JPH09305623A - 文書表示システム - Google Patents
文書表示システムInfo
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- JPH09305623A JPH09305623A JP8117661A JP11766196A JPH09305623A JP H09305623 A JPH09305623 A JP H09305623A JP 8117661 A JP8117661 A JP 8117661A JP 11766196 A JP11766196 A JP 11766196A JP H09305623 A JPH09305623 A JP H09305623A
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Abstract
なく、所定文字列を個別に指定して辞書引きを行なうこ
とができるようにする。 【解決手段】 本発明のシステムは、電子辞書と、文書
を表示させると共に、表示文書の表示形態や表示文書自
体を変更させる指示入力を取込む表示入力手段とを備え
ている。また、文書を、辞書引きが可能な表示形態へ表
示することを指示されたときに、対象文書中の全て又は
一部の辞書引き単位の文字列毎に、電子辞書の格納情報
を表示入力手段に与え得ることを表すリンク情報を付与
した文書に変換し、それら各文字列をそれぞれリンク文
書であることを表す態様で表示させる辞書リンク情報付
与手段と、リンク文書として表示されている文字列が選
択されたことを表すリンク情報が与えられたときに、選
択文字列に関する辞書内容を表示入力手段に表示させる
辞書引き手段とを備えている。
Description
関し、例えば、リンク付文書(別名ハイパーテキスト)
の表示機能を有する、WWW(World Wide Web)ブラウ
ザを搭載しているシステムに適用し得るものである。
利用形態として注目を集めているものに「ハイパーテキ
スト」と称されるものがある。これは、複数のテキスト
情報を種々の参照関係を表すリンクによって非線形な形
に関連付けたものである。すなわち、文書中の単語(キ
ーワード)からその単語に関連する文書にリンクが張ら
れており、ユーザはその単語を指定することにより関連
文書を参照することができる。同様に、その参照文書中
の単語からも他の文書へリンクが張られており、このよ
うなリンクを順次たどることにより、ユーザは目的とす
る文書を得ることができる。
ンク付文書検索手段、リンク付文書格納手段から構成さ
れ、リンク先文書の格納装置が複数のこともあり得るシ
ステムにおいて、リンク付文書を表示したり、検索した
りするリンク付文書検索表示システムがある(特開平5
−28240号公報参照)。
手段を用いてリンク付文書のリンク先の文書を指定すれ
ば、表示入力手段が接続されているリンク付文書検索手
段が計算機ネットワークを介して別の場所のリンク付文
書検索手段と通信することによって指定文書を入手し、
又は、表示入力手段が接続されているリンク付文書検索
手段が、自己に接続されているリンク付文書格納手段か
らその指定文書を検索し、利用者に表示することができ
る。
れた辞書等をモデルとして電子化した電子辞書装置が実
用化されている。この装置によれば、キーボードやCR
Tディスプレイ等を使用して入力された語句を検索対象
文字として電子辞書から検索し、該検索語句に付随して
記憶されている訳語等の説明記述を表示出力することが
できる。このような電子辞書装置の機能を利用して、原
文の近傍に訳語を表示するシステム(特開平6−325
081号公報参照)や、機械翻訳装置等で翻訳した訳文
の単語の近傍に対応する原文の単語を表示するシステム
(特開平6−124302号公報参照)等が既に提案さ
れている。
システムと、このような電子辞書装置の機能を利用した
単語表示システムとを用いることによって、検索して必
要な文書を取り出し、検索文書中のある単語の訳語や該
単語の意味を容易に参照することができるようになる。
理装置上で実現されることが多い、上述したリンク付文
書検索表示システムと、電子辞書装置の機能を利用した
単語表示システムとを切り替えて使用することは操作が
煩雑となる。
単語表示システムとを融合したシステムの提供も考えら
れる。すなわち、検索した文書の表示画面に、例えば
「辞書引き」等の入力指示アイコンを表示し、そのアイ
コンが指示入力されたときに、検索文書中の単語の訳語
や該単語の意味を電子辞書から取り出して表示すること
が考えられる。
記載の単語表示システムを前提としているので、原文
(若しくは訳文)の近傍に訳語を表示すると、原文(若
しくは訳文)のフォーマットが変わってしまう、という
課題が生じる。
個別に指定できないという課題が生じる。すなわち、検
索した文書に含まれている単語を、その表示画面上で個
別に直接指定できず、辞書引きを求める単語の文字列を
入力するための入力フィールドを表示して入力しなけれ
ばならないという課題が生じる。
ドウェアやソフトウェアの普及により、日本語以外の言
語で記述された文書が検索によって得られる機会が多く
なりつつある。そのため、文書検索表示システムとし
て、機械翻訳機能までは搭載していなくても、辞書引き
機能の搭載を望まれるようになると考えられる。従っ
て、上述した課題は大きなものである。
中の単語の訳語を利用者が知得したくなることも多く生
じる。さらに、日本語文書であっても、日本人利用者が
ある単語の意味を知得したい場合も生じる。このような
要求に対しても、上記と同様な課題が生じている。
ムは、(1) 見出し文字列と、その見出し文字列に対する
説明用記述とからなる各項目情報を記憶している電子辞
書と、(2) 文書を表示させると共に、表示文書の表示形
態や表示文書自体を変更させる指示入力を取込む表示入
力手段と、(3) 文書を、辞書引きが可能な表示形態へ表
示することを上記表示入力手段から指示されたときに、
対象文書中の全て又は一部の辞書引き単位の文字列毎
に、上記電子辞書の格納情報を上記表示入力手段に与え
得ることを表すリンク情報を付与した文書に変換し、上
記表示入力手段によって、それら各文字列をそれぞれリ
ンク文書であることを表す態様で表示させる辞書リンク
情報付与手段と、(4) リンク文書としての表示態様で表
示されている文字列が選択されたことを表すリンク情報
が上記表示入力手段から与えられたときに、選択文字列
に関する説明用記述を少なくとも上記表示入力手段に与
えて表示させる辞書引き手段とを備えたことを特徴とす
る。
定文字列への辞書引きを指令して、その記述内容を表示
できるようになる。
検索表示システムに適用した第1の実施形態を図面を参
照しながら詳述する。
システムは、一般のテキスト文書を表示する場合に、文
書中の適当な単語にタグをつけてリンク付文書として表
示するものである。言い換えると、普通のテキスト文書
を電子辞書へのリンクタグの付いた文書に自動変換する
ことを特徴としたものであり、また、リンク先文書とし
て、電子辞書から必要な情報を抜粋した文書を新たに作
成することに特徴を有するものである。
テムの全体構成を示すブロック図である。図1におい
て、このリンク付文書の検索表示システムは、表示入力
手段1、リンク付文書検索手段2、リンク付文書格納手
段3、辞書リンクタグ付与手段4、辞書内容抽出手段
8、辞書内容文書格納手段9及び電子辞書10からなっ
ている。
して格納しているリンク付文書格納手段3をアクセスし
得るリンク付文書検索手段2として、図1では1個を示
しているが、実際的なシステムとしては、複数のリンク
付文書検索システム2が通信回線を介して相互に接続さ
れている。また、リンク付文書検索手段2には1又は2
以上の表示入力手段1が接続されている。
入力したファイル情報を取り込んで、接続されているリ
ンク付文書検索手段2に渡し、そのリンク付文書検索手
段2から与えられたファイル内容を表示するものであ
る。
1からファイル情報(ファイル名だけでなくコマンドの
こともあり得る)が与えられると、リンク付文書格納手
段3又は後述する辞書内容文書格納手段9からファイル
(リンク付文書)を取り出し、そのファイルを表示入力
手段1に出力するものである。また、リンク付文書検索
手段2は、表示入力手段1からのファイル情報に応じ
て、後述する辞書リンクタグ付与手段4を立ち上げるも
のである。さらに、リンク付文書検索手段2は、表示入
力手段1からのファイル情報に応じて、後述する辞書リ
ンクタグ付与手段4又は辞書内容文書格納手段9からリ
ンク付けされたファイル等を取り出して表示入力手段1
に与えるものである。
ンク付文書格納手段3は大容量記憶装置を備えた通信装
置を有する同一のワークステーション等の情報処理装置
で構成され、表示入力手段1はパーソナルコンピュータ
等の情報処理装置で構成され、例えば、オフィス単位等
のある程度大きな単位でリンク付文書検索手段2及びリ
ンク付文書格納手段3を構成するワークステーションが
設置され、個人単位等で表示入力手段(パーソナルコン
ピュータ)1が設置されてシステムが構成されているこ
とが多い。
部分のうちソフトウェア部分は、インターネットにおい
てはWWWブラウザと呼ばれており、また、リンク付文
書検索手段2を構成する部分のうちソフトウェア部分
は、インターネットにおいてはWWWサーバと呼ばれて
いる。
システムと同様な構成要素に加えて、この第1の実施形
態の場合、上述のように、辞書リンクタグ付与手段4、
辞書内容抽出手段8、辞書内容文書格納手段9及び電子
辞書10が設けられている。
書検索手段2からあるファイルに対して辞書リンクタグ
付与の指示(コマンド)が出ている場合に、辞書内容抽
出手段8に対して、そのファイルにおける各単語の辞書
内容の抽出を指示し、辞書内容抽出手段8から抽出内容
の格納位置の情報を受け取り、該ファイルに対して新た
にリンクタグを付けるものである。
与手段4から受け取った各単語について、電子辞書10
から、その単語の記述の部分(見出し及びその説明用記
述)を抽出し、辞書内容文書格納手段9に格納すると共
に、辞書リンクタグ付与手段4には格納位置の情報(例
えば格納ファイル名)を返送するものである。
手段8によって抽出された辞書内容を文書ファイルとし
て格納し、リンク付文書検索手段2からの検索に応じる
ものある。
の電子辞書であって良く、例えば、一般的な電子辞書を
1ファイルとしてメモリ又はディスク上に記憶させたも
のである。電子辞書10のデータ形式は任意であるが、
例えば、図2に示す形式を適用することができる。すな
わち、「改行の次の行は見出し項目で、その見出し語の
記述内容は記号□が現れるまで続く」というように、見
出し語やその記述範囲が識別できる形式のものを適用す
ることができる。
書内容文書格納手段9は、リンク付文書検索手段2に接
続して設けられており、例えば、リンク付文書検索手段
2及びリンク付文書格納手段3を構成するワークステー
ション上に、又は、このワークステーションに接続した
専用装置として実現される。また、電子辞書5及び辞書
内容抽出手段8は、同様に、接続関係がある辞書リンク
タグ付与手段4及び辞書内容文書格納9を構成するワー
クステーション上に、又は、このワークステーションに
接続した専用装置として実現されていても良いが、多く
の情報処理装置が共通の電子辞書5をアクセスできる形
式で実現できるように別個の位置の独立したワークステ
ーション上に実現しても良い。
表示入力手段1の動作を、図面を参照しながら説明す
る。図3は、表示入力手段1の動作の流れを示すフロー
チャートである。
がると図3に示す処理を開始し、初期入力画面を表示さ
せた後(ステップ100)、利用者からの入力を待ち受
ける(ステップ101)。
のである。初期入力画面は、検索対象のファイル情報を
入力させるファイル名フィールドを有している。なお、
初期入力画面を含めて全ての表示画面には、ファイルを
再転送させることを起動する「再転送」ボタン(正確に
はアイコンと呼ぶべきであるが、利用者による選択対象
であることを明らかにする点からボタンと呼んでいる)
と、ファイルの検索表示を終了させる「終了」ボタン
と、リンクに従って参照したファイル(リンク付文書)
の系列において現在の参照ファイルから系列の一つ前の
ファイルに戻ることを指示する「戻り」ボタンと、系列
の一つ先のファイルに進むことを指示する「進み」ボタ
ンとが含まれている。
入力待機状態において、入力があると、その入力が「終
了」ボタンによるものか否かを判定する(ステップ10
2)。終了が指示された場合には、表示入力手段1とし
ての動作を終了させる。終了が指示されていない場合に
は、その入力によって指示されたファイル情報をリンク
付文書検索手段2に与え(ステップ103)、そのリン
ク付文書検索手段2からそのファイル内容を受信して表
示する(ステップ104)。そして、ステップ101の
入力待機状態に戻る。
画面において、「Corporate Guidanc
e」に係るファイル情報が入力されてリンク付文書検索
手段2にそのファイル情報を与え、その返答内容を受信
して表示した例を示すものである。図4(B)中の文字
列に対するアンダーラインは、その文字列にリンク付け
されたファイル(文書)が存在することを示している。
図4(B)は、リンク付文書「Corporate G
uidance」のリンク先のファイル(文書)とし
て、3種類のファイルがある場合を示している。
れかのリンク付文書(「Global Sloga
n」)を画面上で選択することにより、リンク付文書検
索手段2にそのリンク付文書のファイル情報を与え、そ
の返答内容を受信して表示した例を示すものである。こ
の例の文書には、リンク先のファイル(文書)は存在し
ない。以降、図4(C)のようにこれ以上のリンク先の
ファイルを持たない文書(リンクの末端になっている文
書)で、かつ、後述する辞書内容文書ではないものを
「一般文書」と呼ぶ。実際上の一般文書と、辞書内容文
書とは、文書の保持されている場所(パス名)と、文書
ファイルとして存在するかコマンドの出力として渡され
るかの違い等によっても区別されるようになされてい
る。
ら、ファイル名の入力によっては、図4(C)に示すよ
うな一般文書を直接呼ぶことも可能である。
するときには、「辞書引き」ボタンをも表示して、適
宜、辞書引き可能モードに入り得ることを示している。
図4(D)は、図4(C)において「辞書引き」ボタン
が操作されたことにより、リンク付文書検索手段2に辞
書リンク付文書(辞書内容文書)のファイル情報を与
え、その返答内容を受信して表示した例を示すものであ
る。図4(D)中の各単語に引かれたアンダーライン
は、図4(C)の文書中の各単語に文書がリンク付けら
れ、該文書が一般文書からリンク付文書に変更されたこ
とを示している。また、図4(D)は、「単純検索」ボ
タンを表示して、「現在は単純検索モードから辞書引き
可能モードに入っており、適宜、単純検索モードに戻り
得る」ことを示している。
示画面中のアンダーラインが付与された単語を選択する
ことにより、その単語についての電子辞書5の記述内容
を取り出すことができる動作を実行し得る検索モードで
ある。一方、「単純検索モード」は、一般的なリンク付
文書間のリンク関係に従って検索を行なうモードであ
る。
選択されて(すなわち、その単語にリンク付けられた文
書が選択され、リンク付文書検索手段2にそのファイル
情報を与えて)その返答内容(辞書の内容)を受信して
表示した画面例を示すものである。なお、図5は、指定
単語の電子辞書5中での内容だけを表示したものを示し
ているが、指定単語の前後の単語も合わせて表示するよ
うにしても良いことは勿論である。
テムにおけるリンク付文書検索手段2の動作の基本的な
流れを図面を参照しながら説明する。ここで、図6がリ
ンク付文書検索手段2の動作の基本的な流れを示すフロ
ーチャートである。
理を開始すると、表示入力手段1側から与えられた転送
情報(ファイル情報やタグ付与コマンド)を取り込み
(ステップ200)、その転送情報が辞書引き可能モー
ドに入るためのタグ付与コマンドか否かを判定する(ス
テップ201)。
ドでなければ、検索対象の文書のファイル名であるの
で、その文書ファイルをリンク付文書格納手段3から取
り出す(ステップ202)。そして、その文書が一般文
書であるか否かを判定する(ステップ204)。この判
定により、取り出された文書が一般文書でないという結
果を得ると、その文書はリンク付文書であるので、当該
文書を表示入力手段1側に向けて返信(出力)して(ス
テップ206)、一連の処理を終了する。これに対し
て、取り出した文書が一般文書であると判定された場合
には、当該一般文書に「辞書引き」ボタン(図4(C)
右上部参照)を表示に付与できるように文書を変更した
後(ステップ205)、当該文書を表示入力手段1側に
向けて返信(出力)して(ステップ206)、一連の処
理を終了する。
うにする文書変更方法としては、様々な方法が考えら
れ、実現できるものであればいずれの方法によっても良
い。図7に示すように、当該文書21の先頭に一行22
を追加する方法を一例として挙げることができる。この
例の変更方法は、「辞書引き」ボタンの表示をリンク文
書と同様に行ない、このボタン(擬似リンク文書)が選
択されたときにリンク文書にジャンプする代わりにコマ
ンド(タグ付与コマンド)を実行することにより、「辞
書引き」の選択入力を取り込めるようになっている。な
お、図7中の「“/cgi−bin/into the
dic”」は実行可能なコマンド名である。図4
(C)に示す表示形式以外で「辞書引き」ボタンを表示
しても良いことは勿論である。例えば、表示入力手段1
の機能として、現在のモードを認識して「再転送ボタ
ン」や「終了ボタン」の横にモード変更ボタン(「辞書
引き」ボタン)を付与する方法をとっても良い。
データの具体例の記載は、HTML(Hypertext Markup
Language )に準拠して行なっている。
グ付与コマンドが表示入力手段1から与えられたと認識
した場合には、すなわち、ステップ205で変更された
文書に付与された「辞書引き」可能モードボタンが選択
された場合には、タグ付与コマンドを起動する(ステッ
プ203)。このコマンドの起動によって、辞書リンク
タグ付与手段4が後述する図9に一連の動作を実行す
る。
力文書に「単純検索」ボタン(図4(D)右上部参照)
を表示に付加するように文書を変更した後(ステップ2
07)、当該文書を表示入力手段1側に向けて返信(出
力)して(ステップ206)、一連の処理を終了する。
力文書に「単純検索」ボタンを表示に付加するように文
書を変更する方法として様々な方法が考えられるが、こ
の実施形態では、図8に示すように当該文書31の先頭
に一行32を追加する方法を採用したとする。すなわ
ち、「単純検索」ボタンが選択されたときに、辞書引き
可能モードに入る前の文書(「辞書引き」ボタンの付与
された文書;図4(C)参照)にジャンプして戻るよう
に文書を変換する方法を採用しているとする。図8中の
「“slogan”」はタグ付与コマンドが起動される
直前に表示されていた元々のファイル名であるとする。
なお、図4(D)に示す表示形式以外で「単純検索」ボ
タンを表示しても良いことは勿論である。例えば、表示
入力手段1の機能として、現在のモードを認識して「再
転送ボタン」や「終了ボタン」の横にモード変更ボタン
(「単純検索」ボタン)を付与する方法をとっても良
い。
テムにおける辞書リンクタグ付与手段4の動作の流れを
図面を参照しながら説明する。ここで、図9が辞書リン
クタグ付与手段4の動作の流れを示すフローチャートで
ある。辞書リンクタグ付与手段4は、上述したように、
リンク付文書検索手段2が表示入力手段1からタグ付与
コマンドを受信したときに起動され(ステップ20
3)、これにより、以下の動作を実行する。
書検索手段2から起動されると、図9に示す処理を開始
し、表示入力手段1からのファイル情報に含まれている
指定されたファイル(テキストデータ)を取得する(ス
テップ300)。次に、辞書リンクタグ付与済み文書と
なるべき結果ファイル(の領域)を、テンポラリ領域に
作成する(ステップ301)。
ァイルの文章部分を、形態素解析等の手法で単語に分割
する(ステップ302)。この単語への分割時には、原
形(辞書引きのための語形)でない単語を原形に変換す
る。
章中に「storehouses」という複数形が存在
するが、辞書引きの見出し語の設定は「storeho
use」という単数形で行ないたいので、「store
houses」(複数形)から「storehous
e」(単数形)への変換を行なう。以降、「store
houses」のように、文章に出現したままの形を
「出現形」と呼び、「storehouse」のような
辞書引きのための語形を上述したように「原形」と呼
ぶ。動詞の活用形等も出現形なので原形に変換する。
なくなるまで、リンク付け処理ループを実行する(ステ
ップ303〜306)。なお、全ての単語に対してリン
ク付け処理ループによる処理が終了したときには(ステ
ップ303で否定結果)、リンク付文書検索手段2に結
果ファイルを出力して(ステップ307)、一連の処理
を終了する。
在するという結果を得た場合には、辞書内容抽出手段8
に指示を出して辞書内容を抽出させ、それを文書ファイ
ルにして辞書内容文書格納手段9に格納させる(ステッ
プ304)。この処理については、後で詳細に説明す
る。このステップ304の処理は、各単語について繰り
返し行なわれるので、辞書リンクタグ付けが完了した時
点では、その文書中の単語の辞書内容は全て辞書内容文
書格納手段9に辞書内容文書(リンク先の文書)として
格納されていることになる。
となっている単語について終了すると、格納された辞書
内容文書をリンク先文書とするように、対象単語にリン
クタグを付与し(ステップ305)、結果ファイルへ書
き込んで(ステップ306)、上述したステップ303
に戻る。
タグの付与処理によって付与されるタグは、図10に示
すようになる。なお、図10は、例えば図4(C)の文
書を元ファイルとする結果ファイルの一部を示したもの
である。図10中の「<AHREF=“/dic/ke
ep/storehouse”>」や「</A>」が一
対のタグになっており、この一対のタグにはさまれた部
分「storehouses」が、「/dic/kee
p/」という辞書内容文書格納場所の「storeho
use」というファイルにリンクされていることを示し
ている。
た場合の結果ファイルを表示した図4(D)に示すよう
に、表示入力手段1において表示される場合には、例え
ば、この一対のタグは、一対のタグがはさむ単語のアン
ダーラインとして表示され、リンク先が存在することを
示すものとなる。
rehouses」という複数形になっているが、辞書
引きの見出し語の設定は「storehouse」とい
う単数形で行ない、結果ファイルに書き込むときには
「storehouses」(複数形)にリンク先とし
て「storehouse」(単数形)を付与する。こ
のように処理を行なって結果ファイルを作成すると、こ
の結果ファイルは、表示入力手段1では図4(D)のよ
うに表示される。
タグ付与手段4の起動により実行する図9のステップ3
04の動作について、図11のフローチャートを参照し
ながら以下に説明する。
文書が、辞書内容文書格納手段9に既に格納されている
か否か(言い換えると新たな抽出を必要とするか否か)
を判定する(ステップ500)。例えば、辞書内容文書
のファイル名を単語名と同一にしておき、そのファイル
名を探索することで辞書内容文書格納手段9に既に格納
されているか否かを判定することができる。
であったために、辞書内容文書格納手段9に既に格納さ
れていた場合は、当該の辞書内容文書ファイル名を辞書
リンクタグ付与手段4に渡して(ステップ503)、一
連の処理を終了する。
納手段9に未だ格納されていないと判定された場合に
は、電子辞書10に当該単語を見出しとする項目がある
か否かを、辞書引きを行なうことにより判定する(ステ
ップ501)。
目があった場合には、すなわち、当該単語が未知語では
なかった場合には、当該単語をファイル名とする辞書内
容文書ファイルを作成し、電子辞書10から当該単語の
記述部分を抽出してそのファイルに書き込み、辞書内容
文書格納手段9に格納する(ステップ502)。その
後、当該の辞書内容文書ファイル名を辞書リンクタグ付
与手段4に渡して(ステップ503)、一連の処理を終
了する。
のデータ形式が、「改行の次の行は見出し項目で、その
見出し語の記述内容は記号□が現れるまで続く」という
ように、見出し語やその記述範囲が識別できる形式にな
っていることにより、上述したステップ501での辞書
引きが可能となっている。
0に当該単語を見出しとする項目がないことを認識する
と、すなわち、当該単語が未知語であると、未知語用辞
書内容文書ファイルが、辞書内容文書格納手段9に既に
格納されているか否かを判定する(ステップ504)。
例えば、未知語用辞書内容文書ファイルのファイル名
を、例えば「unknown words」等と予め決
めておき、そのファイル名を探索することで判定するこ
ととする。
容文書格納手段9に既に格納されていた場合には、未知
語用辞書内容文書ファイル名を辞書リンクタグ付与手段
4に渡して(ステップ503)、一連の処理を終了す
る。
容文書格納手段9に未だ格納されていなかった場合に
は、例えば「その単語は辞書にありません。」という文
を中身としたファイルを未知語用辞書内容文書ファイル
として作成し、予め決められた(「unknown w
ords」といった)未知語用辞書内容文書ファイル名
で辞書内容文書格納手段9に格納する(ステップ50
5)。その後、未知語用辞書内容文書ファイル名を辞書
リンクタグ付与手段4に渡して(ステップ503)、一
連の処理を終了する。
は、2種類考えられる。
する方法 上述した図11における処理で採用した未知語用辞書内
容文書ファイルを作成する方法(ステップ505参照)
である。例えば、図4(C)に示す文書が元ファイルの
場合において、「vast」という単語(文字列)が未
知語であるときには、結果ファイルは図12(A)のよ
うに記述される。この未知語「vast」がリンク先と
して選択された場合には、表示入力手段1での表示画面
は、図12(B)に示すように、未知語であることを明
らかとするメッセージ「その単語は辞書にありませ
ん。」を含むものとなる。
い方法 未知語に関する第2の処理方法は、未知語には辞書リン
クタグ付けをしない方法であり、これにより、未知語を
リンク先として利用者が選択することはできない。例え
ば、図4(C)に示す文書が元ファイルの場合におい
て、「vast」という単語(文字列)が未知語である
ときには、結果ファイルは図13(A)のように記述さ
れる。この結果ファイルが、表示入力手段1によって表
示されたときには、図13(B)に示すように、「va
st」の部分だけリンクの存在を示すアンダーラインが
ない状態が表示される。すなわち、「vast」を選択
することはできない状態で表示される。
ートに示す辞書リンクタグ付与手段4の動作の流れ、及
び、上述した図11のフローチャートに示す辞書内容抽
出手段8の動作の流れで採用されていた。そこで、以下
では、未知語には辞書リンクタグ付けをしない第2の方
法を採用した場合の辞書リンクタグ付与手段4の動作及
び辞書内容抽出手段8の動作を簡単に説明する。なお、
第1の未知語処理方法に代えて、第2の未知語処理方法
を採用したシステム自体、第1の実施形態とは異なる実
施形態となっている。
場合における辞書リンクタグ付与手段4の動作フローチ
ャートを図14(図9に置き換わる図面)に示すと共
に、辞書内容抽出手段8の動作フローチャートを図15
(図11に置き換わる図面)に示す。
フローチャートと異なるのは、辞書内容抽出・格納処理
ステップ(ステップ304)と、辞書内容文書へのリン
ク付け処理ステップ(ステップ305)との間に、未知
語フラグがたっているか否かを判定するステップ308
を設けたことである。
グがたっていないと判定された場合には、すなわち、未
知語ではなかった場合には、辞書内容文書へのリンク付
けを行ない(ステップ305)、結果ファイルに書き込
み(ステップ306)、ステップ303に戻る。これに
対して、ステップ308において、未知語フラグがたっ
ていると判定された場合には、すなわち、未知語であっ
た場合には、辞書内容文書へのリンク付けを行なわず
(ステップ305を飛ばして)、結果ファイルには単語
のみをタグなしで書き込み(ステップ306;図13
(A)参照)、ステップ303に戻る。この場合の表示
画面は、上述のように図13(B)に示すようなものに
なる。
フローチャートにおいて、上述した図11のフローチャ
ートと異なるのは、辞書引きを行なって未知語か否か判
定し(ステップ501)、未知語であると判定された場
合の処理の部分である。すなわち、ステップ501で未
知語であると判定された場合には、未知語フラグをたて
る(ステップ506)だけで、辞書内容文書ファイル名
を渡すこともなく、処理を終了する。
第1の実施形態の文書検索表示システムの動作を、上述
した図4、図5、図12に示す表示画面を参照しながら
具体的に説明する。なお、以下の説明は、英文ファイル
に対する英日辞書引きを対象として行なっている。ま
た、未知語に対する特殊処理方法が、未知語用辞書内容
文書ファイルを作成する方法であるとして説明を行な
う。
処理装置が、この実施形態に係るリンク付文書検索表示
システムの表示入力手段1として立ち上げられると、接
続しているリンク付文書検索手段2に初期入力画面を規
定する情報「start」を送り、図4(A)に示す初
期入力画面の内容を取り込んで表示させる。
ているときに、利用者がファイル情報「guidanc
e」を入力してエンターキーを押下したとする。ここ
で、「guidance」はリンク付文書「Corpo
rate guidance」のファイルを規定してい
るファイル名とする。
のファイル情報の入力を受けて(ステップ200)、そ
の情報がリンク付文書を指していることからタグ付与コ
マンドではないと判定し(ステップ201)、その文書
を取り出して(ステップ202)、一般文書ではないと
判定し(ステップ204)、表示が図4(B)に示すよ
うになるリンク付文書を表示入力手段1に出力する(ス
テップ206)。
idance」は、3個のリンク付文書をリンク先文書
として有し、これらのリンク先のリンク付文書をそれぞ
れ指定する「message」、「slogan」、
「glance」をタグの一情報として有しているとす
る。
きに、利用者がリンク付文書「Global Slog
an」を示す文字列をマウス等で選択すると、リンク付
文書検索手段2はファイル情報「slogan」を受け
取り(ステップ200)、これもタグ付与コマンドでは
ないと判定し(ステップ201)、その文書を取り出す
(ステップ202)。ここで、利用者が選択したリンク
先文書「GlobalSlogan」は一般文書である
とすると、ステップ204で一般文書であると判定さ
れ、「辞書引き」ボタンを付与され(ステップ20
5)、表示が上述した図4(C)に示すようになる一般
文書を表示入力手段1に出力する(ステップ206)。
わりに「辞書引き」可能モードに入るためのタグ付与コ
マンド「/cgi−bin/into the di
c」をファイル情報として有しているとする。
きに、利用者が「辞書引き」ボタンをマウス等で選択す
ると、リンク付文書検索手段2はファイル情報(タグ付
与コマンド)「/cgi−bin/into the
dic」を受け取り(ステップ200)、タグ付与コマ
ンドであると判定し(ステップ201)、辞書リンクタ
グ付与手段4に対してタグ付与コマンドを起動する(ス
テップ203)。
ンクタグ付与手段4は一般文書ファイル「sloga
n」をリンク付文書検索手段2から転送させ(ステップ
300)、結果ファイル(の格納領域)を(テンポラリ
領域に)作成し(ステップ301)、文書ファイル「s
logan」中の文章を各単語に分割して(ステップ3
02)、先頭から未処理単語があるか否かを判定する
(ステップ303)。先頭単語は「we」であって未処
理なので、辞書内容抽出・格納ルーチンに入る(ステッ
プ304)。
e」についての辞書内容文書が辞書内容文書格納手段9
にあるか否かを判定する(ステップ500)。例えば、
辞書内容文書格納場所は「“/dic/keep”」で
あるとし、「we」についての辞書内容文書ファイル名
は常に「we」であると設定されているとする。辞書内
容文書格納場所を探索してファイル「we」が存在しな
かった場合、ステップ501に進むことになる。
子辞書10にあったとすると(ステップ501)、電子
辞書10から「we」の記述部分を抽出し、辞書内容文
書格納手段9にファイル名「we」として格納する(ス
テップ502)。その後、格納場所も含めた辞書内容文
書ファイル名として、「/dic/keep/we」を
辞書リンクタグ付与手段4に渡して(ステップ50
3)、このルーチンを終了する。
ァイル名を用いて、図10の1行目のようにタグで挟み
込んで(ステップ305)、結果ファイルに書き込む
(ステップ306)。
辞書10に存在し(存在したとする)同じルーチンをた
どって同様に処理される。
在しないとする。このときには、ステップ501からス
テップ504に進み、未知語用辞書内容文書ファイル
「/dic/keep/unknown words」
が存在するか否かを調べる。ここで、未知語が初めて出
現したとすると、未知語用辞書内容文書ファイルは格納
されていないので、ステップ505に進み、未知語用辞
書内容文書ファイル「/dic/keep/unkno
wn words」を作成して格納し(中身は「その単
語は辞書にありません。」という一文)、ファイル名と
して、「/dic/keep/unknown wor
ds」を辞書リンクタグ付与手段4に渡して(ステップ
503)、このルーチンを終了する。
辞書内容文書格納手段9の内部がクリアされなければ、
「vast」の際に作成した未知語用辞書内容文書ファ
イルを参照することができる(ステップ504で「格納
済み」であると判定できる)ので、その場合は、未知語
用辞書内容文書ファイル名「/dic/keep/un
known words」を辞書リンクタグ付与手段4
に直ちに渡して(ステップ503)、このルーチンを終
了する。
が繰返され、全ての単語に対するリンクタグの付与処理
が終了すると、ステップ303で未処理単語はもう存在
しないと判定され、辞書リンクタグ付与手段4は、タグ
付けされた結果ファイルをタグ付与コマンドに対する応
答出力としてリンク付文書検索手段2に返送する(ステ
ップ307)。
タグ付与コマンドの出力文書に「単純検索」ボタンを付
与され(ステップ207)、それはさらに表示入力手段
1に送られて、図4(D)のように表示される。
検索」ボタンは、リンク先文書として、「sloga
n」をファイル情報として有しているとする。
きに、例えば「storehouses」という単語を
利用者がマウス等で選択すると、その単語には辞書内容
文書格納手段9に格納されている「storehous
e」の辞書内容文書ファイルをリンク先とするタグ情報
が付けられているので、図5に示す画面が表示されるこ
とになる。これに対して、図4(D)に示す画面が表示
されているときに、例えば「vast」という単語を利
用者がマウス等で選択すると、その単語には辞書内容文
書格納手段9に格納されている未知語用辞書内容文書を
リンク先とするタグ情報が付けられているので、図12
(B)に示す画面が表示されることになる。
ら図4(D)の画面に戻りたいときは戻りボタンを選択
すれば良い。
きに、「単純検索」ボタンを利用者がマウス等で選択す
ると、リンク先文書として「slogan」のファイル
を示しているので、ステップ200−201−202−
204−205−206をたどって、図4(C)の画面
を表示することになる。
によれば、一般文書に対して、リンク付文書の形式を利
用して電子辞書へのリンクタグを付与する手段を設けた
ので、元々の文書のフォーマットを変更することなく訳
語を参照することができるようになる。
訳語表示を希望する単語を文書表示状態から直接的に個
別に指定でき、それに応じて、システムが個別の単語の
訳語表示を実行することができる。すなわち、全ての単
語の訳語を原文に併記しても、利用者が既に知得してい
る訳語に対しては過剰サービスとなっており、そのため
に多くの処理が割かれているならば無駄であるというこ
とができる。また、個別表示では、1単語に対して多く
の情報を表示することができるが、全ての単語に訳語を
表示する場合は、各単語について最低限の訳語情報しか
表示できず、この点で、個別表示の有用性が高いという
ことができる。また、個別指定を入力フィールドを表示
して文字入力させて取込む方法に比べれば操作性が良好
である。
書5を1ファイルとして用意したので、一旦情報処理装
置上のメモリに読み込んでしまえば参照時にはポインタ
を移動するだけで良く、高速アクセスを実現できる。
般文書に電子辞書5に記述されていない未知語が存在す
る場合であっても、リンクタグの付与動作が悪影響を受
けることはない。
用特殊処理方法を適用した場合には、辞書に意味が載っ
ていない単語をわざわざ参照してしまうことがないの
で、利用者にとっての使い勝手が良い。一方、上述した
第1の未知語用特殊処理方法を適用した場合には、未知
語である旨が表示され、この点で、利用者にとっての使
い勝手は良い。
クタグを付与するようにしているが、そのために電子辞
書を新たなデータ形式で作成しておく必要はなく、既存
の電子辞書をそのまま適用することができる。
全体を読み込んで対象単語の周囲も含めて対象単語の位
置を表示するという方法と、第1の実施形態のように辞
書の一部分のみを抽出して表示するという方法がある
が、第1の実施形態の方法によれば、以下の効果を奏す
る。
辞書内容部分は表示されないので、辞書全体を読み込む
方法よりも参照しやすい、という利点がある。また、ハ
ードウェアに十分にメモリやキャッシュが備えられてい
ないときには、電子辞書全体を情報処理装置上のメモリ
やキャッシュに読み込むことができないことがあるが、
上記実施形態の文書表示検索システムでは、メモリやキ
ャッシュに持つのは必要な単語の部分だけで良く、メモ
リやキャッシュの容量が少なくても高速に動作すること
ができる。
検索表示システムに適用した第2の実施形態を図面を参
照しながら詳述する。
段4が辞書内容を取出せるように単語に付与するリンク
タグが、既に電子辞書から取出されて辞書内容文書格納
手段に格納された情報に付与されたファイル名であっ
た。この第2の実施形態は、辞書リンクタグ付与手段4
が辞書内容を取出せるように単語に付与するリンクタグ
を、辞書抽出コマンドとし、ある単語の辞書引きが指令
されたときに、辞書抽出コマンドを発行してその時点で
電子辞書から所定情報を抽出するようにしており、この
点で第1の実施形態とは異なっている。
ステムの全体構成を示すブロック図である。この図16
において、上述した第1の実施形態に係る図1の同一、
対応部分には同一符号を付して示している。
付文書の検索表示システムは、表示入力手段1、リンク
付文書検索手段2、リンク付文書格納手段3、辞書リン
クタグ付与手段4、辞書内容抽出手段8及び電子辞書1
0からなっており、辞書内容文書格納手段9が設けられ
ていない点が第1の実施形態と異なっている。
及び電子辞書10の機能は、第1の実施形態と同一であ
るので、その説明は省略する。
1からのファイルの情報に応じて、リンク付文書格納手
段3の文書(ファイル)を検索し、得た検索ファイルを
直ちに表示入力手段1に与えるものである。また、リン
ク付文書検索手段2は、表示入力手段1からのファイル
の情報に応じて、辞書リンクタグ付与手段4又は辞書内
容抽出手段8を立ち上げるものである。さらに、リンク
付文書検索手段2は、表示入力手段1からのファイル情
報に応じて、辞書リンクタグ付与手段4からリンク付け
されたファイル等を受け取って表示入力手段1に与える
ものである。
書検索手段2からあるファイルに対して辞書リンクタグ
付与の指示が出ている場合に、該ファイルに対して新た
にリンクタグ(この実施形態では後述するように辞書内
容抽出コマンドが該当する)を付けるものである。
手段2から辞書内容抽出コマンド起動の指示が出ている
場合に、指定された単語の記述部分を電子辞書10から
抽出し、リンク付文書検索手段2に出力するものであ
る。
であるので、以下では、リンク付文書検索手段2、辞書
リンクタグ付与手段4及び辞書内容抽出手段8の動作
を、この順で説明していく。
ク付文書検索手段2の基本的な動作の流れを示すフロー
チャートである。
処理を開始すると、表示入力手段1側から与えられたフ
ァイル情報を取り込み(ステップ200)、その指定が
コマンドか否か(否定は文書を意味する)を判定する
(ステップ208)。
れば、指定されたものは文書であるので、以降の処理
は、第1の実施形態と同様に、ステップ202−204
−206を経て終了するか、若しくは、ステップ202
−204−205−206を経て終了する。
付文書格納手段3から取り出し、その文書が一般文書で
あるか否かを判定し、一般文書でない場合には、その文
書はリンク付文書であるので、当該文書を表示入力手段
1側に向けて返信(出力)し、これに対して、取り出し
た文書が一般文書であると、当該一般文書に「辞書引
き」可能モードボタンを付与して表示できるように文書
を変更して表示入力手段1側に向けて返信(出力)し、
一連の処理を終了する。
が、文書を指しているのではなくコマンドを示している
ことを認識すると、その指定が辞書引き可能モードに入
るためのタグ付与コマンドか否かを判定する(ステップ
201)。なお、第2の実施形態の場合、コマンドとし
て、タグ付与コマンドと辞書内容抽出コマンドとの2種
類があり、この判定ステップ201は、これら2種類の
コマンドを弁別させるものである。
あると、以降の処理は、第1の実施形態と同様に、ステ
ップ203−207−206を経て終了する流れとな
る。すなわち、タグ付与コマンドを起動して辞書リンク
タグ付与手段4に後述する図18に示す一連の動作を実
行させ、その後、タグ付与コマンドの処理結果の出力文
書に「単純検索」ボタンを表示に付加させるように文書
を変更し、当該文書を表示入力手段1側に向けて返信
(出力)して一連の処理を終了する。
がタグ付与コマンドではないと判定された場合、言い換
えると、辞書内容抽出コマンドであると認識した場合に
は、辞書内容抽出コマンドを起動して(ステップ20
9)、辞書内容抽出手段8に後述する図20に示す処理
を実行させ、その後、辞書内容抽出コマンドの出力結果
を出力としてリンク付文書検索手段2に渡し(ステップ
206)、一連の処理を終了する。
表すルーチン内のステップ309(図18)の動作にお
いて、各単語にリンクタグとして辞書内容抽出コマンド
を付与するので、そのリンク(単語)を選択した場合
に、ステップ209で表すルーチンを通ることになる。
与手段4の動作を、図18に示すフローチャートを参照
しながら説明する。
書検索手段2から起動されると、一連の処理を開始し、
指定された元ファイル(テキストデータ)を取得し(ス
テップ300)、結果ファイル(の領域)を、テンポラ
リ領域に作成し(ステップ301)、元ファイルの文章
部分を、形態素解析等の手法で単語に分割し(ステップ
302)、全ての単語について所定の処理を実行したか
を確認し(ステップ303)、全ての単語について処理
が実行された場合に、リンク付文書検索手段2に結果フ
ァイルを出力して(ステップ307)、一連の処理を終
了する。
態と同様であるが、第2の実施形態の辞書リンクタグ付
与手段4が、各単語について実行する所定の処理が第1
の実施形態と異なっている。
が存在することを認識すると、対象単語を引数とする辞
書内容抽出コマンドをリンク先とするように、対象単語
にリンクタグを付与する(ステップ309)。その後、
結果ファイルへ書き込んで(ステップ306)、未処理
単語の存在確認ステップ303に戻る。
ンクタグ付け処理結果の一例を示している。図19中の
「<A HREF=“/cgi−bin/pick d
ic?storehouse”>」や「</A>」が一
対のタグになっており、一対のタグにはさまれた部分
(この例では「storehouse」)が、ここでは
「/cgi−bin/pick dic」という実行可
能な辞書内容抽出コマンドに、引数として「store
house」を渡して起動するように、リンクされてい
ることを示している。
8の動作を、図20に示すフローチャートを参照しなが
ら説明する。
手段2からの辞書内容抽出コマンドで起動されて、一連
の処理を開始し、コマンドの引数として渡された単語を
見出しとする項目が電子辞書10にあるか否かを、辞書
引きを行なって判定する(ステップ501)。
とする項目があった場合には、すなわち、当該単語が未
知語ではなかった場合には、電子辞書10から当該単語
の記述部分を抽出して(ステップ509)、抽出した内
容をリンク付文書検索手段2に出力して(ステップ50
8)、一連の処理を終了する(テンポラリとして一旦フ
ァイルの形式にしても良い)。
辞書10に当該単語を見出しとする項目がなかったこと
を認識した場合には、すなわち、当該単語が未知語であ
った場合には、未知語用メッセージを作成する(ステッ
プ507)。例えば、テンプレートとして、「〜は辞書
にありません。」等の文を用意しておき、「〜」の部分
に引数の単語名を入れることで未知語用メッセージを作
成する。その後、そのメッセージ文をリンク付文書検索
手段2に出力して(ステップ508)、一連の処理を終
了する。
的な技術的思想を同じにしているので、第1の実施形態
と同様な効果な効果を奏することができる。これに加え
て、第2の実施形態は、以下の効果を奏することができ
る。
は、第1の実施形態と比較した場合に、リンクタグ付け
時に辞書引き(辞書内容抽出)をしないという相違があ
るので、第1の実施形態に比較して、リンクタグ付け処
理を高速にでき、辞書リンクタグ付文書の表示が速くな
ることを期待できる。
テムは、それぞれの単語を参照するたびにコマンドを起
動して辞書内容を抽出するので、第1の実施形態に比較
して、単語参照時に処理が遅くなる可能性がある。ま
た、第1の実施形態のシステムにおいて、辞書内容文書
格納領域を大きくとれる場合には、単語参照時での処理
が第2の実施形態のシステムよりさらに高速になる。
システムは、実際上どのようなシステムを構成するかの
観点によっては、共に有用なものである。
検索表示システムに適用した第3の実施形態を図面を参
照しながら詳述する。
おける「辞書リンクタグ付与手段4が辞書内容を取出せ
るように単語に付与するリンクタグを、既に電子辞書か
ら取出されて辞書内容文書格納手段に格納された情報に
付与されたファイル名とする」という考え方と、第2の
実施形態における「辞書リンクタグ付与手段4が辞書内
容を取出せるように単語に付与するリンクタグを、ある
単語の辞書引きが指令されたときに発行する辞書抽出コ
マンドとする」という考え方とを混合したものである。
ステムの全体構成を示すブロック図である。この図21
において、上述した第1の実施形態に係る図1の同一、
対応部分には同一符号を付して示している。
ンク付文書の検索表示システムも、第1の実施形態と同
様に、表示入力手段1、リンク付文書検索手段2、リン
ク付文書格納手段3、辞書リンクタグ付与手段4、辞書
内容抽出手段8、辞書内容文書格納手段9及び電子辞書
10から構成されている。しかし、各手段の接続関係
は、第1の実施形態のものとは異なっている。
態の利点を共に発揮させようとしたものであり、そのた
め、図21に示すような構成を有する。
及び電子辞書10の機能は、第1の実施形態と同一であ
るので、その説明は省略する。
1からのファイルの情報に応じて、リンク付文書格納手
段3の文書(ファイル)を検索し、得た検索ファイルを
直ちに表示入力手段1に与えるものである。また、リン
ク付文書検索手段2は、表示入力手段1からのファイル
の情報に応じて、辞書リンクタグ付与手段4、又は、辞
書内容抽出手段8を立ち上げるものである。さらに、リ
ンク付文書検索手段2は、表示入力手段1からのファイ
ル情報に応じて、辞書リンクタグ付与手段4又は辞書内
容文書格納手段9からリンク付けされたファイル等を受
け取って表示入力手段1に与えるものである。
書検索手段2からあるファイルに対して辞書リンクタグ
付与の指示が出ている場合に、辞書内容文書格納手段9
を参照して、該ファイルに対して新たにリンクタグ(こ
のリンクタグは、辞書内容文書格納手段9内の文書ファ
イル又は辞書内容抽出コマンドのいずれかとなる;詳細
は後述する)を付けるものである。
手段2から辞書内容抽出コマンド起動の指示が出ている
場合に、指定された単語の記述の部分を電子辞書10か
ら抽出し、リンク付文書検索手段2に出力すると同時
に、その内容を辞書内容文書格納手段9に文書ファイル
として格納するものである。
手段8で抽出された辞書内容を文書ファイルとして格納
し、リンク付文書検索手段2及び辞書リンクタグ付与手
段4からの検索に応じるものである。
第2の実施形態の動作と同様であるので、以下では、辞
書リンクタグ付与手段4及び辞書内容抽出手段8の動作
を、この順で説明する。
第2の実施形態に係る図17で表すことができて第2の
実施形態と同様であるが、ステップ203でのタグ付与
コマンドで起動される処理、及び、ステップ204での
辞書内容抽出コマンドで起動される処理が第2の実施形
態のものと異なっているので、その点では第2の実施形
態のものとは異なっているということができる。すなわ
ち、図21において、リンク付文書検索手段2及び辞書
内容文書格納手段9とを直接結線しているのは、この相
違点を意識している。
与手段4の動作を、図22に示すフローチャートを参照
しながら説明する。
書検索手段2から起動されると、一連の処理を開始し、
指定された元ファイル(テキストデータ)を取得し(ス
テップ300)、結果ファイル(の領域)を、テンポラ
リ領域に作成し(ステップ301)、元ファイルの文章
部分を、形態素解析等の手法で単語に分割し(ステップ
302)、全ての単語について所定の処理を実行したか
を確認し(ステップ303)、全ての単語について処理
が実行された場合に、リンク付文書検索手段2に結果フ
ァイルを出力して(ステップ307)、一連の処理を終
了する。
実施形態と同様であるが、第3の実施形態の辞書リンク
タグ付与手段4が、各単語について実行する所定の処理
が第1、第2の実施形態とは異なっている。
が存在することを認識すると、辞書リンクタグ付与手段
4は、対象単語についての辞書内容文書が、辞書内容文
書格納手段9に既に格納されているか否かを判定する
(ステップ310)。
いた場合には、格納された辞書内容文書をリンク先文書
とするように、対象単語にリンクタグを付与し(ステッ
プ305)、結果ファイルへ書き込んで(ステップ30
6)、未処理単語の存在確認ステップ303に戻る。
り、辞書内容文書格納手段9に対象単語についての辞書
内容文書が格納されていないことを認識すると、対象単
語を引数とする辞書内容抽出コマンドをリンク先とする
ように、対象単語にリンクタグを付与し(ステップ30
9)、結果ファイルへ書き込んで(ステップ306)、
未処理単語の存在確認ステップ303に戻る。
よる辞書リンクタグ付け処理結果の一例を示している。
図23中の一対のタグ「<A HREF=”/dic/
keep/we”>」及び「</A>」は、第1の実施
形態と同様に、辞書内容文書格納手段9から該当するフ
ァイルを取出すことができるようにしたリンクタグであ
り、また、他の一対のタグ「<A HREF=”/cg
i−bin/pick dic?storehouse”
>」及び「</A>」は、第2の実施形態と同様に、所
定単語に対する辞書内容抽出コマンドを発行できるよう
にしたリンクタグである。すなわち、この図23に示し
た例の場合、単語「we」や「on」については、辞書
内容文書格納手段9に既に格納されているという想定
で、辞書内容文書ファイルへのリンクとなっており、そ
の他の「draw」、「vast」、「storeho
uses」については、辞書内容抽出コマンドへのリン
クとなっている。
容文書格納手段9に既に格納されているか否かによっ
て、各単語に対する辞書リンクタグの付与方法を切り替
えている点に特徴を有するものである。
8の動作を、図24に示すフローチャートを参照しなが
ら説明する。
手段2からの辞書内容抽出コマンドで起動されて(ステ
ップ210)、一連の処理を開始し、コマンドの引数と
して渡された単語を見出しとする項目が電子辞書10に
あるか否かを、辞書引きを行なうことにより判定する
(ステップ501)。
目があった場合には、すなわち、当該単語が未知語では
なかった場合には、電子辞書10から当該単語の記述部
分を抽出して、その内容を辞書内容文書格納手段9に格
納する(ステップ502)。そして、抽出した内容をリ
ンク付文書検索手段2に出力して(ステップ508)、
一連の処理を終了する。
辞書10に当該単語を見出しとする項目がなかったこと
を認識した場合には、すなわち、当該単語が未知語であ
った場合には、未知語用メッセージを作成する(ステッ
プ507)。例えば、テンプレートとして、「〜は辞書
にありません。」等の文を用意しておき、「〜」の部分
に引数の単語名を入れることで未知語用メッセージを作
成する。その後、そのメッセージ文をリンク付文書検索
手段2に出力して(ステップ508)、一連の処理を終
了する。
と基本的な技術的思想を同じにしているので、第1、第
2の実施形態と同様な効果を奏することができる。
1、第2の実施形態の効果と異なる点)を記述すると、
以下の通りである。
は、リンクタグ付け前に格納済み判定を行なうので、第
2の実施形態よりは、リンクタグ付け処理(ひいては辞
書リンク付文書の表示)が遅くなるが、辞書引き(辞書
内容抽出)はこの段階では行なわないので、第1の実施
形態よりはリンクタグ付け処理が高速であり、辞書リン
クタグ付文書の表示が速くなる。
コマンドと辞書内容文書にリンクを張り分けることによ
り、辞書内容の参照時に、全てその時点でコマンドを起
動する第2の実施形態よりは処理が高速である。なお、
第1の実施形態のように全部格納してあるわけではない
ので、第1の実施形態よりは処理は遅い。
納することになるので、第1の実施形態のように参照さ
れないものまで格納してしまう無駄はないので、ディス
ク等を有効に使える。
検索表示システムに適用した第4の実施形態を図面を参
照しながら詳述する。
実施形態と同様に、リンクタグとして辞書内容抽出コマ
ンドを付与するようにしたものであるが、リンクタグの
付与処理時での辞書引きを不要にしたことを特徴とする
ものである。
ステムの全体構成を示すブロック図である。この図21
において、上述した第1の実施形態に係る図1の同一、
対応部分には同一符号を付して示している。
ンク付文書の検索表示システムも、第1の実施形態と同
様に、表示入力手段1、リンク付文書検索手段2、リン
ク付文書格納手段3、辞書リンクタグ付与手段4、辞書
内容抽出手段8、辞書内容文書格納手段9及び電子辞書
10から構成されている。しかし、各手段の接続関係
は、第1の実施形態のものとは異なっている。
及び電子辞書10の機能は、第1の実施形態と同一であ
るので、その説明は省略する。
1からのファイルの情報に応じて、リンク付文書格納手
段3の文書(ファイル)を検索し、得た検索ファイルを
直ちに表示入力手段1に与えるものである。また、リン
ク付文書検索手段2は、表示入力手段1からのファイル
の情報に応じて、辞書リンクタグ付与手段4、又は、辞
書内容抽出手段8を立ち上げるものである。さらに、リ
ンク付文書検索手段2は、表示入力手段1からのファイ
ル情報に応じて、辞書リンクタグ付与手段4からリンク
付けされたファイル等を受け取って表示入力手段1に与
えるものである。
書検索手段2からあるファイルに対して辞書リンクタグ
付与の指示が出ている場合に、該ファイルに対して新た
にリンクタグ(この実施形態では辞書内容抽出コマン
ド)を付けるものである。
手段2から辞書内容抽出コマンド起動の指示が出ている
場合に、辞書内容文書格納手段9から文書を取り出す
か、又は、指定された単語の記述の部分を電子辞書10
から抽出するかして、リンク付文書検索手段2に出力す
るものである。
手段8で抽出された辞書内容を文書ファイルとして格納
し、辞書内容抽出手段8からの検索に応じるものであ
る。
(図17参照)及び辞書リンクタグ付与手段4(図18
参照)の動作は、第2の実施形態での動作と同様である
ので(それぞれ図3、図17、図18参照)、その説明
は省略し、以下では、辞書内容抽出手段8の動作を、図
26に示すフローチャートを参照しながら説明する。
手段2からの辞書内容抽出コマンドで起動されて(ステ
ップ210)、一連の処理を開始し、与えられた単語に
ついての辞書内容文書が、辞書内容文書格納手段9に既
に格納されているか否かを判定する(ステップ50
0)。
であったために、辞書内容文書格納手段9に既に格納さ
れていた場合には、当該の辞書内容文書ファイルを取り
出して、リンク付文書検索手段2に出力して(ステップ
508)、一連の処理を終了する。
容文書格納手段9に格納されていなかったことを認識し
た場合には、コマンドの引数として渡された単語を見出
しとする項目が電子辞書10にあるか否かを、辞書引き
を行なって判定する(ステップ501)。
とする項目があった場合、すなわち、当該単語が未知語
ではなかった場合には、電子辞書10から当該単語の記
述部分を抽出し、辞書内容文書格納手段9に格納して
(ステップ502)、抽出した内容をリンク付文書検索
手段2に出力して(ステップ508)、一連の処理を終
了する。
当該単語を見出しとする項目がなかったと認識した場
合、すなわち、当該単語が未知語であった場合には、未
知語用メッセージを作成し(ステップ507)、そのメ
ッセージ文をリンク付文書検索手段2に出力して(ステ
ップ508)、一連の処理を終了する。
施形態と基本的な技術的思想を同じにしているので、第
1、第2、第3の実施形態と同様な効果を奏することが
できる。
1、第2、第3の実施形態の効果と異なる点)を記述す
ると、以下の通りである。
は、第1の実施形態と比較した場合に、リンクタグ付け
時に辞書引きをしないので、リンクタグ付け処理を高速
に実行させることができる。
テムは、第3の実施形態と比較した場合にも、リンクタ
グ付け時には格納済み判定を行なわないので、リンクタ
グ付け処理を、第2の実施形態と同程度に高速に実行さ
せることができる。
にコマンドを起動して、さらにコマンド内で格納済み判
定を行なうので、第1の実施形態よりは、単語参照時に
処理が遅くなる。また、第2、第3の実施形態と比較す
ると、「格納済み判定+格納済み文書を取り出す」処理
にかかる時間と、辞書内容抽出処理にかかる時間とを比
較した場合に、どちらが速いかは一概には言えないの
で、第4の実施形態の方が、第2、第3の実施形態より
も処理が速い場合もあり得る。
納することになるので、第1の実施形態のように参照さ
れないものまで格納してしまう無駄はなく、第3の実施
形態と同様に、ディスク等を有効に使うことができるよ
うになる。
て、「辞書引き」可能モードに入るためのボタンや「単
純検索」モードに戻るためのボタンは、アンダーライン
をボタンに付与してリンク文書を指す形式で実現してい
たが、上述したように、終了ボタンや再転送ボタンと同
様の形式で並列に表示しても良い。
が英和辞書のものを示したが、国語辞典(英英辞典等を
含む)や熟語辞典等であっても良く、また、見出しに対
して、図や音等を記述内容として含む辞書であっても良
い。音を記述内容に含む場合には、表示入力手段にも音
声出力装置(音声合成手段やスピーカ手段)を設けるこ
とを要する。さらに、電子辞書は一つに限らず、分野別
等の複数の電子辞書を備えるものであっても良い。この
場合は、辞書を選択することを要するが、かかる選択方
法としては既存のものを適用することができる。その方
法としては、例えば、各辞書毎にキーワードを定めてお
き、「辞書引き」ボタンが操作されたときに、対象文書
に最も多くキーワードに該当する単語を含む電子辞書を
選択しても良い。また例えば、既存の方法ではないが、
タグの種類と電子辞書の種類とを対応させておき、該当
するタグが見付けた場合にその対応辞書を引くようにし
ても良い。例えば、文書の著者を記載しているタグを見
付けた場合に、人名辞典を引くようにしても良い。
索手段が1個のシステムを示したが、通信ネットワーク
を介して複数の文書検索手段が接続されたシステムであ
っても良い。この場合、表示入力手段からファイル(文
書)の取出しが依頼された文書検索手段は、自己に直接
接続されている文書格納手段に該当するファイルが存在
しない場合には、他の文書検索手段にファイルの取出し
を依頼することになり、受信した元ファイルに対して、
利用者からの指令に応じて適宜「辞書引き」可能モード
に入ることになる。また、電子辞書も、複数の文書検索
手段が共通に利用するように接続されたものであっても
良い。
ンク付文書の検索表示システムに本発明を適用したもの
を示したが、本発明の特徴は、一般文書の辞書引きを可
能としている点にあるので、リンク付文書以外の線形な
文書系列の検索表示システムに本発明を適用することが
できる。また、個別の文書に対して、辞書引きを可能と
する検索機能を有しないシステムにも本発明を適用する
ことができる。
を規定する情報がタグで表現されているものを示した
が、他の形式であっても良いことは勿論である。例え
ば、文書中の各単語の付加情報(属性値等)としてリン
ク情報を付与するようにしても良い。
き結果として、表示入力手段に見出し及びその見出しに
対する記述内容を与えて表示させるものを示したが、指
示された単語の情報だけを表示する形式の場合には、記
述内容だけを表示入力手段に与えて表示させるものであ
っても良い。
「辞書引き」ボタンが操作されたときに、辞書リンクタ
グの付与を行なうものを示したが、検索により一般文書
が取出されたときに、自動的に辞書リンクタグの付与動
作を行なうようにしても良い。この場合、検索指令が
「辞書引き」可能モードへの変更指令も兼ねている。
ムによれば、辞書引き対象の文字列をキーボード等から
入力することなく、文書を表示した状態で所定文字列を
選択することにより、辞書引きを指令して、その記述内
容を表示できるようになり、文書表示フォーマットを辞
書引きを考慮して変更することを不要にできる。
ある。
図である。
ャートである。
(1)を示す説明図である。
(2)を示す説明図である。
フローチャートである。
文書データの説明図である。
文書データの説明図である。
理フローチャートである。
説明図である。
理フローチャートである。
るデータを示す説明図である。
るデータ及び表示画面を示す説明図である。
第2の処理フローチャートである。
2の処理フローチャートである。
である。
理フローチャートである。
処理フローチャートである。
説明図である。
ローチャートである。
である。
処理フローチャートである。
ファイル例の説明図である。
ローチャートである。
である。
ローチャートである。
ンク付文書格納手段、4…辞書リンクタグ付与手段、8
…辞書内容抽出手段、9…辞書内容文書格納手段、10
…電子辞書。
Claims (5)
- 【請求項1】 見出し文字列と、その見出し文字列に対
する説明用記述とからなる各項目情報を記憶している電
子辞書と、 文書を表示させると共に、表示文書の表示形態や表示文
書自体を変更させる指示入力を取込む表示入力手段と、 文書を、辞書引きが可能な表示形態へ表示することを上
記表示入力手段から指示されたときに、対象文書中の全
て又は一部の辞書引き単位の文字列毎に、上記電子辞書
の格納情報を上記表示入力手段に与え得ることを表すリ
ンク情報を付与した文書に変換し、上記表示入力手段に
よって、それら各文字列をそれぞれリンク文書であるこ
とを表す態様で表示させる辞書リンク情報付与手段と、 リンク文書としての表示態様で表示されている文字列が
選択されたことを表すリンク情報が上記表示入力手段か
ら与えられたときに、選択文字列に関する説明用記述を
少なくとも上記表示入力手段に与えて表示させる辞書引
き手段とを備えたことを特徴とする文書表示システム。 - 【請求項2】 上記辞書引き手段が、 上記辞書リンク情報付与手段が各文字列にリンク情報を
付与する際にその文字列についての上記電子辞書の格納
内容を抽出する辞書内容抽出部と、 この辞書内容抽出部が抽出した格納内容を記憶する辞書
内容文書格納部と、 リンク文書としての表示態様で表示されている文字列が
選択されたことを表すリンク情報が上記表示入力手段か
ら与えられたときに、選択文字列に関する少なくとも説
明用記述を上記辞書内容格納部から読出して上記表示入
力手段に与えるリンク先情報取出部でなり、 上記辞書リンク情報付与手段が、各文字列にリンク情報
を付与する際に、上記辞書内容抽出部を起動すると共
に、上記辞書リンク情報付与手段が各文字列に付与する
リンク情報が上記辞書内容文書格納部からの読出しを可
能とする情報であることを特徴とする請求項1に記載の
文書表示システム。 - 【請求項3】 上記辞書引き手段が、リンク文書として
の表示態様で表示されている文字列が選択されたことを
表すリンク情報が上記表示入力手段から与えられたとき
に、選択文字列に関する少なくとも説明用記述を上記電
子辞書から読出して上記表示入力手段に与えるものであ
り、 上記辞書リンク情報付与手段が各文字列に付与するリン
ク情報が、該当文字列の選択時に、上記辞書引き手段に
よる読出しを可能とする情報であることを特徴とする請
求項1に記載の文書表示システム。 - 【請求項4】 上記辞書引き手段が、 リンク情報として、所定文字列を特定した抽出指令が与
えられたときに、その文字列についての上記電子辞書の
格納内容を抽出する辞書内容抽出部と、 この辞書内容抽出部が抽出した格納内容を記憶する辞書
内容文書格納部と、 リンク文書としての表示態様で表示されている文字列が
選択されたことを表すリンク情報が与えられた場合にお
いて、そのリンク情報が抽出指令のときに、上記辞書内
容抽出部に抽出動作させて、選択文字列に関する抽出さ
れた少なくとも説明用記述を上記表示入力手段に与える
と共に、与えられたリンク情報が上記辞書内容文書格納
部からの読出しを求める情報のときに、選択文字列に関
する少なくとも説明用記述を上記辞書内容文書格納部か
ら読出して上記表示入力手段に与えるリンク先情報取出
部でなり、 上記辞書リンク情報付与手段が、各文字列にリンク情報
を付与する際に、上記辞書内容文書格納部に辞書内容が
格納されている文字列に対しては、上記辞書内容文書格
納部からの読出しを求めるリンク情報を付与し、上記辞
書内容文書格納部に辞書内容が格納されていない文字列
に対しては、上記辞書内容抽出部に抽出動作させ得る抽
出指令のリンク情報を付与することを特徴とする請求項
1に記載の文書表示システム。 - 【請求項5】 上記辞書引き手段が、 リンク情報が与えられたときに、そのリンク情報に係る
文字列の情報が下記辞書内容文書格納部に格納されてい
ない場合に、その文字列についての上記電子辞書の格納
内容を抽出する辞書内容抽出部と、 この辞書内容抽出部が抽出した格納内容を記憶する辞書
内容文書格納部と、 リンク文書としての表示態様で表示されている文字列が
選択されたことを表すリンク情報が与えられた場合にお
いて、そのリンク情報に係る文字列の情報が上記辞書内
容文書格納部に格納されていないときには上記辞書内容
抽出部に抽出動作させて、選択文字列に関する抽出され
た少なくとも説明用記述を上記表示入力手段に与えると
共に、そのリンク情報に係る文字列の情報が上記辞書内
容文書格納部に格納されているときには上記辞書内容文
書格納部から読出した選択文字列に関する少なくとも説
明用記述を上記表示入力手段に与えるリンク先情報取出
部でなり、 上記辞書リンク情報付与手段が、各文字列にリンク情報
を付与する際に、上記辞書内容抽出部に抽出動作させ得
る抽出指令のリンク情報を付与することを特徴とする請
求項1に記載の文書表示システム。
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---|---|---|---|
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DE69719858T DE69719858T2 (de) | 1996-05-13 | 1997-04-29 | Dokumentanzeigesystem und elektronisches Wörterbuch |
CA002204447A CA2204447C (en) | 1996-05-13 | 1997-05-05 | Document display system and electronic dictionary |
KR1019970018333A KR100489913B1 (ko) | 1996-05-13 | 1997-05-12 | 문서표시시스템및전자사전 |
US08/855,593 US6128635A (en) | 1996-05-13 | 1997-05-13 | Document display system and electronic dictionary |
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