JP2000228317A - トランス - Google Patents
トランスInfo
- Publication number
- JP2000228317A JP2000228317A JP11030290A JP3029099A JP2000228317A JP 2000228317 A JP2000228317 A JP 2000228317A JP 11030290 A JP11030290 A JP 11030290A JP 3029099 A JP3029099 A JP 3029099A JP 2000228317 A JP2000228317 A JP 2000228317A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- component
- insulating component
- transformer
- plug
- creep
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Insulating Of Coils (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 沿面距離を確保するために、絶縁性の差込式
部品を設けたトランスを提供する。 【解決手段】 1次コイル及び2次コイル間にコの字型
の形状を持つ差込式絶縁部品2を設けていることを特徴
とするトランス。
部品を設けたトランスを提供する。 【解決手段】 1次コイル及び2次コイル間にコの字型
の形状を持つ差込式絶縁部品2を設けていることを特徴
とするトランス。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高絶縁耐圧が要求
されるトランスに関するものである。
されるトランスに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3に、従来のトランスを示す。図3に
おいて、1次巻線4と2次巻線5の間に沿面距離を取る
場合、絶縁性のバリアテープ7を巻く方法が一般的であ
る。
おいて、1次巻線4と2次巻線5の間に沿面距離を取る
場合、絶縁性のバリアテープ7を巻く方法が一般的であ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の巻き方には、次のような欠点がある。即ち、テープ幅
が狭くなると、テープの蛇行や粘着不良等により自動テ
ーピングが難しくなる。
の巻き方には、次のような欠点がある。即ち、テープ幅
が狭くなると、テープの蛇行や粘着不良等により自動テ
ーピングが難しくなる。
【0004】 従って、本発明は、沿面距離を確保す
るために、バリアテープの代わりに絶縁性の差込式部品
を使用したトランスを提供することにある。
るために、バリアテープの代わりに絶縁性の差込式部品
を使用したトランスを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、絶縁性
を有する差込式部品を用いれば、自動化が可能となり、
また、沿面距離を長くして、沿面耐圧を向上させたトラ
ンスが得られる。
を有する差込式部品を用いれば、自動化が可能となり、
また、沿面距離を長くして、沿面耐圧を向上させたトラ
ンスが得られる。
【0006】 即ち、本発明は、絶縁部品を介して重
ね巻きした1次コイル及び2次コイルを具備して構成さ
れたトランスであって、1次コイル及び2次コイル間に
差込式絶縁部品を設けているトランスである。
ね巻きした1次コイル及び2次コイルを具備して構成さ
れたトランスであって、1次コイル及び2次コイル間に
差込式絶縁部品を設けているトランスである。
【0007】 また、本発明は、前記差込式絶縁部品
が略コの字型の形状を持ち、前記コの字の相反する二辺
が開放端近傍で狭まっているトランスである。
が略コの字型の形状を持ち、前記コの字の相反する二辺
が開放端近傍で狭まっているトランスである。
【0008】 また、本発明は、差込式絶縁部品を設
けることにより、1次コイルと2次コイル間の沿面距離
を長くして、沿面耐圧を向上させるトランスである。
けることにより、1次コイルと2次コイル間の沿面距離
を長くして、沿面耐圧を向上させるトランスである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。
て、図面を参照しながら説明する。
【0010】 図1は、本発明の実施の形態によるト
ランスの斜視図である。図1に示すように、本発明は、
段差付きボビン(段差の代わりに差込式絶縁部品を装着
しても良い)に1次巻線および層間テーピングを施した
後で、バリアテープの代わりとなる差込式絶縁部品2を
装着し、沿面距離を確保した後、2次巻線をするもので
ある。
ランスの斜視図である。図1に示すように、本発明は、
段差付きボビン(段差の代わりに差込式絶縁部品を装着
しても良い)に1次巻線および層間テーピングを施した
後で、バリアテープの代わりとなる差込式絶縁部品2を
装着し、沿面距離を確保した後、2次巻線をするもので
ある。
【0011】 本発明は、図1のような方法で、1次
−2次間の沿面距離を確保し、その距離に応じて耐電圧
を変化できる。
−2次間の沿面距離を確保し、その距離に応じて耐電圧
を変化できる。
【0012】 図2は、本発明の実施の形態による差
込式絶縁部品の斜視図である。差込式絶縁部品は、差込
後、容易に外れないように、図2(a)、図2(b)の
ように、開口部が内側に向いているか、もしくは、図2
(c)、図2(d)のように、開口部先端が内側を向い
ているか、図2(e)、図2(f)のように、相対する
二辺部に凸部の形状を有しているか、図2(g)のよう
に、相対する二辺部に切りおこしを有する形状で、いず
れも差込に耐え得る適度な弾性を有しているものとす
る。
込式絶縁部品の斜視図である。差込式絶縁部品は、差込
後、容易に外れないように、図2(a)、図2(b)の
ように、開口部が内側に向いているか、もしくは、図2
(c)、図2(d)のように、開口部先端が内側を向い
ているか、図2(e)、図2(f)のように、相対する
二辺部に凸部の形状を有しているか、図2(g)のよう
に、相対する二辺部に切りおこしを有する形状で、いず
れも差込に耐え得る適度な弾性を有しているものとす
る。
【0013】
【発明の効果】以上、説明したごとく、本発明によれ
ば、バリアテープの代わりに絶縁性の差込式部品を使用
することで、容易に自動化ができ、沿面距離を長くし
て、沿面耐圧を向上させたトランスが提供できる。
ば、バリアテープの代わりに絶縁性の差込式部品を使用
することで、容易に自動化ができ、沿面距離を長くし
て、沿面耐圧を向上させたトランスが提供できる。
【図1】本発明の実施の形態によるトランスの分解斜視
図。
図。
【図2】本発明の実施の形態による差込式絶縁部品の斜
視図。図2(a)、図2(b)は、開口部が内側に向い
ている形状の差込式絶縁部品を示す図。図2(c)、図
2(d)は、開口部先端が内側に向いている形状の差込
式絶縁部品を示す図。図2(e)、図2(f)は、相対
する二辺部に凸部の形状を有する差込式絶縁部品を示す
図。図2(g)は、相対する二辺部に切りおこしを有す
る形状の差込式絶縁部品を示す図。
視図。図2(a)、図2(b)は、開口部が内側に向い
ている形状の差込式絶縁部品を示す図。図2(c)、図
2(d)は、開口部先端が内側に向いている形状の差込
式絶縁部品を示す図。図2(e)、図2(f)は、相対
する二辺部に凸部の形状を有する差込式絶縁部品を示す
図。図2(g)は、相対する二辺部に切りおこしを有す
る形状の差込式絶縁部品を示す図。
【図3】従来のトランスの断面図。
1 ボビン端子 2 差込式絶縁部品 3 コア 4 1次巻線部 5 2次巻線部 6 絶縁テープ 7 バリアテープ 8 沿面用段差
Claims (3)
- 【請求項1】 絶縁部品を介して重ね巻きした1次コイ
ル及び2次コイルを具備して構成されたトランスであっ
て、1次コイル及び2次コイル間に差込式絶縁部品を設
けていることを特徴とするトランス。 - 【請求項2】 請求項1記載の差込式絶縁部品は、略コ
の字型の形状を持ち、前記コの字の相反する二辺が開放
端近傍で狭まっていることを特徴とするトランス。 - 【請求項3】 請求項1記載の差込式絶縁部品を設ける
ことにより、1次コイルと2次コイル間の沿面距離を長
くして、沿面耐圧を向上させることを特徴とするトラン
ス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11030290A JP2000228317A (ja) | 1999-02-08 | 1999-02-08 | トランス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11030290A JP2000228317A (ja) | 1999-02-08 | 1999-02-08 | トランス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000228317A true JP2000228317A (ja) | 2000-08-15 |
Family
ID=12299608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11030290A Withdrawn JP2000228317A (ja) | 1999-02-08 | 1999-02-08 | トランス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000228317A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100464095B1 (ko) * | 2002-08-09 | 2005-01-03 | 삼성전자주식회사 | 트랜스포머의 보빈 고정장치 |
KR100708624B1 (ko) * | 2004-05-13 | 2007-04-18 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 측위 장치, 측위 방법, 측위 프로그램을 기록한 컴퓨터 독취 가능한 기록 매체 |
-
1999
- 1999-02-08 JP JP11030290A patent/JP2000228317A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100464095B1 (ko) * | 2002-08-09 | 2005-01-03 | 삼성전자주식회사 | 트랜스포머의 보빈 고정장치 |
KR100708624B1 (ko) * | 2004-05-13 | 2007-04-18 | 세이코 엡슨 가부시키가이샤 | 측위 장치, 측위 방법, 측위 프로그램을 기록한 컴퓨터 독취 가능한 기록 매체 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0232767B2 (ja) | ||
JPH10145990A (ja) | アウタロータモータの固定子鉄心 | |
JP3573603B2 (ja) | 電磁装置 | |
JP2000228317A (ja) | トランス | |
JPH09115745A (ja) | トランス | |
JPH08237897A (ja) | 誘導電動機の固定子 | |
JPH09129457A (ja) | トランス | |
JPH09306759A (ja) | コイルボビン | |
JPS635209Y2 (ja) | ||
JP5008213B2 (ja) | リアクター | |
JP2727961B2 (ja) | トランス | |
JP3409009B2 (ja) | スイッチングトランス | |
JP3677823B2 (ja) | 放電灯安定器 | |
JP2004039878A (ja) | コイル部品 | |
JP2533664Y2 (ja) | フープ端子 | |
JPH0110916Y2 (ja) | ||
JPH0140176Y2 (ja) | ||
JP3894258B2 (ja) | ステータ巻線構造 | |
JP3407522B2 (ja) | コイル部品 | |
JP2500715Y2 (ja) | 電磁装置 | |
JPH058665Y2 (ja) | ||
JPH11111536A (ja) | コイル用コア固定金具及びこのコイル用コア固定金具を用いたコイル | |
JPH0897030A (ja) | インダクター | |
JPS6237918A (ja) | トランス | |
JPH05114423A (ja) | 電線接続端子 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050524 |
|
A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20060512 |