JP4438476B2 - 情報表示制御装置及び情報表示制御プログラム - Google Patents

情報表示制御装置及び情報表示制御プログラム Download PDF

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本発明は、情報表示制御装置情報表示制御プログラムに関する。
従来から、国語辞書、英和辞書、和英辞書、英英辞書等、数種類の辞書データベース(以下、データベースを「DB」と表す。)を内蔵した電子辞書装置(以下、単に「電子辞書」という。)と呼ばれる情報表示制御装置が知られている。電子辞書には、見出語検索機能や、例文検索機能等の種々の機能が備えられているが、その機能の1つとして単語帳機能がある(例えば、特許文献1参照)。
単語帳機能とは、ユーザの登録操作に従って見出語を登録させる機能であり、具体的には次のような機能である。すなわち、ユーザによって入力された入力文字列に適合する見出語を検索し、検索した見出語に対応する説明情報を表示する。そこで、ユーザが単語帳登録キーを押下すると、検索した見出語が単語帳に登録される。その後、ユーザは単語帳に登録されている見出語(以下、適宜「単語帳見出語」という。)の中から所望の単語帳見出語を選択することで、選択した単語帳見出語に対応する説明情報を辞書DBから読み出して表示させることができる。単語帳機能は主に学習用として用いられる機能である。
特開平4−217072号公報
近年、複数の辞書DBを記憶した電子辞書が一般的になってきている。例えば、AA英和辞書、BB英和辞書、CC英和辞書といった数種類の辞書DBを記憶している電子辞書である。ユーザは、検索対象とする辞書DBを選択して辞書引きすることができる。このような電子辞書においても従来と同様の単語帳機能が備えられている。
しかしながら、複数の辞書DBがあるために、ユーザは同じ見出語を登録してしまう場合がある。これは、同じ見出語であっても異なる辞書DBで辞書引きしたからである。
ここで、図19を参照して、単語帳機能において単語帳見出語を登録順で表示させる場合について説明する。
図19の表示画面W300は、登録順に単語帳見出語が一覧表示されている。それぞれの単語帳見出語は、辞書DBの識別子とともに一覧表示されている。辞書DBの識別子によって、当該単語帳見出語がどの辞書DBの見出語について登録したかのが示されている。
ここで、ユーザが、「go」、「have」、「look」と登録順(上から順)に単語帳見出語を選択して学習(復習)していくとする。そうすると、いくつかの単語を学習した後に再度CC英和辞書の「have」を学習することとなる。更に、単語帳見出語をスクロールさせて学習を続けていくと、今度はBB英和辞書の「have」を学習することとなる。このように、同じ見出語でありながら何度も表示されてしまうということは、単語帳としては使い勝手の悪いものであった。また、単語帳見出語「have」についてユーザが表示させようとした場合、それぞれの単語帳見出語が離れているために、ユーザはスクロール等の所定の操作を行って探し出す必要があり、極めて不便であった。
また、図20は単語帳見出語をabc順に表示した場合における表示画面W302の一例である。この場合、単語帳見出語「have」はまとまって表示されている。従って、登録順に表示させた場合と異なりユーザは探し出す手間はかからない。しかし、同じ「have」という単語において、同じ見出語に表示行を3行も使用されてしまうことは、電子辞書のように表示行数の限られるディスプレイに関しては極めて無駄である。さらに、各見出語に対応する説明情報を表示させる場合には、表示画面W302の一覧表示画面からAA英和辞書コンテンツの説明情報を表示させた後に、再度一覧表示画面に戻り、次にBB英和辞書コンテンツの説明情報を表示させる。そして、もう一度一覧表示画面に戻り、再度CC英和辞書コンテンツの説明情報を表示させるといった必要があった。従ってユーザは何度も一覧表示画面と、説明情報表示画面を往復する必要があり、極めて煩雑で使い勝手の悪いものであった。
そこで、上述した課題に鑑み、本発明は使い勝手の良い単語帳機能、又はこれと同等の機能を実現することを目的としている。
以上の課題を解決するために、請求項1に記載された発明の情報表示制御装置は、
見出語と当該見出語の各語義番号と当該各語義番号別の説明情報とが対応づけられた辞書情報を辞書名毎に記憶する記憶手段(図3の202〜206、図4、[0030][0031][0034])と、
ユーザにより指定された見出語に対応する各語義番号と当該各語義番号別の説明情報を前記記憶手段のいずれかの辞書名の辞書情報から読み出して表示する制御を行う説明情報表示制御手段(図7のA16、[0050])と、
この説明情報表示制御手段により表示された各語義番号のうち何れかの語義番号を、ユーザ操作により指定する語義番号指定手段(図7のA20、[0051])と、
前記説明情報表示制御手段により表示されている説明情報に対応する見出語と辞書名前記語義番号指定手段により指定された語義番号とを関連付けて単語帳登録する見出語辞書名語義登録手段(図7のA24、[0051])と、
この見出語辞書名語義登録手段により単語帳登録され各見出語について、同一の見出語に複数の辞書情報の辞書名が単語帳登録されている場合に当該見出語について複数の辞書名を併記する形式で、各見出語と辞書名を一覧表示する見出語辞書名一覧表示手段(図8のC12,C14、図12(a)、[0075])と、
この見出語辞書名一覧表示手段に一覧表示されたいずれかの見出語がユーザ操作により選択されることに応じて、当該見出語について前記見出語辞書名語義登録手段により単語帳登録された複数の各辞書名と指定の語義番号と当該語義番号に対応する各語義番号別の説明情報とを並列表示する辞書名指定語義一覧表示手段(図8のC20,C26、図9のD12〜D14、[0076])と、
を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の情報表示制御装置において、
前記見出語辞書名一覧表示手段は、前記単語帳登録された各見出語についてチェック状態を表示する見出語チェック状態表示手段(図8のC16、[0055])を有し、
前記辞書名指定語義一覧表示手段は、前記見出語について単語帳登録された複数の各辞書名毎に、チェック状態を表示する見出語辞書名別チェック状態表示手段(図9のD16、[0076])を有し、
前記見出語チェック状態表示手段によるチェック状態の表示において、ユーザ操作によりいずれかの見出語にチェックする見出語チェック手段(図8のC22、[0058])と、
前記見出語辞書名チェック状態表示手段によるチェック状態の表示において、ユーザ操作によりいずれかの見出語辞書名別にチェックする見出語辞書名別チェック手段(図9のD22〜D26、[0063])と、
を備え、
前記見出語チェック手段によるユーザ操作によるいずれかの見出語のチェックに応じて、当該見出語に対応する前記見出語辞書種類別の全てのチェックが行われる(図8のC22、[0058])ことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、表示されている説明情報に対応する見出語と辞書名ユーザ指定された語義番号とを関連付けて単語帳登録でき、同一の見出語に複数の辞書情報の辞書名が単語帳登録されている場合に当該見出語について複数の辞書名を併記する形式で各見出語と辞書名を一覧表示することができる。そして一覧表示からユーザ選択された見出語の単語帳登録された複数の各辞書名と指定の語義番号と当該語義番号に対応する各語義番号別の説明情報とを並列表示することができる。従って、同じ見出語について単語帳登録した複数の各辞書名を表示させ、さらに複数の辞書で指定した語義の説明情報を並列表示させることができ、複数辞書で同じ見出語を検索して各語義を単語帳登録する際に使い勝手の良い単語帳機能を実現できる。
請求項2に記載の発明によれば、同じ見出語について単語帳登録した複数の各辞書名を表示させる際に、ユーザ操作により見出語に見出語単位でチェックでき、さらに複数の辞書で指定した語義の説明情報を並列表示させる際に辞書名と語義ごとに、チェックでき、複数辞書で同じ見出語を検索して各語義を単語帳登録してチェックにより学習する際に使い勝手の良い単語帳機能を実現できる。
図を参照して、本発明を情報表示制御装置の一種である携帯型の電子辞書装置(以下、「電子辞書」という。)に適用した場合の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明が適用可能なものは携帯型の電子辞書に限定されるものではない。
[1. 構成]
電子辞書には、国語辞書、英和辞書、和英辞書、英英辞書、ことわざ辞典等の各種電子辞書データ(辞書DB)が内蔵されている。この辞書DBには、見出語に対応づけて、当該見出語を説明するための文字データや、画像データ、動画データ、音声データ等の説明情報が記憶される。ユーザは辞書種別を選択して単語を入力することにより、当該単語の説明情報を表示させることができる。
図1に、この電子辞書1の概観図を示す。同図に示すように、電子辞書1は、ディスプレイ3と、各種キー群5とを備えている。ここで、各種キー群5を構成するキーにはそれぞれ固有の機能が割り当てられており、ユーザによってこれらのキーが押下されて、電子辞書1が操作される。
例えば、各種キー群5は、図2に示すように、各種処理が実行される処理キー7、操作の確定等の指示が入力される決定キー9、カーソル等の方向を指示する方向キー11、チェック状態を変更するチェックキー13、検索対象の辞書DBをAA英和辞書DBにするための英和辞書キー15等を有している。
ここで、処理キー7には、予め所定の処理が対応づけられており、押下されることにより対応づけられている処理が実行される。処理キー7には、単語帳キー7aと、登録キー7bと、一括表示キー7cとがある。単語帳キー7aには単語帳表示処理が、登録キー7bには単語帳登録処理が、一括表示キー7cには一括表示処理がそれぞれ対応づけられている。
図3は、本実施形態における電子辞書1の構成を示すブロック図である。同図に示すように、電子辞書1は、CPU(Central Processing Unit)10、ROM(Read Only Memory)20、RAM(Random Access Memory)30、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)40、入力部50、表示部60を備えており、バス70で接続されている。
[1.1 記憶部]
ROM20は、各種初期設定、ハードウェアの検査、或いは必要なプログラムのロード等を行うための初期プログラムを格納する読み出し専用メモリである。CPU10は、電子辞書1の電源投入時においてこの初期プログラムを実行することにより、電子辞書1の動作環境を設定する。
また、ROM20は、メニュー表示処理、各種設定処理、各種検索処理等の電子辞書1の動作に係る各種プログラムや、電子辞書1の備える検索機能、表示機能、設定機能等の種々の機能を実現するためのプログラム等を格納すると共に、辞書DBとしてAA英和辞書DB202と、BB英和辞書DB204と、CC英和辞書DB206とを格納する。またプログラムとして単語帳登録プログラム220と、単語帳表示プログラム222とを格納する。
各辞書DBは、見出語と説明情報とを対応づけて記憶しているDBであり、更に説明情報には、語義番号と語義別説明情報とが記憶されている。一例として、図4にAA英和辞書DB202のデータ構成について示す。図に示すように、AA英和辞書DB02には、見出語(例えば、「have」)と説明情報とが対応づけて記憶されている。さらに、説明情報には、語義番号(例えば、「1」)と、語義別説明情報(例えば、「[SVO](物理的に)<人が>(手元に・身近に)…」)とが記憶されている。
単語帳登録プログラム220及び単語帳表示プログラム222は、CPU10によってROM20から読み出され、RAM30に展開された後に実行されるプログラムである。単語帳表示プログラム222には、サブルーチンとして個別表示プログラム224と、一括表示プログラム226とが含まれている。
RAM30は、CPU10が実行する各種プログラムや、これらのプログラムの実行にかかるデータ等を一時的に保持する随時書き込み可能なメモリである。本実施の形態では、対象辞書名格納領域302と、辞書語義情報格納領域304と、選択単語帳見出語格納領域306と、選択辞書語義情報格納領域308との領域が確保されている。
対象辞書名格納領域302は、単語帳登録処理において、入力文字列に適合する見出語を検索する際に、検索対象となる辞書DBの名称を記憶する領域である。例えば、ユーザによってAA英和辞書キー15が押下されると、検索対象の辞書DBとしてAA英和辞書DB202が選択される。そして、対象辞書名格納領域302には、「AA英和」と記憶される。
辞書語義情報格納領域304は、単語帳登録処理において、ユーザによって指定された語義番号を、検索された見出語(以下、適宜「検索見出語」という。)及び対象辞書の辞書名と対応づけて記憶する領域である。図5に示すように、辞書語義情報格納領域304には、登録見出語(例えば、「have」)と、対象辞書名格納領域302に記憶されている辞書名(例えば、「AA英和」)と、ユーザにより指定された語義番号(例えば「3」)とが、対応づけて記憶されている。なお、対象となる辞書名と指定された語義番号とを併せて辞書語義情報という。
選択単語帳見出語格納領域306は、単語帳表示処理において、ユーザに選択された単語帳見出語(以下、適宜「選択単語帳見出語」という。)が記憶される領域である。具体的には、単語帳表示処理(図8)のステップC18において選択カーソルが移動されると、選択カーソルにより選択されている単語帳見出語が、選択単語帳見出語として記憶される。
選択辞書語義情報格納領域308は、個別表示処理において、ユーザによって選択された辞書語義情報(以下、適宜「選択辞書語義情報」という。)が記憶される領域である。具体的には、個別表示処理(図9)のステップD20において、選択カーソルが移動すると、選択カーソルにより選択されている辞書語義情報が、選択辞書語義情報として記憶される。
EEPROM40は、各種データファイル等の情報を記憶する電気的に書き換え可能な不揮発性メモリである。EEPROM40には、単語帳402が記憶されている。
単語帳402は、図6に示すように単語帳見出語(例えば、「have」)と辞書語義情報とが記憶されている。また、辞書語義情報には、辞書名(例えば、「AA英和」)と、語義番号(例えば、「3」)とが記憶されている。さらに、単語帳見出語及び辞書語義情報に対応づけてチェック用のフラグで表されるチェック状態が記憶されている。
[1.2 CPU]
CPU10は、入力される指示に応じて所定のプログラムに基づいた処理を実行し、各機能部への指示やデータの転送を行う。具体的には、CPU10は、入力部50から入力される操作信号に応じてROM20に格納されたプログラムを読み出し、当該プログラムに従って処理を実行する。そして、処理結果を表示するための表示制御信号を適宜表示部60に出力して、対応した表示情報を表示する。
また、CPU10は本実施の形態においてROM20の単語帳登録プログラム220に従った単語帳登録処理(図7参照)及び単語帳表示プログラム222に従った単語帳表示処理(図8参照)を実行する。また、CPU10は、単語帳表示処理において、個別表示プログラム224に従った個別表示処理(図9参照)と、一括表示プログラム226に従った一括表示処理(図10参照)とをサブルーチンとして実行する。
CPU10は、単語帳登録処理において、検索の対象となる辞書DB名を対象辞書名格納領域302に記憶する。そして、入力文字列が入力されると、CPU10は検索対象の辞書DBから適合する見出語を検索して説明情報を表示する。ここで、登録キー7bが押下されると、CPU10はユーザに語義番号を指定させる。そして、決定キー9が押下されると、CPU10は検索された見出語を登録見出語として、辞書名と、指定された語義番号(辞書語義情報)とを登録見出語に対応づけて辞書語義情報格納領域304に記憶する。そして、登録キー7bが押下されると、単語帳402に登録する。
また、単語帳表示処理において、CPU10は、単語帳見出語を読み出して一覧表示する。そして、表示した各単語帳見出語に対応づけて記憶されている辞書語義情報の辞書名の識別子(以下、適宜「辞書マーク」という。)を併記する。そして、各単語帳見出語について、単語帳402からチェック状態を読み出して表示する。ここで、ユーザにより一の単語帳見出語が選択された後にキー入力があると、キー入力に対応する処理を実行する。例えば、チェックキー13が押下された場合には単語帳402のチェック状態を更新する。また、決定キー9が押下されると、個別表示処理を実行し、一括表示キー7cが押下されると、一括表示処理を実行する。
また、個別表示処理において、CPU10は、選択単語見出語の辞書語義情報を1つ読み出す。そして、辞書語義情報に対応する説明情報を読み出して表示する。そして、辞書語義情報に記憶されている辞書名及び語義番号とを識別するためのアイコン(以下、適宜「語義アイコン」という。)を生成して表示する。さらに、単語帳402に記憶されているチェック状態を表示する。そして、CPU10は、一の辞書語義情報が選択されると、選択された辞書語義情報に対応する説明情報を表示し、併せて語義アイコンを表示する。
また、一括表示処理において、CPU10は、選択単語見出語に対応づけられている辞書語義情報を全部読み出す。そして、CPU10は、読み出された辞書語義情報に基づいて説明情報を読み出す。ここで、辞書語義情報にAA英和の辞書名が記憶されている場合には、CPU10は、辞書名がAA英和となっている各辞書語義情報に対応する説明情報をAA英和辞書DB202から読み出す。そして、読み出した説明情報をCPU10は1つの個別領域に表示する。同様に、BB英和辞書DB204及びCC英和辞書DB206の辞書名の辞書語義情報が記憶されている場合には対応する説明情報を読み出し、個別領域内に表示する。そして、ユーザにより方向キー11が押下されると、全領域を連動してスクロール表示させる。
[1.3 入力部・表示部等]
入力部50は、仮名やアルファベット等の文字入力や機能選択等に必要なキー群を備えた入力装置であり、押下されたキーの信号をCPU10に出力する。この入力部50におけるキー入力により、検索語の入力、辞書モードの選択、検索実行指示、ジャンプ機能の開始等の入力手段を実現する。なお、この入力部50は、図1のキー群5に限られるわけではなく、タッチパネル等であってもよい。
表示部60は、CPU10から入力される表示信号に基づいて各種画面を表示するものであり、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成される。なお、この表示部60は、図1に示すディスプレイ3に相当する。
バス70は、CPU10からのデータ等の電気信号を通す線路であり、CPU10と、ROM20と、RAM30と、EEPROM40と、入力部50と、表示部60とをそれぞれ接続する信号線である。
[2.処理]
[2.1 単語帳登録処理]
続いて、単語帳登録処理について説明する。図7は単語帳登録処理に係る電子辞書1の動作を説明するためのフローチャートである。この単語帳登録処理は、CPU10が、ROM20に記憶された単語帳登録プログラム220を実行することによって実現される処理である。
まず、CPU10は、対象辞書DBの対象辞書名を対象辞書名格納領域302に記憶する(ステップA10)。続いて、入力文字列が入力されると(ステップA12)、CPU10は対象辞書DBから入力文字列に適合する見出語を検索する(ステップA14)。そして、検索された見出語のうちユーザにより指定された見出語に対応する説明情報を対象辞書DBから読み出して表示する(ステップA16)。
続いて、登録キー7bが押下されると(ステップA18;Yes)、CPU10は語義番号をユーザに指定させる(ステップA20)。具体的には、登録キー7bが押下されると、CPU10は語義番号を指定させる指定カーソルを表示部60に表示されている語義番号上に表示する。そして、方向キー11(上下方向キー11a)が押下されると、それに連動してカーソルが語義番号上を移動するように表示する。ここで、決定キー9が押下されると(ステップA22;Yes)、CPU10は、検索見出語と、対象辞書名格納領域302に記憶されている対象辞書名と、指定された語義番号とを辞書語義情報格納領域304に記憶する(ステップA24)。
続いてCPU10は、辞書語義情報格納領域304に記憶された辞書語義情報が単語帳402に登録されているか否かを判定する(ステップA26)。ここで、辞書語義情報格納領域304に記憶された辞書語義情報と同じものが単語帳402に登録されている場合には(ステップA26;Yes)、CPU10はエラーを表示して辞書語義情報格納領域304から辞書語義情報を消去する(ステップA28)。
続いて、登録キー7bが押下されていない場合には(ステップA30;No)、CPU10はステップA20から処理を繰り返し実行する。他方、登録キー7bが押下された場合には(ステップA30;Yes)、CPU10は登録見出語と同一の単語帳見出語があるか否かを判定する(ステップA32)。ここで、登録見出語と同一の単語帳見出語が単語帳402に登録されている場合には(ステップA32;Yes)、辞書語義情報格納領域304に記憶されている辞書語義情報を単語帳見出語に対応づけて単語帳402に登録する(ステップA34)。他方、登録見出語と同一の単語帳見出語が単語帳402に登録されていない場合には(ステップA32;No)、CPU10は登録見出語を単語帳見出語とし、最新のデータとして単語帳402に追加登録する(ステップA36)。
[2.2 単語帳表示処理]
続いて、単語帳表示処理について説明する。図8は単語帳表示処理に係る電子辞書1の動作を説明するためのフローチャートである。この単語帳表示処理は、CPU10が、ROM20に記憶された単語帳表示プログラム222を実行することによって実現される処理である。
まず、CPU10は単語帳402から単語帳見出語を読み出す(ステップC10)。続けて、読み出された単語帳見出語を一覧表示する(ステップC12)。続いて、CPU10は、一覧表示した各単語帳見出語に対応づけられて登録されている辞書語義情報の辞書名を表す識別マーク(以下、単に「辞書マーク」という。)を見出語と共に併記する(ステップC14)。例えば、図6に示す単語帳402のように、単語帳見出語「have」に対応する辞書名を読み出す。この場合、「AA英和」と、「BB英和」と、「CC英和」とが登録されているため、CPU10は、それぞれの辞書名に対応する識別子(辞書マーク)を単語帳見出語「have」の横に表示する。さらに、CPU10は、各単語帳見出語について、チェック状態を読み出し、チェック状態に応じたチェックマークを表示する(ステップC16)。
続いて、CPU10は選択カーソルを表示して、方向キー11が押下されることに連動して選択カーソルを移動させる(ステップC18)。また、CPU10は、選択カーソルによって選択されている単語帳見出語を、選択単語帳見出語として選択単語帳見出語格納領域306に記憶する。
ここで、CPU10は、入力されたキーの種類に応じて処理を選択する(ステップC20)。例えば、決定キー9が押下された場合には(ステップC20;決定キー)、CPU10は個別表示処理を実行する(ステップC26)。また、一括表示キー7cが押下された場合には(ステップC20;一括表示キー)、CPU10は一括表示処理を実行する(ステップC28)。
また、チェックキー13が押下された場合には(ステップC20;チェックキー)、CPU10は全辞書語義のチェック状態を「ON」とし(ステップC22)、単語帳402を更新する(ステップC24)。具体的には、単語帳見出語が選択されている状態で、チェックキー13が押下されると単語帳見出語に対応づけて記憶されている辞書語義情報に対応するチェック状態を総て「ON」にする。
[2.3 個別表示処理]
続いて、個別表示処理について説明する。図9は個別表示処理に係る電子辞書1の動作を説明するためのフローチャートである。この個別表示処理は、CPU10が、ROM20に記憶された個別表示プログラム224を実行することによって実現される処理であり、単語帳表示処理のステップC26においてサブルーチンとして実行される処理である。
まず、CPU10は、選択単語帳見出語格納領域306に記憶されている選択単語帳見出語の辞書語義情報を単語帳402から1つ読み出す(ステップD10)。続いて、読み出した辞書語義情報に対応する説明情報を辞書DBから先頭部分を読み出して表示する(ステップD12)。例えば、図6において選択見出語が「have」である場合に、CPU10は辞書語義情報として辞書名「AA英和」、語義番号「3」を読み出す。そして、辞書名「AA英和」に対応する英和辞書DB202から、見出語「have」の語義番号「3」に対応する説明情報を先頭部分から所定の文字数分を読み出す。そして、読み出された説明情報を表示部60に表示する(ステップD12)。
続いて、選択単語帳見出語の辞書語義情報から辞書名と語義番号とを表す識別子(以下、「語義アイコン」という。)を生成して表示部60に表示する(ステップD14)。さらに、CPU10は、辞書語義情報に対応づけて記憶されているチェック状態を読み出して、表示部60に表示する(ステップD16)。
ここで、選択単語帳見出語に対応づけられている辞書語義情報がまだ記憶されている場合には(ステップD18;Yes)、ステップD10から処理を繰り返し実行する。ここで、選択単語帳見出語に対応する辞書語義情報がもう記憶されていない場合には(ステップD18;No)、CPU10は選択カーソルを表示する。そして、方向キー11が押下されると、連動して選択カーソルを移動させるように表示する(ステップD20)。なお、選択カーソルにより選択されている辞書語義情報を選択辞書語義情報格納領域308に記憶する。
ここで、チェックキー13が押下されると(ステップD22;Yes)、選択辞書語義情報格納領域に記憶された辞書語義情報に対応づけられているチェック状態を「ON」にして(ステップD24)、単語帳402を更新する(ステップD26)。
また、決定キー9が押下されない場合には(ステップD28;NO)、CPU10はステップD20から処理を繰り返し実行する。また、決定キー9が押下された場合には(ステップD28;Yes)、CPU10は選択辞書語義情報に対応する説明情報を辞書DBから読み出して、語義アイコンと説明情報とを表示部60に表示する(ステップD32)。
[2.4 一括表示処理]
続いて、一括表示処理について説明する。図10は一括表示処理に係る電子辞書1の動作を説明するためのフローチャートである。この一括表示処理は、CPU10が、ROM20に記憶された一括表示プログラム226を実行することによって実現される処理であり、単語帳表示処理のステップC28においてサブルーチンとして実行される処理である。
まず、CPU10は選択単語帳見出語に対応づけられて記憶されている辞書語義情報を単語帳402から全部読み出す(ステップE10)。そして、読み出された辞書語義情報の辞書名に「AA英和」が含まれているか否かを判定する(ステップE12)。ここで、「AA英和」の辞書名が含まれている辞書語義情報が存在している場合には(ステップE12;Yes)、各語義それぞれの説明情報をAA英和辞書DB202から読み出し(ステップE14)、読み出した説明情報を表示部60の中における1つの個別領域内に表示する(ステップE16)。
同様に、読み出された辞書語義情報の辞書名に「BB英和」が含まれているか否かを判定する(ステップE18)。ここで、「BB英和」の辞書名が含まれている辞書語義情報が存在している場合には(ステップE18;Yes)、各語義それぞれの説明情報をBB英和辞書DB204から読み出し(ステップE20)、読み出した説明情報を表示部60の中における1つの個別領域内に表示する(ステップE22)。
続けて、読み出された辞書語義情報の辞書名に「CC英和」が含まれているか否かを判定する(ステップE24)。ここで、「CC英和」の辞書名が含まれている辞書語義情報が存在している場合には(ステップE24;Yes)、各語義それぞれの説明情報をCC英和辞書DB206から読み出し(ステップE26)、読み出した説明情報を表示部60の中における1つの個別領域内に表示する(ステップE28)。
そして、CPU10は、上下方向キー11aが押下されると(ステップE30)、方向キーに連動して全個別領域を連動してスクロールさせる(ステップE32)。そして、終了処理が入力されると(ステップE34;Yes)、CPU10は一括表示処理を終了する。
[3.動作例]
[3.1 単語帳登録処理]
つづいて、表示画面の図を用いて電子辞書1の各処理の動作例について説明する。図11(a)は、入力文字列を入力するための画面が表示されている表示画面W100の一例を示した図である。まず、ユーザは検索対象とする辞書キーとしてAA英和辞書キー15を押下する。すると、CPU10は対象辞書名格納領域302に「AA英和」と記憶し、入力文字列をユーザに入力させるための表示画面を表示する。このときの表示画面の一例が図11(a)の図である。
ここで、ユーザは入力文字列として「have」を領域R100に入力する。ここで、決定キー9を押下すると、領域R100に入力していた入力力文字列「have」に適合する検索見出語の説明情報が表示される。このときの状態を示した表示画面W102の一例が図11(b)である。
ここで、ユーザが登録キー7bを押下すると(ステップA18;Yes)、語義番号を選択するためのカーソルが表示される。そこで、ユーザは方向キー11(上下方向キー11a)を押下することにより語義番号「3」を選択する(選択カーソルT100)。
そして、決定キー9を押下すると(ステップA22;Yes)、登録見出語(検索された見出語)「have」と、対象辞書の名称「AA英和」と、指定した語義番号「3」とが辞書語義情報格納領域304に記憶される。
[3.2 単語帳表示処理・個別表示処理]
続いて、単語帳表示処理において、個別表示処理が実行された場合の処理の一例について図を用いて説明する。図12(a)は、単語帳見出語に辞書マークが併記して表示されている表示画面W104の一例を示す図である。
図12(a)の表示画面W104では、単語帳見出語(例えば、「have」)が一覧表示されている(図8のステップC12)。そして、単語帳見出語に対応づけて単語帳402に登録されている辞書名を示す辞書マークが併記されている(ステップC14)。例えば、辞書マークM100が表示されているのは、単語帳見出語「have」には、CC英和辞書DB206の語義番号(説明情報)が登録されていることを示している。また、表示画面W104にはチェック状態が表示されている(例えば、チェック表示C100)。この状態から、見出語「have」が選択され(反転表示T102)、決定キー9が押下されると個別表示処理が実行される。
図12(b)は、図12(a)の状態から決定キー9が押下された状態における表示画面W106の一例を示す図である。単語帳見出語「have」が領域R102に表示されている。また、説明情報の先頭部分と、語義アイコンM102とがそれぞれ表示されている。また、各語義毎のチェック状態がチェックC102として表示されている(図9のステップD12〜D16)。ここで、ユーザが表示されている説明情報(辞書語義情報)の一つを選択して(反転表示T106)、決定キー9を押下した状態を示す画面の一例が、表示画面W108(図13)である。
表示画面W108は、選択された表示されている説明情報(辞書語義情報)から、単語帳見出語の説明情報のうち選択された語義情報に対応する説明情報の全文が表示されている。また、対象辞書名及び語義番号を示すために語義アイコンM102が表示されている(ステップD32)。
[3.3 一括表示処理]
続いて、一括表示処理について図を用いて説明する。図14(a)は一括表示処理により各辞書DBから読み出された説明情報が個別領域内に表示されている表示画面W150の一例を示す図である。
CPU10は、単語帳402(例えば図6)から、選択単語帳見出語格納領域306に記憶されている選択単語帳見出語「have」に対応する辞書語義情報を単語帳402から総て読み出す(図10のステップE10)。そして、読み出された語義情報に基づいて、それぞれの辞書DBから説明情報を読み出す。具体的には図6参照して説明すると、辞書名「AA英和」の語義番号が「3」と記憶されていることから、CPU10は、AA英和辞書DB202の見出語「have」の説明情報のうち、語義番号「3」の説明情報を読み出す(ステップE14)。そして、CPU10は読み出された説明情報を個別の領域R150に表示する(ステップE16)。同様に、「BB英和」の語義番号が「4」と記憶されていることから、CPU10は、BB英和辞書DB204の見出語「have」の説明情報のうち、語義番号「4」の説明情報を読み出す(ステップE20)。そして、CPU10は読み出した説明情報を個別の領域R152に表示する(ステップE22)。さらに、「CC英和」の語義番号が「5」と記憶されていることから、CPU10は、CC英和辞書DB206の見出語「have」の説明情報のうち、語義番号「5」の説明情報を読み出す(ステップE26)。そして、CPU10は読み出された説明情報を個別の領域R154に表示する(ステップE28)。
続けて、上下方向キー11aの下方向を押下した状態を示す画面が図14(b)に示す表示画面W152である。表示画面W152においては、それぞれの個別領域に表示されていた説明情報が1行スクロールして表示される(ステップE32)。
[4.変形例]
上述した各実施形態では、電子辞典、電子事典などを含む電子辞書を適用例として説明したが、本発明の情報表示制御装置は、このような製品に限定されるものではなく、携帯電話、パソコン、電子時計、PDA(Personal Digital Assistants)などの電子機器全般に適用可能である。
また、上述した実施形態では、辞書DBとして英和辞書DBを記憶することとして説明したがこれに限られず、例えば、国語辞書DBや、古語辞書DB、独和辞書DB、仏和辞書DB等の各種辞書DBに適用可能であることは勿論である。
[4.1 文字列を指定する]
また、上述の実施の形態においては、表示された説明情報の中から、語義(番号)を指定して記憶させることとしたが、さらに説明情報に含まれる文字列を直接指定して記憶させることとしても良い。例えば、AA英和辞書DB202において、見出語「have」の語義番号「3」を登録した場合について考える。この場合、上述の実施形態では辞書語義情報格納領域304に登録見出語「have」と、辞書名「AA英和」と、語義番号「3」とが記憶される。そして、辞書語義情報格納領域304に記憶された内容に基づいて単語帳402に登録される。従って、単語帳402に登録されている内容に基づいて説明情報を表示すると、語義別説明情報の「[SVO](性質・属性として)…」が表示される。
すると、個別表示処理において説明情報が表示された場合には、語義別説明情報のうち先頭部分が必ず表示される。具体的には、図12(b)に示すように、登録見出語「have」のAA英和辞書DB202の語義番号「3」の語義別説明情報は「[SVO](性質・属性として)<人が〜」と表示されている。しかし、AA英和辞書DB202において、文法的な記載事項である「[SVO」」等が表示されるより、意味内容となる「を持っている」が表示された方がユーザにとっては便利であることが多い。しかし、上述の実施形態においては、語義番号しか登録できないため、その部分を中心に表示させることができなかった。
そこで、説明情報に含まれる文字列からユーザが所望する部分を指定して、単語帳に登録することができれば至便である。以下、図を参照してこの処理の実現方法について具体的に説明する。
まず、構成について、図15を用いて説明する。同図(a)は辞書語義情報格納領域304を示したものである。辞書語義情報格納領域304において、本図は指定文字列を対応づけて記憶しているものである。例えば、登録見出語に対応して指定文字列「を持っている」が登録されている。
また、図15(b)は単語帳402を示したものである。単語帳402も同様に、単語帳見出語に対応づけて語義毎に指定文字列がそれぞれ登録されている。
続いて、単語帳登録処理と、単語帳表示処理との流れについて説明する。まず、単語帳登録処理について、図16を用いて説明する。
図16は、単語帳登録プログラム220に従った単語帳登録処理の動作フローにおいて、ステップA25をステップA24とステップA26の間に加えた動作フローである。なお、同一の符号が付してある処理は、本実施形態の処理と同様であるため、その詳細な説明を省略する。
検索見出語の説明情報が表示された後にユーザにより単語帳402に登録される語義番号が指定される(ステップA20)。CPU10は辞書語義情報格納領域304に、登録見出語に対応づけて辞書名と指定された語義番号とを記憶する。
続いて、CPU10は、登録される語義番号に対応する語義別説明情報に含まれる文字列から、ユーザに文字列を指定させる。そして指定された文字列を指定文字列として辞書語義情報格納領域304に記憶する(ステップA25)。さらに、CPU10は、辞書語義情報格納領域304に記憶された内容を、単語帳402に登録する(ステップA32〜A36)。
また、単語帳を表示させる単語帳表示処理について説明する。本実施形態において、単語帳表示処理では、選択単語帳見出語に対応する説明情報を辞書語義情報に基づいて各辞書DBから読み出すこととして説明したが、変形例においては単語帳402に記憶されている指定文字列を説明情報とする。例えば、個別表示処理については、図9のステップD12において、辞書語義情報に対応する指定文字列「を持っている」を説明情報として表示する。また、ステップD30において、選択辞書語義情報に対応する説明情報を単語帳402に記憶されている指定文字列として表示画面に表示する。また、一括表示処理については、図10のステップE14、ステップE20、ステップE26において単語帳402に記憶されている指定文字列を説明情報として表示する。
ここで、一例として図9の個別表示処理のステップD12において、辞書語義情報に対応する説明情報として、図15(b)の単語帳402に記憶されている指定文字列を読み出した場合の表示画面W200の一例を図17に示す。図15(b)に示すように説明情報として「を持っている」が表示されている。これは、図12(b)の表示画面W106に表示された「[SVO](性質・属性として)<人が…」と比較すると、ユーザが所望する部分となっている。このため、単語帳の使い勝手を一層向上させることができる。
[4.2 ネットワークへの対応]
また、上述した実施形態では電子辞書1を、単体で動作する所謂スタンドアローン型の装置として説明した。しかし、本発明が適用可能な装置はこれに限られるものではない。通信装置を内蔵或いは接続可能に構成し、サーバと通信することによって本発明に係る装置を実現することも可能である。図面を参照して具体的に説明する。
図18は、通信装置を内蔵した電子辞書端末600と、サーバ700とが通信回線Nを介して通信可能に接続されたシステム構成の概略例を示す図である。サーバ700は、例えば汎用のワークステーションやサーバ用コンピュータ等によって構成されるものであり、電子辞書端末600は、携帯電話機や、通信装置を内蔵したパソコン、通信装置を内蔵した電子辞書等により構成されるものである。通信回線Nは、有線/無線の電話網やインターネット網等である。
一方、電子辞書1の入力部50及び表示部60はそれぞれ、電子辞書端末600の入力部604及び表示部606に相当する。また、電子辞書1のEEPROM40は、サーバ700の記憶部714に相当する。
すなわち、サーバ700がホスト(或いはサーバ)、電子辞書端末600が端末(或いはクライアント)に相当するホスト・端末のシステム(或いはクライアント/サーバ型のシステム)を形成する。そして、電子辞書端末600の入力部604から入力された入力文字等が通信装置608を介してサーバ700に送信され、サーバ700のCPU702が記憶部714に記憶された各種データ及び各種プログラムに従ってメイン処理を実行し、処理結果を通信装置608を通じて電子辞書端末600に送信して表示部606に表示させる。このように、サーバ700及び電子辞書端末600から構成されるシステムで、本発明を実現することも可能である。この場合、電子辞書端末600においては、英和辞書DBやデータファイル、メインプログラム等を記憶しておく必要がなく、またメイン処理等を実行する必要もない。このため、演算処理能力が比較的低いCPU602や、記憶容量等が比較的小さいROM610等を具備する電子辞書端末600(例えば携帯電話)であってもよい。
図を用いて具体的に説明すると、入力部604からユーザによって入力された入力単語を電子辞書端末600はサーバ700に送信する。そして、サーバ700のCPU702は、受信した入力単語に基づいて説明情報を読み出し、読み出された説明情報をサーバ700から電子辞書端末600に送信する(ステップA10〜A16)。ここで、電子辞書端末600において、登録キーが押下されると語義番号を指定し、指定した語義番号をCPU602は通信装置608を介してサーバ700に送信する。そしてサーバ700は、受信した語義番号を検索見出語と辞書名(対象辞書)とを、記憶部714の単語帳に記憶する(ステップA34)。
また、電子辞書端末600において単語帳キーが押下されると、単語帳見出語、
辞書マーク、チェックマークをサーバ700の記憶部714から受信する(ステップC10〜C16)。そして、電子辞書600において、一の単語帳見出語が選択されると、選択された単語帳見出語に対応する説明情報をサーバ700から受信して表示する(ステップC26、C28)。
このように、電子辞書端末は、サーバに記憶されているプログラムを実行することにより、単語帳をサーバに登録することができる。従って、電子辞書においては、プログラムや辞書DBを内蔵していなくても、単語帳を記憶・表示させることが可能となる。
電子辞書の概観図。 電子辞書の入力部を示す図。 電子辞書のブロック図。 英和辞書DBのデータ構造の一例を示す図。 辞書語義情報格納領域のデータ構造の一例を示す図。 単語帳のデータ構造の一例を示す図。 単語帳登録処理の動作フローを示す図。 単語帳表示処理の動作フローを示す図。 個別表示処理の動作フローを示す図。 一括表示処理の動作フローを示す図。 表示画面の一例を示す図。 表示画面の一例を示す図。 表示画面の一例を示す図。 表示画面の一例を示す図。 本実施形態の変形例におけるデータ構成の一例を示す図。 本実施形態の変形例における動作フローを示す図。 本実施形態の変形例について説明する図。 本実施形態の変形例におけるブロック図の一例を示す図。 従来の技術について説明する図。 従来の技術について説明する図。
符号の説明
1 電子辞書
10 CPU
20 ROM
202 AA英和辞書DB
204 BB英和辞書DB
206 CC英和辞書DB
220 単語帳登録プログラム
222 単語帳表示プログラム
224 個別表示プログラム
226 一括表示プログラム
30 RAM
302 対象辞書名格納領域
304 対象語義情報格納領域
306 選択単語帳見出語格納領域
308 選択辞書語義情報格納領域
40 EEPROM
402 単語帳
50 入力部
60 表示部

Claims (3)

  1. 見出語と当該見出語の各語義番号と当該各語義番号別の説明情報とが対応づけられた辞書情報を辞書名毎に記憶する記憶手段と、
    ユーザにより指定された見出語に対応する各語義番号と当該各語義番号別の説明情報を前記記憶手段のいずれかの辞書名の辞書情報から読み出して表示する制御を行う説明情報表示制御手段と、
    この説明情報表示制御手段により表示された各語義番号のうち何れかの語義番号を、ユーザ操作により指定する語義番号指定手段と、
    前記説明情報表示制御手段により表示されている説明情報に対応する見出語と辞書名前記語義番号指定手段により指定された語義番号とを関連付けて単語帳登録する見出語辞書名語義登録手段と、
    この見出語辞書名語義登録手段により単語帳登録され各見出語について、同一の見出語に複数の辞書情報の辞書名が単語帳登録されている場合に当該見出語について複数の辞書名を併記する形式で、各見出語と辞書名を一覧表示する見出語辞書名一覧表示手段と、
    この見出語辞書名一覧表示手段に一覧表示されたいずれかの見出語がユーザ操作により選択されることに応じて、当該見出語について前記見出語辞書名語義登録手段により単語帳登録された複数の各辞書名と指定の語義番号と当該語義番号に対応する各語義番号別の説明情報とを並列表示する辞書名指定語義一覧表示手段と、
    を備えることを特徴とする情報表示制御装置。
  2. 前記見出語辞書名一覧表示手段は、前記単語帳登録された各見出語についてチェック状態を表示する見出語チェック状態表示手段を有し、
    前記辞書名指定語義一覧表示手段は、前記見出語について単語帳登録された複数の各辞書名毎に、チェック状態を表示する見出語辞書名別チェック状態表示手段を有し、
    前記見出語チェック状態表示手段によるチェック状態の表示において、ユーザ操作によりいずれかの見出語にチェックする見出語チェック手段と、
    前記見出語辞書名チェック状態表示手段によるチェック状態の表示において、ユーザ操作によりいずれかの見出語辞書名別にチェックする見出語辞書名別チェック手段と、
    を備え、
    前記見出語チェック手段によるユーザ操作によるいずれかの見出語のチェックに応じて、当該見出語に対応する前記見出語辞書種類別の全てのチェックが行われることを特徴とする請求項1に記載の情報表示制御装置。
  3. 情報表示制御装置のコンピュータを制御するための情報表示制御プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    見出語と当該見出語の各語義番号と当該各語義番号別の説明情報とが対応づけられた辞書情報を辞書名毎に記憶する記憶手段、
    ユーザにより指定された見出語に対応する各語義番号と当該各語義番号別の説明情報とを前記記憶手段のいずれかの辞書名の辞書情報から読み出して表示する制御を行う説明情報表示制御手段、
    この説明情報表示制御手段により表示された各語義番号のうち何れかの語義番号を、ユーザ操作により指定する語義番号指定手段、
    前記説明情報表示制御手段により表示されている説明情報に対応する見出語と辞書名と前記語義番号指定手段により指定された語義番号とを関連付けて単語帳登録する見出語辞書名語義登録手段、
    この見出語辞書名語義登録手段により単語帳登録された各見出語について、同一の見出語に複数の辞書情報の辞書名が単語帳登録されている場合に当該見出語について複数の辞書名を併記する形式で、各見出語と辞書名を一覧表示する見出語辞書名一覧表示手段、
    この見出語辞書名一覧表示手段に一覧表示されたいずれかの見出語がユーザ操作により選択されることに応じて、当該見出語について前記見出語辞書名語義登録手段により単語帳登録された複数の各辞書名と指定の語義番号と当該語義番号に対応する各語義番号別の説明情報とを並列表示する辞書名指定語義一覧表示手段
    として機能させるためのコンピュータ読み込み可能な情報表示制御プログラム。
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