JP3993751B2 - テキスト情報読み上げ装置と、これを組み込んだ音楽音声再生装置、媒体、およびプログラム - Google Patents

テキスト情報読み上げ装置と、これを組み込んだ音楽音声再生装置、媒体、およびプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、テキスト情報読み上げ装置に関し、特にCDプレーヤ、MDプレーヤ等の音楽データ再生機器、またはパーソナルコンピュータや電子手帳等の情報端末において音楽を再生する際に有効なテキスト情報の読み上げ技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の発明としては、例えば特開平6−161479号公報に開示されているような音声合成装置を利用した音楽再生装置、あるいは特開平8−101697号公報に開示されているような電子ブック装置が知られている。このうち、特開平6−161479号公報に記載の音楽再生装置は、カラオケ装置で再生する音楽データのうち、バックコーラス部分を文字コード化して記録しておき、これを音声合成器で音声に変換し、音楽データとともに再生する。これにより、カラオケ装置におけるデータ量の削減を図るものである。
【0003】
また、特開平8−101697号公報に記載の発明は、情報記録媒体からテキスト情報を読み出し、これに音声データが付加されているときは、その音声データを再生し、音声データが付加されていないときは、音声合成部により、テキスト情報から音声データを合成して出力するものである。
このように、従来から音声合成装置を応用した各種の情報提供システムが提案されている。また、音声合成システムとしては、例えば、富士通株式会社の音声合成プログラムVoiceシリーズが知られている。
【0004】
一方、従来、音楽データを記録した媒体、例えば、コンパクトディスク(以下CDという)や、ミニディスク(以下MDという)には、音楽データそのものの他に、その音楽の曲名や演奏家等を説明するテキスト情報が付加されていた。また、これらの媒体には、全世界でユニークな識別番号が付されており、この識別番号をキーとして検索可能な曲目リスト等のデータベースがインターネット上で利用可能となっている。これらのデータベースでは、曲目の他、それらの演奏家、作曲家、発表年等がテキスト情報として記録されている。
【0005】
しかし、これらの音楽データに付加されたテキスト情報は、テキスト情報を表示するための表示装置を備えた音楽再生装置、例えば、図16に示すような音楽再生機能付きのパーソナルコンピュータや液晶ディスプレイ(LCD)付きのCDプレイヤー等においてのみ利用可能であり、このような表示装置を備えていない音楽再生装置では必ずしも有効に利用されてはいなかった。
【0006】
また、表示装置を備えた音楽再生装置を利用する場合であっても、ユーザが表示装置を見ることができる体勢を取らねばならず、音楽を鑑賞するようなリラックスした体勢で簡易に、再生される音楽の曲名や演奏家、作曲家等に関する情報を参照することができなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はこのような従来の技術の問題点に鑑みてなされたものであり、音楽データとともにテキスト情報が記録されている媒体から音楽を再生する際に、聴取者に音声でテキスト情報を提供し、このようなテキスト情報の簡易かつスムーズな利用を図るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は前記課題を解決するために、以下の手段を採用した。
すなわち、本発明は、音楽データとともにテキスト情報が記録された媒体からテキスト情報を読み上げるテキスト情報読み上げ装置であって、
テキスト情報を抽出するテキスト情報抽出部と、
抽出されたテキスト情報から音声データを得るための音声合成部と、
音楽データの再生に同期して音声データの読み上げ時点を制御する制御部とを備えている。
【0009】
ここで同期とは、音楽データの再生に対して、読み上げ開始時期を調整することをいう。例えば、制御部は、音楽データの再生開始時、音楽データの再生開始時から所定時間経過後、または音楽データの再生終了時のいずれかに音声データの読み上げ時点を制御してもよい。また、この制御部は、音楽データの再生音量に基づいて音声データの読み上げ時点を制御してもよい。
【0010】
テキスト情報抽出部は、音楽データとともにテキスト情報が記録されている媒体からテキスト情報を抽出する。音声合成部は、このテキスト情報を音声データに変換する。制御部は、音楽データの再生に同期して音声データの読み上げ時点を制御する。音声データの読み上げ時点とは、音声データが、例えばスピーカ等を介して外部に出力される時をいう。
【0011】
本発明は、このように、音楽データとともにテキスト情報が記録されている媒体から音楽データを再生する際に、音楽データの再生に同期して、聴取者にテキスト情報を読み上げるものである。
【0012】
また、本発明は、テキスト情報読み上げ装置であって、音楽データとともに識別情報が記録された媒体から識別情報を読み出す識別情報読み出し部と、
前記識別情報に基づいて前記音楽データに関連づけられたテキスト情報を検索するテキスト情報検索部と、
検索されたテキスト情報から音声データを得るための音声合成部と、
音楽データの再生に同期して前記音声データの読み上げ時点を制御する制御部とを備えてもよい。
【0013】
また、本発明は、音楽データとともにテキスト情報を記録した媒体からテキスト情報を読み上げる手段としてコンピュータを機能させるプログラムであって、
前記テキスト情報を抽出するテキスト情報抽出部、
抽出されたテキスト情報から音声データを得るための音声合成部、
及び音楽データの再生に同期して前記音声データの読み上げ時点を制御する制御部として、コンピュータを機能させるプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録したものであってもよい。また、本発明は、そのようなプログラムであってもよい。
【0014】
また、本発明は、音楽データとともに識別情報が記録された媒体から識別情報を読み出す識別情報読み出し部、
前記識別情報に基づいて前記音楽データに関連づけられたテキスト情報を検索するテキスト情報検索部、
検索されたテキスト情報から音声データを得るための音声合成部、
及び音楽データの再生に同期して前記音声データの読み上げ時点を制御する制御部として、コンピュータを機能させるプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録したものであってもよい。また、本発明は、そのようなプログラムであってもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態を図1から図16の図面に基いて説明する。
図1は、本実施の形態に係るテキスト情報読み上げ装置の外観構成図であり、図2はこのテキスト情報読み上げ装置のハードウェア構成図であり、図3及び図4は図2のCPU1で実行されるテキスト情報読み上げプログラムのブロック図であり、図5及び図6はそのテキスト情報読み上げプログラムの処理を示すフローチャートであり、図7は図3に示す読み上げタイミング設定部22の操作画面を示す図であり、図8は再生される音楽の音量によって読み上げタイミングを決定する処理を示す図であり、図9は、MP3形式で記録された音楽データからのテキスト情報の抽出例であり、図10は、音声合成プログラムへ引き渡すデータ構造を示す図であり、図11及び図12は音楽MDからのテキスト情報の抽出例であり、図13〜図15はインターネット上のデータベースからのテキスト情報検索例であり、図16は従来技術におけるテキスト情報の表示例である。
<構成>
図1は、本実施の形態のテキスト情報読み上げ装置の外観構成図である。この装置は、CDドライブ10を搭載したパーソナルコンピュータ20において、音声合成を制御するテキスト情報読み上げプログラムを実行することで実現される(図1のステレオ20aは本実施の形態の変形例である)。図1のようにこのテキスト情報読み上げ装置は、CDに記録された音楽の再生と同期して、例えば「この曲は、ビートルズのイエスタディで、1965年に発表されたものです。」というテキスト情報を読み上げるものである。
【0016】
ここで同期とは、読み上げ開始時期を調整することをいう。本実施の形態のテキスト情報読み上げ装置は、同期の仕様として、曲の再生開始時、再生開始時からの経過時間、再生終了時等の時間的条件、または、無音時、曲の音量が小さくなる時点等の音量的条件を選択できる機能を提供する。
【0017】
図2は、このテキスト情報読み上げ装置のハードウェア構成図である。図2のようにこの装置は通常のパーソナルコンピュータ20としての構成要素であるCPU1、メモリ2、ハードディスク3、LCD6、キーボード7、マウス8、CDドライブ10を備えている。さらに、このテキスト情報読み上げ装置は、音楽再生のためのMOドライブ11、インターネットアクセス用のモデム12及び音楽再生のためのD/Aコンバータ13a、音声再生のためのD/Aコンバータ13b及びスピーカ14を備えている。
【0018】
CPU1は、メモリ2に記憶した不図示の音楽データ再生プログラム(音楽データ再生部に相当)を実行して、CDドライブ、MOドライブから読み出された音楽データをD/Aコンバータ13aに転送し、音楽を再生する。また、CPU1は、メモリ2に記憶したテキスト情報読み上げプログラムを実行して、テキスト情報の抽出、音声合成等を実行する。合成された音声は、D/Aコンバータ13bに転送され、アナログ信号に変換されて、スピーカ14から出力される。このように、音楽データ再生プログラム、及びテキスト情報読み上げプログラムにより、パーソナルコンピュータ20は、音楽の再生装置及びテキスト情報読み上げ装置としての機能を提供する。
【0019】
CDドライブ10は、CPU1からの指令に従い、CDに記録された音楽データ、テキスト情報、CDのシリアル番号(識別情報に相当)等を読み出して、CPU1に転送する。
【0020】
MOドライブ11もCDドライブ10と同様、CPU1からの指令に従い、MOに記録された音楽データ、テキスト情報、MOのシリアル番号(識別情報に相当)等を読み出して、CPU1に転送する。
【0021】
モデム12は、CPU1がインターネットにアクセスし、テキスト情報を蓄積したデータベースサーバに一連の指令(スクリプトという)を送信し、その応答としてのテキスト情報を受信するために使用される。
【0022】
D/Aコンバータ13aは、CPU1で実行される音楽データ再生プログラムがCD、MO等から読み出した音楽データをアナログ信号に変換するために使用される。D/Aコンバータ13bは、CPU1で実行されるテキスト情報読み上げプログラムの音声合成部23で合成された音声データをアナログ信号に変換するために使用される。スピーカ14は、上記アナログ信号を音楽や音声に変換して出力する。
<テキスト情報読み上げプログラム>
図3に、音楽データ内テキスト情報読み上げプログラム(以下プログラムという)のブロック図を示す。このプログラムは、CDやMOに記録されているテキスト情報を抽出するテキスト情報抽出部21と、音楽データに合わせてテキスト情報を読み上げるときのタイミングを設定するための読み上げタイミング設定部22と、抽出されたテキスト情報から音声を合成する音声合成部23と、プログラムのこれらの構成要素を制御する制御部20とを含んでいる。
【0023】
OS20はパーソナルコンピュータ20全体を制御する他、制御部20からの設定に従い、内蔵されているタイマにより所定時間経過を計時し、これを制御部20へ報知する。
<テキスト情報抽出部21>
テキスト情報抽出部21は、CD等の音楽媒体にアクセスし、音楽データとともに記録されているテキスト情報を抽出する。
【0024】
図9にMP3形式(MPEGの音声データ規格)で記録された音楽データからテキスト情報を抽出する例を示す。MP3形式では、ID3タグという規格で定められた、固定長のテーブル形式でテキスト情報が記録されている。図9のように、この固定長テーブルは、曲のタイトル名(たとえばイエスタディ)、アーティスト名(例えばビートルズ)、アルバム名(省略)、年号(例えば1966)、ジャンル(例えばポップス)及びコメントから構成されている。テキスト情報抽出部21は、この固定長テーブルと同一の要素からなる構造体変数を使用して、MP3からテキスト情報を抽出することができる。
【0025】
図11及び図12に音楽用MDからテキスト情報を抽出する例を示す。音楽用MDでは、図11のようにTable Of Contents(以下TOCという)の形式でテキスト情報が記録されている。このTOCは、実際には図12のように固定長のポインタテーブルで構成されている。このテーブルの各エントリに保持されているポインタは、曲順ごとに演奏者と曲名等を保持するテキスト領域の先頭番地を示している。例えば図11では、1曲目にはビートルズのイエスタディが記録されていることが示されている。従って、テキスト情報抽出部21は、図12に示した固定長のポインタを先頭から順次たどることで、1曲目から順にテキスト情報を抽出することができる。
<読み上げタイミング設定部22>
読み上げタイミング設定部22は、音声合成部23において合成された音声を読み上げる(スピーカ14を通して出力することをいう)タイミングを指定するために使用される。これにより、再生される音楽データに対して、テキスト情報をどの時点で読み上げるかが指定される。
【0026】
図7に読み上げタイミング設定部22の操作画面を示す。ユーザはマウス8またはキーボード7を使用して、LCD6に表示された操作画面の中から、所望のタイミングを選択することができる。
【0027】
図7で、曲の始めとは、音楽データが再生される開始時点(曲ごとの開始時点)に同期してテキスト情報を読み上げることをいう。曲の終わりとは、音楽データの再生が終了した時点(曲ごとの終了時点)に同期してテキスト情報を読み上げることをいう。
【0028】
無音/音量小とは、再生される音楽の音量が無音状態になる時期、または音量が所定値以下になる時点に同期してテキスト情報を読み上げることをいう。図6に示すようにCPU1が再生される音楽の音量(具体的には、D/Aコンバータ13aの入力回路に与えられるデータのビット数)をモニタし、この音量が所定値以下になると、プログラムの制御部20が音声合成部23において合成された音声データをD/Aコンバータ13bに転送する。
【0029】
開始からの経過時間とは、音楽データが再生される開始時点(曲ごとの開始時点)から所定の時間後にテキスト情報を読み上げるものである。
<音声合成部23>
音声合成部23は、不図示の音声合成プログラム(例えば富士通株式会社Voiceシリーズ)に音声合成されるテキスト情報を引き渡して、音声合成を指示する。
【0030】
図10に、音声合成プログラムへ引き渡すデータ構造を示す。このデータ構造は、曲順ごとに合成するテキスト情報を含むテーブル形式である。図10のように、例えば1曲目は、テキスト情報が「この曲は、ビートルズのイエスタディです。1965年に発表されたものです。」となっている。音声合成部23は、このようなテーブル形式の要求を音声合成プログラムに与え、各曲ごとのテキスト情報を音声データに変換させる。
<制御部20>
制御部20は、上記テキスト情報抽出部21、読み上げタイミング設定部22、及び音声合成部23を順次起動する。
【0031】
また、制御部20は、音楽データの再生に同期して、上記の音声合成部23で作成した音声データをD/Aコンバータ13bを通してスピーカ14から音声として出力させる。同期に際して、制御部20は、図示しない音楽データ再生プログラムからの割り込みにより、音楽データ再生開始(曲の始め)、または再生終了(曲の終わり)の報知を受ける。
【0032】
さらに、テキスト情報の読み上げタイミングが、開始からの経過時間で指定されている場合には、制御部20は、OS24を介してCPU1に内蔵されたタイマに報知時刻を設定して計時し、音声出力のタイミングを制御する。
<作用>
以下図5のフローチャートに従って、CPU1で実行されるテキスト情報読み上げプログラム(以下プログラム)の処理を説明する。
【0033】
プログラムは、音楽データの再生に先だって、音楽データ内に関連テキスト情報があるか否かを判定する(ステップS1、以下S1と略す)。これは、例えばMP3形式では、図9に示したようなID3タグがヌルデータであるか否かによって判断される。音楽データ内にテキスト情報が含まれていない場合には、プログラムを終了する(S10)。
【0034】
音楽データ内にテキスト情報が含まれている場合には、そのテキスト情報を音声合成プログラムに引き渡す図10のデータ構造(以下テキストデータ領域という)に格納する(S2、テキスト情報抽出部21の処理)。
【0035】
次に、本テキスト情報読み上げ装置の使用者が読み上げタイミングを設定するのを待つ(S3、読み上げタイミング設定部22の処理)。設定されない場合は、所定のデフォルトが使用される。次に、読み上げタイミングを所定のタイミングデータ領域に設定する(S4)。
【0036】
次に、上記テキストデータ領域を不図示の音声合成プログラムへ引き渡すことにより、音声合成を依頼する(S5、音声合成部23の処理)。これにより、テキスト情報から音声データが合成される(S6)。
【0037】
次に、音楽データ再生プログラムが音楽データをD/Aコンバータ13aに転送して音楽を再生する。これに同期して、制御部20が、上記で合成された音声データをD/Aコンバータ13bに転送して、音声データを再生する(S7)。ここで、同期するとは、上述したように図7の読み上げタイミング設定部22の操作画面によって設定された、曲の始め、曲の終わり、無音/音量小、再生開始からの経過時間等に基づいて、曲の再生とのタイミングを合わせることをいう。この詳細を図6のフローチャートに示す。
<音楽データ再生に同期して音声データを再生する処理>
制御部20は、以下のように図7の画面で設定された読み上げタイミングの設定を判定する(S71,S73,S75,S78)。
【0038】
まず、読み上げタイミングが曲の始めである場合、音楽データの再生開始時に音声データの再生を指示する(S72)。これによって、音声データがD/Aコンバータ13bに転送され、音声がスピーカ14から出力される。
【0039】
次に、読み上げタイミングが曲の終わりである場合、音楽データの再生終了時に音声データの再生を指示する(S74)。これによって、音声データがD/Aコンバータ13bに転送され、音声がスピーカ14から出力される。
【0040】
次に、読み上げタイミングが無音/音量小の時である場合、D/Aコンバータ13に送られる音楽データのビット数によって、再生される音楽の音量をモニタする(S76)。再生される音楽の音量が所定値以下の場合、音声データの再生を指示する(S77)。これによって、音声データがD/Aコンバータ13bに転送され、音声がスピーカ14から出力される。
【0041】
次に、読み上げタイミングが音楽データの再生開始から所定時間経過後である場合、OS24を介して不図示のタイマを起動し、所定時間経過によるタイマからの報知後(S79の判定でYesの場合)、音声データの再生を指示する(S710)。これによって、音声データがD/Aコンバータ13bに転送され、音声がスピーカ14から出力される。
【0042】
以上によって、音楽データ再生に同期して音声データを再生する処理(S7)を終了する。さらに、図5のS8の処理において、再度繰り返して再生を続けるか否かを判定し、繰り返さない場合は、テキスト情報読み上げ処理を終了する(S10)。
【0043】
このように、音楽データの再生に伴い、音楽データとともに記録されているテキスト情報が音声データとして合成され、音楽データの再生に同期して音声が再生されるので、テキスト情報を表示するためのLCD等の表示装置を備えていない再生装置であっても、聴取者はこれらのテキスト情報を取得することができる。さらに、表示装置を備えた再生装置を用いて音楽を鑑賞する場合も、テキスト情報を見るために体勢を変更する等の手間なしにスムースに音楽の鑑賞とテキスト情報の取得とが可能になる。
<変形例>
<インターネット上のデータベースからのテキスト情報の検索>
上記実施の形態のテキスト情報読み上げ装置では、MP3のデータ形式、あるいは、MDのTOCのようにテキスト情報が音楽データと同一の媒体に記録されている場合に、テキスト情報を読み出し、音声に合成する例を示した。これに代えて、音楽データが記録されている媒体とは異なる媒体にテキスト情報が記録されている場合に、使用されるテキスト情報読み上げ装置を説明する。
【0044】
図4に、この装置のCPU1で実行されるテキスト情報読み上げプログラムのフロック図を示す。図4のプログラムは、図3のブロック図のテキスト情報抽出部21が、CDの識別情報読み出し部25及びインターネット上のデータベースへのテキスト情報検索部26に置き換えられている。その他の構成については、上記実施の形態と同一であり、同一の構成については、同一の符号を用いて説明を省略する。
【0045】
CDの識別情報読み出し部25は、CDに保持され、CDの種類ごとに全世界でユニークに識別されるシリアル番号(識別情報に相当)を読み出す。
インターネット上のデータベースへのテキスト情報検索部26は、このシリアル番号をキーとして、インターネット上のデータベースにアクセスし、そのCDに対応して記憶されているテキスト情報を検索する。
【0046】
図13は、インターネット上の音楽CDデータベースCDDB(http://www.cddb.com/)にアクセスして音楽CD内の曲目を入手する例を示す。
すべての音楽CDには、全世界でユニークにその種類を識別できるシリアル番号が付されている。CDDBは、全世界で販売されている音楽CDに関する情報を提供する。そのため、一般にユーザは、図13のようなHTMLの閲覧プログラムを使用して検索する。一方、検索要求を所定のコマンド列で記載したスクリプトの形式で作成すれば、プログラムの実行中に検索結果を取り込むことが可能になる。
【0047】
図14に、CDDBへのテキスト情報の検索を要求するスクリプトの例を示す。このスクリプトの3行目のDiscid:470a6507によって、テキスト情報を要求するCDのシリアル番号470a6507を指定している。上記インターネット上のデータベースへのテキスト情報検索部26は、CDのシリアル番号に基づいてこのようなスクリプトを作成し、CDDBに送信する。するとその返信として、そのシリアル番号を保持するCDに関するテキスト情報を受け取ることができる。
【0048】
図15に返信されたテキスト情報の例を示す。このようにスクリプトで指定したシリアル番号470a6507のCDについて、CDのタイトルがLed Zeppelin/Presenceであり、1曲目がAchilles' Last Stand、2曲目がFor Your Life等であることを示すテキスト情報を入手することができる。
【0049】
このテキスト情報を利用することにより、上記した媒体そのものにテキスト情報が記録されていない場合でも音楽の再生に同期してテキスト情報を読み上げることができる。また、媒体に記録されたテキスト情報が改訂されたような場合においても最新のテキスト情報を入手することができる。さらに、上記したような曲目以外の情報、例えば、各曲目やその曲の作曲家等に関する最新の話題等を入手することにより、音楽鑑賞に変化を付け、音楽鑑賞ともに、多様な情報を入手できる。
【0050】
上記例では、曲目等を記録したデータベースとしてインターネット上のCDDBを用いて、テキスト情報を検索した。本発明の実施は、これに限られず、CDのシリアル番号のように音楽媒体の種類をユニークに識別する識別情報を用いて検索可能なデータベースであれば、例えば、ローカルエリアネットワーク内のデータベースサーバ、パーソナルコンピュータに内蔵したローカルディスクを使用したデータベース等を使用することができる。
<コンピュータ読み取り可能な記録媒体>
本実施形態で説明したテキスト情報読み上げプログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、これをコンピュータに読み込ませて、コンピュータに備えたOS24、及び不図示の音声合成プログラムとともに実行することにより、本実施の形態のテキスト情報読み上げ装置として機能させることができる。
【0051】
すなわち、本発明の実施においては、図5及び図6の処理を実行するプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、これをコンピュータに読み込ませて実行すればよい。一方、OS24の全体、あるいは、音声合成プログラムは、そのコンピュータに備えられているのであれば、上記記録媒体に記録する必要はない。
【0052】
ここで、コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、コンピュータから読み取ることができる記録媒体をいう。このような記録媒体の内コンピュータから取り外し可能なものとしては、例えばフロッピーディスク、光磁気ディスク、CD-ROM、CD-R/W、DVD、DAT、8mmテープ、メモリカード等がある。
【0053】
また、コンピュータに固定された記録媒体としてハードディスクやROM(リードオンリーメモリ)等がある。
<搬送波に具現化されたデータ通信信号>
また、上記テキスト情報読み上げプログラムを、コンピュータのハードディスクやメモリに格納し、通信媒体を通じて他のコンピュータに配布することができる。この場合、プログラムは、搬送波によって具現化されたデータ通信信号として、通信媒体を伝送される。そして、その配布を受けたコンピュータを本実施形態のテキスト情報読み上げ装置として機能させることができる。
【0054】
ここで通信媒体としては、有線通信媒体(同軸ケーブル及びツイストペアケーブルを含む金属ケーブル類、または光通信ケーブル)、無線通信媒体(衛星通信、地上波無線通信等)のいずれでもよい。
【0055】
また、搬送波は、データ通信信号を変調するための電磁波または光である。ただし、搬送波は、直流信号でもよい(この場合、データ通信信号は、搬送波がないベースバンド波形になる)。従って、搬送波に具現化されたデータ通信信号は、変調されたブロードバンド信号と変調されていないベースバンド信号(電圧0の直流信号を搬送波とした場合に相当)のいずれでもよい。
<その他の変形例>
上記実施の形態では、テキスト情報読み上げ装置として音声合成プログラムを含むパーソナルコンピュータ20を例に説明した。しかし、本発明の実施は、これに限らず、図5、図6の処理、及び音声合成プログラムを実行できるCPU1を備え、CD、MD等の媒体から音楽データ及びテキスト情報を読み出せる装置、例えば、図1に示すステレオ20aとしても実施できる。
【0056】
本実施の形態では、テキスト情報の記録形式に関して、特に限定していない。テキスト情報は、通常のASCII形式で、またはデータ圧縮のためバイナリ形式で媒体に記録しておくことができる。
【0057】
【発明の効果】
以上説明したように、音楽データとともにテキスト情報が記録されている媒体から音楽を再生する際に、音楽データの再生に同期して、聴取者にテキスト情報を読み上げるので、このようなテキスト情報の簡易かつスムーズな利用を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるテキスト情報読み上げ装置の外観構成図。
【図2】テキスト情報読み上げ装置のハードウェア構成図。
【図3】テキスト情報読み上げプログラムのブロック図。
【図4】テキスト情報読み上げプログラムのブロック図(変形例)。
【図5】テキスト情報読み上げプログラムの処理を示すフローチャート。
【図6】音楽データ再生に同期して音声データを再生する処理を示すフローチャート。
【図7】読み上げタイミング設定部22の操作画面を示す図。
【図8】再生される音楽の音量によって読み上げタイミングを制御する例。
【図9】MP3形式で記録された音楽データからのテキスト情報の抽出例。
【図10】音声合成プログラムへ引き渡すデータ構造の例。
【図11】音楽MDからのテキスト情報の抽出例。
【図12】音楽MDからのテキスト情報の抽出例。
【図13】インターネット上のデータベースからのテキスト情報検索例。
【図14】インターネット上のデータベースからのテキスト情報検索例。
【図15】インターネット上のデータベースからのテキスト情報検索例。
【図16】従来技術におけるテキスト情報の表示例。
【符号の説明】
1 CPU
10 CDドライブ
11 MOドライブ
12 モデム
13a、13b D/Aコンバータ
14 スピーカ
21 テキスト情報抽出部
23 音声合成部
25 CDの識別情報読み出し部
26 インターネット上のテキスト情報検索部

Claims (6)

  1. 音楽データとともにテキスト情報が記録された媒体からテキスト情報を読み上げるテキスト情報読み上げ装置であって、
    前記テキスト情報を抽出するテキスト情報抽出部と、
    抽出されたテキスト情報から音声データを得るための音声合成部と、
    再生される音楽データの音量が所定値以下の場合、前記音声データの再生を指示する制御部とを備えたテキスト情報読み上げ装置。
  2. 音楽データとともに識別情報が記録された媒体から識別情報を読み出す識別情報読み出し部と、
    前記識別情報に基づいて前記音楽データに関連づけられたテキスト情報をネットワーク上のデータベースから検索するテキスト情報検索部と、
    検索されたテキスト情報から音声データを得るための音声合成部と、
    再生される音楽データの音量が所定値以下の場合、前記音声データの再生を指示する制御部とを備えたテキスト情報読み上げ装置。
  3. 音楽データとともにテキスト情報が記録された媒体からテキスト情報を読み上げるテキスト情報読み上げる手段としてコンピュータを機能させるプログラムであって、
    前記テキスト情報を抽出するテキスト情報抽出部、
    抽出されたテキスト情報から音声データを得るための音声合成部、
    再生される音楽データの音量が所定値以下の場合、前記音声データの再生を指示する制御部として、コンピュータを機能させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  4. 音楽データとともに識別情報が記録された媒体から識別情報を読み出す識別情報読み出し部、
    前記識別情報に基づいて前記音楽データに関連づけられたテキスト情報をネットワーク上のデータベースから検索するテキスト情報検索部、
    検索されたテキスト情報から音声データを得るための音声合成部、
    再生される音楽データの音量が所定値以下の場合、前記音声データの再生を指示する制御
    部として、コンピュータを機能させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  5. 音楽データとともにテキスト情報が記録された媒体からテキスト情報を読み上げる手段としてコンピュータを機能させるプログラムであって、
    前記テキスト情報を抽出するテキスト情報抽出部、
    抽出されたテキスト情報から音声データを得るための音声合成部、
    再生される音楽データの音量が所定値以下の場合、前記音声データの再生を指示する制御部として、コンピュータを機能させるプログラム。
  6. 音楽データとともに識別情報が記録された媒体から識別情報を読み出す識別情報読み出し部、
    前記識別情報に基づいて前記音楽データに関連づけられたテキスト情報をネットワーク上のデータベースから検索するテキスト情報検索部、
    検索されたテキスト情報から音声データを得るための音声合成部、
    再生される音楽データの音量が所定値以下の場合、前記音声データの再生を指示する制御部として、コンピュータを機能させるプログラム。
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