JP2005303319A5 - - Google Patents

Download PDF

Info

Publication number
JP2005303319A5
JP2005303319A5 JP2005116316A JP2005116316A JP2005303319A5 JP 2005303319 A5 JP2005303319 A5 JP 2005303319A5 JP 2005116316 A JP2005116316 A JP 2005116316A JP 2005116316 A JP2005116316 A JP 2005116316A JP 2005303319 A5 JP2005303319 A5 JP 2005303319A5
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductor
electrolyte
exposed
applying
charged particle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005116316A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5285833B2 (ja
JP2005303319A (ja
Filing date
Publication date
Priority claimed from US11/081,934 external-priority patent/US7674706B2/en
Application filed filed Critical
Publication of JP2005303319A publication Critical patent/JP2005303319A/ja
Publication of JP2005303319A5 publication Critical patent/JP2005303319A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5285833B2 publication Critical patent/JP5285833B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Description

微細構造を改修するためのシステム
本発明は、微細構造物の改修に関し、特には、集積回路の製造や修理のようなナノテクノロジーの分野で使用されるものに関する。
マイクロプロセッサのような半導体デバイスは、いくつかのレベルに枝分かれした細い金属線によってそれぞれが相互接続され、絶縁物質の各層によって互いに電気的に絶縁された数百万のトランジスタでできあがっていることもある。新しい半導体デバイス設計物は、まず、半導体製造施設内で生成されたときには、その設計物は一般的に予測されたように正確に作動するものではない。そして、そのデバイスを設計したエンジニアが自分の設計を再検討し、それを「再配線」し所望の機能を達成する必要がある。半導体製造施設内で半導体デバイスを製造するときの複雑さに起因して、再設計デバイスを製造するには、一般的に数週間から数ヶ月掛かってしまう。更に、できあがった変更も、しばしば、問題解決には至らないか、又は、その変更は他の設計上の欠陥を露呈する。試験を行い、再設計し、再製造するプロセスは、新しい半導体デバイスを市場に投下するには明らかに時間が掛かりすぎることもある。回路修正(回路全体を再製造することなく開発段階で回路を改修するプロセス)は、プロセスコストと開発サイクル時間の両面から素晴らしい利益を提供する。
また、集束イオンビーム(FIB)は、集積回路を修正するために使用される。FIBは、0.1ミクロンよりも小さなスポットに集束することが可能である。そのような小さなビームスポットサイズのために、集束イオンビームシステムは、微視構造物を作成し、変更するために使用される。集束イオンビームは、スパッタリング又はエッチング、すなわち、物理的に原子を、又は、ターゲット表面からの分子を材料にぶつけることによってその材料をマイクロマシーン化することができる。集束イオンビームは、また、試料表面に付着し、イオンビームの存在下で分解して前記表面上に堆積物を残存する前駆体ガスを用いた材料堆積のためにも使用される。FIBシステムは回路修正に広く用いられていて、新たな金属通路を堆積して新しい接続を形成し、そして、金属通路を取り去って既存の接続を遮断する。FIBシステムを用いて回路を変更することで、回路設計者は、ホトリソグラフマスクを改修して最初から新たな回路を製造する冗長なプロセスを引き受けることなく、様々な回路を試験することができる。
FIBシステムを使用して導通路を堆積するためには、システムのオペレータは試料表面に主にヘキサカルボニルタングステンのような有機金属化合物である前駆体ガスの噴射をし、一方、集束イオンビームは導体層が堆積されるべき領域を走査する。金属層はビームによって衝撃を受けた領域にのみ堆積されるので、堆積金属の形状は正確に制御される。イオンビーム支援堆積プロセスは以下の特許文献1と2に記載されている。
回路修正の間には、「via」、すなわち、回路ボードの異なる層と層の間に形成される穴を埋めねばならないことも時にはある。穴が高アスペクト比を有するとき、すなわち、穴が深くて狭い場合、FIB堆積プロセスは、その穴の底を埋めることが難しく、堆積された材料にボイドを残してしまうこともある。ボイドは抵抗を上昇させ、腐食に資することとなる。また、絶縁層下に埋設されている金属線を切断しなければならないことも時にはある。埋設線を切断するためには、小径の穴(via)を掘って近隣のデバイスを損傷することなくその線を露呈させ、そして、その穴(via)を通じてその線を切断する必要がある。
イオンビームプロセスを用いて絶縁材料を堆積することも知られている。電気的絶縁材料は、例えば、新たな導通路が既存の導体を電気的に接続してしまわないように、その導通路を堆積する前に堆積される。以下の特許文献3は、電気的絶縁材料を堆積するための方法を記載している。
現在のFIBタングステン白金堆積は、一般的に、約150マイクロオームセンチメータ(μΩ・cm)よりも大きな抵抗率を有する。最近導入されたFIB銅堆積は、30乃至50μΩ・cmを有する。このことは純粋な金属、例えば、銅の抵抗率(5μΩ・cm以下である)よりも明らかに大きな抵抗率を有する。導体のサイズが小さくなり続けていて、プロセッサ速度が上昇しているので、回路修正プロセス中に堆積された導体の抵抗率も下げてより小さな導体で必要な電流を流す必要がある。同様に、穴(via)を充填するために使用された材料の抵抗率も、穴の直径が将来的には小さくなり電流を流すために穴の中にはより小さな導電材料が存在するので、下げる必要がある。充填材料の低抵抗率とボイドをなくすことは、更に重要なこととなる。また、穴(via)の直径が小さくなると、他の層を短絡してしまう穴の側壁に導電材料を再堆積することなく穴の底において線を明確に切断することがより難しくなる。
回路修正の他の課題は、穴開けプロセスをいつ停止するかを知ることである。導体切断を意図する穴開けの場合、それはその導体の下の層が損傷を受ける前に停止しなければならない。適正な停止、すなわち、最終点の決定は、エンドポインティングと呼ばれている。最適なエンドポインティング技術は、ビームがワークピースに対して衝撃を加えたときに飛び出る二次粒子電流によって形成される映像内の変化を検出することによって、いつ新層が露呈されたかを決める。ビームが一つのレベルを破壊するのでビームによって衝撃を受けた材料が変化するときには、二次粒子の量とタイプに突然の変化があり、たとえば、明るい状態から暗くなる又はその逆のような映像の表示領域が変化する。現代の集積回路はだんだん微細な導体を使用し、そして多くの導電層が絶縁層によって絶縁されているので、埋設導体にアクセスするために集積イオンビームによって開けられた穴も、中間に介在する層内の他の導体層を損傷しないように極めて小さな直径を有している。
アスペクト比が上昇すると、イオンビームによってはじき出された二次電子は、穴の側壁によって次第に妨害されて検出器にまで到達することができなくなる。アクセス穴の幅が小さくて深さが深くなると二次粒子信号は極めて小さくなり、システムノイズにおいて失われエンドポイント情報を曖昧にする。エンドポインティングの精度要件は、より厳格のものとなる。なぜならば、線厚を薄くすることは線が切られる前に停止するための時間が少なくなることを意味するからである。同時に、特徴構造のサイズ減少と高アスペクト比のアクセス穴の必要性の双方に起因してエンドポインティングが主に基づく信号の強さが減少する。現代的な集積回路を修正するためには、改良されたエンドポインティングが必要となる。
金属を回路全体に塗布するプロセスが知られている。例えば、銅の電気プレーティングがIC製造業者らによって使用されており、1997年にIBMによって初めて開発されたダマシン(Damascene)法においてチップ上で相互接続を行う。異なる構造のICのために、電気プレーティングバス用の溶液は、いろいろな半導体化学会社によって特別に開発されており、商業的に入手可能である。スパーフィリング(superfilling)として知られるこのIC製造電気プレーティング技術は、チップ製造中に100nm以下(1対5のアスペクト比)の穴(via)を充填する性能を有する。しかし、このような方法はチップ全体に応用される。
米国特許第4876112号 米国特許第5104684号 米国特許第5827786号
そこで、本発明は、微視構造物を変更するためにローカライズされた電荷転移機構を用いる方法を提供することを目的とする。
また、特には、集積回路又はマイクロ電気機械デバイスのような微視構造物の表面に導電材料を選択的に堆積し、又は、そこから選択的に材料を取り除く方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の本発明に関する微視構造物を変更する方法は、ビームを前記微視構造物に向かって発射して埋設された導体の領域を露呈させる工程と、該露呈された導体の領域に対して電解質を局部的に塗布する工程と、前記露呈された導体と前記電解質に電圧を引加して電気化学的反応によって材料を堆積するか、又は、導体から材料を取り除く工程とからなることを特徴とする。
更に、請求項9に記載の本発明に関する表面上に導体を堆積する方法は、荷電粒子ビームを絶縁体表面に向かって発射して第1の導体層を堆積する工程と、電解質を通じて電流を流し前記第1の導体層の上に第2の導体層を電気化学的に堆積する工程とからなることを特徴とする。
請求項12に記載の本発明に関する導体を堆積する方法は、ビームを発射して被覆材料を取り除いて被覆された導体を露呈させる工程と、電解質を前記露呈された導体に塗布する工程と、前記電解質と前記露呈された導体に電流を通して、導電材料を前記露呈された導体の上に堆積する工程とからなることを特徴とする。
いくつかの実施の形態において、本発明は、比較的に純粋な、低抵抗率の金属導体を迅速かつ正確に堆積することができるか、又は、構造物から金属を迅速に取り除くことができる。いくつかの好適な実施の形態において、レザービーム又は荷電粒子ビームのようなビームが、局所的な電気化学処理と共に使用されている。このビームは、一又はそれ以上の埋設特徴構造物にアクセスするために使用され、そして、電析又は電気エッチングのような電気化学処理は、穴の中又は表面上に材料を堆積又はそれらから材料を取り除くために使用される。
このビームは、その後にその上に材料が電析される所望の形状の種層を局所的に堆積するためにも使用される。このビームは、更に、電気化学反応にそれらを参加させないようにして既存の導体構造物を保護するために絶縁材料を堆積するためにも使用される。いくつかの実施の形態において、荷電粒子ビームは、また、電気化学反応のための電流源としても使用される。
いくつかの好適な実施の形態において、異種混合的な電荷転移機構が、材料を堆積又はエッチングするために使用される。その電荷は水溶性液体又はイオン液体又はポリマー又は他の固体電解質のような様々な媒質を通して転移される。各種の実施の形態において、本発明は電荷転移機構を介して、導体やポリマーや他の材料を堆積するか、又は、それらを取り除くために使用される。
請求項19に記載の本発明に関するワークピース上の微細構造を改修するためのシステムは、前記ワークピースを内蔵する真空チャンバと、荷電粒子ビームをワークピースに向けて発射する荷電粒子ビームカラムであって、真空チャンバ最大動作圧力を有するものと、電解質をワークピースの一部の上に塗布するための塗布器であって、前記電解質が前記真空チャンバ内の圧力が荷電粒子ビームの作動範囲内に残るような真空圧力を有するものとからなることを特徴とする。
上記は、以下の発明の詳細な説明がよりよく理解されるように、本発明の各特徴と技術的利点をむしろ広範に概括したものである。別の本発明の特徴と利点は以下に説明される。ここに開示された概念と特定の実施の形態が本発明と同じ目的を実施するために他の構造を改作又は設計することの根拠として容易に利用できることは明らかである。そして、そのような均等な構造が特許請求の範囲において請求された本発明の精神と範囲から逸脱しないことを当該業界において通常の知識を有する者は理解する。
請求項1の発明は、比較的に純粋な、低抵抗率の金属導体を迅速かつ正確に堆積することができるか、又は、構造物から金属を迅速に取り除くことができる効果を奏する。
請求項9の発明は、処理中に、電気化学反応に参加させないようにして既存の導体構造物を保護することができる効果を奏する。
請求項12の発明は、埋設された特徴構造物にアクセスし、そして、電析などにより穴の中又は表面上に材料を堆積又はそれらから材料を取り除いて、回路修正を行うことができる効果を奏する。
請求項19の発明は、微視構造物の表面に導電材料を選択的に堆積することができるか、又は、そこから選択的に材料を取り除くことができる効果を奏する。
本発明の各実施の形態を、各図面に関連して、説明する。
本発明のいくつかの好適実施の形態は、「回路修正」の分野、すなわち、電析又は電気エッチングのような、異種電子電荷転移機構によって電気通路を加えたり取り除いたりして集積回路内の接続を変更するような分野で利用されている。特に、本発明は、粉砕して穴(via)を形成し、穴(via)を充填し、高アスペクト比の穴(via)を通して金属線を切断し、そして、導線を迅速に生成することにとって有効である。
本発明のいくつかの実施の形態は、実質的に純粋な金属を堆積するために使用することができる。本発明に関連して堆積された金属は、既存のFIB堆積タングステン白金金属の抵抗率に比べて40倍又はそれ以上低い抵抗率を有するが、それはFIB堆積銅導体金属の抵抗率に比べても10倍低い抵抗率を有する。
ある種の実施の形態においては、本発明は真空チャンバの外、すなわち、大気中でも行うことができる。他の実施の形態においては、本発明は荷電粒子ビーム処理のために使用される真空チャンバ内で行うことができる。真空チャンバ内で行われるいくつかの実施の形態は、例えば、イオン液体のような低いが無視することできない蒸気圧を有する電解質、又は、固体電解質を使用する。荷電粒子ビームシステムを有するある種の実施の形態は、FEIカンパニーから入手されるESEM低真空SEMのような、高い蒸気圧の電解質に適応したシステムを使用する。そのような実施の形態は、よりありふれた水溶性の電解質を含む高圧蒸気の電解質を用いる。
電析又は電気エッチングは、完全な電気回路を必要とする。一般に、ワークピース内の導体は回路の一部を形成する。例えば、ワークピースが集積回路である場合、電気化学的回路の一部が、外部接続用の導体層の一部に接触しているその回路のピン又はプローブを用いて、その回路の導体層を通じて発生する。回路のその他の部分は、電解質内に挿入されたワイヤやプローブによって提供されうる。荷電粒子ビームシステムにおいて行われる実施の形態においては、回路の一部は電荷転移反応を誘起する荷電粒子ビームによって提供されうる。たとえば、ガリウム、アルゴン、又は他のイオンのようなイオンビームは、堆積のための陽極反応を誘起することがある。電子ビームは、負電荷を供給してエッチングための陰極反応を誘起する。
電子ビームの場合、化学物質の存在下で一次ビームエネルギーを変えて、陽極反応又は陰極反応のいずれかを誘発することがある。低エネルギーで、電子ビーム内の各電子は、陽極領域のから一以上の電子を取り除くことができ基板への陽電荷の有効フローとなる。従って、電子ビームは有効陽電荷フローを提供することによって材料を電析するのに使用することができるか、又は、有効電荷フローを提供することによって材料をエッチングすることができる。荷電粒子ビーム真空チャンバ内において使用に適する実施の形態を使用すると、真空チャンバからワークピースを繰り返し出し入れすることなく、荷電粒子ビーム処理を必要とする工程と電気化学的処理を必要とする工程が行われる。そのような実施の形態は、隣接する工程間で、真空チャンバからワークピースを出し入れしてポンプで排気し真空チャンバを適切な真空にするような時間の掛かる工程を排除する。また、ワークピースを真空チャンバ内に維持することで、汚染も少なくなる。
電気化学反応は、一般的に、堆積又はエッチングをするために必要な電流が容易に供給される電導性の表面を必要とする。ある種の例では、既存の導体をプレートするか、又は、既存の導体をエッチングするために、処理前に電導性の表面が存在する。他の実施の形態においては、電気化学反応を行う前に、別のプロセスによってその表面上に電導物質の層を堆積する必要があるか、若しくは、そうすることが望ましい。そのような層を「種」層と呼ぶ。例えば、いかなる所望の形状の種層も、上記の特許文献に記載された堆積処理法を用いて、FIB堆積によって正確に大きな精度で堆積されうる。銅種層のFIB堆積に適する前駆体ガスは、ヘキサフルオロアセティルアセトネート(hexafluoroacetylacetonate)銅(I)トリメチルビニルシラン(CAS139566−53−3)である。このように、集積イオンビームは、所望のパターンで電導種層を堆積するために使用され、そして、電気化学処理がFIB堆積層の上に低抵抗率で純粋な金属層を堆積するために用いられる。電子ビームは、また、材料を堆積するためにも使用される。
このように、細に集束され且つしっかりと制御された荷電粒子ビームは、堆積すべき導体の正確な形状を選択的に示すことができ、そして、割合にランダムな電気化学的方法は、荷電粒子ビームによって示された領域に低抵抗率の導体を堆積することができる。例えば、荷電粒子ビーム堆積材料が高抵抗率を有することもあるので、電析も必要となることもある。化学的気相成長を使用して種層も堆積することができる。
電気化学回路内の導体領域であって電解質によって被覆されたものは電気化学反応によって影響を受けるので、影響を受けないようにする回路内の露呈された導体領域を絶縁するバリアを提供する必要がある。FIB堆積又は化学的気相成長若しくは他の方法を用いて、局所的に絶縁層を堆積することもできる。この電気化学的な方法は、絶縁層によって保護されている場合にはワークピース上に堆積したりそれをエッチングしたりすることはない。
図1は、本発明を実現するために使用される基本的な電気化学システムを略式に図示している。図示のように、システム110は集積回路114の穴(via)112を充填するために使用される。穴(via)112は集積回路114内で導体層116にまで達する。導体層116は、チップの入出力パッド又はピン118を介して、電流源122の陰極端子、すなわち、カソード120と接続しているが、その電流源はプレーティング回路に実効的なDC電圧を提供するものである。主に液体である電解質126が穴(via)112に塗布され、そして、それが電流源122の陽極端子128とワイヤ124を介して電気的に接続される。例えば、電解質は銅のプレート溶液である。業界で通常の技量を有する者は、堆積代わりにエッチングをするときには図1の極性を反対にすることを理解するでしょう。なお、電流計130が電気化学回路を流れる電流を計測する。
図2は、銅又は他の導電材料の露呈された領域を電気的にプレートするために図1の装置を使用する各工程を示している。図2の方法は、大気中で実施することが可能であり、真空を必要としない。ある種の実施の形態では高真空又は低真空の状態で使用されることもある。工程200において、回路が直流電流源122の陰極端子120と接続される。集積回路において、導電層116内の導線は主に接地されているか、電源と接続されているか、又は、トランジスタを介してアース又は電源線から分離されている。いずれかに接続することは、ピン118から直接になされるか、又は、適正な入力を各デバイスに加えることによって間接的に行われる。ネットリスト情報、すなわち、回路構成部分間の接続を記載した回路設計情報は、適正な入力を決定して適用するために使用される。陰極端子120への接続は、また、たとえば、他の穴(via)を介して導電層116に直接的又は間接的に導通プローブを接続することによってなされる。
工程202において、ドロップピペット又はマイクロシリンジ若しくは同様のアプリケーターデバイスを介して、主に直径0.5乃至1mm若しくはそれ以下(約1μL)の銅のプレート溶液のような電解質の小滴が、加工されるべき特徴構造を含む領域に亘って堆積される。電解質が微小領域をプレートするために局所的に塗布されているので、電気プレートバスは不必要である。ワークピースのほとんどはドライのままである。使用される特定の溶液は、用途に依存する。多くの電気プレート溶液は業界で知られている。例えば、一つの好適な溶液は、5ml/LのENTHONE ViaForm(登録商標)アクセレータと2ml/LのENTHONE ViaForm(登録商標)サプレッサが添加されたENTHONE ViaForm(登録商標)Make−upLAを含んでいる。このENTHONE ViaForm(登録商標)溶液は、米国コネチカット州のウエストへブンに所在するEnthone社から入手可能である。
工程204において、例えば銅ワイヤである微細な導体が前記溶液中に浸積されて陽極として作動する。このワイヤは、マイクロマニピューレータを使用して配置される。
工程206において、電流が電気化学的セルを通じて流れ、その結果溶液からそして、ある種の実施の形態の場合には陽極ワイヤから金属イオンが取り除かれ、陰極表面すなわち導電層116上に金属を堆積することとなる。ナノアンペア程度の電流で数分以内に一般的な大きさの穴(via)を充填することができる。堆積された材料の量は、ファラディーの法則により、通過した電荷に比例する。最適な電流は、高速であるがしかし制御された堆積を可能にするものであり、そして、特定の用途についての実験を通じて容易に決定される。ワークピースをエッチングする場合、陰極には金属を使用することができる。また、堆積を行うときには、陽極として金属を使用することができるが、特定の電流を維持するのに必要な電圧が使用する金属に応じて変更することとなる。
回路内に流れる電流は露呈される金属領域に依存する。図3は、穴(via)を充填するプロセス中の電流対時間の関係を示すグラフ302である。プレーティングは時間約44に始まり、引用番号304で示されている。穴(via)を充填している間、電流は増え続けるが、それは引用番号306によって示された領域においては比較的に徐々に増え続ける。穴(via)の充填が終了した後で、穴(via)の上でワークピース表面上に金属が堆積するので、電流が急激に増加するが、それは引用番号308によって示される。処理中にこの電流の変化を観測することによって穴(via)が充填された時間を決定することができる。同様に、電気エッチングを行う場合、電流はエッチングプロセスの進行に伴い変化し、利用者はある期間に亘って電流変化を観察することによっていつエッチングを停止するのかを決定することができる。
図4は、埋設された導体層404と接続するために、図2に関連して説明された方法によって穴内に堆積された銅を示している。図4は、0.52μmの直径と4.54μmの深さを有する穴(via)402であって、銅のバルク層の抵抗率の約3倍の4.9μΩ・cmの抵抗率を有する、高品質の銅を含む金属材料で充填されているものを示している。
図5は、ワークピースの表面554上で種層として使用される約0.3μmの厚さのFIB堆積された銅膜552の上に堆積された0.6μmの厚さの電気的にプレートされた銅膜550を示している。プレートされた導線の抵抗率は2.6μΩ・cmであり、銅の純粋金属であることを示している。種層は、他の処理において種層として使用された公知の化合物を使用し、「無電解」堆積を用いて、塗布されることもある。
電気化学回路の極性を反転し、すなわち、デバイスの銅領域を電流源の陽極に接続することで、結果的に、ワークピースから銅を取り除くこととなる。このための好適な電解質は、体積で、約15%の硫酸銅と約5%の硫酸を含む水溶液であり、約5ml/LのENTHONE ViaForm(登録商標)アクセレータと2ml/LのENTHONE ViaForm(登録商標)サプレッサが添加されたものである。
図6は、電極の極性が反転したときの効果を示している。埋設ライン602から銅が明らかに取り除かれており、リニア材604が残存している。図6は、アノードストリッピングによって電気化学的に溶解された銅の下地層を示している。穴(via)606は、画質を上げるために、FIB堆積タングステンによって再び充填されている。
穴(via)402(図4)と穴(via)606(図6)は、電気化学処理工程の前に、荷電粒子ビームを用いて生成され埋設された電導体にアクセスした。図2の処理に引き続いて、荷電粒子ビームを更に用いてワークピースを処理する必要もある。荷電粒子ビームシステムにおいて電気化学処理を行うことができれば有効である。多くの荷電粒子ビームシステムが高真空を動作のために必要としている。たとえば、10-4 Torr未満の圧力が一般に要求されている。しかし、そのような真空においては、水溶性の電解質はすぐに気化してしまうので、電気化学的処理を困難にするか又は不可能にしてしまう。更に、気化した電解質は、システム内の圧力をあげ、システムが再び高真空に排気されるまで荷電粒子ビームの動作を阻止する。しかし、最小の蒸気圧を有する電解質を使用することで、高真空においても電気化学的処理を行うことができ、電気化学処理と荷電粒子ビーム処理の間の迅速な切換を可能にする。
高真空の元でも使用される一つのタイプの電解質はイオン液体であり、ある時には「最新(neoteric)の溶媒」とも呼ばれている。イオン液体は、一般的に、室温若しくは略室温を含めた広範な温度範囲(300℃以下)に亘って液相にある、弱く引き合っている陰イオンと陽イオンの2成分混合物である。これらは大抵ゼロ近くの蒸気圧、低粘度と、有機材料、無機材料、高分子材料に対する高溶解性とを示している。室温で液体の電荷キャリアとして、イオン液体は溶媒触媒電気化学の各用途においてほとんど無制限のポテンシャルを有する。何百種類のイオン液体が現在入手可能であるか、又は、簡単に合成可能である。いくつかの例を下記の表1に記載する。
Figure 2005303319
図7は、高圧電源704を有する荷電粒子ビームカラム702とEverhart−Thornley検出器のような二次粒子検出器706を装備した真空チャンバ700内で使用される図1のシステム110を図示している。荷電粒子ビームカラム702は、例えば、集束イオンビームカラム又は成形イオンビームカラム若しくは電子ビームラムでもよい。電気化学反応が真空チャンバ内で行われる、特には高真空を用いたものにおいて行われる実施の形態においては、低揮発性の電解質を使用することが好ましい。例えば、そのような電解質は上記のようなイオン液体である。この電解質は、硫酸セシウム水素を混合したポリ(ビニリデン蛍石)(CsHSO4/PVDF)のようなポリマーでもよい。この電界質は、イオン導体であるRdAg4I5のような固体でもよい。図4の実施の形態において、荷電粒子ビームは、ワークピースに穴を開けるためか、若しくは、ワークピース上に電気化学反応の準備ための種層として導電材料を選択的に堆積するために使用される。このビームは電気化学反応それ自体には参加していない。
図8は図7のシステムと同様のシステムを図示しているが、荷電粒子ビーム802が電気化学反応を誘発するものである。
荷電粒子ビーム802が集束イオンビームである場合、陽極化学反応を誘発する陽イオンを供給し、結果的に、ワークピースにおいて陰極反応となりワークピース上の堆積となる。イオンビームは二次電子を放出するが、これらはワークピースへの電流にも貢献することができる。荷電粒子ビーム802が電子ビームである場合、このビームは、ビームの動作状態に応じて、特に加速電圧に応じて、陰極反応又は陽極反応のいずれかを誘発することができる。電子ビームが陰極反応を誘発する場合、陽極反応とそれに続くエッチングがワークピースにおいて結果的に生じる。電子ビームが陽極反応を誘発する場合、陰極反応がワークピースにおいて生じ、結果的に堆積となる。
図9は、荷電粒子ビーム真空チャンバで使用される本発明の他の実施の形態を図示する。図9のシステムは、他の方法で電気化学反応を荷電粒子ビームシステムに使用する問題を解決したものである。図9は、FEIカンパニーのESEMのような低真空SEM900を示している。van derMastに付与された米国特許第6365896号に記載された一つのそのようなシステムは、一般的に0.05Torr(6.5N/m2)乃至20Torr(2630N/m2)の間の圧力で作動する。そのようなシステムは他の荷電粒子ビームシステムに比べて高い圧力で作動するので、荷電粒子ビームの動作と干渉することなく、より高い蒸気圧が真空チャンバ内に収容でき、よって、図9のシステムは水溶性の電解質を用いることができる。システム900は、電子ビームカラム902と、電源904と、電子ビーム908の通路の大部分を低圧に維持しそしてワークピース114近くを高圧に維持する圧力制限アパーチァプレート906を装備している。粒子検出器910は、ワークピースと検出器の間のガスをイオン化することによって増幅される二次電子を検出する。図7と図9は荷電粒子ビームによって供給される化学反応用の電流を示しているが、この電流は、また、図1及び図6に示すように、ワイヤ若しくは他の金属プローブによって供給されることもできる。
図10は、2つの埋設された電導層間に新たな接続を形成するための回路修正プロセスの各工程を示している。図11(A)乃至図11()は、図10の各工程中のその回路を図示している。工程1002において、荷電粒子ビームを用いて、穴(vias)1102と1104が集積回路1100内に開けられ、図11(A)に示すように、埋設電導層1106と1108を露呈させる。集積回路1100は、絶縁層1112が堆積されるシリコン層1110と、絶縁層1116によってそれぞれが分離されている一連の電導層1114を有する。ほとんどの電導層は、パターン化されて回路の各ポイント間の導体を形成する。
図11(B)は、工程1004において、FIB誘発堆積を用いて銅薄層1120が両方の穴(vias)内及びそれらの穴(vias)を接続する通路に沿って堆積され、以後の電気化学的堆積のため種層を提供したことを図示している。
埋設電導層に接続する、低アスペクト比を有する単独の穴を充填するようなある種の場合には、このFIB堆積銅を省いて、直接埋設された電導層に電析して穴を充填するようにしてもよい。業界で通常の技量を有する者は、FIBにより堆積された銅が隙間なく穴(via)を完全に充填するのにどのくらいの時間が必要となるのかを容易に決定することができる。
工程1006において、一滴の電解質1128が回路に落下して、図11(C)に示すように、両方の穴(vias)を充填し、更にそれらの間の領域を被覆する。銅堆積とって適切な電解質の例は図2に関連して既に説明した。工程1008において、埋設された電導層1106と1108は電流源1130の陽極と接続される。上記のように、接触はICピンによるか、又は、電導層1106と1108に電気的に接続されている回路の他の領域を介して行われる。この工程1008においては、また、電源の陰極に電気的に接続された銅のワイヤ1132は、図11(D)に示すように、電解質1128に接触している。工程1012において、電流が流されて銅1140が種層1120上に堆積して、穴(vias)1102と1104を充填し両方の穴(vias)の間に電気通路1142を形成して埋設された電導層118と1106を電気的に接続する。図11(E)は、残りの電解質1128を取り除いた状態の堆積された銅層1140を図示している。水溶性の電解質が使用されている場合、その残りの電解質は水洗により取り除かれる。さもなければ、適切な溶媒が使用されて残りの電解質を洗い流す。
図12は、集積回路1100内で埋設された電気的接続を遮断する好適なプロセスを示している。図13(A)乃至図13()は、図12の各工程における処理中の回路1100を図示している。図13(A)は、工程1202において、好適にはFIB堆積を用いて絶縁物1302が堆積されて、図10のプロセスに関連して上記のように前もって堆積された電気的接続1142を保護していることを示している。以後の処理中においての不注意によるエッジングを避けるために、いずれの露呈された導電材料若しくは半導体材料も絶縁材料によって保護されるべきである。工程1204において、集束イオンビーム又はレザーを用いて穴(via)1310が開けられ、図13(B)に示すように、埋設電導層1312を露呈させる。工程1206において、電解質1320が回路1100上に堆積されて、図13(C)に示すように、電解質が穴(via)1310を充填する。
工程1208において、図13(D)に示すように、電流源1330の陽極から電解質1320へ、そして、電流源1330の陰極から埋設電導層1312への電気的接続が完成される。上記のように、回路内の他の半導体又は電導層を介して回路内のピンを通して接続がなされている。工程1210において電流が流されて、銅が電気化学エッチングによって埋設電導層から取り除かれる。図13(E)は、電解質1320を取り除いた状態の処理結果を図示している。FIBプロセスを用いて電気接続を遮断することとは異なり、電気化学処理を用いることで、遮断される層の下の層まで過度に傷付けることにはならない。エッチングされた領域1340が電導層1312から取り除かれ、それは電気的接続を遮断する。
電流の流れをどの点で停止するかを決定するためには、回路を切断するために取り除くのに必要な量の銅の処理に要する総電荷を決定し、それに対応する量の電流が回路を流れたときに処理を停止するようにする。露呈した銅の面積に大略比例する、回路を流れる電流量を観察することによって最終点を決定することもできる。電流はエッチングプロセス中に変化し、図3に示されたような電析プロセスのための特徴付けと同様な方法で、いつエッチングが終了するのかを決定するように特徴づけられることも可能である
図14は、2つの埋設された電導層を接続するための回路修正プロセスを示している。図14のプロセスは図10に関連して説明されたプロセスと同様のものであるが、ワークピースが「フリップチップ」、すなわち、パッケージ上で上側から下に向けて実装された集積回路であることが異なり、回路修正プロセス中に、チップの表側からよりもむしろ裏側から電導層にアプローチする。表側からアプローチされた従来のチップは一般に一番上に絶縁層を有する。裏側からアプローチされたフリップチップは一般に一番上には半導体を有する。半導体層が電気を伝え電気化学プロセスに参加できるので、その半導体層を保護するためには別の工程が必要である。
図15(A)乃至図15(H)は、図14の各工程における処理中の集積回路1500を図示している。図15(A)に示すように、集積回路1500は、シリコン層1504と絶縁層1506と絶縁層1510によって分離されているいくつかの電導層1508により構成される。
図15(A)に示すように、工程1402において、絶縁層1520は、FIB誘発堆積又は化学気相成長若しくは他のプロセスを用いて堆積される。シリコンが電気化学プロセスに参加するのに十分な電導性を有し、銅が回路の裏側全体に堆積するようになってしまうので、絶縁層が必要となる。この絶縁層は、電解質によって接触する領域全体を被覆する。工程1404において、穴(vias)1522と1524が絶縁層1520とシリコン層1504と絶縁層1506を通して開けられ、図15(B)に示すように、埋設電導層1526と1528を露呈させる。
任意の工程1406において、絶縁層1536が穴(vias)1522と1524の壁に堆積してシリコン層1504を絶縁する。この絶縁層1536は図15(C)に図示されており、シリコン基板からの高い絶縁性が必要な場合に必要となる。残念ながら、この絶縁層は両方の穴(vias)1522と1524の底も覆っているので、埋設電導層1526と1528を絶縁してしまう。工程1408において、図15(D)に示すように、荷電粒子ビームが用いられて埋設電導層1526と1528上のそれらの穴(vias)の底にある絶縁層1536を取り除く。
工程1410において、荷電粒子ビーム誘発堆積を用いて導電材料1540が穴(vias)1522と1524の底と壁及び絶縁層1520に堆積して、図15(E)に示すように、それらの穴の間に導通路1542を生成する。堆積された材料は電析されてそれらの穴を充填し、それらの穴の間に導通路を形成する材料と同じものであってもよいが必ずしもそうである必要はない。例えば、ある種の実施の形態においては、銅又はタングステンが工程1410において堆積され、それらの穴(vias)は電析された銅で充填される。工程1412において、水溶性液体又はイオン液体若しくはポリマーのような電解質1550が、図15(F)に示すように、集積回路表面上の局所と穴(vias)に滴下される。
工程1414において、埋設電導層1526と1528は、図15(G)に示すように、電流源1554の陽極と電気的に接続され、そして、電解質1550は電流源1554の陰極と電気的に接続される。上記のように、埋設電導層1526と1508との接続は、主に直接的又は間接的に集積回路1500のピン(図示せず)による。工程1416において、電流が電流源1554と電解質1550と荷電粒子ビームにより堆積された電導層1540と埋設電導層1526と1528を通り電流源1554に戻る電気化学回路に流される。電解質1550を通る電流は、金属1558を穴(vias)とそれらの穴の間の表面上に堆積する。電流の供給はそれらの穴が充填されて導通路がそれらの穴の間に完成したときに停止する。上記のように、前記電気化学回路を流れる電流量の変化を観察することにより、いつ十分な金属が堆積したかを決定することができる。工程1418において、電解質が取り除かれる。図15(H)は、埋設電導層間に新しく電気接続が完成されたことを図示している。
図16は、フリップチップ集積回路1500内に埋設された電気接続を遮断する好適な方法の各工程を示したフローチャートである。図17(A)乃至図17(G)は、図16の各処理段階における集積回路1500を図示している。工程1602において、図17(A)に示すように、荷電粒子ビーム支援堆積を用いて絶縁層1702が図14の方法に関連して前もって堆積された電導層1558に亘って堆積される。工程1604において、集束イオンビーム又はレザーを用いて、絶縁層1520とシリコン層1504と絶縁層1506と絶縁層1510を通して穴(via)1706が開けられ、図17(B)に示すように、遮断すべき埋設電導層1710を露呈させる。任意の工程1606において、図17(C)に示すように、絶縁層1720が穴(via)1706の露呈された側壁にシリコン層1504を保護するために堆積される。シリコン基板からの高度な絶縁が必要ない場合には、工程1606と1608は省略できる。工程1606では、また、穴(via)1706の底において埋設電導層1710上に絶縁材料を堆積する。工程1608においては、集束イオンビーム又はレザーを用いて、埋設電導層1710上に堆積された絶縁層1720を取り除き、それによって、図17(D)に示すように、再び、埋設電導層1710を露呈させる。
工程1612において、図17(E)に示すように、電解質1730が穴(via)1706と隣接領域上に堆積される。工程1614において、図17(F)に示すように、電流源1732の陽極が電解質1730と接続され、そして、電流源1732の陰極が直接的に又は間接的に埋設電導層1710と接続されるが、その接続は上記のようになされる。その接続は、エッチングが対照的に生じるように、好適には遮断されるべき接続点の両側から行われる。工程1616において電気化学回路を通して電流が流されて、銅又は他の金属でできた電導層1710を取り除き、それによって、電導層1710によってなされていた電気的接続を遮断する。工程1618において、電解質は取り除かれる。
図17(G)は、電解質を取り除いて回路エッチングが完成した状態の回路1500を図示している。電導層1710が遮断されており、電導層1526と1528は接続されている。
上記の実施の形態においては銅をエッチングしそして堆積するように説明してきたが、本発明は銅に限定されるものではない。W(タングステン)、Au(金)、Pt(白金)、Pd(鉛)、Ag(銀)、Ni(ニッケル)、Cr(クロム)、Al(アルミニウム)、Ta(タンタル)、Zn(亜鉛)、Fe(鉄)、Co(コバルト)、Re(レニウム)などのような他の金属、又は、それらの金属で構成される合金も使用できる。
本発明は実質的に純粋な金属を堆積するが、抵抗率は純粋な金属の抵抗率にも匹敵する。例えば、100μΩ・cm未満であり、好適には50μΩ・cm未満、より好適には25μΩ・cm未満又は10μΩ・cm未満、最適には5μΩ・cm未満である。堆積された金属は90%(原子%)を越える純粋性を有するが、より好適には95%を越え、最適には99%を越える。複数の種類の金属イオンを含む溶液を使用して合金を堆積することもできる。
本発明は回路修正に関連して説明されてきたが、いかなる構造を改修するためにも使用することができ、特定の用途に限定されるものではない。また、その技術は電導体を堆積したりそれをエッチングしたりすることに必ずしも限定されるものではなく、電荷転移を用いてポリマー材料を堆積したり取り除いたりすることにも使用される。局所的に電気化学的処理を行うことは、電解質を流すことができるいかなる表面においても使用でき、更に、ビーム処理のように、ビーム源からの照準に沿った処理に限定されるものではない。
ここで使用されている用語「接触」又は「電気的接触」は、直接又は間接の接触を言う。本発明は主として金属を堆積したり又はそれをエッチングしたりすることに関連して説明されてきたが、本発明は十分な電導性を有し電気化学反応に参加することのできるいかなる材料を堆積したり又はそれをエッチングするのにも使用される。
本発明は個別に特許可能な複数のアスペクトを有するが、必ずしも全てのアスペクトが全ての実施の形態に使用されるわけではない。
上記のように本発明とその利点について詳細に説明してきたが、添付の特許請求の範囲によって権利主張された発明の精神とその範囲を逸脱しない限りにおいて様々な修正、代替、変更が加えられることを理解すべきである。本出願の範囲は、この明細書に記載されたプロセス、機械、製造物、合成物、手段、方法、工程の特定の実施の形態に限られるものではない。業界で通常の知識を有する者が本発明の開示事項から容易に判るように、既存の若しくは今後開発されるプロセス、機械、製造物、合成物、手段、方法、工程であってここに記載された対応する実施の形態と同じ目的を実行し実質的に同じ結果に達するものは本発明に従って利用されることもある。したがって、特許請求の記載は、その範囲内にそのようなプロセス、機械、製造物、合成物、手段、方法、工程を含めることを意図するものである。
本発明は、集積回路の製造や修理のようなナノテクノロジーの分野において集積回路の修正などに利用することができる。
本発明の実施の形態に使用される基本的な電気化学回路の略図である。 図1の回路の作動を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に関連して穴(via)が充填されるプロセスのための電流対時間のグラフである。 本発明の実施の形態に関連して穴(via)内に充填された銅を示す写真である。 本発明の実施の形態に関連して集束イオンビームを用いて堆積された銅の種層上に堆積された銅の導体を示す写真である。 本発明の実施の形態に関連して、そこから銅が取り除かれた導体を示す写真である。 真空システムを内蔵した本発明の実施の形態を示す略図である。 図7のものと同様の真空システムを内蔵した本発明の実施の形態であるが、電気化学反応のための電流を提供する荷電粒子ビームを有するものを示す略図である。 低真空電子ビームシステムを用いた本発明の実施の形態を示す略図である。 2つの埋設導体の間を電気的に接続する好適な方法を示すフローチャートである。 図10のフローチャートによって示された方法によって処理された集積回路を示す略図である。 図10のフローチャートによって示された方法によって処理された集積回路を示す略図である。 図10のフローチャートによって示された方法によって処理された集積回路を示す略図である。 図10のフローチャートによって示された方法によって処理された集積回路を示す略図である。 図10のフローチャートによって示された方法によって処理された集積回路を示す略図である。 埋設された導体を切断する好適な方法のフローチャートである。 図12のフローチャートによって示された方法によって処理された集積回路を示す略図である。 図12のフローチャートによって示された方法によって処理された集積回路を示す略図である。 図12のフローチャートによって示された方法によって処理された集積回路を示す略図である。 図12のフローチャートによって示された方法によって処理された集積回路を示す略図である。 図12のフローチャートによって示された方法によって処理された集積回路を示す略図である。 フリップフロップ内の2つの埋設導体の間を電気的に接続する好適な方法を示すフローチャートである。 図14のフローチャートによって示された方法によって処理されたフリップフロップ集積回路を示す略図である。 図14のフローチャートによって示された方法によって処理されたフリップフロップ集積回路を示す略図である。 図14のフローチャートによって示された方法によって処理されたフリップフロップ集積回路を示す略図である。 図14のフローチャートによって示された方法によって処理されたフリップフロップ集積回路を示す略図である。 図14のフローチャートによって示された方法によって処理されたフリップフロップ集積回路を示す略図である。 図14のフローチャートによって示された方法によって処理されたフリップフロップ集積回路を示す略図である。 図14のフローチャートによって示された方法によって処理されたフリップフロップ集積回路を示す略図である。 図14のフローチャートによって示された方法によって処理されたフリップフロップ集積回路を示す略図である。 フリップフロップ内の埋設導体を切断する好適な方法のフローチャートである。 図16のフローチャートによって示された方法によって処理された集積回路を示す略図である。 図16のフローチャートによって示された方法によって処理された集積回路を示す略図である。 図16のフローチャートによって示された方法によって処理された集積回路を示す略図である。 図16のフローチャートによって示された方法によって処理された集積回路を示す略図である。 図16のフローチャートによって示された方法によって処理された集積回路を示す略図である。 図16のフローチャートによって示された方法によって処理された集積回路を示す略図である。 図16のフローチャートによって示された方法によって処理された集積回路を示す略図である。
符号の説明
110、900…システム
112、402…穴(via)
114…集積回路
116、404…導体層
118…ピン
120…カソード
126…電解質
122…電流源
128…陽極
124…ワイヤ
550,552…銅膜
554…ワークピース表面
700…真空チャンバ
702…荷電粒子ビームカラム
704…高圧電源
706…二次粒子検出器
802…荷電粒子ビーム
902…電子ビームカラム
904…電源
908…電子ビーム
910…粒子検出器

Claims (21)

  1. 微視構造物を変更する方法であって、
    ビームを前記微視構造物に向かって発射して埋設された導体の領域を露呈させる工程と、
    該露呈された導体の領域に対して電解質を局部的に塗布する工程と、
    前記露呈された導体と前記電解質に電圧を引加して電気化学的反応によって材料を堆積するか、又は、導体から材料を取り除く工程とからなる方法。
  2. 前記露呈された導体と電解質に電圧を引加して電気化学的反応によって材料を堆積するか、又は、導体から材料を取り除く前記工程が、負電圧を導体に印加し、更に、陽電圧を電解質に印加してその電圧が電解質からの材料を導体上に堆積するようにする工程を含むことを特徴とする前記請求項1に記載の方法。
  3. 前記導体が銅からなり、該導体上に堆積された材料が銅であることを特徴とする前記請求項1に記載の方法。
  4. 前記ビームを前記微視構造物に向かって発射して埋設された導体の領域を露呈させる前記工程がアクセス穴を開ける工程を有し、更に、導電材料の種層を前記アクセス穴の側面に堆積する工程とからなることを特徴とする前記請求項1に記載の方法。
  5. 堆積された若しくは取り除かれた材料が、Cu、W、Au、Pt、Pd、Ag、Ni、Cr、Al、Ta、Zn、Fe、Co、Re、又は合金からなることを特徴とする前記請求項1に記載の方法。
  6. 前記ビームを前記微視構造物に向かって発射して埋設された導体の領域を露呈させる前記工程が真空チャンバ内で荷電粒子ビームをワークピース上の前記微視構造物に向かって発射する工程を有し、更に、
    前記露呈された導体の領域に対して電解質を局部的に塗布する前記工程が、前記真空チャンバ内において電解質を塗布する工程を有することを特徴とする前記請求項1に記載の方法。
  7. 前記電解質がイオン液体であることを特徴とする前記請求項6に記載の方法。
  8. 前記荷電粒子ビームをワークピース上の前記微視構造物に向かって発射する工程が、低真空電子ビームシステムにおいて電子ビームを発射する工程を有し、
    前記電解質が水溶性液体であることを特徴とする前記請求項6に記載の方法。
  9. 表面上に導体を堆積する方法であって、
    荷電粒子ビームを絶縁体表面に向かって発射して第1の導体層を堆積する工程と、
    電解質を通じて電流を流し前記第1の導体層の上に第2の導体層を電気化学的に堆積する工程とからなる方法。
  10. 前記荷電粒子ビームを絶縁体表面に向かって発射して第1の導体層を堆積する前記工程が、
    前駆体ガスを絶縁体表面に向かって送り、ビーム誘発堆積によって前記第1の導体層を堆積する工程を有することを特徴とする前記請求項9に記載の方法。
  11. 更に、ビームを発射して絶縁層の下の導体を露呈する工程とからなることを特徴とする前記請求項9に記載の方法。
  12. 導体を堆積する方法であって、
    ビームを発射して被覆材料を取り除いて被覆された導体を露呈させる工程と、
    電解質を前記露呈された導体に塗布する工程と、
    前記電解質と前記露呈された導体に電流を通して、導電材料を前記露呈された導体の上に堆積する工程とからなる方法。
  13. 前記導電材料が、50μΩ・cm未満の抵抗率を有する銅材料を含むことを特徴とする前記請求項12に記載の方法。
  14. 前記導電材料が、25μΩ・cm未満の抵抗率を有する銅材料を含むことを特徴とする前記請求項13に記載の方法。
  15. 更に、前記ビームを発射して被覆材料を取り除いて被覆された導体を露呈させる前記工程が、前記ビームを発射して被覆材料を取り除いて被覆された第2の導体を露呈させる工程を有することと、
    前記電解質を前記露呈された導体に塗布する前記工程が、電解質を前記露呈された第2の導体に塗布すると共に、前記第1と第2の導体間の領域にも塗布する工程を有することと、
    前記電解質と前記露呈された導体に電流を通して、前記導電材料を前記露呈された導体の上に堆積する前記工程が、前記電解質と前記露呈された第2の導体に電流を通して、導電材料を前記露呈された第2の導体の上に堆積する工程を有することを特徴とする前記請求項12に記載の方法。
  16. 更に、前記露呈された導体と前記露呈された第2の導体の間の領域上に導電材料を前もって堆積する工程を有し、
    前記電解質を前記露呈された導体に塗布する前記工程が、電解質を前記導体材料の上に堆積する工程を有することと、
    前記電解質に電流を流して第2の導電層を堆積させ、前記露呈された第1の導体と前記露呈された第2の導体を接続することを特徴とする前記請求項15に記載の方法。
  17. 前記電解質を塗布する工程が、低揮発性の電解質を塗布する工程を有し、
    電解質を塗布する工程と電流を流す工程が、共に真空チャンバ内で行われることを特徴とする前記請求項12に記載の方法。
  18. 前記低揮発性の電解質がイオン液体からなることを特徴とする前記請求項17に記載の方法。
  19. ワークピース上の微細構造を改修するためのシステムであって、
    前記ワークピースを内蔵する真空チャンバと、
    荷電粒子ビームをワークピースに向けて発射する荷電粒子ビームカラムであって、真空チャンバ最大動作圧力を有するものと、
    ワークピース全体ではなくワークピースの一部の上に電解質を塗布するための塗布器であって、前記電解質が前記真空チャンバ内の圧力が荷電粒子ビームの作動範囲内に残るような蒸気圧を有するものとからなるシステム。
  20. 前記真空チャンバ最大動作圧力が、10-4Torrであり、
    前記電解質がイオン液体であることを特徴とする前記請求項19に記載のシステム。
  21. 前記荷電粒子ビームシステムが50Torrの真空チャンバ最大動作圧力を有する低真空ビームシステムであり、
    前記電解質が水溶性液体であることを特徴とする前記請求項19に記載のシステム。
JP2005116316A 2004-04-13 2005-04-13 微細構造を改修するためのシステム Expired - Fee Related JP5285833B2 (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US56170104P 2004-04-13 2004-04-13
US60/561,701 2004-04-13
US11/081,934 US7674706B2 (en) 2004-04-13 2005-03-16 System for modifying small structures using localized charge transfer mechanism to remove or deposit material
US11/081,934 2005-03-16

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2005303319A JP2005303319A (ja) 2005-10-27
JP2005303319A5 true JP2005303319A5 (ja) 2008-12-25
JP5285833B2 JP5285833B2 (ja) 2013-09-11

Family

ID=34938141

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005116316A Expired - Fee Related JP5285833B2 (ja) 2004-04-13 2005-04-13 微細構造を改修するためのシステム

Country Status (6)

Country Link
US (2) US7674706B2 (ja)
EP (1) EP1610377B1 (ja)
JP (1) JP5285833B2 (ja)
KR (3) KR20060092786A (ja)
AT (1) ATE541309T1 (ja)
TW (2) TWI411043B (ja)

Families Citing this family (45)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4581100B2 (ja) * 2006-01-20 2010-11-17 財団法人大阪産業振興機構 電子顕微鏡用の標体の作製方法およびそれを用いた試料観察方法、ならびに試料観察装置
CN102124553A (zh) * 2006-08-01 2011-07-13 Nxp股份有限公司 包含要求金属层与衬底之间的电压阈值的工艺的用于制造集成电子电路的工艺
JP5181105B2 (ja) * 2007-03-02 2013-04-10 株式会社日立ハイテクサイエンス 集積回路の修正配線形成方法
US8278220B2 (en) 2008-08-08 2012-10-02 Fei Company Method to direct pattern metals on a substrate
EP2199434A1 (en) 2008-12-19 2010-06-23 FEI Company Method for forming microscopic structures on a substrate
US8377722B2 (en) * 2010-02-10 2013-02-19 International Business Machines Corporation Methods of forming structures with a focused ion beam for use in atomic force probing and structures for use in atomic force probing
US8853078B2 (en) 2011-01-30 2014-10-07 Fei Company Method of depositing material
US9090973B2 (en) 2011-01-31 2015-07-28 Fei Company Beam-induced deposition of low-resistivity material
US8986409B2 (en) 2011-06-30 2015-03-24 Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. Abrasive articles including abrasive particles of silicon nitride
CN103906863A (zh) * 2011-08-02 2014-07-02 麻省理工学院 在使用离子溶液电沉积的包括Al-Mn和类似合金的多层合金中调节纳米尺度的晶粒尺寸分布
US9255339B2 (en) 2011-09-19 2016-02-09 Fei Company Localized, in-vacuum modification of small structures
BR112014007089A2 (pt) 2011-09-26 2017-03-28 Saint-Gobain Ceram & Plastics Inc artigos abrasivos incluindo materiais de partículas abrasivas, abrasivos revestidos usando os materiais de partículas abrasivas e os métodos de formação
EP2797715A4 (en) 2011-12-30 2016-04-20 Saint Gobain Ceramics SHAPED ABRASIVE PARTICLE AND METHOD OF FORMING THE SAME
US8840696B2 (en) 2012-01-10 2014-09-23 Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. Abrasive particles having particular shapes and methods of forming such particles
JP5966019B2 (ja) 2012-01-10 2016-08-10 サン−ゴバン セラミックス アンド プラスティクス,インコーポレイティド 複雑形状を有する研磨粒子およびその形成方法
CN110013795A (zh) 2012-05-23 2019-07-16 圣戈本陶瓷及塑料股份有限公司 成形磨粒及其形成方法
IN2015DN00343A (ja) 2012-06-29 2015-06-12 Saint Gobain Ceramics
US9440332B2 (en) 2012-10-15 2016-09-13 Saint-Gobain Abrasives, Inc. Abrasive particles having particular shapes and methods of forming such particles
JP2014107469A (ja) * 2012-11-29 2014-06-09 Tokyo Electron Ltd 半導体装置の製造方法及び製造装置
US9044781B2 (en) 2012-12-04 2015-06-02 Fei Company Microfluidics delivery systems
CN104994995B (zh) 2012-12-31 2018-12-14 圣戈本陶瓷及塑料股份有限公司 颗粒材料及其形成方法
CA2907372C (en) 2013-03-29 2017-12-12 Saint-Gobain Abrasives, Inc. Abrasive particles having particular shapes and methods of forming such particles
TW201502263A (zh) 2013-06-28 2015-01-16 Saint Gobain Ceramics 包含成形研磨粒子之研磨物品
AU2014324453B2 (en) 2013-09-30 2017-08-03 Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. Shaped abrasive particles and methods of forming same
RU2642990C2 (ru) * 2013-11-04 2018-01-29 Аэроджет Рокетдайн, Инк. Системы и способы наземных испытаний реактивных двигателей малой тяги
BR112016015029B1 (pt) 2013-12-31 2021-12-14 Saint-Gobain Abrasifs Artigo abrasivo incluindo partículas abrasivas moldadas
US9771507B2 (en) 2014-01-31 2017-09-26 Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. Shaped abrasive particle including dopant material and method of forming same
WO2015160855A1 (en) 2014-04-14 2015-10-22 Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. Abrasive article including shaped abrasive particles
MX2016013465A (es) 2014-04-14 2017-02-15 Saint-Gobain Ceram & Plastics Inc Articulo abrasivo que incluye particulas abrasivas conformadas.
WO2015184355A1 (en) 2014-05-30 2015-12-03 Saint-Gobain Abrasives, Inc. Method of using an abrasive article including shaped abrasive particles
US9914864B2 (en) 2014-12-23 2018-03-13 Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. Shaped abrasive particles and method of forming same
US9707529B2 (en) 2014-12-23 2017-07-18 Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. Composite shaped abrasive particles and method of forming same
US9676981B2 (en) 2014-12-24 2017-06-13 Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. Shaped abrasive particle fractions and method of forming same
EP3043372B1 (en) * 2015-01-12 2017-01-04 Fei Company Method of modifying a sample surface layer from a microscopic sample
TWI634200B (zh) 2015-03-31 2018-09-01 聖高拜磨料有限公司 固定磨料物品及其形成方法
CN107636109A (zh) 2015-03-31 2018-01-26 圣戈班磨料磨具有限公司 固定磨料制品和其形成方法
EP3307483B1 (en) 2015-06-11 2020-06-17 Saint-Gobain Ceramics&Plastics, Inc. Abrasive article including shaped abrasive particles
CN109415615A (zh) 2016-05-10 2019-03-01 圣戈本陶瓷及塑料股份有限公司 磨料颗粒及其形成方法
EP4349896A3 (en) 2016-09-29 2024-06-12 Saint-Gobain Abrasives, Inc. Fixed abrasive articles and methods of forming same
US10563105B2 (en) 2017-01-31 2020-02-18 Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. Abrasive article including shaped abrasive particles
US10759024B2 (en) 2017-01-31 2020-09-01 Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. Abrasive article including shaped abrasive particles
US20180322972A1 (en) * 2017-05-04 2018-11-08 General Electric Company System and method for making a solid target within a production chamber of a target assembly
EP3642293A4 (en) 2017-06-21 2021-03-17 Saint-Gobain Ceramics&Plastics, Inc. PARTICULATE MATERIALS AND METHOD FOR MANUFACTURING THEREOF
KR102619877B1 (ko) 2019-09-11 2024-01-03 삼성전자주식회사 기판 처리 장치
US20210280765A1 (en) * 2020-03-06 2021-09-09 The Board Of Trustees Of The University Of Alabama Superconducting carrier and cables for quantum device chips and method of fabrication

Family Cites Families (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3408274A (en) * 1965-07-29 1968-10-29 Du Pont Electrolytic method of adjusting the resistance of palladium glaze resistors
DE1812130C3 (de) 1968-12-02 1975-01-16 Telefunken Patentverwertungsgesellschaft Mbh, 7900 Ulm Verfahren zum Herstellen einer Halbleiter- oder Dickfilmanordnung
JPS62281349A (ja) 1986-05-29 1987-12-07 Seiko Instr & Electronics Ltd 金属パタ−ン膜の形成方法及びその装置
JPS63210845A (ja) * 1987-02-27 1988-09-01 Hitachi Ltd 欠陥修正方法
JP2733244B2 (ja) * 1988-04-07 1998-03-30 株式会社日立製作所 配線形成方法
US4952290A (en) * 1989-03-16 1990-08-28 Amp Incorporated Waste water treatment and recovery system
US5104684A (en) 1990-05-25 1992-04-14 Massachusetts Institute Of Technology Ion beam induced deposition of metals
JP3332439B2 (ja) * 1993-01-26 2002-10-07 株式会社東芝 分析試料作製装置及びその使用方法
JP3254048B2 (ja) 1993-06-30 2002-02-04 セイコーインスツルメンツ株式会社 金属パターン膜形成方法
WO1996000803A1 (en) 1994-06-28 1996-01-11 Fei Company Charged particle deposition of electrically insulating films
JP3523346B2 (ja) * 1994-11-11 2004-04-26 株式会社ルネサステクノロジ 半導体装置における配線修正方法
JP4176159B2 (ja) 1997-12-08 2008-11-05 エフ イー アイ カンパニ 改善された2次電子検出のための磁界を用いた環境制御型sem
CA2348002A1 (en) * 1998-10-27 2000-05-04 Malcolm W. Mcgeoch Biological ion channels in nanofabricated detectors
JP2000232078A (ja) * 1999-02-10 2000-08-22 Toshiba Corp メッキ方法及びメッキ装置
US6319831B1 (en) * 1999-03-18 2001-11-20 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company Gap filling by two-step plating
JP3541931B2 (ja) 1999-05-17 2004-07-14 富士ゼロックス株式会社 電着膜形成方法、電極形成方法および電着膜形成装置
GB9930719D0 (en) * 1999-12-24 2000-02-16 Central Research Lab Ltd Apparatus for and method of making electrical measurements on an object in a m edium
US6867448B1 (en) * 2000-08-31 2005-03-15 Micron Technology, Inc. Electro-mechanically polished structure
US6693358B2 (en) * 2000-10-23 2004-02-17 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Semiconductor chip, wiring board and manufacturing process thereof as well as semiconductor device
US20020074494A1 (en) * 2000-12-15 2002-06-20 Lundquist Theodore R. Precise, in-situ endpoint detection for charged particle beam processing
JP2002217287A (ja) * 2001-01-17 2002-08-02 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置およびその製造方法
US6696360B2 (en) * 2001-03-15 2004-02-24 Micron Technology, Inc. Barrier-metal-free copper damascene technology using atomic hydrogen enhanced reflow
US6670717B2 (en) * 2001-10-15 2003-12-30 International Business Machines Corporation Structure and method for charge sensitive electrical devices
KR100465063B1 (ko) * 2002-04-01 2005-01-06 주식회사 하이닉스반도체 반도체 소자의 금속배선 형성방법
US6974768B1 (en) * 2003-01-15 2005-12-13 Novellus Systems, Inc. Methods of providing an adhesion layer for adhesion of barrier and/or seed layers to dielectric films
JP2004221449A (ja) * 2003-01-17 2004-08-05 Sumitomo Metal Mining Co Ltd 多層配線基板およびその製造方法
US7087927B1 (en) * 2003-07-22 2006-08-08 National Semiconductor Corporation Semiconductor die with an editing structure

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5285833B2 (ja) 微細構造を改修するためのシステム
JP2005303319A5 (ja)
TWI418667B (zh) 用於以金屬塗覆基材表面之電鍍組合物
JP5689221B2 (ja) 電気めっきによって基材表面を金属でコーティングする方法
US8012875B2 (en) Method and apparatus for workpiece surface modification for selective material deposition
JP6285625B2 (ja) 真空内における小構造物の局所的な改変
JP2009527912A (ja) 半導体デバイスの製造において直接銅めっきし、かつ充填して相互配線を形成するための方法及び組成物
JP2007508461A (ja) 電気鍍金組成物及び電気鍍金方法
US20210238765A1 (en) Method for controlling electrochemical deposition to avoid defects in inerconnect structures
CN103109365A (zh) 微观特征中的种子层沉积
CN100592466C (zh) 用于修改小结构的系统
US7544281B2 (en) Uniform current distribution for ECP loading of wafers
KR100818396B1 (ko) 플레이트 챔버 및 이를 이용한 반도체 소자의 구리 배선형성 방법
KR100731082B1 (ko) 반도체 소자 제조 방법
JP2005146314A (ja) 金属膜形成方法及びめっき装置
Kim Seedless copper electrochemical deposition on diffusion barrier materials for ULSI interconnect