JP2011034261A - 電子機器及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】従来と比較してテキストデータ内の単語について、説明情報を容易に検索する。
【解決手段】電子辞書1は、表示部40と、見出し語と説明情報とを対応付けた1つ以上の見出し語情報からなる辞書データベース820を記憶するフラッシュROM80と、テキストデータ830を読み込むインターフェース50と、ユーザ選択のテキストデータ830から複数の単語を検索対象単語として抽出するCPU20とを備える。CPU20は、辞書データベース820に含まれる見出し語のうち、検索対象単語に対応する見出し語の説明情報を、当該辞書データベース820から検索して表示部40に表示させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子機器及びプログラムに関する。
従来、電子辞書などの電子機器においては、小説などの読み物のテキストデータを外部から取り込んで表示できるようになっている。
更に、近年の電子機器では、ユーザがこのようなテキストデータを閲覧する際に、いわゆるジャンプ検索機能を利用して、テキストデータ中の単語の意味を辞書コンテンツ内から検索できるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−134585号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術では、テキストデータに含まれる複数の単語について辞書検索を行う場合に、テキストデータの表示状態から一つ一つの単語について別々にジャンプ検索を行う必要があり、操作に手間がかかってしまう。
本発明の課題は、従来と比較してテキストデータ内の単語について、説明情報を容易に検索することのできる電子機器及びプログラムを提供することである。
請求項1記載の発明は、電子機器において、
表示手段と、
見出し語と説明情報とを対応付けた1つ以上の見出し語情報からなる辞書情報を記憶する辞書情報記憶手段と、
テキストデータを読み込むテキストデータ読み込み手段と、
ユーザ選択のテキストデータから複数の単語を検索対象単語として抽出する単語抽出手段と、
前記辞書情報に含まれる見出し語のうち、前記検索対象単語に対応する見出し語の説明情報を、当該辞書情報から検索して前記表示手段に表示させる説明情報表示制御手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の電子機器において、
前記単語抽出手段は、前記ユーザ選択のテキストデータの全体から前記検索対象単語として単語を抽出し、
前記説明情報表示制御手段は、
前記検索対象単語に対応する見出し語を一覧表示して何れかの見出し語をユーザ操作により選択させ、
選択された見出し語の説明情報を前記表示手段に表示させることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の電子機器において、
前記単語抽出手段は、
前記ユーザ選択のテキストデータから、予め設定された条件に合致する単語のみを前記検索対象単語として抽出することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項2または3記載の電子機器において、
前記説明情報表示制御手段は、
前記検索対象単語に対応する見出し語を、予め設定された順序で前記表示手段に一覧表示させることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項2〜4の何れか一項に記載の電子機器において、
前記説明情報表示制御手段は、
一覧表示された見出し語の何れかをインクリメンタルサーチによりユーザに選択させることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1記載の電子機器において、
前記単語抽出手段は、前記ユーザ選択のテキストデータからユーザ操作に応じた単語を抽出し、
前記説明情報表示制御手段は、
複数の前記検索対象単語の何れかをユーザ操作により順に選択させ、
選択された検索対象単語に対応する見出し語の説明情報を前記表示手段に表示させることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項6記載の電子機器において、
前記単語抽出手段は、
ユーザ操作によって指定された単語、または、指定されたテキストの範囲内の単語を前記検索対象単語として抽出することを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項6記載の電子機器において、
前記単語抽出手段は、
ユーザ操作によって指定されたテキストの範囲内の単語のうち、予め設定された条件に合致する単語のみを前記検索対象単語として抽出することを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項1〜8の何れか一項に記載の電子機器において、
前記説明情報表示制御手段は、
前記検索対象単語に対応する見出し語の説明情報と、この検索対象単語の含まれる部分の前記ユーザ選択のテキストデータとを併せて前記表示手段に表示させることを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項9記載の電子機器において、
前記説明情報表示制御手段は、
説明情報の表示された見出し語に対応する前記検索対象単語を、前記ユーザ選択のテキストデータ中で前記表示手段に識別表示させることを特徴とする。
請求項11記載の発明は、請求項1〜10の何れか一項に記載の電子機器において、
前記辞書情報記憶手段は、複数種類の前記辞書情報を記憶しており、
前記説明情報表示制御手段は、
ユーザ操作に応じて検索対象の辞書情報を切り替える辞書切替手段を有することを特徴とする。
請求項12記載の発明は、請求項1〜11の何れか一項に記載の電子機器において、
前記ユーザ選択のテキストデータは、
前記テキストデータ読み込み手段により読み込まれたテキストデータと、
前記辞書情報における説明情報のテキストデータとの何れかであることを特徴とする。
請求項13記載の発明は、プログラムにおいて、
表示手段を有するコンピュータに、
見出し語と説明情報とを対応付けた1つ以上の見出し語情報からなる辞書情報を記憶する辞書情報記憶機能と、
テキストデータを読み込むテキストデータ読み込み機能と、
ユーザ選択のテキストデータから複数の単語を検索対象単語として抽出する単語抽出機能と、
前記辞書情報に含まれる見出し語のうち、前記検索対象単語に対応する見出し語の説明情報を、当該辞書情報から検索して前記表示手段に表示させる説明情報表示制御機能と、
を実現させることを特徴とする。
本発明によれば、ユーザ選択のテキストデータから複数の単語が検索対象単語として抽出され、辞書情報に含まれる見出し語のうち、検索対象単語に対応する見出し語の説明情報が当該辞書情報から検索されて表示されるので、テキストデータの表示状態から一つ一つの単語について別々にジャンプ検索を行う従来の場合と異なり、検索したい単語をまとめて抽出した後、説明情報を検索して表示させることができる。従って、従来と比較してテキストデータ内の単語について、説明情報を容易に検索することができる。また、テキストデータ内の単語について予習をしてから当該テキストデータを読むことができる。
電子辞書の概観を示す平面図である。 電子辞書の内部構成を示すブロック図である。 辞書データベースのデータ構造を示す図である。 単語リスト記憶領域及び解析テキスト単語リストのデータ構造を示す図である。 情報表示処理を示すフローチャートである。 情報表示処理におけるテキスト解析処理を示すフローチャートである。 情報表示処理を示すフローチャートである。 表示部の表示内容を示す図である。 日本語のテキストデータに対するテキスト解析処理を説明するための図である。 表示部の表示内容を示す図である。 表示部の表示内容を示す図である。 表示部の表示内容を示す図である。 表示部の表示内容を示す図である。 表示部の表示内容を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る電子機器を電子辞書に適用した場合の実施形態について詳細に説明する。
[外観構成]
図1は、電子辞書1の平面図である。
この図に示すように、電子辞書1は、メインディスプレイ10、サブディスプレイ11及びキー群2を備えている。
メインディスプレイ10及びサブディスプレイ11は、ユーザによるキー群2の操作に応じた文字や符号等、各種データを表示する部分であり、LCD(Liquid Crystal Display)やELD(Electronic Luminescence Display)等によって構成されている。なお、本実施の形態におけるメインディスプレイ10及びサブディスプレイ11は、いわゆるタッチパネル31(図2参照)と一体的に形成されており、手書き入力等の操作を受け付け可能となっている。
キー群2は、ユーザから電子辞書1を操作するための操作を受ける各種キーを有している。具体的には、キー群2は、訳/決定キー2bと、文字キー2cと、辞書選択キー2dと、カーソルキー2eと、シフトキー2fと、戻るキー2gと、ヒストリキー2hと、ジャンプキー2i等とを有している。
訳/決定キー2bは、検索の実行や、見出語の決定等に使用されるキーである。文字キー2cは、ユーザによる文字の入力等に使用されるキーであり、本実施の形態においては“A”〜“Z”キーを備えている。辞書選択キー2dは、後述の辞書データベース820,…(図2参照)の選択に使用されるキーである。
カーソルキー2eは、画面内の反転表示位置、つまりカーソル位置の移動等に使用されるキーであり、本実施の形態においては上下左右の方向を指定可能となっている。シフトキー2fは、日本語の単語を検索対象に設定するとき等に使用されるキーである。戻るキー2gは、前回表示した画面に戻るとき等に使用されるキーである。ヒストリキー2hは、後述のヒストリテーブル85に格納されたヒストリ見出語を表示させるためのキーである。ジャンプキー2iは、ジャンプ機能を起動するときに使用されるキーである。なお、本実施形態におけるジャンプ機能とは、いわゆるスーパージャンプ機能であり、表示されているテキスト中の単語をユーザが選択すると、その単語に対応する見出語がジャンプ先の辞書で検索される機能のことである。
[内部構成]
続いて、電子辞書1の内部構造について説明する。図2は、電子辞書1の内部構成を示すブロック図である。
この図に示すように、電子辞書1は、表示部40、入力部30、インターフェース50、CPU(Central Processing Unit)20、フラッシュROM(Read Only Memory)80、RAM(Random Access Memory)90を備え、各部はバス100で相互にデータ通信可能に接続されて構成されている。
表示部40は、上述のメインディスプレイ10及びサブディスプレイ11を備えており、CPU20から入力される表示信号に基づいて各種情報をメインディスプレイ10やサブディスプレイ11に表示するようになっている。
入力部30は、上述のキー群2やタッチパネル31を備えており、押下されたキーやタッチパネル31の位置に対応する信号をCPU20に出力するようになっている。
インターフェース50は、図示しない外部機器に接続するための接続端子であり、本実施の形態においては、インターネット上のサーバ(図示せず)からテキストデータを受信することができるようになっている。
CPU20は、入力される指示に応じて所定のプログラムに基づいた処理を実行し、各機能部への指示やデータの転送等を行い、電子辞書1を統括的に制御するようになっている。具体的には、CPU20は、入力部30から入力される操作信号等に応じてフラッシュROM80に格納された各種プログラムを読み出し、当該プログラムに従って処理を実行する。そして、CPU20は、処理結果をRAM90やフラッシュROM80に保存するとともに、当該処理結果を表示部40に適宜出力させる。
フラッシュROM80は、電子辞書1の各種機能を実現するためのプログラムやデータを記憶するメモリである。本実施の形態においては、フラッシュROM80は、本発明に係る情報表示プログラム81と、辞書データベース群82と、テキスト群83と、解析テキスト単語リスト群84と、ヒストリテーブル85等とを記憶している。
情報表示プログラム81は、後述の情報表示処理(図5〜図7参照)をCPU20に実行させるためのプログラムである。
辞書データベース群82は、複数種類の辞書データベース820,…を有しており、本実施の形態においては、「G英和辞典」の辞書データベース820aや、「英和活用辞典」の辞書データベース820b、「リー○ース英和辞典」の辞書データベース820c等を有している。これら辞書データベース820,…には、例えば図3に1例を示すように、見出し語情報が複数格納されており、各見出し語情報では、見出語と、その意味内容からなる説明情報のテキストデータ830とが対応付けられている。
テキスト群83は、複数種類のテキストデータ830,…を有しており、本実施の形態においては、科学についての読み物「Science」のテキストデータ830a等を有している(図8(a)参照)。なお、これらのテキストデータ830は、フラッシュROM80内にデフォルトで記憶されたものでもよいし、インターフェース50を介して読み込まれたものでもよい。
解析テキスト単語リスト群84は、テキストデータ830毎に解析テキスト単語リスト840,…を有しており、本実施の形態においては、読み物「Science」についての解析テキスト単語リスト840a等を有している。なお、これら解析テキスト単語リスト840には、例えば図4(d)に1例を示すように、後述の情報表示処理においてテキストデータ830から抽出される単語と、当該単語のテキストデータ830内での位置情報とが対応付けられて格納されている。なお、この解析テキスト単語リスト840内の各単語には、当該単語の品詞が更に対応付けられて格納されてもよい。
ヒストリテーブル85は、辞書データベース820の検索履歴を記憶している。より詳細には、ヒストリテーブル85には、辞書データベース820中の説明情報が読み出されて表示された場合に、その見出し語が検索元の辞書データベース820と対応付けられて蓄積記憶されるようになっている。
RAM90は、CPU20が実行する各種プログラムや、これらプログラムの実行に係るデータ等を一時的に保持するメモリ領域を備えており、本実施の形態においては、単語リスト記憶領域900を有している。この単語リスト記憶領域900には、例えば図4(a)〜(c)に示すように、後述の情報表示処理においてテキストデータ830から抽出される単語と、テキストデータ830内での位置情報等とが対応付けられている。なお、この単語リスト記憶領域900内の各単語には、当該単語の品詞が更に対応付けられて格納されてもよい(図9(b),(c)参照)。
[動作]
続いて、電子辞書1の動作について、図5〜図14を参照しつつ説明する。
図5〜図7は、CPU20が情報表示プログラム81を読み出して実行する情報表示処理の流れを示すフローチャートである。また、図8,図10〜図14は情報表示処理における表示部40の表示内容を例示する図であり、図9はテキスト解析処理を説明するための図である。
まず、図5に示すように、情報表示処理が実行されると、CPU20は、ユーザに「テキスト解析モード」、「テキスト表示モード」及び「辞書検索モード」などのモード選択を行わせるための操作メニューをメインディスプレイ10に表示させ(ステップS1)、「テキスト解析モード」が選択されるか否かを判定する(ステップS2)。
ここで、本実施の形態における「テキスト解析モード」とは、テキストデータ830から単語を抽出して辞書データベース820で検索する等の処理を行うモードである。また、「テキスト表示モード」とは、テキスト群83のテキストデータ830を表示させる等の処理を行うモードである。また、「辞書検索モード」とは、ユーザに入力された単語について辞書データベース820で検索する等の処理を行うモードである。
ステップS2において「テキスト解析モード」が選択されたと判定した場合(ステップS2;Yes)には、CPU20は、例えば図8(b)に示すように、テキスト群83における各テキストデータ830のタイトルをメインディスプレイ10に一覧表示させるとともに、解析対象のテキストデータ830の選択をユーザから受け付ける(ステップS3)。
次に、CPU20は、解析対象として選択されたテキストデータ830について、テキスト解析処理を行う(ステップS4)。
具体的には、図6,図4(a)に示すように、まずCPU20は、テキストデータ830内から句読点や括弧、ピリオド、カンマ、音節記号などの記号を取り除いた後(ステップA1)、テキストデータ830の全体から単語を抽出し、単語リスト記憶領域900に記憶させる(ステップA2)。また、このときCPU20は、抽出される各単語について、テキストデータ830内での位置情報を検出し、当該単語に対応付けて単語リスト記憶領域900に記憶させる。なお、テキストデータ830が英語の場合の単語抽出の手法としては、例えば、テキストデータ830を空白文字ごとに区切り、区切られた各部分を単語として抽出する手法を用いることができる。また、テキストデータ830が日本語の場合の単語抽出の手法としては、例えば、テキストデータ830を形態素解析により単語に区切り、原形の単語に変換して抽出する手法を用いることができる。また、本実施の形態においては、単語の位置情報として、単語の開始位置までのバイト数と、終了位置までのバイト数とを用いている。
次に、CPU20は、図6,図4(b)に示すように、単語リスト記憶領域900内の単語のうち、重複する分の単語を削除するとともに(ステップA3)、特定の品詞の単語を削除する(ステップA4)。なお、本実施の形態におけるステップA4の処理においては、特定の品詞として、検索対象とされる可能性の低い品詞、例えば英語におけるbe動詞や代名詞、定冠詞、接続詞、日本語における助詞や助動詞などがユーザによって予め設定されている。
次に、CPU20は、単語リスト記憶領域900内の単語を変化させて変化形単語とし、各変化形単語を単語リスト記憶領域900に追加記憶させる(ステップA5)。また、このときCPU20は、図6,図4(c)に示すように、各変化形単語について、元となった単語と同一の位置情報を対応付けて単語リスト記憶領域900に記憶させる。ここで、単語を変化させるとは、例えば、動詞を原形、過去形、過去分詞形、格変化形の間で置換したり、可算名詞を単数形、複数形の間で置換したり、人称代名詞を主格、所有格、目的格、所有代名詞、再帰代名詞の間で置換したり、形容詞を原形、比較級形、最上級形の間で置換したりすることをいう。このように単語を変化させる方法としては、複数の単語について変化形単語を対応付けて記憶したテーブルを参照するなど、従来より公知の手法を用いることができる。なお、本実施の形態においては、単語リスト記憶領域900に記憶させる変化形単語の種類として、原形の単語のみがユーザによって予め設定されている。
次に、CPU20は、図6,図4(d)に示すように、解析対象のテキストデータ830についての解析テキスト単語リスト840に対し、単語リスト記憶領域900内の単語を検索対象単語として記憶させ(ステップA6)、テキスト解析処理を終了する。また、このときCPU20は、単語リスト記憶領域900内の情報に基づいて、各検索対象単語に対しテキストデータ830内での位置情報を対応付けて解析テキスト単語リスト840に記憶させる。これにより、テキストデータ830から複数の単語が検索対象単語として抽出され、位置情報とともに記憶された状態となる。ここで、本実施の形態における解析テキスト単語リスト840には、予めユーザにより設定された並び順に従って検索対象単語が記憶されるようになっており、具体的には、英語の場合にはアルファベット順、日本語の場合には五十音順で記憶されるようになっている。また、位置情報の順で記憶されるようになっていても良い。図9(a),(b)に示すように、解析対象のテキストデータ830が日本語の場合には、このテキストデータ830内から記号が取り除かれた後(ステップA1)、テキストデータ830の全体から単語が抽出され、単語リスト記憶領域900に記憶される(ステップA2)。次に、図9(c)に示すように、重複する分の単語や、特定の品詞の単語が削除され(ステップA3,A4)、原形の単語が単語リスト記憶領域900に記憶される(ステップA5)。そして、単語リスト記憶領域900内の単語が五十音順に解析テキスト単語リスト840に記憶される(ステップA6)。
ステップS4のテキスト解析処理が終了したら、CPU20は、図5,図8(c)に示すように、ステップS3で選択された解析対象のテキストデータ830内の単語について、見出し語検索の受付枠100をメインディスプレイ10に表示させた後(ステップS5)、当該テキストデータ830の言語を検索言語(見出し語言語)とする辞書データベース820を選択辞書として設定する(ステップS6)。なお、本実施の形態においては、見出し語検索の受付枠100はメインディスプレイ10の上部に表示されるようになっている。また、ステップS6の処理において選択辞書の候補が複数ある場合に、CPU20はメインディスプレイ10の最上段に辞書選択枠101を設けて候補の辞書名を一覧表示させ、カーソルキー2eの左右キーを介してユーザに選択辞書を選択させるようになっている。
選択辞書が設定されると、CPU20は、上述の受付枠100及び辞書選択枠101に加え、見出し語の一覧表示枠102と、説明情報のプレビュー表示枠103とをメインディスプレイ10に表示させる。また、CPU20は、解析テキスト単語リスト840内の検索対象単語のうち、選択辞書の辞書データベース820内の見出し語に対応する単語を抽出し、解析テキスト単語リスト840内での格納順(アルファベット順,五十音順)で一覧表示枠102に一覧表示させ(ステップS7)、更に、一覧表示された見出し語(単語)のうち、最上段の見出し語を選択見出し語として反転表示する。なお、本実施の形態においては、一覧表示枠102はメインディスプレイ10の下部左側、プレビュー表示枠103は下部右側に表示されるようになっている。また、図8(c)では、選択辞書として「G英和辞典」が選択されているところ、この「G英和辞典」の辞書データベース820aには解析テキスト単語リスト840内の検索対象単語のうち「acquiring」,「broadest」,「focuses」等に対応する見出し語が収録されていないため、これらを除いた単語が一覧表示枠102に一覧表示されている。
次に、CPU20は、選択見出し語の説明情報を選択辞書の辞書データベース820から検索してプレビュー表示枠103に表示させる(ステップS8)。
次に、CPU20は、キー群2における何れのキーがユーザによって操作されるかを判定し(ステップS9)、カーソルキー2eの上下キーが操作されたと判定した場合(ステップS9;上下カーソルキー)には、当該上下キーによる指示方向に応じて一覧表示枠102内で選択見出し語を切り替えて再設定し(ステップS10)、上述のステップS8に移行する。
また、ステップS9において文字キー2cが操作されたと判定した場合(ステップS9;文字キー)には、図8(d)に示すように、CPU20は、文字キー2cによって入力される入力文字列を受付枠100に表示させるとともに、一覧表示された見出し語のうち、入力文字列に合致する見出し語を選択見出し語として切り替えて再設定し(ステップS11)、上述のステップS8に移行する。なお、本実施の形態におけるステップS11では、CPU20は、入力文字列に前方一致する見出し語をインクリメンタルサーチによって検出するようになっている。
また、ステップS9においてカーソルキー2eの左右キーが操作されたと判定した場合(ステップS9;左右カーソルキー)には、図10(a)に示すように、CPU20は、当該左右キーによる指示方向に応じて辞書選択枠101内で選択辞書を切り替えて再設定し(ステップS13)、上述のステップS7に移行する。なお、この図10(a)では、選択辞書として「英和活用辞典」が選択されているところ、この「G英和辞典」の辞書データベース820aには解析テキスト単語リスト840内の検索対象単語のうち「acquiring」,「based」,「broadest」,「focuses」等に対応する見出し語が収録されていないため、これらを除いた単語が一覧表示枠102に一覧表示されている。
また、ステップS9において訳/決定キー2bが操作されたと判定した場合(ステップS9;訳/決定キー)には、CPU20は、図10(b)に示すように、選択見出し語の説明情報をメインディスプレイ10に全画面表示させる(ステップS12)。
次に、CPU20は、メインディスプレイ10またはサブディスプレイ11にテキストデータ830の表示を指示するテキスト表示ボタン(図示せず)を表示させ、解析対象のテキストデータ830の表示操作がされるか否かを判定し(ステップS14)、されないと判定した場合(ステップS14;No)には、情報表示処理を終了する。
一方、ステップS14においてテキストデータ830の表示操作がされたと判定した場合(ステップS14;Yes)には、CPU20は、図10(c)に示すように、メインディスプレイ10の上部に選択見出し語の説明情報を表示させるとともに、メインディスプレイ10の下部に解析対象のテキストデータ830を表示させ(ステップS15)、情報表示処理を終了する。より詳細には、このステップS15においてCPU20は、解析テキスト単語リスト840内の位置情報に基づいて、テキストデータ830のうち、選択見出し語に対応する単語の開始位置から終了位置までの範囲が含まれる部分を表示させ、当該範囲を網掛けや下線や色分けなどによってテキストデータ830中で識別表示させる。これにより、解析対象のテキストデータ830のうち、選択見出し語と対応する単語の含まれる部分が表示され、当該単語が識別表示される。なお、このステップS15においてCPU20は、選択見出し語と対応する単語がテキストデータ830内に複数含まれている場合には、テキストデータ830内で当該単語の含まれる別の部分を、カーソルキー2eの操作によって順に表示させるようになっている。
また、上述のステップS2において「テキスト解析モード」が選択されないと判定した場合(ステップS2;No)には、CPU20は、図7に示すように、「テキスト表示モード」が選択されるか否かを判定し(ステップT1)、選択されたと判定した場合(ステップT1;Yes)には、テキスト群83における各テキストデータ830のタイトルをメインディスプレイ10に一覧表示させるとともに、入力部30を介してユーザからテキストデータ830の選択を受け付けた後(ステップT2)、選択されたテキストデータ830をメインディスプレイ10に表示させ(ステップT3)、後述のステップT6に移行する。また、このステップT3においてCPU20は、画面分割検索の選択ボタン(図示せず)をメインディスプレイ10またはサブディスプレイ11に表示させる。ここで、画面分割検索とは、後述の図11等に示すように、メインディスプレイ10内にテキスト表示枠104と検索枠105とを設け、テキスト表示枠104にテキストデータ830を表示させつつ、検索枠105によって単語の検索を行う処理である。
一方、上述のステップT1において「テキスト表示モード」が選択されないと判定した場合(ステップT1;No)には、CPU20は、「辞書検索モード」が選択されるか否かを判定し(ステップT4)、選択されないと判定した場合(ステップT4;No)には、他の処理へ移行する。
また、ステップT4において「辞書検索モード」が選択されたと判定した場合(ステップT4;Yes)には、CPU20は、ユーザに何れかの辞書データベース820を選択させるとともに、検索文字列を入力させ、選択された辞書データベース820から検索文字列に対応する見出し語を検索し、その説明情報のテキストデータ830をメインディスプレイ10に表示させる(ステップT5)。また、このときCPU20は、画面分割検索の選択ボタン(図示せず)をメインディスプレイ10またはサブディスプレイ11に表示させる。更に、このときCPU20は、検索元の辞書データベース820の辞書名と、検索された見出し語とを対応付けてヒストリテーブル85に蓄積記憶させる。
次に、CPU20は、ユーザによって画面分割検索が選択されるか否かを判定し(ステップT6)、選択されないと判定した場合(ステップT6;No)には、他の処理へ移行する。
一方、ステップT6において画面分割検索が選択されたと判定した場合(ステップT6;Yes)には、CPU20は、図11(a)に示すように、テキスト表示枠104と、検索枠105とをメインディスプレイ10に表示させるとともに、ステップT3またはステップT5で表示されていたテキストデータ830を引き続きテキスト表示枠104に表示させる。
ここで、本実施の形態においては、テキスト表示枠104はメインディスプレイ10の上部、検索枠105は下部に表示されるようになっており、検索枠105では、アルファベットでの見出し語検索と、ひらがなでの見出し語検索と、「まとめて検索」とがカーソルキー2e等によって選択可能となっている。なお、「まとめて検索」とは、表示中のテキストデータ830内の複数の単語を検索対象単語としてまとめて指定し、検索を行う処理である。また、図11(a)は、ステップT4において「辞書検索モード」が選択され、見出し語「take」についての説明情報がメインディスプレイ10に表示された後、画面分割検索が選択された状態を図示している。
次に、CPU20は、ユーザによって「まとめて検索」が選択されるか否かを判定し(ステップT7)、選択されないと判定した場合(ステップT7;No)には、他の処理へ移行する。
一方、ステップT7において「まとめて検索」が選択されたと判定した場合(ステップT7;Yes)には、CPU20は、検索対象単語を単語指定、範囲指定の何れの方法で指定するかを選択するための選択ボタン110をサブディスプレイ11に表示させる。ここで、単語指定とは、表示中のテキストデータ830から検索対象単語を個別に指定する方法であり、範囲指定とは、テキストデータ830中の範囲を指定することにより、当該範囲内の単語を検索対象単語として指定する方法である。
次に、CPU20は、単語指定及び範囲指定の何れがユーザによって選択されるかを判定し(ステップT8)、単語指定が選択されたと判定した場合(ステップT8;単語指定)には、図11(b)に示すように、検索対象単語として指定可能な単語数の上限値「n」(nは自然数。以下、上限数「n」とする)と、指定済みの単語数「m」(mは自然数であり、このステップの時点ではm=0。以下、指定数「m」とする)とを「n/m」の形式でサブディスプレイ11に表示させる(ステップT9)。また、このときCPU20は、検索対象単語の指定終了ボタン111をサブディスプレイ11に表示させる。なお、本実施の形態においては、上限数「n」の値はユーザによって「5」に設定されている。
次に、CPU20は、表示中のテキストデータ830内で、1つの単語についてユーザから指定を受け付けた後(ステップT10)、指定された単語と、この単語のテキストデータ830内での位置情報とを単語リスト記憶領域900に記憶させる(ステップT11)。また、このときCPU20は、指定数「m」の値を1つ加算してサブディスプレイ11の表示内容を更新するとともに、加算後の指定数「m」の値を、記憶された単語に対応付けて単語リスト記憶領域900に記憶させる。更に、このときCPU20は、指定された単語をサブディスプレイ11に一覧表示させる。なお、ステップT10における単語の指定は、タッチパネル31に対するタッチ操作によって行っても良いし、カーソルキー2eと訳/決定キー2bとを組み合わせて行っても良い。
次に、CPU20は、サブディスプレイ11における指定終了ボタン111が操作されるか否かを判定し(ステップT12)、操作されないと判定した場合(ステップT12;No)には、指定数「m」と上限数「n」とが等しいか否かを判定し(ステップT13)、等しくないと判定した場合(ステップT13;No)には、上述のステップT10に移行する。これにより、例えば図11(b)の状態からステップT10〜ステップT13の処理が繰り返されてメインディスプレイ10の単語「clutch」,「grab」,「snatch」が選択された場合には、メインディスプレイ10及びサブディスプレイ11には、図11(c)のような内容が表示された状態で更にステップT10に移行し、4つめの単語の指定が受け付けられる。
また、上述のステップT12において指定終了ボタン111が操作されたと判定した場合(ステップT12;Yes)や、上記ステップT13において指定数「m」と上限数「n」とが等しいと判定した場合(ステップT13;Yes)には、CPU20は、図11(d)に示すように、メインディスプレイ10におけるテキスト表示枠104の下部に見出し語の一覧表示枠102と説明情報のプレビュー表示枠103とを表示させる。また、このときCPU20は、表示中のテキストデータ830の言語を検索言語とする辞書データベース820を選択辞書として設定する。但し、選択辞書の候補が複数ある場合には、CPU20は一覧表示枠102及びプレビュー表示枠103の上部に辞書選択枠101を設けて候補の辞書名を一覧表示させ、カーソルキー2eの左右キーを介してユーザに選択辞書を選択させる。
次に、CPU20は、単語リスト記憶領域900における1番目の単語の対応見出し語を選択辞書データベース820から検索して一覧表示枠102に一覧表示させるとともに、最上段の見出し語を選択見出し語として反転表示し、当該選択見出し語の説明情報を選択辞書の辞書データベース820から検索してプレビュー表示枠103に表示させる(ステップT16)。
また、このときCPU20は、ユーザによりカーソルキー2eの上下キーが操作された場合には、当該上下キーによる指示方向に応じて一覧表示枠102内で選択見出し語を切り替えて再設定し、プレビュー表示枠103の表示内容を更新する一方、訳/決定キー2bが操作された場合には、図12(a)に示すように、選択見出し語の説明情報をメインディスプレイ10におけるテキスト表示枠104の下部全体に表示させる。また、このステップT16においてCPU20は、解析テキスト単語リスト840内の位置情報に基づいて、テキストデータ830のうち、選択見出し語に対応する単語の開始位置から終了位置までの範囲を網掛けや下線や色分けなどによって識別表示させる。これにより、選択見出し語と対応する単語が識別表示される。更に、このときCPU20は、単語リスト記憶領域900内における単語の切替ボタン112をサブディスプレイ11に表示させる。なお、図11(d)では、単語リスト記憶領域900における1番目の単語「clutch」の対応見出し語「Clutch1」,「Clutch2」,…が検索されて一覧表示枠102に一覧表示されるとともに、最上段の見出し語「Clutch1」の説明情報がプレビュー表示枠103にプレビュー表示された状態を図示しており、図12(a)では、図11(d)の状態から訳/決定キー2bが操作されて見出し語「Clutch1」の説明情報がテキスト表示枠104の下部全体に表示された状態を図示している。
そして、CPU20は、図12(b)に示すように、単語の切替ボタン112に対するユーザ操作に応じて、単語リスト記憶領域900内における他の単語の対応見出し語を検索して一覧表示枠102に一覧表示させるとともに、最上段の見出し語を選択見出し語として反転表示し、当該選択見出し語の説明情報を選択辞書の辞書データベース820から検索してプレビュー表示枠103に表示させ(ステップT17)、情報表示処理を終了する。また、このステップT17においてCPU20は、ユーザによりカーソルキー2eの上下キーが操作された場合には、当該上下キーによる指示方向に応じて一覧表示枠102内で選択見出し語を切り替えて再設定し、プレビュー表示枠103の表示内容を更新する一方、訳/決定キー2bが操作された場合には、図12(c)に示すように、選択見出し語の説明情報をメインディスプレイ10におけるテキスト表示枠104の下部全体に表示させる。また、このステップT17においてCPU20は、解析テキスト単語リスト840内の位置情報に基づいて、テキストデータ830のうち、選択見出し語に対応する単語の開始位置から終了位置までの範囲を網掛けや下線や色分けなどによって識別表示させる。これにより、選択見出し語と対応する単語が識別表示される。なお、図12(b)では、単語リスト記憶領域900における3番目の単語「snatch」の対応見出し語「snatch」,…が検索されて一覧表示枠102に一覧表示されるとともに、最上段の見出し語「snatch」の説明情報がプレビュー表示枠103にプレビュー表示された状態を図示しており、図12(c)では、図12(b)の状態から訳/決定キー2bが操作されて見出し語「snatch」の説明情報がテキスト表示枠104の下部全体に表示された状態を図示している。
また、上述のステップT8において範囲指定が選択されたと判定した場合(ステップT8;範囲指定)には、CPU20は、表示中のテキストデータ830の範囲をタッチパネル31等によってユーザに指定させ(ステップT14)、この範囲のテキストデータ830について上記ステップS4と同様のテキスト解析処理を行った後(ステップT15)、上述のステップT16に移行する。これにより、例えば図13(a)に示した状態から範囲指定が選択され、図13(b)に示すように「A low-fat diet is better for your health.」の範囲が指定された場合には、テキスト解析処理によって指定範囲内の「fat」や「better」等の単語が検索対象単語として解析テキスト単語リスト840に記憶された後、図13(c),(d)に示すように、これらの単語の対応見出し語が一覧表示枠102に表示されるとともに、選択された何れかの見出し語の説明情報がプレビュー表示枠103に表示される。更に、説明情報が表示された状態から訳/決定キー2bが操作されると、図14(a),(b)に示すように、選択見出し語の説明情報がメインディスプレイ10におけるテキスト表示枠104の下部全体に表示される。
以上の電子辞書1によれば、図4や図5のステップS4〜S8、図6、図7のステップT8〜T17、図8,図10〜図14等に示したように、ユーザ選択のテキストデータ830から複数の単語が検索対象単語として抽出され、辞書データベース820に含まれる見出し語のうち、検索対象単語に対応する見出し語の説明情報が当該辞書データベース820から検索されて表示されるので、テキストデータ830の表示状態から一つ一つの単語について別々にジャンプ検索を行う従来の場合と異なり、検索したい単語をまとめて抽出した後、説明情報を検索して表示させることができる。従って、従来と比較してテキストデータ830内の単語について、説明情報を容易に検索することができる。また、テキストデータ830内の単語について予習をしてから当該テキストデータ830を読むことができる。
また、図4や図5のステップS4、図5のステップS4〜S8、図6、図8等に示したように、ユーザ選択のテキストデータ830の全体から検索対象単語として単語が抽出される場合には、検索対象単語に対応する見出し語が一覧表示されて何れかの見出し語がユーザ操作により選択されると、選択された見出し語の説明情報が表示されるので、複数の検索対象単語のうち、任意の単語の説明情報を表示させることができる。
また、図4や図6のステップA4等に示したように、ユーザ選択のテキストデータ830から、予め設定された条件に合致する単語のみが検索対象単語として抽出されるので、テキストデータ830内の全ての単語を検索対象単語として抽出する場合と比較して、説明情報を表示させる見出し語の選択を容易化することができる。
また、図8、図10〜図14等に示したように、予め設定された順序で、検索対象単語に対応する見出し語が一覧表示されるので、説明情報を表示させる見出し語の選択を容易化することができる。
また、図5のステップS11や図8(d)に示したように、一覧表示された見出し語の何れかがインクリメンタルサーチによりユーザに選択されるので、説明情報を表示させる見出し語の選択を容易化することができる。
また、図7のステップT8〜T13,T14〜T15、図11(a)〜(c)、図13(a),(b)等に示したように、ユーザ選択のテキストデータ830からユーザ操作に応じた単語が抽出される場合には、テキストデータ830内の全ての単語を検索対象単語として抽出する場合と比較して、説明情報を表示させる見出し語の選択を容易化することができる。また、この場合には、図7のステップT16〜T17、図11(d)、図12、図13(c),(d)、図14等に示したように、複数の検索対象単語の何れかがユーザ操作により順に選択され、選択された検索対象単語に対応する見出し語の説明情報が表示されるので、複数の検索対象単語のうち、任意の単語の説明情報を表示させることができる。
また、図7のステップT8や、図11(a)〜(c)、図13(a),(b)等に示したように、ユーザ操作によって指定された単語、または、指定されたテキストの範囲内の単語が検索対象単語として抽出されるので、説明情報を表示させる見出し語の選択をいっそう容易化することができる。
また、図7のステップT14〜T15、図6、図13等に示したように、指定されたテキストの範囲内の単語のうち、予め設定された条件に合致する単語のみが検索対象単語として抽出されるので、説明情報を表示させる見出し語の選択をいっそう容易化することができる。
また、図5のステップS15や図10(c)、図11(d)、図12、図13(c),(d)、図14等に示したように、検索対象単語に対応する見出し語の説明情報と、この検索対象単語の含まれる部分のテキストデータ830とが併せて表示されるので、検索対象単語の説明情報を参照しながら、当該検索対象単語の含まれる部分のテキストデータ830を読むことができる。また、説明情報の表示された見出し語に対応する検索対象単語がテキストデータ830中で識別表示されるので、テキストデータ830内での検索対象単語の使用箇所を容易に探すことができる。従って、テキストデータ830内での検索対象単語の使われ方を参照しつつ、当該検索対象単語の説明情報を見ることができるため、この説明情報に複数の語義が含まれる場合であっても、テキストデータ830内での検索対象単語の語義を容易に確認ことができる。
また、図2や図8(c),(d)、図10、図11(d)、図12(b)、図13(c),(d)等に示したように、複数種類の辞書データベース820が記憶されており、ユーザ操作に応じて検索対象の辞書データベース820が切り替えられるので、テキストデータ830内の単語の説明情報を任意の辞書データベース820で検索することができる。
なお、本発明を適用可能な実施形態は、上述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本発明に係る電子機器を電子辞書1として説明したが、本発明が適用可能なものは、このような製品に限定されず、携帯電話、パソコン、PDA(Personal Digital Assistant)、ゲーム機などの電子機器全般に適用可能である。また、本発明に係る情報表示プログラム81は、電子辞書1に対して着脱可能なメモリカード、CD等に記憶されることとしてもよい。
また、ステップA4の処理では、検索対象とされる可能性の低い品詞を単語リスト記憶領域900から削除することとして説明したが、学習レベルの高い単語や低い単語、ヒストリテーブル85に記憶されている単語を削除することとしても良い。学習レベルの高い単語や低い単語を削除する場合には、所望の学習レベルの単語のみを単語リスト記憶領域900に残して検索対象単語とすることができるため、テキストデータ830内の単語のうち、ユーザのレベルに適合する単語について、説明情報を検索することができる。また、ヒストリテーブル85に記憶されている単語を削除する場合には、ユーザが以前に検索したことのある単語、つまり、既に意味内容を知っている可能性の高い単語が検索対象単語になるのを防止することができるため、意味内容の知らない単語の説明情報を効率的に検索することができる。
また、ステップS7の処理では、解析テキスト単語リスト840内の単語を格納順(アルファベット順,五十音順)で一覧表示枠102に一覧表示することとして説明したが、ヒストリテーブル85に記憶されている回数の少ない順に一覧表示することとしても良い。記憶されている回数の少ない順に一覧表示する場合には、既に意味内容を知っている可能性の高い単語を下位に表示し、意味内容を知らない可能性の高い単語を上位に表示することができるため、意味内容の知らない単語の説明情報を効率的に検索することができる。
また、テキストデータ830内での単語の位置情報として、単語の開始位置までのバイト数と、終了位置までのバイト数とを用い、開始位置から終了位置までの範囲を識別表示することとして説明したが、単語の位置情報として開始位置のみを用い、開始位置から直後のスペースや記号(カンマ,ピリオド等)までを識別表示することとしても良い。この場合であっても、テキストデータ830内で単語を識別表示することができる。
1 電子辞書(電子機器)
20 CPU(単語抽出手段、説明情報表示制御手段)
30 入力部(辞書切替手段)
40 表示部(表示手段)
50 インターフェース(テキストデータ読み込み手段)
80 フラッシュROM(辞書情報記憶手段)
81 情報表示プログラム
820 辞書データベース(辞書情報)
830 テキストデータ

Claims (13)

  1. 表示手段と、
    見出し語と説明情報とを対応付けた1つ以上の見出し語情報からなる辞書情報を記憶する辞書情報記憶手段と、
    テキストデータを読み込むテキストデータ読み込み手段と、
    ユーザ選択のテキストデータから複数の単語を検索対象単語として抽出する単語抽出手段と、
    前記辞書情報に含まれる見出し語のうち、前記検索対象単語に対応する見出し語の説明情報を、当該辞書情報から検索して前記表示手段に表示させる説明情報表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1記載の電子機器において、
    前記単語抽出手段は、前記ユーザ選択のテキストデータの全体から前記検索対象単語として単語を抽出し、
    前記説明情報表示制御手段は、
    前記検索対象単語に対応する見出し語を一覧表示して何れかの見出し語をユーザ操作により選択させ、
    選択された見出し語の説明情報を前記表示手段に表示させることを特徴とする電子機器。
  3. 請求項2記載の電子機器において、
    前記単語抽出手段は、
    前記ユーザ選択のテキストデータから、予め設定された条件に合致する単語のみを前記検索対象単語として抽出することを特徴とする電子機器。
  4. 請求項2または3記載の電子機器において、
    前記説明情報表示制御手段は、
    前記検索対象単語に対応する見出し語を、予め設定された順序で前記表示手段に一覧表示させることを特徴とする電子機器。
  5. 請求項2〜4の何れか一項に記載の電子機器において、
    前記説明情報表示制御手段は、
    一覧表示された見出し語の何れかをインクリメンタルサーチによりユーザに選択させることを特徴とする電子機器。
  6. 請求項1記載の電子機器において、
    前記単語抽出手段は、前記ユーザ選択のテキストデータからユーザ操作に応じた単語を抽出し、
    前記説明情報表示制御手段は、
    複数の前記検索対象単語の何れかをユーザ操作により順に選択させ、
    選択された検索対象単語に対応する見出し語の説明情報を前記表示手段に表示させることを特徴とする電子機器。
  7. 請求項6記載の電子機器において、
    前記単語抽出手段は、
    ユーザ操作によって指定された単語、または、指定されたテキストの範囲内の単語を前記検索対象単語として抽出することを特徴とする電子機器。
  8. 請求項6記載の電子機器において、
    前記単語抽出手段は、
    ユーザ操作によって指定されたテキストの範囲内の単語のうち、予め設定された条件に合致する単語のみを前記検索対象単語として抽出することを特徴とする電子機器。
  9. 請求項1〜8の何れか一項に記載の電子機器において、
    前記説明情報表示制御手段は、
    前記検索対象単語に対応する見出し語の説明情報と、この検索対象単語の含まれる部分の前記ユーザ選択のテキストデータとを併せて前記表示手段に表示させることを特徴とする電子機器。
  10. 請求項9記載の電子機器において、
    前記説明情報表示制御手段は、
    説明情報の表示された見出し語に対応する前記検索対象単語を、前記ユーザ選択のテキストデータ中で前記表示手段に識別表示させることを特徴とする電子機器。
  11. 請求項1〜10の何れか一項に記載の電子機器において、
    前記辞書情報記憶手段は、複数種類の前記辞書情報を記憶しており、
    前記説明情報表示制御手段は、
    ユーザ操作に応じて検索対象の辞書情報を切り替える辞書切替手段を有することを特徴とする電子機器。
  12. 請求項1〜11の何れか一項に記載の電子機器において、
    前記ユーザ選択のテキストデータは、
    前記テキストデータ読み込み手段により読み込まれたテキストデータと、
    前記辞書情報における説明情報のテキストデータとの何れかであることを特徴とする電子機器。
  13. 表示手段を有するコンピュータに、
    見出し語と説明情報とを対応付けた1つ以上の見出し語情報からなる辞書情報を記憶する辞書情報記憶機能と、
    テキストデータを読み込むテキストデータ読み込み機能と、
    ユーザ選択のテキストデータから複数の単語を検索対象単語として抽出する単語抽出機能と、
    前記辞書情報に含まれる見出し語のうち、前記検索対象単語に対応する見出し語の説明情報を、当該辞書情報から検索して前記表示手段に表示させる説明情報表示制御機能と、
    を実現させることを特徴とするプログラム。
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