JP2005326235A - 測位装置、測位方法、測位プログラム、測位プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

測位装置、測位方法、測位プログラム、測位プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】DOP値等の位置情報衛星の衛星選択指標情報に基づく測位の信頼性を低下させない測位装置等を提供すること。
【解決手段】天空に配置される位置情報衛星の衛星配置情報131に基づき測位に使用する複数の位置情報衛星10aaを選択するための衛星選択指標情報を生成する衛星選択指標情報生成手段121と、衛星選択指標情報に基づいて選択された複数の位置情報衛星を用いて測位情報135を取得する測位手段111と、測位情報を出力する出力手段102と、を有し、位置情報衛星からの電波の受信環境情報134に基づき、衛星選択指標情報と測位精度に関し対比可能な位置情報衛星の受信環境指標情報134を生成する受信環境指標情報生成手段123と、衛星選択指標情報と受信環境指標情報に基づいて、測位情報を出力手段へ出力するか否かを判断する測位情報判断手段120と、を有する測位装置100。
【選択図】図5

Description

本発明は、自己位置の測位を行う測位装置、測位方法、測位プログラム、測位プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関するものである。
従来より、人工衛星を利用して位置を測位する測位システムとしてGPS(Global Positioning System)装置が用いられている。
GPS装置は、例えば4個のGPS衛星からの信号を受信することで自己位置を測位する構成となっている。具体的には、GPS装置は、天空に配置されている多数のGPS衛星から4個のGPS衛星を選択し、その信号を受信することで測位している。
しかし、GPS装置が選択した4個のGPS衛星が相互に近接している場合は、信号のノイズ等の影響により測位精度が悪くなることになる。
そこで、GPS装置が、このように相互に近接したGPS衛星を選択してしまうことを未然に回避するため、DOP(Dilution Of Precision)値が用いられている(例えば、特許文献1参照)。
図9は、DOP値の概略説明図である。すなわち、図9(a)は、DOP値が小さい例を示す概略説明図であり、図9(b)は、DOP値が大きい例を示す概略説明図である。
図9(b)に示すように、GPS装置が、相互に近接しているGPS衛星S1乃至S4を選択した場合は、4個のGPS衛星S1乃至S4で形成される4角錐の体積が小さくなり、DOP値は大きくなる。
一方、図9(a)に示すように、GPS衛星が、相互に離間しているGPS衛星S5乃至S8を選択した場合は、4個のGPS衛星S5乃至S8で形成される4角錐の体積は大きくなり、DOP値は小さくなる。
このため、GPS装置は、DOP値が小さくなるようにGPS衛星S5等を選択することで、測位精度を向上させることができるようになっている。
特開平5−99680号公報(図5等)
しかし、GPS装置が、このようにDOP値が小さくなるように、GPS衛星を選択しても、選択されたGPS衛星から受信した電波の受信状態が悪い環境下の場合は、DOP値が小さいにもかかわらず、測位精度が低下してしまう。
そして、このように、測位精度が低下してしまうと、DOP値の信頼度が低下してしまうという問題があった。
そこで、本発明は、DOP値等の位置情報衛星の衛星選択指標情報に基づく測位の信頼性を低下させない測位装置、測位方法、測位プログラム、測位プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目的とする。
前記課題は、第1の発明によれば、天空に配置される位置情報衛星の衛星配置情報に基づき、測位に使用する複数の前記位置情報衛星を選択するための衛星選択指標情報を生成する衛星選択指標情報生成手段と、前記衛星選択指標情報に基づいて選択された前記複数の位置情報衛星を用いて測位情報を取得する測位手段と、前記測位情報を出力する出力手段と、を有する測位装置であって、前記位置情報衛星からの電波の受信環境情報に基づき、前記衛星選択指標情報と測位精度に関し対比可能な前記位置情報衛星の受信環境指標情報を生成する受信環境指標情報生成手段と、前記衛星選択指標情報と前記受信環境指標情報に基づいて、前記測位情報を前記出力手段へ出力するか否かを判断する測位情報判断手段と、を有することを特徴とする測位装置により達成される。
第1の発明の構成によれば、前記衛星選択指標情報生成手段は、天空に配置される位置情報衛星の衛星配置情報に基づき、前記衛星選択指標情報である例えば、DOP値を生成する。このDOP値は例えば、4個の前記位置情報衛星の組み合わせで形成される4角錐の体積の大小を示し、体積が大きくなる程、数値が小さくなる。この数値は、対象とする前記位置情報衛星が例えば、5個以上の場合は、前記位置情報衛星の組み合わせにより複数のDOP値が求められる。例えば「10、9、8」等の複数のDOP値となる。
DOP値は、図9(a)(b)で示すように、体積が大きい、すなわち、数値が小さい程、測位精度が向上するため、前記衛星選択指標情報生成手段は、前記衛星選択指標情報がDOP値である場合は、最も小さいDOP値、例えば「8」を前記衛星選択指標情報として生成する。
そして、前記測位手段は、前記衛星選択指標情報である例えば、DOP値「8」に対応する前記複数の位置情報衛星を用いて前記測位情報である例えば、緯度、経度、高度の情報を取得する。
一方、前記受信環境指標情報生成手段は、前記位置情報衛星からの電波の受信環境情報である例えば、前記位置情報衛星からの電波の信号強度の強弱の程度情報に基づき、前記衛星選択指標情報と測位精度に関し対比可能な前記受信環境指標情報を生成する。
すなわち、前記受信環境指標情報は、例えば、前記位置情報衛星からの電波の信号強度の強弱の程度情報を、上記DOP値と対比可能な閾値である例えば、「10乃至5」の値として表示する。
換言すれば、前記衛星選択指標情報の基準となった前記位置情報衛星からの電波の受信環境が悪いか否かの情報である前記受信環境指標情報を例えば、数値として生成する。
前記受信環境指標情報は、前記衛星選択指標情報と測位精度に関し対比可能となっている。すなわち、この数値「10乃至5」はDOP値と対比可能な値であり、例えば、この数値が小さい程、受信状態が悪い環境であることを示す。
ところで、上述の複数のDOP値「10、9、8」のうち、最も小さい値であるDOP値「8」の組み合わせで、前記位置情報衛星を4個選択し、前記測位手段が測位等しても、これらの位置情報衛星からの電波を屋内等で受信する場合は受信環境が悪く、DOP値が小さくても測位精度が悪くなる。
そこで、前記測位情報判断手段は、前記衛星選択指標情報である例えば、DOP値「8」と、前記受信環境指標情報である例えば、数値「6」とを比較等して前記測位情報を前記出力手段へ出力するか否かを判断する。
このように、本発明の構成によれば、前記測位手段による前記測位情報の出力の可否は、DOP値等の前記衛星選択指標情報と、これと測位精度に関し対比可能な数値等で表される前記受信環境指標情報とを比較等して判断する構成となっている。
このため、従来と異なり、DOP値等の前記衛星選択指標情報に基づき選択された前記位置情報衛星からの電波の受信環境が悪く測位精度が悪くなる場合でも、前記測位情報は、そのまま前記出力手段に出力されることがない。
したがって、測位装置の測位精度が悪化するものを未然に防ぐことができ、前記衛星選択指標情報に基づく測位の信頼性を低下させることを未然に防ぐことができる。
好ましくは、第2の発明によれば、第1の発明の構成において、前記受信環境指標情報生成手段が受信環境指標情報を生成する前記位置情報衛星が、前記測位に使用する複数の前記位置情報衛星であることを特徴とする測位装置である。
第2の発明の構成によれば、前記受信環境指標情報生成手段が、前記測位に使用する複数の前記位置情報衛星についての前記受信環境指標情報を生成するので、DOP値等の前記衛星選択指標情報に基づき選択された前記位置情報衛星からの電波の受信環境の状態をより正確に把握することができる。
このため、前記測位情報の出力の可否をより精度良く行うことができるので、前記衛星選択指標情報に基づく測位の信頼性の低下をより確実に防ぐことができる。
好ましくは、第3の発明によれば、第1又は第2に発明の構成において、前記受信環境指標情報が受信環境閾値情報であり、前記衛星選択指標情報が前記位置情報衛星の配置状態を示すDOP値情報であることを特徴とする測位装置である。
第3の発明の構成によれば、前記受信環境指標情報は前記受信環境閾値情報である。例えば、前記受信環境閾値情報は、閾値「10乃至5」である。そして、閾値が低下するに従い、例えば、受信環境が悪化する。
一方、前記衛星選択指標情報であるDOP値は、受信環境の影響は受けず、前記位置情報衛星の配置状態が好ましければ、DOP値は下がり、好ましくなければDOP値が上昇することになる。
そして、DOP値が、例えば「10」の場合と「7」の場合とでは、受信環境の相違により、DOP値が高い「10」の場合の方が、DOP値が低い「7」の場合より、測位精度が良くなる場合があり、この測位精度の悪化は、DOP値だけでは判断できない。
しかし、本発明では、前記受信環境閾値情報は、前記DOP値と測位精度に関し対比可能な情報である、例えば閾値「10乃至5」とされている。
このため、受信環境の悪化の程度を閾値「10乃至5」で示すことができる。したがって、この閾値とDOP値を比較することで、DOP値に基づく測位の信頼性を低下させる受信環境の影響を簡易且つ精度良く判断することができる。
好ましくは、第4の発明によれば、第1乃至第3の発明のいずれかに記載の構成において、前記受信環境情報が、前記位置情報衛星からの信号強度が強いアウトドアモード又は、前記位置情報衛星からの信号強度が弱いインドアモードであり、前記複数の位置情報衛星は、それぞれ、前記アウトドアモード又は前記インドアモードとされ、前記受信環境指標情報が、前記アウトドアモード又は前記インドアモードの前記位置情報衛星の割合に基づく情報であることを特徴とする測位装置である。
第4の発明の構成によれば、前記受信環境情報は、前記位置情報衛星ごとの信号強度を示す前記アウトドアモード又は前記インドアモードで示されるため、信号強度を把握し易い。
また、前記位置情報衛星ごとに示される前記アウトドアモード又は前記インドアモードの全体に対する割合に基づいて前記受信環境指標情報が形成されている。このため、前記衛星選択指標情報で選択された前記位置情報衛星の受信環境指標情報を簡易且つ精度良く生成することができる。
前記課題は、第5の発明によれば、測位装置の衛星選択指標情報生成手段が、天空に配置される位置情報衛星の衛星配置情報に基づき、測位に使用する複数の前記位置情報衛星を選択するための衛星選択指標情報を生成する衛星選択指標情報生成工程と、測位装置の測位手段が、前記衛星選択指標情報に基づいて選択された前記複数の位置情報衛星を用いて測位情報を取得する測位工程と、測位装置の出力手段が、前記測位情報を出力する出力工程と、を有する測位方法であって、測位装置の受信環境指標情報生成手段が、前記位置情報衛星からの電波の受信環境情報に基づき、前記衛星選択指標情報と測位精度に関し対比可能な前記位置情報衛星の受信環境指標情報を生成する受信環境指標情報生成工程と、 測位装置の測位情報判断手段が、前記衛星選択指標情報と前記受信環境指標情報に基づいて、前記測位情報を前記出力手段へ出力するか否かを判断する測位情報判断工程と、を有することを特徴とする測位方法により達成される。
第5の発明の構成によれば、第1の発明の構成と同様に、前記測位手段による前記測位情報の出力の可否は、DOP値等の前記衛星選択指標情報と、これと測位精度に関し対比可能な数値等で表される前記受信環境指標情報とを比較等して判断する構成となっている。
このため、従来と異なり、DOP値等の前記衛星選択指標情報に基づき選択された前記位置情報衛星からの電波の受信環境が悪く測位精度が悪くなる場合でも、前記測位情報は、そのまま前記出力手段に出力されることがない。
したがって、測位装置の測位精度が悪化するものを未然に防ぐことができ、前記衛星選択指標情報に基づく測位の信頼性を低下させることを未然に防ぐことができる。
前記課題は、第6の発明によれば、コンピュータに、測位装置の衛星選択指標情報生成手段が、天空に配置される位置情報衛星の衛星配置情報に基づき、測位に使用する複数の前記位置情報衛星を選択するための衛星選択指標情報を生成する衛星選択指標情報生成工程と、測位装置の測位手段が、前記衛星選択指標情報に基づいて選択された前記複数の位置情報衛星を用いて測位情報を取得する測位工程と、測位装置の出力手段が、前記測位情報を出力する出力工程と、を有し、測位装置の受信環境指標情報生成手段が、前記位置情報衛星からの電波の受信環境情報に基づき、前記衛星選択指標情報と測位精度に関し対比可能な前記位置情報衛星の受信環境指標情報を生成する受信環境指標情報生成工程と、測位装置の測位情報判断手段が、前記衛星選択指標情報と前記受信環境指標情報に基づいて、前記測位情報を前記出力手段へ出力するか否かを判断する測位情報判断工程と、を実行させるための測位プログラムにより達成される。
第6の発明の構成によれば、第1の発明の構成と同様に、前記衛星選択指標情報に基づく測位の信頼性を低下させることを未然に防ぐことができる。
前記課題は、第7の発明によれば、コンピュータに、測位装置の衛星選択指標情報生成手段が、天空に配置される位置情報衛星の衛星配置情報に基づき、測位に使用する複数の前記位置情報衛星を選択するための衛星選択指標情報を生成する衛星選択指標情報生成工程と、測位装置の測位手段が、前記衛星選択指標情報に基づいて選択された前記複数の位置情報衛星を用いて測位情報を取得する測位工程と、測位装置の出力手段が、前記測位情報を出力する出力工程と、を有し、測位装置の受信環境指標情報生成手段が、前記位置情報衛星からの電波の受信環境情報に基づき、前記衛星選択指標情報と測位精度に関し対比可能な前記位置情報衛星の受信環境指標情報を生成する受信環境指標情報生成工程と、測位装置の測位情報判断手段が、前記衛星選択指標情報と前記受信環境指標情報に基づいて、前記測位情報を前記出力手段へ出力するか否かを判断する測位情報判断工程と、を実行させるための測位プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体により達成される。
第7の発明の構成によれば、第1の発明の構成と同様に、前記衛星選択指標情報に基づく測位の信頼性を低下させることがない。
以下、この発明の好適な実施の形態を添付図面等を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1は、本発明の実施の形態にかかる測位装置100を示す概略図である。図1に示す、測位装置100は、例えば、GPSにより、自己の位置である例えば、緯度、経度及び高度を測位する構成となっている。
このため、測位装置100は、図1に示すように、天空に配置される位置情報衛星である例えば、GPS衛星10a等から発信される電波を受信するためのアンテナ等を備える受信装置101を有している。
具体的には、測位装置100は、例えば、8個のGPS衛星10a乃至10hを捕捉するが、そのうち例えば、4個のGPS衛星を、後述のように測位用GPS衛星10aa、10bb、10cc及び10ddとして選択し測位することとなる。
また、測位装置100は、測位情報を出力し表示するための例えばディスプレイである表示装置102を有している。このため、表示装置102は、出力手段の一例となっている。
そして、測位装置100の利用者は、表示装置102に表示された測位情報を視認することで測位結果を確認することができる構成となっている。
出力手段としては、本実施の形態の表示装置102に限らず、図示しない通信装置を使用し、外部のサーバ等に測位結果の測位情報を送信する構成も含まれる。
また、測位装置100は、その利用者が情報を入力等するための例えば、テンキー等からなる操作装置103を有している。
(測位装置100の主なハードウエア構成について)
図2は、図1の測位装置100の主なハードウエア構成を示す概略図である。図2に示すように、測位装置100は、コンピュータを有している。すなわち、コンピュータは、バス105を備え、バス105には、例えばCPU(Central Processing Unit)等の制御装置106が接続されている。
また、バス105には、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)等からなる記憶装置107も接続されている。
さらに、バス105には、図1に示す受信装置101、表示装置102及び操作装置103も接続されている。
すなわち、バス105は、すべてのデバイスを接続する機能を有し、アドレスやデータパスを有する内部バスである。制御装置106は、所定のプログラムの処理を行う他、バス105に接続された記憶装置107等を制御している。記憶装置107は、各種プログラムや各種情報等を格納している。
(測位装置100の主なソフトウエア構成について)
図3は、図1の測位装置100の主なソフトウエア構成を示す概略図である。図3に示すように、測位装置100は、測位装置100全体を制御するための制御部110を有している。
また、測位装置100は、図2の受信装置101、表示装置102及び操作装置103を管理するための、受信部101a、表示部102a及び操作部103aを有しており、これらは、制御部110に接続されている。
このため、受信装置101等は制御部110によってコントロールされる構成となっている。
また、測位装置100は、測位部111を有している。測位部111は、受信部101aを介し、図1の8個のGPS衛星10a乃至10hの捕捉(サーチ)等を行う。
また、測位部111は、例えば、GPS衛星10a等から後述するDOP値に基づき選択された例えば4個の測位用GPS衛星10aa乃至10ddから衛星データの復号を行い、航法メッセージを取得し、擬似距離等から測位計算を行い観測地点の緯度、経度及び高度の位置情報を取得する構成となっている。
すなわち、測位部111は、観測地点の座標を求め、それを緯度、経度及び高度からなる座標系に変換することで、測位情報を取得している。このため、測位部111は、前記衛星選択指標情報である例えば、DOP値に基づいて選択された測位用GPS衛星10aa等を用いて測位情報を取得する測位手段の一例となっている。
このように測位部111で測位された測位結果データは、図3に示すように、第2記憶部130の測位結果データ135として格納される構成となっている。
図3に示すように、測位装置100は、第1記憶部120及び第2記憶部130を有し、それぞれ制御部110に接続されている。
第2記憶部130には、GPS衛星データ131が格納される。GPS衛星データ131は、測位部111が取得した航法メッセージに基づき取得される図1のGPS衛星10a乃至10hの衛星配置データ等である。このため、GPS衛星データ131は、衛星配置情報の一例となっている。
また、図3の第1記憶部120は、DOP値計算プログラム121が格納されている。DOP値は、図9(a)(b)に示すように、GPS衛星相互間の配置状態を示す指標であり、DOP値が小さければ小さい程、より精度の高い測位が可能となることを示す。
具体的には、DOP値は、測位に際し、GPS衛星からの擬似距離に単位の誤差があったときに、測位結果で何倍になって表れるかを示すものである。したがって、DOP値が小さい場合は、測位の精度が良く、DOP値が大きい場合は測位の精度が悪いことになる 。
DOP値計算プログラム121は、第2記憶部130のGPS衛星データ131に基づいて測位に使用する複数、例えば4個の測位用GPS衛星10aa乃至10ddを選択する。
このため、測位用GPS衛星10aa等は、測位に使用する複数の位置情報衛星の一例であり、DOP値は、衛星選択指標情報の一例であり、DOP値計算プログラム121は、衛星選択指標情報生成手段の一例である。
具体的には、DOP値計算プログラム121は、例えば、図1に示す捕捉した8個のGPS衛星10a乃至10hの内、精度良く測位ができる衛星となる4個の測位用GPS衛星10aa乃至10ddをDOP値に基づき選択することとなる。
また、DOPには、PDOP(Position DOP)、VDOP(Vertical DOP)、HDOP(Horizontal DOP )等があるが、本発明では、これらのいずれでもよいが、本実施の形態では、位置の精度を最も良く表すPDOPでDOP値を算出する。
また、図3の第2記憶部130には、DOP値計算プログラム121で計算されたDOP値と測位用GPS衛星10aa等のデータである、DOP値計算結果等データ132が格納されている。
また、図3の第1記憶部120には、GPS衛星の測位モード判定プログラム122が格納されている。
すなわち、GPS衛星の測位モード判定プログラム122は、第2記憶部130のGPS衛星データ131から、例えば、8個のGPS衛星10a乃至10hの電波のデータを取得し、これらの各GPS衛星10a等からの電波の受信環境情報を取得する。
具体的には、受信環境情報は、例えば、8個のGPS衛星10a等からの信号強度の強弱によって区分されるアウトドアモード又はインドアモードのモード情報である。すなわち、各GPS衛星10a等からの信号強度が強い場合は、アウトドアモードとし、逆に、信号強度が弱い場合は、インドアモードとする。
アウトドアモードは、測位装置100が例えば屋外に配置され、GPS衛星10a等からの信号が良好に受信される状態のモードである。このモードでは、信号が良好に受信可能であり、雑音レベルを低く抑えることができるため、GPS衛星10a等からの信号強度が強い場合のみ、擬似距離を求め測位することになる。
一方、インドアモードは、測位装置100が例えば、屋内に配置され、GPS衛星10a等の信号が弱く、良好に受信できない状態のモードである。このモードでは、主に信号強度が弱い場合でも、擬似距離を求め測位することになる。
すなわち、測位装置100が、屋内に配置されている場合に、アウトドアモードでのみ測位可能としたのでは、実質的に測位が困難となるため、屋内等の信号が弱い環境でもGPS衛星10a等からの信号を見つけ出し、擬似距離を求めるモードである。
以上のように、図3のGPS衛星の測位判定プログラム122は、第2記憶部130のGPS衛星データ131から各GPS衛星10a等の信号データを取得し、信号強度を解析し、その電界強度に応じて、それぞれのGPS衛星10a等ごとに、アウトドアモード又はインドアモードの判定を行う。
そして、図3の第2記憶部130には、第1記憶部120のGPS衛星の測位モード判定プログラム122で判定された各GPS衛星10a等ごとのアウトドアモード情報又はインドアモード情報である、GPS衛星測位モード判定結果データ133が例えば、整数値等として格納される。
また、図3に示すように、第1記憶部120には、DOP閾値計算プログラム123が格納されている。すなわち、第2記憶部130のGPS衛星測位モード判定結果データ133である各GPS衛星10a等のインドアモード又はアウトドアモードのモード情報に基づきDOP閾値を算出する。
具体的には、DOP閾値計算プログラム123は、第1記憶部120に格納されているDOP閾値計算用テーブルデータ124を参照してDOP閾値を算出する。
図4は、DOP閾値計算用テーブルデータ124である例えば、DOP値変動比率テーブルを示す概略図である。
図4の左欄には「インドアモードGPS衛星数/捕捉したGPS衛星数×100(%)」が示されている。すなわち、図3の測位部111が捕捉したGPS衛星10a等の総数に対するインドアモードのGPS衛星10a等の数の比率が6段階に区分されている。
例えば、捕捉したGPS衛星10a等の総数が8個であり、そのうち、インドアモードのGPS衛星10a等の数が0、すなわち、全てがアウトドアモードの場合は、0%となる。
図4の右欄は、DOP閾値の変動比率(%)を示し、左欄と同様に6段階に区分されている。例えば、左欄のインドアモードGPS衛星数の比率が、0%の場合は、右欄のDOP閾値の変動比率(%)は100%となる。
この場合は、捕捉したGPS衛星10a等は、全てアウトドアモードであり、測位装置100がGPS衛星10a等から受信する信号強度が強いため、DOP値が大きい場合でも、測位精度が向上することを示す。
一方、左欄のインドアモードGPS衛星数の比率が、100%の場合は、捕捉したGPS衛星10a等が全てインドアモードであり、測位装置100が受信する信号強度が極めて弱いことになる。そこで、図4の右欄のDOP閾値変動比率(%)を50%とする。
この場合は、上述の全てがアウトドアモードの場合の半分の値となっている。これは、DOP値が小さい場合に、測位精度が向上することを示す。
このようなDOP閾値計算用データテーブル124を用いて、DOP閾値計算プログラム123が計算することになる。
具体的には、図4の右欄のDOP閾値の変動比率(%)である、例えば100%や50%というデータと初期値に基づきDOP閾値を算出する。すなわち、DOP閾値は、「初期値×DOP閾値の変動比率(%)」で計算される。
この初期値は、DOP値と対比可能なDOP閾値を算出するための数値であり、例えば、数値「10」である。
上述のように、インドアモードGPS衛星数の比率が、0%でDOP閾値の変動比率(%)が100%の場合は、10(初期値)×100(%)=10となり、DOP閾値は「10」となる。
また、インドアモードGPS衛星数の比率が、100%で、DOP閾値の変動比率(%)が50%の場合は、10(初期値)×50(%)=5となり、DOP閾値は「5」となる。
このように、DOP閾値は、DOP閾値の変動比率(%)が小さいほど、その値が小さくなり、DOP閾値が小さいほど、測位装置100が受信するGPS衛星10a等からの信号強度が弱くなることを示す。
逆に、DOP閾値は、その値が大きいほど、測位装置100が受信するGPS衛星10a等からの信号強度が強くなることを示す。
したがって、DOP閾値は、アウトドアモード又はインドアモードのGPS衛星10a等の割合に基づく情報の一例となっている。
以上のように、各GPS衛星10a等ごとのアウトドアモード又はインドアモードの割合に基づいて、DOP閾値を求めることで、測位装置100が捕捉したGPS衛星10a等の全体の電波の受信環境を簡易且つ精度良く示すことができる。
このようにして、DOP閾値計算プログラム123で計算されたDOP閾値は、図3の第2記憶部130のDOP閾値計算結果データ134に格納される。
なお、このように算出されるDOP閾値は、図4に示すように、「10乃至5」の値となっており、これらのDOP閾値は、DOP値と対比可能な数値となっている。すなわち、DOP値も10乃至5の値を有する値となっている。
したがって、図3のDOP閾値計算プログラム123は、GPS衛星10a等からの電波の信号強度のモード情報に基づき、DOP値と測位精度に関し対比可能な受信環境指数情報(DOP閾値等)を生成する受信環境指標情報生成手段の一例となっている。
また、図3に示すように、第2の記憶部120は、測位結果出力可否プログラム125を有している。測位結果出力可否プログラム125は、図3の第2記憶部130のDOP値計算結果等データ132のDOP値と、DOP閾値計算結果データ134であるDOP閾値と比較し、DOP値に基づいて測位した測位結果を出力するか否かを判断する。
具体的には、測位結果出力可否プログラム125は、例えば、DOP値がDOP閾値以下の場合に測位結果データ135を表示装置102に表示させる構成となっている。
例えば、DOP値が「8」で、測位部111が捕捉したGPS衛星10a等が全てアウトドアモードで受信環境が良く、受信環境閾値であるDOP閾値が「10」の場合は、測位結果出力可否プログラム125は、DOP値「8」がDOP閾値「10」以下であるため、測位結果データ125を表示しても良いと判断する。
すなわち、GPS衛星10a等からの信号強度が強く、全てがアウトドアモードである場合は、DOP値が高い場合であっても精度良く測位できる可能性が大であるため、図4等からDOP閾値を「10」という高めに設定し、DOP値が「10」以下の場合は測位結果データ135を表示するように構成されている。
一方、GPS衛星10a等からの信号強度が弱く、全てがインドアモードである場合は、DOP値が高い場合は、精度良く測位できる可能性が低いため、図4等からDOP閾値を「5」という低めに設定し、DOP値が「5」以下の場合、すなわち、DOP値が良い場合のみ測位結果データ135を表示する構成となっている。
また、このDOP閾値は、図4等から信号強度が強い程、数値が大きく、信号強度が弱くなるに従い、数値が下がる構成となっている。例えば、数値は「10、9、8、7、6、5」となっている。
このように、測位装置100が捕捉した例えば、8個のGPS衛星10a等の全体の信号強度が弱くなるに従い、段階的に低いDOP値による測位を要求する構成となっている。
すなわち、測位結果出力可否プログラム125は、DOP値とDOP閾値に基づいて、測位結果データ135を表示装置102に出力するか否かを判断する測位情報判断手段の一例である。
本実施の形態に係る測位装置100は以上のように構成されるが、以下、その動作例等について説明する。
(測位装置100の主な動作例について)
図5は、本実施の形態の測位装置100の主な動作例を示す概略フローチャートである。
先ず、図1に示す測位装置100の利用者が操作装置102を操作することで、測位が開始される(ST1)。
次に、ST2で、図3のDOP閾値計算プログラム123がDOP閾値計算用テーブルデータ124に基づき計算を行う際の初期値が設定される。この初期値はDOP値と対比可能なDOP閾値を図3のDOP閾値計算プログラム123が算出するための基準となる値である。
初期値は固定値を予め記憶装置107に記憶させてもよいし、利用者が任意の値を設定できるようにしてもよい。本実施の形態では、DOP値と対比可能なDOP閾値を算出するための初期値として「10」を設定したことを例に、以下説明する。
次に、ST3で、受信データ解析を行う。図6は、ST3の受信データ解析の動作例を示す概略フローチャートである。
図6に示すように、先ず、初期値設定を行う(ST32)。すなわち、前回の受信データ解析等のデータをリセットし、一旦、例えば、初期値を「0」とする。
次に、衛星を捕捉できたか否かを判断する(ST33)。すなわち、図3の測位部111が、図1のGPS衛星10a等を捕捉できたか否かを判断する。そして、本実施の形態では、測位装置100は、8チャンネルを有し、8個のGPS衛星10a等を捕捉可能となっている。
したがって、測位装置100は、第1チャンネルから第8チャンネルまで順番にGPS衛星10a等の捕捉動作を行う。
先ず、測位装置100は、第1チャンネルについてGPS衛星10a等の捕捉動作を実行する。第1チャンネルでGPS衛星10a等を捕捉できないときは、次のチャンネル、すなわち、第2チャンネルへと進むと共に処理済みのチャンネル(Ch)に1を加える(ST39)。
一方、第1チャンネルで例えば、GPS衛星10aを捕捉できたときは、捕捉衛星数(SV)に1を加える(ST34)。
次に、捕捉したGPS衛星10aからの電波の信号強度からGPS衛星10aがインドアモードか、アウトドアモードかを判断する(ST35)。具体的には、図3の第1記憶部120のGPS衛星の測位モード判定プログラム122が判断する。
そして、その結果を図3のGPS衛星測位モード判定結果データ133として、第2記憶部130に記憶する。
次に、GPS衛星10aの測位モードを判断する(ST36)。すなわち、GPS衛星10aがアウトドアモードである場合は、ST37に示すように、アウトドアモードで捕捉した衛星数(SVout)に1を加える。
一方、GPS衛星10aがインドアモードである場合は、ST38に示すように、インドアモードで捕捉した衛星数(SVin)に1を加える。
これで、第1チャンネルについては、終了し、ST39に示すように、次のチャンネル、すなわち、第2チャンネルに進むと共に、処理済みのチャンネル(Ch)に1を加える。
次に、処理済みのチャンネルが8となっているか否か、すなわち、8個のチャンネルの全てについての処理が終了したか否かを判断し(ST40)、終了するまで第1乃至第8チャンネルまで同様の動作を繰り返す。
図7(a)(b)は、このようにして、受信データの解析を行った解析例を示す表である。図7(a)は、GPS衛星10a乃至10hが全て、アウトドアモードであった場合を示す。
図7(b)は、GPS衛星10a、10c、10f、10gが、アウトドアモードで、GPS衛星10b、10d、10eがインドアモードであり、GPS衛星10hが捕捉できなかった場合を示す。
すなわち、図7(a)(b)のようなデータが図3の第2記憶部130にGPS衛星測位モード判定結果データ133として格納される。
以上のように受信データ解析(ST3)が終了すると、図5に示すように捕捉衛星数(SV)が4以上か否かを判断する(ST4)。
GPSを使用した単独測位で測位情報である緯度、経度及び高度を求めるには、最低4個のGPS衛星10a等を捕捉することが必要である。
但し、GPS衛星10a等のうち、1個が楕円体中心に位置すると仮定して計算を行えば、GPS衛星10a等が3個しか捕捉できなかった場合でも測位(2次元測位)を行うことができるので、本実施の形態と異なりGPS衛星10a等が3個以上捕捉できたか否かを判断する構成としてもよい。
本実施の形態では、4個以上捕捉していない場合は、測位不可能と判断し、ST3の受信データ解析を再び行う。
一方、捕捉衛星数(SV)が4個以上の場合は、DOP値を計算する(ST5)(衛星選択指標情報生成工程の一例)。すなわち、ST3で捕捉されたGPS衛星10a等の配置状態を示すDOP値を計算する。具体的には、図3の第1記憶部120のDOP値計算プログラム121が、第2記憶部130のGPS衛星データ131に基づきDOP値を計算し、その計算結果を第2記憶部130にDOP値計算結果等データ132として格納する。
ST3で捕捉されたGPS衛星10a等が5個以上の場合は、DOP値は複数の値となる。
次に、測位装置100は、位置計算を行う(ST6)(測位工程の一例)。すなわち、図3の制御部110は、第2記憶部130のDOP値計算結果等データ132から、最も小さい値のDOP値を選択し、そのDOP値に対応する4個のGPS衛星10a等を測位用GPS衛星10aa、10bb、10cc、10ddとする。
そして、測位部111は、これら4個の測位用GPS衛星10aa等の航法データに基づいて、測位情報である緯度、経度及び高度情報を取得する。位置計算は、航法データに基づいて行われ、WGS−84測地系での観測地点の座標が算出される。
本実施の形態では、利用者にとってわかりやすい表示とするために、上記座標を観測地点で通常使用されている測地系、例えば、観測地点が日本国内の場合には、日本測地系による緯度、経度及び高度に変換される。
次に、DOP閾値を決定する(ST7)(受信環境指標情報生成工程の一例)。すなわち、図3のDOP閾値計算プログラム123が、GPS衛星測位モード判定結果データ133及びDOP閾値計算用テーブル(図4のDOP値変動比率テーブル)124に基づきDOP閾値を決定する。
図8は、DOP閾値決定の動作例を示す概略フローチャートである。図8に示すDOP閾値決定の動作例を図7(a)又は図7(b)の例に基づき説明する。
先ず、図8のST72でインドアモードの割合を計算する(ST72)。すなわち、図7(a)の場合は、捕捉されたGPS衛星10a等の全てがアウトドアモードであるので、図4のDOP値変動比率テーブルから、インドアモードの割合は、0/8×100となり、0%である。
一方、図7(b)の場合は、捕捉されたGPS衛星10a等の3個がインドアモードなので、図4のDOP値変動比率テーブルからインドアモードの割合は、3/7×100となり、約42.8%である。
次に、図4のDOP値変動比率テーブルからDOP閾値の変動比率を取得する(ST73)。すなわち、図7(a)の場合は、図4の左欄の数値が「0%」であるから、DOP閾値変動比率は「100%」となる。
また、図7(b)の場合は、図4の左欄の数値が「42.8%」であるから、DOP閾値変動比率は「80%」となる。
次に、DOP閾値を算出する(ST74)。すなわち、図3のDOP閾値計算プログラム123は、ST2の初期値である「10」に基づいてDOP閾値を算出する。
具体的には、図7(a)の場合は、10×100%=10となり、DOP閾値は「10」となる。
一方、図7(b)の場合は、10×80%=8となり、DOP閾値は「8」となる。
このように、DOP閾値が算出されて、図5のDOP閾値決定の工程が終了する。
次に、ST5で算出されたDOP値が、ST7で算出されたDOP閾値以下であるか否かを判断し(ST8)、以下である場合は、ST6の測位計算の結果を出力し、DOP閾値を超える場合は、測位計算の結果を出力しない(ST9)(測位情報判断工程及び出力工程の一例)。
すなわち、図3の第1記憶部120の測位結果出力可否プログラム125は、第2記憶部130のDOP値結果結果等データ132のDOP値が、DOP閾値計算結果データ134のDOP閾値以下か否かを判断し、以下の場合のみ、第2記憶部130の測位結果データ135を表示部102aを介して表示装置102に表示させる。
具体的には、図7(a)の場合は、DOP値が「10」以下の場合、測位結果が出力され、図7(b)の場合は、DOP値が「8」以下の場合のみ、測位結果が出力されることになる。
このように、本実施の形態によれば、図7(a)と図7(b)とでは、図7(b)の方がよりDOP値が小さいことが求められている。すなわち、図7(b)に示すように、インドアモードを含んでいる場合は、GPS衛星10aから電波の信号強度が弱くなり、測位精度が低下するおそれがある。
そして、このように信号強度が弱くなっている状態にもかかわらず、DOP値が大きい状態で測位すると測位精度が低下しているおそれがある。そして、このように測位精度が低下した状態の測位結果を表示装置102に表示すると、測位装置100の信頼性が低下する。
そこで、本実施の形態では、このように測位精度が低下するおそれがある測位結果は、表示装置102に出力しないように処理することで、測位装置100の信頼性が低下するのを未然に防ぐ構成となっている。
また、図7(a)のように、GPS衛星10a等からの電波の信号強度が強い場合は、DOP値が図7(b)では出力しない値でも、測位装置100の測位精度が低下するおそれが少ない。そこで、図7(a)は、図7(b)の場合では出力しないDOP値でも、測位結果を出力する構成としている。
このように、GPS衛星10a等の受信環境の程度により、DOP値に対する信頼性を変動させ、より精度の高い測位結果のみを表示装置102に表示させ、測位装置100の信頼性を向上させる構成となっている。
なお、本実施の形態のように、図3のGPS衛星の測位モード判定プログラム122が測位モード(インドアモード又はアウトドアモード)を生成する対象となっているGPS衛星10a等に、実際に測位部111が測位に使用する測位用GPS衛星10aa等が含まれる場合は、DOP閾値は、実際に測位に使用するGPS衛星10a等から算出されることとなり、測位用GPS衛星10aa等からの電波の信号強度等の受信環境をより正確に把握することができることになる。
(プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体等について)
コンピュータに上述の動作例の衛星選択指標情報生成工程、測位工程、出力工程、受信環境指標情報生成工程、測位情報判断工程等を実行させるための測位プログラム等とすることができる。
また、このような測位プログラム等を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体とすることもできる。
これら測位プログラム等をコンピュータにインストールし、コンピュータによって実行可能な状態にするために用いられるプログラム格納媒体は、例えばフロッピー(登録商標)のようなフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Compact Disc−Recordable)、CD−RW(Compact Disc−Rewriterble)、DVD(Digital Versatile Disc)などのパッケージメディアのみならず、プログラムが一時的若しくは永続的に格納される半導体メモリ、磁気ディスクあるいは光磁気ディスクなどで実現することができる。
本発明は、上述の各実施の形態に限定されない。さらに、上述の各実施の形態は、相互に組み合わせて構成するようにしてもよい。
本発明の実施の形態にかかる測位装置を示す概略図である。 図1の測位装置の主なハードウエア構成を示す概略図である。 図1の測位装置の主なソフトウエア構成を示す概略図である。 DOP閾値計算用テーブルデータである例えば、DOP値変動比率テーブルを示す概略図である。 本実施の形態の測位装置の主な動作例を示す概略フローチャートである。 ST3の受信データ解析の動作例を示す概略フローチャートである。 (a)(b)は、受信データの解析を行った解析例を示す表である。 DOP閾値決定の動作例を示す概略フローチャートである。 DOP値の概略説明図である。
符号の説明
10a乃至10h・・・GPS衛星、10aa乃至10dd・・・測位用GPS衛星、100・・・測位装置、101・・・受信装置、101a・・・受信部、102・・・表示装置、102a・・・表示部、103・・・操作装置、103a・・・操作部、105・・・バス、106・・・制御装置、107・・・記憶装置、110・・・制御部、111・・・測位部、120・・・第1記憶部、121・・・DOP値計算プログラム、122・・・GPS衛星の測位モード判定プログラム、123・・・DOP閾値計算プログラム、124・・・DOP閾値計算用テーブルデータ、125・・・測位結果出力可否プログラム、130・・・第2記憶部、131・・・GPS衛星データ、132・・・DOP値計算結果等データ、133・・・GPS衛星測位モード判定結果データ、134・・・DOP閾値計算結果データ、135・・・測位結果データ。

Claims (7)

  1. 天空に配置される位置情報衛星の衛星配置情報に基づき、測位に使用する複数の前記位置情報衛星を選択するための衛星選択指標情報を生成する衛星選択指標情報生成手段と、
    前記衛星選択指標情報に基づいて選択された前記複数の位置情報衛星を用いて測位情報を取得する測位手段と、
    前記測位情報を出力する出力手段と、を有する測位装置であって、
    前記位置情報衛星からの電波の受信環境情報に基づき、前記衛星選択指標情報と測位精度に関し対比可能な前記位置情報衛星の受信環境指標情報を生成する受信環境指標情報生成手段と、
    前記衛星選択指標情報と前記受信環境指標情報に基づいて、前記測位情報を前記出力手段へ出力するか否かを判断する測位情報判断手段と、を有することを特徴とする測位装置。
  2. 前記受信環境指標情報生成手段が受信環境指標情報を生成する前記位置情報衛星が、前記測位に使用する複数の前記位置情報衛星であることを特徴とする請求項1に記載の測位装置。
  3. 前記受信環境指標情報が受信環境閾値情報であり、前記衛星選択指標情報が前記位置情報衛星の配置状態を示すDOP(Dilution Of Precision)値情報であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の測位装置。
  4. 前記受信環境情報が、前記位置情報衛星からの信号強度が強いアウトドアモード又は、 前記位置情報衛星からの信号強度が弱いインドアモードであり、
    前記複数の位置情報衛星は、それぞれ、前記アウトドアモード又は前記インドアモードとされ、
    前記受信環境指標情報が、前記アウトドアモード又は前記インドアモードの前記位置情報衛星の割合に基づく情報であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の測位装置。
  5. 測位装置の衛星選択指標情報生成手段が、天空に配置される位置情報衛星の衛星配置情報に基づき、測位に使用する複数の前記位置情報衛星を選択するための衛星選択指標情報を生成する衛星選択指標情報生成工程と、
    測位装置の測位手段が、前記衛星選択指標情報に基づいて選択された前記複数の位置情報衛星を用いて測位情報を取得する測位工程と、
    測位装置の出力手段が、前記測位情報を出力する出力工程と、を有する測位方法であって、
    測位装置の受信環境指標情報生成手段が、前記位置情報衛星からの電波の受信環境情報に基づき、前記衛星選択指標情報と測位精度に関し対比可能な前記位置情報衛星の受信環境指標情報を生成する受信環境指標情報生成工程と、
    測位装置の測位情報判断手段が、前記衛星選択指標情報と前記受信環境指標情報に基づいて、前記測位情報を前記出力手段へ出力するか否かを判断する測位情報判断工程と、を有することを特徴とする測位方法。
  6. コンピュータに、測位装置の衛星選択指標情報生成手段が、天空に配置される位置情報衛星の衛星配置情報に基づき、測位に使用する複数の前記位置情報衛星を選択するための衛星選択指標情報を生成する衛星選択指標情報生成工程と、
    測位装置の測位手段が、前記衛星選択指標情報に基づいて選択された前記複数の位置情報衛星を用いて測位情報を取得する測位工程と、
    測位装置の出力手段が、前記測位情報を出力する出力工程と、を有し、
    測位装置の受信環境指標情報生成手段が、前記位置情報衛星からの電波の受信環境情報に基づき、前記衛星選択指標情報と測位精度に関し対比可能な前記位置情報衛星の受信環境指標情報を生成する受信環境指標情報生成工程と、
    測位装置の測位情報判断手段が、前記衛星選択指標情報と前記受信環境指標情報に基づいて、前記測位情報を前記出力手段へ出力するか否かを判断する測位情報判断工程と、を実行させるための測位プログラム。
  7. コンピュータに、測位装置の衛星選択指標情報生成手段が、天空に配置される位置情報衛星の衛星配置情報に基づき、測位に使用する複数の前記位置情報衛星を選択するための衛星選択指標情報を生成する衛星選択指標情報生成工程と、
    測位装置の測位手段が、前記衛星選択指標情報に基づいて選択された前記複数の位置情報衛星を用いて測位情報を取得する測位工程と、
    測位装置の出力手段が、前記測位情報を出力する出力工程と、を有し、
    測位装置の受信環境指標情報生成手段が、前記位置情報衛星からの電波の受信環境情報に基づき、前記衛星選択指標情報と測位精度に関し対比可能な前記位置情報衛星の受信環境指標情報を生成する受信環境指標情報生成工程と、
    測位装置の測位情報判断手段が、前記衛星選択指標情報と前記受信環境指標情報に基づいて、前記測位情報を前記出力手段へ出力するか否かを判断する測位情報判断工程と、を実行させるための測位プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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