JP2009213109A - 入出力回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】消費電力を低減し、かつ動作周波数の高周波数化を図り得るトレラント入出力回路を提供する。
【解決手段】入力モード時に、プルアップ側出力トランジスタP24をオフさせるゲート信号を生成するゲート信号生成部は、イネーブル信号Enと入力モード時に入出力端子Tioに入力される入力信号Diとに基づいてプルアップ側出力トランジスタP24をオフさせるゲート信号を生成する。
【選択図】図3

Description

この発明は、入出力端子から出力信号を出力する出力モードと、入出力端子に入力される入力信号を内部回路に供給する入力モードとのいずれかで動作し、入力モードでは電源電圧より高電圧の入力信号も受信可能とする入出力回路に関するものである。
近年、半導体装置の高集積化及び低消費電力化を図るために、電源電圧の異なる複数のLSIが接続されたり、あるいは電源電圧の異なる回路が同一チップ上に搭載されることがある。このため、入出力回路は入出力端子に電源電圧より高い電圧の入力信号が入力されても支障なく動作するトレラント入出力回路とする必要がある。そして、トレラント入出力回路の消費電力を低減し、動作周波数の向上を図ることが必要となっている。
図14は、トレラント入出力回路の第一の従来例を示す。このトレラント入出力回路は、イネーブル信号EnがLレベルのとき出力モードとなって、データDoに基づいて出力トランジスタP1,N1のいずれかがオンされ、データDoと同相の出力信号が入出力端子Tioから出力される。また、イネーブル信号EnがHレベルのとき入力モードとなって、出力トランジスタP1,N1がともにオフされ、外部から入出力端子Tioに入力される入力信号Diが内部回路に供給される。
また、消費電力を低減するために、待機時には入出力端子Tioに接続される外部入出力回路の状態に関わらず、電源VDDの供給が遮断される。
このような入出力回路では、待機時に3.3Vの電源VDDの供給が遮断された状態で、入出力端子Tioに電源VDDより高電圧の5Vの入力信号VIHが入力信号Diとして入力されると、PチャネルMOSトランジスタP2がオンされて、PチャネルMOSトランジスタで構成される出力トランジスタP1のゲートに入力信号VIHが印加される。この状態では出力トランジスタP1はオンされず、入出力端子Tioから電源VDDへの電流パスは発生しない。
また、転送ゲート1を構成するPチャネルMOSトランジスタP3がオンされるが、同トランジスタP3のオン動作に基づいて、転送ゲート2を構成するPチャネルMOSトランジスタP4のゲートに入力信号VIHが印加される。
すると、転送ゲート2を構成するPチャネルMOSトランジスタP4とNチャネルMOSトランジスタN2はともにオフされるため、入出力端子TioからトランジスタP2及び転送ゲート2を介してNAND回路3に至る電流パスは発生しない。
バックゲート制御回路4は、電源VDDの供給が遮断されても、トランジスタP1〜P4のN−well(バックゲート)に電源VDDレベル以上の電圧を供給して、電源VDDと同トランジスタP1〜P4のN−wellとの間でPN接合ダイオードの発生を防止するように構成される。
従って、電源VDDの供給が遮断された状態で、入出力端子Tioに電源VDDより高電圧の入力信号VIHが入力されても、無用な電流パスの発生が防止され、消費電力の低減が図られている。
また、電源VDDが供給され、かつイネーブル信号EnがHレベルとなって入力モードとなっている状態で、電源VDDよりPチャネルMOSトランジスタのしきい値分以上高い電圧の入力信号VIHが入出力端子Tioに入力されると、トランジスタP2がオンされて、出力トランジスタP1のゲートに入力信号VIHが印加される。
すると、出力トランジスタP1はオフされるので、入出力端子Tioから出力トランジスタP1を経て電源VDDに至る電流パスは発生しない。
また、転送ゲート1のトランジスタP3がオンされて、転送ゲート2のトランジスタP4のゲートに入力信号VIHが印加されるため、同トランジスタP4がオフされる。すると、転送ゲート2ではNチャネルMOSトランジスタN2のみがオンされて、NAND回路3の出力端子には電源VDDからトランジスタN2のしきい値分低下した電圧が印加される。
このとき、イネーブル信号EnはHレベルであり、NAND回路3の出力信号はHレベル、すなわち電源VDDレベルとなっている。従って、入出力端子TioからトランジスタP2,N2を経てNAND回路3に至る電流パスは発生しない。
また、入力モードではHレベルのイネーブル信号Enに基づいてNチャネルMOSトランジスタN3はオフされているので、入出力端子Tioから転送ゲート1及びトランジスタN3を経てグランドGNDに至る電流パスは発生しない。図8に示す入出力回路に類似する構成は、特許文献1に開示されている。
図15は、特許文献2に記載された第二の従来例を示す。このトレラント入出力回路は、イネーブル信号EnがHレベルのとき出力モードとなって、データDoに基づいて出力トランジスタP5,N4のいずれかがオンされて、データDoと同相の出力信号が入出力端子Tioから出力される。また、イネーブル信号EnがLレベルのとき入力モードとなって、出力トランジスタP5,N4がともにオフされ、外部から入出力端子Tioに入力される入力信号Diが内部回路に供給される。
また、消費電力を低減するために、待機時には入出力端子Tioに接続される外部入出力回路の状態に関わらず、電源VDDの供給が遮断される。
このような入出力回路では、待機時に3.3Vの電源VDDの供給が遮断された状態で、入出力端子Tioに電源VDDより高電圧の5Vの入力信号VIHが入力信号Diとして入力されると、PチャネルMOSトランジスタP6がオンされて、出力トランジスタP5のゲートに入力信号VIHが印加される。この状態では出力トランジスタP5はオフされ、入出力端子Tioから電源VDDへの電流パスは発生しない。
また、PチャネルMOSトランジスタP7がオンされて、PチャネルMOSトランジスタP8のゲートに入力信号VIHが印加されるため、同トランジスタP8がオフされる。従って、入出力端子TioからトランジスタP6,P8,P9を経て電源VDDに至る電流パスは発生しない。
また、PチャネルMOSトランジスタP10,P11はオフされるので、各トランジスタP5,P6,P8のN−wellは不定状態となるため、電源VDDと同トランジスタP5,P6,P8のN−wellとの間でPN接合ダイオードの発生が防止される。
また、電源VDDが供給され、Lレベルのイネーブル信号Enにより入力モードとなっている状態で、入出力端子Tioに電源VDDより高電圧の入力信号VIHが入力されたときにも、同様な動作となる。
トランジスタN6とグランドGNDとの間に接続されるプルダウン抵抗R1は、入力モードから出力モードに移行する際、トランジスタP8,P11のゲート電圧をグランドGNDレベルまで低下させて、同トランジスタP8,P11を速やかにオンさせて、出力モードへの移行を安定化させるように動作する。
図16は、第三の従来例を示す。このトレラント入出力回路では、イネーブル信号EnがLレベルのとき出力モードとなって、データDoに基づいて出力トランジスタP12,N7のいずれかがオンされ、データDoと同相の出力信号が入出力端子Tioから出力される。また、イネーブル信号EnがHレベルのとき入力モードとなって、出力トランジスタP12,N7がともにオフされ、外部から入出力端子Tioに入力される入力信号Diが内部回路に供給される。
入出力端子Tioに電源VDDよりPチャネルMOSトランジスタのしきい値以上高い5Vの入力信号VIHが入力されると、トランジスタP13がオンされ、出力トランジスタP12のゲートに入力信号VIHが入力される。
すると、出力トランジスタP12がオフされるため、入出力端子Tioから出力トランジスタP12を経て電源VDDに至る電流パスは発生しない。
また、トランジスタP14がオンされて、ノードN1が入力信号VIHレベルとなる。すると、トランジスタP15がオフされるため、入出力端子TioからトランジスタP13,P15,P16を経て電源VDDに至る電流パスは発生しない。
また、バックゲート制御回路5により、出力トランジスタP12、トランジスタP13〜P15のバックゲートは入力信号VIHレベルにクランプされる。従って、電源VDDと同トランジスタP12〜P15のN−wellとの間でのPN接合ダイオードの発生が防止される。
電源VDDが供給され、かつ入力モードが選択されている状態で、入出力端子Tioに電源VDDと同レベルの信号が入力されると、トランジスタP13,P14がオフされ、ノードN1はプルダウン抵抗R2によりグランドGNDレベルとなる。プルダウン抵抗R2は、入出力端子Tioに電源VDDと同レベルの信号が入力されるとき、ノードN1をグランドGNDレベルまで引き下げるために設けられている。
ノードN1がグランドGNDレベルとなると、トランジスタP15がオンされ、トランジスタP16はオンされているので、出力トランジスタP12のゲートは電源VDDレベルとなって出力トランジスタP12がオフされる。また、出力トランジスタN7もオフされている。従って、通常のCMOS入出力回路と同様に動作し、入力信号Diが内部回路に供給される。
特許第3557694号公報 特許第3190233号公報 特開平7−66710号公報 特開平4−329024号公報 特開2005−210247号公報
図14に示す入出力回路では、NAND回路3の出力信号が転送ゲート2を介して出力トランジスタP1のゲートに入力される。そして、NAND回路3の出力信号がLレベルからHレベルに立ち上がるとき、まず転送ゲート2のトランジスタN2がオンされて、出力トランジスタP1のゲート電位が上昇し、次いでトランジスタP4がオンされて、出力トランジスタP1のゲート電位が電源VDDレベルまで上昇する。
また、NAND回路3の出力信号がHレベルからLレベルに立ち下がるとき、まずトランジスタP4がオンされて出力トランジスタP1のゲート電位が低下し、次いでトランジスタN2がオンされて、出力トランジスタP1のゲート電位がLレベルまで低下する。
このような動作により、NAND回路3の出力信号の立ち上がり及び立ち下がりに対し、トランジスタP4,N2のオン抵抗により出力トランジスタP1のゲート電位の立ち上がり及び立ち下がりが鈍る。特に、入出力端子Tioから出力される出力信号がHレベルからLレベルに立ち下がるとき、出力トランジスタP1のオフ動作が遅延して、電源VDDからグランドGNDに貫通電流が流れる。従って、消費電力が増大するという問題点がある。
また、出力トランジスタP1のゲート電位の立ち上がり及び立ち下がりが鈍るので、データDoの周波数が高くなると、出力トランジスタP1の動作がデータDoに追随できなくなり、動作速度の高速化に支障を来たす。
また、NAND回路3の出力信号の立ち上がり及び立ち下がり時に、転送ゲート2のトランジスタN2,P4が交互にオン動作するため、出力トランジスタP1のゲートに出力される転送ゲート2の出力信号波形には、その中間電位付近において変曲点が発生する。
そして、この変曲点が出力トランジスタP1のゲート電位の立ち上がり及び立ち下がりを鈍らせることになるという問題点がある。
図15に示す入出力回路では、電源VDDが供給された入力モード時に入出力端子Tioに電源VDDより高電圧の入力信号VIHが入力されると、トランジスタP7,N6がオンされる。すると、入出力端子TioからトランジスタP7,N6及びプルダウン抵抗R1を経てグランドGNDに至る電流パスが発生する。従って、消費電力が増大するという問題点がある。
また、トランジスタP5,P6,P8のN−wellに入力信号VIHを供給する手段がなく、PN接合ダイオードを介してN−wellが充電される。すると、N−wellの充電電荷によりトランジスタP5,P6,P8の動作速度が低下するという問題点がある。
図16に示す入出力回路では、電源VDDが供給されていないときに入力信号(電源VDDレベル以下)が入力されるか、あるいは3.3Vの電源VDDが供給されている状態で、入出力端子Tioに5Vの入力信号VIHが入力されると、トランジスタP14がオンされる。そして、図17に示すように、入力信号VIHが入力される度に、入出力端子TioからトランジスタP14、プルダウン抵抗R2を経てグランドGNDに流入電流Iinが流れる。従って、消費電力が増大するという問題点がある。
また、流入電流Iinの電流値はプルダウン抵抗R2の抵抗値を大きくすることにより低減可能であるが、抵抗値を大きくするためにはその素子面積が増大するため、この入出力回路の素子レイアウトに影響を及ぼすとともに、レイアウト面積を増大させるという問題点がある。
特許文献3に記載された入出力バッファ回路では、Lレベル出力時に出力トランジスタから電源Vcc1に流れるリーク電流を遮断する構成が開示されているが、図14と同様に、入出力端子に電源Vcc1より高い電圧が入力されるとき、NAND回路3に流れ込む流入電流を阻止することができない。従って、消費電力が増大する。
特許文献4に記載された入出力バッファ回路でも同様に、入出力端子に電源Vcc1より高い電圧が入力されるとき、インバータ回路に流れ込む流入電流を阻止することができず、消費電力が増大する。
特許文献5に記載された入出力トレラント回路では、出力モードから入力モードに切り替わるとき、出力端子PADの入力レベルがトランジスタPT1をオンさせるに十分なレベルまで下がらないとき、トランジスタPT2を確実にオフさせることができず、電源VDDから出力端子PADに流出電流が流れてしまう。従って、消費電力が増大する。
この発明の目的は、消費電力を低減し、かつ動作周波数の高周波数化を図り得るトレラント入出力回路を提供することにある。
上記目的は、データとイネーブル信号に基づいて、出力モード時にプルアップ側出力トランジスタを駆動するとともに、入力モード時には前記プルアップ側出力トランジスタをオフさせる第一の論理回路と、前記第一の論理回路の出力ノードを前記プルアップ側出力トランジスタのゲートに接続することと、前記データとイネーブル信号に基づいて、出力モード時にはプルダウン側出力トランジスタを前記プルアップ側出力トランジスタに対し相補動作させるとともに、入力モード時には前記プルダウン側出力トランジスタをオフさせる第二の論理回路と、前記入力モード時に、前記プルアップ側出力トランジスタをオフさせるゲート信号を生成するゲート信号生成部と、前記ゲート信号生成部は、前記イネーブル信号と前記入力モード時に入出力端子に入力される入力信号とに基づいて前記プルアップ側出力トランジスタをオフさせるゲート信号を生成することとを備えた入出力回路により達成される。
開示された入出力回路によれば、消費電力を低減し、かつ動作周波数の高周波数化を図り得るトレラント入出力回路を提供することができる。
(この発明の前提なるトレラント入出力回路)
図1は、トレラント入出力回路の一例を示す。このトレラント入出力回路にはイネーブル信号EnとデータDoが入力される。そして、イネーブル信号EnがLレベルとなるとデータDoと同相の出力信号Dooを入出力端子Tioから出力する出力モードで動作し、イネーブル信号EnがHレベルとなると入出力端子Tioに入力される入力信号Diを内部回路に供給する。
AND回路11にはデータDoとイネーブル信号Enの反転信号が入力され、イネーブル信号EnがLレベルとなると、データDoと同相の信号がAND回路11から出力される。また、イネーブル信号EnがHレベルとなるとAND回路11の出力信号はLレベルに固定される。
前記AND回路11の出力信号はPチャネルMOSトランジスタP21とNチャネルMOSトランジスタN21のゲートに入力される。前記トランジスタP21のソースは3.3Vの電源VDD(高電位側電源)に接続され、ドレインはPチャネルMOSトランジスタP22(スイッチ回路)を介して前記トランジスタN21のドレインに接続され、トランジスタN21のソースはグランドGNDに接続されている。
前記トランジスタP22のゲートは、PチャネルMOSトランジスタP23とNチャネルMOSトランジスタN22を並列に接続して構成される転送ゲート12を介して入出力端子Tioに接続され、NチャネルMOSトランジスタN23を介してグランドGNDに接続されている。
前記トランジスタP23のゲートには電源VDDが接続され、前記トランジスタN22のゲートにはイネーブル信号Enが入力される。また、前記トランジスタN23のゲートには、イネーブル信号Enがインバータ回路13で反転されて入力される。
従って、イネーブル信号EnがLレベルとなると、トランジスタN23がオンされ、トランジスタN22がオフされて、ノードN2がグランドGNDレベルとなり、トランジスタP22がオンされる。
トランジスタP23は、入出力端子Tioに電源VDDよりトランジスタP23のしきい値以上高い入力電圧VIHが入力されたときオンされるが、出力モードではこのような状況は発生しない。
前記トランジスタP22,N21のドレインに接続されるノードN3は、プルアップ側の出力トランジスタP24のゲートに接続され、そのトランジスタP24のソースは電源VDDに接続され、ドレインは前記入出力端子Tioに接続される。
NOR回路14には前記イネーブル信号EnとデータDoが入力され、そのNOR回路14の出力信号はプルダウン側の出力トランジスタN25のゲートに入力される。出力トランジスタN25のソースはグランドGNDに接続され、ドレインはNチャネルMOSトランジスタN24を介して前記入出力端子Tioに接続される。トランジスタN24のゲートは電源VDDに接続されて、電源VDDが供給されるとオンされる。
イネーブル信号EnがLレベルとなる出力モードでは、データDoの反転信号がNOR回路14から出力され、イネーブル信号EnがHレベルとなる入力モードでは、NOR回路14の出力信号がLレベルに固定される。
従って、出力モードではデータDoがHレベルとなるとNOR回路14の出力信号がLレベルとなり、出力トランジスタN25がオフされる。このとき前記出力トランジスタP24はオンされているので、入出力端子TioからHレベルの出力信号Dooが出力される。
また、データDoがLレベルとなるとNOR回路14の出力信号がHレベルとなり、出力トランジスタN25がオンされる。このとき前記出力トランジスタP24はオフされているので、入出力端子TioからLレベルの出力信号Dooが出力される。
入力モードでは、NOR回路14の出力信号はLレベルとなり、出力トランジスタN25がオフされる。
前記入出力端子Tioに入力される入力信号Diは、NチャネルMOSトランジスタN26及びバッファ回路15を介して内部回路に供給される。トランジスタN26は電源VDDの供給に基づいてオンされている。
前記ノードN3と前記入出力端子Tioとの間にはPチャネルMOSトランジスタP25が接続され、そのトランジスタP25のゲートは電源VDDに接続されている。このトランジスタP25は、入出力端子Tioに電源VDDよりトランジスタP25のしきい値以上高い入力電圧VIHが入力されるとオンされ、出力トランジスタP24をオフさせる。
前記トランジスタP22,P23,P24,P25のバックゲートには従来例と同様なバックゲート制御回路16からバックゲート電圧が供給され、電源VDDとトランジスタP22〜P25のN−wellとの間でPN接合ダイオードの発生を防止するように構成される。
前記入出力端子Tioには外部入出力回路17が接続される。外部入出力回路17には、出力モード時に出力信号Dooを出力するバッファ回路18aと、入力モード時にイネーブル信号En1に基づいて活性化されて入力信号Diを前記入出力端子Tioに出力するバッファ回路18bとを備えている。
次に、上記のように構成されたトレラント入出力回路の動作を説明する。
イネーブル信号EnがLレベルとなって出力モードとなると、ノードN2はほぼグランドGNDレベルとなってトランジスタP22がオンされる。この状態では、データDoに基づいて出力トランジスタP24,N25のゲート電圧がともにHレベルあるいはともにLレベルとなり、出力トランジスタP24,N25のいずれかがオンされて、データDoと同相の出力信号Dooが入出力端子Tioから出力される。
イネーブル信号EnがHレベルとなって入力モードとなると、トランジスタP21と転送ゲート12のトランジスタN22がオンされ、トランジスタN21,N23及び出力トランジスタN25はオフされる。
この状態で、入出力端子TioにLレベルの入力信号Diが入力されると、ノードN2はLレベルとなってトランジスタP22がオンされ、ノードN3がHレベルとなって出力トランジスタP24がオフされる。このような動作により、入力信号DiがトランジスタN26及びバッファ回路15を介して内部回路に供給される。
入出力端子Tioに電源VDDレベルのHレベルの信号が入力されると、ノードN2は電源VDDレベルからトランジスタN22のしきい値分低下したレベルとなり、トランジスタP22がオンされる。すると、ノードN3がHレベルとなって出力トランジスタP24がオフされ、入力信号DiがトランジスタN26及びバッファ回路15を介して内部回路に供給される。
入出力端子Tioに前記入力電圧VIHが入力されると、トランジスタP23がオンされてノードN2が電源VDDレベルとなり、トランジスタP22がオフされるが、トランジスタP25がオンされてノードN3が電源VDDレベルとなり、出力トランジスタP24がオフされる。そして、入力信号DiがトランジスタN26及びバッファ回路15を介して内部回路に供給される。
ところが、上記のトレラント入出力回路では、製造ばらつきにより転送ゲート12のトランジスタN22のしきい値が低くなっていると、出力モードから入力モードに切り替わる際に、電源VDDから外部入出力回路17に流出電流が発生することがある。
すなわち、図2に示すように、出力モードでノードN3がLレベルとなり、トランジスタP24がオンされてHレベルの出力信号Dooが出力されている状態から入力モードに切り替えられるとき、転送ゲートのトランジスタN22がオンされる。
すると、入出力端子TioがHレベルであるので、ノードN2の電位は電源VDDレベルからトランジスタN22のしきい値Vthn分低下したレベルまで一時的に上昇し、入力信号DiがLレベルとなると、ノードN2もLレベルとなる。
このとき、トランジスタN22のしきい値Vthnが適正値であれば、入力モードへの切り替わりと同時にトランジスタP22がオンされて出力トランジスタP24がオフされる。しかし、製造ばらつきによりトランジスタN22のしきい値Vthnが低いと、ノードN2の電位が高くなり、トランジスタP22を確実にオンさせることができない。
すると、ノードN3の電位上昇が遅れて出力トランジスタP24のオフ動作が遅れる。そして、この状態で外部入出力回路17のバッファ回路18bがLレベルの信号Diを出力すると、電源VDDから出力トランジスタP24及び入出力端子Tioを経てバッファ回路18bに流出電流Ioが流れてしまう。従って、消費電力を十分に低減させることができない。
(第一の実施の形態)
図3は、この発明を具体化した第一の実施の形態を示す。図1に示す構成と同一構成部分は同一符号を付して詳細な説明を省略する。また、イネーブル信号Enは出力モード時にLレベルとなり、入力モードでHレベルとなり、図1に示す構成と同様である。なお、この実施の形態では、AND回路11、トランジスタP21,P22,N21が第一の論回路として動作し、NOR回路14が第二の論理回路として動作する。
この実施の形態は、図1に示すトレラント入出力回路の転送ゲート(ゲート信号生成部)12を図3に示す転送ゲート19に変更し、さらにノードN2の電位を制御する制御回路(ゲート信号生成部)20を備えたものである。なお、ノードN3(第一の論理回路の出力ノード)とトランジスタN21の間に介在されるトランジスタN27は、ゲートが電源VDDに接続されて常時オンされている。
前記転送ゲート19は、ノードN2と入出力端子Tioとの間に接続され、PチャネルMOSトランジスタP26と、直列に接続された3段のNチャネルMOSトランジスタN27〜N29とが並列に接続されている。
前記トランジスタP26のゲートは電源VDDに接続されている。トランジスタN27のゲートは前記制御回路20のNチャネルMOSトランジスタN32のドレインに接続されている。前記トランジスタN28,N29のゲートはそのドレインに接続されて、ダイオード(電圧降下部)として動作する。
前記制御回路20について説明すると、前記トランジスタN32のソースはグランドGNDに接続され、ゲートにはイネーブル信号Enがインバータ回路21で反転されて入力される。
また、NチャネルMOSトランジスタN32のドレインはNチャネルMOSトランジスタN29を介して入出力端子Tioに接続され、そのトランジスタN29のゲートにはイネーブル信号Enが入力される。
また、トランジスタN32のドレインはインバータ回路22の入力端子に接続され、そのインバータ回路22の出力端子はNチャネルMOSトランジスタN30のゲートに接続されている。前記トランジスタN30のソースはグランドGNDに接続され、ドレインはノードN2に接続されている。
前記インバータ回路22を構成するNチャネルMOSトランジスタN31のソースはグランドGNDに接続され、PチャネルMOSトランジスタP26のソースは、並列に接続されたPチャネルMOSトランジスタP27,P28を介して電源VDDに接続されている。前記トランジスタP27のゲートにはイネーブル信号Enが入力され、前記トランジスタP28のゲートは入出力端子Tioに接続されている。
従って、インバータ回路22は入出力端子Tioの電圧レベルがLレベルとなるとき、あるいはイネーブル信号EnがLレベルとなるとき活性化される。また、イネーブル信号EnがHレベルとなる入力モードでは、トランジスタN29がオンされて、入力信号DiがトランジスタN29を介してインバータ回路22に入力される。そして、入力信号Diの反転信号がトランジスタN30のゲートに入力される。
バックゲート制御回路16は、トランジスタP22,P24,P25、P26に電源VDDあるいは入力電圧VIHをバックゲート電圧として供給する。各トランジスタP22,P24,P25、P26では、電源VDDとN−wellとの間でのPN接合ダイオードの発生が防止される。また、前記入出力端子Tioには図1と同様な外部入出力回路が接続されている。
次に、上記のように構成されたトレラント入出力回路の動作を説明する。
イネーブル信号EnがLレベルとなって出力モードとなると、制御回路20でトランジスタP27,N32がオンされ、トランジスタN29がオフされ、インバータ回路22の出力信号がHレベルとなってトランジスタN30がオンされる。すると、ノードN2はLレベルとなってトランジスタP22がオンされる。また、転送ゲート19ではトランジスタN27がオフされる。
この状態では、データDoに基づいて出力トランジスタP24,N25のゲート電圧がともにHレベルあるいはともにLレベルとなり、出力トランジスタP24,N25のいずれかがオンされて、データDoと同相の出力信号Dooが入出力端子Tioから出力される。
イネーブル信号EnがHレベルとなって入力モードとなると、トランジスタP21がオンされるとともにトランジスタN21がオフされ、制御回路20のトランジスタP27,N32がオフされ、トランジスタN29がオンされ、出力トランジスタN25がオフされる。
この状態で、入出力端子TioにLレベルの入力信号Diが入力されると、制御回路20ではトランジスタP28がオンされ、インバータ回路22の入力信号がLレベルとなり、トランジスタN30のゲートにHレベルの信号が入力される。
すると、トランジスタN30がオンされて、ノードN2がLレベルとなり、トランジスタP22がオンされる。従って、ノードN3がHレベルとなり、出力トランジスタP24がオフされる。このような動作により、入力信号DiがトランジスタN26及びバッファ回路15を介して内部回路に供給される。
入出力端子Tioに電源VDDレベルのHレベルの信号が入力されると、制御回路20ではトランジスタP27,P28はともにオフされるが、トランジスタN31がオンされて、インバータ回路22の出力信号がLレベルとなり、トランジスタN30がオフされる。
また、転送ゲート19のトランジスタN27がオンされる。すると、ノードN2は電源VDDからトランジスタN28,N29のしきい値分低下したレベル、すなわち電源VDDからNチャネルMOSトランジスタ2個のしきい値分(2Vthn)低下したレベルとなる。従って、トランジスタP22がオンされ、ノードN3がHレベルとなって出力トランジスタP24がオフされ、入力信号DiがトランジスタN26及びバッファ回路15を介して内部回路に供給される。
入出力端子Tioに前記入力電圧VIHが入力されると、制御回路20の動作は入出力端子Tioに電源VDDが入力される場合と同様である。また、転送ゲート19では、トランジスタP26がオンされてノードN2が電源VDDレベルとなり、トランジスタP22がオフされるが、トランジスタP25がオンされてノードN3が電源VDDレベルとなり、出力トランジスタP24がオフされる。そして、入力信号DiがトランジスタN26及びバッファ回路15を介して内部回路に供給される。
図1のトレラント入出力回路で不具合が発生した条件、すなわち出力モードでHレベルの出力信号Dooを出力している状態から入力モードに切り替わってLレベルの入力信号Diが入力される条件について説明する。
図5に示すように、出力モードでトランジスタP24がオンされてHレベルの出力信号Dooが出力されている状態から入力モードに切り替えられると、トランジスタN29がオンされる。このとき、入出力端子TioがHレベルであると、トランジスタN32はオフされているので、転送ゲート19のトランジスタN27がオンされ、ノードN2の電位が上昇する。
しかし、ノードN2はダイオードとして動作するトランジスタN28,N29の動作により、VDD−2Vthnのレベルまでしか上昇しないため、トランジスタP22はオンされ続け、電源VDDからトランジスタP21,P22を経てノードN3に電流が供給され、ノードN3が電源VDDレベルまで速やかに上昇する。
従って、このような条件でも、出力モードから入力モードへの切替時に、出力トランジスタP24を速やかにオフさせることができるので、入出力端子Tioのレベル変化時に流れる僅かなスイッチング電流を除いて、電源VDDから外部入出力回路への流出電流の発生を防止することができる。
また、ノードN2の電位を低下させるためのプルダウン抵抗を設ける必要がないので、図4に示すように、入力信号VIHが入力されても流入電流が発生することはなく、入出力端子Tioに流れる電流はスイッチング動作時に流れる微小電流Imのみとなる。
上記のように構成されたトレラント入出力回路では、次に示す作用効果を得ることができる。
(1)出力モードでは、データDoと同相の出力信号を入出力端子Tioから出力することができる。
(2)入力モードでは、入出力端子Tioに入力される入力信号を、バッファ回路15を介して内部回路に供給することができる。
(3)入力モード時には、入出力端子Tioに電源VDDレベル以下の信号若しくは電源VDDレベル以上の入力信号VIHが入力されても、入出力端子Tioから電源VDDあるいはグランドGNDに無用な電流パスが発生することはない。
(4)入力モード時にノードN2をLレベルに引き下げるためのプルダウン抵抗を設ける必要がないので、入力モード時に入出力端子Tioに入力信号VIHが入力されても、入出力端子TioからグランドGNDに流れる流入電流が発生することはない。
(5)出力モードでHレベルを出力している状態から、入力モードに切り替わってLレベルの入力信号が入力されるとき、転送ゲート19のトランジスタN28,N29により、トランジスタのしきい値の製造ばらつきに関わらず、ノードN2のレベルをトランジスタP22がオンされるレベルとすることができる。従って、出力トランジスタP24を速やかにオフさせることができるので、電源VDDから外部入出力回路に流れる流出電流の発生を防止することができる。
(6)図1に示す従来例に対し、ノードN3と出力トランジスタP24との間に転送ゲートが介在されないので、出力トランジスタP24の動作周波数を高周波数化することができる。
(7)出力モード時には、制御回路20のトランジスタN30により、ノードN2をLレベルとしてトランジスタP22をオンさせ、ノードN3にデータDoの反転信号を出力することができる。また、入力モード時には制御回路20により入力信号DiがLレベルのときトランジスタN30をオンさせてノードN2をLレベルとし、トランジスタP22をオンさせて出力トランジスタP24をオフさせることができる。入力信号DiがHレベルのとき、転送ゲートのトランジスタN27をオンさせ、ノードN2の電位をVDD−2Vthnとすることができるので、トランジスタP22をオンさせて出力トランジスタP24をオフさせることができる。
(第二の実施の形態)
図6は、前記第二の実施の形態を示す。この実施の形態は、前記第一の実施の形態の転送ゲートと制御回路の構成を変更したものであり、その他の構成はトランジスタN24,N26,N27を省略していることを除いて第一の実施の形態と同様である。第一の実施の形態と同一構成部分は、同一符号を付して説明する。
また、イネーブル信号Enは出力モード時にLレベルとなり、入力モードでHレベルとなり、第一の実施の形態と同様であるが、入力モードにおいて、入出力端子Tioには電源VDD以上の電圧が入力されない場合に使用可能である。
転送ゲート23は、ノードN2と入出力端子Tioとの間でNチャネルMOSトランジスタN33とPチャネルMOSトランジスタP29とが並列に接続され、トランジスタP29のゲートが電源VDDに接続されている。
制御回路24は、イネーブル信号Enがインバータ回路25で反転されてNOR回路26の一方の入力端子に入力され、他方の入力端子は入出力端子Tioに接続されている。NOR回路26の出力信号はインバータ回路27を介してNチャネルMOSトランジスタN34のゲートに入力され、そのトランジスタN34のソースはグランドGNDに接続され、ドレインはノードN2に接続される。
また、前記NOR回路26の出力信号は、前記転送ゲート23のトランジスタN33のゲートに入力されている。
次に、上記のように構成されたトレラント入出力回路の動作を説明する。
イネーブル信号EnがLレベルとなって出力モードとなると、制御回路24のインバータ回路25の出力信号がHレベルとなり、NOR回路26の出力信号がLレベルとなる。すると、転送ゲート23のトランジスタN33はオフされ、インバータ回路27の出力信号に基づいてトランジスタN34がオンされる。従って、ノードN2はLレベルとなり、トランジスタP22がオンされる。
この状態では、データDoに基づいて出力トランジスタP24,N25のゲート電圧がともにHレベルあるいはともにLレベルとなり、出力トランジスタP24,N25のいずれかがオンされて、データDoと同相の出力信号Dooが入出力端子Tioから出力される。
イネーブル信号EnがHレベルとなって入力モードとなると、トランジスタP21がオンされ、制御回路24のインバータ回路25の出力信号がLレベルとなる。また、出力トランジスタN25はオフされる。
この状態で、入出力端子TioにLレベルの入力信号Diが入力されると、制御回路24ではNOR回路26の出力信号がHレベルとなり、転送ゲート23のトランジスタN33がオンされる。また、インバータ回路27の出力信号はLレベルとなり、トランジスタN34がオフされる。
この結果、ノードN2はLレベルとなり、トランジスタP22がオンされて出力トランジスタP24がオフされる。このような動作により、入力信号DiがトランジスタN26及びバッファ回路15を介して内部回路に供給される。
入出力端子Tioに電源VDDレベルのHレベルの信号が入力されると、制御回路24ではNOR回路26の出力信号がLレベルとなり、転送ゲート23のトランジスタN33がオフされ、トランジスタN34はオンされる。
すると、ノードN2はLレベルとなり、トランジスタP22がオンされて出力トランジスタP24がオフされる。このような動作により、入力信号DiがトランジスタN26及びバッファ回路15を介して内部回路に供給される。
図1のトレラント入出力回路で不具合が発生した条件、すなわち出力モードでHレベルの出力信号Dooを出力している状態から入力モードに切り替わってLレベルの入力信号Diが入力される条件について説明する。
図7に示すように、出力モードでトランジスタP24がオンされてHレベルの出力信号Dooが出力されている状態から入力モードに切り替えられると、トランジスタP21はオンされ、制御回路24のインバータ回路25の出力信号はLレベルとなる。そして、入力信号DiがHレベルからLレベルに立ち下がるとき、NOR回路26の出力信号がHレベルとなり、トランジスタN34がオフされ、転送ゲート23のトランジスタN33がオンされて、ノードN2がLレベルとなる。
すると、トランジスタP22はオンされ、出力トランジスタP24がオフされる。従って、この条件においても出力トランジスタP24は速やかにオフされ、入出力端子Tioのレベル変化時に流れる僅かなスイッチング電流を除いて、電源VDDから出力トランジスタP24を経て外部入出力回路に流れる流出電流が発生することはなく、入出力端子Tioに流れる電流はスイッチング動作時に流れる微小電流Imのみとなる。
また、ノードN2の電位を低下させるためのプルダウン抵抗を設ける必要がないので、入力信号DiがHレベルとなっても流入電流が発生することはない。
上記のように構成されたトレラント入出力回路では、次に示す作用効果を得ることができる。
(1)出力モードでは、データDoと同相の出力信号を入出力端子Tioから出力することができる。
(2)入力モードでは、入出力端子Tioに入力される入力信号を、バッファ回路15を介して内部回路に供給することができる。
(3)入力モード時には、入出力端子Tioに電源VDDレベルのHレベルの信号若しくはLレベルの信号が入力されても、入出力端子Tioから電源VDDあるいはグランドGNDに無用な電流パスが発生することはない。
(4)入力モード時にノードN2をLレベルに引き下げるためのプルダウン抵抗を設ける必要がないので、入力モード時に入出力端子TioにHレベルの信号が入力されても、入出力端子TioからグランドGNDに流れる流入電流が発生することはない。
(5)出力モードでHレベルを出力している状態から、入力モードに切り替わってLレベルの入力信号が入力されるとき、転送ゲート23のトランジスタN33をオンさせて、ノードN2をLレベルとすることができる。従って、出力トランジスタP24を速やかにオフさせることができるので、電源VDDから外部入出力回路に流れる流出電流の発生を防止することができる。
(6)図1に示す従来例に対しノードN3と出力トランジスタP24との間に転送ゲートが介在されないので、出力トランジスタP24の動作周波数を高周波数化することができる。
(7)出力モード時には、制御回路24のトランジスタN34により、ノードN2をLレベルとしてトランジスタP22をオンさせ、ノードN3にデータDoの反転信号を出力することができる。また、入力モード時には制御回路24により入力信号DiがLレベルのとき転送ゲート23のトランジスタN33をオンさせてノードN2をLレベルとし、トランジスタP22をオンさせて出力トランジスタP24をオフさせることができる。入力信号DiがHレベルのとき、制御回路24のトランジスタN34をオンさせ、ノードN2をLレベルとすることができるので、トランジスタP22をオンさせて出力トランジスタP24をオフさせることができる。
(8)入力モード時には、イネーブル信号Enと入力信号Diのいずれかに基づいてノードN2をLレベルとして、出力トランジスタP24を速やかにオフさせることができる。
(9)第一の実施の形態のトレラント入出力回路より素子数を削減することができる。
(第三の実施形態)
図8〜図11は、第三の実施形態を示す。前記第一の実施形態では、図1及び図2に示すトレラント入出力回路の不具合を解消する手段を開示したが、この実施形態ではさらに別の不具合を解消する手段を開示する。
図2は、図1に示すトレラント入出力回路において、出力モードでHレベルの出力信号Dooを出力している状態から入力モードに切り替わって、外部入出力回路17からLレベルの入力信号Diが入力された場合を説明している。これに対し、出力モードでHレベルの出力信号Dooを出力している状態から入力モードに切り替わって、外部入出力回路17からHレベルの入力信号Diが入力される場合について説明する。
図12に示すように、出力モードでHレベルの出力信号Dooが出力されている状態から、イネーブル信号ENがHレベルとなり、イネーブル信号EN1がLレベルとなって入力モードとなり、外部入出力回路17から入出力端子Tioに電源VDDレベルの入力信号Diが入力されると、ノードN2の電位はVDD−Vthnとなる。
そして、しきい値Vthnが正常であれば、トランジスタP22がオンされてノードN3の電位が電源VDDレベルまで上昇し、出力トランジスタP24がオフされる。
このような動作時において、トランジスタN22の製造時のばらつきや温度特性のばらつきにより、図13に示すように、入出力端子TioにHレベルの入力信号Diが入力され続けるとき、ノードN2の電位がVDD−Vthnから徐々に上昇し、電源VDDレベル近傍まで上昇してトランジスタP22をオンさせることができなくなることがある。
このような状態では、ノードN3の電位は一旦電源VDDレベルまで上昇した後、不定状態となり、トランジスタN21のリーク電流により低下することがある。
ノードN3の電位が低下すると、出力トランジスタP24がオンされ、この状態でLレベルの入力信号Diが入力されると、電源VDDから出力トランジスタP24及び入出力端子Tioを経てバッファ回路18bに流出電流Ioが流れてしまう。
また、バッファ回路18bの出力インピーダンスが、出力トランジスタP24のオン抵抗より十分小さくない場合には、入出力端子Tioの電位をLレベルまで下降させることができなくなり、入力信号Diが誤データとなってしまう。この実施形態は、図1に示すトレラント入出力回路における上記のような不具合を解決する手段を備えたものである。
図8に示すトレラント入出力回路は、図3に示す第一の実施形態のトレラント入出力回路のノードN3に電圧低下防止回路30を接続したものであり、その他の構成は第一の実施形態と同様である。
前記電圧低下防止回路30の具体的構成を図9に示す。同図に示すように、ノードN3はPチャネルMOSトランジスタP31,P32を介して電源VDDに接続され、トランジスタP31のゲートはノードN3に接続され、トランジスタP32のゲートにはイネーブル信号ENバーが入力される。イネーブル信号ENバーは、前記イネーブル信号ENの反転信号である。また、トランジスタP31のバックゲートには、前記バックゲート制御回路16からバックゲート電圧が供給される。
上記のような電圧低下防止回路30の動作を図11に従って説明する。入力モードとなると、イネーブル信号ENバーはLレベルとなり、トランジスタP32がオンされる。すると、トランジスタP31のソース電位はほぼ電源VDDレベルとなる。
すると、入出力端子Tioに電源VDDレベルの入力信号Diが入力されて、ノードN2の電位が徐々に上昇し、トランジスタP22がオフされても、ノードN3の電位が電源VDDよりトランジスタP31のしきい値分以上低下すると、同トランジスタP31がオンされて、ノードN3の電位の低下が阻止される。
従って、出力トランジスタP24はオフ状態に維持されるため、入力信号DiがLレベルとなっても流出電流Ioは流れない。また、入力信号DiがLレベルとなると、入出力端子Tioが速やかにLレベルとなり、正確な入力信号Diを入力することができる。
出力モード時には、イネーブル信号ENバーはHレベルとなるため、トランジスタP32がオフされる。また、ノードN3が電源VDDレベル以上となってもトランジスタP31がオンされることはない。従って、ノードN3から電源VDDへの流入電流が発生することはない。
図10は、電圧低下防止回路30の別の実施形態を示す。この電圧低下防止回路30は、トランジスタP31に代えてダイオードDを使用したものである。このような構成でも同様な作用効果を得ることができる。
上記実施の形態は、以下の態様で実施してもよい。
・第一又は第三の実施の形態のトレラント入出力回路と、第二の実施の形態のトレラント入出力回路とを同一チップ上に搭載する。そして、入出力端子Tioに入力信号VIHが入力される場合には、第一又は第三の実施の形態のトレラント入出力回路を使用し、入出力端子Tioに入力信号VIHが入力されない場合には、第二の実施の形態のトレラント入出力回路を使用するようにしてもよい。
・Lレベル、Hレベル及びハイインピーダンス出力状態を供する所謂3ステート出力端子において、ハイインピーダンス状態又は電源VDDの供給が遮断されている状態で、出力端子を電源VDDレベル以上の信号線路に接続する場合は、上記実施の形態からバッファ回路15を省略した構成としてもよい。
この発明の前提となるトレラント入出力回路を示す回路図である。 この発明の前提となるトレラント入出力回路の動作を示す波形図である。 第一の実施形態を示す回路図である。 第一の実施形態の動作を示す波形図である。 第一の実施形態の動作を示す波形図である。 第二の実施形態を示す回路図である。 第二の実施形態の動作を示す波形図である。 第三の実施形態を示す回路図である。 第三の実施形態の電圧低下防止回路を示す回路図である。 電圧低下防止回路の別例を示す回路図である。 第三の実施形態の動作を示す波形図である。 この発明の前提となるトレラント入出力回路の動作を示す波形図である。 この発明の前提となるトレラント入出力回路の動作を示す波形図である。 第一の従来例を示す回路図である。 第二の従来例を示す回路図である。 第三の従来例を示す回路図である。 第三の従来例の動作を示す波形図である。
符号の説明
11,P21,P22,N21 第一の論理回路(AND回路、PチャネルMOSトランジスタ、NチャネルMOSトランジスタ)
12 制御回路(転送ゲート)
14 第二の論理回路(NOR回路)
19,23 ゲート信号生成部(転送ゲート)
20,24 ゲート信号生成部(制御回路)
30 電圧低下防止回路
P22 スイッチ回路(PチャネルMOSトランジスタ)
P24 プルアップ側出力トランジスタ
N25 プルダウン側出力トランジスタ
En イネーブル信号
Do データ
VDD 高電位側電源
GND 低電位側電源
Tio 入出力端子
N3 出力ノード
VIH 入力信号

Claims (10)

  1. データとイネーブル信号に基づいて、出力モード時にプルアップ側出力トランジスタを駆動するとともに、入力モード時には前記プルアップ側出力トランジスタをオフさせる第一の論理回路と、
    前記第一の論理回路の出力ノードを前記プルアップ側出力トランジスタのゲートに接続することと、
    前記データとイネーブル信号に基づいて、出力モード時にはプルダウン側出力トランジスタを前記プルアップ側出力トランジスタに対し相補動作させるとともに、入力モード時には前記プルダウン側出力トランジスタをオフさせる第二の論理回路と、
    前記入力モード時に、前記プルアップ側出力トランジスタをオフさせる出力ノードを生成するゲート信号生成部と、
    前記ゲート信号生成部は、前記イネーブル信号と前記入力モード時に入出力端子に入力される入力信号とに基づいて前記プルアップ側出力トランジスタをオフさせる出力ノードを生成することと
    を備えたことを特徴とする入出力回路。
  2. 前記プルアップ側出力トランジスタをPチャネルMOSトランジスタで構成し、
    前記ゲート信号生成部は、
    高電位側電源と前記プルアップ側出力トランジスタのゲートとの間に接続されるスイッチ回路と、
    前記スイッチ回路をPチャネルMOSトランジスタで構成することと、
    前記スイッチ回路のゲートと前記入出力端子との間に介在される転送ゲートと、
    前記イネーブル信号と前記入力信号とに基づいて、前記転送ゲート及び前記スイッチ回路のゲート電位を制御する制御回路と
    を備えたことを特徴とする請求項1記載の入出力回路。
  3. 前記転送ゲートは、ダイオードを直列に接続した電圧降下部を備え、
    前記制御回路は、前記入力信号がHレベルのとき、該入力信号を前記転送ゲートの電圧降下部を介して前記スイッチ回路のゲートに供給し、前記入力信号がLレベルのとき、前記スイッチ回路のゲートをLレベルに引き下げることを特徴とする請求項2記載の入出力回路。
  4. 前記制御回路は、
    前記入力モード時にイネーブル信号に基づいてオンされて前記入力信号をインバータ回路の入力端子と前記転送ゲートに供給するNチャネルMOSトランジスタと、
    前記インバータ回路の出力信号に基づいて前記入力信号がLレベルのときオンされて前記スイッチ回路のゲートをLレベルに引き下げるNチャネルMOSトランジスタと
    を備え、
    前記転送ゲートには、Hレベルの前記入力信号の入力に基づいてオンされて、前記入力信号を前記電圧降下部に供給するNチャネルMOSトランジスタを備えたことを特徴とする請求項3記載の入出力回路。
  5. 前記制御回路は、前記入力信号がHレベルのとき、前記スイッチ回路のゲートをLレベルに引き下げ、前記入力信号がLレベルの時、該入力信号を前記転送ゲートを介して前記スイッチ回路のゲートに供給することを特徴とする請求項2記載の入出力回路。
  6. 前記制御回路は、
    前記イネーブル信号の反転信号と、前記入力信号が入力されるNOR回路と、
    前記NOR回路の出力信号の反転信号が入力され、前記入力信号がHレベルのときオンされて、前記スイッチ回路のゲートをLレベルに引き下げるNチャネルMOSトランジスタと
    を備え、
    前記転送ゲートは、前記NOR回路の出力信号がゲートに入力され、前記入力信号がLレベルのときオンされて該入力信号を前記スイッチ回路のゲートに供給するNチャネルMOSトランジスタを備えたことを特徴とする請求項5記載の入出力回路。
  7. 前記ゲート信号生成部は、
    前記入出力端子に高電位側電源より高い電圧の入力信号が入力されたときオンするPチャネルMOSトランジスタを、前記入出力端子と前記プルアップ側出力トランジスタのゲートとの間に接続したことを特徴とする請求項3又は5記載の入出力回路。
  8. 前記プルアップ側出力トランジスタのゲートには、前記入力モード時に前記ゲート電位を前記プルアップ側出力トランジスタがオフする電位に維持する電圧低下防止回路を接続したことを特徴とする請求項2乃至7のいずれか1項に記載の入出力回路。
  9. 前記電圧低下防止回路は、
    前記高電位側電源と前記プルアップ側出力トランジスタのゲートとの間に二つのPチャネルMOSトランジスタを直列に接続し、一方のPチャネルMOSトランジスタのゲートに前記イネーブル信号の反転信号を入力し、他方のPチャネルMOSトランジスタのゲートを前記プルアップ側出力トランジスタのゲートに接続したことを特徴とする請求項8記載の入出力回路。
  10. 前記電圧低下防止回路は、
    前記高電位側電源と前記プルアップ側出力トランジスタのゲートとの間にPチャネルMOSトランジスタとダイオードを直列に接続し、前記PチャネルMOSトランジスタのゲートに前記イネーブル信号の反転信号を入力し、前記ダイオードのカソードを前記プルアップ側出力トランジスタのゲートに接続したことを特徴とする請求項8記載の入出力回路。
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