JP2005327770A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
半導体装置及びその製造方法において、IGBTなどの構造を有する半導体装置を薄型化してもスイッチング特性が低下やオン電圧の増加を招くことを低減可能な半導体装置及びその製造を提供すること。
【解決手段】
拡散領域などを形成する対象物をシリコン基板ではなく、N型ドリフト層及び濃度変化層とする。N型ドリフト層と濃度変化層はエピタキシャル成長によって積層状態に形成される。N型ドリフト層の不純物濃度は一定であるが、濃度変化層112はバリアメタル膜との接触面に近づくほど不純物濃度が高くなっている。従来技術のIGBTでは、シリコン基板が目標厚さよりも厚いと、使用時に正孔の総量が増加するのでスイッチング特性が低下するが、この実施例では濃度変化層が過剰な厚さになっても、バリアメタル膜との境界面近傍ほど不純物濃度が高くなるので、正孔の増加を抑制できる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体装置及びその製造方法に係り、特にIGBT(絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)の構造を有する半導体装置及びその製造方法に関する。
IGBTの構造を有する半導体装置の製造方法には以下のような方法がある。図11は、従来技術に係るIGBTの製造方法を示す断面図(1)である。また、図12は、従来技術に係るIGBTの製造方法を示す断面図(2)である。図11及び図12において、100はIGBT、101はバリアメタル膜、102は絶縁膜、104はN型ドリフト層、105はN型チャネルストッパ領域、106はエミッタ電極膜、107はゲート絶縁膜、108はゲート電極膜、109は層間絶縁膜、110はN型エミッタ領域、111はP型ベース領域、114はシリコン基板を示す。
まず、図11(a)に示すように、N型バッファ層となるシリコン基板114にN型ドリフト層104をエピタキシャル成長で積層し、さらにN型ドリフト層104の表面側に、エミッタ電極膜106、ゲート絶縁膜107、ゲート電極膜108、層間絶縁膜109、N型エミッタ領域110及びP型ベース領域111などからなる電界効果トランジスタ構造を形成する。
次に、図11(b)に示すように、シリコン基板114を研削及び研磨で所定の厚さになるまで薄くする。さらに、図12(c)に示すように、シリコン基板113の周辺部分の表面を保護する絶縁膜102を形成する。最後に、図12(d)に示すように、バリアメタル膜101をシリコン基板114及び絶縁膜102の表面上に形成する。このとき、コレクタ電極膜の役割を果たすバリアメタル膜101がシリコン基板114にショットキー接触されるようにしておく。
以上のようにして形成したIGBT100は、シリコン基板114とP型コレクタ層とのPN接合に代えて、シリコン基板114とバリアメタル膜101とをショットキー接合しているので、コレクタ電極側からの正孔の注入が少なくなり、スイッチング特性が改善するという利点がある。(例えば、特許文献1を参照。)
ところで、このようなIGBT100を薄型化するためには、図11(b)に示した研削及び研磨によって、例えば100μmあるいはこれ以下の目標となる厚さに精確に加工する必要がある。しかし、研削工程や研磨工程の管理はかなり難しく、薄型化を進めるとある程度のバラツキを生じることが避けられない。シリコン基板113を薄くしすぎると、逆電圧の印加時に空乏層がバリアメタル膜100に到達しやすくなり、IGBTに最も求められる耐圧が低下するという問題を生じる。そこで、目標となる厚さよりも若干厚くなるように管理することが一般的である。
しかし、シリコン基板114が本来の厚さよりも過剰な厚さを持つと、IGBT100の使用時にこの層の正孔の総量が増加するので、IGBT100のスイッチング特性が低下する、すなわちスイッチング時のテール電流が長くなる。また、シリコン基板113のN型バッファ層114が本来の厚さよりも厚くなると、スイッチング時のオン電圧の増加を招くという問題も生じる。なお、このようなスイッチング特性の低下は、IGBTだけでなくショットキーバリアダイオードにおいても生じ得る。
特開2003−257888号公報 第10ないし11頁、並びに図2及び図3に記載
本発明は、以上の課題に鑑みて、半導体装置及びその製造方法において、IGBTなどの構造を有する半導体装置を薄型化してもスイッチング特性が低下やオン電圧の増加を招くことを低減可能な半導体装置及びその製造を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するための手段として、本発明は、第1導電型の第1の導電層と、前記第1の導電層の表面に露出するように、かつ、前記第1の導電層の内部に選択的に形成した第2導電型の第1の導電領域と、前記第1の導電領域の表面に露出するように、かつ、前記第1の導電領域の内部に選択的に形成した第1導電型の第2の導電領域と、前記第1の導電層、前記第1の導電領域および前記第2の導電領域の表面を部分的に覆うように形成した第1の絶縁膜と、前記絶縁膜上に積層するように形成したゲート電極膜と、前記第1の絶縁膜及び前記ゲート電極膜を覆うように形成した第2の絶縁膜と、前記第1の導電領域及び前記第2の導電領域に接するように形成したエミッタ電極膜と、前記第1の導電層に接するように形成したコレクタ電極膜を有する半導体装置であって、前記第1の導電層は、前記コレクタ電極膜との接合面から所定の深さの範囲においてその不純物濃度がその厚さ方向に対して連続的に変化し、それ以外の深さの範囲においてその不純物濃度がその厚さ方向に対して一定であるようになされていることを特徴とするものである。
したがって、上記の手段によれば、コレクタ電極膜との接合面から所定の深さの範囲においてその不純物濃度がその厚さ方向に対して連続的に変化するので、この範囲において正孔の総量を低減するまたはオン電圧を低減することが可能になる。
また、本発明は、第1導電型の第1の導電層と、前記第1の導電層上に積層するように形成した第1導電型の第2の導電層と、前記第2の導電層の表面に露出するように、かつ、前記第3の導電層の内部に選択的に形成した第2導電型の第1の導電領域と、前記第1の導電領域の表面に露出するように、かつ、前記第1の導電領域の内部に選択的に形成した第1導電型の第2の導電領域と、前記第3の導電層、前記第1の導電領域及び前記第2の導電領域の表面を部分的に覆うように形成した第1の絶縁膜と、前記絶縁膜上に積層するように形成したゲート電極膜と、前記第1の絶縁膜及び前記ゲート電極膜を覆うように形成した第2の絶縁膜と、前記第1の導電領域及び前記第2の導電領域に接するように形成したエミッタ電極膜と、前記第1の導電層に接するように形成したコレクタ電極膜を有する半導体装置であって、前記コレクタ電極膜は、前記第1の導電層とショットキー接触され、前記第1の導電層は、前記コレクタ電極膜との接合面から所定の深さの範囲においてその不純物濃度が連続的にその厚さ方向に対して変化するようになされていることを特徴とするものとした。
したがって、上記の手段によれば、コレクタ電極膜との接合面から所定の深さの範囲においてその不純物濃度がその厚さ方向に対して連続的に変化するので、この範囲において正孔の総量を低減するまたはオン電圧を低減することが可能になる。
なお、上記の半導体装置において、前記第1の導電層と前記第2の導電層との間に、第1導電型の第3の導電層を形成することができる。
したがって、上記の手段によれば、半導体ウェーハの一部において不純物濃度を連続的に変化させることが容易に実現できる。
なお、上記の半導体装置の製造方法において、さらに、前記第3の工程によって露出した前記導電層の表面に、前記導電層とショットキー接触させた金属膜を形成する第4の工程を有するものにできる。
さらに、本発明は、半導体装置の製造方法において、第1導電型の半導体ウェーハの一方の主面上にエピタキシャル成長によって導電層を形成すると共に、該導電層が第1の厚さになるまではその不純物濃度がその厚さ方向に対して連続的に変化し、第1の厚さを超えて第2の厚さになるまではその不純物濃度が一定になるようにする第1の工程と、前記半導体ウェーハを研削、研磨及びエッチングのいずれか二以上の方法で薄くする第2の工程を有するものとした。
したがって、上記の手段によれば、半導体ウェーハの一部において不純物濃度を連続的に変化させることが容易に実現できる。
本発明は、半導体ウェーハの一部において不純物濃度を連続的に変化させ、半導体ウェーハを薄くするときに、この不純物濃度を連続的に変化させた範囲内において薄くする工程を終えるので、半導体ウェーハの厚さにバラツキを生じてもその特性にバラツキを生じることを低減できる。したがって、半導体装置の信頼性を向上することができると共に、半導体装置の製造工程の管理が容易になる。
本発明は、シリコン基板上にエピタキシャル成長によって形成したシリコン層の一部を、その厚さ方向に対して不純物濃度が連続的に変化するものとし、半導体ウェーハ側から研削等を行うときに、この不純物濃度が連続的に変化する層が露出した状態で工程を終えるところに大きな特徴がある。また、IGBTなどの半導体装置に、不純物濃度が連続的に変化する層を設けたところに大きな特徴がある。以下に、このような特徴を有する実施例について図面を参照しながら詳しく説明する。なお、本発明は、以下に説明する実施例に限定されるものではなく、各請求項に記載した範囲を逸脱しない限りにおいて種々の変形を加えることが可能である。例えば、電界効果トランジスタの構成や製造方法に関する詳細な部分については、実施例として記載したものに限定されるものではなく、各請求項に記載した範囲において構造、寸法または製造方法などについて変更可能である。
本発明の実施例1として、ショットキー接触を有するIGBTについて図面に基づいて詳しく説明する。図3は、本発明の実施例1に係るIGBTにおいてエピタキシャル成長層が目標の厚さとなった状態を示す断面図である。図3の符号において、100はIGBT、101はバリアメタル膜、102は絶縁膜、104はN型ドリフト層、105はN型チャネルストッパ領域、106はエミッタ電極膜、107はゲート絶縁膜、108はゲート電極膜、109は層間絶縁膜、110はN型エミッタ領域、111はP型ベース領域、112は濃度変化層、113はエピタキシャル成長層を示す。
まず、実施例1のIGBTの具体的構造について図3に従って説明する。IGBT100は、ノンパンチスルー型のものである。また、エピタキシャル成長層113の濃度変化層112とバリアメタル膜101とはショットキー接触されており、この点が一般的なIGBTと異なっている。
エピタキシャル成長層113は、濃度変化層112とN型ドリフト層104とを積層したN型シリコンの層状体であり、図3には図示していないシリコン基板上にN型の不純物を含むシリコンをエピタキシャル成長させることによって形成している。すなわち、本発明では、先に述べた従来技術においてシリコン基板を用いていた部分をエピタキシャル成長層にしている。エピタキシャル成長層113の不純物濃度は、概ね5×1013/cmから1×1015/cmまでの範囲であるが、IGBT100に要求される耐圧など設計上の諸条件によってはこの範囲外の濃度とすることもある。また、後述するように、濃度変化層112は、N型の不純物濃度が連続的に変化するように形成されている。なお、濃度変化層112は、他の層及び領域との相対的な不純物濃度を比較したときに、その一部をN型またはN型として記載する方が適当な場合もあるが、図3及びその他の図では便宜上N型として記載している。
エピタキシャル成長層113の一方の主面側(図3では上面)、すなわちN型ドリフト層104側には電界効果トランジスタ構造が形成されている。この主面側には、そこ主面に露出するように、P型ベース領域111及びN型エミッタ領域110が形成されている。P型ベース領域111は、N型ドリフト層104の表面からP型の不純物を注入し、さらにこれらの不純物を高温で拡散させることによって形成する。N型エミッタ領域110は、N型ドリフト層104の表面からP型の不純物を注入し、さらにこれらの不純物を高温で拡散させることによって形成されるものであり、P型ベース領域内に2つずつ配置されている。なお、図3におけるP型ベース領域111及びN型エミッタ領域110は、簡略化して記載したものであり、実際には1つのエピタキシャル成長層113に対して図3に示した構成が多数形成されている。また、多数形成されたこれらの領域は、エピタキシャル成長層113を平面的に見たときにストライプ状またはレンガ積み模様を呈するように配置されている。
型チャネルストッパ領域105は、エピタキシャル成長層113の縁辺に沿って環状に形成されている。N型チャネルストッパ領域105を形成することによって、IGBT100への逆電圧印加時にPN接合面から拡がった空乏層がエピタキシャル成長層113の縁辺まで到達することを防ぎ、耐圧を向上させることができる。なお、これらの領域の他に、耐圧を向上させるためのガードリング領域やフィールドプレートなども適宜形成することができる。
また、隣り合うP型ベース領域111の間に露出したN型ドリフト層104と、P型ベース領域111及びN型エミッタ領域110の一部を覆うようにゲート絶縁膜107を形成している。ゲート絶縁膜107は、エピタキシャル成長層113の上記主面上に成膜したシリコン酸化膜を写真工程及びエッチング工程によって所定のパターンとなるように形成したものである。さらに、ゲート絶縁膜107上にはゲート電極膜108を形成している。ゲート電極膜108は、ゲート絶縁膜107上に堆積したポリシリコンを写真工程及びエッチング工程によって所定のパターンとなるように形成したものである。ゲート電極膜108は、Moなどの金属やシリサイドなどで形成することも可能である。
以上の、P型ベース領域111、N型エミッタ領域110、ゲート絶縁膜107及び
は、全体として電界効果トランジスタを構成しており、P型ベース領域111のゲート絶縁膜107と接する部分の近傍にチャネルが形成されたときに、このチャネルを通ってバリアメタル膜101とエミッタ電極膜106との間に電流が流れる。
また、ゲート絶縁膜107及びゲート電極膜108と、N型ドリフト層104の周辺領域の一部を覆うように層間絶縁膜109を形成している。層間絶縁膜109は、ゲート電極膜108などの上に成膜したシリコン酸化膜を写真工程及びエッチング工程によって所定のパターンとなるように形成したものである。
さらに、N型ドリフト層104の表面上を覆うようにエミッタ電極膜106を形成している。エミッタ電極膜106は、Al−Si膜であり、スパッタリングで形成されている。なお、エミッタ電極膜106は、Al−Si−Cu膜などで形成することも可能である。
また、エピタキシャル成長層113の他方の主面、すなわち濃度変化層112の表面には、バリアメタル膜101が形成されている。前述のように、濃度変化層112とバリアメタル膜101とはショットキー接触されているので、バリアメタル膜101は、コレクタ電極膜であると共に、一般的なIGBTにおけるP型コレクタ層としての機能も有している。周知のように、ショットキーバリアダイオードでは、金属電極膜からシリコン基板への正孔の注入が少ない。したがって、シリコン基板114からバリアメタル膜101への正孔の注入も通常のIGBTより少なくなるので、IGBT100では一般的なIGBTが抱えているテール電流問題はほとんど発生しない。なお、バリアメタル膜101は、シリコン基板113とショットキー接触可能な、Mo(モリブデン)、Ti(チタン)、Al(アルミニウム)などの金属膜で形成して良く、これらの金属の合金膜としても良い。さらには、リードや接続子との接続性を向上するために、バリアメタル膜101上にリード等との接続性が良い金属膜を形成しても良い。くわえて、この金属膜を2層以上積層しても良い。
以上の構成において、ゲート電極膜108とエミッタ電極膜106との間に閾値以上の電圧を印加すると、P型ベース領域111の表層にチャネルが現れて、N型ドリフト層109で伝導度変調を生じる。そうすると、バリアメタル膜101からエミッタ電極膜106へ電流が流れる。このとき、バリアメタル膜101からN型ドリフト層104への正孔の注入は少ない量に留まるので、ゲート電極膜108とエミッタ電極膜106との間の電圧が閾値を下回ったときには、バリアメタル膜101からエミッタ電極膜106への電流がすみやかに停止する。
ところで、本発明では、シリコン基板113の他方の主面側の一定の厚さの部分を濃度変化層112としている。前述のように、N型ドリフト層104はその不純物濃度がほぼ一定であるのに対し、濃度変化層112は厚さ方向に対してその不純物濃度が連続的に変化している。
図1は、本発明の実施例1に係るIGBTのシリコン基板の不純物濃度設定の一例を示すグラフ(1)である。図1において、(a)及び(b)は、それぞれ濃度変化層112における不純物濃度分布の異なる例を示している。これらのグラフにおいて、t軸はN型ドリフト層104の表面、すなわち電界効果トランジスタの形成面からの厚さを示し、d軸は不純物濃度を示している。また、図4は、本発明の実施例1に係るIGBTにおいてエピタキシャル成長層が目標を超えて過剰な厚さになった状態を示す断面図である。図4の符号は全て図3の符号と同じものを示す。
図1(a)に示すように、N型ドリフト層104の不純物濃度は一定であるが、濃度変化層112はバリアメタル膜101との接合面に近づくほど不純物濃度が高くなっている。背景技術で説明したように、IGBT100の製造工程においては、エピタキシャル成長層113を研削などで薄くする場合に、本来の目標の厚さ(m)よりも若干過剰な厚さnに近くなるようにしている。従来技術に係るIGBTでは、IGBTの使用時にシリコン基板が厚くなった分だけ正孔の総量が増加するのでスイッチング特性が低下する。これに対して、この実施例では濃度変化層112が図4のように過剰な厚さ(n)になっても、バリアメタル膜101との境界面近傍ほど不純物濃度が高くなるので、正孔の総量は従来技術の場合ほど増加しない。また、この実施例では、エピタキシャル成長層113を目標の厚さmよりも薄くした場合であっても、バリアメタル膜101との境界面近傍の不純物濃度が目標の厚さ(m)とする場合より不純物濃度が低くなるようにしている。したがって、エピタキシャル成長層113を薄くしすぎた場合であっても、濃度変化層112の形成範囲内であれば、正孔の総量が不足することによるオン電圧の増大を低減することが可能になる。
さらに、図1(b)に示すように、濃度変化層112における不純物濃度を一次関数的ではなく二次関数的に増加するように設定すれば、ホールの総量の変動幅をさらに小さくすることが可能になる。ただし、バリアメタル膜101との境界面近傍の不純物濃度が1×1015/cmを大幅に超えるとオン電圧が過大になるので、この濃度を大幅に超えない範囲に抑えることが好ましい。
また、濃度変化層112の不純物濃度は、バリアメタル膜101との境界面近傍ほど不純物濃度が低くなるように設定することも可能である。図2は、本発明の実施例1に係るIGBTのシリコン基板の不純物濃度設定の一例を示すグラフ(2)である。図1において、(a)及び(b)は、それぞれ濃度変化層112における不純物濃度分布のさらに異なる例を示している。
IGBTの用途によっては、動作時のオン電圧を低く抑えることが強く求められる場合がある。このような場合には、図2(a)に示すように設定すれば、濃度変化層112が過剰な厚さnになってもバリアメタル膜101との境界面近傍ほど不純物濃度が低くなるので、オン電圧の変動を抑えることが可能になる。さらに、図2(b)に示すように、濃度変化層112の一部においてその不純物濃度がN型ドリフト層104よりも高くなるようにしても良い。このように設定することにより、濃度変化層112の濃度変化をさらに急峻なものにすることができる。
さらに、実施例1の製造方法について説明する。図5ないし図8は、本発明の実施例1に係るIGBTの製造方法を示す断面図(1)〜(4)である。図5ないし図8の符号において、114はシリコン基板であり、その他の符号は図3と同じものを示す。
まず、図5(a)に示すように、N型のシリコン基板114を準備する。次に、図5(b)に示すように、エピタキシャル成長によってシリコン基板濃度変化層112を形成する。濃度変化層112の不純物濃度は、N型ドーパントガスの流量を調整することで所定の分布にすることができる。なお、図2及び図3に基づいて説明したように、濃度変化層112の不純物濃度分布には様々な態様が考えられるが、製造するIGBTに要求される特性に適合する。なお、図示していないが、最終的には半導体装置とならずに破棄されるシリコン基板の周辺部分の濃度変化層112にシリコン酸化膜を埋め込み、これを後述する研磨工程またはエッチング工程のストッパーとして利用することも可能である。
次に、図6(c)に示すように、エピタキシャル成長によってN型ドリフト層104を形成する。N型ドリフト層104の不純物濃度は、ほぼ一定となるようにする。さらに、図6(d)に示すように、N型ドリフト層104及びその表面上にP型ベース領域111等の電界効果トランジスタの構造や耐圧の確保に必要な構造などを形成する。なお、これらは前述の方法によって形成するが、他の方法によって適宜形成しても良い。
そして、図7(e)に示すように、シリコン基板114を研削で薄くして行く。さらに、図7(f)に示すように、シリコン基板114を研削で除去し終えたら、濃度変化層112が所定の厚さとなるまで研削する。続けて、エッチングによって、濃度変化層112の表面に発生した微細な割れなどを除去する。なお、エッチングに代えて研磨を行っても良い。研磨を行う場合には、研削または研磨で発生した結晶欠陥を残して正孔を捕捉させるようにすることができる。したがって、正孔の注入を抑制してテール電流の発生を防止することが特に求められる場合には好ましい方法である。また、シリコン基板114及濃度変化層112の除去する厚さによっては、研削及びエッチングによる除去に代えて研磨及びエッチングによる除去を行っても良い。
さらに、図8(g)に示すように、露出した濃度変化層112の周囲に漏れ電流の対策等のために、絶縁膜102を形成する。そして最後に、図8(h)に示すように、バリアメタル膜101を金属の真空蒸着で形成し、さらにシンター炉で処理して濃度変化層112とショットキー接触する。なお、バリアメタル膜を多層膜とする場合には、真空蒸着を繰り返して多層化する。
以上の方法によれば、濃度変化層112を容易に形成することができる。なお、濃度変化層112は、外方拡散によって形成することも可能である。N型の不純物濃度を外方拡散させれば、その厚さ方向に対して不純物濃度が連続的に変化した層が得られる。
さらに、本発明の実施例2であるショットキー接触を有するIGBTについて図面に基づいて説明する。図9は、本発明の実施例2に係るIGBTを示す断面図である。図9の符号において、103はN型バッファ層であり、その他の符号は図3と同じものを示す。
実施例2のIGBT100は、パンチスルー型のものである。実施例2における濃度変化層112の不純物濃度は、実施例1における濃度変化層112よりも不純物濃度が高くなるが、実施例1の場合と同様の作用効果が得られる。
さらに、本発明の実施例3であるショットキー接触を有するIGBTについて図面に基づいて説明する。図10は、本発明の実施例3に係るIGBTを示す断面図である。図10の符号において、115はN型ドレイン層であり、その他の符号は図9と同じものを示す。
実施例3のIGBT100は、パンチスルー型のものであり、実施例2のIGBTに対してさらにN型ドレイン層115を設けている。このIGBT100は、高耐圧を要求されるIGBTに特に好適な構造であるが、この種の構造においても実施例1の場合と同様の作用効果が得られる。
ところで、エピタキシャル成長で形成したシリコン層ではなく、シリコン基板に対してエミッタ電極膜106を形成する側からN型等の不純物を拡散させることによってIGBTを製造する場合がある。このようなシリコン基板は、シリコン基板の厚さ方向の不純物濃度は全体的に濃度勾配を持っており、上述した実施例のように一定の不純物濃度となるところがない。したがって、このようなシリコン基板を本発明に適用することは好ましくない。
本発明の実施例1に係るIGBTのシリコン基板の不純物濃度設定の一例を示すグラフ(1)である。 本発明の実施例1に係るIGBTのシリコン基板の不純物濃度設定の一例を示すグラフ(2)である。 本発明の実施例1に係るIGBTにおいてエピタキシャル成長層が目標の厚さとなった状態を示す断面図である。 本発明の実施例1に係るIGBTにおいてエピタキシャル成長層が目標を超えて過剰な厚さになった状態を示す断面図である。 本発明の実施例1に係るIGBTの製造方法を示す断面図(1)である。 本発明の実施例1に係るIGBTの製造方法を示す断面図(2)である。 本発明の実施例1に係るIGBTの製造方法を示す断面図(3)である。 本発明の実施例1に係るIGBTの製造方法を示す断面図(4)である。 本発明の実施例2に係るIGBTを示す断面図である。 本発明の実施例3に係るIGBTを示す断面図である。 従来技術に係るIGBTの製造方法を示す断面図(1)である。 従来技術に係るIGBTの製造方法を示す断面図(2)である。
符号の説明
100:IGBT
101:バリアメタル膜
102:絶縁膜
103:N型バッファ層
104:N型ドリフト層
105:N型チャネルストッパ領域
106:エミッタ電極膜
107:ゲート絶縁膜
108:ゲート電極膜
109:層間絶縁膜
110:N型エミッタ領域
111:P型ベース領域
113:エピタキシャル成長層
114:シリコン基板
115:N型ドレイン層

Claims (5)

  1. 第1導電型の第1の導電層と、前記第1の導電層の表面に露出するように、かつ、前記第1の導電層の内部に選択的に形成した第2導電型の第1の導電領域と、前記第1の導電領域の表面に露出するように、かつ、前記第1の導電領域の内部に選択的に形成した第1導電型の第2の導電領域と、前記第1の導電層、前記第1の導電領域および前記第2の導電領域の表面を部分的に覆うように形成した第1の絶縁膜と、前記絶縁膜上に積層するように形成したゲート電極膜と、前記第1の絶縁膜及び前記ゲート電極膜を覆うように形成した第2の絶縁膜と、前記第1の導電領域及び前記第2の導電領域に接するように形成したエミッタ電極膜と、前記第1の導電層に接するように形成したコレクタ電極膜を有する半導体装置であって、
    前記第1の導電層は、前記コレクタ電極膜との接合面から所定の深さの範囲においてその不純物濃度がその厚さ方向に対して連続的に変化し、それ以外の深さの範囲においてその不純物濃度がその厚さ方向に対して一定であるようになされていることを特徴とする半導体装置。
  2. 第1導電型の第1の導電層と、前記第1の導電層上に積層するように形成した第1導電型の第2の導電層と、前記第2の導電層の表面に露出するように、かつ、前記第3の導電層の内部に選択的に形成した第2導電型の第1の導電領域と、前記第1の導電領域の表面に露出するように、かつ、前記第1の導電領域の内部に選択的に形成した第1導電型の第2の導電領域と、前記第3の導電層、前記第1の導電領域および前記第2の導電領域の表面を部分的に覆うように形成した第1の絶縁膜と、前記絶縁膜上に積層するように形成したゲート電極膜と、前記第1の絶縁膜及び前記ゲート電極膜を覆うように形成した第2の絶縁膜と、前記第1の導電領域及び前記第2の導電領域に接するように形成したエミッタ電極膜と、前記第1の導電層に接するように形成したコレクタ電極膜を有する半導体装置であって、
    前記コレクタ電極膜は、前記第1の導電層とショットキー接合され、
    前記第1の導電層は、前記コレクタ電極膜との接合面から所定の深さの範囲においてその不純物濃度がその厚さ方向に対して連続的に変化するようになされていることを特徴とする半導体装置。
  3. 前記第1の導電層と前記第2の導電層との間に、第1導電型の第3の導電層を形成したことを特徴とする請求項2に記載の半導体装置。
  4. 第1導電型の半導体ウェーハの一方の主面上にエピタキシャル成長によって導電層を形成すると共に、該導電層が第1の厚さになるまではその不純物濃度がその厚さ方向に対して連続的に変化し、第1の厚さを超えて第2の厚さになるまではその不純物濃度が一定になるようにする第1の工程と、
    前記導電層の露出面側に電界効果トランジスタを形成する第2の工程と、
    前記半導体ウェーハと前記導電層の不純物濃度がその厚さ方向に対して連続的に変化している部分の一部とを研削、研磨及びエッチングのいずれか二以上の方法で薄くする第3の工程を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. さらに、前記第3の工程によって露出した前記導電層の表面に、前記導電層とショットキー接合させた金属膜を形成する第4の工程を有することを特徴とする請求項4に記載の半導体装置の製造方法。
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