JPH10320397A - 携帯型音声翻訳端末 - Google Patents

携帯型音声翻訳端末

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JPH10320397A
JPH10320397A JP9131913A JP13191397A JPH10320397A JP H10320397 A JPH10320397 A JP H10320397A JP 9131913 A JP9131913 A JP 9131913A JP 13191397 A JP13191397 A JP 13191397A JP H10320397 A JPH10320397 A JP H10320397A
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JP
Japan
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voice
sentence
speech
terminal
external device
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Withdrawn
Application number
JP9131913A
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English (en)
Inventor
Eiji Ohira
栄二 大平
Nobuo Hataoka
信夫 畑岡
Toshihisa Tsukada
俊久 塚田
Yoshiaki Kitatsume
吉明 北爪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Microcomputer System Ltd, Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Microcomputer System Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音声認識機能を組み込んだ携帯型の翻訳端末
を提供することにある。 【解決手段】 音声認識及び合成機能を有し、音声認識
した音声から他言語の翻訳文を生成し、その結果を表示
して利用者に選択させ、選択された単語や文を音声合成
に送信する言語変換機能101を設ける。さらに、外部
装置とのデータ転送や制御を行うための通信手段10
と、外部装置との接続を検出する手段を持ち、外部装置
との接続が確認されたとき、上記音声認識や音声合成や
言語変換機能を外部装置から制御可能とした。 【効果】 音声を用いて所望の対訳文を迅速に検索・応
答可能な、使いやすく、拡張性の優れた小型の携帯型音
声翻訳端末が実現できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声による入出力
機能を持った携帯型の翻訳装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のメモリの大容量化やCPUの高速、
低消費電力化に伴い、携帯型の翻訳端末や電子辞書端末
が実現している。これら従来の携帯型端末では、入力手
段としてキーボードや手書き文字認識を採用している。
【0003】一方、翻訳端末は、入力した言語(原言
語)をすべて正しく翻訳したい言語(目標言語)に翻訳
(変換)できることが理想である。しかし、現時点では
実用レベルの翻訳機能は実現されていないため、現状の
携帯型翻訳機では原言語と目標言語の対の例文を格納し
ておき、利用者が所望の例文を検索する方式が一般的で
ある。
【0004】例文の検索方法としては、例文を駅やデパ
ートといったシーンごとに分類して格納し、シーン選択
ボタンによりシーンを選択させ、スクロールボタンによ
りそのシーンに属す複数の例文から所望の例文を検索さ
せる方式が採られている。また、キーワードの単語を入
力させ、そのキーワードを含む例文を候補として検索表
示し、その中から所望の例文を利用者に選択させる方式
等も採られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の方式では、キー
ボードやボタン操作により単語の入力や例文の選択を行
う。しかし、この作業は、立ったまま利用する場合も多
い携帯型機器においては、非常にわずらわしく、また、
格納される例文の数が多くなると検索が困難になるとい
う問題がある。手書き文字認識機能を有する端末では、
手書き文字入力が可能であり、特に日本語においては入
力効率は向上するが、長い文の入力はやはりわずらわし
いという問題がある。
【0006】これを解決する手段として、音声認識機能
を組み込み、音声による文や単語の入力を実現すること
が考えられる。しかし、認識性能やハード規模の点から
音声認識で扱える文の数には限界があり、音声認識や合
成は常に必要とされる機能ではない。また、音声認識を
含む音声処理の処理量は多いため、端末の小型化や低消
費電力化の面で問題がある。
【0007】本発明の目的は、音声の持つ長所を失うこ
となく、利用しやすい携帯型音声翻訳端末を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】CPUとメモリと液晶など
の表示機能とキーパッドなどの入力機能から構成される
携帯型音声翻訳端末において、音声認識手段と音声合成
手段と上記音声認識手段で認識した音声から、1つ、あ
るいは複数の他言語の単語や文を翻訳あるいは検索して
生成する手段と、必要に応じて利用者に生成結果を表示
し、1つの単語や文を選択させる手段と、選択された単
語や文を上記音声合成手段に送信する手段を有する言語
変換手段を設ける。さらに、PCなどの外部装置とのデー
タ転送や制御を行うためのPCMCIAやシリアルインタフェ
ース等による通信手段と、この通信手段の外部装置との
接続を検出する手段を持ち、外部装置との接続が確認さ
れたとき、上記音声認識手段や音声合成手段や言語変換
手段を外部装置から制御可能とする手段を設けた。
【0009】さらに、外部装置との接続時に、携帯型音
声翻訳端末に格納された辞書やプログラムを外部装置に
送信する手段を設けた。
【0010】上述したように、全ての文を正しく認識・
翻訳することは現状では不可能であるため、対象とする
文は限定される。ここでは、どの文が端末で扱うことが
できる文かを利用者が知る必要がある。「おはよう」
「トイレはどこですか?」といった一般的な定型文や緊
急を要する文は、比較的文構造が簡単で覚えやすい文で
ある。このため、このような文の認識・翻訳は文単位で
処理することにより、音声認識・合成機能を用いて、翻
訳結果を瞬時に応答可能となる。さらに、例えばキーワ
ード「トイレ」の単語音声入力により、格納した例文か
ら単語「トイレ」を含む文、例えば「トイレはどこです
か?」を検索し、その訳文を提示あるいは音声合成する
機能を併用することにより、より複雑な翻訳文の検索も
可能である。上記の機能では、大規模の翻訳の辞書やプ
ログラムは必要ない。このため、利用者の伝えたい内容
を高速に翻訳して音声で伝えることが可能な携帯型で小
型の翻訳装置を実現できる。
【0011】また、本携帯型音声翻訳端末は、ノートPC
等に接続することにより、その接続を検出して、ノート
PC等で制御可能な音声認識、合成、翻訳機能として動作
する。これにより、ノートPC側に、より高度な翻訳プロ
グラムや多彩な情報サービスプログラムを搭載すること
により、これと連携して、翻訳器付きガイドブックのよ
うな、音声ベースの多彩な情報サービス端末を実現でき
る。
【0012】さらに、ノートPC側から携帯型音声翻訳端
末の認識文や例文、辞書を書き換えできるため、携帯型
音声翻訳端末の翻訳内容を容易に変更できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を第1図
を用いて説明する。
【0014】図1は、本発明の一実施例の携帯型音声翻
訳端末の回路構成の図を示す。図2、図3は、図1の回
路で構成される携帯型音声翻訳端末の外観の例を示す。
どちらも、PCMCIAカードの接続構成をとっており、ノー
トPC等のPCMCIAスロットにカード部分を挿入することに
より、ノートPC等との接続、通信が可能となる。
【0015】図1において、1はCPU、2はバス、3は
音声認識や音声合成、翻訳を処理するプログラムや辞書
などを格納するメモリ、4は演算用のワークメモリ、5
は利用者の操作用のキーパッド、6はキーパッドからの
入力をバス2に伝えるためのI/F、7は液晶ディスプレ
イ、8は液晶ディスプレイ制御部、9は液晶ディスプレ
イ表示用メモリ、10はPCMCIAインタフェース用ドライ
バ、11はマイク、12はマイクからの音声を標本化し
て入力するためのAD変換部、13はバス2から送られる
音声のディジタル信号をアナログ信号に変換し、スピー
カ14から出力するためのDA変換部である。
【0016】以下図1の動作を説明する。CPU1は、メ
モリ3からプログラムや辞書などを順次読み出し、ワー
クメモリ4を用いて音声認識等のプログラムを実行す
る。CPU1は、PCMCIAインタフェース用ドライバ10を
通じて、携帯型音声翻訳端末のPCMCIAカード部分がPC等
に接続されていないことを確認すると、単独動作モード
のプログラムを実行する。単独動作モードにおけるプロ
グラムは、例えば、図4に示すように、入力される音声
を認識する音声認識部100、認識された文や単語を翻
訳する翻訳部101、翻訳結果を合成音で応答する音声
合成部102により構成され、単独で音声翻訳を行う。
端末には、予め、図5に示すような、認識させたい文
(または単語)とその訳文、認識後の動作タイプを格納
する。音声認識部100は、例えばHMM(Hiden Markov M
odel)による音声認識を用いて実現できる。HMMでは、例
えば音韻(「あ」や「か」)毎の標準パタン(認識用状
態遷移モデル)が予め登録されている。音声認識部10
0は、図5の全ての認識させたい文を対象として、文認
識用の標準パタンを作成する。具体的には、音韻の標準
パタンを接続することにより、文認識用の標準パタンを
作成する。文「おはよう」の場合は、音韻「お」「は」
「よ」「う」の4つの各音韻の標準パタンを接続する。
【0017】マイク11から入力された音声は、AD変換
部12で標本化され入力される。音声認識部100は、
入力された音声の特徴抽出を行い、上述した認識させた
い全ての文や単語の標準パタンを用いて、各標準パタン
との類似度を計算し、最も類似度の高い標準パタンの文
(単語)を音声認識部100の解として出力する。
【0018】翻訳部101は、図5の表を用いて、認識
結果の対訳と動作タイプを検索し、動作タイプが「文」
であれば、認識結果と対訳文を液晶ディスプレイ制御部
8に転送し、液晶ディスプレイ7に表示する。利用者が
キーパッド5等から合成の指示をするか、一定時間入力
がなければ、対訳文を音声合成部102に転送する。音
声合成部102は、送られてきた対訳文から合成音声を
生成し、DA変換部13でアナログ信号に変換し、スピー
カ14から出力する。このようにして、例えば、「おは
よう」と音声で入力すると、「Good morning」と音声で
応答する翻訳機が実現できる。
【0019】認識結果の動作タイプが「場面(シー
ン)」や「キー」であった場合、翻訳部101は、第6
図に示した処理フローを実行する。音声認識部100か
らの認識結果を待ち(ステップ1000)、認識結果が
入力されると、ステップ1001で第5図の表から対訳
と動作タイプを検索し、液晶ディスプレイ7に表示す
る。もし動作タイプが「シーン」であれば、第5図の表
から、そのシーンに関する例文の格納されている先頭ア
ドレスを示すポインタを用いて、例文を読み出し、先頭
の例文を液晶ディスプレイ7に表示する(ステップ10
10)。図2、図3のキーパッド5からスクロールの指
示が入力されると(ステップ1011)、ステップ10
12で、読み出した例文のうち、表示している次あるい
は前の例文を液晶ディスプレイ7に表示する。ステップ
1011で、認識結果の誤り訂正等のための音声の再入
力があれば、ステップ1000の処理に戻る。
【0020】もし動作タイプが「キー」であれば、ステ
ップ1003で、格納されている例文の中から、認識単
語を文中に含む例文を全て検索して読み出す。そして、
動作タイプ「シーン」の場合と同様に、検索された例文
のうち、先頭の例文を液晶ディスプレイ7に表示し、キ
ーパッド5からスクロールの指示が入力されると(ステ
ップ1004)、ステップ1005で、読み出した例文
のうち、表示している次あるいは前の例文を液晶ディス
プレイ7に表示する。音声の再入力があれば、ステップ
1000の処理に戻る。
【0021】このように、少ない操作で、所望の例文を
迅速に検索可能となる。さらに、ステップ1004やス
テップ1011で、キーパッド5等による認識の確定の
検出機能を設けることにより、階層的な検索も可能であ
る。例えば、シーン「ホテル」で検索した例文中から、
キー「予約」を含む例文にさらに絞り込むような検索で
ある。認識の確定の検出により、次の音声入力が認識誤
り等における再入力なのか、上記階層的な検索かを判断
する。
【0022】一方、ノートPC等のPCMCIAスロットに端末
のカード部分を挿入すると、CPU1は、連携動作モード
のプログラムを実行する。連携動作モードでは、基本的
に接続されたPC等からPCMCIAインタフェース用ドライバ
10を介して送られてくるコマンドの待ち状態となり、
送られてくるコマンドに基づいて動作する。コマンドと
しては、例えば、動作状態設定コマンド、音声認識コマ
ンド、音声合成コマンドがある。
【0023】動作状態設定コマンドは、図5の表を変更
するためのコマンドである。PCから新しい表を転送し、
旧い表を書き換える。このような表の変更は、端末上で
は面倒な作業であるが、PC上では容易にできる。このた
め、単独動作モードでの翻訳の対象文を簡単に変更可能
である。
【0024】音声認識コマンドが送られると、上述した
図4の音声認識部100のプログラムを実行し、認識結
果をPCに応答する。ここで、認識対象文は、第5図を用
いても可能であるが、別途連携動作モード時の認識用文
テーブルを設けても認識可能である。この認識用文テー
ブルの設定も上記動作状態設定コマンドで行う。
【0025】音声合成コマンドは、合成したい文を伴っ
て送られる。本端末は、上述した図4の音声合成部10
2のプログラムを実行し、スピーカ14から合成音を応
答する。このように、PC等と連携させることにより、翻
訳機能付きガイドブックのような装置を容易に実現可能
となる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、音声を用いて所望の対
訳文を迅速に検索・応答可能な、使いやすく、拡張性の
優れた小型の携帯型音声翻訳端末を提供可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の携帯型音声翻訳端末の回路
構成図。
【図2】本発明の一実施例の携帯型音声翻訳端末の外観
の例。
【図3】本発明の一実施例の携帯型音声翻訳端末の別の
外観の例。
【図4】単独動作モードのプログラムの構成図。
【図5】翻訳を実行するための対訳表の構成の一例。
【図6】翻訳部101の一部の処理のフローチャート。
【符号の説明】
1…CPU、2…バス、3…メモリ、4…ワークメモリ、
5…キーパッド、6…I/F、7…液晶ディスプレイ、8
…液晶ディスプレイ制御部、9…液晶ディスプレイ表示
用メモリ、10…PCMCIAインタフェース用ドライバ、1
1…マイク、12…AD変換部、13…DA変換部、14…
スピーカ、100…音声認識部、101…翻訳部、10
2…音声合成部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 畑岡 信夫 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 塚田 俊久 東京都国分寺市東恋ケ窪一丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 北爪 吉明 東京都小平市上水本町5丁目22番1号 株 式会社日立マイコンシステム内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CPUとメモリと液晶などの表示機能とキー
    パッドなどの入力機能から構成される携帯型情報端末に
    おいて、音声認識手段と音声合成手段と上記音声認識手
    段で認識した音声から、他言語の単語や文を生成する生
    手段と、必要に応じて利用者に上記生成結果を表示し、
    1つの単語や文を選択させる手段と、選択された単語や
    文を上記音声合成手段に送信する手段を有する言語変換
    手段と、PCなどの外部装置とのデータ転送や制御を行う
    ための通信手段と、上記通信手段と外部装置との接続を
    検出する手段と、上記外部装置との接続が検出されたと
    き、上記音声認識手段と音声合成手段と言語変換手段を
    外部装置から制御可能とする手段を設けたことを特徴と
    する携帯型音声翻訳端末。
  2. 【請求項2】請求項1の生成手段では、上記音声認識手
    段で認識した音声が入力された音声の言語とは異なる1
    の言語に翻訳されることを特徴とする携帯型音声翻訳端
    末。
  3. 【請求項3】請求項1の生成手段は、上記音声認識手段
    で認識した単語音声に対応する認識単語文中に含む例文
    をを予め記憶されている複数の会話例文から検索して出
    力する手段を設けたことを特徴とする携帯型音声翻訳端
    末。
  4. 【請求項4】請求項1の通信手段は、PCMCIAやシリアル
    インタフェースにより通信を行うことを特徴とする携帯
    型音声翻訳端末。
  5. 【請求項5】請求項1の携帯型音声翻訳端末において、
    上記外部装置との接続時に、端末に格納された辞書やプ
    ログラムを外部装置に送信することを特徴とする携帯型
    音声翻訳端末。
  6. 【請求項6】請求項1の携帯型音声翻訳端末において、
    接続された上記外部装置により、端末に格納された認識
    単語や例文を書き換える制御が行われることをことを特
    徴とする携帯型音声翻訳端末。
JP9131913A 1997-05-22 1997-05-22 携帯型音声翻訳端末 Withdrawn JPH10320397A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2000049523A1 (fr) * 1999-02-18 2000-08-24 Sony Corporation Procede de traduction et dispositif de traduction
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Effective date: 20040803