JP2005327990A - 樹脂封止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 異常検出された場合の対処を簡単かつ迅速に行うための適切な画面を表示させ、画面上の操作で簡単かつ迅速に対応することの可能な表示ユニットを備えた樹脂封止装置を提供する。
【解決手段】 異常停止から自動運転を再開させるまでに必要とされる複数の操作選択画面を記憶すると共に、表示ユニット500の表示部505に表示させた操作選択画面の履歴情報を記憶する記憶部611、及び、異常検出部で異常検出されることにより、表示部に表示させるアラームヘルプ画面に、記憶部611に記憶した履歴情報のある操作選択画面を表示させるための切替ボタンを表示させる制御部612を有する制御ユニット600を備えた構成とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、樹脂封止装置、特に、表示ユニットに特徴を有する樹脂封止装置に関するものである。
従来、半導体樹脂封止装置として、ユニット毎の異常の発生状況を表示するようにした異常モニタシステムを備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。このシステムでは、ユニット毎の異常の発生状況を、異常コード別に発生回数と修復時間の両方を計測し、ユニット毎の合計値、あるいは、各ユニットの異常コード毎の発生頻度順の表示を選択可能としている。そして、異常に関係のあるセンサを画面に表示し、同時に対処方法も表示するようにしている。
また、他の成形装置として、例えば、1台のデータ表示装置を必要に応じて各射出ユニットとの組み合わせ毎の適正な位置に配置可能とした射出成形装置がある(例えば、特許文献2参照)。この射出成形装置では、竪形型締めユニットと横形射出ユニットとの組み合わせが選択され、この組み合わせに関する成形条件が入力されることにより、その成形条件が表示装置に表示される。
特開平8−279526号公報 特許第3064129号公報
しかしながら、前記半導体樹脂封止装置では、異常コード番号に対応させて対処方法の説明文情報を取り出すことができるようにしているだけである。説明文が表示されるだけであるので、オペレータはその説明文を読みながら、別途装置を駆動させて作業を進める必要がある。このため、作業性が非常に悪いという問題がある。また、ある異常コード番号に対する対処方法は1つに限られない。この場合、前記半導体樹脂封止装置では、該当する対処方法を全て説明文として表示させる以外にオペレータに知らせる手段がない。このため、オペレータは表示された対処方法を全て見てから自らが判断せざるを得ず、作業時間がかかるという問題がある。
また、前記射出成形装置では、データ表示装置が1台で済むという点が開示されているに過ぎない。すなわち、各ユニットの成形条件を入力しやすいように、データ表示装置を移動可能としているだけである。
そこで、本発明は、異常検出された場合の対処を簡単かつ迅速に行うための適切な画面を表示させ、画面上の操作で簡単かつ迅速に対応することの可能な表示ユニットを備えた樹脂封止装置を提供することを課題とする。
本発明は、前記課題を解決するための手段として、
樹脂封止装置を、
基材を樹脂材料で封止するプレスユニットを含む複数のユニットと、
前記各ユニットの動作状態を検出する検出部と、
前記検出部での検出信号に基づいて異常状態であると判断された場合、その異常検出内容を表示するアラーム画面、異常箇所を表示すると共に対処方法を表示するアラームヘルプ画面、及び、駆動する駆動部材を選択するための複数のボタンを備えた操作選択画面を表示可能な表示部を備えた表示ユニットと、
前記検出部での検出信号に基づいて異常であるか否かを判断し、異常であると判断すれば、少なくとも該当する駆動部材を異常停止させ、前記表示ユニットの表示部に、該当する異常検出内容を表示したアラーム画面を表示させる制御ユニットとを備えた構成とし、
前記制御ユニットは、異常停止から自動運転を再開させるために必要とされる操作選択画面を記憶すると共に、前記表示ユニットの表示部に表示させた操作選択画面の履歴情報を記憶する記憶部、及び、異常停止後、前記表示部に、前記記憶部に記憶した履歴情報のある操作選択画面を表示させるための切替ボタンを表示させる制御部を有するようにしたものである。
この構成により、異常停止に対して複数ある対処方法のうちから選択された操作選択画面を履歴情報として記憶し、次回からの異常停止時、表示部に、前記操作選択画面に直接切り替えるための切替ボタンを表示させることができる。したがって、表示する可能性の高い、すなわち、過去に表示させた履歴のある操作選択画面を、切替ボタンを操作するだけで表示させることができるので、操作性が向上し、異常停止に対する対処を迅速かつ的確に行うことが可能となる。
前記制御ユニットの制御部は、前記履歴情報のうち、表示頻度の高い操作選択画面を、表示部のアラームヘルプ画面に優先的に表示させると、より一層操作性を向上させることが可能となる点で好ましい。
また、本発明は、前記課題を解決するための手段として、
樹脂封止装置を、
基材を樹脂材料で封止するプレスユニットを含む複数のユニットと、
前記各ユニットの動作状態を検出する検出部と、
前記検出部での検出信号に基づいて異常状態であると判断された場合、その異常検出内容を表示するアラーム画面、異常箇所を表示すると共に対処方法を表示するアラームヘルプ画面、及び、駆動する駆動部材を選択するための複数のボタンを備えた操作選択画面を表示可能な表示部を備えた表示ユニットと、
前記検出部での検出信号に基づいて異常であるか否かを判断し、異常であると判断すれば、少なくとも該当する駆動部材を異常停止させ、前記表示ユニットの表示部に、該当する異常検出内容を表示したアラーム画面を表示させる制御ユニットとを備えた構成とし、
前記制御ユニットは、異常停止から自動運転を再開させるために必要とされる復旧処理を記憶する記憶部、及び、異常停止後、前記表示部に表示させるアラームヘルプ画面に、前記記憶部に記憶した復旧処理を実行するための処理実行ボタンを表示させる制御部を有するようにしたものである。
この構成により、アラームヘルプ画面を表示したままの状態で、復旧処理を実行することができ、操作性及び作業性を格段に向上させることが可能となる。
前記制御ユニットは、復旧処理が複数ある場合、アラームヘルプ画面に表示させた処理実行ボタンを順次表示可能とすると、作業手順に煩わされることなく自動的に復旧処理を行うことが可能となる点で好ましい。
前記表示ユニットは、前記各ユニット間を移動可能に設けられ、
前記表示ユニットが前記ユニットのいずれかに移動したことを検出する表示ユニット検出部を備え、
前記制御ユニットの制御部は、前記異常検出部で異常検出されたユニットに移動させた表示ユニットが、前記表示ユニット検出部に検出されると、前記表示ユニットの表示部のアラーム画面に、前記ユニットの異常検出内容を表示させると、複数のユニット間で、表示ユニットを兼用しつつ、操作部での操作性を向上させることが可能となる点で好ましい。
前記ユニットは、
基材及び樹脂材料を供給する材料供給ユニットと、
前記プレスユニットで形成された成形品を収納する成形品収納ユニットとを含み、
前記材料供給ユニットからプレスユニットに基材及び樹脂材料を搬送し、プレスユニットから成形品収納ユニットに成形品を搬送する搬送部材を備える構成とすることができる。
前記制御ユニットの制御部は、前記表示ユニット検出部により表示ユニットが前記ユニットのいずれかに移動したことが検出されると、他のユニットの手動操作を不能とするインターロック制御を行うと、異常停止したユニットでの作業中に、他のユニットが誤操作されることによる不具合を確実に防止することが可能となる点で好ましい。
なお、前記基材には、基板に電子部品を実装したものや、他の電気部品(例えば、コイル型コンデンサ等)等、本装置で樹脂封止可能なものの全てが対象となる。
本発明によれば、アラームヘルプ画面に、履歴情報のある操作選択画面を表示させるための切替ボタンを表示させるようにしたので、操作性が向上し、異常停止に対する対処を迅速かつ的確に行うことが可能となる。
以下、本発明に係る実施形態を添付図面に従って説明する。
図1は、本実施形態に係る樹脂封止装置100の正面図、図2はその平面図を示す。この樹脂封止装置100は、大略、材料供給ユニット200、プレスユニット300、成形品収納ユニット400、搬送部材450、表示ユニット500、制御ユニット600を備えた構成である。
材料供給ユニット200は、基板供給部201とタブレット供給部202を備える。
基板供給部201は、基板マガジン供給装置203、基板搬送装置205、及び、基板整列装置206を備える。基板マガジン供給装置203は、複数の基板10を積載した基板マガジン50を順次供給する。基板搬送装置205は、基板マガジン50から供給された基板10をクランプし、次工程へと搬送する。基板整列装置206は、基板搬送装置205によって搬送された基板10を整列させて位置決めする。
タブレット供給部202は、タブレットマガジン204、タブレットフィーダ装置(図示せず)、タブレットキャリア(図示せず)、及び、タブレットホルダ207を備える。タブレットマガジン204には、樹脂材料であるタブレット20が積層状態で収容される。タブレットフィーダ装置は、タブレットマガジン204から1回の成形に必要な数のタブレットを一列にして供給する。タブレットキャリアは、タブレットフィーダ装置によって供給されたタブレット20を搬送する。タブレットホルダ207は、タブレットキャリアによって搬送されたタブレット20を整列状態で保持する。
プレスユニット300は、第1〜第4プレスユニット310〜340で構成されている。第1プレスユニット310は、図3に示すように、上金型311と下金型312とからなる。上金型311は上部固定プラテン313に装着され、下金型312は、可動プラテン314に装着される。可動プラテン314はタイバー315にガイドされ、従来周知の型開閉機構319により上下方向に往復移動する。下金型312は、タブレット20が投入される複数個のポット316を有する。ポット316にはタブレット加圧用のプランジャ317が従来周知のトランスファ機構318により上下動可能に設けられている。なお、第2プレスユニット320〜第4プレスユニット340は、第1プレスユニット310と同様な構成であるので、その説明を省略する。
成形品収納ユニット400は、ディゲータ部402、ピックアップ部403、成形品収納部404を備える。ディゲータ部402は、成形後の半製品30から不要樹脂を分離して成形品40とする。ピックアップ部403は、成形品40をディゲータ部402から成形品収納部404へと搬送する。成形品収納部404では、成形品40が一枚ずつ段積みにて回収される。
搬送部材450は、図2に示すように、インローダ装置208及びアンローダ装置401を備える。インローダ装置208は、材料供給ユニット200で基板10とタブレット20を把持し、プレスユニット300の金型内へと供給する。アンローダ装置401は、第1〜第4プレスユニットで得られた半製品30を把持し、成形品収納ユニット400のディゲータ部402へと搬送する。
表示ユニット500は、図5に示すように、表示部505と操作部506とで構成されている。
表示部505はタッチパネルで構成され、例えば、図8に示すアラーム画面、図9に示すアラームヘルプ画面、図10に示す操作選択画面がそれぞれ表示される。アラーム画面では、いずれかのユニットでセンサによって異常状態が検出されることにより、その内容が表示される。アラームヘルプ画面では、アラーム画面で表示された異常内容について、発生箇所を示す表示と、その異常に対する対処方法(内容、原因、及び処置)が表示される。また、アラームヘルプ画面の下方側には、異常コード番号を示すLEDと、操作選択画面に切り替えるための切替ボタンとが表示される。図10に示す操作選択画面の例では、装置の状態を示す各LED、駆動内容を示すオペレーション欄、駆動部材を示すモータ選択欄等が表示され、これらの表示内容は、上方の各タブキーを操作することにより、切り替えることができるようになっている。
操作部506は、複数の機械的スイッチで構成されている。操作部506を設けたのは、駆動部材の駆動を確実に行わせるためである。特に、非常停止等では、動作の信頼性が要求されることを考慮したものである。
表示ユニット500は、図4に示すように、ガイドレール501に沿ってスライド可能に設けられ、材料供給ユニット200と成形品収納ユニット400の間を往復移動する。
表示ユニット500と制御ユニット600はケーブル等の配線によって接続されている。また、配線は、前記表示ユニット500と共にガイドレール501を往復移動する保護部材502によって保護されている。図6に示すように、表示ユニット500の外枠にはドグ(不透明物体)504が設けられている。ドグ504は、板状体を屈曲させたもので、ネジ等により表示ユニット500の後端部分に固定されている。ドグ504は、各ユニット毎に設けた光電センサ503によって検出される。ここでは、光電センサ503とドグ504とによって本発明に係る表示ユニット検出部を構成している。光電センサ503は、発光素子と受光素子からなり、両素子の間にドグ504の先端部分が位置して光を遮ることにより表示ユニット500が移動してきたことが検出される。但し、表示ユニット500の位置認識は、光電センサ503とドグ504を使用する代わりに、エンコーダ等の他の手段を使用するようにしてもよい。
なお、材料供給ユニット200、プレスユニット300、成形品収納ユニット400、搬送部材450に設けられる駆動部材には、シリンダや電気式モータ等が使用できる。また、各駆動部材には、動作確認用のセンサやエンコーダ等の検出部が設けられ、制御ユニット600において、各駆動部材の動作が正常に行われているか否かの判断に利用される。
制御ユニット600は、図7に示すように、記憶部611と制御部612を備える。
記憶部611には、異常コード番号格納ファイル、アラームヘルプ画面格納ファイル、操作選択画面格納ファイル、操作履歴画面格納ファイル等が記憶されている。
異常コード番号格納ファイルは、図12に示すように、異常コード番号、ユニット名、入力信号番号、シグナル、タイトルで構成されている。
アラームヘルプ画面格納ファイルは、図13に示すように、異常コード番号、タイトル511、メッセージ512、内容513、原因514、処置方法515で構成されている。異常コード番号には、画像データ(アラームヘルプ画面)516が呼び出し可能にリンクされている。アラームヘルプ画面は、アニメーション、写真データ等を用いて異常項目の発生箇所を表示する領域と、異常項目を検出したセンサ等に割り当てられた番号、前記センサ等の検出状態、及び異常項目に対する対処方法を表示する領域とで構成されている。図9に、図13中の異常コード番号「363」のアラームヘルプ画面ファイル510を呼出して表示した例を示す。
操作選択画面格納ファイルは、図14に示すように、異常コード番号、操作選択画面等で構成されている。異常コード番号と操作選択画面は互いに関連付けされ、表示された操作選択画面で、異常コード番号に対応する駆動装置の操作を行うことが可能となっている。図10に、図14中の異常コード番号「363」に対応する操作選択画面ファイル517を呼び出した操作選択画面552を示す。この操作選択画面552で、駆動部材の駆動に必要とされる操作の殆どをカバーできるようになっている。また、操作選択画面552で、タブキーを操作して表示内容を各駆動部材に対応するものに切替可能である。
操作履歴画面格納ファイルは、図15に示すように、シリアル番号、異常停止発生時刻、自動運転復帰時刻、異常コード番号、操作選択画面選択履歴等で構成されている。
制御部612は、表示ユニット500の表示部505や操作部での操作により、基板及び材料の供給、成形、搬送等の一連の樹脂封止処理のための動作を制御する。また、各種センサ等の検出部からの検出信号に基づいて異常停止させるか否かの判断を行い、異常停止時には異常情報を表示ユニット500へ出力し、復旧のための各種制御を行う。
なお、樹脂封止装置100の外枠にはシグナルタワー101が設けられている。シグナルタワー101は、後述するように、異常検出された場合、オペレータに報知するために点滅する。
次に、前記樹脂封止装置100の動作について説明する。
前記樹脂封止装置100の基本的な動作は次の通りである。
まず、図1に示すように、基板を収納した基板マガジン50を、人手、あるいは、図示しないロボット等により基板マガジン供給装置203にセットする。そして、基板搬送装置205によりセットした基板マガジン50から基板10を1枚ずつ排出し、クランプして次工程へ搬送する。続いて、基板整列装置206により、搬送した基板10を金型上の配置と同様に整列させる。このとき、基板整列装置206にヒータを設けることにより、基板10を予備加熱するようにしてもよい。
また、図示しないタブレットフィーダ装置により、前記同様、所定位置にセットしたタブレットマガジン204から1回の成形に必要な個数のタブレット20を排出する。そして、図示しないタブレットキャリアを介してタブレットホルダ207にて、タブレット20を金型上の配置通りに整列させる。
次に、インローダ装置208を材料供給ユニット200側へと移動させ、図示しない把持機構により、整列した基板10とタブレット20を把持する。インローダ装置208が所定のプレスユニット(本説明では、第1プレスユニット310)の直前位置まで移動すれば、把持した基板10とタブレット20を、既に所定温度に昇温しておいた上金型311と下金型312の間に移動させる。そして、基板10をインローダ装置208から下金型312の所定の位置に載置し、タブレット20を下金型内に設けられた複数個のポット316内に挿入する。
続いて、第1プレスユニット310の駆動モータ351によりボールネジ352を介して、可動プラテン314を上昇させて金型を閉じ、所定圧で基板10を加圧する。
さらに、トランスファ機構318により、下金型ポット316内でプランジャ317を所定の圧力、速度にて上昇させ、タブレット20を加熱し、加圧することにより、ポット316内の樹脂材料を溶融させて金型内へと注入する。
樹脂注入後、所定のキュア(型締め)時間が経過すれば、金型を開放し、図示しないエジェクタ装置により下金型312から離型させた半製品30を、アンローダ装置401により成形品収納ユニット400へと搬送する。
成形品収納ユニット400では、アンローダ装置401により搬送された半製品30がディゲータ部402上に載置された後、不要樹脂を切離して成形品40を得る。切離した不要樹脂は廃棄する。そして、ピックアップ部403によりアウトプットマガジン60内に成形品40を載置する。
次に、前記樹脂封止処理中に、異常検出された場合の復旧処理について、図16のフローチャートに従って説明する。
すなわち、各検出部での検出信号を読み込み(ステップS1)、その検出信号に基づいて樹脂封止装置100の自動運転を停止(異常停止)させる必要があるか否かを判断する(ステップS2)。
樹脂封止装置100を異常停止させる必要があると判断すれば、該当するユニットだけでなく、全ての自動運転を停止させる(ステップS3)。このとき、異常コード番号格納ファイルを検索し、異常コード番号を特定する(ステップS4)。また、表示部505に、特定された異常コード番号に対応するアラーム画面(図8)を表示させる(ステップS5)。さらに、樹脂封止装置100に設けた報知部材を駆動(例えば、ランプ等を点滅)し、オペレータに警告する(ステップS6)。
オペレータは、アラーム画面の表示内容に基づいて対処方法を検討する。安全カバーの閉め忘れ等、簡単に対処できるものであれば、表示ユニット500を移動することなく対応する。また、対処方法が簡単でない場合、表示ユニット500を異常検出されたユニットまで移動させる。
そこで、異常検出されたユニットの光電センサ503で、表示ユニット500に設けたドグ504が検出されたか否かを判断する(ステップS7)。表示ユニット500が移動してきたと判断すれば、前記ステップS4で特定した異常コード番号に基づいて、アラームヘルプ画面格納ファイルを検索し、表示ユニット500の表示部505に、該当するアラームヘルプ画面(図9)を表示させる(ステップS8)。
また、アラームヘルプ画面を表示させる際、操作履歴画面格納ファイルを参照し、以前に表示された操作選択画面552の履歴情報があるか否かを判断する(ステップS9)。
履歴情報があれば、表示頻度が高い順に並び替え、アラームヘルプ画面に、表示頻度が高い操作選択画面552を表示させるための切替ボタンを優先的に表示させる優先表示処理を行う(ステップS10)。表示頻度は、操作履歴画面格納ファイルに格納された履歴情報で、異常コード番号毎に表示回数をカウントしたものである。また、アラームヘルプ画面に表示可能な切替ボタンの数は自由に設定できるが、設定した数よりも履歴情報が多い場合、表示頻度が上位のものから順に表示する。
履歴情報がなければ、切替ボタンとして、予め設定した使用頻度が高いと予想される操作選択画面を表示するための仮の切替ボタンのみを表示する。
オペレータは、アラームヘルプ画面に表示された、異常の発生箇所、内容、原因、及び、処置を見て、対処方法として適切と思われる切替ボタンがあれば、そのボタンを操作し、なければ、他の切替ボタンを操作することにより、操作選択画面に切り替える。
そこで、切替ボタンが操作されたか否かを判断する(ステップS11)。切替ボタンが操作されれば、他のユニットでの手動操作を不能とするインターロック制御を行う(ステップS12)。これにより、オペレータあるいはそれ以外の人が、異常停止中に誤って他のユニットを駆動させてしまう心配がなくなり、安全面で優れている。
また、アラームヘルプ画面を前記切替ボタンに対応する操作選択画面に切り替える(ステップS13)。切り替えられた操作選択画面では、必要とされる操作を行うための操作ボタンを反転表示させる。オペレータは、反転表示された操作ボタンを確認した後、手動スイッチ(「オン」スイッチ)507を操作すればよい。
手動スイッチ507が操作されれば(ステップS14)、前記操作選択画面で反転表示させた操作ボタンに対応する駆動部材が駆動し、復旧作業を行うことが可能となる。
このように、アラームヘルプ画面で、切替ボタンを操作すれば、所望の操作選択画面を呼び出すことができる。そして、反転表示された操作ボタンを確認し、手動スイッチ507を操作するだけで、効率的に作業を進めることが可能となる。
以上のようにして操作選択画面で操作ボタンを操作することにより復旧作業を進めるが、その際表示された操作選択画面の履歴を記憶させ(ステップS15)、次回以降のアラームヘルプ画面での切替ボタンの表示に利用する。
前記操作選択画面での一連の処理により異常状態が解消しない場合(ステップS16)、ステップS8に戻ってアラームヘルプ画面が再表示される。したがって、オペレータはアラームヘルプ画面の表示内容を見て対処方法を再検討すればよい。
ここで、具体的に、前記図16のフローチャートでの処理を、成形品収納ユニット400内のピックアップ部403で異常が発生した場合について説明する。
すなわち、前記ステップS1で、ピックアップ部403の上下端にそれぞれ設けたセンサ(図示せず)からの入力信号(X452,X453)を読み込む。そして、ステップS2で、入力信号(X452,X453)が一定時間内に入力されたか否かを判断する。入力信号(X452,X453)が一定時間内に入力されない場合、異常状態であると判断し、ステップS3で、樹脂封止装置100を異常停止させる。この場合、ステップS4で、図12に示す異常コード番号格納ファイルを参照し、異常コード番号として「363」を特定して出力する。そして、ステップS5で、この異常コード番号「363」に基づいて、表示ユニット500の表示部505に、図8に示すアラーム画面550を表示し、操作部506内にある「アラームリセット」508を点滅させる。また、ステップS6で、樹脂封止装置100の外枠に設けられたシグナルタワー101を赤色に点滅させてオペレータに報知する。
オペレータは、異常情報を確認して表示ユニット500を成形品収納ユニット400まで移動させる。これにより、ステップS7で、表示ユニット500が移動してきたことが図6に示す光電センサ503によって検出される。そこで、ステップS8で、異常コード番号「363」に対応した図13に示すアラームヘルプ画面格納ファイルよりアラームヘルプ画面ファイル510を呼び出し、図9に示すアラームヘルプ画面551に切り替える。
この場合、ステップS9で、異常コード番号「363」に基づいて操作履歴格納ファイルを参照し、履歴情報があれば、その履歴情報に対応する操作選択画面に切り替えることができる切替ボタンを、アラームヘルプ画面551に表示させる。ここでは、図15に示す操作履歴格納ファイルで、異常コード番号「363」に該当する番号1、3、5、6、8を抽出する。そして、抽出したデータで、操作選択画面選択履歴518(履歴番号1、3、6)、519(番号5、8)の順にランク付けを行い、図9に示すように、切替ボタン521と522を表示する。なお、切替ボタン521は「ピックアップZ軸上下」、切替ボタン522は「ディゲータユニット左/右」である。
そして、ステップS10で、その履歴情報に対応する操作選択画面に切り替えるための切替ボタン521、522を表示する。
続いて、オペレータによって異常部分の確認が行われ、ステップS11で、切替ボタン521が操作されれば、ステップS12で、インターロック制御により、他のユニットでの手動操作を禁止する。そして、ステップS13で、画面を図10に示す操作選択画面552に切り替える。
オペレータは、表示された操作選択画面552を確認する。すなわち、ピックアップ部403の上下シリンダの動作(図9の処置)を確認するために、「Z軸上/下」ボタンが反転されていることを確認する。但し、所望のボタンが反転表示されていない場合には、他のボタンをタッチ操作させて反転表示箇所を変更し、が所望の操作選択画面が表示されていない場合には、タブキーを操作して画面を切り替え、所望のボタンをタッチ操作して反転表示させる。この場合、完全にオペレータの判断に従って操作が行われることになる。
その後、ステップS14で、図5に示す手動スイッチ(「オン」スイッチ)507が操作されれば、ステップS15で、操作選択画面の履歴を記憶すると共に、装置を動作させて修復又は動作確認を行う。再び異常信号が発生することが無い。すなわち、「アラームリセット」508及びシグナルタワー101の点滅が無く、動作状態に問題が無ければ、操作スイッチ「自動運転起動」609を操作する。このとき、修復作業を行ったユニットでの各駆動部材が原点位置にある場合はそのまま、原点位置にない場合は原点位置に復帰させた後、自動運転を再開させる。
このように、異常停止時の修復操作の際に必要な操作選択画面の切り替えが複数の項目に亘っても、順次、次に行うべき操作候補が表示されるので、操作性に優れ、熟練者でなくても簡単に対応することが可能である。
なお、切替ボタン522が操作されれば、前記同様、インターロック制御を行った後、画面を図11に示す操作選択画面553に切り替える。
また、図16では、操作選択画面を表示させるようにしたが、図17のフローチャートに示すように、操作選択画面を表示させることなく、復旧処理を実行できるようにすることも可能である。
この処理では、ステップS21〜S29、S37、S38は、前記ステップS1〜S9、S15、S16と同様であるが、ステップS30〜S36が相違する。すなわち、ステップS30で、アラームヘルプ画面に、最初の処理を行わせるための処理実行ボタンが表示され、ステップS31で、その処理実行ボタンがタッチ操作されれば、ステップS32で前記同様のインターロック制御を行う。そして、ステップS33で、手動スイッチ507が操作されると、ステップS34で、復旧処理を開始する。さらに、ステップS35で、次の手順すなわち次の復旧処理があると判断すれば、ステップS36で、アラームヘルプ画面に表示させた処理実行ボタンを切り替え、全処理が終了するまで、前記ステップS33〜S36を繰り返す。
これにより、前記図16の処理のように、操作選択画面を表示させることなく復旧処理を行うことができるので、操作性を向上させて迅速に対応することが可能となる。
ここで、具体的に、前記図17のフローチャートでの処理を、「L/Fミスアライメントエラー」が発生した場合について説明する。このエラーは、図2及び図3に示すインローダ装置208が、第1プレスユニット310で、上金型311と下金型312の間に移動した後、基板10を下金型312の所定位置に載置し、タブレット20を下金型内に設けられた複数個のポット316内に挿入する際、基板10が、下金型312の上に正しく載置されない場合に発生する。
ステップS21で、下金型312の上面を確認する光電センサ(図示せず)からの入力信号を読み込み、入力信号(X170)があれば、ステップS22で、基板10が浮き上がった異常状態であると判断する。そして、ステップS23で、樹脂封止装置100の自動運転を停止する。
また、ステップS24で、図12に示す異常コード番号格納ファイルを参照し、異常コード番号として「2066」を特定して出力する。そして、ステップS25で、異常コード番号「2066」に基づいて、表示部505に図18に示すアラーム画面570を表示し、ステップS26で、表示ユニット500内にある「アラームリセット」508を点滅させてオペレータに報知する。
オペレータは、異常情報を確認して、往復動自在に設けられた表示ユニット500を第1プレスユニット310まで移動させる。これにより、ステップS27で、表示ユニット500が移動してきたことが図6に示す光電センサ503によって検出される。そこで、ステップS28で、図13に示す異常コード番号「2066」に対応したアラームヘルプ画面格納ファイルからアラームヘルプ画面ファイル560を呼び出し、図18に示すアラーム画面570を図19に示すアラームヘルプ画面571に切り替える。
アラームヘルプ画面571では、処置として1〜4が挙げられている。すなわち、この順で処置を行うことが要求される。処置1では、オペレータが基板10を確認して取り除くか所定位置にセットし直す。処置2では、タブレット20を金型ポット内で固化させて取り除く。この場合、金型ポット内にタブレット20が入り込んで固化しているため、第1プレスユニット310を所定位置まで降下させて原点復帰させた後、トランスファ機構318を駆動させ、プランジャ317を押し上げる。処置3では、金型の清掃を行う。処置4では、検出したセンサ、リレー等の周辺に不具合要因等が無いか否かを確認する。
続いて、ステップS29で、異常コード番号「2066」に基づいて操作履歴格納ファイルを参照し、履歴情報があれば、その履歴情報に対応する操作選択画面に切り替えることができる切替ボタンを、アラームヘルプ画面571に表示させる。ここでは、図15に示す履歴番号13〜21に対する操作選択画面選択履歴は1種類だけであるので、ステップS30で、アラームヘルプ画面571に表示させる切替ボタンは、図19に示すように、その操作選択画面選択履歴である「プレス原点復帰」ボタン572のみとなる。
次に、ステップS31で、「プレス原点復帰」ボタン572が操作されて反転表示された状態で、手動スイッチ507が操作されることにより、第1プレスユニット310を原点復帰させる。また、ステップS32で、インターロック制御により他のユニットでの手動操作を禁止する。
続いて、ステップS33で、図20に示すように、「プレス原点復帰」ボタン572を無効とすると共に、「トランスファ上/下」ボタン573を有効とする。そして、ステップS34で、手動スイッチ507が操作されることにより、トランスファ機構318を上昇させ、固化したタブレットを取り除く。トランスファ機構318の上昇動作が終了すると、図21に示すように、「トランスファ上/下」ボタン573が無効となり、「トランスファ原点復帰」ボタン574が有効になるので、手動スイッチ507を操作してトランスファ機構318の原点復帰を行う。
その後、一連の復旧処理を終えれば、ステップS35で、操作選択画面の履歴を記憶すると共に、ステップS36で、異常が解消したか否かの確認を行う。
このように、アラームヘルプ画面を表示したままで復旧処理を行うことができ、操作機能画面に切り替わることがないので、迅速なオペレーションが可能となる。
なお、前述の装置異常発生時の処理とは別に、例えば、新規のパッケージを生産する場合、最適な成形条件を選定し直す作業が必要となる場合がある。また、生産品種を切り替える時等、金型のクリーニングを行う必要が生じた場合、クリーニング樹脂を使用し、手動操作による成形作業を行うが、この場合にも成形条件を設定し直すことが日常的に行われている。
例えば、図2に示すように、4箇所にプレスユニット300が設置された樹脂封止装置100において、第1及び第2プレスユニット310及び320で半導体装置Aの自動生産を行い、第3及び第4プレスユニット330及び340で金型のクリーニング作業等により成形条件の設定を行う場合、第3プレスユニット330まで表示ユニット500を移動させ、手動操作による成形作業を行う。
この場合、プレスユニットの成形条件を変更は、例えば次のようにして行う。
すなわち、第3プレスユニット330に表示ユニット500を移動したことが検出されると、プレス番号を自動的に対応させ、表示部505に表示する画面を第3プレスユニット用に切り替える。つまり、成形条件設定画面に切り替え、種々の成形条件の設定を行えるようにする。
第3プレスユニット330の成形条件の設定が完了し、第4プレスユニットでも同様の設定を行う場合、表示ユニット500を第4プレスユニット340まで移動させ、表示内容をプレス番号に対応する第4プレスユニット用の画面に切り替えればよい。
このように、該当するプレスユニット300まで表示ユニット500を移動させるだけで、該当するプレス番号に対応させて自動的に表示画面を切り替えるようにしたので、手作業により画面を切り替える手間が省ける上、誤って他のプレスユニットの表示となることがなくなり、安全に成形作業を実行することが可能となる。
なお、前記実施形態では、成形材料供給ユニット、複数のプレスユニット、成形品収納ユニットが隣接するタイプの樹脂封止装置100について説明したが、図22に示すタイプの樹脂封止装置700であっても、前述の本発明の構成を採用可能である。
すなわち、図22に示すタイプの樹脂封止装置700では、複数の材料供給ユニット(自動機ユニット800,900)と成形品収納ユニットがそれぞれ設けられている。この場合、異品種の半導体装置を生産する場合であっても、完全な自動生産が可能となり、生産率が向上する。また、いずれのプレスユニットで成形するのかの振り分けを自由に設定できるので、異品種同時生産時の変量生産が容易に実現可能である。
具体的に、樹脂封止装置700において、自動機ユニット800と、第1及び第2プレスユニット310及び320とで半導体装置Aの自動生産を行い、自動機ユニット900と、第3及び第4プレスユニット330及び340とで半導体装置Bの自動生産を行う場合、表示ユニット500を往復移動可能に設けることにより、ユニット毎に画面を切り替えることができる。例えば、第3及び第4プレスユニット330及び340で半導体装置Bの生産に切り替える場合、第1及び第2プレスユニット310及び320で半導体装置Aの自動生産を行いながら、自動機ユニット900と、第3及び第4プレスユニット330及び340側に表示ユニット500を移動し、前述した成形条件等の様々な設定を行うことができる。このとき、自動機ユニット800と、第1及び第2プレスユニット310及び320をインターロック制御し、手動操作を無効にする。これにより、安全に半導体装置の生産時の切替作業を行うことが可能となる。
なお、前記実施形態では、基板に実装した電子部品を樹脂封止するようにしたが、樹脂封止の対象としては、他の電気部品(例えば、コイル型コンデンサ等)等、およそ樹脂封止可能なものの全般が含まれる。
また、前記実施形態では、表示ユニット500を手動で移動させるようにしたが、別途、駆動装置を設けて自動あるいは半自動的に移動させることも可能である。
また、前記実施形態では、表示ユニット500がプレスユニット300まで移動されることにより検出するようにしたが、その検出場所については特に限定されるものではない。例えば、開閉カバーの仕様等により、表示ユニット500を該当するユニットに移動させると、作業できない場合等には、隣接するユニットに位置させることも可能である。
また、前記実施形態では、表示ユニット500は、表示部505と操作部506とで構成したが、操作部506は、各ユニットのカバー、架台等にそれぞれ独立して設けることも可能である。
また、前記実施形態では、表示部505をタッチパネルで構成したが、マウス等の他の手段を使用して操作可能に構成することも可能であり、表示形態、操作形態について特に限定するものではない。
本実施形態に係る樹脂封止装置の正面図である。 図1の平面断面図である。 本実施形態に係る樹脂封止装置のプレスユニット正面図である。 図1の平面図である。 図1に示す表示ユニットの正面図である。 (a)は、本実施形態に係る樹脂封止装置の平面詳細図、(b)はその部分側面図(矢視図)である。 本実施形態に係る各ユニットのブロック図である。 図5に示す表示ユニットの表示部に表示されるアラーム画面を示す図である。 図8から切り替えられたアラームヘルプ画面を示す図である。 図9で、「ピックアップ上/下」ボタンを操作することにより表示される操作選択画面を示す図である。 図9で、「ディゲータユニット左/右」ボタンを操作することにより表示される操作選択画面である。 図7の記憶部に格納される異常コード番号格納ファイルである。 図7の記憶部に格納されるアラームヘルプ画面格納ファイルである。 図7の記憶部に格納される操作選択画面格納ファイルである。 図7の記憶部に格納される操作履歴画面格納ファイルである。 本実施形態に係る異常処理の内容を示すフローチャート図である。 他の実施形態に係る異常処理の内容を示すフローチャート図である。 図5に示す表示ユニットの表示部に表示されるアラーム画面の他の態様を示す図である。 図18から切り替えられたアラームヘルプ画面を示す図である。 図19から処理実行ボタンの表示が切り替えられた状態でのアラームヘルプ画面を示す図である。 図20からさらに処理実行ボタンの表示が切り替えられた状態でのアラームヘルプ画面を示す図である。 他の実施形態に係る樹脂封止装置の平面断面図である。
符号の説明
10…基板
20…タブレット
30…半製品(不要樹脂分離前)
40…成形品(不要樹脂分離後)
50…基板マガジン
60…アウトプットマガジン
100… 樹脂封止装置
200…材料供給ユニット
201…基板供給部
202…タブレット供給部
203…基板マガジン供給装置
204…タブレットマガジン
205…基板搬送装置
206…基板整列装置
207…タブレットホルダ
208…インローダ装置
300…プレスユニット
310…第1プレスユニット
311…上金型
312…下金型
313…固定プラテン
314…可動プラテン
315…タイバー
316…ポット
317…プランジャ
318…トランスファ機構
319…型開閉機構
320…第2プレスユニット
330…第3プレスユニット
340…第4プレスユニット
351…駆動モータ
352…ボールネジ
400…成形品収納ユニット
401…アンローダ装置
402…ディゲータ部
403…ピックアップ部
404…成形品収納部
500…表示ユニット
501…ガイドレール
502…保護部材
503…光電センサ
504…ドグ
505…表示部
506…操作部
507…手動スイッチ 「オン」
508… 「アラームリセット」スイッチ
600…制御ユニット
609…操作スイッチ 「自動」
610…操作スイッチ 「自動運転」
611…記憶部
612…制御部
700…樹脂封止装置
800…自動機ユニットA
900…自動機ユニットB
801、901…基板供給部
803、903…基板マガジン装置
804、904…タブレットマガジン
805、905…基板搬送装置
806、906…基板整列装置
807、907…タブレットホルダ
808、908…インローダ装置
809、909…アンローダ装置
812、912…ディゲータ部
813、913…ピックアップ部
814、914…成形品収納部

Claims (7)

  1. 基材を樹脂材料で封止するプレスユニットを含む複数のユニットと、
    前記各ユニットの動作状態を検出する検出部と、
    前記検出部での検出信号に基づいて異常状態であると判断された場合、その異常検出内容を表示するアラーム画面、異常箇所を表示すると共に対処方法を表示するアラームヘルプ画面、及び、駆動する駆動部材を選択するための複数のボタンを備えた操作選択画面を表示可能な表示部を備えた表示ユニットと、
    前記検出部での検出信号に基づいて異常であるか否かを判断し、異常であると判断すれば、少なくとも該当する駆動部材を異常停止させ、前記表示ユニットの表示部に、該当する異常検出内容を表示したアラーム画面を表示させる制御ユニットとを備えた構成とし、
    前記制御ユニットは、異常停止から自動運転を再開させるために必要とされる操作選択画面を記憶すると共に、前記表示ユニットの表示部に表示させた操作選択画面の履歴情報を記憶する記憶部、及び、異常停止後、前記表示部に、前記記憶部に記憶した履歴情報のある操作選択画面を表示させるための切替ボタンを表示させる制御部を有することを特徴とする樹脂封止装置。
  2. 前記制御ユニットの制御部は、前記履歴情報のうち、表示頻度の高い操作選択画面を、表示部のアラームヘルプ画面に優先的に表示させることを特徴とする請求項1に記載の樹脂封止装置。
  3. 基材を樹脂材料で封止するプレスユニットを含む複数のユニットと、
    前記各ユニットの動作状態を検出する検出部と、
    前記検出部での検出信号に基づいて異常状態であると判断された場合、その異常検出内容を表示するアラーム画面、異常箇所を表示すると共に対処方法を表示するアラームヘルプ画面、及び、駆動する駆動部材を選択するための複数のボタンを備えた操作選択画面を表示可能な表示部を備えた表示ユニットと、
    前記検出部での検出信号に基づいて異常であるか否かを判断し、異常であると判断すれば、少なくとも該当する駆動部材を異常停止させ、前記表示ユニットの表示部に、該当する異常検出内容を表示したアラーム画面を表示させる制御ユニットとを備えた構成とし、
    前記制御ユニットは、異常停止から自動運転を再開させるために必要とされる復旧処理を記憶する記憶部、及び、異常停止後、前記表示部に表示させるアラームヘルプ画面に、前記記憶部に記憶した復旧処理を実行するための処理実行ボタンを表示させる制御部を有することを特徴とする樹脂封止装置。
  4. 前記制御ユニットは、復旧処理が複数ある場合、アラームヘルプ画面に表示させた処理実行ボタンを順次表示可能としたことを特徴とする請求項3に記載の樹脂封止装置。
  5. 前記表示ユニットは、前記各ユニット間を移動可能に設けられ、
    前記表示ユニットが前記ユニットのいずれかに移動したことを検出する表示ユニット検出部を備え、
    前記制御ユニットの制御部は、前記異常検出部で異常検出されたユニットに移動させた表示ユニットが、前記表示ユニット検出部に検出されると、前記表示ユニットの表示部のアラーム画面に、前記ユニットの異常検出内容を表示させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の樹脂封止装置。
  6. 前記ユニットは、
    基材及び樹脂材料を供給する材料供給ユニットと、
    前記プレスユニットで形成された成形品を収納する成形品収納ユニットとを含み、
    前記材料供給ユニットからプレスユニットに基材及び樹脂材料を搬送し、プレスユニットから成形品収納ユニットに成形品を搬送する搬送部材を備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の樹脂封止装置。
  7. 前記制御ユニットの制御部は、前記表示ユニット検出部により表示ユニットが前記ユニットのいずれかに移動したことが検出されると、他のユニットの手動操作を不能とするインターロック制御を行うことを特徴とする請求項5又は6に記載の樹脂封止装置。
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