JP2005316947A - 情報表示制御装置、サーバ及びプログラム - Google Patents

情報表示制御装置、サーバ及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 多くの例文から、所望の複数の単語を含む例文を、容易かつ適切に表示すること。
【解決手段】 CPUは、「look」及び「forward」を含む例文例文を表示画面W108に一覧表示する。このときに、所定の操作により更に「to」が追加単語として入力されると、CPUは、「look」と「forward」と「to」を含む例文に絞って一覧表示する。
【選択図】図18

Description

本発明は、情報表示制御装置、サーバ及びプログラムに関する。
従来から、国語辞書、英和辞書、和英辞書、英英辞書等、数種類の辞書データベース(以下、データベースを「DB」と表す。)を内蔵した電子辞書や電子ブック等の情報表示制御装置が知られている。電子辞書等には、見出語検索機能や、成句検索機能等の種々の機能が備えられているが、その機能の1つとして例文検索機能がある(例えば、特許文献1参照)。
例えば、英和辞書DBには、見出語「look」と説明情報とが対応づけられて記憶されているが、「look」を用いる例文も多数記憶されている。この辞書DBに含まれている例文を検索・表示する機能が例文検索機能である。
また、電子辞書には、ユーザが所望する情報を効率良く検索可能とするため、いわゆるジャンプ機能を備えたものもある。このジャンプ機能とは、次のような機能である。即ち、ユーザにより入力された文字に適合する見出語に対応する説明情報を表示した後、ユーザにより当該説明情報中の単語が指定される(以下、適宜「ジャンプ元」という。)。そして、所定の指定入力が行われると、この指定された単語に適合する見出し語を再度検索し、当該見出語(以下、適宜「ジャンプ先」という。)に対応する説明情報を表示する機能である(例えば、特許文献2参照)。
特開2002−108857号公報 特開2000−27648号公報
近年、紙の辞書をまるごと電子化したいわゆるフルコンテンツタイプの電子辞書がよく利用されるようになってきた。このような辞書では、数多くの例文が記憶されている。従って、ユーザが例文を検索すると数多くの例文が表示画面に表示されてしまう。従って、ユーザは所望する例文を探すのに何ページも移動(スクロール等)する必要があり、極めて煩雑であった。特に、最近では複数の辞書を横断的に検索し、その検索結果に基づいて例文を表示するいわゆる複数辞書検索機能と呼ばれる機能がある。複数辞書検索機能の場合は、各種辞書DBから例文を抽出して表示するため、1つの辞書DBから抽出した場合と比較して表示される例文数は更に多くなり、所望する例文を探し出すことは益々困難を極めていた。
また、例文、成句又は複合語を検索する際に、検索する単語を文字入力して例文を一覧表示させた後に、単語を追加して更に絞り込んで検索したい場合がある。この場合には、再度入力画面に戻った上で元の単語に更に追加する単語を文字入力して再検索を行う必要があり、煩雑であり不便であった。
具体的に、「世話をする」といった意味の成句を利用した例文を検索する場合を例にとって説明する。まず、ユーザは例文に用いられている単語として「take」を単語入力画面において文字入力し、例文を一覧表示させる。この場合、「take」一語のみしか指定しないため、非常に多くの例文が表示される。従って、ユーザは非常に多く表示された「take」が含まれた例文と、例文の訳を逐一確認していくことで「世話をする」の成句には「care」も含まれていることが解る。そこで、ユーザは、一度単語入力画面に戻った上で、入力単語として「take」「care」を文字入力し、例文を一覧表示させる。すると、「take」と「care」とが含まれた例文が表示されるが、その例文の中には「世話をする」以外の例文も含まれている。ユーザは例文と、例文の訳を逐一確認していくことで、「世話をする」の成句には「of」も含まれていることが解る。そして、ユーザは再度単語入力画面に戻り、入力単語として「take」「care」「of」を文字入力することにより、初めて所望の例文のみを一覧表示させることができる。
また、ジャンプ機能を利用することにより、例文中の単語を指定して他の見出語の説明情報、例文を表示させることができる。しかし、従来のジャンプ機能は、ジャンプ元に指定できるものは、1単語に限られ、複数語を選択することはできなかった。従って、成句等の複数語を指定して例文検索したくても、1単語しか指定できず、極めて不便であった。
そこで、上述した課題に鑑み、本発明は、多くの例文から、所望の複数の単語を含む例文を、容易かつ適切に表示することができる情報表示制御装置等を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するために、請求項1に記載された発明の情報表示制御装置は、
例文をその例文で用いられている単語と対応づけて複数記憶する例文記憶手段(例えば、図3のROM20;例文テーブル204)と、
単語を文字入力する制御を行う単語入力制御手段(例えば、図3のCPU10;図10のステップB10)と、
この単語入力制御手段により文字入力された単語に対応づけられた例文を前記例文記憶手段に記憶された例文の中から検索して一覧表示する制御を行う一覧表示制御手段(例えば、図3のCPU10;図12のステップD10)と、
この一覧表示制御手段の制御により、前記文字入力された単語と対応づけられた例文が一覧表示されている状態において追加単語を入力する制御を行う追加単語入力制御手段(例えば、図3のCPU10;図13のステップF12)と、
この追加単語入力制御手段により入力された追加単語と前記単語入力手段により文字入力された単語とに対応づけられた例文を前記例文記憶手段に記憶された例文の中から検索して一覧表示させるように更新表示する制御を行う一覧表示更新制御手段(例えば、図3のCPU10;図12のステップD30)と、
を備えることを特徴とする。
また、請求項14に記載された発明のプログラムは、
コンピュータに、
例文をその例文で用いられている単語と対応づけて複数記憶する例文記憶機能(例えば、図3のROM20;例文テーブル204)と、
単語を文字入力する単語入力機能(例えば、図3のCPU10;図10のステップB10)と、
この単語入力機能により文字入力された単語に対応づけられた例文を前記例文記憶機能により記憶された例文の中から検索して一覧表示する制御を行う一覧表示制御機能(例えば、図3のCPU10;図12のステップD10)と、
この一覧表示制御手段の制御により、前記文字入力された単語と対応づけられた例文が一覧表示されている状態において追加単語を入力する追加単語入力機能(例えば、図3のCPU10;図13のステップF12)と、
この追加単語入力機能により入力された追加単語と前記単語入力機能により文字入力された単語とに対応づけられた例文を前記例文記憶機能により記憶された例文の中から検索して、一覧表示させるように更新表示する制御を行う一覧表示更新制御機能(例えば、図3のCPU10;図12のステップD30)と、
を実現させることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の情報表示制御装置において、
見出語と、その見出語の説明情報とが対応づけられた情報を複数記憶する記憶手段(例えば、図3のROM20;見出語テーブル202)と、
この記憶手段に記憶された見出語の中からいずれかの見出語を選択する制御を行う選択制御手段(例えば、図3のCPU10;図11のステップC12)と、
この選択手段により選択された見出語に対応する説明情報を前記記憶手段から読み出して表示する制御を行う説明情報表示制御手段(例えば、図3のCPU10;図11のステップC14)と、
を備え、
前記単語入力制御手段は、この説明情報表示制御手段により表示制御された情報の中からいずれかの単語がユーザ操作により選択されることに応答して、単語を入力する制御を行う入力単語選択制御手段(例えば、図2のCPU10;図11のステップC16)を有し、
前記一覧表示制御手段は、この入力単語選択制御手段により入力された単語に対応付けられている例文を検索して一覧表示する制御を行う選択単語対応例文表示制御手段(例えば、図3のCPU10;図12のステップD10)を有する、
ことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の情報表示制御装置において、
前記追加単語入力制御手段は、前記一覧表示制御手段により一覧表示された例文の単語の中からいずれかの単語がユーザ操作により選択されることに応答して、追加単語を入力する制御を行う追加単語選択入力制御手段(例えば、図3のCPU10;図14のステップE16、ステップE18)を有することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の情報表示制御装置において、
前記一覧表示されている例文の単語のうち、前記追加単語入力制御手段により入力された単語と前記単語入力手段により文字入力された単語とを識別表示する制御を行う一覧中入力単語識別表示制御手段(例えば、図2のCPU10;図12のステップD10)を更に備えることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れか一項に記載の情報表示制御装置において、
前記追加単語入力手段は、前記単語入力手段により文字入力された単語に対する追加単語の相対的な位置関係をユーザ操作により指定する位置関係指定制御手段(例えば、図3のCPU10;図15のステップG14)を有し、
前記一覧表示更新制御手段は、前記位置関係指定制御手段により指定された位置関係に則して構成された例文を前記例文記憶手段に記憶された例文の中から検索して一覧表示させるように更新表示する制御を行う位置関係準拠例文更新制御手段(例えば、図2のCPU10;図15のステップG44)を有する、
ことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の情報表示制御装置において、
前記位置関係指定制御手段は、ユーザ操作により相対的な位置関係として前後関係を指定する制御を行う前後関係指定制御手段(例えば、図3のCPU10;図15のステップG14;ステップG36)を有することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項5又は6に記載の情報表示制御装置において、
前記位置関係指定制御手段は、ユーザ操作により前記単語入力制御手段により文字入力された単語と追加単語とが隣接位置か否かを指定する制御を行う位置指定制御手段(例えば、図3のCPU10;図15のステップG14;ステップG38)を有することを特徴とする。
請求項8に記載の発明の情報表示制御装置は、
成句をその成句で用いられている単語と対応づけて複数記憶する成句記憶手段(例えば、図3のROM20;例文テーブル204)と、
単語を文字入力する制御を行う単語入力制御手段(例えば、図3のCPU10;図10のステップB10)と、
この単語入力制御手段により文字入力された単語に対応づけられた成句を前記成句記憶手段に記憶された成句の中から検索して一覧表示する制御を行う一覧表示制御手段(例えば、図3のCPU10;図12のステップD10)と、
この一覧表示制御手段の制御により、前記文字入力された単語と対応づけられた成句が一覧表示されている状態においてユーザ操作に応答して追加単語を入力する制御を行う追加単語入力制御手段(例えば、図3のCPU10;図13のステップF12)と、
この追加単語入力制御手段により入力された追加単語と前記単語入力制御手段により入力された単語とに対応づけられた成句を前記成句記憶手段に記憶された成句の中から検索して、一覧表示させるように更新表示する制御を行う一覧表示更新制御手段(例えば、図3のCPU10;図12のステップD30)と、
を備えることを特徴とする。
また、請求項15に記載された発明のプログラムは、
コンピュータに、
成句をその成句で用いられている単語と対応づけて複数記憶する成句記憶機能(例えば、図3のROM20;例文テーブル204)と、
単語を文字入力する単語入力機能(例えば、図3のCPU10;図10のステップB10)と、
この単語入力機能により文字入力された単語に対応づけられた成句を前記成句記憶機能により記憶された成句の中から検索して一覧表示する制御を行う一覧表示制御機能(例えば、図3のCPU10;図12のステップD10)と、
この一覧表示制御機能の制御により、前記文字入力された単語と対応づけられた成句が一覧表示されている状態において追加単語を入力する追加単語入力機能(例えば、図3のCPU10;図13のステップF12)と、
この追加単語入力機能により入力された追加単語と前記単語入力機能により文字入力された単語とに対応づけられた成句を前記成句記憶機能により記憶された成句の中から検索して、一覧表示させるように更新表示する制御を行う一覧表示更新制御機能(例えば、図3のCPU10;図12のステップD30)と、
を実現させることを特徴とする。
請求項12に記載の発明の所定の通信回線を介して利用者端末と接続されるサーバにおいて、
例文をその例文で用いられている単語と対応づけて複数記憶する例文記憶手段(例えば、図26のROM710)と、
前記利用者端末から単語を受信する単語受信手段(例えば、図26のCPU702;通信装置708)と、
この単語受信手段により受信された単語に対応づけられた例文を前記例文記憶手段に記憶された例文の中から検索して利用者端末に送信する例文送信手段(例えば、図26のCPU702;通信装置708)と、
前記利用者端末から追加単語を受信する追加単語受信手段(例えば、図26のCPU702;通信装置708)と、
この追加単語受信手段により受信された追加単語と前記単語受信手段により受信された単語とに対応づけられた例文を前記例文記憶手段に記憶された例文の中から検索して利用者端末に送信する更新例文送信手段(例えば、図26のCPU702;通信装置708)と、
を備えることを特徴とする。
また、請求項18に記載の発明のプログラムは、
所定の通信回線を介して利用者端末と接続されるコンピュータに、
例文をその例文で用いられている単語と対応づけて複数記憶する例文記憶機能(例えば、図26のROM710)と、
前記利用者端末から単語を受信する単語受信機能(例えば、図26のCPU702;通信装置708)と、
この単語受信機能により受信された単語に対応づけられた例文を前記例文記憶機能により記憶された例文の中から検索して利用者端末に送信する例文送信機能(例えば、図26のCPU702;通信装置708)と、
前記利用者端末から追加単語を受信する追加単語受信機能(例えば、図26のCPU702;通信装置708)と、
この追加単語受信機能により受信された追加単語と前記単語受信機能により受信された単語を含む例文を前記例文記憶機能により記憶された例文の中から検索して利用者端末に送信する更新例文送信機能(例えば、図26のCPU702;通信装置708)と、
を実現させることを特徴とする。
請求項9に記載の発明の情報表示制御装置は、
複数の単語を含む例文を複数記憶する例文記憶手段(例えば、図3のROM20;例文テーブル204)と、
単語を文字入力する制御を行う単語入力制御手段(例えば、図3の入力部40;図10のステップB10)と、
この単語入力制御手段により文字入力された単語を含む例文を前記例文記憶手段に記憶された例文の中から検索して一覧表示する制御を行う一覧表示制御手段(例えば、図3のCPU10;図27のステップJ10)と、
この一覧表示制御手段の制御により、前記文字入力された単語を含む例文が一覧表示されている状態において、この一覧表示制御手段により一覧表示された例文の単語の中からユーザ操作に応答して何れかの追加単語を選択する制御を行う追加単語選択制御手段(例えば、図3の入力部40;図14のステップE14〜E18)と、
この追加単語選択制御手段により選択された追加単語と前記文字入力された単語とを含む例文を前記例文記憶手段に記憶された例文の中から検索して一覧表示させるように更新表示する制御を行う一覧表示更新制御手段(例えば、図3のCPU10:図27のステップJ34)と、
を備えることを特徴としている。
また、請求項16に記載の発明のプログラムは、
コンピュータに、
複数の単語を含む例文を複数記憶する例文記憶機能(例えば、図3のROM20;例文テーブル204)と、
単語を文字入力する単語入力機能(例えば、図3の入力部40;図10のステップB10)と、
この単語入力機能により文字入力された単語を含む例文を前記例文記憶機能により記憶された例文の中から検索して一覧表示する制御を行う一覧表示制御機能(例えば、図3のCPU10;図27のステップJ10)と、
この一覧表示制御機能の制御により、前記文字入力された単語を含む例文が一覧表示されている状態において、この一覧表示制御機能により一覧表示された例文の単語の中から何れかの追加単語を選択する追加単語選択機能(例えば、図3の入力部40;図14のステップE14〜E18)と、
この追加単語選択機能により選択された追加単語と前記文字入力された単語とを含む例文を前記例文記憶機能により記憶された例文の中から検索して一覧表示させるように更新表示する制御を行う一覧表示更新制御機能(例えば、図3のCPU10:図27のステップJ34)と、
を実現させることを特徴としている。
請求項10に記載の発明の情報表示制御装置は、
複数の単語を含む例文を複数記憶する例文記憶手段(例えば、図3のROM20;例文テーブル204)と、
単語を文字入力する制御を行う単語入力制御手段(例えば、図3の入力部40;図10のステップB10)と、
この単語入力制御手段により文字入力された単語を含む例文を前記例文記憶手段に記憶された例文の中から検索して一覧表示する制御を行う一覧表示制御手段(例えば、図3のCPU10;図27のステップJ10)と、
この一覧表示制御手段の制御により、前記入力された単語を含む例文が一覧表示されている状態において、ユーザ操作に応答して追加単語を文字入力する制御を行う追加単語入力制御手段(例えば、図2のCPU10;図27のステップJ19〜J22)と、
この追加単語入力制御手段により文字入力された追加単語と前記単語入力制御手段により入力された単語とを含む例文を前記例文記憶手段に記憶された例文の中から検索して、一覧表示させるように更新表示する制御を行う一覧表示更新制御手段(例えば、図3のCPU10:図27のステップJ24、J26、J34)と、
を備えることを特徴とする。
また、請求項17に記載の発明のプログラムは、
コンピュータに、
複数の単語を含む例文を複数記憶する例文記憶機能(例えば、図3のROM20;例文テーブル204)と、
単語を文字入力する単語入力機能(例えば、図3の入力部40;図10のステップB10)と、
この単語入力機能により文字入力された単語を含む例文を前記例文記憶機能により記憶された例文の中から検索して一覧表示する制御を行う一覧表示制御機能(例えば、図3のCPU10;図27のステップJ10)と、
この一覧表示制御機能の制御により、前記文字入力された単語を含む例文が一覧表示されている状態において、追加単語を文字入力する追加単語入力機能(例えば、図2のCPU10;図27のステップJ19〜J22)と、
この追加単語入力機能により文字入力された追加単語と前記単語入力機能により文字入力された単語とを含む例文を前記例文記憶機能により記憶された例文の中から検索して、一覧表示させるように更新表示する制御を行う一覧表示更新制御機能(例えば、図3のCPU10:図27のステップJ24、J26、J34)と、
を実現させることを特徴とする。
請求項13に記載の発明のサーバは、
所定の通信回線を介して利用者端末と接続されるサーバにおいて、
複数の単語を含む例文を複数記憶する例文記憶手段(例えば、図26のROM710)と、
前記利用者端末から単語を受信する単語受信手段(例えば、図26のCPU702;通信装置708)と、
この単語受信手段により受信された単語を含む例文を前記例文記憶手段に記憶された例文の中から検索して利用者端末に送信する例文送信手段(例えば、図26のCPU702;通信装置708)と、
前記利用者端末から追加単語を受信する追加単語受信手段(例えば、図26のCPU702;通信装置708)と、
この追加単語受信手段により受信された追加単語と前記単語受信手段により受信された単語とを含む例文を前記例文記憶手段に記憶された例文の中から検索して、利用者端末に送信する更新例文送信手段(例えば、図26のCPU702;通信装置708)と、
を備えることを特徴とする。
また、請求項19に記載の発明のプログラムは、
所定の通信回線を介して利用者端末と接続されるコンピュータに、
複数の単語を含む例文を複数記憶する例文記憶機能(例えば、図26のROM710)と、
前記利用者端末から単語を受信する単語受信機能(例えば、図26のCPU702;通信装置708)と、
この単語受信機能により受信された単語を含む例文を前記例文記憶機能により記憶された例文の中から検索して利用者端末に送信する例文送信機能(例えば、図26のCPU702;通信装置708)と、
前記利用者端末から追加単語を受信する追加単語受信機能(例えば、図26のCPU702;通信装置708)と、
この追加単語受信機能により受信された追加単語と前記単語受信機能により受信された単語とを含む例文を前記例文記憶機能により記憶された例文の中から検索して、利用者端末に送信する更新例文送信機能(例えば、図26のCPU702;通信装置708)と、
を実現させることを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、請求項10に記載の情報表示制御装置において、
前記追加単語入力手段は、前記一覧表示制御手段により一覧表示された例文の単語の中から何れかの追加単語をユーザ操作に応答して選択することにより、追加単語を入力する制御を行う追加単語選択入力制御手段(図3のCPU10;図27のステップJ28、J30、J32)を有することを特徴とする。
請求項1又は14に記載の発明によれば、ユーザにより文字入力された単語(以下、適宜「入力単語」という。)を含む例文を一覧表示している状態において、追加単語の入力があると、追加単語と入力単語とに対応づけられた例文を再度検索し、一覧表示画面を更新表示することができる。従って、例文を一覧表示した後に、さらに追加単語を入力させることにより、表示されている例文の中から入力された追加単語を含む例文に絞り込んで一覧表示することができる。これにより、ユーザは表示されている多くの例文の中から簡単に絞り込んでいくことができ、所望する例文を即座に見つけることができるようになる。
請求項2に記載の発明によれば、見出語の説明情報を表示させた後に、見出語の説明情報に含まれている単語に基づいて例文を一覧表示させることができる。従って、ユーザは見出語に対応付けられた例文を表示させる場合でも、例文が一覧表示された後に、更に追加単語を入力することにより、表示されている例文の中から見出語と追加単語とに対応づけられた例文に絞り込んで表示させることができる。従って、ユーザは所望する単語が用いられている例文を早く見つけることができるようになる。
請求項3に記載の発明によれば、例文が一覧表示された中から、単語を選択することにより絞り込みに利用する追加単語を入力することができる。従って、ユーザは表示されている単語を利用して追加単語を入力することができ、単語の綴りが解らない場合等に優れた効果が期待できる。
請求項4に記載の発明によれば、入力単語に含まれている単語を識別表示することができる。従って、ユーザは例文の中でどの単語が入力単語及び追加単語であるかを容易に把握することができる。
請求項5に記載の発明によれば、入力単語に対する追加単語の相対的な位置関係を指定することにより指定した位置関係に適合した例文に絞り込んで表示することができる。従って、例文を絞り込んで表示させる際に、ユーザは入力単語と追加単語とが所望する位置関係にある例文を絞り込んで表示させることが可能となる。
請求項6に記載の発明によれば、入力単語と追加単語との相対的な位置関係を指定する際に、前後関係を指定することができる。従って、例文を絞り込んで表示させる際に、ユーザは入力単語と追加単語との前後関係が、所望する前後関係にある例文を絞り込んで表示させることが可能となる。
請求項7に記載の発明によれば、入力単語と追加単語とが隣接位置か否かを指定することができる。従って、例文を絞り込んで表示させる際に、ユーザは入力単語と追加単語との位置関係が、例えば隣接する例文を絞り込んで表示させることが可能となる。
請求項8又は15に記載の発明によれば、成句を一覧表示している状態において、追加単語の入力があると、追加単語と入力単語とに対応づけられた成句を再度検索し、一覧表示画面を更新表示することができる。従って、成句を一覧表示した後に、さらに追加単語を入力させることにより、表示されている成句の中から入力された追加単語を含む成句に絞り込んで一覧表示することができる。これにより、ユーザは表示されている多くの成句の中から簡単に絞り込んでいくことができ、所望する成句を即座に見つけることができるようになる。
請求項9又は16に記載の発明によれば、例文を一覧表示している状態において、一覧表示された例文の中の何れかの単語が追加単語として選択されると、追加単語と入力単語とに対応づけられた例文を再度検索し、一覧表示画面を更新表示することができる。従って、ユーザは例文が一覧表示された状態で、追加単語を選択することで、表示されている例文の中から選択した追加単語を含む例文に絞り込んで一覧表示させることができる。
請求項10又は17に記載の発明によれば、例文を一覧表示している状態において、追加単語が入力されると、追加単語と入力単語とに対応づけられた例文を再度検索し、一覧表示画面を更新表示することができる。従って、ユーザは例文が一覧表示されている状態で、さらに追加単語を入力することで、表示されている例文の中から入力した追加単語を含む例文に絞り込んで一覧表示させることができる。
請求項11に記載の発明によれば、例文が一覧表示されている状態において、追加単語が入力されるかわりに、一覧表示された例文の中から何れかの追加単語が選択されることにより追加単語が入力されることとなる。
請求項12又は18に記載の発明によれば、入力単語を利用者端末から受信し、この入力単語を含む例文を検索して利用者端末に送信する。さらに、利用者端末から受信された追加単語を追加して、再度例文を検索して利用者端末に送信することができる。従って、利用者端末側においては、プログラムや辞書DBを内蔵していなくても、入力単語や追加単語を指定することにより簡単に絞り込んでいくことができ、所望する例文を即座に表示させることが可能となる。
請求項13又は19に記載の発明によれば、入力単語を利用者端末から受信し、この入力単語を含む例文を検索して利用者端末に送信する。さらに、利用者端末から受信された追加単語を追加して、再度例文を検索して利用者端末に送信することができる。従って、利用者端末側においては、プログラムや辞書DBを内蔵していなくても、入力単語や追加単語を指定することにより簡単に絞り込んでいくことができ、所望する例文を即座に表示させることが可能となる。
次に、図を参照して、本発明を情報表示制御装置の一種である電子辞書に適用した場合の実施の形態について図面を参照して詳細に説明するが、本発明が適用可能なものはこれに限定されるものではなく、電子ブック、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯電話等にも適用できる。
〔第1実施形態〕
[1.1 構成]
電子辞書には、国語辞書、英和辞書、和英辞書、英英辞書等、ことわざ辞典等の各種電子辞書データ(辞書データベース)が内蔵されている。この辞書データベース(以下、データベースのことを単に「DB」という。)には、見出語に対応づけて、当該見出語を説明するための文字データや、画像データ、動画データ、音声データ等の説明情報が記憶される。ユーザは辞書種別を選択して単語を文字入力することにより、当該単語の説明情報を表示させることができる。
図1に、この電子辞書1の概観図を示す。同図に示すように、電子辞書1は、ディスプレイ3と、各種キー群5とを備えている。ここで、各種キー群5を構成するキーにはそれぞれ固有の機能が割り当てられており、ユーザによってこれらのキーが押下されて、電子辞書1が操作される。
例えば、各種キー群5は、図2に示すように、電子辞書の動作モードを選択する電子辞書の動作モード選択キー群7、操作の確定等の指示が入力される訳/決定キー9、カーソル等の方向を指示する方向キー11、各種指定された操作を実行する指定操作キー群13、シフトキー15等を有している。尚、それぞれのキーの機能、動作についての詳細は適宜説明する。
図3は、電子辞書1の構成を示すブロック図である。同図に示すように、電子辞書1は、CPU(Central Processing Unit)10、ROM(Read Only Memory)20、RAM(Random Access Memory)30、入力部40、表示部50を備えており、バス60で接続されている。
[1.1.1 記憶装置]
ROM20は、各種初期設定、ハードウェアの検査、或いは必要なプログラムのロード等を行うための初期プログラムを格納する。CPU10は、電子辞書1の電源投入時においてこの初期プログラムを実行することにより、電子辞書1の動作環境を設定する。
また、ROM20は、メニュー表示処理、各種設定処理、各種検索処理等の電子辞書1の動作に係る各種プログラムや、電子辞書1の備える検索機能、表示機能、設定機能等の種々の機能を実現するためのプログラム等を格納すると共に、辞書DBとして英和辞書DB200と、英英辞書DB210とを格納する。さらに、プログラムとして、辞書検索プログラム220を格納する。
英和辞書DB200は、英和辞書に関するコンテンツを記憶している辞書DBである。ここで、辞書DBとは、見出語テーブルと、例文テーブルと、単語例文テーブルとを含んで構成されているDBであり、英和辞書DB200には、見出語テーブル202と、例文テーブル204と、単語例文テーブル206とを含んでいる。
見出語テーブル202は、見出語と、説明情報と、見出語が実際に用いられている例文の例文番号とが記憶されているテーブルである。図4に見出語テーブル202のデータ構成の一例を示す。図4に示すように、見出語テーブル202には、見出語202aと、説明情報202bと、例文番号202cとが記憶されている。CPU10は、見出語202a又は説明情報202bを表示している際に、例文キー7bが押下されると、例文番号202cに記憶されている例文番号に基づいて、例文を表示部50に表示する。
例文テーブル204は、例文番号に例文と例文の訳文(以下、例文と例文の訳文を併せて「例文情報」という。)が対応づけて記憶されているテーブルである。図5に、例文テーブル204のデータ構成の一例を示す。図5に示すように、例文テーブル204には、例文番号(例えば、「80」)と、例文(例えば、「a look forward」)及び例文の訳文(例えば、「先見」)からなる例文情報とが対応づけて記憶されている。また、ここでいう例文とは、複数の単語から構成されているものをいう。辞書コンテンツによっては、「look for」等を成句、「be interested in」等を熟語、「United States」等を複合語と呼ばれているが、本実施形態においては例文の一種として例文に含まれるものとする。
単語例文テーブル206は、単語に対応づけて、当該単語が使用されている例文の例文番号が記憶されているテーブルである。図6に示すように、単語例文テーブル206には、例文で使用されている単語である例文単語(例えば「look」)と、例文番号(例えば、「…,30,…,80,…」)とを対応づけて記憶している。
英英辞書DB210は、英英辞書のコンテンツを記憶している辞書DBである。CPU10は、辞書の動作モードが英英辞書検索である場合や、複数辞書検索の際に英英辞書DB210を参照する。尚、辞書DBの構成としては、英和辞書DB200と同一の構成となるため、その説明を省略する。
辞書検索プログラム220は、CPU10によってROM20から読み出され、RAM30に展開された後に実行されるプログラムである。詳細は後述するが、辞書検索プログラム220は、例文検索プログラム222と、見出語検索プログラム224と、第1例文表示プログラム230とをサブルーチンとして含むプログラムである。更に、第1例文表示プログラム230は、追加単語入力プログラム232と、追加単語選択プログラム234と、追加単語入力条件プログラム236と、追加単語選択条件プログラム238とをサブルーチンとして含んでいる。
RAM30は、CPU10が実行する各種プログラムや、これらのプログラムの実行にかかるデータ等を一時的に保持する随時書き込み可能なメモリである。本実施の形態では、検索例文番号記憶領域302と、作業領域304と、入力単語群記憶領域306と、対象辞書記憶領域308とを記憶するための領域が確保されている。
検索例文番号記憶領域302は、辞書検索処理において、CPU10が例文を一覧表示するときに参照される記憶領域である。図7に示すように、検索例文番号記憶領域302は、辞書DBの種類(名称)と、例文番号とを対応づけて記憶している。そして、CPU10は、検索例文番号記憶領域302に記憶されている例文番号(以下、適宜「検索例文番号」という)に基づいて、例文一覧表示を実行する。
例えば、「look」と「foward」とを含む検索例文番号を抽出する場合について簡単に説明する。CPU10は、単語例文テーブル206から「look」に対応する例文番号「…,30,…,80,…,84,…」を読み出す。続いて、CPU10は、単語例文テーブル206から「forward」に対応する例文番号「…,24,…,48,…,80,…」を読み出す。そして、この2つに共通する例文番号「…,80,84,153,…」を検索例文番号として抽出し、検索例文番号記憶領域302に記憶する。
作業領域304は、例文番号を抽出したり、整理するときに一時的に利用されるメモリ領域である。例えば、入力単語群に含まれる入力単語毎の例文番号を一度作業領域304に記憶する。そして、CPU10は、作業領域304に記憶された例文番号から共通する例文番号を抽出し、入力単語群の入力単語総てを含む例文の例文番号として、検索例文番号記憶領域302に記憶する。
入力単語群記憶領域306は、ユーザにより入力された少なくとも1つの入力単語から成る入力単語群を記憶するための領域である。CPU10は、入力単語群に入力単語を複数記憶させる場合には区切り文字(例えば「&」)を用いることによって記憶させる。例えば、図8に示す入力単語群記憶領域306の一例のように、入力単語として「look」と「forward」を記憶させる場合には、区切り文字「&」で連結し「look&forward」と記憶させる。
対象辞書記憶領域308は、現在検索・表示等の処理の対象となる辞書DBの種類(名前)について記憶している領域である。例えば、「英和辞書」が記憶されている場合には、CPU10は、見出語の検索や、例文の一覧表示等を実行する際には、英和辞書DB200を対象とし、見出語テーブル202から見出語の説明情報を検索したり、例文テーブル204から例文情報の読み出し等の処理を行う。
[1.1.2 CPU]
CPU10は、入力される指示に応じて所定のプログラムに基づいた処理を実行し、各機能部への指示やデータの転送を行う。具体的には、CPU10は、入力部40から入力される操作信号に応じてROM20に格納されたプログラムを読み出し、当該プログラムに従って処理を実行する。そして、処理結果を表示するための表示制御信号を適宜表示部50に出力して、対応した表示情報を表示する。
また、CPU10は、本実施の形態において、ROM20の辞書検索プログラム220に従った、辞書検索処理(図9参照)を実行する。また、CPU10は、辞書検索処理において、例文検索プログラム222に従った例文検索処理(図10参照)と、見出語検索プログラム224に従った見出語検索処理(図11参照)と、第1例文表示プログラム230に従った第1例文表示処理(図12)とをサブルーチンとして実行する。さらに、第1例文表示処理において、追加単語入力プログラム232に従った追加単語入力処理(図13参照)と、追加単語選択プログラム234に従った追加単語選択処理(図14参照)と、追加単語入力条件プログラム236に従った追加単語入力条件処理(図15参照)と、追加単語選択条件プログラム238に従った追加単語選択条件処理(図16参照)とをサブルーチンとして実行する。
CPU10は、辞書検索処理において、電子辞書の動作を選択させる。そして、電子辞書の動作が複数辞書検索の場合には、例文検索処理を実行し、英和辞書検索の場合には、見出語検索処理をサブルーチンとして実行する。そして、CPU10は第1例文表示処理をサブルーチンとして実行する。
また、例文検索処理において、CPU10は、入力単語群の入力単語が総て含まれる例文番号を抽出する。そして、CPU10は、抽出された例文番号を、検索例文番号記憶領域302に記憶する。
また、見出語検索処理において、CPU10は、入力単語に適合する見出語を選択する。そして、選択された見出語の説明情報を表示部50に表示する。そして、例文キー7bが押下されると、CPU10は、見出語に対応する例文番号を読み出して、検索例文番号記憶領域302に記憶する。
また、第1例文表示処理において、選択辞書DBに対応する例文DBに対応する例文を検索例文番号記憶領域302に従って一覧表示する。そして、CPU10は、絞込操作の指示があった場合には、絞込操作に応じて追加単語入力処理、追加単語選択処理、追加単語入力条件処理、追加単語選択条件処理の各処理を実行し、例文一覧を再表示する。そして、決定キー9が押下されると、CPU10は、例文情報を表示する。尚、ここで、絞込操作とは、例文が一覧表示されている際に追加単語を指定すると、指定された追加単語に応じて一覧表示を更新表示させる操作のことをいう。
また、追加単語入力処理において、CPU10は、追加単語を入力させる。そして、CPU10は、追加単語に対応する例文番号(以下、適宜「追加例文番号」という。)を読み出し、検索例文番号との共通例文番号を抽出する。そして、抽出された共通例文番号で検索例文番号記憶領域302を更新するのと併せて、追加単語を入力単語群記憶領域306に追記することにより更新する。
また、追加単語選択処理において、CPU10は、選択カーソルを表示する。そして、決定キー9が押下されると、CPU10は選択カーソルが位置する単語を追加単語として記憶する。そして、CPU10は、追加例文番号を読み出し、検索例文番号との共通例文番号を抽出する。そして、抽出された共通例文番号で検索例文番号記憶領域302を更新するのと併せて、追加単語を入力単語群記憶領域に追記することにより更新する。
また、追加単語入力条件処理において、CPU10は、条件選択ウィンドウを表示し、追加単語を入力させて、抽出条件を選択させる。ここで、抽出条件とは、入力単語群と追加単語の相対的な位置関係を指定する条件のことである。具体的には、例文の中において、追加単語が入力単語群より文頭に近い位置(前方)にあるか、入力単語群より文末に近い位置(後方)にあるかの相対的な位置関係を指定する条件と、追加単語と入力単語とが隣接しているのか、離れているのかとを表す条件とを組み合わせて指定する。従って、抽出条件としては、「離れて前方」と、「隣接して前方」と、「隣接して後方」と、「離れて後方」と、通常の検索を行う「通常検索」の5種類の条件がある。そして、抽出条件に応じた例文番号を抽出し、検索例文番号記憶領域302を更新する。
また、追加単語選択条件処理において、CPU10は、選択カーソルを表示する。そして、決定キー9が押下されると、CPU10は選択カーソルが位置する単語を追加単語として記憶する。そして、条件選択ウィンドウを表示し、抽出条件を選択させる。そして、CPU10は、選択された抽出条件に応じた例文番号を抽出し、検索例文番号記憶領域を更新する。
[1.1.3 入力部・表示部等]
入力部40は、仮名やアルファベット等の文字入力や機能選択等に必要なキー群を備えた入力装置であり、押下されたキーの信号をCPU10に出力する。この入力部40におけるキー入力により、検索語の入力、辞書モードの選択、検索実行指示、ジャンプ機能の開始等の入力手段を実現する。なお、この入力部40は、図1のキー群5に限られるわけではなく、タッチパネル等であってもよい。
表示部50は、CPU10から入力される表示信号に基づいて各種画面を表示するものであり、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成される。なお、この表示部50は、図1に示すディスプレイ3に相当する。
バス60は、CPU10からのデータ等の電気信号を通す線路であり、CPU10と、ROM20と、RAM30と、入力部40と、表示部50とをそれぞれ接続する信号線である。
[1.2 処理]
[1.2.1 辞書検索処理]
まず、辞書検索処理について説明する。図9は、辞書検索処理に係る電子辞書1の動作を説明するためのフローチャートである。この辞書検索処理は、CPU10がROM20に記憶された辞書検索プログラム220を実行することによって実現される処理である。
まず、CPU10は、ユーザに辞書の動作を選択させ、選択された辞書の動作に応じた処理を実行する(ステップA10)。ここで、CPU10は、辞書の動作として「複数辞書検索」が選択された場合には(ステップA10;複数辞書検索)、サブルーチンとして例文検索処理(図10)を実行し(ステップA12)、英和辞書検索が選択された場合には(ステップA10;英和辞書検索)、サブルーチンとして見出語検索処理(図11)を実行する(ステップA14)。ここで、辞書の動作が選択される方法としては、例えば、複数辞書検索キー7aや、英和辞書検索キー7cが押下されることにより、辞書の動作の選択を検知したり、表示されたメニューから選択されることにより、辞書の動作の選択を検知する。
CPU10は、続いてサブルーチンとして第1例文表示処理(図12)を実行し(ステップA16)、処理を終了するか否かを判定する(ステップA18)。ここで、ユーザにより処理の終了が入力された場合には(ステップA18;Yes)、辞書検索処理を終了する。また、処理の終了が入力されていない場合には(ステップA18;No)、CPU10は、ステップA10から処理を繰り返し実行する(ステップA18;No→ステップA10)。
[1.2.2 例文検索処理]
続いて、例文検索処理について説明する。図10は例文検索処理に係る電子辞書1の動作を説明するためのフローチャートである。この例文検索処理は、CPU10が、ROM20に記憶された例文検索プログラム222を実行することによって実現される処理であり、辞書検索処理のステップA12においてサブルーチンとして実行される処理である。
まず、CPU10は、対象辞書記憶領域308に辞書名を「英和辞書」として記憶する(ステップB8)。続いて、CPU10は少なくとも1つの入力単語から成る入力単語群の入力があるか否かを判定する(ステップB10)。入力単語群が入力された場合には(ステップB10;Yes)、CPU10は入力された入力単語群を入力単語群記憶領域306に記憶する(ステップB12)。続いて、CPU10は、入力単語群の最初の入力単語を一つ選択する(ステップB14)。そして、CPU10は、選択した入力単語に対応する例文番号を対象辞書DBの例文テーブルから読み出して作業領域304に記憶する(ステップB16)。ここで、対象辞書記憶領域308に「英和辞書」と記憶されているので、CPU10は英和辞書DB200の単語例文テーブル206から、入力単語に対応する例文番号を読み出す。
次に、CPU10は入力単語群記憶領域306に記憶されている入力単語群について総て処理が終了したか否かを判定する(ステップB20)。もし、処理が終了していない入力単語がある場合には(ステップB20;No)、CPU10は、次の入力単語を選択し(ステップB18)、ステップB16から処理を繰り返し実行する。
続いて、CPU10は、作業領域304に記憶された入力単語に対応する例文番号それぞれの共通番号を抽出し、抽出した例文番号(検索例文番号)を検索例文番号記憶領域302に記憶する(ステップB22)。そして、ROM20に記憶されている英和辞書DB、英英辞書DBについて総て処理が終了した場合には(ステップB24;Yes)、例文検索処理を終了して、メインルーチンである辞書検索処理(図9)に戻る。他方、ROM20に記憶されている辞書DBについて総て処理を終了していない場合には(ステップB24)、次の辞書DB(英英辞書DB210)を対象辞書DBとして対象辞書記憶領域308に記憶して、処理をステップB14から繰り返し実行する。
[1.2.3 見出語検索処理]
続いて、見出語検索処理について説明する。図11は見出語検索処理に係る電子辞書1の動作を説明するためのフローチャートである。この見出語検索処理は、CPU10が、ROM20に記憶された見出語検索プログラム224を実行することによって実現される処理であり、辞書検索処理のステップA14においてサブルーチンとして実行される処理である。
まず、CPU10は、英和辞書検索キー7cが押下されていることから、対象辞書記憶領域308に対象辞書として「英和辞書」と記憶する(ステップC8)。
続いて、入力単語が入力されると(ステップC10;Yes)、CPU10は、入力単語に適合する見出語を見出語テーブル202から選択する(ステップC12)。そして、選択された見出語に対応する説明情報を、見出語テーブル202から読み出して表示部50に表示する(ステップC14)。そして、CPU10は、選択された見出語を入力単語として入力単語群記憶領域306に記憶する(ステップC16)。
次に、CPU10は、例文キー7bが押下されたか否かを判定する(ステップC18)。ここで、例文キー7bが押下された場合には(ステップC18;Yes)、CPU10は見出語に対応する例文番号を見出語テーブル202から読み出して検索例文番号記憶領域302に記憶する(ステップC20)。
そして、CPU10はROM20に記憶されている他の辞書DB(英英辞書DB210)について処理が終了しているか否かを判定する(ステップC22)。他の辞書DB(英英辞書DB210)について処理が終了していない場合には(ステップC22;No)、CPU10は、他の辞書DB(英英辞書DB210)を対象辞書として対象辞書記憶領域308に記憶し(ステップC24)、ステップC20から処理を繰り返し実行する。他方、ROM20に記憶された他の辞書DBについて処理が完了した場合には(ステップC22;Yes)、CPU10は見出語検索処理を終了して、メインルーチンである辞書検索処理(図9)に戻る。
[1.2.4 第1例文表示処理]
続いて、第1例文表示処理について説明する。図12は第1例文表示処理に係る電子辞書1の動作を説明するためのフローチャートである。この第1例文表示処理は、CPU10が、ROM20に記憶された第1例文表示プログラム230を実行することによって実現される処理であり、辞書検索処理のステップA16においてサブルーチンとして実行される処理である。
まず、CPU10は、選択辞書DBに対応する例文一覧を表示し、入力単語群を特別表示する(ステップD10)。続いて、CPU10は、方向キー11が押下されたか否かを判定する(ステップD12)。ここで、左右方向キー11aが押下された場合には(ステップD12;左右キー)、CPU10は選択辞書DBを切り替え(ステップD14)、再度ステップD10を実行する。また、上下方向キー11bが押下された場合には(ステップD12;上下キー)、選択例文を移動し(ステップD16)、ステップD12に処理を戻す。
続いて、CPU10は、絞込操作があったか否かを判定する(ステップD18)。ここで、絞込操作があった場合には(ステップD18;Yes)、絞込操作の操作内容に応じてサブルーチンを実行する(ステップD20)。具体的には、成句・複合語キー13aが押下された場合には、CPU10は、サブルーチンとして追加単語入力処理(図13)を実行する(ステップD22)。ジャンプキー13bが押下された場合には、CPU10は、サブルーチンとして追加単語選択処理(図14)を実行する(ステップD24)。シフトキー15と成句・複合語キー13aとが押下された場合には、CPU10は、サブルーチンとして追加単語入力条件処理(図15)を実行する(ステップD26)。シフトキー15とジャンプキー13bとが押下された場合には、CPU10は、サブルーチンとして追加単語選択条件処理(図16)を実行する(ステップD28)。
そして、CPU10は、検索例文番号記憶領域302に記憶された検索例文番号に基づいて例文一覧を再表示し、併せて入力単語群を特別表示する(ステップD30)。ここで、決定キー9が押下された場合には(ステップD32;Yes)、CPU10は例文テーブル204から例文情報を読み出して表示する(ステップD34)。そして、ユーザにより処理を終了させると判定された場合には(ステップD36;Yes)、第1例文表示処理を終了して、メインルーチンである辞書検索処理(図9)に戻る。他方、ユーザにより処理を終了させないと判定された場合には(ステップD36;No)、ステップD12から処理を繰り返し実行する。
[1.2.5 追加単語入力処理]
続いて、追加単語入力処理について説明する。図13は追加単語入力処理に係る電子辞書1の動作を説明するためのフローチャートである。この追加単語入力処理は、CPU10が、ROM20に記憶された追加単語入力プログラム232を実行することによって実現される処理であり、第1例文表示処理のステップD22においてサブルーチンとして実行される処理である。
まず、CPU10は、追加単語入力ウィンドウを表示する(ステップF10)。続いて、追加単語が入力されると(ステップF12;Yes)、CPU10は、追加単語の例文番号を、単語例文テーブル206から追加例文番号として読み出して記憶する(ステップF14)。続いて、CPU10は、追加例文番号と検索例文番号との共通例文番号を抽出し(ステップF16)、検索例文番号記憶領域302を更新する(ステップF18)。さらに、CPU10は追加単語を入力単語群に追記して入力単語群記憶領域306を更新する(ステップF20)。
ここで、CPU10は、全辞書DBに対して処理が終了したと判定した場合は(ステップF22;Yes)、追加単語入力処理を終了して第1例文表示処理に戻る(図12)。他方、全辞書DBに対して処理が終了していないと判定した場合には(ステップF22;No)、次の辞書DBを選択し(ステップF24)、ステップF14から処理を繰り返し実行する。
[1.2.6 追加単語選択処理]
続いて、追加単語選択処理について説明する。図14は追加単語選択処理に係る電子辞書1の動作を説明するためのフローチャートである。この追加単語選択処理は、CPU10が、ROM20に記憶された追加単語選択プログラム234を実行することによって実現される処理であり、第1例文表示処理のステップD24においてサブルーチンとして実行される処理である。
CPU10は、単語が選択された選択カーソルを表示部50に表示する(ステップE10)。続いて、方向キー11が押下された場合には(ステップE12;Yes)、CPU10は方向キーと同一方向の単語に選択カーソルを移動させる(ステップE14)。そして、決定キー9が押下された場合には(ステップE16;Yes)、現在カーソル位置にある単語を追加単語として記憶する(ステップE18)。
続いて、CPU10は、記憶された追加単語の追加例文番号を例文テーブル204から読み出す(ステップE20)。続いて、追加例文番号と、検索例文番号との共通する例文番号を抽出し(ステップE22)、検索例文番号記憶領域302を更新する(ステップE24)。さらに、CPU10は追加単語を入力単語群に追記して入力単語群記憶領域306を更新する(ステップE26)。
ここで、CPU10は、全辞書DBに対して処理が終了したと判定した場合は(ステップE28;Yes)、追加単語入力処理を終了して第1例文表示処理に戻る(図12)。他方、全辞書DBに対して処理が終了していないと判定した場合には(ステップE28;No)、次の辞書DBを選択し(ステップE30)、ステップE20から処理を繰り返し実行する。
[1.2.7 追加単語入力条件処理]
続いて、追加単語入力条件処理について説明する。図15は追加単語入力条件処理に係る電子辞書1の動作を説明するためのフローチャートである。この追加単語入力条件処理は、CPU10が、ROM20に記憶された追加単語入力条件プログラム236を実行することによって実現される処理であり、第1例文表示処理のステップD26においてサブルーチンとして実行される処理である。
まず、CPU10は、条件選択ウィンドウを表示する(ステップG10)。次に、CPU10は、ユーザによって追加単語の入力(ステップG12)と、抽出条件の選択(ステップG14)とがされた後に、決定キー9が押下されたか否かを判定する(ステップG16)。
決定キー9が押下された場合には(ステップG16;Yes)、追加単語に対応する追加例文番号を単語例文テーブル206から読み出す(ステップG30)。そして、追加例文番号と、検索例文番号との共通例文番号を抽出する(ステップG32)。それから、CPU10はステップG14で指定された抽出条件を判定する(ステップG34)。
抽出条件として「離れて前方」が選択された場合には(ステップG34;離れて前方)、例文の中に含まれる入力単語群から離れており、追加単語が入力単語群と比較して相対的に前方にある例文番号のみを更に抽出する(ステップG36)。
また、抽出条件として「隣接して前方」が選択された場合には(ステップG34;隣接して前方)、例文の中に含まれる入力単語群と隣接しており、追加単語が入力単語群と比較して相対的に前方にある例文番号のみを更に抽出する(ステップG38)。
また、抽出条件として「隣接して後方」が選択された場合には(ステップG34;隣接して後方)、例文の中に含まれる入力単語群と隣接しており、追加単語が入力単語群と比較して相対的に後方にある例文番号のみを更に抽出する(ステップG40)。
また、抽出条件として「離れて後方」が選択された場合には(ステップG34;離れて後方)、例文の中に含まれる入力単語群から離れており、追加単語が入力単語群と比較して相対的に後方にある例文番号のみを更に抽出する(ステップG42)。
また、抽出条件が「通常検索」であった場合には(ステップG34;通常検索)、ステップG32で抽出した共通例文番号をそのまま使用する。
そして、抽出された例文番号に基づいて検索例文番号記憶領域302を更新し(ステップG44)、追加単語を入力単語群に追記することで入力単語群記憶領域306を更新する(ステップG46)。そして、CPU10は追加単語入力条件処理を終了し、第1例文表示処理(図12)に戻る。
[1.2.8 追加単語選択条件処理]
続いて、追加単語選択条件処理について説明する。図16は追加単語選択条件処理に係る電子辞書1の動作を説明するためのフローチャートである。この追加単語選択条件処理は、CPU10が、ROM20に記憶された追加単語選択条件プログラム238を実行することによって実現される処理であり、第1例文表示処理のステップD28においてサブルーチンとして実行される処理である。なお、追加単語選択条件処理におけるステップH30からH46までの処理は、図15に示した追加単語入力条件処理におけるステップG30からG46までの処理と同じ処理であるため、その詳細な説明を省略する。
まず、CPU10は、選択カーソルを表示部50に表示する(ステップH10)。続いて、CPU10は、方向キー11が押下されたと判定すると(ステップH12;Yes)、方向キーが押された方向に従ってカーソルを移動させる(ステップH14)。
決定キー9が押下されると(ステップH16;Yes)、CPU10はカーソル位置の単語を追加単語として記憶する(ステップH18)。続いて、CPU10は、条件選択ウィンドウを表示部50に表示し(ステップH20)、抽出条件を選択させる(ステップH22)。
ここで、決定キー9が押下されると(ステップH24;Yes)、追加単語に基づいて追加例文番号を読み出し、検索例文番号との共通例文番号を抽出する。そして、CPU10は、選択された抽出条件に応じて抽出された例文番号で検索例文番号記憶領域302を更新し、更に追加単語を用いて入力単語群記憶領域306を更新する(ステップH30〜ステップH46)。そして、CPU10は追加単語入力条件処理を終了し、第1例文表示処理(図12)に戻る。
[1.3 動作例]
[1.3.1 第1動作例]
続いて、表示画面の図を用いて電子辞書1の動作例について説明する。まず、第1動作例として、辞書検索処理において、入力単語を入力して例文を表示した後に、更に追加単語を入力する(即ち、サブルーチンとして追加単語入力処理を実行する)ことにより例文一覧表示を更新する場合について図17及び図18を用いて説明する。
図17(a)は、ユーザに入力単語群の入力を促す画面を表示部50に表示させた場合の表示画面W100の一例である。CPU10は、入力領域N100に入力された入力単語「look」を入力単語群記憶領域306に記憶する(図10のステップB12)。
図17(a)の状態から、決定キー9が押下された状態が図17(b)の表示画面W102である。CPU10は、検索例文番号記憶領域302に記憶された検索例文番号に対応する例文を例文テーブル204から読み出して一覧表示する(図12のステップD10)。ここで、図17(b)において表示画面W102と表示画面W103に上下2分割で表示されている。CPU10は、表示画面W102に検索例文番号記憶領域302に記憶された検索例文番号に対応する例文を一覧表示している。更に、CPU10は入力単語「look」に相当する部分に特別表示T1を行う。さらに、一覧表示されている例文の中から一の例文が選択されて、反転表示M100が施されている。一方、表示画面W103には、選択されている例文(反転表示M100が付されている例文)に対応する例文情報の一部が表示されている。ユーザは、表示画面W103によって選択されている例文における例文情報の一部分を確認することができる。従って、検索の際の利便性を向上させることが可能となる。なお、以下では2分割されている画面の内、上側の画面についてのみ説明を行う。
図17(b)の状態で、成句・複合語キー13aが押下された状態が図17(c)の表示画面W104である。成句・複合語キー13aが押下されると、CPU10は、表示画面W104に追加単語入力ウィンドウR100を表示する(図13のステップF10)。ここで、追加単語「forward」が入力されて(図17(d)の表示画面W106)、決定キー9が押下されると、CPU10は、追加単語として「forward」を記憶する。
そして、CPU10は、入力単語「look」と追加単語「forward」との両方の単語を含んだ例文を一覧表示する(図18(a)の表示画面W108)。ここで、入力単語「look」には識別表示T1が、追加単語「forward」には識別表示T2が付されている。
更に、図18(a)において、成句・複合語キー13aが押下された状態の図が図18(b)の表示画面W110である。CPU10は、追加単語入力ウィンドウR102を表示する(図13のステップF10)。ここで、追加単語入力ウィンドウR102に追加単語「to」が入力され(図18(c))、決定キー9が押下されると(図13のステップF12;Yes)、CPU10は追加単語「to」に対応づけられた追加例文番号を読み出し、検索例文番号との共通番号に基づいて例文一覧表示を更新する(ステップD30)。
図18(d)は、更新された一覧表示を表示した表示画面W114の一例である。追加単語「to」に関しても、識別表示T3が付されている。
[1.3.2 第2動作例]
次に、第2動作例として、複数辞書例文検索処理において、入力単語を入力して例文を表示した後に、更に表示されている単語から追加単語を選択する(即ち、サブルーチンとして追加単語選択処理を実行する)ことにより例文一覧表示を更新する場合について図19及び図20を用いて説明する。
図19(a)は、ユーザに入力単語群の入力を促す画面を表示部50に表示させた場合の表示画面W200の一例である。CPU10は、入力領域N200に入力された入力単語「look」を入力単語群記憶領域306に記憶する(図10のステップB12)。
図19(a)において、決定キー9が押下された表示画面W202の一例が図19(b)である。CPU10は、検索例文番号記憶領域302に記憶された検索例文番号に対応する例文を例文テーブル204から読み出して一覧表示する(図12のステップD10)。また、入力単語「look」に相当する部分に識別表示T1が付されている。さらに、一覧表示されている例文の中から一の例文が選択されて、反転表示M100が付されている。
図19(b)において、ジャンプキー13bが押下された状態が図19(c)の表示画面W204である。ジャンプキー13bが押下されることにより、CPU10は、表示画面W204に選択カーソルK200を表示する(図14のステップE10)。そして、方向キー11が押下されると、CPU10は、選択カーソルK200を移動させる(ステップE14)。ここで単語「forward」を選択した状態が、図19(d)の表示画面W206である。
続いて、図19(d)の状態から決定キー9が押下されると、CPU10は、「forward」を追加単語として記憶する(ステップE18)。そして、CPU10は、入力単語「look」と、追加単語「forward」との両方の単語を含んだ例文に絞り込んで一覧表示する(図20(a)の表示画面W208)。ここで、追加単語として指定された「forward」についても特別表示T2が付されている。さらに、表示された中から一つの例文が反転表示M202によって選択されている。
図20(a)の状態において、ジャンプキー13bが押下された状態が図20(b)の表示画面W210である。CPU10は、ジャンプキー13bが押下されると、表示画面W210に、選択カーソルK202を表示する(図14のステップE10)。
図20(c)は、カーソルK202によって単語「to」が選択されている状態を示す表示画面W212である。ここで、決定キー9が押下されると、CPU10は、追加単語として更に「to」を記憶する。そして、CPU10は、「look」「forward」「to」を含む例文に絞り込んで一覧表示する。このときの表示画面W214の一例が図20(d)の表示画面W214である。ここで、追加単語として更に選択された「to」についても、特別表示T3が付されている。さらに、表示された中から一つの例文が反転表示M204によって選択されている。
[1.3.3 第3動作例]
次に、第3動作例として、見出語検索処理において、見出語の説明情報から例文を表示した後に、更に追加単語を入力する(即ち、サブルーチンとして追加単語入力処理を実行する)ことにより例文一覧表示を更新する場合について図21及び22を用いて説明する。
図21(a)は、見出語「look」の説明情報が表示されている表示画面W300の一例を示す図である。ここで、例文キー7bが押下されると、CPU10は、見出語を含む例文を一覧表示する(図12のステップD10)。このときの表示画面の一例が、図21(b)に示す表示画面W302である。表示画面W302においては、入力単語「look」について特別表示T1が付されている。
次に、図21(b)の表示画面W302の状態において、成句・複合語キー13aが押下された場合には、図21(c)の表示画面W304に示すように、CPU10は、追加単語入力ウィンドウR300を表示する(図13のステップF10)。そして、図21(d)の表示画面W306に示すように追加単語「forward」が追加単語入力ウィンドウR300に入力され(ステップF12;Yes)、決定キー9が押下されたときの表示画面が図22(a)の表示画面W308である。CPU10は、入力単語「look」と、追加単語「forward」とを含む例文に絞って一覧表示している(図12のステップD30)。さらに、追加単語「forward」についても、特別表示T2が付されている。さらに、表示された例文の中から一の例文が反転表示M302によって選択されている。
再び、成句・複合語キー13aが押下されると(ステップD18;Yes)、CPU10は、追加単語入力ウィンドウR302を表示する(図22(b)の表示画面W310、図13のステップF10)。ここで、追加単語として「to」が入力されると、CPU10は、追加単語入力ウィンドウR302に表示し(図22(c)の表示画面W312)、決定キー9が押下されると、追加単語として更に「to」を記憶する。従って、CPU10は、「look」「forward」「to」を含む例文を一覧表示する。この場合において表示された画面が図22(d)の表示画面W314である。ここで、追加単語して更に選択された「to」についても、特別表示T3が付されている。
なお、本動作例では、見出語の説明情報が表示されている際に、例文キー7bを押下することにより、見出語を含む例文を一覧表示したが、ジャンプキー13bが押下されることによって、例文を一覧表示させることとしてもよい。例えば、図21(a)の表示画面W300において、ジャンプキー13bが押下されると、選択カーソルK300が表示画面W300に表示される。ここで、決定キー9が押下されると、CPU10は選択された単語「look」を含む例文を表示する。
[1.3.4 第4動作例]
次に、第4動作例として、複数辞書例文検索処理において、入力単語を入力して例文を表示した後に、追加単語を入力し、抽出条件を選択する(即ち、サブルーチンとして追加単語入力条件処理を実行する)ことにより例文一覧表示を更新する場合について図23及び図24を用いて説明する。
図23(a)は、ユーザに入力単語群の入力を促す画面を表示部50に表示させた場合の表示画面W400の一例である。CPU10は、入力領域N400に入力された入力単語「look」を入力単語群記憶領域306に記憶する(図10のステップB12)。
図23(a)において、決定キー9が押下された状態を示した表示画面W402の一例を示したが図23(b)である。CPU10は、検索例文番号記憶領域302に記憶された検索例文番号に対応する例文を例文テーブル204から読み出して一覧表示する(図12のステップD10)。また、入力単語「look」に相当する部分に識別表示T1が付されている。さらに、一覧表示されている例文の中から一の例文が選択されて、反転表示M400がされている。
図23(b)において、シフトキー15と成句・複合語キー13aとが押下された状態が図20(c)の表示画面W404であり、条件選択ウィンドウR400が表示されている(図15のステップG10)。条件選択ウィンドウR400は、追加単語入力領域R402と、抽出条件設定領域R404の領域から構成されている。
ここで、追加単語入力領域R402に追加単語が入力された表示画面の一例が図23(d)の表示画面W406である。条件選択ウィンドウR400の追加単語入力領域R402に追加単語「forward」が入力され、上下方向キー11bの下キーが押下されると、抽出条件設定領域R404に操作領域が遷移する。このときの表示画面の一例を示したのが図24(a)の表示画面W408である。ここで。現在選択されている抽出条件「通常検索」がマークM402によって選択されている。
この状態で、左右方向キー11aの右キーを押下した状態を示したのが図24(b)の表示画面W410である。ここで、抽出条件選択領域R404に表示されているマークM404は、右に1つずれた状態(右から2番目)であり、抽出条件として「隣接して後方」であることが条件選択ウィンドウR400の抽出条件選択領域R404に表示されている。
そして、図24(b)の状態から決定キー9が押下されると(図15のステップG16;Yes)、追加単語として「forward」が選択され、「look」「forward」を含む例文の中から、「look」と隣接しており、「foward」が「look」の後方にある(すなわち、「look forward」と例文に含まれている)例文を抽出する(ステップG40)。ここで、抽出されて絞り込まれた例文を表示した表示画面の一例が、図24(c)の表示画面W402である。ここで、追加単語として指定された「forward」についても特別表示T2が付されている。さらに、表示された中から一つの例文が反転表示M406によって選択されている。
[1.3.5 第5動作例]
次に、第5動作例として、複数辞書例文検索処理において、入力単語を入力して例文を表示した後に、更に表示されている単語から追加単語を選択し、抽出条件を選択する(即ち、サブルーチンとして追加単語選択条件処理を実行する)ことにより例文一覧表示を更新する場合について図25を用いて説明する。
ここで、一覧表示されている例文の中から、シフトキー15とジャンプキー13bが押下されることにより、カーソルが表示され、方向キーで選択する画面遷移は、図19と同一であるため、その説明を省略する。
そして、決定キー9が押下されると(図16のステップH16;Yes)、CPU10は、追加単語として「forward」を記憶する(ステップH18)と共に、条件選択ウィンドウR500を表示する(図25(a)、ステップH20)。図25(a)の表示画面W500の状態から、左右方向キー11aの右方向キーを押下されると、CPU10は、マークM500をマークM502に移動させる。ここで、決定キー9が押下されると、抽出条件として「隣接して後方」が選択され、CPU10は、条件に適合する例文を抽出する(ステップH40)。ここで、抽出されて絞り込まれた表示画面の一例が、図25(c)の表示画面W504である。ここで、追加単語として指定された「forward」についても特別表示T2が施されている。さらに、表示された中から一つの例文が反転表示M202によって選択されている。
尚、本第1動作例から、第5動作例までの説明は、それぞれ入力単語を入力してから例文一覧表示処理を行っていく一方向の流れとして説明したが、これに限られるわけではなく、夫々の状態は双方向に遷移させることが可能である。例えば、図18(d)の状態において、戻るキー13cを押下することにより、図18(c)の状態に遷移する。そして、図18(c)の状態で異なる追加単語を入力することにより、他の例文を表示させることができる。
〔第2実施形態〕
つづいて、第2実施形態について説明する。第2実施形態は、例文一覧表示と共に追加単語を入力させる領域が表示され、この状態において文字キーの押下操作により、追加単語の直接入力を可能とする実施形態である。
[2.1 構成]
第2実施形態における電子辞書1の構成は、第1実施形態において図3に示したROM20を図26のROM22に置き換えた構成と同一であり、以下、同一の構成要素には同一の符号を付してその説明を省略する。
図26を参照して、ROM22の構成について説明する。図26に示すように、ROM22は、第1実施形態におけるROM20の第1例文表示プログラム230を、第2例文表示プログラム240に置き換えた構成である。この、第2例文表示プログラムは、第1実施形態の追加単語選択プログラム234及び追加単語選択条件プログラム238の他に、例文決定プログラム242と、例文決定条件プログラム244とを含んでいる。以下第2例文表示プログラム242の処理の流れについて説明する。
[2.2 処理の流れ]
図27は、第2例文表示処理にかかる電子辞書1の動作を説明するためのフローチャートである。この第2例文表示処理は、辞書検索処理(図9)のステップA16において、第1例文表示処理にかえて実行される処理である。
まず、例文検索処理(図10)又は見出語検索処理(図11)が実行されると、入力単語群を含む例文の例文番号が検索例文番号記憶領域302に記憶される。そして、第2例文表示処理が実行されると、現在ユーザにより選択されている辞書DBに対応する例文番号が検索例文番号記憶領域302から読み出され、読み出された例文番号に対応する例文が一覧表示される。また、入力単語群記憶領域306に記憶されている入力単語群が特別表示される(ステップJ10)。
ここで、ユーザにより左右方向キー11aが押下されると(ステップJ12;Yes:左右キー)、選択されている辞書DBを切り替える(ステップJ14)。また、上下方向キー11bが押下されると(ステップJ12;Yes:上下キー)、選択されている例文を移動させる。
つづいて、ユーザにより文字キーが押下されると(ステップJ18;Yes)、押下された文字キーに応じて追加単語が入力される(ステップJ20)。例えば、文字キー「i」「t」が押下されると、追加単語として「it」が入力される。
追加単語が入力され、ユーザにより決定キー9が押下されることにより、決定操作が為されたか否か判定される(ステップJ22)。決定キー9が単独で押下された場合には例文決定処理(図28)が実行され(ステップJ22;決定キー→ステップJ24)、決定キー9がシフトキーと共に押下された場合には例文決定条件処理(図29)が実行される(ステップJ22;シフト+決定キー→ステップJ26)。
なお、例文決定処理とは、CPU10が例文決定プログラム242を実行することにより実現される処理であり、図28に示す処理が実行される。ここで、図28に示すステップK14からK22の処理は、図13に示した追加単語入力処理のステップF14からF22までの処理と同一である。
さらに、例文決定条件処理とは、CPU10が例文決定条件プログラム244を実行することにより実現される処理であり、図29に示す処理が実行される。ここで、図29に示すステップステップL20からステップL46までの処理は、図16に示した追加単語選択処理のステップH20からステップH46までの処理と同一である。
つづいて、ステップJ18において、文字キーが押下されていない場合には(ステップJ18;No)、絞込操作が為されたか否かが判定される(ステップJ28)。絞込操作が為された場合、ジャンプキー13bが単独で押下された場合には(ステップJ28;ジャンプキー)、追加単語選択処理(図14)が実行される(ステップJ30)。また、絞込操作としてジャンプキー13bとシフトキー15が併せて押下された場合には(ステップJ28;シフト+ジャンプキー)、追加単語選択条件処理(図16)が実行される(ステップJ32)。
そして、検索例文番号記憶領域302に記憶された検索例文番号に基づいて例文一覧が再表示され、併せて入力単語群が特別表示される(ステップJ34)。ここで、ユーザにより決定キー9が押下された場合には(ステップJ36;Yes)、例文テーブル204から例文情報が読み出され表示される(ステップJ38)。そして、ユーザにより第2例文表示処理を終了させると操作された場合には(ステップJ40;Yes)、第2例文表示処理を終了して辞書検索処理(図9)に戻る。他方、第2例文表示処理を終了させる操作がされない場合には(ステップJ40;No)、ステップJ12から処理が繰り返し実行される。
[2.3 動作例]
[2.3.1 第1動作例]
続いて、電子辞書1の第1動作例として図30及び図31を用いて説明する。
図30(a)は、ユーザに入力単語群の入力を促す表示画面W600の一例である。ユーザにより、入力領域N600に入力単語群(「look」)が入力されると、入力単語群記憶領域306に「look」が記憶される(図10のステップB12)。
図30(a)の状態から、決定キー9が押下された状態が図30(b)の表示画面W602である。検索例文番号記憶領域302に記憶された検索例文番号に対応する例文が一覧表示されている(図27のステップJ10)。図30(b)においては、入力単語群(「look」)に相当する部分に特別表示T1が施され、反転表示M602により一の例文が選択されている。また、表示画面W602には、追加単語入力エリアP602が設けられている。
この状態において、ユーザから直接文字キー(アルファベット)が押下されると(ステップJ18;Yes)、追加単語として入力され追加単語入力エリアP602に表示される。図30(c)の表示画面W604においては、追加単語として「forward」がユーザにより入力され、追加単語入力エリアP604に表示されている。
そしてユーザにより決定キー9が押下されると(ステップJ22;決定キー)、入力単語群「look」と、追加単語「forward」との両方を含んだ例文が一覧表示される(図27(d)の表示画面W606)。図27(d)において、入力単語群の「look」に特別表示T1が、「forward」に特別表示T2が付されている。ユーザにより決定キー9が押下されると、反転表示M606で選択されている例文の例文情報が表示される(ステップJ36;Yes→ステップJ38)。
さらに、ユーザにより文字キーが直接押下されると、さらに追加単語が入力される(ステップJ40;No→ステップJ12;No→ステップJ18;Yes)。図31(a)の表示画面W610においては、追加単語として「to」がユーザにより入力され、追加単語入力エリアP610に表示されている。この状態からユーザにより決定キー9が押下された状態が図31(b)の表示画面W612である(ステップJ22;決定キー→ステップJ24→ステップJ34)。一覧表示された例文のうち、追加単語「to」に特別表示T3が付されている。
このように、第1動作例によれば、例文が一覧表示されている状態においてユーザにより直接文字キーが押下されることにより追加単語が入力され、追加単語を含む例文に絞り込んで例文を一覧表示させることができる。したがって、ユーザは例文を絞り込むための単語を直接入力するといった直感的な操作にて例文を絞り込むことができるため、所望する例文を容易且つ適切に表示させることができる。
[2.3.2 第2動作例]
図32(a)(表示画面W650)は、図30(d)(表示画面W608)の状態において、ユーザによりジャンプキー13bが押下されたときの状態を表した図である。表示画面W650には選択カーソルK650が表示されている(図14のステップE10)。そして、ユーザにより方向キー11が押下されると、選択カーソルK650が移動される(ステップE14)。ここで、単語「to」が選択カーソルK652により選択された状態が、図32(b)の表示画面W652である。
そして、ユーザにより決定キー9が押下されると、単語「to」が追加単語として記憶され、「look」「forward」「to」を含む例文に絞り込んで一覧表示される(図32(c)の表示画面W654)。ここで、追加単語として選択された「to」について、特別表示T3が付されている。
このように、第2動作例によれば、追加単語が入力される場合に、ユーザにより文字キーが直接押下される場合と、表示されている例文の中の単語が選択される場合とを組み合わせることができる。なお、ユーザにより表示されている例文中の単語が追加単語として選択されて例文が絞り込まれた後に、更に文字キーが直接押下されることにより追加単語が入力されることとしても良い。
[2.3.3 第3動作例]
次に、第3動作例について説明する。図33(a)は、ユーザに入力単語群の入力を促す表示画面W700の一例である。ユーザにより、入力領域N700に入力単語群「look」が入力され、決定キー9が押下されると、例文が一覧表示される(図33(b)の表示画面W702)。表示画面W702には、「look」追加単語入力エリアP702が設けられている。
つづいて、ユーザにより文字キーが直接押下されることにより追加単語として「forward」が入力され、追加単語入力エリアP704に表示されている。つづけてユーザにより、シフトキー15とジャンプキー13bとが併せて押下されると、図33(d)(表示画面W706)に表示画面が切り替わる。
表示画面W706には、条件選択ウィンドウR706が表示されている。条件選択ウィンドウR706はラジオボタンの位置に応じて抽出条件が変更される。例えば、一番左のラジオボタンが選択されると「離れて前方」(図15のステップG36)が抽出条件として選択される。また、左から2番目のラジオボタンが選択されると「隣接して前方」が、中央のラジオボタンが選択されると「通常検索」が、右から2番目のラジオボタンが選択されると「隣接して後方」が、一番右のラジオボタンが選択されると「離れて後方」がそれぞれ抽出条件として選択される。
表示画面W706の条件選択ウィンドウR706は、マークM706により右から2番目のラジオボタンが選択されているため、抽出条件として「隣接して後方」が選択される。
そして、表示画面W706の状態からユーザにより決定キー9が押下されると(図15のステップG16;Yes)、入力単語「look」と追加単語「forward」とを含む例文の中から、「look」と隣接しており、「forward」が「look」の後方にある(すなわち、「look forward」と例文に含まれている)例文が抽出される(ステップG40)。ここで、抽出されて絞り込まれた例文が表示された表示画面の一例が、図34の表示画面W708である。追加単語として入力された「forward」について、特別表示T2が付されている。さらに、表示された中から一つの例文が反転表示M708によって選択されている。
このように、第3動作例によれば、ユーザにより追加単語が入力された後に、例文を絞り込む条件が更に指定されることで、より適切な例文を表示させることができる。
尚、本第1動作例から、第3動作例までの説明は、それぞれユーザにより入力単語群が入力されてから例文一覧表示処理を実行させる一方向の流れとして説明したが、これに限られる訳ではなく、それぞれの状態は双方向に遷移させることが可能である。例えば、図30(d)の状態において、戻るキー13cが押下されることにより、図30(c)の状態に遷移させる。そして、図30(c)の状態で異なる追加単語が入力されることにより、他の例文を表示させることができる。
〔変形例〕
[3.変形例]
上述した実施の形態では、電子辞典、電子事典などを含む電子辞書を適用例として説明したが、本発明の情報表示制御装置は、このような製品に限定されるものではなく、携帯電話、パソコン、電子時計、PDA(Personal Digital Assistants)などの電子機器全般に適用可能である。
また、上述した実施形態では、例文を検索するものとして説明したが、これに限られるわけではなく、例えば成句や複合語にも適用可能である。具体的には、英和辞書DB200に成句テーブルを記憶する。ここで、成句テーブルとは、成句と説明情報とを対応づけて記憶しているテーブルである。そして、電子辞書の成句検索機能において、入力単語として「look」を入力する。すると、CPUは、成句テーブルから「look」を含む成句を読み出して一覧表示する。この中で追加単語として「up」を入力すると、今度は「look」と「up」とを含む成句を成句テーブルから読み出して一覧表示する。つまり、成句の一覧表示においても、候補を絞って表示することにより、ユーザは所望する成句を即座に見つけることができるようになる。
また、上述した実施形態では、最初にユーザにより入力単語が入力され、当該入力単語を入力単語群記憶領域306に記憶させることとして説明したが、他の方法で記憶させても良い。例えば、電子辞書1におけるジャンプ機能において指定されたジャンプ元の単語を、入力単語として入力単語群記憶領域306に記憶させることとしても良い。
また、上述した実施の形態では電子辞書1を、単体で動作する所謂スタンドアローン型の装置として説明した。しかし、本発明が適用可能な装置はこれに限られるものではない。通信装置を内蔵或いは接続可能に構成し、サーバと通信することによって本発明に係る装置を実現することも可能である。図面を参照して具体的に説明する。
図26は、通信装置を内蔵した電子辞書端末600と、サーバ700とが通信回線Nを介して通信可能に接続されたシステム構成の概略例を示す図である。サーバ700は、例えば汎用のワークステーションやサーバ用コンピュータ等によって構成されるものであり、電子辞書端末600は、携帯電話機や、通信装置を内蔵したパソコン、通信装置を内蔵した電子辞書等により構成されるものである。通信回線Nは、有線/無線の電話網やインターネット網等である。
一方、電子辞書1の入力部40及び表示部50はそれぞれ、電子辞書端末600の入力部604及び表示部606に相当する。
すなわち、サーバ700がホスト(或いはサーバ)、電子辞書端末600が端末(或いはクライアント)に相当するホスト・端末のシステム(或いはクライアント/サーバ型のシステム)を形成する。そして、電子辞書端末600の入力部604から入力された入力文字等が通信装置608を介してサーバ700に送信され、サーバ700のCPU702が記憶部714に記憶された各種データ及び各種プログラムに従って辞書検索処理を実行し、処理結果を通信装置608を通じて電子辞書端末600に送信して表示部606に表示させる。このように、サーバ700及び電子辞書端末600から構成されるシステムで、本発明を実現することも可能である。この場合、電子辞書端末600においては、英和辞書DBや辞書検索プログラム等を記憶しておく必要がなく、また辞書検索処理等を実行する必要もない。このため、演算処理能力が比較的低いCPU602や、記憶容量等が比較的小さいROM610等を具備する電子辞書端末600(例えば携帯電話)であってもよい。
電子辞書の概観図。 電子辞書の入力部を示す図。 電子辞書のブロック図。 見出語データのデータ構造の一例を示す図。 例文テーブルのデータ構造の一例を示す図。 単語例文テーブルのデータ構造の一例を示す図。 検索例文番号記憶領域のデータ構造の一例を示す図。 入力単語群記憶領域のデータ構造の一例を示す図。 辞書検索処理の動作フローを示す図。 例文検索処理の動作フローを示す図。 見出語検索処理の動作フローを示す図。 第1例文表示処理の動作フローを示す図。 追加単語入力処理の動作フローを示す図。 追加単語選択処理の動作フローを示す図。 追加単語入力条件処理の動作フローを示す図。 追加単語選択条件の動作フローを示す図。 第1実施形態における画面遷移(第1動作例)を示す図。 第1実施形態における画面遷移(第1動作例)を示す図。 第1実施形態における画面遷移(第2動作例)を示す図。 第1実施形態における画面遷移(第2動作例)を示す図。 第1実施形態における画面遷移(第3動作例)を示す図。 第1実施形態における画面遷移(第3動作例)を示す図。 第1実施形態における画面遷移(第4動作例)を示す図。 第1実施形態における画面遷移(第4動作例)を示す図。 第1実施形態における画面遷移(第5動作例)を示す図。 第2実施形態におけるROMの構成の一例を示す図。 第2実施形態における第2例文表示処理の動作フローを示す図。 第2実施形態における例文決定処理の動作フローを示す図。 第2実施形態における例文決定条件処理の動作フローを示す図。 第2実施形態における画面遷移(第1動作例)を示す図。 第2実施形態における画面遷移(第1動作例)を示す図。 第2実施形態における画面遷移(第2動作例)を示す図。 第2実施形態における画面遷移(第3動作例)を示す図。 第2実施形態における画面遷移(第3動作例)を示す図。 変形例におけるブロック図の一例を示す図である。
符号の説明
1 電子辞書
10 CPU
20、22 ROM
200 英和辞書DB
202 見出語テーブル
204 例文テーブル
206 単語例文テーブル
210 英英辞書DB
220 辞書検索プログラム
222 例文検索プログラム
224 見出語検索プログラム
230 第1例文表示プログラム
232 追加単語入力プログラム
234 追加単語選択プログラム
236 追加単語入力条件プログラム
238 追加単語選択条件プログラム
240 第2例文表示プログラム
242 例文決定プログラム
244 例文決定条件プログラム
30 RAM
40 入力部
50 表示部

Claims (19)

  1. 例文をその例文で用いられている単語と対応づけて複数記憶する例文記憶手段と、
    単語を文字入力する制御を行う単語入力制御手段と、
    この単語入力制御手段により文字入力された単語に対応づけられた例文を前記例文記憶手段に記憶された例文の中から検索して一覧表示する制御を行う一覧表示制御手段と、
    この一覧表示制御手段の制御により、前記文字入力された単語と対応づけられた例文が一覧表示されている状態において追加単語を入力する制御を行う追加単語入力制御手段と、
    この追加単語入力制御手段により入力された追加単語と前記単語入力手段により文字入力された単語とに対応づけられた例文を前記例文記憶手段に記憶された例文の中から検索して一覧表示させるように更新表示する制御を行う一覧表示更新制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報表示制御装置。
  2. 見出語と、その見出語の説明情報とが対応づけられた情報を複数記憶する記憶手段と、
    この記憶手段に記憶された見出語の中からいずれかの見出語を選択する制御を行う選択制御手段と、
    この選択手段により選択された見出語に対応する説明情報を前記記憶手段から読み出して表示する制御を行う説明情報表示制御手段と、
    を備え、
    前記単語入力制御手段は、この説明情報表示制御手段により表示制御された情報の中からいずれかの単語がユーザ操作により選択されることに応答して、単語を入力する制御を行う入力単語選択制御手段を有し、
    前記一覧表示制御手段は、この入力単語選択制御手段により入力された単語に対応付けられている例文を検索して一覧表示する制御を行う選択単語対応例文表示制御手段を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報表示制御装置。
  3. 前記追加単語入力制御手段は、前記一覧表示制御手段により一覧表示された例文の単語の中からいずれかの単語がユーザ操作により選択されることに応答して、追加単語を入力する制御を行う追加単語選択入力制御手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報表示制御装置。
  4. 前記一覧表示されている例文の単語のうち、前記追加単語入力制御手段により入力された単語と前記単語入力手段により文字入力された単語とを識別表示する制御を行う一覧中入力単語識別表示制御手段を更に備えることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の情報表示制御装置。
  5. 前記追加単語入力手段は、前記単語入力手段により文字入力された単語に対する追加単語の相対的な位置関係をユーザ操作により指定する位置関係指定制御手段を有し、
    前記一覧表示更新制御手段は、前記位置関係指定制御手段により指定された位置関係に則して構成された例文を前記例文記憶手段に記憶された例文の中から検索して一覧表示させるように更新表示する制御を行う位置関係準拠例文更新制御手段を有する、
    ことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の情報表示制御装置。
  6. 前記位置関係指定制御手段は、ユーザ操作により相対的な位置関係として前後関係を指定する制御を行う前後関係指定制御手段を有することを特徴とする請求項5に記載の情報表示制御装置。
  7. 前記位置関係指定制御手段は、ユーザ操作により前記単語入力制御手段により文字入力された単語と追加単語とが隣接位置か否かを指定する制御を行う位置指定制御手段を有することを特徴とする請求項5又は6に記載の情報表示制御装置。
  8. 成句をその成句で用いられている単語と対応づけて複数記憶する成句記憶手段と、
    単語を文字入力する制御を行う単語入力制御手段と、
    この単語入力制御手段により文字入力された単語に対応づけられた成句を前記成句記憶手段に記憶された成句の中から検索して一覧表示する制御を行う一覧表示制御手段と、
    この一覧表示制御手段の制御により、前記文字入力された単語と対応づけられた成句が一覧表示されている状態においてユーザ操作に応答して追加単語を入力する制御を行う追加単語入力制御手段と、
    この追加単語入力制御手段により入力された追加単語と前記単語入力制御手段により入力された単語とに対応づけられた成句を前記成句記憶手段に記憶された成句の中から検索して一覧表示させるように更新表示する制御を行う一覧表示更新制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報表示制御装置。
  9. 複数の単語を含む例文を複数記憶する例文記憶手段と、
    単語を文字入力する制御を行う単語入力制御手段と、
    この単語入力制御手段により文字入力された単語を含む例文を前記例文記憶手段に記憶された例文の中から検索して一覧表示する制御を行う一覧表示制御手段と、
    この一覧表示制御手段の制御により、前記文字入力された単語を含む例文が一覧表示されている状態において、この一覧表示制御手段により一覧表示された例文の単語の中からユーザ操作に応答して何れかの追加単語を選択する制御を行う追加単語選択制御手段と、
    この追加単語選択制御手段により選択された追加単語と前記単語入力制御手段により文字入力された単語とを含む例文を前記例文記憶手段に記憶された例文の中から検索して一覧表示させるように更新表示する制御を行う一覧表示更新制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報表示制御装置。
  10. 複数の単語を含む例文を複数記憶する例文記憶手段と、
    単語を文字入力する制御を行う単語入力制御手段と、
    この単語入力制御手段により文字入力された単語を含む例文を前記例文記憶手段に記憶された例文の中から検索して一覧表示する制御を行う一覧表示制御手段と、
    この一覧表示制御手段の制御により、前記入力された単語を含む例文が一覧表示されている状態において、ユーザ操作に応答して追加単語を文字入力する制御を行う追加単語入力制御手段と、
    この追加単語入力制御手段により文字入力された追加単語と前記単語入力制御手段により入力された単語とを含む例文を前記例文記憶手段に記憶された例文の中から検索して一覧表示させるように更新表示する制御を行う一覧表示更新制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報表示制御装置。
  11. 前記追加単語入力手段は、前記一覧表示制御手段により一覧表示された例文の単語の中から何れかの追加単語をユーザ操作に応答して選択することにより、追加単語を入力する制御を行う追加単語選択入力制御手段を有することを特徴とする請求項10に記載の情報表示制御装置。
  12. 所定の通信回線を介して利用者端末と接続されるサーバにおいて、
    例文をその例文で用いられている単語と対応づけて複数記憶する例文記憶手段と、
    前記利用者端末から単語を受信する単語受信手段と、
    この単語受信手段により受信された単語に対応づけられた例文を前記例文記憶手段に記憶された例文の中から検索して利用者端末に送信する例文送信手段と、
    前記利用者端末から追加単語を受信する追加単語受信手段と、
    この追加単語受信手段により受信された追加単語と前記単語受信手段により受信された単語とに対応づけられた例文を前記例文記憶手段に記憶された例文の中から検索して利用者端末に送信する更新例文送信手段と、
    を備えることを特徴とするサーバ。
  13. 所定の通信回線を介して利用者端末と接続されるサーバにおいて、
    複数の単語を含む例文を複数記憶する例文記憶手段と、
    前記利用者端末から単語を受信する単語受信手段と、
    この単語受信手段により受信された単語を含む例文を前記例文記憶手段に記憶された例文の中から検索して利用者端末に送信する例文送信手段と、
    前記利用者端末から追加単語を受信する追加単語受信手段と、
    この追加単語受信手段により受信された追加単語と前記単語受信手段により受信された単語とを含む例文を前記例文記憶手段に記憶された例文の中から検索して、利用者端末に送信する更新例文送信手段と、
    を備えることを特徴とするサーバ。
  14. コンピュータに、
    例文をその例文で用いられている単語と対応づけて複数記憶する例文記憶機能と、
    単語を文字入力する単語入力機能と、
    この単語入力機能により文字入力された単語に対応づけられた例文を前記例文記憶機能により記憶された例文の中から検索して一覧表示する制御を行う一覧表示制御機能と、
    この一覧表示制御手段の制御により、前記文字入力された単語と対応づけられた例文が一覧表示されている状態において追加単語を入力する追加単語入力機能と、
    この追加単語入力機能により入力された追加単語と前記単語入力機能により文字入力された単語とに対応づけられた例文を前記例文記憶機能により記憶された例文の中から検索して一覧表示させるように更新表示する制御を行う一覧表示更新制御機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  15. コンピュータに、
    成句をその成句で用いられている単語と対応づけて複数記憶する成句記憶機能と、
    単語を文字入力する単語入力機能と、
    この単語入力機能により文字入力された単語に対応づけられた成句を前記成句記憶機能により記憶された成句の中から検索して一覧表示する制御を行う一覧表示制御機能と、
    この一覧表示制御機能の制御により、前記文字入力された単語と対応づけられた成句が一覧表示されている状態において追加単語を入力する追加単語入力機能と、
    この追加単語入力機能により入力された追加単語と前記単語入力機能により文字入力された単語とに対応づけられた成句を前記成句記憶機能により記憶された成句の中から検索して一覧表示させるように更新表示する制御を行う一覧表示更新制御機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  16. コンピュータに、
    複数の単語を含む例文を複数記憶する例文記憶機能と、
    単語を文字入力する単語入力機能と、
    この単語入力機能により文字入力された単語を含む例文を前記例文記憶機能により記憶された例文の中から検索して一覧表示する制御を行う一覧表示制御機能と、
    この一覧表示制御機能の制御により、前記文字入力された単語を含む例文が一覧表示されている状態において、この一覧表示制御機能により一覧表示された例文の単語の中から何れかの追加単語を選択する追加単語選択機能と、
    この追加単語選択機能により選択された追加単語と前記文字入力された単語とを含む例文を前記例文記憶機能により記憶された例文の中から検索して一覧表示させるように更新表示する制御を行う一覧表示更新制御機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  17. コンピュータに、
    複数の単語を含む例文を複数記憶する例文記憶機能と、
    単語を文字入力する単語入力機能と、
    この単語入力機能により文字入力された単語を含む例文を前記例文記憶機能により記憶された例文の中から検索して一覧表示する制御を行う一覧表示制御機能と、
    この一覧表示制御機能の制御により、前記文字入力された単語を含む例文が一覧表示されている状態において、追加単語を文字入力する追加単語入力機能と、
    この追加単語入力機能により文字入力された追加単語と前記単語入力機能により文字入力された単語とを含む例文を前記例文記憶機能により記憶された例文の中から検索して一覧表示させるように更新表示する制御を行う一覧表示更新制御機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  18. 所定の通信回線を介して利用者端末と接続されるコンピュータに、
    例文をその例文で用いられている単語と対応づけて複数記憶する例文記憶機能と、
    前記利用者端末から単語を受信する単語受信機能と、
    この単語受信機能により受信された単語に対応づけられた例文を前記例文記憶機能により記憶された例文の中から検索して利用者端末に送信する例文送信機能と、
    前記利用者端末から追加単語を受信する追加単語受信機能と、
    この追加単語受信機能により受信された追加単語と前記単語受信機能により受信された単語を含む例文を前記例文記憶機能により記憶された例文の中から検索して利用者端末に送信する更新例文送信機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  19. 所定の通信回線を介して利用者端末と接続されるコンピュータに、
    複数の単語を含む例文を複数記憶する例文記憶機能と、
    前記利用者端末から単語を受信する単語受信機能と、
    この単語受信機能により受信された単語を含む例文を前記例文記憶機能により記憶された例文の中から検索して利用者端末に送信する例文送信機能と、
    前記利用者端末から追加単語を受信する追加単語受信機能と、
    この追加単語受信機能により受信された追加単語と前記単語受信機能により受信された単語とを含む例文を前記例文記憶機能により記憶された例文の中から検索して、利用者端末に送信する更新例文送信機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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