JP4241657B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

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Description

本発明は、一般に、ICやLSI等の半導体集積回路に関し、特に、複数の電源電位が供給されて動作する半導体集積回路に関する。
近年、各種の電子機器の高速動作や低消費電力を実現するために、これらの電子機器において使用されるICやLSI等の半導体集積回路の高集積化や低電圧化が進んでいる。しかし、全ての半導体集積回路の動作電圧を一律に低電圧化することは、デバイス固有の特性を考慮すると、極めて困難である。従って、異なる電源電位で動作する複数の半導体集積回路が互いに接続される場合が生じる。
そのような場合に対応するために、低い電源電位が供給されて動作する内部回路と高い電源電位が供給されて動作する出力ドライバとを有する半導体集積回路が開発されている。このように2種類の電源電位が供給されて動作する半導体集積回路の例について、図1を参照しながら説明する。
図1に示す半導体集積回路は、内部回路10と、レベルシフト回路21及び22と、POC(パワーオンコントロール)回路30と、NチャネルMOSトランジスタ41及びPチャネルMOSトランジスタ42と、インバータ51及び52と、出力ドライバ60とを有している。出力ドライバ60は、PチャネルMOSトランジスタ61及びNチャネルMOSトランジスタ62によって構成される。
この半導体集積回路には、低い電源電位LVDD(例えば、1.5V)と、高い電源電位HVDD(例えば、3.3V)と、基準電位VSSとが供給される。内部回路10からレベルシフト回路21及び22に信号が供給されると、レベルシフト回路21及び22は、供給された信号のレベルをシフトさせることにより、電源電位HVDDが供給されて動作するインバータ51及び52に適したレベルの信号をそれぞれ生成する。これらの信号は、インバータ51及び52によってそれぞれ反転された後に、出力ドライバ60を構成するトランジスタ61及び62のゲートにそれぞれ供給される。トランジスタ61及び62のドレインから出力された出力信号は、パッドを介して、電源電位HVDD又はそれよりも高い電源電位で動作する外部回路に供給される。
このような半導体集積回路において、電源電位LVDDが供給されないときでも、パッドに接続されている外部回路が動作している等の理由により、電源電位HVDDが供給される場合がある。そのような場合においては、内部回路10の出力がハイインピーダンス状態(電位不定)となるので、レベルシフト回路21及び22の出力が不定状態となり、その電位によっては、出力ドライバ60を構成するトランジスタ61及び62の両方が共にオン状態となって、貫通電流が流れてしまうおそれがある。そこで、POC回路30が、電源電位LVDDが供給されていないときにハイレベルのPOC信号とローレベルの反転POC信号とを出力することにより、トランジスタ41及び42をオンさせてインバータの入力電位を固定し、出力ドライバ60を構成するトランジスタ61及び62の両方をオフさせている。
図5は、従来のPOC回路の構成を示す回路図である。このPOC回路は、電源電位LVDDに接続された抵抗R1と、直列接続されたPチャネルMOSトランジスタQP61〜QP62及びNチャネルMOSトランジスタQN61〜QN62と、直列接続されたPチャネルMOSトランジスタQP71〜QP72及び抵抗R2と、インバータAを構成するPチャネルMOSトランジスタQP81及びNチャネルMOSトランジスタQN81と、インバータBを構成するPチャネルMOSトランジスタQP91及びNチャネルMOSトランジスタQN91とを含んでいる。
電源電位LVDDが供給されていないときには、電源電位LVDDがローレベルになるので、トランジスタQP61〜QP62がオンしてトランジスタQN61〜QN62がオフする。従って、ハイレベルの信号が入力されたインバータAが、ローレベルの反転POC信号を出力し、ローレベルの反転POC信号が入力されたインバータBが、ハイレベルのPOC信号を出力する。反転POC信号は、トランジスタQP71に正帰還されて、この状態を一層安定化する。
一方、電源電位LVDDが供給されているときには、各部のレベル関係が逆転して、インバータAがハイレベルの反転POC信号を出力し、インバータBがローレベルのPOC信号を出力する。しかしながら、電源電位LVDDが1.5Vで電源電位HVDDが3Vである場合には、トランジスタQP61のソース電位は3Vであり、トランジスタQP61のゲート電位は1.5Vであるので、トランジスタQP61及びQP62をオフ状態にすることができず、直列接続されたトランジスタQP61〜QP62及びQN61〜QN62に貫通電流が流れてしまう。この貫通電流は、電源電位LVDDと電源電位HVDDとの電位差が大きいほど大きくなる。従来は、トランジスタQP61〜QP62の電流供給能力を落とすことによって貫通電流を低減していたが、そのために特殊なサイズのトランジスタが必要になることから、半導体集積回路のレイアウト設計において負担となっていた。
関連する技術として、下記の特許文献1には、消費電力の増加を抑えながら、多種の電源電圧に対応する電子回路に入力する供給電圧種別信号を自動的に生成する電源電圧検知回路が開示されている。特許文献1の図1において、供給電圧センス回路16Aは、電源電圧VDDXが5Vであるときに基準電圧V3をローレベルと判定し、電源電圧VDDXが3Vであるときに基準電圧V3をハイレベルと判定する。しかしながら、特許文献1には、2種類の電源電位の内の一方のみが供給されているときに回路に流れる貫通電流を低減することに関しては何ら開示されていない。
下記の特許文献2には、半導体集積回路に内蔵され、電源電圧が所定のレベルより低い間は内部回路が非活性となるように制御するスタータ回路等に適用されるレベル検出回路が開示されている。特許文献2の図1において、電源電圧VCCが、3つのNMOSトランジシタのしきい電圧分だけ降下されてNMOSトランジシタ27のゲートに印加され、トランジシタ27のゲート電圧に応じてドレイン電圧STTXが変化することにより、レベル検出が行われる。しかしながら、特許文献2にも、2種類の電源電位の内の一方のみが供給されているときに回路に流れる貫通電流を低減することに関しては何ら開示されていない。
下記の特許文献3には、待機動作等において電源の供給が制御される回路ブロックを有する集積回路において、電源が切られた回路ブロックから出力される不安定な信号による貫通電流を防止する集積回路が開示されている。特許文献3の図1において、回路ブロック10の電源切断に先立ってマスク信号MASKが「L」にされると、NAND24aとインバータ24bとによって構成されるラッチ回路24によってノードN1が「L」に保持される。その後、電源が切断されて電源電位VDD1が「L」レベルに低下すると、NAND24aの出力信号は「H」に固定される。この状態で回路ブロック10から不安定なマスク信号MASKが出力されてもノードN1のレベルは「L」に保持されるので、ゲート回路21〜21が閉じられたままとなり、回路ブロック10からの不安定な信号SIG〜SIGによる論理回路22の貫通電流を防止できる。しかしながら、この集積回路に2種類の電源電位が供給される場合に、例えば、NAND24aに供給される電源電位が電源電位VDD1よりも高い場合には、NAND24aの電流供給能力をかなり抑えないと、大きな貫通電流が流れてしまう。
下記の特許文献4には、複数電源を有する半導体装置の一方の電源が立ち上がって他方の電源がまだ立ち上がっていない過渡的な状態においても、内部回路の状態を確定して貫通電流や衝突電流を抑制する半導体集積回路の多電源インターフェース装置が開示されている。特許文献4の図1において、内部電源15が先に立ち上がって外部I/O電源13がまだ立ち上がっていない過渡的状態において、トランジスタ10がバッファ回路12に電源電圧を供給する。しかしながら、バッファ回路12の入力に接続されている外部端子がフローティングされている場合には、バッファ回路12に貫通電流が流れるおそれがある。
特開平9−252532号公報(第1、4、5頁、図1) 特開平5−136671号公報(第1、4頁、図1) 特開2004−208108号公報(第1頁、図1) 特開2004−165993号公報(第1頁、図1)
そこで、上記の点に鑑み、本発明は、複数の電源電位が供給されて動作する半導体集積回路において、2種類の電源電位の両者が供給されているときに判定回路に流れる貫通電流を低減することを目的とする。
以上の課題を解決するため、本発明に係る半導体集積回路は、第1の電源電位と、該第1の電源電位よりも高い第2の電源電位とを含む複数の電源電位が供給されて動作する半導体集積回路であって、第2の電源電位が供給されて動作し、ゲートに印加された第2の電源電位を降下させてソースから出力するNチャネルMOSトランジスタを含む電位降下回路と、電位降下回路から出力される電位が供給されて動作し、第1の電源電位がハイレベルであるかローレベルであるかを判定する判定回路と、判定回路から出力される判定結果に基づいて、第1の電源電位が供給されているか否かを表す制御信号を出力するバッファ回路とを具備する。
そして、判定回路が、第1の電源電位を入力して反転する第1のインバータと、第2の電源電位と第1のインバータの出力ノードとの間にソース・ドレイン経路が直列に接続された複数のPチャネルMOSトランジスタと、第1のインバータから出力される信号を反転する第2のインバータとを含み、第2のインバータから出力される信号が、複数のPチャネルMOSトランジスタの内の第1のPチャネルMOSトランジスタのゲートに供給され、複数のPチャネルMOSトランジスタの内の他のPチャネルMOSトランジスタのゲートが第1の電位に接続される。
ここで、電位降下回路が、ドレイン・ソース経路が直列に接続され、ゲートに第2の電源電位が印加される複数のNチャネルMOSトランジスタを含むようにしても良いし、あるいは、飽和接続された複数のNチャネルMOSトランジスタを直列接続することによって構成されるようにしても良い。
さらに、第1のインバータが、ソース・ドレイン経路が直列に接続され、ゲートに第1の電源電位が印加される複数のPチャネルMOSトランジスタを含み、第2のインバータが、ソース・ドレイン経路が直列に接続され、ゲートに第1のインバータから出力される信号が印加される複数のPチャネルMOSトランジスタを含むようにしても良い。また、バッファ回路が、複数のインバータを含み、判定回路から出力される判定結果に基づいて、第1の電源電位が供給されているか否かを表す差動信号を出力するようにしても良い。
以上において、半導体集積回路は、第1の電源電位が供給されて動作する内部回路と、内部回路から出力される信号の電位をシフトさせる第1のレベルシフタ及び第2のレベルシフタと、第2の電源電位が供給されたときに、それぞれ第1及び第2のレベルシフタから出力される信号に基づいて出力信号を生成する直列に接続されたPチャネルMOSトランジスタ及びNチャネルMOSトランジスタを含む出力ドライバと、バッファ回路から出力される制御信号に基づいて、PチャネルMOSトランジスタのゲート電位をハイレベルに固定すると共に、NチャネルMOSトランジスタのゲート電位をローレベルに固定するスイッチ回路とをさらに具備するようにしても良い。
以上の様に構成した本発明によれば、電位降下回路によって第2の電源電位を降下させて得られた電源電位を判定回路に供給するようにしたので、第1の電源電位及び第2の電源電位が供給されているときに判定回路に流れる貫通電流を低減することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。なお、同一の要素には同一の番号を付して、説明を省略する。
図1は、本発明の実施形態の前提となる参考例に係る半導体集積回路の構成を示す図である。図1に示すように、この半導体集積回路は、内部回路10と、レベルシフト回路21及び22と、POC(パワーオンコントロール)回路30と、NチャネルMOSトランジスタ41及びPチャネルMOSトランジスタ42と、インバータ51及び52と、出力ドライバ60とを有している。出力ドライバ60は、PチャネルMOSトランジスタ61及びNチャネルMOSトランジスタ62によって構成される。
この半導体集積回路には、低い電源電位LVDD(例えば、1.5V)と、高い電源電位HVDD(例えば、3.3V)と、基準電位VSS(例えば、接地電位0V)とが供給される。内部回路10からレベルシフト回路21及び22に信号が供給されると、レベルシフト回路21及び22は、供給された信号のレベルをシフトさせることにより、電源電位HVDDで動作するインバータ51に適したレベルの信号をそれぞれ生成する。これらの信号は、インバータ51及び52によってそれぞれ反転された後、出力ドライバ60を構成するトランジスタ61及び62のゲートにそれぞれ供給される。トランジスタ61及び62のドレインから出力された出力信号は、パッドを介して、電源電位HVDD又はそれよりも高い電源電位で動作する外部回路に供給される。
このような半導体集積回路において、電源電位LVDDが供給されないときでも、パッドに接続されている外部回路が動作している等の理由により、電源電位HVDDが供給される場合がある。そのような場合においては、内部回路10の出力がハイインピーダンス状態(電位不定)となるので、レベルシフト回路21及び22の出力が不定状態となり、その電位によっては、出力ドライバ60を構成するトランジスタ61及び62の両方が共にオン状態となって、貫通電流が流れてしまうおそれがある。そこで、POC回路30が、電源電位LVDDが供給されないときにハイレベルのPOC信号とローレベルの反転POC信号とを出力することにより、トランジスタ41及び42をオンさせてインバータの入力電位を固定し、出力ドライバ60を構成するトランジスタ61及び62の両方をオフさせている。
図2は、上記参考例において用いられるPOC回路の構成を示す回路図である。POC回路30は、電源電位HVDDが供給されたときに電源電位HVDDを降下させて出力する電位降下回路31と、電位降下回路31から出力される電位が供給されて動作し、電源電位LVDDがハイレベルであるかローレベルであるかを判定する判定回路32と、判定回路32から出力される判定結果に基づいて、電源電位LVDDが供給されているか否かを表す制御信号として差動のPOC信号及び反転POC信号を出力するバッファ回路33とを含んでいる。
電位降下回路31においては、複数のNチャネルMOSトランジスタQN11〜QN14のドレイン・ソース領域が直列に接続されており、トランジスタQN11のドレインに電源電位HVDDが印加されると共に、トランジスタQN11〜QN14のゲートに電源電位HVDDが印加される。トランジスタQN14は、ゲートに印加された電源電位HVDDを降下させて、降下した電源電位をソースから出力する。
参考例においては、電位降下回路31が複数のトランジスタQN11〜QN14を含んでいるが、図3の(a)に示すように、これらを1つのNチャネルMOSトランジスタに置き換えても良い。その場合に、トランジスタのソース(図2のノードN1)の電位は、(HVDD−VTHN)となる。ここで、VTHNは、NチャネルMOSトランジスタのゲート・ソース間のしきい電圧を表しており、例えば、HVDDが3.3VでVTHNが0.6Vである場合には、ノードN1の電位は2.7Vとなる。図2に示すように、複数のNチャネルMOSトランジスタを直列に接続する場合には、ノードN1における電位がさらに若干低下する。
また、図3の(b)及び(c)に示すように、飽和接続された複数のNチャネルMOSトランジスタを直列接続することによって電位降下回路31を構成するようにしても良い。その場合には、直列接続されるトランジスタの数をNとすると、最後のトランジスタのソース(図2のノードN1)の電位を(HVDD−N・VTHN)に低下させることができる。
再び図2を参照すると、判定回路32は、複数のPチャネルMOSトランジスタQP11〜QP14とNチャネルMOSトランジスタQN15とによって構成される第1のインバータと、電源電位HVDDと第1のインバータの出力ノードN2との間にソース・ドレイン経路が直列に接続された複数のPチャネルMOSトランジスタQP21及びQP22と、複数のPチャネルMOSトランジスタQP23〜QP25とNチャネルMOSトランジスタQN21とによって構成される第2のインバータとを含んでいる。
図2においては、第1のインバータが複数のPチャネルMOSトランジスタQP11〜QP14を含んでいるが、これらを1つのPチャネルMOSトランジスタに置き換えても良い。同様に、第2のインバータが複数のPチャネルMOSトランジスタQP23〜QP25を含んでいるが、これらを1つのPチャネルMOSトランジスタに置き換えても良い。
第1のインバータは、ノードN1の電位と基準電位VSSとのほぼ中間の電位を中点電位として動作し、電源電位LVDDが中点電位よりも高いときにローレベルの信号を出力し、電源電位LVDDが中点電位よりも低いときにハイレベルの信号を出力する。例えば、ノードN1の電位が2.7Vであるとすると、中点電位は、ほぼ1.35Vとなるので、第1のインバータは、電源電位LVDDとして1.5Vが入力されると、これをハイレベルとみなして、ローレベルの信号を出力する。
参考例においては、電位降下回路31の働きによってノードN1の電位が電源電位HVDDよりも降下しているので、電位降下回路31と判定回路32の第1のインバータとに流れる貫通電流の値を従来よりも小さくすることができる。また、特殊なサイズのトランジスタが不要であることから、ゲートアレイやエンベテッドアレイの入出力部においても本発明を適用できる。
第1のインバータから出力される信号は、第2のインバータに入力され、レベルが反転された信号が第2のインバータから出力される。第2のインバータから出力される信号は、トランジスタQP21のゲートに供給され、トランジスタQP21のドレインから出力される信号がトランジスタQP22を介して第2のインバータの入力に正帰還されて、この状態を一層安定化する。ここで、トランジスタQP22のゲートは基準電位VSSに接続されているので、電源電位LVDDが供給されていないときに、トランジスタQP21のドレインからトランジスタQP22のソースにハイレベルの信号が供給されると、トランジスタQP22は完全にオン状態となる。
バッファ回路33は、PチャネルMOSトランジスタQP31及びNチャネルMOSトランジスタQN31によって構成される第3のインバータと、PチャネルMOSトランジスタQP41及びNチャネルMOSトランジスタQN41によって構成される第4のインバータと、PチャネルMOSトランジスタQP51及びNチャネルMOSトランジスタQN51によって構成される第5のインバータとを含んでおり、第4のインバータから反転POC信号を出力し、第5のインバータからPOC信号を出力する。
次に、本発明の実施形態について説明する。
図4は、本発明の実施形態において用いられるPOC回路の構成を示す回路図である。実施形態において用いられるPOC回路70は、上記参考例において用いられるPOC回路30(図2)において、判定回路32を判定回路71に変更したものであり、その他の点に関しては図2に示すPOC回路30と同一である。
図4に示すように、判定回路71において、PチャネルMOSトランジスタQP22のゲートが、基準電位VSSではなく、電源電位LVDDに接続されている。
先に説明したように、トランジスタQP22のゲートを基準電位VSSに接続する場合には、電源電位LVDDが供給されていないときに、トランジスタQP21のドレインからトランジスタQP22のソースにハイレベルの信号が供給されると、トランジスタQP22は完全にオン状態となっている。従って、電源電位LVDDの供給が開始されたときに、ノードN2をハイレベルからローレベルに変化させるためには、NチャネルMOSトランジスタQN15が、それに打ち勝って電流を流さなければならず、トランジスタQN15に大きな電流供給能力を与える必要があると共に、ノードN2がハイレベルからローレベルに変化する際に流れる電流も大きくなる。
これに対し、本実施形態においては、トランジスタQP22のゲートを電源電位LVDDに接続しているので、電源電位LVDDが上昇することにより、トランジスタQP22のドレインから出力される電流が減少する。従って、トランジスタQN15に大きな電流供給能力を与える必要がなく、特殊なサイズのトランジスタが不要であることから、ゲートアレイやエンベテッドアレイの入出力部においても本発明を適用することができる。
参考例に係る半導体集積回路の構成を示す図。 上記参考例において用いられるPOC回路の構成を示す回路図。 図2における電位降下回路の具体的な回路例を示す図。 本発明の実施形態において用いられるPOC回路の構成を示す回路図。 従来のPOC回路の構成を示す回路図。
符号の説明
10 内部回路、 21、22 レベルシフト回路、 30、70 POC回路、 31 電位降下回路、 32、71 判定回路、 33 バッファ回路、 41、62 NチャネルMOSトランジスタ、 42、61 PチャネルMOSトランジスタ、 51、52 インバータ、 60 出力ドライバ、 QP11〜QP51 PチャネルMOSトランジスタ、 QN11〜QN51 NチャネルMOSトランジスタ

Claims (6)

  1. 第1の電源電位と、該第1の電源電位よりも高い第2の電源電位とを含む複数の電源電位が供給されて動作する半導体集積回路であって、
    第2の電源電位が供給されて動作し、ゲートに印加された第2の電源電位を降下させてソースから出力するNチャネルMOSトランジスタを含む電位降下回路と、
    前記電位降下回路から出力される電位が供給されて動作し、第1の電源電位がハイレベルであるかローレベルであるかを判定する判定回路と、
    前記判定回路から出力される判定結果に基づいて、第1の電源電位が供給されているか否かを表す制御信号を出力するバッファ回路と、
    を具備し、
    前記判定回路が、
    第1の電源電位を入力して反転する第1のインバータと、
    第2の電源電位と前記第1のインバータの出力ノードとの間にソース・ドレイン経路が直列に接続された複数のPチャネルMOSトランジスタと、
    前記第1のインバータから出力される信号を反転する第2のインバータと、
    を含み、前記第2のインバータから出力される信号が、前記複数のPチャネルMOSトランジスタの内の第1のPチャネルMOSトランジスタのゲートに供給され、前記複数のPチャネルMOSトランジスタの内の他のPチャネルMOSトランジスタのゲートが第1の電位に接続されている半導体集積回路。
  2. 前記電位降下回路が、ドレイン・ソース経路が直列に接続され、ゲートに第2の電源電位が印加される複数のNチャネルMOSトランジスタを含む、請求項1記載の半導体集積回路。
  3. 前記電位降下回路が、飽和接続された複数のNチャネルMOSトランジスタを直列接続することによって構成される、請求項1記載の半導体集積回路。
  4. 前記第1のインバータが、ソース・ドレイン経路が直列に接続され、ゲートに第1の電源電位が印加される複数のPチャネルMOSトランジスタを含み、
    前記第2のインバータが、ソース・ドレイン経路が直列に接続され、ゲートに前記第1のインバータから出力される信号が印加される複数のPチャネルMOSトランジスタを含む、
    請求項記載の半導体集積回路。
  5. 前記バッファ回路が、複数のインバータを含み、前記判定回路から出力される判定結果に基づいて、第1の電源電位が供給されているか否かを表す差動信号を出力する、請求項1記載の半導体集積回路。
  6. 第1の電源電位が供給されて動作する内部回路と、
    前記内部回路から出力される信号の電位をシフトさせる第1のレベルシフタ及び第2のレベルシフタと、
    第2の電源電位が供給されたときに、それぞれ前記第1及び第2のレベルシフタから出力される信号に基づいて出力信号を生成する直列に接続されたPチャネルMOSトランジスタ及びNチャネルMOSトランジスタを含む出力ドライバと、
    前記バッファ回路から出力される制御信号に基づいて、前記PチャネルMOSトランジスタのゲート電位をハイレベルに固定すると共に、前記NチャネルMOSトランジスタのゲート電位をローレベルに固定するスイッチ回路と、
    をさらに具備する、請求項1記載の半導体集積回路。
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