JP5374401B2 - 電子部品装着装置、部品供給装置及び電子部品装着方法 - Google Patents

電子部品装着装置、部品供給装置及び電子部品装着方法 Download PDF

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本発明は、電子部品装着装置、部品供給装置及び電子部品装着方法に係わり、特に供給テープを部品供給装置にセットする時の掛け違いを防止できる信頼性の高い電子部品装着装置、部品供給装置及び電子部品装着方法に関する。
プリント基板に電子部品を装着する電子部品装着装置には、従来から、稼働率向上が望まれている。そのためには、装着する電子部品を補充する時間や、段取り替えを短時間で完了させる必要がある。さらに、プリント基板に装着すべき種々の電子部品を、種類毎に部品供給テープとして収納する部品供給装置に、電子部品を間違いなく、確実にセットすることが重要である。
従来技術としては、例えば、特許文献1に示す技術がある。特許文献1には、部品供給リールに設けられたバーコードと、セットすべき部品供給装置に設けられたバーコードとを読み取り、両者のデータを照合してセットし、その後部品供給装置を部品供給カートに載置する技術が記載されている。また、特許文献1に示す技術は、供給カートで上記作業を行なっていた。
特開2008−226975号公報
しかしながら、従来技術には、部品供給テープをセットするための挿入部が常に開いているために、照合した後の部品供給テープを間違った部品供給装置の挿入部にセットすることがあった。またあるいは、セットした部品供給装置を、間違った部品供給カートに収納することがあった。即ち、上記従来技術には、それらの掛け違いを完全に防ぐことができないという問題があった。
本発明の目的は、上記のような問題に鑑み、部品供給テープを部品供給装置にセットする時の掛け違いを低減できる信頼性の高い電子部品装着装置、部品供給装置及び電子部品装着方法を提供することである。
上記の課題を解決するために、本発明の電子部品装着装置は、電子部品を収納する供給テープを挿入する挿入ゲート部と、挿入された前記供給テープを前記電子部品を取り出すための取り出し孔の位置まで移動させるテープ送り機構とを有する部品供給装置、並びに、前記電子部品を取り出し装着する装置本体及び前記部品供給装置を制御する制御装置を備える電子部品装着装置において、前記部品供給装置の前記挿入ゲート部は、前記供給テープを挿入するための挿入口と、前記挿入口を開閉するゲート開閉部とを具備し、前記部品供給装置は、前記制御装置の制御に応じて前記ゲート開閉部を制御する部品カセット制御部を有し、前記制御装置は、前記供給テープに収納されている電子部品の情報を有するIDデータを入力するIDデータ入力手段、及び、前記IDデータに基づいて、前記部品供給装置を照合し、該照合した部品供給装置に、前記挿入ゲート部を開状態にする制御信号を出力することを特徴とする。
また上記本発明の電子部品装着装置において、前記部品供給装置は、さらに、供給テープが存在するか否かを検出し、該検出された情報を前記制御装置に出力するゲート部テープ検出センサを有し、前記制御装置は、前記検出された情報に基づいて、前記部品供給装置に制御信号を出力するものである。
また好ましくは、上記本発明の電子部品装着装置において、前記挿入ゲート部のゲート開閉部は、少なくとも、モータ、ゲート、上限メカストッパ、及び下限メカストッパとで構成され、前記ゲートの頭部が前記挿入口を上下に突き抜けるように配設され、前記ゲートは、滑りネジまたははすば歯車で結合した内管部と外管部から成り、前記外管部の外側と前記モータの外側に、それぞれ、所定の極数のマグネットを設け、前記モータと前記外管部とを磁力で結合し、前記モータの回転を前記磁力で前記外管部に伝達し、前記外管部の回転を前記滑りネジまたははすば歯車で前記内管部に伝達することで、回転方向により上下方向に移動し、上部にある挿入口を開閉することを特徴とする。
また、上記発明の電子部品装着装置において、前記ゲートが上昇して前記挿入口の上部を突き抜けて前記挿入口を塞ぐことによって、前記供給テープが挿入できないように前記挿入ゲート部を閉状態にすることを特徴とする。
さらに好ましくは、上記発明の電子部品装着装置において、前記ゲートが下降して前記挿入口を開くことによって、前記供給テープを挿入できるように前記挿入ゲート部を開状態にすることを特徴とする。
またさらに好ましくは、上記発明の電子部品装着装置において、前記ゲートが上昇し前記上限メカストッパで停止した場合に、前記モータが空転することを特徴とする。
また好ましくは、上記発明の電子部品装着装置において、前記ゲートが下降し前記下限メカストッパで停止した場合に、前記モータが空転することを特徴とする。
また好ましくは、上記発明の電子部品装着装置において、前記ゲートの頭頂にLEDを設け、前記挿入口から前記LEDの点灯または点滅が目視できることによって、作業員が供給テープの挿入すべき部品供給装置が判別できるものである。
また、上記課題を解決するために、本発明の部品供給装置は、電子部品を収納する供給テープを挿入する挿入ゲート部と、挿入された前記供給テープを前記電子部品を取り出すための取り出し孔の位置まで移動させるテープ送り機構とを有する部品供給装置において、
前記部品供給装置の前記挿入ゲート部は、前記供給テープを挿入するための挿入口と、前記挿入口を開閉するゲート開閉部とを具備し、
前記部品供給装置は、前記制御装置の制御に応じて前記挿入開閉部を制御し、外部の制御装置から制御信号に基づき前記挿入開閉部を制御する部品カセット制御部とを有することを特徴とする。
好ましくは、上記発明の部品供給装置は、供給テープが存在するか否かを検出し、該検出された情報を前記制御装置に出力するゲート部テープ検出センサを有するものである。
また、好ましくは、上記発明の部品供給装置は、前記挿入ゲート部のゲート開閉部は、少なくとも、モータ、ゲート、上限メカストッパ、及び下限メカストッパとで構成され、前記ゲートの頭部が前記挿入口を上下に突き抜けるように配設され、前記ゲートは、滑りネジまたははすば歯車で結合した内管部と外管部から成り、前記外管部の外側と前記モータの外側に、それぞれ、所定の極数のマグネットを設け、前記モータと前記外管部とを磁力で結合し、前記モータの回転を前記磁力で前記外管部に伝達し、前記外管部の回転を前記滑りネジまたははすば歯車で前記内管部に伝達することで、回転方向により上下方向に移動し、上部にある挿入口を開閉するものである。
さらに好ましくは、上記発明の部品供給装置は、前記ゲートが上昇して前記挿入口の上部を突き抜けて前記挿入口を塞ぐことによって、前記供給テープが挿入できないように前記挿入ゲートを閉状態にすることを特徴とする。
またさらに好ましくは、上記発明の部品供給装置は、前記ゲートが下降して前記挿入口を開くことによって、前記供給テープを挿入できるように前記挿入ゲートを開状態にするものである。
さらにまた好ましくは、上記発明の部品供給装置は、前記ゲートが上昇し前記上限メカストッパで停止した場合に、前記モータが空転し、前記ゲートの外管部が回転しないすることを特徴とする。
また好ましくは、上記発明の部品供給装置は、前記ゲートが下降し前記下限メカストッパで停止した場合に、前記モータが空転し、前記ゲートの外管部は回転しないすることを特徴とする。
さらに好ましくは、上記発明の部品供給装置は、前記ゲートの頭頂にLEDを設け、作業員が供給テープの挿入すべき部品供給装置が判別できるように前記挿入口から前記LEDの点灯または点滅することを特徴とする。
さらに上記課題を解決するために、本発明の電子部品装着方法は、電子部品を収納する供給テープを挿入し、挿入された前記供給テープを前記電子部品を取り出すための取り出し孔の位置まで移動させ、前記取り出し孔から供給テープに収納された電子部品を取り出しプリント基板に装着する電子部品装着方法において、前記供給テープに収納されている電子部品の情報を有するIDデータを入力し、前記IDデータに基づいて、部品供給装置を照合し、該照合した部品供給装置に、前記挿入ゲートを開状態にする制御信号を出力することを特徴とする。
好ましくは、上記発明の電子部品装着方法は、前記部品供給装置に供給テープが存在するか否かを検出し、前記検出された情報に基づいて、前記部品供給装置を制御するものである。
また好ましくは、上記発明の電子部品装着方法において、前記部品供給装置の前記挿入ゲート部のゲート開閉部は、少なくとも、モータ、ゲート、上限メカストッパ、及び下限メカストッパとで構成され、前記ゲートの頭部が前記挿入口を上下に突き抜けるように配設され、前記ゲートは、滑りネジまたははすば歯車で結合した内管部と外管部から成り、前記外管部の外側と前記モータの外側に、それぞれ、所定の極数のマグネットを設け、前記モータと前記外管部とを磁力で結合し、前記モータの回転を前記磁力で前記外管部に伝達し、前記外管部の回転を前記滑りネジまたははすば歯車で前記内管部に伝達することで、回転方向により上下方向に移動し、上部にある挿入口を開閉する部品供給装置であって、前記ゲートが第3の所定の時間上昇しないまたは第4の所定の時間下降しないと判定した場合に、前記部品供給装置のモータの回転を停止するものである。
さらに好ましくは、上記発明の電子部品装着方法は、前記電子部品供給装置の前記ゲートの頭頂に設けたLEDによって、前記挿入ゲート部開状態であるまたは開状態に移行するように制御信号を出力する場合には、同時に前記LEDを点灯または点滅するように制御するものである。
本発明によれば、部品供給テープを部品供給装置にセットする時の掛け違いを低減できる信頼性の高い電子部品装着装置または部品供給装置あるいは電子部品装着方法を提供することができる。また、本発明によれば、挿入口を開閉するためのゲートを上下動させるモータとを磁力で結合したことによって、メカストッパにより強制的に停止したゲートに対して、モータが回転を停止していないために発生するモータの焼きつき防止することができる。
本実施形態における電子部品装着装置の平面図である。 本実施形態における部品供給エリアと部品供給カートの斜視図である。 本実施形態における供給テープの構成を示す図である。 本実施形態における部品供給装置を示す図である。 本実施形態における掛け違いを防止の基本的な考え方示す図である。 本実施形態におけるID( IDentification )照合データ例を示す図である。 本発明の部品供給装置、電子部品装着装置及び電子部品装着方法における部品供給装置の一実施例のゲート開閉機構を説明するための図である。 本発明の部品供給装置、電子部品装着装置及び電子部品装着方法における部品供給装置の一実施例のゲート開閉機構のマグネットクラッチの配置を説明するための図である。 本発明の部品供給装置、電子部品装着装置及び電子部品装着方法における部品供給装置の一実施例のゲート開閉機構のゲートの上下移動について説明するための図である。 本発明の一実施例におけるゲート開閉機構のマグネットクラッチの一実施例の詳細を示す図である。 本発明の電子部品装着装置の一実施例の制御ブロック図である。
以下、図面に基づき、電子部品装着装置の実施形態を説明する。なお、各図の説明において、共通な機能を有する構成要素に付する符号には同一の番号を付している。
図1によって、本発明の電子部品装着装置の一実施例を説明する。図1は、本発明の一実施形態である電子部品装着装置の平面図である。
図1の電子部品装着装置1(以下、必要によって本体1と略称する)は、左側の上下に2ブロックLU,LD、右側の上下2ブロックRU,RDの計4ブロック(符号は基本的にLUブロックのみに記す。)と制御装置80とを有している。
なお、本電子部品装着装置1において、それぞれのブロックには部品供給装置が多数設けられている1つ以上の部品供給カートを装着した部品供給エリア13、装着ヘッド6、装着ヘッド6を移動させる装着ヘッド体11、装着ヘッド6における電子部品の吸着保持状態を撮像する部品認識カメラ19が設けられている。
装着ヘッド体11は、リニアモータで構成する左右移動用レール18上を左右に移動し、左右移動用レール18と同様にリニアモータで構成する上下移動用レール16を上下に移動する。
このような構成によって、装着ヘッド体11に固定された装着ヘッド6が部品供給エリア13から電子部品を吸着し、部品認識カメラ19で電子部品の吸着保持状態を監視して、プリント基板Pの所定の位置まで移動し、吸着した電子部品をプリント基板Pに装着する。
このような動作が4つのブロック(LU,LD,RU,RD)で行なわれる。そのために中央には、プリント基板Pを搬送する4つのシュート5a〜5dがあり、上側2本のシュート5c、5dが上側ブロック用の基板搬送ラインUを、下側2本のシュート5a、5bが下側ブロック用の基板搬送ラインDを構成する。プリント基板Pは、受渡部7により振分けられ基板搬送ラインUまたはDに搬入される。
図2によって、本発明の電子部品装着装置の部品供給エリアの一実施例を説明する。図2は、図1に示した本体1の部品供給エリア13に装着された部品供給カート50の一実施形態を示した図である。
図2の部品供給カート50は、ベース部51、基板に装着すべき種々の電子部品を種類毎に収納した供給テープ60を巻回した供給リール70、複数の供給リールを格納するリール格納部52、前記複数の供給リール70に対応し、所定のレーンに規則正しく配置された複数の部品供給装置(後述の図4参照)2を固定する部品供給装置固定部53、部品供給カート50を部品供給エリア13に装脱着するためのハンドル部54、及び本体1との信号の授受を行なう信号授受ケーブル57を接続するコネクタ(図示せず)とを有している。また、本体1には、前記信号授受ケーブル57を接続するカート用コネクタ55と後述する供給リール70に貼りつけられたバーコード(後述の図4または図5のバーコード58を参照)を読み取るバーコードリーダ56が設けられている。なお、図2においては煩雑さを防ぐために本発明に係る構成だけを示し、他は省略している。例えば、供給リール70(供給テープ60を含む)は、少数だけセットした図を示している。同様に、図2では、リール格納部52の数と部品供給装置2の数とは一致していない(設置できる部品供給装置2の数が極めて多いことを示す)。また、供給リール70の回転を支持する軸等も省略している。
図3によって、本発明の電子部品装着装置の一実施形態における供給テープの構成を説明する。図3は供給テープ60の構成の一実施例を示す平面図である。供給テープ60は、電子部品4の収容部63を有するキャリアテープ62と、キャリアテープ62をカバーするカバーテープ61とを有し、キャリアテープ62にはその一端側に後述するスプロケットと係合し供給テープを移動させるスプロケット孔64を所定間隔毎に有する。図3の右側の断面図(電子部品4は省略)で示すように、キャリアテープ62の収容部63は、電子部品4が収納可能なようにポケット状となっており、キャリアテープ64上面からポケットの底65までの距離を、供給テープの厚さtcで表わしている。
図4によって、本発明の部品供給装置の一実施例を説明する。図4は、図2に示した部品供給装置2の一実施形態を示した図である。部品供給装置2は、大別して、供給テープ60を部品供給装置にセットする時の掛け違い防止手段を具備する挿入ゲート部20、供給テープを挿入するため供給テープ挿入部30、吸着ノズル17による電子部品を吸着孔44側に移動させる電子部品装着部40、スプロケット駆動部48、部品供給装置2を部品供給カート50に固定するカセット固定部35、インタフェース36、及び、供給カセット制御部37を有する。
スプロケット駆動部48は、供給テープ挿入部30及び電子部品装着部40を構成する後述する3つのスプロケットを同期させて駆動する。また、インタフェース36は、図2に示す信号授受ケーブル57を介して本体1との信号の授受をする。また、供給カセット制御部37は、本体1からの情報や部品供給装置2に内在する後述するセンサからの信号を受け各部を制御し、本体1との信号授受を行なう。
挿入ゲート部20は、供給テープ60を部品供給装置にセットする時の掛け違い防止手段として、挿入開閉機能を有する。即ち、挿入ゲート部20は、供給テープ60を挿入可能な挿入口21、挿入口21を開閉するゲート22、ゲート22を上下させる小型のモータ23、及び後述するように供給テープ60を挿入する部品供給装置であることを認識させるLED( Light Emitting Diode )25を有する。なお、モータ23は、例えば、DCモータである。
挿入ゲート部20は、新たな供給テープ60を部品供給装置の供給テープ挿入部30にセットする場合において、供給テープを部品供給装置にセットする際の掛け違いを防止するために、本体1からの指令に基づきゲート22を上下し、挿入口21を開閉する。
供給テープ挿入部30は、挿入ゲート部20に供給テープ60が存在するか否か(存在の有無)を検出するゲート部テープ検出センサ31と、供給テープ60を吸着孔44側に送る挿入スプロケット32とを有する。
ゲート部テープ検出センサ31は、V字型の板バネ31aと光センサ31bを有する。供給テープ60の存在有の判定は、板バネ31aの中央に設けた光路遮断板31cが光センサ31bの光路を遮断することで検出する。その結果、ゲート部テープ検出センサ31は2つの役割を果たす。
1つ目の役割は、挿入ゲート部20から供給テープ60が挿入されたことを検出し、供給カセット制御部37を介して、若しくは、供給カセット制御部37及びインタフェース36を介して、制御装置80にテープ検出の有無の情報を出力することである。テープ検出及び検出の有無の情報の出力は、それぞれ所定の時間間隔で実行され、供給カセット制御部37及び制御装置80に出力される。2つ目の役割は、供給テープ60の後端部がゲート部テープ検出センサ31を通過することで、供給テープ60が終了したことを検出することである。なお、テープ検出の有無の情報は、供給カセット制御部37を介さず、直接制御装置80に出力しても良い。
一方、スプロケット32は、スプロケット駆動部48に駆動され、供給テープ60のスプロケット孔64(図3参照)と噛み合うことで係合し、供給テープ60を矢印Aの方向に移動させる。
電子部品装着部40は、供給テープ60を主として駆動する駆動スプロケット41、駆動スプロケット41がスプロケット孔64(図3参照)を確実に押し出すように、供給テープ60を駆動スプロケット41側に押し付ける押付機構42、供給テープ60のセット時にその先端を押付機構42に押し込む押込スプロケット43、駆動スプロケット41と押込スプロケット43の間に設けられ、吸着ノズル17が電子部品を吸着するための吸着孔44、及び、押込スプロケット43の手前に設けられ供給テープの有無の検出する駆動部テープ検出センサ45を有する。
押付機構42には、供給テープ60から電子部品4を取り出すために、図3に示すカバーテープ62をカットする機構または剥離する機構が存在する(図示せず)。また、駆動部テープ検出センサ45の構成は、基本的にはゲート部テープ検出センサ31と同じ構成である。
スプロケット駆動部48は、3つのスプロケット(挿入スプロケット32、駆動スプロケット41、及び押込スプロケット43)のそれぞれに、同心円状に設けたウォームホイール32H、41H及ぶ43Hと係合するウォームギヤ46を介して各スプロケット(挿入スプロケット32、駆動スプロケット41、及び押込スプロケット43)を同時に駆動するスプロケット駆動モータ47を有する。このことによりスプロケット駆動機構が簡略化され、同期させるために3つのスプロケットの駆動タイミイングをとる必要がなく、制御し易くなる利点がある。
次に、これらの機構を用いて、部品供給カート50を本体1に装着した状態で(言い換えれば、供給テープ60の段取り時あるいは供給テープの補充時に)、供給テープの掛け違いを防止しながら供給テープ60を部品供給装置2に如何にセットするかを、図5〜図9によって説明する。図5は、本発明の一実施形態の掛け違いを防止の基本的な考え方を示す図である。図6は、本発明の一実施形態におけるID( IDentification )照合データ例を示す図である。
まず図5を用いて本実施形態における供給テープを部品供給装置にセットする時の掛け違いを防止する基本的な考え方を説明する。図5(a)に示すように、供給リール70の表面には、その供給テープ60に収納された電子部品の種類、大きさ等を識別するためのIDデータ58Dが設けられている。作業員は、まず、電子部品を部品供給装置にセットするために、該当すると思われる供給テープ60を選択し、選択した供給テープ60の供給リール70上に存在するIDデータを、バーコードリーダ56を使って読み取る。読み取った結果は、自動的に、本体1の制御装置80(図1参照)あるいは上位のライン制御装置(図示せず)に送出される。本実施形態ではIDデータ58Dの媒体としてバーコード58を使用しバーコードリーダ56で読み取っている。なお、供給テープからその電子部品のIDデータを読み取る場合の、その他の媒体としては、ミューチップ(登録商標)等のRFID( Radio Frequency IDentification )のパッシブタグ、アクティブタグ、またはセミアクティブタグが考えら、バーコードリーダの替りにRFIDリーダを用いる。
一方、例えば制御装置80の記憶装置には、このIDデータと照合するID照合データ57が予め格納されている。図6はID照合データの一例を示したものである。ID照合データ57は、部品供給装置2が配置されたレーンのレーン番号57aとレーン番号に対応して、当該部品供給装置2にあるべき電子部品の種類、大きさ等のID情報57bとを有している。そこで、制御装置80はIDデータ58DとID照合データ57を照合することによりセットすべきレーンを判定し、対応するレーンに配置されている部品供給装置2に制御信号を出力する。
なお、上記の照合作業において、該当する部品供給装置がない場合には、制御装置80は、作業員にその旨を伝える。伝える手段としては音を出すまたはバーコードリーダ上にLEDを設け点滅させて知らせる、等の手段がある。
上記の照合作業において、該当する部品供給装置があった場合には、制御装置80は、作業員にその旨を伝える。伝える手段としては音を出す、または、バーコードリーダ上にLEDを設け点滅させて知らせる、等の手段がある。なお、制御装置80から対応する部品供給装置の供給カセット制御部37に制御信号を出力し、供給カセット制御部37が作業員に知らせるようにしても良い。
次に、対応する部品供給装置2の供給カセット制御部37は、図4に示すように、本体1(制御装置80)からの制御信号を受信し、挿入ゲート部20が閉じている状態であれば、挿入口21のゲート22を開く。なお、挿入ゲート部20が開いている状態であれば、開状態のまま所定時間待機する。そこで、作業員は、挿入口21が開状態の部品供給装置に供給テープ60を挿入する。
好ましくは、挿入ゲート部20のゲート22の上部にあるLED25を点滅し、作業員に供給テープを挿入する部品供給装置が目的の部品供給装置であることが目視できるようにする。
供給カセット制御部37は、供給テープが挿入されたことをゲート部テープ検出センサ31で検出し、挿入スプロケット32を駆動し、供給テープ60を吸着孔44側に送る。
以上のように、制御装置80と対応する部品供給装置2の供給カセット制御部37の制御が為され、作業員は、供給テープの掛け違いを防止しながら、1つの供給テープを、目的の部品供給装置にセットする作業を実行できる。
上記図5(a)及び図4を用いて説明した実施例では、LED25はゲート22の上端に設けられ、ゲート22が上昇して挿入口21の下側から上方に突き上げ、挿入口21を塞ぐ障害物となる。これによって挿入口21を閉じ、挿入口21に供給テープ60が挿入できないようにしていた。また、ゲート22が下降して挿入口21の下側に下がることによって、挿入口21が開き、供給テープ60が挿入できるようにしていた。
しかし、ゲート22を挿入口21の上に設け、上方から下方に下げることによって挿入口21を塞ぐ用にしても良い。
さらに、図5(b)に示すように、LED25’をゲート22の上部に設けず、その替わりに、部品供給装置2の上部に設け、挿入口21のゲート22を開いた時に、上部にあるLED25’を点滅し、作業員が目視できるようにして、作業員に供給テープを挿入する部品供給装置が目視できるようにしても良い。そこで、図5(c)に示すように、作業員は、矢印Bで示すようにその挿入口21に供給テープ60を挿入する。
供給カセット制御部37は供給テープの挿入を図4に示すゲート部テープ検出センサ31で検出し、挿入スプロケット32を駆動し供給テープ60を吸着孔44側に送る。作業員に知らせる方法はLEDの他液晶モニタなど表示器や旗など、作業員が目視(視認)し易いものであれば良い。
もし作業員が、何らかの事情で、所定時間にこの一連作業を終了させることができなかった場合には、ゲート22を閉じ再度同じ手順を行なうようにし、極力、掛け違いを防止する。
さらに、極力、掛け違いを防止するために、図5(b)または図5(c)に示すように、部品供給装置2に、手順を確認するための表示または手順を進めるための手順確認スイッチ26を設けても良い。
次に、本発明における部品供給装置2に供給テープ60をセットする場合の部品供給装置のゲート開閉の動きを、図7〜図10によって説明する。図7は、本発明の部品供給装置、電子部品装着装置及び電子部品装着方法における部品供給装置の一実施例のゲート開閉機構を説明するための図である。図7(b)は、図4の部品供給部2の挿入ゲート部を横から見た図、図7(a)は、図7(b)を正面図とした場合の平面図、図7(c)は、図7(b)を正面図とした場合の挿入ゲート部20の側面図である。
また図8は、本発明の部品供給装置、電子部品装着装置及び電子部品装着方法における部品供給装置の一実施例のゲート開閉機構のマグネットクラッチの配置を説明するための図である。また図9は、本発明の部品供給装置、電子部品装着装置及び電子部品装着方法における部品供給装置の一実施例のゲート開閉機構のゲートの上下移動について説明するための図である。また、図10は、図8と図9に示したゲート開閉機構のマグネットクラッチの一実施例の詳細を示す図である。
図7〜図10においては、2つまたは2種類の部品(供給テープ)を供給する部品供給装置を例にして説明する。供給テープを供給する部品供給装置の第1の構成要素には、符号の後ろに“−1”、“−11”、または“−12”を付し、供給テープを供給する部品供給装置の第2の構成要素には、符号の後ろに“−2”、“−21”、または“−22”を付す。
図9によって、図7(b)のゲート開閉機構の上下動の位置(高さ)関係を線90によって説明する。図9の線90において、91はゲート22(ゲート22−1またはゲート22−2)の上限メカストッパ位置、92はゲート22の下限メカストッパ位置、93は挿入口21(挿入口21−1若しくは21−2)のテープ案内シュートの上面、94は挿入口21のテープ案内シュートの下面位置、95は供給テープの種類によって高さが変わる供給テープのエンボスの下面位置(ポケットの底65:図3参照)である。通常、エンボスの下面位置95は、ゲート22の下限メカストッパ92より高い位置にある。
まず、供給テープが挿入可能な状態を、図7と図9によって説明する。
図7(c)において、挿入口21−1に、所定の供給テープ60が挿入できるように、ゲート22−1が下方に下がっている開状態を示す図である。即ち、供給テープ60が挿入可能な挿入口21−1では、挿入ゲート部20−1のゲート22−1が少し突き出した状態で停止している。この時、挿入ゲート部20−1のゲート22−1の先端部(頭部)は、図9の挿入口21−1の上面位置93より垂直距離tc’低い位置92に停止している。この距離tc’(tc’=t2+t3+t4)は、挿入される供給テープ60の厚みtc(図3参照)とほぼ等しいか、やや大きい。即ち、距離t2は、供給テープの厚みtcに応じて変更される。従って、挿入口21−1に所定の供給テープ60を挿入することができる(挿入口が開いた)状態である。
次に、供給テープが挿入不可能な状態を、図7と図9によって説明する。
図7(c)において、挿入口21−2に、所定の供給テープ60が挿入できないように、ゲート22−2が上方に上がっている閉状態を示す図である。即ち、供給テープ60が挿入不可能な挿入口21−2では、挿入ゲート部20−2のゲート22−2が挿入口21−2を貫通して、上部に突き出した状態で停止している。この時、ゲート22−2の先端部(頭部)は、図9の挿入口21−1の上面位置93より垂直距離t1高い位置91に停止している。このように、挿入口21−2は、ゲート22−2によって塞がれているため、作業員が供給テープ60を挿入することができない。従って、挿入口21−1には供給テープ60を挿入することができない(挿入口が閉じた)状態である。
次に、供給テープが挿入不可能な状態から挿入可能な状態に(閉状態から開状態に切り替わる)移動する場合を、図7と図9によって説明する。
図5でも説明したように、制御装置80は、供給リールのIDデータ58DとID照合データ57との照合を行う。そして、供給リールの当該IDデータ58が、所定のレーンに配置されている部品供給装置2の当該挿入口21−2であると判定された場合に、照合されたとする。
このように照合された場合には、制御装置80は、当該照合された挿入口21−2のゲート22−2が、上述の挿入口21−1に示した状態のように開状態であれば、そのまま開状態を保持する。また、他の挿入口が開状態であれば、挿入ゲート部を閉状態にする(後述)。
また、上述の挿入口21−2に示した状態のように、当該照合された挿入口21−2のゲート22−2が閉じた状態であれば、モータ23−2(例えば、モータ23−2は、小型のDCモータである。)を所定の方向に回転し、ゲート22−2を所定の位置(高さ)まで下降し、挿入ゲート部を開状態にする。
図7(a)に示すように、ゲート22−2の外管部(後述の図10の22−22)とモータ23−2の回転軸とは、相互のマグネットの磁力で結合し、外管部22−22と内管部(後述の図10の22−21)とは相互にネジまたは歯車で結合している。モータ23−2が所定の方向に回転することによってゲート22−2に伝達され、ゲート22−2の外管部22−22が所定の方向に回転する。そして、外管部22−22が回転することによって、内管部22−21が下降するように所定の方向に回転し、下方に移動する。
ゲート22−2は、所定のストロークで下降し、図示しない下限メカストッパによって機械的に停止する。モータ23−2は、ゲート22−2が下限メカストッパで停止しても、所定時間は回転を継続している。しかし、モータ23−2の回転軸とゲート22−2の外管部22−22とは、それぞれに構成されるマグネットの磁力によって結合されている。この磁力は、モータ23−2の回転によって、ゲート22−2に回転力(回転数及びトルク)を伝達しようとする。しかし、ゲート22−2は、下限メカストッパで停止したため、それ以上、下方に移動できない。このため、ゲート22−2は回転できない。しかし、磁力による回転の伝達力は、ネジや歯車等による伝達力よりも小さいために、外管部22−2は回転せず、モータ23−2は空転する。
なお、好ましくは、ゲート22−2が下限メカストッパで停止した場合には、所定の時間経過後に、モータ23−2が回転を停止するように制御する。なお、下限メカストッパで停止の検出は、例えば、トルクメータを内管部または外管部に設け、検出されるトルク値が所定の値以下の場合にゲートの停止と判定する。また、例えば、ゲートの高さが所定の高さより低くなったことを検出する位置センサを設け、位置センサの検出によってゲートの下降が終わったと判定する。
なお好ましくは、隣接する2つ部品供給装置は、モータ23−1及びモータ23−2の回転中心軸が基板Pの左右移動レールに対して垂直な直線L上にあり、ゲート21−1及びゲート21−2の回転中心軸が、上記直線に平行な異なる直線状にあり、上記モータの回転軸直線状それぞれの回転直径の合計寸法より、小さな寸法m4となるように配置する。この結果、ゲートとモータの配置面積を平面上で小さくすることができ、部品供給装置の幅と長さを小さくすることができ、電子部品装着装置の床面積を小さくすることができる。
次に、モータ23−2と外管部22−22との間での回転力の伝達の詳細について、図7〜図10を用いて以下に説明する。
モータ23−2の回転軸の周囲には、所定の間隔で所定の極数のマグネットが配置されており、同様に、ゲート22−2の外管部22−22の外面側にも所定の間隔で所定の極数のマグネットが配置されている。なお、モータ23−2の回転軸の外面側と、外管部22−22の外面側は、所定の間隔離して配置しているため、機械的な接触はない(非接触である)。しかし、相互の磁力によって、モータ23−2が回転するとその回転が外管部22−22に伝達され、外管部22−22が回転する。
モータ23−2の回転軸は、例えば、24極であり、外管部22−22は、例えば、10極のマグネットで構成される。外管部22−22の内面側と、内管部22−21の外面側とは、例えば、はすば歯車を利用した構成で回転力を伝達する。また、例えば、外管部22−22の内面側と、内管部22−21の外面側とは、滑りネジを利用した構成で回転力を伝達する。
次に、供給テープが挿入可能な状態から挿入不可能な状態に(開状態から閉状態に切り替わる)移動する場合を、図7と図9によって説明する。
上述したように、制御装置80は、供給リールのIDデータ58DとID照合データ57との照合を行う。そして、照合されなかった場合には、挿入口21−1のゲート22−1が、上述の挿入口21−2に示した状態のように閉状態であれば、そのまま挿入ゲート部を閉状態に保持する。しかし、この挿入口が開状態であれば、挿入ゲート部を閉状態に移行するように制御する。
即ち、上述の挿入口21−2に示した状態のように、当該照合された挿入口21−2のゲート22−2が閉じた状態であれば、そのまま閉状態を保持する。
また、他の挿入口が開状態であれば、次に述べるように閉状態に移行する。まず、制御部80は、モータ23−1(例えば、モータ23−1は、小型のDCモータである。)を所定の方向に回転し、ゲート23−1を所定の位置(高さ)まで上げ、挿入ゲート部を閉状態にする。
図7(a)に示すように、ゲート22−1の外管部(図10の22−12)とモータ23−1の回転軸とは、相互のマグネットの磁力で結合し、外管部22−12と内管部(図10の22−11)とは相互にネジまたは歯車で結合している。モータ23−1が所定の方向に回転することによってゲート22−1の伝達され、ゲート22−1の外管部22−12が所定の方向に回転する。そして、外管部22−12が回転することによって、内管部22−11が下降するように所定の方向に回転し、ゲート22−1は下降(下方に移動)する。
ゲート22−1は、所定のストロークで上下動し、図示しない上限メカストッパによって機械的に停止する。モータ23−1は、ゲート22−1が上限メカストッパで停止しても、所定時間は回転を継続している。しかし、モータ23−1の回転軸とゲート22−1の外管部22−12とは、それぞれに構成されるマグネットの磁力によって結合されている。この磁力は、モータ23−1の回転によって、ゲート22−1に回転力(回転数及びトルク)を伝達しようとする。しかし、ゲート22−1は、上限メカストッパで停止したため、それ以上、上方に移動できない。このため、ゲート22−1は回転できない。しかし、磁力による回転の伝達力は、ネジや歯車等による伝達力よりも小さいために、外管部22−1は回転せず、モータ23−1は空転する。
なお、好ましくは、ゲート22−1が上限メカストッパで停止した場合には、所定の時間経過後に、モータ23−1が回転を停止するように制御する。なお、上限メカストッパで停止の検出は、例えば、トルクメータを内管部または外管部に設け、検出されるトルク値が所定の値以下の場合にゲートの停止と判定する。また、例えば、ゲートの高さが所定の高さより高くなったことを検出する位置センサを設け、位置センサの検出によってゲートの上昇が終わったと判定する。
次に、モータ23−1と外管部22−12との間での回転力の伝達の詳細について、図7〜図10を用いて以下に説明する。
モータ23−1の回転軸の周囲には、所定の間隔で所定の極数のマグネットが配置されており、同様に、ゲート22−1の外管部22−12の外面側にも所定の間隔で所定の極数のマグネットが配置されている。なお、モータ23−1の回転軸の外面側と、外管部22−12の外面側は、所定の間隔離して配置しているため、機械的な接触はない(非接触である)。しかし、相互の磁力によって、モータ23−1が回転するとその回転が外管部22−12に伝達され、外管部22−12が回転する。
モータ23−1の回転軸は、例えば、24極であり、外管部22−12は、例えば、10極のマグネットで構成される。外管部22−12の内面側と、内管部22−11の外面側とは、例えば、はすば歯車を利用した構成で回転力を伝達する。また、例えば、外管部22−12の内面側と、内管部22−11の外面側とは、滑りネジを利用した構成で回転力を伝達する。
次に、図11によって本発明の電子部品装着装置の一実施例の制御について簡単に説明する(図1参照)。図11は、本発明の電子部品装着装置の一実施例の制御ブロック図である。
図11において、本発明の電子部品装着装置1には、本装置を統括制御する制御装置80として、CPU( Central Processing Unit )110、記憶装置としてのRAM( Random Access Memory )111及びROM( Read Only Memory )112が設けられている。
RAM111には、装着順序毎(ステップ番号毎)に、基板P内でのX方向、Y方向及び角度情報や、各部品供給ユニット6の配置番号情報等のプリント基板Pの種類毎に装着データが記憶されており、また各部品供給装置2を配置すべき所定のレーンのレーン番号(図6参照)に対応した各電子部品の種類(部品ID)の情報、即ち部品配置情報が格納されている。さらに、この部品ID毎に電子部品の特徴を表す項目で構成された部品ライブラリデータも記憶されている。
バーコードリーダ56は読取装置であり、部品供給エリア13内の部品供給装置2の所定のレーンに取り付ける際に、供給リール70の表面に設けられたバーコードで構成されるIDデータ58Dを読み取り、読み取ったデータをCPU110に出力する。
制御装置80のCPU110は、IDデータ58DとID照合データ57を照合を行う。照合した電子部品を有する部品供給テープ60をセットすべきレーンを判定し、対応するレーンに配置されている部品供給装置2に、インタフェース36を介して判定結果を転送(出力)する。この照合処理及び供給部品の掛け違い防止における制御装置80と部品供給装置2の動作については、既に、図1〜図10で述べた通りである。
また、CPU110は、RAM111に記憶されたデータに基づき、ROM112に格納されたプログラムに従い、電子部品装着装置の部品装着動作に係る動作を統括制御する。
即ち、CPU110は、駆動回路113を介してX軸駆動モータ152Xの駆動を、駆動回路114を介してY軸駆動モータ152Yの駆動を、また駆動回路115を介して吸着ノズル17をθ回転させるθ軸モータ158Aの駆動を、更に駆動回路116を介して装着ヘッド6を上下させる上下軸モータ156Aの駆動を制御する。
さらに、CPU110は、吸着ノズル17が、部品供給装置2の電子部品を吸着する吸着孔の位置44で吸着が終了し、部品認識カメラ19の位置に移動を開始するタイミングで、当該部品供給装置2の供給カセット制御部37にインタフェース36を介して制御信号を出力し、該制御信号を受信した部品供給装置2は、スプロケット駆動部48を駆動して、次の電子部品を吸着する吸着孔の位置44に移動させる。
なお、部品供給装置2は、本体1毎に複数台設けられるが、図11では便宜上1つのみ図示してある。
認識処理装置117は、インタフェース36を介してCPU110に接続されるで、部品認識カメラ19や基板認識カメラ157により撮像して取込まれた画像の認識処理が認識処理装置117にて行われ、CPU110に処理結果が送出される。即ち、CPU110は、部品認識カメラ19や基板認識カメラ157に撮像された画像を認識処理(位置ずれ量の算出など)するように指示を認識処理装置117に出力すると共に、認識処理結果を認識処理装置117から受取るものである。
即ち、認識処理装置117の認識処理により位置ずれ量が把握されると、その結果がCPU110に送られ、CPU110はXYステージのX軸駆動モータ152X、Y軸モータ152Y、及び吸着ノズル17のθ軸モータ158Aを補正移動させて電子部品を基板P上に装着するように制御する。
表示装置としてのモニタ119Aには、データ設定のための入力手段としての種々のタッチパネルスイッチ119Bが設けられ、作業員がタッチパネルスイッチ119Bを操作することにより種々の設定を行うことができ、設定データはRAM111に格納される。
カウンタ109Aは、部品供給装置2毎に設けられ、継ぎ目検出ユニット(図示しない)がテープの連結を検出してからの収納テープの送り回数(CPU110による送り指令の回数)を計数する。なお、継ぎ目検出ユニットで継ぎ目を検出したときのこの継ぎ目部にある電子部品が電子部品の吸着孔44の位置に到達するまでの送り回数はN回必要である。
カウンタ109Bは、部品供給装置2毎に設けられ、吸着ミスの回数を計数する。カウンタ109Bは、装着ヘッド6に設けられたラインセンサ109Cにより、若しくは、部品認識処理により吸着ノズル17に吸着保持された電子部品の有無を検出し、無しの状態又は吸着不良状態の連続した回数を計数する。
カウンタ109A及び109Bは、部品供給装置2毎に設けられるが、図11では便宜上1つのみ図示してある。
コネクタ130は、インタフェース36を介してCPU110に接続され、各電子部品装着装置側のコネクタ130Aと、これに着脱可能な各部品供給装置2側のコネクタ130Bとから構成され、コネクタ130Bは、駆動回路131を介してサーボモータ128及び駆動モータ142に接続されている。コネクタ130、駆動回路131、サーボモータ128、及び駆動モータ142は、各部品供給装置毎に設けられるが、図11では便宜上1つのみ図示してある。
なお、上記図7〜図11の実施例では、図5の実施例に示したLED25がゲート22(または、22−1,22−2)の上部に設けられていない。
しかし、好ましくは、ゲート22の上部に、作業員がすぐ目視(視認)できるようなマークや着色部を設ける。この結果、挿入口が開状態の時には、供給テープが挿入可能な部品供給装置または挿入口を、作業員が容易にかつ迅速に発見することができる。
また、好ましくは、ゲート22の上部に、図4に示したようにLED25を設け、挿入口が開状態の時にはLEDが点灯または点滅する。この結果、供給テープが挿入可能な部品供給装置または挿入口を、作業員が容易にかつ迅速に発見することができる。なお、LED25は、制御装置80が当該部品供給装置の挿入ゲートに開状態に移行させるための制御信号を出力した時に、同時に点灯または点滅するように制御信号を出力しても良い。この結果、閉状態から開状態にゲートが移動する途中であっても、作業員が容易にかつ迅速に発見することができる。LED25は、ゲートが閉状態から開状態に移行するとき、閉状態の時にも点灯または点滅を開始しても良い。この結果、閉状態から開状態にゲートが移動する途中であっても、作業員が容易にかつ迅速に発見することができる。
さらに好ましくは、照合ができて挿入口が開いた後、供給テープが当該挿入口または部品供給装置に設置されないで所定の時間が経過した場合には、挿入ゲート部を閉状態にする。この結果、作業員が供給テープを挿入する前に、その場を離れる等、別の作業または別の行動をした場合に、再度照合作業から始めなければならない。従って、作業員が、誤って照合しなかった異なる供給テープを挿入することができないので、供給テープを部品供給装置にセットする時の掛け違いを防止することができる。
図1〜図11の実施例によれば、所定時間後モータは停止するが、停止するまでの所定時間が存在するために、モータ23からの回転力をゲートに伝達する手段として、ソレノイドを用いた場合に比べ、モータの焼付けの心配が無くなる。また、モータに過負荷が係らないため、消費電力を節減できる。
また、供給テープの掛け違いを極力抑えることができ、信頼性の高い電子部品装着装置または部品供給装置あるいは電子部品装着方法を提供できる。
1:電子部品装着装置(本体)、 2:部品供給装置、 4:電子部品、 5a〜5d:シュート、 6:装着ヘッド、 7:受渡部、 11:装着ヘッド体、 13:部品供給エリア、 16:上下移動用レール、 17:吸着ノズル、 18:左右移動用レール、 19:部品認識カメラ、 20:挿入ゲート部、 21,21−1,21−2:挿入口、 22:ゲート、 23:モータ、 25:LED、 26:手順確認スイッチ、 30:供給テープ挿入部、 31:ゲート部テープ検出センサ、 31a:板バネ、 31b:光センサ、 31c:光路遮断板、 31H:ウォームホイール、 32:挿入スプロケット、 35:カセット固定部、 36:インタフェース、 37:供給カセット制御部、 40:電子部品装着部、 41:駆動スプロケット、 41H,43H:ウォームホイール、 42:押付機構、 43:押込スプロケット、 44:吸着孔、 45:駆動部テープ検出センサ、 46:ウォームギア、 48:スプロケット駆動部、 50:部品供給カート、 51:ベース部、 52:リール格納部、 53:部品供給装置固定部、 54:ハンドル部、 55:カート用コネクタ、 56:バーコードリーダ、 57:信号授受ケーブル、 57a:レーン番号、 57b:ID情報、 58:バーコード、 58D:IDデータ、 60:供給テープ、 61:カバーテープ、 62:キャリアテープ、 63:収容部、 64:スプロケット孔、 65:底、 70:供給リール、 80:制御装置、 90:ゲート開閉機構の要部、 91:上限メカストッパ位置、 92:下限メカストッパ位置、 93:挿入口の上面位置、 94:挿入口の下面位置、 95:エンボス逃げ溝の下面位置、 109A,109B:カウンタ、109C:ラインセンサ、 110:CPU、 111:RAM、 112:ROM、 113,114,115,116:駆動回路、 117:認識処理装置、 119A:モニタ、 119B:タッチパネルスイッチ、 128:サーボモータ、 130,130A,130B:コネクタ、 131:駆動回路、 142:駆動モータ、 152X:X軸駆動モータ、 152Y:Y軸駆動モータ、 156A:上下軸駆動モータ、 157:基板認識カメラ、 158A:θ軸モータ18A、 LU,LD,RU,RD:ブロック、 D,U:基板搬送ライン。

Claims (20)

  1. 電子部品を収納する供給テープを挿入する挿入ゲート部と、挿入された前記供給テープを前記電子部品を取り出すための取り出し孔の位置まで移動させるテープ送り機構とを有する部品供給装置、並びに、前記電子部品を取り出し装着する装置本体及び前記部品供給装置を制御する制御装置を備える電子部品装着装置において、
    前記部品供給装置の前記挿入ゲート部は、前記供給テープを挿入するための挿入口と、前記挿入口を開閉するゲート開閉部とを具備し、
    前記部品供給装置は、前記制御装置の制御に応じて前記ゲート開閉部を制御する部品カセット制御部を有し、
    前記制御装置は、前記供給テープに収納されている電子部品の情報を有するIDデータを入力するIDデータ入力手段により入力された前記IDデータに基づいて、前記部品供給装置を照合し、該照合した部品供給装置に、前記挿入ゲート部を開状態にする制御信号を出力することを特徴とする電子部品装着装置。
  2. 請求項1記載の電子部品装着装置において、
    前記部品供給装置は、さらに、供給テープが存在するか否かを検出し、該検出された情報を前記制御装置に出力するゲート部テープ検出センサを有し、
    前記制御装置は、前記検出された情報に基づいて、前記部品供給装置に制御信号を出力することを特徴とする電子部品装着装置。
  3. 請求項1記載の電子部品装着装置において、
    前記挿入ゲート部のゲート開閉部は、少なくとも、モータ、ゲート、上限メカストッパ、及び下限メカストッパとで構成され、前記ゲートの頭部が前記挿入口を上下に突き抜けるように配設され、
    前記ゲートは、滑りネジまたははすば歯車で結合した内管部と外管部から成り、前記外管部の外側と前記モータの外側に、それぞれ、所定の極数のマグネットを設け、前記モータと前記外管部とを磁力で結合し、前記モータの回転を前記磁力で前記外管部に伝達し、前記外管部の回転を前記滑りネジまたははすば歯車で前記内管部に伝達することで、回転方向により上下方向に移動し、上部にある挿入口を開閉することを特徴とする電子部品装着装置。
  4. 請求項3記載の電子部品装着装置において、
    前記ゲートが上昇して前記挿入口の上部を突き抜けて前記挿入口を塞ぐことによって、前記供給テープが挿入できないように前記挿入ゲート部を閉状態にすることを特徴とする電子部品装着装置。
  5. 請求項3記載の電子部品装着装置において、
    前記ゲートが下降して前記挿入口を開くことによって、前記供給テープを挿入できるように前記挿入ゲート部を開状態にすることを特徴とする電子部品装着装置。
  6. 請求項3乃至請求項5のいずれかに記載の電子部品装着装置において、
    前記ゲートが上昇し前記上限メカストッパで停止した場合に、前記モータが空転することを特徴とする電子部品装着装置。
  7. 請求項3乃至請求項6のいずれかに記載の電子部品装着装置において、
    前記ゲートが下降し前記下限メカストッパで停止した場合に、前記モータが空転することを特徴とする電子部品装着装置。
  8. 請求項3乃至請求項7のいずれかに記載の電子部品装着装置において、
    前記ゲートの頭頂にLEDを設け、前記挿入口から前記LEDの点灯または点滅が目視できることによって、作業員が供給テープの挿入すべき部品供給装置が判別できることを特徴とする電子部品装着装置。
  9. 電子部品を収納する供給テープを挿入する挿入ゲート部と、挿入された前記供給テープを前記電子部品を取り出すための取り出し孔の位置まで移動させるテープ送り機構とを有する部品供給装置において、
    前記部品供給装置の前記挿入ゲート部は、前記供給テープを挿入するための挿入口と、前記挿入口を開閉するゲート開閉部とを具備し、
    前記部品供給装置は外部の制御装置から制御信号に基づき前記挿入ゲート部を制御する部品カセット制御部有することを特徴とする部品供給装置。
  10. 請求項9記載の部品供給装置において、さらに、
    供給テープが存在するか否かを検出し、該検出された情報を前記制御装置に出力するゲート部テープ検出センサを有することを特徴とする部品供給装置。
  11. 請求項9または請求項10のいずれかに記載の部品供給装置において、
    前記挿入ゲート部のゲート開閉部は、少なくとも、モータ、ゲート、上限メカストッパ、及び下限メカストッパとで構成され、前記ゲートの頭部が前記挿入口を上下に突き抜けるように配設され、
    前記ゲートは、滑りネジまたははすば歯車で結合した内管部と外管部から成り、前記外管部の外側と前記モータの外側に、それぞれ、所定の極数のマグネットを設け、前記モータと前記外管部とを磁力で結合し、前記モータの回転を前記磁力で前記外管部に伝達し、前記外管部の回転を前記滑りネジまたははすば歯車で前記内管部に伝達することで、回転方向により上下方向に移動し、上部にある挿入口を開閉することを特徴とする部品供給装置。
  12. 請求項11記載の部品供給装置において、
    前記ゲートが上昇して前記挿入口の上部を突き抜けて前記挿入口を塞ぐことによって、前記供給テープが挿入できないように前記挿入ゲートを閉状態にすることを特徴とする部品供給装置。
  13. 請求項11または請求項12のいずれかに記載の部品供給装置において、
    前記ゲートが下降して前記挿入口を開くことによって、前記供給テープを挿入できるように前記挿入ゲートを開状態にすることを特徴とする部品供給装置。
  14. 請求項11乃至請求項13のいずれかに記載の部品供給装置において、
    前記ゲートが上昇し前記上限メカストッパで停止した場合に、前記モータが空転することを特徴とする部品供給装置。
  15. 請求項11乃至請求項14のいずれかに記載の部品供給装置において、
    前記ゲートが下降し前記下限メカストッパで停止した場合に、前記モータが空転することを特徴とする部品供給装置。
  16. 請求項11乃至請求項15のいずれかに記載の部品供給装置において、
    前記ゲートの頭頂にLEDを設け、作業員が供給テープの挿入すべき部品供給装置が判別できるように前記挿入口から前記LEDの点灯または点滅することを特徴とする部品供給装置。
  17. 電子部品を収納する供給テープを挿入し、挿入された前記供給テープを前記電子部品を取り出すための取り出し孔の位置まで移動させ、前記取り出し孔から供給テープに収納された電子部品を取り出しプリント基板に装着する電子部品装着方法において、
    前記供給テープに収納されている電子部品の情報を有するIDデータを当該電子部品を取り出し装着する装置本体を制御する制御装置に入力し、前記IDデータに基づいて、部品供給装置を照合し、該照合した部品供給装置に、前記電子部品を収納する供給テープを挿入する挿入ゲート部を開状態にする制御信号を出力することを特徴とする電子部品装着方法。
  18. 請求項17記載の電子部品装着方法において、
    前記部品供給装置に供給テープが存在するか否かを検出し、
    前記検出された情報に基づいて、前記部品供給装置を制御することを特徴とする電子部品装着方法。
  19. 請求項17または請求項18のいずれかに記載の電子部品装着方法において、
    前記部品供給装置の前記挿入ゲート部のゲート開閉部は、少なくとも、モータ、ゲート、上限メカストッパ、及び下限メカストッパとで構成され、前記ゲートの頭部が前記挿入口を上下に突き抜けるように配設され、前記ゲートは、滑りネジまたははすば歯車で結合した内管部と外管部から成り、前記外管部の外側と前記モータの外側に、それぞれ、所定の極数のマグネットを設け、前記モータと前記外管部とを磁力で結合し、前記モータの回転を前記磁力で前記外管部に伝達し、前記外管部の回転を前記滑りネジまたははすば歯車で前記内管部に伝達することで、回転方向により上下方向に移動し、上部にある挿入口を開閉する部品供給装置であって、
    前記ゲートが第3の所定の時間上昇しないまたは第4の所定の時間下降しないと判定した場合に、前記部品供給装置のモータの回転を停止することを特徴とする電子部品装着方法。
  20. 請求項17乃至請求項19のいずれかに記載の電子部品装着方法において、
    前記電子部品供給装置の前記ゲートの頭頂に設けたLEDによって、前記挿入ゲート部開状態であるまたは開状態に移行するように制御信号を出力する場合には、同時に前記LEDを点灯または点滅するように制御することを特徴とする部品供給方法。
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