JP2005297124A - ドリル - Google Patents

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Abstract

【課題】穴あけ工具において、被加工物出口の切削バリ発生を軽減させ、又は切りくずの絡みつきを防止することができるドリルを提供。
【解決手段】穴あけ工具において、ドリル先端には一次切れ刃1があり、通常ドリルのように先端角半角θ1および逃げ面3を有している。二次切れ刃2は凹曲線を有した曲線であり、逃げ面4を有している。二次切れ刃2とドリル大径部5の交点11でのドリル軸線cに対する傾斜角γ2は5゜〜20゜である。
【選択図】図2

Description

本発明は穴あけ工具において、被加工物出口の切削バリ発生を軽減させ、又は切りくずの絡みつきを防止することができるドリルに関する。
従来の穴あけ工具において、被加工物出口の切削バリ発生を軽減させ、又は切りくずの絡みつきを防止することができるドリルの特許文献は多い。例えば特許文献1は、ドリル体の直径より小さな直径を持つ先端部切れ刃とこれに連続する軸線とほぼ平行な切れ刃部分を介して、ドリル体の直径を持つステップ部を有するステップドリルで、ステップ角5゜〜 130゜を有するドリルを開示し、特許文献2は、FRPの穴あけ加工に最適なものとして、2つの切れ刃のそれぞれに回転中心部から外周側に向かうに従い先端角が段階的に小さくなる複数の切れ刃により構成されているドリルおよび切れ刃部の回転中心部側の先端角50°〜70°、軸線に対し外周側の先端角が20°〜40°であるドリルを開示し、特許文献3は、FRPの穴あけ加工に最適なドリルとして、回転中心部側の先端角 200°〜 240°、ドリル軸線に対する外周側の先端角20°〜30°であるドリルを開示し、特許文献4は、先端切れ刃の外周コーナを、ドリル軸線に対し15°〜60°の傾きで研ぎ落とし、その幅をドリル幅径の5〜30%とするドリルを開示し、特許文献5の第1図では、繊維樹脂硬化材と金属材との複合材に適したドリルとして、ドリル先端角90°の一次切れ刃とこれに連続して形成されたドリル軸線に対する20°〜30°のアングル角を有するフラット状の二次切れ刃で構成され、一次切れ刃の最大径をdとし二次切れ刃の最大径をDとしたとき、d/D比が3/5〜2/3のドリルを開示し、これに関連しての特許文献5の第9図では、二次切れ刃に連続して、軸線とほぼ平行な切れ刃部分を経て傾斜した三次切れ刃が段差状に形成されており三次切れ刃は二次切れ刃とほぼ同じ先端角を有しているドリルを開示する。
特開2003−311520号公報 特開平5−177420号公報 特開平7−24616号公報 特開平7−96411号公報 特公平7−47243号公報 第1図、第9図
これらを大別すると特許文献2〜5(第1図)では、図8(a)に示す切れ刃のプロフィールのように、中心側に先端半角θ21を有する一次切れ刃21があり、外周側に先端半角θ21より小さな傾斜角γ21をもつ二次切れ刃22がある。特許文献1、5(第9図)は図8(b)に示す切れ刃のプロフィールのように、段付きドリルであり大径部5に先端半角θ21より小さな傾斜角γ22をもつ二次切れ刃24を有する構成である。これら特許文献1〜5のいずれのドリルも二次切れ刃22、24はドリル軸線に対してある傾斜角γ21、γ22を有するフラットなプロフィールをなす。
これらの構成において問題になるのは切りくず伸びによる絡みつきである。図8(a)に示すような切れ刃構成は、一次切れ刃21と二次切れ刃22の傾きが交点25を境に異なり、切りくず流出方向が異なるため交点25できりくずは分離する。一次切れ刃21から生じる切りくずは、切削速度のきわめて低い中心部を含むため外周付近側との流出速度に大きな差がある。そのため切りくずは円錐形になりドリル溝面に接触することで自然に分断される。それに対し二次切れ刃22は内周側と外周側では切りくず流出速度にあまり差がなく切りくずはほぼ直線状に長く伸びる。この二次切れ刃22から生じる細く長い切りくずは、しなやかなためドリル溝面に接触しても自然に分断せずドリルに絡みつき、切りくず排出を妨げ切削の障害になることがある。図8(b)に示すように、一次切れ刃21と二次切れ刃24が軸線とほぼ平行な切れ刃部分23を挟んで分離しているときは、二次切れ刃24から出る切りくずは、はじめから一次切れ刃による拘束を受けないため、さらに長く伸びやすく、絡みつきによる弊害が発生しやすい。又、二次切れ刃24のドリル軸線に対する傾斜角γ22が20°〜60°と大きい範囲にあり、被加工物出口の切削バリが発生し易い。
本発明の課題は、かかる従来技術の課題を解決した、穴あけ工具において、被加工物出口の切削バリ発生を軽減させ、又は切りくずの絡みつきを防止することができるドリルを提供することにある。
このため本発明の第1発明によると、直径Dより小さい最大径dを有する先端部切れ刃と直径Dの切れ刃部との間を、前記先端部切れ刃に連続した切れ刃が凹曲線になるプロフィールを持つ曲線切れ刃でつないだことを特徴とするドリルによって上述の本発明の課題を解決した。
本発明の第2発明によると、直径Dより小さい最大径dを有する先端部切れ刃と直径Dの切れ刃部との間を、前記先端部切れ刃に連続した軸線とほぼ平行な切れ刃部分及び切れ刃が凹曲線になるプロフィールを持つ曲線切れ刃を介してつないだことを特徴とするドリルによっても、上述の本発明の課題を解決できる。
本発明では、直径Dより小さい最大径dを有する先端部切れ刃と直径Dの切れ刃部との間を、前記先端部切れ刃に連続した切れ刃が凹曲線になるプロフィールを持つ曲線切れ刃でつないだので、切れ刃が凹曲線になるプロフィールを持つ曲線切れ刃部の始端部分で切りくずの流れを切断し、切りくずの絡みつきを防止することができ、かつ被加工物出口の切削バリ発生を軽減させるドリルを提供するものとなった。
直径Dより小さい最大径dを有する先端部切れ刃と直径Dの切れ刃部との間を、前記先端部切れ刃に連続した軸線とほぼ平行な切れ刃部分及び切れ刃が凹曲線になるプロフィールを持つ曲線切れ刃を介してつないだことを特徴とするドリルによっても、切れ刃が凹曲線になるプロフィールを持つ曲線切れ刃部の始端部分で切りくずの流れを切断し、切りくずの絡みつきを防止することができ、かつ被加工物出口の切削バリ発生を軽減させるドリルを提供するものとなった。
本発明を実施するための最良の形態につき、図1を参照して説明する。図1は本発明の第1発明を実施するための最良の形態の2枚刃ドリルの先端部の斜視図を示す。ドリル先端には一次切れ刃1があり、通常ドリルのように先端角半角θ1および逃げ面3を有している。二次切れ刃2は凹曲線になるプロフィールを持つ曲線切れ刃2であり、逃げ面4を有している。二次切れ刃2とドリル直径部5の交点11でのドリル軸線cに対する傾斜角γ2は5゜〜20゜である。
図2に図1に示す2枚刃ドリルの実施例1の切れ刃のプロフィールを示す。ドリル先端の一次切れ刃1と連続して形成されている二次切れ刃2のプロフィール曲線は長円の円弧で構成されている。この長円の円弧の中点Oの軸線c方向の位置は、一次切れ刃1と二次切れ刃2の交点10で軸線c方向の位置と合致するように形成されている。交点10での二次切れ刃2のドリル軸線cに対する傾斜角γ1は0゜である。二次切れ刃2と軸線cとほぼ平行なドリル直径部5との交点11でのドリル軸線cに対する傾斜角γ2は13゜である。切れ刃部分5は軸線cとほぼ平行であるから交点11での二次切れ刃2のドリル軸線cに対する傾斜角はほぼ13゜である。
図3は図2に示す実施例1の2枚刃ドリルの切削状況を示す説明図で、Xは二次切れ刃2上での実質切り込み深さを示す。二次切れ刃2のドリル軸線cに対する傾斜角をγ、ドリル一刃の軸方向切り込み量をfとしたとき実質切り込み深さXはA式で表せる。
X=fsin γ −−−−−−−A 式 (γは0゜〜90゜)
A式は、切り込み量fは切れ刃上のどの点においても同じ量であるため、傾斜角γが小さいほど実質切り込み量Xは小さくなることを示す。
今、先進する一次切れ刃1が直径dの小径穴を穴あけし、それに連続している二次切れ刃2が直径Dのドリル直径部5に穴を拡大しつつある状態とする。一次切れ刃1との交点10での実質切り込み深さXは、この点での傾斜角γ1は0゜であるので、A式より0と計算される。これに対し軸線cとほぼ平行な切れ刃部分5との交点11でのドリル軸線cに対す傾斜角γ2は13゜であるため、その実質切り込み量XはA式よりX= 0.225fと計算される。切りくず厚さは実質切り込み深さXの影響を受けるため、二次切れ刃2の内周側で生じる切りくずは薄く、外周側は厚くなる。このため本発明品の二次切れ刃2で生じる切りくずは円錐形に形成され分断が容易となる。
一方、図9の図8(a)に示すような二次切れ刃22がフラットな従来品の切削状況を示す説明図に示すように、図8(a)では、傾斜角γ21は内周側、外周側とも同じであるため切りくず厚さもほぼ同じである。このため、図8(a)に示すような従来品の二次切れ刃22で生じる切りくずは直線状に長く伸び絡みつき易い。
これに対し、図2に示す実施例1の2枚刃ドリルのような曲線プロフイールを有する二次切れ刃2によると、切りくずは分断性が向上し、絡みつきを防止することができた。
図10の一般の2枚刃ドリルの一次切れ刃の切削時の切削抵抗Fを示す説明図に示すように、切削により被加工物には切削抵抗Fが加わる。この切削抵抗Fは軸方向の分力であるスラストWと横向き方向の分力であるFHに分けられる。スラストWは、切れ刃21のドリル軸線cに対す傾斜角をγとし、切削抵抗をFとしたときは、
W=Fsin γ−−−−−−−B式 (γは0゜から90゜)
で表せる。B式は傾斜角γが小さいほど、スラストWは低くなることを示す。この場合、ドリル切れ刃21が図示しない被加工物出口側を貫通しようとするとき、被加工物の出口側のバックメタルはしだいに薄くなり、切れ刃で完全に除去されないうちに、軸方向の力であるスラストWにより押し出され出口周囲に大きなバリとして残る。
図11は、図8(a)に示すような従来品の2枚刃ドリルの一次及び二次切れ刃の切削時の切削抵抗F21、F22を示す説明図である。図11に示すように、二次切れ刃22の傾斜角γ21を一次切れ刃の先端半角θ21より小さくする事でスラストW22を小さくして、バリを小さくしようとするものであった。一般に、一次切れ刃の先端角が大きいとき、貫通後に大きなバリを残しやすい。図8(b)に示すような一次切れ刃21と二次切れ刃24が軸線とほぼ平行な切れ刃部分23を挟んで分離している場合も同様に作用した。
これに対し、図2に示す曲線プロフイールの二次切れ刃2を有する本発明品は、従来品とは異なり、曲線二次切れ刃2によりバリ軽減を効果的に行う事ができる。図4は図2に示す曲線プロフイールの二次切れ刃2を有する本発明品の2枚刃ドリルの一次及び二次切れ刃の切削時の切削抵抗F1、F2を示す説明図である。図4に示すように、本発明品は一次切れ刃1と二次切れ刃2の交点10付近でのドリル軸線cに対す傾斜角γ1は殆ど0゜であるため、下向き方向のスラストW1はごく小さく、作用する荷重のほとんどは横向き力FH1になる。そのためこの部分で外周拡大の力により一次切れ刃の残留バリはほとんど除去される。続いて図示しないドリル穴を貫通する地点の穴明け切削が、交点11付近になると、切れ刃2のドリル軸線cに対す傾斜角γ2は13゜になる。この時のスラストW2は交点10付近より大きくなるが、曲線二次切れ刃2の始めの部分で、残存していたバリのほとんどが取り去られているため曲線二次切れ刃2自体で発生するバリ発生は小さく、貫通後の出口バリは最小限に抑制される。このように本発明品により、切削中に生じる細く長い切りくずの絡みつきによるトラブルおよび穴出口のバリの除去がなされるため、良好な作業性と穴性状を得る事ができる。
図5に図1に示す2枚刃ドリルの実施例2の切れ刃のプロフィールを示す。図5に示すように、一次切れ刃1と二次切れ刃2の交点10における 二次切れ刃2のドリル軸線cに対す傾斜角γ1が軸方向に対しプラス方向になるよう、二次切れ刃2を形成する長円曲線の中点Oの軸線方向の位置を交点10に対し下方にA寸法位置をずらして形成した。これにより二次切れ刃2の切りくず厚さは実施例1より均等化するため、より高硬度材や加工硬化性の高い被加工物に対処ができるドリルを提供するものとなった。
図6に図1に示す2枚刃ドリルの実施例3の切れ刃のプロフィールを示す。図6に示すように、一次切れ刃1と二次切れ刃2の交点10における二次切れ刃2のドリル軸線cに対す傾斜角γ1が軸方向に対しマイナス方向になるよう、二次切れ刃2を形成する長円曲線の中点Oの軸線方向の位置を交点10に対し上方にA寸法位置をずらして形成した。これにより交点10の上方に一次切れ刃最大径dより小径の区間が生じ、一次切れ刃1と二次切れ刃2から発生する切りくずは分離されるため、切削抵抗がより減少し能力の小さな機械でも使用できるドリルを提供するものとなった。
図7に本発明の第2発明を実施するための最良の形態の2枚刃ドリルの、図2乃至図6とは異なる、実施例4の切れ刃のプロフィールを示す。図7に示すように一次切れ刃1と二次切れ刃2の間に、軸線cにほぼ平行な平行部6をはさんで曲線プロフイールを有する二次切れ刃を形成した。これにより軸線にほぼ平行な平行部6を案内部として、より加工精度の向上をはかることができるドリルを提供するものとなった。
実施例1乃至実施例4では、二次切れ刃2のプロフイールを長円としたが、本発明はそれだけでなく、円形、正弦波、放物線、多次元関数、指数曲線、対数曲線など関数で表現できる他の曲線を用いても同様の効果が得られる。
実施例1乃至実施例4で述べたように、切れ刃が凹曲線になるプロフィールを持つ曲線切れ刃2と直径Dが交差する交点11におけるドリル軸線cに対す傾斜角は軸線に対し5°〜20°であることが好ましい。
さらに、本発明のドリルの溝数は2溝又は3溝であり、ドリルの溝ねじれ角は軸線に対し−5°〜45°であることが好ましい。
〔本発明の最良の実施形態の効果〕
本発明の最良の実施形態では、直径Dより小さい最大径dを有する先端部切れ刃と直径Dの切れ刃部との間を、前記先端部切れ刃に連続した切れ刃が凹曲線になるプロフィールを持つ曲線切れ刃でつないだので、切れ刃が凹曲線になるプロフィールを持つ曲線切れ刃部の始端部分で切りくずの流れを切断し、切りくずの絡みつきを防止することができ、かつ被加工物出口の切削バリ発生を軽減させるドリルを提供するものとなった。
直径Dより小さい最大径dを有する先端部切れ刃と直径Dの切れ刃部との間を、前記先端部切れ刃に連続した軸線とほぼ平行な切れ刃部分及び切れ刃が凹曲線になるプロフィールを持つ曲線切れ刃を介してつないだことを特徴とするドリルによっても、切れ刃が凹曲線になるプロフィールを持つ曲線切れ刃部の始端部分で切りくずの流れを切断し、切りくずの絡みつきを防止することができ、かつ被加工物出口の切削バリ発生を軽減させるドリルを提供するものとなった。
本発明の第2発明を実施するための最良の形態の2枚刃ドリルの先端部の斜視図。 図1に示す2枚刃ドリルの実施例1の切れ刃のプロフィールを示す。 図2に示す実施例1の2枚刃ドリルの切削状況を示す説明図で、Xは二次切れ刃2上での実質切り込み深さを示す。 図2に示す実施例1の2枚刃ドリルの一次及び二次切れ刃の切削時の切削抵抗F1、F2を示す説明図である。 図5に図1に示す2枚刃ドリルの実施例2の切れ刃のプロフィールを示す。 図1に示す2枚刃ドリルの実施例3の切れ刃のプロフィールを示す。 本発明の第2発明を実施するための最良の形態の2枚刃ドリルの、図2乃至図6とは異なる、実施例4の切れ刃のプロフィールを示す。 (a)は特許文献2〜5(第1図)に示す切れ刃のプロフィールを示し、(b)は特許文献1、5(第9図)に示す切れ刃のプロフィールを示す。 図8(a)に示すような二次切れ刃22がフラットな従来品の切削状況を示す説明図で、X21は二次切れ刃21上での実質切り込み深さを示す。 一般の2枚刃ドリルの一次切れ刃の切削時の切削抵抗Fを示す説明図である。 図8(a)に示すような従来品の2枚刃ドリルの一次及び二次切れ刃の切削時の切削抵抗F21、F22を示す説明図である。
符号の説明
1:一次切れ刃 2:発明品の二次切れ刃 3:一次切れ刃の逃げ面
4:二次切れ刃の逃げ面 5:ドリル直径部
6:軸線cにほぼ平行な平行部 10:一次切れ刃と二次切れ刃の交点
11:二次切れ刃とドリル直径部の交点
c:軸線 d:一次切れ刃の最大径 D:ドリル直径
γ1:一次切れ刃と二次切れ刃の交点でのドリル軸線cに対す傾斜角
γ2:発明品二次切れ刃とドリル直径部の交点でのドリル軸線cに対す傾斜角

Claims (5)

  1. 直径Dより小さい最大径dを有する先端部切れ刃と直径Dの切れ刃部との間を、前記先端部切れ刃に連続した、切れ刃が凹曲線になるプロフィールを持つ曲線切れ刃でつないだことを特徴とするドリル。
  2. 直径Dより小さい最大径dを有する先端部切れ刃と直径Dの切れ刃部との間を、前記先端部切れ刃に連続した軸線とほぼ平行な切れ刃部分及び切れ刃が凹曲線になるプロフィールを持つ曲線切れ刃を介してつないだことを特徴とするドリル。
  3. 又は前記先端部切れ刃に連続した軸線とほぼ平行な切れ刃部分を介して連続した、
    前記曲線切れ刃のプロフィールは円、長円、多次元関数、正弦波、放物線、指数関数、対数関数などで表現できる曲線を持ち、逃げ角を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のドリル。
  4. 前記曲線切れ刃と直径Dが交差する交点におけるドリル軸線cに対す傾斜角は5°〜20°であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1に記載のドリル。
  5. ドリル溝数は2溝又は3溝であり、溝ねじれ角は軸線に対し−5°〜45°であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1に記載のドリル。
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