JP4543800B2 - 情報表示制御装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報表示制御装置及びプログラムに関する。
従来から、予め分野毎に分類された複数の分野別辞書のうち、ユーザにより指定された分野別辞書を用いて翻訳処理を行う翻訳装置が知られている。この翻訳装置によれば、ユーザに適した分野別辞書を参照して翻訳処理が行われるので、誤訳の少ない訳文を得ることができる(特許文献1参照)。
一方、辞書データベース(Data Base;以下「DB」と言う。)が内蔵された、情報表示制御装置の一種である電子辞書と呼ばれる装置が知られている。辞書DBには、例えば、見出語と、当該見出語の意味や、見出語を用いた用例、成句、発音、解説等の関連情報等を含む説明情報とが対応付けられて記憶され、文字を入力(以下、入力された文字を「入力文字」という。)することにより、入力文字に適合する見出語の説明情報を辞書DBから読み出して表示させることができる。
特開平7−141376号公報
ところで、前述の電子辞書に内蔵される辞書DBは、必ずしも分野別に分類されたものとは限らず、一の説明情報中に、異なる分野についての語義が複数含まれる場合もある。この場合、通常、各語義には、その重要度や想定される使用頻度等に応じて予め語義番号が割り振られており、表示時には、当該語義番号順に各語義を表示するように構成されている。このため、ユーザは、表示された説明情報の中から所望の語義を探す必要があり、使い勝手が悪かった。特に、近年、紙の辞書をまるごと電子化したいわゆるフルコンテンツタイプの電子辞書がよく利用されるようになってきた。この辞書では、1つの見出語についての説明情報が大量にあり、それがいちどきに表示されるため、所望の語義を探すのに何ページも移動(スクロール等)する必要がある。
本発明の目的は、上記した従来の問題に鑑みて為されたものであり、ユーザが所望する分野についての語義を適切に表示させることができる情報表示制御装置等を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するための請求項1に記載の情報表示制御装置は、
見出語と、少なくとも一つの語義と、各語義に対する語義分野と、を対応付けて記憶する説明情報記憶手段と、
ユーザ操作に従って指定された見出語に対応する語義を表示する語義表示制御手段と、
この語義表示制御手段により表示された語義のうちのいずれかの単語をユーザ操作に従って指定する語義中単語指定手段と、
この語義中単語指定手段により指定された単語が含まれていた語義に対する語義分野を記憶し、その後前記語義表示制御手段が見出語に対応する語義を表示する際に、当該記憶された語義分野に対する語義を、他の語義に優先して表示又は他の語義から識別して表示させる制御を行う語義優先表示制御手段と、
を備えることを特徴としている。
また、請求項に記載の発明のプログラムは、コンピュータに、見出語と、少なくとも一つの語義と、各語義に対する語義分野と、を対応付けて記憶する説明情報記憶手段と、ユーザ操作に従って指定された見出語に対応する語義を表示する語義表示制御手段と、この語義表示制御手段により表示された語義のうちのいずれかの単語をユーザ操作に従って指定する語義中単語指定手段と、この語義中単語指定手段により指定された単語が含まれていた語義に対する語義分野を記憶し、その後前記語義表示制御手段が見出語に対応する語義を表示する際に、当該記憶された語義分野に対する語義を、他の語義に優先又は識別して表示させる制御を行う語義優先表示制御手段と、を実現させるためのプログラムである。
請求項1又はに記載の発明によれば、表示された語義のうちのいずれかの単語をユーザ操作に従って指定する。そして、ユーザ操作に従って指定された見出語に対応する語義を表示する際に、前述のように指定された単語が含まれていた語義に対する語義分野の説明情報を、他の語義の説明情報に優先して表示させる制御を行うことができる。
以下、図1〜図21を参照して、本発明に係る情報表示制御装置の実施形態について詳細に説明する。尚、以下では、本発明を情報表示制御装置の一種である折りたたみ式の携帯型電子辞書(以下、単に「電子辞書」という。)に適用した場合を例にとって説明するが、本発明が適用可能なものはこれに限定されるものではない。
電子辞書には、例えば、国語辞典、英和辞典、和英辞典、百科事典等の種々の電子辞書データ(辞書DB)が内蔵されている。辞書DBとは、見出語と、当該見出語を説明解説等するための文字データ、静止画像データ、動画データ、音声データ等が記憶された説明情報とが対応付けられた情報を集合した辞書情報を、コンピュータを用いて検索処理することができるように体系的に構成したものである。ユーザは、検索対象の辞書種別を選択して入力文字を入力することにより、当該入力文字に適合する見出語の解説等を表示させることができる。本実施形態では、電子辞書が、国語辞典の辞書DB(国語辞典DB)と、英和A辞典の辞書DB(英和A辞典DB)と、英和B辞典の辞書DB(英和B辞典DB)と、和英辞典の辞書DB(和英辞典DB)とを内蔵することとして説明する。以下、前述の各辞書DBを包括して、適宜「辞書DB」という。
[概観]
図1(a)に、電子辞書の斜視概観例を示す。図1(a)に示すように、電子辞書1は、表示パネル2と、キー群4とを備えて構成されている。キー群4を構成する各キーにはそれぞれ固有の機能が割り当てられており、ユーザは、これらのキーを押下して電子辞書1を操作する。例えば、ジャンプ機能を利用すれば、表示させた説明情報に含まれる単語の説明情報を表示させることができる。ここで、ジャンプ機能(以下、適宜「ジャンプ」という。)とは、表示されている説明情報のうちの何れかの単語をユーザ操作に従って指定して、当該指定した単語(以下、適宜「ジャンプ単語」という。)を検索対象として再度検索を行う機能のことである。また、用例表示機能を利用し、見出語に含まれる語義を指定することにより、当該語義についての用例を表示させることができる。
図1(b)に、キー群4のキー配列の一例を示す。図1(b)に示すように、キー群4は、電源のON/OFFを切り替える電源キー10、入力文字を入力する文字入力キー12、削除キー13、説明情報の表示指示や操作の確定指示等を入力する訳/決定キー14、カーソルの移動方向等を指示する方向指示キー15、指定した単語へのジャンプキー16、用例の表示を指示する用例キー17、各種メニュー設定を行うメニューキー18、現時点でのカーソル位置に従って、1行分のデータを拡大表示させるズームキー19、シフトキー20、前回表示した画面等に戻るための戻るキー21、検索対象の辞書種別を指定する辞書種別キー22等で構成され、辞書種別キー22として、電子辞書1に内蔵されている辞書DBの辞書種別である“国語辞典”を指定する国語辞典キー22aと、“英和A辞典”を指定する英和A辞典キー22bと、“英和B辞典”を指定する英和B辞典キー22cと、“和英辞典”を指定する和英辞典キー22dとを備えている。
[機能構成]
図2は、電子辞書の機能構成の一例を示すブロック図である。図2に示すように、電子辞書1は、CPU100、入力装置200、表示装置300、RAM400、及びフラッシュROM500によって構成されており、各部は内部バス600によって接続されている。
CPU100は、入力される指示に応じて所定のプログラムに基づいた処理を実行し、各機能部への指示やデータの転送等を行い、電子辞書1を統括的に制御する。具体的には、CPU100は、入力装置200から入力される信号等に応じてフラッシュROM500に格納されたプログラムを読み出し、当該プログラムに従って処理を実行する。そして、処理結果をRAM400に保存するとともに、当該処理結果を表示するための表示信号を適宜表示装置300に出力し、対応する表示情報を表示させる。
入力装置200は、文字キーや数字キー、各種機能キー等を備えたキーボード、或いはマウスやタブレットといったポインティングデバイス等により実現されるものであり、これらが操作された場合には、その操作に応じた操作信号をCPU100に出力する。この入力装置200におけるキー入力により、入力文字の入力、辞書種別の選択、検索実行指示、ジャンプ指示、用例の表示指示等の入力手段が実現される。尚、この入力装置200は、図1に示すキー群4に相当するものである。
表示装置300は、CPU100から入力される表示信号に基づいて各種画面を表示するための装置であり、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)やELD(Electronic Luminescent Display)等により実現される。尚、この表示装置300は、図1に示す表示パネル2に相当する。
RAM400は、CPU100の作業用メモリとして用いられる半導体メモリであり、CPU100が実行するプログラムや、これらプログラムの実行に係るデータ等を一時的に保持するメモリ領域を備える。
フラッシュROM500には、各種初期設定、ハードウェアの構成、又は必要なプログラムのロード等を行うための初期プログラムが格納される。CPU100は、電子辞書1の電源投入時においてこの初期プログラムを実行することにより、電子辞書1の動作環境を設定する。
また、フラッシュROM500には、電子辞書1の動作に係るプログラムや、電子辞書1の備える種々の機能を実現するためのプログラム、これらプログラムの実行に係るデータ等が格納される。
次に、以上説明した概観・構成の電子辞書1の具体的な2つの実施形態について、順に説明する。
(第1実施形態)
先ず、第1実施形態について説明する。
[RAM・フラッシュROMの構成]
図3(a)は第1実施形態の電子辞書のRAM400aの構成例、(b)は第1実施形態の電子辞書のフラッシュROM500aの構成例を示す図である。図3(a)に示すように、RAM400aは、第1実施形態を実現するため、ユーザ操作により選択された検索対象の辞書種別を保持する検索辞書種別格納領域402と、ユーザ操作により入力された入力文字を保持する入力文字格納領域404と、優先表示分野格納領域406とを備えている。
優先表示分野格納領域406は、ユーザ操作に従って指定された優先表示分野を保持する。図4は、第1実施形態における優先表示分野格納領域406の一例を示す図である。図4に示す優先表示分野格納領域406には、当該時点での優先表示分野として“コンピュータ”が格納されている。
また、図3(b)に示すように、フラッシュROM500aには、辞書DBとして、例えば国語辞典DB501、英和A辞典DB502、英和B辞典DB503、及び和英辞典DB504が格納されている。
図5は、第1実施形態における英和A辞典DB502の蓄積形式の一例を示す図である。図5に示すように、第1実施形態において、英和A辞典DB502には、見出語と、当該見出語を説明するための文字データである説明情報とが対応付けられた辞書データが蓄積される。各見出語に対応付けられた説明情報には、語義番号と、語義分野と、語義とを対応付けた語義情報が設定される。例えば、図5に示す英和A辞典DB502では、見出語“program”の説明情報として5つの語義情報が設定されており、このうち、レコードL10に示す語義番号“5”の語義が、“コンピュータ”の分野に関する語義であることを示している。尚、図示しないが、同様にして、国語辞典DB501、英和B辞典DB503、及び和英辞典DB504には、それぞれ、見出語と説明情報とが対応付けられた辞書データが蓄積される。
さらに、フラッシュROM500aには、第1実施形態を実現するため、第1辞書検索プログラム505、分野設定登録プログラム506、及び分野一覧テーブル507が格納されている。
第1辞書検索プログラム505は、第1辞書検索処理をCPU100に実行させるためのプログラムである。具体的には、CPU100は、第1辞書検索プログラム505に従い、検索対象の辞書DBが選択された場合に、当該選択された辞書DBから入力文字に適合する見出語を検索する。そして、CPU100は、検索した見出語に対応する説明情報を読み出して表示する際に、以下の処理を行う。すなわち、CPU100は、読み出した説明情報中に含まれる優先表示分野の語義を優先的に表示する制御を行う。具体的には、優先表示分野格納領域406に格納された優先表示分野をもとに、説明情報の中から優先表示分野の語義情報を検出し、検出された優先表示分野の語義情報を先頭に表示する制御を行う。また、優先表示分野の語義情報が検出されなかった場合には、語義番号順に語義情報を表示する制御を行う。
分野設定登録プログラム506は、分野設定登録処理をCPU100に実行させるためのプログラムであり、この分野設定登録処理は、図1(b)に示したメニューキー18が押下された場合であって、メニュー項目として提示される分野設定登録モードが指定された場合にCPU100により実行される。具体的には、CPU100は、分野名の選択操作を受け付けて優先表示分野を指定するとともに、分野名及びキーワードの入力を受け付けて追加分野のユーザ登録を行う。
分野一覧テーブル507は、分野名とキーワードとの対応関係が設定されたデータテーブルである。図6は、分野一覧テーブル507のデータ構成例を示す図である。この分野一覧テーブル507には、図6に示す“法律”及び“コンピュータ”の各分野の他、例えば、“医学”、“化学”、“音楽”、“絵画”、“映画”、“経済”といった各種分野のキーワードが設定されている。この分野一覧テーブル507は、説明情報の中から優先表示分野の語義情報を検出際に参照され、優先表示分野格納領域406に格納された優先表示分野と対応付けられた何れかのキーワードが含まれる語義情報が検出される。またこの分野一覧テーブル507には、ユーザ操作によって入力された分野名とキーワードとを対応付けたレコードが随時追加され、追加分野として登録されるようになっている。
[処理の流れ]
次に、図7及び図8を参照して、第1実施形態におけるCPU100の処理の流れについて説明する。
先ず、第1実施形態における第1辞書検索処理の流れについて、図7に示すフローチャートを参照して説明する。尚、ここで説明する処理は、CPU100が第1辞書検索プログラム505を読み出して実行することにより実現される。
図7に示すように、CPU100は、辞書種別キー22の押下操作に応じて(ステップa10:YES)、検索対象の辞書DBを決定し、入力文字の入力を受け付ける(ステップa20)。この際、決定された検索対象の辞書DBの辞書種別が検索辞書種別格納領域402に保持される。そして、訳/決定キー14の押下操作に応じて(ステップa30:YES)、CPU100は、ステップa10で選択された辞書DBの中から、ステップa20で入力された入力文字に適合する見出語を検索し(ステップa40)、対応する説明情報を読み出す(ステップa50)。またこの際、入力された入力文字が入力文字格納領域404に保持される。
続いて、CPU100は、優先表示分野格納領域406に格納された優先表示分野に従い、当該読み出した説明情報の中から、分野情報に優先表示分野が設定された語義情報を検出する(ステップa55)。そして、CPU100は、検出された場合には(ステップa60:YES)、該当する語義情報を優先して説明情報を表示する制御を行う(ステップa70)。第1実施形態では、前述のように、該当する語義情報を先頭表示することで、当該語義情報を優先的に表示する制御を行う。
また、CPU100は、読み出した説明情報の中から、分野情報に優先表示分野が設定された語義情報が検出されなかった場合には(ステップa60:NO)、当該説明情報の中から、分野一覧テーブル507に設定されている優先表示分野のキーワードが含まれる語義情報を検出し(ステップa75)、検出された場合には(ステップa80:YES)、ステップa70に移行して、該当する語義情報を優先して説明情報を表示する制御を行う。
そして、CPU100は、読み出した説明情報の中から、優先表示分野のキーワードが含まれる語義情報が検出されなかった場合には(ステップa80:NO)、説明情報を通常表示する(すなわち、語義番号順に表示する)制御を行う(ステップa90)。
次に、第1実施形態における分野設定登録処理の流れについて、図8に示すフローチャートを参照して説明する。尚、ここで説明する処理は、メニューキー18が押下されて分野設定登録モードが指定された場合に、CPU100が分野設定登録プログラム506を読み出して実行することにより実現される。
図8に示すように、分野設定登録モードにおいて、優先表示分野設定指示が入力された場合には(ステップb10:YES)、CPU100は、分野一覧テーブル507に登録されている分野名を一覧表示させ、優先表示分野の選択操作を受け付ける(ステップb20)。そして、訳/決定キー14の押下操作が為された場合には(ステップb25:YES)、CPU100は、選択された優先表示分野を指定して優先表示分野格納領域406を更新する(ステップb30)。
一方、分野登録指示が入力された場合には(ステップb40:YES)、CPU100は、分野名の入力を受け付けるとともに(ステップb50)、キーワードの入力を受け付ける(ステップb60)。そして、CPU100は、訳/決定キー14の押下操作に応じて(ステップb70:YES)、ステップb50で入力された分野名とステップb60で入力されたキーワードとを対応付けて分野一覧テーブル507に追加し、追加分野として登録する(ステップb80)。
次に、第1実施形態における電子辞書の操作例について説明する。図9〜図11は、第1実施形態における電子辞書の備える表示装置300に表示される画面の遷移例を示す図である。
[操作例1]
図9(a)は、英和A辞典DB502から読み出された見出語“program”の説明情報が表示された説明情報表示画面W10の一例を示す図である。この説明情報表示画面W10において、見出語“program”の説明情報に含まれる各語義情報が語義番号順に表示されている。
この場合には、CPU100により以下の内部処理が実行される。すなわち、英和A辞典DB502の中から指定された見出語“program”に対応する説明情報を読み出す(図7に示すステップa10〜a50)。この際、説明情報の中に、分野情報に優先表示分野が設定された語義情報が含まれていない場合、或いは優先表示分野が設定されていない場合には、各語義情報を語義番号順に表示する制御を行う(図7に示すステップa60(NO)→a70(NO)→a80)。
図9(b)は、メニューキー18を押下して分野設定登録モードを指定し、優先表示分野設定指示を入力した場合に表示される優先表示分野設定画面W12の一例を示す図である。この優先表示分野設定画面W12において、分野一覧テーブル507に登録されている分野が一覧表示される。例えば、方向指示キー15を操作し、図9(c)に示す優先表示分野設定画面W14のように、“コンピュータ”を選択して訳/決定キー14を押下すると、CPU100により、優先表示分野を“コンピュータ”に指定し、優先表示分野格納領域406に“コンピュータ”を格納する処理が実行される(図8に示すステップb10(YES)→b20→b30)。
図9(d)は、前述の図9(b)及び(c)に関する操作の後、英和A辞典キー22bを押下して見出語“program”を指定することにより、英和A辞典DB502から読み出された見出語“program”の説明情報が表示された説明情報表示画面W16の一例を示す図である。この説明情報表示画面W16において、見出語“program”の説明情報に含まれる語義情報のうち、分野情報に優先表示分野“コンピュータ”が設定されている語義番号“5”の語義情報M10が先頭表示されている。
この場合には、CPU100により以下の内部処理が実行される。すなわち、英和A辞典DB502の中から指定された見出語“program”に対応する説明情報が読み出され、分野情報に、優先表示分野格納領域406に格納された優先表示分野“コンピュータ”が設定された語義情報(語義番号“5”の語義情報M10)を先頭に表示する制御が行われる(図7に示す第1辞書検索処理)。
[操作例2]
図10(a)は、メニューキー18を押下して分野設定登録モードを指定し、分野登録指示を入力した場合に表示される追加分野登録画面W20の一例を示す図である。図10(a)に示すように、追加分野登録画面W20には、ジャンル名の入力ボックスB20及びキーワードの入力ボックスB22が配置され、追加分野のユーザ登録を受け付ける。この追加分野登録画面W20において、文字入力キー12を操作して分野名及びキーワードを入力して訳/決定キー14を押下すると、図10(b)に示すように、追加分野と、当該追加分野のキーワードとを表示した登録確認画面W22が表示される。この際、CPU100により、入力された分野名とキーワードとを対応付けて分野一覧テーブル507に追加し、追加分野として登録する処理が実行される(図8に示すステップb40(YES)→b50→b60→b70(YES)→b80)。
図10(c)は、前述の図10(a)及び(b)に関する操作の後、優先表示分野設定指示を入力した場合に表示される優先表示分野設定画面W24の一例を示す図である。この優先表示分野設定画面W24において、追加分野である“ファンタジー小説”が、一覧表示に追加されて表示されている。ここで、方向指示キー15を操作し、図10(c)に示すように“ファンタジー小説”を選択して訳/決定キー14を押下すると、CPU100により、優先表示分野を“ファンタジー小説”に指定し、優先表示分野格納領域406に“ファンタジー小説”を格納する処理が実行される(図8に示すステップb10(YES)→b20→b30)。この結果、優先表示分野を“ファンタジー小説”に指定することができる。これによれば、指定された見出語に対応する説明情報を表示させる際に、キーワード“精霊”、“魔法”、及び“不思議”を含まれる語義情報を優先して表示させることが可能となる。
図10(d)は、前述の図10(c)に関する操作の後、和英辞典キー22dを押下して見出語“つえ”を指定することにより、和英辞典DB504から読み出された見出語“つえ”の説明情報が表示された説明情報表示画面W26の一例を示す図である。この説明情報表示画面W26において、見出語“つえ”の説明情報に含まれる語義情報のうち、語義情報に、優先表示分野“ファンタジー小説”のキーワードである“魔法”が含まれる語義情報M20が先頭表示されている。
この場合には、CPU100により以下の内部処理が実行される。すなわち、和英辞典DB504の中から指定された見出語“つえ”に対応する説明情報を読み出し、当該読み出した説明情報の中から検出された、優先表示分野格納領域406に格納された優先表示分野“ファンタジー小説”に対応付けられたキーワードである“魔法”が含まれる語義情報(語義情報M20)を、先頭に表示する制御が行われる(図7に示す第1辞書検索処理)。
以上説明したように、第1実施形態によれば、ユーザ操作に従って優先表示分野を指定することができる。そして、指定された見出語に対応する説明情報に含まれる語義のうち、現時点で優先表示分野に指定されている分野の語義を優先して表示させることができる。
具体的には、表示制御する説明情報の中から、分野情報に優先表示分野が設定されている語義情報を検出し、検出された語義情報を優先して、当該指定された見出語の各語義を表示する制御を行うことができる。そして、分野情報に優先表示分野が設定されている語義情報が検出されなかった場合には、表示制御する説明情報の中から、分野一覧テーブル507に設定されている優先表示分野のキーワードが含まれる語義情報を検出し、検出された語義情報を優先して、当該指定された見出語の各語義を表示する制御を行うことができる。
また、ユーザ操作に従って追加分野とそのキーワードを登録し、この追加分野を優先表示分野に指定することができる。したがって、指定された見出語の説明情報に含まれる語義情報のうち、当該登録した追加分野のキーワードが含まれる語義情報を優先して表示させることができる。
したがって、ユーザが所望する分野(すなわち、優先表示分野)の語義を適切に表示することができるので、電子辞書の使い勝手を向上させることができる。
尚、第1実施形態では、優先表示分野の語義情報を先頭表示して視認性を高めることにより当該語義情報を優先的に表示することとしたが、優先表示分野の語義情報の表示形態を変更して識別表示することで、当該語義情報の視認性を高め、優先表示を実現することとしてもよい。
図11は、優先表示分野の語義情報の表示形態例を説明するための図である。例えば、図11(a)に示すように、優先表示分野の語義情報M30を反転表示により識別表示してもよい。また、図11(b)に示すように、優先表示分野の語義情報M32を太字表示により識別表示してもよい。或いは、図11(c)に示すように、優先表示分野の語義情報M34を下線表示により識別表示してもよい。
(第2実施形態)
次に、電子辞書の第2実施形態について説明する。
[RAM・フラッシュROMの構成]
図12(a)は、第2実施形態におけるRAM400bの構成例、(b)は第2実施形態におけるフラッシュROM500bの構成例を示す図である。尚、以下では、第1実施形態と同一の構成要素には同一の符号を付してその説明を省略する。図12(a)に示すように、RAM400bは、検索辞書種別格納領域402と、入力文字格納領域404と、優先表示分野格納領域406と、ユーザ操作により指定されたジャンプ単語を保持するジャンプ単語格納領域418とを備えている。尚、優先表示分野格納領域406は、第1実施形態と同様に、ユーザ操作に従って指定された優先表示分野を保持する。図13は、第2実施形態における優先表示分野格納領域406の一例を示す図である。図13に示す優先表示分野格納領域406には、当該時点での優先表示分野として“コンピュータ”が格納されている。
また、図12(b)に示すように、フラッシュROM500aには、国語辞典情報511、英和A辞典情報512、英和B辞典情報513、及び和英辞典情報514が格納さていれる。これらの各種辞書情報は、それぞれ辞書DB及び当該辞書DB用の用例DBをそれぞれ備えており、例えば、英和A辞典情報512は、英和A辞典DB512a及び英和A辞典用例DB512bを備えている。
図14は、第2実施形態における英和A辞典DB512aの蓄積形式の一例を示す図である。図14に示すように、第2実施形態において、英和A辞典DB512aには、見出語と、当該見出語を説明するための文字データである説明情報と、当該見出語についての用例の用例番号とが対応付けられた辞書データが蓄積される。各見出語に対応付けられた説明情報には、第1実施形態と同様に、語義番号と、語義分野と、語義とを対応付けた語義情報が設定される。また、用例番号には、各見出語の語義毎に、対応する見出語の用例に固有に割り振られた用例番号が設定される。例えば、レコードL20に示すように、見出語“program”の説明情報のうち、語義番号“5”の用例番号として、“E_00143”が設定されている。尚、図示しないが、同様にして、各辞書情報が備える辞書DBには、それぞれ見出語と説明情報と用例番号とが対応付けられた辞書データが蓄積される。
図15は、英和A辞典用例DB512bの蓄積形式の一例を示す図である。図15に示すように、英和A辞典用例DB512bには、用例のデータが、当該用例に割り振られた用例番号と対応付けられて蓄積される。尚、図示しないが、同様にして、各辞書情報が備える当該辞書DB用の用例DBには、用例番号と用例とが対応付けられて蓄積される。
さらに、フラッシュROM500には、第2実施形態を実現するため、第2辞書検索プログラム515、及び分野一覧テーブル507が格納されている。
第2辞書検索プログラム515は、第2辞書検索処理をCPU100に実行させるためのプログラムである。具体的には、CPU100は、第2辞書検索プログラム515に従い、検索対象の辞書DBが選択された場合に、当該選択された辞書DBから入力文字に適合する見出語を検索する。そして、CPU100は、検索した見出語に対応する説明情報を読み出して表示する際、第1実施形態と同様に、読み出した説明情報の中から優先表示分野の語義情報を検出し、検出された優先表示分野の語義情報を優先的に表示する制御を行う。
また、CPU100は、表示制御中の説明情報に含まれる語義についての用例の表示指示が為された場合に、当該語義の分野を優先表示分野に指定して、優先表示分野格納領域406を更新する。或いは、表示制御中の説明情報に含まれる文字をジャンプ単語としたジャンプ指示が為された場合に、CPU100は、ジャンプ単語が含まれる語義の分野を優先表示分野に指定して、優先表示分野格納領域406を更新する。
[処理の流れ]
次に、図16〜図18を参照して、第2実施形態における第2辞書検索処理の流れについて説明する。図16は、第1辞書検索処理の流れを説明するためのフローチャートであり、ここで説明する処理は、CPU100が第2辞書検索プログラム515を読み出して実行することにより実現される。
図16に示すように、CPU100は、辞書種別キー22の押下操作に応じて(ステップc10:YES)、検索対象の辞書DBを決定し、入力文字の入力を受け付ける(ステップc20)。この際、決定された検索対象の辞書DBの辞書種別が検索辞書種別格納領域402に保持される。そして、CPU100は、訳/決定キー14の押下操作に応じて(ステップc30:YES)、ステップc10で選択された辞書DBの中から、ステップc20で入力された入力文字に適合する見出語を検索し(ステップc40)、対応する説明情報を読み出す(ステップc50)。またこの際、入力された入力文字が入力文字格納領域404に保持される。
続いて、CPU100は、優先表示分野格納領域406に格納された優先表示分野に従い、当該読み出した説明情報の中から、分野情報に優先表示分野が設定された語義情報を検出する(ステップc55)。そして、CPU100は、検出された場合には(ステップc60:YES)、該当する語義情報を識別可能なように説明情報を表示する制御を行う(ステップc70)。すなわち、第2実施形態では、該当する語義情報の表示形態を変更して識別表示することで、当該語義情報を優先して表示する制御を行う。具体例としては、例えば、該当する語義情報を反転表示により識別表示することとしてもよいし、背景色を変更する、或いは太字表示や下線表示等、他の部分と識別可能な表示形態であればよい。また、第1実施形態で説明したように、該当する語義情報を先頭表示することで、当該語義情報を優先的に表示することとしても構わない。
また、CPU100は、読み出した説明情報の中から、分野情報に優先表示分野が設定された語義情報が検出されなかった場合には(ステップc60:NO)、当該説明情報の中から、分野一覧テーブル507に設定されている優先表示分野のキーワードが含まれる語義情報を検出する(ステップc75)。そして、CPU100は、検出された場合には(ステップc80:YES)、ステップc70に移行して、該当する語義情報を識別可能なように説明情報を表示する制御を行う。
そして、CPU100は、読み出した説明情報の中から、優先表示分野のキーワードが含まれる語義情報が検出されなかった場合には(ステップc80:NO)、説明情報を通常表示する制御を行う(ステップc90)。
そして、説明情報の表示制御中に用例キー17が押下された場合には(ステップc100:YES)、CPU100は、用例表示処理を実行する(ステップc110)。図17は、用例表示処理の流れを説明するためのフローチャートである。
図17に示すように、CPU100は、先ず、検索辞書種別の辞書DBを参照して、用例の表示が指示された語義の分野情報が設定されているか否かを判定し、分野情報が設定されている場合には(ステップd10:YES)、当該分野情報に従って優先表示分野を指定し、優先表示分野格納領域406を更新する(ステップd20)。
また、CPU100は、用例の表示が指示された語義に分野情報が設定されていない場合には(ステップd10:NO)、続いて、当該語義に、分野一覧テーブル507において分野別に設定されている何れかのキーワードが含まれているか否かを判定する。そして、キーワードが含まれている場合には(ステップd30:YES)、CPU100は、対応する分野名に従って分野を判別し(ステップd40)、判別した分野を優先表示分野に指定して優先表示分野格納領域406を更新する(ステップd50)。
そして、CPU100は、当該語義の用例番号を検索辞書種別の辞書DBから読み出し、読み出した用例番号の用例を対応する用例DBから読み出して表示する制御を行い(ステップd60)、本処理を終了する。
図16に戻り、CPU100は、説明情報の表示制御中にジャンプキー16が押下された場合には(ステップc120:YES)、ジャンプ処理を実行する(ステップc130)。図18は、ジャンプ処理の流れを説明するためのフローチャートである。
図18に示すように、CPU100は、先ず、ユーザ操作に従ってジャンプ単語を指定する(ステップe10)。この際、指定されたジャンプ単語がジャンプ単語格納領域418に保持される。
続いて、CPU100は、検索辞書種別の辞書DBを参照して、ジャンプ単語が含まれる語義の分野情報が設定されているか否かを判定し、分野情報が設定されている場合には(ステップe20:YES)、当該分野情報に従って優先表示分野を指定し、優先表示分野格納領域406を更新する(ステップe30)。
また、CPU100は、ジャンプ単語が含まれる語義に分野情報が設定されていない場合には(ステップe20:NO)、続いて、当該語義に、分野一覧テーブル507において分野別に設定されている何れかのキーワードが含まれているか否かを判定する。そして、キーワードが含まれている場合には(ステップe40:YES)、CPU100は、対応する分野名に従って分野を判別し(ステップe50)、判別した分野を優先表示分野に指定して優先表示分野格納領域406を更新する(ステップe60)。
続いて、CPU100は、ユーザ操作に従ってジャンプ先の辞書DBを選択する(ステップe70)。そして、CPU100は、ジャンプ先の辞書DBからジャンプ単語に適合する見出語を検索し(ステップe80)、対応する説明情報を読み出す(ステップe90)。
そして、CPU100は、優先表示分野格納領域406に格納された優先表示分野に従い、当該読み出した説明情報の中から、分野情報に優先表示分野が設定された語義情報を検出する(ステップe95)。そして、CPU100は、検出された場合には(ステップe100:YES)、該当する語義情報を識別可能なように説明情報を表示する制御を行う(ステップe110)。
また、CPU100は、読み出した説明情報の中から、分野情報に優先表示分野が設定された語義情報が検出されなかった場合には(ステップe100:NO)、当該説明情報の中から、分野一覧テーブル507に設定されている優先表示分野のキーワードが含まれる語義情報を検出する(ステップe115)。そして、CPU100は、検出されなかった場合には(ステップe120:YES)、ステップe110に移行して、該当する語義情報を識別可能なように説明情報を表示する制御を行う。
そして、CPU100は、読み出した説明情報の中から、優先表示分野のキーワードが含まれる語義情報が検出されなかった場合には(ステップe120:NO)、説明情報を通常表示する制御を行う(ステップe130)。
図16に戻り、CPU100は、ステップc110の用例表示処理後、或いはステップc130のジャンプ処理後に戻るキー21が押下された場合には(ステップc140:YES)、優先表示分野の語義情報を識別表示する制御を行う(ステップc150)。
次に、第2実施形態における電子辞書の操作例について説明する。図19及び図20は、第2実施形態における電子辞書の備える表示装置300に表示される画面の遷移例を示す図である。
[操作例1]
図19(a)は、英和A辞典情報512の備える英和A辞典DB512aから読み出された見出語“program”の説明情報が表示された説明情報表示画面W50の一例を示す図である。この説明情報表示画面W50において、用例マーク(例えば、用例マークMK50)により、対応する語義についての用例の表示が可能なことを示している。例えば、用例キー17を押下し、方向指示キー15によって用例マークMK50を選択して訳/決定キー14を押下すると、図19(b)に示すように、見出語“program”の語義番号“5”の語義についての用例を表示した用例表示画面W52が表示される。
またこの際、CPU100により以下の内部処理が実行される。すなわち、先ず、英和A辞典DB512aを参照し、用例表示が指示された語義の分野情報をもとに優先表示分野を指定する(図17に示すステップd10〜d50)。具体的には、図14に示した英和A辞典DB512aのレコードL20を参照し、見出語“program”の説明情報の中の語義番号“5”に対応する分野情報“コンピュータ”を読み出して、優先表示分野格納領域406に格納する。次いで、当該語義の用例番号“5”に対応する用例番号“E_00143”をもとに、英和A辞典用例DB512bから該当する用例(図15に示したレコードL30を読み出して表示する制御を行う(図17に示すステップd60)。
図19(c)は、前述の図19(a)及び(b)に関する操作の後、戻るキー21を押下した場合に表示される説明情報表示画面W54の一例を示す図である。この説明情報表示画面W54において、優先表示分野“コンピュータ”の語義情報M50が反転表示により識別表示されている。
この場合には、CPU100により以下の内部処理が実行される。すなわち、分野情報に、優先表示分野である分野“コンピュータ”が設定された語義情報(語義番号“5”の語義)を反転表示させて識別表示する制御を行う(図16に示すステップc140(YES)→c150)。
また、図19(d)は、前述の図19(a)及び(b)に関する操作の後、国語辞典キー22aを押下して見出語“キーボード”を指定することにより、国語辞典情報511の備える国語辞典DB511aから読み出された見出語“キーボード”の説明情報が表示された説明情報表示画面W56の一例を示す図である。この説明情報表示画面W56において、当該見出語“キーボード”の説明情報に含まれる語義情報のうち、優先表示分野“コンピュータ”のキーワードが含まれる、語義番号“(3)”の語義情報M52が反転表示により識別表示されている。
この場合には、CPU100により以下の内部処理が実行される。すなわち、国語辞典DB511aの中から指定された見出語“キーボード”に対応する説明情報を読み出す(図16に示すステップc10〜c50)。そして、当該読み出した説明情報に含まれる語義情報の中から検出された、優先表示分野“コンピュータ”のキーワードが含まれる語義情報(語義番号“(3)”の語義情報M52)を、反転表示させて識別表示する制御を行う(図16に示すステップc60(NO)→c80(YES)→c70)。
具体的には、第1実施形態において図6に示して説明した分野一覧テーブル507に設定されているレコードL40を参照し、説明情報の中から、優先表示分野格納領域406に格納された優先表示分野“コンピュータ”のキーワードが含まれる語義情報を検出する処理が行われ、この結果、分野“コンピュータ”のキーワードである“電算”及び“パソコン”が含まれる語義情報を識別表示する制御が行われる。尚、説明情報の中から、分野情報に優先表示分野格納領域406に格納された優先表示分野“コンピュータ”が設定された語義情報が検出されなかった場合には、各語義情報を語義番号順に表示する制御を行う(図16に示すc80(NO)→c150)。
[操作例2]
図20(a)は、英和A辞典情報512の備える英和A辞典DB512aから読み出された見出語“program”の説明情報が表示された説明情報表示画面W60の一例を示す図である。この説明情報表示画面W60において、ジャンプキー16を押下し、方向指示キー15を操作してジャンプ単語I60である“computer”を指定すると、例えば電子辞書に内蔵されている辞書DBの辞書種別が一覧表示されたジャンプ先辞書選択画面が表示される。このジャンプ先辞書選択画面において、例えば英和B辞典を選択すると、図20(b)に示すように、英和B辞典DB512aから検索された見出語“computer”に対応する説明情報が表示された説明情報表示画面W62が表示され、語義情報M60が反転表示により識別表示されている。
またこの際、CPU100により以下の内部処理が実行される。すなわち、先ず、英和A辞典DB512aを参照し、ジャンプ単語が含まれる語義の分野情報をもとに優先表示分野を指定し、優先表示分野格納領域406を更新する処理が実行され(図18に示すステップe20(YES)→e30)、続いて、ジャンプ先の辞書DBからジャンプ単語に適合する見出語を検索されて、対応する説明情報を読み出される(図18に示すステップe70→e80→e90)。そして、当該読み出した説明情報の中から検出された、分野情報に優先表示分野“コンピュータ”が設定された語義情報(M60)を、反転表示させて識別表示する制御が行われる(図18に示すステップe100(YES)→e110)。
図20(c)は、前述の図20(a)及び(b)に関する操作の後、戻るキー21を押下した場合に表示される説明情報表示画面W64の一例を示す図である。この説明情報表示画面W64において、優先表示分野 “コンピュータ”の語義情報M62が反転表示により識別表示されている。
すなわち、操作例1で説明したように、分野情報に、優先表示分野である分野“コンピュータ”が設定された語義情報(語義番号“5”の語義)を反転表示させて識別表示する制御を行う処理(図16に示すステップc140(YES)→c150)が、CPU100により実行される。
また、図20(d)は、前述の図20(a)及び(b)に関する操作の後、国語辞典キー22aを押下して見出語“キーボード”を指定することにより、国語辞典情報511の備える国語辞典DB511aから読み出された見出語“キーボード”の説明情報が表示された説明情報表示画面W66の一例を示す図である。この説明情報表示画面W66において、当該見出語“キーボード”の説明情報に含まれる語義情報のうち、分野情報に優先表示分野“コンピュータ”が設定されている語義番号“(3)”の語義情報M64が反転表示により識別表示されている。
すなわち、操作例1で説明したように、国語辞典DB511aの中から指定された見出語“キーボード”に対応する説明情報を読み出し、当該読み出した説明情報の中から検出された、語義中に優先表示分野“コンピュータ”のキーワードが含まれる語義情報(語義番号“(3)”の語義)を、反転表示させて識別表示する制御を行う処理(図16に示すステップc60(NO)→c80(YES)→c70→c80(NO)→c150)が、CPU100により実行される。
以上説明したように、第2実施形態によれば、ジャンプ処理を実行した場合、或いは用例表示処理を実行した場合に、自動的に優先表示分野を設定することができる。具体的には、表示制御中の説明情報に含まれる語義についての用例の表示指示が為された場合に、当該語義に対応する分野情報を優先表示分野に指定する。また、分野情報が設定されていない場合には、当該表示制御中の説明情報の中から、分野一覧テーブル507において分野別に登録されている何れかのキーワードが含まれる語義情報を検出し、検出された場合に、対応する分野を優先表示分野に指定する。
或いは、表示制御中の説明情報に含まれる文字をジャンプ単語としたジャンプ指示が為された場合に、CPU100は、ジャンプ単語が含まれる語義の分野を優先表示分野に指定することができる。具体的には、ジャンプ単語が含まれる語義に対応する分野情報を優先表示分野に指定する。また、分野情報が設定されていない場合には、当該表示制御中の説明情報の中から、分野一覧テーブル507において分野別に登録されている何れかのキーワードが含まれる語義情報を検出し、検出された場合に、対応する分野を優先表示分野に設定する。
したがって、ユーザが所望する分野を自動的に指定し、当該分野(優先表示分野)の語義を適切に表示することができるので、電子辞書の使い勝手を向上させることができる。
尚、第2実施形態において、メニューキー18が押下されて分野設定登録モードが指定された際に、第1実施形態において説明した分野設定登録処理を実行し、追加分野のユーザ登録を行うこととしても構わないことは勿論である。
また、第2実施形態では、表示制御中の説明情報に含まれる語義についての用例の表示指示が為された場合に、当該語義の分野を優先表示分野に指定する、或いは表示制御中の説明情報に含まれる文字をジャンプ単語としたジャンプ指示が為された場合に、ジャンプ単語が含まれる語義の分野を優先表示分野に指定することとしたが、以下のようにしてもよい。すなわち、ズームキー19の押下操作に応じて説明情報の一部を拡大表示させた際に、当該拡大表示させた部分が含まれる語義の分野を優先表示分野に指定することとしてもよい。
[変形例]
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、上記したものに限らず、発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて適宜変更した実施形態に適用可能である。
例えば、上記した第1実施形態及び第2実施形態では、表示制御する説明情報の中から分野情報に優先表示分野が設定されている語義情報を検出し、分野情報に優先表示分野が設定されている語義情報を優先して表示させ、分野情報に優先表示分野が設定されている語義情報が検出されなかった場合には、さらに、表示制御する説明情報の中から、分野一覧テーブル507に設定されている優先表示分野のキーワードが含まれる語義情報を検出し、検出された語義情報を優先して表示させることとしたが、以下のようにしてもよい。すなわち、例えば分野情報に優先表示分野が設定されている語義と、優先表示分野のキーワードを含む他の語義とがある場合に、双方ともに優先表示する(例えば、識別表示等)こととしてもよい。或いは、分野情報に優先表示分野が設定されている語義と、優先表示分野のキーワードを含む語義とをそれぞれ異なる表示形態で区別表示させてもよい。
また、上記した実施形態では、本発明の情報表示制御装置を携帯型電子辞書に適用した場合について説明したが、本発明を適用可能な製品はこのような製品に限定されるものではなく、携帯電話、パソコン、電子時計等の電子機器全般に適用可能である。
また、上記した実施形態では、電子辞書を、単体で動作するいわゆるスタンドアローン型の装置として説明したが、本発明が適用可能な装置はこれに限られるものではなく、以下のようにしてもよい。すなわち、通信装置を内蔵或いは接続可能に構成し、サーバと通信することによって本発明に係る装置を実現することも可能である。
図21は、通信装置を内蔵した電子辞書端末800と、サーバ700とが通信回線Nを介して通信可能に接続されたシステム構成の概略構成例を示す図である。サーバ700は、例えば、汎用のワークステーションやサーバ用コンピュータ等によって構成されるものであり、電子辞書端末800は、携帯電話機や、通信装置を内蔵したパソコン、通信装置を内蔵した電子辞書等により構成されるものである。通信回線Nは、有線/無線の電話網やインターネット網等である。
図21において、上記した実施形態の電子辞書1の主要機能を有する機能ブロックを太線で示した。上記した実施形態において、電子辞書1のCPU100が実行する第1辞書検索処理や、分野設定登録処理、第2辞書検索処理等は、サーバ700のCPU702が実行する。また、フラッシュROM500が記憶する各種データや各種プログラム等は、サーバ700が備えるハードディスク等で構成される記憶装置712が記憶する。また、第1辞書検索処理や、分野設定登録処理、第2辞書検索処理等の実行に伴うデータはサーバ700のRAM710が記憶する。
一方、上記した実施形態における電子辞書1の入力装置200及び表示装置300は、それぞれ電子辞書端末800の入力装置804及び表示装置806に相当する。
すなわち、サーバ700がホスト(或いはサーバ)、電子辞書端末800が端末(或いはクライアント)に相当するホスト・端末のシステム(或いはクライアント/サーバ型のシステム)を形成する。そして、電子辞書端末800の入力装置804から入力された入力文字等が通信装置812を介してサーバ700に送信され、サーバ700のCPU702が記憶装置712に記憶された各種データ及び各種プログラムに従って第1辞書検索処理や、分野設定登録処理、第2辞書検索処理等を実行し、処理結果を、通信装置714を介して電子辞書端末800に送信して表示装置806に表示させる。
このように、サーバ700及び電子辞書端末800から構成されるシステムで、本発明を実現することも可能である。この場合、電子辞書端末800において、例えば、上記した第1実施形態におけるフラッシュROM500aに格納される英和A辞典DB502等の各種辞書DBや分野一覧テーブル507等を記憶しておく必要がなく、また第1辞書検索処理や分野設定登録処理等を実行する必要もない。また、電子辞書端末800において、第2実施形態におけるフラッシュROM500bに格納される英和A辞典情報512等の各種辞書情報や分野一覧テーブル507等を記憶しておく必要がなく、また第2辞書検索処理等を実行する必要もない。このため、演算処理能力が比較的低いCPU802や、記憶容量等が比較的小さいROM808等を具備する電子辞書端末800(例えば携帯電話)であってもよい。
電子辞書の斜視概観図の一例を示す図。 電子辞書の機能構成の一例を示すブロック図。 第1実施形態におけるRAMの構成(a)、及びフラッシュROMの構成(b)の一例を示す図。 第1実施形態における優先表示分野格納領域の一例を示す図である。 第1実施形態における英和A辞典DBの蓄積形式の一例を示す図。 分野一覧テーブルのデータ構成例を示す図。 第1辞書検索処理の流れの一例を示すフローチャート。 分野設定登録処理の流れの一例を示すフローチャート。 表示装置に表示される表示画面の一例を示す図。 表示装置に表示される表示画面の一例を示す図。 表示装置に表示される表示画面の一例を示す図。 第2実施形態におけるRAMの構成(a)、及びフラッシュROMの構成(b)の一例を示す図。 第2実施形態における優先表示分野格納領域の一例を示す図である。 第2実施形態における英和A辞典DBの蓄積形式の一例を示す図。 英和A辞典用例DBの蓄積形式の一例を示す図。 第2辞書検索処理の流れの一例を示すフローチャート。 用例表示処理の流れの一例を示すフローチャート。 ジャンプ処理の流れの一例を示すフローチャート。 表示装置に表示される表示画面の一例を示す図。 表示装置に表示される表示画面の一例を示す図。 電子辞書端末とサーバとで構成されるシステムの概略構成例を示す図。
符号の説明
1 電子辞書
100 CPU
200 入力装置
300 表示装置
400(400a) RAM
402 検索辞書種別格納領域
404 入力文字格納領域
406 優先表示分野格納領域
500(500a) フラッシュROM
501 国語辞典DB
502 英和A辞典DB
503 英和B辞典DB
504 和英辞典DB
505 第1辞書検索プログラム
506 分野設定登録プログラム
507 分野一覧テーブル
600 バス

Claims (2)

  1. 見出語と、少なくとも一つの語義と、各語義に対する語義分野と、を対応付けて記憶する説明情報記憶手段と、
    ユーザ操作に従って指定された見出語に対応する語義を表示する語義表示制御手段と、
    この語義表示制御手段により表示された語義のうちのいずれかの単語をユーザ操作に従って指定する語義中単語指定手段と、
    この語義中単語指定手段により指定された単語が含まれていた語義に対する語義分野を記憶し、その後前記語義表示制御手段が見出語に対応する語義を表示する際に、当該記憶された語義分野に対する語義を、他の語義に優先して表示又は他の語義から識別して表示させる制御を行う語義優先表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする情報表示制御装置。
  2. コンピュータに、
    見出語と、少なくとも一つの語義と、各語義に対する語義分野と、を対応付けて記憶する説明情報記憶手段と、
    ユーザ操作に従って指定された見出語に対応する語義を表示する語義表示制御手段と、
    この語義表示制御手段により表示された語義のうちのいずれかの単語をユーザ操作に従って指定する語義中単語指定手段と、
    この語義中単語指定手段により指定された単語が含まれていた語義に対する語義分野を記憶し、その後前記語義表示制御手段が見出語に対応する語義を表示する際に、当該記憶された語義分野に対する語義を、他の語義に優先又は識別して表示させる制御を行う語義優先表示制御手段と、
    を実現させるためのプログラム。
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