JP5373564B2 - 電子部品外段取り装置及び電子部品外段取り方法 - Google Patents

電子部品外段取り装置及び電子部品外段取り方法 Download PDF

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本発明は、電子部品外段取り装置及び電子部品外段取り方法並びに電子部品装着装置、特に供給テープやフィーダの掛け違いを防止できる信頼性の高い電子部品外段取り装置及び電子部品外段取り方法並びに電子部品装着装置に関する。
近年、プリント基板に電子部品を装着し回路基板を生産することにおいて、電子部品装着装置の稼働率向上が望まれている。そのためには、電子部品の補充時間または段取り替えを短時間で完了させるとともに、フィーダカートに然るべき電子部品を間違いなく、確実にセットすることが重要である。
従来技術としては特許文献1に示す技術がある。特許文献1に示す技術は電子部品を収納した供給テープが巻回された供給リールに設けられたバーコードとセットすべきフィーダに設けられたバーコードを読み取り、両者のデータを照合してセットし、その後フィーダをフィーダカートに載置している。
特開2008−226975号公報
しかしながら、上記従来技術は、供給テープの挿入部が常に開いているために、照合した後供給テープを間違ったフィーダにセットする供給テープの掛け違いを完全に防ぐことができない課題がある。
また、上記従来技術は、フィーダを間違ったフィーダカートに、あるいはフィーダカートの間違った位置にセットするフィーダの掛け違いを完全に防ぐことができない課題がある。
さらに、上記従来技術は、フィーダカートを電子部品装着装置に接続した時に初めて供給テープまたは間違ったフィーダを検知できる。従って、装着作業を直ちに開始することができなく、電子部品装置吸着装置の稼働率が低下する虞がある。
従って、本発明の第1の目的は、供給テープの掛け違いを防止できる信頼性の電子部品外段取り装置及び電子部品外段取り方法を提供することである。
また、本発明の第2の目的は、フィーダの掛け違いを防止できる電子部品外段取り装置及び電子部品外段取り方法を提供することである。
さらに、本発明の第3の目的は、上述の電子部品外段取り装置によって段取りされたフィーダカートを用いることよって稼働率の高い電子部品装着装置を提供することである。
本発明の第1または第2の目的を達成するために、生産する基板の種類である生産機種に応じてフィーダをフィーダカートにセットするあるいはフィーダカートに既にセットされたフィーダに電子部品を有する供給テープをセットする際に、前記生産機種に応じて前記フィーダカートにセットすべきフィーダ情報、前記電子部品の電子部品情報のうち少なくとも一方を有する外段取りデータと、セットすべき対象から読み取った該外段取りデータに対応する対応データとに基づいて判断し、前記セットすべき対象の掛違いを防止することを第1の特徴とする。
また、本発明の第1の目的を達成するために、第1の特徴に加え、前記セットすべき対象は既に前記フィーダカートにセットされた前記フィーダにセットする前記供給テープであって、前記供給テープを挿入する挿入口と該挿入口の開閉を外部から開閉情報に基づいて開閉する開閉手段を有する前記フィーダのうち該当する該当フィーダに対し、前記判断した開閉情報を送出することを第2の特徴とする。
さらに、本発明の第1の目的を達成するために、第2の特徴に加え、前記掛違い防止は前記電子部品情報とフィーダの幅情報を有するフィーダ情報の少なくとも一方に基づき前記該当フィーダを決めることを第3の特徴とする。
また、本発明の第1または第2の目的を達成するために、第3の特徴に加え、前記読み取りは前記供給テープが巻回された供給リールに設けられた対応データを読み取ることであることを第4の特徴とする。
さらに、本発明の第2の目的を達成するために、第1の特徴に加え、前記セットすべき対象は前記フィーダであって、前記掛違い防止はフィーダの幅情報を有するフィーダ情報に基づき前記フィーダカートにセットされたフィーダのセット位置が正しいか判断することを第5の特徴とする。
また、本発明の第2の目的を達成するために、第5の特徴に加え、前記読み取りは前記フィーダがセットされた時にフィーダカート、フィーダの少なくとも一方から送出される対応フィーダ情報を受取る入出力部を介して行なわれることを第6の特徴とする。
さらに、本発明の第1または第2の目的を達成するために、第1の特徴に加え、前記フィーダは前記供給テープが未装着であることを第7特徴とする。
また、本発明の第3の目的を達成するために、外段取りしたフィーダカートのID情報と前記外段取りデータと合わせて上位システムの記憶部に保存し、電子部品装着装置に接続されたフィーダカートのID情報を読み取り、前記保存された上位システムの記憶部の前記フィーダカートのID情報と照合し、フィーダカートの掛違いを防止することを第8特徴とする。
最後に、本発明の第3の目的を達成するために、第1乃至第6のいずれかの特徴を有する外段取りよってセットされたフィーダカートを用いて電子部品をプリント基板に装着することを第9の特徴とする。
本発明によれば、供給テープの掛け違いを防止できる信頼性の高い電子部品装着装置またはフィーダあるいは電子部品装着方法を提供できる。
また、本発明によれば、フィーダの掛け違いを防止できる電子部品外段取り装置及び電子部品外段取り方法を提供できる。
さらに、本発明によれば、上述の電子部品外段取り装置によって段取りされたフィーダカートを用いることによって稼働率の高い電子部品装着装置を提供できる。
本実施形態における電子部品外段取り装置を示す図である。 本電子部品外段取り装置で段取りされたフィーダカートを使用する電子部品装着装置の一実施形態の平面図である。 本実施形態における供給テープの構成を示す図である。 本実施形態におけるフィーダを示す図である。 図1に示す電子部品外段取り装置のブロック図である。 外段取りデータの一例と、フィーダのカートへのセット状況及び供給テープのフィーダへのセット状況とを示す表示画面である。 フィーダ情報の例を示す図である。 本実施形態における外段取りの全体的な流れを示す作業処理フロー図である。 フィーダの掛け違いの防止を考慮したセットフロー図である。 供給テープの掛け違いの防止を考慮したセットフロー図である。 図10に示すセット時のフィーダの外部の動きを示す図である。 図10に示すセット時のフィーダの内部の動きを示す図である。
図1は、本発明の最も特徴である電子部品外段取り装置(以下、単に外段取り装置という)の一実施形態を示す図である。説明を解り易くするために、外段取り装置及び電子部品外段取り方法(以下、単に外段取り方法という)を説明する前に、外段取り装置または外段取り方法よって段取りに用いられるフィーダやフィーダカート(以下、単にカートという)及び外段取りで準備されたカートを用いて電子部品を装着する電子部品装着装置を説明する。
まず、電子部品装着装置の実施形態を説明する。図2は本発明の一実施形態である電子部品装着装置1の平面図である。本電子部品装着装置1(以下、必要によって本体1と略す)は、左側の上下に2ブロックLU,LD、右側の上下2ブロックRU,RDの計4ブロック(符号は基本的にLUブロックのみ記す。)と制御装置80とを有している。それぞれのブロックにはテープ・フィーダが多数設けられている部品供給エリア13、装着ヘッド6、装着ヘッドを移動させる装着ヘッド体11、装着ヘッドにおける電子部品の吸着保持状態を撮像する部品認識カメラ19が設けられている。装着ヘッド体11は、リニアモータで構成する左右移動用レール18上を左右に移動し、左右移動用レール18と同様にリニアモータで構成する上下移動用レール16を上下に移動する。
このような構成によって、装着ヘッド体11に固定された装着ヘッド6が部品供給エリア13から電子部品を吸着し、部品認識カメラ19で電子部品の吸着保持状態を監視して、基板Pの所定の位置まで移動し、吸着した電子部品を基板Pに装着する。
このような動作が4つのブロックで行なわれる。そのために中央には、基板Pを搬送する4つのシュート5a〜5dがあり、上側2本のシュート5c、5dが上側ブロック用の基板搬送ラインUを、下側2本のシュート5a、5bが下側ブロック用の基板搬送ラインDを構成する。基板Pは、受渡部7により振分けられ基板搬送ラインU又はDに搬入される。
次に、本体1の部品供給エリア13に装着されたカート50の一実施形態を図1を用いて説明する。カート50は、ベース部51、基板に装着すべき種々の電子部品を種類毎に収納した供給テープ60を巻回した複数の供給リール70を格納するリール格納部52、前記複数の供給リールに対応し規則正しく配列された複数のフィーダ2を固定するフィーダ固定部53、フィーダカート50を部品供給エリア3に装脱着するためのハンドル部54及び外段取り装置100との信号の授受を行なう信号授受ケーブル57とを有している。また、信号授受ケーブルは本体1に接続されたときは本体1との間で信号の授受を行なう。さらに、カートのベース部51には本体1の部品供給エリア13に装着可能とするキャスター(図示せず)が設けられている。なお、図1においては煩雑さの防ぐために供給リール70と供給テープ60を3組のみ示している。
図3は供給テープ60の構成を示し、供給テープは電子部品4の収容部63を有するキャリアテープ62とキャリアテープをカバーするカバーテープ61とを有し、キャリアテープ62にはその一端側に後述するスプロケットと契合し供給テープを移動させるスプロケット孔64を一定間隔毎に有する。
図4は図1に示したフィーダ2の一実施形態を示した図である。フィーダ2は、大別して、供給テープ60の掛け違い防止手段を構成する挿入ゲート部20、供給テープを挿入するため供給テープ挿入部30、吸着ノズル17により吸着される電子部品を吸着位置Sに移動させる電子部品装着部40、供給テープ挿入部30及び電子部品装着部40を構成する後述する3つのスプロケットを一体に駆動するスプロケット駆動部48、フィーダをフィーダカート50に固定するカセット固定部35、図1に示す信号授受ケーブル57を介して外段取り装置100または本体1との信号の授受をするインターフェイス36及び外段取り装置または本体からの情報やフィーダ2に内在する後述するセンサからの信号を受け各部を制御し、外段取り装置100または本体1との信号授受を行なう供給カセット制御部37を有する。
挿入開閉部である挿入ゲート部20は、供給テープ60を挿入可能な挿入口21と挿入口を開閉するゲート22、ゲートを上下させる小型モータ23及び後述するように供給テープを挿入するフィーダであることを認識させるLED25を有する。挿入ゲート部20は、新たな供給テープ60をフィーダ30にセットするときに、掛け違いを防止するために外段取り装置100から指令(開閉情報)に基づき開閉手段を構成するゲートを開閉する。
供給テープ挿入部30は、挿入ゲート部20における供給テープ60の存在の有無を検出するゲート部テープ検出センサ31と供給テープ60を吸着位置S側に送る挿入スプロケット32とを有する。ゲート部テープ検出センサ31はVの字型の板バネ31aと光センサ31bを有する。供給テープ60の存在の有無は板ばね31aの中央に設けた光路遮断板31cが光センサの光路を遮断することで検出される。その結果、ゲート部テープ検出センサ31は2つの役割を果たす。一つ目は挿入ゲート部20から供給テープ60が挿入されたことを検出する、2つ目は供給テープ60の後端部がゲート部テープ検出センサ31を通過することで供給テープが終了したことを検出することである。一方、スプロケット32はスプロケット駆動部48に駆動され、供給テープ60のスプロケット孔64(図3参照)と噛み合い供給テープ60を矢印Aの方向に移動させる。
電子部品装着部40は供給テープ60を主として駆動する駆動スプロケット41、駆動スプロケットがスプロケット孔64(図3参照)を確実に押し出すために供給テープ60を駆動スプロケット41側に押し付ける押付機構42、供給テープ60のセット時にその先端を押付機構42に押し込む押込スプロケット43、駆動スプロケット41と押込スプロケット43の間に設けられ吸着ノズル17が電子部品を吸着するための吸着孔44及び押込スプロケット43の手前に設けられ供給テープの有無の検出する駆動部テープ検出センサ45を有する。押付機構42には供給テープから電子部品4を取り出すために図3に示すカバーテープ61をカットするまたは剥離する機構(図示せず)が存在する。また、駆動部テープ検出センサ45の構成は基本的にはゲート部テープ検出センサ31と同じ構成である。
スプロケット駆動部48は三つのスプロケット(挿入スプロケット32、駆動スプロケット41及び押込スプロケット43)のそれぞれに同心円状に設けたウオームホイール32H、41H及ぶ43Hと噛み合うウオームギヤ46を介して各スプロケットを同時31を駆動するスプロケット駆動モータ47を有する。このことによりスプロケット駆動機構が簡略化され、3つのスプロケットの駆動タイミイングをとる必要がなく制御もし易くなる利点がある。
図1は、本発明の一実施形態である外段取り装置100の構成を示した図である。図5は外段取り装置のブロック図を示す。以下、図1と図5を用いて外段取り装置の構成と動作を説明する。
外段取り装置100は、例えば図5に示すように本体1にセットされたカート50を用い本体1が生産機種を実施中に、次または次々の生産機種のために、作業員がカートに所定のフィーダと電子部品を有する供給テープをセットする装置である。外段取りは、その多くの場合、外段取りしたカートを使用する本体1の近くで行なわれる。生産機種とは一般的に電子部品を装着する基板の種類のことである。
外段取り装置100は、外段取り処理を主として行なうカートコントロールシステム110と、カートコントロールシステムやLAN回線170を介して上位システムの記憶部であるサーバ180とのデータ等の授受し、作業員とのマンマシン機能を有する制御インターフェイス部120と、及び供給リール70に貼付され、そのリールに巻回された供給テープの有する電子部品の種類、サイズ等を示すIDデータ58を読み取る読取機140とを有する。
制御インターフェイス部120は、作業者が生産機種番号151等を入力するためのキーボード(入力手段)122と、段取り状況や段取り結果を表示する表示部123と、入力された生産機種の段取りに必要な生産機種データ(以下、外段取りデータ150という)をサーバ180から読み取り、キーボード、表示部及び読取機140を制御するインターフェイス制御部121とを有する。
カートコントロールシステム110は、周辺機器とのインターフェイス部114、制御インターフェイス部120から伝送された生産機種番号151、IDデータ58及び外段取りデータ150等を格納されるRAM112、段取り制御プログラムが格納されているROM112と、RAMに格納されたデータに基づき段取りを制御し、掛違いを防止する掛違い防止制御手段を有する段取り制御部111と、フィーダ2との通信入出力部115、直接入出力部116とを有する。通信入出力部115はフィーダの情報の読み出しやフィーダのパラメータ等の制御と通信を行なうデータ通信部である。一方、直接入出力部116はカート50の接続情報、フィーダのレーンのセット情報やカートのベース部51(図1参照)を昇降動作等の信号が直接接続される接続部である。
図6は、生産機種番号151及び外段取りデータ150の一例と、フィーダ2のカートへのセット状況及び供給テープ60のフィーダへのセット状況とを示す表示部123の表示画面126である。表示画面126には直接接続入力部116によりカート50が外段取り装置100に接続されたときにカートから読み取られたフィーダカートのID情報であるカート番号152も表示されている。
外段取りデータ150には2種類ある。一つは各レーン59にセットされるべくフィーダの情報を示すフィーダ情報153であり、他の一つはフィーダ2にセットされる供給テープの有する電子部品の情報を示す電子部品情報154である。フィーダ情報は供給テープの幅を示す幅情報153aと型を示す型情報153bを有する。図7はフィーダ情報の例を示したものである。フィーダには種々のタイプがある。例えば、8mm幅以下の供給テープ用のものを2台一組で2つのレーンにセットされる8mmD(ダブル)や12mm幅や16mm幅の供給テープ用で2レーンを使用する16mmタイプがある。16mm幅タイプ以上のフィーダはシングルレーンと接続できる補助シートを有し、すべてシングル(S)タイプである。図7に示すように各タイプのフィーダの幅はレーン幅の整数倍となっている。
一方、電子部品情報154は、その対応データであるIDデータ58(図1参照)と同一内容であり、電子部品種類154aを示すアルファベットとサイズやピン数等154bを示す数字とで構成されている。例えば、Rは抵抗でありCはコンデンサであり、1005は1.0mm×0.5mmの部品サイズを示し、Kはコネクタであり、20はピン数を示す。数字部分は電子部品の種類によって様々な形態を取り得る。
次に、図1に示す本実施形態の外段取り装置100におけるフィーダ2及び供給テープ60の掛け違いを防止する方法を説明する。
まず、上記本実施形態における外段取りの全体的な流れを図8に示す作業処理フローを参照して説明する。
まず、作業員が次の生産機種の生産機種番号151を入力する(Step1)。そこで、制御インターフェイス部120のインターフェイス制御部121は、生産機種番号に基づき図6に示す外段取りデータをサーバ180から読み込み、表示部123に表示する。また、当該外段取りデータをカートコントロールシステム110のRAM112に格納する(Step2)。次に、直接入出力部116からカート50の接続の有無を確認し、図6に示す表示画面126にカートから送られてきたカート番号を一定時間点滅表示し、作業員に準備完了を知らせる(Step3)。
その後、後述する掛け違い防止をチェックしながらフィーダ2をカート50のレーン59にセットするフィーダセット処理(サブルーティンS1)を、各フィーダ2に供給テープ60をセットする供給テープセット処理(サブルーティンS2)を順次行なう。2つのセット処理が完了したら、表示画面126のデータ(外段取り完了データ157)をすべてサーバ180に転送する(Step4)。本体1が該当する生産機種を実施するまで待機する(Step5)。当該生産機種を始めるためにカート50を図2に示す本体1の部品供給エリア13にセットする(Step6)。本体1は、カート番号を読み取り、サーバ180から読み込んだ外段取り完了データ157のカート番号152(カートのID情報)と照合し、対象としているカートであることを確認し、装着処理を開始、所定の一連の作業を実施後、処理を終了させる(Step7)。
上述したStep7で説明したようにフィーダカートの掛違いを防止するフィーダカートの掛違い防止制御手段を本体1が有することによってフィーダカートの掛違いを防止することができる。
次に、図8のサブルーティンS1に相当するフィーダの掛け違いの防止を考慮したセットフローを図9に示す。まず、フィーダをレーンにセットする(Step1)。そして、直接入出力部116からセットされたレーン番号59を、入出力部115からフィーダ情報と同一であり対応データである対応フィーダ情報を受取り、カートコントロールシステム110のRAM112に格納する(Step2)。次に、図6に示す外段取りデータ150のフィーダ情報153と対応フィーダ情報とを照合し、然るべきレーンに然るべきフィーダがセットされたかを判定する(Step3)。正常にセットされたときは図6に示す表示画面126のフィーダのセット結果欄155に“OK”の文字が黒で表示される(Step4)。一方、セットすべきフィーダが異なるときはセット結果欄155に“NG”の文字が赤表示され点滅する(Step5)。セットされるべきレーン位置が異なる場合はセットされるべきレーン番号が赤に変わり点滅する。同じ幅、同じ型であり当該フィーダがセットされ得るレーンが複数ある場合、そのすべてのレーン番号が赤点滅する(Step6)。作業員はこの情報に基づいて再度実施するためにStep1に戻る。すべて、フィーダがセットされれば終了する(Step7)。
上記に説明したフィーダのセット方法によれば、フィーダを確実にセットでき、掛け違いを防止できる。
以上説明したフィーダの掛違い本実施形態ではフィーダのフィーダ内あるいはフィーダカートからの外段段取りデータに対応する対応データを外段取り装置の入出力部を介して得たが、後述する供給リールのケースと同様に、フィーダにバーコードなどを設けてもよい。
また、以上説明したフィーダの掛違い本実施形態では、フィーダをフィーダカートにセットする際に、供給テープが内蔵または挿入されていなかった。しかし、例えば外段取りデータとして電子部品情報も持たせることで、供給テープが内蔵または既に挿入されていても、フィーダの掛け違いを防止と合わせて、次に説明する供給テープの掛け違いも防止することができる。
さらに、以上説明したフィーダの掛違い本実施形態では、フィーダ情報としてフィーダの幅・型を用いたが、8mmDを16mmとすることで幅のみの情報でセットすべきレーンを判断することができる。また、電子部品情報によりフィーダの幅を決定することも可能であるので、電子部品情報のみでセットすべきレーンを判断することもできる。
次に、図8に示すサブルーティンS2に相当する供給テープの掛け違いを防止しながら供給テープをフィーダ2にセットするセットフローを図10に示す。図11はリールのIDデータ58の読み取り及びそのときのフィーダの外部の動きを、図12はフィーダの内部の動きを示す。以下、セットフローを図11、図12を参照しながら図10を中心に説明する。
まず、供給リール70にその供給テープが収納する電子部品の種類、大きさを示す電子部品情報の対応データであり、電子部品の種類、大きさを示すIDデータ58が設けられており、図11(a)に示すようにそのIDデータを読取機140により読み取り、制御インターフェイス部120からカートコントロールシステム110に送出する(Step1)。
本実施形態ではIDデータ58の媒体としてバーコード58Dを使用し、読取機として制御インターフェイス部120に接続されたバーコードリーダ140で読み取っている。他の方法としてはIDデータをミューチップで形成し、読取機はミューチップリーダが挙げられる。また、読取機を直接カートコントロールシステム110に接続してもよい。
次に、カートコントロールシステム110は、読み取ったIDデータと図8のStep2で既に読み込まれた外段取りデータ150の電子部品情報154とを照合し(Step2)、セットすべきフィーダを判定し(Step3)、当該フィーダ2に判定結果である開閉情報を転送する、すなわち、後述するゲート22を開かせるための指令である開指令を出力する(Step4)。
上記の照合において対応するフィーダがない場合(当該電子部品情報に対応したレーンにフィーダが未セットの場合)は作業員にその旨を伝える(Step5)。伝える方法としては図6のセット結果欄156に“NG”を赤で表示し点滅する。または、他の方法として警告音を出すあるいはバーコードリーダ上にLEDを設け点滅させる等がある。
Step4後、当該フィーダ2の供給カセット制御部37(図4参照)は判定結果(開閉情報である開指令)を受け、図11(b)、図12(b)に示すように、挿入口21の開閉手段を構成するゲート22を開き、上部にあるLED25を点滅し、作業者に供給テープを挿入するフィーダを知らせる(Step6)。なお、図12(a)はゲートを開く前の閉じた状態を示す。また、作業員に知らせる方法はLEDの他液晶モニタなど表示器や旗などの作業員が認識され易いものであればよい。そこで、作業者は図11(c)の矢印Bで示すようにその挿入口21に供給テープ60を挿入する。(Step7)。供給カセット制御部37は、供給テープの挿入をゲート部テープ検出センサ31で検出し(図12(c))、挿入スプロケット32を駆動し供給テープ60を吸着位置S側に送る(図12(d)) (Step8)。この作業を電子部品を供給する全てのリールに対応したフィーダに対して行なう(Step9)。生産する基板種で全てのフィーダから電子部品を供給する場合は全てのフィーダに対して行なう。
もし作業員が何らかの事情で一定時間にこの一連作業を終了させることができなかった場合には、ゲート22を閉じ再度同じ手順を行なうようにし、極力掛け違いを防止する。
さらに、極力掛け違いを防止するために、フィーダに手順を確認するための表示または手順を進めるための手順確認スイッチ26を設けてもよい。
以上に、説明したように本実施形態によれば、供給テープを確実にセットでき、掛け違いを極力抑えることができる。
以上説明した実施形態では外段取りデータとその対応データは同一内容であったが必ずしも同一内容でなくてもよい。内容が異なっていても互いに変換できればよい。例えば、図6に示すフィーダ情報において数字の1は8mmDを示し、2は8mmSを示すように予め決め、一方対応フィーダ情報ではアルファベッドのAは8mmD、Bは8mmSを示すように決める。この結果、1とA,2とBというように対応関係ができ、互いに変換できる。
以上のように本発明の実施形態について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で前述の種々の代替例、修正又は変形を包含するものである。
1:電子部品装着装置(本体) 2:フィーダ
3:部品供給エリア 4:電子部品
20:挿入ゲート部 21:挿入口
22:ゲート 25:LED
26:手順確認スイッチ 30:供給テープ挿入部
31:ゲート部テープ検出センサ 32:挿入スプロケット
37:供給カセット制御部 40:電子部品装着部
41:駆動スプロケット 42:押付機構
43:押込スプロケット 44:電子部品吸着孔
45:駆動部テープ検出センサ 48:スプロケット駆動部
50:フィーダカート 52:リール格納部
53:フィーダ固定部 57:信号授受ケーブル
58:IDデータ 58D:バーコード
59:レーン(レーン番号) 60:供給テープ
70:供給リール 100:電子部品外段取り装置
110:カートコントロールシステム 111:制御部
112:RAM 113:ROM
114:インターフェイス部 115:通信入出力部
116:直接入出力部 120:制御インターフェイス部
121:インターフェイス制御部 122:キーボード
123:表示部 126:表示画面
140:読取機(バーコードリーダ) 150:外段取りデータ
151:生産機種番号 152:カート番号
153:フィーダ情報 154:電子部品情報
155、156:セット結果欄 157:外段取り完了データ
170:LAN回線 180:サーバ。

Claims (7)

  1. 生産機種に応じてフィーダをフィーダカートにセットするあるいは前記フィーダカートに既にセットされた前記フィーダに電子部品を有する供給テープをセットする電子部品外段取り装置において、
    前記生産機種に応じて前記フィーダカートにセットすべきフィーダ情報、前記電子部品の電子部品情報のうち少なくとも一方を有する外段取りデータと、セットすべき対象から該外段取りデータに対応する対応データを読み取る読取手段と、前記外段取りデータと前記対応データに基づいて前記セットすべき対象の掛違いを防止する掛違い防止制御手段を有し、
    前記セットすべき対象は、既に前記フィーダカートにセットされた前記フィーダにセットする前記供給テープであって、前記フィーダは前記供給テープを挿入する挿入口と該挿入口の開閉を外部からの開閉情報に基づいて開閉する開閉手段を有し、前記掛違い防止制御手段は前記開閉情報を判断し、該当する該当フィーダに送出する、
    ことを特徴とする電子部品外段取り装置。
  2. 前記掛違い防止制御手段は前記電子部品情報とフィーダの幅情報を有する前記フィーダ情報との少なくとも一方に基づき前記該当フィーダを決めることを特徴とする請求項1に記載の電子部品外段取り装置。
  3. 前記読取手段は前記供給テープが巻回された供給リールに設けられた対応データを読み取る手段であることを特徴とする請求項1に記載の電子部品外段取り装置。
  4. 前記電子部品情報は前記電子部品の種類及びサイズを有することを特徴とする請求項1に記載の電子部品外段取り装置。
  5. 生産機種に応じてフィーダをフィーダカートにセットするあるいは前記フィーダカートに既にセットされた前記フィーダに電子部品を有する供給テープをセットする電子部品外段取り方法において、
    前記生産機種に応じて前記フィーダカートにセットすべきフィーダ情報、前記電子部品の電子部品情報のうち少なくとも一方を有する外段取りデータと、セットすべき対象から読み取った該外段取りデータに対応する対応データとに基づいて判断し、前記セットすべき対象の掛違いを防止し、
    前記セットすべき対象は、既に前記フィーダカートにセットされた前記フィーダにセットする前記供給テープであって、前記供給テープを挿入する挿入口と該挿入口の開閉を外部から開閉情報に基づいて開閉する開閉手段を有する前記フィーダのうち該当する該当フィーダに対し、前記判断した開閉情報を送出する、
    することを特徴とする電子部品外段取り方法。
  6. 前記掛違い防止は前記電子部品情報とフィーダの幅情報を有する前記フィーダ情報の少なくとも一方に基づき前記該当フィーダを決めることを特徴とする請求項5に記載の電子部品外段取り方法。
  7. 前記読み取りは前記供給テープが巻回された供給リールに設けられた対応データを読み取ることであることを特徴とする請求項6に記載の電子部品外段取り方法。
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