JP2005324586A - 車両におけるシートベルト装置の調整構造 - Google Patents

車両におけるシートベルト装置の調整構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 シートベルト装置のスライドプレートのロック解除ボタンが展開するエアバッグによって押されるのを防止することで、シートベルトの乗員拘束性能を確保する。
【解決手段】 車両の衝突時にルーフライニング38とピラーガーニッシュ36との接続部を押し開いてエアバッグ21が下向きに展開する際に、乗員をシートに拘束するウエビング43を摺動自在に支持するスリップジョイント44を備えたスライドプレート42に設けたロック解除ボタン58が、下から上に押されたときにセンターピラー12に対するスライドプレート52のロックが解除されるように構成されているため、下向きに展開するエアバッグ12によりロック解除ボタン58が押されてロックが解除されるのを防止することができる。これにより、スライドプレート42と共にスリップジョイント44が下方に移動してウエビング43が緩み、シートベルト装置が乗員拘束性能を充分に発揮できなくなる事態を未然に防止することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ルーフの側縁から車室の側部内面に沿ってエアバッグを下向きに展開させるエアバッグ装置と、ピラーに設けたスリップジョイントにウエビングの中間部を摺動自在に案内させたシートベルト装置とを備えた車両において、前記スリップジョイントの上下位置を調整するための構造に関する。
乗員をシートに拘束するウエビングを摺動自在に案内するスリップジョイント51がアジャスタブルアンカー53を介して固定されたスライドプレート52を、センターピラーガーニッシュ22の内面に沿って上下動自在に支持したシートベルト装置において、ルーフの側縁から車室の内面に沿ってカーテン状に展開するエアバッグ31がシートベルト装置のスリップジョイント51に引っ掛かってスムーズに展開できなくなるのを防止すべく、スリップジョイント51の上方のセンターピラーガーニッシュ22あるいはスライドプレート52に断面三角形の突起部22a,52aを形成し、この突起部22a,52aで展開するエアバッグ31をセンターピラー12から遠ざかるように案内するものが、下記特許文献1により公知である。
特許第3460636号公報
ところで、乗員の体格に合わせてシートベルト装置のスリップジョイントの位置を上下方向に調整するとき、従来はスリップジョイントを支持するスライドプレートに設けたロック解除ボタンを上から下に押してセンターピラーに対するスライドプレートのロックを解除した状態で、スライドプレートをセンターピラーに沿って上下方向に移動させ、所定の位置でロック解除ボタンを離してスライドプレートをセンターピラーにロックしていた。
しかしながら上記従来の構造では、車両の衝突時にルーフの側縁から下向きに展開するエアバッグがシートベルト装置のロック解除ボタンと干渉すると、ロック解除ボタンがエアバッグによって下向きに押されてロックが解除されてしまい、スライドプレートがスリップジョイントと共に下向きに移動してウエビングが緩むことで乗員拘束性能が低下してしまう可能性があった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、シートベルト装置のスライドプレートのロック解除ボタンが展開するエアバッグによって押されるのを防止することで、シートベルトの乗員拘束性能を確保することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、折り畳み状態のエアバッグを収納したエアバッグモジュールをルーフの側縁に沿って配置し、車両の衝突時に膨張するエアバッグが、ルーフを車室側から覆うルーフライニングと、ピラーを車室側から覆うピラーガーニッシュとの接続部を押し開いて車室内に下向きに展開するエアバッグ装置と、乗員をシートに拘束するウエビングの中間部を、ピラーガーニシュに沿って上下位置調整可能、かつ所定の位置でピラーにロック可能なスライドプレートに設けたスリップジョイントに摺動自在に案内させたシートベルト装置とを備えた車両において、ピラーに対するスライドプレートのロックを解除するロック解除ボタンを、下から上に押して操作するように構成したとを特徴とする、車両におけるシートベルト装置の調整構造が提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、ロック解除ボタンを引張スプリングで下向きに付勢したことを特徴とする、車両におけるシートベルト装置の調整構造が提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、スライドプレートに上下方向に延びる線状レールを突設し、この線状レールをピラーガーニッシュに突設した円弧面に摺動自在に接触させたことを特徴とする、車両におけるシートベルト装置の調整構造が提案される。
また請求項4に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、ピラーガーニッシュの上部の1か所をクリップでピラーに固定し、ピラーガーニッシュの下部の前後2か所を係止爪でピラーに固定したことを特徴とする、車両におけるシートベルト装置の調整構造が提案される。
また請求項5に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、ピラーガーニッシュの上端に車体パネルに形成した被係止部に係合可能な係止突起を備え、その係止突起をリブで補強したことを特徴とする、車両におけるシートベルト装置の調整構造が提案される。
尚、実施例のセンターピラー12は本発明のピラーに対応し、実施例の上部ピラーガーニッシュ36は本発明のピラーガーニッシュに対応し、実施例のガセット39は本発明の車体パネルに対応し、実施例の引張コイルスプリング60は本発明の引張スプリングに対応する。
請求項1の構成によれば、車両の衝突時に膨張するエアバッグが、ルーフを車室側から覆うルーフライニングと、ピラーを車室側から覆うピラーガーニッシュとの接続部を押し開いて車室内に下向きに展開する際に、乗員をシートに拘束するウエビングの中間部を摺動自在に支持するスリップジョイントを備えたスライドプレートに設けたロック解除ボタンが、下から上に押されたときにピラーに対するスライドプレートのロックが解除されるように構成されているため、ピラーに沿って下向きに展開するエアバッグによりロック解除ボタンが押されてロックが解除されるのを防止することができる。これにより、スライドプレートと共にスリップジョイントが下方に移動してウエビングが緩み、シートベルト装置が乗員拘束性能を充分に発揮できなくなる事態を未然に防止することができる。
請求項2の構成によれば、ロック解除ボタンを引張スプリングで下向きに付勢したことで、ロック解除ボタンを上向きに押したときに引張スプリングが引き伸ばされるため、その引張スプリングが折れ曲がったり傾いたりするのを防止して安定した弾発力を発揮させ、ロック解除ボタンの操作フィーリングを高めることができる。仮に引張スプリングに代えて圧縮スプリングを採用すると、ロック解除ボタンを操作したときに圧縮スプリングが折れ曲がったり倒れたりして安定した弾発力を発揮させるのが難しくなり、ロック解除ボタンの操作フィーリングが低下してしまう。これを回避するために圧縮スプリングを太くすると、その配置スペースが増加してレイアウトが困難になる。
請求項3の構成によれば、スライドプレートに突設した上下方向に延びる線状レールを、ピラーガーニッシュに突設した円弧面に摺動自在に接触させたので、線状レールおよび円弧面を点接触させて少ない摩擦係数で摺動可能にし、スライドプレートの上下位置をピラーガーニッシュに沿って調整する作業を容易にすることができる。
請求項4の構成によれば、ピラーガーニッシュの上部の1か所をクリップでピラーに固定し、ピラーガーニッシュの下部の前後2か所を係止爪でピラーに固定したので、ピラーガーニッシュをピラーに対して精度良く位置決めすることができ、ピラーガーニッシュに摺動自在に支持したスライドプレートをピラーにロックする作業を確実にすることができる。
請求項5の構成によれば、ピラーガーニッシュの上端にリブで補強された係止突起を設け、この係止突起を車体パネルに形成した被係止部に係合したので、ピラーガーニッシュの上端の全体の肉厚を増加することなく、その取付剛性を高めることができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
図1〜図13は本発明の一実施例を示すもので、図1は自動車の車室の内面を示す図、図2は図1の2−2線拡大断面図、図3は図2の3方向矢視図、図4は図3の4−4線拡大断面図、図5は図4の5−5線拡大断面図、図6は図3の6−6線拡大断面図、図7は図3の7−7線拡大断面図、図8は図7の8−8線拡大断面図、図9は図6の9−9線拡大断面図、図10はロック解除ボタン、脚部およびスライドプレートの斜視図、図11はロック解除ボタン、脚部およびスライドプレートの正面図、図12は図11の12−12線拡大断面図、図13は図11の13−13線拡大断面図である。
図1に示すように、車両の車体側面にはフロントピラー11およびセンターピラー12間にフロントドア13が取り付けられるドア開口部14が形成され、センターピラー12およびリヤピラー15間にリヤドア16が取り付けられるドア開口部17が形成される。フロントピラー11の上端からリヤピラー15の上端まで延びるルーフ18の側縁に沿ってエアバッグモジュール19が設けられる。車両の側面衝突時あるいはロールオーバー時に所定値以上の加速度が検出されると、リヤピラー15の内部に配置したインフレータ20から供給される高圧ガスでエアバッグモジュール19に収納されたエアバッグ21が膨張し、車体の内部側面、即ちフロントピラー11、センターピラー12、リヤピラー15、フロントドア13のドアガラス13aおよびリヤドア16のドアガラス16aと、フロントシートおよびリヤシートに座った乗員との間に遮るように、ルーフ18の側縁から下向きにカーテン状に展開する。
図1および図2に示すように、ルーフ18はルーフアウター31およびルーフインナー32で構成され、センターピラー12はピラーアウター33およびピラーインナー34で構成されており、それらをルーフ18の側縁に沿って一体に溶接する溶接部を覆うように、湾曲したガセット39がルーフインナー32およびピラーインナー34に跨がって溶接される。またピラーアウター33の上端のルーフサイドレール部33aおよびピラーインナー34の上端のルーフサイドレール部34aは、フロントピラー11の上部およびリヤピラー15の上部に向けて車体前後方向に延びており、その下方でピラーアウター33およびピラーインナー34は柱状となって上下方向に延びている。
ルーフインナー32の車室35側の面と、ピラーインナー34のルーフサイドレール部34aの車室35側の面とが、合成樹脂製のルーフライニング38で覆われる。またピラーインナー34の車室35側の面が合成樹脂製の上部ピラーガーニッシュ36および下部ピラーガーニッシュ37で覆われる。折り畳んだエアバッグ21を収納するエアバッグモジュール19が前記ガセット39にボルト40で固定されており、そのエアバッグ21の後端がリヤピラー15内のインフレータ20に接続される。
次に、図3、図4および図10〜図13に基づいてシートベルト装置の構造を説明する。
上部ピラーガーニッシュ36は断面コ字状の部材であって、その内面(センターピラー12側の面)に沿ってスライドプレート42が上下摺動自在に支持される。スライドプレート42に形成した円弧状の開口42aの内側に、シートベルト装置のウエビング43が摺動自在に貫通するスリップジョイント44が配置されており、乗員の胸部に斜めに掛けられたウエビング43はスライドプレート42の開口42aからスリップジョイント44を経て下向きに方向変換し、センターピラー12の下端に配置した図示せぬリトラクタに巻き取られる。
ピラーインナー34の外面(上部ピラーガーニッシュ36側の面)に、上下方向に所定間隔で配置された複数個(実施例では5個)のロック孔45a…を有するロックプレート45が、上下2本のボルト46,46で固定される。ロックプレート45に沿って上下動自在に配置されたスライダ47は、円筒状のナット部材48と、ナット部材48に固定されたボールホルダ49と、ナット部材48に固定されたスライダ本体50と、スライダ本体50の上端に設けられたロックピンガイド部51と、ロックピンガイド部51から上方に突出する連結突起52と、ロックピンガイド部51に摺動自在に支持されたロックピン53とを備える。ウエビング43を摺動自在に案内するスリップジョイント44は、ナット部材48にボルト54で固定される。
ボールホルダ49に形成した支持孔49aに支持されたディテントボール55が板ばね56でロックプレート45に向けて付勢されており、ディテントボール55が何れかのロック孔45aに嵌合することで、スライダ47の上下方向の停止位置が節度良く位置決めされる。ボールホルダ49の上部を摺動自在に貫通するロックピン53は、圧縮コイルスプリング57によってロックプレート45のロック孔45a…に係合する方向に付勢される。
上部ピラーガーニッシュ36の中央部に形成した開口36aの内面に上下摺動自在に支持されたスライドプレート42は、車室35側に突出する突出部42bと、突出部42bの下面に開口するボタン支持孔42cとを備えており、ボタン支持孔42cにロック解除ボタン58が上下動自在に支持される。ロック解除ボタン58の上部には四角枠状の腕部59が一体に接続されており、腕部59の上端に設けたばね座59aとスライドプレート42の内面(センターピラー12側の面)に突設したばね座42dとの間に引張コイルスプリング60が装着される。従って、この引張コイルスプリング60の弾発力でロック解除ボタン58は下向きに付勢され、スライドプレート42のボタン支持孔42cから露出する。
枠状の腕部59は、上下方向に延びる一対の内縁59c,59dと、上下方向に延びる一対の外縁59e,59fとを備える(図10および図11参照)。一方、スライドプレート42の内面には、腕部59の一対の内縁59c,59dを摺動自在にガイドする一対の上部ガイド突起42e,42f(図12参照)と、腕部59の一対の外縁59e,59fを摺動自在にガイドする一対の下部ガイド突起42g,42h(図13参照)とを備える。これにより、腕部59はスライドプレート42の内面に沿ってスムーズに上下摺動することができる。
ロックピン53に直角に固定したピン状のカムフォロア61がロックピンガイド部51に軸方向に形成した長孔51aから外部に突出しており、このカムフォロア61に、腕部59に形成したカム面59b,59bが当接する。従って、ロック解除ボタン58を下から上に押すと、ロック解除ボタン58と一体のカム面59b,59bにカムフォロア61を押されたロックピン53が圧縮コイルスプリング57の弾発力に抗してロックプレート45のロック孔45aから引き抜かれる。
スライドプレート42の内面に突設した連結孔42iに、ロックピンガイド部51から上方に突出する連結突起52が係合することで、スライドプレート42とスライダ47とが一体に連結されており、従って、スライドプレート42を上下動させるとスライダ47が追従して上下動する。
次に、図2、図3および図6〜図10に基づいて上部ピラーガーニッシュ36の構造を説明する。
概略コ字状の断面を有するスライドプレート42の左右両側縁には、先端が丸められた線状レール42j…が突設されており、これらの線状レール42j…が摺動自在に当接する円弧面36b…(図7参照)が上部ピラーガーニッシュ36の内面に突設される。線状レール42j…の軸線と円弧面36b…の軸線とは直交しており、従って両者は点接触しながら僅かな摺動抵抗でスムーズに摺動することができ、乗員がスライドプレート42の上下位置を調整する作業が容易になる。
上部ピラーガーニッシュ36は、その上部の1か所と下部の前後2か所とでピラーインナー34に固定される。即ち、上部ピラーガーニッシュ36の上部内面に突設したボス部36cを貫通するクリップ62がピラーインナー34に形成したクリップ孔34bに係合し、上部ピラーガーニッシュ36の下端に突設した前後一対の係止爪36d,36dがピラーインナー34に形成した係止孔34c,34cに係合することで、上部ピラーガーニッシュ36がピラーインナー34に精度良く位置決めされた状態で固定される。
スライドプレート42は上部ピラーガーニッシュ36側に支持され、ロックプレート45やスライダ47はピラーインナー34側に支持されるが、上部ピラーガーニッシュ3636がピラーインナー34に対して精度良く位置決めされることで、ロックプレート45やスライダ47に対するスライドプレート42の相対位置を精密に管理し、スライドプレート42の上下動をスムーズに行わせることができる。
更に、上部ピラーガーニッシュ36の上端には、ピラーインナー34側に屈曲した後に上方に屈曲する係止突起36eが形成されており、その裏面側が複数のリブ36f…で補強される。一方、ピラーインナー34およびルーフインナー32を接続するガセット39に被係止部39aが形成されており、この被係止部39aに係止突起36eを係合させることで、上部ピラーガーニッシュ36の上端がガーニッシュ39に固定される。このとき、ルーフライニング38の端縁38aが、上部ピラーガーニッシュ36の上縁と係止突起36eとの間に形成された係止溝36g(図6参照)に係合して位置決めされる。
上部ピラーガーニッシュ36のような合成樹脂部品を成形するとき剛性を高めるべく肉厚を厚くすると成形性が低下するため、その最大厚さは3.5mm程度に制限されてしまうが、上部ピラーガーニッシュ36の係止突起36eを複数のリブ36f…で補強することで、それぞれの厚さを3.5mm以下に抑えながら、その係止突起36eの剛性を高めて上部ピラーガーニッシュ36の取り付け強度を高めることができる。。
次に、上記構成を備えた本発明の実施例の作用を説明する。
シートに着座した乗員の体格に合わせてシートベルト装置のスリップジョイント44の高さを調整するには、乗員が上部ピラーガーニッシュ36の開口36aから露出するスライドプレート42の突出部42bの上面およびロック解除ボタン58の下面を上下から摘まみ、ロック解除ボタン58を引張コイルスプリング60の弾発力に抗して下から上に押し上げる。ロック解除ボタン58と一体の腕部59に設けたカム面59b,59bが上方に移動すると、そのカム面59b,59bにカムフォロア61を案内されたロックピン53が圧縮コイルスプリング57を圧縮しながら後退し、ロックプレート45のロック孔45aから離脱することで、スライドプレート42のロックが解除される。
従って、乗員が突出部42bおよびロック解除ボタン58を摘んだまま上下に動かすことで、スライドプレート42をスライダ47と共に上下に移動させることができる。スライダ47に設けたディテントボール55が所定のロック孔45aに嵌合してスライドプレート42およびスライダ47が位置決めされたとき、ロック解除ボタン58を離すと、圧縮コイルスプリング57の弾発力でロックピン53が前進して新たなロック孔45aに係合することで、スライドプレート42がセンターピラー12に対して所定の高さにロックされ、スリップジョイント44の高さが乗員の体格に合わせて調整される。
このように、ロック解除ボタン58を下から上に押し上げてスライドプレート42のロックを解除するので、車両の衝突時にエアバッグモジュール19内に折り畳み状態で収納されたエアバッグ21が膨張し、ルーフライニング38の端縁28aを押し開いた開口から車室35の側部内面に沿って下向きに展開したとき、ロック解除ボタン58がエアバッグ21に押されて作動することが確実に防止される。これにより、エアバッグ21の展開時にスライドプレート42のロックが解除されてしまい、スライドプレート42と共にスリップジョイント44の位置か下降してウエビング43が緩むといった事態を阻止し、シートベルト装置の乗員拘束力を確保することができる。
しかも、ロック解除ボタン58を下向きに付勢する手段として引張コイルスプリング60を採用したので、ロック解除ボタン58を上向きに押したときに引張コイルスプリング60が引き伸ばされる。これにより、引張コイルスプリング60が折れ曲がったり傾いたりするのを防止して安定した弾発力を発揮させ、ロック解除ボタン58の操作フィーリングを高めることができる。もしも引張コイルスプリング60に代えて圧縮コイルスプリングを採用すると、ロック解除ボタン58を押したときに圧縮コイルスプリングが折れ曲がったり倒れたりして安定した弾発力を発揮させるのが難しくなり、ロック解除ボタン58の操作フィーリングが低下してしまい、これを回避するために圧縮コイルスプリングを太くすると、その配置スペースが増加してレイアウトが困難になってしまう。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、実施例では前列シートのシートベルト装置について説明したが、本発明は後列シートや中間列シートのシートベルト装置に対しても適用することができる。
自動車の車室の内面を示す図 図1の2−2線拡大断面図 図2の3方向矢視図 図3の4−4線拡大断面図 図4の5−5線拡大断面図 図3の6−6線拡大断面図 図3の7−7線拡大断面図 図7の8−8線拡大断面図 図3の9−9線拡大断面図 ロック解除ボタン、脚部およびスライドプレートの斜視図 ロック解除ボタン、脚部およびスライドプレートの正面図 図11の12−12線拡大断面図 図11の13−13線拡大断面図
符号の説明
12 センターピラー(ピラー)
18 ルーフ
19 エアバッグモジュール
21 エアバッグ
35 車室
36 上部ピラーガーニッシュ(ピラーガーニッシュ)
36b 円弧面
36d 係止爪
36e 係止突起
36f リブ
38 ルーフライニング
39 ガセット(車体パネル)
39a 被係止部
42 スライドプレート
42j 線状レール
43 ウエビング
44 スリップジョイント
58 ロック解除ボタン
60 引張コイルスプリング(引張スプリング)
62 クリップ

Claims (5)

  1. 折り畳み状態のエアバッグ(21)を収納したエアバッグモジュール(19)をルーフ(18)の側縁に沿って配置し、車両の衝突時に膨張するエアバッグ(21)が、ルーフ(18)を車室(35)側から覆うルーフライニング(38)と、ピラー(12)を車室(35)側から覆うピラーガーニッシュ(36)との接続部を押し開いて車室(35)内に下向きに展開するエアバッグ装置と、
    乗員をシートに拘束するウエビング(43)の中間部を、ピラーガーニッシュ(36)に沿って上下位置調整可能、かつ所定の位置でピラー(12)にロック可能なスライドプレート(42)に設けたスリップジョイント(44)に摺動自在に案内させたシートベルト装置と、
    を備えた車両において、
    ピラー(12)に対するスライドプレート(42)のロックを解除するロック解除ボタン(58)を、下から上に押して操作するように構成したとを特徴とする、車両におけるシートベルト装置の調整構造。
  2. ロック解除ボタン(58)を引張スプリング(60)で下向きに付勢したことを特徴とする、請求項1に記載の車両におけるシートベルト装置の調整構造。
  3. スライドプレート(42)に上下方向に延びる線状レール(42j)を突設し、この線状レール(42j)をピラーガーニッシュ(36)に突設した円弧面(36b)に摺動自在に接触させたことを特徴とする、請求項1に記載の車両におけるシートベルト装置の調整構造。
  4. ピラーガーニッシュ(36)の上部の1か所をクリップ(62)でピラー(12)に固定し、ピラーガーニッシュ(36)の下部の前後2か所を係止爪(36d)でピラー(12)に固定したことを特徴とする、請求項1に記載の車両におけるシートベルト装置の調整構造。
  5. ピラーガーニッシュ(36)の上端に車体パネル(39)に形成した被係止部(39a)に係合可能な係止突起(36e)を備え、その係止突起(36e)をリブ(36f)で補強したことを特徴とする、請求項1に記載の車両におけるシートベルト装置の調整構造。
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