JP2013154704A - 自動車のセンターピラートリム構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】センターピラートリムアッパー3の前方側板部12には、カバー5の前方側板部52の先端に係止してカバー5が車外側へ移動するのを規制する第1係止部15と、カバー5の前方側板部52の内面に当接してカバー5が幅方向へ移動するのを規制する第2係止部16と、カバー5の前方側板部52の外面に当接する第3係止部と、が設けられ、第1係止部15と第3係止部は、後方側板部13に接近する方向へ突出し、第2係止部16は、前方側板部12から後方側板部13に接近する方向へ突出して形成され前方側板部12の起立する方向に沿って貫通する貫通孔を有するサポート部20と、正面板部11に対向するサポート部20の端部から正面板部11に接近する方向へ突出するストッパ部21とを有し、ストッパ部21の端面が前記貫通孔の内面に連なっている。
【選択図】図2
Description
そこで、この発明は、センターピラートリム成形用の金型の構造を簡単にでき、コストダウン、生産性を向上させることができる自動車のセンターピラートリム構造を提供するものである。
請求項1に係る発明は、
正面板部と該正面板部の幅方向両側から同一方向に起立して延びる一対の側板部とにより断面略コ字形に形成された樹脂製のセンターピラートリムと、
前記センターピラートリムの正面板部および側板部の内面に沿って配置される正面板部および一対の側板部とを有して断面略コ字形に形成され、前記センターピラートリムの長手方向へ移動可能に前記センターピラートリムに支持されたカバーと、
を備えた自動車のセンターピラートリム構造であって、
前記センターピラートリムの一方の前記側板部には、この側板部に対向して配置される前記カバーの前記側板部の先端に係止して該カバーの側板部が前記センターピラートリムの前記正面板部から離間する方向へ移動するのを規制する第1係止部と、前記カバーの側板部の内面に当接して該カバーが前記センターピラートリムの幅方向へ移動するのを規制する第2係止部と、前記カバーの側板部の外面に当接し前記第2係止部と協働して前記カバーに対して滑り抵抗を付与する第3係止部と、が設けられており、
前記第1係止部と第3係止部は、前記センターピラートリムの他方の側板部に接近する方向へ突出するように形成され、
前記第2係止部は、前記センターピラートリムの前記一方の側板部から前記センターピラートリムの前記他方の側板部に接近する方向へ突出して形成され前記一方の側板部の起立する方向に沿って貫通する貫通孔を有するサポート部と、前記正面板部に対向する前記サポート部の端部から前記正面板部に接近する方向へ突出するストッパ部とを有し、前記ストッパ部において前記センターピラートリムの前記一方の側板部に対向する端面が、前記貫通孔の内面に連なっており、前記ストッパ部の前記端面が前記カバーの前記側板部の内面に対する当接部となり、
前記センターピラートリムの前記他方の側板部には、この側板部に対向して配置される前記カバーの前記側板部の先端に係止して該カバーの側板部が前記センターピラートリムの前記正面板部から離間する方向へ移動するのを規制する第4係止部が設けられていることを特徴とする自動車のセンターピラートリム構造である。
請求項2に係る発明によれば、金型をより簡単な構造にすることができる。
このカバー5は、前記ショルダーアンカースライド装置に連係されていて、シートベルト6で拘束すべき乗員の体格に応じて、カバー5を上下方向に移動させることにより、前記ショルダーアンカーの上下方向位置およびベルト挿通孔7の上下方向位置を調整することができるようになっている。
第4係止部40は平板状をなし、後方側板部13から前方側板部12に接近する方向に突出して形成されている。図3に示すように、第4係止部40は、カバー5をセンターピラートリムアッパー3に取り付けたときに、第4係止部40において正面板部11と対向する面に、カバー5における後方側板部53の先端が突き当たることで、カバー5の後方側板部53がセンターピラートリムアッパー3の正面板部11から離間する方向に移動するのを規制する。つまり、第4係止部40は、カバー5の後方側板部53がセンターピラートリムアッパー3から車外側へ脱落するのを阻止している。
つまり、スライドコア73を一方向に移動させるだけで、第1係止部15と第2係止部16と第3係止部17を形成することができる。
その結果、金型の構造が簡単化し、金型のコストダウンを図ることができる。また、生産性も向上する。
なお、この発明は前述した実施例に限られるものではない。
例えば、前述した実施例では、第2係止部16のサポート部20を箱形に形成したが、必ずしも箱形でなくても構わない。
前述した実施例ではカバーを樹脂製としたが、カバーの材質は樹脂でなくても構わない。
4 開口
5 カバー
6 シートベルト
7 ベルト挿通孔
11 正面板部
12 前方側板部
13 後方側板部
15 第1係止部
16 第2係止部
17 第3係止部
20 サポート部
21 ストッパ部
25 底部
26 貫通孔
27 端面
28 突起
40 第4係止部
51 正面板部
52 前方側板部
53 後方側板部
Claims (4)
- 正面板部と該正面板部の幅方向両側から同一方向に起立して延びる一対の側板部とにより断面略コ字形に形成された樹脂製のセンターピラートリムと、
前記センターピラートリムの正面板部および側板部の内面に沿って配置される正面板部および一対の側板部とを有して断面略コ字形に形成され、前記センターピラートリムの長手方向へ移動可能に前記センターピラートリムに支持されたカバーと、
を備えた自動車のセンターピラートリム構造であって、
前記センターピラートリムの一方の前記側板部には、この側板部に対向して配置される前記カバーの前記側板部の先端に係止して該カバーの側板部が前記センターピラートリムの前記正面板部から離間する方向へ移動するのを規制する第1係止部と、前記カバーの側板部の内面に当接して該カバーが前記センターピラートリムの幅方向へ移動するのを規制する第2係止部と、前記カバーの側板部の外面に当接し前記第2係止部と協働して前記カバーに対して滑り抵抗を付与する第3係止部と、が設けられており、
前記第1係止部と第3係止部は、前記センターピラートリムの他方の側板部に接近する方向へ突出するように形成され、
前記第2係止部は、前記センターピラートリムの前記一方の側板部から前記センターピラートリムの前記他方の側板部に接近する方向へ突出して形成され前記一方の側板部の起立する方向に沿って貫通する貫通孔を有するサポート部と、前記正面板部に対向する前記サポート部の端部から前記正面板部に接近する方向へ突出するストッパ部とを有し、前記ストッパ部において前記センターピラートリムの前記一方の側板部に対向する端面が、前記貫通孔の内面に連なっており、前記ストッパ部の前記端面が前記カバーの前記側板部の内面に対する当接部となり、
前記センターピラートリムの前記他方の側板部には、この側板部に対向して配置される前記カバーの前記側板部の先端に係止して該カバーの側板部が前記センターピラートリムの前記正面板部から離間する方向へ移動するのを規制する第4係止部が設けられていることを特徴とする自動車のセンターピラートリム構造。 - 前記第1係止部と第2係止部のストッパ部と第3係止部は、前記センターピラートリムの長手方向に互いに重複しないように配置されていることを特徴とする請求項1に記載の自動車のセンターピラートリム構造。
- 前記第2係止部の前記ストッパ部の前記端面には、前記一方の側板部に接近する方向へ突出し、前記一方の側板部の起立する方向に沿って延びる突起が設けられており、前記突起が前記カバーの前記側板部の内面に対する当接部となることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の自動車のセンターピラートリム構造。
- 前記センターピラートリムに開口が形成されており、前記カバーは前記開口を塞ぐカバーであり、前記カバーにはシートベルトを挿通させるベルト挿通孔が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の自動車のセンターピラートリム構造。
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