JP2005332607A - グロメット一体型モールドハーネス及びその製造方法並びにこのグロメット一体型モールドハーネス搭載の自動車 - Google Patents
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Abstract
自動車などに配索されるワイヤハーネスにグロメットを一体成形したグロメット一体型モールドハーネスを提供すること。
【解決手段】
電線Wの被覆材の外周面にグロメット14がモールド成形により一体的に形成されてなるものであって、前記グロメット14は電線Wの軸方向に漸次大径となるグロメット本体16の小径側若しくは大径側端面に該電線Wの電線被覆材を覆う基部から先端に向けて漸次小径となる錐形状の薄肉突起部18が形成されている。
【選択図】図1
Description
ば自動車に配索されるワイヤハーネスにグロメットのような外装部品が一体的に
取り付けられたグロメット一体型モールドハーネス及びその製造方法並びにこの
グロメット一体型モールドハーネスが搭載された自動車に関する。
るような場合には、そのワイヤハーネスにグロメットのような外装部品を装着し、
エンジンルームと車室とを仕切る車体パネルの貫通穴にそのグロメットを嵌め込
むことにより貫通穴を通るワイヤハーネスの保護、あるいはエンジンルーム側か
らの車室への防水、防塵、遮音等を図ることが行われている。
2003−125521号公報に示されるようにワイヤハーネスとは別体のもの
として製造し、このグロメットに電線あるいはワイヤハーネスを通し、電線の外
周面にグロメットの電線方向に延設されるベロ部をテープ巻きする等により固定
した上でこのグロメットを車体パネルの貫通穴に嵌め込むようなことが行われて
いる。
体成形されたものも、例えば、実開昭60−67615号公報、特開平7−24
9338号公報、特開平7−249338公報、特開平10−321069号公
報、特開平11−167834号公報、特開2001−6467号公報などによ
り知られている。
製造し、これに電線を通してテープ巻きしたようなものは、車体パネルの貫通穴
に嵌め込む作業などにおいて電線が引っ張られた時にグロメットと電線との間の
固着力が低いためにグロメットが電線から外れてしまうことがある。また、ある
いは自動車の走行中に過大な振動によって電線が引っ張られたり、グロメットに
負荷が掛かったりしてグロメットから電線が外れるということも起こり得る。
たものでは、例えば、図9に示したように、電線Wの軸線方向に漸次大径となる
グロメット本体92の小径側端面に外径寸法10mm程度の厚肉の小径軸部94
を設けたものが知られている。このような形態のものだと、電線Wが引っ張られ
た時にグロメット90の小径軸部94に圧縮応力が働かないか、働いたとしても
小さいため、電線Wとグロメット90との接合界面が破壊されて、電線Wがグロ
メット90から抜けてズレ動く状態になってしまうという問題がある。
ット本体102を全体に薄肉状とし、その小径側端面に形成される厚肉の小径軸
部104で電線Wがモールドされたものである。このような形態のものは、グロ
メット本体72を薄肉としたことによりグロメット100の軽量化、材料コスト
の低減が図れるが、やはり電線Wの引張りには弱く、電線Wがグロメット100
から外れてしまうという問題は残されている。
脂が用いられ、グロメット側はゴムあるいはポリ塩化ビニル(PVC)やポリス
チレン系のエストラマーが用いられている。インサートモールド成形に際しては
金型にワイヤハーネスをセットし、その周りにこれらのグロメット材料を注入し
て一体的に成形するものである。このような材料関係のものでは、PVC電線と
グロメットとの間の固着力が低く、接着強度が足りないという問題もあった。
トモールド成形により一体的に装着されるグロメットの形態に工夫を凝らすこと
により電線とグロメットとの間の固着力・接着強度を高め、また電線の引張りに
対してグロメットが高い締付け力を発揮することのできるグロメット一体型のモ
ールドハーネスを提供することにある。
取り付けできるグロメット一体型モールドハーネスの製造方法を提供すること、
そしてこのようなグロメット一体型モールドハーネスが搭載された自動車を提供
することにある。これによりグロメット一体型モールドハーネスの加工コスト並
びに車体へのワイヤハーネスの配索作業コストの低廉化、更には自動車へ搭載し
た時に自動車の軽量化並びに高強度、耐振動性の改善による信頼性の向上をも図
らんとするものである。
は、請求項1に記載のように、電線被覆材の外周面にグロメットがモールド成形
により一体的に形成されてなるものであって、前記グロメットは電線の軸方向に
漸次大径となるグロメット本体の小径側若しくは大径側端面に該電線の電線被覆
材を覆う基部から先端に向けて漸次小径となる錐形状の薄肉突起部が形成されて
なることを要旨とする。
に、前記グロメットには、前記薄肉突起部に代えて肉厚0.05mm〜1.5m
m、長さ1mm以上の薄皮はみ出し部が前記電線被覆材を覆うように形成されて
なることを要旨とする。
載のように、前記グロメットのグロメット本体に形成される薄肉突起部が、該グ
ロメット本体の小径側と大径側の両方の端面に形成されていることを要旨とす
る。
電線被覆材はポリオレフィン系樹脂であるポリエチレン、ポリプロピレン、プロ
ピレンを主成分とするプロピレン−エチレンブロック共重合体、プロピレン−エ
チレンランダム共重合体、プロピレン/エチレン−プロピレンブロック共重合体
より選択された1種又は2種以上の混合物からなり、前記グロメットの材料は、
熱可塑性エストラマであるスチレン−ブタジエン系、スチレン−イソプレン系、
スチレン−エチレン−ブチレン−スチレン系、スチレン−エチレン−プロピレン
−スチレン系、オレフィン系、ポリエステル系より選択された1種又は2種以上
の混合物からなるものであることが望ましい。
5に記載のように、前記請求項1ないし4に記載のグロメット一体型モールドハ
ーネスを製造するに際し、前記被覆電線をグロメット1個取りの上型と下型とか
らなるハンディタイプの金型のパーティング面に形成されるワイヤハーネス貫挿
溝にセットし、該ワイヤーハーネス貫挿溝の途中部位に形成されるそのグロメッ
ト形状のキャビティ内に熱可塑性エラストマを注入し、前記被覆電線の外周面に
熱可塑性エストラマによるグロメットを一体成形するようにしたことを要旨とす
る。
ハーネス、若しくは請求項5に記載の製造方法により製造されたグロメット一体
型モールドハーネスが搭載された自動車を要旨とする。
サートモールド成形により電線被覆材の外周面にグロメットが一体的に設けられ
たものであるから電線被覆材とグロメットとの固着力・接着力が高く、自動車へ
の配索時あるいは高振動での使用状態においても外れることなく安定して使用で
きる。しかもグロメット本体の小径側若しくは大径側端面に基部から先端に向け
て漸次小径となる錐形状の薄肉突起部が設けられていることにより電線に引張り
力が働いた時にその錐形状の薄肉突起部に電線を締め付ける圧縮応力が働いて電
線とグロメットとの固着力・接合強度が高められ、電線が不用意にグロメットか
ら外れることが回避され自動車へのワイヤーハーネスの配索作業や使用状態など
においての信頼性が得られることになる。
れたものでも電線の引張りに対してその薄皮はみ出し部に圧縮応力が働いて電線
とグロメットとの間の接合強度が高められ、安定使用が図られることになる。
グロメット本体に形成される薄肉突起部がそのグロメット本体の小径側と大径側
の両方の端面に形成されたものでは、どちら方向の電線の引張りに対しても薄肉
突起部に圧縮応力が掛かって電線とグロメットとの接合強度が高められる。また
その分グロメット本体を薄型とすることができるので材料コストの低減が図れ、
また自動車へのワイヤハーネスの配索時に数多くのグロメットが用いられる場合
などには自動車の軽量化にも寄与できるという利点も少なからずある。
被覆材がオレフィン系樹脂である、ポリエチレン、ポリプロピレン、プロピレン
を主成分とするプロピレン−エチレンブロック共重合体、プロピレン−エチレン
ランダム共重合体、プロピレン/エチレン−プロピレンブロック共重合体より選
択された材料からなり、またグロメットの材料が、スチレン−ブタジエン系、ス
チレン−イソプレン系、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレン系、スチレン
−エチレン−プロピレン−スチレン系、オレフィン系、ポリエステル系より選択
された材料からなるものであれば、電線被覆材にハロゲン成分を含まないオレフ
ィン系樹脂が用いられていることにより自動車の火災時や電気電子機器の焼却廃
棄時などに大気汚染となる有害なハロゲン系ガスを放出しないことはもとより、
グロメットと電線被覆材とのインサートモールド成形による一層強固な固着力・
接着力が得られることになる。
ドハーネスを製造するに際し、被覆電線をグロメット1個取りの上型と下型とか
らなるハンディタイプの金型のパーティング面に形成されるワイヤハーネス貫挿
溝にセットし、該ワイヤーハーネス貫挿溝の途中部位に形成されるそのグロメッ
ト形状のキャビティ内に熱可塑性エラストマを注入し、前記被覆電線の外周面に
熱可塑性エストラマによるグロメットを一体成形するようにして製造すれば、例
えば自動車へのワイヤハーネスの配索作業においてその作業現場での組付け(ア
センブル)も可能となるし、予め図板上でワイヤハーネスを配索して電線端末に
コネクタ端子を接続する等の作業においてその図板上でワイヤハーネスに外装部
品をモールド成形することも可能となるものである。したがって製造工程の簡略
化が図れるなどの利点がある。
ることにより自動車の軽量化が図れるばかりでなく、組付けが容易簡略化されて
作業時間の短縮、並びに作業コストの低廉化に寄与し、更には外装部品と電線被
覆材との接合強度、耐振動性の向上により自動車への信頼性も高まることになる。
(a)は、本発明の第1の実施形態に係るグロメット一体型モールドハーネスの
外観形態を示している。この図1(a)に示されるグロメット一体型モールドハ
ーネス10は、電線Wの被覆材の外周面に外装部品としてのグロメット14が金
型インサートモールド成形により一体的に装着されたものである。
なる拡径部16aと、該拡径部16aの小径側に連続した厚肉の小径軸部16b
とによりグロメット本体16が構成され、該グロメット本体16の拡径部16a
側の端面に薄肉突起部18が形成されている。
ット一体型モールドハーネスの外観形態を示したものである。図示されるように、
この従来型のグロメット一体型モールドハーネス80も図1(a)に示した本発
明品と同様に、電線Wの軸線方向に漸次大径となる拡径部16aと、該拡径部1
6aの小径側に連続した厚肉の小径軸部16bとによりグロメット本体16が構
成されるものであるが、本発明品と違ってグロメット本体16の拡径部16a側
の端面には薄肉突起部18が形成されていない。
と、図1(b)の従来型モールド品80とを比較した時に、電線Wに図中矢印A
方向への引張り力が働いたとすると、本発明品によれば、図1(a)に示したよ
うに、グロメット本体16の大径側端面に形成される薄肉突起部18に電線Wを
締め付ける圧縮応力が働いて電線Wとグロメット14との間の固着力・接着(破
壊)強度が高められることが判った。
に薄肉突起部18が設けられていない分、厚肉の小径軸部は軸方向に一定の肉厚
をしているため、電線Wの引張りに対する圧縮応力が働かないか、働いたとして
も小さく、図1(a)の本発明に較べて電線Wとグロメット14’との間の固着
力・接着強度がそれ程高くはならなかった。
の外周面には嵌合溝20が周設形成され、この嵌合溝20が車体パネルPの貫通
穴に22に嵌着されることで取り付けられるようになっている。その他、図1
(a),(b)を比較して同一の構成部分については同一の符号を付して説明し
た。
脂による電線被覆材が被覆されているが、必ずしもオレフィン系樹脂に限らず、
従来のPVC樹脂であっても構わない。ただ、後述するようにグロメット材料の
熱可塑性エストラマとの接合強度を考えるとオレフィン系樹脂が好ましい。その
オレフィン系樹脂としては、前述したように、ポリエチレン系、ポリプロピレン
系などの各種のオレフィン系樹脂が含まれる。ここに、ポリプロピレン系樹脂と
は、プロピレンの重合体、プロピレンを主体とする重合体であって、分子構造中
にハロゲン元素を含まないものを言う。これら重合体の構造としては、単独重合
体、ランダム重合体、交互重合体、ブロック重合体であっても良く、特に限定さ
れるものではない。
プロピレン−エチレンブロック共重合体、プロピレン−エチレンランダム共重合
体、プロピレン/エチレン−プロピレンブロック共重合体等が挙げられる。尚、
これらは1種又は2種以上混合して用いても良く、特に限定されるものではない。
また、プロピレン系樹脂としては、加工性、押出成形性等を向上させる観点から、
JIS K 6758に準拠して測定(温度 230℃、加重2.16kg下で
測定)したメルトフローレイト(以下「MFR」と言う)が0.1g〜5g/1
0分の範囲にあるものが好ましい。
として配合される金属水和物は、ハロゲン元素を含まない水酸化マグネシウム、
水酸化アルミニウム、水酸化カルシウム等が好適なものとして挙げられる。中で
も、水酸化マグネシウムの分解温度が360℃近辺と高いことから好適である。
これらの金属水和物の平均粒径としては、耐摩耗性等の機械的特性をより向上さ
せる観点から、0.1〜20μmのものを用いることが好ましい。この際、ポリ
マー中への分散性やポリマーとの反応性を高める観点から、金属水和物の粒子表
面は、アミノシラン、ビニルシラン、エポキシシラン、メタクリロキシシラン等
のシランカップリング剤又はステアリング酸、オレイン酸等の高級脂肪酸等で表
面処理されていても良い。
エン系、スチレン−イソプレン系、スチレン−エチレン−ブタジエン系、オレフ
ィン系、ポリエステル系、ポリウレタン系、ポリ塩化ビニル系(PVC)、ポリ
アミド系、ふっ素ゴム系などの各種の熱可塑性エストラマが挙げられるが、その
中でも特に燃焼時の環境汚染の問題を考慮すれば、PVC系、ふっ素ゴム系は避
けた方が良い。またポリウレタン系やポリアミド系はオレフィン系樹脂被覆材と
の相溶性が良くないので避けた方が良い。
ム状弾性を示すソフトセグメントとその分子構造中に備えていることから、加熱
により軟化し、外力によって塑性変形するが、常温付近でゴム状弾性を示すとい
う性質を有しているものである。特にスチレン系熱可塑性エストラマはハードセ
グメントとしてのスチレン系樹脂と、ソフトセグメントとしてのゴム系樹脂との
共重合体であって、分子構造中にハロゲン成分を含んでいない。
ポリm−メチルスチレン、ポリp−メチルスチレン、ポリα−メチルスチレン、
ポリβ−メチルスチレン、ポリジメチルスチレン、ポリトリメチルスチレン等が
挙げられ、ソフトセグメントとして、ポリブタジエン、エチレン−プロピレン共
重合体、エチレン−プロピレン−ジエン三元共重合体、ポリイソプレン、ブタジ
エン−イソプレン共重合体、水素添加スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレ
ン共重合体、水素添加スチレン−エチレン−プロピレン−スチレン共重合体等が
挙げられる。尚、これらからなるスチレン系熱可塑性エストラマは1種又は2種
以上混合して用いても良く、特に限定されるものではない。
外観形態を示している。この図2に示されるグロメット一体型モールドハーネス
30も図1(a)に示されたものと同様、電線Wの被覆材の外周面に外装部品と
してのグロメット34が金型インサートモールド成形により一体的に装着された
ものであるが、この図2に示したものは、グロメット34のグロメット本体36
が拡径部36aのみからなり、その小径側端面と大径側端面にそれぞれ薄肉突起
部38a,38bが形成されている。
線Wに図中矢印A方向への引張り力が働いたとすると、グロメット本体36の大
径側端面の薄肉突起部38bに電線Wを締め付ける圧縮応力が働き、逆に矢印B
方向への引張り力が働いたとすれば、今度はグロメット本体36の小径側端面の
薄肉突起部38aに電線Wを締め付ける圧縮応力が働いていずれの方向への引張
りに対しても電線Wとグロメット34との間の固着力・接着強度が高められるこ
ととなる。
への配索作業現場などにおいて簡便に製作できるハンディタイプのグロメット成
形金型を示したものである。このグロメット成形金型40は、ヒンジ42を介し
て上型44と下型46とが開閉可能に設けられ、上型44と下型46との分割面
(パーティングライン面)にはそれぞれ、半割状のワイヤーハーネス貫挿溝48
a,48bが形成されると共に、そのワイヤーハーネス貫挿溝48a,48bの
途中にグロメット形状に対応した同じく半割状のグロメット成形用キャビティ5
0a,50bがそれぞれ形成されている。このキャビティ50a,50bの容量
はグロメット形状からおおむね20cc程度のものである。
取り付けられ、キャビティ50a,50bに注入された溶融状態の熱可塑性エス
トラマはこの放熱板44による吸熱・放散効果により速やかに温度を下げて凝固
(固化)されるものである。
ールドハーネス30を製造するに際しては、その金型を開いた状態で下型46の
ワイヤーハーネス貫挿溝48bにオレフィン樹脂被覆電線Wを挿着(セット)し、
上型44を閉じる。そして図示しないゲートより溶融状態の熱可塑性エストラマ
を上型44と下型46とにより形成されるグロメット成形用キャビティ50a,
50b内に注入する。このキャビティ50a,50b内に注入された熱可塑性エ
ストラマは速やかに熱放散が行なわれて電線被覆材の外周面に凝結固化されるか
ら、金型を開いてその電線被覆材にグロメット34が一体的に形成されたグロメ
ット一体型モールドハーネス30を取り出せば良いことになる。
ラマが充填されるように、グロメット本体36の小径部側の薄肉突起部38aよ
り熱可塑性エストラマがキャビティ50a,50b内に注入されるように配慮さ
れている。これにより熱可塑性エストラマのキャビティ50a,50b全体に亘
っての充填性が良く、また熱の流れからして電線被覆材とグロメット34との熱
溶着性も良くなり、接合強度の高いものが得られる。しかもこのように熱可塑性
エストラマの充填性が良くなることにより金型40の射出(注入)圧力の低減を
図ることもでき、ハンディタイプの金型の更なる小型化も可能となるものである。
しては、電線Wをグロメット34の小径側あるいは大径側より車体パネルPの貫
通穴22に通し、グロメット本体36の大径側端面を車体パネルPに押圧し、弾
性力により嵌合溝20に嵌め込むことにより装着されるものである。
6の電線W方向の厚さが9.0mm、外径19.0mm、薄肉突起部38a,3
8bの基端部の外径が数mm、長さ5mm程度、先端部が大体電線Wと略同一径
としたものであるが、この実施形態品で射出圧力は15MPaとし、接着強度を
高めるため金型にガスケットを多用し、射出成形性を高めている。また樹脂温度
も従来180〜200℃であったものを250℃〜270℃と高くしている。そ
してこのように高温の樹脂が電線Wにまわりやすい金型構造とし、高温低圧力成
型を可能としている。
外観形態を示している。この図5に示されるグロメット一体型モールドハーネス
60のグロメット64は、図1(a)に示したグロメット10と同様、グロメッ
ト本体66が電線Wの軸線方向に漸次大径となる拡径部66aと、該拡径部66
aの小径側に連続した厚肉の小径軸部66bとにより構成されるが、そのグロメ
ット本体66の小径軸部66b側、及び拡径部66a側端面のいずれにも薄肉突
起部38a,38bは形成されておらず、代りに肉厚0.28mmt、長さ5m
mの薄皮はみ出し部68a,68bが形成されている。
例えば、電線Wに図中矢印A方向への引張り力が働いたときには、グロメット本
体66の小径側端面の薄皮はみ出し部68aに電線Wを締め付ける圧縮応力が働
き、逆に矢印B方向への引張り力が働いたときには、グロメット本体の66の大
径側端面の薄皮はみ出し部68bに電線Wを締め付ける圧縮応力が働いていずれ
の方向への引張りに対しても電線Wとグロメット64との間の固着力・接着強度
が高められるものである。
トとの相溶性について各種の実験を行ったのでそれについて説明する。電線被覆
材の材料としては、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、エチレン
−アクリル酸エチル共重合体(EEA)、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EV
A)、ポリ塩化ビニル(PVC)の各種材料を選択した。一方、グロメット(外
装)材料としては、スチレン系(SBS)、スチレン系(SIS)、スチレン系
(SEBS)、オレフィン系、塩化ビニル系、ウレタン系の各種材料を選択した。
ロメット材料を付着させて、これを剥がしたとき凝集剥離の起きるものを相溶性
あり(○印)、界面剥離の起きるものを相溶性なし(×印)、判断の難しかった
ものを△印として判定した。その結果を表1に示す。
は、スチレン系のSBS,SIS,SEBS及びオレフィン系の熱可塑性エスト
ラマが好適に用いられることがわかった。そしてPVCの電線被覆材に対しては、
スチレン系及びオレフィン系の熱可塑性エストラマは不適であることもわかっ
た。
ものとで破壊強度試験により比較を行った結果を示したものである。テープ巻き
のものは、1.5mm径のPVC電線に別部材として製作したポリスチレン系エ
ストラマによるグロメットを装着し19mm長のベロ部から40mm程テープ巻
きしたものである。また、グロメット一体型のものは、図1(b)に示した従来
型の、グロメット本体16が拡径部16aと小径軸部16bとからなるものを用
い、1.5mm径のポリオレフィン系電線に接合部(グロメット本体16の電線
W方向の長さ)が15mm長に亘るポリスチレン(SEBS)系エストラマのグ
ロメットをインサートモールド成形により一体的に射出成形したものである。
メット本体16の大径側面がテーブル70面に支持された状態で電線Wの一端を
チャック部材72により把持し、チャック部材52に引張り荷重を負加すること
により電線Wとグロメット14との接合面の破壊強度を測定するものである。図
6において、横軸に電線の変位量(mm)を採り、縦軸に接合強度(N)を採っ
ている。
定強度)にすぎなかったものが、従来型ではあるがグロメット一体型のものは、
最大100N以上の接合強度が得られ、良好な結果が得られた。そしてこれによ
りインサートモールド成形品、特にポリオレフィン系電線とポリスチレン系エス
トラマとの組合せが好ましいことが確認された。ただ、この従来型のモールド品
でも接合強度の値としては充分ではない。
てグロメット形状の依存性についての試験を行った。サンプルは、本発明品にお
いては図1(a)に示したグロメット本体の片側に基部の肉厚が7mm以下で先
端に向けて漸次小径となる錐形状の薄肉突起部が設けられたもの、図2に示した
グロメット本体の両側に基部の肉厚が7mm以下で先端に向けて漸次小径となる
錐形状の薄肉突起部が設けられたもの、そして図5に示したグロメット本体に薄
肉突起部に代えて薄皮はみ出し部が設けられたものを各種作製し、これを図1
(b)に示した従来型のモールド品、あるいは図示しないがテープ巻き品との間
で評価したものである。総合評価の評価基準は接合強度100N未満を(×印)、
100N以上〜125N未満を(△印)、125N以上を(○印)として判定し
た。次の表2にその結果を示す。
ト本体の小径側端面の薄肉突起部の長さをy1mm、グロメット本体16の大径
側端面の薄肉突起部の長さをy2mmとして、グロメットと電線Wとの有効接合
長さ(x+y2)と接合(破壊)強度との関係を前述の破壊強度試験機を用いて
行った。材料は、テープ巻き品の場合はPVC電線にポリスチレン系エストラマ
のグロメット、図1(b)従来型モールド品と、図1(a)、図2、図5に示し
た本発明モールド品はいずれもオレフィン系のポリプロピレン樹脂による電線と
ポリスチレン系エストラマのグロメットとしている。
電線との有効接合長さが増すほど接合(破壊)強度が高くなっている。それに対
してテープ巻き品は極端にグロメットと電線との間の接合強度が低いことがわか
るが、従来型モールド品の場合も本発明品に較べると接合(破壊)強度が低くな
っている。また、本発明品の実施例1〜3、あるいは実施例4〜6を比較すれば
わかるように、グロメット本体長さが同じであるときには薄肉突起部を長くした
方が接合強度が高い傾向にあることもはっきりした。さらに薄皮はみ出し部を代
りに設けたものでも薄肉突起部を設けたものと同様な効果が得られることも確認
された。
さ(x+y2)mm、縦軸に接合(破壊)強度Nとした場合、グロメット−電線
間の接合長さが増すにつれて略直線的にグロメット−電線間の接合強度Nも増大
することがはっきりした。この時の近似線は、グロメット−電線間の有効接合長
さX(mm)、接合(破壊)強度をY(N)とすると、Y=3.5X+62で表
される。したがってこのことより、グロメット本体の電線W軸方向の厚みをそれ
程分厚くしなくともグロメット本体の小径側・大径側に設けられる薄肉突起部の
長さを確保することによりグロメット本体は比較的薄肉であっても接合強度が確
保されると言える。
大径側に薄肉突起部を設けたことによりグロメットそのものの重量を軽減し、材
料コストの低減にもなるものである。
に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が
可能である。例えば、上記実施例においては、電線被覆材への外装部品のインサ
ート成型を自動車へのワイヤハーネスの配索作業現場において直接行なう場合に
ついて説明したが、そうではなく例えば、図板を用いて図板上で予めワイヤハー
ネスの配索、電線端末への端子の取付け、コネクタへの接続等を行う作業の場合
にもそのワイヤハーネスの途中部位の適所に予め外装部品を装着したいような場
合にも適用できるものである。
W 電線
14 グロメット
16 グロメット本体
18 薄肉突起部
30 グロメット一体型モールドハーネス(第2実施形態)
34 グロメット
36 グロメット本体
38a,38b 薄肉突起部
60 グロメット一体型モールドハーネス(第3実施形態)
64 グロメット
66 グロメット本体
68a,68b 薄皮はみ出し部
Claims (6)
- 電線被覆材の外周面にグロメットがモールド成形により一体的に形成されてな
るものであって、前記グロメットは電線の軸方向に漸次大径となるグロメット本
体の小径側若しくは大径側端面に該電線の電線被覆材を覆う基部から先端に向け
て漸次小径となる錐形状の薄肉突起部が形成されてなることを特徴とするグロメ
ット一体型モールドハーネス。 - 前記グロメットには、前記薄肉突起部に代えて肉厚0.05mm〜1.5mm、
長さ1mm以上の薄皮はみ出し部が前記電線被覆材を覆うように形成されてなる
ことを特徴とする請求項1に記載のグロメット一体型モールドハーネス。 - 前記グロメットのグロメット本体に形成される薄肉突起部が、該グロメット本
体の小径側と大径側の両方の端面に形成されていることを特徴とする請求項1に
記載のグロメット一体型モールドハーネス。 - 前記電線被覆材は、ポリオレフィン系樹脂であるポリエチレン、ポリプロピレ
ン、プロピレンを主成分とするプロピレン−エチレンブロック共重合体、プロピ
レン−エチレンランダム共重合体、プロピレン/エチレン−プロピレンブロック
共重合体より選択された1種又は2種以上の混合物からなり、前記グロメットの
材料は、熱可塑性エストラマであるスチレン−ブタジエン系、スチレン−イソプ
レン系、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレン系、スチレン−エチレン−プ
ロピレン−スチレン系、オレフィン系、ポリエステル系より選択された1種又は
2種以上の混合物からなることを特徴とする請求項1ないし3に記載のグロメッ
ト一体型モールドハーネス。 - 前記請求項1ないし4に記載のグロメット一体型モールドハーネスを製造する
に際し、前記被覆電線をグロメット1個取りの上型と下型とからなるハンディタ
イプの金型のパーティング面に形成されるワイヤハーネス貫挿溝にセットし、該
ワイヤーハーネス貫挿溝の途中部位に形成されるそのグロメット形状のキャビテ
ィ内に熱可塑性エラストマを注入し、前記被覆電線の外周面に熱可塑性エストラ
マによるグロメットを一体成形するようにしたことを特徴とするグロメット一体
型モールドハーネスの製造方法。 - 請求項1ないし4に記載のグロメット一体型モールドハーネス、若しくは請求
項5に記載の製造方法により製造されたグロメット一体型モールドハーネスが搭
載された自動車。
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