JP2005302176A - 光ディスク装置 - Google Patents

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正彦 嵐
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Abstract

【課題】 読み出しエラーが発生した場合に、光ディスクの状態によることなく、より確実に光ディスクに記録されている情報の読出しが可能な光ディスク装置を提供する。
【解決手段】 制御部2は、所定アドレスでのシーク動作を行った時点で、エラー検出データが入力されると、エラー検出回数をカウントアップする(S6→S11)。そして、制御部2は、このカウント数に応じて、エラー検出されたアドレスよりも所定量手前のアドレスから情報読出を行うためのリトライシーク制御信号を生成して、情報読取部1のサーボ回路13に出力する(S12→S13,S14,S15)。ここで、カウント数に応じた各リトライシーク制御により指定されるアドレスはカウント数の増加に応じて、順にエラー検出されたアドレスより離れたアドレスが設定がされる。
【選択図】 図2

Description

この発明は、光ディスクに記録されている情報を読み出して再生する光ディスク装置、特に、この光ディスク装置の情報読み出しエラー時のリトライ動作に関するものである。
DVDやCD等の光ディスクに記録されている情報を読み出して再生する光ディスク装置では、光ディスクの記録面に傷が存在する等の理由で情報を読み出すことができない場合に、リトライ読出動作を行う装置がある。
例えば、このようなリトライ読出動作を行う光ディスク装置としては、光ディスクに記録されている情報の再生時で読み出しエラーが検出された時にのみ、エラーが検出されたアドレスに対して所定量手前から再生のシーク動作を行う装置が考案されている(特許文献1参照。)。
特開2002−183972公報
ところが、前述の従来の光ディスク装置では、所定アドレスでエラーが検出され、このアドレスよりも所定量手前のアドレスから再生のシーク動作を行う場合に、光ディスクの記録面の傷等の状態によっては、前記所定量手前のアドレスから情報を読み出しても、所定アドレスの情報を読み出せないことがある。また、指定した前記所定量手前のアドレスに対応する記録面の記録位置にも傷等の読出エラー要因が存在する場合には、さらに情報の読み出しが難しくなってしまう。そして、このような場合、この所定量手前のアドレスで繰り返しリトライ動作を行っても、光ディスクの情報を読み出すことは難しい。
この発明の目的は、読出エラーが発生した場合に、光ディスクの状態によることなく、より確実に光ディスクに記録されている情報を読み出すことができる光ディスク装置を提供することにある。
この発明は、光ディスクに記録されている情報をシーク動作を行いながら読み出す情報読出手段と、読み出された情報を一時記憶する記憶手段と、情報読出手段に対してシーク制御および読み出し制御を行い、記憶手段に対して書き込み制御、および読み出し制御を行う制御手段とを備えた光ディスク装置において、制御手段が、光ディスクの情報の読み出し時に、情報読出手段から読出エラー検出信号が入力されると、エラー検出されたアドレスに対する所定量手前のリトライアドレスからシーク動作制御を行い、以後、同じアドレスに対する読出エラー検出信号が入力されると、エラー検出されたアドレスに対して手前で、且つ、以前のリトライアドレスとは異なるアドレスからシーク動作制御を行うことを特徴としている。
この構成では、シーク動作制御時に、制御手段は、読出エラー検出信号が入力されると、読出エラーが検出されたアドレス(以下、「エラー初期検出アドレス」と称す。)よりも、所定量手前のアドレスから読み出しを行う第1リトライシーク動作制御を行う。情報読出手段は、この第1リトライシーク動作制御により指定されたアドレスからエラー初期検出アドレスへ順に情報を読み出す。そして、制御手段は、この第1リトライシーク動作制御時にもエラー初期検出アドレスで再度エラー検出信号が入力されると、第1リトライシーク動作制御により指定したアドレスとは異なり、エラー初期検出アドレスより手前のアドレスから読み出しを行う第2リトライシーク動作制御を行う。そして、制御手段は、エラー初期検出アドレスの情報を読み出すことができるまで、または、所定回数に亘り、前述のリトライシーク動作制御を行う。これにより、リトライ読み出しを繰り返す毎に、リトライシーク動作制御で指定されたアドレス、すなわち、読み出し開始アドレスが異なる。情報読出手段は、記録トラック上に連続して記録された情報の方が離間して記録された情報よりも読み出し易いので、前述の読出開始アドレスを順次異ならせてリトライ読み出しを行うことで、エラー初期検出アドレスの情報を読み出し易くなる。
また、この発明は、制御手段が光ディスクの情報の読み出し時に情報読出手段から読出エラー検出信号が入力されると、エラー検出されたアドレス(エラー初期検出アドレス)に対する所定量手前のリトライアドレスからシーク動作制御を行い、以後、同じアドレスに対する読出エラー検出信号が入力されると、直前のリトライアドレスよりさらに所定量手前のリトライアドレスからシーク動作を行うことを特徴としている。
この構成では、シーク動作制御時に、制御手段は、読出エラー検出信号が入力されると、エラー初期検出アドレスよりも、所定量手前のアドレスから読み出しを行う第1リトライシーク動作制御を行う。情報読出手段は、この第1リトライシーク動作制御により指定されたアドレスからエラー初期検出アドレスへ順に情報を読み出す。そして、制御手段は、この第1リトライシーク動作制御時にもエラー初期検出アドレスで再度エラー検出信号が入力されると、第1リトライシーク動作制御により指定したアドレスよりも、さらに、所定量手前のアドレスから読み出しを行う第2リトライシーク動作制御を行う。そして、制御手段は、エラー初期検出アドレスの情報を読み出すことができるまで、または、所定回数に亘り、前述のリトライシーク動作制御を行う。これにより、リトライ読み出しを繰り返す毎に、シーク動作制御で指定されたアドレス、すなわち、読み出し開始アドレスが異なる。情報読出手段は、記録トラック上に連続して記録された情報の方が離間して記録された情報よりも読み出し易いので、前述の読出開始アドレスを順次異ならせてリトライ読み出しを行うことで、エラー初期検出アドレスの情報を読み出し易くなる。また、エラー初期検出アドレスから近い側のアドレスから順に読出開始アドレスを指定するため、リトライ動作の繰り返しの初期時点でエラー初期検出アドレスから読み出されれば、ランダムに読み出し開始アドレスを指定したり、遠い側から読み出し開始アドレスを指定するよりもリトライ動作に係る時間が短縮される。
また、この発明は、制御手段が、リトライアドレスからのシーク動作により読み出された情報のうち、エラーが検出されたアドレス(エラー初期検出アドレス)より手前のアドレスの情報を記憶手段に書き込まないことを特徴としている。
この構成では、リトライシーク動作により、エラー初期検出アドレスよりも所定量手前のアドレスからエラー初期検出アドレスまでの間の情報が制御手段に入力されるが、これらの読み出された情報は現在再生の対象として読み出している情報とは異なり、不必要なものであるので、制御手段はこれらの情報を記憶手段に記憶させない。これにより、リトライシーク動作により得られる必要な情報のみが記憶手段に記憶される。
また、この発明は、制御手段が、所定回数に亘りリトライシーク動作を行った時点で、読出エラー検出信号が入力された場合に、エラーが検出されたアドレス(エラー初期検出アドレス)に対する所定量先のアドレスからシーク動作を行うことを特徴としている。
この構成では、制御手段は、エラー初期検出アドレスより手前のアドレスからのリトライシーク動作を所定回数行っても、エラー初期検出アドレスでエラーが検出されれば、このアドレスの情報は事実上読み出すことが不可能であると判断する。そして、制御手段は、エラー初期検出アドレスの情報の読み出しを中止して、このエラー初期検出アドレスよりも読み出し可能性が高いであろう先のアドレスの情報を読み出すシーク動作制御を行う。このように、前述のリトライシーク動作が所定回数で強制的に終了されることで、エラー初期検出アドレスの情報の読み出しを半永久的に続けることなく、次に指定されたアドレスの情報が読み出される。これにより、記録面の傷等のために読出が事実上不可能なアドレスの読出を半永久的に繰り返し行うことがない。
また、この発明は、制御手段が、所定量先のアドレスからのシーク動作を行う場合のアドレス検出にビデオオブジェクト単位の先頭アドレスを用いることを特徴としている。
この構成では、前述のエラー初期検出アドレスより先のアドレスから情報を読み出す場合に、制御手段は、エラー初期検出アドレスに関連するビデオオブジェクト単位とは異なるビデオオブジェクト単位の先頭アドレスを指定する。これにより、読み出すことができなかった情報を含むビデオオブジェクト単位の読み出しが省略され、問題が無いであろう次のビデオオブジェクト単位から読み出しが行われる。
この発明によれば、リトライシーク動作毎に異なる読出開始アドレスから情報の読み出しを行うことで、エラー検出されたアドレスでの情報が読み出される可能性が増加する。これにより、光ディスクの状態によることなく、より確実に情報を読み出す光ディスク装置を構成することができる。
また、この発明によれば、リトライシーク動作時にエラー検出されたアドレスに近いアドレスから順に指定することで、前述の効果を奏するとともに、リトライ読取動作に要する時間を短縮することができる。
また、この発明によれば、リトライシーク動作時に取得した情報のうち、エラー検出されたアドレスよりも手前のアドレスの情報が記憶手段に記憶されないので、記憶手段の記憶容量を有効に使用することができるとともに、記憶手段への書き込み時間が短縮され、リトライ読取動作時間を短くすることができる。
また、この発明によれば、記録面の傷等のために読み出しが事実上不可能なエラー検出されたアドレスの情報の読み出しを半永久的に続けることなく、次に指定されたアドレスの情報を読み出すことで、リトライシーク動作を省略してリトライシーク動作時間を短縮することができる。
また、この発明によれば、読み出しが事実上不可能なエラー検出されたアドレスの情報を含むビデオオブジェクト単位の読み出しが省略されて、次のビデオオブジェクト単位から読み出しが行われるので、シーク動作が省略されて、シーク動作時間を短縮することができる。
本発明の実施形態に係る光ディスク装置について図を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る光ディスク装置の概略構成を示すブロック図である。
光ディスク装置は、情報読出部1、制御部2、データ変換部3、本発明の「記憶手段」に相当するメモリ4、操作部5、および入力部6を備えている。情報読出部1は、光ピックアップ11、RFアンプ12、データ再生回路13、サーボ回路14、ドライバ回路15、ターンテーブル16、スピンドルモータ17、トラバース機構18、ステッピングモータ19を備えている。
光ピックアップ11は、図示しないレーザダイオード、コリメータレンズ、ビームスプリッタ、対物レンズ、フォトディテクタを備えており、光ディスク100に対してレーザダイオードからレーザ光を照射し、光ディスク100からの反射光をフォトディテクタで電気信号に変換することによって、光ディスク100に記録されている情報を光学的に読み出す。フォトディテクタは、例えば、受光領域がほぼ均等に4分割されており、4つの受光領域からの電気信号をRFアンプ12に出力する。また、光ピックアップ11は、光ディスク100に照射するレーザ光の焦点をその光軸方向に移動させるフォーカシングアクチュエータ(図示せず)と、前記レーザ光を光ディスク100の半径方向に移動させるトラッキングアクチュエータ(図示せず)とを備えている。そして、フォーカシング制御およびトラッキング制御を行うことで、レーザ光を所望の記録トラックに追随させるとともにこの記録トラックにレーザ光の焦点を合わせる。
RFアンプ12は、光ピックアップ11が読み出した信号を増幅してデータ再生回路13に出力するとともに、フォーカシングエラー信号とトラッキングエラー信号とを生成してサーボ回路14に出力する。
データ再生回路13は、RFアンプ12から出力される信号に復調処理、誤り検出及び訂正処理などを施すことにより情報を所定形式のディジタルデータに再生する。また、データ再生回路13は、RFアンプ12から出力される信号から光ディスク100の回転数を示す信号を生成してサーボ回路14へ出力する。
サーボ回路14は、RFアンプ12が出力したFE信号、TE信号に基づいて、FE信号の値を0(基準レベル)にするためのフォーカシング駆動信号、TE信号の値を0(基準レベル)にするためのトラッキング駆動信号及びトラバース駆動信号を生成してドライバ回路15に出力する。また、サーボ回路14は、データ再生回路13が出力する光ディスク100の回転数を示す信号に基づいて、光ディスク100の回転数を目標値にするためのスピンドルモータ駆動信号を生成しドライバ回路15に出力する。また、サーボ回路14は、制御部2から入力されるシーク制御信号に基づいて、光ピックアップ100を所定位置に移動させるためのトラバース駆動信号を生成してドライバ回路15に出力する。
ドライバ回路15は、フォーカシング駆動信号に基づいて光ピックアップ1内のフォーカシングアクチュエータを駆動し、トラッキング駆動信号に基づいてトラッキングアクチュエータを駆動する。また、ドライバ回路5は、トラバース駆動信号に基づいて光ピックアップ11を光ディスク100の半径方向に移動させるトラバース機構18に備えられたステッピングモータ19を駆動し、スピンドルモータ駆動信号に基づいて光ディスク100を載置するターンテーブル16を所定回転数で回転させるスピンドルモータ17を駆動する。
制御部2は、例えばマイクロコンピュータで構成されており、光ディスク装置に対してユーザが入力した命令に応じて光ディスク装置の各構成要素を制御する。また、制御部2は、操作部5からの再生操作命令に従い、光ピックアップ11にデータ読出制御信号を出力するとともに、光ディスク100の記録トラックの所定アドレス位置に光ピックアップ11からのレーザ光が照射するように、光ピックアップ11をシー駆動させるシーク制御信号をサーボ回路13に出力する。また、制御部2はデータ再生回路13から出力されたディジタルデータをメモリ4に一時記憶し、再度読み出してデータ変換部3に出力する。
データ変換部3は、入力されたディジタルデータを出力端子(図示せず)の仕様に応じた信号に変換して出力する。
操作部5は、ユーザが光ディスク装置に対して各種の命令を入力するためのものである。光ディスク装置に対してユーザが入力した命令は制御部2に出力される。
表示部6は、光ディスク装置の動作状態を示す情報、再生中のデータに関する情報などを表示する。
ところで、光ディスク装置は、前述の従来技術に示したようにシーク動作時に光ディスク記録面に記録されている情報を読み出すことができない場合がある。そこで、本発明の光ディスク装置では、次に示す制御を行っている。
図2は、本実施形態に係る光ディスク装置の制御部2の情報読出処理を示すフローチャートである。
操作部5によるデータ再生操作が入力されると、制御部2は、データ読出制御信号を生成して光ピックアップ11に出力するとともに、シーク制御信号を生成してサーボ回路14に出力する(S1)。そして、光ピックアップ11が所定位置に移動し、光ディスク100の記録トラックの所定セクタのアドレスから情報を光学的に読み出す。この際、光ディスク100に記録されている情報を読み出していれば、読み出した情報がデータ再生回路13で再生されて制御部2に出力される。一方、光ディスク100の記録面の傷等により記録されている情報を読み出すことができなければ、エラー検出データが制御部2に出力される。なお、エラー検出方法について既知の方法を用いており、その説明は省略する。次に、制御部2は、今回のデータ入力がリトライシーク制御によるものかどうかを後述するカウント回数等により検出して(S3)、リトライシーク制御によるものであれば、エラー検出アドレスより手間のアドレスに対応する読出データを消去する(S4→S5)。次に、制御部2は、入力されたデータが読出データであるか、エラー検出データであるかを判断して、読出データであればメモリ4に書き込む(S6→S7)。
一方、入力されたデータがエラー検出データであれば、エラー検出回数をカウントアップ(n=1)して(S11)、このエラー検出回数に応じた、次に示す処理を行う(S12)。
(1)まず、所定アドレスでの最初のエラー検出の場合(n=1)には、制御部2は、このエラー検出アドレスより所定量手前(本実施形態では、16進数で20セクタ手前)から読出制御を行うリトライシーク制御信号をサーボ回路14に出力する(S13)。サーボ回路14はこのリトライシーク制御信号に従い、光ピックアップ11を前述のエラー検出アドレスよりも20hセクタ手前のアドレスに対応する位置に移動させる駆動信号を生成し、ドライバ回路15に出力する。ドライバ回路15はこの駆動信号に従い、ステッピングモータ19を駆動して光ピックアップ11を所定位置に移動させる。そして、この位置でフォーカス制御およびトラッキング制御を行って、光ディスク100に記録されている情報を読み出す。この際、エラー検出アドレスよりも手前のアドレスから読み出しを行っているので、制御部2はエラー検出アドレスまでのアドレスから読み出された読出データを消去する(S2→S3→S4→S5)。そして、読出データであるかエラー検出データであるかを判断し(S6)、読出データであればメモリ4に書き込む。
(2)1度目のリトライシーク制御でもエラー検出された場合(n=2)には、制御部2は、1度目のリトライシーク制御により指定したアドレスよりさらに所定量手前(本実施形態では、16進数で20セクタ手前、すなわち、エラー検出アドレスより16進数で40セクタ手前)から読出制御を行うリトライシーク制御信号をサーボ回路14に出力する(S14)。以下、各部の駆動制御および読出制御は(1)に示した1度目のリトライシーク制御と同じであるので説明は省略する。そして、2度目のリトライシーク制御で読出データが取得されれば、制御部2はメモリ4に読出データを書き込む(S6→S7)。
(3)2度目のリトライシーク制御でもエラー検出された場合(n=3)には、制御部2は、2度目のリトライシーク制御により指定したアドレスよりさらに所定量手前(本実施形態では、16進数で20セクタ手前、すなわち、エラー検出アドレスより16進数で60セクタ手前)から読出制御を行うリトライシーク制御信号をサーボ回路14に出力する(S15)。以下、各部の駆動制御および読出制御は(1)、(2)に示した1度目、2度目のリトライシーク制御と同じであるので説明は省略する。そして、3度目のリトライシーク制御で読出データが取得されれば、制御部2はメモリ4に読出データを書き込む(S6→S7)。
(4)3度目のリトライシーク制御でもエラー検出された場合(n=4)には、制御部2は、エラー検出アドレスよりも所定セクタ先のアドレスから読出制御を行う飛び越しシーク制御信号をサーボ回路14に出力する(S16)。この際、制御部2は、飛び越し先のアドレスとして、ビデオオブジェクト単位(VOBU)の先頭アドレスを指定する。そして、制御部2はカウント値を初期化し(S17)、入力されたデータが読出データであるかエラー検出データであるかを判断して、読出データであればメモリ4に読出データを書き込む(S2→S3→S4→S6→S7)。そして、更にエラー検出信号が入力されれば、前述の(1)〜(4)の制御を繰り返し、読出データを取得する。
このように、エラー検出アドレスの情報に対して、このエラー検出アドレスよりも手前のアドレスで且つ異なる複数のアドレスから順次読み出しを行うことで、従来のように同じ位置から繰り返し読み出しを行うよりも確実にエラー検出アドレスの情報(読出データ)を取得することができる。
また、繰り返し回数が増加する毎に、読出開始アドレスを順にエラー検出アドレスから離すことで、繰り返し回数が少ない内に読み出しができた場合に、読出開始アドレスをランダムに設定する方法や、エラー検出アドレスから大きく離間されたアドレスから順にエラー検出アドレスへ読出開始アドレスを近づけるよりも、リトライシーク制御に係る時間を短縮することができる。
また、リトライ読出制御時に、エラー検出アドレスよりも手前のアドレスに記録された読出データをメモリに書き込まないことで、メモリ容量を有効に利用することができるとともに、メモリへの書き込み時間を短縮し、ひいてはリトライシーク制御に係る時間を短縮することができる。
また、飛び越しシーク制御時に、ビデオオブジェクト単位(VOBU)を基準とすることで、エラー検出アドレスに対応するビデオオブジェクト単位(VOBU)の未読出部分の読出を省略することができ、読出制御時間を短縮することができる。
なお、前述の実施形態では、16進数で20セクタ、40セクタ、60セクタの順に読出開始アドレスを設定したが、これらの設定値に限ることなく、装置等の仕様に応じて任意に設定することができる。
また、前述の実施形態では、各リトライシーク制御の間で増加設定するセクタ数が同じ場合について説明したが、増加させるセクタ数はそれぞれ異ならせても良い。
さらに、前述の実施形態では、3回のリトライ回数で飛び越しシーク制御に切り替わる場合を説明したが、リトライ回数は複数回であればよく、その回数は任意に設定することができる。
本発明の実施形態に係る光ディスク装置の概略構成を示すブロック図 本発明の実施形態に係る光ディスク装置の制御部2の情報読み出し処理を示すフローチャート
符号の説明
100−光ディスク
1−情報読み出し部
11−光ピックアップ
12−RFアンプ
13−データ再生回路
14−サーボ回路
15−ドライバ回路
16−ターンテーブル
17−スピンドルモータ
18−トラバース機構
19−ステッピングモータ
2−制御部
3−データ変換部
4−メモリ
5−操作部
6−表示部

Claims (6)

  1. 光ディスクに記録されている情報をシーク動作を行いながら読み出す情報読出手段と、
    読み出された情報を一時記憶する記憶手段と、
    前記情報読出手段に対してシーク制御および読み出し制御を行い、前記記憶手段に対して書き込み制御、および読み出し制御を行う制御手段とを備えた光ディスク装置において、
    前記制御手段は、
    (1)前記光ディスクの情報の読み出し時に、前記情報読出手段から読出エラー検出信号が入力されると、エラー検出されたアドレスに対する所定量手前のリトライアドレスからシーク動作を行い、以後、同じアドレスに対する読出エラー検出信号が入力されると、直前のリトライアドレスよりさらに所定量手前のリトライアドレスからシーク動作を行い、
    (2)前記リトライアドレスからのシーク動作により読み出された情報のうち、前記エラーが検出されたアドレスより手前のアドレスの情報を前記記憶手段に書き込まず、
    (3)所定回数、リトライシーク動作を行った時点で、読出エラー検出信号が入力された場合に、前記エラーが検出されたアドレスに対する所定量先のビデオオブジェクト単位の先頭アドレスからのシーク動作を行う、ことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 光ディスクに記録されている情報をシーク動作を行いながら読み出す情報読出手段と、
    読み出された情報を一時記憶する記憶手段と、
    前記情報読出手段に対してシーク制御および読み出し制御を行い、前記記憶手段に対して書き込み制御、および読み出し制御を行う制御手段とを備えた光ディスク装置において、
    前記制御手段は、前記光ディスクの情報の読み出し時に、前記情報読出手段から読出エラー検出信号が入力されると、エラー検出されたアドレスに対する所定量手前のリトライアドレスからのシーク動作を行い、以後、同じアドレスに対する読出エラー検出信号が入力されると、前記エラー検出されたアドレスに対して手前で、且つ、以前のリトライアドレスとは異なるアドレスからシーク動作を行うことを特徴とする光ディスク装置。
  3. 前記制御手段は、前記光ディスクの情報の読み出し時に、前記情報読出手段から読出エラー検出信号が入力されると、エラー検出されたアドレスに対する所定量手前のリトライアドレスからシーク動作を行い、以後、同じアドレスに対する読出エラー検出信号が入力されると、直前のリトライアドレスよりさらに所定量手前のリトライアドレスからシーク動作を行うことを特徴とする請求項2に記載の光ディスク装置。
  4. 前記制御手段は、前記リトライアドレスからのシーク動作により読み出された情報のうち、前記エラーが検出されたアドレスより手前のアドレスの情報を前記記憶手段に書き込まない請求項2または請求項3に記載の光ディスク装置。
  5. 前記制御手段は、所定回数、リトライシーク動作を行った時点で、読出エラー検出信号が入力された場合に、前記エラーが検出されたアドレスに対する所定量先のアドレスからのシーク動作を行う請求項2〜請求項4のいずれかに記載の光ディスク装置。
  6. 前記制御手段は、前記所定量先のアドレスでのリトライシーク動作を行う場合のアドレス検出にビデオオブジェクト単位の先頭アドレスを用いる請求項5に記載の光ディスク装置。
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