扉閉止信号に基づき給水弁制御回路に弁開
放信号を出力し、洗浄工程中又は乾燥工程中に扉スイッ
チの扉開放信号に基づきポンプ制御回路にポンプ停止信
号を出力すると共にヒータ制御回路に加熱停止信号を出
力し、その後の扉スイッチの扉閉止信号に基づきポンプ
制御回路にポンプ駆動信号を出力すると共にヒータ制御
回路に加熱信号を出力するから、給水工程中、洗浄工程
中又は乾燥工程中に扉の開扉で運転を一時停止した後の
再スタートは扉を閉止する操作のみで簡単に行うことが
できる。
【0016】本発明に係る請求項5記載の食器洗浄乾燥
機は、上記扉の開閉で動作する扉スイッチを備え、上記
乾燥制御手段は上記乾燥工程中に上記扉スイッチの扉開
放信号に基づき上記ポンプ制御回路にポンプ停止信号を
出力すると共に上記ヒータ制御回路に加熱停止信号を出
力し、その後の上記扉スイッチの扉閉止信号に基づき上
記ポンプ制御回路にポンプ駆動信号を出力すると共に上
記ヒータ制御回路に加熱信号を出力する。
【0017】本発明に係る請求項5記載の食器洗浄乾燥
機においては、扉の開閉で動作する扉スイッチを備え、
乾燥制御手段は乾燥工程中に扉スイッチの扉開放信号に
基づきポンプ制御回路にポンプ停止信号を出力すると共
にヒータ制御回路に加熱停止信号を出力し、その後の扉
スイッチの扉閉止信号に基づきポンプ制御回路にポンプ
駆動信号を出力すると共にヒータ制御回路に加熱信号を
出力するから、乾燥工程中に扉の開扉で運転を一時停止
した後の再スタートは扉を閉止する操作のみで簡単に行
うことができる。
【0018】本発明に係る請求項6記載の食器洗浄乾燥
機は、上記一時停止と再スタートを行わせるためのスタ
ート/一時停止スイッチとを備え、上記洗浄・乾燥制御
手段は上記洗浄工程中又は乾燥工程中に上記スタート/
一時停止スイッチの一時停止信号に基づき上記ポンプ制
御回路にポンプ停止信号を出力すると共に上記ヒータ制
御回路に加熱停止信号を出力し、その後の押圧操作によ
る上記スタート/一時停止スイッチの再スタート信号に
基づき上記ポンプ制御回路にポンプ駆動信号を出力する
と共に上記ヒータ制御回路に加熱信号を出力する。
【0019】本発明に係る請求項6記載の食器洗浄乾燥
機においては、一時停止と再スタートを行わせるための
スタート/一時停止スイッチとを備え、洗浄・乾燥制御
手段は洗浄工程中又は乾燥工程中にスタート/一時停止
スイッチの一時停止信号に基づきポンプ制御回路にポン
プ停止信号を出力すると共にヒータ制御回路に加熱停止
信号を出力し、その後の押圧操作による上記スタート/
一時停止スイッチの再スタート信号に基づきポンプ制御
回路にポンプ駆動信号を出力すると共にヒータ制御回路
に加熱信号を出力するから、洗浄工程中又は乾燥工程中
にスタート/一時停止スイッチの押圧操作で運転を一時
停止した後の再スタートは再度スタート/一時停止スイ
ッチを押圧操作するのみで簡単に行うことができる。
【0020】本発明に係る請求項7記載の食器洗浄乾燥
機は、上記一時停止と再スタートを行わせるためのスタ
ート/一時停止スイッチとを備え、上記乾燥制御手段は
上記乾燥工程中に上記スタート/一時停止スイッチの一
時停止信号に基づき上記ポンプ制御回路にポンプ停止信
号を出力すると共に上記ヒータ制御回路に加熱停止信号
を出力し、その後の押圧操作による上記スタート/一時
停止スイッチの再スタート信号に基づき上記ポンプ制御
回路にポンプ駆動信号を出力すると共に上記ヒータ制御
回路に加熱信号を出力する。
【0021】本発明に係る請求項7記載の食器洗浄乾燥
機においては、一時停止と再スタートを行わせるための
スタート/一時停止スイッチとを備え、乾燥制御手段は
乾燥工程中にスタート/一時停止スイッチの一時停止信
号に基づきポンプ制御回路にポンプ停止信号を出力する
と共にヒータ制御回路に加熱停止信号を出力し、その後
の押圧操作によるスタート/一時停止スイッチの再スタ
ート信号に基づきポンプ制御回路にポンプ駆動信号を出
力すると共にヒータ制御回路に加熱信号を出力するか
ら、乾燥工程中にスタート/一時停止スイッチの押圧操
作で運転を一時停止した後の再スタートは再度スタート
/一時停止スイッチを押圧操作するのみで簡単に行うこ
とができる。
【0022】本発明に係る請求項8記載の食器洗浄乾燥
機は、警告音を発する警報手段を備え、上記洗浄・乾燥
制御手段は上記洗浄工程中又上記乾燥工程中に上記扉ス
イッチの扉開放信号又は上記スタート/一時停止スイッ
チの一時停止信号を受けてカウントを開始し、カウント
した所定時間中に上記扉スイッチの扉閉止信号又は上記
スタート/一時停止スイッチの再スタート信号を受け取
らない時に上記警報手段に警報信号を出力する。
【0023】本発明に係る請求項8記載の食器洗浄乾燥
機においては、警告音を発する警報手段を備え、洗浄・
乾燥制御手段は洗浄工程中又乾燥工程中に扉スイッチの
扉開放信号又はスタート/一時停止スイッチの一時停止
信号を受けてカウントを開始し、カウントした所定時間
中に扉スイッチの扉閉止信号又はスタート/一時停止ス
イッチの再スタート信号を受け取らない時に警報手段に
警報信号を出力するから、洗浄工程中又は乾燥工程中に
扉の開扉又はスタート/一時停止スイッチの押圧操作で
運転を一時停止した後、所定時間経過すると警報手段が
警報するため、扉の閉扉又はスタート/一時停止スイッ
チの再度の押圧操作による再スタートの忘れを防止でき
る。
【0024】本発明に係る請求項9記載の食器洗浄乾燥
機は、警告音を発する警報手段を備え、上記乾燥制御手
段は上記乾燥工程中に上記扉スイッチの扉開放信号又は
上記スタート/一時停止スイッチの一時停止信号を受け
てカウントを開始し、カウントした所定時間中に上記扉
スイッチの扉閉止信号又は上記スタート/一時停止スイ
ッチの再スタート信号を受け取らない時に上記警報手段
に警報信号を出力する。
【0025】本発明に係る請求項9記載の食器洗浄乾燥
機においては、警告音を発する警報手段を備え、乾燥制
御手段は乾燥工程中に扉スイッチの扉開放信号又はスタ
ート/一時停止スイッチの一時停止信号を受けてカウン
トを開始し、カウントした所定時間中に扉スイッチの扉
閉止信号又はスタート/一時停止スイッチの再スタート
信号を受け取らない時に警報手段に警報信号を出力する
から、乾燥工程中に扉の開扉又はスタート/一時停止ス
イッチの押圧操作で運転を一時停止した後、所定時間経
過すると警報手段が警報するため、扉の閉扉又はスター
ト/一時停止スイッチの再度の押圧操作による再スター
トの忘れを防止できる。
【0026】本発明に係る請求項10記載の食器洗浄乾
燥機の洗浄・乾燥制御手段は、上記警報手段に警報信号
を出力してからカウントを開始し、カウントした所定時
間中に上記扉スイッチの扉閉止信号又は上記スタート/
一時停止スイッチの再スタート信号を受け取らない時に
上記ポンプ制御回路にポンプ停止信号を出力し、上記ヒ
ータ制御回路に加熱停止信号を出力するすると共に上記
排水弁制御回路に弁開放信号を出力する。
【0027】本発明に係る請求項10記載の食器洗浄乾
燥機においては、洗浄・乾燥制御手段は、上記警報手段
に警報信号を出力してからカウントを開始し、カウント
した所定時間中に上記扉スイッチの扉閉止信号又は上記
スタート/一時停止スイッチの再スタート信号を受け取
らない時にポンプ制御回路にポンプ停止信号を出力し、
ヒータ制御回路に加熱停止信号を出力するすると共に排
水弁制御回路に弁開放信号を出力するから、一時停止後
所定時間経過すると警報手段が警報し、さらにこの警報
が発生した後に所定時間経過すると排水弁を開放して排
水した後、洗浄工程又は乾燥工程を中止するため、洗浄
槽内には残滓、汚濁の水がなく、腐敗やカビの発生を防
止できる。
【0028】本発明に係る請求項11記載の食器洗浄乾
燥機の乾燥制御手段は、上記警報手段に警報信号を出力
してからカウントを開始し、カウントした所定時間中に
上記扉スイッチの扉閉止信号又は上記スタート/一時停
止スイッチの再スタート信号を受け取らない時に上記ポ
ンプ制御回路にポンプ停止信号を出力し、上記ヒータ制
御回路に加熱停止信号を出力すると共に上記排水弁制御
回路に弁開放信号を出力する。
【0029】本発明に係る請求項11記載の食器洗浄乾
燥機においては、乾燥制御手段は警報手段に警報信号を
出力してからカウントを開始し、カウントした所定時間
中に扉スイッチの扉閉止信号又はスタート/一時停止ス
イッチの再スタート信号を受け取らない時にポンプ制御
回路にポンプ停止信号を出力し、ヒータ制御回路に加熱
停止信号を出力すると共に排水弁制御回路に弁開放信号
を出力するから、一時停止後所定時間経過すると警報手
段が警報し、さらにこの警報が発生した後に所定時間経
過すると排水弁を開放して排水した後、乾燥工程を中止
するため、洗浄槽内には残滓、汚濁の水がなく、腐敗や
カビの発生を防止できる。
【0030】本発明に係る請求項12記載の食器洗浄乾
燥機の洗浄・乾燥制御手段は、検査を行わせるための検
査スイッチのオン信号に基づき上記給水弁制御回路に少
なくとも一回の弁開放信号と弁閉止信号を出力し、上記
排水弁制御回路に少なくとも一回の弁開放信号と弁閉止
信号を出力し、上記ポンプ制御回路にポンプ駆動信号を
所定時間出力し、上記ヒータ制御回路に加熱信号を所定
時間出力し、上記警報手段に警報信号を所定時間出力す
る組立ライン検査用制御手段を備えてなるものである。
【0031】本発明に係る請求項12記載の食器洗浄乾
燥機においては、洗浄・乾燥制御手段は検査を行わせる
ための検査スイッチのオン信号に基づき給水弁制御回路
に少なくとも一回の弁開放信号と弁閉止信号を出力し、
排水弁制御回路に少なくとも一回の弁開放信号と弁閉止
信号を出力し、ポンプ制御回路にポンプ駆動信号を所定
時間出力し、ヒータ制御回路に加熱信号を所定時間出力
し、警報手段に警報信号を所定時間出力する組立ライン
検査用制御手段を備えてなるから、検査時には給水せず
に検査スイッチを押圧操作すると、給水弁の弁開、弁閉
を一回実行し、排水弁の弁開、弁閉を一回実行し、ポン
プを所定の短縮時間駆動し、ヒータを所定の短縮時間加
熱し、警報手段に警報を所定時間発生させため、工場で
の検査時には給水せずに短縮モードの運転検査ができ、
検査効率が向上する。
【0032】
【発明の実施の形態】
実施形態1 図1は本発明の一実施形態を示す食器乾燥洗浄機の電気
的構成を示すブロック図、図2はポンプ印加電圧の波形
図、図3はポンプ印加電圧と回転数の関係を示すグラ
フ、図4及び図5は給水、洗浄工程から乾燥工程までを
示すフローチャートである。図において、従来例と同一
の構成、同一符号は説明を省略する。20は検査モード
スイッチ、21は扉7の開閉を検知し検知信号を発生す
る扉スイッチ、22はコントロールパネル10より操作
された各種のスイッチのオン又はオフを検知し、それぞ
れの検知信号に応じた指令信号を出力するスイッチ検知
回路である。
【0033】23は給水時および排水時に洗浄槽1内の
洗浄水の水位を検知し検知信号を出力する水位センサ、
24は商用電源を検出する商用電源検出回路である。2
5は検査モードスイッチ20、扉スイッチ21、スイッ
チ検知回路22、水位センサ23及び商用電源検出回路
24の信号が入力されるマイクロコンピュータ(以下、
「マイコン」と称する)、25aはマイコン25に内蔵
される組立てライン検査用制御手段、26はRAM、2
7は給水、洗浄工程から乾燥工程までの運転プログラム
と乾燥工程のみの運転プログラムと検査モードのプログ
ラムが記憶されているROMである。この実施形態では
ROM27は外付されているが、マイコン25に内蔵さ
れていてもよい。28はポンプ2を駆動制御するポンプ
制御回路、29はノーマルクローズの給水電磁弁4を開
閉制御する給水弁制御回路、30はノーマルクローズの
排水電磁弁4を開閉制御する排水弁制御回路、31はヒ
ータ9を加熱制御するヒータ制御回路、32は警報音を
発する警報手段であるブザーである。
【0034】次に、上記実施形態の洗浄工程と乾燥工程
の動作を図1、図4及び図5に示すフローチャートを参
照しながら説明する。まず、コントロールパネル12の
洗浄スイッチ13を押圧操作すると(S1)、洗浄スイ
ッチ13のオン信号を受けてスイッチ検知回路22が洗
浄スイッチ13がオンされているか否かを判定し、その
判定が洗浄スイッチ13のオンであると判定すると、そ
の判定信号に基づく指令信号を洗浄・乾燥制御手段であ
るマイコン25に入力する。次に、スタート/一時停止
スイッチ16を押圧操作すると(S2)、スタート/一
時停止スイッチ14の信号を受けてスイッチ検知回路2
2がスタート/一時停止スイッチ16がオンされている
か否かを判定し、その判定がスタート/一時停止スイッ
チ16のオンであると判定すると、その判定信号に基づ
く指令信号をマイコン25に入力する。
【0035】洗浄・乾燥制御手段であるマイコン25は
駆動し(S3)、その指令信号に基づきROM27に予
め設定されている給水、洗浄工程から乾燥工程までの運
転プログラムを起動させて洗浄工程がスタートし(S
4)、給水弁制御回路29に弁開放信号を出力する。給
水弁制御回路29はこの弁開放信号に基づき給水電磁弁
4を開放する(S5)。給水電磁弁4が開放されると、
給水電磁弁4にホース(図示せず)で接続された水道よ
り、洗浄槽1内に洗浄水が給水され、その洗浄水が所定
の水位に達したか否かを水位センサ23が判定する(S
6)。給水された洗浄水が所定の水位に達すると、水位
センサ23が検知信号を出力し、その検知信号をマイコ
ン25に入力する。マイコン25はその検知信号に基づ
き給水弁制御回路29に弁閉止信号を出力する。給水弁
制御回路29は給水電磁弁4を閉止して給水工程を終了
する(S7)。
【0036】給水工程が終了すると、マイコン25はポ
ンプ制御回路28に商用電源検知回路24が取り込んだ
電圧で回転させるようにしたポンプ駆動信号(例えば交
流正弦波100V)を出力し、またヒータ制御回路31
に加熱信号を出力する。ポンプ制御回路28はポンプ駆
動信号に基づいてポンプ2を駆動させる(S8)。また
ヒータ制御回路31はヒータ9を加熱する(S9)。洗
浄水はヒータ9により加熱されて昇温し、所定の温度の
温水となる。なお、洗浄槽1内に設けた水温センサ(図
示せず)の信号を上記ヒータ制御回路31に出力し、こ
れに基づいてヒータ9の出力を制御して水温を所定の温
度に保持する。ポンプ2が駆動すると、温水はポンプ2
の加圧力により噴射ノズル5からラック6に設置された
食器8に噴射され、下方に落下する。この落下した温水
は循環径路10を経て再びポンプ2により加圧され、噴
射ノズル5から食器8に噴射される。このように温水は
洗浄槽1内で循環を繰り返し、食器8を洗浄する。
【0037】この間、マイコン25は予め設定された所
定の洗浄時間を監視し、所定の洗浄時間を経過したか否
かを判定し(S10)、所定時間経過していればポンプ
制御回路28およびヒータ制御回路31に停止信号を出
力する。ポンプ制御回路28およびヒータ制御回路31
は停止信号に基づいてポンプ2およびヒータ9をそれぞ
れ停止させる(S11)。ポンプ2とヒータ9が停止す
ると、マイコン25は排水弁制御回路30に排水電磁弁
3の開放信号を出力する。排水弁制御回路30はこの開
放信号に基づいて排水電磁弁3を開放し(S12)、洗
浄槽1内の温水は循環径路10を経て排出管11より外
部に排水される。排水される水位が所定水位から下が
り、水位センサ23が水位低下信号をマイコン25に出
力する。マイコン25は水位低下信号に基づいて所定時
間排水する。次に、所定時間経過したか否かを判定し、
所定時間経過したと判定すると(S13)、洗浄工程は
終了してマイコン25は乾燥工程をスタートさせる(S
14)。このとき排水電磁弁3は開放したままである。
【0038】マイコン25はポンプ制御回路28に商用
電源検知回路24が取り込んだ電圧を位相制御する指令
を所定時間出力する。ポンプ制御回路28は電圧を位相
制御する指令に基づき上記洗浄工程の時より少ない例え
ば回転数を洗浄工程の半分に下げるようにした50Vの
電圧でポンプを駆動する(S15)。またマイコン25
はヒータ制御回路31に加熱信号を所定時間出力する。
ヒータ制御回路31は加熱信号に基づきヒータ9を加熱
する(S16)。ヒータ9で加熱された洗浄槽1内の空
気は循環径路10を介してポンプ2に吸引され、ポンプ
2を経て洗浄槽1内に再び入って循環すると共に洗浄槽
1の天面部に設けられた排気口(図示省略)より湿った
空気を外部に排出する。またこの時、ポンプ2より圧送
される空気の風速が速いため、外部と連通している排出
管11より開放した排水電磁弁3を通って外気が洗浄槽
1内に導入される。次に、マイコン25は乾燥工程が所
定時間経過した否かを判定し、所定時間経過したと判定
すると(S17)、マイコン25は排水弁制御回路30
とポンプ制御回路28とヒータ制御回路31に停止信号
を出力してポンプ2とヒータ9とを停止させると共に排
水制御回路30には弁開放信号が入力されないために排
水電磁弁3は閉止し(S18、S19)、洗浄、乾燥工
程を終了する。
【0039】また、始めから、コントロールパネル12
のしっかり洗浄スイッチ14を押圧操作すると(S2
1)、しっかり洗浄スイッチ14のオン信号を受けてス
イッチ検知回路22が洗浄スイッチ13がオンされてい
るか否かを判定し、洗浄スイッチ13がオンでないと判
定すると(S1)、次にしっかり洗浄スイッチ14がオ
ンされているか否かを判定し、しっかり洗浄スイッチ1
4がオンされていると判定すると、その判定信号に基づ
く指令信号をマイコン25に入力する。次に、スタート
/一時停止スイッチ16を押圧操作すると(S22)、
スタート/一時停止スイッチ16のオン信号をスイッチ
検知回路22が検知し、この検知信号に基づく指令信号
をマイコン25に入力する。洗浄・乾燥制御手段である
マイコン25は駆動し(S23)、前述した給水、洗浄
工程より長時間である所定時間のしっかり洗浄工程をス
タートさせる(S24)。以下、前述の給水、洗浄工程
と同一であるので、この洗浄工程の説明を省略する。
【0040】また、乾燥だけを行うために乾燥スイッチ
15を押圧操作してスタートすると(S25)、乾燥ス
イッチ15のオン信号を受けてスイッチ検知回路22が
洗浄スイッチ13がオンなのか否かを判定し、その判定
が洗浄スイッチ13がオンでないと判定すると(S
1)、次にしっかり洗浄スイッチ14がオンなのか否か
を判定し、その判定がしっかり洗浄スイッチ14がオン
でないと判定すると(S21)、次に乾燥スイッチ15
がオンされているか否かを判定し、その判定が乾燥スイ
ッチ15がオンであると判定すると、その判定信号に基
づく指令信号をマイコン25に入力する。次に、スター
ト/一時停止スイッチ16を押圧操作すると(S2
6)、スタート/一時停止スイッチ16のオン信号をス
イッチ検知回路22が検知し、この検知信号に基づく指
令信号をマイコン25に入力する。乾燥制御手段として
機能するマイコン25は駆動し(S27)、その指令信
号に基づいて排水弁制御回路30に弁開放信号を出力
し、排水弁制御回路30は排水電磁弁3を開放し(S2
8)、乾燥工程をスタートさせる(S14)。以下、前
述の洗浄スイッチ13を押圧操作したときに行われる乾
燥工程と同一工程であるので、この乾燥工程の説明を省
略する。
【0041】上記実施形態における洗浄工程時にはポン
プ2の印加電圧を商用電源の約100Vとし、乾燥工程
時にはポンプ2の印加電圧を約50Vとし、ポンプ2の
回転数を乾燥工程で洗浄工程の時の半分に下げる動作に
ついて説明する。マイコン25は洗浄工程では商用電源
検知回路24が取り込んだ商用電源の電圧波形そのもの
をポンプ2に印加させるポンプ駆動信号をポンプ制御回
路28に出力し、図2に示すようにポンプ制御回路28
はポンプ2を約100Vの印加電圧で駆動する。また、
乾燥工程時にはマイコン25は商用電源検知回路24が
取り込んだ商用電源の波形を図2に示すように波形の位
相角0°より内部カウンタをスタートさせ、例えば正又
は負の波形の半分に至る所定のカウント数終了後にその
波形そのものを再び波形の位相角0°を検知するまでポ
ンプ2に印加させ、上記の動作を繰り返して作成された
ポンプ駆動信号をポンプ制御回路28に出力する。この
ようにポンプ2に印加される商用電源の位相角を制御す
ることにより、図2に示すようにポンプ制御回路28は
ポンプ2を約50Vの印加電圧で駆動する。なお、マイ
コン25の内部カウンタのカウント数を適宜に可変設定
することにより、ポンプ2の印加電圧を任意に設定可能
とする。
【0042】このように、洗浄時工程時には約100V
を印加するため回転数は図3に示すように約3000r
pmだが、乾燥工程時には約50Vを印加するため回転
数は図3に示すように約1700rpmとなり、回転数
が下がり、従来のように乾燥工程の場合にポンプ2の回
転数が上昇してしまうときに比べてポンプ2のモータの
ブラシ部の摩耗が減少し、ポンプの寿命が向上する。な
お、ポンプ9に印加する電圧を任意に設定することによ
り、乾燥時のポンプ9の回転数も任意に設定可能とす
る。上記実施形態における乾燥工程中には、排水電磁弁
3を乾燥時に開放したので、外部空気を排出管11から
洗浄槽1内に導入し、洗浄槽1内の湿った空気を排気口
(図示せず)より排出するので、乾燥時間を短縮するこ
とができる。
【0043】実施形態2 上記実施形態では、排水電磁弁2はノーマルクローズ状
態で、乾燥、排水時のみ開放したが、ノーマルオープン
タイプの排水電磁弁2とすれば、不使用時に洗浄槽1内
と外部とが排出管11によって連通しているので、洗浄
槽1内は常に新鮮な空気が対流してカビ等の発生がなく
なる。また、洗浄中に停電等で電力が供給されなくなる
と、排水電磁弁2は開放状態となるので、放置されても
洗浄水は排水されるので、腐敗やカビ等の発生がない。
【0044】実施形態3 図6は洗浄工程又は乾燥工程を実行中において扉を開閉
して一時停止、再スタートの動作についてのフローチャ
ートであり、図1とともに説明する。まず、コントロー
ルパネル12の洗浄スイッチ13を押圧操作の後、スタ
ート/一時停止スイッチ16を押圧操作すると、洗浄工
程がスタートし(S51)、実施形態1に示した洗浄工
程を実行する。この洗浄工程実行中に、例えば洗浄槽1
内の食器8の洗浄状況を確認する等で扉7を開扉すると
(S52)、扉スイッチ21がオフし、このオフ信号が
マイコン25に入力される。マイコン25はこのオフ信
号に基づきポンプ制御回路28、給水弁制御回路29、
排水弁制御回路30、ヒータ制御回路31に一時停止指
令を出力する。例えば、開扉時の実行工程が給水中であ
れば、給水弁制御回路29は給水電磁弁4を閉止して給
水を一時停止する(S53)。また、洗浄中であれば、
ポンプ制御回路28はポンプ2の駆動を一時停止し、ヒ
ータ制御回路31はヒータ9の加熱を一時停止する。ま
た、排水中であれば、排水弁制御回路30は排水電磁弁
3を閉止して排水を一時停止する。また、乾燥中であれ
ば、ポンプ制御回路28はポンプ2の駆動を一時停止
し、ヒータ制御回路31はヒータ9の加熱を一時停止す
る。なお、扉7が開扉されなければ、洗浄工程を継続す
る(S104)。また、マイコン25は一時停止がスタ
ートすると、マイコン25内の時計機能により所定時
間、本実施形態では例えば30分のカウントを開始す
る。
【0045】次に、扉7を閉止すると、扉スイッチ21
がオンし、このオン信号がマイコン25に入力される
(S55)。マイコン25はポンプ制御回路28、給水
弁制御回路29、排水弁制御回路30、ヒータ制御回路
31に一時停止前の状態での再スタートを指令し、洗浄
工程を再スタートする(S56)。一方、扉7を閉扉せ
ず開放状態で放置されていると、マイコン25は警報が
発生したか否かを判定し、その判定が警報を発生してい
ないと判定すると(S57)、次に一時停止より30分
経過したか否かを判定する。その判定が30分を経過し
ていなければ扉7を閉扉することで再スタートする。ま
た、一時停止より30分経過したと判定すると(S5
8)、ブザー32に警報発生指令を出力し、ブザー32
が警報を発生する(S59)。また、マイコン25は警
報を発生すると、この時より所定時間、本実施例では例
えば30分のカウントを開始する。次に、マイコン25
は警報を発生後30分を経過したか否かを判定し、30
分を経過していなければ扉7を閉扉することで再スター
トする。一方、30分経過したと判定すると(S6
0)、マイコン25は排水弁制御回路30に開放指令を
出力し、排水弁制御回路30は排水電磁弁3を開放して
(S61)排水を行い、洗浄工程を中止する(S6
2)。
【0046】このように洗浄工程、乾燥工程中に扉7の
開閉で一時停止、再スタートを実行し、閉扉しない場合
には警報を発生させて使用者に閉扉を知らせるほか、さ
らに閉扉を忘れた場合には排水して洗浄工程を中止する
ので、洗浄槽1内での腐敗、カビ等の発生を防止でき
る。また、閉扉のみで再スタートできるので、操作が簡
単になる。以上の実施形態3の説明は、洗浄スイッチ1
3を押圧操作して実行される洗浄工程中に扉7の開閉で
一時停止、再スタートを実行した場合であるが、乾燥工
程中も扉7の開閉で一時停止、再スタートを実行し得る
ことは勿論であり、又しっかり洗浄スイッチ14を押圧
操作した場合も同様であり、さらに乾燥スイッチ15を
押圧操作して実行される乾燥工程中に扉7の開閉で一時
停止、再スタートを実行し得ることはいうまでもない。
【0047】実施形態4 次に、スタート/一時停止スイッチ16の押圧操作で一
時停止を再スタートする動作について図7のフローチャ
ートにより説明する。ステップ101で洗浄工程がスタ
ートして洗浄工程が実行されている時にスタート/一時
停止スイッチ16を押圧操作すると(S102)、スタ
ート/一時停止スイッチ16はオフ信号を出力し、スイ
ッチ検知回路22はこのオフ信号をマイコン25に入力
する。マイコン25はこの入力信号に基づき洗浄工程を
一時停止する(S103)。また、スタート/一時停止
スイッチ16を押圧操作しなければ、洗浄工程を継続す
る(S104)。なお、マイコン25は一時停止がスタ
ートすると、所定時間、本実施形態では例えば30分の
カウントを開始する。
【0048】次に、スタート/一時停止スイッチ16を
再度押圧操作すると(S105)、スイッチ検知回路2
2はスタート/一時停止スイッチ16のオン信号を受け
てマイコン25に入力する。マイコン25はこのオン信
号に基づいて一時停止前の洗浄工程を再スタートする
(S106)。スタート/一時停止スイッチ16がオン
されないで放置されていると(S107)、ステップS
107〜ステップS112を実行して洗浄工程を中止す
る。一方、ステップS108およびステップS110で
その判定がノーであれば、スタート/一時停止スイッチ
16をオンすることで再スタートする。
【0049】このようにスタート/一時停止スイッチ1
6の押圧操作でも一時停止、再スタートが実行でき、実
施形態3と同様の効果がある。以上の実施形態4の説明
は、洗浄スイッチ13を押圧操作して実行される洗浄工
程中にスタート/一時停止スイッチ16の押圧操作で一
時停止、再スタートを実行した場合であるが、乾燥工程
中もスタート/一時停止スイッチ16の押圧操作で一時
停止、再スタートを実行し得ることは勿論であり、又し
っかり洗浄スイッチ14を押圧操作した場合も同様であ
り、さらに乾燥スイッチ15を押圧操作して実行される
乾燥工程中にスタート/一時停止スイッチ16の押圧操
作で一時停止、再スタートを実行し得ることはいうまで
もない。
【0050】実施形態5 次に、通常の洗浄、乾燥工程とは別に特別なライン用検
査モードの動作を図1及び図8を参照して説明する。図
8に示す検査モードの内容がROM27に記憶されてお
り、コントロールパネル10に設けられた検査モードス
イッチ20を実際に洗浄槽1に水を注入しない状態で押
圧操作する。そうすると、マイコン25に設けられた組
立ライン検査用制御手段25aが検査モードスイッチ1
8のオン信号に基づく指令信号により、始めに給水弁制
御回路29に10回の弁開放信号と弁閉止信号を出力
し、給水電磁弁4の開閉を10回行う。次に、ポンプ制
御回路28にポンプ駆動信号を10秒間出力し、ポンプ
2の駆動を10秒間行う。さらに、ブザー32に警報信
号を10秒間出力し、ブザー32の鳴動を10秒間行
う。
【0051】さらにまた、排水弁制御回路30に10回
の弁開放信号と弁閉止信号を出力し、排水電磁弁4の開
閉を10回行う。最後にヒータ制御回路31に加熱信号
を5秒間出力し、ヒータ9の加熱を5秒間行う。以上の
5工程の動作を連続して行い、空駆動により検査をす
る。従って、ライン検査を短時間でスムーズに行うこと
ができる。なお、本実施例は、検査モードにおける各検
査時間や回数を固定した値であるが、検査モードにおけ
るこれらの値はこれに限定されるものではない。
【0052】以上の発明の実施の形態における説明から
明らかなように、本発明によれば次のような効果が得ら
れる。本発明に係る請求項1記載の食器洗浄乾燥機は、
洗浄スイッチの押圧操作により動作する洗浄・乾燥制御
手段が洗浄工程の場合にはポンプ制御回路に商用電源の
電圧のポンプ駆動信号を出力し、乾燥工程の場合には商
用電源の電圧より低電圧のポンプ駆動信号を出力するか
ら、乾燥工程におけるポンプの空駆動時にポンプの回転
数が下がり、ポンプの寿命が向上するという効果を有す
る。また、乾燥工程の場合には洗浄・乾燥制御手段が排
水弁制御回路に弁開放信号を出力し、排水弁を開放して
いるから、外部空気を洗浄槽内に取り込むことができ、
乾燥効率がよく、短時間で乾燥でき、洗浄槽内の腐敗や
カビの発生が防止できるという効果を有する。
【0053】本発明に係る請求項2記載の食器洗浄乾燥
機は、乾燥スイッチの押圧操作により動作する乾燥制御
手段が乾燥工程で商用電源の電圧より低電圧のポンプ駆
動信号を出力するから、ポンプの空駆動時にポンプの回
転数は下がったものであり、ポンプの寿命が向上すると
いう効果を有する。また、乾燥工程で乾燥制御手段が排
水弁制御回路に弁開放信号を出力し、排水弁を開放して
いるから、外部空気を洗浄槽内に取り込むことができ、
乾燥効率がよく、短時間で乾燥でき、洗浄槽内の腐敗や
カビの発生が防止できるという効果を有する。
【0054】本発明に係る請求項3記載の食器洗浄乾燥
機は、排水弁は常時弁開の電磁弁であるから、洗浄工程
以外は常に排水弁は開放状態にあり、外部空気が洗浄槽
内で対流し、洗浄槽内の腐敗やカビの発生が防止できる
という効果を有する。
【0055】本発明に係る請求項4記載の食器洗浄乾燥
機は、扉の開閉で動作する扉スイッチを備え、洗浄・乾
燥制御手段は給水工程中に扉スイッチの扉開放信号に基
づき給水弁制御回路に弁閉止信号を出力し、扉スイッチ
の扉閉止信号に基づき給水弁制御回路に弁開放信号を出
力し、洗浄工程中又は乾燥工程中に扉スイッチの扉開放
信号に基づきポンプ制御回路にポンプ停止信号を出力す
ると共にヒータ制御回路に加熱停止信号を出力し、その
後の扉スイッチの扉閉止信号に基づきポンプ制御回路に
ポンプ駆動信号を出力すると共にヒータ制御回路に加熱
信号を出力するから、吸水工程中、洗浄工程中又は乾燥
工程中に扉の開扉で運転を一時停止した後の再スタート
は扉を閉止する操作のみで簡単に行うことができるとい
う効果を有する。
【0056】本発明に係る請求項5記載の食器洗浄乾燥
機は、扉の開閉で動作する扉スイッチを備え、乾燥制御
手段は乾燥工程中に扉スイッチの扉開放信号に基づきポ
ンプ制御回路にポンプ停止信号を出力すると共にヒータ
制御回路に加熱停止信号を出力し、その後の扉スイッチ
の扉閉止信号に基づきポンプ制御回路にポンプ駆動信号
を出力すると共にヒータ制御回路に加熱信号を出力する
から、乾燥工程中に扉の開扉で運転を一時停止した後の
再スタートは扉を閉止する操作のみで簡単に行うことが
できるという効果を有する。
【0057】本発明に係る請求項6記載の食器洗浄乾燥
機は、一時停止と再スタートを行わせるためのスタート
/一時停止スイッチとを備え、洗浄・乾燥制御手段は洗
浄工程中又は乾燥工程中にスタート/一時停止スイッチ
の一時停止信号に基づきポンプ制御回路にポンプ停止信
号を出力すると共にヒータ制御回路に加熱停止信号を出
力し、その後の押圧操作によるスタート/一時停止スイ
ッチの再スタート信号に基づきポンプ制御回路にポンプ
駆動信号を出力すると共にヒータ制御回路に加熱信号を
出力するから、洗浄工程中又は乾燥工程中にスタート/
一時停止スイッチの押圧操作で運転を一時停止した後の
再スタートは再度スタート/一時停止スイッチを押圧操
作するのみで簡単に行うことができるという効果を有す
る。
【0058】本発明に係る請求項7記載の食器洗浄乾燥
機は、一時停止と再スタートを行わせるためのスタート
/一時停止スイッチとを備え、乾燥制御手段は乾燥工程
中にスタート/一時停止スイッチの一時停止信号に基づ
きポンプ制御回路にポンプ停止信号を出力すると共にヒ
ータ制御回路に加熱停止信号を出力し、その後の押圧操
作によるスタート/一時停止スイッチの再スタート信号
に基づきポンプ制御回路にポンプ駆動信号を出力すると
共にヒータ制御回路に加熱信号を出力するから、乾燥工
程中にスタート/一時停止スイッチの押圧操作で運転を
一時停止した後の再スタートは再度スタート/一時停止
スイッチを押圧操作するのみで簡単に行うことができる
という効果を有する。
【0059】本発明に係る請求項8記載の食器洗浄乾燥
機は、警告音を発する警報手段を備え、洗浄・乾燥制御
手段は、洗浄工程中又乾燥工程中に扉スイッチの扉開放
信号又はスタート/一時停止スイッチの一時停止信号を
受けてカウントを開始し、カウントした所定時間中に扉
スイッチの扉閉止信号又はスタート/一時停止スイッチ
の再スタート信号を受け取らない時に警報手段に警報信
号を出力するから、洗浄工程中又は乾燥工程中に扉の開
扉又はスタート/一時停止スイッチの押圧操作で運転を
一時停止した後、所定時間経過すると警報手段が警報す
るため、扉の閉扉又はスタート/一時停止スイッチの再
度の押圧操作による再スタートの忘れを防止できるとい
う効果を有する。
【0060】本発明に係る請求項9記載の食器洗浄乾燥
機は、警告音を発する警報手段を備え、乾燥制御手段は
乾燥工程中に扉スイッチの扉開放信号又は上記スタート
/一時停止スイッチの一時停止信号を受けてカウントを
開始し、カウントした所定時間中に扉スイッチの扉閉止
信号又はスタート/一時停止スイッチの再スタート信号
を受け取らない時に警報手段に警報信号を出力するか
ら、乾燥工程中に扉の開扉又はスタート/一時停止スイ
ッチの押圧操作で運転を一時停止した後、所定時間経過
すると警報手段が警報するため、扉の閉扉又はスタート
/一時停止スイッチの再度の押圧操作による再スタート
の忘れを防止できるという効果を有する。
【0061】本発明に係る請求項10記載の食器洗浄乾
燥機は、洗浄・乾燥制御手段が警報手段に警報信号を出
力してからカウントを開始し、カウントした所定時間中
に扉スイッチの扉閉止信号又はスタート/一時停止スイ
ッチの再スタート信号を受け取らない時にポンプ制御回
路にポンプ停止信号を出力し、ヒータ制御回路に加熱停
止信号を出力するすると共に排水弁制御回路に弁開放信
号を出力するから、一時停止後所定時間経過すると警報
手段が警報し、さらにこの警報が発生した後に所定時間
経過すると排水弁を開放して排水した後、洗浄工程又は
乾燥工程を中止するため、洗浄槽内には残滓、汚濁の水
がなく、腐敗やカビの発生を防止できるという効果を有
する。
【0062】本発明に係る請求項11記載の食器洗浄乾
燥機は、乾燥制御手段が警報手段に警報信号を出力して
からカウントを開始し、カウントした所定時間中に扉ス
イッチの扉閉止信号又はスタート/一時停止スイッチの
再スタート信号を受け取らない時にポンプ制御回路にポ
ンプ停止信号を出力し、ヒータ制御回路に加熱停止信号
を出力すると共に排水弁制御回路に弁開放信号を出力す
るから、一時停止後所定時間経過すると警報手段が警報
し、さらにこの警報が発生した後に所定時間経過すると
排水弁を開放して排水した後、乾燥工程を中止するた
め、洗浄槽内には残滓、汚濁の水がなく、腐敗やカビの
発生を防止できるという効果を有する。
【0063】本発明に係る請求項12記載の食器洗浄乾
燥機は、洗浄・乾燥制御手段が検査を行わせるための検
査スイッチのオン信号に基づき給水弁制御回路に少なく
とも一回の弁開放信号と弁閉止信号を出力し、排水弁制
御回路に少なくとも一回の弁開放信号と弁閉止信号を出
力し、ポンプ制御回路にポンプ駆動信号を所定時間出力
し、ヒータ制御回路に加熱信号を所定時間出力し、警報
手段に警報信号を所定時間出力する組立ライン検査用制
御手段を備えてなるから、検査時には給水せずに検査ス
イッチを押圧操作すると、給水弁の弁開、弁閉を一回実
行し、排水弁の弁開、弁閉を一回実行し、ポンプを所定
の短縮時間駆動し、ヒータを所定の短縮時間加熱し、警
報手段に警報を所定時間発生させため、工場での検査時
には給水せずに短縮モードの運転検査ができ、検査効率
が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示す食器乾燥洗浄機の
電気的構成を示すブロック図である。
【図2】 ポンプ印加電圧の波形図である。
【図3】 ポンプ印加電圧と回転数の関係を示すグラフ
である。
【図4】 洗浄工程および乾燥工程を示すフローチャー
トである。
【図5】 洗浄工程および乾燥工程を示すフローチャー
トである。
【図6】 扉の開扉による一時停止動作から再スタート
不動作後の工程を示すフローチャートである。
【図7】 スタート/一時停止スイッチ操作による一時
停止動作から再スタート不動作後の工程を示すフローチ
ャートである。
【図8】 検査モードの内容を示すチャートである。
【図9】 従来の食器洗浄乾燥機の基本構造を示す断面
図である。
【図10】 同食器洗浄乾燥機のコントロールパネルを
示す正面図。
【図11】 同食器洗浄乾燥機のポンプ制御の回転数と
負荷トルクの関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 洗浄槽、2 ポンプ、3 排水電磁弁、4 給水電
磁弁、5は噴射ノズル、6 ラック、7 扉、9 ヒー
タ、11 洗浄スイッチ、13 乾燥スイッチ、14
スタート/一時停止スイッチ、21 扉スイッチ、22
スイッチ検知回路、23 水位センサ、24 商用電
源検知回路、25 マイコン(洗浄・乾燥制御手段)、
28 ポンプ制御回路、29 給水弁制御回路、30
排水弁制御回路、31 ヒータ制御回路、32 ブザ
ー。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開閉自在な扉と外部と連通する排出管を
    有する洗浄槽と、上記洗浄槽内に設けられた食器設置用
    のラックと、上記ラックに洗浄水を噴射する噴射ノズル
    と、上記洗浄槽内を加熱するヒータと、上記噴射ノズル
    と接続され、上記洗浄槽に形成された洗浄水の循環径路
    の途中に設けられたポンプと、弁開時に上記洗浄槽に給
    水する給水弁と、弁開時に上記洗浄槽を上記排出管を介
    して外部と連通させる排水弁と、上記ポンプの駆動出力
    を制御するポンプ制御手段と、上記ヒータを加熱制御す
    る加熱制御手段と、上記給水弁を開閉制御する給水弁制
    御手段と、上記排水弁を開閉制御する排水弁制御手段
    と、上記洗浄槽内の洗浄水が所定の水位にあることを検
    知する水位センサと、給水から洗浄を経て乾燥に至る工
    程をスタートさせるための洗浄スイッチと、上記洗浄ス
    イッチのオン信号に基づき動作し、上記給水弁制御回路
    に弁開放信号を出力すると共に上記排水弁制御手段に弁
    閉止信号を出力し、上記水位センサの検知信号に基づき
    上記給水弁制御回路に弁閉止信号を出力し、所定時間後
    に弁閉止信号を出力して給水工程を制御し、給水工程の
    終了後に上記ポンプ制御回路に商用電源の電圧のポンプ
    駆動信号を出力すると共に上記ヒータ制御回路に加熱信
    号を出力し、所定時間経過後に上記ポンプ制御回路にポ
    ンプ停止信号を出力すると共に上記ヒータ制御回路に加
    熱停止信号を出力して洗浄工程を制御し、洗浄工程の終
    了後に所定時間の間は上記排水弁制御回路に弁開放信号
    を出力し、上記ポンプ制御回路に商用電源の電圧より低
    電圧のポンプ駆動信号を出力すると共に上記ヒータ制御
    回路に加熱信号を出力し、所定時間経過後に上記ポンプ
    制御回路にポンプ停止信号を出力すると共に上記ヒータ
    制御回路に加熱停止信号を出力して乾燥工程を制御する
    洗浄・乾燥制御手段とを備えたことを特徴とする食器洗
    浄乾燥機。
  2. 【請求項2】 乾燥工程のみをスタートさせるための乾
    燥スイッチと、上記乾燥スイッチのオン信号に基づき動
    作し、所定時間の間は上記排水弁制御回路に弁開放信号
    を出力し、上記ポンプ制御回路に商用電源の電圧より低
    電圧のポンプ駆動信号を出力すると共に上記ヒータ制御
    回路に加熱信号を出力し、所定時間経過後に上記ポンプ
    制御回路にポンプ停止信号を出力すると共に上記ヒータ
    制御回路に加熱停止信号を出力して乾燥工程を制御する
    乾燥制御手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載
    の食器洗浄乾燥機。
  3. 【請求項3】 上記排水弁は常時弁開の電磁弁であるこ
    とを特徴とする請求項1又は2のいずれか記載の食器洗
    浄乾燥機。
  4. 【請求項4】 上記扉の開閉で動作する扉スイッチを備
    え、上記洗浄・乾燥制御手段は上記給水工程中に上記扉
    スイッチの扉開放信号に基づき上記給水弁制御回路に弁
    閉止信号を出力し、上記扉スイッチの扉閉止信号に基づ
    き上記給水弁制御回路に弁開放信号を出力し、上記洗浄
    工程中又は上記乾燥工程中に上記扉スイッチの扉開放信
    号に基づき上記ポンプ制御回路にポンプ停止信号を出力
    すると共に上記ヒータ制御回路に加熱停止信号を出力
    し、その後の上記扉スイッチの扉閉止信号に基づき上記
    ポンプ制御回路にポンプ駆動信号を出力すると共に上記
    ヒータ制御回路に加熱信号を出力することを特徴とする
    請求項1又は3のいずれか記載の食器洗浄乾燥機。
  5. 【請求項5】 上記扉の開閉で動作する扉スイッチを備
    え、上記乾燥制御手段は上記乾燥工程中に上記扉スイッ
    チの扉開放信号に基づき上記ポンプ制御回路にポンプ停
    止信号を出力すると共に上記ヒータ制御回路に加熱停止
    信号を出力し、その後の上記扉スイッチの扉閉止信号に
    基づき上記ポンプ制御回路にポンプ駆動信号を出力する
    と共に上記ヒータ制御回路に加熱信号を出力することを
    特徴とする請求項2又は3のいずれか記載の食器洗浄乾
    燥機。
  6. 【請求項6】 上記一時停止と再スタートを行わせるた
    めのスタート/一時停止スイッチとを備え、上記洗浄・
    乾燥制御手段は上記洗浄工程中又は乾燥工程中に上記ス
    タート/一時停止スイッチの一時停止信号に基づき上記
    ポンプ制御回路にポンプ停止信号を出力すると共に上記
    ヒータ制御回路に加熱停止信号を出力し、その後の押圧
    操作による上記スタート/一時停止スイッチの再スター
    ト信号に基づき上記ポンプ制御回路にポンプ駆動信号を
    出力すると共に上記ヒータ制御回路に加熱信号を出力す
    ることを特徴とする請求項1又は3のいずれか記載の食
    器洗浄乾燥機。
  7. 【請求項7】 上記一時停止と再スタートを行わせるた
    めのスタート/一時停止スイッチとを備え、上記乾燥制
    御手段は上記乾燥工程中に上記スタート/一時停止スイ
    ッチの一時停止信号に基づき上記ポンプ制御回路にポン
    プ停止信号を出力すると共に上記ヒータ制御回路に加熱
    停止信号を出力し、その後の押圧操作による上記スター
    ト/一時停止スイッチの再スタート信号に基づき上記ポ
    ンプ制御回路にポンプ駆動信号を出力すると共に上記ヒ
    ータ制御回路に加熱信号を出力することを特徴とする請
    求項2又は3のいずれか記載の食器洗浄乾燥機。
  8. 【請求項8】 警告音を発する警報手段を備え、上記洗
    浄・乾燥制御手段は上記洗浄工程中又上記乾燥工程中に
    上記扉スイッチの扉開放信号又は上記スタート/一時停
    止スイッチの一時停止信号を受けてカウントを開始し、
    カウントした所定時間中に上記扉スイッチの扉閉止信号
    又は上記スタート/一時停止スイッチの再スタート信号
    を受け取らない時に上記警報手段に警報信号を出力する
    ことを特徴とする請求項4又は6のいずれか記載の食器
    洗浄乾燥機。
  9. 【請求項9】 警告音を発する警報手段を備え、上記乾
    燥制御手段は上記乾燥工程中に上記扉スイッチの扉開放
    信号又は上記スタート/一時停止スイッチの一時停止信
    号を受けてカウントを開始し、カウントした所定時間中
    に上記扉スイッチの扉閉止信号又は上記スタート/一時
    停止スイッチの再スタート信号を受け取らない時に上記
    警報手段に警報信号を出力することを特徴とする請求項
    5又は7のいずれか記載の食器洗浄乾燥機。
  10. 【請求項10】 上記洗浄・乾燥制御手段は上記警報手
    段に警報信号を出力してからカウントを開始し、カウン
    トした所定時間中に上記扉スイッチの扉閉止信号又は上
    記スタート/一時停止スイッチの再スタート信号を受け
    取らない時に上記ポンプ制御回路にポンプ停止信号を出
    力し、上記ヒータ制御回路に加熱停止信号を出力するす
    ると共に上記排水弁制御回路に弁開放信号を出力するこ
    とを特徴とする請求項8記載の食器洗浄乾燥機。
  11. 【請求項11】 上記乾燥制御手段は上記警報手段に警
    報信号を出力してからカウントを開始し、カウントした
    所定時間中に上記扉スイッチの扉閉止信号又は上記スタ
    ート/一時停止スイッチの再スタート信号を受け取らな
    い時に上記ポンプ制御回路にポンプ停止信号を出力し、
    上記ヒータ制御回路に加熱停止信号を出力すると共に上
    記排水弁制御回路に弁開放信号を出力することを特徴と
    する請求項9記載の食器洗浄乾燥機。
  12. 【請求項12】 上記洗浄・乾燥制御手段は、検査を行
    わせるための検査スイッチのオン信号に基づき上記給水
    弁制御回路に少なくとも一回の弁開放信号と弁閉止信号
    を出力し、上記排水弁制御回路に少なくとも一回の弁開
    放信号と弁閉止信号を出力し、上記ポンプ制御回路にポ
    ンプ駆動信号を所定時間出力し、上記ヒータ制御回路に
    加熱信号を所定時間出力し、上記警報手段に警報信号を
    所定時間出力する組立ライン検査用制御手段を備えたこ
    とを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6、7、
    8、9、10又は11のいずれか記載の食器洗浄乾燥
    機。
JP17875495A 1995-07-14 1995-07-14 食器洗浄乾燥機 Pending JPH0928652A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17875495A JPH0928652A (ja) 1995-07-14 1995-07-14 食器洗浄乾燥機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17875495A JPH0928652A (ja) 1995-07-14 1995-07-14 食器洗浄乾燥機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0928652A true JPH0928652A (ja) 1997-02-04

Family

ID=16054018

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17875495A Pending JPH0928652A (ja) 1995-07-14 1995-07-14 食器洗浄乾燥機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0928652A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005334037A (ja) * 2004-05-24 2005-12-08 Toshiba Corp 洗濯機
JP2017153835A (ja) * 2016-03-04 2017-09-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 洗濯機

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005334037A (ja) * 2004-05-24 2005-12-08 Toshiba Corp 洗濯機
JP2017153835A (ja) * 2016-03-04 2017-09-07 パナソニックIpマネジメント株式会社 洗濯機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05285085A (ja) 食器洗浄機
EP1236824B1 (en) Drum type washing machine
JP3429424B2 (ja) 食器洗浄器
JPH0928652A (ja) 食器洗浄乾燥機
JPH07338A (ja) 食器洗い乾燥機
JP3500092B2 (ja) 食器洗い機
JP3293256B2 (ja) 食器洗い機
JPH0938602A (ja) 洗浄機
JP3197800B2 (ja) 洗浄機の稼働方法
JP2001057957A (ja) 食器洗い機
JPH09135802A (ja) 食器洗浄機
JP2736582B2 (ja) 食器洗浄機のための電気制御装置
JP4636621B2 (ja) 食器洗い機
JPH0646455Y2 (ja) 食器洗浄機
JP2808207B2 (ja) 食器洗浄機
KR960010939B1 (ko) 식기세척기의 가열에러 감지 방법
JP3505473B2 (ja) 食器洗い機
KR970005834B1 (ko) 식기세척기의 압력제거방법
JPH05220083A (ja) 食器洗浄機
JPH0316549A (ja) 食器洗い機の残水凍結防止装置
JP3345029B2 (ja) 食器洗い機
JPH11346982A (ja) 食器洗浄機
JP3269006B2 (ja) 食器洗い機
JPH06178750A (ja) 食器洗浄機
KR100211261B1 (ko) 식기세척기의 건조장치 및 방법