JP2785692B2 - 辞書検索表示装置 - Google Patents

辞書検索表示装置

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JP2785692B2
JP2785692B2 JP6155336A JP15533694A JP2785692B2 JP 2785692 B2 JP2785692 B2 JP 2785692B2 JP 6155336 A JP6155336 A JP 6155336A JP 15533694 A JP15533694 A JP 15533694A JP 2785692 B2 JP2785692 B2 JP 2785692B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子可読な辞書を検索
し表示する辞書検索表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自国語、外国語にかかわらず、文章を読
んで理解するために辞書を引く作業は、以下のステップ
の繰り返しである。
【0003】1)よく理解できない語に対し、その語を
キーにして辞書を検索し、対応する項目を見つける。 2)品詞,用法,意味等で分類された各項目に対し、そ
の解説や例文を熟読比較し、実際の語の品詞,用法,意
味等がどれに相当するかを判断する。
【0004】この作業には、従来から紙に印刷した辞書
が用いられていたが、近年、電子化辞書を用いた辞書検
索表示装置が普及しつつある。これらの装置では、辞書
として紙の辞書を電子化したものを用いることが多い。
辞書は、電子化の際に見出し語をキーワードとして検索
できるように加工してあり、語を入力し検索を指示する
だけで対応する辞書項目が画面に表示される。紙辞書を
そのまま用いる場合に比べて検索の労力が大幅に軽減さ
れるのが利点である。また、キーワードの前方一致検
索、後方一致検索など、紙辞書では不可能だった高度な
検索が可能な装置も多い。
【0005】検索結果の表示に関しては、従来の辞書検
索表示装置は、辞書内容のテキストをそのままの形で画
面に表示する。結果が紙の上でなく画面の上に表示され
ているのが紙辞書との違いである。使い方は紙辞書と同
じで、各細項目を熟読,検討して、実際の語の意味がど
れに相当するかを判断するのである。
【0006】図15は、従来の辞書検索表示装置による
辞書内容表示の一例であり、後述する図5に示すものと
同じ辞書内容がスクロール可能なウインドウ上に表示さ
れている。画面の大きさの制約上、見えているのは先頭
部分だけであるが、辞書内容の残りは画面をスクロール
すると参照できる。辞書は、紙の辞書をもとに電子化し
たものであり、1語の内容は統語的性質や意味の違いに
応じて複数の細項目に分かれていて、対応する品詞,訳
語,例文とその訳,解説などが納められている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
辞書検索表示装置は、検索を中心とする辞書引き作業の
第1のステップを支援するものであったが、辞書内容か
ら語の正しい解釈を選び出す第2のステップは十分に支
援するものではなかった。実際、従来の辞書検索表示装
置は、検索された辞書内容を紙辞書と同じ形式で表示す
る。1語の辞書内容は品詞,用法で細分され、各々の細
項目毎に例文,解説等を含むため、1語に対して大量の
情報が表示される。この中から適切なものを選択するの
は、紙辞書を使う場合と同様、たいへん労力のかかる作
業である。さらに、一般的にCRT、LCD等の電子式
表示装置は紙に比べて表示情報量が少なく一覧性に劣る
ため、この段階の使い勝手は紙辞書よりも劣ることもし
ばしばである。実際、図15に示す従来の辞書検索表示
装置による表示では、”sail”に対応する辞書内容
の先頭のごく一部しか表示されておらず、自動詞あるい
は他動詞としての解説はスクロールしなければ参照でき
ない。表示されている解釈が明らかに正しい場合を除
き、ユーザは、先ず一度上から下まで表示をスクロール
してどのような解釈があるかを一覧して見なければなら
ない。
【0008】このように、従来の辞書検索表示装置は、
表示された辞書内容から語の正しい意味,用法を決定す
る作業に多大な労力がかかるという問題がある。
【0009】この問題に鑑み、辞書内容表示のレベルを
2つにわけた辞書検索表示装置も提案されている。表示
は概略表示と全表示の2つのレベルに分かれている。ユ
ーザが概略表示を指定すると主に品詞と訳語が表示さ
れ、個別の用例や解説は表示されない。全表示を指定す
ると辞書内容が省略されずにすべて表示される。概略表
示で一覧し全表示で個別項目を見るという使い分けを想
定したものである。しかし、一覧の際には品詞と訳語程
度しか見えないため、語の意味と用法を判断するには情
報が十分でない。例文や解説まで見ようとして全表示を
選択すると、今度は表示情報が多すぎて複数の項目を比
較して適切な項目がどれかを判断するのが困難になるの
は上述の通りである。結局、上述の問題が十分に解決さ
れているとはいえない。
【0010】本発明の目的は、上述した従来技術の問題
を解決するために、語の品詞,用法,例文,解説等内容
を読んで利用するのに有効な辞書内容が表示でき、かつ
大量の表示内容の中から実際の語に対応する品詞,用
法,意味等を見いだすことが容易である辞書検索表示装
置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の辞書検索表示装置は以下のような構成を採
用している。
【0012】 第1の発明にあっては、表示文中の語を
指定し検索を指示する入力手段と、前記入力手段により
指定された語の品詞を推定する推定手段と、前記入力手
段により指定された語の辞書検索を行う辞書検索手段
と、前記辞書検索手段により検索された辞書内容の各項
目を、前記推定手段によって推定された品詞に合致する
項目が先に現れるように並べ替える並べ替え手段と、記
並べ替え手段の出力を表示する表示手段とを有する辞書
検索表示装置であって、前記辞書検索手段は、検索対象
語に加えその語の前後の語の辞書検索を行う構成を有
し、前記推定手段は、品詞列の各々に対する出現尤度を
保持する品詞列尤度知識ベースを有し、前記辞書検索手
段により検索された検索対象語の辞書内容中に複数の品
詞の項目が存在する場合に、その複数の品詞と前記辞書
検索手段により検索された検索指定語の前後の語の辞書
内容中に記載された品詞とからなる品詞列に対して前記
品詞列尤度知識ベースを参照して動的計画法により可能
な品詞列のうち最も尤度の高い品詞列を求め、該最も尤
度の高い品詞列中の検索対象語に対応する品詞を推定結
果とする構成を有し、複数の語メモリから構成され、各
語メモリが単語領域,第1の辞書内容領域,第2の辞書
内容領域および品詞領域を備えてなる検索用ワークメモ
リと、前記辞書検索手段の有する辞書に固有な書式を保
持する辞書固有形式知識ベースと、検索指定語およびそ
の前後の語を前記検索用ワークメモリのそれぞれ異なる
語メモリの単語領域に格納する処理と、前記各語メモリ
の単語領域に格納された語について前記辞書検索手段に
よる辞書検索を行わせてその結果を対応する前記第1の
辞書内容領域に格納する処理と、前記第1の辞書内容領
域に格納された辞書内容を前記辞書固有形式知識ベース
を参照してシステム標準の書式に変換して対応する前記
第2の辞書内容領域に格納する処理と、前記各語メモリ
の第2の辞書内容領域に格納された辞書内容中に記述さ
れた品詞を抽出して対応する前記品詞領域に格納する処
理と、前記各語メモリの品詞領域に格納された品詞を前
記推定手段に与えて検索対象語の品詞を推定させる処理
と、検索指定語を保持する前記語メモリの第2の辞書内
容領域に格納されている辞書内容を前記辞書固有形式知
識ベースを参照して元の辞書の書式に戻して対応する前
記第1の辞書内容領域に格納する処理とを行う制御手段
とを備えている。
【0013】 第2の発明にあっては、表示文中の語を
指定し検索を指示する入力手段と、前記入力手段により
指定された語の品詞を推定する推定手段と、前記入力手
段により指定された語の辞書検索を行う辞書検索手段
と、前記辞書検索手段により検索された辞書内容を表示
し、該表示を行う際に前記推定手段によって推定された
品詞に合致する項目を強調して表示する表示手段とを有
する辞書検索表示装置であって、前記辞書検索手段は、
検索対象語に加えその語の前後の語の辞書検索を行う構
成を有し、前記推定手段は、品詞列の各々に対する出現
尤度を保持する品詞列尤度知識ベースを有し、前記辞書
検索手段により検索された検索対象語の辞書内容中に複
数の品詞の項目が存在する場合に、その複数の品詞と前
記辞書検索手段により検索された検索指定語の前後の語
の辞書内容中に記載された品詞とからなる品詞列に対し
て前記品詞列尤度知識ベースを参照して動的計画法によ
り可能な品詞列のうち最も尤度の高い品詞列を求め、該
最も尤度の高い品詞列中の検索対象語に対応する品詞を
推定結果とする構成を有し、複数の語メモリから構成さ
れ、各語メモリが単語領域,第1の辞書内容領域,第2
の辞書内容領域および品詞領域を備えてなる検索用ワー
クメモリと、前記辞書検索手段の有する辞書に固有な書
式を保持する辞書固有形式知識ベースと、検索指定語お
よびその前後の語を前記検索用ワークメモリのそれぞれ
異なる語メモリの単語領域に格納する処理と、前記各語
メモリの単語領域に格納された語について前記辞書検索
手段による辞書検索を行わせてその結果を対応する前記
第1の辞書内容領域に格納する処理と、前記第1の辞書
内容領域に格納された辞書内容を前記辞書固有形式知識
ベースを参照してシステム標準の書式に変換して対応す
る前記第2の辞書内容領域に格納する処理と、前記各語
メモリの第2の辞書内容領域に格納された辞書内容中に
記述された品詞を抽出して対応する前記品詞領域に格納
する処理と、前記各語メモリの品詞領域に格納された品
詞を前記推定手段に与えて検索対象語の品詞を推定させ
る処理と、検索指定語を保持する前記語メモリの第2の
辞書内容領域に格納されている辞書内容を前記辞書固有
形式知識ベースを参照して元の辞書の書式に戻して対応
する前記第1の辞書内容領域に格納する処理とを行う制
御手段とを備えている。
【0014】 第3の発明にあっては、表示文中の語を
指定し検索を指示する入力手段と、前記入力手段により
指定された語の品詞を推定する推定手段と、前記入力手
段により指定された語の辞書検索を行う辞書検索手段
と、前記辞書検索手段により検索された辞書内容をスク
ロール可能なウインドウに表示し、該表示を行う際に前
記推定手段によって推定された品詞に合致する項目がウ
インドウの先頭部に位置するまで画面をスクロールする
表示手段とを有する辞書検索表示装置であって、前記辞
書検索手段は、検索対象語に加えその語の前後の語の辞
書検索を行う構成を有し、前記推定手段は、品詞列の各
々に対する出現尤度を保持する品詞列尤度知識ベースを
有し、前記辞書検索手段により検索された検索対象語の
辞書内容中に複数の品詞の項目が存在する場合に、その
複数の品詞と前記辞書検索手段により検索された検索指
定語の前後の語の辞書内容中に記載された品詞とからな
る品詞列に対して前記品詞列尤度知識ベースを参照して
動的計画法により可能な品詞列のうち最も尤度の高い品
詞列を求め、該最も尤度の高い品詞列中の検索対象語に
対応する品詞を推定結果とする構成を有し、複数の語メ
モリから構成され、各語メモリが単語領域,第1の辞書
内容領域,第2の辞書内容領域および品詞領域を備えて
なる検索用ワークメモリと、前記辞書検索手段の有する
辞書に固有な書式を保持する辞書固有形式知識ベース
と、検索指定語およびその前後の語を前記検索用ワーク
メモリのそれぞれ異なる語メモリの単語領域に格納する
処理と、前記各語メモリの単語領域に格納された語につ
いて前記辞書検索手段による辞書検索を行わせてその結
果を対応する前記第1の辞書内容領域に格納する処理
と、前記第1の辞書内容領域に格納された辞書内容を前
記辞書固有形式知識ベースを参照してシステム標準の書
式に変換して対応する前記第2の辞書内容領域に格納す
る処理と、前記各語メモリの第2の辞書内容領域に格納
された辞書内容中に記述された品詞を抽出して対応する
前記品詞領域に格納する処理と、前記各語メモリの品詞
領域に格納された品詞を前記推定手段に与えて検索対象
語の品詞を推定させる処理と、検索指定語を保持する前
記語メモリの第2の辞書内容領域に格納されている辞書
内容を前記辞書固有形式知識ベースを参照して元の辞書
の書式に戻して対応する前記第1の辞書内容領域に格納
する処理とを行う制御手段とを備えている。
【0015】
【0016】
【作用】第1の発明の辞書検索表示装置にあっては、ユ
ーザが入力手段により表示文中の語を指定して検索を指
示すると、推定手段が検索指定語の表示文中での性質を
推定すると共に辞書検索手段が検索指定語の辞書検索を
行う。そして、並べ替え手段が、検索された辞書内容の
各項目を推定手段による推定結果に合致する項目が先に
現れるように並べ替え、表示部がこの並べ替えされた辞
書内容を表示する。
【0017】語は、その周囲の環境に応じて様々な形態
的,統語的,意味的解釈を持ち、辞書にはそれらの解釈
が細項目に分けられ列挙されている。第1の発明では、
推定部がこれらの性質を正しく推定すれば、検索指定語
に対する辞書中の細項目のうち正解の可能性がある項目
が先に、その可能性がない項目が後のほうにまとまって
表示されることになる。ユーザは、正しい解釈の項目を
探すのに表示中の最初の部分だけを参照すればよい。こ
うして、ユーザが参照しなければならない情報量が大き
く削減されるため、表示内容から実際の単語に該当する
細項目を見いだすことが容易になる。
【0018】指定が誤った場合でも、辞書内容はすべて
表示されており、参照するのに改めて指示を行う必要は
ない。表示内容も、細項目の順番以外、従来の辞書検索
表示装置により辞書内容をすべて表示した場合と何ら変
わらない。結局、この場合でも、正しい項目を探すのに
要する労力は、一般の紙辞書を用いたり、従来の辞書検
索表示装置を用いた場合とほぼ同程度であり、これも本
発明の利点の1つである。
【0019】また、推定部は、機械翻訳装置のように高
度な処理を行う必要はなく、辞書の内容に応じて可能な
範囲の推定を行えば十分である。従って、一般に市販さ
れている様々な辞書を用いることができる利点がある。
【0020】第2の発明の辞書検索表示装置にあって
は、ユーザが入力手段により表示文中の語を指定して検
索を指示すると、推定手段が検索指定語の表示文中での
性質を推定すると共に辞書検索手段が検索指定語の辞書
検索を行う。そして、表示部が、検索された辞書内容を
表示する際に、推定手段による推定結果に合致する項目
を、反転表示等の種々の方法で強調して表示する。ユー
ザは、強調されている項目に注目することによって、正
解である可能性の高い項目だけを拾い読みすることがで
き、結果として正しい細項目を選び出す労力が削減され
る。
【0021】なお、一般の辞書が使用可能である、推定
が誤った場合でもユーザに負担を強いらない等の利点に
ついては第1の発明のそれと共通である。
【0022】第3の発明の辞書検索表示装置にあって
は、ユーザが入力手段により表示文中の語を指定して検
索を指示すると、推定手段が検索指定語の表示文中での
性質を推定すると共に辞書検索手段が検索指定語の辞書
検索を行う。そして、表示部が、検索された辞書内容を
スクロール可能なウインドウに表示する際に、推定手段
による推定結果に合致する項目がウインドウの先頭部に
位置するまで画面をスクロールして表示する。この場合
も、正しい解釈である蓋然性の高い項目がウインドウの
先頭に表示されるため、正しい解釈である項目を探す手
間が削減されるのは上述した第1,第2の発明の場合と
同様てある。また、一般の辞書が使用可能である、推定
が誤った場合でもユーザに負担を強いらない等の利点に
ついても同様に共通である。
【0023】第4の発明の辞書検索表示装置にあって
は、第1,第2および第3の発明における推定手段で語
の品詞を推定する。品詞は語の最も基本的かつ語の解釈
と密接な関係を持つ性質であるため、これを推定するこ
とにより注目すべき辞書細項目を大きく絞り込むことが
でき、ユーザの負担が軽減される利点がある。
【0024】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
詳細に説明する。
【0025】図1は本発明の一実施例の概略ブロック図
である。同図において、1は表示文中の語を指定して検
索を指示する入力部、2は入力部1により指定された語
の表示文中での品詞を推定する推定部、3は辞書検索を
行う辞書検索部、4は辞書検索部3により検索された辞
書内容の各項目を推定結果に合致する項目が先になるよ
うに並べ替える並べ替え部、5は並べ替え部4で並べ替
えられた内容を表示する表示部である。ユーザが入力部
1により検索対象語を指定して辞書検索を指示すると、
辞書検索部3は指定語をキーとして電子化された辞書を
検索する。指定語の品詞の解釈には一般に複数の可能性
があるため、検索された辞書内容は一般には複数の項目
を含む。推定部2は、検索対象語の表示文中での品詞を
推定する。並べ替え部4は、辞書検索部3から出力され
た辞書内容を推定部2で推定された品詞を持つ項目が先
になるように並べ替え、表示部5に送る。表示部5は送
られてきた内容を画面に表示する。
【0026】図2は図1の実施例のより具体的な構成を
示すブロック図である。図2において、202はキーボ
ード、203はマウスであり、ユーザからの指示と入力
を受け付ける入力部201を構成する。200はシステ
ム全体を制御するCPUである。210はモジュール間
を接続するシステムバスであり、アドレス,データや各
種制御情報のやりとりに用いられる。
【0027】220は辞書検索対象となるテキストを格
納するテキスト格納メモリである。
【0028】230はユーザが指示した検索対象語とそ
の前後の語および辞書検索結果等を格納する検索用ワー
クメモリである。検索用ワークメモリ230は本実施例
の場合7つの語メモリ2301〜2307に分割されて
いる。各々の語メモリ2301〜2307は単語1つに
対応し、その表層文字列を格納する単語領域(以下、領
域Aともいう)、辞書検索結果をテキスト形式で格納す
る第1の辞書内容領域(以下、領域Bともいう)、辞書
検索結果をシステム標準形式で格納する第2の辞書内容
領域(以下、領域Cともいう)、その単語が取り得る品
詞の組を格納する品詞領域(以下、領域Dともいう)の
4つの領域に分かれている。或る語が検索対象語として
指定された場合、後述するように、7つの語メモリ23
01〜2307のうち中央の語メモリ2304に当該検
索対象語に関する情報が格納され、前後3つずつの語メ
モリ2301〜2303,2305〜2307には当該
検索対象語の前後3つずつの語に関する情報が格納され
る。勿論、検索対象語の前に3語および後に3語存在し
ない場合は、それぞれ存在する範囲内で格納される。な
お、本実施例では検索対象語を含めた7語を使用して後
述するように品詞を推定しているが、これは品詞の推定
精度を高めるためであり、原理的には検索対象語を含め
た少なくとも2語あれば品詞を推定することは可能であ
る。
【0029】241は電子化された辞書であり、見出し
語で検索できるように一定のフォーマットで構成されて
いる。242はこの辞書を検索するための辞書検索エン
ジンであり、辞書241と一緒に辞書検索部240を構
成する。
【0030】250は辞書固有形式知識ベースであり、
辞書に固有の書式や品詞体系,記号などの情報を辞書毎
に格納しており、辞書固有の書式とシステムに標準の書
式の間の変換に用いる。検索用ワークメモリ230の領
域Bには辞書検索部240の出力が納められるが、これ
は一般に構造を持たないプレーンテキストである。辞書
固有形式知識ベース250は、これを品詞別の細項目に
分割すると同時に品詞をシステム標準の体系に置き換え
て、品詞推定部260および並べ替え部270が扱える
システム標準形式に変換し、領域Cに格納するために用
いられる。あるいは逆に、領域Cに格納された標準形式
の辞書内容を辞書固有の書式に直し、領域Bに格納する
ために用いられる。このように、辞書固有形式知識ベー
ス250に書式や品詞体系等辞書に固有な情報を格納
し、辞書内容とシステム内部の標準形式との相互変換を
行うことにより、紙辞書を電子化したものを含め様々な
辞書を利用することができる。
【0031】260は検索語の品詞を推定する品詞推定
部である。品詞推定部260は、品詞推定ワークメモリ
261と品詞列尤度知識ベース262から構成されてい
る。品詞の推定に際しては、まず検索用ワークメモリ2
30を参照し、語メモリ毎に領域Cに現れている品詞を
すべて抽出し領域Dに格納する。次に領域Dを参照して
品詞のチャートを作成し品詞推定ワークメモリ261に
格納する。最後に品詞列尤度知識ベース262を参照し
て動的計画法により可能な品詞列のうち最も尤度の高い
列を求め、領域Dに上書きする。
【0032】品詞列尤度知識ベース262は所定個数の
品詞の組み合わせ毎にその出現尤度を保持するものであ
る。図3は品詞列尤度知識ベース262の内容の一部を
示したものである。この例の品詞列尤度知識ベース26
2では、長さ3の品詞列の各々に出現尤度が付与されて
いる。例えば、「DET DET N」なる品詞の並び
は通常現れないので尤度0が付与されている。また、
「N V N」の並びには、尤度0.1が付与されてい
る。なお、DETは、a,theの如き限定子を、Nは
名詞を、Vは動詞をそれぞれ示す。
【0033】図2に戻り、270は並べ替え部である。
並べ替え部270は、検索用ワークメモリ230中の検
索対象語に関する情報が保持される語メモリ2304の
品詞領域(領域D)に格納された品詞と同一の品詞を持
つ項目が先になるように、同所の領域Cに格納された辞
書内容を並べ替える。並べ替え部270は品詞比較部2
71と並べ替えワークメモリ272とから構成されてい
る。品詞名を指定して並べ替えが指示されると、並べ替
え部270は語メモリ2304の第2の辞書内容領域
(領域C)を参照し、品詞で分割されている項目を単位
として、先ず指定された品詞を持つ項目だけを並べ替え
ワークメモリ272にコピーする。次に残りの項目を並
べ替えワークメモリ272に追加する。すべての項目の
処理が終わると並べ替えワークメモリ272の内容を元
の領域Cに上書きする。その後、辞書固有形式知識ベー
ス250を参照して領域Cの内容を元の書式に変更して
領域Bに上書きし、表示部280に送る。
【0034】表示部280は表示用メモリ281とCR
T282とを含んでいる。外部から与えられたデータは
一旦表示用メモリ281に格納される。このデータは一
定時間間隔で表示用メモリ281から読み出されてCR
T282上に表示される。
【0035】次に、具体例を用いて、図2に示した実施
例の動きを図4の流れ図に沿って説明する。なお、テキ
スト格納メモリ220に以下の文が格納されており、表
示部280を通じてCRT282上に表示されていると
する。 In summer I often sail ac
ross theInland Sea.
【0036】ユーザが入力部201のキーボード202
やマウス203を通じて”sail”を検索対象語に指
定したとすると、CPU200は、”sail”を中心
とする前後7語(summer I often sa
il across theInland)を入力部2
01から検索用ワークメモリ230に送って、語メモリ
2301〜2307の単語領域(領域A)に1語ずつ順
に格納する(ステップS1)。
【0037】ステップS2では格納された各語に対して
辞書検索が行われる。先ず、CPU200は語メモリ2
301の単語領域中の単語(summer)を検索語に
指定して辞書検索エンジン242を起動し、辞書241
を検索する。得られた辞書内容は語メモリ2301の第
1の辞書内容領域に格納される。このような処理を、対
象とする語メモリを2301,2302,…と順に変え
ながら、2307に至るまで繰り返す。こうして、ステ
ップS2の終了時点で検索用ワークメモリ230の第1
の辞書内容領域には、各単語の辞書検索結果が得られ
る。図5に、”sail”に対応する、語メモリ230
4の第1の辞書内容領域の内容例を示す。
【0038】次にステップS3に移り、得られた辞書内
容をシステムの標準形式に変換する。対象とする語メモ
リを2301から2307へと変えながら、CPU20
0は辞書固有形式知識ベース250を参照して第1の辞
書内容領域に納められた辞書内容を分割し品詞を同じく
する単位にまとめ、システムの標準形式に変換して第2
の辞書内容領域に格納していく。図5に例示した形式の
辞書の場合、品詞は、「−」の直後に1ないし2文字の
漢字で示されるので(図5の辞書内容中の「−名」,
「−動自」,「−他」)、これをトリガに単位を取り出
す。このようにしてシステムの標準形式に変換されて語
メモリ2304の領域Cに格納された、”sail”に
対応する辞書内容を図6に示す。
【0039】次のステップS4では、第2の辞書内容領
域の内容を参照して、各単語が持ち得る品詞の集合を求
め、各々の語メモリ2301〜2307の品詞領域(領
域D)に格納していく。これも対象とする語メモリ23
01から2307へと順に変えながら、第2の辞書内容
領域の標準形式での辞書記述において記述されている品
詞を集めて語メモリの品詞領域に格納する。
【0040】次にステップS5でCPU200は品詞推
定部260を起動し、検索対象語の品詞推定を行う。ま
ず、各語メモリ2301〜2307の品詞領域を参照し
て品詞推定ワークメモリ261に品詞のラティスを作成
する。次に、 を最大にする品詞列を求める。ここで、prob(p
1,p2,p3)は、品詞p1,p2,p3を持つ語が
連続する確率であり、p_iはi番目の語の品詞であ
る。これはマルコフモデルの標準的な解法にしたがって
容易に最適解を求めることができる。こうして求まった
品詞列を語メモリの品詞領域にそれぞれ上書きする。こ
の段階で、”sail”の品詞が”vi”(自動詞)と
推定され、語メモリ2304の品詞領域には品詞”v
i”(自動詞)のみが推定結果として格納される。な
お、検索指定語の品詞は最適解に対応する1つの品詞だ
けでなく、上位幾つかの品詞を求め、それを確率の高い
順に品詞領域に格納するようにしても良い。
【0041】次に、ステップS6でCPU200によっ
て並べ替え部270が起動され、品詞推定結果に基づい
て語メモリ2304の領域Cに格納された辞書内容を並
べ替える。先ず、品詞比較部271が、語メモリ230
4の領域Dに格納された最初の品詞に注目する。そし
て、語メモリ2304の領域Cに最初に格納されている
項目の品詞と現注目中の品詞とを比較し、等しければ、
その項目の内容を並べ替えワークメモリ272に追加す
る。等しくなければ領域Cの次の項目に対して同じ動作
を繰り返す。領域Dに格納された最初の品詞について上
記の処理を終えると、領域Dに格納された次の品詞につ
いても同じ動作を繰り返す。こうして領域Dに納められ
たすべての品詞に対して処理が終了すると、並べ替えワ
ークメモリ272には推定結果と合致する辞書項目だけ
が納められたことになる。この段階での語メモリ230
4の領域Cの内容を図7に示す。”sail”の辞書内
容のうち自動詞の部分のみが格納されていることに注意
されたい。次に、品詞比較部271は、語メモリ230
4の領域Cに格納された項目の品詞と領域Dに格納され
た品詞とを比較し、先ほどとは逆に、等しくない場合に
その項目の内容を並べ替えワークメモリ272に追加す
る。等しい場合には何もせずに次の項目に移る。こうし
て、推定結果と異なる品詞を持つ項目の内容もすべて並
べ替えワークメモリ272に追加される。最後に、並べ
替えワークメモリ272の内容を語メモリ2304の第
2の辞書内容領域(領域C)に転送する。結局、領域C
の内容が、推定された品詞に対応する項目が先になるよ
うに並べ替えられたことになる。図8はステップS6が
終了した時点での語メモリ2304の第2の辞書内容領
域の内容を示す。名詞にかかる辞書項目、他動詞にかか
る辞書項目が追加されていることがわかる。
【0042】次に、ステップS7で、CPU200は、
検索用ワークメモリ230の語メモリ2304の第2の
辞書内容領域の内容を本来の辞書形式に戻す。即ち、辞
書固有形式知識ベース250を参照して品詞と記述形式
を辞書固有の内容に戻し、第1の辞書内容領域に格納す
る。
【0043】最後にステップS8で、CPU200は語
メモリ2304の第1の辞書内容領域の内容を表示部2
80に転送し、結果を表示する。図9に表示結果を示
す。黒く反転(図では図面作成上、黒く反転している部
分は網かけで表示している。以下同じ)しているのは検
索指定語である。結果はスクロール可能なウインドウ上
に表示されている。まず目に入るのが自動詞にかかる辞
書項目であり、その第1項が正しい解釈となっているこ
とに注意されたい。この場合、ユーザは、スクロールし
て他の項目を見たりすることなく現に表示されている情
報だけで正しい解釈が行える。
【0044】一方、表示文 In summer I often go to a
sailaround the Kyushu Is
land. における”sail”が検索指定語として指示された場
合、ステップS5において品詞推定部260が”sai
l”は名詞であると推定する。動詞が限定詞 'a’に後
接する可能性の低いことが品詞列尤度知識ベース262
に記述されているからである。以後、同様な過程を経て
図10に示す表示を得る。正しい解釈である名詞の項目
が先頭にあることに注意されたい。
【0045】以上説明したように、品詞推定を行い、推
定に合致する辞書項目が先に来るように並べ替えて表示
することにより、正しい解釈を得るためのユーザの労力
を大幅に削減することができる。
【0046】図11は本発明の別の実施例の構成を示す
ブロック図である。同図に示すように、この実施例は、
CPU300と、入力部301と、システムバス310
と、テキスト格納メモリ320と、検索用ワークメモリ
330と、辞書検索部340と、辞書固有形式知識ベー
ス350と、品詞推定部360と、反転部370と、表
示部380とから構成されている。反転部370を除く
各部の詳細な構成と動作は図2に示した実施例と同様で
ある。ただし、検索用ワークメモリ330の領域B,C
は、単にテキストだけでなく、文字毎に表示属性を保持
することができる。すなわち、図の斜線で示す文字表示
属性格納領域を持つ。表示属性としては、背景色,前景
色,下線,ブリンクの4つを持つ。背景色は、文字の背
景となる画面の色を指定し、デフォルトは白である。前
景色は、文字の色を指定し、デフォルトは黒である。下
線が指定される(ONになる)と、該当する文字位置に
下線(アンダーライン)が現れる。ブリンクを指定する
(ONにする)と、その文字が点滅表示される。下線属
性,ブリンク属性ともデフォルトはOFFである。な
お、本実施例では、背景色,前景色の2つの表示属性の
みを使っている。
【0047】反転部370は、品詞推定部360での推
定結果と注目している辞書項目の品詞とが一致するかど
うかを判定する一致判定部371と、反転ワークメモリ
372と、文字色反転部373と、振り分けスイッチ3
74とから構成されており、検索用ワークメモリ330
の中の語メモリ3304の領域C(第2の辞書内容領
域)の細項目のうち、品詞推定部360での推定結果に
一致する品詞を持つ項目中の文字の前景色と背景色を入
れ替える。
【0048】図12の流れ図に沿って図11の実施例の
動作を説明する。入力部301を通じてテキスト格納メ
モリ320中に格納され表示部380に表示中の文にお
ける語が指定されて検索が指示されると、ステップS1
1で、検索指定語およびその前後の語が検索用ワークメ
モリ330に送られ、単語領域(領域A)に語毎に格納
される。詳細は図4のステップS1と同じである。
【0049】ステップS12では、ステップS2と同様
に、検索用ワークメモリ330の領域B(第1の辞書内
容領域)に辞書検索部340の辞書検索結果が格納され
る。
【0050】ステップS13では、ステップS3と同様
に、検索用ワークメモリ330の領域Bの辞書内容がシ
ステムの標準形式に変換されて領域C(第2の辞書内容
領域)に格納される。
【0051】ステップS14では、ステップS4と同様
に、各単語が持ち得る品詞の集合が検索用ワークメモリ
330の品詞領域(領域D)に格納される。
【0052】ステップS15では、ステップS5と同様
に、品詞推定部370により検索指定語の品詞が推定さ
れる。
【0053】ステップS16では、検索指定語の辞書項
目のうち推定された品詞を持つものの表示色を反転す
る。すなわち、一致判定部371は、まず、語メモリ3
304の領域Cに格納された最初の項目に注目点を置
き、その品詞が品詞推定部360での品詞推定結果と一
致するかどうかを判定する。一致しなければ、振り分け
スイッチ374を図11の(a)側つまり反転ワークメ
モリ372側に倒し、その項目をそのまま反転ワークメ
モリ372に転送し追加する。一致すれば、振り分けス
イッチ374を図11の(b)側つまり文字色判定部3
73側に倒し、その項目を文字色反転部373を通して
反転ワークメモリ372に転送し追加する。文字色反転
部373は、入力された文字の表示属性の前景色と背景
色とを交換して出力する。デフォルトでは文字の前景色
は黒色,背景色は白色なので、出力では前景色が白色,
背景色が黒色となる。以上を終えたら次の項目に注目点
を移す。
【0054】以上を語メモリ3304の領域Cの項目が
尽きるまで繰り返す。結果として、反転ワークメモリ3
72では、品詞推定部330での品詞推定結果と同じ品
詞を持つ項目だけ、前景色と背景色とが反転した表示属
性を持つことになる。最後に、反転ワークメモリ372
の内容を元の第2の辞書内容領域(領域C)に転送し、
上書きする。
【0055】次に、ステップS17で、ステップS7と
同様に、第2の辞書内容領域の内容を本来の辞書形式に
戻して第1の辞書内容領域(領域B)に納める。詳細は
ステップS7と同様である。
【0056】最後に、ステップS18で、ステップS8
と同様に、語メモリ3304の第1の辞書内容領域の内
容を表示部380に転送し、結果を表示する。
【0057】この実施例によれば、検索指定語の辞書項
目のうち推定された品詞にかかる項目のみが反転表示さ
れるため、ユーザは、画面中の反転表示された項目に注
目することによって正解である可能性の高い項目だけを
拾い読みすることができ、正しい項目を選び出す労力が
削減できる。なお、項目の並べ替えは行っていないた
め、場合によっては判定表示された項目が最初の画面に
表示されない場合もあるが、その場合には画面をスクロ
ールすればよい。
【0058】図11では、表示の一部を強調する方法と
して、該当部分の背景色と前景色とを反転する実施方法
について述べたが、これ以外にも種々の方法をとること
ができる。例えば、前述した下線,ブリンクの表示属性
を使用し、強調したい箇所に下線を引く、その箇所を点
滅させる等の強調方法を採用してもよい。そのために
は、図11の文字色反転部373が、文字の前景色と背
景色とを交換する代わりに、下線属性をONにする、あ
るいはブリンク属性をONにするように実施すれば良
い。その他、該当する部分を太字にする、字体を変え
る、字の大きさを変える、色を変える等の強調方法があ
り、いずれも容易に実現可能である。
【0059】図13は本発明の更に別の実施例の構成を
示すブロック図である。同図に示すように、本実施例
は、CPU400と、入力部401と、システムバス4
10と、テキスト格納メモリ420と、検索用ワークメ
モリ430と、辞書検索部440と、辞書固有形式知識
ベース450と、品詞推定部460と、マーク付与部4
70と、表示部480とから構成されている。マーク付
与部470および表示部480を除く各部の詳細な構成
と動作は図11の実施例と同様である。
【0060】マーク付与部470は、品詞推定部430
での推定結果と注目している辞書項目の品詞とが一致す
るかどうかを判定する一致判定部471と、マーク付与
ワークメモリ472と、マーク挿入部473と、振り分
けスイッチ474とから構成されており、検索用ワーク
メモリ430の中の語メモリ(図11の語メモリ330
4に相当する検索指定語に対応する語メモリ)の領域C
の項目のうち、品詞推定部460での推定結果に合致す
る項目の先頭にシステム所定の不可視制御文字(スクロ
ール位置指定文字)を挿入する。
【0061】表示部480は、検索結果を表示する際、
システム所定のスクロール位置指定文字が含まれていれ
ば、表示を初期化する際にそのスクロール位置指定文字
をウインドウの先頭に位置付けるべく表示をスクロール
する。含まれていなければ初期化時にスクロールは行わ
ない。
【0062】図13の実施例の動作は前述した図11の
実施例のそれと、ステップS16を除いて同様である。
ステップS16に相当するステップでは、検索指定語の
辞書項目のうち推定された品詞を持つものを反転するの
ではなく、その先頭位置に不可視なスクロール位置指定
文字を挿入する。
【0063】図13に示した実施例によれば、検索指定
語の辞書項目のうち推定された品詞にかかる項目がスク
ロール可能なウインドウの最上部に位置するまで検索結
果がスクロールされて初期表示されるため、ユーザは、
正しい解釈である項目を探す手間が省けることになる。
【0064】以上、本発明を幾つかの実施例をあげて説
明したが、以上説明した実施例以外にも本発明は様々に
変形して実施することができる。
【0065】まず、推定部が語の品詞を推定することに
加えて、動詞に対しては、その格支配要素に関する情報
である動詞型を推定するように実施することもできる。
このためには、動詞の前後の助動詞と名詞句、前置詞句
の分布状況を観察すればよい。例えば助動詞がなく直後
に代名詞句と名詞句が連続すれば、目的語を2つとる動
詞型に対応すると推定できる。動詞の意味解釈はその動
詞型に依存することが多いので、このように推定部が動
詞型を推定するように実施することにより、正しい辞書
項目を発見することがさらに容易になる。
【0066】品詞推定のために表示用と同じ辞書を使用
するように実施する代わりに、品詞推定のための専用の
辞書を別に設けてもよい。前述した実施例では品詞推定
のために検索指定語を含め合計7個の辞書検索が必要に
なるが、一般に電子化辞書の代表例であるCD−ROM
辞書の場合は検索時間がかかるため、7語もの検索はシ
ステムのレスポンスを悪化させ、ユーザにストレスを与
える可能性がある。品詞推定のみに使う専用辞書を設
け、ハードディスク等高速にアクセス可能な記憶媒体に
入れて使用することにより、レンポンスを大幅に高速化
することができる。専用辞書を用いる別の利点として、
品詞推定等に用いるための専用の情報を付与できること
がある。例えば語の品詞毎に出現頻度を格納するなど語
に特有の情報を付与して使用することによって、推定部
の推定精度を高め、語の正しい解釈を得ることがさらに
容易になる。
【0067】図11に示した実施例と図13に示した実
施例とを組み合わせ、該当する項目の位置までスクロー
ルした後その項目を反転表示するようにしてもよい。こ
のような辞書検索表示装置においては、例えば、表示文 In summer I often sail ac
ross theInland Sea. 中の”sail”を検索指定語として指定した場合、図
14に示すような表示結果となる。すなわち、自動詞に
対応する項目がウインドウの先頭行に来るようにウイン
ドウがスクロールされ、名詞の項目がスクロールアウト
されていると同時に、該当する項目が反転(図では網か
け)されている。この結果、正しい解釈に相当する辞書
項目が一見してわかるようになる。
【0068】その他、辞書検索表示装置としてのその他
の工夫、例えば詳細表示と概略表示を行う、検索対象の
単語の範囲を自動的に切り出す、などの工夫と組み合わ
せて実施することも容易である。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように本発明の辞書検索表
示装置は、検索指定語の品詞をはじめとする性質を推定
して、検索指定語の辞書内容を表示する際に、前記推定
結果に合致する項目が最初に表示されるように並べ替え
やスクロールを行い、或いはその項目を強調して表示す
るので、ユーザは語の正しい解釈を容易に見いだすこと
ができる。また、たとえ推定が誤った場合でも、残りの
項目はすべて表示されているため、改めて表示を指示す
る必要はない。これは、従来の辞書検索表示装置におい
て後ろの方にある項目を参照するのと同程度の手間であ
り、本発明の装置を使うことによる労力の増加がないの
も本発明の大きな特徴である。
【0070】さらに、辞書固有形式知識ベースを使用し
て辞書固有の形式とシステム標準の形式との間で辞書の
書式を相互変換することにより、紙辞書を電子化したも
のを含め様々な辞書を、汎用的な構成で利用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略ブロック図である。
【図2】図2は図1の実施例のより具体的な構成を示す
ブロック図である。
【図3】品詞列尤度知識ベースの内容の一例を示す図で
ある。
【図4】図2に示した実施例の動作を示す流れ図であ
る。
【図5】辞書から検索されて検索用ワークメモリの第1
の辞書内容領域に格納された辞書内容の例を示す図であ
る。
【図6】システムの標準形式に変換して検索用ワークメ
モリの第2の辞書内容領域に格納された辞書内容の例を
示す図である。
【図7】並べ替え途中の検索用ワークメモリの第2の辞
書内容領域の内容例を示す図である。
【図8】並べ替え終了時点の検索用ワークメモリの第2
の辞書内容領域の内容例を示す図である。
【図9】図2に示した実施例の表示結果の一例を示す図
である。
【図10】図2に示した実施例の表示結果の別の例を示
す図である。
【図11】本発明の別の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図12】図11の実施例の動作を示す流れ図である。
【図13】本発明のさらに別の実施例の構成を示すブロ
ック図である。
【図14】図11の実施例と図13の実施例とを組み合
わせた辞書検索表示装置の表示結果の一例を示す図であ
る。
【図15】従来の辞書検索表示装置の表示結果の一例を
示す図である。
【符号の説明】
1…入力部 301…入力
部 2…推定部 310…シス
テムバス 3…辞書検索部 320…テキ
スト格納メモリ 4…並べ替え部 330…検索
用ワークメモリ 5…表示部 340…辞書
検索部 200…CPU 350…辞書
固有形式知識ベース 201…入力部 360…品詞
推定部 202…キーボード 370…反転
部 203…マウス 371…一致
判定部 210…システムバス 372…判定
ワークメモリ 220…テキスト格納メモリ 373…文字
色反転部 230…検索用ワークメモリ 374…振り
分けスイッチ 2301〜2307…語メモリ 380…表示
部 240…辞書検索部 400…CP
U 241…辞書 401…入力
部 242…辞書検索エンジン 410…シス
テムバス 250…辞書固有形式知識ベース 420…テキ
スト格納メモリ 260…品詞推定部 430…検索
用ワークメモリ 261…品詞推定ワークメモリ 440…辞書
検索部 262…品詞列尤度知識ベース 450…辞書
固有形式知識ベース 270…並べ替え部 460…品詞
推定部 271…品詞比較部 470…マー
ク付与部 272…並べ替えワークメモリ 471…一致
判定部 280…表示部 472…マー
ク付与ワークメモリ 281…表示用メモリ 473…マー
ク挿入部 282…CRT 474…振り
分けスイッチ 300…CPU 480…表示
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−126767(JP,A) 特開 平1−270166(JP,A) 特開 平5−46671(JP,A) 特開 平4−112364(JP,A) 特開 昭63−101968(JP,A) 特開 平4−112368(JP,A) 特開 平4−302365(JP,A) 特開 平5−250405(JP,A) 特開 平6−60113(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G06F 17/30 G06F 17/27 JOIS(JICSTファイル)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示文中の語を指定し検索を指示する入
    力手段と、 前記入力手段により指定された語の品詞を推定する推定
    手段と、 前記入力手段により指定された語の辞書検索を行う辞書
    検索手段と、 前記辞書検索手段により検索された辞書内容の各項目
    を、前記推定手段によって推定された品詞に合致する項
    目が先に現れるように並べ替える並べ替え手段と、 前記並べ替え手段の出力を表示する表示手段とを有する
    辞書検索表示装置であって、 前記辞書検索手段は、検索対象語に加えその語の前後の
    語の辞書検索を行う構成を有し、 前記推定手段は、品詞列の各々に対する出現尤度を保持
    する品詞列尤度知識ベースを有し、前記辞書検索手段に
    より検索された検索対象語の辞書内容中に複数の品詞の
    項目が存在する場合に、その複数の品詞と前記辞書検索
    手段により検索された検索指定語の前後の語の辞書内容
    中に記載された品詞とからなる品詞列に対して前記品詞
    列尤度知識ベースを参照して動的計画法により可能な品
    詞列のうち最も尤度の高い品詞列を求め、該最も尤度の
    高い品詞列中の検索対象語に対応する品詞を推定結果と
    する構成を有し、 複数の語メモリから構成され、各語メモリが単語領域,
    第1の辞書内容領域,第2の辞書内容領域および品詞領
    域を備えてなる検索用ワークメモリと、 前記辞書検索手段の有する辞書に固有な書式を保持する
    辞書固有形式知識ベースと、 検索指定語およびその前後の語を前記検索用ワークメモ
    リのそれぞれ異なる語メモリの単語領域に格納する処理
    と、前記各語メモリの単語領域に格納された語について
    前記辞書検索手段による辞書検索を行わせてその結果を
    対応する前記第1の辞書内容領域に格納する処理と、前
    記第1の辞書内容領域に格納された辞書内容を前記辞書
    固有形式知識ベースを参照してシステム標準の書式に変
    換して対応する前記第2の辞書内容領域に格納する処理
    と、前記各語メモリの第2の辞書内容領域に格納された
    辞書内容中に記述された品詞を抽出して対応する前記品
    詞領域に格納する処理と、前記各語メモリの品詞領域に
    格納された品詞を前記推定手段に与えて検索対象語の品
    詞を推定させる処理と、検索指定語を保持する前記語メ
    モリの第2の辞書内容領域に格納されている辞書内容を
    前記辞書固有形式知識ベースを参照して元の辞書の書式
    に戻して対応する前記第1の辞書内容領域に格納する処
    理とを行う制御手段とを有することを特徴とする辞書検
    索表示装置。
  2. 【請求項2】 表示文中の語を指定し検索を指示する入
    力手段と、 前記入力手段により指定された語の品詞を推定する推定
    手段と、 前記入力手段により指定された語の辞書検索を行う辞書
    検索手段と、 前記辞書検索手段により検索された辞書内容を表示し、
    該表示を行う際に前記推定手段によって推定された品詞
    に合致する項目を強調して表示する表示手段とを有する
    辞書検索表示装置であって、 前記辞書検索手段は、検索対象語に加えその語の前後の
    語の辞書検索を行う構成を有し、 前記推定手段は、品詞列の各々に対する出現尤度を保持
    する品詞列尤度知識ベースを有し、前記辞書検索手段に
    より検索された検索対象語の辞書内容中に複数の品詞の
    項目が存在する場合に、その複数の品詞と前記辞書検索
    手段により検索された検索指定語の前後の語の辞書内容
    中に記載された品詞とからなる品詞列に対して前記品詞
    列尤度知識ベースを参照して動的計画法により可能な品
    詞列のうち最も尤度の高い品詞列を求め、該最も尤度の
    高い品詞列中の検索対象語に対応する品詞を推定結果と
    する構成を有し、 複数の語メモリから構成され、各語メモリが単語領域,
    第1の辞書内容領域,第2の辞書内容領域および品詞領
    域を備えてなる検索用ワークメモリと、 前記辞書検索手段の有する辞書に固有な書式を保持する
    辞書固有形式知識ベースと、 検索指定語およびその前後の語を前記検索用ワークメモ
    リのそれぞれ異なる語メモリの単語領域に格納する処理
    と、前記各語メモリの単語領域に格納された語について
    前記辞書検索手段による辞書検索を行わせてその結果を
    対応する前記第1の辞書内容領域に格納する処理と、前
    記第1の辞書内容領域に格納された辞書内容を前記辞書
    固有形式知識ベースを参照してシステム標準の書式に変
    換して対応する前記第2の辞書内容領域に格納する処理
    と、前記各語メモリの第2の辞書内容領域に格納された
    辞書内容中に記述された品詞を抽出して対応する前記品
    詞領域に格納する処理と、前記各語メモリの品詞領域に
    格納された品詞を前記推定手段に与えて検索対象語の品
    詞を推定させる処理と、検索指定語を保持する前記語メ
    モリの第2の辞書内容領域に格納されている辞書内容を
    前記辞書固有形式知識ベースを参照して元の辞書の書式
    に戻して対応する前記第1の辞書内容領域に格納する処
    理とを行う制御手段とを有することを特徴とする辞書検
    索表示装置。
  3. 【請求項3】 表示文中の語を指定し検索を指示する入
    力手段と、 前記入力手段により指定された語の品詞を推定する推定
    手段と、 前記入力手段により指定された語の辞書検索を行う辞書
    検索手段と、 前記辞書検索手段により検索された辞書内容をスクロー
    ル可能なウインドウに表示し、該表示を行う際に前記推
    定手段によって推定された品詞に合致する項目がウイン
    ドウの先頭部に位置するまで画面をスクロールする表示
    手段とを有する辞書検索表示装置であって、 前記辞書検索手段は、検索対象語に加えその語の前後の
    語の辞書検索を行う構成を有し、 前記推定手段は、品詞列の各々に対する出現尤度を保持
    する品詞列尤度知識ベースを有し、前記辞書検索手段に
    より検索された検索対象語の辞書内容中に複数の品詞の
    項目が存在する場合に、その複数の品詞と前記辞書検索
    手段により検索された検索指定語の前後の語の辞書内容
    中に記載された品詞とからなる品詞列に対して前記品詞
    列尤度知識ベースを参照して動的計画法により可能な品
    詞列のうち最も尤度の高い品詞列を求め、該最も尤度の
    高い品詞列中の検索対象語に対応する品詞を推定結果と
    する構成を有し、 複数の語メモリから構成され、各語メモリが単語領域,
    第1の辞書内容領域,第2の辞書内容領域および品詞領
    域を備えてなる検索用ワークメモリと、 前記辞書検索手段の有する辞書に固有な書式を保持する
    辞書固有形式知識ベースと、 検索指定語およびその前後の語を前記検索用ワークメモ
    リのそれぞれ異なる語メモリの単語領域に格納する処理
    と、前記各語メモリの単語領域に格納された語について
    前記辞書検索手段による辞書検索を行わせてその結果を
    対応する前記第1の辞書内容領域に格納する処理と、前
    記第1の辞書内容領域に格納された辞書内容を前記辞書
    固有形式知識ベースを参照してシステム標準の書式に変
    換して対応する前記第2の辞書内容領域に格納する処理
    と、前記各語メモリの第2の辞書内容領域に格納された
    辞書内容中に記述された品詞を抽出して対応する前記品
    詞領域に格納する処理と、前記各語メモリの品詞領域に
    格納された品詞を前記推定手段に与えて検索対象語の品
    詞を推定させる処理と、検索指定語を保持する前記語メ
    モリの第2の辞書内容領域に格納されている辞書内容を
    前記辞書固有形式知識ベースを参照して元の辞書の書式
    に戻して対応する前記第1の辞書内容領域に格納する処
    理とを行う制御手段とを有することを特徴とする辞書検
    索表示装置。
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