JP2005311622A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な構成で多機能化と低消費電力化とを実現し、設計効率を向上させた半導体集積回路装置を提供する。
【解決手段】 第1ないし第3回路ブロックを有し、上記第3回路ブロックからの指示に従って上記第1回路ブロックにおいて内部回路の動作が保証される第1電源状態と上記内部回路の動作が保証されない第2電源状態とされ、上記第2回路ブロックに上記第1回路ブロックから出力される信号を受ける入力部を設け、上記第3回路ブロックから上記第1回路ブロックに対して上記第2電源状態が指示されたときに対応した制御信号に従って、上記第1回路ブロックから出力される信号に無関係に上記第2回路ブロックの動作電圧に従った特定の信号レベルに維持させる入力回路を設ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体集積回路装置に関し、例えば複数の機能モジュール毎に回路ブロックに分割して、機能モジュールの動作/非動作に対応して電源の供給/遮断を行うようにしたシステムLSI(大規模集積回路)等に利用して有効な技術に関するものである。
低しきい値電圧のMOSFETで構成された回路ブロックと、高しきい値電圧で構成された回路ブロックとに分けて、半導体集積回路装置が何も動作を行わないスタイバイモードのときに、低しきい値電圧の回路ブロックの電源遮断を行うことよりリーク電流を低減し、その入力信号と出力信号とを伝達する経路にラッパーと呼ばれるゲート回路を設けた例として特開2002−026711号があり、電源スイッチを有した送信側回路ブロックと、受信側回路ブロックと、上記送信側回路ブロックからの出力信号を上記受信側回路ブロックに入力信号としてマイクロI/O回路とを有し、上記電源スイッチにより上記送信側回路ブロックが電源遮断されるときに、受信側回路ブロックからの制御信号によって上記マイクロI/Oにより上記出力信号の伝播を防止するようにしたものとして特開2003−218682公報の存在が報告された。しかしながら、これらの特許文献には後述するような本願発明が解決しようとする技術的課題に関しては何ら記載されていない。
特開2002−026711公報 特開2003−218682公報
特許文献1では、LSI全体を低しきい値回路ブロックと高しきい値回路ブロックに分けて、LSIがスタンバイモードのときに低しきい値回路ブロックの電源遮断を行ってリーク電流を低減するものであるので、システムLSIのように複数機能を1つの半導体集積回路装置に搭載し、動作している機能ブロックと動作していない機能ブロックが存在した場合に、上記動作していない機能ブロックの電源遮断を行って低消費電力化を図るようなものには適用できない。これに対して、特許文献2においては、機能ブロックで分割し、待機時の回路ブロックの電源遮断することが開示されている。しかしながら、電源が遮断された回路ブロックの出力信号がフローティングになることによって電源が供給されている回路ブロックに発生する貫通電流を防止するために両回路ブロック間を接続するマイクロI/Oのような特別な回路ブロックを設けるものである。このことは、特許文献1でも同様に、上記電源が遮断される低しきい値回路ブロックに対して出力ラッパーと入力ラッパーと呼ばれるような回路ブロックを配置している。
上記のように本来の機能に対応した回路ブロックとは別に、上記電源遮断が行われた回路ブロックでの不定信号が電源供給の行われている回路ブロックに伝わらないようにする前記ラッパーやマイクロI/Oのような回路ブロックを配置する構成では、そのための回路ブロックの配置等の設計工数が増加してしまうという問題を有する。特に、特許文献2では、マイクロI/Oにレベル変換機能が有する場合、前段側は送信側回路ブロックと同じ電源電圧が供給され、後段側は受信側回路ブロックと同じ電源電圧が供給されており、1つの回路ブロックが異なる回路ブロックの電源電圧とが共通になるために、明細書の段落0020に記載されているように4通りの電源遮断ケースに対応した制御が必要となるという問題を有する。
この発明の目的は、簡単な構成で多機能化と低消費電力化とを実現した半導体集積回路装置を提供することにある。この発明の他の目的は、多機能化と低消費電力化を図りつつ、設計効率を向上させた半導体集積回路装置を提供することにある。この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記の通りである。すなわち、第1ないし第3回路ブロックを有し、上記第3回路ブロックからの指示に従って上記第1回路ブロックにおいて内部回路の動作が保証される第1電源状態と上記内部回路の動作が保証されない第2電源状態とされ、上記第2回路ブロックに上記第1回路ブロックから出力される信号を受ける入力部を設け、上記第3回路ブロックから上記第1回路ブロックに対して上記第2電源状態が指示されたときに対応した制御信号に従って、上記第1回路ブロックから出力される信号に無関係に上記第2回路ブロックの動作電圧に従った特定の信号レベルに維持させる入力回路を設ける。
簡単な構成で待機状態の回路ブロックでの電源遮断による低消費化を図りつつ、動作状態の回路ブロックでの不定レベル入力を防止することができる。電源遮断制御と不定レベル入力防止のための制御信号とを対応させて簡単に発生させることができる。
図1には、この発明に係る半導体集積回路装置の一実施例の最小単位構成図が示されている。図1(A)には1つの動作状態の一例が示され、図1(B)は他の動作状態の一例が示されている。この実施例の半導体集積回路装置は、最小単位として3つの回路ブロックから構成される。回路ブロック1は、待機時に電源オフ状態にされ電源スイッチを備えている。回路ブロック2は、上記回路ブロック1からの信号を受けて動作する回路部分を備えている。上記回路ブロック2については、待機時に電源オフ状態とする機能の有無については問わない。上記のような回路ブロック1の電源制御用の制御信号SWCと、電源オフ状態にされた回路ブロックからの不定レベル伝播防止用の制御信号INCを発生する回路ブロック3が設けられる。この回路ブロック3は、電源常時オン状態にされるものである。上記回路ブロック2において、上記回路ブロック1からの信号を受ける入力回路が設けられる。入力回路は、例示的に示されているようにラッチ回路FF、ナンド(NAND)回路G1、ノア(NOR)回路G2のような論理ゲート回路から構成される。
図1(A)においては、回路ブロック1と2とが共に動作状態にされる。つまり、回路ブロック3から伝えられる電源制御信号SWCによって、上記回路ブロック1においては電源供給が行われる。そして、回路ブロック3から伝えられる不定レベル伝播防止用の制御信号INCによって、上記回路ブロック2に設けられた入力回路においては、上記回路ブロック1から伝えられる信号を取り込む動作を行う。
図1(B)においては、回路ブロック1が非動作状態(待機)にされ、回路ブロック2が動作状態にされる。つまり、回路ブロック3から伝えられる電源制御信号SWCによって、上記回路ブロック1においては電源遮断が行われる。そして、回路ブロック3から伝えられる不定レベル伝播防止用の制御信号INCによって、上記回路ブロック2に設けられた入力回路においては、上記回路ブロック1から伝えられる不定レベル(Hiz:出力ハイインピーダンス状態)の伝達を禁止して上記制御信号INCに対応した固定レベルを内部回路に伝える。これによって、動作中の回路ブロック2においては、上記不定レベルによる貫通電流の発生が防止されることの他、不定レベルが入力されてしまうことが原因の回路ブロック2での誤動作を防止することができる。言い換えるならば、回路ブロック2の本来の信号処理動作を実現することができる。
図2には、図1の回路ブロック3の動作の一例を説明するためのタイミング図が示されている。回路ブロック3は、図1では省略されているが、システムクロック等のクロック信号CLKと待機信号STBを受けて、上記回路ブロック1の電源制御用の制御信号SWCと、上記回路ブロック2における不定レベル伝播防止用の制御信号INCとを発生する。待機信号STBが発生されると、回路ブロック3ではそれを解読して回路ブロック1を待機状態と判定し、クロックパルスCLKに同期して回路ブロック2に対して不定レベル伝播防止用の制御信号INCを伝える。つまり、制御信号INCのハイレベルにより、回路ブロック2の入力回路においては、回路ブロック1からの信号伝達を禁止し、上記制御信号INCに従った固定レベルを形成する。この後に、クロックパルスCLKに同期して、上記電源制御用の制御信号SWCがハイレベルからロウレベルに変化し、回路ブロック1に設けられた電源スイッチがオフ状態にされて、回路ブロック1においては電源スイッチがオフ状態となって電源遮断が行われる。
図3には、この発明に係る半導体集積回路装置の一実施例の全体ブロックが示されている。同図においては、特に制限されないが、2種類の電源電圧VCCとVDDによって動作するようにされる。特に制限されないが、電源電圧VCCは、3.3Vのような比較的高い電圧とされ、電源電圧VDDは、1.2Vのような低い電圧とされる。上記比較的高い電源電圧VCCとそれに対応した接地電位VSSは、チップ周辺に設けられたI/O(入出力)バッファ用とVCC系論理回路に供給される。上記比較的低い電源電圧VDDとそれに対応した接地電位VSSは、VDD系論理回路1、2と電源制御回路SYSCに供給される。上記VDD系論理回路1と2は、電源スイッチSW1とSW2によって回路の接地電位VSSが選択的に供給される。これに対して、VCC系論理回路は、そのような電源スイッチが設けられておらず、電源電圧VCCと接地電位VSSが常時供給されている。また、上記電源制御回路SYSCも上記電源電圧VDDと接地電位VSSが常時供給される。
特に制限されないが、VDD論理回路1と2は、高しきい値電圧HVth、中しきい値電圧HVth及び低しきい値電圧LVthのMOSFETによって構成される。例えば、他の回路ブロックから伝えられる信号を受ける回路は、一般に比較的低速でよいので高しきい値電圧HVthのMOSFETを用いて構成される。内部回路では動作速度に対応して中、低しきい値電圧MVth,LVthのMOSFETが組み合わされて構成される。つまり、論理段数が多い信号伝達経路では、1つ当たりの論理段での遅延時間を短くする必要があるから低しきい値電圧LVthのMOSFETが用いられ、論理段数が中程度の信号伝達経路では、1つの論理段での遅延時間も中程度で良いから中しきい値電圧MVthのMOSFETが用いられ、論理段数が少ない信号伝達経路では、遅延時間も長くて良いから高しきい値電圧HVthのMOSFETが用いられる。
上記VDD系論理回路1、2とVCC系論理回路との間で信号伝達が行われる場合には、VDD系の小振幅信号をVCC系の大振幅信号に変換するレベル変換用のマイクロ入出力回路μIOが設けられる。この実施例では、VCC系論理回路は、前記のように常時電源供給が行われるものであることから、マイクロ入出力回路μIOを利用して、次に説明するようにVDD系論理回1又は2が電源遮断されたときの不定レベル伝播防止に用いられる。このため、電源制御回路SYSCで形成された制御信号SWCとINCは、同図に点線で示したようにVDD系論理回路1、2の電源スイッチSW1,SW2及び入力回路に伝えられる。また、上記制御信号INCは、後述するようにマイクロ入出力回路μIOにも伝えられる。
図4には、図3のマイクロ入出力回路に設けられる入力回路の一実施例の回路図が示されている。この入力回路は、入力端子inから供給されるVDDレベルの入力信号を受けて、出力端子outからVCCレベルのレベル変換された出力信号を形成する。上記入力端子inは、低電源電圧VDDで動作するインバータ回路NV1の入力端子に接続されている。この入力端子入力端子inはレベル変換を行うNチャネルMOSFETM2のゲートと接続され、上記インバータ回路NV1の出力端子はレベル変換を行うNチャネルMOSFETM1のゲートと接続される。これらMOSFETM1とM2のソースは、回路の接地電位が与えられ、ドレインと高電源電圧VCCとの間には、ゲートとドレインとが交差接続されたPチャネルMOSFETM3とM4が設けられる。そして、MOSFET2とM4の共通接続されたドレインのレベル変換された出力信号は、ナンドゲート回路G1の一方の入力に供給される。このナンドゲート回路G1の他方の入力には、前記不定レベル伝播防止用の制御信号INCが供給される。
この実施例では、制御信号INCをハイレベル(論理1)にすると、ゲート回路G1はVDDレベルからVCCレベルにレベル変換された信号を反転して伝える。これに対して、制御信号INCをロウレベル(論理0)にする上記レベル変換された信号に無関係にゲート回路G1の出力信号をハイレベル(論理1)に固定する。つまり、インバータ回路NV1の電源電圧VDDや、入力端子inに入力信号を供給するVDD系論理回路の電源遮断が行われて、上記レベル変換信号が出力ハイインピーダンス等の不定レベルになっても、上記制御信号INCをロウレベル(論理0)にすることよって、上記不定レベルであってもそれに影響されないでゲート回路G1の出力信号をハイレベル(論理1)に固定することができる。この結果、VCC系論理回路においては、上記不定レベルが入力されることにより生じる貫通電流や誤動作を防止することができる。
図5には、この発明に係る半導体集積回路装置の他の一実施例の最小単位構成図が示されている。この実施例は、前記図1の実施例の変形例であり、図1の実施例と異なる部分は、回路ブロック1から電源制御信号SWCに対応した応答信号ACKが回路ブロック3に伝えられる構成となっている。この応答信号ACKを受けて、回路ブロック3では電源制御信号SWC及びそれに対応した不定レベル伝播防止用の制御信号INCを発生させるものである。同図では、これらの信号経路を通常動作信号経路と区別する意味で点線によって示されている。
図6には、図5の実施例回路の動作の一例を説明するための波形図が示されている。前記図2と同様に回路ブロック3により不定レベル伝播防止用の制御信号INCを発生させて、回路ブロック2に設けられた入力回路において不定レベルを含む一切の入力信号の取り込みを停止して、上記制御信号INCに対応した固定レベルを形成した後に、電源制御信号SWCがロウレベルにされて回路ブロック1の電源スイッチがオフ状態にされて、例えば電源電圧VDDが低下して電源遮断が行われる。したがって、前記同様に上記電源遮断に伴い回路ブロック1の出力信号が不定レベルになっても、回路ブロック2に前記固定レベルに維持される。
そして、回路ブロック3により電源制御信号SWCがハイレベルにされて回路ブロック1の電源スイッチがオン状態にされて例えば電源電圧VDDが立ち上がる。このとき、回路ブロック1には電圧検出回路が設けられおり、上記電源電圧VDDの立ち上がりを検知し、回路ブロック1の動作に必要な電圧に到達したなら前記応答信号ACKを発生させる。この応答信号ACKを受けて電源制御回路部などでタイミングマージンを発生させた後、回路ブロック3では回路ブロック1の出力レベルが不定レベルではないと判定して、不定レベル伝播防止用の制御信号INCをロウレベルにして回路ブロック1で形成された信号を回路ブロック2が受け取るように制御する。
図7と図8には、この発明に係る不定レベル伝播防止用入力回路の動作形態を説明するためのブロック図が示されている。図7及び図8においては、上側に示したように回路ブロック1と2が共に電源オン状態のときから、下側に示したように矢印のように回路ブロック1のみを電源オフ状態に切り替える例を表現している。
図7(A)では、入力回路としてラッチ回路を用いた1つの例を示しており、回路ブロック1と2が共に電源オン状態のときに、回路ブロック1から回路ブロック2にハイレベル(H)の信号が伝えられた状態を表している。そして、矢印で示したように、回路ブロック1のみを電源オフ状態に切り替える場合、ラッチ回路は、それに先立って発生された不定レベル伝播防止用の制御信号INCによって上記ハイレベル(H)を固定レベルとして出力するものである。
図7(B)では、入力回路として論理和系回路を用いた例を示しており、回路ブロック1と2が共に電源オン状態のときに、回路ブロック1から回路ブロック2にハイレベル/ロウレベル(H/L)が伝えられる状態を表している。そして、矢印で示したように、回路ブロック1のみを電源オフ状態に切り替える場合、ノア(NOR)回路のような論理和系回路では、それに先立って発生された不定レベル伝播防止用の制御信号INCのハイレベル(論理1)によって上記ロウレベル(L)を固定レベルとして出力するものである。また、入力回路として同じ論理和系回路でも、オア(OR)回路を用いた場合には、上記制御信号INCのハイレベル(論理1)によって上記ハイレベル(H)を固定レベルとして出力するものとなる。
図8(A)では、入力回路としてラッチ回路を用いた他の例を示しており、回路ブロック1と2が共に電源オン状態のときに、回路ブロック1から回路ブロック2にハイレベル(L)の信号が伝えられた状態を表している。そして、矢印で示したように、回路ブロック1のみを電源オフ状態に切り替える場合、ラッチ回路は、それに先立って発生された不定レベル伝播防止用の制御信号INCによって上記ハイレベル(L)を固定レベルとして出力するものである。
図8(B)では、入力回路として論理積系回路を用いた例を示しており、回路ブロック1と2が共に電源オン状態のときに、回路ブロック1から回路ブロック2にハイレベル/ロウレベル(H/L)が伝えられる状態を表している。そして、矢印で示したように、回路ブロック1のみを電源オフ状態に切り替える場合、ナンド(NAND)回路のような論理積系回路では、それに先立って発生された不定レベル伝播防止用の制御信号INCのロウレベル(論理0)によって上記ハイレベル(H)を固定レベルとして出力するものである。また、入力回路として同じ論理和系回路でも、アンド(AND)回路を用いた場合には、上記制御信号INCのロウレベル(論理0)によって上記ロウレベル(L)を固定レベルとして出力するものとなる。
図9には、この発明に係る半導体集積回路装置の特定回路ブロックのスタンバイ移行シーケンスの一例を説明するためのタイミング図が示されている。この発明に係る半導体集積回路装置が搭載されたシステム全体を管理する装置、例えばプログラムに従ってかかるシステムでの信号処理を実行するCPU(中央処理ユニット)等において、上記プログラムの実行によって特定の回路ブロックに対してスタンバイ移行を指示するスタイバイ制御信号が発生されると、この発明に係る半導体集積回路装置に対して電源指令信号が入力されて、前記回路ブロック3で示されたような電源制御回路SYSCから入力制御信号がハイレベルにされて、電源オン状態にされる回路ブロックに設けられ、上記電源オフにされる回路ブロックからの信号を受ける入力回路に対して、上記入力制御信号に対応した固定レベルを形成する。
かかる入力制御信号のハイレベルによって不定レベル信号伝播禁止のための動作が実行された後に、上記電源制御回路SYSCから電源オフにさせる回路ブロックに対して電源制御信号をロウレベルにして電源遮断の指示が行われる。電源遮断が指示された回路ブロックでは、電源制御信号のロウレベルに対応して電源スイッチをオフ状態にさせるという電源遮断シーケンスを実行する。このため、電源オフにされる回路ブロックには、常時電源供給が行われて電源オン/オフの制御を行う後述するような回路が設けられている。この電源遮断シーケンスは、電源アクノリッジ信号のロウレベルによって、上記電源制御回路SYSCに伝えられる。そして、上記電源制御回路SYSCでは、電源遮断確認信号を上記スタンバイ制御信号を発行したCPU等に伝える。
図10には、この発明に係る半導体集積回路装置の特定回路ブロックのスタンバイ復帰シーケンスの一例を説明するためのタイミング図が示されている。前記同様にシステム全体を管理するCPU(中央処理ユニット)等において、前記プログラムの実行によって特定の回路ブロックに対してスタンバイ復帰を指示するスタイバイ制御信号が発生されると、この発明に係る半導体集積回路装置に対して電源指令信号が入力されて、前記回路ブロック3で示されたような電源制御回路SYSCから電源オンにさせる回路ブロックに対して電源制御信号をハイレベルにして電源投入の指示が行われる。電源投入が指示された回路ブロックでは、前記のような回路によって電源制御信号のハイレベルに対応して電源スイッチをオン状態にさせるという電源投入期間が実行される。そして、電源投入が完了する一定期間を待って入力制御信号がロウレベルにされて、上記入力回路では電源オン状態にされた回路ブロックからの信号を回路ブロック2に取り込むという動作を行う。このとき、図示しないが、前記電源アクノリッジ信号が上記電源制御回路SYSCに伝えられて前記入力制御信号の発生制御や電源遮投入認信号を上記スタンバイ制御信号を発行したCPU等に伝える動作も行われる。
図11には、前記図9及び図10に対応したシステム全体の一実施例の概略ブロック図が示されている。CPUに代表されるようなスタンバイ・モードを管理する装置からの信号A,Bによって回路ブロック3に対して特定回路ブロックを待機状態にする指示が与えられる。スタンバイモードを管理するモジュールはCPUに限らず、どのモジュールでもよい。信号A,Bは例えば前記図9、図10のスタイバイ制御信号や電源指令信号に相当する。回路ブロック3では、かかる信号A,Bに対応して電源制御信号SWCを形成して電源スイッチコントローラPSWCに伝える。電源スイッチコントローラPSWCは、後述するように待機状態に置かれる回路ブロック1に付属した回路であり、回路ブロック1に設けられた電源スイッチのオン/オフの制御を行う制御信号と、上記電源制御信号SWCに対応した応答信号ACKを回路ブロック3に送り返す。電源スイッチコントローラPSWCは、前記図1、図5等では回路ブロック1に含まれるものであるが、定常的に電源電圧が供給されるものであるので同図ではそれを明確にするために回路ブロック1とは別の回路ブロックとして示されている。
回路ブロック1で形成された信号は、回路ブロック2に伝えられる。回路ブロック2においては、上記回路ブロック1から伝えられる信号を受ける入力回路が設けられており、上記電源制御信号SWCと関連付けて発生される不定レベル伝播防止用の制御信号INCによってその制御が行われる。つまり、上記電源制御信号SWCによって回路ブロック1の電源遮断が行われる前に、かかる制御信号INCによって前記のように回路ブロック2側に伝えられる信号レベルを固定レベルとし、上記電源遮断に伴う不定レベル(Hiz)の伝達を予め防止する。また、回路ブロック3とCPU等との間では、信号C,D,E等のやり取りが行われる。これらの信号C,D,Eは、例えば電源遮断確認信号、スタイバイ復帰信号あるいはスタイバイ解除信号のようにプログラムを実行するCPU等がシステム全体の動作を信頼性を持って制御するのに必要とされる信号である。
図12には、この発明に係る半導体集積回路装置の一実施例の概略ブロック図が示されている。この実施例は、前記図1の実施例の変形例であり、回路ブロック4が追加される。そして、この回路ブロック4は、回路ブロック1と回路ブロック2に対して信号を伝えるが、両回路ブロック1と2からは信号が伝えられない。回路ブロック1は、回路ブロック4からのみ信号が伝えられる。回路ブロック2は、回路ブロック1と4の両方から信号が伝えられる。このように各ブロックに伝えられる信号に対応して入力回路が設けられる。つまり、回路ブロック1では回路ブロック4からの信号に対応して入力回路が1個設けられ、回路ブロック2では回路ブロック1と4からの信号に対応して入力回路が2個設けられる。
したがって、回路ブロック3では、回路ブロック1と4の電源オフに対応して2通りの不定レベル伝播防止用の制御信号INC1とINC4を生成する。つまり、回路ブロック4を電源オフさせるときには、それに対応して制御信号INC4を発生させて、かかる回路ブロック4からの不定レベルを防止する回路ブロック1と2の入力回路を制御する。回路ブロック1を電源オフさせるときには、それに対応して制御信号INC1を発生させて、かかる回路ブロック1からの不定レベルを防止する回路ブロック2の入力回路を制御する。回路ブロック2のようにいずれの回路ブロック1と4に対して信号を伝えないものは、それに対応した不定レベル伝播防止用の制御信号INCを生成する必要はない。また、回路ブロック4において、同図のように他の回路ブロック1や2からの信号を受けるものであっても、かかる他の回路ブロック1や2が電源オフのときに常に電源オフにされるものであるという条件が成立する関係であることを条件に、上記のような不定レベル伝播防止用の入力回路を設ける必要はない。
図13には、この発明に係る半導体集積回路装置の他の一実施例の概略ブロック図が示されている。この実施例は、前記図12の実施例の変形例であり、追加された回路ブロック4に対して回路ブロック1から信号が伝えられる。そして、かかる回路ブロック1から伝えられる信号に対応して回路ブロック4に入力回路が設けられる。この実施例では、回路ブロック1と4との関係では、前記図12とは異なり、回路ブロック4が電源オンのときに回路ブロック1の電源オフにされることが許される。したがって、回路ブロック3では、前記同様に回路ブロック1を電源オフさせるときには、それに対応して制御信号INC1を発生させて、かかる回路ブロック1からの不定レベルを防止する回路ブロック2と4の入力回路を制御するものとなる。
図14には、この発明に係る半導体集積回路装置の更に他の一実施例の概略ブロック図が示されている。この実施例は、前記図12の実施例の変形例であり、追加された回路ブロック4に対して回路ブロック1に加えて回路ブロック2からも信号が伝えられる。また、回路ブロック2は回路ブロック1にも信号を伝える。されに、回路ブロック3には前記のような電源制御回路SYSCの他に、回路ブロック1、2及び4からの信号を受けて、動作する論理回路が設けられる。逆に言うならば、上記電源制御回路SYSCを常時電源オン状態に置かれる特定の回路ブロック3が存在するときには、そこに組み込むようにするものである。かかる回路ブロック3には、上記回路ブロック1、2及び4からの信号に対応した3個の入力回路が設けられる。
したがって、回路ブロック3の電源制御回路SYSCでは、回路ブロック1、2、4の電源オフに対応して3通りの不定レベル伝播防止用の制御信号INC1、2、4を生成する。つまり、回路ブロック1を電源オフさせるときには、それに対応して制御信号INC1を発生させて、かかる回路ブロック1からの不定レベルを防止する回路ブロック2、3、4の入力回路を制御する。回路ブロック2を電源オフさせるときには、それに対応して制御信号INC2を発生させて、かかる回路ブロック2からの不定レベルを防止する回路ブロック1、3、4の入力回路を制御する。そして、回路ブロック4を電源オフさせるときには、それに対応して制御信号INC4を発生させて、かかる回路ブロック4からの不定レベルを防止する回路ブロック1、2、3の入力回路を制御する。このようにして、回路ブロック3を除く、いずれの回路ブロック1、2、4も任意に電源オフにすることができ、それに対応して事前に上記制御信号INC1、2、4が発生させられる。
図15には、この発明に係る半導体集積回路装置の他の一実施例の概略レイアウト図が示されている。同図においては、この発明に係る半導体集積回路装置に形成される電源供給線を中心にしたレイアウトが示されている。上記電源供給線は、電源電圧線と回路の接地線が一対とされており、そのうち接地線側に斜線を付すことにより配線レイアウトを判り易くしている。
この実施例の半導体集積回路装置は、2種類の電源電圧vccとvddによって動作するようにされる。特に制限されないが、電源電圧vccは、3.3Vのような比較的高い電圧とされ、電源電圧vddは、1.2Vのような低い電圧とされる。上記比較的高い電源電圧vccは、アナログ・論理向の電源電圧vccaaと、入出力用回路用の電源電圧vccq及び内部回路用の電源電圧vcciが設けられる。上記各電源電圧vccaa、vccq、vcciのそれぞれに対応して回路の接地電位vssaa、vssq、vssiが設けられる。半導体チップの外周に沿って太い配線で示された電源供給線は、アナログ回路用とデジタル回路用に2分割されており、外側に電源電圧vccaa、vccqが配置され、それぞれの内側に回路の接地線vssas、vssqが配置される。また、vcc系回路として、特定の回路機能を持つ内部回路としては、vcc系論理とアナログ論理とがあり、それぞれを取り囲むように細い配線で示された電源供給線が設けられる。vcc系論理を取り囲む電源供給線は、電源パッドvcci及びvssiと接続されている。アナログ論理を取り囲む電源供給線は、上記太い電源供給線とともに電源パッド(PAD)vccaa及びvssaaに接続される。
電源供給線vddとvssは、上記太い配線で示された電源供給線の内側に沿って環状に細い配線で示されたものと、後に説明する内部回路に対応したものとが設けられる。上記環状に設けられvdd系電源供給線は、入出力インターフェイスにおいてvdd系の内部信号を上記vcc系のような大振幅信号の信号に変換するレベル変換回路の動作電圧、常時動作するvdd系の内部回路、例えばvdd系論理1、vdd系論理2及びvcc系論理との間で信号の授受を行うマイクロio等の動作電圧として用いられる。上記vdd系で動作する内部回路としては、vdd系論理1とvdd系論理2が設けられる。これらの回路ブロックを取り囲むように細い配線で示された電源供給線が設けられる。vdd系論理2は、vdd系論理1や、上記環状の電源線で動作する内部回路とのノイズ分離のために、vddiとvssiのように独立した電源供給パッド(PAD)が設けられている。
上記電源供給線に対応して、電源パッド(PAD)vccとvss、vddとvss、vccqとvssq、vccaaとvssaaがそれぞれ必要に応じて複数組設けられる。代表として例示的に示されている他のパッド(PAD)としては、aioはアナログ信号の入出力を行うものであり、vdd系のdioはデジタル入出力を行うものであり、前記vdd系論理1、vdd系論理2との間で直接的に信号の入出力を行う。vcc系の入出力用のパッドは、同図では省略されている。そして、パッドに対応して示されている四角のブロックは、入出力インターフェイス回路を構成する。入出力インターフェイスに対応した信号入出力用のパッドは、パッドdioやaioのように代表するものが例示的に示されている。特に、デジタル系の入出力パッドは、上記電源パッドと並んで半導体チップの外周を取り囲むように多数設けられている。
この実施例では、vdd系論理1とvdd系論理2の内部回路ブロックに対して、電源投入時においても何も動作を行わないときに低消費電力モードにされる機能が設けられる。この低消費電力モードを実現するために内部回路を取り囲むように形成された電源供給線の下部にパワースイッチPSWが設けられ、上記電源供給線のコーナー(角部)の電源供給線の下部には、パワースイッチ制御回路PSWCが配置される。また、後述するような電源供給線のインピーダンスを下げる等の目的で、上記対応する回路を取り囲むように形成された各電源供給幹線線(vccとvss、vddとvss、vccqとvssq、vccaaとvssaa)は、上記ボンディンンパッドと同じ工程で形成される比較的厚い厚さのアルミニュウムパッド配線ALPで形成されている。
図16には、図15のvdd系論理2に対応した電源供給線の一実施例のレイアウト図が示されている。この実施例では、電源供給線がセル方式で構成される。セルの種類は、特に制限されないが、大きく分けてA〜Dの4種類が容易される。図面のA〜Dの文字の向きに従って、セルCは縦方向に延長される電源供給線を構成する。セルBは横方向に延長される電源供給線を構成する。そして、セルAは、上記縦と横の電源供給線を接続する角(コーナー)部の電源供給線を構成する。また、セルBは、特に制限されないが、標準セルと、長さ調整のための小セルBが設けられている。
セルEは、上記vdd系論理2が形成される上部に、上記縦方向に延長するような電源供給線を構成し、対向するセルB間を接続する。このセルEは、後述する電源メッシュを構成するのに用いられる。セルDは、内部繋ぎセルであり、上記縦方向に延長される電源供給線から横方向に延びて、内部回路の内部電源線との繋ぎを行うために用いられる。上記セルAないしEのうち、セルA、B及びCの下部には、上記パワースイッチ素子やパワースイッチ制御回路を構成する回路素子が配置される。これに対して、上記セルEは電源供給線のみとされる。セルDは、内部電源線との繋ぎの下層配線が設けられる。
図17には、前記図15のvdd系論理1に対応した電源供給線の下部の一実施例の概略レイアウト図が示されている。この実施例では、主にセルCとセルAとの関係が例示的に示されている。セルCは、スイッチが設けられる。このスイッチは、特に制限されないが、上部に設けられた電源電圧vddiとvssiのうち、回路の接地線vssiに一端が接続され、他端には内部ロジック領域に回路の接地電位を供給する接地線に接続される。特に制限されないが、内部ロジック領域は、ゲートアイレ等のようにCMOS論理回路を構成するPチャネルMOSFETとNチャネルMOSFETが形成されるウェル領域が横長に形成されており、かかるウェル領域に沿ってスイッチが対応して設けられる。上記NチャネルMOSFETが形成されるP型ウェルに沿って横方向に内部回路の接地線vssが配置される。これに対して、PチャネルMOSFETが形成されるN型ウェル領域に沿って横方向に電源線vddが配置される。同図において、内部ロジック領域を縦積に分割しているブロックは、上記NチャネルMOSFETとPチャネルMOSFETが形成される回路領域に対応している。
左上部にコーナーに配置されたセルAには、上記セルCに設けられたスイッチのオン/オフを制御する電源SWコントローラ(パワースイッチ制御回路PSWC)が設けられる。この電源SWコントローラで形成されたスイッチ制御信号は、同図に点線で示したような電源SW制御信号線を通して各スイッチに伝えられる。同図において、内部ロジック領域の左側に配置されたセルCに設けられた電源SW(スイッチ)を制御する電源SW制御信号線は、かかるセルCに設けられた配線領域を利用して各セルCのスイッチに伝えられる。
内部ロジック領域の右側に配置されたセルCに設けられた電源SWを制御する電源SW制御信号線は、横方向に配置されるセルBに設けられた配線領域及びセルAに設けられた配線領域を利用して右側に配置されるセルCのスイッチに伝えられる。上記スイッチは、上記のように内部回路の電源供給制御に用いられるものであるため、上記角部においては、かかるスイッチを設ける必要はない。そこで、上記のように電源SWコントローラ(パワースイッチ制御回路PSWC)を配置することによって、電源供給線下部における回路形成領域の有効利用を図るものである。
前記のようにセルCに設けられるスイッチは、前記のように回路の接地電位を供給するものでは、横長に形成されたNチャネルMOSFETを形成するPウェル領域に対応した内部接地線に対応して設けられる。それ故、PチャネルMOSFETを形成するN型ウェル領域に対応したセルCにおいては、その空き領域にはキャパシタを設けて、電源安定化に用いるようにすることができる。同様に、セルBにも電源供給線の下部にキャパシタを設けるようにすることができる。
図18には、図17の電源SWコントローラ(PSWC)と電源SW及び内部ロジックの関係を説明するための一実施例の回路図が示されている。内部ロジックを代表する回路として示されているインバータ回路は、電源線vddと内部接地線vssmを通して伝えられる動作電圧で動作する。上記内部ロジックの電源線vddは上記外部端子から供給された電源電圧が前記のようなパッド及び配線経路を通して定常的に伝えられる。内部接地線vssmは、代表として例示的に示されている電源SW(スイッチ)としてのNチャネルMOSFETQ1、Q2を通して、上記内部回路を取り囲むように形成された接地線vssに接続される。前記のようなセルCに対応して設けられる複数のスイッチとしてのMOSFETのゲートgには、電源SW制御信号が共通に供給される。
電源SWコントローラ(PSWC)は、制御信号reqに応答して上記MOSFETQ1、Q2等のスイッチ制御信号を形成する。内部ロジックにおいて、MOSFETQ1、Q2を高速にオフ状態からオン状態に切り替えると、内部ロジックのインバータ回路や論理ゲート回路等において入力信号が不定であること等に対応して一斉に電流が流れて、電源電圧vddや回路の接地電位vssに大きなノイズを発生させたり、システムの電源装置に対して瞬時に大きな電流供給を負担させたりしてしまう。そこで、この実施例では、2つの駆動回路C1drvとC2drv及びそれにより出力信号を生成する出力回路C1とC2及び電源SW制御信号のレベルを判定する判定回路C3とタイマー回路Timerによって上記MOSFETQ1,Q2等を2段階に分けて駆動するような電源SW制御信号が形成される。
制御信号reqによってパワーオン動作が指示されると、駆動回路C1drvがそれに応答して出力回路C1を通して上記パワースイッチとしてのMOSFETQ1、Q2のゲート電圧を上昇させる。上記出力回路C1は、その電流供給能力が小さなMOSFETにより形成されており、多数のパワースイッチとしてのMOSFETQ1、Q2等のゲートgが接続されることによって大きな負荷容量を持つ電源SW制御信号線のレベルは徐々に立ち上がる。これにより、パワースイッチとしてのMOSFETQ1、Q2等は、そのゲート電圧がしきい値電圧以上にされたとき、比較的小さな電流を流すように制御されており、前記のように内部ロジックのインバータ回路や論理ゲート回路等において入力信号が不定であること等による電流を制限して電源電圧vddや回路の接地電位vssに大きなノイズを発生させたり、電源装置において瞬時に大きな電流供給を負担させたりしてしまのを防止する。なお、上記ノイズの発生は、動作中の他の論理回路やインターフェイス回路及びアナログ回路等に悪影響を及ぼすと考えられるので、一部の回路に対して何も動作を行わないときに電源遮断して低消費電力モードとする機能を設ける場合に配慮しなければならない問題である。
タイマー回路Timerは、ヒステリシス特性を持つ電圧判定回路C3により電源SW制御信号線のレベルが一定レベル以上になると、駆動回路C2drvを介して出力回路C2を動作させる。出力回路2は、その電流供給能力が大きなMOSFETにより形成されており、多数のパワースイッチとしてのMOSFETQ1、Q2等のゲートgを高速に電源電圧vddまで立ち上げる。これにより、vdd系の内部ロジックは動作状態とされる。タイマー回路Timerは、遅延時間を持って上記内部ロジックの動作が有効であることを示す信号ackを出力して、他の回路に知らせる。また、信号cds/cdrは、前記マイクロioを制御する信号であり、上記内部ロジックの信号が有効とされるまでの間、例えばマイクロioに伝えられる信号出力を制限するために用いられる。上記信号ackは、前記応答信号ACKとして利用することができる。
図19には、前記セルCの一実施例の概略レイアウト図が示されている。同図においては、最上層の電源供給線とその下部に設けられる素子形成部とが上下に並べて示されている。同図(下)は、最上層の電源供給線を示し、vddとvssが対として設けられる。特に制限されないが、この実施例では、上記電源供給線vddとvssは、ボンディングバッドと同じ工程で形成される比較的厚い厚さで形成されたアルミニュウム層(ALP)が用いられる。コア側は、前記内部ロジック領域側であり、コア側のパッドメタル配線は、繋ぎ込む電位vdd,vss,vssmに合わせて変えられる。
同図(上)は、素子形成部であり、横方向に延長されるゲート電極が縦方向に並んで複数個が設けられる。上記ゲート電極を挟むようにソース,ドレインを構成する拡散層が形成される。上記2つのゲート電極に挟まれた拡散層は、上記2つのゲート電極を持つMOSFETの共通のソース又はドレインとされ、ゲートを挟んでソースとドレインが1つ置きに交互に配置される。I/O側(右側)において1つ置きの拡散層が共通にされて、ソースとされて電源供給線vssと接続される。コア側において上記と異なる1つの置きの拡散層が共通にされて、ドレインとされて内部ロジックの回路の接地線であるvssmメタル配線と接続される。また、セル枠内の右側には、縦方向に延長される複数の配線層が設けられており、前記コーナー部制御回路間の配線や電源SW制御信号を伝える配線として用いられる。
図20には、この発明に係る半導体集積回路装置における電源電圧線の一実施例の概略構造断面図が示されている。同図は、電源電圧vddの供給経路が代表として例示的に示されている。厚い厚さのアルミニュウム等からなるボンディングパッドは、下層の銅層からなる配線層に接続され、一方においては上層に形成されたアルミニュウム等からなる電源幹線ALPにコンタクトを介して接続され、他方において下層に設けられた配線層及びコンタクトを介してPチャネルMOSFETが形成されるN型のウェル領域NWに接続される。この構成では、下層の銅層からなる配線と上層のアルミニュウム層からなる電源幹線とが並列関係となる。これにより、内部ロジックの動作に必要な電流が上記2つの電源経路に分散して流れ、特に幹線側に多く流れて電源線としてのインピーダンスを低く抑えることができる。このため、内部ロジックが動作中における個々の論理回路での電源電圧のバラツキや変動を抑えることができる。内部ロジックが前記1.2Vのような低電圧(あるいはそれ以下)で動作するとき、電源電圧のバラツキや変動は回路動作に与える影響が大きいので、この実施例により内部ロジック回路の安定動作が期待できる。このことは、回路の接地電位を与える接地線にも同様に適用することができる。
図21には、この発明に係る半導体集積回路装置に搭載される降圧電源回路の一実施例の回路図が示されている。この実施例では、前記図3又は図15のような半導体集積回路装置において、低電圧VDDは、外部端子から供給する構成の他に、外部端子からは高電圧VCCを供給して、同図の降圧電源回路によってVDDに降圧して内部回路に伝える構成とされる。そして、この降圧電圧回路に電源スイッチ機能が付加される。
トランジスタQ1とQ2は、コレクタとベースが回路の接地電位点に接続される。特に制限されないが、トランジスタQ1に対してトランジスタQ2のサイズ(エミッタ面積)をN倍に大きくし、トランジスタQ1のエミッタに流れる電流密度をトランジスタQ2のエミッタに流れる電流密度のN倍に大きくして、ベース,エミッタ間電圧差がシリコンバイドギャップに対応した定電圧となるようにする。上記トランジスタQ2のエミッタには抵抗R6の一端を接続し、上記トランジスタQ1のエミッタのノードN1と、上記抵抗R6の他端ノードN2の電位が等しくなるように差動アンプで制御する。
すなわち、上記ノードN1とN2の両電圧を差動アンプに入力し、その出力電圧VR0を抵抗R4及びR5を介して上記ノードN1とN2に帰還し、上記抵抗R6にはシリコンバンドギップに対応した定電圧を供給し、抵抗R6に定電流を流し、かかる定電流を抵抗R5に流して出力電圧VR0が上記シリコンバンドギャップに対応した定電圧(基準電圧)となるように制御する。抵抗R5及び抵抗R4は、その正の温度特性を利用して上記トランジスタQ1、Q2のベース,エミッタ間電圧が持つ負の温度特性を補償するものであり、上記基準電圧VR0は約1.1V程度になる。
上記差動アンプは、次の各回路素子により構成される。Pチャネル型のMOSFETMP6とMP7が差動形態に接続される。差動MOSFETMP6とMP7のゲートは、上記ノードN1とN2に接続される。上記差動MOSFETMP6とMP7の共通ソースと回路の電源電圧VDDとの間には、電流源を構成するPチャネルMOSFETMP4が設けられる。上記差動MOSFETMP6とMP7のドレインと回路の接地電位との間には、ダイオード形態のNチャネルMOSFETMN4とMN5が設けられる。上記ダイオード形態のNチャネルMOSFETMN4とMN5には、NチャネルMOSFETMN3とMN6が電流ミラー形態に設けられる。これにより、MOSFETMP6のドレイン電流に対応した電流が上記MOSFETMN3のドレインから出力される。
上記MOSFETMN3のドレイン電流は、Pチャネル型MOSFETMP2とMP3からなる電流ミラー回路を介して出力される。出力電流は、上記MOSFETMN6のドレインに供給される。この結果、MOSFETMP3とMN6の共通接続されたドレインには、上記差動MOSFETMP6とMP7のドレイン電流の差電流が流れるようにされる。上記MOSFETMP3とMN6の共通接続点は、PチャネルMOSFETQ8のゲートに接続される。かかるMOSFETMP8のドレインは、上記抵抗R4及びR5に接続されて、上記出力電圧VR0を形成する。
電源電圧VDDと回路の接地電位との間に抵抗R1とダイオート形態のNチャネルMOSFETMN1が接続される。このMOSFETMN1に電流ミラー形態にNチャネルMOSFETMN2が接続される。このMOSFETMN2のドレインと電源電圧との間にはダイオード形態のPチャネルMOSFETMP1が設けられ、かかるMOSFETMP1と上記MOSFEMP4が電流ミラー形態に接続されることにより、上記抵抗R1で形成した電流に対応した電流が差動MOSFETMP6,MP7のバイアス電流とされる。
上記トランジスタQ1とQ2は、CMOSプロセスで形成されるNチャネルMOSFETを構成するN型のソース,ドレイン領域をコレクタとエミッタとし、Pウェルをベースとするような横型(ラテラル)トランジスタを用いるもの、NチャネルMOSFETのソース,ドレイン領域を構成するN+領域をエミッタとし、それが形成されるP型ウェルをベースとし、上記P型ウェルをP型基板(PSUB)から分離するためのN型のディープウェルをコレクタとして用いる縦型(バーチカル)トランジスタを用いるもの等のようにCMOSプロセスを利用して構成される。このようにCMOS差動増幅回路のオフセットの影響を受けにくい高精度の基準電圧を得るとともに、CMOSプロセスで回路を形成することができる。
上記基準電圧VR0は、差動増幅回路OPの入力端子(−)に供給される。この差動増幅回路OPの出力信号は、特に制限されないが、Pチャネル出力MOSFETMP10のゲートに伝えられる。このPチャネルMOSFETMP10のドレインから降圧された出力電圧VDDが出力される。そして、この出力電圧VDDは、回路の接地電位との間に設けられた帰還抵抗R7とR8により分圧され、かかる分圧電圧が上記差動増幅回路OPの帰還端子(+)に入力されて、上記分圧比に対応して上記基準電圧VR0を増幅した出力電圧VDDが形成される。
この実施例では、スイッチ機能を付加するために、上記差動増幅回路OPの動作電流を流すNチャネルMOSFETMN7のゲートに制御信号/POFFが供給される。また、Pチャネル出力MOSFETMP10のゲートと電源電圧VCCとの間には、PチャネルMOSFETMP9が設けられ、ゲートに上記制御信号/POFFが供給される。特に制限されないが、上記基準電圧VR0を形成するシリコンバンドギップ回路は半導体集積回路装置に1個設けられ、上記差動増幅回路OPと出力MOSFETMP10が前記電源オフ機能を持つ回路ブロック1、2及び4等に対応して設けられる。
特定の回路ブロックに電源電圧VDDを供給するときには、上記制御信号/POFFがハイレベルにされる。これにより、MOSFETMN7がオン状態となって差動増幅回路OPに動作電流を流す。また、このときにはPチャネルMOSFETMP9はオフ状態にされるものである。特定の回路ブロックに電源電圧VDDを遮断するときには、上記制御信号/POFFがロウレベルにされる。これにより、MOSFETMN7がオフ状態となって差動増幅回路OPは非動作状態にされる。このときにはPチャネルMOSFETMP9がオン状態となって、MOSFETMP10を確実にオフ状態にして電源電圧VDDを遮断状態にする。
図22には、この発明に係る半導体集積回路装置に搭載される降圧電源回路の他の一実施例の回路図が示されている。この実施例では、前記図3又は図15のような半導体集積回路装置において、低電圧VDDは、外部端子から供給する構成の他に、外部端子からは高電圧VCCを供給して、同図の降圧電源回路によってVDDに降圧して内部回路に伝える構成とされる。そして、この降圧電圧回路に電源スイッチ機能が付加される。この実施例での電源スイッチは、電源電圧VDDを前記の実施例のように遮断してしまうものではなく、内部回路の下限電圧以下に低下させるというものである。
つまり、差動増幅回路OPにはNチャネルMOSFETMN7によって定常的にバイアス電流が供給される。そして、特に制限されないが、分圧抵抗R7の両端を短絡するPチャネルMOSFETMP11が設けられ、ゲートに前記のような制御信号/POFFが供給される。この構成では、上記制御信号/POFFがロウレベルにされることにより、上記抵抗R7の両端を短絡して、出力電圧VDDを100%帰還させてボルテージフォロワ回路として動作させる。これにより、電源電圧VDDは上記基準電圧VR0に対応した電圧に低下する。これにより、論理回路の電源電圧が下限動作電圧以下となり、かかる電圧低下に伴い流れるリーク電流を低減させることができる。そして、かかる下限電圧以下で論理回路を動作させると、不定レベルになる虞があるので、前記同様に不定レベル伝播防止用の入力回路が設けられる。
このような電源遮断方式は、メモリやレジスタ等の記憶回路を持つものにおいて、電源リーク電流を削減しつつ、メモリ情報の保持を行われることも可能となる。例えば、スタティック型メモリセルやフリップフロップ回路を用いたレジスタ、ラッチ回路では単に記憶情報を保持するだけなら前記下限動作の約半分程度でよい。そこで、上記電源電圧を上記情報保持のみに着目した電圧に大幅に低下させることにより、前記のように電源オフにできないような回路ブロックに対してもリーク電流を低減させることができる。図22の実施例のように基準電圧VR0をそのまま出力させるものでは、約1.1V程度以下にはできない。そこで、差動増幅回路OP2の入力側に分圧回路を設けて、上記VR0そのものを分圧して電源電圧VDDを所望の低電圧に低下させるようにすることもできる。
前記図21、図22において、MOSFETMP10の出力電圧VDDをそのまま回路ブロックの動作電圧として用いるもの他、ボルテージフォロワ形態の出力バッファを用いて回路ブロックの電源電圧として用いるものであってもよい。この場合、図21の実施例のようにスイッチ機能を付加する場合、出力バッファの動作電流を遮断し、出力MOSFETのゲート,ソース間を短絡して強制的にオフ状態にさせればよい。このとき、差動アンプOPの動作電流も遮断してもよい。複数の回路ブロックにおいて、同じ降圧電圧VDDを用いる場合には、上記差動アンプを共通に用い、各ブロック毎に上記出力バッファを設けるようにすればよい。前記図22のように、出力電圧を下限動作電圧以下にする場合には、シリコンバンドギップ回路を共通化し、各回路ブロックに前記レベル切り替え機能を持つ増幅回路及び出力回路を設けるようにすればよい。
図23には、本発明に係る半導体集積回路装置の他の一実施例の全体ブロックが示されている。この実施例は、例えば情報処理装置、特にシステムLSI(又はマイクロプロセッサ。以下、同じ。)に適用した場合の構成の概念的に示している。
この実施例のシステムLSIには、各回路ブロックが電源スイッチPSW又はVGCを持っている。各回路ブロックとしては、中央処理装置CPU(以下、CPUと呼ぶ)、周辺回路モジュールIP1,IP2クロック発生回路CPGがあり、それぞれが電源スイッチPSWにより電源オン/オフとされる。他の回路ブロックとしては、内部メモリURAM(以下、URAMと呼ぶ)、バックアップレジスタBUREGがあり、電源スイッチVGCにより前記図22のような電圧低下による記憶情報の保持動作を維持しつつリーク電流の削減が行われる。スタンバイ制御回路STBYCは常時電源オン状態にされるものであり、前記14のような回路ブロック3に対応しており前記電源制御回路SYSCが設けられる。
CPUは、システムLSIの全体を制御する。また、周辺回路モジュールIP1は、特に制限されないが、MPEGアクセラレータ等のCPUが命令をフェッチする際に必要とならない周辺回路モジュールである。周辺回路モジュールIP2は、特に制限されないが、バスステートコントローラ等、CPUが命令をフェッチする際に必要となる周辺回路モジュールである。システムバスBUSは、CPUを含む各回路モジュールが接続され、図示しないがデータバス及びアドレスバスを含む。クロック発生回路CPGは、外部から供給されるクロック信号RCLKを受けて内部クロック信号ICLKを発生する。内部クロック信号ICLKは、各回路モジュールに供給され、システムLSIは、内部クロック信号ICLKに従って動作する。URAMは、大容量の内部メモリであり現在処理しているデータ等、必要な情報を保持する。バックアップレジスタBUREGは、スタンバイモード時に周辺回路モジュールIP1やIP2に含まれるレジスタREGの値を保持等に用いられる。
システムLSIにおいて、あるプログラムを実行を行うに当たり、待機状態にされる回路ブロックが存在すると、かかる回路ブロックの電源遮断又は電圧低下が指示される。かかる電源遮断又は電圧低下の指示に先立って、前記不定レベル伝播防止用の制御信号INCが生成されて電源オンの回路ブロックに伝えられる。これにより、電源オフにされる回路ブロックでのリーク電流が削減でき、電源オン状態とされて上記プログラムの実行に使用される回路では、不定レベルの入力による貫通電流の発生防止をしつつ、上記プログラムに対応した信号処理動作を電源オフの回路ブロックからの不定レベルによる誤動作をすることなく行うことができる。また、CPU、周辺回路モジュールIP1やIP2が電源オフにされるときには、そこに存在する必要な内部情報をURAM又はバックアップレジスタBUREGに退避させるものである。そして、このような退避情報を含むURAM又はバックアップレジスタBUREGにおいても、その後にアクセスがなければ、前記のように電圧低下による待機状態にすることができる。
以上本発明者によってなされた発明を、前記実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。例えば、電源スイッチは、前記のように回路の接地電位側に設けるものの他、電源電圧側に設ける構成としてもよい。図4の実施例のようにマイクロI/Oにゲート回路を設けて、不定レベルの伝播防止を行うものの他、VCC系論理回路に前記のような不定レベルの伝播防止を行う入力回路を設けるようにするものであってもよい。不定レベルの伝播を防止する回路は、前記のようなラッチ回路や論理ゲート回路を用いるもの他、伝送ゲートMOSFETにより不定レベルの伝達を禁止し、信号を受け取る回路ブロック側にプルアップ又はプルダウンMOSFETを設けるような回路でもよい。例えば、NチャネルMOSFETを上記伝送ゲートMOSFETとして用い、プルアップ手段として上記PチャネルMOSFETを用いることにより、両MOSFETのゲート電極に前記不定レベル伝播防止用の制御信号INCを供給すればよい。この発明は、マイコンやシステムLSI等のような複数の機能ブロックを持つ半導体集積回路装置に広く利用することができる。
この発明に係る半導体集積回路装置の一実施例を示す最小単位構成図である。 図1の回路ブロック3の動作の一例を説明するためのタイミング図である。 この発明に係る半導体集積回路装置の一実施例を示す全体ブロックである。 図3のマイクロ入出力回路に設けられる入力回路の一実施例を示す回路図である。 この発明に係る半導体集積回路装置の他の一実施例を示す最小単位構成図である。 図5の実施例回路の動作の一例を説明するための波形図である。 この発明に係る不定レベル伝播防止用入力回路の動作形態の一例を説明するためのブロック図である。 この発明に係る不定レベル伝播防止用入力回路の動作形態を他の一例を説明するためのブロック図である。 この発明に係る半導体集積回路装置の特定回路ブロックのスタンバイ移行シーケンスの一例を説明するためのタイミング図である。 この発明に係る半導体集積回路装置の特定回路ブロックのスタンバイ復帰シーケンスの一例を説明するためのタイミング図である。 図10及び図11に対応したシステム全体の一実施例を示す概略ブロック図である。 この発明に係る半導体集積回路装置の一実施例を示す概略ブロック図である。 この発明に係る半導体集積回路装置の他の一実施例を示す概略ブロック図である。 この発明に係る半導体集積回路装置の更に他の一実施例を示す概略ブロック図である。 この発明に係る半導体集積回路装置の一実施例を示す概略レイアウト図である。 図15のvdd系論理2に対応した電源供給線の一実施例を示すレイアウト図である。 図15のvdd系論理1に対応した電源供給線の下部の一実施例を示す概略レイアウト図である。 図17の電源SWコントローラ(PSWC)と電源SW及び内部ロジックの関係を説明するための一実施例の回路図である。 図16のセルCの一実施例の概略レイアウト図である。 この発明に係る半導体集積回路装置の電源供給線の一実施例を示す概略レイアウト図である。 この発明に係る半導体集積回路装置に搭載される降圧電源回路の一実施例を示す回路図である。 この発明に係る半導体集積回路装置に搭載される降圧電源回路の他の一実施例を示す回路図である。 本発明に係る半導体集積回路装置の他の一実施例を示す全体ブロックである。
符号の説明
FF…ラッチ回路、G1,G2…論理ゲート回路、M1〜M4…MOSFET、NV1…インバータ回路、PAWC…電源スイッチコントローラ、MN1〜MP10…MOSFET、R1、R4〜R8…抵抗、ALP…電源幹線、A〜D…セル、C1drv,C2drv…駆動回路、Timer…タイマー回路、C1,C2…出力回路、C3…電圧判定回路、PSWC…電源スイッチコントローラ、Q1〜Q2…トランジスタ、PW…P型ウェル領域、NW…N型ウェル領域、NISO…素子分離領域(ディープウェル)、P−SUB…半導体基板、CPU…中央処理装置、IP1,IP2…周辺回路モジュール、URAM…内部メモリ、BUREG…バックアップレジスタ、STBYC…スタンバイ制御回路、BUS…システムバス。

Claims (12)

  1. 第1回路ブロックと、
    第2回路ブロックと、
    第3回路ブロックとを有し、
    上記第1回路ブロックは、上記第3回路ブロックからの指示に従って内部回路の動作が保証される第1電源状態と上記内部回路の動作が保証されない第2電源状態を有し、
    上記第2回路ブロックは、上記第1回路ブロックから出力される信号を受ける入力部を有し、
    上記第2回路ブロックの入力部は、上記第3回路ブロックから上記第1回路ブロックに対して上記第2電源状態が指示されたときに対応した制御信号に従って、上記第1回路ブロックから出力される信号に無関係に上記第2回路ブロックの動作電圧に従った特定の信号レベルに維持させる入力回路を有することを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 請求項1において、
    上記第2回路ブロックは、上記第3回路ブロックからの指示に従って内部回路の動作が保証される第1電源状態と上記内部回路の動作が保証されない第2電源状態を有し、
    上記第1回路ブロックは、上記第2回路ブロックから出力される信号を受ける入力部を有し、
    上記第1回路ブロックの入力部は、上記第3回路ブロックから上記第2回路ブロックに対して上記第2電源状態が指示されたときに対応した制御信号に従って、上記第2回路ブロックから出力される信号に無関係に上記第1回路ブロックの動作電圧に従った特定の信号レベルに維持させる入力回路を有することを特徴とする半導体集積回路装置。
  3. 請求項2において、
    上記第3回路ブロックからの指示に従って内部回路の動作が保証される第1電源状態と上記内部回路の動作が保証されない第2電源状態を有する第4回路ブロックを更に備え、 上記第1又は第2回路ブロックは、上記第4回路ブロックから出力される信号を受ける入力部を有し、
    上記第1又は第2回路ブロックの入力部は、上記第3回路ブロックから上記第4回路ブロックに対して上記第2電源状態が指示されたときに対応した制御信号に従って、上記第4回路ブロックから出力される信号に無関係に上記第1又は第2回路ブロックの動作電圧に従った特定の信号レベルに維持させる入力回路を有し、
    上記第4ブロックは、上記第1又は第2回路ブロックから出力される信号をそのまま取り込む入力回路を有し、
    上記3回路ブロックは、上記第1又は2回路ブロックを上記第2電源状態にするときには、上記第4回路ブロックも上記第2電源状態にするものであることを特徴とする半導体集積回路装置。
  4. 請求項1ないし3において、
    上記第2電源状態は、電源遮断状態であることを特徴とする半導体集積回路装置。
  5. 請求項1ないし3において、
    上記第2電源状態は、内部回路を下限動作電圧以下の低電圧であることを特徴とする半導体集積回路装置。
  6. 請求項4において、
    上記第1、第2又は第4回路ブロックは、
    第1方向に並行に延在する電源電圧線及び回路の接地線からなる第1電源供給線と、かかる第1電源供給線の半導体基板を含む下層に配置され、上記電源電圧線又は回路の接地線と上記内部回路の対応する電源供給線との間に設けられた第1スイッチ素子とを含む第1セルと、
    上記第1方向と直交する第2方向に並行に延在する電源電圧線及び回路の接地線からなる第2電源供給線を含む第2セルと、
    上記第1、第2又は第4回路ブロックが形成される素子領域の少なくとも1つの角部に対応し、上記第1電源供給線と第2電源供給線の電源電圧線と回路の接地線とを相互に接続する角部電源供給線と、かかる角部電源供給線の半導体基板含む下層に配置され、上記第1セルの第1スイッチ素子の制御を行う電源スイッチコントローラを含む第3セルと、
    上記残りの角部に対応し、上記第1電源供給線と第2電源供給線の電源電圧線と回路の接地線とを相互に接続する角部電源供給線を備えた第4セルとを備え、
    上記内部回路を取り囲むように、しかも対応する電源供給線が相互に接続されるよう上記第1セル、第2セル、第3セル及び第4セルが上記第1、第2又は第4回路ブロックの大きさに対応して複数個設けられてなることを特徴とする半導体集積回路装置。
  7. 請求項6において、
    上記第1方向に対応して、上記第1電源供給線と、かかる第1電源供給線の半導体基板含む下層に配置され、上記電源電圧線と回路の接地線に設けられた容量素子とを含む第5セルと、
    上記第2方向に対応して第2電源供給線と、かかる第2電源供給線の半導体基板を含む下層に配置され、上記電源電圧線と回路の接地線に設けられた容量素子とを含む第6セルとを更に備え、
    上記第1セルと並んで上記第5セルが配置され、
    上記第2セルと並んで又は第2セルに置き換えて上記第5セルが配置されてなることを特徴とする半導体集積回路装置。
  8. 請求項7において、
    上記入力回路は、論理ゲート回路又はラッチ回路からなることを特徴とする半導体集積回路装置。
  9. 請求項7において、
    上記第1、第2又は第4回路ブロックは、
    高しきい値電圧のMOSFETにより形成された第1回路と、中しきい値電圧のMOSFETで形成された第2回路と、低しきい値電圧のMOSFETで形成された第3回路の組み合わせにより構成されるものであることを特徴とする半導体集積回路装置。
  10. 請求項7において、
    上記第1、第2又は第4回路ブロックに設けられた入力部には、伝播される信号レベルに対応したレベル変換回路を含むものであることを特徴とする半導体集積回路装置。
  11. 請求項10において、
    上記レベル変換回路の出力側に上記入力回路を構成する論理ゲート回路又はラッチ回路が設けられるものであることを特徴とする半導体集積回路装置。
  12. 請求項3において、
    上記第3回路ブロックからの指示に従って内部回路の動作が保証される第1電源状態と上記内部回路の動作が保証されない第2電源状態を有する第4回路ブロック相当の第5ブロックを更に備え、
    上記第1回路ブロック、第2回路ブロック又は第4回路ブロックは、上記第5回路ブロックから出力される信号を受ける入力部を有し、
    上記第1ブロック、第2回路ブロック又は第4回路ブロックの入力部は、上記第3回路ブロックから上記第5回路ブロックに対して上記第2電源状態が指示されたときに対応した制御信号に従って、上記第5回路ブロックから出力される信号に無関係に上記第1回路ブロック、第2回路ブロック又は第4回路ブロックの動作電圧に従った特定の信号レベルに維持させる入力回路を有し、
    上記第5回路ブロックは、上記第1回路ブロック、第2回路ブロック又は第4回路ブロックから出力される信号をそのまま取り込む入力回路を有することを特徴とする半導体集積回路装置。
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