JP2005297834A - 車両用可倒シート構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】 簡単なリンク構成でシートクッションの格納性を向上する。
【解決手段】 リヤシート10のシートクッション18は、シートレール20によってフロアパネル14に移動可能に取付けられており、シートクッション18はアッパレール24に対して着脱可能となっている。シートクッション18は第1リンク28を介してフロアパネル14の凹部16に連結されており、シートクッション18とシートバック19は第2リンク38を介して連結されている。
【選択図】 図1
【解決手段】 リヤシート10のシートクッション18は、シートレール20によってフロアパネル14に移動可能に取付けられており、シートクッション18はアッパレール24に対して着脱可能となっている。シートクッション18は第1リンク28を介してフロアパネル14の凹部16に連結されており、シートクッション18とシートバック19は第2リンク38を介して連結されている。
【選択図】 図1
Description
本発明は車両用可倒シート構造に関し、特に、自動車等の車体に適用される車両用可倒シート構造に関する。
従来から、自動車等の車体に適用される車両用可倒シート構造においては、リヤシートを前方の格納方向へ移動すると、第1リンクが軸を中心に前方へ揺動するようになっており、リヤシートの第1リンクが前方へ所定角度揺動すると、第1リンクと第2リンクとの連結部に配設されたフックが、ストライカの丸棒部から外れ、第2リンクが軸を中心に前方へ揺動するようになっている。このため、リヤシートが車両前方のフロア面上の格納位置へ移動する際のシート回転半径が小さくなり、シート格納性を向上した構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−321408号公報
しかしながら、特許文献1のような車両用可倒シート構造では、リヤシートのシートクッションの前部とフロアとを連結するリンクが、第1リンクと第2リンクとで構成されている。この結果、リンクの構成が複雑で長くなる。
本発明は上記事実を考慮し、簡単なリンク構成でシートクッションの格納性を向上できる車両用可倒シート構造を提供することが目的である。
請求項1記載の本発明の車両用可倒シート構造は、シートクッションの後部に回転可能に配設されたシートバックと、
車体に固定されたアンダレールと、該アンダレールに対してスライド可能とされ、シートクッションが着脱可能に取付けられたアッパレールと、から成るシートレールと、
一方の端部がシートクッションに回転可能に連結され、他方の端部がフロアに回転可能に連結された第1リンクと、
一方の端部がシートクッションに結合され、他方の端部がシートバックに回転可能に連結された第2リンクと、
を有することを特徴とする。
車体に固定されたアンダレールと、該アンダレールに対してスライド可能とされ、シートクッションが着脱可能に取付けられたアッパレールと、から成るシートレールと、
一方の端部がシートクッションに回転可能に連結され、他方の端部がフロアに回転可能に連結された第1リンクと、
一方の端部がシートクッションに結合され、他方の端部がシートバックに回転可能に連結された第2リンクと、
を有することを特徴とする。
従って、シートを格納する際には、車体に固定されたシートレールのアンダレールに対してスライド可能とされたシートレールのアッパレールをシートクッションの格納方向へスライドさせる。その際、一方の端部がシートクッションに回転可能に連結され、他方の端部がフロアに回転可能に連結された第1リンクが回転し、シートクッションが格納方向へ移動する。その後、シートクッションをアッパレールから外し、シートクッションの後部に回転可能に配設されたシートバックを格納方向へ回転することで、第1リンクが回転すると共に、一方の端部がシートクッションに結合され、他方の端部がシートバックに回転可能に連結された第2リンクが回転することによって、シートクッションを格納位置へ移動することができる。この結果、格納する際のシートクッションの車体前方への回転移動量を短くできる。このため、簡単なリンク構成でシートクッションの格納性を向上できる。
請求項1記載の本発明の車両用可倒シート構造は、シートクッションの後部に回転可能に配設されたシートバックと、車体に固定されたアンダレールと、アンダレールに対してスライド可能とされ、シートクッションが着脱可能に取付けられたアッパレールと、から成るシートレールと、一方の端部がシートクッションに回転可能に連結され、他方の端部がフロアに回転可能に連結された第1リンクと、一方の端部がシートクッションに結合され、他方の端部がシートバックに回転可能に連結された第2リンクと、を有するため、簡単なリンク構成でシートクッションの格納性を向上できるという優れた効果を有する。
本発明における車両用可倒シート構造の一実施形態を図1〜図4に従って説明する。
なお、図中矢印FRは車体前方方向を、矢印UPは車体上方方向を示す。
図1に示される如く、本実施形態の車両用可倒シートはフロントシート12の車体後方側に配設されたリヤシート10である。また、フロアパネル14におけるリヤシート10の配設部14Aと、フロントシート12の配設部14Bとの間にはリヤシート10を格納できる凹部16が形成されている。
なお、リヤシート10のシートクッション18の後端部には、周知の回転機構によってシートバック19が車体前後方向へ回転可能に配設されている。
図2に示される如く、フロアパネル14におけるリヤシート10の配設部14Aには、車体前後方向に沿ってシートレール20のアンダレール22が取付けられており、シートレール20のアッパレール24は、アンダレール22に対して車体前方(図2の矢印A方向)と車体後方(図2の矢印B方向)へ移動(スライド)可能となっている。
シートレール20のアッパレール24の前部24Aには、シートクッション18の下部18Aの後部が着脱可能に取付けられており、シートクッション18はアッパレール24とともに車体前後方向へ移動可能となっている。
シートクッション18の側部18Bの前部18Cには、直線状とされた第1リンク28の一方の端部である上端部28Aが軸30によって回転可能に軸支されている。第1リンク28の他方の端部である下端部28Bは、フロアパネル14に形成した凹部16の底部16Aにおける後端部である縦壁部16Bの近傍に固定されたブラケット32に軸34によって回転可能に支持されている。
従って、図3に示される如く、リヤシート10のスライドロックを外し、リヤシート10を図3に2点鎖線で示す後方の位置から、車体前方(図3の矢印A方向)へ押圧すると、シートレール20のアッパレール24がアンダレール22に対して車体前方へスライドすると共に、第1リンク28が軸34を中心に車体前方(図3の矢印C方向)へ回転することで、リヤシート10が図3に2点鎖線で示す後方の位置から車体前方へ移動し、図3に実線で示す前方の位置へ移動するようになっている。即ち、シートレール20と第1リンク28とによってリヤシート10がスライド運動するようになっている。
図2に示される如く、シートクッション18の側部18Bの後部18Dには、直線状とされた第2リンク38の一方の端部である前端部38Aが固定されており、第2リンク38の他方の端部である後端部38Bは、シートバック19の側部19Aの下部19Bに軸40によって回転可能に支持されている。
従って、図4に2点鎖線で示す前方の位置において、リヤシート10のシートバック19のロックを外し、シートバック19を図4に2点鎖線で示す起立位置から、車体前方(図4の矢印A方向)へ押圧することで、シートバック19が車体前方(図4の矢印D方向)へ回転し、図4に実線で示す前倒位置へ移動する。この際、第1リンク28が軸34を中心に車体前方(図4の矢印C方向)へ回転し、且つ、第2リンク38が軸40を中心に回転することで、シートクッション18が、図4に2点鎖線で示す通常使用位置から車体前方下側へ移動し、図4に実線で示す凹部16内の格納位置へ移動するようになっている。即ち、第1リンク28と第2リンク38とによってリヤシート10がチルトダウン運動するようになっている。
なお、図4に示される如く、第1リンク28の長さ及び第2リンク38の長さは、シートクッション18を凹部16内の格納位置へ確実に移動でき、且つ、格納する際のシートクッション18の車体前方へのストロークを短くできる長さに設定されている。また、アッパレール24の前端部24Bの位置は、格納位置にあるシートクッション18と干渉しない位置に設定されている。
次に、本実施形態の作用を説明する。
本実施形態では、リヤシート10を格納する際に、リヤシート10のスライドロックを外し、リヤシート10を図3に2点鎖線で示す後方の位置から、車体前方(図3の矢印A方向)へ押圧すると、シートレール20のアッパレール24がアンダレール22に対して車体前方へスライドすると共に、第1リンク28が軸34を中心に車体前方(図3の矢印C方向)へ回転することで、リヤシート10が図3に2点鎖線で示す後方の位置から車体前方へ移動し、図3に実線で示す前方の位置へ移動する。
次に、図4に2点鎖線で示す前方の位置において、リヤシート10のシートバック19のロックを外し、シートバック19を図4に2点鎖線で示す起立位置から、車体前方(図4の矢印A方向)へ押圧すると、シートバック19が車体前方(図4の矢印D方向)へ回転し、図4に実線で示す前倒位置へ移動する。この際、第1リンク28が軸34を中心に車体前方(図4の矢印C方向)へ回転し、且つ、第2リンク38が軸40を中心に回転することで、シートクッション18が、図4に2点鎖線で示す通常使用位置から車体前方下側へ移動し、図4に実線で示す凹部16内の格納位置へ移動する。
この結果、本実施形態では、リヤシート10のシートクッション18を凹部16に格納するためのリンク機構が、第1リンク28と第2リンク38となら成る簡単な構成であると共に、格納する際のシートクッション18の車体前方への回転移動量を少なくできる。
従って、フロントシート12を車体前方へ移動しなくても、リヤシート10のシートクッション18をフロントシート12と干渉することなく、フロアパネル14の凹部16に格納できる。このため、簡単なリンク構成でシートクッション18の格納性を向上できる。
また、本実施形態では、図1に実線で示すリヤシート10の格納状態において、シートクッション18を凹部16に格納することで、シートバック19の格納位置を車室下方側に設定できる。この結果、格納したシートバック19の上方における車室内空間48の高さを、シートレール20とシートバック19との間にシートクッション18を挟んで格納する構成と同じにする場合には、シートレール20の配設位置を車体上方に設定できる。このため、フロアパネル14におけるリヤシート10の配設部14Aの下に燃料タンク49、サスペンション、排気管等の配設スペースを確保し易くなる。
以上に於いては、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態では、第1リンク28の下端部28Bを、フロアパネル14に形成した凹部16の底部16Aにおける後端部の近傍に固定されたブラケット32に軸34によって回転可能に支持したが、これに代えて、図5に示される如く、第1リンク28の下端部28Bを、フロアパネル14に形成した凹部16の縦壁部16Bの下部に固定されたブラケット50に軸52によって回転可能に支持した構成としても良い。
また、上記実施形態では、第2リンク38を直線状としたが、これに代えて、図6に示される如く、第2リンク38をシートクッション18の側部18Bとシートバック19の側部19Aとに沿って延設された側面視く字状のリンクとすることで、第2リンク38の中間部38Cがシートクッション18の上方に突出し難い構成としても良い。
また、上記実施形態では、本発明の車両用可倒シート構造をリヤシート10に適用したが、本発明の車両用可倒シート構造はリヤシート10以外のシートにも適用可能である。
10 リヤシート(シート)
14 フロアパネル
16 フロアパネルの凹部
18 シートクッション
19 シートバック
20 シートレール
22 シートレールのアンダレール
24 シートレールのアッパレール
28 第1リンク
38 第2リンク
14 フロアパネル
16 フロアパネルの凹部
18 シートクッション
19 シートバック
20 シートレール
22 シートレールのアンダレール
24 シートレールのアッパレール
28 第1リンク
38 第2リンク
Claims (1)
- シートクッションの後部に回転可能に配設されたシートバックと、
車体に固定されたアンダレールと、該アンダレールに対してスライド可能とされ、シートクッションが着脱可能に取付けられたアッパレールと、から成るシートレールと、
一方の端部がシートクッションに回転可能に連結され、他方の端部がフロアに回転可能に連結された第1リンクと、
一方の端部がシートクッションに結合され、他方の端部がシートバックに回転可能に連結された第2リンクと、
を有することを特徴とする車両用可倒シート構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004118694A JP2005297834A (ja) | 2004-04-14 | 2004-04-14 | 車両用可倒シート構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2004118694A JP2005297834A (ja) | 2004-04-14 | 2004-04-14 | 車両用可倒シート構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2005297834A true JP2005297834A (ja) | 2005-10-27 |
Family
ID=35329896
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2004118694A Pending JP2005297834A (ja) | 2004-04-14 | 2004-04-14 | 車両用可倒シート構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2005297834A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7452019B1 (en) | 2007-06-05 | 2008-11-18 | Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. | Sliding and stowing motor vehicle seat |
| WO2014168233A1 (ja) * | 2013-04-12 | 2014-10-16 | 本田技研工業株式会社 | 車両用シート装置 |
-
2004
- 2004-04-14 JP JP2004118694A patent/JP2005297834A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7452019B1 (en) | 2007-06-05 | 2008-11-18 | Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. | Sliding and stowing motor vehicle seat |
| WO2014168233A1 (ja) * | 2013-04-12 | 2014-10-16 | 本田技研工業株式会社 | 車両用シート装置 |
| JP5961322B2 (ja) * | 2013-04-12 | 2016-08-02 | 本田技研工業株式会社 | 車両用シート装置 |
| US9643519B2 (en) | 2013-04-12 | 2017-05-09 | Honda Motor Co., Ltd. | Vehicular seat device |
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