JP2005025302A - 情報表示制御装置、サーバ及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】説明情報中の複数の単語を選択し、選択した複数の単語に基づいて説明情報を表示する情報表示制御装置、サーバ及びプログラムを提供すること。
【解決手段】複数語ジャンププログラム220において、和英辞書データベース202に記憶された説明情報を表示する。表示した説明情報から複数の単語が方向キーによって選択され、選択された複数の単語を用いた見出語を英和辞書DB204aから検索し、表示する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報表示制御装置、サーバ及びプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、国語辞典、英和辞典、和英辞典、英英辞典といった数種類の辞書データベース(以下、データベースを「DB」と表す。)を内蔵した電子辞書と呼ばれる情報表示制御装置が知られている。辞書DBには、見出語と、当該見出語を説明・解説する説明情報とを対応付けた辞書データが多数蓄積されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、電子辞書には、ユーザが所望する情報を効率良く検索可能とするため、例えばジャンプ機能といった様々な機能を備えたものもある。このジャンプ機能とは、次のような機能である。即ち、ユーザにより入力された文字(以下、適宜「入力文字」という。)に適合する見出し語に対応する説明情報を表示した後、当該説明情報中の単語が指定される(以下、適宜「ジャンプ元」という。)。そして、所定の指示入力が行われると、この指定された単語に適合する見出し語を再度検索し、当該見出し語(以下、適宜「ジャンプ先」という。)に対応する説明情報を表示する機能である。さらに、ジャンプ元の一部を指定すると、単語の範囲を自動的に選択し、選択したジャンプ元の単語に関連した全ての情報を表示させる機能が知られている(例えば、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−108857号公報
【特許文献2】
特開2000−276485号公報
【0005】
さらに、電子辞書には、入力文字を入力すると、入力文字に適合する見出語の候補を一覧表示させる見出語候補一覧処理が知られている。ここで、見出語候補一覧処理とは、説明情報の表示対象とする見出語を決定するために電子辞書が行う処理であり、説明情報の表示に先立って行われる処理である。また見出語候補とは、説明情報の表示対象の見出語となり得る見出語の候補のことであり、ユーザが入力部から入力した文字を基に、辞書DBから検索される。以下、国語辞典DBを例にとり、ユーザが「明細書」という語句の意味を国語辞典で調べる場合を具体例に挙げ、図24を参照して見出語候補一覧処理について説明する。
【0006】
「明細書」という語句の意味を調べるために、ユーザは「め」「い」「さ」「い」「しょ」(或いは「し」「ょ」)の順で入力文字を入力していく。このとき、各文字が入力されるごとに、CPUは、現在までに入力された入力文字から始まる見出語を国語辞典DBから随時検索し、見出語候補として一覧表示する。図24(a)は、「め」「い」と入力された状態の画面例である。国語辞典DBに記憶された見出語のうち、入力文字51aである「めい」で始まる見出語が検索され、見出語候補一覧表示52aとして表示されている。図24(b)は、(a)に続いて「さ」「い」と入力された状態の画面例である。入力文字51b「めいさい」で始まる見出語を始めとする「めいさい」に適合する見出語が、見出語候補一覧表示52bとして表示されている。
【0007】
図24において、見出語候補一覧52a、52bに表示された見出語候補のうち、1つの見出語候補が反転表示され、選択マーカREVとして表示されている。ユーザは、入力部から所定の操作入力をすることにより、選択マーカREVを上下に移動させ、他の見出語候補を反転表示させることができる。図24(c)は、選択マーカREVが移動されて、「めいさいしょ」という見出語候補が反転表示されている状態の画面例である。この図24(c)において、決定ボタンが押下操作されることにより、説明情報を表示する対象とする見出語が「めいさいしょ」として決定される。
【0008】
ユーザは、見出語候補一覧処理によって、「め」「い」「さ」「い」「し」「ょ」の6文字全てを入力する必要がなく、見出語候補一覧に所望の見出語が表示された際に、迅速に説明情報の表示対象とする見出語を決定することができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のジャンプ機能は、ジャンプ元に指定できるものは、単語に限られ、複数語を選択することはできなかった。従って、成句をジャンプ元として指定する場合や、複数語をジャンプ元として指定する場合であっても、単語毎に処理をする必要があり、極めて不便であった。
【0010】
ここで、ユーザが和英辞典において「せわする」を英訳した「take care of」の意味について調べる操作手順について、従来の電子辞書における手順を図25〜27を用いて説明する。
【0011】
図25(a)は、和英辞典において、「せわする」の説明情報が表示された表示画面W900の一例を示す図である。ここで、ジャンプキーが押下されると、電子辞書は、カーソルを表示し、説明情報中の単語を選択させる。本図では、単語「take」が選択され、選択されていることを表す反転表示M900を施している。また、矢印Y900は、電子辞書において表示する情報が更にあることを示している。例えば、下矢印が表示されている場合は、下方向キーで、続きの説明情報が表示可能であることを示す。
【0012】
図25(b)は、単語「take」が選択された状態において、決定キーが押下された場合の画面例である。「take」が選択されたため、ジャンプ先の辞典DBを決定する為に、ジャンプウィンドウJ900が表示されている。
【0013】
ジャンプウィンドウJ900には、ジャンプ先の項目が表示される。ユーザはジャンプ先を決定する場合、項目に対応するラジオボタンを選択状態にし、決定キーを押下する。
【0014】
そして、ラジオボタンM902によって英和辞典が選択されていると判断されると、選択された単語「take」をジャンプ元の単語として、英和辞典の見出語を検索する。
【0015】
図26(a)は、英和辞典から単語「take」の説明情報が読み出され、表示された画面である。ここで、ユーザにより「成句ボタン」が押下されることにより、見出語「take」に関する成句が一覧表示(図26(b))される。
【0016】
しかし、「take」の成句を一覧表示した画面には、「take care of」は表示されていない。従って、ユーザは、単語「care」について前述の動作をもう一度実行する。図27は、単語「care」の成句が一覧表示された画面である。この中に「take care of ・・・」が表示されていることから、「take care of ・・・」が選択されることにより、説明情報が表示される。
【0017】
このように、従来の電子辞書においては、成句等の複数の単語に基づいてジャンプ処理を実行することができず、極めて不便であった。
【0018】
上記問題に鑑み、本発明は、説明情報中の複数の単語を指定して、その複数の単語に適合する見出語、成句等を表示させることができる情報表示制御装置等を提供することを目的とする。また、その複数の単語を含む用例を表示することができる情報表示制御装置等を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するために、請求項1に記載の情報表示制御装置は、見出語と当該見出語の説明情報とが対応付けられた情報を集合した集合情報を記憶した記憶手段(例えば、図2のROM20、図2の英和辞典DB204a)と、前記説明情報を表示する制御を行う説明情報表示制御手段(例えば、図2のCPU10;図10のステップA20)と、この説明情報表示制御手段によって表示された説明情報の中から、複数の単語を選択する選択手段(例えば、図2のCPU10;図10のステップA30)と、前記集合情報に含まれる見出語の中から、前記選択手段により選択された複数の単語を用いた所定の検索条件に適合する見出語を検索する検索手段(例えば、図2のCPU10;図18のステップD10)と、この検索手段により検索された見出語を表示する制御を行う表示制御手段(例えば、図2のCPU10;図18のステップD18)と、を備えることを特徴としている。
【0020】
また、請求項13に記載のプログラムは、コンピュータに、見出語と当該見出語の説明情報とが対応付けられた情報を集合した集合情報を記憶した記憶機能(例えば、図2のROM20、図2の英和辞典DB204a)と、前記説明情報を表示する制御を行う説明情報表示制御機能(例えば、図2のCPU10;図10のステップA20)と、この説明情報表示制御機能によって表示された説明情報の中から、複数の単語を選択する選択機能(例えば、図2のCPU10;図10のステップA30)と、前記集合情報に含まれる見出語の中から、前記選択機能により選択された複数の単語を用いた所定の検索条件に適合する見出語を検索する検索機能(例えば、図2のCPU10;図18のステップD10)と、この検索機能により検索された見出語を表示する制御を行う表示制御機能(例えば、図2のCPU10;図18のステップD18)と、を実現させることを特徴としている。
【0021】
請求項1又は13に記載の発明によれば、説明情報の中から複数の単語を選択することができ、選択した複数の単語に基づいて見出語を検索することができる。従って、複数の語からなる見出語や、成句等の説明情報を適切に表示するといったことを実現できる。
【0022】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の情報表示制御装置において、前記表示制御手段は、前記選択された複数の単語を用いた前記所定の検索条件によって作成される検索語を表示する検索語表示手段(例えば、図2のCPU10;図11のステップB22)を有することを特徴とする。
【0023】
請求項2に記載の発明によれば、所定の検索条件によって作成される検索語を、表示することが可能となる。従って、どの様な検索条件で検索されたかを容易に把握することができるようになる。
【0024】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の情報表示制御装置において、前記検索手段は、前記所定の検索条件として、前記選択手段により選択された複数の単語を連結し、この連結した文字列に適合する見出語を前記集合情報の中から検索する連結検索手段(例えば、図2のCPU10;図10のステップA44、図18のステップD10)を有することを特徴とする。
【0025】
請求項3に記載の発明によれば、選択した複数の単語を連結した文字列に適合する見出語を検索することが可能となる。従って、複数の語からなる見出語について、検索することができるようになる。
【0026】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の情報表示制御装置において、前記記憶手段は複数種類の集合情報を記憶した手段(例えば、図2のROM20)であり、前記検索手段は、前記記憶手段に記憶された前記複数の集合情報の中から前記連結した文字列に適合する見出語を検索する手段(例えば、図2のCPU10;図18のステップD12)である、ことを特徴とする。
【0027】
請求項4に記載の発明によれば、複数種類の集合情報の中から見出語を検索することが可能となる。従って、選択した複数の単語に基づき、横断的に集合情報を検索することができるようになる。
【0028】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の情報表示制御装置において、前記表示制御手段は、前記検索手段により検索された各見出語について、当該見出語が属する集合情報の種類を表す識別子を当該見出語に対応付けて表示する識別子表示手段(例えば、図2のCPU10;図15のステップC14)を有することを特徴とする。
【0029】
請求項5に記載の発明によれば、見出語とともに、当該見出語が属する識別子を合わせて表示することが可能となる。従って、見出語が、どの説明情報に属しているかを容易に把握することが可能となり、適切な見出語を選択することができるようになる。
【0030】
請求項6に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の情報表示制御装置において、複数の例文を記憶した例文記憶手段と、前記選択手段により選択された複数の単語を含む例文を、前記例文記憶手段に記憶された例文から検索する例文検索手段(例えば、図2のCPU10;ステップB10)と、この例文検索手段により検索された例文を表示する制御を行う例文表示制御手段(例えば、図2のCPU10;図11のステップB24)と、を更に備えることを特徴とする。
【0031】
請求項6に記載の発明によれば、選択手段により選択された複数の単語を含む例文を検索することが可能となる。
【0032】
請求項7に記載の情報表示制御装置は、見出語と当該見出語の説明情報とが対応付けられた情報を集合した集合情報を記憶した記憶手段(例えば、図2の英和辞典DB204a)と、複数の例文を記憶した例文記憶手段(例えば、図2の英和辞典例文DB204b)と、前記説明情報を表示する制御を行う説明情報表示制御手段(例えば、図2のCPU10;図11のステップB24)と、この説明情報表示制御手段によって表示された説明情報の中から、複数の単語を選択する選択手段(例えば、図2のCPU10;図10のステップA30)と、この選択手段により選択された複数の単語を含む例文を、前記例文記憶手段に記憶された例文から検索する例文検索手段(例えば、図2のCPU10;図11のステップB10)と、この例文検索手段により検索された例文を表示する制御を行う例文表示制御手段(例えば、図2のCPU10;図11のステップB24)と、を備えることを特徴とする。
【0033】
また、請求項14に記載のプログラムは、コンピュータに、見出語と当該見出語の説明情報とが対応付けられた情報を集合した集合情報を記憶した記憶機能(例えば、図2の英和辞典DB204a)と、複数の例文を記憶した例文記憶機能(例えば、図2の英和辞典例文DB204b)と、前記説明情報を表示する制御を行う説明情報表示制御機能(例えば、図2のCPU10;図11のステップB24)と、この説明情報表示制御機能によって表示された説明情報の中から、複数の単語を選択する選択機能(例えば、図2のCPU10;図10のステップA30)と、この選択機能により選択された複数の単語を含む例文を、前記例文記憶機能に記憶された例文から検索する例文検索機能(例えば、図2のCPU10;図11のステップB10)と、この例文検索機能により検索された例文を表示する制御を行う例文表示制御機能(例えば、図2のCPU10;図11のステップB24)と、を実現させることを特徴とする。
【0034】
請求項7又は14に記載の発明によれば、表示された説明情報の中から複数の単語が選択され、その選択された単語を含む例文を表示することが可能となる。従って、例文検索において、指定した単語全てを含む例文を検索することができるようになる。
【0035】
請求項8に記載の発明は、請求項6又は7に記載の情報表示制御装置において、前記記憶手段は複数種類の集合情報を記憶した手段(例えば、図2のROM20)であり、前記例文記憶手段は前記記憶手段に記憶された複数の集合情報の各種類毎に区分して例文を記憶する手段(例えば、図2のROM20)であり、前記例文検索手段は、前記説明情報表示制御手段により表示された説明情報が含まれる集合情報の種類に関わらず、前記選択手段により選択された複数の単語を含む例文を、前記例文記憶手段に複数の集合情報の各種類毎に区分して記憶された各例文の中から検索する手段(例えば図2のCPU10;図11のステップB10)である、ことを特徴とする。
【0036】
請求項8に記載の発明によれば、例文が記憶された集合情報の種類に関わらず、複数の単語を含む例文を検索することが可能となる。従って、選択された複数の単語から、各集合情報に基づく例文を検索することができるようになる。
【0037】
請求項9に記載の発明は、請求項8に記載の情報表示制御装置において、前記例文表示制御手段は、前記例文検索手段により検索された各例文について、当該例文が区分された集合情報の種類を表す識別子を当該例文に対応付けて表示する識別子表示手段(例えば、図2のCPU10;図11のステップB24)を有することを特徴とする。
【0038】
請求項9に記載の発明によれば、検索された例文とともに、当該例文が区分された集合情報の種類を表す識別子を表示することができる。従って、どの集合情報に従った例文であるかを容易に把握することができるようになる。
【0039】
請求項10に記載の発明は、請求項1〜9の何れか一項に記載の情報表示制御装置において、前記選択手段は、所定の範囲指定操作入力により複数の単語を選択する操作選択手段(例えば、図2のCPU10;図10のステップA28)を有することを特徴とする。
【0040】
請求項10に記載の発明によれば、複数の単語を選択する際に、所定の範囲操作で容易に単語を選択することができる。
【0041】
請求項11に記載のサーバは、所定の通信回線を介して利用者端末と接続されるサーバにおいて、見出語と当該見出語の説明情報とが対応付けられた情報を集合した集合情報を記憶した記憶手段(例えば、図23のROM710)と、前記説明情報を前記利用者端末に送信する説明情報送信手段(例えば、図23の通信装置708)と、この説明情報送信手段によって送信された説明情報の中から、複数の単語を前記利用者端末から受信する受信手段(例えば、図23の通信装置708)と、前記集合情報に含まれる見出語の中から、前記受信手段により受信された複数の単語を用いた所定の検索条件に適合する見出語を検索する検索手段(例えば、図23のCPU702;図18のステップD10)と、この検索手段により検索された見出語を前記利用者端末に送信する見出語送信手段(例えば、図23の通信装置708)と、を備えることを特徴としている。
【0042】
また、請求項15に記載のプログラムは、コンピュータに、所定の通信回線を介して利用者端末と接続されるコンピュータに、見出語と当該見出語の説明情報とが対応付けられた情報を集合した集合情報を記憶した記憶機能(例えば、図23のROM710)と、前記説明情報を前記利用者端末に送信する説明情報送信機能(例えば、図23の通信装置708)と、この説明情報送信機能によって送信された説明情報の中から、複数の単語を前記利用者端末から受信する受信機能(例えば、図23の通信装置708)と、前記集合情報に含まれる見出語の中から、前記受信機能により受信された複数の単語を用いた所定の検索条件に適合する見出語を検索する検索機能(例えば、図23のCPU702;図18のステップD10)と、この検索機能により検索された見出語を前記利用者端末に送信する見出語送信機能(例えば、図23の通信装置708)と、を実現させることを特徴としている。
【0043】
請求項11又は15に記載の発明によれば、送信した説明情報の中に含まれる複数の単語を受信し、受信した複数の単語に基づいて見出語を検索することができる。従って、複数の語からなる見出語や、成句等の説明情報を送信することができるようになる。
【0044】
請求項12に記載のサーバは、所定の通信回線を介して利用者端末と接続されるサーバにおいて、見出語と当該見出語の説明情報とが対応付けられた情報を集合した集合情報を記憶した記憶手段(例えば、図23のROM710)と、複数の例文を記憶した例文記憶手段(例えば、図23のROM710)と、前記説明情報を送信する説明情報送信手段(例えば、図23の通信装置708)と、この説明情報送信手段によって送信された説明情報の中から、複数の単語を前記利用者端末から受信する受信手段(例えば、図23の通信装置708)と、この受信手段により受信された複数の単語を含む例文を、前記例文記憶手段に記憶された例文から検索する例文検索手段(例えば、図23のCPU702;図18のステップD10)と、この例文検索手段により検索された例文を前記利用者端末に送信する例文送信手段(例えば、図23の通信装置708)と、を備えることを特徴としている。
【0045】
また、請求項16に記載のプログラムは、コンピュータに、所定の通信回線を介して利用者端末と接続されるコンピュータに、見出語と当該見出語の説明情報とが対応付けられた情報を集合した集合情報を記憶した記憶機能(例えば、図23のROM710)と、複数の例文を記憶した例文記憶機能(例えば、図23のROM710)と、前記説明情報を送信する説明情報送信機能(例えば、図23の通信装置708)と、この説明情報送信機能によって送信された説明情報の中から、複数の単語を前記利用者端末から受信する受信機能(例えば、図23の通信装置708)と、この受信機能により受信された複数の単語を含む例文を、前記例文記憶機能に記憶された例文から検索する例文検索機能(例えば、図23のCPU702;図18のステップD10)と、この例文検索機能により検索された例文を前記利用者端末に送信する例文送信機能(例えば、図23の通信装置708)と、を実現させることを特徴としている。
【0046】
請求項12又は16に記載の発明によれば、送信した説明情報の中に含まれる複数の単語が受信し、受信した単語を含む例文を送信することができる。従って、例文検索において、指定した単語全てを含む例文を送信することができるようになる。
【0047】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明を情報表示制御装置の一種である電子辞書に適用した場合の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。但し、本発明が適用可能なものはこれに限定されるものではない。
【0048】
[1.全体構成]
電子辞書は、国語辞典、英和辞典、和英辞典、英英辞典、カタカナ語辞典等の各種電子辞書データベース(以下、データベースを「DB」と表す。)を内蔵している。辞書DBとは、見出語と、当該見出語を説明するための文字データや、静止画像データ、動画データ、音声データ等の説明情報とが対応付けられた情報を集合した集合情報であり、コンピュータを用いて検索処理することができるように体系的に構成したものである。ユーザによって辞書が選択され、検索語となる文字が入力される(以下、この入力された文字を「入力文字」と表す。)と、電子辞書1は、入力文字に適合する見出語を見出語候補として一覧表示する。そして、選択された見出語に対応する説明情報を表示する。これが電子辞書の基本的な機能である。なお、本実施の形態における電子辞書は和英辞典の辞書DBと、英和辞典の辞書DBと、英和大辞典の辞書DBと、英英辞典の辞書DBとを内蔵しているとして説明する。
【0049】
図1に、この電子辞書1の概観図を示す。同図に示すように、電子辞書1は、ディスプレイ3と、各種キー群5とを備えている。ここで、各種キー群5を構成するキーにはそれぞれ固有の機能が割り当てられており、ユーザによってこれらのキーが押下されて、電子辞書1が操作される。例えば、図1(b)に示すように、操作の確定等の指示入力用の決定キー7と、カーソルの移動指示や指定語句を選択するための上下方向キー9及び左右方向キー11と、単数の単語に基づいてジャンプ処理を実行するジャンプキー13と、複数の単語に基づいてジャンプ処理を実行する複数語ジャンプキー15と、シフトキー17と、を備えている。
【0050】
図2は、電子辞書1の構成を示すブロック図である。同図に示すように、電子辞書1は、CPU(Central Processing Unit)10と、ROM(Read Only Memory)20と、RAM(Random Access Memory)30と、入力部40と、表示部50と、バス60と、を備えている。
【0051】
ROM20は、各種初期設定、ハードウェアの検査、あるいは必要なプログラムのロード等を行うための初期プログラムを格納する。CPU10は、電子辞書1の電源投入時においてこの初期プログラムを実行することにより、電子辞書1の動作環境を設定する。
【0052】
また、ROM20は、メニュー表示処理、各種設定処理、各種検索処理等の電子辞書1の動作に係る各種プログラムや、電子辞書1の備える種々の機能を実現するためのプログラム等を格納すると共に、辞書DBと、辞書DBに対応する例文DBと、単語例文テーブルと、成句DBと、見出語の対応テーブルとを格納している。辞書DBとしては、和英辞典DB202と、英和辞典DB204aと、英和大辞典DB206aと、英英辞典DB208aとを格納する。また、例文DBとしては、英和辞典例文DB204bと、英和大辞典例文DB206bと、英英辞典例文DB208bとを格納する。単語例文テーブルとしては、英和辞典単語例文テーブル204cと、英和大辞典単語例文テーブル206cと、英英辞典単語例文テーブル208cとを格納する。また、成句DBとしては、英和辞典成句DB204dと、英和大辞典成句DB206dと、英英辞典成句DB208dとを格納する。また、見出語の対応テーブルとしては、見出語対応テーブル210と、成句見出語対応テーブル212とを格納する。さらに、プログラムとして、複数語ジャンププログラム220と、例文検索プログラム222と、成句検索プログラム224と、複数辞書検索プログラム226とを格納する。
【0053】
和英辞典DB202は、辞書DBの「和英辞典」のコンテンツを格納したDBである。CPU10は、ユーザによって入力文字が入力された場合に、その入力文字に適合する見出語を和英辞典DB202の中から検索する。
【0054】
図3(a)は、和英辞典DB202のデータ構成の一例を示した図である。和英辞典DB202は、見出語(例えば「せわする」)と、当該見出語の説明情報(「→せわ take care of …のせわをする、…」)とを対応づけて記憶している。
【0055】
英和辞典DB204aは、辞典DBの「英和辞典」のコンテンツを格納したDBである。CPU10は、ユーザによって入力文字が入力された場合に、その入力文字に適合する見出語を英和辞典DB204aの中から検索する。
【0056】
図3(b)は、英和辞典DB204aのデータ構成の一例を示した図である。英和辞典DB204aは、見出語(例えば「take」)と、当該見出語の説明情報(「I [取る] 1[SVO(M)]<人が><人・物>を…」)とを対応づけて記憶している。
【0057】
英和大辞典DB206aは、辞典DBの「英和大辞典」のコンテンツを格納したDBである。CPU10は、ユーザによって入力文字が入力された場合に、その入力文字に適合する見出語を英和大辞典DB206aの中から検索する。
【0058】
図4(a)は、英和大辞典DB206aのデータ構成の一例を示した図である。英和大辞典DB206aは、見出語(例えば「take」)と、当該見出語の説明情報(「1 a 手に取る、持つ、つかむ、握る…」)とを対応づけて記憶している。
【0059】
英英辞典DB208aは、辞典DBの「英英辞典」のコンテンツを格納したDBである。CPU10は、ユーザによって入力文字が入力された場合に、その入力文字に適合する見出語を英英辞典DB208aの中から検索する。
【0060】
図4(b)は、英英辞典DB208aのデータ構成の一例を示した図である。英英辞典DB208aは、見出語(例えば「take」)と、当該見出語の説明情報(「1 [T] to move something from one …」)とを対応付けて記憶している。
【0061】
例文DBは、辞典DBに付随するDBであり、それぞれの辞典DBに対応して用意されている。各例文DBは、例文番号と、例文と、出典見出語とを対応付けて記憶している。ここで、例文番号は、各辞典DBと対応付けて決められている。例えば、英和辞典DBに対応する例文番号は「X」で始まり、英和大辞典DBに対応する例文番号は「Y」で始まり、英英辞典DBに対応する例文番号は「Z」で始まる。また、出典見出語は、当該例文が、各辞典DBのどの見出語に対応する例文かを表しているものである。本実施の形態では、各辞典DBに対応した例文DBを備えており、英和辞典DB204aに対応する英和辞典例文DB204bと、英和大辞典DB206aに対応する英和大辞典例文DB206bと、英英辞典DB208aに対応する英英辞典例文DB208bと、を備えている。
【0062】
図5(a)は、英和辞典例文DB204bのデータ構成の一例を示した図である。英和辞典例文DB204bは、例文番号(例えば「X128」)と、例文(「Take care | when you cross the street. 道路を横断するときは気をつけなさい」)と、出典見出語(「care」)とを対応付けて記憶している。
【0063】
図5(b)は、英和大辞典例文DB206bのデータ構成の一例を示した図である。英和大辞典例文DB206bは、例文番号(例えば「Y125」)と、例文(「Take care! 気をつけて《別れの挨拶》」)と、出典見出語(「care」)とを対応付けて記憶している。
【0064】
図5(c)は、英英辞典例文DB208bのデータ構成の一例を示した図である。英英辞典例文DB208bは、例文番号(例えば「Z127」)と、例文(「”All right, take care, thanks, Daphne.” ”You bet.”」)と、出典見出語(「care」)とを対応付けて記憶している。
【0065】
単語例文テーブルは、例文で使われている単語(以下、適宜「例文単語」と表す。)を記憶しているテーブルであり、例文単語が使われている例文番号を、例文単語毎に記憶しているテーブルである。本実施の形態では、各辞典DBに対応した単語例文テーブルを備えており、英和辞典DB204aに対応する英和辞典単語例文テーブル204cと、英和大辞典DB206aに対応する英和大辞典単語例文テーブル206cと、英英辞典DB208aに対応する英英辞典単語例文テーブル208cと、を備えている。
【0066】
図6(a)は、英和辞典単語例文テーブル204cのデータ構成の一例を示した図である。英和辞典単語例文テーブル204cは、例文単語(例えば「care」)と、例文番号(「…,X54,X76,X128,X203,…」)とを対応付けて記憶している。
【0067】
図6(b)は、英和大辞典単語例文テーブル206cのデータ構成の一例を示した図である。英和大辞典単語例文テーブル206cは、例文単語(例えば「care」)と、例文番号(「…,Y10,Y125,Y126,Y232,…」)とを対応付けて記憶している。
【0068】
図6(c)は、英英辞典単語例文テーブル206cのデータ構成の一例を示した図である。英英辞典単語例文テーブル206dは、例文単語(例えば「care」)と、例文番号(「…,Z24,Z83,Z127,Z252,…」)とを対応付けて記憶している。
【0069】
成句DBは、各成句の見出語(以下、適宜「成句見出語」という)と、成句見出語の説明情報を対応付けて記憶しているDBである。本実施の形態では、各辞典DBに対応した成句DBを備えており、英和辞典DB204aに対応する英和辞典成句DB204dと、英和大辞典DB206aに対応する英和大辞典成句DB206dと、英英辞典DB208aに対応する英英辞典成句DB208dと、を備えている。
【0070】
図7(a)は、英和辞典成句DB204dのデータ構成の一例を示した図である。英和辞典成句DB204dは、見出語(例えば「take care」)と、説明情報(「[自]〔…に〕気をつける、注意する…」)とを対応付けて記憶している。
【0071】
図7(b)は、英和大辞典成句DB206dのデータ構成の一例を示した図である。英和大辞典成句DB206dは、見出語(例えば「take care」)と、説明情報(「用心する、気をつける;取り計らう…」)とを対応付けて記憶している。
【0072】
図7(c)は、英英辞典成句DB208dのデータ構成の一例を示した図である。英英辞典成句DB208dは、見出語(例えば「take care」)と、説明情報(「to be careful」)とを対応付けて記憶している。
【0073】
見出語対応テーブル210は、それぞれの辞書DBに登録されている全ての見出語を含んだ共通見出語と、各辞書DBに記憶されている見出語(以下、適宜「辞書DB別見出語」と表す。)とを対応づけて記憶しているDBである。CPU10は、見出語対応テーブル210を参照することにより、共通見出語が、どの辞書DBに記憶されているかを判断する。
【0074】
図8(a)は、見出語対応テーブル210のデータ構成の一例を示した図である。見出語対応テーブル210は、共通見出語(例えば「unitedstates」)と、辞書DB別見出語とを対応付けて記憶している。辞書DB別見出語には、英和辞典DB204aの見出語(「United States (of America)」)と、英和大辞典DB206aの見出語(「United States」)と、英英辞典DB208aの見出語(「United States of America」)とを記憶している。
【0075】
また、辞書DBによっては、見出語の意味が同一でも、表記が異なる場合がある。例えば、英和辞典DB204aでは、「United States (of America)」と登録されているが、英和大辞典DB206aでは「United States」と、英英辞典DB208aでは「United States of America」として見出語が登録されている。この場合、見出語対応テーブル210には、共通見出語として「unitedstates」が登録されていることから、「unitedstates」がわかれば、対応する辞書DB別見出語を読み出すことが出来る。
【0076】
図8(b)は、成句見出語対応テーブル212のデータ構成の一例を示した図である。成句見出語対応テーブル212は、見出語対応テーブル210と同様に、それぞれの成句DBに登録されている全ての見出語を含んだ共通成句見出語と、各成句DBに記憶されている見出語(以下、適宜「成句DB別見出語」と表す。)とを対応づけて記憶しているDBである。成句見出語対応テーブル212は、共通成句見出語(例えば「take care of」)と、成句DB別見出語とを対応付けて記憶している。成句DB別見出語には、英和辞典成句DB204dの見出語(「take care of O」)と、英和大辞典成句DB206dの見出語(「take care of」)と、英英辞典成句DB208dの見出語(「take care of」)とを記憶している。
【0077】
RAM30は、CPU10が実行する各種プログラムや、これらのプログラムの実行に係るデータ等を一時的に保持するメモリ領域を備える。本実施の形態では、入力文字格納領域302と、ジャンプ用指定単語格納領域304と、ジャンプ語格納領域306と、例文番号格納領域308と、を備えている。
【0078】
入力文字格納領域302は、ユーザから入力された文字を、入力文字として記憶している領域である。例えば、入力部40からユーザにより「せわする」と入力された場合に、CPU10は、入力文字格納領域302に「せわする」を記憶する。
【0079】
ジャンプ用指定単語格納領域304は、複数語分の単語格納領域を備えている領域である。図9(a)は、ジャンプ用指定単語格納領域304についての一例を示した図である。例えば、複数語ジャンプ処理において、「take care」と指定された場合に、「take」が第1単語の領域に、「care」が第2単語の領域にそれぞれ記憶される。
【0080】
ジャンプ語格納領域306は、成句検索プログラム224及び複数辞書検索プログラム226において、使われる領域である。例えば、CPU10が、成句検索プログラム224を実行する際に、ジャンプ用指定単語格納領域304に記憶されている単語を、空白で結合する。そして、結合された単語が、ジャンプ語格納領域306に記憶される。
【0081】
例文番号格納領域308は、例文検索処理において、例文番号を記憶する領域である。例文検索処理において、選択された単語を含む例文番号を蓄積記憶する格納領域である。
【0082】
CPU10は、入力される指示に応じて所定のプログラムに基づいた処理を実行し、各機能部への指示やデータの転送を行う。具体的には、CPU10は、入力部40から入力される操作信号に応じてROM20に格納されたプログラムを読み出し、当該プログラムに従って処理を実行する。そして、処理結果を表示するための表示制御信号を適宜表示部50に出力して、対応した表示情報を表示する。
【0083】
また、CPU10は、本実施の形態において、ROM20の複数語ジャンププログラム220に従った、複数語ジャンプ処理(図10参照)を実行すると共に、この複数語ジャンプ処理の中において、例文検索プログラム222に従った例文検索処理(図7参照)と、成句検索プログラム224に従った成句検索処理(図15参照)と、複数辞書検索プログラム226に従った複数辞書検索処理(図18参照)とを実行する。
【0084】
具体的には、CPU10は、複数語ジャンプ処理において、入力文字に適合する見出語を、和英辞典DBから検索する。そして、検索された見出語を一覧表示し、一覧表示された見出語から選択された見出語に対応する説明情報を表示する。そして、表示された説明情報から、複数の単語が所定の操作で選択されると、CPU10は、選択された複数の単語を、ジャンプ用指定単語格納領域304に記憶する。そして、CPU10は、ジャンプ先が選択されると、それぞれに応じたプログラムを実行する。なお、CPU10が、成句検索処理を実行するときは、ジャンプ用指定単語格納領域304に記憶されている単語を空白で結合し、ジャンプ語格納領域306に記憶して成句検索処理を実行する。また、CPU10が、複数辞書検索処理を実行するときは、ジャンプ用指定単語格納領域304に記憶された単語をそのまま結合し、ジャンプ語格納領域306に記憶して複数辞書検索処理を実行する。
【0085】
また、CPU10は、例文検索処理において、ジャンプ用指定単語格納領域304に記憶された全ての単語を含む例文番号を英和辞典単語例文テーブル204cから抽出する。そして、CPU10は、抽出された例文番号を、例文番号格納領域308に記憶する。同様に、CPU10は、英和大辞典単語例文テーブル206cと、英英辞典単語例文テーブル208cにおいて抽出された番号を、例文番号格納領域308に記憶する。そして、CPU10は、例文番号格納領域308に記憶された例文番号に基づいて、例文が対応付けられて記憶されている辞書DBを表す辞書マークと、例文とを表示する。
【0086】
また、CPU10は、成句検索処理において、ジャンプ語格納領域306に記憶されたジャンプ語に基づいて、成句見出語対応テーブル212の共通成句見出語を検索する。そして、CPU10は、対応する成句DB別見出語を読み出し、辞書マークとともに成句を一覧表示する。一覧表示された成句の中から一の成句が選択されると、CPU10は、選択された成句の説明情報を表示部50に表示する。
【0087】
また、CPU10は、複数辞書検索処理において、ジャンプ語格納領域306に記憶されたジャンプ語に基づいて、見出語対応テーブル210の共通見出語を検索する。そして、CPU10は、対応する辞書DB別見出語を読み出し、辞書マークとともに見出語を一覧表示する。一覧表示された見出語の中から一の見出語が選択されると、CPU10は、選択された見出語の説明情報を表示部50に表示する。
【0088】
入力部40は、仮名やアルファベット等の文字入力や機能選択等に必要なキー群を備えた入力装置であり、押下されたキーの信号をCPU10に出力する。この入力部40におけるキー入力により、検索語の入力、辞書モードの選択、検索実行指示、ジャンプ機能の開始等の入力手段を実現する。なお、この入力部40は、キー群5に限られるわけではなく、タッチパネル等であってもよい。
【0089】
表示部50は、CPU10から入力される表示信号に基づいて各種画面を表示するものであり、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成される。なお、この表示部50は、図1に示すディスプレイ3に相当する。
【0090】
バス60は、CPU10からのデータ等の電気信号を通す線路であり、CPU10と、ROM20と、RAM30と、入力部40と、表示部50とをそれぞれ接続する信号線である。
【0091】
[2. 動作]
[2.1 全体フロー]
図10は、複数語ジャンプ処理に係る電子辞書1の動作を説明するためのフローチャートである。この複数語ジャンプ処理は、CPU10がROM20の複数語ジャンププログラム220を実行することによって実現される処理である。
【0092】
まず、CPU10は、ユーザに入力文字を入力させるための入力画面を表示部50に表示する。そして、入力文字が入力されると(ステップA10;Yes)、CPU10は、入力された文字を入力文字格納領域302に記憶する(ステップA12)。そして、入力文字格納領域302に記憶された入力文字に適合する見出語を、和英辞典DB202から検索する(ステップA14)。
【0093】
次に、CPU10は、入力文字に適合する見出語の一覧表示を行う(ステップA16)。そして、一覧表示された見出語候補の中から、一の見出語が選択されると(ステップA18;Yes)、CPU10は、選択された見出語に対応する説明情報を、和英辞典DB202から読み出して、表示部50に表示する(ステップA20)。
【0094】
具体的に、図12(a)及び(b)を参照して説明する。図12(a)及び(b)は、この段階での表示画面W100の一例を示す図である。図12(a)は、入力文字を入力する領域N100に、入力文字として「せわする」が入力され、見出語候補一覧表示L100が表示された表示画面例である。入力文字として「せわする」が入力されると(図10;ステップA10)、入力文字格納領域302に「せわする」が記憶される(ステップA12)。次に、CPU10は、和英辞典DB202の見出語に、入力文字「せわする」に適合する見出語の候補を一覧表示する(見出語一覧表示L100)。
【0095】
ここで、入力文字「せわする」に適合する見出語「せわする」に対して、反転表示REV1が行われている。そして、この段階で決定キー7が押下され、見出語「せわする」に対応する説明情報が表示された表示画面例が図12(b)の表示画面W100である。
【0096】
次に、複数語ジャンプキー15が押下されると(ステップA22;Yes)、CPU10は、カーソルを表示部50に表示する。そして、上下方向キー9、及び左右方向キー11が押下されることにより、カーソルがキーに連動して上下左右に移動する(ステップA24)。そして、単語が選択された状態において、シフトキーが押下され(ステップA26;Yes)、左右方向キー11が続けて押下されると、CPU10は方向キーに対応した単語もあわせて選択状態とする。(ステップA28)。ここで、決定キー7が押下されると(ステップA30;Yes)、選択状態となっている単語をジャンプ用指定単語格納領域304に記憶する。具体的には、ジャンプ用指定単語格納領域304の第1単語の記憶領域に、選択されている単語の1つ目の単語を記憶する。次に、第2単語の記憶領域に、選択されている単語の2つ目の単語を記憶する。このように、選択された単語の先頭単語から、順番にジャンプ用指定単語格納領域304の記憶領域に記憶していく。
【0097】
また、決定キー7が押下されない場合には(ステップA30;No)、さらに再度単語を選択させる(ステップA24)。なお、シフトキーが押下されずに(ステップA26;No)、決定キーが押下されると(ステップA30;Yes)、現在選択されている単語が、ジャンプ用指定単語格納領域304の第1単語に記憶される(ステップA32)。
【0098】
図13(a)及び(b)を参照して、具体的に説明する。図13(a)及び(b)は、この段階での表示画面W100の一例を示す図である。
【0099】
まず、上下方向キー9及び左右方向キー11が押下されることにより、選択状態となっている単語を移動する。ここで、一例として「take」が選択状態となっていることを示すために、反転表示M100を行った状態が図13(a)である。この状態で、シフトキー17が押下され、次に左右方向キー11が押下されると、単語の選択状態が変化する。
【0100】
図13(b)は、シフトキー17が押下された後に左右方向キー11のうち、右方向キーが1回押下された状態を示した図である。右方向キーが1回押下され「take」の右側に表示されていた「care」が合わせて選択状態となり、選択状態となっていることを示す反転表示M102が行われた状態である。
【0101】
尚、本実施の形態では、方向キーが押されることにより、隣の単語が選択されたが、単語に限られるわけではなく、例えば文字単位で選択するものであっても良い。例えば、「take」が選択された状態から、右方向キーを1回押下することにより「c」が選択され、選択された文字は「take c」となる。
【0102】
さらに、本実施の形態ではシフトキー17が押下された後に、左右方向キー11が押下された場合について記載したが、これに限られるものではない。例えば、決定キー7が1回目に押下された状態で単語「take」が選択され、さらに左右キーで選択後、再度決定キー7を押下することにより、複数単語が指定できるようにしても良い。
【0103】
ここで、決定キー7が押下されると(図10;ステップA30、Yes)、選択された「take care」がジャンプ用指定単語格納領域304に記憶される(図10;ステップA32)。具体的には、選択された単語が「take」と「care」であることから、ジャンプ用指定単語格納領域304の第1単語に「take」が、第2単語に「care」が記憶される。
【0104】
次に、CPU10は、ジャンプ先の項目が表示されたジャンプウィンドウを表示部50に表示する(ステップA34)。表示されたジャンプウィンドウから、ジャンプ先が選択されると(ステップA36)、CPU10は、選択されたジャンプ先に適した処理を実行する(ステップA38〜A46)。
【0105】
このように、複数語ジャンプ処理を実行することにより、複数の単語を選択し、さらにジャンプウィンドウで選択された処理を続けて実行することが可能となる。
【0106】
[2.2 例文検索処理]
次に、例文検索処理について説明する。複数語ジャンプ処理において、ジャンプウィンドウを表示し、例文検索が選択されると(図10、ステップA36;例文検索)、CPU10は、例文検索プログラム222に従って、例文検索処理を実行する(ステップA38)。
【0107】
図11は、例文検索処理に係る電子辞書1の動作を説明するためのフローチャートである。この例文検索処理は、CPU10がROM20の例文検索プログラム222を実行することによって実現される処理である。
【0108】
まず、CPU10は、ジャンプ用指定単語格納領域304に記憶された全てのジャンプ用指定単語を含む例文の例文番号を英和辞典単語例文テーブル204cから抽出する(ステップB10)。そして、抽出された例文番号を、例文番号格納領域308に記憶する(ステップB12)。
【0109】
例えばジャンプ用指定単語格納領域304に「take」と「care」が記憶されている場合、CPU10は、「take」と「care」が含まれている例文を、英和辞典単語例文テーブル204cを利用して抽出する。例えば、図6(a)の英和辞典単語例文テーブル204cの一例を参照すると、「take」に対応付けられた例文番号「X48,X65,X128,X153」と、「care」に対応付けられた例文番号「X54,X76,X128,X203」との共通する番号「X128」を抽出し、例文番号格納領域308に記憶する。
【0110】
同様に、CPU10は、ジャンプ用指定単語格納領域304に記憶された全てのジャンプ用指定単語を含む例文を、英和大辞典単語例文テーブル206c、及び英英辞典単語例文テーブル208cから抽出し、抽出した例文番号を例文番号格納領域308に記憶する(ステップB14〜B20)。
【0111】
ここで、例文番号格納領域308の状態について示した図が、図9の(b)である。まず、ステップB10によって抽出された例文番号「X128」が記憶される(図9(b)(1))。次に、ステップB14において、英和大辞典単語例文テーブル206cから抽出された例文番号「Y125,Y126」が、例文番号格納領域308に記憶される(図9(b)(2))。そして、ステップB18において、英英辞典単語例文テーブル208cから抽出された例文番号「Z127」が、更に例文番号格納領域308に記憶される(図9(b)(3))。このように、例文番号は、例文番号格納領域308に、蓄積記憶される。
【0112】
次に、CPU10は、ジャンプ用指定単語格納領域304に記憶されたジャンプ用指定単語を、「&」で結合して、表示部50に表示する(ステップB22)。例えば、ジャンプ用指定単語格納領域304に「take」及び「care」が記憶されている場合には、2つの単語を「&」で結合した「take&care」を表示部50に表示する。
【0113】
そして、例文番号格納領域308に記憶された例文番号に対応する例文と表示されている例文が対応付けられている辞書DBの辞書マークを表示する(ステップB24)。ここで、辞書マークとは、辞書DBの種類を表すものであり、例えば英和辞典を識別するために「英和」という文字を四角で囲むことにより英和辞典を表すマーク(例えば、図14(b)の辞書マークM6)や、同様に英和大辞典を表すマーク(図14(b)の辞書マークM2)や、英英辞典を表すマーク(図14(b)の辞書マークM4)等がある。尚、辞書マークは、このような形態に限られるものではなく、他の記号、図形で表されても良い。
【0114】
図14(a)及び(b)は、CPU10が、例文検索処理を実行したときに、表示部50に表示される表示画面W100の一例を示した図である、
図14(a)は、複数語ジャンプ処理において、CPU10がジャンプウィンドウJ100を表示した表示画面W100の一例を示した図である。ジャンプウィンドウJ100には、ジャンプ先の項目が表示される。ユーザはジャンプ先を決定する場合、項目に対応するラジオボタンを選択状態にし、決定キー7を押下する。
【0115】
そして、CPU10は、ラジオボタンM104によって例文検索が選択されていると判断すると(ステップA36;例文検索処理)、例文検索処理を行う為に、例文検索プログラム222を実行する。
【0116】
図14(b)は、例文検索処理が実行され、例文を表示画面W100に一覧表示している画面である。ジャンプ用指定単語記憶領域304に記憶されたジャンプ用指定単語が「&」で結合され、表示領域N102に表示されている。そして、例文検索処理において検索された例文が、一覧表示されている。また、例文が対応付けられている辞書DBの種別を表す辞書マークが表示されている。例えば、辞書マークM2は表示する例文が「英和大辞典DB」に対応付けられていることを示しており、同様に辞書マークM4は「英英辞典DB」を、辞書マークM6は「英和辞典DB」を表している。そして、辞書マークの横の表示領域N104には、その例文の出典見出語が表示され、その下の表示領域N106に例文が表示されている。例えば、一番上に表示されている例文において、出典見出語「care」と、例文「Take care! 気をつけて《別れの挨拶》」が表示されている。
【0117】
このように、例文検索処理によれば、複数語ジャンプ処理によって選択された複数の単語が含まれている例文を検索することができる。また、複数の辞書DBに対応付けられた例文を検索し、それらを一覧表示することができる。また、各々の例文が、どの辞書データに対応付けられているかを示す辞書マークを表示することにより、利便性を向上させることができる。
【0118】
[2.3 成句検索処理]
次に、成句検索処理について説明する。複数語ジャンプ処理において、ジャンプウィンドウを表示し、成句検索が選択されると(図10;ステップA36;成句検索)、CPU10は、ジャンプ用指定単語格納領域304の単語を空白で結合し、ジャンプ語格納領域306に記憶する(ステップA40)。そして、CPU10は、成句検索プログラム224に従って、成句検索処理を実行する。
【0119】
例えば、ジャンプ用指定単語格納領域304に、「take」と、「care」とが記憶されている場合に、CPU10は、ジャンプ語格納領域306に「take care」を記憶する。
【0120】
図15は、成句検索処理に係る電子辞書1の動作を説明するためのフローチャートである。この成句検索処理は、CPU10がROM20の成句検索プログラム224を実行することによって実現される処理である。
【0121】
まず、CPU10は、ジャンプ語格納領域306に記憶されたジャンプ語に適合する共通成句見出語を、成句見出語対応テーブル212から検索する(ステップC10)。具体的には、ジャンプ語格納領域306に記憶されたジャンプ語に一致する或いは入力文字から始まる共通成句見出語を、成句見出語対応テーブル212の共通成句見出語から検索する。そして、検索した共通成句見出語から、成句見出語対応テーブル212に登録されている成句DB別見出語に基づいて、各成句辞書DBから成句見出語を読み出す(ステップC12)。
【0122】
次に、CPU10は、成句見出語が登録されている辞書DBを示す辞書マークと成句見出語とを一覧表示する(ステップC14)。そして、一覧表示された成句見出語の中から一の成句見出語が選択されると(ステップC16;Yes)、CPU10は、選択された成句見出語に対応する説明情報を、対応付けられた辞書DBから読み出して表示部50に表示する(ステップC18)。
【0123】
図16(a)は、ジャンプウィンドウJ200を表示した表示画面W200の一例を示した図である。複数語ジャンプ処理において、「take care」が選択された後に、決定キー7が押下され、ジャンプウィンドウJ200が表示された表示画面である(図10;ステップA34)。ここでは、ラジオボタンM200により、成句検索が選択されている。
【0124】
図16(b)は、成句見出語を一覧表示した表示画面W200の一例を表したものである。図16(a)において、成句検索が選択されると(図10;ステップA36、成句検索)、ジャンプ用指定単語格納領域304に記憶されている「take」と、「care」を空白で結合し、ジャンプ語格納領域306に「take care」として記憶する(図10;ステップA40)。そして、CPU10はジャンプ語格納領域に記憶された「take care」に適合する共通成句見出語を、成句見出語対応テーブル212から検索する。そして、検索された共通成句見出語「take care」に基づいて、一覧表示処理を行い、見出語一覧表示L200が表示されている。
【0125】
図17は、選択された成句に対応する説明情報を表示した表示画面W200の一例を表したものである。一覧表示された成句見出語の中から英和大辞典成句DB206dに対応付けられた成句見出語「take care」が選択されると(図15;ステップC16、Yes)、選択された成句見出語「take care」に対応する説明情報が、英和大辞典成句DB206dから読み出されて表示されている。
【0126】
このように、成句検索処理によれば、複数の語を選択してジャンプ処理を行った場合であっても、適切な成句の説明情報を表示させることが可能となる。また、ジャンプ元が複数の単語であっても、適切な成句見出語について表示をすることが可能となる。さらに、各成句辞書DBにおいて、成句見出語の表記が異なる場合であっても、一覧表示において、見出語を表示させることが可能となる。
【0127】
[2.4 複数辞書検索処理]
次に、複数辞書検索処理について説明する。複数語ジャンプ処理において、ジャンプウィンドウを表示し、複数辞書検索が選択されると(図10;ステップA36;複数辞書検索)、CPU10は、ジャンプ用指定単語格納領域の単語をそのまま結合し、ジャンプ語格納領域306に記憶する(ステップA44)。そして、CPU10は、複数辞書検索プログラム226に従って、複数辞書検索処理を実行する。
【0128】
図18は、複数辞書検索処理に係る電子辞書1の動作を説明するためのフローチャートである。この複数辞書検索処理は、CPU10がROM20の複数辞書検索プログラム226を実行することによって実現される処理である。
【0129】
例えば、ジャンプ用指定単語格納領域304に「united」と、「states」とが記憶されている場合に、CPU10は、ジャンプ語格納領域306に「unitedstates」と記憶する。
【0130】
まず、CPU10は、ジャンプ語格納領域306に記憶されたジャンプ語に適合する共通見出語を、見出語対応テーブル210から検索する(ステップD10)。具体的には、ジャンプ語格納領域306に記憶されたジャンプ語に一致する或いは入力文字から始まる共通見出語を、見出語対応テーブル210の共通見出語から検索する。そして、検索した共通見出語から、見出語対応テーブル210に登録されている辞書DB別見出語に基づいて、各辞書DBから見出語を読み出す(ステップD12)。
【0131】
次に、CPU10は、見出語が登録されている辞書DBを示す辞書マークと見出語とを一覧表示する(ステップD14)。そして、一覧表示された見出語の中から一の見出語が選択されると(ステップD16;Yes)、CPU10は、選択された見出語に対応する説明情報を、対応付けられた辞書DBから読み出して表示部50に表示する(ステップD18)。
【0132】
例えば、選択された見出語が、英和辞典DB204aと対応付けて記憶されているとすると、CPU10は、選択された見出語に適合する見出語を、英和辞典DB204aから抽出し、それに対応する説明情報を読み出す。そして、読み出した説明情報を表示部50に表示する(ステップD18)。
【0133】
ここで、図19〜図20を参照して、複数辞書検索処理について具体的に見ていくこととする。
【0134】
図19(a)は、和英辞典DB202の見出語「がっしゅうこく」の説明情報が表示画面W300に表示された画面の一例である。CPU10は、入力文字として「がっしゅうこく」が入力されると、入力文字に対応する説明情報を表示画面W300に表示する(図10;ステップA10〜A20)。また、反転表示M300は、複数語ジャンプ処理において、「united states」と複数の単語が選択され、選択状態を示すために反転表示が行われている。従って、決定キー7が押下されることにより、ジャンプ用指定単語格納領域304に「united」と「states」が記憶される。
【0135】
図19(b)は、ジャンプウィンドウJ300が表示され、複数辞書検索が選択されたときの表示画面W300の一例である。CPU10は、ジャンプ先の辞書DBを表示したジャンプウィンドウJ300を表示し(図10;ステップA34)、ジャンプ先が選択されるのを待機する。そして、ラジオボタンM302によって、複数辞書検索が選択されると、ジャンプ用指定単語格納領域304に記憶された「united」と「states」をそのまま結合し、ジャンプ語格納領域306に記憶する。そして、CPU10は、複数辞書検索処理を実行する。
【0136】
図20(a)は、「unitedstates」に基づいて、各辞書DBの見出語を一覧表示した表示画面W300の一例である。CPU10は、ジャンプ語格納領域306に記憶された「unitedstates」に基づいて、見出語候補一覧表示処理を行い、見出語候補一覧表示L300が表示されている。
【0137】
図20(b)は、英和辞典DB204aに記憶されている見出語「United sates (of America)」が選択され、対応する説明情報を表示した表示画面W300の一例である。
【0138】
このように、複数辞書検索処理に基づくと、各辞書DBの見出語を一覧表示させることができる。また、複数単語が指定された場合であっても、選択された複数単語を1語に結合し、適合する見出語を検索することができる。
【0139】
さらに、各辞書DBにおいて、見出語の表記が異なる場合であっても、一覧表示において、見出語を表示させることが可能となる。
【0140】
[3. 本発明の情報表示制御装置を適用可能な装置の変形例]
上述した実施の形態では、電子辞典、電子事典などを含む電子辞書を適用例として説明したが、本発明の情報表示制御装置は、このような製品に限定されるものではなく、携帯電話、パソコン、電子時計、PDA(Personal Digital Assistants)などの電子機器全般に適用可能である。
【0141】
[3.1 複数語ではなく一語のみが選択された場合]
上述した実施の形態においては、複数の単語を選択し、その選択された複数の単語に基づく場合を詳細に説明したが、選択された単語が単数であっても、同様にジャンプ処理を実行することが可能である。以下、図を用いて説明する。
【0142】
図21(a)は、入力文字として「せわする」が入力され、適合する説明情報を和英辞典DB202から抽出し、説明情報を表示した画面である(図10;ステップA10〜A20)。
【0143】
ここで、複数語ジャンプキー15が押下されると(図10;ステップA22;Yes)、ジャンプ用指定単語を選択する処理に移行する。ここで、方向キーが押下されることにより、カーソルが移動し、「take」が選択される。この状態で、シフトキー17が押下されずに(図10;ステップA26;No)、決定キー7が押下されると(ステップA30;Yes)、CPU10は、選択されている単語「take」を、ジャンプ用指定単語格納領域304に記憶する(図10;ステップA32)。具体的には、選択されている単語「take」が、ジャンプ用指定単語格納領域304の第1単語記憶領域に記憶される。
【0144】
図21(b)は、表示画面W400に、ジャンプウィンドウJ400を表示した画面の一例を表すものである。
【0145】
CPU10は、ジャンプウィンドウを表示画面W400に表示する(図10;ステップA34)。ここで、複数辞書検索処理が選択されると(図10;ステップA36、複数辞書検索)、ジャンプ用指定単語記憶領域308に記憶されている単語をそのまま結合し、ジャンプ語格納領域306に記憶させる(図10;ステップA44)。具体的には、ジャンプ用指定単語格納領域304には「take」のみが記憶されているので、CPU10は、「take」をジャンプ語として、そのままジャンプ語格納領域306に記憶する。
【0146】
図22(a)は、見出語が一覧表示された表示画面W400の一例を示すものである。CPU10は、ジャンプ語格納領域306に記憶されたジャンプ語に適合する共通見出語を、見出語対応テーブル210から検索する。そして、共通見出語「take」に基づいて、一覧表示処理を行い、見出語一覧表示L400を表示する。
【0147】
また、図22(b)は、一覧表示において、英和辞典DB204aに対応付けられた「take」が選択され、対応する説明情報を表示した表示画面W400の一例である。
【0148】
このように、本実施形態の処理においては、単数の単語を指定した場合であっても、同様の処理で適切な説明情報、例文等を表示させることが可能である。
【0149】
[3.2 クライアント/サーバモデルへの適用]
上述した実施の形態では電子辞書1を、単体で動作する所謂スタンドアローン型の装置として説明した。しかし、本発明が適用可能な装置はこれに限られるものではない。通信装置を内蔵或いは接続可能に構成し、サーバと通信することによって本発明に係る装置を実現することも可能である。図面を参照して具体的に説明する。
【0150】
図23は、通信装置を内蔵した電子辞書端末600と、サーバ700とが通信回線Nを介して通信可能に接続されたシステム構成の概略例を示す図である。サーバ700は、例えば汎用のワークステーションやサーバ用コンピュータ等によって構成されるものであり、電子辞書端末600は、携帯電話機や、通信装置を内蔵したパソコン、通信装置を内蔵した電子辞書等により構成されるものである。通信回線Nは、有線/無線の電話網やインターネット網等である。
【0151】
図23において、上述した実施の形態の電子辞書1の主要機能を有する機能ブロックを太線で示した。電子辞書1のCPU10が実行する説明情報表示処理等はサーバ700のCPU702が実行する。また電子辞書1のROM20が記憶する英和辞典DBや複数語ジャンププログラム等はサーバ700の、ハードディスク等から構成される記憶部714が記憶する。また、説明情報表示処理等の実行に伴うデータはサーバ700のRAM712が記憶する。
【0152】
一方、電子辞書1の入力部40及び表示部50はそれぞれ、電子辞書端末600の入力部604及び表示部606に相当する。
【0153】
すなわち、サーバ700がホスト(或いはサーバ)、電子辞書端末600が端末(或いはクライアント)に相当するホスト・端末のシステム(或いはクライアント/サーバ型のシステム)を形成する。そして、電子辞書端末600の入力部604から入力された入力文字等が通信装置608を介してサーバ700に送信され、サーバ700のCPU702が記憶部714に記憶された各種データ及び各種プログラムに従って複数語ジャンプ処理等を実行し、処理結果を通信装置608を通じて電子辞書端末600に送信して表示部606に表示させる。このように、サーバ700及び電子辞書端末600から構成されるシステムで、本発明を実現することも可能である。この場合、電子辞書端末600においては、英和辞典DBや複数語ジャンププログラム等を記憶しておく必要がなく、また説明情報表示処理等を実行する必要もない。このため、演算処理能力が比較的低いCPU602や、記憶容量等が比較的小さいROM610等を具備する電子辞書端末600(例えば携帯電話)であってもよい。
【0154】
【発明の効果】
請求項1又は13に記載の発明によれば、説明情報の中から複数の単語を選択することができ、選択した複数の単語に基づいて見出語を検索することができる。従って、複数の語からなる見出語や、成句等の説明情報を適切に表示するといったことを実現できる。
【0155】
請求項2に記載の発明によれば、所定の検索条件によって作成される検索語を、表示することが可能となる。従って、どの様な検索条件で検索されたかを容易に把握することができるようになる。
【0156】
請求項3に記載の発明によれば、選択した複数の単語を連結した文字列に適合する見出語を検索することが可能となる。従って、複数の語からなる見出語について、検索することができるようになる。
【0157】
請求項4に記載の発明によれば、複数種類の集合情報の中から見出語を検索することが可能となる。従って、選択した複数の単語に基づき、横断的に集合情報を検索することができるようになる。
【0158】
請求項5に記載の発明によれば、見出語とともに、当該見出語が属する識別子を合わせて表示することが可能となる。従って、見出語が、どの説明情報に属しているかを容易に把握することが可能となり、適切な見出語を選択することができるようになる。
【0159】
請求項6に記載の発明によれば、選択手段により選択された複数の単語を含む例文を検索することが可能となる。
【0160】
請求項7又は14に記載の発明によれば、表示された説明情報の中から複数の単語が選択され、その選択された単語を含む例文を表示することが可能となる。従って、例文検索において、指定した単語全てを含む例文を検索することができるようになる。
【0161】
請求項8に記載の発明によれば、例文が記憶された集合情報の種類に関わらず、複数の単語を含む例文を検索することが可能となる。従って、選択された複数の単語から、各集合情報に基づく例文を検索することができるようになる。
【0162】
請求項9に記載の発明によれば、検索された例文とともに、当該例文が区分された集合情報の種類を表す識別子を表示することができる。従って、どの集合情報に従った例文であるかを容易に把握することができるようになる。
【0163】
請求項10に記載の発明によれば、複数の単語を選択する際に、所定の範囲操作で容易に単語を選択することができる。
【0164】
請求項11又は15に記載の発明によれば、送信した説明情報の中に含まれる複数の単語を受信し、受信した複数の単語に基づいて見出語を検索することができる。従って、複数の語からなる見出語や、成句等の説明情報を送信することができるようになる。
【0165】
請求項12又は16に記載の発明によれば、送信した説明情報の中ぬ含まれる複数の単語が受信し、受信した単語を含む例文を送信することができる。従って、例文検索において、指定した単語全てを含む例文を送信することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した電子辞書及び入力部の一例を示す図である。
【図2】本実施の形態における電子辞書のブロック図を示す図である。
【図3】本実施の形態における(a)和英辞典DB、(b)英和辞典DBのデータ構成の一例を示す図である。
【図4】本実施の形態における(a)英和大辞典DB、(b)英英辞典DBのデータ構成の一例を示す図である。
【図5】本実施の形態における(a)英和辞典例文DB、(b)英和大辞典例文DB、(c)英英辞典例文DBのデータ構成の一例を示す図である。
【図6】本実施の形態における(a)英和辞典単語テーブル、(b)英和大辞典単語例文テーブル、(c)英英辞典単語例文テーブルのデータ構成の一例を示す図である。
【図7】本実施の形態における(a)英和辞典成句DB、(b)英和大辞典成句DB、(c)英英辞典成句DBのデータ構成の一例を示す図である。
【図8】本実施の形態における(a)見出語対応テーブル、(b)成句見出語対応テーブルのデータ構成の一例を示す図である。
【図9】本実施の形態における(a)ジャンプ用指定単語格納領域、(b)例文番号格納領域のデータ構成の一例を示す図である。
【図10】複数語ジャンプ処理のフローチャートを示す図である。
【図11】例文検索処理のフローチャートを示す図である。
【図12】例文検索処理における、表示画面の遷移の一例を示す図である。
【図13】例文検索処理における、表示画面の遷移の一例を示す図である。
【図14】例文検索処理における、表示画面の遷移の一例を示す図である。
【図15】成句検索処理のフローチャートを示す図である。
【図16】成句検索処理における、表示画面の遷移の一例を示す図である。
【図17】成句検索処理における、表示画面の遷移の一例を示す図である。
【図18】複数辞書検索処理のフローチャートを示す図である。
【図19】複数辞書検索処理における、表示画面の遷移の一例を示す図である。
【図20】複数辞書検索処理における、表示画面の遷移の一例を示す図である。
【図21】複数辞書検索処理における、表示画面の遷移の一例を示す図である。
【図22】複数辞書検索処理における、表示画面の遷移の一例を示す図である。
【図23】本実施の形態の変形例におけるブロック図の一例を示す図である。
【図24】見出語一覧表示処理における、表示画面の遷移の一例を示す図である。
【図25】従来技術における画面の遷移の一例を示す図である。
【図26】従来技術における画面の遷移の一例を示す図である。
【図27】従来技術における画面の遷移の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 電子辞書
10 CPU
20 ROM
202 和英辞典DB
204a 英和辞典DB
206a 英和大辞典DB
208a 英英辞典DB
204b 英和辞典例文DB
206b 英和大辞典例文DB
208b 英英辞典例文DB
204c 英和辞典単語例文テーブル
206c 英和大辞典単語例文テーブル
208c 英英辞典単語例文テーブル
204d 英和辞典成句DB
206d 英和大辞典成句DB
208d 英英辞典成句DB
210 見出語対応テーブル
212 成句見出語対応テーブル
220 複数語ジャンププログラム
222 例文検索プログラム
224 成句検索プログラム
226 複数辞書検索プログラム
30 RAM
302 入力文字格納領域
304 ジャンプ用指定単語格納領域
306 ジャンプ語格納領域
308 例文番号格納領域
40 入力部
50 表示部
60 バス
3 ディスプレイ
5 キー群
7 決定キー
9 上下方向キー
11 左右方向キー
13 ジャンプキー
15 複数単語ジャンプキー
17 シフトキー

Claims (16)

  1. 見出語と当該見出語の説明情報とが対応付けられた情報を集合した集合情報を記憶した記憶手段と、
    前記説明情報を表示する制御を行う説明情報表示制御手段と、
    この説明情報表示制御手段によって表示された説明情報の中から、複数の単語を選択する選択手段と、
    前記集合情報に含まれる見出語の中から、前記選択手段により選択された複数の単語を用いた所定の検索条件に適合する見出語を検索する検索手段と、
    この検索手段により検索された見出語を表示する制御を行う表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報表示制御装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記選択された複数の単語を用いた前記所定の検索条件によって作成される検索語を表示する検索語表示手段を有することを特徴とする請求項1に記載の情報表示制御装置。
  3. 前記検索手段は、前記所定の検索条件として、前記選択手段により選択された複数の単語を連結し、この連結した文字列に適合する見出語を前記集合情報の中から検索する連結検索手段を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報表示制御装置。
  4. 前記記憶手段は複数種類の集合情報を記憶した手段であり、
    前記検索手段は、前記記憶手段に記憶された、前記複数の集合情報の中から前記連結した文字列に適合する見出語を検索する手段である、
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報表示制御装置。
  5. 前記表示制御手段は、前記検索手段により検索された各見出語について、当該見出語が属する集合情報の種類を表す識別子を当該見出語に対応付けて表示する識別子表示手段を有することを特徴とする請求項4に記載の情報表示制御装置。
  6. 複数の例文を記憶した例文記憶手段と、
    前記選択手段により選択された複数の単語を含む例文を、前記例文記憶手段に記憶された例文から検索する例文検索手段と、
    この例文検索手段により検索された例文を表示する制御を行う例文表示制御手段と、
    を更に備えることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の情報表示制御装置。
  7. 見出語と当該見出語の説明情報とが対応付けられた情報を集合した集合情報を記憶した記憶手段と、
    複数の例文を記憶した例文記憶手段と、
    前記説明情報を表示する制御を行う説明情報表示制御手段と、
    この説明情報表示制御手段によって表示された説明情報の中から、複数の単語を選択する選択手段と、
    この選択手段により選択された複数の単語を含む例文を、前記例文記憶手段に記憶された例文から検索する例文検索手段と、
    この例文検索手段により検索された例文を表示する制御を行う例文表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報表示制御装置。
  8. 前記記憶手段は複数種類の集合情報を記憶した手段であり、
    前記例文記憶手段は前記記憶手段に記憶された複数の集合情報の各種類毎に区分して例文を記憶する手段であり、
    前記例文検索手段は、前記説明情報表示制御手段により表示された説明情報が含まれる集合情報の種類に関わらず、前記選択手段により選択された複数の単語を含む例文を、前記例文記憶手段に複数の集合情報の各種類毎に区分して記憶された各例文の中から検索する手段である、
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載の情報表示制御装置。
  9. 前記例文表示制御手段は、前記例文検索手段により検索された各例文について、当該例文が区分された集合情報の種類を表す識別子を当該例文に対応付けて表示する識別子表示手段を有することを特徴とする請求項8に記載の情報表示制御装置。
  10. 前記選択手段は、所定の範囲指定操作入力により複数の単語を選択する操作選択手段を有することを特徴とする請求項1〜9の何れか一項に記載の情報表示制御装置。
  11. 所定の通信回線を介して利用者端末と接続されるサーバにおいて、
    見出語と当該見出語の説明情報とが対応付けられた情報を集合した集合情報を記憶した記憶手段と、
    前記説明情報を前記利用者端末に送信する説明情報送信手段と、
    この説明情報送信手段によって送信された説明情報の中から、複数の単語を前記利用者端末から受信する受信手段と、
    前記集合情報に含まれる見出語の中から、前記受信手段により受信された複数の単語を用いた所定の検索条件に適合する見出語を検索する検索手段と、
    この検索手段により検索された見出語を前記利用者端末に送信する見出語送信手段と、
    を備えることを特徴とするサーバ。
  12. 所定の通信回線を介して利用者端末と接続されるサーバにおいて、
    見出語と当該見出語の説明情報とが対応付けられた情報を集合した集合情報を記憶した記憶手段と、
    複数の例文を記憶した例文記憶手段と、
    前記説明情報を送信する説明情報送信手段と、
    この説明情報送信手段によって送信された説明情報の中から、複数の単語を前記利用者端末から受信する受信手段と、
    この受信手段により受信された複数の単語を含む例文を、前記例文記憶手段に記憶された例文から検索する例文検索手段と、
    この例文検索手段により検索された例文を前記利用者端末に送信する例文送信手段と、
    を備えることを特徴とするサーバ。
  13. コンピュータに、
    見出語と当該見出語の説明情報とが対応付けられた情報を集合した集合情報を記憶した記憶機能と、
    前記説明情報を表示する制御を行う説明情報表示制御機能と、
    この説明情報表示制御機能によって表示された説明情報の中から、複数の単語を選択する選択機能と、
    前記集合情報に含まれる見出語の中から、前記選択機能により選択された複数の単語を用いた所定の検索条件に適合する見出語を検索する検索機能と、
    この検索機能により検索された見出語を表示する制御を行う表示制御機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  14. コンピュータに、
    見出語と当該見出語の説明情報とが対応付けられた情報を集合した集合情報を記憶した記憶機能と、
    複数の例文を記憶した例文記憶機能と、
    前記説明情報を表示する制御を行う説明情報表示制御機能と、
    この説明情報表示制御機能によって表示された説明情報の中から、複数の単語を選択する選択機能と、
    この選択機能により選択された複数の単語を含む例文を、前記例文記憶機能に記憶された例文から検索する例文検索機能と、
    この例文検索機能により検索された例文を表示する制御を行う例文表示制御機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  15. 所定の通信回線を介して利用者端末と接続されるコンピュータに、
    見出語と当該見出語の説明情報とが対応付けられた情報を集合した集合情報を記憶した記憶機能と、
    前記説明情報を前記利用者端末に送信する説明情報送信機能と、
    この説明情報送信機能によって送信された説明情報の中から、複数の単語を前記利用者端末から受信する受信機能と、
    前記集合情報に含まれる見出語の中から、前記受信機能により受信された複数の単語を用いた所定の検索条件に適合する見出語を検索する検索機能と、
    この検索機能により検索された見出語を前記利用者端末に送信する見出語送信機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  16. 所定の通信回線を介して利用者端末と接続されるコンピュータに、
    見出語と当該見出語の説明情報とが対応付けられた情報を集合した集合情報を記憶した記憶機能と、
    複数の例文を記憶した例文記憶機能と、
    前記説明情報を送信する説明情報送信機能と、
    この説明情報送信機能によって送信された説明情報の中から、複数の単語を前記利用者端末から受信する受信機能と、
    この受信機能により受信された複数の単語を含む例文を、前記例文記憶機能に記憶された例文から検索する例文検索機能と、
    この例文検索機能により検索された例文を前記利用者端末に送信する例文送信機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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