JP2005327042A - 楽曲検索システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 ユーザの要求に応じて、特定の楽曲がユーザの使用する音楽再生装置で再生されたものであるか否かを判断することが可能な楽曲検索システムを提供すること。
【解決手段】 再生された楽曲に関する再生楽曲情報が音楽プレーヤ3a〜3cから送信されると、再生リスト生成部104は再生楽曲情報と通信端末番号とを対応付けた再生リスト情報を再生リスト格納部106に格納する。検索を要求する楽曲に関する検索楽曲情報が通信端末2から送信されると、再生リスト特定部122は通信端末2の通信端末番号から再生リスト格納部106に格納された再生リスト情報を特定する。再生リスト特定部122により特定された再生リスト情報の中に、通信端末2により送信された検索楽曲情報に対応する再生楽曲情報が含まれているか否かを判断部124が判断すると、送信部136が判断の結果を通信端末2に送信する。
【選択図】 図1
【解決手段】 再生された楽曲に関する再生楽曲情報が音楽プレーヤ3a〜3cから送信されると、再生リスト生成部104は再生楽曲情報と通信端末番号とを対応付けた再生リスト情報を再生リスト格納部106に格納する。検索を要求する楽曲に関する検索楽曲情報が通信端末2から送信されると、再生リスト特定部122は通信端末2の通信端末番号から再生リスト格納部106に格納された再生リスト情報を特定する。再生リスト特定部122により特定された再生リスト情報の中に、通信端末2により送信された検索楽曲情報に対応する再生楽曲情報が含まれているか否かを判断部124が判断すると、送信部136が判断の結果を通信端末2に送信する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、楽曲検索システムに関するものである。
近年、楽曲が記録される記録メディアの多様化に伴って、楽曲が再生される音楽再生装置も多様化してきている。このような記録メディアとしては、例えばCDやMD、DVD、メモリカードといったものがあり、音楽再生装置としては、例えばCDプレーヤやMDプレーヤ、DVDプレーヤ、MP3プレーヤといったものがある。なお、記録メディア及び音楽再生装置の多様化は文献公知発明にかかるものではないので、記載すべき先行技術文献情報はない。
ところで、世の中には膨大な数の楽曲が存在する。そのためユーザは、聞き覚えのある楽曲を外出先で耳にしたときに、その楽曲を自己の所有する種々の音楽再生装置を用いて聞いたことがあるのか、それとも、店舗や街中で流れていたのを聞いただけなのか、わからなくなることがある。
そこで本発明は、ユーザの要求に応じて、特定の楽曲がユーザの使用する音楽再生装置で再生されたものであるか否かを判断することが可能な楽曲検索システムを提供することを目的とする。
本発明の楽曲検索システムは、(1)ユーザが使用する音楽再生装置から、当該音楽再生装置において再生された楽曲に関する再生楽曲情報を受信する再生情報受信手段と、(2)当該受信した再生楽曲情報とユーザを識別するためのユーザ識別情報とを対応付けたユーザの再生リスト情報を生成する再生リスト生成手段と、(3)ユーザが使用する通信端末から、ユーザが検索を要求する楽曲に関する検索楽曲情報とユーザ識別情報とを受信する検索情報受信手段と、(4)当該受信したユーザ識別情報に基づいて、リスト生成手段が生成した再生リスト情報を特定する再生リスト特定手段と、(5)当該特定した再生リスト情報の中に、検索楽曲情報に対応する再生楽曲情報が含まれているか否かを判断する判断手段と、(6)当該判断の結果を含む結果情報を通信端末に送信する送信手段と、を備える。
本発明の楽曲検索システムによれば、再生楽曲情報を音楽再生装置から受信するので、音楽再生装置により再生された楽曲の情報を取得することができる。再生楽曲情報とユーザ識別情報とを対応付けた再生リスト情報を生成するので、複数のユーザが使用する複数の音楽再生装置から再生楽曲情報をそれぞれ受信した場合であっても、再生楽曲情報をユーザ毎にまとめておくことができる。通信端末から検索楽曲情報を受信するので、例えば、ユーザは店舗や街中といった外出先からでも楽曲の検索を要求することができる。ユーザの通信端末から受信したユーザ識別情報に基づいて再生リスト情報を特定するので、再生リスト情報が複数存在する場合であっても、ユーザの再生リスト情報を的確に抽出することができる。再生リスト情報の中に検索楽曲情報に対応する再生楽曲情報が含まれているか否かを判断するので、検索楽曲情報を検索キーとし、合致する再生楽曲情報をユーザ自身の再生リスト情報の中から検索することができる。
また、本発明の楽曲検索システムは、検索楽曲情報には、各楽曲の特徴を複数の観点から把握するための特徴情報が含まれており、特徴情報を楽曲ごとに格納する特徴格納手段と、検索情報受信手段により受信された検索楽曲情報に含まれる特徴情報に基づいて、特徴情報格納手段に格納された特徴情報から検索楽曲情報に対応する楽曲の他の特徴情報を取得する特徴取得手段と、を備え、送信手段は、特徴取得手段により取得された特徴情報を結果情報に含ませて送信することも好ましい。
検索楽曲情報に対応する楽曲の他の特徴情報を取得し、この特徴情報を結果情報に含ませるので、例えば検索楽曲情報に楽曲名のみが含まれている場合には、この楽曲の演奏者名やジャンルといった情報をユーザに提供することができる。よって、本発明の楽曲検索システムは、ユーザが検索を要求した楽曲に関する種々の情報を提供することができるという点で、有用なものとなる。
また、本発明の楽曲検索システムは、特徴情報には各楽曲を識別するための楽曲識別子が含まれており、楽曲識別子と当該楽曲識別子に対応する楽曲の検索履歴に関する履歴情報とを対応付けて格納する履歴情報格納手段と、特徴取得手段により取得された特徴情報に含まれる楽曲識別子に基づいて、履歴情報格納手段から履歴情報を取得する履歴取得手段と、を備え、送信手段は、履歴取得手段により取得された履歴情報を結果情報に含ませて送信することも好ましい。
特徴取得手段により取得された特徴情報に含まれる楽曲識別子に基づいて履歴情報を取得し、取得した履歴情報を結果情報に含ませるので、例えば、ユーザが検索を要求した楽曲は、他のユーザによってどのくらい頻繁に検索されているのか、といったような検索履歴に関連した情報をユーザに提供することができる。よって、本発明の楽曲検索システムは、楽曲に関する情報が得られるという点で更に有用なものとなる。
本発明によれば、ユーザの要求に応じて、特定の楽曲がユーザの使用する音楽再生装置で再生されたものであるか否かを判断することが可能となる。
本発明の知見は、例示のみのために示された添付図面を参照して以下の詳細な記述を考慮することによって容易に理解することができる。引き続いて、添付図面を参照しながら本発明を実施するための形態を説明する。可能な場合には、同一の部分には同一の符号を付して、重複する説明を省略する。
本実施形態の楽曲検索システムについて図1を参照しながら説明する。図1は楽曲検索システムの構成を示す図である。楽曲検索システム1は、通信端末2及び音楽プレーヤ3a〜3c(音楽再生装置)と、ネットワーク(図示せず)を介して接続されている。
通信端末2は、携帯電話や携帯情報端末といった情報通信端末であって、CPU(中央処理装置)、メモリ等の記憶装置、通信装置、ボタン等の入力装置、ディスプレイ等の表示装置を備える。
音楽プレーヤ3a〜3cは、それぞれユーザが使用する音楽再生装置であって、より具体的にはCDプレーヤやMDプレーヤ、DVDプレーヤ、MP3プレーヤといったものである。音楽プレーヤ3a〜3cは、楽曲を再生すると、この楽曲のログを音楽プレーヤ3a〜3cがそれぞれ有するメモリ(図示せず)に格納する。楽曲のログには、各楽曲を識別するための楽曲ID(楽曲識別子)、楽曲名、演奏者名等の情報が含まれる。楽曲のログを格納した音楽プレーヤ3a〜3cは、再生楽曲情報を生成する。ここで、再生楽曲情報は、音楽プレーヤ3a〜3cにおいて再生された楽曲に関する情報であり、より具体的には楽曲IDを含んでいる。音楽プレーヤ3a〜3cは、生成した再生楽曲情報を楽曲検索システム1に送信する。
楽曲検索システム1は、楽曲を検索するためのシステムであり、図1に示すように、楽曲登録部10と、楽曲検索部12と、を備えている。
楽曲登録部10は、音楽プレーヤ3a〜3cにより再生された楽曲の情報を登録する部分である。楽曲登録部10は、ユーザ情報格納部100と、再生情報受信部102(再生情報受信手段)と、再生リスト生成部104(再生リスト生成手段)と、再生リスト格納部106と、を備えている。
ユーザ情報格納部100は、ユーザ情報を格納する部分である。ここで、ユーザ情報とは、楽曲検索システム1を利用する際に必要な、ユーザに関する情報である。ユーザ情報は、ユーザが使用するPC(図示せず)や通信端末2から、ネットワークを介して送信される。
図2は、ユーザ情報格納部100に格納されているユーザ情報の例を示す図である。図2に示す例によれば、ユーザ情報は、ユーザの「ユーザID」、ユーザを認証するための「パスワード」、通信端末2を特定するための「通信端末番号」、及びユーザが使用する音楽プレーヤ3a〜3cそれぞれを特定するための「プレーヤID」を含んでいる。
再生情報受信部102は、音楽プレーヤ3a〜3cから送信された再生楽曲情報を受信する部分である。再生情報受信部102は、受信した再生楽曲情報を再生リスト生成部104に出力する。
再生リスト生成部104は、ユーザの再生リスト情報を生成する部分である。ここで、再生リスト情報は、再生楽曲情報とユーザが使用する通信端末2の通信端末番号とを対応付けたものであり、この通信端末番号はユーザを識別するためのユーザ識別情報として用いられる。より具体的には、再生リスト生成部104は、再生情報受信部102から、再生楽曲情報を受け取る。再生楽曲情報には、音楽プレーヤ3a〜3cそれぞれのプレーヤIDが付加されている。再生リスト生成部104は、このプレーヤIDと対応付けられたユーザ情報をユーザ情報格納部100から抽出し、抽出したユーザ情報に含まれる通信端末番号を取得する。再生リスト生成部104は、取得した通信端末番号と再生情報受信部102から受け取った再生楽曲情報とを含む再生リスト情報を生成する。再生リスト生成部104は、生成した再生リスト情報を再生リスト格納部106に格納する。
図3は、再生リスト格納部106に格納されている再生リスト情報の例を示す図である。図3に示す例によれば、再生リスト情報は、「ユーザID」、「通信端末番号」、再生楽曲情報である「楽曲ID」のほかに、音楽プレーヤ3a〜3cによるこの楽曲IDを含む再生楽曲情報の送信数を示す「再生回数」を含んでいる。
楽曲検索部12は、楽曲の検索を行う部分である。楽曲検索部12は、検索情報受信部120(検索情報受信手段)と、再生リスト特定部122(再生リスト特定手段)と、特徴格納部126(特徴格納手段)と、判断部124(判断手段)と、特徴取得部128(特徴取得手段)と、履歴取得部130(履歴取得手段)と、履歴情報格納部132(履歴情報格納手段)と、結果情報生成部134と、送信部136(送信手段)と、を備えている。
検索情報受信部120は、通信端末2から検索楽曲情報と通信端末番号とを受信する部分である。ここで、検索楽曲情報は、ユーザが検索を要求する楽曲に関する情報であり、特徴情報を含んでいる。特徴情報とは各楽曲の特徴を複数の観点から把握するための情報であり、より具体的には、楽曲名に関する情報、演奏者名に関する情報、楽曲の音声波形データに関する情報、及び楽曲のジャンルに関する情報が特徴情報に相当する。なお、検索楽曲情報は、楽曲名に関する情報、演奏者名に関する情報、楽曲の音声波形データに関する情報のいずれか少なくとも一つを含んでいる。検索情報受信部120は、受信した通信端末番号を再生リスト特定部122に出力し、受信した検索楽曲情報を判断部124及び特徴取得部128に出力する。
再生リスト特定部122は、通信端末2の通信端末番号に基づいて、再生リスト情報を特定する部分である。より具体的には、再生リスト特定部122は、検索情報受信部120により出力された通信端末番号を受け取る。そして、この通信端末番号を含む再生リスト情報を、再生リスト格納部106に格納されている再生リスト情報の中から特定する。再生リスト特定部122は、再生リスト情報を特定した旨を判断部124に通知する。
判断部124は、再生リスト特定部122により特定された再生リスト情報の中に、検索楽曲情報に対応する再生楽曲情報が含まれているか否かを判断する部分である。より具体的には、判断部124は、検索情報受信部120により出力された検索楽曲情報を受け取る。判断部124は、受け取った検索楽曲情報から特徴情報を取得し、この特徴情報と対応付けられた楽曲IDを特徴格納部126から抽出する。
図4は、特徴格納部126に格納されている情報の例を示す図である。図4に示す例によれば、特徴格納部126には、「楽曲ID」と、特徴情報である「楽曲名」、「演奏者名」、「音声波形データ」、及び「ジャンル」とが対応付けて格納されている。「ジャンル」に相当する情報としては、ジャパニーズポップスや演歌、クラシックといったものが挙げられる。
特徴格納部126から楽曲IDを抽出する一方で、判断部124は、再生リスト情報を特定した旨の通知を再生リスト特定部122から受け取る。そして、再生リスト特定部122により特定された再生リスト情報を参照し、上述のようにして得た楽曲IDがこの再生リスト情報の中に含まれているか否かを判断する。取得した楽曲IDが再生リスト情報の中に含まれていると判断した場合には、肯定を示す判断結果通知を送信部136に出力する。一方、判断部124は、取得した楽曲IDが再生リスト情報の中に含まれていないと判断した場合には、否定を示す判断結果通知を結果情報生成部134に出力する。
特徴取得部128は、特徴格納部126に格納された特徴情報から、検索楽曲情報に対応する楽曲の他の特徴情報を取得する部分である。より具体的には、特徴取得部128は、検索情報受信部120により出力された検索楽曲情報を受け取る。そして、検索楽曲情報に含まれる特徴情報と対応付けられた、この特徴情報以外の特徴情報を特徴格納部126から取得する。つまり特徴取得部128は、例えば楽曲の音声波形データに関する情報を含む検索楽曲情報を受け取った場合には、楽曲名に関する情報、演奏者名に関する情報、及び楽曲のジャンルに関する情報を特徴格納部126から取得する。特徴取得部128は、取得した特徴情報を結果情報生成部134に出力する。また、特徴取得部128は、取得した特徴情報と対応付けられた楽曲IDを履歴取得部130に出力する。
履歴取得部130は、楽曲IDに基づいて、履歴情報格納部132から履歴情報を取得する部分である。ここで、履歴情報とは、楽曲の検索履歴に関するものである。より具体的には、履歴取得部130は、特徴取得部128により出力された楽曲IDを受け取り、この楽曲IDに対応した履歴情報を履歴情報格納部132から取得する。履歴取得部130は、取得した履歴情報を結果情報生成部134に出力する。
図5は、履歴情報格納部132に格納されている情報の例を示す図である。図5に示す例によれば、履歴情報格納部132は、「楽曲ID」とともに、履歴情報として、楽曲検索システム1を利用する全てのユーザによる検索回数を示す「全検索回数」、全検索回数に基づくこの楽曲の順位を示す「ランキング」と、この楽曲を過去に検索したユーザのユーザIDを示す「検索ユーザ」と、を格納している。
結果情報生成部134は、結果情報を生成する部分である。より具体的には、結果情報生成部134は、判断部124により出力された判断結果通知と、特徴取得部128により出力された特徴情報と、履歴取得部130により出力された履歴情報と、を含む結果情報を生成する。結果情報生成部134は、生成した結果情報を送信部136に出力する。
送信部136は、結果情報を通信端末2に送信する部分である。より具体的には、送信部136は、結果情報生成部134により出力された結果情報を受け取る。そして、受け取った結果情報を、ネットワークを介して通信端末2に送信する。
続いて、本実施形態における楽曲検索システム1の動作について説明する。
図6は、楽曲検索システム1の処理を示すシーケンス図である。音楽プレーヤ3a〜3cにおいて楽曲がそれぞれ再生されると(ステップS60)、この楽曲の楽曲IDを含む再生楽曲情報が、音楽プレーヤ3a〜3cから送信される(ステップS61)。
楽曲検索システム1の楽曲登録部10の再生情報受信部102は、音楽プレーヤ3a〜3cにより送信された再生楽曲情報を受信し(ステップS62)、受信した再生楽曲情報を再生リスト生成部104に出力する。再生リスト生成部104は、再生楽曲情報を受け取ると、この再生楽曲情報に付加されたプレーヤIDを含むユーザ情報をユーザ情報格納部100から抽出し、抽出したユーザ情報に含まれる通信端末番号を取得する。そして、取得した通信端末番号と受信した再生楽曲情報とを含む再生リスト情報を生成し(ステップS63)、生成した再生リスト情報を再生リスト格納部106に格納する。
ユーザによって、検索を要求する楽曲の楽曲名、演奏者名、及び楽曲の音声の少なくともいずれか一つが通信端末2に入力されると(ステップS64)、楽曲名に関する情報、演奏者名に関する情報、及び楽曲の音声波形データに関する情報の少なくともいずれか一つを特徴情報として含む検索楽曲情報と通信端末2の通信端末番号とが、楽曲検索システム1に対して通信端末2から送信される(ステップS65)。
楽曲検索システム1の検索情報受信部120は、検索楽曲情報と通信端末2の通信端末番号とを受信する(ステップS66)。検索情報受信部120は、受信した通信端末番号を再生リスト特定部122に出力し、受信した検索楽曲情報を判断部124及び特徴取得部128に出力する。
再生リスト特定部122は、再生リスト格納部106を参照し、検索情報受信部120により出力された通信端末番号を含む再生リスト情報を特定する(ステップS67)。そして、再生リスト情報を特定した旨を判断部124に通知する。再生リスト情報を特定した旨の通知を受けた判断部124は、検索情報受信部120により出力された検索楽曲情報に含まれる、楽曲名、演奏者名、及び楽曲の音声波形データ、に関する情報に基づいて、特徴格納部126から特徴情報を取得し、この特徴情報に対応付けられた楽曲IDを抽出する。そして、抽出した楽曲IDが、再生リスト特定部122により特定された再生リスト情報に含まれているか否かを判断する(ステップS68)。判断部124は、上述の楽曲IDが上述の再生リスト情報に含まれている場合には肯定を示す判断結果通知を、含まれていない場合には否定を示す判断結果通知を、結果情報生成部134に対してそれぞれ出力する。
特徴取得部128は、検索情報受信部120により出力された検索楽曲情報を受け取る。そして、検索楽曲情報に含まれる特徴情報に基づいて、特徴格納部126に格納された他の特徴情報を取得する(ステップS69)。特徴取得部128は、取得した特徴情報を結果情報生成部134に出力するとともに、この特徴情報に対応付けられた楽曲IDを履歴取得部130に出力する。履歴取得部130は、特徴取得部128により出力された楽曲IDを受け取ると、この楽曲IDに対応した履歴情報を履歴情報格納部132から取得し(ステップS70)、取得した履歴情報を結果情報生成部134に出力する。
結果情報生成部134は、判断部124によって出力された判断結果通知と、特徴取得部128によって出力された特徴情報と、履歴取得部130によって出力された履歴情報と、を含む結果情報を生成する(ステップS71)。結果情報生成部134は、生成した結果情報を送信部136に出力する。送信部136は、結果情報生成部134により出力された結果情報を通信端末2に送信する(ステップS72)。
送信部136により送信された結果情報は、通信端末2により受信されて表示される(ステップS73)。図7は、結果情報を受信した通信端末2の表示画面を示す図である。
図7に示すように、通信端末2の表示画面には、「あなたはこの楽曲を音楽プレーヤで聞いています」のメッセージが表示される。なおこのメッセージは、肯定を示す判断結果通知に対応したものであり、否定を示す判断結果通知に対応したメッセージは「あなたはこの楽曲を音楽プレーヤで聞いていません」となる。また、通信端末2の表示画面には、図7に示すように特徴情報として「楽曲名」及び「演奏者名」、履歴情報として「ランキング」、が表示される。その他、通信端末2の表示画面には、音楽プレーヤ3a〜3cにおけるこの楽曲の再生回数を示す「再生回数」が表示される。表示される再生回数は、この楽曲の楽曲IDと対応付けられて再生リスト格納部106に格納されている再生回数である。また、通信端末2の表示画面には、「オススメ曲」として、検索が要求された楽曲以外の楽曲名及び演奏者名が表示される。「オススメ曲」として表示される楽曲名及び演奏者名は、特徴格納部126に格納されている、検索が要求された楽曲と同じジャンルを有する楽曲の楽曲名及び演奏者名である。
本実施形態の作用効果について説明する。上述のように、楽曲検索システム1の再生リスト生成部104が、音楽プレーヤ3a〜3cから送信された再生楽曲情報とユーザが使用する通信端末2の通信端末番号とを対応付けた再生リスト情報を生成し、生成した再生リスト情報を再生リスト格納部106に格納する。これにより、複数のユーザが使用する複数のプレーヤから再生楽曲情報をそれぞれ受信した場合であっても、再生楽曲情報をユーザ毎にまとめておくことができる。検索情報受信部120が検索楽曲情報を通信端末2から受信する。これにより、ユーザは店舗や街中といった所からでも楽曲の検索を要求することができる。再生リスト特定部122は通信端末2の通信端末番号に基づいて再生リストを特定し、判断部124はこの再生リスト情報の中に検索楽曲情報に対応する再生楽曲情報が含まれているか否かを判断する。これにより、検索楽曲情報を検索キーとし、この検索キーと合致する再生楽曲情報をユーザ自身の再生リスト情報の中から検索することができる。したがって、ユーザの要求に応じて、特定の楽曲がユーザの使用する音楽再生装置で再生されたものであるか否かを判断することが可能となる。
なお、本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
例えば、結果情報生成部134は、履歴情報格納部132に格納された履歴情報に基づいて、この楽曲を検索した他のユーザが、他にどのような楽曲を検索したのか、といった情報を結果情報に含める、としてもよい。このような結果情報を受信した通信端末2の表示画面には、「この楽曲を検索した人は、このような楽曲も検索しています」というメッセージとともに、他のユーザにより検索された楽曲の楽曲名や演奏者名が表示される。
また、本実施形態では、ユーザ識別情報として通信端末番号を用いたが、ユーザ識別情報としてメールアドレスを用いる、としてもよい。この場合、ユーザ情報格納部100には、通信端末番号の代わりにメールアドレスが格納されることになる。
なお、本実施形態では、音楽プレーヤ3a〜3cを備えているが、備えることができるプレーヤの数はこの限りではない。
1・・・楽曲検索システム、2・・・通信端末、102・・・再生情報受信部、104・・・再生リスト生成部、120・・・検索情報受信部、122・・・再生リスト特定部、124・・・判断部、126・・・特徴格納部、128・・・特徴取得部、130・・・履歴取得部、132・・・履歴情報格納部、136・・・送信部、3a〜3c・・・音楽プレーヤ。
Claims (3)
- ユーザが使用する音楽再生装置から、当該音楽再生装置において再生された楽曲に関する再生楽曲情報を受信する再生情報受信手段と、
当該受信した再生楽曲情報と前記ユーザを識別するためのユーザ識別情報とを対応付けた前記ユーザの再生リスト情報を生成する再生リスト生成手段と、
前記ユーザが使用する通信端末から、前記ユーザが検索を要求する楽曲に関する検索楽曲情報と前記ユーザ識別情報とを受信する検索情報受信手段と、
当該受信したユーザ識別情報に基づいて、前記リスト生成手段が生成した再生リスト情報を特定する再生リスト特定手段と、
当該特定した再生リスト情報の中に、前記検索楽曲情報に対応する再生楽曲情報が含まれているか否かを判断する判断手段と、
当該判断の結果を含む結果情報を前記通信端末に送信する送信手段と、
を備える、楽曲検索システム。 - 前記検索楽曲情報には、各楽曲の特徴を複数の観点から把握するための特徴情報が含まれており、
前記特徴情報を楽曲ごとに格納する特徴格納手段と、
前記検索情報受信手段により受信された検索楽曲情報に含まれる特徴情報に基づいて、前記特徴情報格納手段に格納された特徴情報から前記検索楽曲情報に対応する楽曲の他の特徴情報を取得する特徴取得手段と、
を備え、
前記送信手段は、前記特徴取得手段により取得された特徴情報を前記結果情報に含ませて送信する、請求項1に記載の楽曲検索システム。 - 前記特徴情報には各楽曲を識別するための楽曲識別子が対応付けられており、
前記楽曲識別子と当該楽曲識別子に対応する楽曲の検索履歴に関する履歴情報とを対応付けて格納する履歴情報格納手段と、
前記特徴取得手段により取得された特徴情報に対応する楽曲識別子に基づいて、前記履歴情報格納手段から前記履歴情報を取得する履歴取得手段と、
を備え、
前記送信手段は、前記履歴取得手段により取得された履歴情報を前記結果情報に含ませて送信する、請求項2に記載の楽曲検索システム。
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