JP2008071017A - 辞書機能を備えた電子装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 指定した単語の原形及び変化形を選択して、ジャンプ検索を行うことを可能にする。
【解決手段】 文字列表示中にジャンプモードキー23が押されると、文字列中の任意の単語が選択可能な状態となる。ここで選択した単語に原形や変化形が存在する場合、変化形DB43を参照して対応する原形及び変化形がリスト表示され、これらが選択可能な状態になる。ここで原形や変化形を選択すると、辞書DBから検索が行われ、その単語についての例文等が検索され、表示される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、見出し語とその関連情報を表示する辞書機能を備えた電子装置、及びプログラムに関する。
従来の辞書機能を備えた電子装置においては、見出し語に対する関連情報が表示されている際に、表示されている文字列の特定単語を直接指定することで、その単語そのもの、もしくはその単語の原形、及び最長一致で一致する単語などを、見出し語やその関連情報から検索して表示するジャンプ検索機能が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
特許第3793879号公報 特開2004−295613号公報
近年、様々な外国語の辞書機能を備えた電子装置が普及してきている。外国語には単語に変化形を持つものも多く、例えばドイツ語、フランス語、イタリア語、スペイン語などの動詞は原形に対して多くの変化形を持っており、状況に応じて様々に変化する。スペイン語には、動詞の変化形に、現在分詞、過去分詞と、直説法現在、直接法点過去、直説法線過去、直説法未来等のそれぞれに1人称、2人称、3人称の単数、複数とが存在している。それらの変化形を含む文字情報を参照できれば、その動詞についての理解が深まり、高い学習効果が期待できる。
しかし、従来のジャンプ検索機能では、指定した単語そのもの、もしくはその単語の原形については検索することができたが、その単語の別の変化形についての検索をすることはできず、別の変化形に関する情報を入手するには、その変化形の単語を入力し直して通常の検索機能を用いる必要があった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであって、表示された文字列中の単語の別の変化形の単語についても検索可能にすることを目的とする。
すなわち、本発明の請求項1に係る辞書機能を備えた電子装置は、表示手段と、見出し語と、該見出し語に関連した文字情報とを対応付けて記憶した辞書データ記憶手段と、前記辞書データ記憶手段に記憶された文字情報を、前記表示手段に表示させる第1の表示制御手段と、この第1の表示制御手段により前記表示手段に表示された文字情報から、任意の単語を指定する第1の指定手段と、この第1の指定手段により指定された単語の原形及び変化形を、前記表示手段にリスト表示させる第2の表示制御手段と、この第2の表示制御手段により前記表示手段に表示されたリスト表示から、1又は複数の単語を指定する第2の指定手段と、この第2の指定手段により指定された1又は複数の単語のうちいずれか一つ以上の単語を含む文字情報を、前記表示手段に表示させる第3の表示制御手段とを有することを特徴とする。
本発明の請求項2に係る辞書機能を備えた電子装置は、請求項1に係る電子装置において、前記文字情報が例文を含むことを特徴とする。
本発明の請求項3に係る辞書機能を備えた電子装置は、請求項1又は請求項2に係る電子装置において、前記第3の表示制御手段が、前記第2の指定手段により指定された1又は複数の単語のうちいずれか一つ以上の単語を含む文字情報が複数存在したとき、この文字情報を前記表示手段にリスト表示させることを特徴とする。
本発明の請求項4に係る辞書機能を備えた電子装置は、請求項1又は請求項2又は請求項3に係る電子装置において、前記第3の表示制御手段により前記表示手段に文字情報を表示する際に、前記第1の表示制御手段により前記表示手段に表示された元の文字情報も同時に表示することを特徴とする。
本発明の請求項5に係る辞書機能を備えた電子装置は、請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4に係る電子装置において、前記第1の指定手段により指定された任意の単語の、原形又は変化形を含む文字情報を、これら原形又は変化形を表示せずに前記表示手段に表示させる第4の表示制御手段を有することを特徴とする。
本発明の請求項6に係る辞書機能を備えた電子装置は、請求項1又は請求項2又は請求項3又は請求項4に係る電子装置において、前記第2の表示制御手段は、前記第1の指定手段により指定された単語の原形の類語及び該類語の変化形を前記表示手段にリスト表示させることを特徴とする。
本発明の辞書機能を備えた電子装置では、文字情報中の単語を指定するとその変化形がリスト表示されるので、ユーザーが簡単に変化形を選択してその変化形を含む文字情報を表示させることができる。
以下、本発明を実施形態に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係る電子辞書の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、電子辞書10は、文字の入力キー21やカーソルキー22、ジャンプモードキー23、決定キー24などを有する入力部20と、入力の読み込み、画面表示等の制御や辞書の検索処理等を実行するCPU30と、辞書処理のプログラムや辞書データを格納するROM40と、入力文字列や表示内容などの一時保存を行うRAM50と、入力文字列や検索結果などの表示を行う表示部60とからなる。
ROM40は、辞書実行プログラム41、辞書DB(データベース)42、変化形DB(データベース)43などからなり、辞書DB42は見出し語42a、各見出し語に対応した意味内容42b、例文42cなどのデータからなる。変化形DB43は、変化形を複数持つ単語の原形43aのデータと、各原形に対応した複数の変化形43bのデータからなる。
以下、図2のフローチャートを参照しながら、本発明に係る電子辞書の例文ジャンプ検索機能の一連の動作について説明する。
まず、ステップS1において、ユーザーの操作により見出し語とその例文を表示部60に表示させる。次に、ステップS2において、ユーザーが入力部20を用いてジャンプモードキー23を押すとジャンプモードとなり、表示部60に表示された見出し語が反転表示される。次に、ステップS3において、ユーザーが入力部20を用いてカーソルキー22を押して更に検索したい単語を反転表示させ、決定キー24を押すと、ステップS4に進む。
ステップS4では、ステップS3でユーザーが選択した単語(以下、選択単語)の原形と変化形が、変化形DB43から検索される。このとき、選択単語に対応した原形や変化形が変化形DB43に存在しないとき、ステップS16でその単語を含む見出し語や例文の検索を行う通常のジャンプ処理が行われる。
一方、選択単語に対応した原形や変化形が変化形DB43に存在するときは、ステップS6に進み、変化形非表示での例文検索を行うか否かの判定がされる。ここで、例文の変化形非表示とは、選択単語の原形又は変化形を含む例文を表示する際に、選択単語の原形又は変化形を表示しないことである。これにより、その例文内で選択単語がどのような変化形(原形)で存在するのが正しいのか、ユーザーが推測する必要が生じ、学習効果が見込まれる。
変化形非表示での例文検索を行うか否かの選択は、事前にユーザーが設定しておいても、ステップS6でユーザーが選択してもよい。変化形非表示での例文検索を行わない、すなわち変化形を表示して例文検索を行うと判定された場合、ステップS7に進み、選択単語の原形・変化形が表示部60にリスト表示され、リスト表示の最上段の原形部分が反転表示されてステップS8に進む。
ステップS8では、ユーザーが入力部20を用いてカーソルキー22を押して検索を行いたい原形又は任意の変化形を反転表示させ、決定キー24を押すと、ステップS9に進む。
ステップS9では、ユーザーにより入力部20から選択終了の操作が行われたか否かの判定がなされ、選択終了でないときは、ステップS8に戻って再度ユーザーが選択を行う。選択終了であれば、ステップS10に進み、ユーザーが選択した原形又は変化形の単語を含む例文が辞書DB42から検索され、該当する例文が存在するか否かが判定される。
該当する例文が存在しないときは、ステップS15において表示部60に「該当する例文が存在しません」と表示され、ステップS8に戻る。
該当する例文が存在したときは、ステップS11に進み、例文が1つか複数かが判定され、1つであればステップS14で例文とその訳が表示部60に表示され、処理を終了する。このとき、ステップS1で表示されていた元の例文と並べて表示されるようにすれば、ジャンプ前後の例文を容易に比較でき、学習効果が期待できる。
ステップS11において例文が1つではない、すなわち複数であると判定された場合、ステップS12で該当した例文が表示部60にリスト表示され、リスト表示の最上段の例文が反転表示される。
ステップS13でユーザーが入力部20を用いてカーソルキー22を押して参照したい例文を反転表示させ、決定キー24を押すと、ステップS14で表示部60に例文とその訳が表示され、処理が終了する。このとき、ステップS1で表示されていた元の例文が並べて表示されるようにしてもよい。
一方、ステップS6で変化形非表示での例文検索を行うと判定された場合、ステップS17に進み、選択単語の原形と全ての変化形について、いずれか1つ以上を含む例文が検索され、該当する例文が存在するか否かが判定される。
該当する例文が存在しないときは、ステップS23において表示部60に「該当する例文が存在しません」と表示され、処理が終了する。
該当する例文が存在したときは、ステップS18において例文が1つか複数かが判定され、例文が複数であると判定された場合、ステップS19で例文がリスト表示され、リスト表示の最上段の例文が反転表示される。このとき各例文内に存在する選択単語の原形及び変化形部分は、波線で置き換えられて表示される。
ステップS20に進み、ユーザーが入力部20を用いてカーソルキー22を押して参照したい例文を反転表示させ、決定キー24を押すと、ステップS21で表示部60に例文とその訳が表示される。このとき例文内に存在する選択単語の原形又は変化形は、波線で置き換えられて表示されたままである。
更にユーザーが決定キー24を押すと、ステップS22に進み、波線で表示されていた部分が例文内での本来の単語(選択単語の原形又は変化形)で表示され、処理を終了する。
なお、変化形非表示での例文検索においても、選択単語の原形及び変化形がリスト表示され、複数の原形又は変化形をユーザーが選択して該当する単語を含む例文が表示されてもよい。
以下、図3乃至図5の表示画面の例を参照しながら、本発明に係る具体的な動作例について説明する。なお、文中に括弧付きで、図2で対応するステップの番号を付した。第1の動作例は、変化形表示の例文検索であり、例文からジャンプする単語を選択した後、1つの変化形を選択し、その変化形に該当した例文が1つであった場合である。
図3(a)は、西和辞書(スペイン語/日本語辞書)を用いて、見出し語検索、例文検索等、何らかの操作により見出し語「vencer」に対する例文が表示された画面である(S1)。図3(a)においてユーザーがジャンプモードキー23を押すと、図3(b)のように「ジャンプ」と表示されてジャンプモードであることが示され、文頭の単語が反転表示される(S2)。
図3(b)においてユーザーがカーソルキー22を押して目的の単語「vencio」を反転表示させたものが図3(c)である。図3(c)においてユーザーが決定キー24を押すと(S3)、反転表示された単語の原形及び変化形が検索され(S4)、原形及び変化形が存在するか否かが判定される(S5)。本動作例では原形及び変化形が存在するので、次に変化形非表示の例文検索であるか否かが判定される(S6)。本動作例ではユーザーが変化形表示の例文検索を選択しているとする。そのとき反転表示されていた単語「vencio」の変化形が、原形「vencer」を含めて図3(d)のようにリスト表示され、最上段の単語が反転表示される(S7)。
ここで、図3(d)のリスト表示部の右上に表示された下向き矢印は、選択候補が画面外の下方向に存在することを意味し、候補Eの「vences」よりも下にスクロールできることを示している。上向き矢印が表示された場合も同様に、画面外上にスクロールできることを示す。
図3(d)においてユーザーがカーソルキー22を押して目的の単語を反転表示させたものが図3(e)である(S7)。図3(e)においてユーザーが決定キー24を押すと、そのとき反転表示されていた単語「vencido」が選択され(S8)、図3(f)のように、更に次の候補を選択する画面へと移る(S9)。
図3(f)において更にユーザーが決定キー24を押すと、単語の選択が終了し、選択された単語の原形又は変化形を含む例文が存在するか否かが判定される。(S10)。本動作例では該当する例文が存在するので、次に該当する例文が1つであるか否かが判定される(S11)。本動作例では該当する例文が1つなので、図3(g)のようにジャンプ前の元の例文と同時に、該当する例文がその語義とともに表示される(S14)。
以上のように、第1の動作例は、図2のフローチャートを参照すると、START→S1→S2→S3→S4→S5→S6→S7→S8→S9→S10→S11→S14→ENDという流れになっている。
第1の動作例で示したように、例文を表示させて調べたい単語を指定すると、その単語の原形と変化形がリスト表示されるので、その単語がどのような原形・変化形を持つのか確認することができる。また、そのリスト表示から任意の単語を選択すると、その単語を含む例文が検索されてその意味とともに表示されるので、容易にその単語の用例について理解することができる。更に、この検索された例文と、最初に表示された例文を並べて表示することで、比較が容易にでき、学習効果が高まる。
以下、図4の表示画面の例を参照しながら、本発明に係る第2の動作例について説明する。なお、文中に括弧付きで図2で対応するステップの番号を付した。第2の動作例は、変化形表示の例文検索であり、例文からジャンプする単語を選択した後、複数の変化形を選択し、その変化形に該当した例文が複数であった場合である。
図4(a)は、図3(a)と同様、西和辞書を用いて、何らかの操作により見出し語「guitarra」に対する例文が表示された画面である(S1)。図4(a)においてユーザーがジャンプモードキー23を押すと、図4(b)のように「ジャンプ」と表示されてジャンプモードであることが示され、文頭の単語が反転表示される(S2)。
図4(b)においてユーザーがカーソルキー22を押して目的の単語を反転表示させたものが図4(c)である。図4(c)においてユーザーが決定キー24を押すと(S3)、反転表示された単語の原形及び変化形が検索され(S4)、原形及び変化形が存在するか否かが判定される(S5)。本動作例では原形及び変化形が存在するので、次に変化形非表示の例文検索であるか否かが判定される(S6)。本動作例ではユーザーが変化形表示の例文検索を選択しているとする。そのとき反転表示されていた単語「Toca」の変化形が、原形「tocar」を含めて図4(d)のようにリスト表示され、最上段の単語が反転表示される(S7)。
図4(d)においてユーザーがカーソルキー22を押して目的の単語を反転表示させ、決定キー24を押したものが図4(e)である(S8)。これにより反転表示されていた単語「tocado」が選択され、更に次の候補を選択することができる(S9)。
図4(e)においてユーザーが更にカーソルキー22を押して画面をスクロールさせて目的の単語「tocaban」を反転表示させ、決定キー24を押したものが図4(f)である(S8)。
ここで選択を終了するために、ユーザーがもう一度決定キー24を押すと(S9)、選択したそれぞれの単語について、その単語を含む例文が存在するか否かが判定される(S10)。本動作例では例文が存在するので、次に例文が1つであるか否かが判定される(S11)。本動作例では例文が複数存在するので、図4(g)のように、図4(e)、図4(f)でユーザーが選択した2つの変化形「tocado」「tocaban」のいずれかを含む例文がリスト表示され、最上段の例文が反転表示される(S12)。
図4(g)においてユーザーが最上段の例文を参照するために、そのまま決定キー24を押すと(S13)、図4(h)のように、ジャンプ前の元の例文と同時に、選ばれた例文がその語義とともに表示される(S14)。
以上のように、第2の動作例は、図2のフローチャートを参照すると、START→S1→S2→S3→S4→S5→S6→S7→S8→S9→S8→S9→S10→S11→S12→S13→S14→ENDという流れになっている。
第2の動作例で示したように、例文を表示させて調べたい単語を指定すると、その単語の原形と変化形がリスト表示されるので、その単語がどのような原形・変化形を持つのか確認することができる。また、そのリスト表示から任意の単語を複数選択でき、選択すると、その単語を含む例文がリスト表示されるので、それらの単語の用例について理解することができる。また、詳しく知りたい例文を選択すると、その訳が例文とともに表示されるので、容易にその例文の意味を理解することができる。更に、これらの検索された例文と、最初に表示された例文を並べて表示することで、比較が容易にでき、学習効果が高まる。
以下、図5の表示画面の例を参照しながら、本発明に係る第3の動作例について説明する。なお、文中に括弧付きで図2で対応するステップの番号を付した。第3の動作例は、変化形非表示の例文検索であり、例文からジャンプする単語を選択した後、その単語の原形及び変化形のいずれか1つ以上を含んだ例文が複数表示され、1つの例文を選択した場合である。
図5(a)は、図3(a)、図4(a)同様、西和辞書を用いて、何らかの操作により見出し語「tener」に対する例文が表示された画面である(S1)。図5(a)においてユーザーがジャンプモードキー23を押すと、図5(b)のように「ジャンプ」と表示されてジャンプモードであることが示され、文頭の単語が反転表示される(S2)。
図5(b)においてユーザーがカーソルキー22を押して目的の単語を反転表示させたものが図5(c)である。図5(c)においてユーザーが決定キー24を押すと(S3)、反転表示された単語の原形及び変化形が検索され(S4)、原形及び変化形が存在するか否かが判定される(S5)。このとき原形及び変化形が存在するので、次に変化形非表示の例文検索であるか否かが判定される(S6)。本動作例ではユーザーが変化形非表示の例文検索を選択しているとする。そのとき反転表示されていた単語「tienes」の原形又は変化形を含む例文が検索される(S17)。本動作例では例文が存在しているので、次に例文が1つであるかどうかの判定がされ(S18)、例文が複数存在しているので、図5(d)のようにリスト表示され、最上段の例文が反転表示される(S19)。ここで、「tienes」の原形「tener」が見出し語として表示され、各例文内に存在する「tener」の原形又は変化形部分は、波線の表示に置き換えられている。
このとき、S17で「tienes」の原形又は変化形を含む例文がすべて検索されるのではなく、S7→S8→S9→S10の過程のように、原形と変化形のリストを表示させ、ユーザーが選択した単語についてのみ例文検索を行うようにしてもよい。
図5(d)においてユーザーがカーソルキー22を押して目的の例文を反転表示させたものが図5(e)である。図5(e)においてユーザーが決定キー24を押すと(S20)、図5(f)のように、そのとき反転表示されていた例文とその語義が、ジャンプ前の元の例文と同時に表示される(S21)。ここでも例文内に存在する「tener」の原形又は変化形部分は波線の表示に置き換えられたままである。
図5(f)においてユーザーが決定キー24を押すと、例文内の波線表示が「Tengo」と、この例文に適した変化形で表示される(S22)。
以上のように、第3の動作例は、図2のフローチャートを参照すると、START→S1→S2→S3→S4→S5→S6→S17→S18→S19→S20→S21→S22→ENDという流れになっている。
第3の動作例で示したように、例文を表示させて調べたい単語を指定すると、指定単語の原形と変化形を含む例文が検索されて、指定単語の部分は波線で置き換えられてリスト表示されるので、どの原形・変化形が適するのか推測する必要が生じ、学習効果が期待できる。また、詳しく知りたい例文を選択すると、その訳が例文とともに表示されるので、波線にどの原形・変化形が適合するのかを推測するヒントとなり、学習効果が期待できる。また、決定キーを押すことで、例文内の指定単語が例文に適した原形又は変化形で表示され、ユーザーが推測した形との答え合わせができる。更に、これらの検索された例文と、最初に表示された例文を並べて表示することで、比較が容易にでき、学習効果が高まる。
なお、本実施形態では指定単語の原形と変化形のみを検索対象としたが、ROM40に類語のデータを参照できるデータベースを備え、指定単語の類語についても原形と変化形を検索できるようにしてもよい。そして各類語について原形・変化形をそれぞれ表示し、必要に応じてタブ等を設け、タブの切り替えで各類語の表示を切り替えてもよい。
また、本実施形態では単語や例文の選択状態を表すのに反転表示を例に出したが、代わりに書体を変える、点滅表示、着色表示、又はアンダーライン等でもよい。
また、本実施形態では文字情報として例文を例に出したが、代わりに見出し語、成句、訳、又は解説等、辞書データに記憶された文字情報であればよい。
また、本実施形態では電子辞書を適用例として説明したが、このような製品に限定されるものではなく、本実施形態に係る構成のうちROM40に含まれている辞書DB42に対応するデータや変化形DB43に対応するデータを有し、本実施形態に係る動作を機能させるプログラムを備えれば、携帯電話、パソコン、電子時計、PDA等の電子機器全般に適用可能である。
本発明の実施の形態に係る電子辞書の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る電子辞書の使用状態の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る電子辞書の第1の操作例を示す画面表示である。 本発明の実施の形態に係る電子辞書の第2の操作例を示す画面表示である。 本発明の実施の形態に係る電子辞書の第3の操作例を示す画面表示である。
符号の説明
10 電子辞書
20 入力部(入力手段)
21 入力キー
22 カーソルキー
23 ジャンプモードキー
24 決定キー
30 CPU
40 ROM
41 辞書実行プログラム
42 辞書DB(辞書データ記憶手段)
42a 見出し語
42b 意味内容
42c 例文
43 変化形DB
43a 原形
43b 変化形
50 RAM
60 表示部(表示手段)

Claims (7)

  1. 表示手段と、
    見出し語と、該見出し語に関連した文字情報とを対応付けて記憶した辞書データ記憶手段と、
    前記辞書データ記憶手段に記憶された文字情報を、前記表示手段に表示させる第1の表示制御手段と、
    この第1の表示制御手段により前記表示手段に表示された文字情報から、任意の単語を指定する第1の指定手段と、
    この第1の指定手段により指定された単語の原形及び変化形を、前記表示手段にリスト表示させる第2の表示制御手段と、
    この第2の表示制御手段により前記表示手段に表示されたリスト表示から、1又は複数の単語を指定する第2の指定手段と、
    この第2の指定手段により指定された1又は複数の単語のうちいずれか一つ以上の単語を含む文字情報を、前記表示手段に表示させる第3の表示制御手段とを有することを特徴とする辞書機能を備えた電子装置。
  2. 前記文字情報は、例文を含むことを特徴とする請求項1記載の辞書機能を備えた電子装置。
  3. 前記第3の表示制御手段は、
    前記第2の指定手段により指定された1又は複数の単語のうちいずれか一つ以上の単語を含む文字情報が複数存在したとき、この文字情報を前記表示手段にリスト表示させることを特徴とする請求項1乃至2記載の辞書機能を備えた電子装置。
  4. 前記第3の表示制御手段により前記表示手段に文字情報を表示する際に、前記第1の表示制御手段により前記表示手段に表示された元の文字情報も同時に表示することを特徴とする請求項1乃至3記載の辞書機能を備えた電子装置。
  5. 前記第1の指定手段により指定された任意の単語の原形又は変化形を含む文字情報を、これら原形又は変化形を表示せずに前記表示手段に表示させる第4の表示制御手段を有することを特徴とする請求項1乃至4記載の辞書機能を備えた電子装置。
  6. 前記第2の表示制御手段は、前記第1の指定手段により指定された単語の原形の類語及び該類語の変化形を前記表示手段にリスト表示させることを特徴とする請求項1乃至4記載の辞書機能を備えた電子装置。
  7. コンピュータを、
    見出し語と、該見出し語に関連した文字情報とを対応付けて記憶した辞書データ記憶手段、
    前記辞書データ記憶手段に記憶された文字情報を表示部に表示させる第1の表示制御手段、
    この第1の表示制御手段により前記表示部に表示された文字情報から、任意の単語を指定する第1の指定手段、
    この第1の指定手段により指定された単語の原形及び変化形を前記表示部にリスト表示させる第2の表示制御手段、
    この第2の表示制御手段により前記表示部に表示されたリスト表示から、1又は複数の単語を指定する第2の指定手段、
    この第2の指定手段により指定された1又は複数の単語のうちいずれか一つ以上の単語を含む文字情報を、前記表示部に表示させる第3の表示制御手段として機能させるためのプログラム。
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