JP2005317579A - 薄膜トランジスタ及び薄膜トランジスタ基板及び薄膜トランジスタ基板の製造方法及び薄膜トランジスタ基板を用いた液晶表示装置 - Google Patents

薄膜トランジスタ及び薄膜トランジスタ基板及び薄膜トランジスタ基板の製造方法及び薄膜トランジスタ基板を用いた液晶表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 第2導体と第1導体が電気的に接続する際、コンタクト抵抗が低い薄膜トランジスタ基板を提供する。
【解決手段】 透明絶縁性基板上に、W、Mo、La、Nb、Fe、Pd、Pt、Ce、Ho、及びErからなる金属群M1から選ばれた一種又は二種以上の金属を含むAl合金を用いて、ゲート、ソース、及びドレインからなる導体群E1に含まれるいずれかの導体である第1導体を形成する第1導体形成工程と、形成された前記第1導体、及び前記透明絶縁性基板を覆うように、絶縁膜を成膜する絶縁膜成膜工程と、成膜された前記絶縁膜に、コンタクトホールを形成するコンタクトホール形成工程と、前記絶縁膜上に透明膜電極からなる第2導体を形成し、前記第2導体と、前記第1導体と、が前記コンタクトホールを介して電気的に接続する電極接続工程と、を少なくとも含む薄膜トランジスタ基板の製造方法である。
【選択図】 図3

Description

本発明は、薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor:以下、TFTと記載することもある)基板、特にTFTに関する。また、このTFT基板の製造方法に関する。また、このTFT基板を用いた液晶表示装置に関する。
マトリックス型液晶表示装置は、通常、TFTアレイ基板と、対向基板と、このTFTアレイ基板及び対向基板に狭持された液晶等の表示材料と、から構成されている。マトリックス型液晶表示装置は、この表示材料に対して、画素ごとに、選択的に電圧を印加することにより、所定の画像を表示する。
TFTアレイ基板上には、半導体薄膜(以下、単に、半導体膜と記載する)等が設けられ、一方、対向基板上には、対向電極、カラーフィルタ及びブラックマトリックス等が設けられている。このようなTFTアレイ基板等を用いた液晶表示装置(Liquid Crystal Display:以下、LCDと記載する)を、以下TFT−LCDと呼ぶ。
上記TFTアレイ基板においては、ガラス等からなる絶縁性基板上に、各素子ごとにアレイ状に、ゲート電極、ソース電極、ドレイン電極、及び半導体膜からなるTFTと、画素電極と、が少なくとも設けらている。また、その他にも、配向膜や、必要に応じて蓄積容量等が設けられるとともに、各画素間には、ゲート配線やソース配線等の信号線が設けられている。これらのゲート配線及びソース配線は、上記絶縁性基板上に、それぞれ互いに直交するように、複数本ずつ設けられて表示領域が構成されている。さらに、この表示領域の外側には、各信号線に対応して、入力端子や、TFTを駆動する駆動回路等が、それぞれ設けられている。
また、このようなTFTアレイ基板を用いた液晶表示装置を製造するためには、ガラス基板上に、TFTに含まれるゲート及びソース/ドレインと、その他の共通配線と、をアレイ状に作製し、表示領域とする。さらに、この表示領域の周辺に、入力端子、予備配線及び駆動回路等を配置する。
尚、本特許では、ゲート電極及びゲート配線の総称をゲートと記載し、ソース電極及びソース配線の総称をソースと記載する。また、ドレイン電極を単にドレインと記載することもある。さらに、ソース及びドレインの総称をソース/ドレインと記載する。また、本特許において、第1導体は、具体的には、これらのゲート、ソース、ドレインであり、第2導体は、上記画素電極である。
TFTアレイ基板の絶縁性基板上には、所定の機能を発揮させるために、導電性薄膜(以下、単に、導電膜と記載する)や、絶縁性薄膜(以下、単に、絶縁膜と記載する)を必要に応じて配設することも好ましい。一方、対向基板上には、上述したように、対向電極が設けられるとともに、カラーフィルタや、ブラックマトリックスが設けられる。
上述したように、TFTアレイ基板と、対向電極と、を製造した後、これら2枚の基板の間に液晶材料を注入し得るように、所定の間隙を設ける。この状態で、両基板をその周囲で貼り合わせた後、これらの基板の間隙に液晶材料を注入してTFT−LCDを製造する。
TFT−LCDに用いられるTFTアレイ基板や対向基板には、公知の薄膜技術を利用して、種々の半導体素子等が設けられる。例えば、TFTアレイ基板の半導体素子を製造するためには、上述したように、絶縁性基板上には、ゲート、ソース、ドレイン(以下、これらを第1導体と記載する)と、半導体膜と、絶縁膜と、画素電極(以下、第2導体と記載する)を構成する導電膜と、等が形成される。この時、一般的には、第2導体は、第1導体上に設けられた絶縁膜の上に形成されるため、第2導体及び第1導体が、直接接触することはない。このため、第1導体と、第2導体と、の間に電気的な接続をとる場合には、絶縁膜にコンタクトホールを形成する。すなわち、絶縁膜に形成されたコンタクトホールを介して、第1導体と、第2導体と、が電気的に接続するのである。
一方、上記第1導体、特に、ゲート配線やソース配線の材料としては、TFT−LCDの大型化あるいは高精細化に伴い、信号伝達の遅延を防止するために、純AlあるいはAl合金が、その特性上及びプロセス上の観点から、望ましいと考えられている。この理由は、純AlあるいはAl合金が電気的に低抵抗だからである。
しかしながら、透明性の画素電極(第2導体)の材料として、ITO(Indium Tin Oxide:インジウム・すず酸化物)や、IZO(登録商標:出光興産株式会社、Indium Zinc Oxide:インジウム・亜鉛酸化物)等を用いる場合には、第1導体の材料として、上記純AlあるいはAl合金を用いることは、必ずしも好ましいとは考えられていなかった。この理由は、上記第2導体と、第1導体と、が接続(以下、コンタクトと記載することもある)すると、そのコンタクト抵抗は、1×E10〜1×E12Ωと非常に高くなり、良好なコンタクト特性を得ることはできなかったためである。
このため、絶縁膜に開口したコンタクトホールを介して、純Al又はAl合金からなる第1導体と、ITOやIZO等の透明導電膜からなる第2導体と、を直接コンタクトする構造のTFTアレイ基板において、良好なコンタクト抵抗を得ることは、困難であると考えられていた。
この問題を解決する方法として、上記第1導体及び上記第2導体が良好なコンタクトを得るために、従来から種々の方法が検討されている。例えば、下記特許文献1においては、Alを含むAl層と、酸化しにくい導電性の金属層と、からなる2層構造のソース電極を有する薄膜トランジスタアレイ基板であって、画素電極が、パッシベーション膜に形成されたコンタクトホールを介して、ソース電極の金属層と接続している薄膜トランジスタアレイ基板が開示されている。このように、画素電極が金属層と接続することで、ソース電極と画素電極との電気的接触が良好になる。
また、下記特許文献2には、ドレイン電極上のコンタクトホール内に、所望の厚さで金属層を形成し、コンタクトホールによる段差を効果的に低減させることにより、製造工程がより簡略化され、且つ、絵素電極が切断し難いアクティブマトリクス基板の製造方法が開示されている。
また、下記特許文献3には、シリサイドを形成する金属からなる下部層と、銅からなる上部層と、からなる2層構造のドレイン電極を有する薄膜トランジスタアレイであって、画素電極が、保護膜に形成されたコンタクトホールを通じて、ドレイン電極の上部層と接続している薄膜トランジスタアレイが開示されている。このように、画素電極が、銅からなる上部層と接続することで、薄膜トランジスタアレイは、ドレイン電極の抵抗が低く良好な電気的コンタクトを維持しつつ、高い効率で液晶に対して電圧を印加することができる。
また、下記特許文献4では、純Al又はAl合金からなる下層と、純Al又はAl合金に、N、O、Si、及びCの中から少なくとも一種の元素を添加してなる上層と、からなる2層構造の第1電極を有する薄膜トランジスタであって、第2電極と第1電極の上層が、電気的に接続している薄膜トランジスタが開示されている。
下記特許文献1〜4の基板におけるソース電極又はゲート電極において、画素電極と接続する部分は、いずれも2層構造となっていた(例えば、特許文献1のソース電極は、純Al又はAl合金上に、Cr、Ti、Mo、Cu、Ni等を成膜した2層構造となっている)。
特開平4−253342号公報 特開平4−305627号公報 特開平8−18058号公報 特開平11−284195号公報
このように、従来の製造方法においては、ITOやIZO等からなる第2導体と、純Al又はAl合金からなる第1導体と、のコンタクト抵抗が、1×E10〜1×E12Ωと非常に高く、良好なコンタクト抵抗が得られなかった。
また、良好な(低い)コンタクト抵抗を得るために、第1導体の構造を異なる材料からなる2層構造とした場合には、この第1導体を、一種類の試薬(エッチング液)で1度にエッチングすることは困難であり、二種類の試薬(エッチング液)を用いて、2度エッチングすることが必要であった。このため、製造工程の複雑化を招いていた。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、第2導体と第1導体が、電気的に接続する際、そのコンタクト抵抗が低い薄膜トランジスタ及び薄膜トランジスタ基板を提供することを目的とする。また、本発明は、上記薄膜トランジスタ基板をより簡易に、且つ、より低コストで製造し得る薄膜トランジスタ基板の製造方法を提供することを目的とする。また、本発明の目的は、上記薄膜トランジスタ基板を含む液晶表示装置を提供することを目的とする。
薄膜トランジスタ基板の製造方法の発明
(1)そこで、上記課題を解決するために、本発明は、W、Mo、La、Nb、Fe、Pd、Pt、Ce、Ho、及びErからなる金属群M1から選ばれた一種又は二種以上の金属を含むAl合金を用いて、ゲート、ソース、及びドレインからなる導体群E1に含まれるいずれかの導体である第1導体を、透明絶縁性基板上に形成する第1導体形成工程と、形成された前記第1導体、及び前記透明絶縁性基板を覆うように、絶縁膜を成膜する絶縁膜成膜工程と、成膜された前記絶縁膜に、コンタクトホールを形成するコンタクトホール形成工程と、前記絶縁膜上に透明膜電極からなる第2導体を形成する工程であって、前記第2導体と、前記第1導体と、が前記コンタクトホールを介して電気的に接続する電極接続工程と、を少なくとも含むことを特徴とする薄膜トランジスタ基板の製造方法である。
尚、本特許では、ゲート電極及びゲート配線の総称をゲートと呼び、ソース電極及びソース配線の総称をソースと呼ぶ。ドレイン電極を単にドレインと呼ぶ。また、第1導体は、具体的には、ゲート、ソース、ドレインであり、第2導体は、画素電極である。
第1導体は単層構造であるため、一種類のエッチング液で1度にエッチングすることが可能である。
また、第1導体はAlを主成分とし、その他に、W、Mo、La、Nb、Fe、Pd、Pt、Ce、Ho、及びErからなる金属群M1から選ばれた一種又は二種以上の金属を含む層であるため、第2導体とのコンタクト抵抗が低い。
さらに、第1導体について、ヒロック発生の抑制や、耐食性の向上という観点から、Alや、上記金属群M1から選ばれた一種又は二種以上の金属の他にも、第3金属として、Cu、Si、希土類元素、等を添加することも好ましい。この時、Alの電気的低抵抗という特性を活かすために、第3金属の添加量は、第1導体の比抵抗が10μ・Ω・cmを超えない程度に抑えることが好ましい。尚、ここで、第1金属はAlであり、第2金属は上記金属群M1から選ばれた一種又は二種以上の金属である。これらに対する3番目の成分という意味で、上記添加するCu、Si、希土類元素、等を第3金属と呼ぶ。
尚、第1導体中に、W、Mo、La、Nb、Fe、Pd、Pt、Ce、Ho、及びErからなる金属群M1から選ばれた一種又は二種以上の金属を添加した場合にも、上記第3金属を添加した場合と同様に、ヒロック発生の抑制や、耐食性の向上という効果が得られる。このため、特に、上記第3金属を添加していない場合にも、ヒロックの発生や、耐食を抑制することができるのである。
また、第2導体は、絶縁膜に形成されたコンタクトホールを介して、第1導体と接続している。このため、画素電極と、ゲート及びソースの配線と、直接接触することがないので、ショート等の不具合が発生し難い。
第1導体は、W、Mo、La、Nb、Fe、Pd、Pt、Ce、Ho、及びErから選ばれた一種又は二種以上の金属を含むAl合金ターゲットを用いて、スパッタリングにより成膜される。尚、このAl合金ターゲットは、真空溶解法、スプレイフォーミング法、等により製造される。このAl合金ターゲットを用いて成膜したAl合金薄膜を、燐酸−酢酸−硝酸の混酸を用いたエッチングによりパターニングして、第1導体を形成する。
薄膜トランジスタの発明
(2)また、本発明は、透明絶縁性基板と、前記透明絶縁性基板上に設けられ、且つ、ゲート、ソース、及びドレインからなる導体群E1に含まれるいずれかの導体である第1導体を含む薄膜トランジスタであって、前記第1導体が、W、Mo、La、Nb、Fe、Pd、Pt、Ce、Ho、及びErからなる金属群M1から選ばれた一種又は二種以上の金属を含むAl合金からなるAl層を含み、且つ、前記第1導体上の絶縁膜に形成されたコンタクトホールを介して、透明膜電極からなる第2導体と接続することを特徴とする薄膜トランジスタである。
また、第1導体は、純Al又はAl合金の他に、W、Mo、La、Nb、Fe、Pd、Pt、Ce、Ho、及びErからなる金属群M1から選ばれた一種又は二種以上の金属を含む層からなることにより、第2導体とのコンタクト抵抗が低い。
さらに、第1導体について、ヒロック発生の抑制や、耐食性の向上という観点から、Alや、上記金属群M1から選ばれた一種又は二種以上の金属の他にも、第3金属として、Cu、Si、希土類元素、等を添加することも好ましい。この時、Alの比抵抗が高くなりすぎないように、第3金属の添加量は、第1導体の比抵抗が10μ・Ω・cmを超えない程度に抑えることが好ましい。尚、ここで、第1金属はAlであり、第2金属は上記金属群M1から選ばれた一種又は二種以上の金属である。
第1導体は、W、Mo、La、Nb、Fe、Pd、Pt、Ce、Ho、及びErから選ばれた一種又は二種以上の金属を含むAl合金ターゲットを用いて、スパッタリングにより成膜される。尚、このAl合金ターゲットは、真空溶解法、スプレイフォーミング法、等により製造される。このAl合金ターゲットを用いて成膜したAl合金薄膜を、燐酸−酢酸−硝酸の混酸を用いたエッチングによりパターニングして、第1導体を形成する。
(3)また、本発明は、前記第1導体が、前記金属群M1から選ばれた一種又は二種以上の金属を0.5〜5wt%有するAl層を含むことを特徴とする上記(2)に記載の薄膜トランジスタである。
第1導体のAl層において、前記金属群M1から選ばれた一種又は二種以上の金属の含有量は、0.5〜5wt%であり、好ましくは、1〜3wt%である。含有量が0.5wt%未満となる場合には、第1導体及び第2導体のコンタクト抵抗を抑制することが困難になることがあり、一方、含有量が5wt%超となる場合には、第1導体全体の比抵抗が高くなってしまうことがある。
薄膜トランジスタ基板の発明
(4)また、本発明は、透明絶縁性基板と、前記透明絶縁性基板上に形成され、且つ、ゲート、ソース、及びドレインからなる導体群E1に含まれるいずれかの導体である第1導体を含み、さらに、少なくとも前記透明絶縁性基板を覆うように形成された絶縁膜と、前記絶縁膜上に形成された第2導体と、を少なくとも含む薄膜トランジスタ基板であって、前記第1導体は、W、Mo、La、Nb、Fe、Pd、Pt、Ce、Ho、及びErからなる金属群M1から選ばれた一種又は二種以上の金属を含むAl合金からなるAl層を含み、前記絶縁膜は、所定の前記第1導体及び前記第2導体方向に貫通しているコンタクトホールを備え、前記第2導体は、透明膜電極からなり、前記第2導体が、前記コンタクトホールを介して、前記第1導体の前記Al層と電気的に接続していることを特徴とする薄膜トランジスタ基板である。
第1導体は単層からなるため、一種類のエッチング液で1度にエッチングすることが可能である。このため、本発明の薄膜トランジスタ基板は、より簡易に製造することができる。
また、第2導体は、絶縁膜に形成されたコンタクトホールを介して、第1導体と接続している。このため、画素電極と、ゲート及びソースの配線と、直接接触することがないので、ショート等の不具合が発生し難い。
(5)また、本発明は、前記透明膜電極が、酸化インジウム、酸化すず、酸化インジウムすず、酸化インジウム亜鉛、及び酸化亜鉛のいずれかからなることを特徴とする上記(4)に記載の薄膜トランジスタ基板である。
第2導体が、酸化インジウム、酸化すず、酸化インジウムすず、酸化インジウム亜鉛、及び酸化亜鉛のいずれからなる場合にも、第1導体とのコンタクト抵抗は低くなる。
(6)また、本発明は、前記第1導体が、前記金属群M1から選ばれた一種又は二種以上の金属を0.5〜5wt%有するAl層を含むことを特徴とする上記(4)又は(5)のいずれかに記載の薄膜トランジスタ基板である。
第1導体のAl層において、前記金属群M1から選ばれた一種又は二種以上の金属の含有量は、0.5〜5wt%であり、好ましくは、1〜3wt%である。含有量が0.5wt%未満となる場合には、第1導体及び第2導体のコンタクト抵抗を抑制することが困難になることがあり、一方、含有量が5wt%超となる場合には、第1導体全体の比抵抗が高くなってしまうことがある。
液晶表示装置の発明
(7)また、本発明は、上記(4)〜(6)のいずれかに記載の薄膜トランジスタ基板と、前記薄膜トランジスタ基板により駆動される液晶層と、を含むことを特徴とする液晶表示装置である。
また、光透過率が低い層を介することなく、第2導体は、絶縁膜に形成されたコンタクトホールを介して、第1導体と直接接続しているため、液晶表示装置は、高い開口率を有する。
また、本発明の液晶表示装置は、上記(4)〜(6)に記載の薄膜トランジスタ基板を備えるため、上記(4)〜(6)と同様の作用・効果を奏する。
上記の通り、本発明の薄膜トランジスタ基板の製造方法によれば、第1導体が、特定の金属を含むAl合金からなるため、容易にエッチングすることができる。このため、薄膜トランジスタ基板をより簡易に、且つ、より低コストで製造することが可能となる。
また、本発明の薄膜トランジスタ及び薄膜トランジスタ基板は、第1導体が特定の金属を含むAl合金からなるため、第2導体が、絶縁膜に形成されたコンタクトホールを介して、第1導体と接続する際のコンタクト抵抗が低い。さらに、この第1導体は、容易にエッチング可能である。
また、本発明の液晶表示装置は、第2導体が、光透過率の低い層を介することなく、絶縁膜に形成されたコンタクトホールを介して、第1導体と直接接続しているため、高い開口率を有する。
以下、本発明の好適な実施の形態を図面に基づき説明する。
図1〜図3は、本実施例1におけるTFTアレイ基板100(TFT部及び端子部)の製造工程を示す断面説明図である。尚、これらの図1〜図3において、1は透明絶縁性基板であり、2はゲート電極であり、4はゲート絶縁膜であり、5は半導体層a−Si膜であり、6は半導体層na−Si膜であり、7aはドレイン電極であり、7bはソース電極であり、9は層間絶縁膜であり、10はコンタクトホールであり、11は画素電極であり、21はTFT部であり、22は端子部であり、100はTFTアレイ基板である。
尚、上記ゲート電極2、ドレイン電極7a及びソース電極7bは、特許請求の範囲に記載の第1導体の一例に相当し、上記画素電極11は、特許請求の範囲に記載の第2導体の一例に相当する。
また、TFT部21は、TFTアレイ基板100上に、互いに直交するように設けられたゲート配線及びソース配線(共に図示せず)の交差部近傍に設けられ、液晶を駆動するスイッチング素子として機能する。一方、端子部22は、上記TFT部21と、ゲート配線を介して電気的に接続している。この端子部22は、表示領域の外側に配置されており、ゲート電極に外部からの信号を入力する機能を有する。
以下、図1〜図3に基づき、本実施例1のTFTアレイ基板100の製造工程を順に説明する。まず、スパッタリング法により、純Ar雰囲気中、透明絶縁性基板1上に、Wを1.2wt%含むAl合金(第1導体の材料である)からなる薄膜を、その厚さが約2000Åとなるように成膜した。尚、この薄膜は、特許請求の範囲に記載のAl層の一例に相当する。フォトリソグラフィ法により、この薄膜について、レジストパターニングを行った後、図1(a)に示すように、燐酸、硝酸及び酢酸系のエッチング液を用いてエッチングし、ゲート配線(図示せず)、及びゲート電極2を形成した。
尚、本実施例1において、スパッタリング法により、上記ゲート電極2、及び後述するドレイン電極7a及びソース電極7bを成膜する際には、スパッタリングターゲットとして、Wを含むAl合金からなるスパッタリングターゲットを使用することはいうまでもない。また、このように、ゲート電極2等を形成する動作は、特許請求の範囲に記載の第1導体形成工程の一例に相当する。
次に、化学的気相成長法(以下、CVDと記載する)により、この透明絶縁性基板1全体を覆うように、窒化シリコン(SiNx)、又は酸化シリコン(SiO)からなるゲート絶縁膜4を、その厚さが約4000Åとなるように成膜し、その上に半導体層a−Si膜5を成膜し、さらにその上に半導体層na−Si膜6を成膜した。図1(b)に示すように、これらの半導体層a−Si膜5及び半導体層na−Si膜6をパターニングすることにより、厚さ約1500Åの半導体層a−Si膜5と、厚さ約300Åの低抵抗の半導体層na−Si膜6と、を順次形成した。
次に、スパッタリング法をにより、上記半導体層na−Si膜6を覆うように、Wを1.2wt%含むAl合金からなる薄膜を、その厚さが3000Åとなるように成膜した(表1)。尚、この薄膜は、特許請求の範囲に記載のAl層の一例に相当する。図2(a)に示すように、この薄膜について、ゲート電極2と同様の方法で、パターニングを行うことにより、ドレイン電極7a及びソース電極7bを形成した。この時、スパッタガスとしては、Arガスを用いることが好ましい。尚、このように、ドレイン電極7a及びソース電極7bを形成する動作は、特許請求の範囲に記載の第1導体形成工程の一例に相当する。
また、上記ゲート電極2、ドレイン電極7a及びソース電極7bの比抵抗を測定したところ、その値は、5.2μ・Ω・cmであった(表1)。
次に、透明絶縁性基板1全体を覆うように、層間絶縁膜9を形成した。尚、この層間絶縁膜9は、特許請求の範囲に記載の絶縁膜の一例に相当し、このように、層間絶縁膜9を形成する動作は、特許請求の範囲に記載の絶縁膜成膜工程の一例に相当する。その後、図2(b)に示すように、この層間絶縁膜9についてパターニングを行い、コンタクトホール10を形成した。すなわち、コンタクトホール10は、図2(b)に示すように、層間絶縁膜9において、端子部22のゲート電極2上方と、TFT部21のドレイン電極7a上方と、に形成した。尚、このように、層間絶縁膜9にコンタクトホール10を形成する動作は、特許請求の範囲に記載のコンタクトホール形成工程の一例に相当する。
また、層間絶縁膜9は、例えば、CVD法により、窒化シリコン膜及びアクリル系の透明性樹脂のいずれか一方、又は両方を組み合わせて、形成することが好ましい。
さらに、スパッタリング法により、この層間絶縁膜9上に、透明導電膜としてITO膜を、その厚さが約1000Åとなるように成膜した(表1)。図3に示すように、このITO膜についてパターニングを行い、画素電極11を形成した。これにより、TFTアレイ基板100を製造した。この時、画素電極11は、層間絶縁膜9に形成したコンタクトホール10を介して、ゲート電極2、ドレイン電極7a及びソース電極7bとそれそれ電気的に接続している。なお、このように、コンタクトホール10を介して、ゲート電極2、ドレイン電極7a及びソース電極7bとそれぞれ電気的に接続するように、画素電極11を形成する動作は、特許請求の範囲に記載の電極接続工程の一例に相当する。
尚、上記ITO膜からなる透明導電膜は、特許請求の範囲に記載の透明膜電極と、実質的には同一であり、特許請求の範囲においては、当該膜の機能に着目し、透明膜電極と呼び、一方、本実施例においては、当該膜の性質に着目し、透明導電膜と呼ぶ。
得られたTFTアレイ基板100について、画素電極11の比抵抗を測定したところ、その値は220μ・Ω・cmであった。また、図4に示すように、ケルビンパターンにより、画素電極11と、ゲート電極2、ドレイン電極7a又はソース電極7bと、のコンタクト表面部における電気抵抗値(コンタクト抵抗値)を測定したところ、その値は420Ωであった。これらの値は表1に示されている。
上記実施例1におけるゲート電極2、ドレイン電極7a及びソース電極7bが、Wを1.2wt%含むAl合金の代わりに、Moを2.5wt%含むAl合金かならる点を除き、上記実施例1と同様の方法で、成膜及びパターニングを行い、図2(a)に示すように、透明絶縁性基板1上に、ゲート電極2、ドレイン電極7a及びソース電極7b等を形成した。これらの形成したゲート電極2、ドレイン電極7a及びソース電極7bについて、上記実施例1と同様の方法により、比抵抗を測定したところ、その値は4.8μ・Ω・cmであった(表1)。
また、上記実施例1と同様の方法により、図2(b)に示すように、層間絶縁膜9及びコンタクトホール10を形成した。次に、図3に示すように、この層間絶縁膜9上にITOからなる画素電極11(表1)を形成することにより、TFTアレイ基板100を製造した。
得られたTFTアレイ基板100について、画素電極11の比抵抗を測定したところ、その値は220μ・Ω・cmであった。また、図4に示すように、ケルビンパターンにより、画素電極11と、ゲート電極2、ドレイン電極7a又はソース電極7bと、のコンタクト表面部における電気抵抗値(コンタクト抵抗値)を測定したところ、その値は380Ωであった。これらの値は表1に示されている。
上記実施例1におけるゲート電極2、ドレイン電極7a及びソース電極7bが、Wを1.2wt%含むAl合金の代わりに、Laを1.4wt%含むAl合金かならる点を除き、上記実施例1と同様の方法で、成膜及びパターニングを行い、図2(a)に示すように、透明絶縁性基板1上に、ゲート電極2、ドレイン電極7a及びソース電極7b等を形成した。これらの形成したゲート電極2、ドレイン電極7a及びソース電極7bについて、上記実施例1と同様の方法により、比抵抗を測定したところ、その値は5.3μ・Ω・cmであった(表1)。
また、上記実施例1と同様の方法により、図2(b)に示すように、層間絶縁膜9及びコンタクトホール10を形成した。次に、図3に示すように、この層間絶縁膜9上にITOからなる画素電極11(表1)を形成することにより、TFTアレイ基板100を製造した。
得られたTFTアレイ基板100について、画素電極11の比抵抗を測定したところ、その値は220μ・Ω・cmであった。また、図4に示すように、ケルビンパターンにより、画素電極11と、ゲート電極2、ドレイン電極7a又はソース電極7bと、のコンタクト表面部における電気抵抗値(コンタクト抵抗値)を測定したところ、その値は430Ωであった。これらの値は表1に示されている。
上記実施例1におけるゲート電極2、ドレイン電極7a及びソース電極7bが、Wを1.2wt%含むAl合金の代わりに、Nbを1.2wt%含むAl合金かならる点を除き、上記実施例1と同様の方法で、成膜及びパターニングを行い、図2(a)に示すように、透明絶縁性基板1上に、ゲート電極2、ドレイン電極7a及びソース電極7b等を形成した。これらの形成したゲート電極2、ドレイン電極7a及びソース電極7bについて、上記実施例1と同様の方法により、比抵抗を測定したところ、その値は6.4μ・Ω・cmであった(表1)。
また、上記実施例1と同様の方法により、図2(b)に示すように、層間絶縁膜9及びコンタクトホール10を形成した。次に、図3に示すように、この層間絶縁膜9上にIZOからなる画素電極11(表1)を形成することにより、TFTアレイ基板100を製造した。
得られたTFTアレイ基板100について、画素電極11の比抵抗を測定したところ、その値は360μ・Ω・cmであった。また、図4に示すように、ケルビンパターンにより、画素電極11と、ゲート電極2、ドレイン電極7a又はソース電極7bと、のコンタクト表面部における電気抵抗値(コンタクト抵抗値)を測定したところ、その値は560Ωであった。これらの値は表1に示されている。
上記実施例1におけるゲート電極2、ドレイン電極7a及びソース電極7bが、Wを1.2wt%含むAl合金の代わりに、Feを1.1wt%含むAl合金かならる点を除き、上記実施例1と同様の方法で、成膜及びパターニングを行い、図2(a)に示すように、透明絶縁性基板1上に、ゲート電極2、ドレイン電極7a及びソース電極7b等を形成した。これらの形成したゲート電極2、ドレイン電極7a及びソース電極7bについて、上記実施例1と同様の方法により、比抵抗を測定したところ、その値は5.4μ・Ω・cmであった(表1)。
また、上記実施例1と同様の方法により、図2(b)に示すように、層間絶縁膜9及びコンタクトホール10を形成した。次に、図3に示すように、この層間絶縁膜9上にITOからなる画素電極11(表1)を形成することにより、TFTアレイ基板100を製造した。
得られたTFTアレイ基板100について、画素電極11の比抵抗を測定したところ、その値は220μ・Ω・cmであった。また、図4に示すように、ケルビンパターンにより、画素電極11と、ゲート電極2、ドレイン電極7a又はソース電極7bと、のコンタクト表面部における電気抵抗値(コンタクト抵抗値)を測定したところ、その値は520Ωであった。これらの値は表1に示されている。
上記実施例1におけるゲート電極2、ドレイン電極7a及びソース電極7bが、Wを1.2wt%含むAl合金の代わりに、Pdを0.8wt%含むAl合金かならる点を除き、上記実施例1と同様の方法で、成膜及びパターニングを行い、図2(a)に示すように、透明絶縁性基板1上に、ゲート電極2、ドレイン電極7a及びソース電極7b等を形成した。これらの形成したゲート電極2、ドレイン電極7a及びソース電極7bについて、上記実施例1と同様の方法により、比抵抗を測定したところ、その値は4.8μ・Ω・cmであった(表1)。
また、上記実施例1と同様の方法により、図2(b)に示すように、層間絶縁膜9及びコンタクトホール10を形成した。次に、図3に示すように、この層間絶縁膜9上にITOからなる画素電極11(表1)を形成することにより、TFTアレイ基板100を製造した。
得られたTFTアレイ基板100について、画素電極11の比抵抗を測定したところ、その値は220μ・Ω・cmであった。また、図4に示すように、ケルビンパターンにより、画素電極11と、ゲート電極2、ドレイン電極7a又はソース電極7bと、のコンタクト表面部における電気抵抗値(コンタクト抵抗値)を測定したところ、その値は620Ωであった。これらの値は表1に示されている。
上記実施例1におけるゲート電極2、ドレイン電極7a及びソース電極7bが、Wを1.2wt%含むAl合金の代わりに、Ptを0.7wt%含むAl合金かならる点を除き、上記実施例1と同様の方法で、成膜及びパターニングを行い、図2(a)に示すように、透明絶縁性基板1上に、ゲート電極2、ドレイン電極7a及びソース電極7b等を形成した。これらの形成したゲート電極2、ドレイン電極7a及びソース電極7bについて、上記実施例1と同様の方法により、比抵抗を測定したところ、その値は5.6μ・Ω・cmであった(表1)。
また、上記実施例1と同様の方法により、図2(b)に示すように、層間絶縁膜9及びコンタクトホール10を形成した。次に、図3に示すように、この層間絶縁膜9上にITOからなる画素電極11(表1)を形成することにより、TFTアレイ基板100を製造した。
得られたTFTアレイ基板100について、画素電極11の比抵抗を測定したところ、その値は220μ・Ω・cmであった。また、図4に示すように、ケルビンパターンにより、画素電極11と、ゲート電極2、ドレイン電極7a又はソース電極7bと、のコンタクト表面部における電気抵抗値(コンタクト抵抗値)を測定したところ、その値は580Ωであった。これらの値は表1に示されている。
上記実施例1におけるゲート電極2、ドレイン電極7a及びソース電極7bが、Wを1.2wt%含むAl合金の代わりに、Ceを1.8wt%含むAl合金かならる点を除き、上記実施例1と同様の方法で、成膜及びパターニングを行い、図2(a)に示すように、透明絶縁性基板1上に、ゲート電極2、ドレイン電極7a及びソース電極7b等を形成した。これらの形成したゲート電極2、ドレイン電極7a及びソース電極7bについて、上記実施例1と同様の方法により、比抵抗を測定したところ、その値は4.2μ・Ω・cmであった(表1)。
また、上記実施例1と同様の方法により、図2(b)に示すように、層間絶縁膜9及びコンタクトホール10を形成した。次に、図3に示すように、この層間絶縁膜9上にIZOからなる画素電極11(表1)を形成することにより、TFTアレイ基板100を製造した。
得られたTFTアレイ基板100について、画素電極11の比抵抗を測定したところ、その値は360μ・Ω・cmであった。また、図4に示すように、ケルビンパターンにより、画素電極11と、ゲート電極2、ドレイン電極7a又はソース電極7bと、のコンタクト表面部における電気抵抗値(コンタクト抵抗値)を測定したところ、その値は560Ωであった。これらの値は表1に示されている。
上記実施例1におけるゲート電極2、ドレイン電極7a及びソース電極7bが、Wを1.2wt%含むAl合金の代わりに、Hoを1.3wt%含むAl合金かならる点を除き、上記実施例1と同様の方法で、成膜及びパターニングを行い、図2(a)に示すように、透明絶縁性基板1上に、ゲート電極2、ドレイン電極7a及びソース電極7b等を形成した。これらの形成したゲート電極2、ドレイン電極7a及びソース電極7bについて、上記実施例1と同様の方法により、比抵抗を測定したところ、その値は4.4μ・Ω・cmであった(表1)。
また、上記実施例1と同様の方法により、図2(b)に示すように、層間絶縁膜9及びコンタクトホール10を形成した。次に、図3に示すように、この層間絶縁膜9上にITOからなる画素電極11(表1)を形成することにより、TFTアレイ基板100を製造した。
得られたTFTアレイ基板100について、画素電極11の比抵抗を測定したところ、その値は220μ・Ω・cmであった。また、図4に示すように、ケルビンパターンにより、画素電極11と、ゲート電極2、ドレイン電極7a又はソース電極7bと、のコンタクト表面部における電気抵抗値(コンタクト抵抗値)を測定したところ、その値は440Ωであった。これらの値は表1に示されている。
上記実施例1におけるゲート電極2、ドレイン電極7a及びソース電極7bが、Wを1.2wt%含むAl合金の代わりに、Erを0.8wt%含むAl合金かならる点を除き、上記実施例1と同様の方法で、成膜及びパターニングを行い、図2(a)に示すように、透明絶縁性基板1上に、ゲート電極2、ドレイン電極7a及びソース電極7b等を形成した。これらの形成したゲート電極2、ドレイン電極7a及びソース電極7bについて、上記実施例1と同様の方法により、比抵抗を測定したところ、その値は7.2μ・Ω・cmであった(表1)。
また、上記実施例1と同様の方法により、図2(b)に示すように、層間絶縁膜9及びコンタクトホール10を形成した。次に、図3に示すように、この層間絶縁膜9上にIZOからなる画素電極11(表1)を形成することにより、TFTアレイ基板100を製造した。
得られたTFTアレイ基板100について、画素電極11の比抵抗を測定したところ、その値は360μ・Ω・cmであった。また、図4に示すように、ケルビンパターンにより、画素電極11と、ゲート電極2、ドレイン電極7a又はソース電極7bと、のコンタクト表面部における電気抵抗値(コンタクト抵抗値)を測定したところ、その値は640Ωであった。これらの値は表1に示されている。
上記実施例1におけるゲート電極2、ドレイン電極7a及びソース電極7bが、Wを1.2wt%含むAl合金の代わりに、Ceを0.4wt%含み、さらに、Moを1.2wt%含むAl合金かならる点を除き、上記実施例1と同様の方法で、成膜及びパターニングを行い、図2(a)に示すように、透明絶縁性基板1上に、ゲート電極2、ドレイン電極7a及びソース電極7b等を形成した。これらの形成したゲート電極2、ドレイン電極7a及びソース電極7bについて、上記実施例1と同様の方法により、比抵抗を測定したところ、その値は5.6μ・Ω・cmであった(表1)。
また、上記実施例1と同様の方法により、図2(b)に示すように、層間絶縁膜9及びコンタクトホール10を形成した。次に、図3に示すように、この層間絶縁膜9上にIZOからなる画素電極11(表1)を形成することにより、TFTアレイ基板100を製造した。
得られたTFTアレイ基板100について、画素電極11の比抵抗を測定したところ、その値は360μ・Ω・cmであった。また、図4に示すように、ケルビンパターンにより、画素電極11と、ゲート電極2、ドレイン電極7a又はソース電極7bと、のコンタクト表面部における電気抵抗値(コンタクト抵抗値)を測定したところ、その値は620Ωであった。これらの値は表1に示されている。
『比較例1』
上記実施例1におけるゲート電極2、ドレイン電極7a及びソース電極7bが、Wを含まない点を除き、上記実施例1と同様の方法で、成膜及びパターニングを行い、図2(a)に示すように、透明絶縁性基板1上に、ゲート電極2、ドレイン電極7a及びソース電極7b等を形成した。これらの形成したゲート電極2、ドレイン電極7a及びソース電極7bについて、上記実施例1と同様の方法により、比抵抗を測定したところ、その値は2.1μ・Ω・cmであった(表1)。
また、上記実施例1と同様の方法により、図2(b)に示すように、層間絶縁膜9及びコンタクトホール10を形成した。次に、図3に示すように、この層間絶縁膜9上にITOからなる画素電極11(表1)を形成することにより、TFTアレイ基板100を製造した。
得られたTFTアレイ基板100について、画素電極11の比抵抗を測定したところ、その値は220μ・Ω・cmであった。また、図4に示すように、ケルビンパターンにより、画素電極11と、ゲート電極2、ドレイン電極7a又はソース電極7bと、のコンタクト表面部における電気抵抗値(コンタクト抵抗値)を測定したところ、その値は1MΩ以上であった。これらの値は表1に示されている。
このように、ゲート電極2、ドレイン電極7a及びソース電極7bが、それらの材料として、W、Mo、La、Nb、Fe、Pd、Pt、Ce、Ho、及びErからなる金属群M1から選ばれた一種又は二種以上の金属を含まない場合には、画素電極11と、ゲート電極2、ドレイン電極7a又はソース電極7bと、のコンタクト表面部における電気抵抗値(コンタクト抵抗値)は、高い値を示した。
『比較例2』
上記実施例1におけるゲート電極2、ドレイン電極7a及びソース電極7bが、Wを1.2wt%含むAl合金の代わりに、Ndを0.8wt%含むAl合金かならる点を除き、上記実施例1と同様の方法で、成膜及びパターニングを行い、図2(a)に示すように、透明絶縁性基板1上に、ゲート電極2、ドレイン電極7a及びソース電極7b等を形成した。これらの形成したゲート電極2、ドレイン電極7a及びbについて、上記実施例1と同様の方法により、比抵抗を測定したところ、その値は2.4μ・Ω・cmであった(表1)。
また、上記実施例1と同様の方法により、図2(b)に示すように、層間絶縁膜9及びコンタクトホール10を形成した。次に、図3に示すように、この層間絶縁膜9上にITOからなる画素電極11(表1)を形成することにより、TFTアレイ基板100を製造した。
得られたTFTアレイ基板100について、画素電極11の比抵抗を測定したところ、その値は220μ・Ω・cmであった。また、図4に示すように、ケルビンパターンにより、画素電極11と、ゲート電極2、ドレイン電極7a又はソース電極7bと、のコンタクト表面部における電気抵抗値(コンタクト抵抗値)を測定したところ、その値は1MΩ以上であった。これらの値は表1に示されている。
このように、ゲート電極2、ドレイン電極7a及びソース電極7bが、それらの材料として、W、Mo、La、Nb、Fe、Pd、Pt、Ce、Ho、及びErからなる金属群M1から選ばれた一種又は二種以上の金属を含まない場合には、画素電極11と、ゲート電極2、ドレイン電極7a又はソース電極7bと、のコンタクト表面部における電気抵抗値(コンタクト抵抗値)は、高い値を示した。
Figure 2005317579

表1から明らかなように、本実施例1〜11におけるTFTアレイ基板100では、ゲート電極2、ドレイン電極7a及びソース電極7bは、W、Mo、La、Nb、Fe、Pd、Pt、Ce、Ho、及びErからなる金属群M1から選ばれた一種又は二種以上の金属を含むAl合金からなる。上記電極2、7a及び7bがこのような材料から構成される場合には、これらの電極2、7a及び7bと、画素電極11と、のコンタクト表面部の電気抵抗値(コンタクト抵抗値)は低く、良好な値を示した。特に、ゲート電極2、ドレイン電極7a及びソース電極7bが、Moを含むAl合金からなる場合には、コンタクト抵抗値が最小の値となり、50μm□で約380Ωであった。
また、本実施例1〜11の各TFTアレイ基板100について、230℃で30分間、熱処理を行った後、上記実施例1〜11と同様の方法で、コンタクト抵抗を測定したところ、その値は、約650Ωであった。さらに、同じTFTアレイ基板100について、300℃で60分間、熱処理を行った後、上記実施例1〜11と同様の方法で、コンタクト抵抗を測定したところ、その値は、約900Ωであった。このように、本実施例1〜11のTFTアレイ基板100は、従来のTFTアレイ基板(コンタクト抵抗:1×E8〜1×E12Ω)と比較すると、コンタクト抵抗が極めて低く、優れた耐熱性を有していることが確認できた。
尚、表1における各値は、測定する装置によってそれぞれ固有に最適化されるものであるため、これらの値に限定されるものではない。
また、本実施例において、良好なコンタクト抵抗を得るために、ゲート電極2、ドレイン電極7a及びソース電極7bにおけるW、Mo、La、Nb、Fe、Pd、Pt、Ce、Ho、及びErからなる金属群M1から選ばれた1種以上の金属の含有量は、0.5〜5wt%であることが好ましい。
また、本実施例では、ゲート電極2、ドレイン電極7a及びソース電極7bの材料として、W、Mo、La、Nb、Fe、Pd、Pt、Ce、Ho、及びErからなる金属群M1から選ばれた一種又は二種以上の金属を含むAl合金を用いるが、このAl合金について、さらに、第3金属を添加することも好ましい。尚、第1金属はAlであり、第2金属は上記金属群M1から選ばれた一種又は二種以上の金属である。
ここで、ゲート電極2、ドレイン電極7a及びソース電極7bに添加する第3金属は、ヒロックの抑制や、耐食性の向上という観点から、CuやSi、又は希土類元素が望ましい。いずれの金属を添加する場合にも、Alの電気的低抵抗という特性を活かすために、第3金属の添加量は、これらの電極2、7a及び7bの比抵抗が10μ・Ω・cmを超えない程度に抑えることが好ましい。
尚、ゲート電極2、ドレイン電極7a及びソース電極7bが、W、Mo、La、Nb、Fe、Pd、Pt、Ce、Ho、及びErからなる金属群M1から選ばれた一種又は二種以上の金属のみを含むAl合金からなる場合にも、上記第3金属を添加した場合と同様に、ヒロック発生の抑制や、耐食性の向上という効果が得られる。このため、特に、上記第3金属を添加していない場合にも、ヒロックの発生や、耐食を抑制することができるのである。
また、上記実施例1〜11においては、画素電極11が、ITO又はIZOからなる例について示したが、本実施例はこれに限定されず、画素電極11が、In、SnO、及びZnO等の中から、いずれかを主成分とした透明導電膜を用いた場合にも、同様の作用・効果を奏する。
また、上記実施例1〜11においては、画素電極11が、ゲート電極2及びドレイン電極7aと直接接続する例について示したが、この第2電極が、上記Al合金からなる配線と接続することももちろん好ましい。また、本実施例のTFTアレイ基板100は、半導体層na−Si膜6上に、チャネル層を有することも好ましい。
上記実施例1〜11において製造した各TFTアレイ基板100について、対向電極やカラーフィルタ等を有する対向基板を貼り合わせた。さらに、これらのTFTアレイ基板100と、対向基板と、の間に液晶材料を注入し、この液晶材料を狭持することにより、液晶層を設けた。これにより、TFTアレイアクティブマトリックス型の液晶表示装置(TFT−LCD装置と記載する)を得た。
本実施例によれば、TFTアレイ基板100の配線や、ゲート電極2、ドレイン電極7a及びソース電極7bの材料として、W、Mo、La、Nb、Fe、Pd、Pt、Ce、Ho、及びErからなる金属群M1から選ばれた一種又は二種以上の金属を含むAl合金を用いる。このため、これらの電極等は、低抵抗となる。また、IZO膜(又はITO膜等)からなる画素電極11は、Al以外を主成分とする金属層、すなわち、比抵抗の高い金属層を別途設けることなく、Alを主成分とするゲート電極2、ドレイン電極7a及びソース電極7bと、直接接続した構造を有している。このため、本実施例12の液晶表示装置は、高開口率で高性能を有する。また、上記ゲート電極2、ドレイン電極7a及びソース電極7bは、エッチング性に優れるため、従来よりも生産性が良く低コストで製造することが可能となるのである。
本実施例によるTFTアレイ基板の製造工程を示す断面説明図である。 本実施例によるTFTアレイ基板の製造工程を示す別の断面説明図である。 本実施例によるTFTアレイ基板の製造工程を示すさらに別の断面工程図である。 本実施例におけるケルビンパターンの配線の外観及び測定の様子を示す配線図である。
符号の説明
1 透明絶縁性基板
2 ゲート電極
4 ゲート絶縁膜
5 半導体層a−Si膜
6 半導体層na−Si膜
7a ドレイン電極
7b ソース電極
9 層間絶縁膜
10 コンタクトホール
11 画素電極
21 TFT部
22 端子部
100 TFTアレイ基板

Claims (7)

  1. W、Mo、La、Nb、Fe、Pd、Pt、Ce、Ho、及びErからなる金属群M1から選ばれた一種又は二種以上の金属を含むAl合金を用いて、ゲート、ソース、及びドレインからなる導体群E1に含まれるいずれかの導体である第1導体を、透明絶縁性基板上に形成する第1導体形成工程と、
    形成された前記第1導体、及び前記透明絶縁性基板を覆うように、絶縁膜を成膜する絶縁膜成膜工程と、
    成膜された前記絶縁膜に、コンタクトホールを形成するコンタクトホール形成工程と、
    前記絶縁膜上に透明膜電極からなる第2導体を形成する工程であって、前記第2導体と、前記第1導体と、が前記コンタクトホールを介して電気的に接続する電極接続工程と、
    を少なくとも含むことを特徴とする薄膜トランジスタ基板の製造方法。
  2. 透明絶縁性基板と、前記透明絶縁性基板上に設けられ、且つ、ゲート、ソース、及びドレインからなる導体群E1に含まれるいずれかの導体である第1導体を含む薄膜トランジスタであって、
    前記第1導体が、
    W、Mo、La、Nb、Fe、Pd、Pt、Ce、Ho、及びErからなる金属群M1から選ばれた一種又は二種以上の金属を含むAl合金からなるAl層
    を含み、
    且つ、前記第1導体上の絶縁膜に形成されたコンタクトホールを介して、透明膜電極からなる第2導体と接続することを特徴とする薄膜トランジスタ。
  3. 前記第1導体が、前記金属群M1から選ばれた一種又は二種以上の金属を0.5〜5wt%有するAl層を含むことを特徴とする請求項2に記載の薄膜トランジスタ。
  4. 透明絶縁性基板と、前記透明絶縁性基板上に形成され、且つ、ゲート、ソース、及びドレインからなる導体群E1に含まれるいずれかの導体である第1導体を含み、さらに、少なくとも前記透明絶縁性基板を覆うように形成された絶縁膜と、前記絶縁膜上に形成された第2導体と、を少なくとも含む薄膜トランジスタ基板であって、
    前記第1導体は、
    W、Mo、La、Nb、Fe、Pd、Pt、Ce、Ho、及びErからなる金属群M1から選ばれた一種又は二種以上の金属を含むAl合金からなるAl層
    を含み、
    前記絶縁膜は、
    所定の前記第1導体及び前記第2導体方向に貫通しているコンタクトホール
    を備え、
    前記第2導体は、
    透明膜電極からなり、
    前記第2導体が、前記コンタクトホールを介して、前記第1導体の前記Al層と電気的に接続していることを特徴とする薄膜トランジスタ基板。
  5. 前記透明膜電極が、酸化インジウム、酸化すず、酸化インジウムすず、酸化インジウム亜鉛、及び酸化亜鉛のいずれかからなることを特徴とする請求項4に記載の薄膜トランジスタ基板。
  6. 前記第1導体が、前記金属群M1から選ばれた一種又は二種以上の金属を0.5〜5wt%有するAl層を含むことを特徴とする請求項4又は5のいずれかに記載の薄膜トランジスタ基板。
  7. 請求項4〜6のいずれかに記載の薄膜トランジスタ基板と、
    前記薄膜トランジスタ基板により駆動される液晶層と、
    を含むことを特徴とする液晶表示装置。
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