JP2004302663A - 情報表示制御装置、サーバ及びプログラム - Google Patents

情報表示制御装置、サーバ及びプログラム Download PDF

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正義 田中
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Abstract

【課題】複数の辞書DBを横断的に検索する場合に、検索結果を分かり易く表示し、見出語の適切な選択を実現できる情報表示制御装置等を実現すること。
【解決手段】ROM20は、見出語と当該見出語の説明情報とが対応付けられた情報を集合した集合情報(辞書DB)を複数種類記憶する。CPU10は、ROM20に記憶された複数の辞書DBそれぞれについて、入力文字に適合する見出語を複数選出し、選出した複数の見出語それぞれを、当該見出語を含んでいる辞書DBを視認させるための識別子と併せて表示する制御を行う。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報表示制御装置及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、国語辞典、英和辞典、和英辞典、英英辞典といった数種類の辞書データベース(以下、データベースを「DB」と表す。)を内蔵した電子辞書と呼ばれる情報表示制御装置が知られている。辞書DBには、見出語と、当該見出語を説明・解説する説明情報とを対応付けた辞書データが多数蓄積されている。
【0003】
また、複数の辞書DBを横断的に検索する、いわゆるマルチ辞書検索機能を備えた電子辞書が知られている(例えば、特許文献1参照)。マルチ辞書検索機能とは、ユーザによって入力された入力文字(検索語として入力される文字のこと。)について、電子辞書に内蔵されている複数の辞書DBを検索し、適合した見出語を表示する機能である。
【0004】
以下、マルチ辞書検索機能について、図18を参照して簡単に説明する。図18(a)は、マルチ辞書検索機能において、入力文字を入力するための表示画面W400の一例である。入力文字領域P400に、ユーザから入力文字N400として「パテント」が入力された表示画面である。
【0005】
そして、図18(b)は、マルチ辞書検索機能を実行し、見出語候補が一覧表示されている状態である。入力文字N400の「パテント」について、国語辞典DB、カタカナ語辞典DB、和英辞典DBの、各辞書DBから検索される見出語候補を、一覧表示K400として表示する。ここで、見出語「パテント」については、国語辞典DB、カタカナ語辞典DB、和英辞典DBの各辞書DBに見出語として登録されており、一覧表示K400において、国語辞典DBに登録されている旨を示す記号「国」及び国語辞書DBにおける見出語が示されている行と、カタカナ語辞典DBに登録されている旨を示す記号「カ」及びカタカナ語辞典DBにおける見出語が示されている行と、和英辞典DBに登録されている旨を示す記号「和」及び和英辞典DBにおける見出語が示されている行と、がそれぞれ表示されている。また、一覧表示K400の中の見出語候補の内、1つの見出語候補である国語辞典DBの「パテント」が反転表示マーカREVによって、選択されている。そして、ユーザによって、決定キーが押下されると、選択されている「パテント」の説明情報を国語辞典DBから読み出し、表示部に表示する。
【0006】
【特許文献1】
特開2001−134567号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のマルチ辞書検索機能では、一覧表示の画面において、それぞれの辞書DB毎の見出語が表示され、冗長的な表示であった。すなわち、同じ見出語が複数表示されるため、ユーザにとって分かりにくい表記であった。さらに、同じ見出語が複数行に亘って表示されることから、電子辞書の表示部において、表示できる見出語候補の数・種類が、限られてしまう。従って、ユーザは画面を切り替えるなどの操作をする必要があり、極めて不便な操作を強いられていた。
【0008】
また、説明情報を表示する場合においても、それぞれの辞書DBに記憶されている説明情報が1つずつ表示されるに過ぎなかった。例えば、国語辞典と、和英辞典の説明情報を表示させて、比較する場合においても、まず、国語辞典DBに記憶されている説明情報を表示させる。次に、和英辞典DBに記憶されている説明情報を表示させるために、再び一覧表示を表示させる。そして、和英辞典に対応する見出語を選択した後に、説明情報を表示させる。このように、多くの手順をふむ必要があり、非常に使い勝手の悪いものであった。
【0009】
さらに、複数の辞書DBに記憶されている説明情報を比較する場合においても、従来の電子辞書においては、1つの画面につき、1つの説明情報のみが表示されていた。従って、各辞書DBに記憶されている説明情報を比較する場合においては、先の画面に表示された説明情報について、ユーザが書き写すなどの作業をする必要があり、極めて不便なものであった。
【0010】
上記問題に鑑み、本発明は、複数の辞書DBを横断的に検索する場合に、検索結果を分かり易く表示し、見出語の適切な選択を実現できる情報表示制御装置等を実現することを目的とする。またさらに、複数の辞書DBの説明情報を容易に比較・視認できる情報表示制御装置等を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するために、請求項1に記載の情報表示制御装置は、見出語と当該見出語の説明情報とが対応付けられた情報を集合した集合情報を複数種類記憶した記憶手段(例えば、図2のROM20)と、入力文字を入力する入力手段(例えば、図2の入力部40)と、前記複数の集合情報それぞれについて、前記入力手段により入力された入力文字に適合する見出語を複数選出する選出手段(例えば、図2のCPU10;図6(b)のステップC10)と、この選出手段により選出された複数の見出語それぞれを、当該見出語を含んでいる集合情報を視認させるための識別子と併せて表示する制御を行う見出語表示制御手段(例えば、図2のCPU10;図6(b)のステップC16,ステップC18)と、を備えることを特徴としている。
【0012】
また、請求項9に記載のサーバは、所定の通信回線を介して利用者端末と接続されるサーバにおいて、見出語と当該見出語の説明情報とが対応付けられた情報を集合した集合情報を複数種類記憶した記憶手段(例えば、図17の記憶部714)と、入力文字を受信する受信手段(例えば、図17の通信装置708)と、前記複数の集合情報それぞれについて、前記受信手段により受信された入力文字に適合する見出語を複数選出する選出手段(例えば、図17のCPU702;図6(b)のステップC10)と、この選出手段により選出された複数の見出語それぞれを、当該見出語を含んでいる集合情報を視認させるための識別子と併せて表示するための表示情報を前記利用者端末に送信する送信手段(例えば、図17の通信装置708)と、を備えることを特徴としている。
【0013】
また、請求項10に記載のプログラムは、コンピュータに、見出語と当該見出語の説明情報とが対応付けられた情報を集合した集合情報を複数種類記憶した記憶機能(例えば、図2のROM20)と、入力文字を入力する入力機能(例えば、図2の入力部40)と、前記複数の集合情報それぞれについて、前記入力機能により入力された入力文字に適合する見出語を複数選出する選出機能(例えば、図2のCPU10;図6(b)のステップC10)と、この選出機能により選出された複数の見出語それぞれを、当該見出語を含んでいる集合情報を視認させるための識別子と併せて表示する制御を行う見出語表示制御機能(例えば、図2のCPU10;図6(b)のステップC16、C18)と、を実現させることを特徴としている。
【0014】
また、請求項11に記載のプログラムは、所定の通信回線を介して利用者端末と接続されるコンピュータに、見出語と当該見出語の説明情報とが対応付けられた情報を集合した集合情報を複数種類記憶した記憶機能(例えば、図17の記憶部714)と、入力文字を受信する受信機能(例えば、図17の通信装置708)と、前記複数の集合情報それぞれについて、前記受信機能により受信された入力文字に適合する見出語を複数選出する選出機能(例えば、図17のCPU702;図6(b)のステップC10)と、この選出機能により選出された複数の見出語それぞれを、当該見出語を含んでいる集合情報を視認させるための識別子と併せて表示するための表示情報を前記利用者端末に送信する送信機能(例えば図17の通信装置708)と、を実現させることを特徴としている。
【0015】
請求項1又は9〜11に記載の発明によれば、複数選出された見出語と、当該見出語を含んでいる集合情報を視認させるための識別子を併せて表示する。従って、ユーザは、見出語がどの集合情報に記憶されているかを、識別子によって容易に判断することができ、見出語の適切な選択を行うことができる。
【0016】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の情報表示制御装置において、前記見出語表示制御手段により表示された複数の見出語のうち、一の見出語を選択する見出語選択手段(例えば、図2のCPU10;図5のステップA14)と、この見出語選択手段によって選択された見出語に対応する説明情報を、当該見出語を含む集合情報の中から順次読み出して表示する制御を行う説明情報順次表示制御手段(例えば、図2のCPU10;図5のステップA22、A24又はA26)と、を備えることを特徴としている。
【0017】
請求項2に記載の発明によれば、見出語に該当する各集合情報に記憶されている説明情報について、順次表示させることが出来る。従って、ユーザは、集合情報に記憶された説明情報が順次読み出される為、各集合情報の説明情報を容易に比較することができるようになる。
【0018】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の情報表示制御装置において、前記見出語表示制御手段により表示された識別子のうち、一の識別子を選択する識別子選択手段(例えば、図2のCPU10;図10のステップD20)と、この識別子選択手段により選択された識別子に対応付けられて表示された見出語に対応する説明情報を、当該識別子に対応する集合情報から読み出して表示する制御を行う識別子対応情報表示制御手段(例えば、図2のCPU10;図10のステップD26)と、を備えることを特徴としている。
【0019】
請求項3に記載の発明によれば、一覧表示において、見出語に対応する説明情報を表示させる際に、集合情報を指定することができる。従って、ユーザは、必要としている説明情報を簡単に表示させることができる。
【0020】
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の情報表示制御装置において、前記見出語表示制御手段により表示された複数の見出語のうち、一の見出語を選択する見出語選択手段(例えば、図2のCPU10;図14のステップA14)と、この見出語選択手段によって選択された見出語に対応する説明情報を、当該見出語を含む各集合情報の中から読み出し、並列的に表示する制御を行う説明情報並列表示制御手段(例えば、図2のCPU10;図14のステップE22)と、を備えることを特徴としている。
【0021】
請求項4に記載の発明によれば、見出語に対応する集情情報に記憶された説明情報を、同一画面に並列的に表示させることができる。従って、ユーザは、容易に各説明情報の内容について比較することができる。
【0022】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の情報表示制御装置において、前記説明情報並列表示制御手段は、読み出した説明情報をそれぞれ個別画面に表示することで並列的な表示制御を行う個別画面表示制御手段(例えば、図2のCPU10;図14のステップE22)を有し、所定のスクロール操作が為された場合に、前記個別画面表示制御手段によって表示された各個別画面の内容を連動してスクロール表示させる制御を行うスクロール手段(例えば、図2のCPU10;図14のステップE34)を更に備えることを特徴としている。
【0023】
請求項5に記載の発明によれば、同一画面に並列に表示された説明情報を、連動してスクロール表示することができる。従って、ユーザは、説明情報をスクロールする際に、各画面毎にスクロール処理を行う必要が無く、容易に説明情報を比較することができる。
【0024】
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の何れか一項に記載の情報表示制御装置において、前記集合情報毎に見出語の表記規則が定義されており、前記選出手段は、前記入力された入力文字を前記各集合情報の表記規則に則した文字列に変換して、適合する見出語を前記各集合情報から選出する表記規則変更選出手段(例えば図2のCPU10;図5のステップC14)を有する、ことを特徴としている。
【0025】
請求項6に記載の発明によれば、集合情報に記憶された見出語において、表記規則が異なる場合においても、同一の見出語として表示をさせることができる。従って、ユーザは、辞書DBの見出語表記が異なっていても、同一の見出語については、まとめて表示をすることが可能である。
【0026】
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6の何れか一項に記載の情報表示制御装置において、入力文字を入力する際の文字種別を選択する入力文字種別選択手段(例えば、図2のCPU10;図6のステップB10)を更に備え、前記選出手段は、前記入力文字種別選択手段によって選択された文字種別で表された入力文字に適合する見出語を選出する文字種別別見出語選出手段(例えば、図2のCPU10;図6のステップC10)を有する、ことを特徴としている。
【0027】
請求項7に記載の発明によれば、入力文字の文字種別に適合する見出語を適切に表示することができる。
【0028】
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の情報表示制御装置において、前記入力手段により入力された入力文字の文字種別を切り換えることにより、文字種別を換えた入力文字に変換する変換手段(例えば、図2のCPU10;図6のステップB14)を更に備え、前記文字種別別見出語選出手段は、前記変換手段による変換後の入力文字に適合する見出語を選出する手段(例えば、図2のCPU10;図6のステップC10)である、ことを特徴としている。
【0029】
請求項8に記載の発明によれば、入力された入力文字の文字種別を切り替えて、変換後の入力文字に適合する見出語を選出することができる。従って、例えば、ユーザが異なる文字種別を入力した場合においても、容易な操作で文字種別を変換することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明を情報表示制御装置の一種である電子辞書に適用した場合の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。但し、本発明が適用可能なものはこれに限定されるものではない。
【0031】
〔第1の実施の形態〕
電子辞書は、国語辞典、英和辞典、和英辞典、英英辞典、カタカナ語辞典等の各種電子辞書データベース(以下、データベースを「DB」と表す。)を内蔵している。辞書DBとは、見出語と、当該見出語を説明するための文字データや、静止画像データ、動画データ、音声データ等の説明情報とが対応付けられた情報を集合した集合情報であり、コンピュータを用いて検索処理することができるように体系的に構成したものである。ユーザによって辞書が選択され、検索語となる文字が入力される(以下、この入力された文字を「入力文字」と表す。)と、電子辞書1は、入力文字に適合する見出語を見出語候補として一覧表示する。そして、選択された見出語に対応する説明情報を表示する。これが電子辞書の基本的な機能である。なお、本実施の形態における電子辞書は国語辞典の辞書DBと、カタカナ語辞典の辞書DBと、和英辞典のDBとを内蔵しているとして説明する。
【0032】
図1に、この電子辞書1の概観図を示す。同図に示すように、電子辞書1は、ディスプレイ3と、各種キー群5とを備えている。ここで、各種キー群5を構成するキーにはそれぞれ固有の機能が割り当てられており、ユーザによってこれらのキーが押下されて、電子辞書1が操作される。例えば、図1(b)に示すように、操作の確定等の指示入力用の決定キー7、カーソルの移動指示や指定語句を選択するための上下方向キー9及び左右方向キー11等を備えている。
【0033】
図2は、電子辞書1の構成を示すブロック図である。同図に示すように、電子辞書1は、CPU(Central Processing Unit)10、ROM(Read Only Memory)20、RAM(Random Access Memory)30、入力部40、表示部50を備えている。
【0034】
ROM20は、各種初期設定、ハードウェアの検査、あるいは必要なプログラムのロード等を行うための初期プログラムを格納する。CPU10は、電子辞書1の電源投入時においてこの初期プログラムを実行することにより、電子辞書1の動作環境を設定する。
【0035】
また、ROM20は、メニュー表示処理、各種設定処理、各種検索処理等の電子辞書1の動作に係る各種プログラムや、電子辞書1の備える種々の機能を実現するためのプログラム等を格納すると共に、辞書DBとして国語辞典DB202と、カタカナ語辞典DB204と、和英辞典DB206とを格納する。また、どの見出語が、何れの辞書DBに登録されているかを示す見出語対応テーブル208と、英文字とローマ字読みの仮名との対応について記憶するローマ字対応テーブル210とを格納する。さらに、プログラムとして、説明情報表示プログラム212と、文字入力プログラム214と、一覧表示プログラム216とを格納する。
【0036】
図3(a)は、国語辞典DB202のデータ構成の一例を示した図である。国語辞典DB202は、仮名(カタカナ及びひらがなを含む。)で表された見出語(例えば「ヴァージニア」)と、当該見出語の説明情報(「米国合衆国東部の州。独立13州…」)とを対応づけて記憶している。
【0037】
図3(b)は、カタカナ語辞典DB204のデータ構成の一例を示した図である。カタカナ語辞典DB204は、カタカナで表された見出語(例えば「バージニア」)と、当該見出語の説明情報(「米国東部、大西洋岸の州。略称…」)とを対応づけて記憶している。
【0038】
図3(c)は、和英辞典DB206のデータ構成の一例を示した図である。和英辞典DB206は、仮名で表された見出語(例えば「バージニア」)と、当該見出語の説明情報(「Virginia(略:VA.)」)とを対応づけて記憶している。
【0039】
見出語対応テーブル208は、それぞれの辞書DBに登録されている全ての見出語を含んだ共通見出語と、各辞書DBに記憶されている見出語(以下、適宜「辞書DB別見出語」と表す。)とを対応づけて記憶しているDBである。CPU10は、見出語対応テーブル208を参照することにより、共通見出語が、どの辞書DBに記憶されているかを判断することができる。
【0040】
図4(a)は、見出語対応テーブル208のデータ構成の一例を示した図である。見出語対応テーブル208は、共通見出語(例えば「パテント」)と、辞書DB別見出語とを記憶している。辞書DB別見出語には、国語辞典DBの見出語(「パテント」)と、カタカナ語辞典DB(「パテント」)と、和英辞典DB(「パテント」)とを記憶している。また、共通見出語が、各辞書DB別見出語として登録されていない場合は、「−」と表されており、例えば共通見出語「ハト」は、カタカナ語辞典DB204に登録されていない。
【0041】
また、辞書DBによっては、見出語の意味が同一でも、表記が異なる場合がある。例えば、国語辞典DB202では、「ヴァージニア」と登録されているが、カタカナ語辞典DB204や、和英辞典DB206では「バージニア」として見出語が登録されている。この場合、見出語対応テーブル208には、共通見出語として「ヴァージニア」を検索しても、「バージニア」を検索しても、正しく辞書DB別見出語を読み出すことが出来るように、いずれの見出語についても同じ辞書DB別見出語が登録されている。具体的には、共通見出語として「ヴァージニア」を検索しても、「バージニア」を検索しても、国語辞典DB202の見出語が「ヴァージニア」と、カタカナ語辞典DB204の見出語「バージニア」と、和英辞典DB206の見出語「バージニア」とがそれぞれ読み出される。このため、入力文字に適合する見出語が検索され、適切な辞書DBの選択を促すことが出来る。
【0042】
ローマ字対応テーブル210は、日本語の1音節分の仮名文字と、その仮名文字をローマ字で表した場合の英文字とが対応づけられて記憶されたテーブルである。また換言すると、英文字と、その英文字がローマ字読みされた場合の仮名文字とが対応づけて記憶されているテーブルでもある。CPU10は、ローマ字対応テーブル210を参照することにより、英文字を仮名文字に変換したり、仮名文字を英文字に変換したりする処理を実行する。
【0043】
図4(b)は、ローマ字対応テーブル210のデータ構成の一例を示した図である。ローマ字対応テーブルには、英文字(例えば「A」)と、当該英文字をローマ字読みしたときの仮名文字(「ア」)とが対応づけて記憶されている。また、仮名文字は1音節分の文字であるため、1字の英文字とは限らず、例えば英文字「PA」と仮名文字「パ」とが対応づけられて記憶されていたり、英文字「SHA」と仮名文字「シャ」とが対応づけられて記憶されている。
【0044】
RAM30は、CPU10が実行する各種プログラムや、これらのプログラムの実行に係るデータ等を一時的に保持するメモリ領域を備える。本実施の形態では、入力文字記憶領域302と、見出語候補記憶領域304と、選択見出語記憶領域306とを備えている。
【0045】
入力文字記憶領域302は、ユーザから入力された文字を、入力文字として記憶している領域である。例えば、入力部40からユーザにより「パテント」と入力された場合に、CPU10は、入力文字記憶領域302に「パテント」を記憶する。
【0046】
見出語候補記憶領域304は、見出語候補を一覧表示する際の候補となる見出語を記憶しておく領域である。入力文字に適合する見出語が検索された際の見出語を記憶しておく領域である。
【0047】
選択見出語記憶領域306は、見出語候補一覧処理において、表示した見出語候補の中から、ユーザによって選択された見出語を記憶しておく領域である。
【0048】
CPU10は、入力される指示に応じて所定のプログラムに基づいた処理を実行し、各機能部への指示やデータの転送を行う。具体的には、CPU10は、入力部40から入力される操作信号に応じてROM20に格納されたプログラムを読み出し、当該プログラムに従って処理を実行する。そして、処理結果を表示するための表示制御信号を適宜表示部50に出力して、対応した表示情報を表示する。
【0049】
また、CPU10は、本実施の形態において、ROM20の説明情報表示プログラム212に従った、説明情報表示処理(図5参照)を実行すると共に、この説明情報表示処理の中において、文字入力プログラム214に従った文字入力処理(図6(a)参照)及び一覧表示プログラム216に従った一覧表示処理(図6(b)参照)を実行する。
【0050】
具体的には、説明情報表示処理において、CPU10は、最初に後述する文字入力処理及び一覧表示処理を行う。そして、CPU10は、一覧表示した見出語候補の中から、ユーザに見出語を選択させ、選択された見出語を選択見出語として、選択見出語記憶領域306に記憶する。そして、選択見出語記憶領域306に記憶された見出語が、各辞書DBに見出語として記憶されている場合には、各辞書DBから説明情報を読み出して表示をする。
【0051】
また、文字入力処理において、入力部40から入力文字の入力があった場合には、入力文字を入力文字記憶領域302に記憶する。また、入力文字の入力があった後に、上下方向キー9が押下されると、入力文字を、その文字種別を変更した入力文字に変換する。ここで、文字種別とは、「仮名」、「英文字」等を表し、「仮名」には「ひらがな」と「カタカナ」が含まれているとする。また、CPU10は、「ひらがな」に対応する「カタカナ」を同等として扱い、例えば「あ」と「ア」を同じものとして扱う。
【0052】
また、一覧表示処理において、CPU10は、入力文字記憶領域302に記憶された入力文字に対応する共通見出語を、見出語対応テーブル208から検索する。そして、見出語候補を見出語候補記憶領域304に記憶した後、見出語候補の対応する辞書DB別見出語を読み出し、辞書マーク及び見出語を表示する。
【0053】
入力部40は、仮名やアルファベット等の文字入力や機能選択等に必要なキー群を備えた入力装置であり、押下されたキーの信号をCPU10に出力する。この入力部40におけるキー入力により、検索語の入力、辞書モードの選択、検索実行指示、ジャンプ機能の開始等の入力手段を実現する。なお、この入力部40は、キー群5に限られるわけではなく、タッチパネル等であってもよい。
【0054】
表示部50は、CPU10から入力される表示信号に基づいて各種画面を表示するものであり、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成される。なお、この表示部50は、図1に示すディスプレイ3に相当する。
【0055】
次に、第1の実施の形態における電子辞書1の動作を入力文字として「パテント」がユーザによって入力され、「パテント」に対応する各辞書DBの説明情報を表示する操作例を挙げつつ説明する。
【0056】
図5は、説明情報表示処理に係る電子辞書1の動作を説明するためのフローチャートである。この説明情報表示処理は、CPU10がROM20の説明情報表示プログラム212を実行することによって実現される処理である。
【0057】
まず、CPU10は、説明情報表示処理を実行すると、ユーザに入力文字を入力させるための文字入力プログラム214に従った文字入力処理を実行し(ステップA10)、入力文字を記憶する。次に、当該入力文字に基づいて、一覧表示プログラム216に従った一覧表示処理を実行し(ステップA12)、当該入力文字に適合する見出語を見出語候補として一覧表示する。
【0058】
そこで、まず、文字入力処理、及び一覧表示処理について説明を行う。
【0059】
図6(a)は、文字入力処理に係る電子辞書1の動作を説明するためのフローチャートである。この文字入力処理は、CPU10がROM20の文字入力プログラム214を実行することによって実現される処理である。
【0060】
まず、CPU10は、ユーザに入力文字を入力させるための入力画面を表示部50に表示する。そして、入力文字が入力されると(ステップB10;Yes)、CPU10は、次に入力されたキーの判定を行う(ステップB12)。ユーザによって、上下方向キー9が押下された場合には(ステップB12;上下方向キー)、CPU10は、入力文字を、その文字種別を変更した入力文字に変換する(ステップB14)。そして、ユーザによって決定キー7が押下された場合には(ステップB12;決定キー)、入力文字を入力文字記憶領域302に記憶する(ステップB16)。ここで、文字種別を変更するとは、具体的には英文字で入力された入力文字を、ローマ字対応テーブル210を参照して、仮名文字に変換すること、若しくはその逆に、仮名文字で入力された入力文字を、ローマ字対応テーブル210を参照して、英文字に変換することをいう。
【0061】
例えば、入力文字として、ユーザにより入力部40から「PATENTO」と入力された場合を説明する。CPU10は、ローマ字対応テーブル210を参照して、「PATENTO」のうち、「PA」の文字列を「パ」に、「TE」の文字列を「テ」に、「N」の文字列を「ン」に、「TO」の文字列を「ト」に変換し、入力文字を「パテント」として更新記憶する。
【0062】
図7は、この段階での表示画面W100の一例を示す図である。図7(a)は、本実施の形態における説明情報表示処理を実現するための「マルチ辞書検索機能」を実行した画面である。
【0063】
表示画面W100には、入力文字を仮名で入力するための仮名文字入力領域P100と、アルファベットで入力するための英文字入力領域P102とが表示されている。ここで、ユーザによって入力文字N100である「PATENTO」が英文字入力領域P102に入力されると、CPU10は、表示部W100の領域P102に「PATENTO」と表示する。なお、図7(a)においては、文字入力を行う領域を示す反転表示マーカREV1が表示されている。
【0064】
次に、図7(b)は、図7(a)の状態から、ユーザによって上下方向キー9が入力されたときの状態である。ユーザによって、上下方向キー9が入力されると、CPU10は、入力文字N100である「PATENTO」を、入力文字N102である「パテント」に変換し、入力領域P100に表示する。また、このとき、反転表示REV1も「英文字」から、「仮名文字」に移る。
【0065】
次に、図6(b)は、一覧表示処理に係る電子辞書1の動作を説明するためのフローチャートである。この一覧表示処理は、CPU10がROM20の一覧表示プログラム214を実行することによって実現される処理である。
【0066】
まず、CPU10は、入力文字記憶領域302に記憶された入力文字に適合する共通見出語を、見出語対応テーブル208から検索する(ステップC10)。次に、一覧表示をするための見出語候補を決定し、見出語候補記憶領域304に記憶する(ステップC12)。具体的には、入力文字に一致する、或いは入力文字から始まる共通見出語を見出語対応テーブル208から検索し、検索した共通見出語から、見出語対応テーブル208に登録されている順に4つ先の共通見出語までを、入力文字に適応する見出語候補として見出語候補記憶領域304に記憶する。
【0067】
次に、ステップC12で決定した各見出語候補について、各辞書DB別見出語を読み出す(ステップC14)。そして、登録されている辞書DBの辞書マークを表示するとともに(ステップC16)、当該見出語候補を表示する(ステップC18)。ここで、辞書マークとは、辞書DBの種類を表すものであり、例えば国語辞典の頭文字の「国」という文字を四角で囲むことにより国語辞典を表すマーク(図8の辞書マークM100)や、同様にカタカナ語辞典を表すマーク(図8の辞書マークM102)や、和英辞典を表すマーク(図8の辞書マークM104)等がある。尚、辞書マークは、このような形態に限られるものではなく、他の記号、図形で表されても良い。
【0068】
例えば、入力文字記憶領域302に記憶されている入力文字「パテント」について、CPU10は、一致する共通見出語または「パテント」から始まる共通見出語を見出語対応テーブルから検索する。一致する共通見出語が登録されていることから、CPU10は、共通見出語「パテント」から順に4つ分(例えば、「パテント」「ハト」「ハトウ」「バトウ」)を見出語候補として、見出語候補記憶領域304に記憶する。そして、「パテント」「ハト」「ハトウ」「バトウ」の各共通見出語の辞書DB別見出語を見出語対応テーブル208から読み出し、登録されている辞書DBの辞書マークと共に表示する。例えば、「パテント」は、国語辞典DB202と、カタカナ語辞典DB204と、和英辞典DB204とに登録されているため、CPU10は、それぞれの辞書DBの辞書マークと共に、共通見出語である「パテント」を表示する。
【0069】
図8(a)は、この段階での表示画面W100の一例を示す図である。見出語候補一覧K100には、「パテント」「ハト」「ハトウ」「バトウ」の4つの共通見出語が表示され、それぞれの共通見出語がどの辞書DBに登録されているかを示す辞書マークが併せて表示されている。また、見出語候補一覧K100の内、「パテント」の見出語候補が反転表示マーカREV2によって反転され、選択状態にあることが示されている。
【0070】
ここで、説明情報表示処理の説明に戻ると、文字入力処理(ステップA10)、一覧表示処理(ステップA12)を実行した後に、一覧表示をした見出語候補の中から、ユーザによって上下キーで見出語が選択され(ステップA14)、決定キー7が押下されると(ステップA16;Yes)、当該選択されている見出語を、CPU10は、選択見出語記憶領域306に記憶する(ステップA18)。
【0071】
例えば、ユーザによって、「パテント」が選択され、決定キー7が押下されることにより、選択された共通見出語「パテント」を、選択見出語記憶領域306に記憶する。
【0072】
そして、CPU10は、選択見出語記憶領域306に記憶された選択見出語が、国語辞典DBに見出語として登録されているか否かを、見出語対応テーブル208を参照して判定する(ステップA20)。そして、国語辞典DB202に、見出語として登録されている場合は、当該見出語に該当する説明情報を、国語辞典DB202から読み出し、表示部50に表示する(ステップA22)。同様に、カタカナ語辞典DB204及び和英辞典DB206に見出語として登録されているか否かを判定し、登録されている場合は、表示部50に表示する(ステップA24〜ステップA30)。
【0073】
例えば、選択見出語記憶領域306に記憶された共通見出語「パテント」について、説明情報を表示する。まず、CPU10は、「パテント」が、国語辞典DB202に登録されているか否かを、見出語対応テーブル208を参照して判定する。図4(a)の見出語対応テーブル208においては、国語辞書DB202に見出語「パテント」が登録されている旨記憶されているため、登録されていると判定し、国語辞典DB202から見出語「パテント」に該当する説明情報を読み出して表示部50に表示する。同様に、カタカナ語辞典DB204及び和英辞典DB206についても、見出語「パテント」が登録されているため、それぞれの辞書DBから説明情報を読み出し、表示部50に表示する。
【0074】
図8(b)は、この段階での表示画面W100の一例を示す図である。「パテント」に該当する各辞書DBの説明情報が表示されている。図8(b)において、表示画面W100において、表示領域P104に共通見出語である「パテント」が、表示領域P106に各辞書DBの説明情報が表示データとして表示されている。表示画面W100に表示される表示データY100は、共通見出語「パテント」と、各辞書DBから読み出された説明情報とであるが、表示画面W100の画面範囲に収まらない場合がある。図8(b)がこの場合である。図8(b)において、表示領域P106は、国語辞典DB202に記憶されている説明情報S100と、カタカナ語辞典DB204に記憶されている説明情報S102と、和英辞典DB206に記憶されている説明情報S104とから構成されているが、表示画面W100内に全て表示することが出来ない。こういった場合はスクロール操作によって、表示画面W100外となっていた部分を表示させることができる。
【0075】
以上のように、第1の実施の形態によれば、ユーザは、見出語候補一覧表示の段階で、それぞれの見出語が、どの辞書DBに登録されているかを容易に把握することができる。またさらに、見出語を選択することによって、各辞書DBに登録されている説明情報が一元的に表示されるため、各辞書DBの説明情報を簡単に比較することができる。
【0076】
尚、本実施の形態においては、共通見出語が各辞書DBに見出語として登録されているか否かが、見出語対応テーブル208に記憶されており、見出語対応テーブル208を参照することによって、各辞書DBに登録されている見出語に該当する説明情報を読み出したが、必ずしも、これに限られるわけではない。
【0077】
例えば、CPU10が、入力文字記憶領域302に記憶されている入力文字に適合する見出語を、各辞書DB毎に検索する。そして、登録されている辞書DBが存在した場合、その旨を表示する構成としても良い。このような構成を取る場合には、見出語対応テーブル208は不要となる。
【0078】
〔第2の実施の形態〕
次に、本発明を適用した第2の実施の形態について説明する。本実施の形態は、見出語候補の中から見出語を選択した後に、さらに説明情報を表示する辞書DBを選択することにより、所望の説明情報のみを表示させることが出来るというものである。
【0079】
なお、第2の実施の形態における電子辞書の構成は、第1の実施の形態において図2に示して説明した電子辞書1の構成において、ROM20を図9(a)に示すROM22,RAM30を図9(b)に示すRAM32に置き換えた構成と同様であり、以下、同一の構成要素には同一の符号を付してその説明を省略する。
【0080】
まず図9を参照して、ROM22とRAM32の構成について説明する。図9(a)にROM22の、図9(b)にRAM32の構成をそれぞれ示す。図9(a)に示すように、ROM22は、国語辞典DB202と、カタカナ語辞典DB204と、和英辞典DB206と、見出語対応テーブル208と、ローマ字対応テーブル210と、文字入力プログラム214と、一覧表示プログラム216と、個別情報表示プログラム220とを記憶している。
【0081】
個別情報表示プログラム220は、本実施の形態における個別情報表示処理を実現するためのプログラムであり、CPU10がこの個別情報表示プログラム220を実行することで、個別情報表示処理が実現される。CPU10は、文字入力処理及び一覧表示処理を行うことにより、見出語候補の一覧表示を行う。そして、一覧表示された見出語の中から、一の見出語を選択見出語記憶領域306に記憶する。その後、ユーザによって見出語の記憶されている指定辞書DBが選択されると、その選択された指定辞書DBを指定辞書DB記憶領域320に記憶し、対応する説明情報を表示する。
【0082】
また、図9(b)に示すように、RAM32は、入力文字記憶領域302と、見出語候補記憶領域304と、選択見出語記憶領域306と、指定辞書DB記憶領域320とを備えている。
【0083】
指定辞書DB記憶領域320は、選択見出語に該当する説明情報を表示する際に、当該説明情報を読み出す辞書DBとしてユーザによって選択された辞書DBの種別を記憶する領域である。
【0084】
次に、第2の実施の形態における電子辞書1の動作について適宜図を参照して説明する。
【0085】
図10は、個別情報表示処理に係る電子辞書1の動作を説明するためのフローチャートである。この個別情報表示処理は、CPU10がROM22の個別情報表示プログラム220を実行することによって実現される処理である。
【0086】
まず、CPU10は、文字入力処理及び一覧表示処理を行い、見出語候補を一覧表示する。そして、ユーザによって上下方向キー9が押下されることによって、見出語が選択され、決定キー7が押下されると、CPU10は、選択されている見出語を、選択見出語記憶領域306に記憶する(ステップA10〜A18)。
【0087】
図11は、この段階での表示画面W200の一例を示す図である。図11(a)は、仮名文字入力領域P100に、入力文字N200として「ハト」が入力されたときの表示画面例を示す図である。また、図11(b)は、図11(a)の状態から決定キー7が押下された状態の表示画面例を示す図である。CPU10は、入力文字N200の「ハト」に適合する共通見出語を見出語候補として一覧表示する。また、見出語候補一覧K200の中の見出語候補の内、1つの見出語候補である「はと」が反転表示マーカREV2によって反転表示され、選択されている。そして、ここでユーザにより、決定キー7が押下されると、CPU10は、選択された「はと」を見出語候補記憶領域304に記憶する。
【0088】
次に、CPU10は、説明情報を読み出す辞書DBの選択待ちとなる(ステップD20)。具体的には、ユーザによって左右方向キー11が押下されることにより辞書DBが選択され、決定キー7が押下されると(ステップD22;Yes)、CPU10は、選択された辞書DBを指定辞書DB記憶領域320に記憶する(ステップD24)。そして、CPU10は、選択見出語記憶領域306に記憶された選択見出語に該当する説明情報を、指定辞書DB記憶領域320に記憶された指定辞書DBより読み出して、表示する(ステップD26)。
【0089】
例えば、選択見出語記憶領域306に、選択見出語として「はと」が記憶されているとする。次に、CPU10は、当該見出語が記憶されている辞書DBから、一の辞書DBの選択待ちとなる。
【0090】
図12は、この段階での表示画面W200の一例を示す図である。図12(a)は、見出語「はと」が選択された後、左右方向キー11が押下されることによって、辞書マーク選択マーカMKが移動して和英辞書DB206を表す辞書マークが選択されている状態の表示画面例を示す図である。図12(a)において、見出語「はと」と共に、当該見出語が記憶されている辞書DBの辞書マーク「国」や「和」等が表示されている。ユーザが左右方向キー11を押下することにより、見出語「はと」の辞書マーク「和」が選択された状態が図12(a)である。そして、辞書マーク「和」が選択された後、CPU10は、辞書マーク「和」に対応する辞書DB「和英辞典」を、指定辞書DB記憶領域320に記憶する。そして、見出語「はと」に該当する説明情報を、指定辞書DB記憶領域320に記憶されている辞書DBに対応する、和英辞典DB206から説明情報を読み出し、表示部50に表示する。この表示画面例が図12(b)である。
【0091】
このように、第2の実施の形態によれば、ユーザは、見出語を選択した後、更に辞書マークを選択することで、所望の辞書DBを選択することができる。第1の実施の形態では複数の辞書DBの説明情報が直列的に表示されたが、本第2の実施の形態によれば、1つの辞書DBの説明情報を表示画面を広く用いて表示することができる。また、平易な操作で説明情報を表示させることが可能である。
【0092】
〔第3の実施の形態〕
次に、本発明を適用した第3の実施の形態について説明する。本実施の形態は、各辞書DBに記憶された説明情報を、それぞれ別個のウィンドウとして表示し、スクロール等を連動して制御するというものである。
【0093】
なお、第3の実施の形態における電子辞書の構成は、第1の実施の形態において図2に示して説明した電子辞書1の構成において、ROM20を図13に示すROM24に置き換えた構成と同様であり、以下、同一の構成要素には同一の符号を付してその説明を省略する。
【0094】
まず、図13を参照して、ROM24の構成について説明する。図13に示すように、ROM24は、国語辞典DB202と、カタカナ語辞典DB204と、和英辞典DB206と、見出語対応テーブル208と、ローマ字対応テーブル210と、文字入力プログラム214と、一覧表示プログラム216と、並列表示プログラム230とを記憶している。
【0095】
並列表示プログラム230は、本実施の形態における並列表示処理を実現するためのプログラムであり、CPU10が、この並列表示プログラム230を実行することで、並列表示処理が実現される。CPU10は、文字入力処理及び一覧表示処理を行い、見出語候補の一覧表示をした後に、一の見出語を選択させる。そして、その見出語に対応する説明情報を、対応付けられた各辞書DBから読み出し、辞書DBごとに別ウィンドウとして表示する。そして、上下キーが押下された場合は、CPU10は、各ウィンドウを連動してスクロール表示させる。
【0096】
次に、第3の実施の形態における電子辞書1の動作について適宜図を参照して説明する。
【0097】
図14は、並列表示処理に係る電子辞書1の動作を説明するためのフローチャートである。この、並列表示処理は、CPU10がROM24の並列処理プログラム230を実行することによって実現される処理である。
【0098】
まず、CPU10は、文字入力処理及び一覧表示処理を行い、見出語候補を一覧表示する。そして、ユーザによって上下方向キー9が押下されることにより、見出語が選択され、決定キー7が押下されると、CPU10は、選択されている見出語を、選択見出語記憶領域306に記憶する(ステップA10〜A18)。
【0099】
図15(a)は、この段階での表示画面W300の一例を示す図である。図15(a)は、入力文字N300の「ヴァージニア」に適合する共通見出語が見出語候補一覧K300として表示されている状態の表示画面例である。また、一覧K300の中の見出語候補の内、1つの見出語候補である「ヴァージニア」が反転表示マーカREV2によって反転・選択されている。この状態で決定キー7が押下されると、CPU10は、選択されている「ヴァージニア」を見出語候補記憶領域304に記憶する。
【0100】
次に、選択見出語記憶領域306に記憶された選択見出語が国語辞典DB202の見出語として登録されているかどうかを判定する(ステップE20)。そして、国語辞典DB202に、見出語として登録されている場合は(ステップE20;Yes)、CPU10は、選択見出語に該当する説明情報を、国語辞典DB202から読み出し、国語辞典DB202のウィンドウを新たに作成して表示部50に表示する(ステップE22)。さらに、選択見出語記憶領域306に記憶された選択見出語がカタカナ語辞典DB204の見出語として登録されているかどうかを判定する(ステップE24)。そして、カタカナ語辞典DB204に、見出語として登録されている場合は(ステップE24;Yes)、CPU10は、選択見出語に該当する説明情報を、カタカナ語辞典DB204から読み出し、カタカナ語辞典DB204のウィンドウを新たに作成して表示部50に表示する(ステップE26)。同様に、選択見出語が和英辞典DB204の見出語として登録されている場合には(ステップE28;Yes)、CPU10は、選択見出語に該当する説明情報を、和英辞典DB204から読み出し、和英辞典DB204のウィンドウを新たに作成して表示部50に表示する(ステップE30)。
【0101】
図15(b)は、この段階での表示画面W300の一例を示す図である。図15(b)は、「ヴァージニア」が選択見出語とされた場合の表示画面例である。
【0102】
選択見出語「ヴァージニア」は、国語辞典DB202と、カタカナ語辞典DB204と、和英辞典DB206とに見出語として登録されているため、それぞれの説明情報が、各辞書DBのウィンドウで表示されている。図15(b)においては、ウィンドウS300が国語辞典DB202の説明情報表示用のウィンドウであり、ウィンドウS302がカタカナ語辞典DB204の説明情報表示用のウィンドウであり、表示領域S304が和英辞典DB206の説明情報表示用のウィンドウである。
【0103】
次に、CPU10は、ユーザからの上下方向キー9の押下を検知すると(ステップE32;Yes)、各辞書DBのウィンドウ内に表示されている説明情報を連動してスクロールさせる(ステップE34)。
【0104】
図16は、この段階での表示画面W300の一例を示す図である。図15(b)に示した表示画面W300の状態から、下方向の方向キー9が入力されると、CPU10は、各辞書DBのウィンドウに表示されている説明情報を、連動してスクロールさせる。例えば、下方向の方向キー9が1回入力された場合、説明情報を1行分スクロールして表示させる。尚、説明情報の情報量は、各辞書DBによって異なる。例えば図16においては、和英辞典DB206に記憶されている説明情報の情報量はウィンドウS304中の2行である。このため、下方向の方向キー9が押下された場合であっても、和英辞典DB206のウィンドウS304については、CPU10はスクロールさせずに、表示内容を現状のままとする。
【0105】
このように、第3の実施の形態によれば、電子辞書1は、各辞書DBに記憶された説明情報を、それぞれ別個のウィンドウとして表示するとともに、連動したスクロールを行う。従って、ユーザは、容易に各辞書DB間の説明情報を比較することが可能となるとともに、スクロールさせる操作を一層簡単に行うことができる。
【0106】
〔本発明の情報表示制御装置を適用可能な装置の変形例〕
上述した実施の形態では、電子辞典、電子事典などを含む電子辞書を適用例として説明したが、本発明の情報表示制御装置は、このような製品に限定されるものではなく、携帯電話、パソコン、電子時計、PDA(Personal Digital Assistants)などの電子機器全般に適用可能である。
【0107】
上述した実施の形態では電子辞書1を、単体で動作する所謂スタンドアローン型の装置として説明した。しかし、本発明が適用可能な装置はこれに限られるものではない。通信装置を内蔵或いは接続可能に構成し、サーバと通信することによって本発明に係る装置を実現することも可能である。図面を参照して具体的に説明する。
【0108】
図17は、通信装置を内蔵した電子辞書端末600と、サーバ700とが通信回線Nを介して通信可能に接続されたシステム構成の概略例を示す図である。サーバ700は、例えば汎用のワークステーションやサーバ用コンピュータ等によって構成されるものであり、電子辞書端末600は、携帯電話機や、通信装置を内蔵したパソコン、通信装置を内蔵した電子辞書等により構成されるものである。通信回線Nは、有線/無線の電話網やインターネット網等である。
【0109】
図17において、上述した実施の形態の電子辞書1の主要機能を有する機能ブロックを太線で示した。電子辞書1のCPU10が実行する説明情報表示処理等はサーバ700のCPU702が実行する。また電子辞書1のROM20が記憶する国語辞典DBや説明情報表示プログラム等はサーバ700の、ハードディスク等から構成される記憶部714が記憶する。また、説明情報表示処理等の実行に伴うデータはサーバ700のRAM712が記憶する。
【0110】
一方、電子辞書1の入力部40及び表示部50はそれぞれ、電子辞書端末600の入力部604及び表示部606に相当する。
【0111】
すなわち、サーバ700がホスト(或いはサーバ)、電子辞書端末600が端末(或いはクライアント)に相当するホスト・端末のシステム(或いはクライアント/サーバ型のシステム)を形成する。そして、電子辞書端末600の入力部604から入力された入力文字等が通信装置608を介してサーバ700に送信され、サーバ700のCPU702が記憶部714に記憶された各種データ及び各種プログラムに従って説明情報表示処理等を実行し、処理結果を通信装置608を通じて電子辞書端末600に送信して表示部606に表示させる。このように、サーバ700及び電子辞書端末600から構成されるシステムで、本発明を実現することも可能である。この場合、電子辞書端末600においては、国語辞典DBや説明情報表示プログラム等を記憶しておく必要がなく、また説明情報表示処理等を実行する必要もない。このため、演算処理能力が比較的低いCPU602や、記憶容量等が比較的小さいROM610等を具備する電子辞書端末600(例えば携帯電話)であってもよい。
【0112】
【発明の効果】
請求項1又は9〜11に記載の発明によれば、複数選出された見出語と、当該見出語を含んでいる集合情報を視認させるための識別子を併せて表示する。従って、ユーザは、見出語がどの集合情報に記憶されているかを、識別子によって容易に判断することができ、見出語の適切な選択を行うことができる。
【0113】
また、請求項2に記載の発明によれば、見出語に該当する各集合情報に記憶されている説明情報について、順次表示させることが出来る。従って、ユーザは、集合情報に記憶された説明情報が順次読み出される為、各集合情報の説明情報を容易に比較することができるようになる。
【0114】
また、請求項3に記載の発明によれば、一覧表示において、見出語に対応する説明情報を表示させる際に、集合情報を指定することができる。従って、ユーザは、必要としている説明情報を簡単に表示させることができる。
【0115】
また、請求項4に記載の発明によれば、見出語に対応する集情情報に記憶された説明情報を、同一画面に並列的に表示させることができる。従って、ユーザは、容易に各説明情報の内容について比較することができる。
【0116】
また、請求項5に記載の発明によれば、同一画面に並列に表示された説明情報を、連動してスクロール表示することができる。従って、ユーザは、説明情報をスクロールする際に、各画面毎にスクロール処理を行う必要が無く、容易に説明情報を比較することができる。
【0117】
また、請求項6に記載の発明によれば、集合情報に記憶された見出語において、表記規則が異なる場合においても、同一の見出語として表示をさせることができる。従って、ユーザは、辞書DBの見出語表記が異なっていても、同一の見出語については、まとめて表示をすることが可能である。
【0118】
また、請求項7に記載の発明によれば、入力文字の文字種別に適合する見出語を適切に表示することができる。
【0119】
また、請求項8に記載の発明によれば、入力された入力文字の文字種別を切り替えて、変換後の入力文字に適合する見出語を選出することができる。従って、例えば、ユーザが異なる文字種別を入力した場合においても、容易な操作で文字種別を変換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した携帯型電子辞書装置及び入力部の一例を示す図である。
【図2】第1の実施の形態における電子辞書の構成例を示す図である。
【図3】第1の実施の形態における(a)国語辞典DB、(b)カタカナ語辞典DB、(c)和英辞典DBのデータ構成の一例を示す図である。
【図4】第1の実施の形態における(a)見出語対応テーブル、(b)ローマ字対応テーブルのデータ構成の一例を示す図である。
【図5】第1の実施の形態における説明情報表示処理の動作フローを示す図である。
【図6】第1の実施の形態における(a)文字入力処理、(b)一覧表示処理の動作フローを示す図である。
【図7】第1の実施の形態における画面の遷移の一例を示す図である。
【図8】第1の実施の形態における画面の遷移の一例を示す図である。
【図9】第2の実施の形態における(a)ROMの構成、(b)RAMの構成を示す図である。
【図10】第2の実施の形態における個別情報表示処理の動作フローを示す図である。
【図11】第2の実施の形態における画面の遷移の一例を示す図である。
【図12】第2の実施の形態における画面の遷移の一例を示す図である。
【図13】第3の実施の形態におけるROMの構成を示す図である。
【図14】第3の実施の形態における並列表示処理の動作フローを示す図である。
【図15】第3の実施の形態における画面の遷移の一例を示す図である。
【図16】第3の実施の形態における画面の遷移の一例を示す図である。
【図17】本発明の変形例におけるブロック図の一例を示す図である。
【図18】従来技術における画面の遷移の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 電子辞書
10 CPU
20、22、24 ROM
202 国語辞典DB
204 カタカナ語辞典DB
206 和英辞典DB
208 見出語対応テーブル
210 ローマ字対応テーブル
212 説明情報表示プログラム
214 文字入力プログラム
216 一覧表示プログラム
220 個別情報表示プログラム
230 並列表示プログラム
30 RAM
302 入力文字記憶領域
304 見出語候補記憶領域
306 選択見出語記憶領域
320 指定辞書DB記憶領域
40 入力部
50 表示部
3 ディスプレイ
5 キー群
7 決定キー
9 上下方向キー
11 左右方向キー

Claims (11)

  1. 見出語と当該見出語の説明情報とが対応付けられた情報を集合した集合情報を複数種類記憶した記憶手段と、
    入力文字を入力する入力手段と、
    前記複数の集合情報それぞれについて、前記入力手段により入力された入力文字に適合する見出語を複数選出する選出手段と、
    この選出手段により選出された複数の見出語それぞれを、当該見出語を含んでいる集合情報を視認させるための識別子と併せて表示する制御を行う見出語表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報表示制御装置。
  2. 前記見出語表示制御手段により表示された複数の見出語のうち、一の見出語を選択する見出語選択手段と、
    この見出語選択手段によって選択された見出語に対応する説明情報を、当該見出語を含む集合情報の中から順次読み出して表示する制御を行う説明情報順次表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報表示制御装置。
  3. 前記見出語表示制御手段により表示された識別子のうち、一の識別子を選択する識別子選択手段と、
    この識別子選択手段により選択された識別子に対応付けられて表示された見出語に対応する説明情報を、当該識別子に対応する集合情報から読み出して表示する制御を行う識別子対応情報表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の情報表示制御装置。
  4. 前記見出語表示制御手段により表示された複数の見出語のうち、一の見出語を選択する見出語選択手段と、
    この見出語選択手段によって選択された見出語に対応する説明情報を、当該見出語を含む各集合情報の中から読み出し、並列的に表示する制御を行う説明情報並列表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報表示制御装置。
  5. 前記説明情報並列表示制御手段は、読み出した説明情報をそれぞれ個別画面に表示することで並列的な表示制御を行う個別画面表示制御手段を有し、
    所定のスクロール操作が為された場合に、前記個別画面表示制御手段によって表示された各個別画面の内容を連動してスクロール表示させる制御を行うスクロール手段を更に備えることを特徴とする請求項4に記載の情報表示制御装置。
  6. 前記集合情報毎に見出語の表記規則が定義されており、
    前記選出手段は、前記入力された入力文字を前記各集合情報の表記規則に則した文字列に変換して、適合する見出語を前記各集合情報から選出する表記規則変更選出手段を有する、
    ことを特徴する請求項1〜5の何れか一項に記載の情報表示制御装置。
  7. 入力文字を入力する際の文字種別を選択する入力文字種別選択手段を更に備え、
    前記選出手段は、前記入力文字種別選択手段によって選択された文字種別で表された入力文字に適合する見出語を選出する文字種別別見出語選出手段を有する、
    ことを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の情報表示制御装置。
  8. 前記入力手段により入力された入力文字の文字種別を切り換えることにより、文字種別を換えた入力文字に変換する変換手段を更に備え、
    前記文字種別別見出語選出手段は、前記変換手段による変換後の入力文字に適合する見出語を選出する手段である、
    ことを特徴とする請求項7に記載の情報表示制御装置。
  9. 所定の通信回線を介して利用者端末と接続されるサーバにおいて、
    見出語と当該見出語の説明情報とが対応付けられた情報を集合した集合情報を複数種類記憶した記憶手段と、
    入力文字を受信する受信手段と、
    前記複数の集合情報それぞれについて、前記受信手段により受信された入力文字に適合する見出語を複数選出する選出手段と、
    この選出手段により選出された複数の見出語それぞれを、当該見出語を含んでいる集合情報を視認させるための識別子と併せて表示するための表示情報を前記利用者端末に送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とするサーバ。
  10. コンピュータに、
    見出語と当該見出語の説明情報とが対応付けられた情報を集合した集合情報を複数種類記憶した記憶機能と、
    入力文字を入力する入力機能と、
    前記複数の集合情報それぞれについて、前記入力機能により入力された入力文字に適合する見出語を複数選出する選出機能と、
    この選出機能により選出された複数の見出語それぞれを、当該見出語を含んでいる集合情報を視認させるための識別子と併せて表示する制御を行う見出語表示制御機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  11. 所定の通信回線を介して利用者端末と接続されるコンピュータに、
    見出語と当該見出語の説明情報とが対応付けられた情報を集合した集合情報を複数種類記憶した記憶機能と、
    入力文字を受信する受信機能と、
    前記複数の集合情報それぞれについて、前記受信機能により受信された入力文字に適合する見出語を複数選出する選出機能と、
    この選出機能により選出された複数の見出語それぞれを、当該見出語を含んでいる集合情報を視認させるための識別子と併せて表示するための表示情報を前記利用者端末に送信する送信機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007058555A (ja) * 2005-08-24 2007-03-08 Casio Comput Co Ltd テキスト表示制御装置およびテキスト表示制御プログラム
JP2008257505A (ja) * 2007-04-05 2008-10-23 Casio Comput Co Ltd 辞書機能を備えた電子装置および電子辞書プログラム
CN101901276A (zh) * 2010-08-23 2010-12-01 徐国元 智能查询系统及查询方法
US8315852B2 (en) 2007-06-07 2012-11-20 Casio Computer Co., Ltd. Electronic equipment equipped with dictionary function

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