JP2008271731A - グロメットおよび該グロメットの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】グロメット内に挿通する電線群を容易かつ確実に線間止水する。
【解決手段】ワイヤハーネスを構成する電線群の止水処理部分を内部に挿通しているグロメットにおいて、前記止水処理部分では、前記電線群を構成する各電線をそれぞれ、一部を切り欠いて開口した円環形状の可撓性を有するスペーサ部品の内部に密着して収容し、前記スペーサ部品により確保された隣接する電線との間隙に、モールド樹脂が充填されていることを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】ワイヤハーネスを構成する電線群の止水処理部分を内部に挿通しているグロメットにおいて、前記止水処理部分では、前記電線群を構成する各電線をそれぞれ、一部を切り欠いて開口した円環形状の可撓性を有するスペーサ部品の内部に密着して収容し、前記スペーサ部品により確保された隣接する電線との間隙に、モールド樹脂が充填されていることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、パネル貫通穴に挿通して配索するワイヤハーネスに外装されて、該貫通穴に嵌合して取り付けるグロメットおよび該グロメットの製造方法に関し、グロメット内部に保持したワイヤハーネスの電線間止水を確実に行えるようにするものである。
例えば、自動車の室内とエンジンルーム等を仕切る車体パネルPには、図7に示すように、ワイヤハーネスW/Hを挿通する貫通穴Hが形成されており、該貫通穴HにはエンジンルームXからの水が室内Y側に浸入しないようにグロメット1を取り付けている。(特開平11−136834号参照)
前記グロメット1は通常、電線を挿通する小径筒部1aと、該小径筒部1aに連続し、その外周面に車体パネルPの貫通孔Hの開口端に嵌合する嵌合溝1cを設けた拡径部1bとで構成され、前記小径筒部1aの内周面に電線群Wの外周面を密着させて止水を図っている。
前記のように止水すると、浸水領域からの浸水防止を図ることができるが、浸水状態が激しいと、グロメットに挿通保持させた電線群の電線間の間隙を浸入した水が毛細管現象によって伝い、エンジンルーム等から室内に浸水が生じる恐れがある。この毛細管現象による浸水も確実に防止するため、電線をモールドして、電線間の隙間に樹脂を充填する場合がある。
前記樹脂モールドする場合、粘度を有するモールド樹脂は密着した電線間の狭い隙間に流し込むことは困難であり、モールド樹脂が充填されない空隙が残りやすい問題がある。
前記樹脂モールドする場合、粘度を有するモールド樹脂は密着した電線間の狭い隙間に流し込むことは困難であり、モールド樹脂が充填されない空隙が残りやすい問題がある。
前記問題に対して、例えば、前記特許文献1では、図7に示すように、グロメット1の内部に挿通されるワイヤハーネスW/Hを構成する電線の外被2を除去することにより、隣接する電線間に比較的大きな間隙3を形成し、この間隙3にモールド樹脂4を充填して止水することが提案されている。
また、特開平10−321069号(特許文献2)では、図8(A)〜(C)に示すように、グロメット5の小径筒部5aの少なくとも一部に、電線wの間隔をあけて並列させてインサートモールドしてグロメット5を成形した部位を設けることにより、該インサートモールド箇所6では電線wの間に樹脂7が充填されて間隙を無くすことができるとされている。
しかしながら、前記特許文献1の手法では、芯線を露出させるため電線の曲がり等によってショートを起こす可能性がある。また、前記特許文献2の手法は、電線をモールド型にセットする作業が難しく、手間がかかる点に課題がある。
本発明は前記問題に鑑みてなされたもので、内部にワイヤハーネスを挿通しているグロメットおよび該グロメットの製造方法において、モールドする樹脂を電線間の隙間に確実に充填できるようにすることを課題としている。
前記課題を解決するために、本発明は、ワイヤハーネスを構成する電線群の止水処理部分を内部に挿通しているグロメットにおいて、
前記止水処理部分では、前記電線群を構成する各電線をそれぞれ、一部を切り欠いて開口した円環形状の可撓性を有するスペーサ部品の内部に密着して収容し、
前記スペーサ部品により確保された隣接する電線との間隙に、モールド樹脂が充填されていることを特徴とするグロメットを提供している。
前記止水処理部分では、前記電線群を構成する各電線をそれぞれ、一部を切り欠いて開口した円環形状の可撓性を有するスペーサ部品の内部に密着して収容し、
前記スペーサ部品により確保された隣接する電線との間隙に、モールド樹脂が充填されていることを特徴とするグロメットを提供している。
前記スペーサ部品は、電線同士の密着力に抗して間隙を確保できる程度の剛性と、大径のワイヤハーネスには前記切欠を押し広げて取り付けることができる程度の可撓性を備えるものとし、ナイロンやポリプロピレン等からなる樹脂成形品からなることが好ましい。
前記スペーサ部品を用いることにより、各電線間に比較的大きな間隙を形成できるため、各電線間の間隙に容易かつ確実にモールド樹脂を充填することができる。これにより、各電線間の間隙は、それぞれ長手方向の少なくとも1箇所で完全に分断されることになるため、水の伝わりを確実に堰き止めることができ、確実な止水を図ることができる。
また、前記スペーサ部品は、各電線に個別に取り付けるものであるため、電線への取り付けが容易であるうえ、取り付け位置にある程度の自由度があるため、作業性を向上できる。
また、前記スペーサ部品は、各電線に個別に取り付けるものであるため、電線への取り付けが容易であるうえ、取り付け位置にある程度の自由度があるため、作業性を向上できる。
前記スペーサ部品の切欠の周方向長さLは、電線群の中の最小径電線の直径Dに対して、1×D>L>0.2となる範囲内とし、かつ、
前記各電線の長さ方向におけるスペーサ部品の外嵌位置は、隣接する電線間でスペーサ部品同士が接触しない範囲とし、全電線に取り付けるスペーサ部品の長さ領域は10mm〜40mmの範囲内としていることが好ましい。
前記最小径電線は、自動車用ワイヤハーネスで用いられる一般的な電線の最小径電線を対象としている。
前記各電線の長さ方向におけるスペーサ部品の外嵌位置は、隣接する電線間でスペーサ部品同士が接触しない範囲とし、全電線に取り付けるスペーサ部品の長さ領域は10mm〜40mmの範囲内としていることが好ましい。
前記最小径電線は、自動車用ワイヤハーネスで用いられる一般的な電線の最小径電線を対象としている。
前記切欠の周方向長さLを、電線群の内の最小径電線の直径D未満としていることにより、最小径電線の外周の半分以上をスペーサ部品で外嵌できるため、最小径電線が切欠から脱落することを防止できる。また、最小径電線の直径Dの1/5より大きくしておくことで、該最小径電線より大きな径の汎用されてる電線も切欠から挿入可能となる。
前記切欠の周方向長さLは、切欠が広がり方向に撓む可撓性の程度および最大径電線のサイズに応じて設定される。
このように、スペーサ部品の切欠を電線径に応じて広げることで、スペーサ部品内に電線を密着させて収容可能となり、電線サイズが相違しても共用で用いることができる。
前記切欠の周方向長さLは、切欠が広がり方向に撓む可撓性の程度および最大径電線のサイズに応じて設定される。
このように、スペーサ部品の切欠を電線径に応じて広げることで、スペーサ部品内に電線を密着させて収容可能となり、電線サイズが相違しても共用で用いることができる。
また、前記スペーサ部品を、隣接する電線間でスペーサ部品同士が接触しないように外嵌することにより、電線間に無用に大きな間隙が形成されることを防止して、モールド樹脂の使用量を抑えることができる。また、電線長さ方向の同一箇所に複数のスペーサ部品が集中することを防止でき、スペーサ部品取り付け箇所のワイヤハーネス大径化を抑制できる。
スペーサ部品の取り付け箇所の長さ領域を10mm〜40mmの範囲内としているのは、グロメット内に装着する範囲で収めることができることによる。
スペーサ部品の取り付け箇所の長さ領域を10mm〜40mmの範囲内としているのは、グロメット内に装着する範囲で収めることができることによる。
本発明は、さらに、前記グロメットの製造方法であって、
前記各電線にスペーサ部品を取り付けた状態でモールド金型内に配線し、
前記モールド金型内に止水用の樹脂を充填し、前記それぞれスペーサ部品を取り付けた電線群をインサートモールドし、
前記インサートモールドした部分を前記グロメット内に挿通していることを特徴とするグロメットの製造方法を提供している。
前記各電線にスペーサ部品を取り付けた状態でモールド金型内に配線し、
前記モールド金型内に止水用の樹脂を充填し、前記それぞれスペーサ部品を取り付けた電線群をインサートモールドし、
前記インサートモールドした部分を前記グロメット内に挿通していることを特徴とするグロメットの製造方法を提供している。
上述したように、本発明によれば、前記スペーサ部品によって、隣接する電線間にそれぞれ大きな間隙を確保できるため、各電線間にモールド樹脂を容易かつ確実に、確実な止水を図ることができる。
また、前記スペーサ部品は、各電線に個別に取り付けられるものであるため、取り付けが容易であるうえ、取り付け箇所にある程度の自由度があり、作業の手間が軽減される。
さらに、スペーサ部品の取り付け位置を、隣接する電線間でスペーサ部品同士が接触しない位置とすることにより、電線間に無用に大きな間隙が形成されることを防止して、モールド樹脂の使用量を抑えることができると共に、スペーサ取り付け箇所が集中することによるワイヤハーネスの大径化を抑制できる。
また、前記スペーサ部品は、各電線に個別に取り付けられるものであるため、取り付けが容易であるうえ、取り付け箇所にある程度の自由度があり、作業の手間が軽減される。
さらに、スペーサ部品の取り付け位置を、隣接する電線間でスペーサ部品同士が接触しない位置とすることにより、電線間に無用に大きな間隙が形成されることを防止して、モールド樹脂の使用量を抑えることができると共に、スペーサ取り付け箇所が集中することによるワイヤハーネスの大径化を抑制できる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図6に、本発明の第一実施形態に係るグロメット10および該グロメット10の製造方法を示す。
グロメット10は、前記図7に示す従来例と同様に、内部に電線群を挿通して車体パネルPの貫通穴Hに装着されて、エンジンルームXから車室Y側への水の浸入の防止を図るものである。
図1乃至図6に、本発明の第一実施形態に係るグロメット10および該グロメット10の製造方法を示す。
グロメット10は、前記図7に示す従来例と同様に、内部に電線群を挿通して車体パネルPの貫通穴Hに装着されて、エンジンルームXから車室Y側への水の浸入の防止を図るものである。
前記グロメット10は、図1に示すように、ワイヤハーネスを構成する電線群Wを挿通する小径筒部11と、該小径筒部11の先端に連続する拡径筒部12とを備え、ゴムまたはエストラマーで連続一体に成形してなり、前記小径筒部11内に電線群Wの後述の止水処理部Aが挿通保持されるように取り付けられる。
拡径筒部12の先端側の外周には、前記貫通穴Hの周縁に内接して嵌合係止する環状溝13を周設している。
拡径筒部12の先端側の外周には、前記貫通穴Hの周縁に内接して嵌合係止する環状溝13を周設している。
前記グロメット10に挿通する電線群Wの前記止水処理部Aは、該電線群Wを構成する各電線w1〜w3にスペーサ部品20(20−1〜20−3)を取り付けた状態で樹脂モールドされている。本実施形態において電線w1とw2は最小径電線であり、電線w3は最大径電線である。
前記スペーサ部品20は、図2に示すように、周方向の一部に軸線方向全長にわたる切欠21からなる開口を設けた円環形状よりなり、ポリプロピレンで成形して適度な剛性と可撓性を備えている。該スペーサ部品20を前記各電線w1〜w3に取り付けるときは、前記切欠21を広げて電線w1〜w3を挿し込み、電線の外周面にスペーサ部品20の内周面を密着させて外嵌している。
図3に示すように、前記切欠21の周方向の長さL1は、自動車用ワイヤハーネスで用いる一般的の電線の範囲で最小径電線wo(0.3sq)と最大径電線wz(2sq)に基づいて設定している。前記実施形態の電線w1〜w3は前記範囲内の電線である。
即ち、図3(A)に示すように、前記最小径電線woの直径D1に対して、1×D1>L1>0.2×D1となる範囲内としている。図3(B)(C)に示すように、切欠21を押し広げて径の大きな電線をそれぞれスペーサ部品20内に挿入し、各電線の外周面にスペーサ部品20の内周面を密着させ、脱落不可に装着している。
また、図3(D)に示すように、2本の最小径電線woを並べた状態で、2本の電線woがスペーサ部品20で外嵌した電線wに接触しないように、スペーサ部品20の厚さBを設定している。
なお、前記範囲外の電線が存在する場合には、新たに切欠21の長さを相違させたスペーサを設けている。
即ち、図3(A)に示すように、前記最小径電線woの直径D1に対して、1×D1>L1>0.2×D1となる範囲内としている。図3(B)(C)に示すように、切欠21を押し広げて径の大きな電線をそれぞれスペーサ部品20内に挿入し、各電線の外周面にスペーサ部品20の内周面を密着させ、脱落不可に装着している。
また、図3(D)に示すように、2本の最小径電線woを並べた状態で、2本の電線woがスペーサ部品20で外嵌した電線wに接触しないように、スペーサ部品20の厚さBを設定している。
なお、前記範囲外の電線が存在する場合には、新たに切欠21の長さを相違させたスペーサを設けている。
次に、前記グロメット10の製造方法を説明する。
まず、図4に示すように、前記スペーサ部品20(20−1、20−2、20−3)を、互いに接触しないように軸線方向に位置をずらして各電線w1〜w3に取り付ける。このとき、スペーサ部品20−1〜20−3の取り付け領域の軸線方向の長さL2は10mm〜40mmの範囲内とし、該取り付け領域を挟む両端をテープTで巻付固定する。
まず、図4に示すように、前記スペーサ部品20(20−1、20−2、20−3)を、互いに接触しないように軸線方向に位置をずらして各電線w1〜w3に取り付ける。このとき、スペーサ部品20−1〜20−3の取り付け領域の軸線方向の長さL2は10mm〜40mmの範囲内とし、該取り付け領域を挟む両端をテープTで巻付固定する。
ついで、図5に示すように、上下一対のモールド金型30、31にそれぞれ、断面半円形の溝状のキャビティ32、33を設け、下型31のキャビティ33内に、前記電線群Wのスペーサ部品20−1〜20−3の取り付け領域を配線する。配線後に上型30被せて型締した後、上型30の樹脂注入口34からモールド樹脂35を注入して前記キャビティ32、33内に樹脂35を充填させ、スペーサ部品20−1〜20−3を取り付けた電線群Wをインサートモールドして、図6および図1に示すように前記止水処理部Aを作成する。
なお、前記キャビティ32、33の内径D4は、前記グロメット10の小径筒部11の内径D5と同径、または該内径D5よりも大径に設定している。これにより、インサートモールドにより形成された前記止水処理部Aの外径は前記キャビティ32、33の内径D4と同径となり、グロメット10の小径筒部11の内径D5と同径または大径となる。
最後に、図6に示すように、前記電線群Wを前記グロメット10の拡径筒部12側から小径筒部11内に挿通し、図1に示すように、小径筒部11内に前記止水処理部Aを挿通保持させると共に、小径筒部11の内周面を止水処理部Aの外周面に密着させる。
前記構成のグロメット10は、内部に挿通している電線群Wの止水処理部Aの各電線w1〜w3にスペーサ部品20−1〜20−3を外嵌しているため、互いに隣接する各電線間には、長手方向の少なくとも1箇所に比較的大きな間隙Sが形成され、該間隙Sにモールド樹脂35を容易かつ確実に充填することができる。これにより、各電線w1〜w3間は、長手方向の少なくとも1箇所が前記モールド樹脂35により完全に埋められ、分断されるため、水の伝わりを確実に堰き止めて高い線間止水性を確保することができる。
また、前記スペーサ部品20−1〜20−3は、各電線w1〜w3に個別に取り付けられるため、取り付け作業が容易であるうえ、取り付け位置にもある程度の自由度があり、作業性が向上する。
また、各スペーサ部品20−1〜20−3は、互いに接触しないように長手方向に位置をズラして取り付けているため、電線間に不必要に大きな間隙が形成されることを防ぎ、ハーネスの大径化や樹脂使用量の増大を抑制することができる。
また、各スペーサ部品20−1〜20−3は、互いに接触しないように長手方向に位置をズラして取り付けているため、電線間に不必要に大きな間隙が形成されることを防ぎ、ハーネスの大径化や樹脂使用量の増大を抑制することができる。
10 グロメット
11 小径筒部
20(20−1〜20−3) スペーサ部品
21 切欠
30、31 金型
35 モールド樹脂
W 電線群
w1〜w3 電線
A 止水処理部
S 間隙
11 小径筒部
20(20−1〜20−3) スペーサ部品
21 切欠
30、31 金型
35 モールド樹脂
W 電線群
w1〜w3 電線
A 止水処理部
S 間隙
Claims (3)
- ワイヤハーネスを構成する電線群の止水処理部分を内部に挿通しているグロメットにおいて、
前記止水処理部分では、前記電線群を構成する各電線をそれぞれ、一部を切り欠いて開口した円環形状の可撓性を有するスペーサ部品の内部に密着して収容し、
前記スペーサ部品により確保された隣接する電線との間隙に、モールド樹脂が充填されていることを特徴とするグロメット。 - 前記スペーサ部品は樹脂成形品からなり、該スペーサ部品の前記切欠の周方向の長さLは、電線群の中で最小径電線の直径Dに対して、1×D>L>0.2×Dとなる範囲内とし、かつ、
前記各電線の長さ方向におけるスペーサ部品の外嵌位置は、隣接する電線間でスペーサ部品同士が接触しない範囲とし、全電線に取り付けるスペーサ部品の長さ領域は10mm〜40mmの範囲内としている請求項1に記載のグロメット。 - 請求項1または請求項2に記載のグロメットの製造方法であって、
前記各電線にスペーサ部品を取り付けた状態でモールド金型内に配線し、
前記モールド金型内に止水用の樹脂を充填し、前記それぞれスペーサ部品を取り付けた電線群をインサートモールドし、
前記インサートモールドした部分を前記グロメット内に挿通していることを特徴とするグロメットの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007113256A JP2008271731A (ja) | 2007-04-23 | 2007-04-23 | グロメットおよび該グロメットの製造方法 |
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ID=40050526
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2007
- 2007-04-23 JP JP2007113256A patent/JP2008271731A/ja not_active Withdrawn
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