JP2012059991A - 半導体集積回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】低消費電力で動作し、かつ、端子数を減らすことが可能な半導体集積回路を提供する。
【解決手段】半導体集積回路は、第1の回路と、第2の回路と、信号伝播制御回路と、を備える。第2の回路は、前記第1の回路の電源端子とは独立の電源端子を有する。信号伝播制御回路は、前記第2の回路に電源が投入されてから所定期間、所定の固定値を前記第2の回路へ入力し、前記所定期間経過後、前記第1の回路からの出力信号および前記所定の固定値のいずれを前記第2の回路へ入力するかを制御する。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、半導体集積回路に関する。
近年、半導体デバイスの微細化に伴い、半導体集積回路上に多くの機能が搭載されるようになっている。半導体集積回路に汎用性を持たせるため、ある用途では使用するが、別の用途では使用しない回路が搭載されていることも珍しくない。
例えば省電力を目的として、ある用途では使用しない回路に電源を供給しない場合、その回路の出力信号は不定値、あるいは、高インピーダンス状態となるが、この回路に接続されている、使用中の別の回路に不定値、高インピーダンス状態の信号が入力されると、リーク電流が流れて消費電力が大きくなってしまったり、回路が誤動作をしてしまったりすることがある。これを防止するために、回路間に信号伝播制御回路を設け、不定値や高インピーダンス信号が使用中の回路へ入力されないようにすることが考えられる。この場合、特定の機能回路の使用・不使用を定義するための機能選択信号は電源投入と同時に有効となる必要があるので、信号伝播制御回路を制御するための機能選択端子を半導体集積回路に設けなければならず、端子数が増加してしまうという問題がある。
一方、端子数を減らすために信号伝播制御回路を設けない場合、先に述べた誤動作を防止するためには、その用途では使用しない回路にも電源を供給しなければならず、消費電力が大きくなってしまうという問題がある。
特開2008−98774号公報
低消費電力で動作し、かつ、端子数を減らすことが可能な半導体集積回路を提供する。
本実施形態によれば、半導体集積回路は、第1の回路と、第2の回路と、信号伝播制御回路と、を備える。第2の回路は、前記第1の回路の電源端子とは独立の電源端子を有する。信号伝播制御回路は、前記第2の回路に電源が投入されてから所定期間、所定の固定値を前記第2の回路へ入力し、前記所定期間経過後、前記第1の回路からの出力信号および前記所定の固定値のいずれを前記第2の回路へ入力するかを制御する。
第1の実施形態に係る半導体集積回路100の概略ブロック図。 信号伝播制御回路3の内部構成の一例を示す回路図。 第1の回路1を使用する場合の半導体集積回路100の接続関係の一例を示す図。 第1の回路1を使用する場合の半導体集積回路100の処理動作の一例を示すフローチャート。 第1の回路1を使用しない場合の半導体集積回路100の接続関係の一例を示す図。 第1の回路1を使用しない場合の半導体集積回路100の処理動作の一例を示すフローチャート。 信号伝播制御回路3aの内部構成の一例を示す回路図。 外部メモリ44にファームウェアが格納される場合の、半導体集積回路100の接続関係の一例を示す図。 半導体集積回路100内の不揮発性メモリ6にファームウェアが格納される場合の、半導体集積回路100の接続関係の一例を示す図。
以下、半導体集積回路の実施形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る半導体集積回路100の概略ブロック図である。図1の半導体集積回路100は、第1の回路1と、第2の回路2と、信号伝播制御回路3と、制御回路4と、インターフェース回路5とを備えている。同図の半導体集積回路100は例えば無線通信機能を提供する半導体集積回路である。
第1の回路1は、例えばUSB(Universal Serial Bus)インターフェース回路、またはSDカードインターフェース回路等である。第1の回路1は電源端子VDD1および接地端子GND1の間に外部から電源が供給されることによって動作する。第1の回路1は用途によって使用されることもあるし、使用されないこともある。使用される場合、第1の回路1は第2の回路2と信号の送受を行う。
第2の回路2は例えば無線通信プロトコル処理回路である。第2の回路2は電源端子VDD2および接地端子GND2の間に外部から電源が供給されることによって動作する。電源端子VDD1および電源端子VDD2は電気的に分離されている。また、第2の回路2に供給される電源電圧は、第1の回路1に供給される電源電圧とは異なっていても良い。第2の回路2は、この半導体集積回路が使われる限り、用途に関わらず使用されるものとする。
例えば、図1の半導体集積回路100が携帯電話に搭載される場合は、第1の回路1は使用されず第2の回路2のみ使用される。一方、半導体集積回路100がパーソナルコンピュータに搭載される場合は、第1の回路1および第2の回路2の両方が使用される。
信号伝播制御回路3は、第1の回路1から第2の回路2へ信号を伝播するか否かを制御する。より具体的には、第1の回路1を使用する場合は第1の回路1からの出力信号を第2の回路2へ入力し、使用しない場合は電源電位または接地電位のいずれかの固定値を第2の回路2へ入力する。第2の回路2に不定値、あるいは高インピーダンス状態の信号が入力されると第2の回路2内にリーク電流が流れてしまうことがあるが、信号伝播制御回路3を設けることにより、第1の回路1の電源を遮断した場合でも、第2の回路2に不定値が入力されるのを防ぐことができる。なお、本実施形態では、信号伝播制御回路3は、第1の回路を使用するか否かに関わらず、第2の回路2から第1の回路1へ信号を伝播するものとする。
制御回路4は、第1の回路1から第2の回路2へ信号を伝播させるか否かを示す制御信号(第1の制御信号)を信号伝播制御回路3に供給する。より具体的には、制御信号が電源電位であれば、信号伝播制御回路3に、第1の回路1からの出力信号を第2の回路2へ入力させ、接地電位であれば、第1の回路1からの出力信号を第2の回路2へ入力させず、電源電位または接地電位の固定値を第2の回路2へ入力させる。制御回路4は、例えばマイクロプロセッサを含む回路で構成され、一般には、信号伝播制御回路3以外の回路ブロックの制御も行うものである。
後述するが、本実施形態の特徴の1つは、第1の回路1および第2の回路2を起動してから所定期間、第1の回路1から第2の回路2へ信号を伝播しないよう、制御回路4が信号伝播制御回路3を制御する点である。さらに、制御回路4からの制御信号により信号伝播制御回路3を制御するため、信号伝播制御回路3を制御するための信号を入力する機能選択端子を半導体集積回路100に設ける必要もない。
インターフェース回路5は、半導体集積回路100の外部に接続される外部装置(不図示)との通信を行うためのインターフェースである。外部装置は、半導体集積回路100の起動後にコマンドを送るホスト装置、あるいは、半導体集積回路100が実行するファームウェアを格納しているメモリである。
図2は、信号伝播制御回路3の内部構成の一例を示す回路図である。信号伝播制御回路3は、例えば論理積回路31と論理和回路32とを有する。
論理積回路31には、制御信号および第1の回路1の出力端子11からの出力信号が入力され、論理積回路31の出力信号は第2の回路2の入力端子21に入力される。制御信号が電源電位に設定されると、出力端子11からの出力信号と等しい信号値が論理積回路31から出力される。これにより、第1の回路1から第2の回路2へ信号が伝播される。一方、制御信号が接地電位に設定されると、出力端子11からの出力信号の値に関わらず、また、仮に出力端子11からの出力信号が不定値、あるいは、高インピーダンス状態であったとしても、論理積回路31は接地電位を出力する。よって、第2の回路2の入力端子21への入力を接地電位に固定できる。
論理和回路32には、制御信号の反転信号および第1の回路1の出力端子12からの出力信号が入力され、論理和回路32の出力信号は第2の回路2の入力端子22に入力される。制御信号が電源電位に設定されると、出力端子12からの出力信号と等しい信号値が論理和回路32から出力される。これにより、第1の回路1から第2の回路2へ信号が伝播される。一方、制御信号が接地電位に設定されると、出力端子12からの出力信号の値に関わらず、また、仮に出力端子12からの出力信号が不定値、あるいは、高インピーダンス状態であったとしても、論理和回路32は電源電位を出力する。よって、第2の回路2の入力端子22への入力を電源電位に固定できる。
このように、入力を接地電位に固定したい第2の回路2への入力端子へは、論理積回路を設ければよい。また、入力を電源電位に固定したい第2の回路2への入力端子へは、論理和回路を設ければよい。もちろん、第2の回路2の全入力端子を接地電位に固定したい場合は論理積回路のみ、全入力端子を電源電位に固定したい場合は論理和回路のみを設ければよく、信号伝播制御回路3はこれらのうちの少なくとも一方を有していればよい。第2の回路2への各端子を接地電位に固定するか電源電位に固定するかは、第2の回路2の入力信号の仕様に応じて定めればよい。
なお、この本実施形態においては、第2の回路の出力端子23からの出力信号は、そのまま第1の回路の入力端子13へ入力される。
また、第1の回路1および第2の回路2で使用する電圧値が異なる場合は、上記、論理積回路31および論理和回路32は、必要に応じて、電圧変換機能を有するものとする。例えば、本実施形態で電源電位VDD1と電源電位VDD2が異なる場合、論理積回路31および論理和回路32の入力端子は、接地電位と電源電位VDD1のいずれかの電圧であるが、出力端子は接地電位と電源電位VDD2のいずれかの電圧となるように、かつ、余計なリーク電流が発生しないように、回路を設計する。
図3は、第1の回路1を使用する場合の半導体集積回路100の接続関係の一例を示す図である。同図に示すように、第1の回路1の電源端子VDD1と接地端子GND1との間には電源41が接続される。また、第2の回路2の電源端子VDD2と接地端子GND2との間には、電源41とは異なる電源42が接続される。さらに、インターフェース回路5を介して、外部機器43が制御回路4と接続される。外部機器43は、例えばホストプロセッサである。このホストプロセッサは、半導体集積回路100の動作を制御するためのコマンドを送信したり、あるいは、半導体集積回路100の状態などのデータを受信したりするもので、本実施形態の適用、非適用に関わらず必要な機器である。
図4は、第1の回路1を使用する場合の半導体集積回路100の処理動作の一例を示すフローチャートである。まず、電源41,42が投入される(ステップS1)。電源投入直後は、制御回路4は第1の回路1を使用するか否かを判別できない。そのため、制御回路4は初期状態では制御信号が接地電位となるように設計されている。これにより、信号伝播制御回路3は第1の回路1からの出力信号を遮断して、第2の回路2へ入力しないよう制御する(ステップS2)。このとき、上述のように、第2の回路2には不定値、あるいは高インピーダンス状態の信号ではなく、電源電位または接地電位の固定値が入力される。
第1の回路1に電源41が投入された直後は第1の回路1からの出力が安定せず、誤った値が出力されたり、不定値が出力されたりすることがある。仮に、電源41の投入直後に、信号伝播制御回路3が第1の回路1からの出力信号を第2の回路2へ入力してしまうと、誤った値や不定値が第2の回路2へ入力されてしまう。誤った値が入力されると、第2の回路2が誤動作をしてしまい、第2の回路2に電源が投入されない不具合が発生することもある。また、不定値が入力されると、第2の回路2にリーク電流が流れ、消費電力が大きくなってしまう。
これに対し、本実施形態では、電源投入した直後では第1の回路1から第2の回路2への信号を遮断するため、半導体集積回路100の立ち上げ時の消費電力を抑制できるとともに、第2の回路2の誤動作を防止できる。
その後、制御回路4は、インターフェース回路5を介して、外部機器43からのコマンドを受信する。図3では第1の回路1を使用することを念頭に置いているが、この場合、第1の回路1を使用する旨が少なくとも1つのコマンドに含まれている。(ステップS3)。
制御回路4はこのコマンドを解釈すると、第1の回路1を使用すべく、制御信号を電源電位に設定する。これにより、信号伝播制御回路3は第1の回路1から第2の回路2へ信号を伝播させる(ステップS4)。
以上により、電源41,42が投入された後に、第1の回路1からの出力信号が第2の回路2へ入力されることになり、半導体集積回路100は通常の動作を行うことができる。
なお、制御回路4は、第1の回路1および第2の回路2の動作が安定した後に、制御信号を電源電位に設定するのがよい。その理由は、第1の回路1および第2の回路2は、時間差を持って電源が投入されることもあり、一方の回路が電源未投入の状態で信号を伝播すると、電源未投入の回路が誤動作をしてしまうおそれがあるためである。制御回路4は第1の回路1および第2の回路2が通常動作になったことを検出して制御信号を電源電位に設定してもよいし、予め定めた期間が経過した後に制御信号を電源電位に設定してもよい。
図5は、第1の回路1を使用しない場合の半導体集積回路100の接続関係の一例を示す図である。この場合、図3と異なり、第1の回路1には電源が接続されない。
図6は、第1の回路1を使用しない場合の半導体集積回路100の処理動作の一例を示すフローチャートである。まず電源42が投入されるが(ステップS11)、初期状態では制御回路4の制御信号が接地電位となるように設計されているので、信号伝播制御回路3が第1の回路1からの出力を遮断して、第2の回路2へ入力しないよう制御する(ステップS12)。このとき、第1の回路1には電源が供給されていないため、第1の回路1からは不定値、あるいは、高インピーダンス状態の信号が出力されている可能性があるが、この不定値は第2の回路2へは伝播されず、接地電位または電源電位の固定値が第2の回路2へ入力される。
続いて、外部機器43からコマンドを受け付ける(ステップS13)。第1の回路1を使用しない場合、第1の回路1を使用する旨のコマンドは含まれない。そのため、制御回路4は制御信号を接地電位に設定したままであり、信号伝播制御回路3は第1の回路1からの出力を第2の回路2へ伝播しない(ステップS14)。
以上により、半導体集積回路100は第2の回路2のみが動作するようになる。なお、電源投入時に制御回路4は制御信号を接地電位に設定しているため、特に、外部機器43から第1の回路1を使用しないことを示すコマンドを発行する必要はない。
このように、第1の実施形態では、半導体集積回路100の内部に設けられる制御回路4により信号伝播制御回路3を制御する。そのため、信号伝播制御回路3を制御するための信号が入力される機能選択端子が不要となる。また、第1の回路1を使用しない場合、制御回路4は、第1の回路1からの出力信号が第2の回路2へ入力されないように、信号伝播制御回路3を制御する。そのため、第1の回路1に電源を供給しなくてもよく、かつ、第2の回路2に不定値や高インピーダンス状態の信号が入力されることによるリーク電流を抑制でき、消費電力を低減できる。さらに、第1の回路1を使用するか否かに関わらず、電源投入時に第1の回路1からの出力信号が第2の回路2へ入力されないように、信号伝播制御回路3は制御される。そのため、電源投入時の消費電力を低減できるとともに、第2の回路2の誤動作を防げる。
(第2の実施形態)
上述した第1の実施形態は、第1の回路1からの出力信号を第2の回路2へ入力するか否かを制御するものであった。これに対し、以下に説明する第2の実施形態では、さらに、第2の回路2からの出力信号を第1の回路1へ入力するか否かも制御するものである。
本実施形態では、半導体集積回路100の概略構成は図1と同様だが、信号伝播制御回路3の内部構成が異なる。図7は、信号伝播制御回路3aの内部構成の一例を示す回路図である。図7では、図2と共通する構成部分には同一の符号を付しており、以下では相違点を中心に説明する。
図7の信号伝播制御回路3aは、図2の信号伝播制御回路3に加え、さらに論理積回路33と論理和回路34とを有する。この信号伝播制御回路3aは、第1の回路1から第2の回路2へ信号を伝播するか否かを制御するだけでなく、第2の回路2から第1の回路1への信号を伝播するか否かをも制御する。そして、第2の回路2から第1の回路1へ信号を伝播しない場合は、電源電位または接地電位のいずれかの固定値を第1の回路1へ入力する。また、制御回路4は、第2の回路2から第1の回路1へ信号を伝播させるか否かを示す制御信号(第2の制御信号)を信号伝播制御回路3a内の論理積回路33および論理和回路34に供給する。
論理積回路33には、制御信号および第2の回路2の出力端子23からの出力信号が入力され、論理積回路33の出力信号は第1の回路1の入力端子13に入力される。論理積回路33は、論理積回路31とは逆に、第2の回路2からの出力信号を第1の回路1へ入力するか、接地電位に固定するか、を制御する。
論理和回路34には、制御信号の反転信号および第2の回路2の出力端子24からの出力信号が入力され、論理和回路34の出力信号は第1の回路1の入力端子14に入力される。論理和回路34は、論理和回路32とは逆に、第2の回路2からの出力信号を第1の回路1へ入力するか、電源電位に固定するか、を制御する。
第1の実施形態の場合と同様、第1の回路1および第2の回路2で使用する電圧値が異なる場合は、上記、論理積回路33および論理和回路34も、必要に応じて、電圧変換機能を有するものとする。例えば、本実施形態で電源電位VDD1と電源電位VDD2が異なる場合、論理積回路33および論理和回路34の入力端子は、接地電位と電源電位VDD2のいずれかの電圧であるが、出力端子は接地電位と電源電位VDD1のいずれかの電圧となるように、かつ、余計なリーク電流が発生しないように、回路を設計する。
図7の信号伝播制御回路3aを搭載した半導体集積回路100も、図4または図6と同様の処理動作を行うが、図4のステップS2および図6のステップS12では、第1の回路1の入出力の両方を遮断する。また、図4のステップS4では、第1の回路1の入出力の両方を伝播するようにする。
第1の回路1を使用する場合に、電源投入時に第2の回路2からの出力を遮断する(図4のステップS2に相当)ことにより、一時的に第1の回路1内に過大な電流が流れたり、第1の回路1が誤動作したりするのを抑制できる。
また、第1の回路1を使用しない場合に、第2の回路2からの出力を遮断する(図6のステップS12に相当)ことにより、第1の回路1内にリーク電流が流れるのを抑制できる。第1の回路1に電源が供給されない場合、第1の回路1の入力端子がMOSトランジスタのゲートに接続されている場合などは、入力端子に任意の信号が入力されても第1の回路1内にリーク電流はほとんど流れない。ところが、入力端子がPMOSトランジスタのドレインに接続されるような回路が存在する場合には、仮に、この入力端子に電源電位が入力されると、ドレインから基板にリーク電流が流れてしまう。これに対し、信号伝播制御回路3a内に論理積回路33を設けて、この入力端子への入力を接地電位に固定することにより、リーク電流を抑制できる。
このように、第2の実施形態では、制御回路4は、第2の回路2からの出力信号が第1の回路1へ入力されないように、信号伝播制御回路3aを制御することもできる。そのため、さらに消費電力を低減できるとともに、第1の回路1の誤動作を防げる。
図3では、外部機器43により半導体集積回路100が制御される例を示した。この場合、信号伝播制御回路3用に、信号を伝播するコマンドおよび信号を遮断するコマンドを予めインターフェース回路5上で定義しておけば、外部機器43からそのコマンドを発行することにより、第1の回路1の入出力信号の伝播および遮断を動的に行うこともできる。
一方、第1の回路1の信号の入出力信号の伝播および遮断を動的に行わない場合、種々の変形例が考えられる。図8は、外部メモリ44に半導体集積回路100を制御するためのファームウェアが格納されている場合の、半導体集積回路100の接続関係の一例を示す図である。この場合のインターフェース回路5は、外部メモリ44との通信を行うことが可能なメモリインターフェースである。
制御回路4はインターフェース回路5を経由して外部メモリ44から実行すべきコマンドを取得するが、少なくとも一つのコマンドに第1の回路1を使用する旨の指示が含まれていれば、既に述べた動作と同様に、信号伝播制御回路3を制御して、第1の回路1と第2の回路2との間で接続されている信号の伝播を許可する。逆に、いずれのコマンドにも第1の回路1を使用する旨の指示が含まれていなければ、制御回路4は信号伝播制御回路3を初期状態のまま保持し、第1の回路1と第2の回路2の間の信号伝播をさせずに、それぞれの回路の入力を所定の信号値に固定する。
図9は、半導体集積回路100内の不揮発性メモリ6にファームウェアが格納されている場合の、半導体集積回路100の接続関係の一例を示す図である。図9の場合、インターフェース回路5を搭載してもよいし省いてもよい。
また、図1等では、半導体集積回路100が第1の回路1と第2の回路2の2つの回路のみを備える例を示しているが、同図の第1の回路1のように用途に応じて使用または不使用を選択できる回路、および、第2の回路2のように用途に関わらず使用される回路を、それぞれ2つ以上備えていてもよい。特に、半導体集積回路100が多機能であるほど各回路の消費電力が大きいため、使用しない回路の入出力信号の伝播を制御し、電源を遮断することの効果が大きくなる。
上記の記載に基づいて、当業者であれば、本発明の追加の効果や種々の変形を想到できるかもしれないが、本発明の態様は、上述した個々の実施形態には限定されるものではない。特許請求の範囲に規定された内容およびその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更および部分的削除が可能である。
1 第1の回路
2 第2の回路
3,3a 信号伝播制御回路
4 制御回路
5 インターフェース回路
6 不揮発性メモリ
31,33 論理積回路
32,34 論理和回路
41,42 電源
43 外部機器
44 外部メモリ
100 半導体集積回路

Claims (6)

  1. 第1の回路と、
    前記第1の回路の電源端子とは独立の電源端子を有する第2の回路と、
    前記第2の回路に電源が投入されてから所定期間、所定の固定値を前記第2の回路へ入力し、前記所定期間経過後、前記第1の回路からの出力信号および前記所定の固定値のいずれを前記第2の回路へ入力するかを制御する信号伝播制御回路と、を備えることを特徴とする半導体集積回路。
  2. 外部装置とのインターフェースとなるインターフェース回路と、
    前記インターフェース回路を介して、前記外部装置から前記第1の回路の動作を要求する信号を受信すると、前記第1の回路からの出力信号が前記第2の回路へ入力されるよう前記信号伝播制御回路を制御する制御回路と、を備えることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  3. 不揮発性メモリと、
    前記不揮発性メモリから、前記第1の回路の動作を要求する信号を受信すると、前記第1の回路からの出力信号が前記第2の回路へ入力されるよう前記信号伝播制御回路を制御する制御回路を備えることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  4. 前記制御回路は、前記第1の回路からの出力信号および前記所定の固定値のいずれを前記第2の回路へ入力するかを示す第1の制御信号を前記信号伝播制御回路に供給し、
    前記信号伝播制御回路は、
    前記第1の制御信号および前記第1の回路からの出力信号が入力され、出力が前記第2の回路へ入力される論理積回路と、
    前記第1の制御信号の反転信号および前記第1の回路からの出力信号が入力され、出力が前記第2の回路へ入力される論理和回路と、のうち少なくとも1つを有することを特徴とする請求項2または3に記載の半導体集積回路。
  5. 前記信号伝播制御回路は、前記第2の回路に電源が投入されてから前記所定期間、前記所定の固定値を前記第1の回路へ入力し、前記所定期間経過後、前記第2の回路からの出力信号および前記所定の固定値のいずれを前記第1の回路へ入力するかを制御することを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載の半導体集積回路。
  6. 前記制御回路は、前記第2の回路からの出力信号および前記所定の固定値のいずれを前記第1の回路へ入力するかを示す第2の制御信号を前記信号伝播制御回路に供給し、
    前記信号伝播制御回路は、
    前記第2の制御信号および前記第2の回路からの出力信号が入力され、出力が前記第1の回路へ入力される論理積回路と、
    前記第2の制御信号の反転信号および前記第2の回路からの出力信号が入力され、出力が前記第1の回路へ入力される論理和回路と、のうち少なくとも1つを有することを特徴とする請求項5に記載の半導体集積回路。
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