JP2000250990A - バーチャルギフトシステム及びギフトシステム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数の商品から目的の商品を効率的に検索す
る。 【解決手段】 ＷＷＷサーバの仮想画面上に販売すべ
き商品の情報を表示して、顧客端末３からのネットワー
クを介したアクセスに応じて各商品を受注して、後日該
当商品を顧客が指定した贈答先へ配送するバーチャルギ
フトシステム４において、販売すべき全商品の少なくと
も種別と品名と価格とを含む商品情報を記憶する商品マ
スタファイル６ａと、商品マスタファイルに記憶された
商品情報が割付けられた１枚又は複数枚の検索画面を有
する複数の商品検索ツール２２（＝商品会場）と、顧客
端末３が指定した商品検索ツールを用いて客顧客端末の
指示に従って各検索画面を該当顧客端末へ送信していく
商品検索支援手段とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットを
用いて贈答商品を販売して顧客が指定する贈答先へ配達
するバーチャルギフトシステム、及び、このバーチャル
ギフトシステムと店舗が用いるリアルギフトシステムと
からなるギフトシステムに関する。

【０００２】

【従来の技術】お中元、お歳暮等、多数の贈答先に対す
る贈答商品の注文及び配送を受付ける贈答システムが例
えば百貨店等に設置されている。この贈答システムで
は、贈答品の送り主である顧客は店舗に設置された申込
書に送り先の情報（住所、氏名、電話番号等）および、
店舗に展示されたサンプル品またはカタログを参照して
決定した商品を記入し受付窓口にて受付を行う。

【０００３】受付窓口においては、依頼主（顧客）から
の申込者をＯＣＲで読取り、送料等を計算し会計処理を
行い、レシート及び受付番号を発行して受付を完了す
る。受付完了後、依頼主（顧客）に対して顧客番号を発
行し顧客履歴として記憶すると共に、受付商品の発送に
あたり配送センターに受付情報を伝送する。

【０００４】配送センターでは、送り先毎に伝票を発行
後、依頼主の問い合わせに対応するために、発行した伝
票の伝票番号と贈答システムでの受付番号との紐付けを
行うと共に、お中元、お歳暮等ののし紙を印字出力し配
送手配を行う。また、配送センターでは配送状況を管理
し依頼主（顧客）からの問い合せに備える。

【０００５】また、この贈答システムでは、１シーズン
毎に購入履歴を管理しており、例えばお歳暮の時期に合
わせ、前回のお中元と前年のお歳暮の購入履歴として贈
答先の情報（住所、氏名、電話番号）、送り主（顧客）
情報（住所、氏名、電話番号）と共にリスト形式で印刷
し、郵送にて送り主（顧客）へ送付する。そのため、顧
客はお歳暮の申し込みの際には、このリストを申込書と
して各送り先に対して送る商品を決定し受付窓口に申し
込みを行えばよく、申込書への送り先等の記入作業の簡
略化を図っている。

【０００６】一方、百貨店等へ出向かずに商品を購入で
きるシステムとしてインターネットを利用した通信販売
システムが実用化されている。この通信販売システム
は、自宅のパーソナルコンピュータから該当システムに
アクセスし、このシステムの会員登録を行い会員（顧
客）番号を取得後、画面上に表示される商品の中から購
入する商品を選択し、送り先情報（住所、氏名、電話番
号等）、決済情報（カード番号等）を入力し、申し込み
手続を完了させる。また、これら通信販売システムにお
いても購入履歴が管理されており、前回の申し込み履歴
を画面上で確認することが可能である。

【０００７】なお、一般にこの通信販売システムは、上
述の店舗に設置された贈答システムとは若干異なり、原
則として、自己が使用したり、自己が食用する商品を取
り扱っており、例外的に誕生日等のプレゼントとして特
定個人を対象に商品を贈答する目的に利用される場合も
ある。

【０００８】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た贈答システムや通信販売システムにおいても、まだ解
消すべき次のような課題があった。

【０００９】百貨店等の店舗に設置されている贈答シス
テムにおいては、顧客は、この贈答システムを利用して
商品を贈答するためには店舗に出向かなくてはならない
ため、手間がかかる。

【００１０】通信販売システムにおいては、顧客は、自
宅に居ながらにして、手軽に利用できるが、前述したよ
うに自己宛の商品購入のため、多数の送り先を対象とし
た贈答商品の発注作業には対応していない。よって、顧
客にとって入力作業等操作が非常に煩雑である。また、
通信販売される商品の種類数はそんなに多くない場合が
一般的である。

【００１１】また、店舗に設置された贈答システムと通
信販売システムとは互いに独立したシステムのため、例
えば同じ依頼主（顧客）がそれぞれのシステムを利用し
た場合、それぞれ各履歴データ（受注データ）は独立し
た管理となり、お互いにデータの有効活用ができない。

【００１２】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、１回のアクセス操作で多数の商品から簡単
に顧客が発注したい商品を選択でき、複数の商品を同時
に選択しかつ多数の贈答先へ個別の商品を贈答手配で
き、顧客における操作性を大幅に向上できると共に、顧
客に対するサービスを向上できるバーチャルギフトシス
テムを提供することを目的とする。

【００１３】また、このバーチャルギフトシステムと顧
客情報や受注情報を共有できる店舗に設置されたリアル
ギフトシステムとを有機的に組合わせてより顧客に対す
るサービスを向上できるギフトシステムを提供すること
を目的とする。

【００１４】

【課題を解決するための手段】本発明は、ＷＷＷサーバ
の仮想画面上に販売すべき商品の情報を表示して、顧客
端末からのネットワークを介したアクセスに応じて各商
品を受注して、後日該当商品を顧客が指定した贈答先へ
配送するバーチャルギフトシステムに適用される。

【００１５】そして、上記課題を解消するために、請求
項１のバーチャルギフトシステムにおいては、販売すべ
き全商品の少なくとも種別と品名と価格とを含む商品情
報を記憶する商品マスタファイルと、商品マスタファイ
ルに記憶された商品情報が割付けられた１枚又は複数枚
の検索画面を有する複数の商品検索ツールと、顧客端末
が指定した商品検索ツールを用いて顧客端末の指示に従
って各検索画面を該当顧客端末へ送信していく商品検索
支援手段とを備えている。

【００１６】一般に、バーチャルギフトシステムを用い
て、商品を発注しようとする顧客は、自宅の顧客端末で
ＷＷＷサーバをアクセスして発注する場合に、膨大な数
の商品から自己の贈答条件にあった商品を見つけるのは
非常に面倒である。

【００１７】そこで、本発明のバーチャルギフトシステ
ムにおいては、複数の商品検察ツールを準備しておき、
顧客に自己にとって検索しやすい商品検察ツールを用い
て必要な商品を効率的に検索して発注できる。したがっ
て、顧客にとって商品発注時における操作性を大幅に向
上できる。

【００１８】請求項２の発明は、上記発明のバーチャル
ギフトシステムにおける複数の商品検察ツールとして、
少なくとも、贈答用途と贈答先の属性と予算との組合せ
を指定するための検索画面を有し、この検索画面で指定
された組合せ条件で商品マスタファイルを検索し、検索
結果画面を作成するギフト検索ツールと、複数の検索条
件と複数の種別とが表示された検索画面を有し、この検
索画面で指定された検索条件に合致しかつ選択された複
数の種別における商品を商品マスタファイルから検索
し、検索結果画面を作成するカテゴリ検索ツールとのう
ちの少なくとも１つの検索ツールが準備されている。

【００１９】このような構成においては、ギフト検索ツ
ールを指定すると、贈答用途と贈答先の属性と予算との
組合せを条件として商品を検索することが可能である。
また、カテゴリ検索ツールを指定すると、価格等の検索
条件と種別等の検索条件を入力すると、該当する条件に
合致する商品を短時間で検索可能である。

【００２０】請求項３の発明は、上述した発明のバーチ
ャルギフトシステムにおいて、さらに、各顧客が贈答先
を指定した受注データを事前リストとして同一顧客によ
る次の発注のために記憶する事前リストファイルと、顧
客端末からのアクセス開始時に該当顧客の事前リストを
事前リストファイルから検索する事前リスト検索手段
と、顧客端末に対して今回の商品発注時に検索された事
前リストに含まれる贈答先情報を利用させる顧客端末操
作支援手段と備えている。

【００２１】このように構成されたバーチャルギフトシ
ステムにおいては、顧客が贈答先を指定した受注データ
を事前リストとして事前リストファイルに記憶保持して
いる。したがって、同一顧客が次に商品を発注して贈答
先に配送の指示を出す場合にこの事前リストを転用でき
るので、操作性を向上できる。

【００２２】請求項４の発明においては、上述した発明
のバーチャルギフトシステムにおいて、事前リストファ
イルには各顧客に対して複数の贈答先を事前リストとし
て記憶可能としている。また、顧客端末から指定された
発注商品の贈答先を事前リストファイルに記憶された該
当顧客の各贈答先から選択させる商品毎発注選択画面
と、顧客端末から各発注商品が指定されると、事前リス
トファイルに記憶された該当顧客の各贈答先に贈答する
商品を指定した各商品から選択させる贈答先毎発注選択
画面とを備えている。

【００２３】このように構成されたバーチャルギフトシ
ステムにおいては、贈答する商品の選択が終了しまた贈
答先が決まった場合に、先ず商品を固定してこの商品に
順次贈答先を割付けて行く発注手法と、先ず贈答先を固
定してこの贈答先に順次商品を割付けていく発注手法と
を顧客が任意に指定可能である。よって、顧客の発注に
おける選択肢が広くなる。

【００２４】請求項５の発明においては、上述した発明
のバーチャルギフトシステムにおいて、商品毎発注選択
画面又は贈答先毎発注選択画面に、事前リストに含まれ
る各贈答先に対して顧客が新たに指定した各発注状況を
各贈答先毎に区別して表示する発注状況表示手段を備え
ている。

【００２５】さらに、請求項６においては、発注状況に
は、少なくとも、商品発注済み、商品未発注、今年は発
注しないが事前リストに残す、事前リストから削除する
の各状況を含むようにしている。

【００２６】このように構成されたバーチャルギフトシ
ステムにおいては、事前リストに含まれる各贈答先に対
して、今回、顧客が新たに指定した各発注状況が各贈答
先毎に区別して表示されるので、各贈答先に対する発注
状況が一瞥して把握できるので、顧客にとって非常に見
やすい。

【００２７】請求項７の発明のバーチャルギフトシステ
ムにおいては、販売すべき全商品の少なくとも種別と品
名と価格とを含む商品情報を記憶する商品マスタファイ
ルと、この商品マスタファイルに記憶された商品情報が
割付けられた１枚又は複数枚の検索画面を有する少なく
とも１つの商品検索ツールと、顧客端末から指定された
商品検索ツールを用いて顧客端末からの指示に従って各
検索画面を該当顧客端末へ送信する商品検索支援手段
と、商品検索支援手段により顧客端末に表示された検索
画面にて検索された検索結果から贈答先へ贈答する商品
を候補商品として一時記憶する候補商品記憶手段と、顧
客端末に贈答先に贈答する商品を指定するための商品発
注画面と前記候補商品記憶手段に記憶された候補商品の
候補一覧とを表示する商品発注支援手段とを備えてい
る。

【００２８】このように構成されたバーチャルギフトシ
ステムにおいては、顧客が商品検索ツールを用いて検索
した贈答先へ贈答する各商品は候補商品として一旦記憶
保持される。そして、実際に贈答先に対して各商品を指
定していく発注操作時に、記憶保持された候補商品が候
補一覧屠として表示されるので、顧客にとって、顧客端
末を用いた発注作業能率が向上する。

【００２９】請求項８のーチャルギフトシステムにおい
ては、商品発注支援手段が表示する商品発注画面は、贈
答先に対する商品発注を前記候補一覧を用いて、同時に
多数の贈答先に対する発注を行う画面であるとしてい
る。

【００３０】さらに、請求項９の発明は、ＷＷＷサーバ
の仮想画面上に販売すべき商品の情報を表示して、顧客
端末からのネットワークを介したアクセスに応じて各商
品を受注して、後日該当商品を顧客が指定した贈答先へ
配送するバーチャルギフトシステムと、店舗に配設さ
れ、来店した顧客から各商品を受注して、後日該当商品
を顧客が指定した贈答先へ配送するリアルギフトシステ
ムとからなるギフトシステムに適用される。

【００３１】そして、上記課題を解消するために、リア
ルギフトシステム内に、各贈答期間毎に来店した各顧客
が贈答先を指定した受注データを事前リストとしてこの
リアルギフトシステム側で割付た顧客番号毎に次の贈答
期間における同一顧客の発注のために記憶する店舗事前
リストファイルを設ける。

【００３２】さらに、バーチャルギフトシステム内に、
ネットワークを介して各顧客が贈答先を指定した受注デ
ータを事前リストとしてこのバーチャルギフトシステム
側で割付けた顧客ＩＤ毎に次の同一顧客の発注のために
記憶するバーチャル事前リストファイルと、バーチャル
ギフトシステム内に設けられ、顧客番号と顧客ＩＤとの
関係を記憶する顧客対応テーブルと、この顧客対応テー
ブルの記憶内容に基づいて、バーチャル事前リストファ
イルの事前リストを店舗事前リストファイルの事前リス
トで更新する事前リスト更新手段とを設けている。

【００３３】このように構成されたギフトシステムにお
いては、店舗に設置されたリアルギフトシステムとイン
ターネット上に構築されたバーチャルギフトシステムと
で顧客の過去の受注データを共有できるので、顧客側及
び販売側にとって贈答商品の選択及び発注処理効率を大
幅に向上する。

【００３４】さらに請求項１０発明のギフトシステムに
おいては、リアルギフトシステムは新たな贈答期間が開
始される毎に発注した顧客に対して改めて顧客番号を割
付ていき、バーチャルギフトシステムは贈答期間に関係
なく発注した新たな顧客に対して顧客ＩＤを割付ていく
ようにしている。そして、贈答期間が開始される毎に顧
客対応テーブルを更新するようにしている。

【００３５】一般に、店舗に設置されたリアルギフトシ
ステムにおいては、中元期間や歳暮期間等の一つの贈答
期間で各種の集計を行うので、贈答に関しては、贈答期
間が開始される毎に発注した顧客に対して改めて顧客番
号を割付ていくようにしている。

【００３６】したがって、必ず、顧客端末を用いてアク
セスする各顧客に対して顧客ＩＤが付されるバーチャル
ギフトシステムにおけるバーチャル事前リストとの対応
を取る必要がある。そのために、顧客対応テーブルの記
憶内容が更新される。

【００３７】

【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を用いて説明する。図１は実施形態に係るギフトシステ
ムの概略構成を示すブロック図である。この実施形態の
ギフトシステムは、例えば全国規模で各都市に店舗を展
開している大規模な百貨店に適用される。

【００３８】そして、このギフトシステムは、図示する
ように、Ａ〜Ｃ各店舗に配設され、来店した顧客１から
直接商品の発注を受けるリアルギフトシステム２と、顧
客１が自宅でパーソナルコンピユータ等からなる顧客端
末３を用いてインターネットを介してアクセスするWWW
サーバが組込まれたバーチャルギフトシステム４と、顧
客１がリアルギフトシステム２又はバーチャルギフトシ
ステム４を介して発注した商品を同じく顧客が指定した
贈答先（届け先）へ配送するための配送センター５とで
構成されている。

【００３９】先ず、リアルギフトシステム２の構成及び
その動作を説明する。リアルギフトシステム２内には、
商品マスタファイル６、顧客マスタファイル７、前回売
上実績ファイル８、事前リストファイル（店舗事前リス
トファイル）９、受注データファイル１２等が設けられ
ている。さらに、このリアルギフトシステム２内には、
新規顧客１を受付ける顧客受付部１０と、顧客１からの
発注を受付ける発注処理部１１とが設けられている。

【００４０】商品マスタファイル６内には、図２（ｄ）
に示すように、このリアルギフトシステム２が設置され
た店舗で贈答品として販売する全部の商品に対して、店
舗コード、商品ＩＤ、製造メーカを含む商品名、価格、
該当商品の種別、重量／寸法、のし号数、カタログ情報
等が記憶されている。

【００４１】顧客マスタファイル７内には、図２（ａ）
に示すように、中元期間又は歳暮期間等の一つの贈答期
間でこのリアルギフトシステム２のみで受付けた各顧客
１に対して、該当顧客に対して割付けた顧客番号、店舗
コード、氏名、住所、電話番号等の個人情報が記憶され
ている。なお、後述するバーチャルギフトシステム４で
受付けた情報をリアルギフトシステム２で受信しデータ
更新されると、この顧客マスタファイル７内には、さら
に、ＦＡＸ番号、パスワード塔の個人情報が記憶される
ことになる。

【００４２】前回売上実績ファイル８内には、前とさら
にその前の贈答期間における該当店舗における贈答商品
の売上実績データが記憶されている。

【００４３】受注データファイル１２内には、発注処理
部１１で来店した顧客が発注した発注データ、及びバー
チャルギフトシステム４にてインターネットを介して顧
客が発注した発注データ等のギフトシステム側から見た
受注データが記憶される。この受注データは、具体的に
は、図３（ａ）に示す依頼主テーブル１５、図３（ｂ）
に示す届け先テーブル１６及び図４に示す受注テーブル
１７とで構成されている。

【００４４】依頼主テーブル１５内には、各依頼主（顧
客）の各種情報が記憶され、届け先テーブル１６内に
は、各依頼主（顧客）が指定する贈答品の届け先（贈答
先）に関する各種情報が記憶され、受注テーブル１７内
には、発注（受注）商品に対する代金の支払いに関する
各種情報が記憶されている。

【００４５】この受注データファイル１２内に記憶され
た受注データは配送センター５へ送信されると共に、シ
ーズンが変わる毎に前回売上実績ファイル８へ登録され
る。

【００４６】さらに、事前リストファイル９内には、前
回の贈答期間に各顧客（依頼主）が贈答先を指定した商
品の発注（受注）データが前回売上実績ファイル８から
抽出されて記憶保持される。具体的には、各顧客（依頼
主）の前述した依頼主テーブル１５、届け先テーブル１
６及び受注テーブル１７が含まれる。

【００４７】このようなリアルギフトシステム２におい
て、来店した顧客１は備え付けの申込書に自己の氏名等
の顧客情報と発注商品と贈答先（届け先）とを記載し
て、受付カウンターで係員に提出して、代金を支払う。
すると、この申込書の記載内容がＯＣＲで読取られ、又
は係員によりキー入力されて、顧客受付部１０が起動し
て該当顧客情報を顧客マスタファイル７に設定する。さ
らに、発注処理部１１が起動して、読取った、もしくは
入力されたデータから前述した受注データを作成して、
受注データファイル１２へ書込む。

【００４８】また、配送センター５は、リアルギフトシ
ステム２から受信した注文データに基づき、送り先毎に
伝票を発行する機能、この発行した伝票とリアルギフト
システム２上での依頼主番号との紐付けを行うリンク機
能、リアルギフトシステム２から受信した注文データに
基づき、のし紙を出力する印刷機能１４、各伝票番号毎
に配送状況を管理してリアルギフトシステム２の配送完
了状況ファイル１３へ書込むステータス管理機能を備え
ている。

【００４９】さらに、リアルギフトシステム２は贈答期
間の終了時又は次の贈答期間の開始前に、事前リストフ
ァイル９に記憶されている事前リストをバーチャルギフ
トシステム４のファイル更新部１８へ送信する。また、
リアルギフトシステム２は新規に登録した顧客に対し
て、後述するバーチャルギフトシステム４の利用時の必
要情報として顧客ＩＤ及び仮のパスワードを郵送する。

【００５０】次に、バーチャルギフトシステム４の構成
及びその動作を説明する。このバーチャルギフトシステ
ム４内には、商品マスタファイル６ａ、事前リストファ
イル（バーチャル事前リストファイル）９ａ、顧客マス
タファイル７ａ、顧客対応テーブル１９、バーチャル受
注データファイル２０、配送完了情報ファイル１３ａ等
が設けられている。

【００５１】商品マスタファイル６ａ内には図２（ｄ）
に示すような各店舗のリアルギフトシステム２の商品マ
スタファイル６とほぼ同一内容で、各店舗のファイルを
１つにまとめた形式で、各店舗で扱っている贈答用の商
品が登録されているが、例えば、名古屋店で取り扱って
いる商品には「０１」銀座店は「０２」大阪店は「０
３」神戸店は「０４」全店で取り扱っている商品は「０
５」というように、各登録商品に対してどの店舗の取り
扱い商品かを識別する識別子が設定されている。そのた
め、例えば顧客１が銀座店を指定すると商品検索におい
て銀座店および全店舗取扱商品のみが検索がされるよう
に制御する。

【００５２】事前リストファイル９ａ内には、各店舗の
リアルギフトシステム２から受信されてファイル更新部
１８で書込まれた全部の店舗で作成された事前リストが
記憶されている。

【００５３】顧客マスタファイル７ａ内には、図２
（ｂ）に示すように、インターネットを介して顧客受付
部２４で受付けた新規の顧客１に対して割付けた顧客Ｉ
Ｄ、店舗コード、氏名、住所、電話番号、ＦＡＸ番号、
パスワード、電子メールアドレス、性別等の個人情報が
記憶されている。

【００５４】顧客対応テーブル１９内には、図２（ｃ）
に示すように、リアルギフトシステム２の利用時に付与
された顧客番号とバーチャルギフトシステム４の利用時
に付与された顧客ＩＤとの対応関係が記憶されている。
すなわち、バーチャルギフトシステム４に対しては、イ
ンターネットを介して全国各地から顧客１が自己の顧客
端末３を操作して通年に亘ってアクセスして来るので、
贈答期間に関係なく一人の顧客に対して一つの顧客ＩＤ
がこのバーチャルギフトシステム４の顧客受付部２４で
割り付けられる。一方、顧客番号は各店舗のリアルギフ
トシステム２で各贈答期間毎に来店した顧客１に割付け
ている。その結果、同一顧客に対して贈答期間が異なれ
ば異なった顧客番号が付与される。

【００５５】したがって、各贈答期間が終了する毎に、
事前リストファイル９ａに記憶された事前リストの顧客
番号とバーチャルギフトシステム４の顧客マスタファイ
ル７ａの顧客ＩＤとの対応をこの顧客対応テーブル１９
で取るようにしている。

【００５６】なお、例えば、リアルギフトシステム２を
利用した顧客１がバーチャルギフトシステム４を利用し
た場合に、本来リアルギフトシステム２で発番されて郵
送されてきた顧客ＩＤでリアルギフトシステム２の同一
顧客として登録されるべきところが、新規顧客として、
異なる顧客ＩＤで登録されてしまった場合には、顧客の
氏名や住所や電話番号等から同一顧客として顧客情報を
マージすることができる。

【００５７】さらに、バーチャルギフトシステム４内に
は、上述したファイル更新部１８、インターネットを介
してアクセスされた顧客１の顧客端末３へ該当顧客が前
回の贈答シーズンに発注した発注データである事前リス
トをインターネットを介して送信する事前リスト送信部
２１、同じく顧客１の顧客端末３へ店舗別の商品を表示
する店舗別商品表示部２３が設けられている。

【００５８】さらに、バーチャルギフトシステム４内に
は、インターネットを介してアクセスされた顧客１の顧
客情報を顧客マスタファイル７ａへ登録する顧客受付部
２４、インターネットを介して顧客１が行う商品の検索
支援を行う商品検索部２２、インターネットを介して顧
客１が行う発注操作を支援して発注データを処理してバ
ーチャル受注データ処理部２０へ受注データとして書込
む発注処理部２５．及び顧客１との間でインターネット
を介して販売した商品に対する決済処理を行う決済処理
部２６とが設けられている。

【００５９】このように構成されたバーチャルギフトシ
ステム４における顧客受付処理部２４における（ａ）受
付処理動作、商品検索部２２が行う（ｂ）商品検索動
作、及び発注処理部２５が行う（ｃ）発注処理動作を、
流れ図及びＷＷＷサーバからアクセスした顧客１の顧客
端末３へ送信する各画面を用いて説明する。

【００６０】（ａ）受付処理動作 顧客１が自己の顧客端末３を操作して、バーチャルギフ
トシステム４をアクセスすると、図５（ａ）に示すよう
なログイン操作画面が表示される。ここで、この百貨店
に出向きリアルギフトシステム２から注文したことがあ
り、この百貨店から予め顧客ＩＤと仮パスワードとを郵
送で受領している場合はその顧客ＩＤと仮パスワードと
を入力する。

【００６１】リアルギフトシステム２も含めてこのギフ
トシステムを新規に利用する場合は会員（顧客）登録操
作画面（会員契約画面）に誘導する（図５（ｂ））。次
にバーチャルギフトシステム４は各店舗のリアルギフト
システム２と連動しているため、顧客１に対しどの店舗
のリアルギフトシステム２とのデータ共有を図るかを指
定させるために、利用頻度が高いリアルギフトシステム
２が設置された店舗を指定させる（図５（ｃ））。

【００６２】次に会員（顧客）登録に必要な情報（利用
者自身の氏名、住所、電話番号、ＦＡＸ番号、メールア
ドレス等）を顧客１に入力させる（図６）。なお、この
会員登録（顧客）にあたってのデータ入力を簡単にする
ため、図７（ａ）（ｂ）に示すように、電話番号から住
所候補を表示するようにしている。以上の顧客情報の入
力操作が完了すると、図７（ｃ）に示すように、顧客Ｉ
Ｄを発行すると共に、顧客１にパスワードを入力させ
る。

【００６３】また、この顧客（会員）登録にあたり例え
ば年齢、趣味等その他の個人情報をアンケート形式で登
録してもらうようにしてもよい。これら個人情報は例え
ば、バーチャルギフトシステム４の利用時に個人毎の趣
味等に合わせそれぞれ異なる情報を提供するために利用
できる。顧客１の必要情報の入力が完了すると確認画面
を表示し顧客１が確認後、顧客（会員）登録が完了し、
バーチャルギフトシステム４の利用が可能となる。な
お、これら会員登録時に登録した個人情報に変更がある
場合には個人情報変更画面を利用して簡単に変更ができ
る。

【００６４】なお、顧客１がリアルギフトシステム２を
利用したことがあり、予め郵送で受領した顧客ＩＤ、仮
パスワードを利用した揚合には、後述の通り、リアルギ
フトシステム２で発番された顧客番号との対応関係が取
れているため、リアルギフトシステム２の顧客マスタフ
ァイル７から顧客情報（住所、氏名、電話番号）が読出
されて、登録操作画面の該当領域に表示される。

【００６５】なお、その他の顧客情報としてのＦＡＸ番
号、メールアドレスや例えばアンケート形式で登録して
もらう年齢、趣味等についてはリアルギフトシステム２
も含めてこのギフトシステムを新規に利用する楊合と同
様に顧客１が登録爾面から入力し登録する。

【００６６】また、ここで入力したパスワードはリアル
ギフトシステム２から予め設定された仮のパスワードの
ため、バーチャルギフトシステム４にログイン後、顧客
自身が設定するパスワードに自由に変更できる。このパ
スフードの変更は、例えば依頼主情報の変更画面ででき
るようにし、その他の画面からも変更ボタン等を付けて
変更画面を表示させて随時変更ができるようにすること
が可能である。

【００６７】次に、リアルギフトシステム２で設定され
た顧客番号とバーチャルギフトシステム４で設定された
顧客ＩＤ及びパスワード等の情報との紐付けの仕組みに
ついて説明する。

【００６８】（ａ）過去にリアルギフトシステム２で利
用したことがある場合 図２６に示すように、百貨店に出向いて注文すると、リ
アルギフトシステム２に顧客情報、注文データ等が記億
され、顧客１を識別する番号として顧客番号が発番され
る。そして、リアルギフトシステム２は顧客番号を発番
するとバーチャルギフトシステム４に顧客番号を通知す
る（１）。

【００６９】顧客番号を受信したバーチャルギフトシス
チム４は、顧客ＩＤと仮のパスワードを発行し（２）、
顧客１に対する顧客番号、顧客ＩＤ、仮パスワードとの
対応付けを行い、リアルギフトシステム２に通知する
（３）。

【００７０】通知を受けたリアルギフトシステム２は、
顧客１に次に利用する際に使用してもらうために、事前
リストとして前回の受注データ（お届け先情報）を印刷
出力して顧客１に郵送する。さらに、バーチャルギフト
システム４を利用する際の必要情報である顧客ＩＤと仮
のパスワードを一緒に郵送する（４）。また、この時点
で前述の事前リストをバーチャルギフトシステム４に送
信する（５）。バーチャルギフトシステム４は、受信し
た事前リストを顧客番号、顧客ＩＤ等と共に記億保持す
る。

【００７１】そして、前述の通り、顧客１は自己の顧客
端末３を操作してバーチャルギフトシステム４をアクセ
スし、先に郵送されてきた顧客ＩＤと仮バスワードを入
力しログインを行う（６）。そして、図７（ｂ）に示す
ように、会員登録に必要な情報を入カし登録が完了ずる
と、この会員登録情報として入力されたメールアドレス
が前述の顧客番号、顧客ＩＤ、パスワードにメールアド
レスが追加され、バーチャルギフトシスデム４からリア
ルギフトシステム２へ通知される（７） なお、パスワードについても仮パスワードから変更され
ている場合には顧客１により新たに設定されたパスワー
ドが登録される。これらの動作により、顧客番号、顧客
ＩＤとの対応付けが完了する。

【００７２】（ｂ）リアルギフトシステム２も含めてこ
のギフトシステムを新規に利用する場合 図２７に示すように、前述の通り、顧客１が自己の顧客
端末３を操作してバーチャルギフトシステム４にアクセ
スすると（１）、バーチャルギフトシステム４は、顧客
端末３に図６に示す会員登録画面を表示し顧客情報の入
力を促す。バーチャルギフトシステム４は、顧客１が必
要情報の入力を完了すると、顧客ＩＤを発番を行う
（２）と共に、リアルギフトシステム２に対して顧客番
号の発番要求を行う（３）。

【００７３】発番要求を受けたリアルギフトシステム２
は顧客番号を発番し、バーチャルギフトシステム４に通
知する（４）。

【００７４】顧客番号を受信したバーチャルギフトシス
テム４は、顧客番号、顧客ＩＤ、パスワード、メールア
ドレスとの対応付けを行い、顧客端末３に顧客ＩＤ、顧
客情報を表示し顧客１による確認完了後（５）、これら
顧客情報、順客ＩＤ等の情報を記憶する。

【００７５】顧客（会員）登録が完了すると、図５
（ｃ）の画面で指定した銀座店を利用可能な状態とな
り、顧客（会員）登録時に登録した個人情報（氏名、住
所、電話番号、メールアドレス）が表示されると共に、
このバーチャルギフトシステム４の該当店舗のトップペ
ージを表示する。

【００７６】次に、事前リスト送信部２１が起動して、
該当顧客１の前回シーズンの注文履歴を表示する。前回
シーズンに注文履歴がない場合には注文履歴がない旨を
を表示する。一方、注文履歴がある場合には、前回の注
文履歴として区分（お中元、お歳暮等）、レシート番
号、利用年月日、合計金額が表示される（図７
（ｄ））。更に遡り過去の履歴を参照したい場合には画
面上の検索ボタンをクリックすると、参照したい期間を
指定するための画面が表示され利用者が指定した期間内
の注文履歴を表示する。

【００７７】ここで詳細内容を参照したい場合にはレシ
ート番号を指定すると、指定したレシートを表示し、表
示内容として、お届け先（贈答先）、贈答商品情報、そ
の他お届け方法（送信条件）等の関連情報をリスト形式
で表示する。

【００７８】なお、この過去の注文履歴は、バーチャル
ギフトシステム４から注文した履歴だけでなく、直接百
貨店に出向きリアルギフトシステム２から注文した履歴
も合わせて表示される。但し、顧客（会員）登録時に指
定した店舗（ここでは銀座店）で注文した履歴に限られ
る。

【００７９】このようにリアルギフトシステム２、バー
チャルギフトシステム４両方からの注文履歴は顧客別に
事前リストファイル９ａ内に管理される。この場合、顧
客番号と顧客ＩＤとの対応が前述した顧客対応テーブル
１９に記憶されているので、各ギフトシステム２，４か
らの各注文履歴は顧客１別に事前リストファイル９ａ内
に一括管理されることになる。

【００８０】（ｂ）検索処理 続いて、バーチャルギフトシステム４の商品検索部２２
が行う商品検索支援動作を図８、図９の流れ図を用いて
説明する。先ず、図１０の上段に示すように、商品検索
の種別を表示する（Ｓ１）。この実施形態システムにお
いては、（１）商品会場、（２）カテゴリ検索、（３）
ギフト検索、（４）全文検索、（５）商品一覧の合計５
個の商品検索ツールが準備されている。

【００８１】（１）商品会場 顧客１が「商品会場」を選択すると（Ｓ２）、図１０に
示すように、例えば「ビール」「産地直送」「麺類」
「ハム」等の贈答商品の種別を表示する（Ｓ３）。顧客
１が一つの種別を選択すると（Ｓ４）、図１１に示すよ
うに、該当商品種別の製造メーカー別の具体的種別（サ
ブ種別）を表示する（Ｓ５）また、図１２に示すよう
に、商品をイメージで表示することも可能である。

【００８２】顧客１が個別の商品をクリック操作で指定
すると（Ｓ６）、図１３に示すように、該当商品の詳細
情報及びキャッチコピー（宣伝文書）を表示出力する
（Ｓ７）。そして、この表示された商品を「候補商品」
として指定する（Ｓ８）。すなわち、「商品会場」検索
は、ツリー状にカテゴリが表示され、カテゴリを辿って
商品を検索する一般的な検索方法である。

【００８３】（２）カテゴリ検索 顧客１が「カテゴリ検索」を選択すると（Ｓ９）、図１
４に示すように、予算に関する複数の検索条件と、種別
に関する複数の検索条件とを表示出力する（Ｓ１０）。
そして、顧客１が各検索条件を選択すると（Ｓ１１）、
その選択された複数の検索条件の組合せ条件で、商品マ
スタファイル６ａを検索して（Ｓ１２）、その組合せ条
件に合致する商品を読出して、図１５に示すように、検
索結果として表示出力する（Ｓ１３）。また、図１６に
示すように、該当商品をイメージで表示することも可能
である。そして、この表示された中から１つ又は複数の
商品を「候補商品」として指定する（Ｓ１４）。

【００８４】（３）ギフト検索 顧客１が「ギフト検索」を選択すると（Ｓ１５）、図１
７に示すように、用途に関する複数の検索条件と、贈答
先に関す性別、年齢等の複数の選択条件と、予算に関す
る複数の検索条件と、種別に関する複数の検索条件を表
示出力する（Ｓ１０）。そして、Ｓ１１へ進み、顧客１
が各検索条件を選択すると、その選択された複数の検索
条件の組合せ条件で、商品マスタファイル６ａを検索し
て（Ｓ１２）、その組合せ条件に合致する商品を読出し
て、検索結果として表示出力する（Ｓ１３）。この表示
された中から１つ又は複数の商品を「候補商品」として
指定する（Ｓ１４）。

【００８５】（４）全文検索 顧客１が「全文検索」を選択すると（Ｓ１７）、図１８
に示すように、商品の種別や商品名を検索キーとして顧
客１が直接自由文字列キーを入力するための検索画面を
表示出力する。そして、顧客１が例えば商品名を直接キ
ー入力すると（Ｓ１８）、該当商品の一覧を表示出力す
る（Ｓ１９）。

【００８６】（５）商品一覧 顧客１が「商品一覧」を選択すると（Ｓ２１）、図１９
に示すように、このバーチャルギフトシステム４の商品
マスタファイル６ａに記憶されている該当顧客に登録さ
れた店舗が取り扱い可能な全部の商品を種別毎に分類し
て表示出力する（Ｓ２２）。

【００８７】顧客１が個別の商品をクリック操作で指定
すると（Ｓ２３）、該当商品の詳細情報及びキャンペー
ン（宣伝文書）を表示出力する（Ｓ２４）。そして、こ
の表示された商品を「候補商品」として指定する（Ｓ２
５）。

【００８８】全ての検索処理が終了すると、注文処理部
２６を起動する。 （ｃ）発注処理動作 顧客１の登録処理動作及び商品の検索処理動作が終了す
ると、発注処理部２５が起動して、顧客１が行う、先に
選択した商品を各贈答先に割付ける発注処理操作の支援
を実施する。この実施形態システムの発注処理部２５に
おいては、顧客１にて選択された発注商品の贈答先を事
前リストファイル９ａに記憶された該当顧客の各贈答先
から選択させる（ａ）商品毎発注と、事前リストファイ
ル９ａに記憶された該当顧客の各贈答先に贈答する商品
を先に選択した各商品から選択させる（ｂ）贈答先毎発
注とが選択可能である。

【００８９】（ａ）商品毎発注 顧客１が表示画面上で、商品毎発注を選択すると（Ｑ
１）、図２１に示すように、前述した商品検索操作で選
択した１個又は複数の選択した商品をドロップダウン方
式で表示する（Ｑ２）。そして、ドロップダウン方式で
表示された商品の中から１つの贈答商品を決定すると、
次に、事前リストファイル９ａから該当顧客１の各贈答
先を読出す（Ｑ３）。そして、この読出した各贈答先を
ドロップダウン方式で表示する（Ｑ４）。

【００９０】そして、ドロップダウン方式で表示された
各贈答先のうちの一人の贈答先を決定し（Ｑ５）、その
後、必要な場合には、配送曜日、配送時間、配送日付、
中元や歳暮の用途（のし紙に記載）、簡単なメッセージ
等の送信条件の設定を行う（Ｑ６）。そして、追加ボタ
ンをクリックすることで、決定した商品、贈答先、送信
条件、顧客を登録する。

【００９１】この商品を贈答する贈答先がまだ存在する
場合（Ｑ８）、Ｑ５へ戻り、次の贈答先を選択する。Ｑ
８にて、一つの商品に対する贈答先の割付操作が終了す
ると、Ｑ９にて、まだ未設定の商品が存在した場合、Ｑ
２へ戻り、次の商品を選択する。

【００９２】なお、配送先（送信先）入力に際して、上
述の事前リストファイル９ａより抽出したリストに含ま
れる贈答先が、図２１に示すように一覧表３５形式で表
示される。顧客１ははこの贈答先の一覧表３５の中から
該当者を選択して特定すると共に、数量を指定すること
も可能である。

【００９３】また、配送先（送信先）を顧客１宅（依頼
主宅）にすることも可能であり、その場合は「依頼主先
配送」を指定すると「備考欄」にその旨が入力される。
更に、他の商品を他の人に贈答する場合も同一画面上で
指定可能であり、「配送（お届け）商品」入力項目にて
再度商品を指定後、贈答先を一覧表３５より指定し確定
すればよい。

【００９４】選択した各商品に対する贈答先の割付処理
が終了すると、決済処理部２６を起動して、販売商品に
対する決済処理を実施する（Ｑ１０）。

【００９５】具体的には、今回の注文データを一時保存
するため、図２２に示すような、注文リストを表示す
る。この時点での変更も可能であり、必要に応じて前画
面に戻り再注文する。変更等ない場合には確認ボタンで
指示すると注文データとして保存され、今回の注文デー
タに対する合計金額を計算しその結果を表示し確認を促
す。

【００９６】確認が完了すると今回の注文データを合計
金額と共に表示し、支払いデータの入力を促す。支払い
方法は、「クレジットカード」、「代金引換」「銀行振
込」の３種類が用意されており、顧客１はこの中から支
払い方法を選択する。「クレジットカード」を選択した
場合は、カードの種類、カード番号等のクレジットカー
ド情報を入力する。

【００９７】その他「代金引換」「銀行振込」の場合は
支払い方法のみの指定でよい。但し、「代金引換」の場
合は商品を一度依頼主（顧客１）が受取る場合に限る。
支払い手続が完了するとレシートを発行する。画面上に
は確認画面として発行したレシート番号を表示して、こ
のレシート番号がクリック操作されると詳細内容を表示
する。

【００９８】（ｂ）贈答先毎発注 顧客１が表示画面上で、贈答先毎発注を選択すると（Ｑ
１１）、図２３に示すように、事前リストファイル９ａ
から該当顧客１の各贈答先を読出す（Ｑ１２）。そし
て、この読出した各贈答先を表示画面上の左上方位置に
一覧表３１形式で表示出力する（Ｑ１３）。

【００９９】そして、顧客１は一覧表３１内から一人の
贈答先（例えば一ノ瀬太郎）を指定すると（Ｑ１４）、
該当者の情報（氏名、住所、電話番号）２３を表示する
と共に、前回の贈答品の一覧表３３も参考情報として表
示する。

【０１００】前述の商品検索にて「候補商品」として登
録した各商品をドロップダウン方式で表示する（Ｑ１
５）。そして、ドロップダウン方式で表示された商品の
なかから贈答商品を決定した後に、送信条件を指定する
（Ｑ１７）。そして、次の画面遷移操作をした時点で、
商品、贈答先、送信条件等を登録する（Ｑ１８）。贈答
商品が未設定の贈答先が存在すれば（Ｑ１９）、Ｑ１４
へ戻り、贈答先の一覧表３１から次の贈答先を選択す
る。

【０１０１】選択した各贈答先に対する商品の割付処理
が終了すると、決済処理部２６を起動して、販売商品に
対する決済処理を実施する（Ｑ２０）。

【０１０２】なお、この商品発注については、前回の贈
答品の一覧表３３に今回選択した商品が登録されている
場合は、その中から商品を指定するのみでよい。

【０１０３】また、「候補商品」として登録した商品以
外の商品を検索した場合は、「商品検索」を指示する
と、前述と同様の商品検索ツールにて商品検索ができ、
「候補商品」として追加登録できる。

【０１０４】さらに、この方法は事前リストファイル９
ａに登録されている贈答先が全て表示されるが、例えば
今回は贈答品を送付しないが次回の事前リストの対象と
しリストに含めたい場合、今後は贈答品を送付しないの
で、次回の事前リストの対象からはずしたい場合等の指
定ができる。

【０１０５】このようにして注文手続、事前リストの贈
答先毎に対象要否等の手続を完了すると、一覧表３１で
表示されている贈答先毎に「済」（商品選択済み）、
「未」（商品未選択）、「止」（今回送付しない）、
「削」（今後送付しない）というように状況を示す識別
子を表示する。

【０１０６】また、贈答先の指定は事前リストに含まれ
ない贈答先に商品を送る場合には新規に贈答先を登録す
る必要がある。この場合は、図２４に示すように、贈答
先の情報として氏名、住所、電話番号を入力し登録を行
う。尚、新規贈答先の住所入力に際して、電話番号から
住所の候補を検索表示し、入力の簡略化を図っている。

【０１０７】また、事前リストに含まれている贈答先に
住所等の変更が合った場合にも簡単に変更が可能であ
り、図２５に示すように、事前リストから該当者を選択
し、必要項目を修正する。

【０１０８】このようにして、バーチャルギフトシステ
ム４は、顧客１との間でインターネットを介した注文処
理が完了すると、顧客１の発注データ、すなわちバーチ
ャルギフトシステム４側の受注データは、一旦バーチャ
ル受注データファイル２０に書込む。その後、バーチャ
ルギフトシステム４は、この受注データをリアルギフト
システム２で処理可能な形式にデータ変換し、図２７に
示すように、リアルギフトシステム２に一定の周期でデ
ータ転送する（バッチ処理）。

【０１０９】リアルギフトシステム２ではバーチャルギ
フトシステム４から受信した受注データを、自己の発注
処理部１１で受注した受注データと共に、一旦受注デー
タファイル１２に記憶保持した後に配送センター５にデ
ータ転送し配送手配を行う。

【０１１０】配送センター５では、リアルギフトシステ
ム２から受信した受注データに対する配送伝票を作成
し、配送伝票番号と受注データ番号の紐付けを行う。ま
た、配送センターでは配送伝票毎に配送ステータスを管
理し依頼主からの問い合わせに対し、受注番号（レシー
ト番号等）をキーに検索し配送状況をリアルギフトシス
テム２に対して伝送する。

【０１１１】バーチャルギフトシステム４からの問い合
わせに対しては、バーチャルギフトシステム４から指定
されたレシート番号をリアルギフトシステム２に転送
し、リアルギフトシステム２から配送センター５へ問い
合わせがなされ、配送センター５では該当番号に対する
ステータスを抽出しリアルギフトシステム２にステータ
ス情報を転送しリアルギフトシステム２を介してステー
タス情報を受取画面表示をする。

【０１１２】なお、配送センター５から、リアルギフト
システム２対して、配送したという情報を送信するのみ
であってもよい。この場合、リアルギフトシステム２
は、異常が発生した時のみ、詳細情報を配送センター５
へ問い合わせる。

【０１１３】また、バーチャルギフトシステム４からの
配送センター５への注文データの送信、配送状況の問い
合わせ処理について、リアルギフトシステム２を経由し
て行う例で説明したが、バーチャルギフトシステム４か
ら直接配送センター５に送信することも可能である。

【０１１４】このように構成されたバーチャルギフトシ
ステム４においては、検索方法が異なる（１）商品会
場、（２）カテゴリ検索、（３）ギフト検索、（４）全
文検索、（５）商品一覧の合計５個の商品検索ツールが
準備されている。一般に、自宅に設置された顧客端末３
を用いてインターネット経由でバーチャルギフトシステ
ム４にアクセスして、商品を発注しようとする顧客１
は、膨大な数の商品から条件にあった商品を見つけるの
は非常に面倒である。

【０１１５】そこで、上述したように、複数の商品検察
ツールを準備しておき、顧客に自己にとって検索しやす
い商品検察ツールを用いて必要は商品を効率的に検索し
て発注できる。したがって、顧客１にとって商品発注時
における操作性を大幅に向上できる。

【０１１６】また、顧客１が贈答先を指定した受注デー
タを事前リストとして事前リストファイル９ａに記憶保
持している。したがって、同一顧客が次に商品を発注し
て贈答先に配送の指示を出す場合にこの事前リストを転
用できるので、操作性を向上できる。

【０１１７】さらに、贈答する商品の選択が終了しまた
贈答先が決まった場合に、先ず商品を固定してこの商品
に順次贈答先を割付けて行く発注手法と、先ず贈答先を
固定してこの贈答先に順次商品を割付けていく発注手法
とを顧客が任意に指定可能である。よって、顧客１の発
注における選択肢が広くなる。

【０１１８】

【発明の効果】以上説明したように、本発明のバーバー
チャルギフトシステムにおいては、複数の商品検察ツー
ルを準備して顧客に選択させている。したがって、１回
のアクセス操作で多数の商品から簡単に顧客が発注した
い商品を選択でき、複数の商品を同時に選択しかつ多数
の贈答先へ個別の商品を贈答手配でき、顧客における操
作性を大幅に向上できると共に、顧客に対するサービス
を向上できる。

【０１１９】また、本発明のギフトシステムにおいて
は、バーチャルギフトシステムと顧客情報や受注情報を
共有できる店舗に設置されたリアルギフトシステムとを
有機的に組合わせている。よって、顧客に対するサービ
スをより一層向上できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施形態のギフトシステムの概略構
成を示すブロック図

【図２】同実施形態のギフトシステム内に形成された各
ファイル及び各テーブルの記憶内容を示す図

【図３】同実施形態のギフトシステム内に形成された各
テーブルの記憶内容を示す図

【図４】同実施形態のギフトシステム内に形成されたテ
ーブルの記憶内容を示す図

【図５】同実施形態のギフトシステムのバーチャルギフ
トシステムにおける顧客受付画面を示す図

【図６】同じく同実施形態のギフトシステムのバーチャ
ルギフトシステムにおける顧客受付画面を示す図

【図７】同じく同実施形態のギフトシステムのバーチャ
ルギフトシステムにおける顧客受付画面を示す図

【図８】実施形態のギフトシステムのバーチャルギフト
システムにおける商品検索処理動作を示す流れ図

【図９】同じく同実施形態のギフトシステムのバーチャ
ルギフトシステムにおける商品検索処理動作を示す流れ
図

【図１０】同じく同実施形態のギフトシステムのバーチ
ャルギフトシステムにおける商品会場検索画面を示す図

【図１１】同じく同実施形態のギフトシステムのバーチ
ャルギフトシステムにおける商品会場検索画面を示す図

【図１２】同じく同実施形態のギフトシステムのバーチ
ャルギフトシステムにおける商品会場検索画面を示す図

【図１３】同じく同実施形態のギフトシステムのバーチ
ャルギフトシステムにおける商品会場検索画面を示す図

【図１４】同じく同実施形態のギフトシステムのバーチ
ャルギフトシステムにおけるカテゴリ検索画面を示す図

【図１５】同じく同実施形態のギフトシステムのバーチ
ャルギフトシステムにおけるカテゴリ検索の検索結果を
示す図

【図１６】同じく同実施形態のギフトシステムのバーチ
ャルギフトシステムにおけるカテゴリ検索の検索結果を
示す図

【図１７】同じく同実施形態のギフトシステムのバーチ
ャルギフトシステムにおけるギフト検索画面を示す図

【図１８】同じく同実施形態のギフトシステムのバーチ
ャルギフトシステムにおける全文検索画面を示す図

【図１９】同じく同実施形態のギフトシステムのバーチ
ャルギフトシステムにおける商品一覧検索の検索結果を
示す図

【図２０】実施形態のギフトシステムのバーチャルギフ
トシステムにおける発注処理動作を示す流れ図

【図２１】実施形態のギフトシステムのバーチャルギフ
トシステムにおける発注処理画面を示す図

【図２２】同じく実施形態のギフトシステムのバーチャ
ルギフトシステムにおける発注処理画面を示す図

【図２３】同じく実施形態のギフトシステムのバーチャ
ルギフトシステムにおける発注処理画面を示す図

【図２４】同じく実施形態のギフトシステムのバーチャ
ルギフトシステムにおける発注処理画面を示す図

【図２５】同じく実施形態のギフトシステムのバーチャ
ルギフトシステムにおける発注処理画面を示す図

【図２６】同実施形態のギフトシステムにおける顧客番
号と顧客ＩＤ及びパスワードとの紐付けの仕組みを説明
するための図

【図２７】同じく実施形態のギフトシステムにおける顧
客番号と顧客ＩＤ及びパスワードとの紐付けの仕組みを
説明するための図

【符号の説明】

１…顧客 ２…リアルギフトシステム ３…顧客端末 ４…バーチャルギフトシステム ５…配送センター ６，６ａ…商品マスタファイル ７，７ａ…顧客マスタファイル ９，９ａ…事前リストファイル １０…顧客受付部 １１，２５…発注処理部 １２…受注データメモリ １８…ファイル更新部 １９…顧客対応テーブル ２０…バーチャル受注データファイル ２１…事前リスト送信部 ２２…検索処理部 ２６…決済処理部

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 芳澤 一郎 東京都港区芝浦一丁目１番１号 東芝ビル ディング 東芝システム開発株式会社内 Ｆターム(参考） 5B049 BB11 CC05 CC36 CC39 EE05 EE07 EE23 FF03 FF04 GG04 GG07 5B075 KK03 KK07 KK13 KK33 KK38 ND03 ND08 ND20 ND36 PP13 PP30 PQ02 PQ05 PQ20 PR03 UU24 UU32 UU40 5B082 FA11 GC04

Claims (10)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ＷＷＷサーバの仮想画面上に販売すべき
   商品の情報を表示して、顧客端末からのネットワークを
   介したアクセスに応じて各商品を受注して、後日該当商
   品を顧客が指定した贈答先へ配送するバーチャルギフト
   システムにおいて、 前記販売すべき全商品の少なくとも種別と品名と価格と
   を含む商品情報を記憶する商品マスタファイルと、 この商品マスタファイルに記憶された商品情報が割付け
   られた１枚又は複数枚の検索画面を有する複数の商品検
   索ツールと、 前記顧客端末から指定された商品検索ツールを用いて顧
   客端末からの指示に従って各検索画面を該当顧客端末へ
   送信する商品検索支援手段とを備えたバーチャルギフト
   システム。
2. 【請求項２】 前記複数の商品検索ツールは、 贈答用途と贈答先の属性と予算との組合せを指定するた
   めの検索画面を有し、この検索画面で指定された組合せ
   条件で前記商品マスタファイルを検索し、検索結果画面
   を作成するギフト検索ツールと、 複数の検索条件と複数の種別とが表示された検索画面を
   有し、この検索画面で指定された検索条件に合致しかつ
   選択された複数の種別における商品を前記商品マスタフ
   ァイルから検索し、検索結果画面を作成するカテゴリ検
   索ツールとの２つの検索ツールのうちの少なくとも１つ
   の検索ツールを含むことを特徴とする請求項１記載のバ
   ーチャルギフトシステム。
3. 【請求項３】 前記各顧客が贈答先を指定した受注デー
   タを事前リストとして同一顧客による次の発注のために
   記憶する事前リストファイルと、 前記顧客端末からのアクセス開始時に該当顧客の事前リ
   ストを前記事前リストファイルから検索する事前リスト
   検索手段と、 前記顧客端末に対して今回の商品発注時に前記検索され
   た事前リストに含まれる贈答先情報を利用させる顧客端
   末操作支援手段とを備えた請求項１記載のバーチャルギ
   フトシステム。
4. 【請求項４】 前記事前リストファイルには各顧客に対
   して複数の贈答先を事前リストとして記憶可能であり、 前記顧客端末から指定された発注商品の贈答先を前記事
   前リストファイルに記憶された該当顧客の各贈答先から
   選択させる商品毎発注選択画面と、前記顧客端末から各
   発注商品が指定されると、前記事前リストファイルに記
   憶された該当顧客の各贈答先に贈答する商品を前記指定
   した各商品から選択させる贈答先毎発注選択画面とを備
   えたことを特徴とする請求項３項記載のバーチャルギフ
   トシステム。
5. 【請求項５】 前記商品毎発注選択画面又は贈答先毎発
   注選択画面に、前記事前リストに含まれる各贈答先に対
   して顧客が新たに指定した各発注状況を前記各贈答先毎
   に区別して表示する発注状況表示手段を備えた請求項４
   記載のバーチャルギフトシステム。
6. 【請求項６】 前記発注状況には、少なくとも、商品発
   注済み、商品未発注、今年は発注しないが事前リストに
   残す、事前リストから削除するの各状況を含むこと特徴
   とする請求項５記載のバーチャルギフトシステム。
7. 【請求項７】 ＷＷＷサーバの仮想画面上に販売すべき
   商品の情報を表示して、顧客端末からのネットワークを
   介したアクセスに応じて各商品を受注して、後日該当商
   品を顧客が指定した贈答先へ配送するバーチャルギフト
   システムにおいて、 前記販売すべき全商品の少なくとも種別と品名と価格と
   を含む商品情報を記憶する商品マスタファイルと、 この商品マスタファイルに記憶された商品情報が割付け
   られた１枚又は複数枚の検索画面を有する少なくとも１
   つの商品検索ツールと、 前記顧客端末から指定された商品検索ツールを用いて顧
   客端末からの指示に従って各検索画面を該当顧客端末へ
   送信する商品検索支援手段と、 この商品検索支援手段により前記顧客端末に表示された
   検索画面にて検索された検索結果から贈答先へ贈答する
   商品を候補商品として一時記憶する候補商品記憶手段
   と、 前記顧客端末に贈答先に贈答する商品を指定するための
   商品発注画面と前記候補商品記憶手段に記憶された候補
   商品の候補一覧とを表示する商品発注支援手段とを備え
   たバーチャルギフトシステム。
8. 【請求項８】 前記商品発注支援手段が表示する商品発
   注画面は、贈答先に対する商品発注を前記候補一覧を用
   いて、同時に多数の贈答先に対する発注を行う画面であ
   ることを特徴とする請求項７記載のバーチャルギフトシ
   ステム。
9. 【請求項９】 ＷＷＷサーバの仮想画面上に販売すべき
   商品の情報を表示して、顧客端末からのネットワークを
   介したアクセスに応じて各商品を受注して、後日該当商
   品を前記顧客が指定した贈答先へ配送するバーチャルギ
   フトシステムと、店舗に配設され、来店した顧客から各
   商品を受注して、後日該当商品を前記顧客が指定した贈
   答先へ配送するリアルギフトシステムとからなるギフト
   システムにおいて、 前記リアルギフトシステム内に設けられ、各贈答期間毎
   に来店した各顧客が贈答先を指定した受注データを事前
   リストとしてこのリアルギフトシステム側で割付た顧客
   番号毎に次の贈答期間における同一顧客の発注のために
   記憶する店舗事前リストファイルと、 前記バーチャルギフトシステム内に設けられ、ネットワ
   ークを介して各顧客が贈答先を指定した受注データを事
   前リストとしてこのバーチャルギフトシステム側で割付
   けた顧客ＩＤ毎に次の同一顧客の発注のために記憶する
   バーチャル事前リストファイルと、 前記バーチャルギフトシステム内に設けられ、顧客番号
   と顧客ＩＤとの関係を記憶する顧客対応テーブルと、 この顧客対応テーブルの記憶内容に基づいて、前記バー
   チャル事前リストファイルの事前リストを前記店舗事前
   リストファイルの事前リストで更新する事前リスト更新
   手段とを備えたギフトシステム。
10. 【請求項１０】 前記リアルギフトシステムは新たな贈
    答期間が開始される毎に発注した顧客に対して改めて顧
    客番号を割付ていき、前記バーチャルギフトシステムは
    贈答期間に関係なく発注した新たな顧客に対して顧客Ｉ
    Ｄを割付ていき、贈答期間が開始される毎に前記顧客対
    応テーブルを更新することを特徴とする請求項９記載の
    ギフトシステム。