JP3972870B2 - 情報表示制御装置、サーバ及びプログラム - Google Patents

情報表示制御装置、サーバ及びプログラム Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報表示制御装置、サーバ及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、国語辞典、英和辞典、和英辞典、英英辞典といった数種類の辞書データベース(以下、データベースを「DB」と表す。)を内蔵した電子辞書と呼ばれる情報表示制御装置が知られている。辞書DBには、見出語と、当該見出語を説明・解説する説明情報とを対応付けた辞書データが多数蓄積されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、電子辞書には、ユーザが所望する情報を効率良く検索可能とするため、例えばジャンプ機能といった様々な機能を備えたものもある。このジャンプ機能とは、次のような機能である。即ち、ユーザにより入力された文字(以下、適宜「入力文字」という。)に適合する見出し語に対応する説明情報を表示した後、当該説明情報中の単語が指定される(以下、適宜「ジャンプ元」という。)。そして、所定の指定入力が行われると、この指定された単語に適合する見出し語を再度検索し、当該見出し語(以下、適宜「ジャンプ先」という。)に対応する説明情報を表示する機能である。また、ジャンプ機能において、ジャンプ元の単語に関連した全ての情報を表示させる機能も知られている(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−108857号公報
【特許文献2】
特開2000−276485号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、例文検索によって表示された例文に含まれる単語の語義を調べる際には次のような問題があった。即ち、表示された例文に含まれる単語に対して上述した従来のジャンプ機能を実行すると、当該単語に対する説明情報が辞書DBから読み出されて表示されるが、先頭から表示されるものであった。このため、ユーザは、例文に含まれる単語の語義を、説明情報の中から探し出す必要があり、使い勝手が悪かった。
【0006】
特に、近年、紙の辞書を全て電子化した、所謂フルコンテンツタイプの電子辞書がよく利用されるようになってきた。このタイプの辞書では、1つの見出語についての説明情報が大量にあり、それがいちどきに表示されるため、所望の説明情報を探すのに何ページも移動(画面スクロール等)する必要があり、手間がかかっていた。
【0007】
ここで、従来の電子辞書において、例文に対応付けられている見出語を選択し、選択された見出語の語義を調べる場合について、図17を参照して説明する。
【0008】
図17(a)は、ジャンプ先辞典の選択ウィンドウJ50が表示されている表示画面W50の一例を表した図である。ユーザにより、例文「balance work taking care of her babies」に対応付けられている出典見出語「balance」が選択され、反転表示M50がなされている。ここで、出典見出語とは、当該例文が対応付けられている見出語のことをいい、例えば、例文「balance work taking care of her babies」が、英和辞典の見出語「balance」に対応する例文(用例)として記憶されている場合に、見出語「balance」を例文「balance work taking care of her babies」の出典見出語という。そして、ジャンプウィンドウJ50において、ジャンプ先の辞典として「英和辞典」がラジオボタンM52で選択されている。
【0009】
図17(b)は、見出語「balance」の説明情報を表示した画面である。CPU10は、ジャンプウィンドウJ50において、「英和辞典」が選択されると、ジャンプ元として指定された「balance」に適合する見出語を、英和辞典DBから検索する。そして、英和辞典DBに適合する見出語が検索された場合には、検索された見出語に対応する説明情報を表示画面W50に表示する。
【0010】
しかし、説明情報は、複数の語義に分かれて記憶されており、ジャンプ元として指定された出典見出語が、どの語義に対応するかユーザが逐一確認する必要があった。さらに、表示画面W50に表示されている矢印マークM54は、説明情報が更に存在することを示す表示である。従って、表示画面W50に表示中の説明情報に対応する用例に、所望の例文が確認できない場合は、更に残りの説明情報をスクロール表示して用例を確認する必要があり、極めて不便であった。
【0011】
本発明の目的は、例文に対応付けられた見出語の語義を適切に表示する情報表示制御装置、サーバ及びプログラムを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するために、請求項1に記載の情報表示制御装置は、見出語と、当該見出語の説明情報とを語義毎に対応付けて記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された見出語を用いた例文を、当該見出語及び当該見出語の語義に対応付けて記憶する例文記憶手段と、入力文字を入力する入力手段と、この入力手段によって入力された入力文字を含む複数の例文を前記例文記憶手段から読み出す例文読み出し手段と、この例文読み出し手段によって読み出された複数の例文と、それぞれの例文に対応付けられた見出語及び当該見出語の語義を一意に識別できる情報とを一覧表示する制御を行う例文表示制御手段と、この例文表示制御手段によって表示された複数の例文のうち、一の例文を指定する指定手段と、この指定手段によって指定された例文に対応付けられた見出語の説明情報を前記記憶手段から読み出し、当該例文で用いられた当該見出語の説明情報の先頭部分を表示した後、当該例文で用いられた当該見出語の当該語義の説明情報の部分が所定の位置に表示されるまで当該説明情報をスクロールして表示する制御を行う語義表示制御手段と、を備えることを特徴としている。
【0013】
また、請求項に記載のプログラムは、見出語と、当該見出語の説明情報とを語義毎に対応付けて記憶する記憶機能と、この記憶機能により記憶された見出語を用いた例文を、当該見出語及び当該見出語の語義に対応付けて記憶する例文記憶機能と、を備えたコンピュータに、入力文字を入力する入力機能と、この入力機能によって入力された入力文字を含む複数の例文を前記例文記憶機能により記憶された例文から読み出す例文読み出し手段と、この例文読み出し手段によって読み出された複数の例文と、それぞれの例文に対応付けられた見出語及び当該見出語の語義を一意に識別できる情報とを一覧表示する制御を行う例文表示制御機能と、この例文表示制御機能によって表示された複数の例文のうち、一の例文を指定する指定機能と、この指定機能によって指定された例文に対応付けられた見出語の説明情報を前記記憶機能から読み出し、当該例文で用いられた当該見出語の説明情報の先頭部分を表示した後、当該例文で用いられた当該見出語の当該語義の説明情報の部分が所定の位置に表示されるまで当該説明情報をスクロールして表示する制御を行う語義表示制御機能と、を実現させることを特徴としている。
【0015】
請求項2に記載の情報表示制御装置は、見出語と、当該見出語の説明情報とを語義毎に対応付けて記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された見出語を用いた例文を、当該見出語及び当該見出語の語義の位置に対応付けて記憶する例文記憶手段と、入力文字を入力する入力手段と、この入力手段によって入力された入力文字を含む複数の例文を前記例文記憶手段から読み出す例文読み出し手段と、この例文読み出し手段によって読み出された複数の例文と、それぞれの例文に対応付けられた見出語及び当該見出語の語義を一意に識別できる情報とを一覧表示する制御を行う例文表示制御手段と、この例文表示制御手段によって表示された複数の例文のうち、一の例文を指定する指定手段と、この指定手段によって指定された例文に対応付けられた見出語の語義の位置を前記記憶手段から読み出し、当該見出語の語義の位置の説明情報を表示する制御を行う語義位置情報表示制御手段と、を備えることを特徴としている。
【0016】
また、請求項に記載のプログラムは、見出語と、当該見出語の説明情報とを語義毎に対応付けて記憶する記憶機能と、この記憶機能により記憶された見出語を用いた例文を、当該見出語及び当該見出語の語義の位置に対応付けて記憶する例文記憶機能と、を備えたコンピュータに、入力文字を入力する入力機能と、この入力機能によって入力された入力文字を含む複数の例文を前記例文記憶機能により記憶された例文から読み出す例文読み出し手段と、この例文読み出し手段によって読み出された複数の例文と、それぞれの例文に対応付けられた見出語及び当該見出語の語義を一意に識別できる情報とを一覧表示する制御を行う例文表示制御機能と、この例文表示制御機能によって表示された複数の例文のうち、一の例文を指定する指定機能と、この指定機能によって指定された例文に対応付けられた見出語の語義の位置を前記記憶機能から読み出し、当該見出語の語義の位置の説明情報を表示する制御を行う語義位置情報表示制御機能と、を実現させることを特徴としている。
【0018】
請求項3に記載の発明は、請求項1 又は2 に記載の情報表示制御装置において、単語を、その単語が含まれる前記例文記憶手段に記憶された例文に対応付けて記憶する単語情報記憶手段更に備え、前記入力手段は、複数の単語を入力文字として入力する複数単語入力手段有し、前記例文表示制御手段は、前記複数単語入力手段によって入力された各単語全てに対応付けられている例文を前記単語情報記憶手段から判別し、判別した例文を前記例文記憶手段から読み出して表示する制御を行う複数単語入力時表示制御手段有する、ことを特徴としている。
【0024】
請求項に記載の所定の通信回線を介して利用者端末と接続されるサーバは、見出語と、当該見出語の説明情報とを語義毎に対応付けて記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された見出語を用いた例文を、当該見出語及び当該見出語の語義に対応付けて記憶する例文記憶手段と、利用者端末から入力文字を受信する入力文字受信手段と、この入力文字受信手段によって受信された入力文字を含む複数の例文を前記例文記憶手段から読み出して、それぞれの例文に対応付けられた見出語及び当該見出語の語義を一意に識別できる情報とともに利用者端末に送信する例文送信手段と、この例文送信手段によって送信された複数の例文のうち、一の例文を指定する情報を利用者端末から受信する例文指定情報受信手段と、この例文指定情報受信手段によって受信された情報で指定された例文に対応付けられた見出語の説明情報を前記記憶手段から読み出し、当該見出語の説明情報と、当該見出語の当該語義の説明情報の部分が所定の位置に表示されるまで当該説明情報をスクロールして表示させる制御情報と、を利用者端末に送信する説明情報送信手段と、を備えることを特徴としている。
【0025】
また、請求項に記載のプログラムは、見出語と、当該見出語の説明情報とを語義毎に対応付けて記憶する記憶機能と、この記憶機能に記憶された見出語を用いた例文を、当該見出語及び当該見出語の語義に対応付けて記憶する例文記憶機能と、を備えた所定の通信回線を介して利用者端末と接続されるコンピュータに、利用者端末から入力文字を受信する入力文字受信機能と、この入力文字受信機能によって受信された入力文字を含む複数の例文を前記例文記憶機能により記憶された例文から読み出して、それぞれの例文に対応付けられた見出語及び当該見出語の語義を一意に識別できる情報とともに利用者端末に送信する例文送信機能と、この例文送信機能によって送信された複数の例文のうち、一の例文を指定する情報を利用者端末から受信する例文指定情報受信機能と、この例文指定情報受信機能によって受信された情報で指定された例文に対応付けられた見出語の説明情報を前記記憶機能により記憶された見出語から読み出し、当該見出語の説明情報と、当該見出語の当該語義の説明情報の部分が所定の位置に表示されるまで当該説明情報をスクロールして表示させる制御情報と、を利用者端末に送信する説明情報送信機能と、を実現させることを特徴としている。
【0027】
請求項に記載の所定の通信回線を介して利用者端末と接続されるサーバは、見出語と、当該見出語の説明情報とを語義毎に対応付けて記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された見出語を用いた例文を、当該見出語及び当該見出語の語義の位置に対応付けて記憶する例文記憶手段と、利用者端末から入力文字を受信する入力文字受信手段と、この入力文字受信手段によって受信された入力文字を含む複数の例文を前記例文記憶手段から読み出して、それぞれの例文に対応付けられた見出語及び当該見出語の語義を一意に識別できる情報とともに利用者端末に送信する例文送信手段と、この例文送信手段によって送信された複数の例文のうち、一の例文を指定する情報を利用者端末から受信する例文指定情報受信手段と、この例文指定情報受信手段によって受信された情報で指定された例文に対応付けられた見出語の語義の位置を前記記憶手段から読み出し、当該見出語の説明情報と、当該見出語の語義の位置の説明情報を表示させる制御情報と、を利用者端末に送信する語義位置情報送信手段と、を備えることを特徴としている。
【0028】
また、請求項に記載のプログラムは、見出語と、当該見出語の説明情報とを語義毎に対応付けて記憶する記憶機能と、この記憶機能に記憶された見出語を用いた例文を、当該見出語及び当該見出語の語義の位置に対応付けて記憶する例文記憶機能と、を備えた所定の通信回線を介して利用者端末と接続されるコンピュータに、利用者端末から入力文字を受信する入力文字受信機能と、この入力文字受信機能によって受信された入力文字を含む複数の例文を前記例文記憶機能により記憶された例文から読み出して、それぞれの例文に対応付けられた見出語及び当該見出語の語義を一意に識別できる情報とともに利用者端末に送信する例文送信機能と、この例文送信機能によって送信された複数の例文のうち、一の例文を指定する情報を利用者端末から受信する例文指定情報受信機能と、この例文指定情報受信機能によって受信された情報で指定された例文に対応付けられた見出語の語義の位置を前記記憶機能により記憶された見出語から読み出し、当該見出語の説明情報と、当該見出語の語義の位置の説明情報を表示させる制御情報と、を利用者端末に送信する語義位置情報送信機能と、を実現させることを特徴としている。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を情報表示制御装置の一種である電子辞書に適用した場合の実施の形態について図を参照して詳細に説明する。但し、本発明が適用可能なものはこれに限定されるものではない。
【0031】
〔第1の実施の形態〕
電子辞書には、国語辞典、英和辞典、和英辞典、類義語辞典、ことわざ辞典等の各種電子辞書データベース(辞書DB)が内蔵されている。この辞書DBには、見出語に対応付けて、当該見出語を説明するための文字データや、画像データ、動画データ、音声データ等が記憶される。ユーザは、辞書種別を選択して入力文字を入力することにより、当該入力文字に対応する見出語の説明情報等を表示させることができる。尚、以下では、電子辞書に、英和辞典の辞書DBが内蔵されている場合を例にとって説明する。
【0032】
図1は、電子辞書1の概観図の一例である。同図に示すように、電子辞書1は、ディスプレイ3と、各種キー群5とを備えて構成されている。
【0033】
ディスプレイ3は、上述した各種キーの押下に応じた文字や符号等、電子辞書1を使用するために必要な各種データが表示される部分である。ディスプレイ3は、LCD(Liquid Crystal Display)等の素子であって、単数または複数の素子の組み合わせによって実現される。
【0034】
各種キー群5を構成するキーにはそれぞれ固有の機能が割り当てられており、ユーザはこれらのキーを押下して電子辞書1を操作する。具体的には、文字入力キー、辞書種別の選択キー、指定した単語の用例表示キー等を備える。
【0035】
また、各種キー群5は決定キー7と、方向キー9と、ジャンプキー11と、を備える。方向キー9は、例えば上下左右を示す4つのキーによって構成される。ジャンプキー11が押下されると、ジャンプモードが実行される。ジャンプモードとは、ジャンプ処理を実行するための動作であり、まず、表示中の単語のうち、先頭に表示されている単語が反転表示される。更に方向キー9が押下されると、押下された方向キー9に従って、別の単語が反転表示される。そして、決定キー7が押下されることにより、反転表示されている単語が選択される。
【0036】
また、方向キー9は、各種設定画面等において設定項目を選択する際や、画面をスクロール表示させる際等に使用される。決定キー7は、各種モードを実行する際や、各種設定画面等において設定項目を決定する際等に使用される。
【0037】
図2は、電子辞書1の構成を示すブロック図である。同図に示すように、電子辞書1は、CPU(Central Processing Unit)10と、ROM(Read Only Memory)20と、RAM(Random Access Memory)30と、入力部40と、表示部50と、バス60と、を備えている。
【0038】
ROM20は、各種初期設定、ハードウェアの検査、あるいは必要なプログラムのロード等を行うための初期プログラムを格納する。CPU10は、電子辞書1の電源投入時においてこの初期プログラムを実行することにより、電子辞書1の動作環境を設定する。
【0039】
また、ROM20は、メニュー表示処理、各種設定処理、各種検索処理等の電子辞書1の動作に係る各種プログラムや、電子辞書1の備える種々の機能を実現するためのプログラム等を格納すると共に、英和辞典DB202と、英和辞典例文DB204と、単語例文テーブル206と、を格納する。さらに、プログラムとして、第1語義表示プログラム208を格納する。
【0040】
英和辞典DB202は、辞書DBの「英和辞典」のコンテンツを格納したDBである。CPU10は、例文が選択されて、用例出典ジャンプが選択されると、例文に対応する出典見出語を読み出し、出典見出語に適合する見出語を英和辞典DB202の中から読み出す。
【0041】
図3は、英和辞典DB202のデータ構成の一例を示した図である。英和辞典DB202は、見出語(例えば「above」)と、見出語が記憶されている見出語アドレス(例えば「1200」)と、当該見出語の説明情報と、を対応づけて記憶している。さらに、説明情報は語義毎に記憶されており、語義が記憶されている語義アドレス(「1201」)と、語義を識別するための語義識別子(例えば「前1」)と、説明情報(「(表面から離れて)…の上に…」)と、語義に対応付けられた例文番号(「12,23,28,…」)と、を対応付けて記憶している。ここで、語義識別子とは、語義の説明情報を対応する見出語の中において一意に識別するためのものであり、品詞を表す識別子(例えば、前置詞を表す「前」や、副詞を表す「副」等。)と、その語義番号から構成されている。例えば、「above」において、語義識別子が「前1」とは、品詞が前置詞として用いられた場合の、1番目の語義を表している。また、見出語アドレス及び語義アドレスは、英和辞典DBにおいて、見出語、及び語義の説明情報が記憶されている記憶位置であり、例えばメモリアドレス値、ディスク装置のトラック・セクタ番号、データベースにおけるキー値、データを格納するためのハッシュ値等を示している。本実施の形態においては、アドレスの下位2桁が語義毎のアドレスを示しており、下位2桁以外の上位桁が見出語全体のアドレスを示している。例えば、見出語「above」の場合、上位桁の「12」が見出語「above」全体のアドレスを示している。従って、アドレス「1200」は見出語「above」を示している。更に下位2桁で、語義毎のアドレスを示しており、上から「1201」、「1202」、…と記憶されている。なお、アドレスの形式は、本実施の形態に限られるわけではなく、例えば、他の桁数でもよく、またアルファベットの組み合わせ等で表されてもよい。
【0042】
英和辞典例文DB204は、英和辞典DB202に対応するDBである。図4は、英和辞典例文DB204のデータ構成の一例を示した図である。英和辞典例文DB204は、例文番号(例えば「48」)と、例文(「The lecture was above me [my head]. 講義は難しくて私には理解できなかった」)と、出典見出語(「above」)と、語義識別子(「前5」)と、見出語の語義の説明情報が記憶されている語義アドレス(「1205」)とを対応付けて記憶している。ここで、出典見出語及び語義識別子は、当該例文が、英和辞典DB202のどの見出語に対応する例文かを表しているものである。
【0043】
単語例文テーブル206は、例文で使われている単語(以下、適宜「例文単語」と表す。)を記憶しているテーブルであり、例文単語が使われている例文番号を、例文単語毎に記憶しているテーブルである。なお、例文単語が使われている例文番号は、全ての例文が含まれることとしてもよいし、主な例文における例文番号としてもよい。
【0044】
図5(a)は、単語例文テーブル206のデータ構成の一例を示した図である。図5(a)において、単語例文テーブル206には、例えば単語「care」と、単語が使われている例文番号「…,62,103,142,143,154,…」とが対応付けて記憶されている。
【0045】
RAM30は、CPU10が実行する各種プログラムや、これらのプログラムの実行に係るデータ等を一時的に保持するメモリ領域を備える。本実施の形態では、入力文字格納領域302と、例文番号格納領域304と、を備えている。
【0046】
入力文字格納領域302は、ユーザから入力された文字を、入力文字として記憶している領域である。例えば、入力部40からユーザにより「care」と入力された場合、CPU10は、入力文字格納領域302に「care」を記憶する。また、複数の単語を記憶する場合は、複数の単語を「&」で結合して記憶する。たとえば、「care&of」と入力された場合に、CPU10は、入力文字格納領域302に「care&of」と記憶する。この場合、入力された単語(以下、適宜「入力単語」という。)は、「care」と「of」の2語となる。なお、入力単語の区切りを示す文字は「&」には限られず、例えば「+」や空白であっても良い。
【0047】
例文番号格納領域304は、第1語義表示処理において、入力単語が含まれる例文番号を記憶する領域である。CPU10は、例文番号格納領域304に記憶された例文番号に基づいて、表示部50に例文を表示する。
【0048】
CPU10は、入力される指示に応じて所定のプログラムに基づいた処理を実行し、各機能部への指示やデータの転送を行う。具体的には、CPU10は、入力部40から入力される操作信号に応じてROM20に格納されたプログラムを読み出し、当該プログラムに従って処理を実行する。そして、CPU10は、処理結果を表示するための表示制御信号を適宜表示部50に出力して、対応した表示情報を表示する。
【0049】
また、CPU10は、本実施の形態において、ROM20の第1語義表示プログラム208に従った、第1語義表示処理(図6参照)を実行する。具体的には、CPU10は、ユーザにより入力された入力単語を全て含んだ例文を、英和辞典例文DB204から抽出し一覧表示する。そして、一覧表示された例文から一の例文が選択され、用例出典ジャンプが選択されると、選択された例文に対応する出典見出語に対応する説明情報を表示し、選択された例文の語義識別子に対応する説明情報を所定の位置に表示するために、スクロール表示を実行する。
【0050】
入力部40は、仮名やアルファベット等の文字入力や機能選択等に必要なキー群を備えた入力装置であり、押下されたキーの信号をCPU10に出力する。この入力部40におけるキー入力により、検索語の入力、辞書モードの選択、検索実行指示、ジャンプ機能の開始等の入力手段を実現する。なお、この入力部40は、キー群5に限られるわけではなく、タッチパネル等であってもよい。
【0051】
表示部50は、CPU10から入力される表示信号に基づいて各種画面を表示するものであり、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成される。なお、この表示部50は、図1に示すディスプレイ3に相当する。
【0052】
バス60は、CPU10からのデータ等の電気信号を通す線路であり、CPU10と、ROM20と、RAM30と、入力部40と、表示部50とをそれぞれ接続する信号線である。
【0053】
次に、第1の実施の形態における電子辞書1の動作を図を参照して説明する。図6は、第1語義表示処理に係る電子辞書1の動作を説明するためのフローチャートである。この第1語義表示処理は、CPU10がROM20の第1語義表示プログラム208を実行することによって実現される処理である。
【0054】
まず、CPU10は、第1語義表示処理を実行すると、文字入力がなされるまで待機する(ステップA10;No)。文字が入力されると(ステップA10;Yes)、CPU10は、当該入力文字を入力文字格納領域302に記憶する(ステップA12)。尚、上述した通り、複数の入力単語からなる入力文字が入力される場合には、単語を「&」で結合した入力文字が入力される。
【0055】
例えば、入力文字として「care&of」が入力された場合、CPU10は、入力文字格納領域302に「care&of」を記憶する。
【0056】
次に、CPU10は、入力文字格納領域302に記憶された、全ての入力単語を含む例文の例文番号を、単語例文テーブル206から抽出する(ステップA14)。具体的には、入力文字格納領域302に記憶された入力単語に対応付けられた例文番号を単語例文テーブル206からそれぞれ読み出す。そして、入力単語に対応付けられた例文番号のうち、共通する例文番号のみを抽出し、例文番号格納領域304に記憶する。
【0057】
例えば、入力文字格納領域302に「care&of」が記憶されている場合、CPU10は、まず、単語例文テーブル206を参照し、入力単語「care」に対応する例文番号を、例文番号格納領域304に記憶する。このときの、例文番号格納領域304の記憶状態の一例を示した図が図5(b)の(1)である。図5(b)の(1)は、CPU10が、単語例文テーブル206から、入力単語「care」に対応する例文番号「62、103、142、143、154」を読み出し、例文番号格納領域304に記憶した状態を示した一例である。次に、CPU10は、入力単語「of」に対応する例文番号「103、132、142、143、146」を単語例文テーブル206から読み出す。そして、例文番号格納領域304に記憶されている例文番号のうち、「of」に対応する例文番号に記憶されていない例文番号を、例文番号格納領域304から削除する。従って、例文番号「62、154」が削除される。このときの例文番号格納領域304に記憶された状態を示した一例が、図5(b)の(2)である。
【0058】
そして、CPU10は、例文番号格納領域304に記憶されている例文番号に基づいて、例文と、出典見出語とを表示部50に一覧表示する(ステップA16)。
【0059】
例えば、CPU10は、例文番号格納領域304に記憶されている例文番号「103」に対応する出典見出語「balance」と、例文「balance work and taking care of her babies 仕事と育児を両立させる」とを読みだし、表示部50に表示する。
【0060】
次に、ジャンプキー11が押下されると(ステップA18;Yes)、CPU10は、ジャンプモードを実行する。そして、例文が選択されると(ステップA20;Yes)、CPU10は、ジャンプウィンドウを表示する(ステップA22)。ここで、本実施の形態において、例文が選択されるとは、ステップA16において表示された出典見出語をジャンプ元として選択された場合とするが、これに限られるわけではなく、例えば例文中の単語が指定される場合や、識別子が選択された場合であってもよい。
【0061】
例えば、例文番号103に対応する出典見出語「balance」が選択された場合、CPU10は、例文番号103に対応する例文が選択されたものとして、記憶する。
【0062】
次に、ジャンプウィンドウで表示された中から、用例出典ジャンプが選択されると(ステップA24;Yes)、CPU10は、英和辞典例文DB204から選択された例文に対応する出典見出語と、語義識別子とを読み出す(ステップA26)。
【0063】
例えば、例文番号103に対する例文が選択された場合、CPU10は、例文テーブル204から、出典見出語「balance」と、語義識別子「動1」を読み出す。
【0064】
次に、CPU10は、英和辞典DB202から、出典見出語に適合する見出語の説明情報を読み出す(ステップA28)。具体的には、英和辞典例文DB204から読み出した出典見出語に適合する見出語を、英和辞典DB202から読み出す。そして、CPU10は、読み出された見出語に対応する説明情報を英和辞典DB202から読み出す。
【0065】
例えば、CPU10は、例文番号103に対応する出典見出語「balance」に対応する見出語を、英和辞典DB202から読み出し、見出語に対応する説明情報を読み出す。
【0066】
そして、CPU10は、読み出した見出語を表示し、見出語に対応する説明情報の先頭部分より、表示部50に表示する(ステップA30)。ここで、英和辞典例文DB204から読み出した語義識別子に対応する説明情報が、表示部50の所定の位置に表示されていない場合(ステップA32;No)、CPU10は、表示されている説明情報をスクロール表示する(ステップA34)。そして、英和辞典例文DB204から読み出した語義識別子に対応する説明情報が所定の位置に表示されると(ステップA32;Yes)、CPU10は、第1語義表示を終了する。ここで、所定の位置とは、本実施の形態においては、説明情報が表示される領域の最初の行の部分をさすが、これに限られる訳ではなく、例えば、識別子に対応する説明情報が、表示部50に全部表示された状態である場合や、最後の行に表示された場合や、中央に表示される場合等であってもよい。さらに、表示部の最初の行においては、常に見出語を表示し、その下の行から説明情報をスクロール表示させるようにしてもよい。
【0067】
例えば、CPU10は、例文番号103に基づいてジャンプ処理を実行した場合、出典見出語「balance」と、説明情報「(表面から離れて)…の上に…」と読み出し、表示部50に表示する。しかし、このときに、ジャンプ元に対応付けられた語義識別子は「動1」であり、現在表示されている説明情報が対応付けている語義識別子「名1」とは異なる。従って、語義識別子「動1」に対応する説明情報「[SVO(M)] <人・物・事が><物・事>を〔…と〕…」が最初の行に表示されるまで、CPU10は、説明情報をスクロール表示する。
【0068】
次に、図を参照し、第1語義表示処理の操作例について説明する。図7(a)は、入力文字として「care&of」が入力されたことを表示画面W100に表示された画面の一例である。表示画面の文字入力領域R100に、入力文字として「care&of」が入力されると、CPU10は、入力文字「care&of」を入力文字格納領域302に記憶する(図6のステップA12)。
【0069】
図7(b)は、例文と出典見出語とが一覧表示された表示画面W100の一例を示した図である。CPU10は、入力文字格納領域302に記憶された入力単語に共通する例文番号を抽出し、抽出された例文番号に対応する出典見出語と、例文とを英和辞典例文DB204から読み出す。そして、読み出された出典見出語と、例文とを、例文表示R102として表示画面W100に表示する(図6のステップA16)。
【0070】
また、反転表示M100は、出典見出語「balance」が選択されたことを示す表示である。CPU10は、ジャンプキー11が押下されると(図6のステップA18;Yes)、ジャンプモードに切り替わる。ここで、ユーザにより方向キー9が押下されることにより単語の反転表示が移動し、決定キー7が押下される事により反転表示されていた単語が選択される。ここで、CPU10は、出典見出語が選択されると、出典見出語と共に例文表示R102に表示されている例文が選択される(図6のステップA20)。
【0071】
図8(a)は、図7(b)の表示画面W100において、決定キー7が押下された表示画面W100の一例を示す図である。決定キー7が押下されると、CPU10は表示画面W100に、ジャンプウィンドウJ100を表示する(図6のステップA22)。ジャンプウィンドウJ100には、再検索を行う辞書DBや、処理が表示されており、ラジオボタンによって選択することにより、再検索を行う辞書DBや、処理が選択できる。図8(a)においては、「用例出典ジャンプ」がラジオボタンM102によって選択されている。
【0072】
図8(b)は、出典見出語の説明情報が表示された表示画面W100の一例を示した図である。図8(a)において、「用例出典ジャンプ」が選択されると(図6のステップA24;Yes)、CPU10は、選択された例文に対応する出典見出語と、語義識別情報を、英和辞典例文DB204から読み出す(図6のステップA26)。そして、その出典見出語に対応する見出語の説明情報を、英和辞典DB202から読み出す(図6のステップA28)。そして、CPU10は、見出語と、見出語に対応する説明情報とを、表示画面W100に表示する(図6のステップA30)。ここで、図8(b)においては、説明情報S100全てを表示画面W100に表示することが出来ず、表示画面W100に表示することが可能な領域R104に該当する分だけ表示されている。
【0073】
図9は、説明情報S100が、上方向にスクロール表示され、選択された例文に対応する見出語の語義の説明情報が最初の行に表示されている画面である。CPU10は、図8(b)において表示した説明情報には、選択された例文に対応する見出語の語義の説明情報が表示されていないため、説明情報をスクロール表示し(図6のステップA34)、選択された例文に対応する見出語の語義の説明情報が最初の行に表示されるまでスクロールして表示している(領域R106)。なお、スクロール表示は、1行ずつ表示させる場合だけではなく、複数行ずつ表示させる場合や、語義毎に表示する場合等であってもよい。また、スクロール表示するタイミングは、設定により遅くしたり、早くしたりするようにしてもよい。
【0074】
図10(a)は、図9において表示された説明情報の中に表示された用例マークM104に基づいて、見出語「balance」、語義識別子「動1」に対応付けられた例文を、英和辞典例文DB204から読み出し、表示した表示画面W100を示す一例である。具体的には、CPU10は、用例マークM104が選択されると、英和辞典DB202から、選択された見出語の語義に対応付けられた例文番号を読み出す。そして、読み出された例文番号に対応する例文を、英和辞典例文DB204から読み出し、表示画面W100に表示する。これにより、入力画面に戻って出典見出語に対応する入力文字を再度入力して検索を行わなくてもよく、出典見出語に対応する例文を表示させることができる。
【0075】
このように、第1の実施の形態によれば、例文を選択し、その例文で使われている出典見出語は、どの語義において用いられているかを、容易に把握することが出来る。さらに、説明情報を自動的にスクロール表示して、対応する語義情報を表示させることにより、出典見出語の説明情報を、概略的に確認しつつ、対応する語義の説明情報を把握する事が可能となる。
【0076】
〔第2の実施の形態〕
次に、本発明を適用した第2の実施の形態について説明する。本実施の形態は、表示された例文と、出典見出語との中から一の出典見出語を選択し、その出典見出語の語義を直接表示させることが出来るというものである。
【0077】
なお、第2の実施の形態における電子辞書の構成は、第1の実施の形態において図2に示して説明した電子辞書1の構成において、ROM20を図10(b)に示すROM22に置き換えた構成と同様であり、以下、同一の構成要素には同一の符号を付してその説明を省略する。
【0078】
図10(b)を参照して、ROM22の構成について説明する。図10(b)に示すように、ROM22は、英和辞典DB202と、英和辞典例文DB204と、単語例文テーブル206と、第2語義表示プログラム220とを記憶している。
【0079】
第2語義表示プログラム220は、本実施の形態における第2語義表示処理を実現するためのプログラムであり、CPU10がこの第2語義表示プログラム220を実行することで、第2語義表示処理が実現される。CPU10は、ユーザにより入力された入力単語を全て含んだ例文を、英和辞典例文DB204から抽出し一覧表示する。そして、一覧表示された例文から一の例文が選択され、用例ジャンプが選択されると、CPU10は、選択された例文に対応する見出語の語義に対応する説明情報をアドレスを参照して所定の位置に直接表示する。
【0080】
次に、第2の実施の形態における電子辞書1の動作について図を参照して説明する。
【0081】
図11は、第2語義表示処理に係る電子辞書1の動作を説明するためのフローチャートである。この第2語義表示処理は、CPU10がROM22の第2語義表示プログラム220を実行することによって実現される処理である。
【0082】
ユーザから入力文字が入力されると、CPU10は、入力文字に含まれる入力単語を全て含む例文を抽出し、例文番号格納領域304に記憶する。そして、CPU10は、例文番号格納領域304に記憶された例文番号に基づいて、英和辞典例文DB204から、出典見出語と、例文とを読み出し、例文を一覧表示する。そして、一覧表示された例文から一の例文が選択されると、CPU10は、ジャンプウィンドウを表示部50に表示する(ステップA10〜A22)。
【0083】
次に、表示されたジャンプウィンドウから、用例出典ジャンプが選択されると(ステップA24;Yes)、CPU10は、選択された例文に対応する語義アドレスを、英和辞典例文DB204から読み出す(ステップB30)。
【0084】
そして、CPU10は、読み出された語義アドレスを参照して、英和辞典DB202から説明情報を読み出す(ステップB32)。また、CPU10は、表示部50の所定の位置に、語義アドレスに対応する説明情報を直接表示する(ステップB34)。
【0085】
例えば、例文番号「49」に対応する例文が選択されているとすると、CPU10は、例文番号「49」に対応する語義アドレス「1205」を英和辞典例文DB204から読み出す。ここで、語義アドレスは、上位桁が見出語アドレスを示している。そこで、CPU10は、見出語アドレス「1200」に対応する見出語「above」の説明情報を読み出す。また、現在例文に対応付けられた語義アドレスは「1205」であることから、CPU10は、語義アドレス「1205」に対応した説明情報「(物・事が)<人の理解などを>超えている…」を所定の位置に表示する。
【0086】
次に、図を参照して、第2語義表示処理の操作例について説明する。図12(a)は、入力文字として「get&to」が入力された表示画面W200の一例を示したものである。表示画面W200の文字入力領域R200に、入力文字として「get&to」が入力されると、CPU10は、入力文字「get&to」を入力文字格納領域302に記憶する(図11のステップA12)。
【0087】
図12(b)は、例文と出典見出語とが一覧表示された表示画面W200の一例を示した図である。CPU10は、入力文字格納領域302に記憶された入力単語に共通する例文番号を抽出し、抽出された例文番号に対応する出典見出語と、例文とを英和辞典例文DB204から読み出し、表示画面W200に表示する(図11のステップA16)。
【0088】
また、反転表示M200は、出典見出語「above」が選択されたことを示す反転表示である。ここで、CPU10は、出典見出語「above」が選択されると、出典見出語と共に例文番号「49」の例文が選択される(図11のステップA20)。
【0089】
図13(a)は、図12(b)の表示画面W200において、決定キー7が押下された表示画面W200の一例を示す図である。決定キー7が押下されると、CPU10は、表示画面W200にジャンプウィンドウJ200を表示する(図11のステップA22)。ここで、図13(a)においては、「用例出典ジャンプ」がラジオボタンM202によって選択されている。
【0090】
図13(b)は、出典見出語の説明情報が表示された表示画面W200の一例を示した図である。図8(a)において、「用例出典ジャンプ」が選択されると(図11のステップA24;Yes)、CPU10は、選択された例文に対応する語義アドレス「1205」を、英和辞典例文DB204から読み出す(図11のステップB30)。そして、その語義アドレス「1205」に対応する説明情報の見出語アドレス「1200」に基づき、CPU10は、英和辞典DB202から説明情報を読み出す(図11のステップB32)。そして、CPU10は、語義アドレス「1205」に対応する説明情報を表示画面W200の所定の位置に表示する。
【0091】
図14は、図13(b)において表示された説明情報の中に表示された用例マークM204に基づいて、見出語「above」、語義識別子「前5」に対応付けられた例文を、英和辞典例文DB204から読み出し、表示した表示画面W200を示す一例である。これにより、入力画面に戻って出典見出語に対応する入力文字を再度入力して検索を行わなくてもよく、出典見出語に対応する例文を表示させることができる。
【0092】
このように、第2の実施の形態によれば、例文を選択し、その例文で使われている出典見出語は、どの語義において用いられているかを、直接表示させる事が可能となる。
【0093】
(第1変形例)
上述した第2の実施の形態において、出典見出語と、例文とを一覧表示し、その中の出典見出語が選択されて、ジャンプ処理を実行する場合を詳細に説明したが、ここで、例文一覧表示において、直接語義識別子を表示させることも有効である。以下、図を参照して説明する。
【0094】
図15(a)は、図11のステップA16において、出典見出語と、例文とを表示し、更に語義識別子M220、M222を表示させた表示画面220の一例を示す図である。
【0095】
CPU10は、選択された例文番号に対応する語義識別子を、英和例文DB204から読み出し、対応する識別子を表示画面W220に表示する。次に、図111のステップA20において、例文を選択されるときに、出典見出語に変えて、語義識別子が選択されることにより、例文が選択される。
【0096】
図15(b)は、図15(a)において、語義識別子M220が選択され、対応する説明情報が表示された表示画面W220の一例を示す図である。
【0097】
このように、例文を一覧表示する際に、語義識別子を表示し、表示された語義識別子を直接選択することで、例文を選択することが可能となる。従って、ユーザはジャンプ先の語義の位置について予め把握することが可能となる。
【0098】
(第2変形例)
さらに、上述した第2の実施の形態において、ステップB30〜ステップB34において、見出語アドレスに基づいて、説明情報を英和辞典DB202から読み出し、対応する語義の説明情報を語義アドレスを利用して表示させることとしたが、直接語義の説明情報を読み出すこととしても良い。
【0099】
具体的には、CPU10は、選択された例文番号(例えば「49」)に対応付けられている語義アドレス(例えば「1205」)を、英和辞典例文DB204から読み出す。そして、CPU10は、読み出した語義アドレス(例えば「1205」)の部分から、見出語「above」の説明情報の終わりまでを読み出し、読み出した説明情報を表示部50に表示することができる。
【0100】
さらに、対応する語義の説明情報だけを読み出して、表示することとしても良い。例えば、CPU10は、語義アドレス「1205」に対応する説明情報「(物・事が)<人の理解などを…」の部分を読み出し、表示部50に表示する。
【0101】
このように、直接語義アドレスを参照して読み出す場合や、選択された例文の語義の説明情報だけを読み出すことにより、読み出す情報量を減らすことが可能となる。従って、より高速に説明情報を表示させることが可能となる。
【0102】
〔本発明の情報表示制御装置を適用可能な装置の変形例〕
上述した実施の形態では、電子辞典、電子事典などを含む電子辞書を適用例として説明したが、本発明の情報表示制御装置は、このような製品に限定されるものではなく、携帯電話、パソコン、電子時計、PDA(Personal Digital Assistants)などの電子機器全般に適用可能である。
【0103】
上述した実施の形態では電子辞書1を、単体で動作する所謂スタンドアローン型の装置として説明した。しかし、本発明が適用可能な装置はこれに限られるものではない。通信装置を内蔵或いは接続可能に構成し、サーバと通信することによって本発明に係る装置を実現することも可能である。図面を参照して具体的に説明する。
【0104】
図16は、通信装置を内蔵した電子辞書端末600と、サーバ700とが通信回線Nを介して通信可能に接続されたシステム構成の概略例を示す図である。サーバ700は、例えば汎用のワークステーションやサーバ用コンピュータ等によって構成されるものであり、電子辞書端末600は、携帯電話機や、通信装置を内蔵したパソコン、通信装置を内蔵した電子辞書等により構成されるものである。通信回線Nは、有線/無線の電話網やインターネット網等である。
【0105】
一方、電子辞書1の入力部40及び表示部50はそれぞれ、電子辞書端末600の入力部604及び表示部606に相当する。
【0106】
すなわち、サーバ700がホスト(或いはサーバ)、電子辞書端末600が端末(或いはクライアント)に相当するホスト・端末のシステム(或いはクライアント/サーバ型のシステム)を形成する。そして、電子辞書端末600の入力部604から入力された入力文字等が通信装置608を介してサーバ700に送信され、サーバ700のCPU702が記憶部714に記憶された各種データ及び各種プログラムに従って第1語義表示処理等を実行し、処理結果を通信装置608を通じて電子辞書端末600に送信して表示部606に表示させる。このように、サーバ700及び電子辞書端末600から構成されるシステムで、本発明を実現することも可能である。この場合、電子辞書端末600においては、英和辞典DBや第1語義表示プログラム等を記憶しておく必要がなく、また第1語義表示処理等を実行する必要もない。このため、演算処理能力が比較的低いCPU602や、記憶容量等が比較的小さいROM610等を具備する電子辞書端末600(例えば携帯電話)であってもよい。
【0107】
さらに、第2の実施の形態においても、同様に、本発明が適用可能な装置はこれに限られるものではなく、通信装置を内蔵或いは接続可能に構成し、サーバと通信することによって本発明に係る装置を実現することも可能である。
【0108】
具体的には、図17において、電子辞書1のCPU10が実行する第2語義表示処理等はサーバ700のCPU702が実行する。また電子辞書1のROM20が記憶する英和辞典DBや第2語義表示プログラム等はサーバ700の、ハードディスク等から構成される記憶部714が記憶する。また、第2語義表示処理等の実行に伴うデータはサーバ700のRAM712が記憶する。
【0109】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、入力文字を含む例文とともに、例文で用いられている見出語及び当該見出語の語義を一意に識別できる情報を表示し、その表示した例文の中から一の例文が選択される。そして、選択された例文に対応する見出語の説明情報を表示する際に、説明情報をスクロール表示することにより、当該例文で用いられた説明情報を適切に表示することが可能となる。従って、例文がどの見出語及び語義に対応付けられているかを予め容易に視認することができ、複数の説明情報の語義から、例文で用いられている語義について直接的に分かるだけではなく、スクロール表示がされることにより、他の説明情報についても概略を知ることができる。
【0110】
請求項2記載の発明によれば、入力文字を含む例文とともに、例文で用いられている見出語及び当該見出語の語義を一意に識別できる情報を表示し、その表示した例文の中から一の例文が選択される。そして、選択された例文に対応付けられた見出語の説明情報を表示する際に、当該例文に対応付けられた説明情報の語義の位置を直接表示することが可能となる。従って、例文がどの見出語及び語義に対応付けられているかを予め容易に視認することができ、選択された例文に適切な見出語の語義を表示する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した電子辞書及び入力部の一例を示す図である。
【図2】第1の実施の形態における電子辞書のブロック図を示す図である。
【図3】第1の実施の形態における英和辞典DBのデータ構成の一例を示す図である。
【図4】第1の実施の形態における英和辞典例文DBのデータ構成の一例を示す図である。
【図5】第1の実施の形態における(a)単語例文テーブル、(b)例文番号格納領域のデータ構成の一例を示す図である。
【図6】第1の実施の形態における第1語義表示処理のフローチャートを示す図である。
【図7】第1の実施の形態における表示画面の遷移の一例を示す図である。
【図8】第1の実施の形態における表示画面の遷移の一例を示す図である。
【図9】第1の実施の形態における表示画面の遷移の一例を示す図である。
【図10】(a)第1の実施の形態における表示画面の遷移の一例、(b)第2の実施の形態におけるROMの構成を示す図である。
【図11】第2の実施の形態における第2語義表示処理のフローチャートを示す図である。
【図12】第2の実施の形態における表示画面の遷移の一例を示す図である。
【図13】第2の実施の形態における表示画面の遷移の一例を示す図である。
【図14】第2の実施の形態における表示画面の遷移の一例を示す図である。
【図15】第2の実施の形態における変形例の表示画面の遷移の一例を示す図である。
【図16】本実施の形態の変形例におけるブロック図の一例を示す図である。
【図17】従来技術における画面の遷移の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 電子辞書
10 CPU
20、22 ROM
202 英和辞典DB
204 英和辞典例文DB
206 単語例文テーブル
208 第1語義表示プログラム
220 第2語義表示プログラム
30 RAM
302 入力文字格納領域
304 例文番号格納領域
40 入力部
50 表示部
60 バス
3 ディスプレイ
5 キー群
7 決定キー
9 方向キー
11 ジャンプキー

Claims (9)

  1. 見出語と、当該見出語の説明情報とを語義毎に対応付けて記憶する記憶手段と、
    この記憶手段に記憶された見出語を用いた例文を、当該見出語及び当該見出語の語義に対応付けて記憶する例文記憶手段と、
    入力文字を入力する入力手段と、
    この入力手段によって入力された入力文字を含む複数の例文を前記例文記憶手段から読み出す例文読み出し手段と、
    この例文読み出し手段によって読み出された複数の例文と、それぞれの例文に対応付けられた見出語及び当該見出語の語義を一意に識別できる情報とを一覧表示する制御を行う例文表示制御手段と、
    この例文表示制御手段によって表示された複数の例文のうち、一の例文を指定する指定手段と、
    この指定手段によって指定された例文に対応付けられた見出語の説明情報を前記記憶手段から読み出し、当該例文で用いられた当該見出語の説明情報の先頭部分を表示した後、当該例文で用いられた当該見出語の当該語義の説明情報の部分が所定の位置に表示されるまで当該説明情報をスクロールして表示する制御を行う語義表示制御手段と、を備えることを特徴とする情報表示制御装置。
  2. 見出語と、当該見出語の説明情報とを語義毎に対応付けて記憶する記憶手段と、
    この記憶手段に記憶された見出語を用いた例文を、当該見出語及び当該見出語の語義の位置に対応付けて記憶する例文記憶手段と、
    入力文字を入力する入力手段と、
    この入力手段によって入力された入力文字を含む複数の例文を前記例文記憶手段から読み出す例文読み出し手段と、
    この例文読み出し手段によって読み出された複数の例文と、それぞれの例文に対応付けられた見出語及び当該見出語の語義を一意に識別できる情報とを一覧表示する制御を行う例文表示制御手段と、
    この例文表示制御手段によって表示された複数の例文のうち、一の例文を指定する指定手段と、
    この指定手段によって指定された例文に対応付けられた見出語の語義の位置を前記記憶手段から読み出し、当該見出語の語義の位置の説明情報を表示する制御を行う語義位置情報表示制御手段と、を備えることを特徴とする情報表示制御装置。
  3. 単語を、その単語が含まれる前記例文記憶手段に記憶された例文に対応付けて記憶する単語情報記憶手段を更に備え、
    前記入力手段は、複数の単語を入力文字として入力する複数単語入力手段を有し、
    前記例文表示制御手段は、前記複数単語入力手段によって入力された各単語全てに対応付けられている例文を前記単語情報記憶手段から判別し、判別した例文を前記例文記憶手段から読み出して表示する制御を行う複数単語入力時表示制御手段を有する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報表示制御装置。
  4. 所定の通信回線を介して利用者端末と接続されるサーバにおいて、
    見出語と、当該見出語の説明情報とを語義毎に対応付けて記憶する記憶手段と、
    この記憶手段に記憶された見出語を用いた例文を、当該見出語及び当該見出語の語義に対応付けて記憶する例文記憶手段と、
    利用者端末から入力文字を受信する入力文字受信手段と、
    この入力文字受信手段によって受信された入力文字を含む複数の例文を前記例文記憶手段から読み出して、それぞれの例文に対応付けられた見出語及び当該見出語の語義を一意に識別できる情報とともに利用者端末に送信する例文送信手段と、
    この例文送信手段によって送信された複数の例文のうち、一の例文を指定する情報を利用者端末から受信する例文指定情報受信手段と、
    この例文指定情報受信手段によって受信された情報で指定された例文に対応付けられた見出語の説明情報を前記記憶手段から読み出し、当該見出語の説明情報と、当該見出語の当該語義の説明情報の部分が所定の位置に表示されるまで当該説明情報をスクロールして表示させる制御情報と、を利用者端末に送信する説明情報送信手段と、を備えることを特徴とするサーバ。
  5. 所定の通信回線を介して利用者端末と接続されるサーバにおいて、
    見出語と、当該見出語の説明情報とを語義毎に対応付けて記憶する記憶手段と、
    この記憶手段に記憶された見出語を用いた例文を、当該見出語及び当該見出語の語義の位置に対応付けて記憶する例文記憶手段と、
    利用者端末から入力文字を受信する入力文字受信手段と、
    この入力文字受信手段によって受信された入力文字を含む複数の例文を前記例文記憶手段から読み出して、それぞれの例文に対応付けられた見出語及び当該見出語の語義を一意に識別できる情報とともに利用者端末に送信する例文送信手段と、
    この例文送信手段によって送信された複数の例文のうち、一の例文を指定する情報を利用者端末から受信する例文指定情報受信手段と、
    この例文指定情報受信手段によって受信された情報で指定された例文に対応付けられた見出語の語義の位置を前記記憶手段から読み出し、当該見出語の説明情報と、当該見出語の語義の位置の説明情報を表示させる制御情報と、を利用者端末に送信する語義位置情報送信手段と、を備えることを特徴とするサーバ。
  6. 見出語と、当該見出語の説明情報とを語義毎に対応付けて記憶する記憶機能と、
    この記憶機能により記憶された見出語を用いた例文を、当該見出語及び当該見出語の語義に対応付けて記憶する例文記憶機能と、を備えたコンピュータに、
    入力文字を入力する入力機能と、
    この入力機能によって入力された入力文字を含む複数の例文を前記例文記憶機能により記憶された例文から読み出す例文読み出し手段と、
    この例文読み出し手段によって読み出された複数の例文と、それぞれの例文に対応付けられた見出語及び当該見出語の語義を一意に識別できる情報とを一覧表示する制御を行う例文表示制御機能と、
    この例文表示制御機能によって表示された複数の例文のうち、一の例文を指定する指定機能と、
    この指定機能によって指定された例文に対応付けられた見出語の説明情報を前記記憶機能から読み出し、当該例文で用いられた当該見出語の説明情報の先頭部分を表示した後、当該例文で用いられた当該見出語の当該語義の説明情報の部分が所定の位置に表示されるまで当該説明情報をスクロールして表示する制御を行う語義表示制御機能と、を実現させることを特徴とするプログラム。
  7. 見出語と、当該見出語の説明情報とを語義毎に対応付けて記憶する記憶機能と、
    この記憶機能により記憶された見出語を用いた例文を、当該見出語及び当該見出語の語義の位置に対応付けて記憶する例文記憶機能と、を備えたコンピュータに、
    入力文字を入力する入力機能と、
    この入力機能によって入力された入力文字を含む複数の例文を前記例文記憶機能により記憶された例文から読み出す例文読み出し手段と、
    この例文読み出し手段によって読み出された複数の例文と、それぞれの例文に対応付けられた見出語及び当該見出語の語義を一意に識別できる情報とを一覧表示する制御を行う例文表示制御機能と、
    この例文表示制御機能によって表示された複数の例文のうち、一の例文を指定する指定機能と、
    この指定機能によって指定された例文に対応付けられた見出語の語義の位置を前記記憶機能から読み出し、当該見出語の語義の位置の説明情報を表示する制御を行う語義位置情報表示制御機能と、を実現させることを特徴とするプログラム。
  8. 見出語と、当該見出語の説明情報とを語義毎に対応付けて記憶する記憶機能と、
    この記憶機能に記憶された見出語を用いた例文を、当該見出語及び当該見出語の語義に対応付けて記憶する例文記憶機能と、を備えた所定の通信回線を介して利用者端末と接続されるコンピュータに、
    利用者端末から入力文字を受信する入力文字受信機能と、
    この入力文字受信機能によって受信された入力文字を含む複数の例文を前記例文記憶機能により記憶された例文から読み出して、それぞれの例文に対応付けられた見出語及び当該見出語の語義を一意に識別できる情報とともに利用者端末に送信する例文送信機能と、
    この例文送信機能によって送信された複数の例文のうち、一の例文を指定する情報を利用者端末から受信する例文指定情報受信機能と、
    この例文指定情報受信機能によって受信された情報で指定された例文に対応付けられた見出語の説明情報を前記記憶機能により記憶された見出語から読み出し、当該見出語の説明情報と、当該見出語の当該語義の説明情報の部分が所定の位置に表示されるまで当該説明情報をスクロールして表示させる制御情報と、を利用者端末に送信する説明情報送信機能と、を実現させるためのプログラム。
  9. 見出語と、当該見出語の説明情報とを語義毎に対応付けて記憶する記憶機能と、
    この記憶機能に記憶された見出語を用いた例文を、当該見出語及び当該見出語の語義の位置に対応付けて記憶する例文記憶機能と、を備えた所定の通信回線を介して利用者端末と接続されるコンピュータに、
    利用者端末から入力文字を受信する入力文字受信機能と、
    この入力文字受信機能によって受信された入力文字を含む複数の例文を前記例文記憶機能により記憶された例文から読み出して、それぞれの例文に対応付けられた見出語及び当該見出語の語義を一意に識別できる情報とともに利用者端末に送信する例文送信機能と、
    この例文送信機能によって送信された複数の例文のうち、一の例文を指定する情報を利用者端末から受信する例文指定情報受信機能と、
    この例文指定情報受信機能によって受信された情報で指定された例文に対応付けられた見出語の語義の位置を前記記憶機能により記憶された見出語から読み出し、当該見出語の説明情報と、当該見出語の語義の位置の説明情報を表示させる制御情報と、を利用者端末に送信する語義位置情報送信機能と、を実現させるためのプログラム。
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