JP7331324B2 - ドリル - Google Patents

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Description

本開示は、ドリルに関する。本出願は、2019年8月27日に出願した日本特許出願である特願2019-154555号に基づく優先権を主張する。当該日本特許出願に記載された全ての記載内容は、参照によって本明細書に援用される。
ダイヤモンドは極めて高い硬度を有しているため、ドリル等の切削工具に使用されている。
特開2002-36017号公報(特許文献1)には、単結晶ダイヤモンドを先端に有するドリルであって、該単結晶ダイヤモンドの先端部は四角錐面を有するドリルが開示されている。
特開2003-260612号公報(特許文献2)には、シャンクの先端にダイヤモンドによる加工部が設けられたダイヤモンド工具であって、切れ刃として機能する3本の稜を有する三角錐状の加工部を備えたダイヤモンド工具が開示されている。
特開2002-36017号公報 特開2003-260612号公報
本開示のドリルは、ダイヤモンドからなる刃先部と、前記刃先部に連続するダイヤモンドからなる胴体部とを備え、ドリル軸を中心として回転するドリルであって、
前記刃先部はNが4以上の整数であるN本の切れ刃を含み、
前記N本の切れ刃のそれぞれは、ドリル軸上に存在する頂点を含むN角錐の前記頂点につながるN本の稜のそれぞれを含み、
前記ドリル軸を法線とし、かつ、前記刃先部と前記胴体部との境界を含む断面における前記ドリルの面積をS1とし、前記断面における前記ドリル軸から前記ドリルの外縁までの距離の最大値をrとし、前記rを半径とする円の面積をS2とした場合、前記S2に対する前記S1の割合が30%以上60%以下である、ドリルである。
図1は、実施の形態1のドリルの斜視図である。 図2は、図1のドリルを刃先部の頂点側から見た平面図である。 図3は、図1のドリルのX-X線における断面図である。 図4は、実施の形態2のドリルの斜視図である。 図5は、図4ドリルを刃先部の頂点側から見た平面図である。 図6は、図4のドリルのX-X線における断面図である。 図7は、実施の形態2のドリルの他の一例の斜視図である。 図8は、図7のドリルを刃先部の頂点側から見た平面図である。 図9は、図7のドリルのX-X線における断面図である。 図10は、実施の形態3のドリルの斜視図である。 図11は、図10のドリルを刃先部の頂点側から見た平面図である。 図12は、図10のドリルのX-X線における断面図である。 図13は、実施の形態4のドリルの斜視図である。 図14は、図13のドリルを刃先部の頂点側から見た平面図である。 図15は、図13のドリルのX-X線における断面図である。 図16は、実施の形態5のドリルの斜視図である。 図17は、図16のドリルを刃先部の頂点側から見た平面図である。 図18は、図16のドリルのX-X線における断面図である。 図19は、刃先部にダイヤモンドを用いた従来のドリルの一例の斜視図である。 図20は、図19のドリルを刃先部の頂点側から見た平面図である。 図21は、図19のドリルのX-X線における断面図である。 図22は、実施例で作製されたドリルを説明するための図である。
[本開示が解決しようとする課題]
ドリルでの穴開け加工時に、ドリルと加工穴との隙間に切屑が溜まると、ドリルが折れて工具寿命が短くなる。よって、優れた切屑排出性及び長い工具寿命を有するドリルが求められている。
そこで、本開示は、優れた切屑排出性及び長い工具寿命を有するドリルを提供することを目的とする。
[本開示の効果]
本開示のドリルは、優れた切屑排出性及び長い工具寿命を有する。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
(1)本開示のドリルは、
ダイヤモンドからなる刃先部と、前記刃先部に連続するダイヤモンドからなる胴体部とを備え、ドリル軸を中心として回転するドリルであって、
前記刃先部はNが4以上の整数であるN本の切れ刃を含み、
前記N本の切れ刃のそれぞれは、前記ドリル軸上に存在する頂点を含むN角錐の前記頂点につながるN本の稜のそれぞれを含み、
前記ドリル軸を法線とし、かつ、前記刃先部と前記胴体部との境界を含む断面における前記ドリルの面積をS1とし、前記断面における前記ドリル軸から前記ドリルの外縁までの距離の最大値をrとし、前記rを半径とする円の面積をS2とした場合、前記S2に対する前記S1の割合が30%以上60%以下である、ドリルである。
本開示のドリルは、優れた切屑排出性及び長い工具寿命を有する。
(2)前記S2に対する前記S1の割合が45%以上55%以下であることが好ましい。これによると、ドリルの切屑排出性が更に向上する。
(3)前記ダイヤモンドは、平均粒径が100nm以下、かつ、純度が99%以上の多結晶ダイヤモンドからなることが好ましい。これによると、ドリルの強度、硬度及び耐熱性が向上する。
(4)前記ダイヤモンドは、単結晶ダイヤモンドからなることが好ましい。これによると、熱伝導性が高いため刃先の摩耗進展が遅く、エッジがシャープな状態を維持しやすく、切れ味が向上する。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示のドリルの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。本開示の図面において、同一の参照符号は、同一部分または相当部分を表すものである。また、長さ、幅、厚さ、深さなどの寸法関係は図面の明瞭化と簡略化のために適宜変更されており、必ずしも実際の寸法関係を表すものではない。
本開示のドリルの理解を助けるために、まず、従来の刃先部にダイヤモンドを用いたドリルについて説明するとともに、逐次本開示の機能と対比して説明する。図19は、刃先部81にダイヤモンドを用いた従来のドリル810の一例を示す斜視図である。図20は、図19のドリル810を刃先部81の先端T側から見た平面図である。図21は、図19のドリル810のX-X線における断面図である。
ダイヤモンドは硬度が高いため、加工形状に制約がある。従って、図19及び図20に示されるように、従来のドリルでは、刃先部81の形状は正四角錐等の加工の容易な形状が採用されていた。しかし、従来のドリルの形状によると、ドリルと加工穴との隙間に切屑が溜まり、このためドリルが折れ、工具寿命が短くなることがあった。
上記状況に鑑み、本発明者らは鋭意検討の結果、ダイヤモンドからなる刃先部においても、容易に作製することのできる形状であり、かつ、切屑排出性に優れたドリルの形状を新たに創作し、本開示を完成させた。
本開示のドリルは、ダイヤモンドからなる刃先部と、刃先部に連続するダイヤモンドからなる胴体部とを備え、ドリル軸を中心として回転するドリルであって、刃先部はNが4以上の整数であるN本の切れ刃を含み、N本の切れ刃のそれぞれは、ドリル軸上に存在する頂点を含むN角錐の頂点につながるN本の稜のそれぞれを含み、ドリル軸を法線とし、かつ、刃先部と胴体部との境界を含む断面におけるドリルの面積をS1とし、断面におけるドリル軸からドリルの外縁までの距離の最大値をrとし、rを半径とする円の面積をS2とした場合、S2に対するS1の割合が30%以上60%以下である。
本開示のドリルは、ダイヤモンドからなる刃先部を有し、該刃先部はNが4以上の整数であるN本の切れ刃を含み、該N本の切れ刃のそれぞれは、ドリル軸上に存在する頂点を含むN角錐の頂点につながるN本の稜のそれぞれを含む。このような刃先部は、N角錐面を含む。
N角錐面は、物体を平面で切り出すことにより形成することができる。従って、N角錐面を含む刃先部は、ダイヤモンドを加工して形成することが容易な形状である。
更に、本開示のドリルは、ドリル軸を法線とし、かつ、刃先部と胴体部との境界を含む断面におけるドリルの面積をS1とし、該断面におけるドリル軸からドリルの外縁までの距離の最大値をrとし、rを半径とする円の面積をS2とした場合、S2に対するS1の割合が30%以上60%以下である。S1は、ドリル軸を法線とする断面における、ドリルの加工穴の形成に寄与する部分の面積に相当する。S2は、ドリル軸を法線とする断面における、ドリルの加工穴の面積に相当する。
S2に対するS1の割合が小さいほど、加工穴とドリルとの隙間が大きくなるため切屑排出性が向上する。例えば、図19~図21に示されるような刃先部が正四角錐から成る従来のドリルでは、S2(図21において円R8の面積)に対するS1(図21において、斜線で示されるドリル810の断面積)の割合は約64%である。一方、本開示のドリルでは、S2に対するS1の割合は30%以上60%以下であるため、従来のドリルよりも切屑排出性が向上している。
S2に対するS1の割合の下限は、ドリルの強度を確保する観点から、30%である。S2に対するS1の割合は、45%以上55%以下が好ましい。
本開示のドリルにおいて、刃先部を形成するダイヤモンドは特に限定されず、天然ダイヤモンド及び合成ダイヤモンドのいずれも用いることができる。合成ダイヤモンドとしては、多結晶ダイヤモンド及び単結晶ダイヤモンドのいずれも用いることができる。
ダイヤモンドとして、多結晶ダイヤモンドを用いることが好ましい。これによると、ドリルは十分な強度、硬度及び耐熱性を有することができる。
ダイヤモンドは、平均粒径が100nm以下、かつ、純度が99%以上の多結晶ダイヤモンドからなることが好ましい。これによると、ドリルの強度、硬度及び耐熱性が更に向上する。
多結晶ダイヤモンドの平均粒径の下限は、特に限定する必要はないが、製造上の観点からは10nmとすることができる。多結晶ダイヤモンドの平均粒径は、10nm以上100nm以下が好ましく、10nm以上30nm以下がより好ましい。
本明細書における多結晶ダイヤモンドの平均粒径は、走査電子顕微鏡を用いた切断法により測定される。具体的な測定方法について、下記に説明する。
まず多結晶ダイヤモンドの表面を鏡面研磨し、該研磨面を走査電子顕微鏡(SEM)を用いて、多結晶ダイヤモンドを倍率30000倍で観察し、SEM画像を得る。
次に、そのSEM画像に円を描き、その円の中心から8本の直線を放射状(各直線間の交差角度がほぼ等しくなるよう)に円の外周まで引く。この場合、円の直径は、上記の直線1本あたりに載るダイヤモンド粒子の個数が10~50個程度になるように設定する。
引続き、上記の各直線毎にダイヤモンド粒子の結晶粒界を横切る数を数え、直線の長さをその横切る数で割ることにより平均切片長さを求める。該平均切片長さに1.128をかけて得られる数値を該SEM画像における多結晶ダイヤモンドの平均粒径とする。
1つの試料に対して別々の箇所を撮影した3枚のSEM画像を使用し、各SEM画像毎に上記の方法で多結晶ダイヤモンドの平均粒径を求める。得られた3つの多結晶ダイヤモンド平均粒径の平均値を、本明細書における多結晶ダイヤモンドの平均粒径とする。
ダイヤモンドの純度は99%以上が好ましく、99%以上100%以下がより好ましく、99.99%以上100%以下が更に好ましい。ダイヤモンドの純度は、SIMS(Secondary Ion Mass Spectrometry)分析や多結晶ダイヤモンドのX線回析パターンにより測定することができる。
多結晶ダイヤモンドの製造方法は特に限定されない。例えば、グラファイト型層状構造の炭素物質を、焼結助剤や触媒を添加せずに、超高温高圧下で焼結して得られる多結晶ダイヤモンドを用いることができる。
ダイヤモンドは、単結晶ダイヤモンドからなることが好ましい。これによると、熱伝導性が高いため刃先の摩耗進展が遅く、エッジがシャープな状態を維持しやすく、切れ味が向上する。
単結晶ダイヤモンドとしては、天然ダイヤモンド及び合成単結晶ダイヤモンドが挙げられる。合成単結晶ダイヤモンドの製造方法は特に限定されない。例えば、高圧合成法や気相合成法を用いて作製された合成単結晶ダイヤモンドを用いることができる。
本開示のドリルについて、下記の実施の形態1~実施の形態7において更に具体的に説明する。
[実施の形態1]
図1は実施の形態1のドリルの斜視図である。図2は、図1のドリルを刃先部の頂点T側から見た平面図である。図3は、図1のドリルのX-X線における断面図である。
実施の形態1のドリル10は、ダイヤモンドからなる刃先部1と、刃先部1と接続され、ダイヤモンドからなる胴体部2とを備え、ドリル軸Oを中心として回転する。本明細書中、刃先部とは、ドリルのうち、切れ刃を有する部分を示す。刃先部と胴体部との境界は、ドリル軸を法線とし、かつ、切れ刃のうち最も長い切れ刃の胴体部側の端部Aを通る断面上に位置する。
刃先部1及び胴体部2は、本体部3を形成している。ドリル10は、更に、本体部3と接続され、ドリル10を保持具(図示せず。)と接続するための接続部4を備えることができる。
刃先部1は、4本の切れ刃5a,5b,5c,5dを含む。切れ刃5a及び5bは長さが同一であり、切れ刃5c及び5dは長さが同一である。切れ刃5a,5bは、切れ刃5c,5dよりも長い。
4本の切れ刃5a,5b,5c,5dのそれぞれは、ドリル軸O上に存在する頂点Tを含む正四角錐の4本の稜のそれぞれを含む。図1及び図2において、該正四角錐は、刃先部1の頂点Tを頂点とし、点線L1,L2,L3,L4で囲まれる正方形を底面とする正四角錐として示される。
ドリル10は、ドリル軸Oを法線とし、かつ、刃先部1と胴体部2との境界を含む断面(図1のX-X線における断面)におけるドリル10の面積をS1とし、該断面におけるドリル軸Oからドリル10の外縁までの距離の最大値をr1とし、r1を半径とする円R1の面積をS2とした場合、S2に対するS1の割合が30%以上60%以下である。
図3(実施の形態1)と図21(従来のドリル)とを比較すると、実施の形態1のドリルは、従来のドリルに比べて、S2(円R1の面積)に対するS1(ドリル10の断面積)の割合が小さくなっていることがわかる。従って、加工穴のサイズが同一の場合、実施の形態1のドリルは、従来のドリルよりもドリルと加工穴との隙間が大きく、切屑排出性が向上している。該ドリルは切屑が隙間に溜まることによるドリルの欠損が生じず、長寿命を有することができる。
胴体部2は、ドリル軸Oを法線とし、かつ、刃先部と胴体部との境界を含む断面(図1のX-X線における断面)におけるドリル10の形状(六角形)を底面とする六角柱形状とすることができる。
上記では、ドリルは、刃先部が4本の切れ刃を含み、4本の切れ刃のそれぞれは、ドリル軸上に存在する頂点を含む正四角錐の頂点につながる4本の稜のそれぞれを含む場合として説明したが、ドリルの形状はこれに限定されない。例えば、ドリルは、刃先部に含まれる切れ刃の数Nが4以上の整数であり、N本の切れ刃のそれぞれは、ドリル軸上に存在する頂点を含む正N角錐の頂点につながるN本の稜のそれぞれを含む形態とすることができる。中でも、Nは4以上の偶数であることが、加工穴の形状の観点から好ましい。Nの上限は特に限定されないが、例えば、10とすることができる。すなわち、Nは、4以上10以下の整数とすることができ、4以上10以下の偶数であることが好ましい。
実施の形態1において、刃先部の全体は、正N角錐形状の底面の複数の頂点のうち、2つ以上の頂点のそれぞれが、底面に垂直な平面で切り落とされた形状とすることができる。
頂点を切り落とす際は、ドリル軸を法線とし、かつ、刃先部と胴体部との境界を含む断面におけるドリルの形状が線対称及び/又は点対称の形状となり、S2に対するS1の割合が30%以上60%以下となるように頂点を底面に垂直な平面で切り落とすことが好ましい。これにより、得られたドリルはドリルと加工穴との隙間が十分に大きく、切屑排出性が向上している。該ドリルは切屑が隙間に溜まることによるドリルの欠損が生じず、長寿命を有することができる。
[実施の形態2]
図4は実施の形態2のドリルの斜視図である。図5は、図4のドリルを刃先部の頂点T側からから見た平面図である。図6は、図4のドリルのX-X線における断面図である。
実施の形態2のドリル210は、刃先部21及び胴体部22の形状以外は、実施の形態1のドリルと同様の構成とすることができる。従って、実施の形態2では、刃先部21及び胴体部22の形状について説明する。
刃先部21は、8本の切れ刃25a,25b,25c,25d,25e,25f,25g,25hを含む。8本の切れ刃のうち、2本の切れ刃25a,25bは長さが同一であり、他の6本の切れ刃25c,25d,25e,25f,25g,25hよりも長い。
8本の切れ刃25a,25b,25c,25d,25e,25f,25g,25hのそれぞれは、ドリル軸O上に存在する頂点Tを含む八角錐の8本の稜のそれぞれを含む。図4及び図5において、該八角錐は、刃先部21の頂点Tを頂点とし、実線L21,L22,L23,L24,L25,L26,L27,L28で囲まれる八角形を底面とする八角錐として示される。
本実施形態では、刃先部の切れ刃25a,25b,25c,25d,25e,25f,25g,25hのそれぞれと、各切れ刃に対応する八角錐の8本の稜のそれぞれとは、長さが一致している。すなわち、刃先部21は、八角錐形状である。該八角錐の底面は、線対称かつ点対称の八角形である。図6に示されるように、底面の八角形は、ドリル軸Oを通過する4本の対角線D21,D22,D23,D24のうち、1本の対角線D21が最も長く、他の3本の対角線D22,D23,D24は対角線D21よりも短い。
ドリル210は、ドリル軸Oを法線とし、かつ、刃先部21と胴体部22との境界を含む断面(図4のX-X線における断面)におけるドリル210の面積をS1とし、該断面におけるドリル軸Oからドリル210の外縁までの距離の最大値をr2とし、r2を半径とする円R2の面積をS2とした場合、S2に対するS1の割合が30%以上60%以下である。
図6(実施の形態2)と図21(従来のドリル)とを比較すると、実施の形態2のドリルは、従来のドリルに比べて、S2に対するS1の割合が小さくなっていることがわかる。従って、加工穴のサイズが同一の場合、実施の形態2のドリルは、従来のドリルよりもドリルと加工穴との隙間が大きく、切屑排出性が向上している。該ドリルは切屑が隙間に溜まることによるドリルの欠損が生じず、長寿命を有することができる。
胴体部22は、ドリル軸Oを法線とし、かつ、刃先部と胴体部との境界を含む断面(図4のX-X線における断面)におけるドリル210の形状(八角形)を底面とする八角柱形状とすることができる。
上記では、ドリルは、刃先部が8本の切れ刃を含み、8本の切れ刃のそれぞれは、ドリル軸上に存在する頂点を含む八角錐の頂点につながる8本の稜のそれぞれを含む場合として説明したが、ドリルの形状はこれに限定されない。例えば、ドリルは、刃先部に含まれる切れ刃の数Nが4以上の整数であり、N本の切れ刃のそれぞれは、ドリル軸上に存在する頂点を含むN角錐の頂点につながるN本の稜のそれぞれを含む形態とすることができる。中でも、Nは4以上の偶数であることが、加工穴の形状の観点から好ましい。Nが4以上の偶数の場合は、底面のN角形は、線対称かつ点対称形状であり、ドリル軸Oを通過する(N/2)本の対角線は、異なる長さの対角線を含むことが好ましい。参考までに、Nが4の場合のドリル310を、図7~図9に示す。Nの上限は特に限定されないが、例えば、10とすることができる。すなわち、Nは、4以上10以下の整数とすることができ、4以上10以下の偶数であることが好ましい。
[実施の形態3]
図10は実施の形態3のドリルの斜視図である。図11は、図10のドリルを刃先部の頂点T側からから見た平面図である。図12は、図10のドリルのX-X線における断面図である。
実施の形態3のドリル410は、刃先部41及び胴体部42の形状以外は、実施の形態1のドリルと同様の構成とすることができる。従って、実施の形態3では、刃先部41及び胴体部42の形状について説明する。
刃先部41は、4本の切れ刃45a,45b,45c,45dを含む。4本の切れ刃は全て長さが同一である。
4本の切れ刃45a,45b,45c,45dのそれぞれは、ドリル軸O上に存在する頂点Tを含む四角錐の4本の稜のそれぞれを含む。図10及び図11において、該四角錐は、刃先部41の頂点Tを頂点とし、実線L41,L42,L43,L44で囲まれる矩形を底面とする四角錐として示される。
本実施形態では、刃先部の切れ刃45a,45b,45c,45dのそれぞれと、各切れ刃に対応する四角錐の4本の稜のそれぞれとは、長さが一致している。すなわち、刃先部41は、四角錐形状である。該四角錐の底面は、矩形である。
ドリル410は、ドリル軸Oを法線とし、かつ、刃先部と胴体部との境界を含む断面(図10のX-X線における断面)におけるドリル410の面積をS1とし、該断面におけるドリル軸Oからドリル410の外縁までの距離の最大値をr4とし、r4を半径とする円R4の面積をS2とした場合、S2に対するS1の割合が30%以上60%以下である。
図12と(実施の形態3)と図21(従来のドリル)とを比較すると、実施の形態3のドリルは、従来のドリルに比べて、S2に対するS1の割合が小さくなっていることがわかる。従って、加工穴のサイズが同一の場合、実施の形態3のドリルは、従来のドリルよりもドリルと加工穴との隙間が大きく、切屑排出性が向上している。該ドリルは切屑が隙間に溜まることによるドリルの欠損が生じず、長寿命を有することができる。
胴体部42は、ドリル軸Oを法線とし、かつ、刃先部と胴体部との境界を含む断面(図10のX-X線における断面)におけるドリル410の形状(矩形)を底面とする四角柱形状とすることができる。
[実施の形態4]
図13は実施の形態4のドリルの斜視図である。図14は、図13のドリルを刃先部の頂点T側からから見た平面図である。図15は、図13のドリルのX-X線における断面図である。
実施の形態4のドリル510は、刃先部51及び胴体部52の形状以外は、実施の形態1のドリルと同様の構成とすることができる。従って、実施の形態4では、刃先部及び胴体部の形状について説明する。
刃先部51は、4本の切れ刃55a,55b,55c,55dを含む。切れ刃55a及び55bは長さが同一であり、切れ刃55c及び55dは長さが同一である。切れ刃55a,55bは、切れ刃55c,55dよりも長い。
4本の切れ刃55a,55b,55c,55dのそれぞれは、ドリル軸O上に存在する頂点Tを含む正四角錐の4本の稜のそれぞれを含む。図13及び図14において、該正四角錐は、刃先部51の頂点Tを頂点とし、点線L51,L52,L53,L54で囲まれる菱形を底面とする四角錐として示される。
ドリル510は、ドリル軸Oを法線とし、かつ、刃先部と胴体部との境界を含む断面(図13のX-X線における断面)におけるドリル510の面積をS1とし、該断面におけるドリル軸Oからドリル510の外縁までの距離の最大値をr5とし、r5を半径とする円R5の面積をS2とした場合、S2に対するS1の割合が30%以上60%以下である。
図15(実施の形態4)と図21(従来のドリル)とを比較すると、実施の形態4のドリルは、従来のドリルに比べて、S2に対するS1の割合が小さくなっていることがわかる。従って、加工穴のサイズが同一の場合、実施の形態4のドリルは、従来のドリルよりもドリルと加工穴との隙間が大きく、切屑排出性が向上している。該ドリルは切屑が隙間に溜まることによるドリルの欠損が生じず、長寿命を有することができる。
胴体部52は、ドリル軸Oを法線とし、かつ、刃先部と胴体部との境界を含む断面(図13のX-X線における断面)におけるドリル510の形状(2つの弧で囲まれる平面形状)を底面とする柱形状とすることができる。
[実施の形態5]
図16は実施の形態5のドリルの斜視図である。図17は、図16のドリルを刃先部の頂点T側からから見た平面図である。図18は、図16のドリルのX-X線における断面図である。
実施の形態5のドリル610は、刃先部61及び胴体部62の形状以外は、実施の形態1のドリルと同様の構成とすることができる。従って、実施の形態5では、刃先部61及び胴体部62の形状について説明する。
刃先部61は、4本の切れ刃65a,65b,65c,65dを含む。4本の切れ刃は全て長さが同一である。
4本の切れ刃65a,65b,65c,65dのそれぞれは、ドリル軸O上に存在する頂点Tを含む四角錐の4本の稜のそれぞれを含む。図16及び図17において、該四角錐は、刃先部61の頂点Tを頂点とし、実線L61,L63,点線L62,L64で囲まれる矩形を底面とする四角錐として示される。
ドリル610は、ドリル軸Oを法線とし、かつ、刃先部と胴体部との境界を含む断面(図16のX-X線における断面)におけるドリル610の面積をS1とし、該断面におけるドリル軸Oからドリル610の外縁までの距離の最大値をr6とし、r6を半径とする円R6の面積をS2とした場合、S2に対するS1の割合が30%以上60%以下である。
図18(実施の形態5)と図21(従来のドリル)とを比較すると、実施の形態5のドリルは、従来のドリルに比べて、S2に対するS1の割合が小さくなっていることがわかる。従って、加工穴のサイズが同一の場合、実施の形態5のドリルは、従来のドリルよりもドリルと加工穴との隙間が大きく、切屑排出性が向上している。該ドリルは切屑が隙間に溜まることによるドリルの欠損が生じず、長寿命を有することができる。
胴体部62は、ドリル軸Oを法線とし、かつ、刃先部と胴体部との境界を含む断面(図16のX-X線における断面)におけるドリル610の形状(一組の平行線と、一組の弧で囲まれる形状)を底面とする柱形状とすることができる。該柱形状は、円柱の側面が、底面に垂直な方向に、一組の平行な面で、切り落とされた形状である。
本実施の形態を実施例によりさらに具体的に説明する。ただし、これらの実施例により本実施の形態が限定されるものではない。
[試料1~試料8]
試料1~試料8のドリルとして、実施の形態1と同様の構成を有し、刃先及び胴体部が多結晶ダイヤモンドからなるドリル(工具サイズ:φ0.5mm、胴体部長さ0.5mm)を作製した。
図22は、ドリル軸Oを法線とし、かつ、刃先部と胴体部との境界を含む断面における試料1~試料8のドリルの断面の形状を示す図である。試料1~試料8のそれぞれのドリルにおける、図22に示されるX及びYの長さを表1の「X(μm)」及び「Y(μm)」欄に示す。更に、X及びYの長さに基づき、r1を半径とする円R1の面積S2に対する、ドリルの断面の面積S1の割合を算出した。得られた値を表1の「S1/S2(%)」欄に示す。
[試料9]
試料9のドリルとして、図19と同様の構成を有し、刃先及び胴体部が多結晶ダイヤモンドからなるドリル(工具サイズ:φ0.5mm、胴体部長さ0.5mm)を作製した。図19のドリルの断面形状は、図21に示される通りであり、対角線の長さ(図21においてr8×2で示される長さ)は500μmである。
[評価]
試料1~試料9のドリルを用いて、以下の切削条件で穴開け加工を行った。加工時の切屑排出性及び加工穴数を評価した。
<切削条件>
被削材材質:シリコン、厚み6.5mm
穴深さ:6mm
主軸回転数:n=30000/min
送り速度:Vf=100mm/min
Step=0.04mm
Wet加工
<評価項目>
(切屑排出性)
A:溝に切屑が詰まらずに排出された。
B:溝に切屑の詰まりが発生した。
結果を表1の「切屑排出性」欄に示す。
(加工可能穴数)
加工穴数10個ごとに、切れ刃の欠けの発生の有無を観察した。切れ刃に欠けが発生するまでの加工穴数を計測した。結果を表1の「加工可能穴数(個)」欄に示す。
Figure 0007331324000001
[考察]
試料3~試料8のドリルは、4本の切れ刃を含み、S2に対するS1の割合(S1/S2)が30%以上60%以下で実施例に該当する。試料3~試料8のドリルは、切屑排出性が良好であり、加工穴数も1000個以上であり長寿命であった。
試料1及び試料2のドリルは、S2に対するS1の割合(S1/S2)が30%未満であり、比較例に該当する。試料1のドリルは、加工開始と同時に切れ刃が欠損し、穴開け加工を行うことができなかった。試料2のドリルは、切屑排出性は良好であったが、加工穴数が100個であり、実施例に比べると短寿命であった。
試料9のドリルは、S2に対するS1の割合(S1/S2)が60%を超え、比較例に該当する。試料9のドリルは、切屑排出性が悪く、加工穴数も10個であり短寿命であった。
以上のように本開示の実施の形態および実施例について説明を行なったが、上述の各実施の形態および実施例の構成を適宜組み合わせたり、様々に変形することも当初から予定している。
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した実施の形態および実施例ではなく請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味、および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,21,31,41,51,61,71,81 刃先部、2,22,32,42,52,62,72,82 胴体部、3,23,33,43,53,63,73,83 本体部、4 接続部、10,210,310,410,510,610,710,810 ドリル、T 頂点、5a,5b,5c,5d,25a,25b,25c,25d,25d,25e,25f,25g,25h,35a,35b,35c,35d,45a,45b,45c,45d,55a,55b,55c,55d,65a,65b,65c,65d 切れ刃

Claims (4)

  1. ダイヤモンドからなる刃先部と、前記刃先部に連続する前記ダイヤモンドからなる胴体部とを備え、ドリル軸を中心として回転するドリルであって、
    前記刃先部はNが4以上の整数であるN本の切れ刃を含み、
    前記N本の切れ刃のそれぞれは、前記ドリル軸上に存在する頂点を含むN角錐の前記頂点につながるN本の稜のそれぞれを含み、
    前記ドリル軸を法線とし、かつ、前記刃先部と前記胴体部との境界を含む断面における前記ドリルの面積をS1とし、前記断面における前記ドリル軸から前記ドリルの外縁までの距離の最大値をrとし、前記rを半径とする円の面積をS2とした場合、前記S2に対する前記S1の割合が30%以上60%以下であり、
    前記胴体部は、前記断面における前記ドリルの形状を底面とする柱形状である、ドリル。
  2. 前記S2に対する前記S1の割合が45%以上55%以下である、請求項1に記載のドリル。
  3. 前記ダイヤモンドは、平均粒径が100nm以下、かつ、純度が99%以上の多結晶ダイヤモンドからなる、請求項1又は請求項2に記載のドリル。
  4. 前記ダイヤモンドは、単結晶ダイヤモンドからなる、請求項1又は請求項2に記載のドリル。
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